JP2013232762A - リモートコントロールシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手のよいリモートコントロールシステムを提供する。
【解決手段】ユーザの操作に基づきスターター信号を送信するスターター送信機30と、同じくユーザの操作に基づきワイヤレス信号を送信する電子キー20と、スターター信号の受信を通じてエンジンを、ワイヤレス信号の受信を通じてドアロック装置44を作動させるスターター装置50及び車載器40を備え、スターター装置50は、電力を消費することによりスターター信号を待機する待機状態と、電力を消費せずスターター信号を受信したい非待機状態とを有し、ワイヤレス信号の受信を通じて待機状態と非待機状態との間を切り替えるリモートコントロールシステム。
【選択図】図1
【解決手段】ユーザの操作に基づきスターター信号を送信するスターター送信機30と、同じくユーザの操作に基づきワイヤレス信号を送信する電子キー20と、スターター信号の受信を通じてエンジンを、ワイヤレス信号の受信を通じてドアロック装置44を作動させるスターター装置50及び車載器40を備え、スターター装置50は、電力を消費することによりスターター信号を待機する待機状態と、電力を消費せずスターター信号を受信したい非待機状態とを有し、ワイヤレス信号の受信を通じて待機状態と非待機状態との間を切り替えるリモートコントロールシステム。
【選択図】図1
Description
本発明は、無線通信を通じて、制御対象の作動を切り替えるリモートコントロールシステムに関するものである。
従来、車両には、リモートコントロールシステムの一例として、ユーザが車両から離れた位置にいてもエンジンを始動させることができるスターターシステムが設けられている。このスターターシステムとしては、特許文献1に示されるものが知られている。特許文献1のスターターシステムは、ユーザの操作を通じて無線信号を送信する通信機と、当該通信機からの無線信号の受信を通じてエンジンを始動させるスターター装置とから構成されている。このスターター装置は、車両のバッテリと接続されている。スターター装置は、バッテリの電力を消費することにより、無線信号の受信及びエンジンの始動を行う。
ところで、スターター装置は、無線信号を待機する間、バッテリの電力を消費する。このため、スターター装置が無線信号の待機を長期間続けるとバッテリあがりを引き起こす。そこで、通信機からの無線信号を待機する待機状態と、当該無線信号を待機しない非待機状態とを切り替えるスターター装置がある。当該装置は、待機状態において予め設定された時間を経過しても無線信号を受信しない場合には、待機状態から非待機状態に自動的に切り替えられる。これにより、無線信号の受信に係るバッテリの電力の消費は少なくなる。一方、スターター装置は、非待機状態では通信機からの無線信号を受信できない。このようなスターター装置には、非待機状態から待機状態に切り替えるスイッチが設けられている。ユーザは、車両に近づき、当該スイッチを直接操作することにより、非待機状態から待機状態に切り替える。このように、スターター装置が非待機状態とされると、ユーザは、通信機を使用してエンジンを遠隔で始動させることができず、また、待機状態に復帰させるためには車両のスイッチを操作する必要があるので使い勝手が悪い。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、使い勝手のよいリモートコントロールシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、ユーザの操作に基づき第1の無線信号を送信する第1の携帯機と、同じくユーザの操作に基づき第2の無線信号を送信する第2の携帯機と、前記第1の無線信号の受信を通じて第1の制御対象を、前記第2の無線信号の受信を通じて第2の制御対象をそれぞれ作動させる通信装置と、を備え、前記通信装置は、電力を消費することにより前記第1の無線信号を待機する第1の状態と、前記第1の状態よりも単位時間当たりの電力の消費量が少なく第1の無線信号の受信を受け付けない第2の状態とを有し、前記第2の無線信号の受信を通じて前記第1の状態から前記第2の状態への切り替えと前記第2の状態から前記第1の状態への切り替えとの少なくとも一方を実行することを要旨とする。
同構成によれば、ユーザは、通信装置から離れていても、第2の携帯機の操作を通じて、第2の無線信号を通信装置に受信させることにより、当該通信装置における第1の状態から第2の状態への切り替えと第2の状態から第1の状態へ切り替えとの少なくとも一方を実行することができる。通信装置を第1の状態から第2の状態へ切り替えると、当該通信装置における電力の消費が抑制される。通信装置を第2の状態から第1の状態へ切り替えると、当該通信装置は、第1の無線信号を受信しやすくなる。このように、ユーザは、通信装置に近づかなくても、当該通信装置の状態を切り替えることができるので、使い勝手がよい。なお、当該通信装置の状態を切り替えに第2の携帯機を使用する理由は、第2の状態とされた通信装置が、第1の無線信号を受け付けず、第2の無線信号を受け付けるからである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリモートコントロールシステムにおいて、前記通信装置は、前記第2の状態から前記第1の状態へ切り替えられたとき予め決められた時間だけ起動するとともに、当該決められた時間内において前記第1の制御対象が作動した場合にはカウント時間がリセットされるタイマを備え、前記タイマのカウント時間が前記決められた時間に達した場合には、前記第2の状態から前記第1の状態へ切り替えることを要旨とする。
