JP2013233280A - ユニット組立体 - Google Patents

ユニット組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2013233280A
JP2013233280A JP2012107436A JP2012107436A JP2013233280A JP 2013233280 A JP2013233280 A JP 2013233280A JP 2012107436 A JP2012107436 A JP 2012107436A JP 2012107436 A JP2012107436 A JP 2012107436A JP 2013233280 A JP2013233280 A JP 2013233280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
arm
unit assembly
assembly according
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012107436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5600334B2 (ja
Inventor
Konosuke Hirono
耕之助 廣野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2012107436A priority Critical patent/JP5600334B2/ja
Publication of JP2013233280A publication Critical patent/JP2013233280A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5600334B2 publication Critical patent/JP5600334B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】 分解することなくさまざまな形状に変形できるユニット組立体を提供すること。
【解決手段】 少なくとも2組の構造体ユニット(3,5)が連結されてなるユニット組立体(1)であって、各構造体ユニット(3)の少なくとも一部分が一端部において第1の回動面に沿って回動できる構造とされており、且つ前記構造体ユニット(3)の他端部に連結される他の構造体ユニット(5)の少なくとも一部分が第2の回動面に沿って回動できる構造とされており、前記第1の回動面と第2の回動面とは相互に90°捩れた関係となっていること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユニット組立体に係り、特に、形状を柔軟に変更することができるユニット組立体に関する。
従来から、例えば、おもちゃ、家具、テント用フレームとして、複数のユニット構造体を組み合わせて、平面的あるいは立体的な構造体を形成できるユニット組立体が市販されている。
しかしながら、従来のユニット組立体は、組立後の最終的な形状をある程度想定して設計されているものであるため、一旦、所定の部材の組合せで組み立てた後では、形状を柔軟に変化させることは不可能であるか、あるいは相当に困難である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、複数のユニット構造体間の回動を許容することで、形状を柔軟に変更することができるユニット組立体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、少なくとも2組の構造体ユニットが連結されてなるユニット組立体であって、各構造体ユニットの少なくとも一部分が一端部において第1の回動面に沿って回動できる構造とされており、且つ前記構造体ユニットの他端部に連結される他の構造体ユニットの少なくとも一部分が第2の回動面に沿って回動できる構造とされており、前記第1の回動面と第2の回動面とは相互に90°捩れた関係となっている、という構成を採っている。このような構成を持つ構造体ユニットを多数連結してゆくと、各構造体ユニット間で多数の回動が生じ、容易に形状を変化させることが可能となる。特に、20組の構造体ユニットを直方体状に連結することで、直方体形状から薄く折り畳んだ形状、更には表側と裏側を折り返すような変形を実現することもかのうである。
上記構成により、ユニット構造体の少なくとも一部を回動させることにより、柔軟に形状を変化させることが可能なユニット組立体を提供することができる。このため、このようなユニット組立体を用いることで、従来に無い玩具や、斬新で且つ変化のある外観を持つ家具を製作でき、あるいは収納性に優れたテント用フレームなどを実現することができる。なお、本発明は、上記した応用例に限定されることなく、さまざまな用途に使用することが可能である。
