JP2013231540A - 燃焼装置および燃焼ガスの浄化方法 - Google Patents

燃焼装置および燃焼ガスの浄化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】NOx還元触媒においてNOxの還元反応で生成されたNH3がNH3酸化触媒でNOxに酸化されるのを抑制しつつ、COを低減することができる燃焼装置および燃焼ガスの浄化方法を提供する。
【解決手段】本発明の燃焼装置10は、バーナ13と、缶体14と、排出通路15と、缶体14内の空間に設けられるNOx還元触媒C1と、排出通路15内であって燃焼ガスG2中のNH3がNOxに酸化される割合よりもN2に酸化される割合が高い所定のガス温度の範囲内となる領域に設けられるNH3酸化触媒C2と、排出通路15のNOx還元触媒C1とNH3酸化触媒C2との間に設けられ、排出通路15に二次燃焼用空気を供給するための空気供給部17と、燃料ガスを理論空気比以下で燃焼させ、燃焼ガスG2を生成する燃焼制御部39とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼装置および燃焼ガスの浄化方法に関する。
従来、ボイラ等の燃焼装置に備えているバーナで発生する燃焼ガスは、燃焼ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)を所定の数値(例えば、規制値等)以下としてから排出している。燃焼装置で発生した燃焼ガスは、触媒を通過させて燃焼ガスに含有されるCO、NOxを酸化、還元してこれらを除去し、燃焼ガスに含まれるCO、NOxを規制値以下に低減している。
燃焼ガスに含まれるNOx、COを触媒を用いて低減するための技術として、燃料に対する空気比を制御して燃料を燃焼させて発生した燃焼ガスをNOxの還元を促進するNOx還元触媒やCOの酸化を促進するCO酸化触媒に通過させることにより、NOx、COを低減する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1では、1段目で燃料に対する空気比を1.0よりも小さくしてNOx還元触媒を通過する際の燃焼ガス中に含まれるCO含有量を高くすることで、NOx還元触媒を通過する燃焼ガス中のNOxを過剰COにより目標値以下にまで還元させる。その後、燃焼ガスに空気を注入してCO酸化触媒を通過する燃焼ガスの酸素(O2)含有量を高くすることで、燃料に対する空気比を1.0よりも大きくして二段目以降でCO酸化触媒において1段目のNOx還元触媒を通過したCOを酸化して除去していた。これにより、燃焼ガスは、燃焼ガス中に含まれるCO、NOx濃度を規制値以下として排出していた。
特開2010−190520号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような技術では、燃焼ガス中に含まれるNOxをNOx還元触媒で還元する1段目で、燃料に対する空気比を1.0よりも小さくすると、NOxは還元されてN2になる割合が低く、NOxが還元されてNH3になる割合が高いため、NH3が多量に生成しやすい。NOx還元触媒でNOxの還元反応により生成されたNH3は、NOx還元触媒後の高温雰囲気下や燃焼ガス中に含まれるCOをCO酸化触媒で酸化する二段目以降で、NH3は酸化されて再びNOxとなり易く、燃焼ガス中のNOx量が増大する可能性がある。そのため、燃焼ガス中に含まれるNOx濃度を規制値以下として燃焼ガスを排出することは困難となる可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、NOx還元触媒においてNOxの還元反応で生成されたNH3がNH3酸化触媒でNOxに酸化されるのを抑制しつつ、COを低減することができる燃焼装置および燃焼ガスの浄化方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明者は燃焼装置および燃焼ガスの浄化方法について鋭意研究を重ねた結果、NH3酸化触媒が、燃焼ガスのガス温度に応じて燃焼ガス中のNH3がNOxに酸化される割合を低減することができるとともに、N2に酸化される割合を増大させることができることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものである。