同構成によれば、第1の状態とされた時間が長く経つと、通信装置は、第1の状態から第2の状態へ切り替わる。これにより、通信装置における電力の消費が抑制される。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のリモートコントロールシステムにおいて、前記第2の携帯機は、ユーザに操作される複数のボタンを備え、当該ボタンの操作に基づきそのボタンに対応付けられた操作信号を前記第2の無線信号として送信するものであって、前記通信装置は、複数の前記操作信号を受信したとき、その受信パターンが第1の受信パターンであるか否か及び前記第1の受信パターンとは異なる第2の受信パターンであるか否かを判断し、前記第1の受信パターンである場合には、前記第1の状態から前記第2の状態へ、前記第2の受信パターンである場合には、前記第2の状態から前記第1の状態へ切り替えることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のリモートコントロールシステムにおいて、前記第2の携帯機は、ユーザに操作される複数のボタンを備え、当該ボタンの操作に基づきそのボタンに対応付けられた操作信号を前記第2の無線信号として送信するものであって、前記通信装置は、複数の前記操作信号を受信したとき、その受信パターンが第1の受信パターンであるか否か及び前記第1の受信パターンとは異なる第2の受信パターンであるか否かを判断し、前記第1の受信パターンである場合には、前記第1の状態から前記第2の状態へ、前記第2の受信パターンである場合には、前記第2の状態から前記第1の状態へ切り替えることを要旨とする。
同構成によれば、通信装置は、第2の携帯機のボタンの操作を通じて第1の状態から第2の状態への切り替えと、第2の状態から第1の状態への切り替えとの両方を行うことができるので、使い勝手がよい。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のリモートコントロールシステムにおいて、前記通信装置は、前記第1の無線信号を受信する受信回路と、当該受信回路へ供給する電力量を調整する調整部とを備えることを要旨とする。
同構成によれば、調整部が受信回路への電力量を調整するだけで、通信装置の第1の状態と第2の状態とを切り替えることができる。
本発明では、使い勝手のよいリモートコントロールシステムを提供することができる。
以下、本発明にかかるリモートコントロールシステムをスターターシステムに具体化した一実施の形態について図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、スターターシステム1は、車両10のユーザによって所持される電子キー20と、同じくユーザによって所持されるスターター送信機30と、車両10に配設される車載器40と、同じく車両10に配設されるスターター装置50とを備えている。車両10は、電子キー20との間で行われる無線通信が成立したことを条件に、ドア錠の施解錠及び車両10の駆動源であるエンジンの始動を許可する。また、車両10は、スターター送信機30との間で行われる無線通信が成立したことを条件に、前述のエンジンを始動させる。なお、車両10には、車載器40及びスターター装置50の各部に電力を供給するバッテリ60が設けられている。
図1に示すように、スターターシステム1は、車両10のユーザによって所持される電子キー20と、同じくユーザによって所持されるスターター送信機30と、車両10に配設される車載器40と、同じく車両10に配設されるスターター装置50とを備えている。車両10は、電子キー20との間で行われる無線通信が成立したことを条件に、ドア錠の施解錠及び車両10の駆動源であるエンジンの始動を許可する。また、車両10は、スターター送信機30との間で行われる無線通信が成立したことを条件に、前述のエンジンを始動させる。なお、車両10には、車載器40及びスターター装置50の各部に電力を供給するバッテリ60が設けられている。
<車載器>
図1に示すように、車載器40は、各種の車載機器を制御する車載制御部41と、その車載制御部41に電気的に接続されてLF(Low Frequency)帯の無線信号を送信するLF送信部42、並びにUHF(Ultra High Frequency)帯の無線信号を受信するUHF受信部43とを備えている。また、車載器40は、同じく車載制御部41に電気的に接続されたドアロック装置44及びドアハンドルセンサ45を備えている。ドアロック装置44は、ドア錠の施解錠を切り替える。ドアハンドルセンサ45は、ユーザの図示しないドアハンドルへの接触を検出する。さらに、車載器40は、同じく車載制御部41に電気的に接続されたエンジンスイッチ46及びエンジン制御装置47を備えている。エンジンスイッチ46は、例えば車室内に設けられ、ユーザの押し操作を検出する。エンジン制御装置47は、エンジンの始動及び停止の制御を行う。なお、図1における電力の供給経路の図示は省略するが、車載器40の各部は、バッテリ60の電力を消費することにより駆動する。
図1に示すように、車載器40は、各種の車載機器を制御する車載制御部41と、その車載制御部41に電気的に接続されてLF(Low Frequency)帯の無線信号を送信するLF送信部42、並びにUHF(Ultra High Frequency)帯の無線信号を受信するUHF受信部43とを備えている。また、車載器40は、同じく車載制御部41に電気的に接続されたドアロック装置44及びドアハンドルセンサ45を備えている。ドアロック装置44は、ドア錠の施解錠を切り替える。ドアハンドルセンサ45は、ユーザの図示しないドアハンドルへの接触を検出する。さらに、車載器40は、同じく車載制御部41に電気的に接続されたエンジンスイッチ46及びエンジン制御装置47を備えている。エンジンスイッチ46は、例えば車室内に設けられ、ユーザの押し操作を検出する。エンジン制御装置47は、エンジンの始動及び停止の制御を行う。なお、図1における電力の供給経路の図示は省略するが、車載器40の各部は、バッテリ60の電力を消費することにより駆動する。
