JP2013230719A - 電動アシスト自転車のクランク構造 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】トルクセンサーを備えた電動アシスト自転車のクランク構造であって、
クランク本体11に連結板31を連結する連結部19、前記連結板31に位相差を形成させる位相形成部20、一体的に形成したものである。クランク本体11の円盤部13をその周縁部17から中心にかけて凹んだ皿状の形態にし、そこから連結部19と位相形成部20を突出させる。
【効果】部品数を少なくすることで製造コストを低減するとともに、部品間の隙間を少なくして防塵機能を上げることができる。しかも、クランク部分が肥大化せずにコンパクトな構造にすることができるため、ペダル間が広くならず、乗り易い電動アシスト自転車とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動アシスト自転車において、使用者によるペダルの踏力をチェーンに伝達するためのクランク構造であって、トルク検出機構を備えたものに関する。
従来から、ペダルからの踏力により第1回転円板を回転させ、バネを用いて第2回転円板との間に位相差を設け、磁性リングを用いてその位相差を検出するトルク検出機構を備えたクランク構造は存在した(例えば特許文献1参照)。
また、このクランク構造を簡略化したものも存在した(例えば特許文献2参照)。
特許文献2に記載の発明は、図11に示すように、ペダル101、軸111を構成するクランク102、外カバー103、能動部材104、受動部材105、磁性リング106、内カバー107、PCB板108とからなる。
この技術は、クランク102の一方端にペダル101を取り付け、もう一方端を折曲した軸111に能動部材104を取り付ける。そして、能動部材104に重ね合わせるように受動部材105を取り付け、さらに磁性リング106を取り付ける。そして、これらの両側に外カバー103、内カバー107が取り付けられる。
受動部材105はバネ109が配置され、バネ109の一方端には能動部材104のツメ部110が係合する。使用者がペダル101を踏み込むと、その踏力がクランク102を介して、能動部材104に伝わり、これが回動し、この回転によるバネ109の収縮により、連結された受動部材105が能動部材104に遅れ、その位相差をもって回動する。この能動部材104と受動部材105との位相差を磁性リング106と、これを検知するPCB板108により検出して、使用者の踏力のトルクを検出する。これが、従来技術の簡略化されたトルク検出機構を備えたクランク構造であった。
特開平11−30555号公報 中華人民共和国特許出願第201110087724.0号
特許文献1に示すクランク構造は複雑な構造であり、重量も重く、大型化しており、使用者が使用し易いものではなかった。
特許文献2に示すクランク構造は、簡略化された構造ではあるが、クランクに能動部材と受動部材を取り付ける等、部品数が多く、製造コストが大きくなっていた。また、部品数が多くなることで、それぞれの部品間の隙間から粉塵が入り込みやすく、防塵対策に適した構造ではなかった。しかも、部品点数の増加や複雑な構造により、クランク部分が大きくなることで、電動アシスト自転車の両ペダル間の距離が大きくなり、通常の自転車に比べて使用者の両脚間隔が広がり、特に女性が足を広げながら乗らなければならず、使用に適したものではなかった。
そこで、部品数を少なくし、製造コストを低減するとともに、防塵機能を上げ、クランク部分の肥大化を防ぐクランク構造が望まれていた。
そこで、本発明の電動アシスト自転車のクランク構造は、トルクセンサーを備えた電動アシスト自転車のクランク構造であって、ペダルを取り付けるクランク本体と、クランク本体の回転に対し位相差をもって回転するよう連結された連結板と、前記位相差を検出するための検出部と、からなり、前記クランク本体は、前記連結板と連結するための連結部と、前記連結板に位相差を形成させるための位相形成部と、ペダルが位置する外側から当該クランク本体を覆うカバーとを、一体的に成形したことを特徴とするものである。
また、クランク本体は、一方端にペダルを取り付けるクランクアームと、クランクアームのもう一方の端部を幅広にした円盤状の円盤部とからなり、円盤部はその裏面が外周縁を形成する周縁部から中心にかけて凹んだ皿状の形態であって、その裏面から連結部と位相形成部を突出させて設けることが好ましい。
また、クランク本体と連結板とは、クランク本体の連結部のネジ孔に、前記連結板の回転方向に湾曲した長孔状の連結ネジ通し孔を通した連結ネジを螺着することにより連結するものであって、前記連結ネジ通し孔よりも、径が大きいネジ頭を有する連結ネジにより連結することが好ましい。
