JP2013232738A - 画像処理装置、画像処理方法、および、画像処理用プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、および、画像処理用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像を特定するための値を自動的に求める画像処理装置等を提供する。
【解決手段】広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像の画像データ20を所定形状の撮像領域を有する撮像手段から取得し(S1)、取得した画像データを所定の方向で走査し(S2)、走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたか否かを判定し(S3)、歪曲画像を特定するための歪曲画像特定画素として、閾値を超えたと判定された閾値画素のうち、走査の方向における極値に関連した極値関連画素を取得し(S4からS10)、歪曲画像特定画素の位置に基づき、歪曲画像21を特定する値を算出する(S11)。
【選択図】図3

Description

本発明は、カメラ等により撮像された画像を画像処理する画像処理装置、画像処理方法、および、画像処理用プログラムに関する。
カメラ等により撮像された画像の歪みを補正する際、画像の中心を求める処理が行われている。例えば、特許文献1では、直交する2直線を被写体として撮影し、2直線が直線のままの状態で交差して写る位置を探ることによって光学的画像中心を算出したり、輝度の変化に基づいて画像中の極点を求めることによって光学的画像中心を算出したりする画像歪み補正装置が開示されている。
特開2003−18447号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、直交する2直線の被写体を用いる第1の方法は、このような被写体を予め準備する必要があり、しかも、画像中心を探るように被写体を動かす必要があった。また、輝度の変化に基づいて画像中の極点を求める第2の方法は、局所的に輝度が高い被写体を撮影した場合には、中心を求めることができなかった。
そこで、本発明は上記の問題点等に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像を特定するための値を自動的に求める画像処理装置等を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像の画像データを、所定形状の撮像領域を有する撮像手段から取得する画像データ取得手段と、前記取得した画像データを前記撮像領域内で所定の方向で走査する走査手段と、前記走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたか否かを判定する閾値判定手段と、前記歪曲画像を特定するための歪曲画像特定画素として、前記閾値判定手段により閾値を超えたと判定された閾値画素のうち、前記走査の方向における極値に関連した極値関連画素を取得する歪曲画像特定画素取得手段と、前記歪曲画像特定画素の位置に基づき、前記歪曲画像を特定する値を算出する歪曲画像特定値算出手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたことが初回か否かを判定する初回閾値判定手段を更に備え、前記歪曲画像特定画素取得手段が、前記歪曲画像特定画素として、前記初回閾値判定手段により初回と判定された画素も取得することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の画像処理装置において、前記走査の方向が、前記走査の主走査方向および副走査方向であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に画像処理装置において、前記撮像領域の外縁と前記歪曲画像の外縁との交点が存在するか否かを判定する交点判定手段を更に備え、前記歪曲画像特定画素取得手段が、前記歪曲画像特定画素として、前記交点が存在した場合の交点の位置の画素を取得することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、画像を処理する画像処理装置の画像処理方法において、広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像を、所定形状の撮像領域を有する撮像手段が撮像した画像データを取得する画像データ取得ステップと、前記取得した画像データを前記撮像領域内で所定の方向で走査する走査ステップと、前記走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたか否かを判定する閾値判定ステップと、前記歪曲画像を特定するための歪曲画像特定画素として、前記閾値を超えたと判定された閾値画素のうち、前記走査の方向における極値に関連した極値関連画素を取得する歪曲画像特定画素取得ステップと、前記歪曲画像特定画素の位置に基づき、前記歪曲画像を特定する値を算出