車載制御部41には、不揮発性のメモリ41aが設けられている。このメモリ41aには車両10に固有のIDコードが記憶されている。車載制御部41は、LF送信部42及びUHF受信部43を通じて電子キー20と無線通信を行う。車載制御部41は、電子キー20との間で行われる無線信号の授受を通じて、交信している電子キー20が自身に対応するものか否かを判断する。当該判断は、電子キー20からの無線通信に含まれるIDコードと、メモリ41aに記憶されたIDコードとの照合により行う。そして、自身に対応するものと判断される場合には、ドアロック装置44の作動を許可又は実行する。詳しくは、車載制御部41は、電子キー20のIDコードを要求する無線信号である要求信号を生成し、これをLF送信部42へ出力する。LF送信部42は、要求信号を変調し、この変調した信号をLF帯の無線信号として送信する。UHF受信部43は、電子キー20から送信されるUHF帯の無線信号を受信すると、この信号をパルス信号に復調し、この復調された信号を出力する。車載制御部41は、受信した無線信号が自身に対応する電子キー20からの応答信号であるかを判断する。車載制御部41は、受信した無線信号が自身に対応する電子キー20からの応答信号であるものと判断した場合には、ドアロック装置44の作動を許可する。この状態で、ドアハンドルセンサ45を通じてドアハンドルへの接触を検出した場合、車載制御部41は、ドアロック装置44作動させる。なお、車載制御部41は、スターター装置50と電気的に接続されている。車載制御部41は、ドアロック装置44を作動させた場合には、その旨示す作動信号をスターター装置50へ送る。また、車載制御部41は、エンジンが停止している状態で、受信した無線信号が自身に対応する電子キー20からの応答信号であるものと判断した場合には、エンジンの始動を許可する。この状態で、エンジンスイッチ46が操作された場合、車載制御部41は、エンジン制御装置47を通じて、エンジンを始動させる。なお、車載制御部41は、エンジンが作動中、且つ、エンジンスイッチ46が操作された場合には、エンジン制御装置47を通じて、エンジンを停止させる。なお、車載制御部41は、エンジン制御装置47を通じてエンジンの始動及び停止させた場合も、前述と同様に、その旨示す作動信号をスターター装置50へ送る。
一方、車載制御部41は、受信した無線信号が、自身に対応する電子キー20からの後述するワイヤレス信号である場合には、当該ワイヤレス信号に含まれる動作内容に応じてドアロック装置44を作動させる。すなわち、車載制御部41は、動作内容がドアロックを示すものであれば、ドアロック装置44を通じてドアロックさせ、動作内容がドアアンロックを示すものであれば、ドアロック装置44を通じてドアアンロックさせる。なお、この場合も前述と同様に、車載制御部41は、ドアロック装置44を作動させた旨示す作動信号をスターター制御部51へ送る。
また、車載制御部41は、動作内容がドアロックを示すワイヤレス信号を3回連続で受信(第1の受信パターン)した場合にはその旨示す第1の連続操作信号を、動作内容がドアアンロックを示すワイヤレス信号を3回連続で受信(第2の受信パターン)した場合にはその旨示す第2の連続操作信号を生成し、生成した信号をスターター装置50へ送る。
<スターター装置>
図1に示すように、スターター装置50は、当該スターター装置50の各部を制御するスターター制御部51と、そのスターター制御部51に電気的に接続されてVHF(Very High Frequency)帯の始動信号を受信するVHF受信部52とを備えている。これら、スターター制御部51及びVHF受信部52は、バッテリ60と接続されており、当該バッテリ60の電力を消費することにより駆動する。なお、スターター制御部51への電力の供給経路の図示は省略する。バッテリ60とVHF受信部52との間には、VHF受信部52への電力の供給の有無を切り替える切替部53が設けられている。切替部53は、スターター制御部51と電気的に接続されており、当該スターター制御部51から入力される供給開始信号と供給停止信号とに基づき、VHF受信部52への電力の供給の有無を切り替える。
図1に示すように、スターター装置50は、当該スターター装置50の各部を制御するスターター制御部51と、そのスターター制御部51に電気的に接続されてVHF(Very High Frequency)帯の始動信号を受信するVHF受信部52とを備えている。これら、スターター制御部51及びVHF受信部52は、バッテリ60と接続されており、当該バッテリ60の電力を消費することにより駆動する。なお、スターター制御部51への電力の供給経路の図示は省略する。バッテリ60とVHF受信部52との間には、VHF受信部52への電力の供給の有無を切り替える切替部53が設けられている。切替部53は、スターター制御部51と電気的に接続されており、当該スターター制御部51から入力される供給開始信号と供給停止信号とに基づき、VHF受信部52への電力の供給の有無を切り替える。
