JP2013235425A - 表示機能付きicカード - Google Patents
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Abstract
【課題】圧電素子により発電可能であり、かつ、発電時のカードに対する動作によって破損する恐れもない表示機能付きICカードを提供する。
【解決手段】表示機能付きICカード1は、制御部21、ディスプレイ3、スイッチ4、ICチップ23、アンテナ25、発電部31、整流回路33、蓄電部35等を有する。発電部31は、枠状部材39の上下に圧電素子フィルム37a、37bをそれぞれ取り付けたものである。表示機能付きICカード1は、発電部31に対応する部分を上下から押すことにより発電する。一方、カードを曲げた場合では、枠状部材39が剛性により曲げに抵抗し圧電素子フィルム37a、37bが変形することがなく、発電しない。
【選択図】図5
【解決手段】表示機能付きICカード1は、制御部21、ディスプレイ3、スイッチ4、ICチップ23、アンテナ25、発電部31、整流回路33、蓄電部35等を有する。発電部31は、枠状部材39の上下に圧電素子フィルム37a、37bをそれぞれ取り付けたものである。表示機能付きICカード1は、発電部31に対応する部分を上下から押すことにより発電する。一方、カードを曲げた場合では、枠状部材39が剛性により曲げに抵抗し圧電素子フィルム37a、37bが変形することがなく、発電しない。
【選択図】図5
Description
本発明は表示機能を備えたICカードに関し、より詳しくは、圧電素子により発電を行うICカードに関する。
近年、IC(Integrated Circuit)カード本体に表示機能を備えたものが開発されている。このような表示機能付きのICカードのひとつに、接触式、あるいは非接触式の通信により取得した電子マネー残額等のデータをICチップに記憶し、これを表示用CPU等の制御部の制御によりディスプレイに表示するものがある。
従来、このようなICカードでは、リチウム電池等の一次電池により制御部に電力を供給して表示等を行っていた。しかしながら、カードは薄く小型に形成されるため、電池の容量も限られる。従って、電力を多量に消費すると何回も電池を交換する必要が生じ手間がかかる。
この問題を解決するために、カード自身で発電可能なICカードが提案されている。発電手段の一つとして圧電素子によるものがあり、特許文献1や特許文献2には、圧電素子を搭載した表示機能付きICカードが記載されている。これらの表示機能付きICカードは、カードを曲げる等の動作によって圧電素子に力を加え変形させることにより電力を発生させ、これを用いてディスプレイでの表示を行うことができる。
ところで、特許文献1、2の表示機能付きICカードは、発電のためのカードに対する動作をユーザに委ねているので、様々な動作により発電が行われることが想定される。しかしながら、このうち、発電のための動作としてカードを過度に曲げると、カードや圧電素子の破損の恐れがあるという問題がある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、圧電素子により発電可能であり、かつ、発電時のカードに対する動作によって破損する恐れもない表示機能付きICカードを提供することを目的とする。
前述した目的を達するための本発明は、制御部と、前記制御部により表示が行われる表示部と、圧電素子による発電部と、を具備し、前記発電部は、フィルム状の圧電素子の表面に枠状部材を取り付けたものであることを特徴とする表示機能付きICカードである。
本発明の表示機能付きICカードでは、発電部において、圧電素子が枠状部材に取り付けられているので、カードを曲げた際も、枠状部材により曲げに抵抗し、圧電素子が変形せず発電しないようにできる。従って、発電のための動作をカードの曲げ以外のものに構造的に限定でき、過度の曲げによるカードや圧電素子の破損を防止できる。
一方、この表示機能付きICカードは、発電部に対応する位置を押すことにより圧電素子を湾曲させて発電することができる。この場合、カードや圧電素子に過度の曲げが加わることがなく、これらが破損する恐れがない。さらに、枠状部材の厚みによって圧電素子の湾曲時の変位幅が確保されるので、発電効率も高い。
一方、この表示機能付きICカードは、発電部に対応する位置を押すことにより圧電素子を湾曲させて発電することができる。この場合、カードや圧電素子に過度の曲げが加わることがなく、これらが破損する恐れがない。さらに、枠状部材の厚みによって圧電素子の湾曲時の変位幅が確保されるので、発電効率も高い。
前記発電部は、前記枠状部材の上部および下部に前記フィルム状の圧電素子を取り付けたものであることが好ましい。
