JP2013232217A - ガスレギュレータの調節可能な弁体機構 - Google Patents

ガスレギュレータの調節可能な弁体機構 Download PDF

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Abstract

【課題】供給されたガスの圧力を感知して、意図通りに機能するガスレギュレータを提供する。
【解決手段】ガスレギュレータ100は、アクチュエータと弁箱とを備え、アクチュエータは、円筒形状のシュラウド182を備えた弁体128を有している。このシュラウド182は、弁体128から延出し、流れる流体を、弁の流出口の方に、且つアクチュエータから離れるように流す。このような構造は、通常運転時においてアクチュエータが受ける圧力降下量を減らすことより、流出口圧力がセットされた制御圧力を下回る「ドループ」として知られる現象を、最小限に抑える効果を有している。シュラウド182は、特定の用途に合わせてレギュレータのチューニングを可能とするために、調節可能、及び/又は、取り外し可能となっている。
【選択図】図3

Description

関連出願相互参照
2007年4月20日に出願された「ブースト性能を向上させたサービスレギュレータ」という表題の米国特許仮出願第60/913,109号の優先権を主張し、その全内容を本明細書において参照することにより援用するものとする。
本発明は、ガスレギュレータに関するものであり、とくに閉ループ制御が行なわれるアクチュエータを備えるガスレギュレータに関するものである。
代表的なガス分配システムにより供給されるガスの圧力は、システムに課される需要、天候、供給源及び/又は他の要因に応じて変わる場合がある。しかしながら、加熱炉、オーブンなどの如きガス機器を備えるエンドユーザ設備の殆ど全てにおいて、必要とするガスは、予め定められた圧力、且つガスレギュレータの最大容量以下である。したがって、供給されるガスがエンドユーザ設備の要求を満たすために、ガス分配システムの中にガスレギュレータが組み込まれている。一般的に、従来のガスレギュレータは、供給されたガスの圧力を感知して制御する閉ループ制御アクチュエータを備えている。
従来のガスレギュレータによっては、閉ループ制御に加えてリリーフ弁を備えている場合もある。リリーフ弁は、例えばレギュレータ又は流体分配システムの他の構成部品が故障したときに、過剰な圧力上昇を防止するように構成されている。それ故、リリーフ弁は、供給圧力が予め定められた閾値圧力を超えると、開弁して少なくとも一部のガスを大気に排出し、システム内の圧力を降下させるようになっている。
図1及び図1Aには、1つの従来のガスレギュレータ10が示されている。通常、レギュレータ10は、アクチュエータ12とレギュレータ弁14とを備えている。レギュレータ弁14には、例えばガス分配システムからガスを受け取るための流入口16と、工場、レストラン、アパート等の如き、1又は複数の機器を備えているエンドユーザ設備にガスを供給するための流出口18とが形成されている。更に、レギュレータ弁14は、流入口16と流出口18との間に配置される弁ポート36を備えている。ガスがレギュレータ弁14の流入口16と流出口18との間を移動するためには、弁ポート36を通り抜けなければならないようになっている。
アクチュエータ12は、レギュレータ弁14に結合され、レギュレータ弁14の流出口18における圧力、すなわち流出口圧力が所望の流出口圧力又は制御圧力に応じた圧力になるように保証するようになっている。したがって、アクチュエータ12は、弁口部34及びアクチュエータ口部20を通じて、レギュレータ弁14と連通している。アクチュエータ12は、レギュレータ弁14の流出口圧力を感知及び調節するための制御アセンブリ22を備えている。詳細にいえば、制御アセンブリ22は、ダイヤフラム24と、ピストン32と、弁体28を有した制御アーム26とを有している。従来の弁体28は、略円筒形状の本体25と、本体25に固定されたシール用挿入部材29とを有している。また、弁箱25は、図1Aに示されているように、本体に一体成形された環状のフランジ31をさらに有していてもよい。ダイヤフラム24は、レギュレータ弁14の流出口圧力を感知する。制御アセンブリ22は、制御ばね30をさらに有している。この制御ばね30は、ダイヤフラム24の上側と係合し、感知された流出口圧力を相殺するようになっている。したがって、予め定められた流出口圧力、いわゆる制御圧力は、選択される制御ばね30に応じて決まる。
ダイヤフラム24は、制御アーム26、すなわち弁体28にピストン32を介して作用可能に結合されており、感知された流出口圧力に基づいてレギュレータ弁14の開度を制御するようになっている。例えば、エンドユーザが加熱炉の如き機器を操作し、この機器がレギュレータ10の下流側にあるガス分配システムに要求を伝えると、流出口の流量が増えて流出口圧力が降下する。そうすると、ダイヤフラム24は、降下した流出口圧力を感知する。これにより、制御ばね30が伸び、図1の紙面において、ピストン32及び制御アーム26の右側の部分が下方に向けて移動する。この制御アーム26の変位により、弁体28が弁ポート36から離れるように移動し、レギュレータ弁14が開弁される。図1Aには、第1の動作モード、即ち通常の動作モードにおける弁体34が示されている。このように構成されると、機器は、弁ポート36を通してレギュレータ弁14の流出口18の方にガスを引くことができる。