スターター制御部51には、不揮発性のメモリ51aが設けられている。このメモリ51aにはスターター装置50に固有のIDコードが記憶されている。スターター装置50は、VHF受信部52を通じてスターター送信機30と無線通信を行う。スターター制御部51は、スターター送信機30との間で行われる無線信号の授受を通じて、交信しているスターター送信機30が自身に対応するものか否かを判断する。当該判断は、スターター送信機30からの無線通信(後述するスターター信号)に含まれるIDコードと、メモリ51aに記憶されたIDコードとの照合により行う。そして、通信相手のスターター送信機30が自身に対応するものと判断される場合には、スターター制御部51は、車載制御部41へエンジンを始動させる旨示す始動信号を出力する。車載制御部41は、エンジンが停止した状態で始動信号を受信した場合には、エンジン制御装置47を通じて、エンジンを始動させる。
また、スターター制御部51は、所定の時間、例えばカウント値が14日に設定されているタイマ51bを備えている。スターター制御部51は、車載制御部41から第2の連続操作信号を受信すると、タイマ51bを起動させるとともに、切替部53に供給開始信号を送る。切替部53は、供給開始信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を開始する。VHF受信部52は、バッテリ60から電力が供給されることにより、スターター送信機30からのスターター信号を受信できる待機状態(第1の状態)となる。タイマ51bの作動中において、車載制御部41から作動信号が入力される度、スターター制御部51は、タイマ51bをリセットする。スターター制御部51は、タイマ51bがカウントアップすると、切替部53に供給停止信号を送る。切替部53は、供給停止信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を停止する。VHF受信部52は、バッテリ60からの電力の供給が停止されると、スターター送信機30からのスターター信号を受信できない非待機状態(第2の状態)となる。なお、スターター制御部51は、タイマ51bの作動中において、車載制御部41から第1の連続操作信号を受信すると、タイマ51bを停止させるとともに、切替部53に供給停止信号を送る。
<電子キー>
電子キー20は、CPU等からなるコンピュータユニットによって構成された電子キー制御部21を備える。この電子キー制御部21には、LF帯の無線信号を受信するLF受信部22と、UHF帯の無線信号を送信するUHF送信部23とが電気的に接続されている。
電子キー20は、CPU等からなるコンピュータユニットによって構成された電子キー制御部21を備える。この電子キー制御部21には、LF帯の無線信号を受信するLF受信部22と、UHF帯の無線信号を送信するUHF送信部23とが電気的に接続されている。
LF受信部22は、車両10から送信されるLF帯の無線信号である要求信号を受信すると、この要求信号をパルス信号に復調し、この復調された信号を電子キー制御部21へ出力する。
電子キー制御部21は、不揮発性のメモリ21aを備え、同メモリ21aには電子キー20に固有のIDコードが記憶されている。電子キー制御部21は、LF受信部22により復調された要求信号を認識すると、メモリ21aに記憶されたIDコードを含む応答信号をUHF送信部23へ出力する。UHF送信部23は、応答信号を変調し、この変調した信号をUHF帯の無線信号として送信する。
また、電子キー20は、ロックスイッチ24とアンロックスイッチ25とを備える。これらスイッチ24,25は、電子キー制御部21に電気的に接続されている。電子キー制御部21は、ロックスイッチ24又はアンロックスイッチ25が操作されて、その旨示す電気信号が入力されると、メモリ21aに記憶されたIDコードと、車両ドアの施錠又は解錠する旨示す動作内容とを含むワイヤレス信号(第2の無線信号)を生成し、この信号をUHF送信部23へ出力する。UHF送信部23は、ワイヤレス信号を変調するとともに、この変調した信号をUHF帯の無線信号として送信する。
<スターター送信機>
スターター送信機30は、CPU等からなるコンピュータユニットによって構成された送信機制御部31を備える。送信機制御部31は、不揮発性のメモリ31aを備え、同メモリ31aにはスターター送信機30に固有のIDコードが記憶されている。送信機制御部31には、VHF帯の無線信号を送信するVHF送信部33が電気的に接続されている。また、送信機制御部31には、スタータースイッチ34が電気的に接続されている。
スターター送信機30は、CPU等からなるコンピュータユニットによって構成された送信機制御部31を備える。送信機制御部31は、不揮発性のメモリ31aを備え、同メモリ31aにはスターター送信機30に固有のIDコードが記憶されている。送信機制御部31には、VHF帯の無線信号を送信するVHF送信部33が電気的に接続されている。また、送信機制御部31には、スタータースイッチ34が電気的に接続されている。
送信機制御部31は、スタータースイッチ34が操作されて、その旨示す電気信号が入力されると、メモリ31aに記憶されたIDコードと、エンジンを始動させる旨示す動作内容とを含むスターター信号(第1の無線信号)を生成し、この信号をVHF送信部33へ出力する。VHF送信部33は、スターター信号を変調するとともに、この変調した信号をVHF帯の無線信号として送信する。
<スターターシステムの動作>
次に、スターターシステム1の動作について説明する。なお、説明の前提として、スターター制御部51のタイマ51bは停止しているとともに、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給は停止されている、すなわち、VHF受信部52は非待機状態であるものとする。まず、VHF受信部52が非待機状態から待機状態に切り替わるまでについて図2のシーケンスチャートに従って説明する。
