JP2013226133A - 植物栽培施設 - Google Patents

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Abstract

【課題】完全制御型の植物栽培施設において、隣接する植物同士が、それらの生長につれて、相互に他方と干渉し合うのを抑制し、かつ作業を簡易化すること。
【解決手段】植物栽培施設に用いられる栽培パネル(67)であって、前記栽培パネル(67)には、その厚み方向に複数の植え付け穴(68)が形成され、これらの植え付け穴(68)は、それらの中心軸(c1)が所定の角度(水平線から85°−5°〜+3°)で相互に離隔するように傾斜していることを特徴とする栽培パネル(67)。
【選択図】図3

Description

本発明は、栽培パネル、植物栽培施設及び植物栽培方法に関する。
植物栽培施設として、一般的に植物栽培工場(以下、植物工場)が知られている。植物工場は、「環境及び生育のモニタリングを基礎として、高度な環境制御を行うことにより、野菜等の周年・計画生産が可能な施設園芸農業の一形態である。植物工場としては、(
ア)閉鎖環境で太陽光を用いずに栽培する「完全制御型」、(イ)人工光による補光や夏
季の高温抑制技術等を用いて栽培する「太陽光利用型」の二つがある。
そして、施設内で植物の生育環境(光、温度、湿度、二酸化炭素濃度、養分や水分等)を制御して栽培を行うことにより、既述のように、野菜等の植物の周年・計画生産が可能になる。
このうち、閉鎖空間で太陽光を利用せずに、環境を制御して周年・計画生産を行う栽培施設である完全制御型植物工場は、多段式の水耕栽培棚で植物を生産する植物工場(以下、多段式植物工場)と、穀物栽培用施設と、に大別される。
多段式植物工場は、苗生産システム、レタスやサラダ菜等の野菜工場のように、蛍光灯やLED等の比較的熱負荷の小さい人工光と、多段式の水耕栽培棚とで主に構成されている。
一方、穀物栽培用施設は、メタルハライドランプや高圧ナトリウムランプ等の熱負荷が大きい高輝度ランプと、平面式の水耕栽培装置とで主に構成されるものであって、稲等の穀物の栽培に適している。
多段式植物工場の場合、各段には、蛍光灯やLED等の照明装置が配設されており、植物の育成に必要な十分の光量が確保されている。その他、室内の環境は、温度、湿度や二酸化炭素濃度等が植物の育成に最適な状態となるように制御されている。
図11は従来の多段式植物工場の一例であり、多段栽培棚を利用した植物栽培が行われている状態を示す概念図であり、栽培棚の長手方向の断面図である。その室内Rには、複数の栽培棚100が設置されている。そして、各々の栽培棚100上に栽培床102が設置されている。栽培床102は、培養液Wが常時流れている栽培トレイ(貯液トレイ)110と、この栽培トレイ110の上に設置される栽培パネル111とを有する。
栽培トレイ110は、上部に開口する有底状のトレイであり、栽培に必要な十分な量の培養液Wが常時流れている。なお、この培養液Wは、図示しない循環装置により循環され、常に新鮮な培養液Wが植物に供給される。
栽培パネル111は、例えば、発砲スチロール製であり、栽培トレイ110の前記開口を覆うように配設されている。また、栽培パネル111には、植物Pを貫通させる複数の貫通孔111aが全面に亘って、かつ栽培パネル111の厚さ方向に形成されている。そして、複数の植物Pは、この貫通孔111aを通してその根域部P1が培養液W中に浸され、培養液Wの栄養素を吸収することによって水耕栽培される。
ところで、多段栽培棚で植物を栽培、収穫しようとした場合、構造上、作業スペースが
小さくなってしまう場合がある。また、貫通孔111aが鉛直方向における上方に向けて開口していると、各貫通孔111aを通じて栽培パネル111上に延びた複数の植物が、その生長につれて、隣接する植物と相互に干渉し合うようになる場合がある(図11参照)。すると、植物の手入れや果実の収穫をする作業スペースが小さいため、特に棚の奧側の作物の手入れや収穫作業がしにくい状態になる場合がある。
特開2011−55738号公報 特開2012−00028号公報
本発明は、上記事情に鑑みて発明されたものであって、その解決しようとする課題は、多段栽培棚において植物を所定方向に傾けて栽培することで、葉や果実の手入れや収穫作業をし易くすることにある。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用した。