する歪曲画像特定値算出ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、コンピュータを、広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像の画像データを、所定形状の撮像領域を有する撮像手段から取得する画像データ取得手段、前記取得した画像データを前記撮像領域内で所定の方向で走査する走査手段、前記走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたか否かを判定する閾値判定手段、前記歪曲画像を特定するための歪曲画像特定画素として、前記閾値判定手段により閾値を超えたと判定された閾値画素のうち、前記走査の方向における極値に関連した極値関連画素を取得する歪曲画像特定画素取得手段、および、前記歪曲画像特定画素の位置に基づき、前記歪曲画像を特定する値を算出する歪曲画像特定値算出手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像を特定するための値を自動的に求めることができる。
本発明の実施形態に係る画像処理システムの概要構成例を示すブロック図である。 図1の撮像部のイメージセンサに撮像される歪曲画像の一例を示す模式図である。 図1の撮像部のイメージセンサに撮像される歪曲画像の一例を示す模式図である。 図1の画像処理装置の動作例を示すフローチャートである。 図1の撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 図1の撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 図1の撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 図1の撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 図1の撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 図1の画像処理装置の動作の変形例を示すフローチャートである。 図1の撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 図1の撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 図1の撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 図1の撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 図1の撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 歪曲画像を特定する画素から歪曲画像の中心を求める一例を示す模式図である。 歪曲画像の変形例と、当該歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。 歪曲画像の変形例と、当該歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、画像処理システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.画像処理システムの構成および機能の概要]
(1.1 画像処理システム1の構成および機能)
まず、本発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成および概要機能について、図1、図2Aおよび図2Bを用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理システム1の概要構成例を示すブロック図である。図2Aおよび図2Bは、撮像部のイメージセンサに撮像される歪曲画像の一例を示す模式図である。
図1に示すように、画像処理システム1は、広角レンズまたは全方位ミラーを有するカメラ2と、カメラ2により撮像された画像データに対して画像処理を行う画像処理装置3と、を備える。
カメラ2は、魚眼レンズを有するレンズ部11と、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)またはCCD(Charge Coupled Device)のようなイメージセンサを有する撮像部12から構成される。カメラ2は、モニタする場所に設置され、周囲の状況を撮像する。
図2Aおよび図2Bに示すように、レンズ部11は、周囲の状況の光を取り込み、撮像部12のイメージセンサの面(撮像部12が撮像した画像データ20)に歪曲円形画像21または歪曲円形画像22(歪曲画像の一例)を結像する。図2Aに示すように、イメージセンサに歪曲円形画像21のように円がすべて入るようにする場合もあるが、円の外部は有効な画素ではないため、使用できる画素数が少ない場合がある。従って、図2Bに示すように、有効画素を多くするために歪曲画像の円をイメージセンサの範囲からはみ出して使用する場合もある。また、レンズ部11は、カメラ2から取り外しができて、様々なレンズと交換できるようになっている。そして、カメラ2の設置場所等において、カメラ2にレンズ部11が設定される。この設定の際、光軸がずれたり、レンズ部11と撮像部12との距離が変化したり、レンズの種類により、図2Aおよび図2Bに示すように、撮像部12のイメージセンサの面に結像が変化することもある。