次に、スターターシステム1の動作について説明する。なお、説明の前提として、スターター制御部51のタイマ51bは停止しているとともに、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給は停止されている、すなわち、VHF受信部52は非待機状態であるものとする。まず、VHF受信部52が非待機状態から待機状態に切り替わるまでについて図2のシーケンスチャートに従って説明する。
図2に示すように、電子キー制御部21は、ユーザが、アンロックスイッチ25を操作する度に、その旨示すワイヤレス信号を生成し、これを送信する(ステップS1)。ここでは、ユーザが、一定期間内にアンロックスイッチ25のみ3回で操作したものとする。すなわち、電子キー制御部21は、ワイヤレス信号を3回生成し、全て送信する。
車載制御部41は、UHF受信部43を通じて、電子キー20からワイヤレス信号を受信すると、当該受信したワイヤレス信号が、自身に対応するか否かを判断する(ステップS2)。なお、ここでは、ワイヤレス信号を3回受信する。受信した全てのワイヤレス信号が自身に対応するものとすると、車載制御部41は、当該ワイヤレス信号に含まれる動作内容に応じてドアロック装置44を作動させる(ステップS3)。ここでは、動作内容は、ドアのアンロックであるので、車載制御部41は、ドアロック装置44を通じてドア錠をアンロックさせる。また、車載制御部41は、第2の連続操作信号を生成し、これをスターター制御部51へ送る(ステップS4)。
スターター制御部51は、第2の連続操作信号を受信すると、タイマ51bを起動させるとともに、切替部53に供給開始信号を送る(ステップS5)。
切替部53は、供給開始信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を開始する(ステップS6)。これにより、VHF受信部52は、非待機状態からスターター信号を受信できる待機状態に切り替わる。
切替部53は、供給開始信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を開始する(ステップS6)。これにより、VHF受信部52は、非待機状態からスターター信号を受信できる待機状態に切り替わる。
このように、ユーザは、車両10を直接操作しなくても、電子キー20に配設されたアンロックスイッチの操作を通じて、VHF受信部52を非待機状態から待機状態に切り替えることができる。VHF受信部52が待機状態に切り替わると、スターター制御部51は、VHF受信部52を通じてスターター信号を受信することができる。
次に、スターター送信機30を使用して、VHF受信部52が待機状態に切り替わった後、エンジンを始動させるまでについて図3のシーケンスチャートに従って説明する。
図3に示すように、送信機制御部31は、ユーザが、スタータースイッチ34を操作すると、スターター信号を生成し、これを送信する(ステップS11)。
図3に示すように、送信機制御部31は、ユーザが、スタータースイッチ34を操作すると、スターター信号を生成し、これを送信する(ステップS11)。
スターター制御部51は、VHF受信部52を通じて、スターター送信機30からスターター信号を受信すると、当該受信したスターター信号が、自身に対応するか否かを判断する(ステップS12)。ここでは自身に対応するものとすると、スターター制御部51は、始動信号を生成し、これを車載制御部41へ送る(ステップS13)。
車載制御部41は、始動信号を受信すると、エンジン制御装置47を通じて、エンジンを始動させる(ステップS14)。そして、車載制御部41は、作動信号を生成し、これをスターター制御部51へ送る(ステップS15)。
スターター制御部51は、作動信号を受信すると、タイマ51bをリセットさせる(ステップS16)。
このように、VHF受信部52が待機状態とされた状態で、スターター送信機30のスタータースイッチ34を操作することにより、ユーザは、車両10に近づくことなくエンジンを始動させることができる。
このように、VHF受信部52が待機状態とされた状態で、スターター送信機30のスタータースイッチ34を操作することにより、ユーザは、車両10に近づくことなくエンジンを始動させることができる。
次に、電子キー20を使用して、VHF受信部52を待機状態から非待機状態に切り替えるまでについて図4のシーケンスチャートに従って説明する。
図4に示すように、電子キー制御部21は、ユーザが、ロックスイッチ24を操作する度に、その旨示すワイヤレス信号を生成し、これを送信する(ステップS21)。ここでは、ユーザが、ロックスイッチ24を3回連続で操作したものとする。すなわち、ワイヤレス信号を3回生成し、全て送信する。
図4に示すように、電子キー制御部21は、ユーザが、ロックスイッチ24を操作する度に、その旨示すワイヤレス信号を生成し、これを送信する(ステップS21)。ここでは、ユーザが、ロックスイッチ24を3回連続で操作したものとする。すなわち、ワイヤレス信号を3回生成し、全て送信する。
車載制御部41は、UHF受信部43を通じて、電子キー20からワイヤレス信号を受信すると、当該受信したワイヤレス信号が、自身に対応するか否かを判断する(ステップS22)。なお、ここでは、ワイヤレス信号を3回受信する。ここでは受信した全てのワイヤレス信号が自身に対応するものとすると、車載制御部41は、当該ワイヤレス信号に含まれる動作内容に応じてドアロック装置44を作動させる(ステップS23)。ここでは、動作内容は、ドアのロックであるので、車載制御部41は、ドアロック装置44を通じてドア錠をロックさせる。また、車載制御部41は、第1の連続操作信号を生成し、これをスターター制御部51へ送る(ステップS24)。
スターター制御部51は、第1の連続操作信号を受信すると、タイマ51bを停止させるとともに、切替部53に供給停止信号を送る(ステップS25)。