また、連結板の外周縁部に、中心部分が開放されたギヤ板を取り付けることが好ましい。
請求項1に記載の発明により、従来のクランク構造における軸を含むクランク本体、能動部材とカバーとを一体的に成形することで、部品点数が少なく、生産性を向上させることができ、なおかつ、クランク構造の肥大化を防止し、コンパクトなクランク構造とすることができる。また、部品点数が少なくなることで、各部材間の隙間の数を減少させ、埃が入り込み難い形態として、防塵機能に優れたクランク構造とすることができる。
請求項2に記載の発明により、円盤部の裏面を凹ませて連結部と位相形成部を形成することで、連結部と位相形成部の強度を保持しつつ、クランク構造がコンパクトな構成とすることが可能になる。また、円盤部の周囲の周縁部により円盤部の裏面部分に埃等の浸入を防ぐことができ、防塵作用に優れる。
請求項3に記載の発明により、連結板との連結を強固にすることができる。従来の連結手段では、キノコ状に突出する部材が能動部材に形成されていたが、これは強度が低く、一体成形には適していなかった。この連結部の連結手段をとる場合、強度を担保しつつクランク本体を一体的に成形することが可能になる。
請求項4に記載の発明により、ギヤ歯が破損した場合等に本発明のクランク構造からの交換を容易に行うことができる。ギヤ交換の度にクランク構造を解体しなければならない場合に粉塵が侵入する可能性があるが、この発明によりギヤ交換の際の防塵効果を上げることができる。
本発明のクランク本体に連結板、インナーカバー、ギヤ板を取り付けた状態の一例を示す断面図である。 図2は、本発明のクランク本体の一例を示す正面図である。 図3は、本発明のクランク本体の一例を示すもので、(a)はその背面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 図4は、本発明のクランク本体の円盤部の裏面の構造の一例を示す斜視図である。 本発明の連結板の一例を示す正面図である。 本発明のインナーカバーの一例を示す正面図である。 本発明のギヤ板の一例を示す正面図である。 クランク本体と連結板とを連結する状態の一例を示す斜視図である。 連結板、マグネットヨーク、インナーカバーとギヤ板とを取り付ける状態の一例を示す斜視図である。 図1は、本発明のクランク構造を用いた電動アシスト自転車の全体を示す側面図である。 従来例の電動アシスト自転車のクランク構造を示す斜視図である。
本発明の実施の一例を図面に沿って説明する。
図10は、電動アシスト自転車1の全体を示す。電動アシスト自転車1は、使用者がペダル2を回転させた踏力を動力とし、チェーン3を介して後輪4を駆動させるとともに、バッテリー5から供給される電力をもって車輪の駆動をアシストするものである。本発明のクランク構造は、チェーンカバー6の内側に構成されるクランク本体11等に関するものであって、トルク検出機構を備えたものである。
図1に示すように、本実施例におけるクランク構造は、ペダル2をその一方端のペダル取付孔16に回動自在に取り付けたクランク本体11に連結板31を連結し、そこにマグネットヨーク51、インナーカバー61、ギヤ板71を取り付けて構成する。
図2に示すように、クランク本体11は、所定長さのクランクアーム12と、所定の厚みをもつ円盤状の円盤部13とからなり、一体的に鍛造成形される。図3(a)、(b)に示すように、円盤部13の表面14は、従来品である図11に示すクランク102に外カバー103を取り付けた状態と同じく、壁面となっている。このように、外カバー103を用いることがなく、一体的に形成されていることから、部品数を減少させるとともに、防塵対策に優れたクランク構造となっている。また、従来技術の軸111が露出していないことからも、コンパクトな構成が実現できる。
クランクアーム12はペダル2の踏力を回転力に変換して伝達するものである。図2、図3(a)、(b)、図4に示すように、長手方向に所定の長さを有するクランクアーム12は、その一方端にペダル2を回動自在に取り付けるためのペダル取付孔16を形成する。クランクアーム12のペダル取付孔16が形成されている端部と反対側の端部から幅広となって円盤状の円盤部13が形成される。
円盤部13の裏面15は外周縁に所定の厚みをもつ周縁部17が形成される。そして、円盤部13の裏面15はその周縁部17から中心側が凹んだ皿状の形状となる。
円盤部13の裏面15は、その中心部分に台座18が形成される。この台座18は中央部と6方向へ放射状に延びる部分を有する。放射状に延びた先は段差になっており、この段差に連結板31の中央開口部34の周端部が載置されるように形成されている。なお、図4に示す台座18は第二の実施例によるものであり、その形状は放射状に延びるものではなく、全体として円形の部材からなる。