なお、レンズ部11のレンズは、広角レンズに限らず、全方位ミラーと組み合わせた通常の画角のレンズでもよい。また、広角レンズの画角は180°に限らず、180°より大きくても、小さくてもよい。レンズ部11のレンズは、等距離射影方式のレンズや、等立体角射影方式のレンズ等の非正射影方式のレンズでもよい。
撮像部12(撮像手段の一例)は、レンズ部11からの歪曲画像を撮像するイメージセンサと、撮像した画像データを画像処理装置3に出力する出力端とを有する。イメージセンサは、矩形の撮像領域(所定形状の撮像領域の一例)を有する。撮像部12は、レンズ部11からの歪曲画像を撮像した画像データ20を画像処理装置3に出力する。
画像処理装置3は、カメラ2から取得した画像データから歪曲画像の中心や大きさ等を算出に必要な画素を抽出する特定画素抽出部13と、歪曲画像の中心や大きさ等を算出する歪曲画像特定部14と、歪曲画像から平面正則画像を算出する画像補正処理部15と、を有する。
特定画素抽出部13は、画像データ20を、ラスタスキャン等により走査して、各画素の画素情報を取得し、歪曲画像を特定するための歪曲画像特定画素を抽出する。ラスタスキャンは、例えば、走査の主走査方向(x方向)および副走査方向(y方向)で行う。歪曲画像特定画素は、歪曲画像の外縁上の画素が該当する。特定画素抽出部13は、画素の輝度やRGBの値等の画素情報が、所定の閾値以上の画素から、歪曲画像特定画素を抽出する。
歪曲画像特定部14は、歪曲画像特定画素の位置(座標情報)に基づき、歪曲画像を特定する。例えば、歪曲画像が円形の場合、複数の歪曲画像特定画素の位置から円の中心や半径、楕円の場合、複数の歪曲画像特定画素の位置から楕円の中心、短軸、長軸を算出することにより、歪曲画像を特定する。
そして、特定画素抽出部13および歪曲画像特定部14は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成されて、コンピュータして機能する。CPUが、ROMやRAMに記憶された各種プログラムを読み出し実行する。画像処理用プログラム等の各種プログラムは、記録媒体から読み込み、RAM等に記録される。または、特定画素抽出部13および歪曲画像特定部14は、CPU等を用いずにハードウェアで専用回路として構成されていてもよい。
画像補正処理部15は、専用の演算等を行うLSI(Large Scale Integration)チップを用いたハードウェアにより構成されている。画像補正処理部15は、歪曲画像特定部14から歪曲画像を特定する情報を取得する。画像補正処理部15は、歪曲画像を特定する情報に基づき、撮像部12から動画または静止画の歪曲画像から平面正則画像への画像変換の演算を行い、動画または静止画のパノラマ画像等を生成する。
画像補正処理部15は、パノラマ画像の動画データを表示部16に出力する。
表示部16は、表示手段の一例として、液晶表示素子またはEL(Electro Luminescence)素子等によって構成されているモニタ画面である。表示部16は、撮像部12により撮像された歪曲円形画像や、画像変換で得られた平面正則画像等を表示する。
[2.画像処理システムの動作]
次に、本発明の1実施形態に係る画像処理システムの動作について図3および図4Aから図4Eを用いて説明する。
図3は、画像処理装置の動作例を示すフローチャートである。図4Aから図4Eは、撮像部から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。
まず、設置されたカメラ2に、レンズ部11の全体に光が当たるようにする。なお、レンズ部11の全体に光が当たるようにするため、なるべく明るい時間帯に行ったり、照明により明るくしたりしてもよい。カメラ2の撮像部12は、レンズ部11からの光を受光し、画像データに変換し、画像処理装置3に出力する。
次に、図3に示すように、画像処理装置3は、画像データを取得する(ステップS1)。具体的には、画像処理装置3の特定画素抽出部13が、カメラ2の撮像部12からの画像データ20を取得する。なお、画像データ20の形状および大きさは、撮像部12の矩形の撮像領域に対応する。
このように、画像処理装置3は、広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像の画像データを、所定形状の撮像領域を有する撮像手段から取得する画像データ取得手段の一例として機能する。
次に、画像処理装置3は、ラスタスキャンにより、画像データから画素情報を取得する(ステップS2)。具体的には、特定画素抽出部13が、図4Aから図4Eに示すように、画像データ20上における座標(x、y)=(0、0)から、走査の主走査方向(x方向)に走査し始め、1画素の画素情報(RGB情報等)を取得する。
