JP2013229210A - 導光板 - Google Patents

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Abstract

【課題】明るさが不足する領域を減少させることが可能な導光板を提供する。
【解決手段】光が入射する端面S3,S3には、第1の方向に延在し第2の方向に並べて配置された複数の凸状部41が形成され、凸状部41間には第1の方向に延在する溝部44が形成される。溝部44の最深点Cと、凸状部41外側の屈曲点Bとの間の第3の方向の距離をHとし、隣り合う凸状部41の屈曲点B同士の間隔をPとし、一つの凸状部の屈曲点B同士の距離をFとする。屈曲点Bをとおり第2の方向に平行な軸線をx軸とし、最深点Cをとおり第3の方向に平行な軸線をy軸としたとき、溝部の輪郭形状が、下記式(1)を満たす。

【選択図】図6

Description

本発明は、導光板、面光源装置及び透過型画像表示装置に関する。
液晶表示装置等の透過型画像表示装置は、一般に、バックライトとしての面光源装置を有している。エッジライト型面光源装置は、導光板(透光性樹脂シート)と、導光板の端面に光を供給する光源とから構成される。
エッジライト型面光源装置の導光板として、光の入射面である端面に凹凸形状が設けられているものが知られている(特許文献1参照)。このように端面に凹凸形状を設けることで、点状光源(LED光源)からの光が、導光板の厚み方向に分散されることが期待される。
特開2008−10291号公報
しかし、従来の面光源装置に適用される導光板では、端面から入射した光を十分に均一なものとすることができず、導光板の端部近傍において、隣接する光源間の明るさが不足する領域が生じるという問題があった。そのため、光源の設置数量を削減することが困難であった。
また、導光板の周縁部において明るさの不足する領域がある場合には、この明るさが不足する領域を、正面側から見えないようにするために、透過型画像表示装置の額縁などによって隠す必要がある。額縁が大きくなると画像表示装置として見栄えが悪くなるという問題があった。
そこで、本発明は、端面から入射する光を十分に分散させ、明るさが不足する領域を減少させることが可能な導光板、面光源装置及び透過型画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、光が入射する入射面である端面と、端面と交差する方向に形成され、端面から入射した光が出射する光出射面と、光出射面と対向する背面とを有する導光板において、板厚方向を第1の方向、端面の長手方向を第2の方向、これらの第1の方向及び第2の方向に直交する方向を第3の方向とし、端面には、第1の方向に延在し第2の方向に並べて配置された複数の凸状部が形成され、隣り合う凸状部間には第1の方向に延在する溝部が形成され、溝部の第3の方向における最深点Cと、凸状部の第3の方向における外側の屈曲点Bとの間の第3の方向の距離をHとし、隣り合う凸状部の屈曲点B同士の第2の方向の間隔をPとし、一つの凸状部の屈曲点B同士の第2の方向の距離をFとし、距離Fは間隔P以下とされており、屈曲点Bをとおり第2の方向に平行な軸線をx軸とし、最深点Cをとおり第3の方向に平行な軸線をy軸としたとき、溝部の輪郭形状が、下記式(1)を満たすy(x)で表されると共に、下記式(2)が満たされる場合には下記式(3)および下記式(4)を満たし、下記式(5)が満たされる場合には下記式(6)および下記式(7)を満たし、下記式(8)が満たされる場合には下記式(9)および下記式(10)を満たし、下記式(11)が満たされる場合には下記式(12)、下記式(13)および下記式(14)を満たす導光板を提供する。













この導光板では、端面に複数の凸状部が設けられ、隣り合う凸状部間には、第1の方向に延在する溝部が形成される。この溝部の輪郭形状は、上記の式(1)を満たすy(x)で表されると共に、上記の式(2)〜(4)、上記の式(5)〜(7)、上記の式(8)〜(10)または上記の式(11)〜(14)を満たす。これらの凸状部および溝部により、端面から入射する光が、端面の長手方向である第2の方向に十分に分散されるので、第2の方向に隣り合う光源から出射された光が互いに交差する位置を、端面に接近させることができる。その結果、光出射面の端部において明るさが不足する領域を減少させることができ、光源の設置数量の削減を図ることができる。また、明るさが不足する領域を隠すための額縁部分を狭くすることができる。
また、凸状部の先端部(第3方向の外側の端部同士の端部)には、距離Fに相当する平坦面(第1の方向及び第2の方向に平行な面)を有するため、凸状部の先端部が欠けにくくなる。
また、上記作用をより効果的に奏する構成として、溝部の輪郭形状が、上記の式(2)が満たされる場合には下記式(15)および下記式(16)を満たし、上記の式(5)が満たされる場合には下記式(17)および下記式(18)を満たし、上記の式(8)が満たされる場合には下記式(19)および下記式(20)を満たし、上記の式(11)が満たされる場合には下記式(21)および下記式(22)を満たす構成が挙げられる。







