JP2013226332A - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンソール等の外部装置に圧縮されたプレビュー画像用データをより早く送信して、コンソール上にプレビュー画像をより早く表示させることが可能な放射線画像撮影装置を提供する。
【解決手段】放射線画像撮影装置1は、画像データDの読み出し処理、画像データDの中からのプレビュー画像用データDpの抽出、およびプレビュー画像用データDpやその差分ΔDpを圧縮して第1のバッファーメモリー25cに格納する送信データ準備手段25と、第1のバッファーメモリー25cに格納されたデータを第2のバッファーメモリー26にDMA転送するDMAコントローラー22aと、それらの動作を制御する制御手段22とを備え、送信データ準備手段25は、画像データの読み出し処理Dを終了すると、制御手段22からの指示を待つことなく即座に上記の抽出、圧縮処理を開始するように構成されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、放射線画像撮影装置に係り、特に、外部装置に画像データ等を圧縮して送信する放射線画像撮影装置に関する。
照射されたX線等の放射線の線量に応じて検出素子で電荷を発生させて電気信号に変換するいわゆる直接型の放射線画像撮影装置や、照射された放射線をシンチレーター等で可視光等の他の波長の電磁波に変換した後、変換され照射された電磁波のエネルギーに応じてフォトダイオード等の光電変換素子で電荷を発生させて電気信号(すなわち画像データ)に変換するいわゆる間接型の放射線画像撮影装置が種々開発されている。なお、本発明では、直接型の放射線画像撮影装置における検出素子や、間接型の放射線画像撮影装置における光電変換素子を、あわせて放射線検出素子という。
このタイプの放射線画像撮影装置はFPD(Flat Panel Detector)として知られており、従来は支持台と一体的に形成された、いわゆる専用機型として構成されていたが(例えば特許文献1参照)、近年、放射線検出素子等を筐体内に収納し、持ち運び可能とした可搬型の放射線画像撮影装置が開発され、実用化されている(例えば特許文献2、3参照)。
このような放射線画像撮影装置では、例えば後述する図4等に示すように、通常、複数の放射線検出素子7が、検出部P上に二次元状(マトリクス状)に配列されている。そして、被写体を介して放射線画像撮影装置に放射線が照射されると、放射線検出素子7内で電荷が発生し、その電荷が後の読み出し処理で画像データDとして読み出される。読み出された画像データDは、装置内の記憶手段に一時的に保存される。
一方、放射線技師等の操作者が、画像中に被写体が適切に撮影されているか否か等を判断し、再撮影の要否等を判断するために、例えばコンソールの表示部上にプレビュー画像p_preを表示するように構成される場合がある。このような場合、放射線画像撮影装置では、読み出した全画像データDをコンソールに送信する前に、画像データDの中から所定の割合でプレビュー画像用データDpを抽出し、抽出したプレビュー画像用データDpを圧縮してコンソールに送信するように構成される。
コンソールでは、圧縮されたプレビュー画像用データDpを元のプレビュー画像用データDpに復元し、復元したプレビュー画像用データDp等に基づいてプレビュー画像p_preを生成して、表示部上にプレビュー画像p_preを表示させる。そして、放射線技師等の操作者は、プレビュー画像p_preを見て、上記のように再撮影の要否等を判断する。
また、放射線画像撮影装置から残りの画像データD等がコンソールに送信されると、コンソールでは残りの画像データDを復元し、プレビュー画像用データDpと残りの画像データDすなわち復元した全画像データD等に厳密な画像処理を施して最終的な放射線画像pを生成するように構成される。
放射線技師等の操作者にとっては、上記の再撮影の要否等の判断をより早く行うことができることが望ましい。そのため、放射線画像撮影装置に対しては、放射線画像撮影の終了後、できるだけ早くコンソール上にプレビュー画像p_preを表示させることができるように構成されていることが要請されている。
より早くコンソール上にプレビュー画像p_preを表示させる方法としては、例えば、放射線画像撮影装置からコンソールへのプレビュー画像用データDpの送信時間に着目し、この送信時間をより短時間で終了させるように構成することが考えられる。そして、これを実現するために、プレビュー画像用データDpを圧縮する際の圧縮率をより向上させる方法が種々開発されている(例えば特許文献4等参照)。
特開平9−73144号公報 特開2006−058124号公報 特開平6−342099号公報 国際公開第2011/010480号パンフレット
しかしながら、本発明者らの研究で、放射線画像撮影装置からコンソールへのプレビュー画像用データDpの送信が、放射線画像撮影装置で画像データDの読み出し処理を終了した後、ある程度時間が経過してから開始されることが分かってきた。
すなわち、放射線画像撮影装置で、画像データDの読み出し処理の完了から、プレビュー画像用データDpの送信開始までに、ある程度の時間間隔があることが分かってきた。そして、この時間間隔をより短縮することによって、プレビュー画像用データDpをより早くコンソールに送信してコンソール上にプレビュー画像p_preをより早く表示させることが可能となることが分かった。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、コンソール等の外部装置に圧縮されたプレビュー画像用データをより早く送信して、コンソール上にプレビュー画像をより早く表示させることが可能な放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の放射線画像撮影装置は、
二次元状に配列された複数の放射線検出素子からの画像データの読み出し処理、および読み出された画像データの中から所定の割合でプレビュー画像用データを抽出して第1のバッファーメモリーに格納する抽出処理を行う送信データ準備手段と、
前記第1のバッファーメモリーに格納された前記プレビュー画像用データを第2のバッファーメモリーにDMA転送するDMAコントローラーと、
前記第2のバッファーメモリーに蓄積された前記プレビュー画像用データを外部装置に送信する通信手段と、
少なくとも前記送信データ準備手段、前記DMAコントローラー、および前記通信手段の動作を制御する制御手段と、
を備え、
前記送信データ準備手段は、前記画像データの読み出し処理を終了すると、前記制御手段からの指示を待つことなく即座に前記抽出処理を開始するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の放射線画像撮影装置は、
二次元状に配列された複数の放射線検出素子からの画像データの読み出し処理、および読み出された画像データの中から所定の割合でプレビュー画像用データを抽出し、抽出した前記プレビュー画像用データ或いはその差分を圧縮して第1のバッファーメモリーに格納する抽出、圧縮処理を行う送信データ準備手段と、
前記第1のバッファーメモリーに格納された前記圧縮されたプレビュー画像用データ或いは前記圧縮された差分を第2のバッファーメモリーにDMA転送するDMAコントローラーと、
前記第2のバッファーメモリーに蓄積された前記圧縮されたプレビュー画像用データ或いは前記圧縮された差分を外部装置に送信する通信手段と、