すなわち、本発明は、植物栽培施設に用いられる栽培パネルであって、前記栽培パネルには、その厚み方向に中心軸が向くように複数の植え付け穴が形成され、これらの植え付け穴は、それらの中心軸が所定の角度で相互に離隔するように傾斜していることを特徴とする栽培パネルである。
本発明の栽培パネルは、植え付け穴の中心軸が所定の角度で相互に離隔するように傾斜しているので、隣接している植物同士の間隔が広がり、葉や果実の手入れや収穫作業をし易くすることができる。
前記複数の植え付け穴は、栽培パネルの一方向に2列に形成されているものが考えられる。
前記栽培パネルは、切妻屋根状の主部を有しており、その最上部を中心にその左右の側の面に前記植え付け穴が形成されていることを特徴としてもよい。切妻屋根状とは、本を半ば開き、その背表紙(最上部に相当)が上に来る状態で本を伏せた如き形状をしているものをいう。最上部を中心にその左右の側の面に形成された植え付け穴は、それらの中心軸が前記最上部の側と反対側に向けて離隔するように傾斜する。よって、前記最上部を介して隣接している植物同士の間隔が広がり、これによっても葉や果実の手入れや収穫作業をし易くすることができる。
前記栽培パネルの一方向に前記複数の植え付け穴が千鳥足状に形成されていてもよい。植え付け穴が千鳥足状に形成されていることで、切妻屋根状の最上部の左側の面及び右側の面にそれぞれ設けられた植え付け穴の位置がずれた状態になるので、前記最上部を介して隣接している植物同士の間隔が広がり、これによっても葉や果実の手入れや収穫作業をし易くすることができる。また、植え付け穴から出た茎及び当該茎から生長した葉群が接触し合うことが回避され易くなる。
前記植え付け穴の中心軸の前記所定の角度は、水平線から85°−5°〜+3°であることを特徴とする。当該角度に設定することで、植え付け穴から出た茎及び当該茎から生長した葉群が接触しにくくなることが本件発明者の鋭意努力の結果わかっている。また、これ以上前記角度を小さくすると、植物の根元が固定されていないので、葉の重さで株が
ぐらつき、根が水から離れ、さらには、葉や果実の重さで植物が倒れてしまう虞がある。反対にこれ以上前記角度が大きいと、植物はまっすぐ育ち、葉や果実の手入れや収穫がしにくいことが本件発明者の実験によってわかっている。
前記栽培パネルのうち前記切妻屋根状をした主部67aの開き角度は、劣角で、170°±3°であることを特徴とする。当該角度に設定することで、植え付け穴から出た茎及び当該茎から生長した葉群が接触しにくくなることが本件発明者の鋭意努力の結果わかっている。一方、これ以上角度を小さくすると、植物の根本が固定されていないので、葉の重さで植物がぐらつき、根が水から離れ、葉や果実の重さで植物が倒れてしまう虞がある。反対にこれ以上角度を大きくすると、植物がまっすぐ育ち、葉や果実の手入れがしにくかったり、収穫がしづらかったりする。また、前記栽培パネルのうち前記切妻屋根状をした主部67aの開き角度は、劣角で、170°±5°であることを特徴とする。当該角度に設定しても、植え付け穴から出た茎及び当該茎から生長した葉群が接触しにくくなることがわかってきた。また、この角度の範囲であれば、葉の重さで植物がぐらつかず、根が水から離れず、葉や果実の重さで植物が倒れる危険性が少ないことがわかってきた。また、この範囲内であれば、葉や果実の手入れが充分にし易く、収穫もし易いことがわかってきた。
前記栽培パネルは、例えば、イチゴ専用の栽培パネルであって、パネルの厚さは、1.7cm±0.5cm、植え付け穴の直径は、4.6cm±0.5cmであることを特徴とする。また、植え付け穴の直径は、4.6cm±1cmであることを特徴とする。
本発明は、植物栽培施設でもある。本植物栽培施設は、植物育成ラックと、この植物育成ラック上に設置され、培養液が常時流れている栽培トレイと、この栽培トレイ上に配設された栽培パネルとを有する植物栽培施設において、前記栽培パネルは、切妻屋根状の主部67aを有し、かつ、その最上部を中心に左右の側の面に複数の植え付け穴が形成されていることを特徴とするものである。
前記複数の植え付け穴は、その中心軸が、水平線から85°−5°〜+3°の角度に形成されていることを特徴とする。