この表示機能付きICカードは、カードをつまむようにして発電部に対応する位置を上下から押すことにより、枠状部材の上下の圧電素子を同時に湾曲させて発電できる。従って、簡単な動作で高い発電効果を得ることが可能である。また、枠状部材の内側を上下の圧電素子等で容易に外部から密閉でき、カード内部に接着材として充填される樹脂が枠状部材の内側に侵入し、圧電素子の湾曲の妨げとなることがない。
この表示機能付きICカードは、カードをつまむようにして発電部に対応する位置を上下から押すことにより、枠状部材の上下の圧電素子を同時に湾曲させて発電できる。従って、簡単な動作で高い発電効果を得ることが可能である。また、枠状部材の内側を上下の圧電素子等で容易に外部から密閉でき、カード内部に接着材として充填される樹脂が枠状部材の内側に侵入し、圧電素子の湾曲の妨げとなることがない。
また、カード内部において、前記フィルム状の圧電素子の外側に樹脂が設けられていることが好ましい。
これにより圧電素子のフィルムが補強され、適度な強度を与えることができ破損等がより確実に防止できる。また、万が一圧電素子が破損したとしても破片等が飛び散らないので、他の部位の動作に影響を与えることがなく、発電部の交換作業等も容易になる。
これにより圧電素子のフィルムが補強され、適度な強度を与えることができ破損等がより確実に防止できる。また、万が一圧電素子が破損したとしても破片等が飛び散らないので、他の部位の動作に影響を与えることがなく、発電部の交換作業等も容易になる。
本発明により、圧電素子により発電可能であり、かつ、発電時のカードに対する動作によって破損する恐れもない表示機能付きICカードを提供することが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明の表示機能付きICカードの実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
(表示機能付きICカード1の構成)
図1は、第1の実施形態の表示機能付きICカード1の外観図である。この表示機能付きICカード1は、非接触式あるいは接触式の通信を行うことによりICチップに電子マネー残額等のデータを記録し、制御部の制御により当該データを表示するICカードである。
(表示機能付きICカード1の構成)
図1は、第1の実施形態の表示機能付きICカード1の外観図である。この表示機能付きICカード1は、非接触式あるいは接触式の通信を行うことによりICチップに電子マネー残額等のデータを記録し、制御部の制御により当該データを表示するICカードである。
図に示すように、表示機能付きICカード1は、外観上、カード本体2の表面にディスプレイ3、スイッチ4、接触端子9等を有する。
ディスプレイ3は、例えば液晶ディスプレイ、電子ペーパ等であり、数字や文字等のデータを表示する。ディスプレイ3としては、表示機能付きICカード1に合わせた薄さのものを用いることができる。
スイッチ4は、表示機能付きICカード1の制御部を起動させるためのスイッチである。
接触端子9は、接触式の通信を行う際に外部のリーダライタの端子と接触するもので、接触式の通信を行なう際は、接触端子9を介してデータやICチップの駆動用の電力が供給される。
スイッチ4は、表示機能付きICカード1の制御部を起動させるためのスイッチである。
接触端子9は、接触式の通信を行う際に外部のリーダライタの端子と接触するもので、接触式の通信を行なう際は、接触端子9を介してデータやICチップの駆動用の電力が供給される。
図2は、表示機能付きICカード1の内部構成を示すブロック図である。図に示すように、表示機能付きICカード1は、制御部21、ディスプレイ3、スイッチ4、ICチップ23、アンテナ25、発電部31、整流回路33、蓄電部35等を有する。
ICチップ23は、接触式通信、非接触式通信の両方のインタフェースを備えるデュアルインタフェースICチップであり、両インタフェース、およびCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)等を備える。ICチップ23は、外部のリーダライタとの間で通信を行い、ROM等に格納されたプログラムに従って処理を実行する。
Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)等を備える。ICチップ23は、外部のリーダライタとの間で通信を行い、ROM等に格納されたプログラムに従って処理を実行する。
ICチップ23は、非接触式の通信の場合にはアンテナ25を用いてリーダライタとの間で通信を行なう。接触式通信の場合には、接触端子9を介してリーダライタとの間で通信を行う。これにより、電子マネー残額等のデータを取得し、EEPROM等のメモリに記録する。