本発明に係る燃焼装置は、燃料を燃焼させることでNOx、COを含む燃焼ガスを生成するバーナと、前記燃焼ガスから吸熱する吸熱手段と、前記吸熱手段で熱が奪われた燃焼ガスを外部に排出する排出通路と、前記吸熱手段内で前記燃焼ガスが流れる空間又は前記排出通路に設けられ、前記燃焼ガス中のNOxを還元する触媒成分を備えるNOx還元触媒と、前記排出通路内で前記NOx還元触媒よりも前記燃焼ガスの流れ方向の下流側であって前記燃焼ガス中のNH3がNOxに酸化される割合よりもN2に酸化される割合が高い所定のガス温度の範囲内となる領域に設けられ、少なくとも前記燃焼ガス中のNH3を酸化する触媒成分を備えるNH3酸化触媒と、前記排出通路の前記NOx還元触媒と前記NH3酸化触媒との間に設けられて、前記空間に酸素を含有する酸化ガスを供給するための酸化ガス供給手段と、前記燃料を理論空気比以下で燃焼させ、前記燃焼ガスを生成する燃焼制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様として、前記NH3酸化触媒よりも前記燃焼ガスの流れ方向の下流側に設けられ、前記燃焼ガス中のCOを酸化する触媒成分を備えるCO酸化触媒を有することが好ましい。
本発明に係る燃焼ガスの浄化方法は、上記何れかの燃焼装置を用いて、燃料を燃焼させることにより発生した燃焼ガスに含まれるNOx、COを低減する燃焼ガスの浄化方法であって、前記燃焼ガスがNH3酸化触媒を通過する際の前記燃焼ガス中のNH3がNOxに酸化される割合よりもN2に酸化される割合が高い所定のガス温度の範囲内となるように、前記燃料を理論空気比以下で燃焼する燃焼工程と、前記燃焼ガスから吸熱する吸熱手段を前記燃焼ガスが流れる燃焼ガス流路又は前記吸熱手段で熱が奪われた燃焼ガスを外部に排出する排出通路に設けたNOx還元触媒により、前記燃焼ガス中のNOxを還元するNOx還元工程と、前記NOx還元触媒を通過した前記燃焼ガスに酸素を含有する酸化ガスを供給する酸化ガス供給工程と、前記排出通路内で前記所定のガス温度の範囲内の領域に設けたNH3酸化触媒により、前記燃焼ガス中のNH3を酸化し、N2を生成するNH3酸化工程と、を含み、前記NH3酸化触媒を通過する際の前記燃焼ガスの温度が前記所定のガス温度の範囲外の場合には、燃焼を調整することを特徴とする。
本発明によれば、NOx還元触媒においてNOxの還元反応で生成されたNH3がNH3酸化触媒でNOxに酸化されるのを抑制しつつ、COを低減することができる。
本実施形態に係る燃焼装置の縦断面の説明図である。 図1のA−A断面図である。 NOx還元触媒の構成の一例を示す図である。 燃焼ガスの温度とNH3酸化触媒のNOx生成率との関係を示す概念図である。 燃焼ガスの温度とNH3酸化触媒のNH3転化率とCO転化率との関係を示す概念図である。 燃焼装置の他の構成の一例を示す図である。
以下、本発明を好適に実施するための形態(以下、実施形態という。)につき、詳細に説明する。尚、本発明は以下の実施形態に記載した内容により限定されるものではない。また、以下に記載した実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。更に、以下に記載した実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせてもよいし、適宜選択して用いてもよい。
<燃焼装置>
本発明の実施形態に係る燃焼装置について説明する。図1は、本実施形態に係る燃焼装置の縦断面の説明図であり、図2は、図1のA−A断面図である。図1に示すように、本実施形態に係る燃焼装置(ボイラ)10は、角型多管式貫流ボイラであり、燃焼用空気供給部11と、燃料供給部12と、バーナ13と、角型の缶体(吸熱手段)14と、排出通路15と、浄化装置16と、空気供給部(酸化ガス供給部)17と、給水予熱器(熱回収器)18と、制御装置19と、を備えている。
燃焼用空気供給部11は、バーナ13へ燃焼用空気(外気)を供給するものである。燃焼用空気供給部11は、送風機21と、送風機21からバーナ13へ燃焼用空気を供給する給気通路22とを備えている。