前記植え付け穴が千鳥足状に形成されていることを特徴としてもよい。
また、前記栽培パネルは、切妻屋根状の主部67aを有し、当該主部67aの開き角度は、劣角で、170°±3°であることを特徴とする。また、当該主部67aの開き角度は、劣角で、170°±5°であることを特徴とする。
本発明は、植物栽培方法でもある。本植物栽培方法は、栽培パネルを培養液が常時流れている栽培トレイの上に設置して、植物の根に培養液を吸収させながら植物を栽培する植物栽培方法において、前記栽培パネルには切妻屋根状の主部を形成し、前記栽培パネルの厚み方向に植え付け穴を複数形成し、当該複数の植え付け穴の中心軸の傾斜角を所定の角度で相互に離隔するように傾斜させることを特徴とする。
前記植え付け穴の中心軸の傾斜角を水平線から85°−5°〜+3°の角度に設定すると好適である。
前記植え付け穴に植物を植え付けた場合において、前記植え付け穴に植え付けられた植物と前記植え付け穴の内周との間にスペーサを差し込むようにしてもよい。スペーサの植え付け穴への差し込み具合によって、植物を固定できる。また、植物を植え付け穴内において安定させることができる。このため、隣接する植物同士が接触しないようにすること
が可能である。スペーサは、締め付け力が過度に強くなく、植物の生育を妨げない程度に柔らかい材質で、植え付け穴に対し、離脱自在に配設可能な部材であることが好ましい。例えばスポンジや軟性のゴム等から形成されているものが挙げられる。
本発明によれば、隣接する植物同士が、相互に他方の植物とそれらの生長につれて干渉し合うのを抑制できる。また作業がし易い。
本発明の植物栽培施設の一部省略全体外観斜視図である。 植物栽培施設の内部を一部省略して示す斜視図である。 図2のIII-III線に沿った一部省略断面図である。 図2のIV-IV線断面図である。 本発明に係る栽培パネルの斜視図である。 本発明に係る栽培パネルの平面図である。 図6のVII-VII線断面図である。 図7の要部拡大図である。 図8に相当し、栽培パネルの変形例を示す断面図である。 図8又は図9に相当し、栽培パネルの別の変形例を示す断面図である。 従来技術を説明するための図である。
(実施例1)
以下、本発明に係る植物工場1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、完全制御型植物工場1は、植物の育成環境が制御された栽培室2で植物P(例えば、イチゴ)を栽培する工場である。植物工場1においては、安全な食料の供給、食材の周年供給を目的とした、環境保全型の生産システムが採用されている。
一般に、植物工場では、養液栽培を利用し、自然光または人工光を光源として植物を生育するが、本実施例に係る植物工場1では人工光を光源として植物を生育する。また、温度・湿度の制御や二酸化炭素施用による二酸化炭素飢餓の防止なども行われる。これらの技術により、植物の周年・計画生産が可能になる。
植物工場1には、外部と室内とを連通し、かつエアーシャワーの装備された出入り口扉4と、植物に空気(気体)を送り込むための空調機5と、植物を栽培するために苗の置かれる場所である多段式の植物育成ラック6と、植物を直に照射するLED・蛍光ランプ等、植物の育成に必要な光源7と(図2〜図4参照)などが設置されている。
ところで、本実施例は、多段式の水耕栽培棚である植物育成ラック6に適用されたものであるので、以下、植物育成ラック6について詳述する。図2〜図4に示すように、植物育成ラック6は、複数段(この実施例では3段)の植物設置棚601と、鉛直方向に延びて各植物設置棚601を支持する複数の脚602とを有する。また、植物育成ラック6は、棚と棚との間の間隔が固定されているものを例示した。しかしながら、棚の高さを自由に調節できるようなものでもよい。その場合、1台のラックで高さの違う植物の育成や、植物と光の距離を微調整でき安定した育成環境を作り上げることが可能である。
各植物設置棚601が複数の脚602により支持されることで、複数の植物設置棚601は上下方向に並列される(図2参照)。そして、これら複数の植物設置棚601には、図3の横断面に示すように、植物設置棚601上に設置され、培養液Wが常時流れている栽培トレイ65と、この栽培トレイ65上に配設された栽培パネル67とが備えられてい