アンテナ25は、ICチップ23がリーダライタと非接触式の通信を行なうためのものである。ICチップ23の通信時、アンテナ25はリーダライタから生じている磁界により電力を発生し、これによりICチップ23が駆動する。アンテナ25は、カード本体2の内部を周回して設けられ、両端がICチップ23に接続される。
なお、表示機能付きICカード1は非接触式、接触式のいずれかの通信を行なうものであってもよく、ICチップ23はいずれかのインタフェースを備えているものでもよい。非接触式の通信のみを行なう場合、上記の接触端子9は不要である。
制御部21は、ディスプレイ3へのデータの表示を制御するものであり、CPU、ROM、RAM、EEPROM、外部入出力端子等がワンチップ化されたものである。
スイッチ4は、押下されてオンの状態となり、押下が解除されるとオフの状態となるスイッチである。制御部21は、スイッチ4をオンとすると起動し、蓄電部35からの電力供給を受けて、ROM等のメモリに格納されたプログラムを実行する。
これにより、制御部21は、ICチップ23がリーダライタから受信してEEPROM等に保存した電子マネー残額等のデータを取得し、当該データをディスプレイ3に表示する表示処理を行う。ディスプレイ3は、制御部21の制御に従いデータの表示を行なう。
発電部31は圧電素子等を有し、圧電素子が変形すると圧電変換により交流電力を発生するようになっている。発電部31の構成については後述する。
整流回路33は発電部31と接続し、発電部31で発生した交流電力を直流電力に変換する。
蓄電部35は整流回路33による変換後の直流電力を蓄電するものである。蓄電部35としては、内部抵抗が低く、短時間で充放電が行なえる電気二重層キャパシタ等を利用することが好ましい。
整流回路33は発電部31と接続し、発電部31で発生した交流電力を直流電力に変換する。
蓄電部35は整流回路33による変換後の直流電力を蓄電するものである。蓄電部35としては、内部抵抗が低く、短時間で充放電が行なえる電気二重層キャパシタ等を利用することが好ましい。
(発電部31の構成)
図3は、発電部31の構成を示す図である。図3(a)は、発電部31を上から見た図であり、図3(b)は、図3(a)の線A−Aに沿った断面を示す図である。
図3は、発電部31の構成を示す図である。図3(a)は、発電部31を上から見た図であり、図3(b)は、図3(a)の線A−Aに沿った断面を示す図である。
図に示すように、発電部31は、対向配置される2枚の圧電素子フィルム37a、37bと、これらのフィルム間に配置された枠状部材39で構成される。
圧電素子フィルム37a、37bは円形のフィルムであり、例えば、圧電性セラミックやピエゾフィルム等を用いることができる。ピエゾフィルムを利用すれば、薄型で、変形性および加工性に優れるため、カードに内蔵するのに好適である。ピエゾフィルムとは、圧電材料をフィルム状に加工し金属膜で挟み込んだものである。圧電材料としては、ポリフッ化ビニリン、ジルコン酸チタン酸鉛、チタン酸バリウム等が知られている。
枠状部材39は、平面円周状の部材であり、その外周部の上部および下部に、圧電素子フィルム37a、37bの対向する面がそれぞれ取り付けられる。枠状部材39は、カードの曲げに抵抗できる程度の剛性を有するように、素材や厚み等の形状が決定される。
図4は、発電部31付近の表示機能付きICカード1の断面を示す図である。
表示機能付きICカード1では、外装材15a、15bの間に、発電部31や図示しない制御部21など前記した各部位が配置されており、残りの空間に充填された接着材13a、13bにより外装材15a、15b等が接着されている。
接着材13a、13bは例えばエポキシ系またはウレタン系等の樹脂である。本実施形態では、圧電素子フィルム37a、37bの外側にも接着材13aが充填されている。なお、外側とは枠状部材39で囲まれた空洞部の反対側を指す。
図において11は制御部21等が配置される回路基板を示す。本実施形態では、回路基板11の一部に孔もしくは切欠きを設けて、その箇所に発電部31を配置し、圧電素子フィルム37bの下面が回路基板11の下面と略同一の平面となるように取り付けている。これにより、上下の圧電素子フィルム37a、37bがカード表面の押下により容易に変形できるようになっている。
また、発電部31では、枠状部材39の内側の空洞部が2枚の圧電素子フィルム37a、37bで密閉されているので、この空洞部に接着材13a、13bが侵入し圧電素子フィルム37a、37bの変形を妨げることがない。
(圧電素子フィルム37a、37bの変形)
図5は、ユーザのカードに対する動作に応じた発電部31の圧電素子フィルム37a、37bの変形について示す図である。なお、図では説明の簡略化のため発電部31のみを表示している。