燃料供給部12は、バーナ13へガス燃料(燃料ガス)を供給するものである。燃料供給部12は、燃料ガスを供給するガス燃料供給管23と、ガス燃料供給管23の燃料流量を調整する燃料調整弁24と、燃料ノズル25とを備えている。ガス燃料供給管23は、給気通路22に設けられている。燃料ノズル25は、給気通路22の流路内に燃料ガスを噴出するようになっている。燃料ノズル25から給気通路22の流路内に噴射された燃料ガスは、送風機21から供給される燃焼用空気と混合される。
送風機21から送風された燃焼用空気と燃料ノズル25から供給された燃料ガスとが給気通路22内で混合されて、混合ガスG1が生成される。
混合ガスG1の空気比は、1.0よりも小さく、好ましくは0.70以上0.95以下であり、より好ましくは0.80以上0.90以下である。混合ガスG1の空気比が上記範囲内の場合には、混合ガスG1の酸素(O2)量は少なく、酸素が不足している領域の空気比であるため、混合ガスG1を燃焼させた際に、NOxが生成されるのを抑制しつつ混合ガスG1を燃焼させることができる。
本実施形態においては、本実施形態に係る燃焼装置10の燃料は、燃料ガスを用いているが、燃料ガスに代えて、例えば、重油などの液体燃料又は微粉炭を用いてもよい。
混合ガスG1は、バーナ13から缶体14内に噴出して燃焼し、缶体14内の水管を加熱する。なお、ガス燃料供給管23に供給される燃料ガスと燃焼用空気は、缶体14内の燃焼温度が例えば1150℃以下となるように、燃料供給ライン26、燃焼用空気供給部11から適量供給され、給気通路22で混合され、供給される。
バーナ13は、燃料を燃焼する過程で、O2、COを含む燃焼ガスG2を生成するものである。バーナ13は、不図示の多数の予混合ガス噴出孔が略同一平面上に形成された平面状の燃焼面を有する完全予混合式バーナである。バーナ13は、波板と平板とを交互に積層して矩形平板状に構成されている。給気通路22を通過した混合ガスG1がバーナ13で燃焼し、高温の燃焼ガスG2となる。燃焼ガスG2は、燃焼ガスG1の空気比を1より小さくしているので、CO、H等を含む還元性雰囲気となっている。なお、図1中、バーナ13から缶体14内に示した破線部は、バーナ13で形成される火炎を概念的に表したものである。
本明細書において、燃焼ガスG2とは、燃料ガスの燃焼反応が完了したものおよび燃焼反応中の燃料ガスの少なくとも一方を含む概念である。すなわち、燃焼ガスG2は、燃料ガスの燃焼反応が完了したものおよび燃焼反応中の燃料ガスの両方を有するものでもよいし、燃料ガスの燃焼反応が完了したもののみでもよいし、燃焼反応中の燃料ガスのみを有する場合でもよい。
なお、本実施形態では、バーナ13は予混合式バーナであるが、これに限定されるものではなく、予混合式バーナ以外の拡散混合型バーナ、旋回式バーナ等周知のバーナを用いることができる。
缶体14は、上部管寄せ14Aと、下部管寄せ14Bと、水管群14Cとを備えている。水管群14Cは、上下方向に延在して設置された上部管寄せ14Aおよび下部管寄せ14Bを連結する多数の内側水管(内側伝熱管)27、複数の外側水管(外側伝熱管)28を備えている。尚、上部管寄せ14Aの下部と下部管寄せ14Bの上部とには耐火物29が設けられている。缶体14は、燃焼ガスG2から吸熱するものであり、水管群14Cの内側水管27および外側水管28内に貯留された水を燃焼ガスG2と熱交換させて蒸発させ、蒸気を発生させている。
図2に示すように、缶体14は、その内部の長手方向の両側に一対の連結壁30を備えている。連結壁30は、隣接する外側水管28同士を連結している。外側水管28、一対の連結壁30、上部管寄せ14Aおよび下部管寄せ14Bとで囲まれた空間が、バーナ13からの燃焼ガスG2が流通するガス流動空間Sを形成している。缶体14は、ガス流動空間Sの一端にバーナ13を備え、他端に燃焼ガス出口32を備えている。燃焼ガス出口32は燃焼ガスが流通する排出通路15と接続されている。
図1に示すように、排出通路15は、缶体14で熱を奪われて温度が低下した燃焼ガスG2を外部へ排出するための通路である。排出通路15は、その通路内に、空気供給部17と、浄化装置16と、給水予熱器18とを各々個別に着脱自在に備えている。空気供給部17と浄化装置16と給水予熱器18とは、排出通路15に燃焼ガスG2のガス流れ方向の上流側からこの順に設けられている。