従来のレギュレータ10において、弁ポート36を開くべく制御アーム26を移動させるとき、制御ばね30は、圧縮前の長さに戻すように伸びていくので、制御ばねが発生する力は、必然的により小さくなる。更に、制御ばね30が伸びるにつれてダイヤフラム24が変形し、ダイヤフラム24の面積が広くなる。このような操作状況では、制御ばね30により供給される力が小さくなることと、ダイヤフラム24の面積が広がることとが組み合わさって、制御ばね30によって供給される力とダイヤフラム24によって発生する力との適切なバランスがとれなくなってしまい、流出口の制御力がユーザによって最初にセットされた制御圧力よりも小さくなってしまうようにレギュレータが反応してしまうことになる。この現象は、「ドループ」として知られている。「ドループ」が生じると、流出口圧力は、セットされた制御圧力を下回ることになり、レギュレータ10が意図通りに機能しなくなってしまう虞がある。
図1に示されている従来のレギュレータ10では、制御アセンブリ22が、上述のようなリリーフ弁としてさらに機能する。詳細にいえば、制御アセンブリ22は、リリーフ用ばね40と放出弁42とをさらに備えている。ダイヤフラム24は、その中央部を貫通する開口部44を有しており、ピストン32は、シールカップ部38を有している。リリーフ用ばね40は、通常運転の間、ピストン32とダイヤフラム24との間に配置され、シールカップ38に抗してダイヤフラム24を付勢し、開口部44を閉めるようになっている。例えば、制御アーム26に破損等の故障が生じると、制御アセンブリ22は、もはや弁体28を直接的に制御することができなくなり、流入口の流れが弁体28を極端な開弁位置へと押しやることになる。これにより、最大流量のガスがアクチュエータ12の中に流れ込むことになる。したがって、アクチュエータ12がガスにより満たされるにつれて、ダイヤフラム24に抗する圧力が蓄積され、ダイヤフラム24がシールカップ38とから離れるように押され、これにより開口部44が暴露される。そうすると、ガスがダイヤフラム24の開口部44を通り抜け、放出弁42の方向に向けて流れる。図2に示されているように、放出弁42は、弁体46と、閉弁位置に向けて弁体46を付勢する放出ばね54とを有している。アクチュエータ12内の放出弁42の近傍の圧力が予め定められる閾値圧力に達すると、弁体46は、放出ばね54の付勢に抗して上方に変位して開く。これにより、ガスが大気中に排出され、レギュレータ10の中の圧力が降下するようになっている。
ある用途に用いるためにレギュレータを選択する場合、技術者は、設定された制御圧力で流れ容量を最大にするとともに、故障時に大気中に排出するガスの量を最小限に抑えるという課題を有している。一般的にこの課題は、弁ポート等、レギュレータ10の様々な側面を設計又は選択することによって解決できるが、競合する様々な利益間における産物である。リリーフ弁によって大気中に排出されるガスの量を制限するために、技術者は、必要な流れ容量を満足させるべく、利用できる最も小さなポートを選択することが多い。
本発明は、調節可能な制御要素及び/又はレギュレータ、若しくは他の流体の流れを制御する又は調節するデバイスを提供する。一実施形態では、本発明の原理に従って構成される調節可能なレギュレータは、弁箱と、弁ポートと、弁体と、ダイヤフラムと、シュラウドとを備える。弁箱には、流入口と流出口とが形成されている。弁箱は、流入口と流出口との間に弁ポートを有している。弁体は、弁箱内に配置され、弁箱を流れる流体の流れを制御するべく開弁位置と閉弁位置との間で変位可能に構成されている。
更に、一実施形態では、弁体は、当該弁体が閉弁位置にあるときに弁ポートと係合するためのシール面を有してもよい。ダイヤフラムは、弁体に作用可能に接続され、弁体の位置を制御できるようになっている。シュラウドは、弁体に設けられており、当該シュラウドは、軸線方向において弁体のシール面をから延出しており、弁体が開弁位置にあるとき弁ポートを流れる流体を弁箱の流出口の方に向けて流すようになっている。
一実施形態では、シュラウドは、複数の位置の間を弁体に対して軸方向に変位することにより、個々の要求を満たすようにレギュレータをチューニングできるように構成された調節可能なシュラウドである。
他の実施形態では、シュラウド及び弁体のうちの少なくとも1つは、調整可能なシュラウドの弁体に対する位置を示すしるしを有してもよい。
一実施形態では、シュラウドは、弁体と螺合する円筒状のシュラウドを含んでもよい。1つの形態では、シュラウドは、弁体の外周面と螺合するように構成されている。他の形態では、シュラウドは、弁体から完全に着脱可能に構成されていてもよい。
他の又は代わりの実施形態によれば、レギュレータが複数のシュラウドを更に備えていてもよい。例えば、レギュレータは、第1のシュラウドと第2のシュラウドとを備えてもよい。第1のシュラウド及び第2のシュラウドの各々をレギュレータに対して異なる動作特性を与えるために弁体に交換可能に配置することができる。例えば、第1のシュラウドは、第1の流れ特性を提供するために第1の距離だけ弁体から延出するように構成され、第2のシュラウドは、第2の異なる流れ特性を提供するために第2の距離だけ弁体から延出するように構成されてもよい。
従来のレギュレータを示す垂直断面図である。 図1のレギュレータのレギュレータ弁を示す垂直断面図である。 弁体が閉弁位置にある本発明の一実施形態に従って構成されたレギュレータを示す垂直断面図である。 弁体が動作位置にある図2のレギュレータを示す垂直断面図である。 本発明の一実施形態に従って構成された、図3及び図3Aのレギュレータの制御要素の一部分を分解して示す垂直断面図である。 第1の配置に従って構成された図3の制御要素を示す垂直断面図である。 第2の配置に従って構成された図3Aの制御要素を示す垂直断面図である。 第3の配置に従って構成された図4の制御要素を示す垂直断面図である。 制御要素が全開した動作位置にある図3のレギュレータ弁を示す垂直断面図である。 本発明の他の実施形態に従って構成された制御要素を示す垂直断面図である。 本発明の他の実施形態に従って構成された制御要素を示す垂直断面図である。 本発明の他の実施形態に従って構成された制御要素を示す垂直断面図である。