る。なお、この明細書で上下とは、図2に正対した状態で上側及び下側をいうことにし、左右とは、同じく図2に正対した状態で左側及び右側をいう。また前後とは、同じく図2に正対した状態で手前側及び向こう側をいうものとする。そして、栽培パネル67において、左右方向を幅方向といい前後方向を長手方向という場合がある。
栽培トレイ65は、上部開口部を有する有底状のトレイであり(全体像を図示せず)、栽培に必要な量の十分な培養液Wが常時流れている。なお、この培養液Wは、図示しない循環装置により循環され、常に新鮮な状態が維持される。培養液Wの中には、例えば植物の苗の根域部P1が入れられる(図3参照)。当該苗は、次に述べる植え付け穴68に対応した位置に来るように培養液Wの中に入れられる。このため、苗が生長すると、当該苗は、植え付け穴68経由で栽培パネル67の外部に向けて伸長する。そして、植え付け穴68の上部には、植物設置棚601毎に、前記植物を直に照射するLED・蛍光ランプその他の光源7が設置されている(図2〜図4参照)。
植え付け穴68は、中心軸が前記栽培パネル67の厚み方向に向くように複数形成されている(図5及び図6参照)。植え付け穴68の直径は、例えば4.6cm±0.5cmの大きさであり、4.6cm±1cmの大きさであってもよい。複数の植物Pは、この植え付け穴68を通して、根域部P1が培養液W中に浸され、該培養液Wによって水耕栽培される。なお、植え付け穴68の大きさが、小さすぎると、植物の生長できる範囲が小さくなる。大きすぎると、生長により植え付け穴68を通過した植物が不安定になり、固定しづらくなる。
また、前記栽培パネル67は、例えば発砲スチロール製であり、栽培トレイ65の上部開口部を覆うように配設されている。また、栽培パネル67の厚みは、例えば1.7cm±0.5cmである。
なお、図示(図3及び図4参照)の例では、培養液Wの液面から離隔した状態で栽培パネル67が配設されているが、離れていなくても構わない。
栽培パネル67は、その全体形状が緩やかな切妻屋根状をしている主部67aと、主部67aの長手方向側縁から下方に延び、栽培トレイ65の側部に当接する垂下部67bとからなる(図2、5参照)。但し、垂下部67bは無くてもよい。切妻屋根状とは、本を半ば開き、その背表紙が上に来る状態で本を伏せた如き形状をしているものをいう。なお、背表紙に相当する部位が栽培パネル67の最上部67tに相当する(図3、図5〜図8参照)。そして、栽培パネル67の主部67aに形成されている前記複数の植え付け穴68は、栽培パネル67の最上部67tを中心にその左右の側の面においてかつ長手方向に千鳥足状に形成されている(図5及び図6参照)。言い換えると、植え付け穴68は、栽培パネル67の最上部67tを中心にその長手方向に向けて左右二列に位相がずれた状態でかつ等間隔に形成されている。但し、植え付け穴68の形成具合はこれに限定されるものではない。また、植え付け穴68は、これが切妻屋根状の斜面に対して直角に形成されている(図8参照)。換言すると、植え付け穴68は、それらの中心軸c1、中心軸c2が、各植え付け穴68の鉛直線cに対して所定の角度傾斜し、その結果、植え付け穴68が切妻屋根状の斜面に対して前記の如く直角に形成される。このため、栽培パネル67の左右一方の側の面にある中心軸c1、同じく他方の側の面にある中心軸c2が、上方に行くに連れて相互に離隔するように水平線Hに対してθ1(85°−5°〜+3°)の角度で傾斜する。
本実施例は栽培パネル67がこのような構成であるので、次のような作用効果を奏する。
植物栽培施設に用いられる栽培パネル67であって、当該栽培パネル67には、その厚
み方向に中心軸が向くように複数の植え付け穴68が形成され、これらの植え付け穴68は、それらの中心軸c1、中心軸c2が上側に行くに連れて最上部67tに対し互いに反対側に前記所定の角度で離隔するように傾斜している。よって、栽培パネル67において最上部67tを介して幅方向に隣接している植物同士の間の間隔が広がる。したがって、植物を栽培パネルの幅方向に外側に傾けて栽培することで、たとえ奧側にある葉や果実の手入れや収穫作業であっても当該作業を容易に行うことが可能になる。
また、植え付け穴68から出た茎及び当該茎から生長した葉群が接触し合うことが回避され易くなり、その結果、イチゴなど傷み易い植物にあっても外傷や変形を生じにくくすることができる。