本発明の一実施形態に係るユニット組立体を示し、特に直方体形状にされた状態を示す図である。 図1に開示したユニット組立体を左右方向に折り畳んだ状態を示す図である。 図1に開示したユニット組立体を上下方向に折り畳んだ状態を示す図である。 図3に開示したユニット組立体を斜め方向に折り畳んだ状態を示す図である。 図1に開示したユニット組立体を、一部の構造体ユニットが内部に収納されるように折り畳んだ状態を示す図である。 図1に開示したユニット組立体を多面体形状に展開した状態を示す図である。 図1に開示したユニット組立体に対して更に多くの構造体ユニットを連結して立体形状を形成した状態を示す図である。 図7に開示したユニット組立体を折り畳んだ状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るユニット組立体を示す図である。 図9に開示したユニット組立体の一部を分解した状態を示す図である。 図9に開示したユニット本体と回動アームとを分解した図である。 図9に開示したユニット組立体において、更に多数の構造体ユニットを連結した状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るユニット組立体を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るユニット組立体を示す図である。 図14に開示したユニット組立体の構造体ユニットの変形例を示す図であり、図15(A)は側面方向から見た図であり、図15(B)は長手方向中心軸線に関して僅かに回転させた状態を示す図である。 図15に開示した構造体ユニットを用いた直方体形状のユニット組立体を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係るユニット組立体を示す図である。 図17に開示したユニット組立体を四角形状に折り畳んだ状態を示す図である。 図18に開示したユニット組立体をコの字状に折り畳んだ状態を示す図である。 図19に開示したユニット組立体をL字状に折り畳んだ状態を示す図である。 図20に開示したユニット組立体を棒状に折り畳んだ状態を示す図である。 図13に開示したユニット組立体を球に近い形状にした状態を示す図である。
次に、図面を参照しながら本願発明の一実施形態について説明する。
まず、図1は、本発明に係る構造体ユニットを用いて略直方体の形状を形成したユニット組立体である。図面中の最下部の手前に表示されている2組の構造体ユニット3,5について、請求項の記載に基づいて構成要素を説明すると、以下のとおりである。すなわち、一方の構造体ユニット3は、相互の略平衡で水平方向に向けられた2つの円盤状のユニット本体3aと、これら各ユニット本体3aに上下方向から回動可能に挟まれているアーム部材3bからなる。本実施形態のアーム部材3bは中空のパイプ状の構造を有しており、各ユニット本体3aに接する部位において、回動機構7を介して連結されている。このため、アーム部材3bはユニット本体3aの表面に沿った回動面(第1の回動面(本実施形態では、略水平方向面))で回動することとなる。尚、本実施形態の回動機構7はハトメ金具を使用しているが、ユニット本体3aの表面に沿って回動させることができるものであればその構造は特に限定されるものではない。例えば、2つのユニット本体3a,5aおよびアーム部材3b,5bを貫通する棒状の回動軸を設けるようにしてもよい。
他方の構造体ユニット5は、上記した一方の構造体ユニット3と構造は同一である。すなわち、2つのユニット本体5aと、アーム部材5bから構成されている。ただし、他方の構造体ユニット5の2つのユニット本体5aは垂直方向に向けられて、アーム部材3bを水平方向の両側から挟むこととなる。そして、ユニット本体5aはアーム部材3aの他端部に回動可能に連結されている。このため、一方の構造体ユニット3のアーム部材3bが第1の回動面である水平面に沿って回動するのに対し、他方の構造体ユニット5のユニット本体5aは、アーム部材3bに対して第2の回動面(本実施形態では略鉛直方向面)に沿って回動しうることとなる。それと同時に、他方の構造体ユニット5のアーム部材5bも、ユニット本体5bの面に沿った第2の回動面で回動しうることとなる。すなわち、相互に隣接する構造体ユニット3,5とは、回動面が相互に90°捩れた状態となっている。
上記説明では、2つのユニット本体3aと1つのアーム部材3bとの組合せを構造体ユニットと説明しているが、図1に開示しているユニット組立体1は、20組の構造体ユニット3,5を連結して直方体形状としたものである。但し、構造体ユニット3又は5は、使用される部位によって、連結されるアーム部材3b又は5bの数が2本あるいは3本となっている。尚、構造体ユニット3,5の材質は種々考えられるが、例えば塩化ビニル、一般的なプラスチック、紙、金属、硬質ゴムなども利用できる。また、ユニット本体とアーム部材とで異なる材質を用いるようにしてもよい。
図2は、図1に開示したユニット組立体1を、水平方向の回動面を有する構造体ユニット3に連結された2本のアーム部材3bが相互に近接するように折り畳んだ状態を示す図である。図1に示すユニット組立体1は、変形前は上から見た形状が略正方形であるが、図2に示す状態では、直方体を形成していた底辺部分が相互に近接している。このように折り畳むためには、各回動機構7の相互間距離とアーム部材3b又は5bの太さ又は幅の関係が重要である。すなわち、当該実施形態では、回動機構7であるハトメ金具の相互間距離は、アーム部材3b又は5bの太さよりも大きくなっている。これにより、折り畳まれた場合に隣接するハトメ金具に連結されているアーム部材3b,5b同士が略平行になるまで近接することが可能となり、ユニット組立体1を小さく折り畳むことが可能となる。