また、上記作用をより効果的に奏する構成として、距離Fは間隔Pの半分以下とされており、溝部の輪郭形状が、上記の式(2)が満たされる場合には下記式(23)および下記式(24)を満たし、上記の式(5)が満たされる場合には下記式(25)および下記式(26)を満たす構成が挙げられる。



また、本発明は、上記の導光板と、当該導光板の端面に光を供給する光源と、を備える面光源装置を提供する。この面光源装置は、本発明に係る導光板を備えているので、第2の方向に隣り合う光源から出射された光が互いに交差する位置を、端面に接近させることができる。その結果、光出射面の端部において明るさが不足する領域を減少させることができ、光源の設置数量の削減を図ることができる。また、明るさが不足する領域を隠すための額縁部分を狭くすることができる。
また、本発明は、上記の導光板と、当該導光板の端面に光を供給する光源と、導光板の光出射面から出射された光によって照明される透過型画像表示部と、を備える透過型画像表示装置を提供する。この透過型画像表示装置は、本発明に係る導光板を備えているので、第2の方向に隣り合う光源から出射された光が互いに交差する位置を、端面に接近させることができる。その結果、光出射面の端部において明るさが不足する領域を減少さえることができ、光源の設置数量の削減を図ることができる。また、明るさが不足する領域を隠すための額縁部分を狭くすることができる。
本発明によれば、端面から入射する光を十分に分散させ、明るさが不足する領域を減少させることが可能な導光板、その導光板を備えた面光源装置及び透過型画像表示装置を提供することができる。本発明によれば、端面から入射した光を端面の長手方向に分散させることができるため、光出射面の周縁部の明るさが不足する領域を隠すための額縁部分を狭くすることができる。
面光源装置を備える透過型画像表示装置の一実施形態を示す断面図である。 導光板の反射ドットが形成されている側の平面図である。 導光板の端部及びこの端部に対向して配置されたLED光源の位置関係を拡大して示す正面図である。 LED光源の出光分布の一例を示すグラフである。 導光板を備える透過型画像表示装置の一実施形態を示す正面図である。 導光板の端部に設けられた凸状部および溝部を拡大して示す正面図である。 0%<F/P≦25%の場合に、溝部のアスペクト比H/Pと尖り度kとに応じた、均一度の違いを示す図表である。 0%<F/P≦25%の場合に、均一度の計算結果が良好であった領域を示す図表である。 25%<F/P≦50%の場合に、溝部のアスペクト比H/Pと尖り度kとに応じた、均一度の違いを示す図表である。 25%<F/P≦50%の場合に、均一度の計算結果が良好であった領域を示す図表である。 50%<F/P≦75%の場合に、溝部のアスペクト比H/Pと尖り度kとに応じた、均一度の違いを示す図表である。 50%<F/P≦75%の場合に、均一度の計算結果が良好であった領域を示す図表である。 75%<F/P≦100%の場合に、溝部のアスペクト比H/Pと尖り度kとに応じた、均一度の違いを示す図表である。 75%<F/P≦100%の場合に、均一度の計算結果が良好であった領域を示す図表である。 比較例1に係る導光板について、端部から入射した光の入射後の光線イメージを表す図である。 実施例1に係る導光板について、端部から入射した光の入射後の光線イメージを表す図である。 比較例2に係る導光板について、端部から入射した光の入射後の光線イメージを表す図である。 実施例2に係る導光板について、端部から入射した光の入射後の光線イメージを表す図である。 比較例3に係る導光板について、端部から入射した光の入射後の光線イメージを表す図である。 実施例3に係る導光板について、端部から入射した光の入射後の光線イメージを表す図である。 比較例4に係る導光板について、端部から入射した光の入射後の光線イメージを表す図である。 実施例4に係る導光板について、端部から入射した光の入射後の光線イメージを表す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、同一または相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
図1は、本発明に係る導光板の一実施形態を備える透過型画像表示装置を示す断面図である。図1に示す透過型画像表示装置100は、面光源装置20と、透過型画像表示部30とから主として構成される。面光源装置20は、導光板1と、導光板1の側方に設けられており導光板1に光を供給する光源3とを備えるエッジライト型面光源装置である。
図1に示すように、透過型画像表示部30は、導光板1の出射面S1側において導光板1と対向配置されている。透過型画像表示部30は、例えば、液晶セルを有する液晶表示部である。