さらに、既述のように、栽培パネル67は、切妻屋根状をしている主部67aを有しており、その最上部67tを中心にその左右の側の面にそれぞれ前記植え付け穴68が形成されている。つまり、最上部67tを中心にその左右の側の面にそれぞれ位置する植え付け穴68は、それらの中心軸c1、中心軸c2が上側に行くにつれて相互に離隔するように傾斜している。よって、隣接している植物同士の間の間隔が広がり、葉や果実の手入れや収穫作業をし易くすることができる。また、植え付け穴68から出た茎及び当該茎から生長した葉群が接触しにくくなる。
加えて前記栽培パネル67の長手方向に前記複数の植え付け穴68が千鳥足状に形成されている。植え付け穴68が千鳥足状に形成されていることで、切妻屋根状をした主部67aを有する栽培パネル67の最上部67tの左側の面と右側の面の植え付け穴68が揃っていない状態になる。よって、植え付け穴68から出た株や苗の茎及び当該茎から生長した葉群が接触し合うことが回避され易くなる。
ここで、図8に示すθ2は、栽培パネルにおける主部67aの開き角度のうちの劣角であり、その大きさは、170°±3°である。当該角度に設定することで、栽培パネル67の最上部67t(図5〜図8参照)から側方に向けて緩やかな傾斜を呈する。劣角θ2がこれよりも小さいと、根域部P1が培養液Wから離れてしまう虞があることが本件発明者の研究によってわかっている。劣角θ2が170°±3°の範疇にあるとき根域部P1が程よく培養液Wに浸かり、植物をより効率よく成長させることができることもわかっている。また劣角θ2が170°±3°の範疇を越えて大きいと、植物は傾かず、水平線に対して90°の方向にまっすぐに生長し、作業者がその作業をやりづらい可能性が高まることもわかっている。なお、劣角θ2が170°±5°の範疇にあれば、根域部P1が充分に培養液Wに浸かり、植物をより効率よく成長させることができることもわかってきた。また劣角θ2が170°±5°の範疇であれば、植物は充分に傾き、作業者の作業が充分にやり易いことがわかってきた。
また、植え付け穴68から茎が出てきた場合において、前記植え付け穴68から出てきた茎を隣接する他の植え付け穴68の茎から確実に離隔できるようにするために、前記植え付け穴68から出てきた植物の茎又は茎と植え付け穴68の内周との間にスペーサ200を差し込んでもよい(図3参照)。スペーサは、締め付け力が弱く、植物Pの生育を妨げない程度に柔らかい材質で、植え付け穴68に対し、離脱自在に配設可能な部材であることが好ましい。例えばスポンジや軟性のゴム、綿等から形成されているスペーサが挙げられる。そうすれば、スペーサの植え付け穴68への差し込み具合によって、様々な大きさの生長過程の植物を固定することができる。このため、隣接する植物同士が接触しないように生長させることの確実性が高まる。また、栽培パネル67に安定して固定することが可能になる。
なお、栽培パネル67の厚みが1.7cm±0.5cmに対して薄いと、パネル強度が
なくなり、栽培期間中に栽培パネル67が壊れる虞がある。また、1.7cm±0.5cmより厚いと棚と棚との間隔が固定されているため、植物Pが光源に近くなり、植物P(植物Pがイチゴの場合であれば、その苗)の生長できるスペースが小さくなる虞がある。また植物Pに当たる光強度が強くなり、植物Pの生育に異常を生じることが本発明者の実験によってわかっている。さらに、植え付け穴68の直径が前記4.6cm±0.5cmに対して小さいと、イチゴの場合、植物Pの生長できる範囲が小さくなり、大きいと、植物Pの固定ができず不安定になることも本発明者の実験によってわかっている。なお、植え付け穴68の直径が前記4.6cm±1cmの範囲であれば、イチゴの場合、植物Pの生長できる範囲が充分に確保でき、植物Pも確実に固定でき安定することもわかってきた。
(実施例2)