図2、図4に示すように、円盤部13の裏面15の周縁部17の内側には、4つの連結部19、19、4つの位相形成部20、20が形成されている。連結部19、19、位相形成部20、20は周縁部17の内側で、各々交互に一定の間隔をおいて、配置される。この配置は、後述のように、円盤部13と連結する連結板31の連結ネジ通し孔36、36、バネ保持孔35、35に相当する位置に形成されている。
図3(b)、図4に示すように、4つの連結部19、19は、凹んでいる円盤部13の裏面15から係合面21、21を立設形成され、その係合面21の中央にネジ切りされたネジ孔22、22が形成される。この立設形成された係合面21、21とネジ孔22、22により連結部19、19が構成される。この連結部19、19は、凹んだ円盤部13の裏面15から周縁部17よりも高くなるように形成される。
また、位相形成部20、20も、連結部19、19と同様、凹んでいる円盤部13の裏面15から立設形成されている。位相形成部20、20も周縁部17よりも高くなるように立設形成されることも同じである。位相形成部20、20は、その一部が円盤部13の回転方向(図2の状態から反時計回りの方向)に向けて突出する円盤部側凸部23、23が形成される。この円盤部側凸部23、23は後述のように、コイルバネ38、38の一方の端部に配置される。
図5に、本実施例における連結板31を示す。連結板31は、所定の厚みをもつ円形の部材であり、その外周縁の上下左右位置からギヤ板取付孔33、33があるギヤ板取付孔部32、32を各々延長して形成される。
連結板31は、中央部分を開口する中央開口部34が形成され、その中央開口部34の周囲に、4つのバネ保持孔35、35、と4つの連結ネジ通し孔36、36が適宜配置される。円形の連結板31の中心円部分には中央開口部34があり、中央開口部34の周縁の外側にマグネットヨーク取付孔40がある。そのため、連結板31は、その中央部分から外周縁にかけて、中央開口部34、マグネットヨーク取付孔40、40、バネ保持孔35、35と連結ネジ通し孔36、36、ギヤ板取付孔部32、32の順番に形成されることとなる。
4つのバネ保持孔35、35は、横長の開口面を持つものであり、円周方向に沿って湾曲している。バネ保持孔35、35は、その開口部分に、連結板凸部37、37が突出するように形成される。連結板凸部37、37は連結板の回転方向(図5では反時計回りの方向)と逆方向に突出する。位相形成部20、20は、連結板31と円盤部13とを連結したときに、バネ保持孔35、35の開口部分から外方へ突出するように、位置することになる。図8に示すように、このバネ保持孔35、35にコイルバネ38、38を取り付けるが、バネ保持孔35、35の左側面と位相形成部20、20によりコイルバネ38、38を挟み込むように取り付ける。このとき、図1に示すように、バネ保持孔35、35の連結板凸部37、37と位相形成部20、20の円盤部側凸部23、23がコイルバネ38、38の中心部分に入り込むようにして、保持している。
このように、コイルバネ38、38をバネ保持孔35、35と位相形成部20、20とで保持しているので、使用者がペダル2を踏み付けて回転させた場合、クランクアーム12とともにクランク本体11が回転し、位相形成部20、20により回転力がいったんコイルバネ38、38を圧縮させた後に連結板31が回転する。このクランク本体11と連結板31との間で回転に差が生じることで、位相差が形成される。この位相差により検出部でトルクを検知することが可能になる。
図5に示すように、連結ネジ通し孔36、36は、円盤部13の連結部19、19のネジ孔22、22に相当する位置に配置されている。連結ネジ通し孔36、36は、バネ保持孔35、35と同じく、横長の長孔状の形状であって、円形の連結板の円周に沿って湾曲している。この連結ネジ通し孔36、36の形状により、上記のごとく連結板31と円盤部13とを連結し、使用者がペダル2を回転させると、この長孔の長手方向長さの分の位相差を発生させつつ、両者を連結することができる。
図8に示すように、円盤部13と連結板31とは、連結ネジ81、81で連結する。連結ネジ81、81は、ネジ頭91、91とネジ部92、92とからなり、ネジ頭91、91は、頭の大きい円形状で、その直径は横長の連結ネジ通し孔36、36の孔幅よりも大きい。連結板31を円盤部13の連結部19、19の係合面21、21に接触して係合させた後に、この連結ネジ81、81を連結板31の連結ネジ通し孔36、36を通したうえで、円盤部13のネジ孔22、22に通す。これにより、頭の大きいネジ頭91が、連結板31にある横長の連結ネジ通し孔36、36の周囲に係合して、連結ネジ通し孔36、36の形状に沿って、連結板31が移動できるように円盤部13と連結することができる。