また、透過型画像表示装置100は、透過型画像表示部30と導光板1との間に、各種フィルム51が配置されている構成でもよい。各種フィルム51としては、拡散フィルム、プリズムフィルム、輝度向上フィルムなどが挙げられる。
導光板1は略直方体形状を呈しており、出射面S1と、出射面S1の反対側の背面S2と、出射面S1及び背面S2に交差する4つの端面(側面)S3〜S3とを有する。本実施形態において、4つの端面S3〜S3は、出射面S1及び背面S2に略直交する。
導光板1は、透光性樹脂から形成されている。透光性樹脂は、光を透過させる樹脂である。透光性樹脂の屈折率は通常、1.49〜1.59である。導光板1に使用される透光性樹脂としては、メタクリル樹脂が主として用いられている。導光板1に使用される透光性樹脂として、その他の樹脂を用いてもよく、スチレン系の樹脂を用いても良い。透光性樹脂としては、アクリル樹脂、スチレン樹脂、カーボネート樹脂、環状オレフィン樹脂、MS樹脂(アクリルとスチレンの共重合体)などが使用可能である。導光板1を液晶表示装置(透過型画像表示装置1)に適用するにあたり、導光板には、光拡散剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、光重合安定剤などが添加されていてもよい。
導光板1は、ポリ(メタ)アクリル酸アルキル樹脂シート、ポリスチレンシート又はポリカーボネート系樹脂シートであることが好ましく、これらのなかでも、ポリメチルメタクリレート樹脂シート(PMMA樹脂シート)が好ましい。透光性樹脂シートは拡散粒子を含んでいてもよい。透光性樹脂シートの反射ドット12が形成される表面(背面S2)とは反対側の表面(出射面S1)は、本実施形態のように平坦面であってもよいが、凹凸形状を有していてもよい。なお、透光性樹脂シートの厚みは1.0mm以上4.5mm以下であることが好ましい。
導光板1の背面S2には、光を乱反射させる反射加工(例えばシルク印刷)が施されている。反射加工として行う印刷の方法としては、シルク印刷のほかに、インクジェット印刷を行っても良い。あるいは、反射加工の方法としては、印刷ではなく、レーザー照射によりドット形状の凹凸を付与してもよいし、形状が付与された形状金型を用いて射出成形することでドット形状の凹凸を付与してもよいし、形状が彫刻された形状ロールを用いて押出し成形することでドット形状の凹凸を付与してもよい。ドットパターンの印刷には、光を拡散させる拡散粒子を有するインクが使用されている。また、ドットパターンを構成する各ドット(印刷ドット)の径は、光源側から離間するにつれて大きくなるように、階調変化がつけられている。各反射ドット12の最大厚さは、好ましくは20μm以下、より好ましくは15μm以下である。
複数の反射ドット12は、図2に示すように、背面S2上に互いに離間して配置されている。図2は、導光板を背面側からみた場合の平面図である。図2では、説明の便宜のため、光源3も一緒に示している。図2では、反射ドット12は互いに離間して配置されている。反射ドット12の個数及び配置パターンは、均一な面状の光が効率的に出射面S1から出射されるように調整される。
光源3は、図1及び図2に示すように、互いに対向する一対の端面S3,S3の側方に配置されている。光源3は、LED等の点状光源である。図2に示すように、導光板1の例えば矩形を構成する4辺のうち互いに対向する2辺に沿って、複数の点状光源が配列される。
以下の説明では、導光板1の厚み方向をZ方向(第1の方向)と称し、光源3からの光を入射する端面S3,S3の長手方向をX方向(第2の方向)と称し、Z方向及びX方向と直交する方向をY方向(第3の方向)と称す。
複数の光源3は、入射面である端面S3,S3の長手方向(第2の方向)Xに沿って、離散的に配置されている。図3は、導光板の端部及びこの端部に対向して配置されたLED光源の位置関係を拡大して示す正面図である。図3に示すように、光源3の配置間隔Lは、5mm〜150mm程度であり、本実施形態では、間隔Lは8mm程度である。光源3と端面S3,S3との距離Dは、0.5mm〜5mm程度である。
また、図3に示す距離yは、端面S3,S3に形状が付いていない場合において、隣り合う光源3同士の出射光分布が計算上重なり合う点PのY方向(第3の方向)の距離を示すものである。その距離yの半分の距離をy/2として表現している。
光源3は、白色LEDでもよく、一つの箇所に複数のLEDを配置して一つの光源単位を構成してもよい。例えば、一つの光源単位として、赤色、緑色、青色の異なる三色のLEDが、近接され並べられて配置されていてもよい。そして、複数のLEDを有する光源単位が、上述した配置方向に従い離散的に配置される。このような場合には、異なるLED同士は可能な限り近づけられて配置されていることが好ましい。