浄化装置16は、燃焼ガスG2に含まれているNOx、COを除去するものである。浄化装置16は、ガス流動空間Sと排出通路15とにより形成されるガス流路に設けられている。NOx還元触媒C1は燃焼ガスG2が通過するガス流動空間Sに設けられている。NH3酸化触媒C2とCO酸化触媒C3とは、排出通路15に燃焼ガスG2の流れ方向の上流側からこの順番に備えている。
NOx還元触媒C1は、燃焼ガスG2中のNOxを還元する触媒成分として触媒活性材料を備えるものである。NOx還元触媒C1は、燃焼ガスG2に含まれるNOxを還元してN2とすることによりNOxを除去する。図3は、NOx還元触媒C1の構成の一例を示す図である。図3に示すように、NOx還元触媒C1は、複数の通気孔Pが形成された矩形平板状の基材C10で形成されており、この通気孔Pを燃焼ガスG2が通過するように設置される。基材C10は、その表面に、触媒活性材料として、例えば白金(Pt)を担持している。
基材C10は、帯状の平板からなる第1の基材C11と波板からなる第2の基材C12とを交互に重ね合わせたものを側板C13により囲んで形成されている。第1の基材C11および第2の基材C12は、表面に多数の微小な凹凸が形成されていて接触面積を広くしている。第1の基材C11および第2の基材C12は、表面の微小な凹凸に触媒活性材料を担持している。第1の基材C11および第2の基材C12は、例えば、ステンレスなどの金属のほかにセラミックなどを用いて形成される。
NOx還元触媒C1の構造は、基材C10のように、複数の通気孔Pを備えたものに限定されるものではなく、基材の表面に触媒活性材料を担持させ、燃焼ガスG2が通気できるものであればよい。例えば、NOx還元触媒C1の構造は、表面に多数の孔を有する担体の表面に触媒活性材料を担持させた構成としてもよい。また、NH3酸化触媒C1の構造は、通気可能な流路が形成された容器内に触媒活性材料が担持されたペレットを多数収容した構成としてもよい。
また、触媒活性材料は、白金以外の貴金属(Ag、Au、Rh、Ru、Pd、Irなど)又は金属酸化物(NiO、CuOx、COx、MnOxなど)であってもよい。
NH3酸化触媒C2は、少なくとも燃焼ガスG2中のNH3を酸化する触媒成分として触媒活性材料を備えるものである。NH3酸化触媒C2は、燃焼ガスG2に含まれるNH3を酸化してN2とすることによりNH3を低減している。NH3酸化触媒C2は、NOx還元触媒C1と同様、基材C10の表面に、触媒活性材料として、例えば貴金属(例えば、Pt、Pd、Rh、Ir、Ruなど)又は金属酸化物(Al23、TiO2、SiO2、ZrO2など)を担特している。
NH3酸化触媒C2は、NOx還元触媒C1よりも燃焼ガスG2の流れ方向の下流側であって、燃焼ガスG2中のNH3が酸化されてNOxとなる割合よりも酸化されてN2となる割合が高くなる燃焼ガスG2のガス温度が所定の範囲内となる領域に設けられている。所定のガス温度の範囲は、例えば、120℃以上210℃以下であり、より好ましくは130℃以上200℃以下であり、更に好ましくは135℃以上195℃以下である。NH3酸化触媒C2を、燃焼ガスG2のガス温度が所定の範囲内となる領域に配置することにより、燃焼ガスG2中に含まれるNH3を酸化させてNOxにする割合を低減し、NH3を酸化させてN2にする割合を増大させることができ、燃焼ガスG2からNOxを効率的に低減できる。
CO酸化触媒C3は、燃焼ガスG2中のCOを酸化する触媒成分として触媒活性材料を備えている。CO酸化触媒C3は、燃焼ガスG2に含まれるCOを酸化してCO2とすることによりCOを除去している。CO酸化触媒C3は、図3に示したNOx還元触媒C1と同様の構成とされている。なお、CO酸化触媒C3に用いる触媒活性材料は、NOx還元触媒C1に用いる触媒活性材料と同様でもよいし、異なる種類の材料を用いてもよく、任意に調整可能である。
空気供給部17は、排出通路15の通路内の空間に空気を供給するものである。空気供給部17は、外部からの空気を供給する通風器33と、排出通路15に設けられる空気供給管34と、排出通路15内に空気を噴霧する空気ノズル35と、を有する。この空気ノズル35から空気がNOx還元触媒C1の下流側に供給される。これにより、NOx還元触媒C1を通過した燃焼ガスG2の空気比を1よりも大きくすることができ、CO酸化触媒C3におけるCOの酸化を効率的に促進することができると共に、NH3をNOxに酸化させずN2に酸化させることができる。