図11に示す従来のクランク機構では、能動部材104と受動部材105がバネ109、109により位相差を生じ、この位相差をもってトルクを検出していた。このときに、能動部材104と受動部材105とは、能動部材104に4つ形成されたキノコ型の突起112と、受動部材105に4つ形成された横長の長孔113とによって、連結されていた。
従来の突起112と長孔113との連結では、突起112に負荷がかかる部材であるにもかかわらず、そのキノコ型の形状から鋳造しなければならず、強度的に問題があった。しかも、この突起112が破損した場合にも交換は能動部材104全体を交換しなければならなかった。そこで、本実施例の円盤部13と連結板31とを連結ネジ81、81で連結する手段をとることにより、連結板31や円盤部13を鍛造成形することで強度を確保し、連結ネジ81、81が破損した場合であっても、随時交換ができる。
また、図5に示すように、連結板31の中央開口部34の周縁の外側にあるマグネットヨーク取付部分41には、マグネットヨーク取付孔40、40が6カ所に形成される。このマグネットヨーク取付孔41、41に、マグネットヨーク51の取付片(図示しない)を挿入して取り付ける。
本実施例で用いる連結板31に取り付けられた検出部であるマグネットヨーク51は、円盤部13の台座18に取り付けられた磁性部材(図示しない)を検知し、連結板31との位相差を検知し、使用者の踏力のトルクを検出することができる。本実施例におけるトルクの検出部は、このマグネットヨーク51が好ましいが、これに代わり、従来技術で用いられる磁性リングやその他の磁性手段等の検知、検出手段を用いても良い。
図5に示すように、連結板31のバネ保持孔35、35と連結ネジ通し孔36、36が周方向に並んで配置されている部分に適宜4カ所にインナーカバー取付孔42、42が形成されている。
図6に示すように、インナーカバー61は中央部分が開放されたリング状の形状であり、その裏面に連結板31のインナーカバー取付孔42、42に対応する位置に、取付片(図示しない)が突出して形成されている。この取付片を連結板31のインナーカバー取付孔42、42に係合して、インナーカバー61を連結板31に取り付ける。
インナーカバー61は、前記のとおりリング状の形状であり、連結板31のバネ保持孔35、35、連結ネジ通し孔36、36が周方向に配置されている部分を覆う。これにより、外部からバネ保持孔35、35及び連結ネジ通し孔36、36への接触を防止することができ、防塵機能に優れる。
インナーカバー61のうち、連結板31のギヤ板取付孔33、33に相当する部分を凹ませた凹み部63、63を形成する。これにより、インナーカバー61を装着した状態で、ギヤ板71を適宜交換することができる。
図7に示すように、ギヤ板71は、一般的な円盤状のギアのうち、ギヤ歯72、72とその周辺の取付保持部73のみで、その中心部分を広く開放した形状である。取付保持部73のうち、連結板31のギヤ取付孔33、33に相当する位置に、取付孔74、74が4つ形成される。
図9に示すように、連結板31のギヤ板取付孔33、33と、ギヤ板71の取付孔74、74に、ギヤ板固定間座83、83を介して、ギヤ板固定ナット82、82とギヤ板固定ボルト84、84により、固定する。
このように、連結板31にギヤ板71を固定することにより、使用によりギヤ板71のギヤ歯72が摩耗等で破損した場合であっても、ギヤ板71のみを簡単に交換することができる。しかも、ギヤ板71の交換にあたり、円盤部13と連結板31との連結状態をなんら解除せずに、交換することができるため、交換時にトルクセンサーの配線等を考慮することなく行うことができる。
1…電動アシスト自転車
2…ペダル
11…クランク本体
12…クランクアーム
13…円盤部
15…裏面
17…周縁部
19…連結部
20…位相形成部
22…ネジ孔
23…円盤部側凸部
31…連結部
35…バネ保持孔
36…連結ネジ通し孔
37…連結板凸部
38…コイルバネ
61…インナーカバー
71…ギヤ板
本発明は、電動アシスト自転車において、使用者によるペダルの踏力をチェーンに伝達するためのクランク構造であって、トルク検出機構を備えたものに関する。
従来から、ペダルからの踏力により第1回転円板を回転させ、バネを用いて第2回転円板との間に位相差を設け、磁性リングを用いてその位相差を検出するトルク検出機構を備えたクランク構造は存在した(例えば特許文献1参照)。
また、このクランク構造を簡略化したものも存在した(例えば特許文献2参照)。