図3は、図1における底面部分と上面部分に相当する構造体ユニット3,5が相互に近接するように折り畳んだ状態を示す図であり、実際には折り畳んだ後に角度量として90°分引き起こした状態を示している。このような畳み方をすることで、直方体を薄い正方形に変形させることが可能となる。この場合、折り畳まれたときの厚さは、アーム部材3b又は5bの太さの略3倍程度となり、非常にコンパクトに折り畳まれる。
図4は、図3に開示されている状態のユニット組立体1を、菱形になるように潰した状態を示す図である。このように潰すことで、潰したときの厚さはアーム部材3b又は5bの太さの略2倍程度となる。
図5は、3本のアーム部材3b又は5bが連結されているユニット本体3a又は5aが正方形の角部に位置するように折り畳んだユニット組立体1である。この折り畳み方の場合には、正方形の内部にも構造体ユニット3,5の一部が収納されるため、図3の場合と比較して、全体としてよりコンパクトに折り畳まれる。具体的には、正方形の大きさは1辺がアーム部材3b,5bの2本分の長さであるので、図3の場合と同じであるが、厚さはアーム部材3b,5bの太さの2倍程度となるので、3倍程度の図3の場合よりもコンパクトになる。
図6は、図1に開示したユニット組立体を、球に近い形状に変形させた状態を示す図である。具体的には、1つのユニット本体3a又は5aから延びる各アーム部材3b又は5bのなす角が、それぞれ約120°になるような向きに設定したものである。
以上のように、本実施形態のユニット組立体1では、ユニット本体3a,5aに対してアーム部材3b、5bの回動角を種々変更することで、直方体形状から球に近い形状を含む様々な形状に変形させることが可能となる。このため、当該実施形態を玩具に応用するような場合には、遊びを通して様々な形状を実現できると共に、遊んだ後の収納の際には単純に折り畳むだけでコンパクトになるため、収納スペースが小さくて済む。また、流通過程においても必要とするスペースが小さくて済むため、流通コストを低減することが可能となる。また、外力に対して多数のユニット本体と回動アームが相対回動するため、外力を適切に分散させまた吸収することができる。
図7は、図1に開示したユニット組立体1に、更に多数の構造体ユニット3,5を連結した場合のユニット組立体21である。本願発明では、同じ構造の構造体ユニット3,5を多数連結して組み立てたユニット組立体21であるため、必要に応じて任意の数の構造体ユニット3,5を追加することができる。例えば、直方体形状を形成するためには、上記したように20組の構造体ユニット(20組のユニット本体3a,5aと24本のアーム部材3b,5bが必要であるが、これに隣接する形で更にもう一つの直方体を形成する場合には、更に12組の構造体ユニット3,5を追加すればよい。このため、図1に開示した直方体形状のユニット組立体1が複数連結されたような、より大きな直方体を形成することも可能である。
図8は、図7に開示したユニット組立体21を一定方向に折り畳んだ状態を示す図である。この図に示すように、多数の構造体ユニット3,5からなるユニット組立体21であっても、非常にコンパクトに折り畳まれることとなり、収納が容易となる。
次に、図9および図10は、本発明の第2の実施形態に係るユニット組立体31を示す図であり、図9は、2つの構造体ユニット33、35を組み立てた図である。図11は図9及び図10に開示されているユニット組立体31を構成する構造体ユニット33,35である。図11に示すように、構造体ユニット33(35)は、2つのリング状のユニット本体33a(35a)と、3組の回動アーム33b(35b)と、隣接する各回動アーム33b(35b)間に設けられる捩りバネ36とを備えている。
ユニット本体33a(35a)は、概してリング状の形状を有しており、その円周方向に沿ってそれぞれ120°の角度位置に貫通穴37が形成されている。本実施形態では、外周リングから中心方向に突出する突起部に貫通穴37が形成され、貫通穴37の方向は向かい合う他方のユニット本体33a(35a)の方向である。当該実施形態のユニット本体33a(35a)は金属で形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、プラスチック製、木製、硬質ゴム製のユニット本体であってもよい。尚、他方のユニット本体33a(35a)の構造は、上記したものと同一である。
回動アーム33b(35b)は、第1回動アーム33b1と第2回動アーム33b2とから構成される。第1回動アーム33b1と第2回動アーム33b2とは、基本的に同一の構造を有しており、組み立てられた場合に後述する延長アーム39を間に狭持するようになっている。但し、回動アーム33b(35b)は2つの部材から構成されるものに限定されるものではなく、1つの部材からなるものであってよい。そして、ユニット本体33a(35a)の貫通穴37に対応する位置には、回動アーム貫通穴38が形成されている。
また、隣接する回動アーム33b(35b)間には、所定の捩りバネ36が設けられている。この捩りバネ36の両端は直線状に形成されており、この直線状部分が各回動アーム33b(35b)に形成されたバネ用穴に挿入されるようになっている。尚、本実施形態では、下側の第2回動アーム3333b2に捩りバネ36が設置されているが、第1回動アーム33b1に設置したり、あるいは第1及び第2回動アーム33b1,33b2の両方に設置するようにしてもよい。また、捩りバネ36はユニット本体33a(35a)に対しては固定されていない。これは、回動アーム33b(35b)がユニット本体33a(35a)に対して回動した場合に、捩りバネ36が固定されていると回動アーム33b(35b)の円滑な回動を妨げる可能性があるからである。このため、回動アーム33b(35b)の回動に応じて、相互に隣接する回動アーム33b(35b)の一方側に移動したり、逆に他方側に移動したりすることとなる。なお、捩じりバネではなくても、板バネや樹脂バネなどの反力を生むものであれば、本願発明に適用することは可能である。