このように、画像処理装置3は、取得した画像データ20を所定の方向で走査する走査手段の一例として機能する。
次に、画像処理装置3は、走査の位置における画素の画素値が閾値以上か否かを判定する(ステップS3)。具体的には、特定画素抽出部13が、走査の位置における画素の画素値として、画素の画素情報から輝度値等の明るさを算出し、明るさが閾値以上か否かを判定する。なお、画素値は、輝度値の他に、RGBのうちいずれか1つの値でも、RGBの各値の単純和、2乗和、RGBの各値を積算した値でもよい。また、閾値の値は、例えば、雑音に対して頑健になるように設定してもよい。
このように、画像処理装置3は、走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたか否かを判定する閾値判定手段の一例として機能する。
画素値が閾値以上の場合(ステップS3;YES)、画像処理装置3は、閾値以上となったのが初回か否かを判定する(ステップS4)。具体的には、特定画素抽出部13が、画像データ20を走査していき、初めて閾値以上となった否かを判定する。例えば、特定画素抽出部13が、画像データ20を走査する前に、フラグを0に設定しておき、閾値以上となった場合にフラグをチェックし、0ならば初回とし、1ならば初回でないと判定する。そして、特定画素抽出部13が、フラグが0ならば、フラグを1にする。なお、図4A、図4B、図4Cに示すように、初回と判定された画素の位置の座標(x1,y1)が、撮像領域の外縁(画像データ20の外縁)と歪曲画像(歪曲円形画像23、24、25)の外縁との交点の一例となる。
このように、画像処理装置3は、走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたことが初回か否かを判定する初回閾値判定手段の一例として機能する。また、画像処理装置3は、撮像領域の外縁と歪曲画像の外縁との交点が存在するか否かを判定する交点判定手段の一例として機能する。
初回と判定した場合(ステップS4;YES)、画像処理装置3は、初回と判定された画素の位置を、座標(x1,y1)として記憶する(ステップS5)。具体的には、特定画素抽出部13が、歪曲画像特定画素として、画像処理装置3のRAMにおける座標(x1,y1)に対応するメモリエリアに、初回と判定された画素の位置の座標を記憶する。そして、特定画素抽出部13が、座標(x2,y2)および座標(x3,y3)の初期値を、確定した座標(x1,y1)の値として設定する。なお、座標(x1,y1)の点は、イメージセンサの輝度値をラスタスキャンで検索し、始めに輝度値がしきい値以上になった点である。
このように、画像処理装置3は、歪曲画像特定画素として、初回閾値判定手段により初回と判定された画素も取得する歪曲画像特定画素取得手段の一例として機能する。
初回と判定しない場合(ステップS4;NO)、画像処理装置3は、閾値以上となった画素のx座標の値が最小値以下か否かを判定する(ステップS6)。具体的には、特定画素抽出部13が、画素のx座標の最小値を記憶する変数等の値と比較して、この値より、閾値以上となった画素のx座標の値が同じ、または、小さい場合、最小値以下であると判定する。さらに具体的には、特定画素抽出部13が、閾値以上となった画素のx座標の値と、(x2,y2)のx2の値と比較して、x2と同じ、または、小さい場合、最小値以下であると判定する。
画素のx座標の値が最小値以下の場合(ステップS6;YES)、画像処理装置3は、画素のx座標の値が最小値以下となった画素の位置を、座標(x2,y2)として記憶する(ステップS7)。具体的には、特定画素抽出部13が、歪曲画像特定画素として、画像処理装置3のRAMにおける座標(x2,y2)に対応するメモリエリアに、画素のx座標の値が最小値以下であると判定された画素の位置の座標を記憶し、座標(x2,y2)の値を書き換える。
なお、走査し続けることにより、図4Aに示すように、画像処理装置3のRAM上の(x2,y2)を示す座標に位置が、座標(x1,y1)が確定した位置を起点として、x2の値が減少し、かつ、y2の値が増加しながら、歪曲円形画像23の外縁を反時計回りに移動し、歪曲円形画像23の外縁と、画像データ20の外縁(撮像領域の外縁の一例)との交点まで移動する。次に、画像処理装置3のRAM上の(x2,y2)を示す座標に位置が、x2の値が一定で、y2の値が増加しながら、画像データ20の外縁をy方向に移動し、次の歪曲円形画像23の外縁と、画像データ20の外縁との交点まで移動する。
ここで、図4Aに示すように、最終的な座標(x2,y2)の画素が、走査の方向(x方向)における極値に関連した極値関連画素の一例となる。また、最終的な座標(x2,y2)の点が、撮像領域の外縁(画像データ20の外縁)と歪曲画像(歪曲円形画像23)の外縁との交点の一例となる。
このように、画像処理装置3は、撮像領域の外縁と歪曲画像の外縁との交点が存在するか否かを判定する交点判定手段の一例として機能する。