LED光源としては、様々な出光分布を有するものが使用可能である。また、LED光源のタイプとしては、具体的に、ランバーシアン型、砲弾型、サイドエミッション型などが挙げられる。
図4は、LED光源の出光分布の一例を示すグラフである。LED光源3の法線方向(出射角度φ=0°)の出射光強度を1.0(基準)として、出射角度φと出射光強度との関係を示している。図4に示す出光分布を有するLED光源3では、半値幅が60°程度となっている。なお、その他の出光分布を有するLED光源を用いてもよい。
本実施形態の光源3としては、例えば、幅W(X方向の長さ)3.5mmの120度配光のランバーシアン型(Lambertian)LED光源が適用可能である。
図5は、本発明の実施形態に係る画像表示装置を示す正面図である。透過型画像表示装置100では、透過型画像表示部30の周縁部を覆う額縁101が形成されている。従って、図5中、破線で示す導光板1の周縁部(端面)が正面側から視認できないようになっている。また、導光板1の光源3が配置されている方の端面S3,S3近傍において、明るさが不足する領域が正面側から視認できないように、額縁の大きさが設定されている。
導光板1は、図5に示すように、長方形を成している。導光板1の平面視形状のサイズは目的とする透過型画像表示装置100の画面サイズに適合するように選択されるが、通常250mm×440mm以上、好ましくは1020mm×1800mm以下である。導光板30の平面視形状は、長方形に限らず、正方形としてもよいが、以下では、特に断らない限り、長方形として説明する。
なお、250mm×440mm以上の長方形とは、一辺が250mm以上であり且つ他辺が440mm以上の長方形を意味する。また、1020mm×1800mm以下の長方形とは、一辺が1020mm以下であり且つ他辺が1800mm以下の長方形を意味する。
ここで、導光板1の端面S3,S3には、図6(A)および(C)に示すように、Y方向の外側へ突出する複数の凸状部41が形成されている。この凸状部41は、導光板1の厚み方向(Z方向)に延在し、複数の凸状部41は、端面S3,S3の長手方向(X方向)に並べて配置されている。複数の凸状部41同士は並列している。
Y方向に隣り合う凸状部41間には、湾曲した輪郭形状を成す複数の溝部44が形成されている。複数の溝部44は、Z方向に延在する凹状の溝部である。言い換えれば、溝部44は、Y方向に隣り合う凸状部41の一対の側面43,43によって形成されている。Z方向に垂直な断面において、溝部44の輪郭形状は円錐曲線を成している。一対の側面43,43のY方向の内側の端部は、溝部44のY方向における最深点Cになっている。凸状部41の先端(Y方向における外側の端部)は、X方向及びZ方向に平行な面42(以下、平坦面42という。)を形成している。言い換えれば、導光板1の端面S3,S3には複数の溝部44が形成されており、Y方向に隣り合う溝部44,44間には平坦面42が形成されている。
ここで、溝部44の最深点Cと、凸状部41のY方向における外側の屈曲点Bとの間のY方向における距離をHとする。屈曲点Bとは、平坦面42と側面43との交点である。距離Hは、溝部44の深さであり、別の言い方をすれば、凸状部41の突出長さである。また、隣り合う凸状部41の屈曲点B同士のX方向における間隔をPとする。間隔Pは、溝部44のX方向の幅である。一つの凸状部41の屈曲点B同士のX方向の距離をFとする。距離Fは、凸状部41の平坦面42のX方向の端部(屈曲点B)間の長さすなわちX方向の幅である。
図4(C)に示すように、距離Fは、間隔P以下とされている。すなわち、距離Fと間隔Pとの比(すなわち平坦面42の割合)において、0<F/P≦100%の関係が成り立っている。
以下、溝部44の輪郭形状に関して、より詳細に説明する。図6(B)に示すように、屈曲点BをとおりX方向に平行な軸線をx軸とし、最深点CをとおりY方向に平行な軸線をy軸としたとき、溝部44の輪郭形状は、下記式(1)を満たすy(x)で表される。
上記式(1)を満たすy(x)は、円錐面を平面で切断したときに得られる曲線である円錐曲線に相当する。kは、円錐曲線の尖り度であり、−1〜+1の範囲から選択される数である。
導光板1においては、距離Fと間隔Pとの比F/Pに応じて、溝部44のアスペクト比H/Pおよび尖り度kが好適な範囲内の数値に設定される。具体的には、以下のとおりである。
すなわち、距離Fと間隔Pとの比F/Pが下記式(2)の範囲にある場合には、