次に図9を参照して実施例2を説明する。実施例2が実施例1と相違する点は、植え付け穴68の形状と栽培パネルの開き角度θ2である。実施例1と同様、栽培パネル672が切妻屋根状の主部67を含むが、図9に符号θ1で示すものは、植え付け穴68の中心軸c1、中心軸c2の傾斜角であり、実施例1と同じく地面(水平線H)に対して、85°−5°〜+3°の角度で植え付け穴68全体が傾斜して形成されている。また、本実施例における植え付け穴68は栽培パネル672を上側から見て千鳥足状に形成されている、一方の側の植え付け穴68と他方の側の植え付け穴68とでは、中心軸c1及び中心軸c2が線対称の関係にある。具体的に述べると、図9に正対して左側の中心軸c1は、その上方側が左側にあり、下方側が右側にあるように傾斜している。同じく図9に正対して右側の中心軸c2は、その上方側が右側にあり、下方側が左側にあるように傾斜している。そして、本実施例では、θ2の角度は170°より小さくなっている。すなわち、c1およびc2はパネルの面に対して垂直でなく所定の角度で傾斜して形成されている。θ2の角度の最小値は155°が好ましい。それより角度が小さいと水から根までの距離が長くなり根域部P1が培養液Wから離れてしまう虞がある。
なお、植え付け穴68の中心軸c1、中心軸c2の傾斜角θ1が水平線Hから85°−5°〜+3°の範疇を越えて小さいと、栽培トレイ65内で根域部P1が固定されていないので、葉の重さで植物Pがぐらつき、根域部P1が水から離れてしまう。さらには、葉や果実の重量で植物Pが倒れてしまう虞がある。反対にこれ以上角度を大きくすると、まっすぐ育ち、葉や果実の手入れが面倒でかつ果実の収穫がしにくい。
一方、植え付け穴68の中心軸c1、中心軸c2の傾斜角θ1を、前記85°−5°〜+3°の角度にすると、棚の一定方向に果実が出る。このため、果実を収穫し易い。また、棚の一定方向に植物Pが生長するため、葉の手入れがし易い。植物Pがイチゴの場合について述べると、イチゴは一定方向に傾いて生長し、果実は棚の外側に出る。そのため、葉の手入れをするときや、果実の収穫の際は、棚の奥まで手を入れなくても作業ができて効率的である。
比較例として、中心軸c1、中心軸c2の傾斜角θ1を水平線から90°とした場合について述べると、イチゴは地面に対してまっすぐ生長し、果実が棚の外側に出てきづらい。そのため、葉の手入れをするときや、果実の収穫の際は、棚の奥まで手を入れて作業しなくてはならないため時間と労力を要した。
本実施例では、θ2は170°より小さく設定されていたが、θ2を170°より大きく設定してもよい。
(実施例3)
次に図10を参照して実施例3を説明する。実施例3が実施例1と相違する点は、実施例1では、栽培パネル67が切妻屋根状の主部67aを有するものであったのに対し(図
5、図7及び図8参照)、実施例3では、栽培パネル672が平板状をしていることにある。但し、植え付け穴68の傾斜角θ1が実施例1及び2の場合と同じである。つまり、植え付け穴68は、それらの中心軸c1、中心軸c2が所定の角度θ1で相互に離隔するように傾斜している。このため、隣接する植物同士が接触しにくくなる。
(その他)
また、上記実施形態では、植物Pを水耕栽培で栽培する場合を例に挙げたが、水耕栽培に限定されるものではない。例えば、土栽培で植物Pを栽培しても構わない。この場合であっても、栽培パネル67を利用して、植物Pの根元から上方に向かう気流の流れを作り出すことができ、植物P全体に均一に気流を与えることが可能である。
さらに、上記実施形態において、空気に植物Pの生育に最適な濃度の炭酸ガス等を含ませた気体を利用しても構わない。また、栽培パネル67の上面や栽培パネル67の下面等に空気の流通を促す流通溝を形成して、よりスムーズに空気が流れるように工夫しても構わない。そして、栽培パネル67に形成する植え付け穴68の形状やサイズ等は、植物Pの種類や、植物Pの生育状況や、植物P間の間隔等に応じて、適宜設計変更して構わない。
1 完全制御型植物工場
2 栽培室
4 出入り口扉
5 空調機
6 植物育成ラック
7 光源
65 栽培トレイ
67 栽培パネル
67a 主部
67b 垂下部
67t 栽培パネルの最上部
68 植え付け穴
100 栽培棚
102 栽培床
103 栽培パネル
110 栽培トレイ
111 栽培パネル
111a 貫通孔
200 スペーサ
601 植物設置棚
602 脚
672 栽培パネル
673 栽培パネル
H 水平線
P 植物
P1 根域部
R 室内
W 培養液
c 鉛直線
c1 中心軸
c2 中心軸
θ1 傾斜角
θ2 栽培パネルの開き角度のうちの劣角
