JP2013226105A - 刈払い機用ロータリカッタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 刈払いコードの着脱が容易で、かつ使用中におけるヘッドの振動も極めて小さく、刈払いコードの挟持力も大きい、構造簡単にして高性能のリール非内蔵型の刈払い機用ロータリカッタの提供。
【解決手段】 ケースとカバーとからなるヘッド本体に、カバーとの間に介在させた弾性体により常時ケース側又はカバー側に押圧力を付与された押圧体が組込まれ、押圧体にはコード挿通用ガイド孔が径方向に設けられ、押圧体を押し込み又は引込んでコード挿通用ガイド孔と、ヘッド本体に設けられたコード出入口とを合わせて刈払いコードをヘッド本体に挿通した状態で、押圧体を開放すると、弾性体により押圧体がケース方向又はカバー方向に押圧されてコードが屈曲保持される仕組みとなしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原動機等の動力により回転軸を介して回転駆動されるヘッドの半径方向に延出されたコード(主にナイロン製)により草等の刈払い作業を行なうための刈払い機用ロータリカッタに係り、より詳しくは刈払いコードを巻回するリールを有しないリール非内蔵型で、ヘッドに取付けた所望長さの刈払いコードが摩耗して短くなった場合、その都度新しいコードと交換する方式の刈払い機用ロータリカッタに関するものである。
従来、草等の刈払いを行なうための刈払い機用ロータリカッタとしては、刈払いコードを巻回するリールが収納されたリール内蔵型のものが主流であった。このリール内蔵型の刈払い機用ロータリカッタには、例えば刈払いコードが摩耗した時、これを引き出すために、回転中にカッタを地面に押圧したり、叩いてコードを引き出すか、あるいはカッタの回転を上げることによりコードを引出す方式のものがある。しかしながら、カッタを地面に押圧したり、叩いてコードを引き出す方式は小石を飛散させる危険があり、又、カッタの回転を上げる方式は構造が複雑で重量も増し、かつコードの引出しも原動機等の回転を最高位に上げて行なうため、両者共に動力源である原動機及びカッタに無理が生じたり、又、コードの引出しも不安定で、非常に危険であるという問題があった。これに対して、作業中コードが摩耗して短くなると自動的にコードがリールから繰り出される方式のロータリカッタが知られている。この方式は、コードの出代が短くなれば遠心力の変化により作業中でも自動的にコードが繰り出されるため、前記したような押圧や叩く操作、あるいは回転を上げる等の操作を必要とせず、又、構造も簡単であるためコードの交換も簡易にかつ安全に行なうことができるという効果を奏するという特徴を有する。
しかるに、前記したリール内蔵型の刈払い機用ロータリカッタの場合、ヘッドに内蔵される構成部品が多く構造の複雑化を余儀なくされ、コストの低減が容易にはかられないことや、ヘッドの重量も比較的重く容易に軽量化できないなどの問題点があった。
そこで、これらの問題点に鑑みて、刈払いコードを巻回するリールを有しないリール非内蔵型で、ヘッドに取付けた所望長さの刈払いコードが摩耗して短くなった場合、その都度新しいコードと交換する方式の刈払い機用ロータリカッタが提案されている(特許文献1参照)。このリール非内蔵型の刈払い機用ロータリカッタは、ケース及びカバーにより形成されるヘッド本体の内部に、所望長さの刈払いコードを挿通するコードガイド孔が径方向に設けられ、このコードガイド孔と直交する方向にバネに抗してスライドする略U字形のコード貫通孔付き押圧部材(通常は「ボタン」と称する)がヘッド本体の片側内部に組込まれ、さらに前記コードガイド孔と同一中心線上に回転駆動軸接続用ナットが前記コード貫通孔付き押圧部材に内嵌されるようにヘッド本体中心部に組込まれ、ヘッドに刈払いコードを取付ける際には、前記コード貫通孔付き押圧部材をバネに抗して径方向にスライドさせながら当該コード貫通孔を前記コードガイド孔に合致させて、刈払いコードを回転駆動軸接続用ナットの貫通孔及びコードガイド孔に挿通して当該コード両端部をヘッド本体外へ突出させる。次いで、コード貫通孔付き押圧部材の押圧を解除するとコード貫通孔付き押圧部材がバネ力により外方へ移動することにより、刈払いコードがコード貫通孔付き押圧部材のコード貫通孔(長孔)部に挟持されて強制的に屈曲させられて固定される機構となしたものである。