アスペクト比H/Pおよび尖り度kは下記式(3)および(4)を満たしている。

また、距離Fと間隔Pとの比F/Pが下記式(5)の範囲にある場合には、

アスペクト比H/Pおよび尖り度kは下記式(6)および(7)を満たしている。

また、距離Fと間隔Pとの比F/Pが下記式(8)の範囲にある場合には、

アスペクト比H/Pおよび尖り度kは下記式(9)および(10)を満たしている。

また、距離Fと間隔Pとの比F/Pが下記式(11)の範囲にある場合には、

アスペクト比H/Pおよび尖り度kは下記式(12)〜(14)を満たしている。


アスペクト比H/Pおよび尖り度kのより好ましい数値範囲は、次のとおりである。距離Fと間隔Pとの比F/Pが上記式(2)の範囲にある場合には、アスペクト比H/Pおよび尖り度kは下記式(15)および(16)を満たしている。

また、距離Fと間隔Pとの比F/Pが上記式(5)の範囲にある場合には、アスペクト比H/Pおよび尖り度kは下記式(17)および(18)を満たしている。

また、距離Fと間隔Pとの比F/Pが上記式(8)の範囲にある場合には、アスペクト比H/Pおよび尖り度kは下記式(19)および(20)を満たしている。

また、距離Fと間隔Pとの比F/Pが上記式(11)の範囲にある場合には、アスペクト比H/Pおよび尖り度kは下記式(21)および(22)を満たしている。

さらに、距離Fは間隔Pの半分以下(F/P≦50%)である場合において、アスペクト比H/Pおよび尖り度kの更により好ましい数値は、次のとおりである。距離Fと間隔Pとの比F/Pが上記式(2)の範囲にある場合には、アスペクト比H/Pおよび尖り度kは下記式(23)および(24)を満たしている。

また、距離Fと間隔Pとの比F/Pが上記式(5)の範囲にある場合には、アスペクト比H/Pおよび尖り度kは下記式(25)および(26)を満たしている。

次に、導光板1の成形方法について説明する。導光板1は、押出成形、キャスト成形、射出成形などの方法により成形することができる。導光板1の厚さtは、特に限定されるものではないが、例えば1.0mm〜10.0mmであることが好ましく、1.5mm〜8.0mmであることがさらに好ましく、2.0mm〜4.0mmであることが特に好ましい。
導光板1の端面S3,S3の凹凸形状(凸状部41)は、切削加工、レーザー加工、射出成形などにより形成することができる。切削加工では、切削工具類を用いて導光板1を切り削ることで、導光板1の端面S3,S3に溝部44を形成し、凸状部41を形成する。レーザー加工では、レーザー光を用いて導光板1の端面S3、S3に溝部44を形成し、凸状部41を形成する。射出成形法であれば、射出成形型の内壁に、凸状部41に対応する形状の反対型が施されていることが好適である。
複数の凸状部41のX方向の間隔(ピッチ)が小さすぎると、その加工精度の低下が懸念され、大きすぎると凹凸形状が施された導光板1の周縁部において、明るさ不足する領域が大きくなるため、導光板1が液晶表示装置100に組み込まれた際に、導光板1の周縁部が液晶表示画面から見えないように隠蔽するための額縁部分が大きくなる。複数の凸状部41のピッチとしては、0.03mm〜10mmであることが好ましい。
このような本実施形態に係る導光板1によれば、導光板1の側面S3,S3に対向して配置され複数の光源3からの光を側面S3,S3から入射し、この側面S3,S3と直交(交差)する出射面S1から面状の光を出射することができる。そして、導光板1の側面S3,S3から入射する光は、凸状部41の側面43によって屈折し、X方向に広げられる。これにより導光板1の端部(側面S3,S3近傍)において明るさが不足する領域を縮小することができる。導光板1によれば、隣接する光源間において明るさが不足する領域を小さくすることができるので、光源3の設置数量を削減することができる。
また、凸状部41の先端部には、距離Fに相当する平坦面42を有するため、凸状部41の先端部が欠けにくくなっている。
また、本実施形態に係る透過型画像表示部30及びこれを備えた透過型画像表示装置100によれば、導光板1の入射面となる側面S3,S3に対向し、側面S3,S3の長手方向(X方向)に離散的に配置された複数の光源3を備え、これらの光源3からの光を側面S3,S3から入射し、この側面S3,S3と直交する出射面S1から面状の光を出射することができる。そして、導光板1の側面S3,S3から入射する光は、凸状部41の側面43によって屈折し、X方向に広げられる。これにより導光板1の端部(入射面近傍)において明るさが不足する領域を縮小することができる。そのため、導光板1の端部において明るさが不足する領域を、表示画面から見えないように隠蔽するための額縁部分を小さくすることができる。透過型画像表示装置1の表示画面の周縁部である額縁部分のデザインの自由度を高めることができる。
(実施例)
次に、本発明を実施例及び比較例に基づいて説明するが、本発明は下記の実施例によって限定されるものではない。
まず、端面に凸状部が形成されていない導光板を作成し、端面に対向するように点状光源3を配置した。図3に示すように、点状光源3として、幅W3.5mmの120度配光のLambertian LEDが8mm間隔で配置する。そして、隣り合うLED3,3から、導光板に入射した光が交差する位置yを算出した。以下に、比較例に係る導光板の仕様、測定条件を示す。
導光板:樹脂材料 PMMA(住友化学社製)
空気の屈折率n 1.00
導光板の屈折率n 1.49
光源の幅W 3.5mm
光源間の距離L 8.0mm
光源のY軸方向の長さ 2.0mm
入射角α 60.0[deg]
入射角α 35.5[deg]
光源と端面との距離D 2μm
光源と入射点PまでのX方向の距離x≒0mm
入射点Pと光の交点PまでのX方向の距離x=2.25mm
入射点Pと光の交点PまでのY方向の距離y=3.15mm
Y方向の距離が交点Pの半分の位置である点PC/2までの距離y/2=1.6mm
次に、上記比較例にて算出した光の交点P{y}および点Pc/2{y/2}をとおりY方向に垂直な平面上に受光器を設定し、これらの受光器における照度分布を光線追跡ソフトにて計算した。計算の都合上、LED光源3が1個のみ存在する場合について計算し、後からLED光源3の配置間隔に応じて照度分布を重ね合わせて、LED光源が複数ある場合を想定して、照度分布を作成した。そして得られた照度分布について、均一度を算出した。
(探索範囲)
図6(A)に示すように、溝部44のアスペクト比H/Pと尖り度kとの組合せについて、複数パターンの計算を実施した。具体的には、アスペクト比H/Pについては、0.3〜1.0の範囲において0.05間隔(すなわち0.3、0.35、0.4、0.45,0.5、0.55、0.6、0.65、0.7、0.75、0.8、0.85、0.9、0.95、1)の15通りとした。尖り度kについては、−1〜+1の範囲において0.2間隔(すなわち−1、−0.8、−0.6、−0.4、−0.2、0、0.2、0.4、0.6、0.8、1)の11通りとした。これらのそれぞれの組合せ165通りのパターンについて計算を実施した。なお、平坦面42の割合F/P[%]については、0〜100%の範囲で10%間隔の11通りとした。
(探索結果)
以下、平坦面42の割合F/Pを4つの範囲に分類して、探索結果を示す。図7は、0%<F/P≦25%の場合に、溝部44のアスペクト比H/Pと尖り度kとに応じた、均一度の違いを示す図表である。図7では、点Pc/2{y/2}に受光器を設定した場合について、図示している。
(0%<F/P≦25%の場合)
図8は、0%<F/P≦25%の場合に、照度分布の均一度の計算結果が良好であった領域を示す図表である。図7に基づいて、均一度の計算結果が良好であった領域を探索して、図8の範囲を選定した。具体的には、照度の均一度が概ね17.5%以上である範囲を、結果が良好な範囲として設定した。図8に示す範囲は、下記の通りである。図8中、実線Lによって示される範囲は、照度の均一度が概ね17.5%以上の範囲であり、下記式(3),(4)によって示される範囲に対応している。