本実施形態の捩りバネ36は、図11に示すように、相互に隣接するすべての回動アーム33b(35b)間に合計3つ設置されている。そして、各捩りバネ36のバネ定数(弾性係数)は同じに設定されている。
以上のような各構成要素は、以下のように組み立てられる。すなわち、各回動アーム33b(35b)に捩りバネ36の両端部を挿入する。そして、相互に120°のなす角を形成するように配置する。次に、各回動アーム33b(35b)の回動アーム貫通穴38とユニット本体33a(35a)の貫通穴37とが整合するような状態で、2つのユニット本体33a(35a)によって第1及び第2の回動アーム33b1,33b2を挟む。そして、一方のユニット本体33a(35a)の貫通穴37にボルトを通して回動アーム貫通穴38を通過させて他方のユニット本体33a(35a)の貫通穴37まで到達させる。そして、ボルトの先端にナットをねじ込む。尚、各ユニット本体33a,35a間の距離は、ナットを締めつけた場合でも回動アーム33b(35b)が自由に回動できるように、所定の値以下にはならないように工夫されている。
以上のように構成された構造体ユニット33(35)では、回動アーム33b(35b)に何ら外力が加わっていない場合には、各回動アーム33b(35b)はユニット本体33a(35a)の中心から見て半径方向の外方に向かって、相互になす角が120°になるような角度位置となる。但し、捩りバネ36のバネ定数が相互に異なるように設定することで、外力が加わっていない場合の回動アーム33b(35b)の角度位置を必要に応じて変化させることは可能である。
当該実施形態に係る構造体ユニット33(35)では、図10に示すように、隣接する構造体ユニットと連結する場合に、延長アーム39を用いる。この延長アーム39は、2つの回動アーム33b(35b)の先端部で狭持されることで固定されるものであり、本実施形態の延長アーム39は、四角形のパイプ状の構造を有している。このため、各回動アーム33b(35b)の先端部には、コの字状の凹部39bが形成されており、このコの字状の凹部39bによって両側から延長アーム39が狭持される。但し、回動アーム33b(35b)と延長アーム39との結合構造はこれに限定されるものではなく、さまざまな構造が採用可能である。例えば、回動アーム33b(35b)と延長アーム39とをネジで固定するような構造であってもよい。こうすることで、ユニット本体33a(35a)と回動アーム33b(35b)とを固定するボルトを緩めることなく、単独で延長アーム39の取り付けおよび取り外しが可能となる。また、延長アーム39を用いる場合には、種々の長さの延長アームに交換することが可能となり、組み立てられるユニット組立体の大きさを自由に変更することが可能である。また、延長アーム39の長さを個別に変えることで、ユニット組立体に対して種々の形状変化を与えることが可能となる。また、それぞれのアームの長さを相互に変えることで、ユニット全体の動きに変化を与えることも可能である。
図12は、図9〜図11に示す構造体ユニット33,35を複数個連結してなるユニット組立体である。各構造体ユニット33,35の回動アーム33b,35bは、隣接する回動アーム同士が120°のなす角を形成するように位置している。このため、基本的には図6で開示した形状と同様の形状となっている。但し、図12では、図6との比較では、一部の構造体ユニット33,35のみ表示している。当該構造体ユニットで球のような形状を形成した場合には、ゴムボールのように反発特性が生じる。すなわち、すべてのアーム部材33b(35b)に同じバネ定数の捩りバネを設置することで、ユニット組立体は球のような形状となり、床に落とした場合に一旦変形しても、捩りバネの弾性力によって元の形状に戻ろうとするために、ゴムボールのように弾むことになる。
図13は、第3の実施形態であって、図12に開示した構造体ユニット33,35と構造がほぼ等しい構造体ユニット43,45を20組用いて、直方体形状を形成できるようにしたユニット組立体41の例である。但し、図においてはユニット組立体41を折り畳んだ状態が示されている。この状態は、上記した図3に対応する折り畳み状態である。尚、当該実施形態のアーム部材43b,45bは、回動アームと延長アームに分かれているものではなく、1つの部材となっている。具体的には、アーム部材43b,45bは金属パイプからなり、一端部を平面状に潰すと共に他端部も平面状に潰されている。しかしながら、平面状に潰す方向は相互に90°捩れた方向となっている。そして、アーム部材43b,45bの両端部に貫通穴(図示略)が開けられ、ユニット本体43a,45aに対して回動可能となっている。また、各アーム部材43b,45bには捩りバネが設置されており、外力が加わっていない場合いは、ユニット本体43a,45aに対して所定の方向を向くようになっている。但し、図13においては折り畳まれた状態であるため、隣接する各アーム部材がなす角は必ずしも120°とはなっていない。