US2008/0155837A1号公報
しかしながら、前記した従来のコード収納リール非内蔵型の刈払い機用ロータリカッタの場合は、以下に記載する欠点がある。
(1)ヘッド本体の内部に設けるコードを挿通するコードガイド孔、押圧部材に設けるコード貫通孔の径が決定されているので、刈払いコードの太さ(直径)の変化に対応することができない。
(2)ヘッド本体に対する刈払いコードの着脱時には、コード貫通孔付き押圧部材をバネに抗して径方向にスライドさせながら当該コード貫通孔をコードガイド孔に合致させなければならないため、ヘッド本体に対する刈払いコードの着脱操作に手間を要する。
(3)コードガイド孔と直交する方向にバネに抗してスライドする略U字形のコード貫通孔付き押圧部材(通常は「ボタン」と称する)がヘッド本体の片側内部に組込まれるため、ヘッド本体全体の重量バランスが悪く、使用中におけるヘッドの振動が大きい。
(4)押圧部材のコード貫通孔(長孔)部で刈払いコードを挟持する方式のため、コードの挟持力が十分に得られず、使用中に遠心力でコードが移動したりヘッド本体より離脱するおそれがある。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、構造簡単にして刈払いコードの太さ(直径)の変化に対応することができ、ヘッド本体に対する刈払いコードの着脱操作に手間を要せず、ヘッド本体全体の重量バランスも良好で、使用中におけるヘッドの振動が極めて小さく、刈払いコードの挟持力も大きい、リール非内蔵型の刈払い機用ロータリカッタを提供することを目的とするものである。
本発明にかかる刈払い機用ロータリカッタは、ケース及び該ケースを覆うカバーにより形成されるヘッド本体に、当該本体を貫通してその両端部が当該ヘッド本体外に突出して保持される所望長さの刈払いコードを有し、前記ヘッド本体を回転駆動させることにより前記刈払いコードにより草等が刈り払いされる、コード収納リール非内蔵型の刈払い機用ロータリカッタにおいて、前記ケースの内部中央に上下動可能に組込まれ、かつ前記カバーとの間に介在させた弾性体により常時ケース側に押圧力を付与された押圧体を備え、該押圧体にはコード挿通用ガイド孔が径方向に設けられ、前記押圧体を内方に押し込んでコード挿通用ガイド孔と、ヘッド本体に設けられたコード出入口とを対向位置させて刈払いコードを当該ヘッド本体に挿通した状態で、前記押圧体を開放すると、前記弾性体により前記押圧体がケース方向に押込まれて前記コード挿通用ガイド孔と前記コード出入口が上下方向に位置ずれすることによりコードが屈曲保持される仕組みとなしたことを特徴とするものである(押圧体押込み方式)。
又、本発明は、他の刈払い機用ロータリカッタとして、ケース及び該ケースを覆うカバーにより形成されるヘッド本体に、当該本体を貫通してその両端部が当該ヘッド本体外に突出して保持される所望長さの刈払いコードを有し、前記ヘッド本体を回転駆動させることにより前記刈払いコードにより草等が刈り払いされるコード収納リール非内蔵型の刈払い機用ロータリカッタにおいて、前記ケースの内部中央に上下動可能に組込まれ、かつ前記ケースとの間に介在させた弾性体により常時カバー側に押圧力を付与されて弾性支持された押圧体を備え、該押圧体にはコード挿通用ガイド孔が径方向に設けられ、前記押圧体をケース方向に引込んでコード挿通用ガイド孔と、ヘッド本体に設けられたコード出入口とを対向位置させて刈払いコードを当該ヘッド本体に挿通した状態で、前記押圧体を開放すると、前記弾性体により前記押圧体がカバー方向に押込まれて前記コード挿通用ガイド孔と前記コード出入口が上下方向に位置ずれすることによりコードが屈曲保持される仕組みとなしたことを特徴とするものである(押圧体引込み方式)。
なお、上記した本発明の押圧体押込み方式の刈払い機用ロータリカッタ及び押圧体引込み方式の刈払い機用ロータリカッタにおける前記弾性体としては、ばね又はゴムが一般的である。