図2及び図3には、本発明の一実施形態に従って構成されたガスレギュレータ100が示されている。ガスレギュレータ100は、一般的にアクチュエータ102とレギュレータ弁104とを備えている。レギュレータ弁104は、例えば、ガス分配システムからガスを受け取るための流入口106と、一又は複数の機器を有する設備に対してガスを移送するための流出口108とを有している。アクチュエータ102は、レギュレータ弁104に結合されている。また、アクチュエータ102は、制御要素127を有する制御アセンブリ122を備えている。第1の動作モード、即ち通常の動作モードでは、制御アセンブリ122が、レギュレータ弁104の流出口108の圧力、即ち流出口圧力を感知し、流出口圧力が予め定められた制御圧力と略等しくなるように制御要素127の位置を制御するようになっている。更に、システムに故障が発生すると、レギュレータ100は、リリーフ機能を実行するようになっており、当該リリーフ機能は、前述する図1及び図1Aに示されているレギュレータ10におけるリリーフ(relief)機能におおむね類似している。
図2をさらに参照すると、レギュレータ弁104には、スロート部110及び弁口部112が形成されている。スロート部110は、流入口106と流出口108との間に配置されている。弁ポート136は、スロート部110に配置されており、また、弁ポート136には、流入口150及び流出口152を有する孔部148が形成されている。ガスがレギュレータ弁104の流入口106と流出口108との間を移動するためには、弁ポート136の孔部148を通り抜けなければならない。弁ポート136は、レギュレータ弁104から取り外し可能となっており、取り外して直径又は構造が異なる孔部を有した別の弁ポートに取り替えることでレギュレータ弁104の動作特性及び流れ特性を特定の用途に合わすことができる。開示されている実施形態では、弁口部112には、開口部114(図3A及び図4に示されている)が形成されており、開口部114は、レギュレータ弁104の流入口106及び流出口108の軸線に略直交する軸線に沿って形成されている。
アクチュエータ102は、ハウジング116と、前述する制御アセンブリ122とを有している。ハウジング116は、例えば、複数の締結部材等で相互に固定される上側ハウジング構成部材116a及び下側ハウジング構成部材116bを有している。下側ハウジング構成部材116bには、制御キャビティ118及びアクチュエータ口部120が形成されている。アクチュエータ口部120は、レギュレータ弁104の弁口部112に接続されており、アクチュエータ102とレギュレータ弁104とを連通している。開示されている実施形態において、レギュレータ100は、口部112と口部120とを互いに固定するカラー111を備えている。上側ハウジング構成部材116aには、リリーフ用キャビティ134及び排気ポート156が形成されている。上側ハウジング構成部材116aには、タワー部158がさらに形成され、タワー部158には、制御アセンブリ122の一部分が収容されている。
制御アセンブリ122は、ダイヤフラムサブアセンブリ121と、弁体サブアセンブリ123と、放出弁142とを有している。ダイヤフラムサブアセンブリ121は、ダイヤフラム124と、ピストン132と、制御ばね130と、リリーフ用ばね140と、組合せばね台座164と、リリーフ用ばね台座166と、制御ばね台座160と、ピストンガイド部材159とを有している。
さらに具体的にいえば、ダイヤフラム124は、円盤状のダイヤフラムによって構成されており、その中央部に開口部144が形成されている。ダイヤフラム124は、可撓性を有し、且つ実質的に気密性を有した材料から成り、その外周縁部は、ハウジング116の上側ハウジング構成部材116aと下側ハウジング構成部材116bとの間にシールを達成した状態で固定されている。それ故、ダイヤフラム124は、制御キャビティ118からリリーフ用キャビティ134を分離している。
組合せばね台座164は、ダイヤフラム124上に配置されている。また、組合せばね台座164には、開口部170が形成され、開口部170は、ダイヤフラム124の開口部144と同軸上に配置される。図2に示されているように、組合せばね台座164は、制御ばね130及びリリーフ用ばね140を支えるようになっている。
開示されている実施形態に係るピストン132は、おおむね細長いロッド形状の部材により構成されており、シールカップ部138と、ヨーク172と、ネジ部174と、ガイド部175とを有する。シールカップ部138は、凹形状且つ略円盤形状になっており、ピストン132の中央部を中心とする円周方向に延びている。また、シールカップ部138は、ダイヤフラム124の真下に配置されている。ヨーク172は、カップラ135を収容可能に構成されたキャビティを有している。カップラ135は、弁体サブアセンブリ123の一部分に接続され、ダイヤフラムサブアセンブリ121と弁体サブアセンブリ123とを接続している。
ピストン132のガイド部175及びネジ部174は、ダイヤフラム124及び組合せばね台座164の開口部144、170を貫通するように配置されている。ピストン132のガイド部175がピストンガイド部材159のキャビティ内に摺動可能に配置されているため、ピストン132は、制御アセンブリ122のその他の部分に対して軸線方向に位置決めされる。リリーフ用ばね140、リリーフ用ばね台座166及びナット176は、ピストン132のネジ部174に配置されている。ナット176は、組合せばね台座164とリリーフ用ばね台座166との間でリリーフ用ばね140を保持している。制御ばね130は、前述のように組合せばね台座164上であって、且つ上側ハウジング構成部材116aのタワー部158内に配置されている。制御ばね台座160は、タワー部158の中に通されており、組合せばね台座164に対向して制御ばね130を圧縮するようになっている。開示されている実施形態では、制御ばね130及びリリーフ用ばね140は、圧縮コイルばねにより構成されている。更に、制御ばね130は、上側ハウジング構成部材116aに対して固定され、組合せばね台座164及びダイヤフラム124に対して下方向きの力を与えている。リリーフ用ばね140は、組合せばね台座164に対して固定され、リリーフ用ばね台座166に対して上方向きの力を与え、更にこの力は、ピストン132に与えられる。開示されている実施形態では、制御ばね130により発生する力は、タワー部158内の制御ばね台座160の位置を調節することにより調節可能となっている。それ故、レギュレータ100の制御圧力も調節可能となる。