図22は、図13に開示したユニット組立体41を球状にしたものを示す写真である。ここで、ユニット本体43aには、2本のアーム部材43b,45bが連結されている。図22(B)は、ユニット本体43aとアーム部材43b、45bの拡大写真である。また、図22(C)は、ユニット本体43a内に設置されている捩じりバネを示す写真である。これらの図に示すように、2本のアーム部材43b,45bに挟まれた捩じりバネXは、略直線に近い形状となっており、一方で、アーム部材43b,45bに挟まれていない2つの捩じりバネYは、略直角に近い形状となっている。このため、これらの捩じりバネX,Yがユニット本体43a内に設置されて、何らの外力も加わっていない場合には、2本のアーム部材43b、45bが略直線状となる。換言すると、2本のアーム部材43b、45b間の角度は、180°に近い角度になるはずである。
しかしながら、実際にはアーム部材43b、45bには、隣接するユニット本体から外力が加わるため、120°より大きく180°よりも小さい角度で釣り合うことになる。したがって、捩じりバネXは、本来の形状よりも角度が小さく捩じられるため、その反射的作用として、2本のアーム部材43b、45b間の角度を広げようとする弾性力を発揮する。一方、捩じりバネYは、初期形状が略直角となっており、アーム部材43b、45bに対しては、弾性力をほとんど及ぼさないか、或いは3本目のアーム部材が係合されていると仮想した場合には、アーム部材間の角度を狭める方向に弾勢力を付与することとなる。なお、3本のアーム部材が係合されているユニット本体の場合には、全て同じ捩じりバネ(バネ定数が3つとも同じ)を設置するようにしている。
以上のように、本のアーム部材しか係合されていないユニット本体と、3本のアーム部材が係合されているユニット本体では、捩じりバネの組み合わせを変化させている。これは、それぞれのユニット本体に加わる外力が相互に異なるために、それの均衡を図るためである。こうすることで、例えば、より球に近い形状に維持することが可能となる。
図14は、第4の実施形態であって、基本的な構造は図13のユニット組立体41と類似している。しかしながら、当該実施形態では、アーム部材53b、55bとして板状部材を用い、両端部が相互に90°捩れた状態になるように成形されている。特に、長手方向の全体に渡ってほぼ均等に捩れている。そして、両端部には貫通穴(図示略)が形成されており、ユニット本体53a,55aに対してネジで取り付けられている。このネジは、アーム部材53b、55bがユニット本体53a、55aに対して回動できる程度の締結力となっているため、ユニット組立体51に外力を加えることで、さまざまな形状に変化するこができる。特に、ネジの締結力を調整することで、外力の大きさに対する変形割合を変化させることも可能であり、場合によってはネジによって強力な締結力を付与し、全く変形しない形状にすることも可能である。
図15は、図14に開示したアーム部材53b,55bに類似するアーム部材53bb,55bbを模式的に示した図である。このアーム部材56も板状の部材から形成されており、両端部に貫通穴58が形成されている。図14のアーム部材53b,55bと異なる点は、アーム部材53bb,55bbの長手方向の略中央部付近で90°捩れている点のみである。
図16は、図15に開示されたアーム部材53bb,55bbを構造体ユニットとして用いて、これを24本連結して直方体を形成した図である。各構造体ユニット53bb,55bb同士は回動軸によって連結されており、回動軸には回動に対して所定の抵抗力が付与されているため、外力が加えられていない状態では、一定の形状を保持することが可能である。また、本実施形態では、各構造体ユニット53bb,55bbは一軸の回動軸で連結されている。このため、一方の構造体ユニット53bbに対して、他方の構造体ユニット55bbが回動軸を中心として1回転することも可能である。このような構造を持ったユニット組立体では、直方体を裏返すような変形も可能となる。
上記構造体ユニット53bb,55bbは金属で構成されており、回動軸に大きな抵抗力を付与することで、大きな外力に対しても変形しにくいユニット組立体を形成することが可能である。具体的には、家具などの用途に適用することが可能である。その際、回動軸の抵抗力だけで形状を維持するのではなく、構造体ユニット53bb,55bb間に布地などを固定することで、この布地の強度によってユニット組立体の形状を維持させるようにしてもよい。具体例でいえば、キャンバス地を用いた椅子などへの応用である。
図17〜図21は、第5の実施形態であって、図14〜図16に開示された構造体ユニットよりも長い構造体ユニット63,65を用いて、ユニット組立体61としてテント用のフレームを形成した例を示す図である。図17は、各構造体ユニット63,65のなす角が略120°となるような状態を示す図であり、図6や図14に対応する形状である。図18は、図17の状態から上下方向に折り畳んだ状態のユニット組立体61を示す図である。この図に示すように、ユニット組立体61は、高さがほぼゼロとなるような状態に折り畳むことができる。このとき、ユニット組立体61の平面形状は略正方形となっている。
次に、図19は、図18の状態から半分に折り畳んで平面形状が略コの字状となった状態を示している。更に、図20は、コの字状に折り畳まれたユニット組立体61を半分に折り畳んで略L字状になった状態を示す図である。そして最後に、L字状になったユニット組立体61を半分に折り畳むことで、図21に示すように略棒状にすることが可能である。