図8中、一点鎖線Lによって示される範囲は、照度の均一度が概ね20%以上の範囲であり、下記式(15),(16)によって示される範囲に対応している。

図8中、破線Lによって示される範囲は、照度の均一度が概ね22.5%以上の範囲であり、下記式(23),(24)によって示される範囲に対応している。

(25%<F/P≦50%の場合)
図9は、25%<F/P≦50%の場合に、溝部44のアスペクト比H/Pと尖り度kとに応じた、均一度の違いを示す図表である。図10は、25%<F/P≦50%の場合に、照度分布の均一度の計算結果が良好であった領域を示す図表である。図9に基づいて、均一度の計算結果が良好であった領域を探索して、図10の範囲を選定した。具体的には、照度の均一度が概ね17.5%以上である範囲を、結果が良好な範囲として設定した。図10に示す範囲は、下記の通りである。図10中、実線Lによって示される範囲は、照度の均一度が概ね17.5%以上の範囲であり、下記式(6),(7)によって示される範囲に対応している。

図10中、一点鎖線Lによって示される範囲は、照度の均一度が概ね20%以上の範囲であり、下記式(17),(18)によって示される範囲に対応している。

図10中、破線Lによって示される範囲は、照度の均一度が概ね22.5%以上の範囲であり、下記式(25),(26)によって示される範囲に対応している。

(50%<F/P≦75%の場合)
図11は、50%<F/P≦75%の場合に、溝部44のアスペクト比H/Pと尖り度kとに応じた、均一度の違いを示す図表である。図12は、50%<F/P≦75%の場合に、照度分布の均一度の計算結果が良好であった領域を示す図表である。図11に基づいて、均一度の計算結果が良好であった領域を探索して、図12の範囲を選定した。具体的には、照度の均一度が概ね17.5%以上である範囲を、結果が良好な範囲として設定した。図12に示す範囲は、下記の通りである。図12中、実線Lによって示される範囲は、照度の均一度が概ね17.5%以上の範囲であり、下記式(9),(10)によって示される範囲に対応している。

図12中、一点鎖線Lによって示される範囲は、照度の均一度が概ね20%以上の範囲であり、下記式(19),(20)によって示される範囲に対応している。

(75%<F/P≦100%の場合)
図13は、75%<F/P≦100%の場合に、溝部44のアスペクト比H/Pと尖り度kとに応じた、均一度の違いを示す図表である。図14は、75%<F/P≦100%の場合に、照度分布の均一度の計算結果が良好であった領域を示す図表である。図13に基づいて、均一度の計算結果が良好であった領域を探索して、図14の範囲を選定した。具体的には、照度の均一度が概ね17.5%以上である範囲を、結果が良好な範囲として設定した。図14に示す範囲は、下記の通りである。図14中、実線Lによって示される範囲は、照度の均一度が概ね17.5%以上の範囲であり、下記式(12)〜(14)によって示される範囲に対応している。