少なくとも前記送信データ準備手段、前記DMAコントローラー、および前記通信手段の動作を制御する制御手段と、
を備え、
前記送信データ準備手段は、前記画像データの読み出し処理を終了すると、前記制御手段からの指示を待つことなく即座に前記抽出、圧縮処理を開始するように構成されていることを特徴とする。
本発明のような方式の放射線画像撮影装置によれば、従来の放射線画像撮影装置のように送信データ準備手段が画像データDの読み出し処理を終了してから制御手段からの画像転送開始の指示があるまでの待ちの時間がなくなり、その分だけ、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段がDMAコントローラーを初めてキックするまでの時間を短縮することが可能となる。
そして、その分だけ、放射線画像撮影装置での画像データDの読み出し処理の完了からプレビュー画像用データやその差分、或いは圧縮されたプレビュー画像用データや圧縮された差分の送信開始までの時間をより短縮することが可能となり、プレビュー画像用データをより早くコンソールに送信して、コンソールの表示部上にプレビュー画像p_preをより早く表示させることが可能となる。
本実施形態に係る放射線画像撮影装置の断面図である。 放射線画像撮影装置の基板の構成を示す平面図である。 ケーブルを接続した状態の放射線画像撮影装置の外観を示す斜視図である。 本実施形態に係る放射線画像撮影装置の等価回路を表すブロック図である。 撮影室等に構築された本実施形態に係る放射線画像撮影システムの構成例を示す図である。 (A)コンソールの表示部上にワイプ表示される途中のプレビュー画像、および(B)ワイプ表示された後のプレビュー画像等を表す図である。 放射線画像撮影システムにおける各処理の手順等を表す図である。 画像データDの中からプレビュー画像用データを抽出する仕方の例を説明する図である。 図4のブロック図のうちの制御手段を含む部分のより詳細な構成を表すブロック図である。 従来の放射線画像撮影装置の各機能部における画像データの読み出し処理以降の各処理の流れを表すシーケンス図である。 (A)〜(C)は最初に抽出されたプレビュー画像用データと基準データとの間での差分の算出の手順を説明する図である。 (A)〜(C)は抽出されたプレビュー画像用データ同士の差分の算出の手順を説明する図である。 本実施形態に係る放射線画像撮影装置の各機能部における画像データの読み出し処理以降の各処理の流れを表すシーケンス図である。
以下、本発明に係る放射線画像撮影装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下では、放射線画像撮影装置として、シンチレーター等を備え、放射された放射線を可視光等の他の波長の電磁波に変換して電気信号を得るいわゆる間接型の放射線画像撮影装置について説明するが、本発明は、シンチレーター等を介さずに放射線を放射線検出素子で直接検出する、いわゆる直接型の放射線画像撮影装置に対しても適用することができる。
また、本発明は、本実施形態で説明する、いわゆる可搬型の放射線画像撮影装置のみならず、例えば支持台等と一体的に形成された専用機型の放射線画像撮影装置に対しても適用することが可能である。
以下、本実施形態に係る放射線画像撮影装置の構成等について説明する。図1は、本実施形態に係る放射線画像撮影装置の断面図であり、図2は、放射線画像撮影装置の基板の構成を示す平面図である。
本実施形態では、放射線画像撮影装置1は、図1に示すように、放射線が照射される側の面である放射線入射面Rを有する筐体2内に、シンチレーター3や基板4等で構成されるセンサーパネルSPが収納されて構成されている。また、図1では図示を省略するが、本実施形態では、筐体2には、画像データD等を無線方式で後述するコンソール58(後述する図5参照)等の外部装置に送信する通信手段であるアンテナ装置41(後述する図4参照)が設けられている。
また、図3に示すように、筐体2の側壁等にコネクター39が設けられており、コネクター39には、ケーブルCaの先端に設けられたコネクターCが接続できるようになっている。そして、コネクター39の内部に設けられた図示しない有線通信用モジュールが接続されたコネクター39、CやケーブルCaを介してコンソール58等の外部装置との間で信号等を有線方式で送受信したり、コンソール58に画像データD等を有線方式で送信する際の通信手段として機能するようになっている。
なお、図3における37は電源スイッチ、38は切替スイッチ、40はバッテリー状態や放射線画像撮影装置1の稼働状態等を表示するLED等で構成されたインジケーターを表す。
図1に示すように、筐体2内には、基台31が配置されており、基台31の放射線入射面R側(以下、簡単に図中の上下方向にあわせて上面側等という。)に図示しない鉛の薄板等を介して基板4が設けられている。そして、基板4の上面側には、照射された放射線を可視光等の光に変換するシンチレーター3がシンチレーター基板34上に設けられ、シンチレーター3が基板4側に対向する状態で設けられている。
また、基台31の下面側には、電子部品32等が配設されたPCB基板33やバッテリー24等が取り付けられている。このようにして、基台31や基板4等でセンサーパネルSPが形成されている。また、本実施形態では、センサーパネルSPと筐体2の側面との間に緩衝材35が設けられている。
本実施形態では、基板4はガラス基板で構成されており、図2に示すように、基板4の上面(すなわちシンチレーター3に対向する面)4a上には、複数の走査線5と複数の信号線6とが互いに交差するように配設されている。また、基板4の面4a上の複数の走査線5と複数の信号線6により区画された各小領域rには、放射線検出素子7がそれぞれ設けられている。
このように、走査線5と信号線6で区画された各小領域rに二次元状(マトリクス状)に配列された複数の放射線検出素子7が設けられた小領域rの全体、すなわち図2に一点鎖線で示される領域が検出部Pとされている。本実施形態では、放射線検出素子7はフォトダイオードが用いられているが、例えばフォトトランジスター等を用いることも可能である。
ここで、放射線画像撮影装置1の回路構成について説明する。図4は本実施形態に係る放射線画像撮影装置1の等価回路を表すブロック図である。
各放射線検出素子7の第1電極7aには、スイッチ手段であるTFT8のソース電極8s(図4の「S」参照)が接続されている。また、TFT8のドレイン電極8dおよびゲート電極8g(図4の「D」および「G」参照)は信号線6および走査線5にそれぞれ接続されている。
そして、TFT8は、後述する走査駆動手段15から走査線5を介してゲート電極8gにオン電圧が印加されるとオン状態となり、ソース電極8sやドレイン電極8dを介して放射線検出素子7内に蓄積されている電荷を信号線6に放出させる。また、走査線5を介してゲート電極8gにオフ電圧が印加されるとオフ状態となり、放射線検出素子7から信号線6への電荷の放出を停止して、放射線検出素子7内に電荷を蓄積させるようになっている。
また、本実施形態では、図2や図4に示すように、基板4上で1列の各放射線検出素子7ごとに1本の割合で各放射線検出素子7の第2電極7bにそれぞれバイアス線9が接続されており、各バイアス線9は基板4の検出部Pの外側の位置で結線10に結束されている。そして、結線10は入出力端子11(パッドともいう。図2参照)を介してバイアス電源14(図4参照)に接続されており、バイアス電源14から結線10や各バイアス線9を介して各放射線検出素子7の第2電極7bに逆バイアス電圧が印加されるようになっている。