制御ばね130は、ダイヤフラム124により感知される制御キャビティ118内の圧力に抗して作動するようになっている。前述するように、この圧力は、レギュレータ弁104の流出口108に存在する圧力と同じ圧力である。それ故、制御ばね130により与えられる力により、流出口圧力がレギュレータ100のおける所望の圧力又は制御圧力になる。ダイヤフラムサブアセンブリ121は、前述のように、ピストン132のヨーク部172とカップラ135とを介して弁体サブアセンブリ123に作用可能に結合されている。
詳しく説明すると、弁体サブアセンブリ123は、制御アーム126と弁棒ガイド162とを有している。制御アーム126は、弁棒178と、レバー180と、制御要素127とを有している。開示されている実施形態に係る制御要素127は、弁体128とシュラウド182とを有している。弁棒178、レバー180及び弁体128は、別々に製造されて組み立てられ、制御アーム126を構成するようになっていてもよい。詳述すると、弁棒178は、略直線状のロッドであり、ノーズ部178aと、凹部178bとを有している。凹部178bは、開示されている実施形態において略矩形状となっている。レバー180は、わずかに湾曲したロッドであり、支点端部180aと、自由端部180bとを有している。支点端部180aは、アパーチャ184を有しており、アパーチャ184は、下側ハウジング構成部材116bにより支えられている回転ピン186を受容している。また、支点端部180aは、ナックル部187をさらに備えている。ナックル部187は、断面視において楕円形状になっており、弁棒178の凹部178b内に配置されている。自由端部180bは、ピストン132のヨーク172に取り付けられているカップラ135の頂部135aとピン135bとの間で受容されている。このように、カップラ135は、弁体サブアセンブリ123をダイヤフラムサブアセンブリ121に作用可能に接続するようになっている。
弁棒ガイド162は、略円筒形状の外側部分162aと、略円筒形状の内側部分162bと、これらの外側部分162aと内側部分162bとを接続する複数の放射状のウェブ162cとを有している。弁棒ガイド162の外側部分162aは、レギュレータ弁104及び下側ハウジング構成部材116bのそれぞれに対応する口部112,120の内部に嵌合するようなサイズ及び形状に形成されている。内側部分162bは、制御アーム126の弁棒178を摺動可能に保持するようなサイズ及び形状に形成されている。したがって、弁棒ガイド162は、レギュレータ弁104、アクチュエータハウジング116及び制御アセンブリ122、さらに具体的には制御アセンブリ122の制御アーム126の弁棒178の配置構造を決める役目を有している。
図4を参照すると、制御要素127の弁体128は、カラー193と、略円筒形状の本体185とを有している。図2に示されているように、カラー193は、弁棒178のノーズ部178aにスナップ式で嵌合されるように構成されている。円筒形状の本体185は、円形状のシール面188と外周面190とを有している。また、円筒形状の本体185は、シール部材191をさらに備えている。シール部材191は、本体185のその他の部分に取り付けられるとともにシール面188を有している。シール部材191は、たとえば接着剤又は他の手段を用いて、円筒形状の本体185のその他の部分に取り付けられてもよい。シール部材191は、円筒形状の本体185のその他の部分と同一の又はそれとは異なる材料から製造されてもよい。たとえば、一実施形態では、シール部材191はポリマー製のシール部材129を有している。
図4をさらに参照すると、シュラウド182は、略円筒状の部材を有している。この略円筒状の部材は、カラーとも呼ばれ、リング形状の端面192と内周面194とを有している。一実施形態では、例えば、図4に示されているように、シュラウド182の内周面194は、複数のネジ山を有しており、これら複数のネジ山は、弁体128の外周面190にある複数の合わせネジ山と螺合するように構成されている。更に、シュラウド182は、端面192に隣接して配置される面取りされた内周面部分196を有している。また、この面取りされた内表面部分196は、少なくとも一実施形態では、テーパが形成された断面部分と呼ばれ、例えば円錐台形状の面を有している。
シュラウド182は、組立時、端面192を弁体128のシール面188に対して略並行にし、且つそこからオフセットして配置するように、弁体128の外周面に取り付けられている。このように、組立時、シール面188がシュラウド182の端面192から引っ込めて配置されることによって、制御要素127内のシール面188と端面192との間に略円柱形状のキャビティ127a(たとえば、図5B及び図5Cに示されている)が形成される。図に示すように、制御要素127が開示されている実施形態において、弁体128に螺合されるシュラウド182が含まれていてもよい。このことは、弁体128に対してシュラウド182を回転させることにより、シュラウド182の軸線方向の位置を調節することができるという利点がある。このような軸線方向の変位は、後述するように、制御要素127を特定の用途に合わせて調節することができる。