図14中、一点鎖線L10によって示される範囲は、照度の均一度が概ね20%以上の範囲であり、下記式(21),(22)によって示される範囲に対応している。

(入射後の光線イメージ(0%<F/P≦25%の場合))
図15(A)は、比較例1に係る導光板について、交点P{y}および点Pc/2{y/2}に受光器を設定し、これらの受光器における照度分布を光線追跡ソフトにて計算した計算結果を表すものであり、横軸にX方向の位置、縦軸に照度[W/mm]を表している。図15(B)は、照度分布を表している。図15では、H/P=1、k=0.8、F/P=10%である凸状部41の場合について図示している。
図16(A)は、実施例1に係る導光板について、交点P{y}および点Pc/2{y/2}に受光器を設定し、これらの受光器における照度分布を光線追跡ソフトにて計算した計算結果を表すものであり、横軸にX方向の位置、縦軸に照度[W/mm]を表している。図16(B)は、照度分布を表している。図16では、点Pc/2{y/2}における均一度が最大であった(均一性に優れている)凸状部41(H/P=0.45、k=0.8、F/P=10%)の場合について、図示している。ここで、均一度は、X方向における照度の最小値および最大値の比(最小値/最大値)である。
図15(A)に示す比較例1の均一性は、交点P{y}において56.0%、点Pc/2{y/2}において10.5%であった。これに対し、図16(A)に示す実施例1の均一性は、交点P{y}において91.8%、点Pc/2{y/2}において23.2%であった。このように、図16(A)に示す実施例1の場合の方が、交点P{y}及びPC/2{y}における均一性に優れていることが分かる。
(入射後の光線イメージ(25%<F/P≦50%の場合))
図17(A)は、比較例2に係る導光板について、交点P{y}および点Pc/2{y/2}に受光器を設定し、これらの受光器における照度分布を光線追跡ソフトにて計算した計算結果を表すものであり、横軸にX方向の位置、縦軸に照度[W/mm]を表している。図17(B)は、照度分布を表している。図17では、H/P=1、k=−0.8、F/P=40%である凸状部41の場合について図示している。
図18(A)は、実施例2に係る導光板について、交点P{y}および点Pc/2{y/2}に受光器を設定し、これらの受光器における照度分布を光線追跡ソフトにて計算した計算結果を表すものであり、横軸にX方向の位置、縦軸に照度[W/mm]を表している。図18(B)は、照度分布を表している。図18では、点Pc/2{y/2}における均一度が最大であった凸状部41(H/P=0.6、k=0.8、F/P=40%)の場合について、図示している。
図17(A)に示す比較例2の均一性は、交点P{y}において51.0%、点Pc/2{y/2}において13.6%であった。これに対し、図18(A)に示す実施例2の均一性は、交点P{y}において85.0%、点Pc/2{y/2}において22.8%であった。このように、図18(A)に示す実施例2の場合の方が、交点P{y}及びPC/2{y}における均一性に優れていることが分かる。
(入射後の光線イメージ(50%<F/P≦75%の場合))
図19(A)は、比較例3に係る導光板について、交点P{y}および点Pc/2{y/2}に受光器を設定し、これらの受光器における照度分布を光線追跡ソフトにて計算した計算結果を表すものであり、横軸にX方向の位置、縦軸に照度[W/mm]を表している。図19(B)は、照度分布を表している。図19では、H/P=0.3、k=0.8、F/P=60%である凸状部41の場合について図示している。
図20(A)は、実施例3に係る導光板について、交点P{y}および点Pc/2{y/2}に受光器を設定し、これらの受光器における照度分布を光線追跡ソフトにて計算した計算結果を表すものであり、横軸にX方向の位置、縦軸に照度[W/mm]を表している。図20(B)は、照度分布を表している。図20では、点Pc/2{y/2}における均一度が最大であった凸状部41(H/P=0.65、k=0.8、F/P=60%)の場合について、図示している。
図19(A)に示す比較例3の均一性は、交点P{y}において56.3%、点Pc/2{y/2}において13.2%であった。これに対し、図20(A)に示す実施例3の均一性は、交点P{y}において80.0%、点Pc/2{y/2}において21.0%であった。このように、図20(A)に示す実施例3の場合の方が、交点P{y}及びPC/2{y}における均一性に優れていることが分かる。
(入射後の光線イメージ(75%<F/P≦100%の場合))
図21(A)は、比較例4に係る導光板について、交点P{y}および点Pc/2{y/2}に受光器を設定し、これらの受光器における照度分布を光線追跡ソフトにて計算した計算結果を表すものであり、横軸にX方向の位置、縦軸に照度[W/mm]を表している。図21(B)は、照度分布を表している。図21では、H/P=0.3、k=0.8、F/P=90%である凸状部41の場合について図示している。
図22(A)は、実施例4に係る導光板について、交点P{y}および点Pc/2{y/2}に受光器を設定し、これらの受光器における照度分布を光線追跡ソフトにて計算した計算結果を表すものであり、横軸にX方向の位置、縦軸に照度[W/mm]を表している。図22(B)は、照度分布を表している。図22では、点Pc/2{y/2}における均一度が最大であった凸状部41(H/P=0.7、k=0.6、F/P=90%)の場合について、図示している。
図21(A)に示す比較例4の均一性は、交点P{y}において47.2%、点Pc/2{y/2}において12.3%であった。これに対し、図22(A)に示す実施例4の均一性は、交点P{y}において80.7%、点Pc/2{y/2}において21.0%であった。このように、図22(A)に示す実施例4の場合の方が、交点P{y}及びPC/2{y}における均一性に優れていることが分かる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、点状光源は、光学シートの長辺方向に延在する1つの側面に沿って配列されている構成でもよく、短辺方向に延在する1つの側面に沿って配列されている構成でもよい。また、長辺方向に延在する2つ側面に、点状光源が配列されている構成でもよく、短辺方向に延在する1つの側面に沿って配列されている構成でもよい。なお、点状光源は、隣り合う凸状部41の傾斜面43によって形成された溝部44に対応する位置に配置されていることが好ましい。
なお、入射面となる側面の長手方向とは、X方向に対向する側面S3,S3においてはY方向であり、Y方向に対向する側面S3,S3においてはX方向である(図2参照)。
1…導光板、3…光源、12…反射ドット、20…面光源装置、30…透過型画像表示部、41…凸状部、42…平坦面(先端面)、43…傾斜面、44…溝、51…フィルム、100…透過型画像表示装置(液晶表示装置)、101…額縁、B…屈曲点、C…最深点、S1…出射面、S2…背面、S3〜S3…端面。