一方、各走査線5は、それぞれ入出力端子11を介して走査駆動手段15のゲートドライバー15bにそれぞれ接続されている。走査駆動手段15では、配線15cを介して電源回路15aからゲートドライバー15bにオン電圧とオフ電圧が供給されるようになっており、ゲートドライバー15bで走査線5の各ラインL1〜Lxに印加する電圧をオン電圧とオフ電圧との間でそれぞれ切り替えるようになっている。
また、各信号線6は、各入出力端子11を介して読み出しIC16内に内蔵された各読み出し回路17にそれぞれ接続されている。本実施形態では、読み出し回路17は、主に増幅回路18と相関二重サンプリング回路19等で構成されている。読み出しIC16内には、さらに、アナログマルチプレクサー21と、A/D変換器20とが設けられている。なお、図4では、相関二重サンプリング回路19はCDSと表記されている。
各放射線検出素子7からの画像データDの読み出し処理の際には、各放射線検出素子7のTFT8にオン電圧が印加されてオン状態とされると、各放射線検出素子7内から信号線6に電荷がそれぞれ放出されて、各読み出し回路17の増幅回路18に流れ込む。そして、増幅回路18では、蓄積された電荷量に応じた電圧値が出力側から出力される。
相関二重サンプリング回路19は、各放射線検出素子7から電荷が流れ込む前後の増幅回路18からの出力値の増加分をアナログ値の画像データDとして下流側に出力する。そして、出力された各画像データDがアナログマルチプレクサー21を介してA/D変換器20に順次送信され、A/D変換器20でデジタル値の画像データDに順次変換されて記憶手段23に出力されて順次保存される。このようにして画像データDの読み出し処理が行われるようになっている。
本実施形態では、制御手段22はCPU(Central Processing Unit)で構成されており、制御手段22には、SRAM(Static RAM)やSDRAM(Synchronous DRAM)等で構成される記憶手段23が接続されている。
また、図4では図示を省略するが、制御手段22には、DMA(Direct Memory Access)コントローラー22aが1つのモジュールとして内蔵されており、また、本実施形態ではFPGA(Field Programmable Gate Array)で構成された送信データ準備手段23bが接続されている(いずれも後述する図9参照)。なお、これらの各機能部の構成や作用等については、後で詳しく説明する。
また、本実施形態では、制御手段22には、前述したアンテナ装置41等の通信手段が接続されており、通信手段は、制御手段22の指示に従ってデータを送信するようになっている。そして、制御手段22には、走査駆動手段15や読み出し回路17、記憶手段23、バイアス電源14等の各機能部に必要な電力を供給するバッテリー24等が接続されている。
なお、プレビュー画像用データDpの圧縮、送信等のための制御手段22やDMAコントローラー、送信データ準備手段25等の構成や動作等については、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1が用いられる放射線画像撮影システム50の構成等について説明した後で説明する。
[放射線画像撮影システム]
次に、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1が用いられる放射線画像撮影システム50の構成例について説明する。図5は、本実施形態に係る放射線画像撮影システム50の構成例を示す図である。図5では、放射線画像撮影システム50が撮影室R1内等に構築されている場合が示されている。
撮影室R1には、ブッキー装置51が設置されており、ブッキー装置51は、そのカセッテ保持部51aに上記の放射線画像撮影装置1を装填して用いることができるようになっている。なお、図5では、ブッキー装置51として、立位撮影用のブッキー装置51Aと臥位撮影用のブッキー装置51Bが設置されている場合が示されているが、例えば一方のブッキー装置51のみが設けられていてもよい。
図5に示すように、撮影室R1には、被写体を介してブッキー装置51に装填された放射線画像撮影装置1に放射線を照射する放射線源52が少なくとも1つ設けられている。本実施形態では、放射線源52を移動させたり、放射線の照射方向を変えることで、立位撮影用のブッキー装置51Aと臥位撮影用のブッキー装置51Bのいずれにも放射線を照射することができるようになっている。
撮影室R1には、撮影室R1内の各装置等や撮影室R1外の各装置等の間の通信等を中継するための中継器(基地局等ともいう。)54が設けられている。なお、本実施形態では、中継器54には、放射線画像撮影装置1が無線方式で画像データDや信号等の送受信を行うことができるように、アクセスポイント53が設けられている。
また、中継器54は、放射線発生装置55やコンソール58と接続されており、中継器54には、放射線画像撮影装置1やコンソール58等から放射線発生装置55に送信するLAN(Local Area Network)通信用の信号等を放射線発生装置55用の信号等に変換し、また、その逆の変換も行う図示しない変換器が内蔵されている。
前室(操作室等ともいう。)R2には、本実施形態では、放射線発生装置55の操作卓57が設けられており、操作卓57には、放射線技師等の操作者が操作して放射線発生装置55に対して放射線の照射開始等を指示するための曝射スイッチ56が設けられている。放射線発生装置55は、操作者により曝射スイッチ56が操作されると、放射線源52から放射線を照射させるようになっている。また、適切な線量の放射線が照射されるように放射線源52を調整する等の種々の制御を行うようになっている。
また、本実施形態では、図5に示すように、コンソール58が前室R2に設けられている。本実施形態では、コンソール58は、図示しないCPUやROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピューター等で構成されている。なお、コンソール58を撮影室R1や前室R2の外側や別室等に設けるように構成することも可能であり、適宜の場所に設置される。
また、コンソール58には、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成される表示部58aが設けられている。また、コンソール58には、HDD(Hard Disk Drive)等で構成された記憶手段59が接続され、或いは内蔵されている。
なお、図5に示すように、放射線画像撮影装置1を、撮影室R1の臥位撮影用のブッキー装置51B上に横臥した患者(図示省略)の身体と臥位撮影用のブッキー装置51Bとの間に差し込んだり、臥位撮影用のブッキー装置51B上で患者の身体にあてがったりして用いることも可能であり、その場合は、撮影室R1に据え付けられた放射線源52や、図示しないポータブルの放射線源のいずれを用いることも可能である。
本実施形態では、コンソール58は、後述するように、放射線画像撮影装置1から、プレビュー画像用データDpの圧縮された差分ΔDpが送信されてくると、それを元の差分ΔDpに復元し、それらから元のプレビュー画像用データDpを復元する。そして、コンソール58は、復元したプレビュー画像用データDp等に基づいてプレビュー画像p_preを生成して、例えば図6(A)、(B)に示すように、表示部58a上にプレビュー画像p_preをワイプ表示する。