特許文献2に記載の発明は、図11に示すように、ペダル101、軸111を構成するクランク102、外カバー103、能動部材104、受動部材105、磁性リング106、内カバー107、PCB板108とからなる。
この技術は、クランク102の一方端にペダル101を取り付け、もう一方端を折曲した軸111に能動部材104を取り付ける。そして、能動部材104に重ね合わせるように受動部材105を取り付け、さらに磁性リング106を取り付ける。そして、これらの両側に外カバー103、内カバー107が取り付けられる。
受動部材105はバネ109が配置され、バネ109の一方端には能動部材104のツメ部110が係合する。使用者がペダル101を踏み込むと、その踏力がクランク102を介して、能動部材104に伝わり、これが回動し、この回転によるバネ109の収縮により、連結された受動部材105が能動部材104に遅れ、その位相差をもって回動する。 この能動部材104と受動部材105との位相差を磁性リング106と、これを検知するPCB板108により検出して、使用者の踏力のトルクを検出する。これが、従来技術の簡略化されたトルク検出機構を備えたクランク構造であった。
特開平11−30555号公報 中華人民共和国特許出願第201110087724.0号
特許文献1に示すクランク構造は複雑な構造であり、重量も重く、大型化しており、使用者が使用し易いものではなかった。
特許文献2に示すクランク構造は、簡略化された構造ではあるが、クランクに能動部材と受動部材を取り付ける等、部品数が多く、製造コストが大きくなっていた。また、部品数が多くなることで、それぞれの部品間の隙間から粉塵が入り込みやすく、防塵対策に適した構造ではなかった。しかも、部品点数の増加や複雑な構造により、クランク部分が大きくなることで、電動アシスト自転車の両ペダル間の距離が大きくなり、通常の自転車に比べて使用者の両脚間隔が広がり、特に女性が足を広げながら乗らなければならず、使用に適したものではなかった。
そこで、部品数を少なくし、製造コストを低減するとともに、防塵機能を上げ、クランク部分の肥大化を防ぐクランク構造が望まれていた。
そこで、本発明の電動アシスト自転車のクランク構造は、トルクセンサーを備えた電動アシスト自転車のクランク構造であって、ペダルをクランクアームの一方端部に取り付けるクランク本体と、クランク本体の回転に対し位相差をもって回転するよう連結された連結板と、前記位相差を検出するための検出部と、からなり、前記クランク本体は、前記連結板と連結するための連結部と、前記連結板に位相差を形成させるための位相形成部と、クランクアームのもう一方の端部を幅広にした円盤状の円盤部とを、一体的に成形したことを特徴とするものである。
また、円盤部はその裏面が外周縁を形成する周縁部から中心にかけて凹んだ皿状の形態であって、その裏面から連結部と位相形成部を突出させて設けることが好ましい。
また、クランク本体と連結板とは、クランク本体の連結部のネジ孔に、前記連結板の回転方向に湾曲した長孔状の連結ネジ通し孔を通した連結ネジを螺着することにより連結するものであって、前記連結ネジ通し孔よりも、径が大きいネジ頭を有する連結ネジにより連結することが好ましい。
また、連結板の外周縁部に、中心部分が開放されたギヤ板を取り付けることが好ましい。
請求項1に記載の発明により、従来のクランク構造における軸を含むクランク本体、能動部材とカバーとを一体的に成形することで、部品点数が少なく、生産性を向上させることができ、なおかつ、クランク構造の肥大化を防止し、コンパクトなクランク構造とすることができる。また、部品点数が少なくなることで、各部材間の隙間の数を減少させ、埃が入り込み難い形態として、防塵機能に優れたクランク構造とすることができる。
請求項2に記載の発明により、円盤部の裏面を凹ませて連結部と位相形成部を形成することで、連結部と位相形成部の強度を保持しつつ、クランク構造がコンパクトな構成とすることが可能になる。また、円盤部の周囲の周縁部により円盤部の裏面部分に埃等の浸入を防ぐことができ、防塵作用に優れる。
請求項3に記載の発明により、連結板との連結を強固にすることができる。従来の連結手段では、キノコ状に突出する部材が能動部材に形成されていたが、これは強度が低く、一体成形には適していなかった。この連結部の連結手段をとる場合、強度を担保しつつクランク本体を一体的に成形することが可能になる。
請求項4に記載の発明により、ギヤ歯が破損した場合等に本発明のクランク構造からの交換を容易に行うことができる。ギヤ交換の度にクランク構造を解体しなければならない場合に粉塵が侵入する可能性があるが、この発明によりギヤ交換の際の防塵効果を上げることができる。