Claims (5)

  1. 光が入射する入射面である端面と、前記端面と交差する方向に形成され、前記端面から入射した光が出射する光出射面と、前記光出射面と対向する背面とを有する導光板において、
    板厚方向を第1の方向、前記端面の長手方向を第2の方向、これらの第1の方向及び第2の方向に直交する方向を第3の方向とし、
    前記端面には、前記第1の方向に延在し前記第2の方向に並べて配置された複数の凸状部が形成され、
    隣り合う前記凸状部間には前記第1の方向に延在する溝部が形成され、
    前記溝部の前記第3の方向における最深点Cと、前記凸状部の前記第3の方向における外側の屈曲点Bとの間の前記第3の方向の距離をHとし、
    隣り合う前記凸状部の前記屈曲点B同士の前記第2の方向の間隔をPとし、
    一つの前記凸状部の前記屈曲点B同士の前記第2の方向の距離をFとし、
    距離Fは間隔P以下とされており、
    前記屈曲点Bをとおり前記第2の方向に平行な軸線をx軸とし、前記最深点Cをとおり前記第3の方向に平行な軸線をy軸としたとき、
    前記溝部の輪郭形状が、
    下記式(1)を満たすy(x)で表されると共に、
    下記式(2)が満たされる場合には下記式(3)および下記式(4)を満たし、
    下記式(5)が満たされる場合には下記式(6)および下記式(7)を満たし、
    下記式(8)が満たされる場合には下記式(9)および下記式(10)を満たし、
    下記式(11)が満たされる場合には下記式(12)、下記式(13)および下記式(14)を満たす、
    導光板。













  2. 前記溝部の輪郭形状が、
    前記式(2)が満たされる場合には下記式(15)および下記式(16)を満たし、
    前記式(5)が満たされる場合には下記式(17)および下記式(18)を満たし、
    前記式(8)が満たされる場合には下記式(19)および下記式(20)を満たし、
    前記式(11)が満たされる場合には下記式(21)および下記式(22)を満たす、請求項1に記載の導光板。







  3. 前記距離Fは前記間隔Pの半分以下とされており、
    前記溝部の輪郭形状が、
    前記式(2)が満たされる場合には下記式(23)および下記式(24)を満たし、
    前記式(5)が満たされる場合には下記式(25)および下記式(26)を満たす、請求項1または2に記載の導光板。



  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の導光板と、
    前記導光板の前記端面に光を供給する光源と、を備える、面光源装置。
  5. 請求項1〜3の何れか一項に記載の導光板と、
    前記導光板の前記端面に光を供給する光源と、
    前記導光板の前記光出射面から出射された光によって正面される透過型画像表示部と、を備える、透過型画像表示装置。
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