燃焼ガスG2の空気比は、1よりも大きく、好ましくは1以上1.3以下である。
適量の燃焼ガスG2を供給した時の燃焼ガスG2のガス温度とその時のNH3酸化触媒C2におけるNOx生成率、NH3、CO転化率(酸化率)を図4、5に示す。図5は、燃焼ガスG2の温度とNH3酸化触媒C2のNOx生成率との関係を示す概念図であり、図5は、燃焼ガスG2の温度とNH3酸化触媒C2のNH3転化率とCO転化率との関係を示す概念図である。なお、図4、5中、空間速度(Space Velocity:SV値)を、40,000h-1、80,000h-1、120,000h-1、160,000h-1の4通りで、NOx、O2、CO、NH3を含むガスをNH3酸化触媒C2に通過させた。また、図5中、実線はNH3転化率を示し、破線はCO転化率を示す。
図4に示すように、燃焼ガスG2の温度が所定の温度T1の範囲内の場合には、NOx生成率がマイナスになることから、燃焼ガスG2中のNH3がN2に変化していることになる。一方、燃焼ガスG2の温度が所定の温度T1の範囲外の場合には、NOx生成率がプラスになることから、燃焼ガスG2中のNH3がNOxに変化していることになる。また、図5に示すように、燃焼ガスG2の温度が高くなるにしたがって、NH3酸化率およびCO転化率は上昇し、温度T2(例えば、220℃)でNH3転化率およびCO転化率は97%以上となっている。
理論空気比よりも低い空気比で混合ガスG1を燃焼させた燃焼ガスG2中に含まれるNOxはNOx還元触媒C1で還元された際にNH3を生成する。この際、空気ノズル35から空気を排出通路15内に注入する空気注入法等の酸化方法を用いて燃焼ガスG2中に含まれるCO、NH3を有効に酸化させる場合、図4に示すように、燃焼ガスG2のガス温度が所定の温度T1の範囲よりも高いと、NH3がNOxに酸化されるため、低NOx化は困難になるといえる。
これに対し、NOx還元触媒C1で生成されたNH3はNH3酸化触媒C2に到達した際に、燃焼ガスG2の温度が所定の温度T1の範囲内の場合には、NH3はNH3酸化触媒C2において供給された空気と反応して酸化されてN2となり、NOxへの酸化量が低減される。そのため、NH3酸化触媒C2においてNH3が酸化されてNOxが生成されることを抑制できる。
よって、NH3酸化触媒C2を燃焼ガスG2のガス温度が所定の温度T1の範囲内となる領域に配置することにより、燃焼ガスG2中に含まれるNH3が酸化されてNOxになる割合を低減し、NH3が酸化されてN2になる割合を増大させることができ、燃焼ガスG2からNOxを効率的に低減できる。
給水予熱器18は、排出通路15を通過する燃焼ガスG2を給水予熱器18に供給された水と熱交換して冷却するものである。燃焼ガスG2との熱交換により加熱された水は、例えば下部管寄せ14Bに缶水として供給される。
また、排出通路15には、NOx還元触媒C1の燃焼ガスG2の流れ方向の上流側および下流側には、空燃比センサ(以下、A/Fセンサという)38−1、38−2が設けられている。A/Fセンサ38−1、38−2は、例えば、O2分解能が50ppmで応答時間2sec以下の応答性の良好なジルコニア式空燃比センサなどである。A/Fセンサ38−1、38−2により、空気供給前後の燃焼ガスG2の空気比を求めることができる。
制御装置19は、燃料ガスを理論空気比以下で燃焼させ、燃焼ガスG2を生成するよう制御する燃焼制御部39を備えている。燃焼制御部39は、燃料ノズル25から供給する燃料供給量と送風機21から送風された燃焼用空気量を制御することにより混合ガスG1の空気比を調整する。燃焼制御部39は、燃料ガスに対する空気比を理論空気比近傍に調整することが可能であり、理論空気比以下として還元性の燃焼ガスとしたり、わずかに理論空気比よりも大きくしたりしてHC(炭化水素)が完全燃焼されることにより又は不完全燃焼であっても燃焼ガスG2中の残留O2で酸化されてHCを含まない状態の燃焼ガスを生成することができる。
制御装置19は、A/Fセンサ38−1、38−2など各種センサの検出信号を、外部入力回路を介して入力する。そして、制御装置19は、これらの検出信号に基づいて、NH3酸化触媒C2の通過前後の燃焼ガスG2中のNOx濃度、空気供給後の燃焼ガスG2の空気比を求める。そして、制御装置19は、求めた空気供給後の燃焼ガスG2の空気比の値に基づいて、燃焼制御部39に燃料調整弁24および送風機21に信号を出力させ、燃料ガスの供給量、燃焼用空気の送風量等を調整させる。これにより、燃焼制御部39は、燃焼ガスG2の空気比を調整すると共に、燃焼ガスG2がNH3酸化触媒C2を通過する際のガス温度が所定の温度の範囲内となるように調整可能としている。