その際、図6(B)に示すように、例えば表示したプレビュー画像p_preの近傍に「OK」ボタンアイコン60aや「NG」ボタンアイコン60bを表示する等して、放射線技師等の操作者が、表示されたプレビュー画像p_preの承認或いは否認を入力できるように構成することも可能である。
一方、放射線画像撮影装置1からは、続いて、後述するように残りの画像データD等が送信されてくるため、コンソール58は、放射線画像撮影装置1から送信されてくる残りの画像データD等を受け付ける。そして、コンソール58は、残りの画像データDを上記と同様にして復元し、プレビュー画像用データDpと残りの画像データD、すなわち復元した全ての画像データD等にゲイン補正や欠陥画素補正、撮影部位に応じた階調処理等の精密な画像処理を行って最終的な放射線画像pを生成するようになっている。
[放射線画像撮影における各処理について]
ここで、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1を用いた放射線画像撮影における放射線画像撮影システム50の各装置で行われる処理の流れについて説明する。図7は、放射線画像撮影システムにおける各処理の手順等を表す図である。
放射線画像撮影装置1は、放射線発生装置55(図5参照)との間で信号等のやり取りを行って連携して放射線画像撮影を行うタイプと、放射線発生装置55とは連携を取らず自ら放射線が照射されたことを検出するタイプとに大別される。
そして、前者の場合、通常、撮影前に、各放射線検出素子7内に残存する電荷を除去する各放射線検出素子7のリセット処理等が行われた後、放射線技師等の操作者により曝射スイッチ56が操作された放射線発生装置55から放射線画像撮影装置1に信号が送信され、放射線画像撮影装置1の各TFT8がオフ状態とされて電荷蓄積状態に移行してから放射線が照射されて放射線画像撮影が行われる。
また、後者の場合には、放射線画像撮影装置1は、例えば本願出願人が先に提出した国際公開第2011/135917号パンフレットや国際公開第2011/152093号パンフレットに記載されている技術を用いて、放射線画像撮影前から放射線の照射開始の検出処理を行う。そして、放射線の照射が開始されたことを検出すると、上記と同様にして電荷蓄積状態に移行して、放射線の照射により発生した電荷が各放射線検出素子7内に蓄積されるようにする。
そして、放射線画像撮影装置1は、いずれの場合も、放射線の照射終了後に画像データDの読み出し処理(図7の「D読み出し」参照)を行う。そして、画像データDに重畳されている、暗電荷に起因するオフセット分をオフセットデータOとして読み出すオフセットデータOの読み出し処理(図7の「O読み出し」参照)に向けて、各放射線検出素子7のリセット処理や検出処理を行った後、電荷蓄積状態に移行させる。なお、この場合、放射線画像撮影装置1に放射線は照射されない。
また、放射線画像撮影装置1は、各放射線検出素子7のリセット処理等を開始すると同時に、読み出した画像データDの中から所定の割合で間引いてプレビュー画像用データDpを抽出し、抽出したプレビュー画像用データDp(或いは後述するようにプレビュー画像用データDp同士の差分ΔDp。以下同じ。)を圧縮して外部装置であるコンソール58に送信する。
プレビュー画像用データDpは、例えば、以下のようにして抽出される。すなわち、例えば図8に示すように、放射線画像撮影装置1の検出部P(図2や図4参照)のn行、m列目の放射線検出素子7(n,m)から読み出された画像データDをD(n,m)で表すとすると、放射線画像撮影装置1の制御手段22は、読み出した画像データD(n,m)の中から、例えば図中に斜線を付して示すように予め所定本数(図8の場合は4本)の走査線5の各ラインL1〜Lxごとに1本の割合で指定された走査線5に接続されている各放射線検出素子7から読み出された画像データD(n,m)を抽出して、プレビュー画像用データDpとするようになっている。
なお、プレビュー画像用データDpの抽出の仕方は、これに限定されず、図示を省略するが、例えば、4×4画素すなわち4行4列の計16個の放射線検出素子7(n,m)から読み出された16個の画像データD(n,m)の中から1個の割合で画像データDを抽出する等して、画像データDの中から画像データDを所定の割合で間引いて作成したプレビュー画像用データDpを抽出するように構成することも可能である。
また、このプレビュー画像用データDpの抽出、送信は、図7に示したように、画像データDの読み出し処理の後に行うように構成することも可能であり、また、例えばオフセットデータOの読み出し処理の後に行うように構成することも可能である。そして、本発明は、このプレビュー画像用データDpの抽出や圧縮等に関する発明である。
なお、放射線画像撮影装置1から圧縮されたプレビュー画像用データDp或いはその差分ΔDpを受信したコンソール58で、元のプレビュー画像用データDpを復元され、それに基づいてプレビュー画像p_preが生成されて、例えば図6(A)、(B)に示したようにコンソール58の表示部58a上にワイプ表示されることは、前述した通りである。
そして、放射線画像撮影装置1は、放射線が照射されない状態でオフセットデータOの読み出し処理を行うと、図7に示すように、既に送信済みのプレビュー画像用データDp以外の残りの画像データDと、オフセットデータOの読み出し処理で読み出したオフセットデータOとを可逆圧縮してコンソール58に送信する。なお、この画像データD等の送信処理に、本発明を適用するように構成することも可能である。
そして、それらを受信したコンソール58では、元の残りの画像データDや元のオフセットデータOが復元され、それらとプレビュー画像用データDpとあわせ、復元された全ての画像データDおよびオフセットデータOに対して厳密な画像処理が施されて、最終的な放射線画像pが生成される。
なお、少なくともプレビュー画像用データDpを送信する際には、可逆圧縮によらず、非可逆圧縮して送信するように構成することも可能である。そして、その場合には、後の画像データD等の送信時に、放射線画像撮影装置1で改めて全ての画像データDを可逆圧縮してコンソール58に送信するように構成される。
[制御手段、DMAコントローラーおよび送信データ準備手段等の構成について]
次に、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1における制御手段22やDMAコントローラー22a、送信データ準備手段25等の構成について説明する。図9に、図4に示した本実施形態に係る放射線画像撮影装置1の等価回路を表すブロック図のうち、制御手段22を含む部分のより詳細なブロック図を示す。
本実施形態では、制御手段22は、ファームウェア(Firmware;FW)により制御されるCPU等で構成されている。そして、制御手段22であるCPU内に、DMAコントローラー22aが1つのモジュールとして内蔵されている。
また、本実施形態では、制御手段22には、FPGAで構成された送信データ準備手段25が接続されている。送信データ準備手段25には、各種のパラメーター等を格納するレジスター群25aやラインバッファー25b、第1のバッファーメモリー25c等が設けられている。また、送信データ準備手段25には、前述したSDRAM等で構成された記憶手段23が接続されている。