図5は、ユーザのカードに対する動作に応じた発電部31の圧電素子フィルム37a、37bの変形について示す図である。なお、図では説明の簡略化のため発電部31のみを表示している。
本実施形態では、図5(a)に示すように、カードを曲げる等の動作を行っても、枠状部材39の剛性により曲げに抵抗でき、発電部31において圧電素子フィルム37a、37bに力が加わり変形することがない。従って、発電部31による発電が行われない。
一方、図5(b)に示すように、カードをつまむようにして発電部31に対応する位置を上下から押す動作を行うと、枠状部材39上部の圧電素子フィルム37aと、枠状部材39下部の圧電素子フィルム37bが、空洞部の方向に湾曲する。これにより発電部31から電力が発生し、この電力が蓄電部35に蓄えられる。
以上説明したように、本実施形態の表示機能付きICカード1は、発電部31において、圧電素子フィルム37a、37bが枠状部材39に取り付けられているので、カードを曲げた際も、枠状部材39の剛性により曲げに抵抗し、圧電素子フィルム37a、37bが変形せず発電しないようにできる。従って、発電のためのユーザの動作をカードの曲げ以外のものに構造的に限定でき、過度の曲げによる表示機能付きICカード1や圧電素子フィルム37a、37b等の破損を防止できる。
一方、この表示機能付きICカード1は、カードをつまむようにして発電部31に対応する位置を上下から押すことにより圧電素子フィルム37a、37bを湾曲させて発電することができる。この場合、表示機能付きICカード1や圧電素子フィルム37a、37bに過度の曲げが加わることがなく、これらが破損する恐れがない。さらに、枠状部材39の厚みによって圧電素子フィルム37a、37bの湾曲時の変位幅が確保されるので、発電効率も高い。
また、発電部31では、上下の圧電素子フィルム37a、37bが同時に湾曲し発電するので、簡単な動作で高い発電効果を得ることが可能である。さらに、枠状部材39の内側の空洞部を上下の圧電素子フィルム37a、37bを用いて外部から容易に密閉できるので、カード内部に接着材13a、13bとして充填される樹脂が空洞部に侵入し、圧電素子フィルム37a、37bの湾曲の妨げとなることがない。
また、本実施形態では、圧電素子フィルム37a、37bの外側に接着材13a、13bとして樹脂が充填されているので、これらの樹脂により圧電素子フィルム37a、37bが補強され、適度な強度が付与されて破損等がより確実に防止できる。また、万が一フィルムが破損した場合にも破片が飛び散らず、他の部位の動作に影響を与えない。加えて発電部31の交換作業等も容易になる。
ただし、発電部の構成はこれに限ることはない。例えば、図6(a)の発電部31aに示すように、枠状部材39の上部にのみ圧電素子フィルム37aを取り付けるようにしてもよい。
この発電部31aも、前記と同様にして発電させることができる。また、1枚の圧電素子フィルム37aを用いるので低コストで製造できる。ただし、2枚の圧電素子フィルム37a、37bを用いる発電部31の場合に比べると発電効果はやや小さい。
また、枠状部材39の内側の空洞部は、下方が閉じていないため、接着材の侵入を防ぐために、必要に応じて、図6(b)に示すように枠状部材39の下方をフィルム等の密閉材17で閉じるなどして、空洞部を密閉することが望ましい。
また、枠状部材39の内側の空洞部は、下方が閉じていないため、接着材の侵入を防ぐために、必要に応じて、図6(b)に示すように枠状部材39の下方をフィルム等の密閉材17で閉じるなどして、空洞部を密閉することが望ましい。
さらに、圧電素子フィルム37a、37bや枠状部材39の形状も上記に限ることはなく、平面が四角形その他の多角形、あるいはそれ以外の形状となっていてもよい。また、適切な剛性を確保できる限りにおいて、枠状部材39が周方向に一部不連続となっていてもよい。
さらに、本実施形態では発電部31により発生した電力を蓄電し、表示制御用の電源として用いているが、これに限ることはない。例えば、発電部31をスイッチとして用いるような構成も考えられる。この場合、例えば発電部31で電力が発生すれば制御部21が起動し、別途設けた図示しない電源から電力供給を受けて駆動し表示処理を行うようにすればよい。
このように、発電部は図3等で説明したものに限らず、様々なものが考えられる。加えて、表示機能付きICカードも、電子マネー用のカードに限ることはない。例えば、表示機能付きICカードの別の例として、ワンタイムパスワードを生成し、これを表示するワンタイムパスワード生成器などもある。以下、ワンタイムパスワード生成器としての表示機能付きICカードの例を第2の実施形態として説明する。