本発明のクランク本体に連結板、インナーカバー、ギヤ板を取り付けた状態の一例を示す断面図である。 発明のクランク本体の一例を示す正面図である。 発明のクランク本体の一例を示すもので、(a)はその背面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 発明のクランク本体の円盤部の裏面の構造の一例を示す斜視図である。 本発明の連結板の一例を示す正面図である。 本発明のインナーカバーの一例を示す正面図である。 本発明のギヤ板の一例を示す正面図である。 クランク本体と連結板とを連結する状態の一例を示す斜視図である。 連結板、マグネットヨーク、インナーカバーとギヤ板とを取り付ける状態の一例を示す斜視図である。 発明のクランク構造を用いた電動アシスト自転車の全体を示す側面図である。 従来例の電動アシスト自転車のクランク構造を示す斜視図である。
本発明の実施の一例を図面に沿って説明する。
図10は、電動アシスト自転車1の全体を示す。電動アシスト自転車1は、使用者がペダル2を回転させた踏力を動力とし、チェーン3を介して後輪4を駆動させるとともに、バッテリー5から供給される電力をもって車輪の駆動をアシストするものである。本発明のクランク構造は、チェーンカバー6の内側に構成されるクランク本体11等に関するものであって、トルク検出機構を備えたものである。
図1に示すように、本実施例におけるクランク構造は、ペダル2をその一方端のペダル取付孔16に回動自在に取り付けたクランク本体11に連結板31を連結し、そこにマグネットヨーク51、インナーカバー61、ギヤ板71を取り付けて構成する。
図2に示すように、クランク本体11は、所定長さのクランクアーム12と、所定の厚みをもつ円盤状の円盤部13とからなり、一体的に鍛造成形される。図3(a)、(b)に示すように、円盤部13の表面14は、従来品である図11に示すクランク102に外カバー103を取り付けた状態と同じく、壁面となっている。このように、外カバー103を用いることがなく、一体的に形成されていることから、部品数を減少させるとともに、防塵対策に優れたクランク構造となっている。また、従来技術の軸111が露出していないことからも、コンパクトな構成が実現できる。
クランクアーム12はペダル2の踏力を回転力に変換して伝達するものである。図2、図3(a)、(b)、図4に示すように、長手方向に所定の長さを有するクランクアーム12は、その一方端にペダル2を回動自在に取り付けるためのペダル取付孔16を形成する。クランクアーム12のペダル取付孔16が形成されている端部と反対側の端部から幅広となって円盤状の円盤部13が形成される。
円盤部13の裏面15は外周縁に所定の厚みをもつ周縁部17が形成される。そして、円盤部13の裏面15はその周縁部17から中心側が凹んだ皿状の形状となる。
円盤部13の裏面15は、その中心部分に台座18が形成される。この台座18は中央部と6方向へ放射状に延びる部分を有する。放射状に延びた先は段差になっており、この段差に連結板31の中央開口部34の周端部が載置されるように形成されている。なお、図4に示す台座18は第二の実施例によるものであり、その形状は放射状に延びるものではなく、全体として円形の部材からなる。
図2、図4に示すように、円盤部13の裏面15の周縁部17の内側には、4つの連結部19、19、4つの位相形成部20、20が形成されている。連結部19、19、位相形成部20、20は周縁部17の内側で、各々交互に一定の間隔をおいて、配置される。この配置は、後述のように、円盤部13と連結する連結板31の連結ネジ通し孔36、36、バネ保持孔35、35に相当する位置に形成されている。
図3(b)、図4に示すように、4つの連結部19、19は、凹んでいる円盤部13の裏面15から係合面21、21を立設形成され、その係合面21の中央にネジ切りされたネジ孔22、22が形成される。この立設形成された係合面21、21とネジ孔22、22により連結部19、19が構成される。この連結部19、19は、凹んだ円盤部13の裏面15から周縁部17よりも高くなるように形成される。
また、位相形成部20、20も、連結部19、19と同様、凹んでいる円盤部13の裏面15から立設形成されている。位相形成部20、20も周縁部17よりも高くなるように立設形成されることも同じである。位相形成部20、20は、その一部が円盤部13の回転方向(図2の状態から反時計回りの方向)に向けて突出する円盤部側凸部23、23が形成される。この円盤部側凸部23、23は後述のように、コイルバネ38、38の一方の端部に配置される。
図5に、本実施例における連結板31を示す。連結板31は、所定の厚みをもつ円形の部材であり、その外周縁の上下左右位置からギヤ板取付孔33、33があるギヤ板取付孔部32、32を各々延長して形成される。