刈払い機本体に取付けられたロータリカッタは、通常は適度の長さを有するコードにより、芝生や雑草を刈り取るが、コードが摩耗し、短くなると切れ味が悪くなり、作業能率が落ちるため、常にコードの長さを適度に保つ必要がある。このため、本発明のコード収納リール非内蔵型のロータリカッタのうち、押圧体押込み方式の刈払い機用ロータリカッタの場合は、ロータリカッタの動作中、コードが摩耗し短くなると、前記押圧体を弾性体に抗して内方に押し込んでコード挿通用ガイド孔と、ヘッド本体に設けられたコード出入口とを対向位置させて刈払いコードをヘッド本体より抜き取り、次いでその状態で再び新しいコードをヘッド本体に挿通した状態で前記押圧体を開放することにより、前記弾性体の作用により前記押圧体がケース方向に押込まれて前記コード挿通用ガイド孔と前記コード出入口が上下方向に位置ずれすることによりコードが屈曲保持されるように構成したものである。
又、本発明のコード収納リール非内蔵型のロータリカッタのうち、押圧体引込み方式の刈払い機用ロータリカッタの場合は、ロータリカッタの動作中、コードが摩耗し短くなると、前記押圧体を弾性体に抗してケース方向に引込んでコード挿通用ガイド孔と、ヘッド本体に設けられたコード出入口とを対向位置させて刈払いコードをヘッド本体より抜き取り、次いでその状態で再び新しいコードをヘッド本体に挿通した状態で前記押圧体を開放することにより、前記弾性体の作用により前記押圧体がカバー方向に押込まれて前記コード挿通用ガイド孔と前記コード出入口が上下方向に位置ずれすることによりコードが屈曲保持されるように構成したものである。
本発明のコード収納リール非内蔵型の刈払い機用ロータリカッタは、ヘッド本体の内部に組込む押圧体に設けるコードを挿通するコード挿通用ガイド孔の径を所定のサイズに設定する必要がなく大きめに形成することができるので、刈払いコードの太さ(直径)の変化に十分に対応することができること、ヘッド本体に対する刈払いコードの着脱時には、弾性支持された押圧体を上下動させるだけで簡易迅速に行うことができるので、ヘッド本体に対する刈払いコードの着脱操作が極めて簡単であること、弾性支持される押圧体はヘッド本体の中央に組込まれるためヘッド本体全体の重量バランスが良く、使用中にヘッドが振動するおそれがほとんどないこと、コードは弾性体による押圧体の上下方向の位置ずれにより屈曲保持されるので、コードの挟持力が十分に得られ、使用中に遠心力でコードが移動したりヘッド本体より離脱するおそれが皆無であること、等の優れた効果を奏する。
本発明に係る刈払い機用ロータリカッタの第1実施例(押圧体押込み方式)を示すカバーを外した状態の平面図である。 同上第1実施例の刈払い機用ロータリカッタを示す縦断面図である。 同上第1実施例の刈払い機用ロータリカッタに対するコード挿入時の状態を示す縦断面図である。 同上第1実施例の刈払い機用ロータリカッタに対するコード固定保持状態を示す縦断面図である。 本発明に係る刈払い機用ロータリカッタの第2実施例(押圧体引込み方式)を示すカバーを外した状態の平面図である。 同上第2実施例の刈払い機用ロータリカッタの全体構造を示す縦断面図である。 同上第2実施例の刈払い機用ロータリカッタに対するコード挿入時の状態を示す縦断面図である。 同上第2実施例の刈払い機用ロータリカッタに対するコード固定保持状態を示す縦断面図である。
先ず、図1〜図4に示す本発明の第1実施例の刈払い機用ロータリカッタの構造について説明すると、この第1実施例の刈払い機用ロータリカッタは押圧体押込み方式により所望長さの刈払いコード3を着脱する方式であって、その構造はケース1−1及び該ケースを覆うカバー1−2により形成されるヘッド本体1の内部に、所望長さの刈払いコード3を着脱するための押圧体2が組込まれている。この押圧体2は、例えば所望厚さの台板部2−1と該台板部2−1の底部中央にが突設した支持体部2−2とで本体が構成され、台板部2−1に刈払いコード3の太さ(直径)より大きいコード挿通用ガイド孔2−3がヘッド本体1の径方向に設けられている。このコード挿通用ガイド孔2−3には、必ずしも必要とするものではないがコード補助パイプ2−4が内嵌されている。
前記押圧体2は、前記ケース1−1の中央部に形成された嵌合孔1−1aに、支持体部2−2が上下方向にスライド可能に嵌合され、かつ台板部2−1とカバー1−2間に介在させたスプリング4により常時カバー1−2方向の押圧力を付勢されている。