他の実施形態では、シュラウド182は、ネジ山に代えて位置決めネジ(図示せず)を有し、この位置決めネジを弁体128の外周面190に締め込むことでシュラウド182の軸線方向の位置を固定できるようにしてもよい。さらに他の実施形態では、シュラウド182は、弁体128にネジ止めされることに加えて位置決めネジを有していてもよい。更に他の実施形態では、シュラウド182及び弁体128は、刻み付き接続手段、キー溝付き接続手段又はスプライン溝付き接続手段により接続され、弁体128に対してシュラウド182を調節することできるようになっていてもよい。制御要素127の更に他の実施形態は、弁体128に対するシュラウド182の位置を示すことができるように、シュラウド182の内周面194と弁体128の外周面190との少なくとも一方にしるしを有していてもよい。このしるしには、例えば、図4に示されているしるしの如き弁体128の外周面190上に付けられた目盛りマーク200が含まれている。
図2には、閉弁位置にあるレギュレータ100が示されている。レギュレータ100の下流側のシステムからの需要が無い状態である。それ故、弁体128のシール面188は、弁ポート136の流出口152にシールを達成した状態で係合している。このように配置されると、ガスは、弁ポート136及びレギュレータ弁104を通り抜けて流れない。ハウジング116の制御キャビティ118内の圧力に対応し、且つダイヤフラム124により感知される流出口圧力が制御ばね130によって与えられる力よりも大きいので、このような配置になる。したがって、流出口の圧力により、ダイヤフラム124、ピストン132及び弁体128が閉弁位置の方に移動させられる。
しかしながら、ユーザが加熱炉、ストーブ等の如き機器を操作し始める等、ガス分配システムから動作要求があると、当該機器がレギュレータ100の制御キャビティ118からのガスの流れを引き出し、これによりダイヤフラム124に感知される圧力が下がる。ダイヤフラム124より感知される圧力が下がるにつれて、ダイヤフラム124において、制御ばねの力と流出口圧力との間の力のバランスがとれなくなり、その結果、制御ばね130が伸びてダイヤフラム124及びピストン132をハウジング116に対して下方に変位させる。これにより、レバー180がピボットピン186を中心に時計回り方向に回転する。回転することで、更にナックル部187が弁棒178内の凹部178bに対して回転する。これにより、制御要素127が弁ポート136の流出口152から遠ざかるように移動し、レギュレータ弁104が開弁される。
図3及び図3Aには、一例として、通常の動作位置にある制御要素127を有するダイヤフラムサブアセンブリ121が示されている。このように配置されると、ガス分配システムは、制御ばね130により設定される制御圧力のガスをレギュレータ弁104を通して下流側の機器に供給することができるようになっている。更に、ダイヤフラムサブアセンブリ121は、レギュレータ弁104の流出口圧力を感知し続ける。流出口圧力が制御圧力と略等しいままである限り、制御アセンブリ122は、同じ通常位置にて弁体128を保持する。しかしながら、流出口の流量、即ち要求量が減少し、それによって制御ばね130により設定された制御圧力を上回るまで流出口圧力が上昇した場合、ダイヤフラム124は、増加した流出口圧力を感知して、制御ばね130の付勢力に抗して上方に移動することになる。逆に、流出口の流量、即ち要求量が増大し、それによって制御圧力を下回るまで流出口圧力が降下した場合、ダイヤフラム124が減少した流出口圧力を感知し、ばね130がダイヤフラム124及びピストン132を下方に押し、レギュレータ弁104を開く。このように、流出口圧力又は制御圧力が少し外れると、制御アセンブリ122は、それに反応し、外れたぶんだけ弁体128の位置を調節するようになっている。
制御ばね130が制御要素127を変位させて弁ポート136を開くために伸びていくにつれて、制御ばね130が生成する力は減少し、ダイヤフラム124の面積が増大する。図1及び図1Aに記載される従来のレギュレータ10では、このばね力の減少及びダイヤフラム面積の増大により、ダイヤフラム24のバランスを保つのに必要な流出口圧力の大きさが減少し、このことによりダイヤフラム24は、実際の流出口圧力よりも低い圧力を感知することとなる。これにより、制御アセンブリ22が弁ポート36を更に開き、レギュレータ弁14の流出口圧力が制御圧力未満にまで下げられる。この現象は「ドループ」として知られている。
しかしながら、本発明のこの実施形態に開示されているレギュレータ100の制御要素127は、この「ドループ」の補償を促進すべく弁体128に取り付けられるシュラウド182を備えている。シュラウド182は、弁体128のシール面188から延出させることを選択することで、制御要素127がこの第1の動作モード、つまり動作状態にあるときに、シュラウド182が弁ポート136からのガスの流れをアクチュエータ102のダイヤフラム124から遠ざけるように、そしてレギュレータ弁104の流出口108の方に流すことができるように構成されている。このように構成されることにより特筆すべき点は、シュラウド182によって生じる制限(restriction)に起因してシュラウド182が見かけ上低い圧力又は誤った圧力をダイヤフラム124に感知させているということである。ダイヤフラム124で圧力が低く感知されるため、制御ばね130は、ダイヤフラム124を下方に付勢する。これにより、弁ポート136がさらに開くことになる。これにより、弁104を通って流出口に流れるガスの流量が増え、流出口108の流出口の制御圧力が上昇する。したがって、開示されている実施形態にかかる制御要素127は、本来生じる「ドループ」を相殺するための「ブースト(boost)」を実現している。