切替部53は、供給停止信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を停止する(ステップS26)。これにより、VHF受信部52は、待機状態からスターター信号を受信できない非待機状態に切り替わる。
切替部53は、供給停止信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を停止する(ステップS26)。これにより、VHF受信部52は、待機状態からスターター信号を受信できない非待機状態に切り替わる。
このように、ユーザは、車両10を直接操作しなくても、電子キー20に配設されたロックスイッチの操作を通じて、VHF受信部52を待機状態から非待機状態に切り替えることができる。VHF受信部52が非待機状態に切り替わると、当該VHF受信部52において電力が消費されない。従って、バッテリ60におけるバッテリあがりを抑制することができる。
なお、車載制御部41は、車両10が使用されない、すなわち、ドアロック装置44、又はエンジン制御装置を作動させない場合、作動信号を生成しない。スターター制御部51が、作動信号を長期間、ここでは14日間受信しない場合、タイマ51bは停止する。タイマ51bが停止すると、上述と同様に、スターター制御部51は、切替部53に供給停止信号を送る。切替部53は、供給停止信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を停止する。これにより、VHF受信部52は、待機状態からスターター信号を受信できない非待機状態に切り替わる。
このように、ユーザが車両10を長期間使用しない場合も、VHF受信部52は、待機状態から非待機状態に切り替わる。これにより、ユーザが、VHF受信部52を待機状態から非待機状態に切り替えることを忘れていても、バッテリ60におけるバッテリあがりを抑制することができる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)車載制御部41は、動作内容がドアのアンロックであるワイヤレス信号を3回連続して受信すると、第2の連続操作信号を生成し、これをスターター制御部51へ送るようにした。スターター制御部51は、タイマ51bが起動していない状態で第2の連続操作信号を受信すると、タイマ51bを起動させるとともに、切替部53に供給開始信号を送るようにした。そして、切替部53は、供給開始信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を開始するようにした。これにより、VHF受信部52は、非待機状態からスターター信号を受信できる待機状態に切り替わる。このように、ユーザは、車両10を直接操作しなくても、電子キー20に配設されたアンロックスイッチ25の操作を通じて、VHF受信部52を非待機状態から待機状態に切り替えることができるので使い勝手がよい。VHF受信部52が待機状態に切り替わると、スターター制御部51は、VHF受信部52を通じてスターター信号を受信することができる。
(1)車載制御部41は、動作内容がドアのアンロックであるワイヤレス信号を3回連続して受信すると、第2の連続操作信号を生成し、これをスターター制御部51へ送るようにした。スターター制御部51は、タイマ51bが起動していない状態で第2の連続操作信号を受信すると、タイマ51bを起動させるとともに、切替部53に供給開始信号を送るようにした。そして、切替部53は、供給開始信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を開始するようにした。これにより、VHF受信部52は、非待機状態からスターター信号を受信できる待機状態に切り替わる。このように、ユーザは、車両10を直接操作しなくても、電子キー20に配設されたアンロックスイッチ25の操作を通じて、VHF受信部52を非待機状態から待機状態に切り替えることができるので使い勝手がよい。VHF受信部52が待機状態に切り替わると、スターター制御部51は、VHF受信部52を通じてスターター信号を受信することができる。
また、車載制御部41は、動作内容がドアのロックであるワイヤレス信号を3回連続して受信すると、第1の連続操作信号を生成し、これをスターター制御部51へ送るようにした。スターター制御部51は、タイマ51bが起動している状態で第1の連続操作信号を受信すると、タイマ51bを停止させるとともに、切替部53に供給停止信号を送るようにした。そして、切替部53は、供給停止信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を停止するようにした。これにより、VHF受信部52は、待機状態から非待機状態に切り替わる。このように、ユーザは、車両10を直接操作しなくても、電子キー20に配設されたロックスイッチ24の操作を通じて、VHF受信部52を待機状態から非待機状態に切り替えることができるので使い勝手がよい。VHF受信部52が非待機状態に切り替わると、スターター制御部51は、スターター信号を受信できない。
(2)タイマ51bの作動時間を14日間に設定した。そして、タイマ51bが停止すると、車載制御部41は、切替部53に供給停止信号を送る。切替部53は、供給停止信号を受信すると、バッテリ60からVHF受信部52への電力の供給を停止する。これにより、VHF受信部52は、待機状態からスターター信号を受信できない非待機状態に切り替わる。このように、ユーザが長期間に亘って車両10を使用しない場合には、VHF受信部52は、自動で非待機状態に切り替わるので、バッテリ60のあがりを抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、タイマ51bを省略してもよい。この場合、スターター制御部51は、車載制御部41から受信する第1及び第2の連続操作信号に基づき、供給開始信号及び供給停止信号を切替部53に送る。このように構成した場合であれ、上記実施形態の(1)の効果を得ることができる。