本発明は、植物栽培施設でもある。本植物栽培施設は、多段式の水耕栽培棚である植物育成ラックと、この植物育成ラック上に設置され、培養液Wが常時流れている栽培トレイと、この栽培トレイ上に配設された栽培パネルとを有する植物栽培施設において、前記栽
培パネルは、切妻屋根状の主部を有し、かつ、その厚み方向に中心軸が向くように複数の植え付け穴が形成され、前記植え付け穴は、それらの中心軸が、前記主部における最上部を中心に、所定の角度で相互に離隔するように傾斜しており、前記主部における最上部の両側の面に該最上部に平行の方向に1列ずつ形成され、該形成された各列における植え付け穴によって、千鳥足状の植え付け穴が形成されていることを特徴とするものである。

Claims (14)

  1. 植物栽培施設に用いられる栽培パネルであって、
    前記栽培パネルには、その厚み方向に中心軸が向くように複数の植え付け穴が形成され、
    これらの植え付け穴は、それらの中心軸が所定の角度で相互に離隔するように傾斜していることを特徴とする栽培パネル。
  2. 前記植え付け穴の中心軸の前記所定の角度は、水平線から85°−5°〜+3°であることを特徴とする請求項1に記載の栽培パネル。
  3. 前記複数の植え付け穴は、栽培パネルの一方向に2列に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の栽培パネル。
  4. 前記栽培パネルは、切妻屋根状の主部を有しており、該主部の最上部を中心にその左右の側の面に前記植え付け穴が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の栽培パネル。
  5. 前記栽培パネルの一方向に前記複数の植え付け穴が千鳥足状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の栽培パネル。
  6. 前記栽培パネルのうち前記切妻屋根状をした主部の開き角度は、劣角で、170°±5°であることを特徴とする請求項4または5に記載の栽培パネル。
  7. 前記栽培パネルは、イチゴ専用の栽培パネルであって、パネルの厚さは、1.7cm±0.5cm、植え付け穴の直径は、4.6cm±1cmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の栽培パネル。
  8. 植物育成ラックと、
    この植物育成ラック上に設置され、培養液Wが常時流れている栽培トレイと、
    この栽培トレイ上に配設された栽培パネルとを有する植物栽培施設において、
    前記栽培パネルは、切妻屋根状の主部を有し、かつ、その最上部を中心に左右の側の面に複数の植え付け穴が形成されていることを特徴とする植物栽培施設。
  9. 前記複数の植え付け穴は、その中心軸が、水平線から85°−5°〜+3°の角度に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の植物栽培施設。
  10. 前記植え付け穴が千鳥足状に形成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の植物栽培施設。
  11. 前記栽培パネルは、切妻屋根状の主部を有し、当該主部の開き角度は、劣角で、170°±5°であることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の植物栽培施設。
  12. 栽培パネル67を培養液Wが常時流れている栽培トレイの上に設置して、植物の根に培養液Wを吸収させながら植物を栽培する植物栽培方法において、
    前記栽培パネルには切妻屋根状の主部を形成し、前記栽培パネルの厚み方向に植え付け穴を複数形成し、当該複数の植え付け穴の中心軸の傾斜角を所定の角度で相互に離隔するように傾斜させることを特徴とする植物栽培方法。
  13. 前記植え付け穴の中心軸の傾斜角を水平線から85°−5°〜+3°の角度に設定する
    ことを特徴とする請求項12に記載の植物栽培方法。
  14. 前記植え付け穴に植物を植え付けた場合において、前記植え付け穴に植え付けられた植物と前記植え付け穴の内周との間にスペーサを差し込むことを特徴とする請求項12又は13に記載の植物栽培方法。
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