または、図4Bから図4Eに示すように、画像処理装置3のRAM上の(x2,y2)を示す座標に位置が、座標(x1,y1)が確定した位置を起点として、歪曲円形画像23の外縁を反時計回りに移動し、歪曲円形画像23の外縁上のマイナスx方向における極値まで移動する。
更に、初回と判定しない場合(ステップS4;NO)、画像処理装置3は、閾値以上となった画素のy座標の値が最大値以上か否かを判定する(ステップS8)。具体的には、特定画素抽出部13が、画素のy座標の最大値を記憶する変数等の値と比較して、この値より、閾値以上となった画素のy座標の値が同じ、または、大きい場合、最大値以上であると判定する。さらに具体的には、特定画素抽出部13が、閾値以上となった画素のy座標の値と、(x3,y3)のy3の値と比較して、y3と同じ、または、大きい場合、最大値以上であると判定する。
画素のy座標の値が最大値以上の場合(ステップS8;YES)、画像処理装置3は、画素のy座標の値が最大値以上となった画素の位置を、座標(x3,y3)として記憶する(ステップS9)。具体的には、特定画素抽出部13が、歪曲画像特定画素として、画像処理装置3のRAMにおける座標(x3,y3)に対応するメモリエリアに、画素のy座標の値が最大値以上であると判定された画素の位置の座標を記憶し、座標(x3,y3)の値を書き換える。
ここで、図4A、図4C、図4Dに示すように、最終的な座標(x3,y3)の画素が、走査の方向(y方向)における極値に関連した極値関連画素の一例となる。また、最終的な座標(x3,y3)の点が撮像領域の外縁(画像データ20の外縁)と歪曲画像(歪曲円形画像23、25、26)の外縁との交点の一例となる。
このように、画像処理装置3は、撮像領域の外縁と歪曲画像の外縁との交点が存在するか否かを判定する交点判定手段の一例として機能する。
なお、走査し続けることにより、図4A、図4C、または、図4Dに示すように、画像処理装置3のRAM上の(x3,y3)を示す座標に位置が、座標(x1,y1)が確定した位置を起点として、(x2、y2)と共に、図中の(x2、y2)の位置まで移動する。次に、画像処理装置3のRAM上の(x3,y3)を示す座標に位置が、x3の値が増加し、かつ、y3の値が増加しながら、歪曲円形画像23の外縁を反時計回りに移動し、歪曲円形画像23の外縁と、画像データ20の外縁との交点まで移動する。次に、画像処理装置3のRAM上の(x3,y3)を示す座標に位置が、y3の値が一定で、x3の値が増加しながら、画像データ20の外縁をx方向に移動し、次の歪曲円形画像23の外縁と、画像データ20の外縁との交点まで移動する。
または、図4Bまたは図4Eに示すように、画像処理装置3のRAM上の(x3,y3)を示す座標に位置が、座標(x1,y1)が確定した位置を起点として、(x2、y2)と共に、図中の(x2、y2)の位置まで移動する。次に、画像処理装置3のRAM上の(x3,y3)を示す座標に位置が、歪曲円形画像23の外縁を反時計回りに移動し、歪曲円形画像23の外縁上のy方向における極値まで移動する。
画素値が閾値以上でない場合(ステップS3;NO)、ステップS5の後、ステップS7の後、ステップS9の後、画素のx座標の値が最小値以下でない場合(ステップS6;NO)、または、画素のy座標の値が最大値以上でない場合(ステップS8;NO)、画像処理装置3は、最後の画素か否かを判定する(ステップS10)。特定画素抽出部13が、画像データ20を1画素ずつラスタスキャンして行き、画像データ20の最後の画素でない場合(ステップS10;NO)、ステップS1の処理に戻り、処理を繰り返すことにより、歪曲画像特定画素として、歪曲画像の外縁上の位置の座標(x1,y1)、(x2、y2)、および、(x3、y3)を求める。
以上、ステップS1からステップS10までが、中心点、半径を求めるための三点を抽出する処理フローである。以上の処理で、画像処理装置3は、イメージセンサの輝度値をラスタスキャンで検索し、始めに輝度値がしきい値以上になった点を(x1, y1)とし、続けてラスタスキャンを行い、輝度値がしきい値以上になる点のうち、xがx1以下になる点を順次更新し、同時に輝度値がしきい値以上になる点のうち、yが最大となる点を順次更新していく。そして、画像処理装置3は、xが最小となる点を(x2、y2)、yが最大となる点を(x3, y3)としている。
このように、画像処理装置3は、歪曲画像を特定するための歪曲画像特定画素として、閾値判定手段により閾値を超えたと判定された閾値画素のうち、走査の方向における極値に関連した極値関連画素を取得する歪曲画像特定画素取得手段の一例として機能する。また、画像処理装置3は、歪曲画像特定画素として、交点が存在した場合の交点の位置の画素を取得する歪曲画像特定画素取得手段の一例として機能する。
最後の画素である場合(ステップS10;YES)、画像処理装置3は、歪曲画像を特定する(ステップS11)。具体的には、画像処理装置3の歪曲画像特定部14が、歪曲画像の外縁上の位置の3点の座標(x1,y1)、(x2、y2)、および、(x3、y3)より、円の方程式
(x−a) + (y−b) = r ・・・(1)