また、本実施形態では、DMAコントローラー22aは、送信データ準備手段25のレジスター群25aの1つのアドレス(図9の斜線部分参照)に対してRead処理することにより、第1のバッファーメモリー25cに格納されたデータを第2のバッファーメモリー26にDMA転送することができるようになっている。
[従来のプレビュー画像用データの圧縮、送信処理について]
以下、本発明に係るプレビュー画像用データDpの圧縮、送信処理等について説明する前に、その前提となる従来のプレビュー画像用データDpの圧縮、送信処理の仕方やそのための構成等について説明する。以下、図10のシーケンス図に従って説明する。
まず、制御手段22が送信データ準備手段25に対して各放射線検出素子7(図4等参照)からそれぞれ画像データDを読み出す画像データDの読み出し処理を開始するようにコマンドを送信する。なお、この場合は、送信データ準備手段25が、プレビュー画像用データDpの圧縮、送信処理のほかに、画像データDの読み出し処理も行うように構成されているが、画像データDの読み出し処理を他の手段が担当するように構成することも可能である。
送信データ準備手段25は、読み出し開始のコマンドを受信すると、前述したように、走査駆動手段15や読み出し回路17等を駆動させて、各放射線検出素子7から画像データDをそれぞれ読み出す。そして、各読み出しIC16(図4や図9参照)からそれぞれ画像データDが出力されてくると、それらを所定の順番に並べ替えて記憶手段23に保存していく。
そして、画像データDの読み出し処理が終了すると、送信データ準備手段25は、制御手段22に対して割り込みをかけて、画像データDの読み出し処理が終了したことを通知する。
制御手段22は、送信データ準備手段25からの終了信号を受信すると、続いて、送信データ準備手段25に対して画像転送開始のコマンドを送信する。この画像転送開始のコマンドは、送信データ準備手段25に対して、コンソール58に送信するデータ(この場合は後述するように圧縮された差分ΔDp等)を形成するなどデータ送信に向けての準備をさせるためのコマンドである。
そして、このコマンドには、送信データ準備手段25のレジスター群25aにセットする各種パラメーターや、ラインバッファー25bに最初にセットする後述する基準データDc(1)、Dc(2)、…等のデータも含まれている。
送信データ準備手段25は、この画像転送開始のコマンドを受信すると、まず、制御手段22から送信されてきた各種パラメーターをレジスター群25aの所定のアドレスにそれぞれ格納する。また、制御手段22から送信されてきた基準データDc(1)、Dc(2)、…をラインバッファー25bに格納する。そして、以下の各処理を開始する。
なお、以下では、プレビュー画像用データDpそのものを圧縮するよりも、プレビュー画像用データDp同士の差分ΔDpを圧縮した方がデータの圧縮率が高くなるため、差分ΔDを圧縮する場合について説明する。しかし、本発明は、プレビュー画像用データDp自体を圧縮する場合についても適用することが可能である。
また、以下では、ハフマン符号化により可逆圧縮する場合について説明するが、可逆圧縮の手法は、この他にも、LZ78や算術符号化等の手法を用いることが可能である。また、少なくともプレビュー画像用データDpに対しては非可逆圧縮を施すことが可能であることは前述した通りである。
さらに、以下で説明する圧縮手法は、前述した特許文献4等で説明されており、詳しくは同文献等を参照されたい。
送信データ準備手段25は、各種パラメーターや基準データDc(1)、Dc(2)、…をレジスター群25aやラインバッファー25bに格納すると、記憶手段23に保存された画像データDの中から、例えば図8に示したようにしてプレビュー画像用データDpを抽出し、上記のようにプレビュー画像用データDp同士の差分ΔDpを算出して可逆圧縮する。
その際、最初に抽出されるプレビュー画像用データDpである、走査線5の最初のラインL1に接続された各放射線検出素子7(1,m)から読み出された各画像データD(1,m)(すなわち図8の最も上側の行の各画像データ(1,m))については、差分ΔDp(1,m)を算出する相手が存在しない。
そこで、送信データ準備手段25は、この行のプレビュー画像用データDp(1,m)については、図11(A)〜(C)に示すように、ラインバッファー25bに格納されている基準データDc(1)、Dc(2)、…との間で下記(1)式に従って差分ΔDp(1,m)を算出する。
ΔDp(1,m)=Dp(1,m)−Dc(m) …(1)
具体的には、送信データ準備手段25は、記憶手段23から走査線5の最初のラインL1のプレビュー画像用データDp(1,m)を順次読み出してくる。そして、例えば図11(A)に示すように、プレビュー画像用データDp(1,1)とそれに対応する基準データDc(1)とから上記(1)式に従って差分ΔDp(1,1)を算出して、ラインバッファー25b上の基準データDc(1)をプレビュー画像用データDp(1,1)に置換して書き換える。
また、算出した差分ΔDp(1,1)を、図9に示す記憶手段23aに保存していく。なお、この差分ΔDp(1,1)の書き込み動作を行っている記憶手段23aは、読み出し動作を行っている記憶手段23とは別体の記憶手段として構成することが好ましいが、記憶手段23と同一の記憶手段を用いるように構成することも可能である。
続いて、送信データ準備手段25は、図11(B)、(C)に示すように、プレビュー画像用データDp(1,2)、Dp(1,3)、…についても同様に、プレビュー画像用データDp(1,m)とそれに対応する基準データDc(m)とから上記(1)式に従って差分ΔDp(1,m)を算出して、ラインバッファー25b上の基準データDc(m)をプレビュー画像用データDp(1,m)に置換して書き換える。そして、算出した差分ΔDp(1,m)を記憶手段23aに保存していく。
また、送信データ準備手段25は、図8に示した他の行のプレビュー画像用データDp(n,m)についても、図12(A)〜(C)に示すように、既にラインバッファー25bに格納されているプレビュー画像用データDp(n-4,m)との間で、上記と同様にして下記(2)式に従って差分ΔDp(n,m)を算出する。そして、算出した差分ΔDp(n,m)を記憶手段23aに保存していく。
ΔDp(n,m)=Dp(n,m)−Dp(n-4,m) …(2)
一方、送信データ準備手段25は、上記の差分ΔDpの算出処理と併行して、算出した差分ΔDpのハフマン符号化を行う。具体的には、上記のようにして算出した差分ΔDpを記憶手段23aから読み出し、図示しないハフマンコードHcのテーブル(ハフマン辞書等ともいう。)を参照して、差分ΔDpに対応するハフマンコードHcを割り出す。このハフマンコードHcが、圧縮された差分ΔDpになる。
そして、送信データ準備手段25は、割り出したハフマンコードHcを第1のバッファーメモリー25c(図9参照)に順次保存していく。
なお、よく知られているように、差分ΔDpの値によっては、割り当てられるハフマンコードHcの方が元の差分ΔDpよりもデータ長が長くなる場合が生じ得る。しかし、そのような場合には、差分ΔDpを圧縮しない方が送信するデータのデータ長は短くなる。そのため、そのような差分ΔDpについては、差分ΔDpを圧縮せずに元の値のまま送信するように構成することも可能である。
図10に示すように、制御手段22は、送信データ準備手段25に対して画像転送開始のコマンドを送信してから所定時間τ1が経過した時点で、DMAコントローラー22aをキック(Kick)する。