このように、90°捩れた構造体ユニット63,65を用いることで、大きな立体空間を形成できるユニット組立体61を形成できると同時に、構造体ユニット63,65同士を取り外すことなく単に折り畳んでゆくことで、非常にコンパクトにすることが可能となる。
上述のような構成を背景として、本願発明は様々な用途に応用することが可能である。椅子への応用については、既に簡単に説明したが、ここで、より具体的に説明する。以下の説明では、20個の構造体ユニットを用いた構造体ユニットを基本形態と考えている。そして、例えば、1)「平面に畳まれた状態」←→「立体に開かれた状態」の可変形状の特徴を用いることによる折りたたみ椅子への応用、2)構造体ユニットのユニット本体にバネを組み込んで反力をもたせることで、クッション性を持たせること、3)構造体ユニットを連ね座面と背もたれの形状を作り、各部位で異なるバネ特性の複数のバネを組込むことで、3次元的に自由に動く柔らかい椅子を実現できる。
上述した1)「立体に開かれた状態」で保持する為には、構造体ユニットに固定構造を設ける必要がある。最低でも線対称で2箇所の構造体ユニットに固定構造の仕組みを設ける。固定構造としては、例えば、ラチェット機構を用いた場合、座面の高さ調節が可能で、ワンタッチのロックとリリースにより状態を変更可能である。また、各構造体ユニット毎にユニット本体でアーム部材の角度を固定するボタンを設けた場合、状態変更には手間がかかるが、自由な形状で固定が可能である。更には、テンションによる固定構造を用いることも考えられる。ただし、ユニット組立体の20個の構造体ユニットの全てに固定構造を設けるかどうかは、底面・座面部を平面にするかどうかでも変わる。また、汎用的な考え方として以下のことが考えられる。また、ユニット組立体としての椅子同士を左右に連結してテーブルにすることも可能で、上下に連結可能にすることで階段のような使い方も考えられる。
人が座る際の荷重を分散するよう各ジョイントのバネ設定を行うことも考えられる。これは図22に示したが、構造体ユニット毎に取り付けるバネ定数の関係を変化させるのである。具体的には、ユニット構造体の全体でクッション性を持たせるために、捩じりバネXは外に開く力、捩じりバネYは内に閉じる力で全体の均衡をとるようになっている。ただし、この均衡をとることは一例であって、バネ定数は用途に応じて様々に調整可能である。より多くの構造体ユニットを連ねた場合では、それぞれバネ定数の関係に変化は生まれる。だが、基本的には回動アームが2つのジョイントにおいて、バネ定数が相互に異なる捩じりバネを用いている。また、ユニット構造体を構成する際に、構造体ユニット数を増やし且つ1つの構造体ユニットの大きさを小さく設定することで、各構造体ユニットに加わる荷重を少なくすることもできる。加えて、バネ定数の関係を基本に、各部位での荷重の加わり方を考慮しバネの組み込み方をかえることで、金属材料で構成された椅子でも上下左右に柔らかい質感を与えることが可能である。
次に、コンパクトになるボールへの応用について説明する。構造体ユニットにバネを組み込むことで、空気を使用しない ボールに応用することが可能である。本願発明を適用することで、折り畳みが可能になり、結果として、運搬時の収納が容易になり体積を低減できる。ただし、畳んだ状態で固定しておくロック機構・もしくは固定部材を用いる必要がある。また、同じ形状で様々な跳ね方をするボールを実現することが可能となり、その結果、複数種類のボールの製造に関して製造工程の一元化が実現できる。更に、組み合わせるユニット構造体の数を種々調整することで、地面などで跳ね返る際の接触点の数を調整することが可能で、弾み方を変化させることができる。
具体的には、弾ませたい力に合わせたバネ定数の関係を設定する。バネ定数の設定に関しては、図22で説明したものと同様の考え方が利用できる。また、材料をプラスチックにすることで、軽量化や組み付けが容易になる。
次に、内部空間を微調整できるテントへの応用について説明する。すなわち、収納・組立が容易で、空間や形状が変形可能なテントである。テントを構成する場合には、最低限20個のユニット本体と、24本のアーム部材と、フライシート・インナーシートが必要である。そして、ユニット本体とアーム部材との間はテントの形状を維持するために、固定構造が必要である。図13や図22の構造体ユニットを用いる場合であれば、構造体ユニットとアーム部材を係合するためのネジ固定部をトルクヒンジにすることで可能となる。また、各アーム部材がユニット本体に対して回動し、テント形状を調整することができる。求められる強度に応じて、ネジ締結構造を持つ構造体ユニット用いることも可能である。テントの生地は、部分的にストレッチ素材を用いることで、居住空間の変化に合わせて伸縮可能にする。更に、本願発明のユニット組立体を適用すれば、アーム部材の長さを変えることでテント自体の大きさ・形を様々に変化させることが可能であり、また、構造体ユニットをより多く繋げて、テント自体を大きくすることも可能である。これらの特性により、従来のテントと比較すると、居住空間の確保に優れ(垂直方向の空間の確保)、構造体ユニットによる展開が可能である。また、実際のキャンプなどの場面において、一人一人が自分用のユニット組立体を持参した場合でも、それらを組み合わせることで、大きなテントを組み上げることができる。また、ユニット組立体同市を連結をしていくことで、好みの大きさのテントにすることも可能である。