開示される実施形態に係るシュラウド182は、前述のように、弁体128に調節可能に取り付けられている。それ故、例えば弁体128に対するシュラウド182の軸線方向の位置を調節することで、つまりシュラウド182がシール面188から延出する距離を調節してガスの流れをレギュレータ弁104の流出口108に向けることで、制御要素127を様々な用途に合わせて調整することができる。
たとえば、図5A〜図5Cに示されているように、開示されている実施形態に係る制御要素127は、例えば3つの配置位置の間で調整可能である。シュラウド182及び弁体128がネジ止めされるようになっている開示の実施形態では、言うまでもなく、実質的に無数の構造を有するように制御要素127が構成されてもよい。
図5Aには、第1の配置構造を呈している制御要素127が示されており、第1の配置構造では、シュラウド182の端面192が弁体128のシール面188と実質的に面一になっている。制御要素127のこの配置構造は、制御要素127の直径が大きくなることによる小量の「ブースト」を提供することができるが、流れを方向付けするためのシュラウド182と弁体128との間のキャビティが形成されていない。
それとは対照的に、図5Bには、第2の配置構造を呈している制御要素127が示されており、第2の配置構造では、シュラウド182の端面192が弁体128のシール面188から第1の距離だけ延出している。このように配置されると、制御要素127には、円柱形状のキャビティ127aが形成される。この円柱形状のキャビティは、弁体128のシール面188とシュラウド182の内周面194との間に形成される。同様に、図5Cには、第3の配置構造を呈している制御要素127が示されており、シュラウド182の端面192が弁体128のシール面188から第2の距離だけ延出している。この第2の距離は、第1の距離より大きいため、図5Cに示されている配置構造では、図5Bに示されているキャビティ127aよりも大きな寸法のキャビティ127aが形成されることになる。
図3をさらに参照すると、通常運転時であって且つ制御要素27が図5B又は図5Cのうちの一方に示されているように配置されている場合、弁ポート136から流れる流体の少なくとも一部分は、制御要素127内に形成されているキャビティ127aの中に流れ込むことになる。流体がシール面188から反れて離れると、この流体は、キャビティ127aから流出し、弁箱104の流出口108に向かって流れようとする。図4において特定されているシュラウド182の面取りされた内周面196は、シュラウド182が流体を捕らえ、そして逃がす際の助けとなる。従って、シュラウド182のうちの弁体128のシール面188から延出している部分は、流体の流れを弁箱104の流出口108の方に向けると同時に、同一の流体をアクチュエータ102から離れるように流してダイヤフラム124によって感知される圧力に対して「ブースト」を与えるようになっている。
上述のように、シュラウド182は、「ブースト」の量を調整することができるように、弁体128に対して調節可能に位置決めされる。例えば、図5Cに示されているシュラウド182の実施形態は、その端面192を図5Bに示されている実施形態よりもシール円板128のシール面188からさらに離れた位置に配置するようになっている。それ故、図5Cに示されている第3の配置構造はより大きなキャビティ128aを形成し、図5Bに示されている第2の配置構造よりも大きな量の「ブースト」を提供する。このように、制御要素127は、これらの異なる配置構造の各々において別々に、レギュレータ弁104を流れるガスの流れと相互作用するようになっている。
システムで故障が生じた場合、開示されている実施形態に係る制御要素127は、レギュレータ100のリリーフ機能に影響を与えることはない。もっと正確にいえば、図6に示されているように、第2のモード又は故障動作モードでは、制御要素127は、レギュレータ100に圧抜きするための完全開弁位置へ移動する。これにより、ピストン132及び密閉用カップ138が最下方位置に移動することになる。このように配置されると、制御要素127は、弁ポート136から流れ出す流れに対する制限(絞り)を最小限に抑え、この流れをレギュレータ弁104の流出口108の方に、そしてアクチュエータ102の中へと案内し、放出弁142の構造により予め定められた圧抜きができるようになっている。例えば、一度、制御キャビティ118内の圧力がリリーフ用ばね140によって設定されるリリーフ圧力を越えると、この圧力は、ダイヤフラム124及び組合せばね台座164を上方に向けて押し、これにより、当該圧力がリリーフ用ばね台座166に抗してリリーフ用ばね140を圧縮する。次いで、ダイヤフラム124がピストン132のシールカップ138から離れ、ガスが開口部144、170を通ってダイヤフラム124上のリリーフ用キャビティ134の中へと流れる。リリーフ用キャビティ134がガスで充填されると、その圧力が上昇する。
リリーフ用キャビティ134内の圧力が予め定められた放出圧力を超えると、放出弁142は、開弁し、図1に示されている従来のレギュレータ10で前述したように、排気ポート156を通して大気中にガスを排出する。詳細にいえば、放出弁142は、弁体146と放出ばね154とを有している。図2に示されているように、放出弁142は、ハウジング116の上側ハウジング構成部材116a内の排出ポート156に隣接する部分に収容されている。さらに具体的にいえば、排気ポート156は、鉛直部156aと水平部156bとを有するL字形のキャビティを備えている。鉛直部156aは、リリーフ用キャビティ134と連通している。水平部156bは大気に開放されている。鉛直部156aは、放出弁142を収容しており、また、弁座面198を形成している。したがって、放出ばね154は、排気ポート156の弁座面198に抗する閉弁位置へ弁体146を付勢していることになる。