又、ケース1−1とカバー1−2との間には、前記押圧体2に設けたコード挿通用ガイド孔2−3及びコード補助パイプ2−4の中心線と上下方向位置が一致するライン上に刈払いコード3の出入口となるコードガイド5が装着されている。図中、6はカバー1−2の中央部に固着された、原動機等の駆動回転軸(図示せず)を連結するためのナット部材である。
上記図1〜図4に示す構成の刈払い機用ロータリカッタ(押圧体押込み方式)は、図2に示すように通常は押圧体2がスプリング4によりケース方向に押圧されて、コード挿通用ガイド孔2−3及びコード補助パイプ2−4の中心線と、コードガイド5の中心線がずれた状態にある。この状態において、所望長さの刈払いコード3をヘッド本体1に取付ける場合は、図3に示すように押圧体2をスプリング4に抗して押込んでコード補助パイプ2−4とコードガイド5とが同一直線上に位置するように配置させる。この時、押圧体2のコード挿通用ガイド孔2−3及びコード補助パイプ2−4は、ケース1−1のコードガイド5に対向位置している。この状態において、所望長さの刈払いコード3の一端をコードガイド5よりヘッド本体1の内部に導入するとともに押圧体2のコード補助パイプ2−4内を通して反対側のコードガイド5より外部に導出させ、該刈払いコード3を前後動させてヘッド本体1の両側のコード突出長さがほぼ同一となるようにセットする。しかる後、押圧体2から手を離して開放すると、図4に示すように前記スプリング4の作用により押圧体2がケース方向に押圧されてコード補助パイプ2−4と前記コードガイド5が上下方向に位置ずれすることによりコード3が屈曲保持された状態となる。
又、摩耗したコードを新しいものと取り替える場合は、再び前記押圧体2をケース1−1に対し押し込んでコード補助パイプ2−4とコードガイド5とが同一直線上に位置するように配置させて、摩耗したコードをヘッド本体1より抜き取り、次いで前記と同様に新しいコード3をヘッド本体1に挿通してコードの長さ調整をした後、押圧体2を開放する。これにより図4に示すようにスプリング4の作用により押圧体2がケース方向に押込まれてコード補助パイプ2−4と前記コードガイド5が上下方向に位置ずれすることによりコード3が屈曲保持される。
次に、図5〜図8に示す本発明の第2実施例の刈払い機用ロータリカッタの構造について説明すると、この第2実施例の刈払い機用ロータリカッタは押圧体引込み方式により所望長さの刈払いコードを着脱する方式であって、その基本構造は前記第1実施例の刈払い機用ロータリカッタと同様である。即ち、ケース11−1及び該ケースを覆うカバー11−2により形成されるヘッド本体11の内部に、所望長さの刈払いコード13を着脱するための押圧体12が組込まれている。この押圧体12は、前記のものと同様に、所望厚さの台板部12−1と該台板部12−1の底部中央に突設した支持体部(把持部)12−2とで本体が構成され、台板部12−1に刈払いコード13の太さ(直径)より大きいコード挿通用ガイド孔12−3がヘッド本体11の径方向に設けられている。このコード挿通用ガイド孔12−3には、前記のものと同様にコード補助パイプ12−4が内嵌されている。
前記押圧体12は、前記ケース11−1の中央部に形成された嵌合孔11−1aに、支持体部12−2が上下方向にスライド可能に嵌合され、かつ台板部12−1とケース11−1間に介在させたスプリング14により弾性支持されて常時カバー11−2方向の押圧力を付勢されている。
又、ケース11−1とカバー11−2との間には、前記押圧体12に設けたコード挿通用ガイド孔12−3及びコード補助パイプ12−4の中心線と上下方向位置が一致するライン上に刈払いコード13の出入口となるコードガイド15が装着されている。図中、16はカバー11−2の中央部に固着された、原動機等の駆動回転軸(図示せず)を連結するためのナット部材である。