に基づき、パラメータa、b、rを求める。ここで(a,b)は中心点の座標、rは半径である。パラメータa、b、rにより、歪曲円形画像23、24、25、26、27の円を特定する。そして、歪曲画像特定部14は、円を特定するパラメータa、b、rを画像補正処理部15に出力し、歪曲画像特定の処理を終了する。
以上の歪曲画像特定処理は、カメラ2が設置した後、画像処理装置3により画像補正の画像処理を行う前に一度行い、歪曲画像を特定するためのパラメータを算出しておけばよい。
このように、画像処理装置3は、歪曲画像特定画素の位置に基づき、歪曲画像を特定する値を算出する歪曲画像特定値算出手の一例として機能する。
歪曲画像特定の処理を終了後、画像処理装置3の画像補正処理部15は、パラメータa、bより、歪曲円形画像23、24、25、26、27の中心を特定し、パラメータrより、円の半径を特定する。そして、画像補正処理部15は、パラメータa、b、rに基づき歪曲画像から平面正則画像への画像変換の演算処理を行い、平面正則画像を求める。画像処理装置3は、平面正則画像の一例として、視点を移動させたパノラマ画像等を表示部16に表示する。
以上、本実施形態によれば、広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像(歪曲円形画像23、24、25、26、27)の画像データ20を、所定形状の撮像領域を有する撮像手段(撮像部12)から取得し、取得した画像データ20を所定の方向で走査(ラスタスキャン)し、走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたか否かを判定し、歪曲画像を特定するための歪曲画像特定画素として、閾値を超えたと判定された閾値画素のうち、走査の方向における極値に関連した極値関連画素(座標(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)の3点の画素)を取得し、歪曲画像特定画素の位置に基づき、歪曲画像を特定する(パラメータa、b、rを求める)。従って、画像処理装置3は、広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像を特定するための値を自動的に求めることができる。
また、本実施形態によれば、歪曲画像の全てが、撮像部12のイメージセンサの受光部に収まらなくても(歪曲画像がイメージセンサからはみ出している場合にも)歪曲画像を特定するための値、例えば、歪曲円形画像23、24、25、26、27の中心点、半径を自動的に求めることができる。また、一度のラスタスキャンで、歪曲画像を特定するための値を算出できるので、フレームバッファ、ラインバッファ等が必要なく、画像処理装置3は簡便な構成で小型化できる。
また、走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたことが初回か否かを判定し、歪曲画像特定画素として、初回と判定された画素(座標(x1、y1))も取得する場合、歪曲画像を特定するために必要な画素の1つを容易に1つ求めることができる。また、座標(x1、y1)は、他の歪曲画像特定画素の座標(x2,y2)、座標(x3、y3)と互いに離れた点になりやすく、パラメータa、b、rを精度よく求めることができる。更に、座標(x2,y2)、座標(x3、y3)を求めるための初期値を的確に設定できる。
また、走査の方向が、走査の主走査方向(x方向)および副走査方向(y方向)である場合、矩形の撮像領域全体を走査しやすくなる。
また、撮像領域の外縁と歪曲画像の外縁との交点(座標(x1,y1)、座標(x2,y2)、座標(x3、y3))が存在するか否かを判定し、歪曲画像特定画素として、交点が存在した場合の交点の位置の画素を取得する場合、歪曲画像の全てが、撮像部12のイメージセンサの受光部に収まらなくても、歪曲画像を特定するための値を求めることができる。
[3.変形例]
(3.1 画像処理装置3の動作の変形例)
次に、画像処理装置3の動作の変形例について、図5から図7を用いて説明する。なお、この変形例は、5点歪曲画像特定画素を求め、歪曲画像を特定する例である。
図5は、画像処理装置3の動作の変形例を示すフローチャートである。図6Aから図6Eは、撮像部12から取得された画像において、歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。図7は、歪曲画像を特定する画素から歪曲画像の中心を求める一例を示す模式図である。
図5に示すように、画像処理装置3は、ステップS1のように、画像データを取得する(ステップS21)。
次に、画像処理装置3は、ステップS2のように、ラスタスキャンにより、画像データから画素情報を取得する(ステップS22)。
次に、画像処理装置3は、ステップS3のように、スキャンの位置における画素の画素値が閾値以上か否かを判定する(ステップS23)。
次に、画像処理装置3は、ステップS4のように、閾値以上となったのが初回か否かを判定する(ステップS24)。