・上記実施形態において、タイマ51bを省略してもよい。この場合、スターター制御部51は、車載制御部41から受信する第1及び第2の連続操作信号に基づき、供給開始信号及び供給停止信号を切替部53に送る。このように構成した場合であれ、上記実施形態の(1)の効果を得ることができる。
・上記実施形態において、タイマ51bは、スターター制御部51の外部に設けてもよい。例えば、タイマ51bだけ独立して設けてもよいし、車載制御部41に設けてもよい。このように構成した場合であれ、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態において、図1に2点鎖線で示すように、バッテリ60と切替部53との間に、切替部53へのバッテリ60の電力の供給の有無を切り替える外部から操作可能とされたリレー61を配設してもよい。このように構成すれば、ユーザは、リレー61の直接操作を通じて切替部53への電力の供給の有無を切り替えることができる。切替部53の下流側には、VHF受信部52が接続されていることから、ユーザは、リレー61の直接操作を通じてVHF受信部52への電力の供給を停止させることができる。このように、ユーザは、自身によるリレー61の直接操作によってVHF受信部52への電力の供給を停止させる、すなわち、VHF受信部52を非待機状態にすることができるので、VHF受信部52の非待機状態を認識しやすい。
また、本別例では、リレー61は、バッテリ60と切替部53との間に設けたが、バッテリ60とスターター制御部51との間に設けてもよい。このように構成した場合、ユーザは、リレーの直接操作を通じてスターター制御部51への電力の供給の有無を切り替える。当該切り替えを通じて、スターター制御部51への電力の供給を停止すれば、スターター制御部51は電力を消費しないので、バッテリ60のあがりを抑制することができる。また、ユーザは、このとき、スターター制御部51は駆動しない、すなわち、スターター信号を受信することができない状態であることを認識しやすい。
・上記実施形態において、切替部53は、バッテリ60とスターター制御部51との間に設けてもよい。このように構成した場合、車載制御部41が供給開始信号及び供給停止信号を切替部53に送るようにする。このように構成した場合であれ、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態において、車載制御部41とスターター制御部51とが一つの共通の制御部であってもよい。このように構成した場合であれ、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態において、車載制御部41は、動作内容がドアロックを示すワイヤレス信号を3回連続で受信する第1の受信パターンであると第1の連続操作信号を、動作内容がドアアンロックを示すワイヤレス信号を3回連続で受信する第2の受信パターンであると第2の連続操作信号を生成するようにしたが、これは生成の一例である。すなわち、第1及び第2の受信パターンにおいて、受信する連続回数は3回でなくてもよい。また、動作内容がドアロックを示すワイヤレス信号と動作内容がドアアンロックを示すワイヤレス信号との組み合わせで第1及び第2の連続操作信号を生成するようにしてもよい。例えば、受信したワイヤレス信号の動作内容がドアロック、ドアアンロック、ドアロックの順であれば第1の連続操作信号を、ドアアンロック、ドアアンロック、ドアロックの順であれば第2の連続操作信号を生成するようにする。さらに、第1及び第2の連続操作信号を生成する条件を共通にして、第1の連続操作信号と第2の連続操作信号とを交互に生成するようにしてもよい。なお、このように構成した場合あれ、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、車載制御部41が作動信号を生成する条件は、ドアロック装置44又はエンジン制御装置47が作動したことであったが、他の条件を生成条件としてもよい。例えば、ドアハンドルセンサ45がユーザの接触を検出したこと、エンジンスイッチ46が操作されたこと等がある。このように構成した場合あれ、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、切替部53は、VHF受信部52に対しバッテリ60の電力を常時供給しない状態と常時供給する状態との間で切り替えたが、供給状態はこれに限るものではない。例えば、切替部53は、VHF受信部52に対しバッテリ60の電力を常時供給しない状態と所定周期で供給する状態との間で切り替えてもよい。このように構成した場合あれ、バッテリ60のあがりを抑制することができる。
・上記実施形態において、スターター制御部51は、スターター信号を受信すると、車載制御部41及びエンジン制御装置47を介してエンジンを始動させたが、車載制御部41を介さなくてもよい。すなわち、スターター制御部51とエンジン制御装置47とが直接電気的に接続されていてもよい。このように構成した場合であれ、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、スターター制御部51は、スターター信号を受信すると、車載制御部41及びエンジン制御装置47を介してエンジンを始動させたが、始動させるものは、エンジンに限らない。例えば、エアコンの始動、トランクの開閉、グロー時間の設定、ターボタイマの設定、ブザーの設定等がある。