以上の他、形状が自由に変化する特性を利用して、認知・動きへの興味を利用した玩具にも応用可能である。
上記したように、本発明は玩具、家具、テント用フレーム、玩具などの用途に利用可能である。その他、容易に変形する特性を生かして、自動車用のバックミラーなどへの応用も可能である。その他、ヘルメットや自動車のエンジンと被駆動機構とを連結するためのカップリングなどへの応用も可能である。加えて、風力発電装置における風を受ける部分や、更にはイヤホン、スピーカーなどにも利用可能である。

Claims (16)

  1. 少なくとも2組の構造体ユニットが連結されてなるユニット組立体であって、
    各構造体ユニットの少なくとも一部分が一端部において第1の回動面に沿って回動できる構造とされており、且つ前記構造体ユニットの他端部に連結される他の構造体ユニットの少なくとも一部分が第2の回動面に沿って回動できる構造とされており、
    前記第1の回動面と第2の回動面とは相互に90°捩れた関係となっていることを特徴とするユニット組立体。
  2. 前記構造体ユニットは、その両端部が相互に90°捩れた板状部材であることを特徴とする請求項1に記載のユニット組立体。
  3. 前記構造体ユニットは、2つのユニット本体と、これら各ユニット本体の間に回動可能に狭持されているアーム部材とからなることを特徴とする請求項1に記載のユニット組立体。
  4. 前記アーム部材は、隣接する2つの構造体ユニットで供用されることを特徴とする請求項3に記載のユニット組立体。
  5. 前記アーム部材は、前記ユニット本体に対して回動する回動アームと、この回動アームに取り付けられて隣接する他の構造体ユニットの回動アームと連結される延長アームとからなる請求項4に記載のユニット組立体。
  6. 前記延長アームは、長さの異なるものに取り換え可能であることを特徴とする請求項5に記載のユニット組立体。
  7. 前記ユニット本体には3つのアーム部材が取り付けられており、各アーム部材の回動中心が正三角形の各頂点に相当する位置に配置されていることを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載のユニット構造体。
  8. 前記アーム部材の各回動中心間の距離は、当該アーム部材の幅もしくは太さよりも離れていることを特徴とする請求項7に記載のユニット構造体。
  9. 隣接する前記各構造体ユニット間の回動には、摩擦力によって抵抗力が付与されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のユニット組立体。
  10. 隣接する前記各構造体ユニット間の回動には、バネ弾性力によって抵抗力が付与されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のユニット組立体。
  11. 前記3つのアーム部材は、前記バネ弾性力によって前記回動面において相互に120°離れた位置を初期位置としていることを特徴とする請求項10に記載のユニット組立体。
  12. 前記バネ弾性力は、3つのアーム部材のうち少なくとも2つの間で異なる大きさを有することを特徴とする請求項11に記載のユニット組立体。
  13. 前記構造体ユニットが20組設けられて直方体を形成することを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載のユニット組立体。
  14. 請求項1〜13の何れか一項に記載のユニット組立体を用いたことを特徴とする玩具。
  15. 請求項1〜13の何れか一項に記載のユニット組立体を用いたことを特徴とするテント用フレーム。
  16. 請求項1〜13の何れか一項に記載のユニット組立体を用いたことを特徴とする家具。
JP2012107436A 2012-05-09 2012-05-09 ユニット組立体 Active JP5600334B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107436A JP5600334B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 ユニット組立体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107436A JP5600334B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 ユニット組立体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013233280A true JP2013233280A (ja) 2013-11-21
JP5600334B2 JP5600334B2 (ja) 2014-10-01

Family

ID=49759897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012107436A Active JP5600334B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 ユニット組立体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5600334B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0315227U (ja) * 1989-06-27 1991-02-15