<燃焼装置の動作>
つぎに、以上の構成を有する本実施形態に係る燃焼装置10の動作を図1を参照にしつつ説明する。まず、送風機21から供給される燃焼用空気は、ガス燃料供給管23から供給される燃料ガスと給気通路22内において予混合され、混合ガスG1を生成する。このとき、混合ガスG1の空気比は1よりも低い空気比とする。この混合ガスG1はバーナ13で着火手段(図示しない)により着火され、燃焼し、高温の燃焼ガスG2を生成する。この燃焼は、上記のように空気比が1よりも低い空気比で行われる。混合ガスG1を1よりも低い空気比で燃焼することにより、混合ガスG1を燃焼した際にNOxが生成される量を抑制することができる。
燃焼ガスG2は、バーナ13から缶体14内のガス流動空間Sへ向けて噴出される。混合ガスG1の燃焼に伴い生ずる燃焼ガスG2は、ガス流動空間Sを通過しながら水管群14Cの内側水管27および外側水管28内に貯留された水と熱交換して、水を蒸発させ、蒸気とする。水を蒸発させることにより生じた蒸気は上部管寄せ14Aを経由して蒸気消費設備に供給される。
燃焼ガスG2は燃焼ガスG2のガス流れ方向の上流側から下流側にかけて水管群14C内を流れ、缶水と熱交換される。
燃焼ガスG2は水管群14Cを通過した後、NOx還元触媒C1を通過する。そして、NOx還元触媒C1において、燃焼ガスG2とNOx還元触媒C1に含まれる触媒成分とが接触することにより、燃焼ガスG2に含まれるNOxがNOx還元触媒C1に吸着される。NOx還元触媒C1に吸着されたNOxは還元されてN2となる。また、NOx還元触媒C1を燃焼ガスG2が通過する際の還元反応により、NH3が生成される場合がある。この結果、燃焼ガスG2に含まれるNOxが低減される。
水管群14C、NOx還元触媒C1を通過した燃焼ガスG2のガス温度は所定の温度の範囲内となる。そして、水管群14Cを通過した燃焼ガスG2は、燃焼ガス出口32から排出通路15側に移動する。
次いで、通風器33から取り込んだ空気が空気供給管34を通って空気ノズル35から排出通路15内に供給され、燃焼ガスG2と混合される。これにより、燃焼ガスG2中の酸素濃度が高くなり、燃焼ガスG2の空気比は1.0よりも大きくなる。なお、排出通路15のNH3酸化触媒C2の上流側には、燃焼ガスG2中のCOおよびNOx還元触媒C1で生成されたNH3の酸化に適した量(例えば、COおよびNH3を酸化するための理論空気量)の空気が空気ノズル35から供給されることが好ましい。
次いで、空気が混合された燃焼ガスG2は、NH3酸化触媒C2を通過する。そして、NH3酸化触媒C2において、燃焼ガスG2とNH3酸化触媒C2に含まれる触媒成分とが接触することにより、燃焼ガスG2に含まれるNH3がNH3酸化触媒C2に吸着される。NH3酸化触媒C2に吸着されたNH3は、燃焼ガスG2中の酸素により酸化されてN2とHOになり、NH3が低減される。
次いで、NH3酸化触媒C2を通過した燃焼ガスG2は、CO酸化触媒C3を通過する。そして、CO酸化触媒C3において、燃焼ガスG2とCO酸化触媒C3に含まれる触媒成分とが接触することにより、燃焼ガスG2に含まれるCOがCO酸化触媒C3に吸着される。CO酸化触媒C3に吸着されたCOは燃焼ガスG2中のO2により酸化されてCO2となり、COが低減される。
この結果、燃焼ガスG2中のNOx、COは実質的に零に低減され、燃焼ガスG2が給水予熱器18の水を加熱した後、排出口15Aから大気中へ排出される。