・上記実施形態では、リモートコントロールシステムの一例として、車両10のエンジンをスタートさせるスターターシステム1を説明したが、当該システムに限るものではない。例えば、住宅の空調の設定や、防犯設備の設定を行うシステムに適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のリモートコントロールシステムにおいて、前記通信装置は、外部から直接操作される状態切り替えスイッチを備え、当該状態切り替えスイッチへの操作を通じて、前記第1の状態と前記第2の状態との間で切り替えるリモートコントロールシステム。
(イ)請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のリモートコントロールシステムにおいて、前記通信装置は、外部から直接操作される状態切り替えスイッチを備え、当該状態切り替えスイッチへの操作を通じて、前記第1の状態と前記第2の状態との間で切り替えるリモートコントロールシステム。
同構成によれば、ユーザは、状態切り替えスイッチへの直接操作を通じて、第1の状態と第2の状態との間で切り替えることができるので、操作対象の状態を認識しやすい。
1…スターターシステム(リモートコントロールシステム)、10…車両、20…電子キー(第2の携帯機)、21…電子キー制御部、21a,31a,41a,51a…メモリ、22…LF受信部、23…UHF送信部、24…ロックスイッチ、25…アンロックスイッチ、30…スターター送信機(第1の携帯機)、31…送信機制御部、33…VHF送信部、34…スタータースイッチ、40…車載器(通信装置)、41…車載制御部、42…LF送信部、43…UHF受信部、44…ドアロック装置(搭載機器)、45…ドアハンドルセンサ、46…エンジンスイッチ、47…エンジン制御装置(搭載機器)、50…スターター装置(通信装置)、51…スターター制御部、51b…タイマ、52…VHF受信部(受信回路)、53…切替部(調整部)、60…バッテリ。
Claims (4)
- ユーザの操作に基づき第1の無線信号を送信する第1の携帯機と、同じくユーザの操作に基づき第2の無線信号を送信する第2の携帯機と、前記第1の無線信号の受信を通じて第1の制御対象を、前記第2の無線信号の受信を通じて第2の制御対象をそれぞれ作動させる通信装置と、を備え、
前記通信装置は、電力を消費することにより前記第1の無線信号を待機する第1の状態と、前記第1の状態よりも単位時間当たりの電力の消費量が少なく第1の無線信号の受信を受け付けない第2の状態とを有し、前記第2の無線信号の受信を通じて前記第1の状態から前記第2の状態への切り替えと前記第2の状態から前記第1の状態への切り替えとの少なくとも一方を実行するリモートコントロールシステム。 - 請求項1に記載のリモートコントロールシステムにおいて、
前記通信装置は、前記第2の状態から前記第1の状態へ切り替えられたとき予め決められた時間だけ起動するとともに、当該決められた時間内において前記第1の制御対象が作動した場合にはカウント時間がリセットされるタイマを備え、前記タイマのカウント時間が前記決められた時間に達した場合には、前記第2の状態から前記第1の状態へ切り替えるリモートコントロールシステム。 - 請求項1又は2に記載のリモートコントロールシステムにおいて、
前記第2の携帯機は、ユーザに操作される複数のボタンを備え、当該ボタンの操作に基づきそのボタンに対応付けられた操作信号を前記第2の無線信号として送信するものであって、
前記通信装置は、複数の前記操作信号を受信したとき、その受信パターンが第1の受信パターンであるか否か及び前記第1の受信パターンとは異なる第2の受信パターンであるか否かを判断し、前記第1の受信パターンである場合には、前記第1の状態から前記第2の状態へ、前記第2の受信パターンである場合には、前記第2の状態から前記第1の状態へ切り替えるリモートコントロールシステム。 - 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のリモートコントロールシステムにおいて、
前記通信装置は、前記第1の無線信号を受信する受信回路と、当該受信回路へ供給する電力量を調整する調整部とを備えるリモートコントロールシステム。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2012103250A JP2013232762A (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | リモートコントロールシステム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2013232762A true JP2013232762A (ja) | 2013-11-14 |
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Family Applications (1)
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JP2012103250A Pending JP2013232762A (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | リモートコントロールシステム |
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JP (1) | JP2013232762A (ja) |
-
2012
- 2012-04-27 JP JP2012103250A patent/JP2013232762A/ja active Pending
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