JPH0378903A (ja) * 1989-08-21 1991-04-04 Kuroi Electric Ind Co 照明スタンド
JP2000346286A (ja) * 1999-06-08 2000-12-15 Tcs:Kk 折曲可能な接続具
JP2001193091A (ja) * 2000-01-06 2001-07-17 Hiroshi Okamura 自在アーム装置
JP2001355627A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Hitachi Constr Mach Co Ltd 軸受装置
JP2006028957A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Atake Kenkyusho:Kk シザーズ構造体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0315227U (ja) * 1989-06-27 1991-02-15
JPH0378903A (ja) * 1989-08-21 1991-04-04 Kuroi Electric Ind Co 照明スタンド
JP2000346286A (ja) * 1999-06-08 2000-12-15 Tcs:Kk 折曲可能な接続具
JP2001193091A (ja) * 2000-01-06 2001-07-17 Hiroshi Okamura 自在アーム装置
JP2001355627A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Hitachi Constr Mach Co Ltd 軸受装置
JP2006028957A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Atake Kenkyusho:Kk シザーズ構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5600334B2 (ja) 2014-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6277571B2 (ja) 折りたたみ式椅子及びその製造方法
US20210068547A1 (en) Toolless Assembly Method for Upholstered Furniture
US20100141005A1 (en) Link chain
US20080261484A1 (en) Armature kit and construction
TWM334587U (en) Cantilever structure of fixing frame
US20150366352A9 (en) Portable chairs and methods thereof
JP5600334B2 (ja) ユニット組立体
US20060082209A1 (en) Folding lounge chair
US20060160446A1 (en) Structural fabrics employing icosahedral elements and uses thereof
JP6112429B2 (ja) オフセットしたピラミッド型のヒンジ式折り畳み椅子
US20240117918A1 (en) Rotating shaft apparatus and electronic device
US9987539B2 (en) Orbiting bob toy having modular bobs with a recessed throughbore sheath and customizable weighting
WO2019088894A1 (en) Seating furniture support arrangement
JP5131600B2 (ja) 折りたたみ椅子
JP4660813B2 (ja) 人形玩具の骨格構造及び当該連結構造を備えた骨格部材並びに当該骨格部材を外皮部材によって被覆した人形玩具
JP4296229B1 (ja) 自立型扇状装飾部材
JP3117479U (ja) 連結装置
CN221307719U (zh) 一种可多角度调节靠背的地板椅
WO2020187290A1 (en) An integrated hinge for furniture
KR102079368B1 (ko) 형상가변형 가구
KR200315585Y1 (ko) 간소화된 절첩구조를 갖는 경량의 지지구조체 및 이를이용한 평상
JP3117407U (ja) 人形
JP2018017360A (ja) 回転ジョイント
JP2022168803A (ja) 折りたたみ椅子
BR102018072398A2 (pt) Disposição construtiva aplicada à poltrona/cama modular

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5600334

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250