次に、画像処理装置3は、ステップS5のように、初回と判定された画素の位置を、座標(x1,y1)として記憶する(ステップS25)。図6Aから図6Eに示すように、画像処理装置3は、座標(x1,y1)を求める。そして、特定画素抽出部13が、座標(x2,y2)、座標(x3,y3)、座標(x4,y4)、座標(x5,y5)の初期値を、確定した座標(x1,y1)の値として設定する。
次に、画像処理装置3は、ステップS6のように、閾値以上となった画素のx座標の値が最小値以下か否かを判定する(ステップS26)。
次に、画像処理装置3は、ステップS7のように、画素のx座標の値が最小値以下となった画素の位置を、座標(x2,y2)として記憶する(ステップS27)。図6Aから図6Eに示すように、画像処理装置3は、座標(x2,y2)を求める。
次に、画像処理装置3は、ステップS8のように、画像処理装置3は、閾値以上となった画素のx座標の値が最大値以上か否かを判定する(ステップS28)。
次に、画像処理装置3は、ステップS9のように、画素のx座標の値が最大値以上となった画素の位置を、座標(x3,y3)として記憶する(ステップS29)。図6Aから図6Eに示すように、画像処理装置3は、座標(x3,y3)を求める。
次に、画像処理装置3は、ステップS6のように、閾値以上となった画素のy座標の値が最小値以下か否かを判定する(ステップS30)。
次に、画像処理装置3は、ステップS7のように、画素のy座標の値が最小値以下となった画素の位置を、座標(x4,y4)として記憶する(ステップS31)。図6Aから図6Eに示すように、画像処理装置3は、座標(x4,y4)を求める。
次に、画像処理装置3は、ステップS8のように、画像処理装置3は、閾値以上となった画素のy座標の値が最大値以上か否かを判定する(ステップS32)。
次に、画像処理装置3は、ステップS9のように、画素のy座標の値が最大値以上となった画素の位置を、座標(x5,y5)として記憶する(ステップS33)。図6Aから図6Eに示すように、画像処理装置3は、座標(x5,y5)を求める。
次に、画像処理装置3は、ステップS10のように、画像処理装置3は、最後の画素か否かを判定する(ステップS34)。以上、特定画素抽出部13が、歪曲画像特定画素として、歪曲円形画像28、29、30、31、32の外縁上の位置の座標(x1,y1)、座標(x2,y2)、座標(x3,y3)、座標(x4,y4)、座標(x5,y5)を求める。
次に、画像処理装置3は、ステップS11のように、歪曲画像を特定する(ステップS35)。特定画素抽出部13が、歪曲画像特定画素の5点のうち3点により、式(1)に従い、円を特定するパラメータa、b、rを算出する。なお、式(1)を用いて算出するとき、必要となる点は少なくとも3点必要であるが、画像処理装置3が、5点のうち、いずれの3点を選択し、円を特定するパラメータa、b、rを求めてもよい。また、5点のうち5点を選んだ場合、10通りの選び方があり、求まる中心点、半径も10通り算出されるが、最終的に求める中心点、半径は、10通りの中心点、半径のいずれかを代表値として選んでもよいし、それぞれの平均値を選んでもよいし、中央値を選んでもよい。また、画像処理装置3が、3点が選択される場合、3点の互いの距離が最も離れる3点を選択してもよい。また、5点を利用して最小2乗法により円を求めてもよい。
また、図7に示すように、2種類以上の2点の垂直二等分線を利用してもよい。例えば座標(x1,y1)の点、座標(x2,y2)の点の垂直二等分線と、座標(x3,y3)の点、座標(x4,y4)の点の垂直二等分線の交点が円の中心点Cであり、中心点Cと座標(x1,y1)の点との距離が半径rになる。ここでも複数通りの中心点と半径が求まるが、いずれかを代表値として選んでもよいし、それぞれの平均値を選んでもよいし、中央値を選んでもよい。
また、画像処理装置3が、5点をすべて求めてなくても、3点もしくは4点を求めるだけでもよく、例えば、座標(x3,y3)を求める処理を省略してもよい。
また、歪曲画像特定画素として求める歪曲画像の外縁上の点は、5点より多くてもよい。また、歪曲画像特定画素の点は、撮像領域の外縁と歪曲画像の外縁との交点以外でもよい。
以上、3点より多く歪曲画像特定画素の位置を求める場合、歪曲円形画像28、29、30、31、32の外縁の円上に、均一に散らばる割合が高くなり、円を特定するパラメータa、b、rを求める精度が高くなる。また、3点より多く歪曲画像特定画素の位置から求まるパラメータa、b、rを平均等することにより、精度が高くなり、雑音にも頑健になる。
(3.2 歪曲画像の変形例)
次に、歪曲画像の変形例について、図8Aおよび図8Bを用いて説明する。
図8Aおよび図8Bは、歪曲画像の変形例と、当該歪曲画像を特定する画素の一例を示す模式図である。
図8Aおよび図8Bに示すように、楕円でもよい。画像処理装置3が、ステップS21からステップS34の手順で、歪曲画像の一例である歪曲楕円形画像33、34の外縁上の位置の座標(x1,y1)、座標(x2,y2)、座標(x3,y3)、座標(x4,y4)、座標(x5,y5)を求める。
