JP2013230542A

JP2013230542A - 球状面研削研磨器具

Info

Publication number: JP2013230542A
Application number: JP2012116958A
Authority: JP
Inventors: Keiji Kizu; 圭司木津
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2012-05-01
Filing date: 2012-05-01
Publication date: 2013-11-14

Abstract

【課題】球形の全体研磨は出来たが、球状面の一部又は数箇所を、同時に研削研磨することが、出来なかった。本発明は加工物を内部へ挿入して加工する事によって、球状面を同時に研削、研磨するための球状面研削研磨器具を提供するものである。
【解決手段】立面体の外面に、曲率の異なる連続した曲面の半逆楕円球形の掘り込みを設ける。その内部に研削、研磨機能を施し、加工物挿入ガイド溝を設ける。
【選択図】図１

Description

技術の分野

本発明は球状面を加工する、球状面研削研磨器具に関するものである。

従来球状面はあらかじめ機械切削した後、研削盤や数種の平やすり、ペーパー等を使用して研削、研磨している。
平やすり、ペーパー、等を使われているのは知られている。
実開平５−８８４０５

従来、球形の全体研磨は出来たが、球状面の一部又は数箇所を、同時に簡単に研削、研磨することが出来なかった。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。

立面体に、雲形定規の様な曲率の異なる連続した曲面複合体を掘り込み、半逆楕円球形を設ける。その曲面複合体表面に、研削、研磨機能を施す。曲面複合体表面に挿入ガイド溝を設ける。
以上の構成よりなる球状面研削研磨器具。

立面体に掘り込まれた曲面部は、多種類の曲面の複合体なので、必要に応じて適宜な曲面を簡単に選択でき、且つ加工物を挿入する事によって、磨く場所にずれが生じない様にガイド溝によって誘導し、安全且つ正確に研削、研磨加工が出来る。ガイド溝は必要な曲面を選択して入れればよく、スムースな仕上がりが得られる。又小型な加工物は、本器具と加工品を手で持って挿入加工でき、携帯にも適し便利で、時間、場所、等の手間の制約に関係なく、短時間で自由自在に加工出来る事が、最大のメリットである。他の立面体を使って粒度の異なる面も付加したり、又研削、研磨部分と未施工部分との異なる組み合わせの変更によって複雑な部分加工もできる。
本発明は本体一つで従来にない多機能を備え、安全面と共に画期的な発明である。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
立面体（１）の前面に、内部面を雲形定規の様な曲率の異なる連続した曲面複合体を掘り込み、出来るだけ多くの曲面を有する半逆楕円球形を設ける。上面側の内部上曲面（２）と底部曲面（３）に研削、研磨機能を施し、加工位置をずらさない為に加工物の挿入ガイド溝（５）を設ける。下面側の内部下曲面（４）は未施工部とする。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは
加工物を立面体（１）の半逆楕円球形に掘り込まれた部分へ挿入する。上面側を加工したい面側にして、内部下曲面（４）の上に置き、ガイド溝（５）に沿って滑らすように押しながら動かすと、内部上曲面（２）と底部曲面（３）に加工物が接触し、自由自在に研削、研磨できるものである。触圧の強弱、角度、位置、速度を感触一つで調整出来、ガイド溝を入れる場所の変更によって必要な曲面を選択でき、１００％の仕上がり状態が期待できる。当然、同じ動きをする機械に設置して加工することが出来る。

本発明の斜視図前面視野の平面図上面視野のＢ１−Ｂ２断面図側面視野のＡ１−Ａ２断面図

１立面体（複数面を持つ本器具）
２内部上曲面（研削、研磨施工部）
３底部曲面（研削、研磨施工部）
４内部下曲面（未施工の部）
５挿入ガイド溝

Claims

立面体に、雲形定規の様な曲率の異なる連続した曲面複合体を掘り込み、半逆楕円球形を設ける。その表面に、研削、研磨機能を施し、加工物を内部に挿入して加工する事を特徴とする、挿入ガイド溝を設けた球状面研削研磨器具。
曲面複合体の表面に、挿入ガイド溝を設けた請求項１、の球状面研削研磨器具。