このように、本実施形態に係る燃焼装置10によれば、空気比等を調整して空気比を1よりも小さくして還元性雰囲気とした燃焼ガスG2をNOx還元触媒C1に通過させた後、燃焼ガスG2の空気比を1以上として、燃焼ガスG2をNH3酸化触媒C2、CO酸化触媒C3の順に通過させている。この時、燃焼ガスG2がNH3酸化触媒C2を通過する際の燃焼ガスG2のガス温度を所定の温度T1の範囲内とする。これにより、NOx還元触媒C1でNOxを還元した際にNH3が生成されても、NH3はNH3酸化触媒C2において酸化されてN2となる割合が増大し、NH3が酸化されてNOxになる割合を低減できるため、燃焼ガスG2中にNOxが生成されるのを抑制することができる。この結果、NOx還元触媒C1、NH3酸化触媒C2、CO酸化触媒C3において燃焼ガスG2中に含まれるNOx、COなどを安定して浄化できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更をすることが可能である。例えば、本実施形態に係る燃焼装置10は、燃料調整弁24、送風機21で燃料ガスの燃料供給量と燃焼用空気の送風量とを調整して混合ガスG1の空気比を調整するようにしているが、これに限定されるものではない。次に、混合ガスG1の空気比を調整する他の例を説明する。
図6は、本実施形態に係る燃焼装置10の他の構成を示す図である。図6に示すように、本実施形態に係る燃焼装置10は、給気通路22に空気比調整手段41を設けるようにしてもよい。空気比調整手段41は、給気通路22の開度(流路断面積)を調整するダンパ(流量調整手段)42と、このダンパ42の開度位置を調整するためのダンパ位置調整装置43とを備えている。ダンパ位置調整装置43は、ダンパ42の回転軸に着脱自在に連結される駆動軸を備え、ダンパ42は駆動軸を介して回転する。
このとき、制御装置19は、燃料調整弁24によりガス燃料供給管23から燃料を供給する燃料供給量と、送風機21から送風される燃焼用空気の送風量の他に、ダンパ位置調整装置43でダンパ42により給気通路22を流れる燃焼用空気の送風量を制御することにより混合ガスG1の空気比を調整する。送風機21、燃料調整弁24およびダンパ位置調整装置43は、制御装置19からの制御信号に基づいて、予め定めた所定のタイミングで、燃焼用空気の送風量および燃料ガスの供給量により空気比を調整して燃焼ガスG2がCO、H等を含有した還元性雰囲気となるようにする。
本実施形態においては、通風器33から取り込んだ空気を用いた場合について説明したが、給気通路22内を流れる燃焼用空気を一部抜き出して用いてもよい。
本実施形態においては、酸化ガスとして、NOx還元触媒C1とNH3酸化触媒C2の間に空気供給部17が空気を排出通路15の通路内に供給する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、酸素を含む酸化性ガスであれば同様に適用できる。
本実施形態においては、浄化部がNOx還元触媒C1、NH3酸化触媒C2、CO酸化触媒C3を有する浄化装置16により構成される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、NH3酸化触媒C2のみでCOの酸化も行える場合には、CO酸化触媒C3を設けなくてもよい。
本実施形態においては、排出通路15に、NH3酸化触媒C2、CO酸化触媒C3を燃焼ガスG2の流れ方向からこの順に配置しているが、これに限定されるものではなくNH3酸化触媒C2、CO酸化触媒C3の配置の順番を逆にしてもよい。
本実施形態においては、燃焼ガスG2に含まれるNOx、COのみを浄化する場合について説明したが、NOx、CO以外のガス成分を含むガスに対しても同様に適用してもよい。
本実施形態においては、本実施形態に係る燃焼装置10が制御装置19を備え、NH3酸化触媒C2の設置位置は、燃焼ガスG2のガス温度が所定の温度の範囲内となるように調整している場合について説明したが、これに限定されるものではなく、制御装置19を備えない構成としてもよく、NH3酸化触媒C2が燃焼ガスG2のガス温度が所定の温度の範囲内となる領域に設置されていればよい。
本実施形態においては、制御装置19が、混合ガスG1の空気比、NH3酸化触媒C2の設置位置は、燃焼ガスG2のガス温度が所定の温度の範囲内となるように、燃焼用空気、燃料ガスの供給量を調整するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、制御装置19が、燃焼量の増減など燃焼量を変化させる場合などの非定常燃焼等により、混合ガスG1の空気比、NH3酸化触媒C2の設置位置が所定の温度範囲となる条件を一時的に満足しない場合があってもよい。また、燃焼ガスG2の成分の偏在等に起因してNH3酸化触媒C2の設置位置が一時的に所定の温度範囲とならない場合があってもよい。