次に、画像処理装置3が、ステップS35において、歪曲楕円形画像33、34の外縁上の位置の座標(x1,y1)、座標(x2,y2)、座標(x3,y3)、座標(x4,y4)、座標(x5,y5)から、楕円の方程式により、楕円の中心点C、長軸の長さr1、短軸の長さr2を算出する。
なお、特定画素抽出部13および歪曲画像特定部14の処理は、LSIチップを用いたハードウェアにより構成されてもよい。また、走査はラスタスキャンの代わりに、ベクタースキャンまたはラジアルスキャンを用いてもよい。
また、座標(x1,y1)の点の代わりに、図4Aに示すように、座標(x1,y1)の点と、座標(x2,y2)の点との間にある、撮像領域の外縁と歪曲画像の外縁との交点でもよい。
さらに、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1:画像処理システム
3:画像処理装置
12:撮像部(撮像手段)
13:特定画素抽出部
14:歪曲画像特定部
20:画像データ
21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32:歪曲円形画像(歪曲画像)
33、34:歪曲楕円形画像(歪曲画像)

Claims (6)

  1. 広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像の画像データを、所定形状の撮像領域を有する撮像手段から取得する画像データ取得手段と、
    前記取得した画像データを前記撮像領域内で所定の方向で走査する走査手段と、
    前記走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたか否かを判定する閾値判定手段と、
    前記歪曲画像を特定するための歪曲画像特定画素として、前記閾値判定手段により閾値を超えたと判定された閾値画素のうち、前記走査の方向における極値に関連した極値関連画素を取得する歪曲画像特定画素取得手段と、
    前記歪曲画像特定画素の位置に基づき、前記歪曲画像を特定する値を算出する歪曲画像特定値算出手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたことが初回か否かを判定する初回閾値判定手段を更に備え、
    前記歪曲画像特定画素取得手段が、前記歪曲画像特定画素として、前記初回閾値判定手段により初回と判定された画素も取得することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記走査の方向が、前記走査の主走査方向および副走査方向であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に画像処理装置において、
    前記撮像領域の外縁と前記歪曲画像の外縁との交点が存在するか否かを判定する交点判定手段を更に備え、
    前記歪曲画像特定画素取得手段が、前記歪曲画像特定画素として、前記交点が存在した場合の交点の位置の画素を取得することを特徴とする画像処理装置。
  5. 画像を処理する画像処理装置の画像処理方法において、
    広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像を、所定形状の撮像領域を有する撮像手段が撮像した画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記取得した画像データを前記撮像領域内で所定の方向で走査する走査ステップと、
    前記走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたか否かを判定する閾値判定ステップと、
    前記歪曲画像を特定するための歪曲画像特定画素として、前記閾値を超えたと判定された閾値画素のうち、前記走査の方向における極値に関連した極値関連画素を取得する歪曲画像特定画素取得ステップと、
    前記歪曲画像特定画素の位置に基づき、前記歪曲画像を特定する値を算出する歪曲画像特定値算出ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  6. コンピュータを、
    広角レンズまたは全方位ミラーからの歪曲画像の画像データを、所定形状の撮像領域を有する撮像手段から取得する画像データ取得手段、
    前記取得した画像データを前記撮像領域内で所定の方向で走査する走査手段、
    前記走査の位置における画素の画素値が所定の閾値を超えたか否かを判定する閾値判定手段、
    前記歪曲画像を特定するための歪曲画像特定画素として、前記閾値判定手段により閾値を超えたと判定された閾値画素のうち、前記走査の方向における極値に関連した極値関連画素を取得する歪曲画像特定画素取得手段、および、
    前記歪曲画像特定画素の位置に基づき、前記歪曲画像を特定する値を算出する歪曲画像特定値算出手段として機能させることを特徴とする画像処理用プログラム。
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