連結板31は、中央部分を開口する中央開口部34が形成され、その中央開口部34の周囲に、4つのバネ保持孔35、35、と4つの連結ネジ通し孔36、36が適宜配置される。円形の連結板31の中心円部分には中央開口部34があり、中央開口部34の周縁の外側にマグネットヨーク取付孔40がある。そのため、連結板31は、その中央部分から外周縁にかけて、中央開口部34、マグネットヨーク取付孔40、40、バネ保持孔35、35と連結ネジ通し孔36、36、ギヤ板取付孔部32、32の順番に形成されることとなる。
4つのバネ保持孔35、35は、横長の開口面を持つものであり、円周方向に沿って湾曲している。バネ保持孔35、35は、その開口部分に、連結板凸部37、37が突出するように形成される。連結板凸部37、37は連結板の回転方向(図5では反時計回りの方向)と逆方向に突出する。位相形成部20、20は、連結板31と円盤部13とを連結したときに、バネ保持孔35、35の開口部分から外方へ突出するように、位置することになる。図8に示すように、このバネ保持孔35、35にコイルバネ38、38を取り付けるが、バネ保持孔35、35の左側面と位相形成部20、20によりコイルバネ38、38を挟み込むように取り付ける。このとき、図1に示すように、バネ保持孔35、35の連結板凸部37、37と位相形成部20、20の円盤部側凸部23、23がコイルバネ38、38の中心部分に入り込むようにして、保持している。
このように、コイルバネ38、38をバネ保持孔35、35と位相形成部20、20とで保持しているので、使用者がペダル2を踏み付けて回転させた場合、クランクアーム12とともにクランク本体11が回転し、位相形成部20、20により回転力がいったんコイルバネ38、38を圧縮させた後に連結板31が回転する。このクランク本体11と連結板31との間で回転に差が生じることで、位相差が形成される。この位相差により検出部でトルクを検知することが可能になる。
図5に示すように、連結ネジ通し孔36、36は、円盤部13の連結部19、19のネジ孔22、22に相当する位置に配置されている。連結ネジ通し孔36、36は、バネ保持孔35、35と同じく、横長の長孔状の形状であって、円形の連結板の円周に沿って湾曲している。この連結ネジ通し孔36、36の形状により、上記のごとく連結板31と円盤部13とを連結し、使用者がペダル2を回転させると、この長孔の長手方向長さの分の位相差を発生させつつ、両者を連結することができる。
図8に示すように、円盤部13と連結板31とは、連結ネジ81、81で連結する。連結ネジ81、81は、ネジ頭91、91とネジ部92、92とからなり、ネジ頭91、91は、頭の大きい円形状で、その直径は横長の連結ネジ通し孔36、36の孔幅よりも大きい。連結板31を円盤部13の連結部19、19の係合面21、21に接触して係合させた後に、この連結ネジ81、81を連結板31の連結ネジ通し孔36、36を通したうえで、円盤部13のネジ孔22、22に通す。これにより、頭の大きいネジ頭91が、連結板31にある横長の連結ネジ通し孔36、36の周囲に係合して、連結ネジ通し孔36、36の形状に沿って、連結板31が移動できるように円盤部13と連結することができる。
図11に示す従来のクランク機構では、能動部材104と受動部材105がバネ109、109により位相差を生じ、この位相差をもってトルクを検出していた。このときに、能動部材104と受動部材105とは、能動部材104に4つ形成されたキノコ型の突起112と、受動部材105に4つ形成された横長の長孔113とによって、連結されていた。
従来の突起112と長孔113との連結では、突起112に負荷がかかる部材であるにもかかわらず、そのキノコ型の形状から鋳造しなければならず、強度的に問題があった。しかも、この突起112が破損した場合にも交換は能動部材104全体を交換しなければならなかった。そこで、本実施例の円盤部13と連結板31とを連結ネジ81、81で連結する手段をとることにより、連結板31や円盤部13を鍛造成形することで強度を確保し、連結ネジ81、81が破損した場合であっても、随時交換ができる。
また、図5に示すように、連結板31の中央開口部34の周縁の外側にあるマグネットヨーク取付部分41には、マグネットヨーク取付孔40、40が6カ所に形成される。このマグネットヨーク取付孔41、41に、マグネットヨーク51の取付片(図示しない)を挿入して取り付ける。
本実施例で用いる連結板31に取り付けられた検出部であるマグネットヨーク51は、円盤部13の台座18に取り付けられた磁性部材(図示しない)を検知し、連結板31との位相差を検知し、使用者の踏力のトルクを検出することができる。本実施例におけるトルクの検出部は、このマグネットヨーク51が好ましいが、これに代わり、従来技術で用いられる磁性リングやその他の磁性手段等の検知、検出手段を用いても良い。