なお、この所定時間τ1は、制御手段22が送信データ準備手段25に対して画像転送開始のコマンドを送信してから、送信データ準備手段25が上記のようにして処理を行い、第1のバッファーメモリー25cがハフマンコードHc(上記のように圧縮しない場合の元の差分ΔDpを含む。以下同じ。)で満たされる状態、或いは第1のバッファーメモリー25cへのハフマンコードHcの格納量が所定の量になった状態になるという条件が満たされるのに十分な時間に設定される。
また、例えば、第1のバッファーメモリー25cが満杯になる状態を含め、第1のバッファーメモリー25cへのハフマンコードHcの格納量が所定の量になるという条件が満たされた時点で送信データ準備手段25から制御手段22にそれを通知するように構成してもよい。
DMAコントローラー22aは、制御手段22からキックされると、前述したように、送信データ準備手段25のレジスター群25aの1つのアドレス(図9の斜線部分参照)に対してRead処理することにより、当該アドレスを介して第1のバッファーメモリー25cに格納されたハフマンコードHcを第2のバッファーメモリー26にDMA転送する。
その際、第1のバッファーメモリー25cは、先入れ先出し(First In, First Out)の方式で、先に入力されたハフマンコードHcから順に、ハフマンコードHcを順次吐き出していくようになっている。
そして、DMAコントローラー22aは、所定のデータ量をDMA転送すると、制御手段22に対してDMA転送が終了したことを通知する。なお、この間も、送信データ準備手段25は、算出すべき差分ΔDpがあるうちは、差分ΔDpの算出、ハフマン符号化、第1のバッファーメモリー25cへの保存を続行する。
そして、制御手段22は、第2のバッファーメモリー26に送信すべきハフマンコードHcがあるうちは、所定時間ごとにDMAコントローラー22aのキックを繰り返し、DMAコントローラー22aは、第1のバッファーメモリー25cから第2のバッファーメモリー26へのハフマンコードHcのDMA転送、および制御手段22への終了通知を繰り返す。
そして、第2のバッファーメモリー26に所定量のハフマンコードHcが蓄積されると、アンテナ装置41(図4参照)等によりハフマンコードHcが所定の方式で、すなわちパケット通信等の形で、コンソール58に送信される。
従来のプレビュー画像用データDpの圧縮、送信処理は、以上のようにして行われていた。
[本発明の構成等について]
本発明に係るプレビュー画像用データDpやその差分ΔDpの圧縮、送信処理等では、上記の従来の方式を改良して、放射線画像撮影装置1からコンソール58等の外部装置に圧縮されたプレビュー画像用データDpや差分ΔDp(すなわち本実施形態ではハフマンコードHc)をより早く送信するようになっている。
以下、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1における本発明に特徴的な構成等について説明する。また、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1の作用についてもあわせて説明する。
本発明者らが、上記の従来の構成等について研究したところ、図10に示したように、送信データ準備手段25は、画像データDの読み出し処理が終了して、制御手段22に画像データDの読み出し処理が終了したことを通知すると、その時点で、いわゆる待ち(wait)の状態になり、何も動作を行わない状態になることが分かった。
そして、従来の構成等では、上記のように、送信データ準備手段25は、制御手段22から画像転送開始のコマンドが送信されてきて初めて記憶手段23からのプレビュー画像用データDpの抽出や差分ΔDpの算出、圧縮等の処理を開始する。
そのため、送信データ準備手段25が待ちの状態になっている時間τ2(図10参照)の分だけ、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3が長くなる。すなわち、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3は、上記の所定時間τ1に、待ちの時間τ2を加算した時間になる。
しかし、この待ちの状態をなくし、例えば図13に示すように、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3を、より短縮することが可能となる。
すなわち、制御手段22は、上記の所定時間τ1のカウントの開始を、従来(図10参照)のように待ち時間τ2の経過後、送信データ準備手段25に画像転送開始のコマンドを送信した時点からではなく、図13に示すように、より以前の、送信データ準備手段25から画像データDの読み出し処理の終了の通知が来た時点からとすることが可能となる。
そのため、このように構成すれば、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3が、上記の所定時間τ1と同じ時間になり、待ちの時間τ2(図10参照)がなくなる分だけ、時間τ3を短縮することが可能となる。
そこで、本実施形態では、送信データ準備手段25は、画像データDの読み出し処理を終了すると、制御手段22からの指示を待つことなく即座に記憶手段23からのプレビュー画像用データDpの抽出や差分ΔDpの算出、圧縮処理等を開始するようになっている。
そして、制御手段22は、従来と同様に、第1のバッファーメモリー25cへの圧縮されたプレビュー画像用データDpの差分ΔDp(すなわち本実施形態ではハフマンコードHc(圧縮しない場合の元の差分ΔDpを含む。以下同じ。))の格納量が所定の量になった時点τ1で、DMAコントローラー22aをキックして圧縮された差分ΔDpの第2のバッファーメモリー26へのDMA転送を行わせるようになっている。
このように構成することで、上記のように、送信データ準備手段25が画像データDの読み出し処理を終了してから制御手段22からの指示があるまでの待ちの時間τ2がなくなる分だけ、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3を短縮することが可能となる。
そして、その分だけ、放射線画像撮影装置1での画像データDの読み出し処理の完了からプレビュー画像用データDpの圧縮された差分ΔDp(すなわちハフマンコードHc)の送信開始までの時間をより短縮することが可能となり、プレビュー画像用データDpをより早くコンソール58に送信して、コンソール58の表示部58a上にプレビュー画像p_preをより早く表示させることが可能となる。
なお、この場合、図13に示すように、送信データ準備手段25から画像データDの読み出し処理を終了した旨の通知を受けた制御手段22から、送信データ準備手段25に対して画像転送開始のコマンド(図10参照)を改めて送信しないように構成することが可能である。上記のように、送信データ準備手段25は、画像データDの読み出し処理を終了すると、制御手段22からの指示を待つことなく即座に処理を開始しているからである。
また、本実施形態においても、制御手段22から、送信データ準備手段25に画像転送開始のコマンドを送信するように構成することも可能である。しかし、この場合、上記のように、送信データ準備手段25は、画像転送開始のコマンドを受信する以前から既に処理を開始している状態になる。
以下、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3等をより短縮するためのいくつかの変形例について説明する。
[変形例1]