図7A〜図7Cには、本発明の原理に従って製造される他の実施形態の制御要素227が示されている。制御要素227は、弁体228と、複数のシュラウド282a、282b、282cとを有している。弁体228は、図3〜図6に関して記載された弁体128と類似している。弁体228は、略円筒形状の本体285と、カラー293とを有している。本体285は、シール面288と外周面290とを有している。カラー293は、図2及び図3に関して上述した弁棒178のノーズ部178aと同様に、制御アセンブリの弁棒上にスナップ式で嵌合されるように構成されている。
複数のシュラウド282a、282b、282cは、弁体228の本体285に交換可能に構成されている。このように、技術者は、例えば、前述の1つのシュラウド182を調節することによって制御要素127をチューニングすることに類似した方法で、個々の用途に応じた個々の流れ特性を達成すように制御要素227をチューニングするべく例えば1つのシュラウド282aを他のシュラウド282bと交換できるようになっている。
たとえば複数のシュラウド282a、282b、282cの各々は、異なる軸線方向の寸法を有している。したがって、レギュレータ弁104を流れる流れに対する制御要素227の影響、即ち流出口圧力は、用いるシュラウド282a、282b、282cにより変化する。そうでなければ、シュラウド282a、282b、282cは、同一形状であることになる。詳細にいえば、各シュラウド282a、282b、282cは、カラー又は本体と呼ばれる1つの円筒形状の部材を含んでおり、端面292と、面取りされた内周面299を有する内周面294とを備えている。一実施形態では、シュラウド282a、282b、282cの内周面294は、複数のネジ山、刻み付き接続手段、位置決めネジ若しくはその他の固定デバイス又はこれらの固定デバイスを組み合わせることで制御円板228の本体285に着脱可能に取り付けられる。それ故、シュラウド282a、282b、282cの各々の軸線方向の寸法が異なるため、各シュラウドは、異なる距離だけ弁体228のシール面288から延出する。それ故、各シュラウドは、通常運転時、レギュレータ弁104を流れる流れ及び圧力に異なる影響を与えることとなる。
このため、本発明に従って構成されたレギュレータ及び/又は制御要素は、レギュレータ100内の圧抜きの性能に対して悪影響を及ぼすことなく、弁ポート136を流れるガスの流れをレギュレータ弁104の流出口108の方に、そしてアクチュエータ102から離れるように案内することによって、「ドループ」を相殺し、及び/又は発生しないようにする効果を奏する。さらに、本発明に係る調整可能及び/又は交換可能な制御要素127、227は、様々な特定の用途に合うようにレギュレータ100をチューニングする機能を果たすという効果を奏する。本明細書には、様々なレギュレータ及び制御要素が記載されているが、本発明は、これらの実施形態に限定されることを意図したものではなく、より正確にいえば、請求項の範囲の技術範囲及び技術思想により定義されるものを含むことを意図したものである。
たとえば、本発明の原理に従って構成される制御要素の他の実施形態は、略カップ形状の弁体部材及び複数の挿入部材を有しうる。このカップ形状の弁体部材には、キャビティが形成されてもよく、これらの挿入部材はたとえばさまざまな厚みを有してもよい。したがって、これらの挿入部材を弁体のキャビティ内に交換可能に配置して、様々な厚みのキャビティを形成することによりレギュレータ弁104を流れる流れに対して様々な影響を与えるようにしてもよい。一実施形態では、挿入部材は、磁化された挿入部材であってもよいし、ネジ切りされた挿入部材であってもよいし、又は、単に摩擦により勘合される挿入部材であってもよい。他の実施形態では、挿入部材をキャビティ内に積み重ねることによって様々な奥行き形成するようにしてもよい。
さらに、本明細書に記載のレギュレータは、本発明の技術思想を組み入れた流体制御デバイスの一例でしかない。また、制御弁の如き他の流体制御デバイスも、本発明の構成及び/又は利点から利益を享受することができる。

Claims (23)

  1. 流体調節デバイスであって、
    流入口と流出口とが形成された弁箱と、
    前記流入口と前記流出口との間で前記弁箱に形成されている弁ポートと、
    前記弁箱内に摺動可能に配置され、開弁位置と閉弁位置との間を変位して前記弁箱を流れる流体の流れを制御するように構成され、前記弁体が前記閉弁位置にあるときに前記前記弁ポートと係合するためのシール面を有している弁体と、
    前記弁体の外周面に着脱可能に設けられ、前記弁体の前記シール面を越えて延出し、前記弁ポートから流れてくる流体を前記流出口の方に向けて案内する円筒形状の部材とを備えているデバイス。
  2. 前記円筒形状の部材は、第1の位置と第2の位置との間を前記弁体に対して軸方向に変位するように構成されている請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記円筒形状の部材及び前記弁体のうちの少なくとも1つは、該弁体に対する前記円筒形状の部材の位置を示すしるしを有している請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記円筒形状の部材は、前記弁体の円筒形状の外周面と螺合するように構成されている請求項2に記載のデバイス。
  5. 第1の円筒形状の部材及び第2の円筒形状の部材をさらに備えており、前記第1の円筒形状の部材及び前記第2の円筒形状の部材の各々は、前記弁体に交換可能に配置されるように構成されており、前記第1の円筒形状の部材は、前記シール面から第1の距離だけ延出するように構成され、前記第2の円筒形状の部材が、前記シール面から第2の距離だけ延出するように構成されている請求項1に記載のデバイス。
  6. 流体調節デバイスであって、
    流入口、流出口、及び前記流入口と前記流出口との間に配置される弁ポートを有する弁箱と、