また、NH3酸化触媒C2の設置位置が燃焼ガスG2のガス温度が所定の温度の範囲内となる領域が常に一定であることは要せず、NH3酸化触媒C2の設置位置は所定の温度範囲となる領域が運転条件や時間によって範囲が変更し、又は位置が変更されてもよい。例えば、制御装置19は、触媒活性化材料の種類や、粒の大きさ、粒の形状など触媒活性化材料の形態に応じて、NH3酸化触媒C2の設置位置が所定の温度範囲となる領域を調整、設定することができる。
また、本実施形態においては、浄化装置16を貫流型の蒸気ボイラに適用する場合について説明したが、蒸気ボイラのみならず温水ボイラに対しても適用可能であり、また、貫流型ボイラの他、水管が環状に配列された多管式のボイラ、炉筒煙管ボイラ、バーナにより加熱管を直接加熱する給湯器等、種々の構造のボイラに適用することが可能である。
10 燃焼装置(ボイラ)
11 燃焼用空気供給部
12 燃料供給部
13 バーナ
14 缶体(吸熱手段)
14A 上部管寄せ
14B 下部管寄せ
14C 水管群
15 排出通路
16 浄化装置
17 空気供給部(酸化ガス供給部)
18 給水予熱器(熱回収器)
19 制御装置
21 送風機
22 給気通路
23 ガス燃料供給管
24 燃料調整弁
25 燃料ノズル
26 燃料供給ライン
27 内側水管(内側伝熱管)
28 外側水管(外側伝熱管)
29 耐火物
30 連結壁
32 燃焼ガス出口
33 通風器
34 空気供給管(酸化ガス供給管)
35 空気ノズル
38−1、38−2 空燃比(A/F)センサ
39 燃焼制御部
41 空気比調整手段
42 ダンパ
43 ダンパ位置調整装置
G1 混合ガス
G2 燃焼ガス
C1 NOx還元触媒
C2 NH3酸化触媒
C3 CO酸化触媒
S ガス流動空間

Claims (3)

  1. 燃料を燃焼させることでNOx、COを含む燃焼ガスを生成するバーナと、
    前記燃焼ガスから吸熱する吸熱手段と、
    前記吸熱手段で熱が奪われた燃焼ガスを外部に排出する排出通路と、
    前記吸熱手段内で前記燃焼ガスが流れる空間又は前記排出通路に設けられ、前記燃焼ガス中のNOxを還元する触媒成分を備えるNOx還元触媒と、
    前記排出通路内で前記NOx還元触媒よりも前記燃焼ガスの流れ方向の下流側であって前記燃焼ガス中のNH3がNOxに酸化される割合よりもN2に酸化される割合が高い所定のガス温度の範囲内となる領域に設けられ、少なくとも前記燃焼ガス中のNH3を酸化する触媒成分を備えるNH3酸化触媒と、
    前記排出通路の前記NOx還元触媒と前記NH3酸化触媒との間に設けられて、前記空間に酸素を含有する酸化ガスを供給するための酸化ガス供給手段と、
    前記燃料を理論空気比以下で燃焼させ、前記燃焼ガスを生成する燃焼制御手段と、
    を有することを特徴とする燃焼装置。
  2. 請求項1において、
    前記NH3酸化触媒よりも前記燃焼ガスの流れ方向の下流側に設けられ、前記燃焼ガス中のCOを酸化する触媒成分を備えるCO酸化触媒を有することを特徴とする燃焼装置。
  3. 請求項1又は2の燃焼装置を用いて、燃料を燃焼させることにより発生した燃焼ガスに含まれるNOx、COを低減する燃焼ガスの浄化方法であって、
    前記燃焼ガスがNH3酸化触媒を通過する際の前記燃焼ガス中のNH3がNOxに酸化される割合よりもN2に酸化される割合が高い所定のガス温度の範囲内となるように、前記燃料を理論空気比以下で燃焼する燃焼工程と、
    前記燃焼ガスから吸熱する吸熱手段を前記燃焼ガスが流れる燃焼ガス流路又は前記吸熱手段で熱が奪われた燃焼ガスを外部に排出する排出通路に設けたNOx還元触媒により、前記燃焼ガス中のNOxを還元するNOx還元工程と、
    前記NOx還元触媒を通過した前記燃焼ガスに酸素を含有する酸化ガスを供給する酸化ガス供給工程と、
    前記排出通路内で前記所定のガス温度の範囲内の領域に設けたNH3酸化触媒により、前記燃焼ガス中のNH3を酸化し、N2を生成するNH3酸化工程と、
    を含み、
    前記NH3酸化触媒を通過する際の前記燃焼ガスの温度が前記所定のガス温度の範囲外の場合には、燃焼を調整することを特徴とする燃焼ガスの浄化方法。
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