また、前述したように、第1のバッファーメモリー25cへのハフマンコードHcの格納量が所定の量になった時点で送信データ準備手段25から制御手段22にそれを通知するように構成すれば、そのようになった時点で制御手段22がDMAコントローラー22aをキックするように構成することが可能となる。そのため、第1のバッファーメモリー25cへのハフマンコードHcの格納量が所定の量になった時点で遅滞なく第1のバッファーメモリー25cから第2のバッファーメモリー26へのDMA転送を行うことが可能となる。
そのため、本実施形態のように、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3が、予め上記の所定時間τ1に設定されている場合に比べて、上記の時間τ3をより短縮することが可能となる。そのため、コンソール58へのハフマンコードHcの送信開始までの時間をより短縮することが可能となり、コンソール58の表示部58a上にプレビュー画像p_preをより早く表示させることが可能となる。
[変形例2]
また、本実施形態のように構成する場合、従来の場合に画像転送開始のコマンドとともに送信されてきた各種パラメーターを、事前に(すなわち例えば放射線画像撮影装置1の起動時等に)送信データ準備手段25のレジスター群25aに設定しておくことが好ましい。
このように構成すれば、画像データDの読み出し処理後に改めてパラメーターを入手してレジスター群25aに設定する処理を省くことが可能となり、その分だけ、送信データ準備手段25の処理に要する時間が短縮され、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3をより短縮することが可能となる。
[変形例3]
また、上記の変形例2と関連して、前述した基準データDc(m)、すなわち送信データ準備手段25が記憶手段23から最初に抽出したプレビュー画像用データDp(1,m)との間で差分ΔDp(1,m)を算出する対象となる基準データDcとして、送信データ準備手段25に設けられたレジスター群25aの中の1つのアドレス上に予め1つの値が設定されているように構成することが可能である。
この場合、送信データ準備手段25は、上記(1)式の演算処理を行う際には、前述したようにラインバッファー25b(図9参照)に格納された基準データDc(m)と抽出したプレビュー画像用データDp(1,m)との間で差分ΔDp(1,m)を算出する代わりに、プレビュー画像用データDp(1,m)を抽出するとレジスター群25aの所定のアドレスから1つの値の基準データDcを読み出し、上記(1)式の代わりとなる下記(3)式に従って差分ΔDp(1,m)を算出するように構成される。
ΔDp(1,m)=Dp(1,m)−Dc …(3)
このように構成すると、変形例2の場合と同様に、基準データDc(m)をラインバッファー25bに格納する処理を省くことが可能となり、その分だけ、送信データ準備手段25の処理に要する時間が短縮され、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3をより短縮することが可能となる。
また、その他にも、以下のようなメリットがある。1つ目のメリットは、この変形例3のように処理を簡易化することで、送信データ準備手段25であるFPGAの動作周波数を確保することが可能となり、FPGAの構成の簡易化を図ることが可能となる。すなわち、FPGAにおける処理構成が複雑になると遅延が生じ得るが、上記のように処理を簡易化することで処理構成が簡易になり遅延が生じることがない。このように処理に遅延が生じない分だけFPGAの動作周波数を確保することが容易となり、送信データ準備手段25での処理をより高速に行うことが可能となる。
そのため、結果的に、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3をより短縮することが可能となる。そのため、コンソール58へのハフマンコードHcの送信開始までの時間をより短縮することが可能となり、コンソール58の表示部58a上にプレビュー画像p_preをより早く表示させることが可能となる。
また、FPGAにおける処理が上記のように簡易化されることにより、FPGAにおける電力の消費がより軽減されるといったメリットもある。さらに、前述した変形例2で説明したように、例えば放射線画像撮影装置1の起動時等に基準データDc(m)をラインバッファー25bに予め格納する処理も不要になるため、格納に要する時間分だけ起動の時間が短縮されるといったメリットもある。
また、放射線画像撮影装置1は、そのパネルサイズ(例えば14×17インチや17×17インチ等)に応じて、例えば図8における横方向のデータ数が変わる。すなわち、画像データDを上記と同様にD(n,m)と表した場合のmの最大値が、放射線画像撮影装置1のパネルサイズに応じて変わる。
そのため、上記のように、基準データDc(m)をmに依存する値として設定する場合には、放射線画像撮影装置1のパネルサイズによって変化するmの最大値にあわせて基準データDc(m)をm個設定することが必要となる。すなわち、上記の構成では、少なくとも基準データDc(m)については、放射線画像撮影装置1のパネルサイズに依存して設定する個数を変えなければならなくなる。
しかし、上記の変形例3のように構成すれば、少なくとも基準データDcについては、放射線画像撮影装置1のパネルサイズに対する依存性がなくなり、放射線画像撮影装置1のパネルサイズがどのようなサイズであろうと、基準データDcとして1つの値を予め設定しておけばよいことになるといったメリットもある。
[変形例4]
なお、上記の変形例3をさらに進めて、基準データDcとして、送信データ準備手段25に設けられたレジスター群25aの中の1つのアドレス上に予め1つの値を設定しておく代わりに、レジスターを使わずに、例えば、FPGA内部に固定値として組み込んでしまうように構成することも可能である。
このように構成すれば、上記の変形例3と同様の効果が得られるとともに、さらに、基準データDcのレジスターへの書き込み自体が不要になるため、上記の効果をさらに有効に発揮することが可能となるといったメリットがある。
以上のように、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1によれば、送信データ準備手段25は、画像データDの読み出し処理を終了すると、制御手段22からの指示を待つことなく、即座にプレビュー画像用データDpの抽出(およびプレビュー画像用データDp同士の差分ΔDpの算出)や、圧縮処理を開始するように構成した。
そのため、従来の放射線画像撮影装置のような、送信データ準備手段25が画像データDの読み出し処理を終了してから制御手段22からの画像転送開始の指示があるまでの待ちの時間τ2がなくなり、その分だけ、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3を短縮することが可能となる。
そして、その分だけ、放射線画像撮影装置1での画像データDの読み出し処理の完了から圧縮されたプレビュー画像用データDpや圧縮された差分ΔDp(すなわちハフマンコードHc)の送信開始までの時間をより短縮することが可能となり、プレビュー画像用データDpをより早くコンソール58に送信して、コンソール58の表示部58a上にプレビュー画像p_preをより早く表示させることが可能となる。