[第2の実施形態]
図7は、ワンタイムパスワード生成器の場合の表示機能付きICカード1aを示す図である。図7(a)は表示機能付きICカード1aの外観図であり、図7(b)は表示機能付きICカード1aの内部構成を示すブロック図である。
図7は、ワンタイムパスワード生成器の場合の表示機能付きICカード1aを示す図である。図7(a)は表示機能付きICカード1aの外観図であり、図7(b)は表示機能付きICカード1aの内部構成を示すブロック図である。
図に示すように、表示機能付きICカード1aは、外観上、第1の実施形態の表示機能付きICカード1から接触端子9が省略されたものであり、内部構成においては、ICチップ23とアンテナ25が省略される。発電部31を含め、その他の点は第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
ワンタイムパスワード生成器では、制御部21が、スイッチ4の押下により起動し、蓄電部35から電力供給を受けて、ROM等のメモリに格納されたプログラムをCPUにより実行し、ワンタイムパスワードの生成と、ディスプレイ3への表示を行うようになっている。
ワンタイムパスワードは、例えばネットバンキング等に用いられる1回限りのパスワードであり、これを入力して本人認証用に用いることができる。ワンタイムパスワードは、生成されたパスワードをその場限りで使用するものであり、高度のセキュリティーを保つことが容易である。
ワンタイムパスワードは、例えばネットバンキング等に用いられる1回限りのパスワードであり、これを入力して本人認証用に用いることができる。ワンタイムパスワードは、生成されたパスワードをその場限りで使用するものであり、高度のセキュリティーを保つことが容易である。
第2の実施形態でも、前記と同様の発電部31等を用いることで、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a………表示機能付きICカード
2………カード本体
3………ディスプレイ
4………スイッチ
31、31a………発電部
33………整流回路
35………蓄電部
37a、37b………圧電素子フィルム
39………枠状部材
2………カード本体
3………ディスプレイ
4………スイッチ
31、31a………発電部
33………整流回路
35………蓄電部
37a、37b………圧電素子フィルム
39………枠状部材
Claims (3)
- 制御部と、
前記制御部により表示が行われる表示部と、
圧電素子による発電部と、
を具備し、
前記発電部は、フィルム状の圧電素子の表面に枠状部材を取り付けたものであることを特徴とする表示機能付きICカード。 - 前記発電部は、前記枠状部材の上部および下部に前記フィルム状の圧電素子を取り付けたものであることを特徴とする請求項1に記載の表示機能付きICカード。
- カード内部において、前記フィルム状の圧電素子の外側に樹脂が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示機能付きICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012107447A JP2013235425A (ja) | 2012-05-09 | 2012-05-09 | 表示機能付きicカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=49761503
Family Applications (1)
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JP2012107447A Pending JP2013235425A (ja) | 2012-05-09 | 2012-05-09 | 表示機能付きicカード |
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JP (1) | JP2013235425A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102674826B1 (ko) * | 2021-08-26 | 2024-06-13 | 상명대학교 천안산학협력단 | 잔액 알림 기능이 구비된 교통 카드 |
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-
2012
- 2012-05-09 JP JP2012107447A patent/JP2013235425A/ja active Pending
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