    前記弁箱に結合され、前記弁箱の前記流出口の圧力に基づいて前記レギュレータを流れる流体の流れを制御するアクチュエータとを備えており、
    該アクチュエータは、
    シール面を有し、前記弁箱内に配置され、前記弁ポートに係合する閉弁位置と、前記弁ポートとから離れて位置する開弁位置との間を変位するように構成された弁体と、
    該弁体の外周面に調節可能に結合されて前記シール面を越えて延出し、前記弁体が前記開弁位置にあるとき、前記弁ポートから流れる流体を前記弁箱の前記流出口の方に、且つ前記アクチュエータから離れるように案内するためのキャビティを形成する円筒形状のシュラウドとを有しているデバイス。
  7. 前記円筒状のシュラウドは、第1の位置と第2の位置との間を前記弁体に対して軸線方向に変位するように構成されてなる、請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記円筒状のシュラウド及び前記弁体のうちの少なくとも1つは、前記弁体に対する前記円筒状のシュラウドの位置を示すしるしを有している請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記円筒状のシュラウドは、前記弁体の円筒形状の外周面と螺合するように構成されている請求項6に記載のデバイス。
  10. 第1の円筒状のシュラウド及び第2の円筒状のシュラウドをさらに備えており、前記第1の円筒状のシュラウド及び前記第2の円筒状のシュラウドの各々は、交換可能に前記弁体に配置されるように構成されており、前記第1の円筒状のシュラウドは、前記シール面から第1の距離だけ延出するように構成され、前記第2の円筒状のシュラウドは、前記シール面から第2の距離だけ延出するように構成されている請求項6に記載のデバイス。
  11. 流体調節デバイスであって、
    流入口と流出口とが形成された弁箱と、
    前記弁箱内に配置され、開弁位置と閉弁位置との間を変位して前記弁箱を流れる流体の流れを制御するように構成された弁体と、
    前記弁体の外周面に着脱可能に取り付けられ、前記弁体から第1の距離だけ延出することにより前記弁箱を流れる流体の流れを前記流出口の方に向けて案内する第1のシュラウドと、
    前記弁体の外周面に着脱可能に取り付けられるように構成され、前記第1のシュラウドと交換される第2のシュラウドとを備えており、
    前記第2のシュラウドは、前記第1の距離とは異なる第2の距離だけ前記弁体から延出することにより、前記弁箱を流れる流体の流れを前記流出口の方に案内するように構成されているデバイス。
  12. 前記第1のシュラウド及び前記第2のシュラウドの各々は、円筒状の部材を含んでいる請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記弁箱内には、前記流入口と前記流出口との間に弁ポートが配置されている請求項11に記載のデバイス。
  14. 前記弁体は、該弁体が閉弁位置にあるとき、前記弁ポートにシールを達成した状態で係合するように構成されたシール面を有している請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記第1のシュラウドは、前記シール面から第1の距離だけ延出しており、前記第2のシュラウドは、前記第1の距離とは異なる第2の距離だけ前記シール面から延出している請求項14に記載のデバイス。
  16. 前記弁体に作用可能に接続されるダイヤフラムをさらに備えており、該ダイヤフラムは、前記弁箱の前記流出口の圧力に応じて前記開弁位置と前記閉弁位置との間を変位するように構成されている請求項11に記載のデバイス
  17. ダイヤフラムにより駆動されるガスレギュレータに適用できるように構成された調節可能な制御要素であって、
    前記レギュレータの流出口圧力に応じて開弁位置と閉弁位置との間を変位するように構成された略円筒形状の弁体と、
    前記弁体が前記閉弁位置にあるとき、前記レギュレータを流れる流体の流れを防止するように構成された、前記弁体により設けられるシール面と、
    前記弁体により規定される円筒形状の外周面と、
    前記弁体の前記円筒形状の外周面に着脱可能に結合され、前記シール面を越えて延出することにより円柱形状のキャビティを形成するシュラウドとを備えている調節可能な制御要素。
  18. 前記シュラウドは、第1の位置と第2の位置との間を前記弁体に対して軸線方向に変位可能に構成されている請求項17に記載の調節可能な制御要素。
  19. 前記シュラウドは、前記第1の位置において第1の距離だけ前記シール面から延出し、前記第2の位置において第2の距離だけ前記シール面から延出している請求項17に記載の調節可能な制御要素。
  20. 前記シュラウドは、前記弁体の雄ネジ部と螺合する雌ネジ部を有している請求項17に記載の調節可能な制御要素。
  21. 前記弁体及び前記シュラウドのうちの少なくとも1つは、前記弁体に対する前記シュラウドの位置を示すしるしを有している請求項17に記載の調節可能な制御要素。
  22. 前記弁体により交換可能に胆持されるように構成された第1のシュラウド及び第2のシュラウドをさらに備えており、前記第1のシュラウドは、第1の軸線方向の寸法を有しており、前記第2のシュラウドが前記第1の軸線方向の寸法とは異なる第2の軸線方向の寸法を有している請求項17に記載の調整可能な制御要素。
  23. 前記第1のシュラウドは、第1の距離だけ前記シール面から延出するように構成され、前記第2のシュラウドは、第2の距離だけ前記シール面から延出するように構成され、前記第2の距離は、前記第1の距離と異なっている請求項22に記載の調整可能な制御要素。
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