なお、上記のように、本発明は、画像データDの読み出し処理が終了すると、送信データ準備手段25が、制御手段22からの指示を待つことなく即座に処理を開始する点に特徴がある。そして、このように構成することで、送信データ準備手段25が画像データDの読み出し処理を終了してから制御手段22からの画像転送開始の指示があるまでの待ちの時間τ2がなくなる分だけ、画像データDの読み出し処理が終了してから制御手段22がDMAコントローラー22aを初めてキックするまでの時間τ3を短縮することが可能となるといった有用な効果を得ることが可能となる。
そして、この点をさらに拡大すれば、本実施形態のように、プレビュー画像用データDpやその差分ΔDpを圧縮せず、いわば生の(raw)データとしてプレビュー画像用データDpやその差分ΔDpをそのまま送信する場合にも、送信データ準備手段25が、画像データDの読み出し処理が終了した後、制御手段22からの指示を待つことなく即座に処理を開始するように構成すれば、やはり待ちの時間τ2がなくなる分だけ上記の時間τ3を短縮することができる。
そのため、本発明は、このように、プレビュー画像用データDpやその差分ΔDpを圧縮せず、いわば生の(raw)データとしてプレビュー画像用データDpやその差分ΔDpをそのまま送信する場合にも適用することが可能である。
そして、この場合は、例えば図9に示した記憶手段23から読み出されたプレビュー画像用データDpが直接第1のバッファーメモリー25cに格納され、或いは上記のようにラインバッファー25bを用いて算出された差分ΔDpが直接第1のバッファーメモリー25cに格納されるように構成される。そして、第1のバッファーメモリー25cに格納されたデータが第2のバッファーメモリー26にDMA転送されること等は上記の実施形態と同様に構成される。
また、本発明が上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能であることは言うまでもない。
1 放射線画像撮影装置
7 放射線検出素子
22 制御手段
22a DMAコントローラー
25 送信データ準備手段
25a レジスター群(レジスター)
25c 第1のバッファーメモリー
26 第2のバッファーメモリー
41 アンテナ装置(通信手段)
58 コンソール(外部装置)
D 画像データ
Dc、Dc(m) 基準データ
Dp プレビュー画像用データ
Hc ハフマンコード(圧縮されたプレビュー画像用データや差分)
ΔDp 差分
τ1 所定の時間
τ3 制御手段がDMAコントローラーを初めてキックするまでの時間

Claims (9)

  1. 二次元状に配列された複数の放射線検出素子からの画像データの読み出し処理、および読み出された画像データの中から所定の割合でプレビュー画像用データを抽出して第1のバッファーメモリーに格納する抽出処理を行う送信データ準備手段と、
    前記第1のバッファーメモリーに格納された前記プレビュー画像用データを第2のバッファーメモリーにDMA転送するDMAコントローラーと、
    前記第2のバッファーメモリーに蓄積された前記プレビュー画像用データを外部装置に送信する通信手段と、
    少なくとも前記送信データ準備手段、前記DMAコントローラー、および前記通信手段の動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記送信データ準備手段は、前記画像データの読み出し処理を終了すると、前記制御手段からの指示を待つことなく即座に前記抽出処理を開始するように構成されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 二次元状に配列された複数の放射線検出素子からの画像データの読み出し処理、および読み出された画像データの中から所定の割合でプレビュー画像用データを抽出し、抽出した前記プレビュー画像用データを圧縮して第1のバッファーメモリーに格納する抽出、圧縮処理を行う送信データ準備手段と、
    前記第1のバッファーメモリーに格納された前記圧縮されたプレビュー画像用データを第2のバッファーメモリーにDMA転送するDMAコントローラーと、
    前記第2のバッファーメモリーに蓄積された前記圧縮されたプレビュー画像用データを外部装置に送信する通信手段と、
    少なくとも前記送信データ準備手段、前記DMAコントローラー、および前記通信手段の動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記送信データ準備手段は、前記画像データの読み出し処理を終了すると、前記制御手段からの指示を待つことなく即座に前記抽出、圧縮処理を開始するように構成されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  3. 前記送信データ準備手段は、抽出した前記プレビュー画像用データを圧縮する代わりに、抽出した前記プレビュー画像用データ同士の差分を算出し、算出した前記差分をそれぞれ圧縮するように構成されており、
    前記DMAコントローラーは、前記第1のバッファーメモリーに格納された前記圧縮された差分を第2のバッファーメモリーにDMA転送し、
    前記通信手段は、前記第2のバッファーメモリーに蓄積された前記圧縮された差分を外部装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の放射線画像撮影装置。
  4. 前記送信データ準備手段が最初に抽出した前記プレビュー画像用データとの間で前記差分を算出する対象となる基準データとして、前記送信データ準備手段に設けられたレジスター上に予め1つの値が設定されていることを特徴とする請求項3に記載の放射線画像撮影装置。
  5. 前記送信データ準備手段が最初に抽出した前記プレビュー画像用データとの間で前記差分を算出する対象となる基準データが、FPGAで構成された前記送信データ準備手段の内部に予め1つの固定値として組み込まれていることを特徴とする請求項3に記載の放射線画像撮影装置。
  6. 前記送信データ準備手段における処理に必要となるパラメーターが、事前に前記送信データ準備手段のレジスター群に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1のバッファーメモリーへの前記圧縮されたプレビュー画像用データの格納量が所定の量になるという条件が満たされた時点で、前記DMAコントローラーをキックして前記圧縮されたプレビュー画像用データの第2のバッファーメモリーへのDMA転送を行わせることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
  8. 前記送信データ準備手段が前記画像データの読み出し処理を終了してから前記制御手段が前記DMAコントローラーを初めてキックするまでの時間が、予め所定の時間に設定されていることを特徴とする請求項7に記載の放射線画像撮影装置。
  9. 前記送信データ準備手段は、前記第1のバッファーメモリーへの前記圧縮されたプレビュー画像用データまたは前記圧縮された差分の格納量が所定の量になった時点で、前記制御手段に対して前記格納量が所定の量になったことを通知し、
    前記制御手段は、前記送信データ準備手段から前記通知があった場合に、前記DMAコントローラーをキックするように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の放射線画像撮影装置。
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