図5に示すように、連結板31のバネ保持孔35、35と連結ネジ通し孔36、36が周方向に並んで配置されている部分に適宜4カ所にインナーカバー取付孔42、42が形成されている。
図6に示すように、インナーカバー61は中央部分が開放されたリング状の形状であり、その裏面に連結板31のインナーカバー取付孔42、42に対応する位置に、取付片(図示しない)が突出して形成されている。この取付片を連結板31のインナーカバー取付孔42、42に係合して、インナーカバー61を連結板31に取り付ける。
インナーカバー61は、前記のとおりリング状の形状であり、連結板31のバネ保持孔35、35、連結ネジ通し孔36、36が周方向に配置されている部分を覆う。これにより、外部からバネ保持孔35、35及び連結ネジ通し孔36、36への接触を防止することができ、防塵機能に優れる。
インナーカバー61のうち、連結板31のギヤ板取付孔33、33に相当する部分を凹ませた凹み部63、63を形成する。これにより、インナーカバー61を装着した状態で、ギヤ板71を適宜交換することができる。
図7に示すように、ギヤ板71は、一般的な円盤状のギアのうち、ギヤ歯72、72とその周辺の取付保持部73のみで、その中心部分を広く開放した形状である。取付保持部73のうち、連結板31のギヤ取付孔33、33に相当する位置に、取付孔74、74が4つ形成される。
図9に示すように、連結板31のギヤ板取付孔33、33と、ギヤ板71の取付孔74、74に、ギヤ板固定間座83、83を介して、ギヤ板固定ナット82、82とギヤ板固定ボルト84、84により、固定する。
このように、連結板31にギヤ板71を固定することにより、使用によりギヤ板71のギヤ歯72が摩耗等で破損した場合であっても、ギヤ板71のみを簡単に交換することができる。しかも、ギヤ板71の交換にあたり、円盤部13と連結板31との連結状態をなんら解除せずに、交換することができるため、交換時にトルクセンサーの配線等を考慮することなく行うことができる。
1…電動アシスト自転車
2…ペダル
11…クランク本体
12…クランクアーム
13…円盤部
15…裏面
17…周縁部
19…連結部
20…位相形成部
22…ネジ孔
23…円盤部側凸部
31…連結
35…バネ保持孔
36…連結ネジ通し孔
37…連結板凸部
38…コイルバネ
61…インナーカバー
71…ギヤ板

Claims (4)

  1. トルクセンサーを備えた電動アシスト自転車のクランク構造であって、
    ペダルを取り付けるクランク本体と、
    クランク本体の回転に対し位相差をもって回転するよう連結された連結板と、
    前記位相差を検出するための検出部と、からなり、
    前記クランク本体は、前記連結板と連結するための連結部と、前記連結板に位相差を形成させるための位相形成部と、ペダルが位置する外側から当該クランク本体を覆うカバーとを、一体的に成形したことを特徴とする電動アシスト自転車のクランク構造。
  2. クランク本体は、一方端にペダルを取り付けるクランクアームと、クランクアームのもう一方の端部を幅広にした円盤状の円盤部とからなり、
    円盤部はその裏面が外周縁を形成する周縁部から中心にかけて凹んだ皿状の形態であって、その裏面から連結部と位相形成部を突出させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動アシスト自転車のクランク構造。
  3. クランク本体と連結板とは、
    クランク本体の連結部のネジ孔に、
    前記連結板の回転方向に湾曲した長孔状の連結ネジ通し孔を通した連結ネジを螺着することにより連結するものであって、
    前記連結ネジ通し孔よりも、径が大きいネジ頭を有する連結ネジにより連結することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電動アシスト自転車のクランク構造。
  4. 連結板の外周縁部に、中心部分が開放されたギヤ板を取り付けることを特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載の電動アシスト自転車のクランク構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10230893A (ja) * 1997-02-20 1998-09-02 Sanyo Electric Co Ltd 補助動力付自転車
CN102221432A (zh) * 2010-10-27 2011-10-19 黄岩 力矩传感器

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