上記図5〜図8に示す構成の刈払い機用ロータリカッタ(押圧体引込み方式)は、図6に示すように通常は押圧体12がスプリング14によりカバー11−2方向に押圧されて、コード挿通用ガイド孔12−3及びコード補助パイプ12−4の中心線と、コードガイド15の中心線がずれた状態にある。この状態において、所望長さの刈払いコード13をヘッド本体11に取付ける場合は、図7に示すように押圧体12をスプリング14に抗して引込んでコード補助パイプ12−4とコードガイド15とが同一直線上に位置するように配置させる。この時、押圧体12のコード挿通用ガイド孔12−3及びコード補助パイプ12−4は、ケース11−1のコードガイド15に対向位置している。この状態において、所望長さの刈払いコード13の一端をコードガイド15よりヘッド本体11の内部に導入するとともに押圧体12のコード補助パイプ12−4内を通して反対側のコードガイド15より外部に導出させ、該刈払いコード13を前後動させてヘッド本体11の両側のコード突出長さがほぼ同一となるようにセットする。しかる後、押圧体12から手を離して開放すると、図8に示すように前記スプリング14の作用により押圧体12がカバー11−2方向に押込まれてコード補助パイプ12−4と前記コードガイド15が上下方向に位置ずれすることによりコード13が屈曲保持された状態となる。
又、摩耗したコードを新しいものと取り替える場合は、再び前記押圧体12をケース11−1に対し引込んでコード補助パイプ12−4とコードガイド15とが同一直線上に位置するように配置させて、摩耗したコードをヘッド本体11より抜き取り、次いで前記と同様に新しいコード13をヘッド本体11に挿通してコードの長さ調整をした後、押圧体12を開放する。これにより図8に示すようにスプリング14の作用により押圧体12がカバー11−2方向に押込まれてコード補助パイプ12−4と前記コードガイド15が上下方向に位置ずれすることによりコード13が屈曲保持される。
上記したように、本発明の第1実施例に示す刈払い機用ロータリカッタ(押圧体押込み方式)及び第2実施例に示す刈払い機用ロータリカッタ(押圧体引込み方式)において、ヘッド本体1、11の内部に組込む押圧体2、12に設けるコード挿通用ガイド孔2−3、12−3の径は、特に規定する必要がなく任意に設定できるので、種々の太さ(直径)を有する刈払いコード3、13に十分に対応することができる。又、ヘッド本体1、11に対する刈払いコード3、13の着脱時には、押圧体2、12をケース1−1、11−1に対しそれぞれ押し込み、引込むだけで簡易迅速に行うことができるので、ヘッド本体1、11に対する刈払いコード3、13の着脱を簡易迅速に行うことができ、さらに、押圧体2、12はヘッド本体1、11の中央に組込まれるためヘッド本体全体の重量バランスが良く、使用中にヘッドが振動するおそれがほとんどなく、又、コード3、13はスプリングの作用により屈曲保持されるので、コード3、13の挟持力が十分に得られ、使用中に遠心力でコード3、13が移動したりヘッド本体1、11より離脱するおそれも皆無である。
1、11 ヘッド本体
1−1、11−1 ケース
1−1a、11−1a 嵌合孔
1−2、11−2 カバー
2、12 押圧体
2−1、12−1 台板部
2−2、12−2 支持体部
2−3、12−3 コード挿通用ガイド孔
2−4、12−4 コード補助パイプ
3、13 刈払いコード
4、14 スプリング
5、15 コードガイド
6、16 ナット部材

Claims (2)

  1. ケース及び該ケースを覆うカバーにより形成されるヘッド本体に、当該本体を貫通してその両端部が当該ヘッド本体外に突出して保持される所望長さの刈払いコードを有し、前記ヘッド本体を回転駆動させることにより前記刈払いコードにより草等が刈り払いされる、コード収納リール非内蔵型の刈払い機用ロータリカッタにおいて、前記ケースの内部中央に上下動可能に組込まれ、かつ前記カバーとの間に介在させた弾性体により常時ケース側に押圧力を付与された押圧体を備え、該押圧体にはコード挿通用ガイド孔が径方向に設けられ、前記押圧体を内方に押し込んでコード挿通用ガイド孔と、ヘッド本体に設けられたコード出入口とを対向位置させて刈払いコードを当該ヘッド本体に挿通した状態で、前記押圧体を開放すると、前記弾性体により前記押圧体がケース方向に押込まれて前記コード挿通用ガイド孔と前記コード出入口が上下方向に位置ずれすることによりコードが屈曲保持される仕組みとなしたことを特徴とする刈払い機用ロータリカッタ。
  2. ケース及び該ケースを覆うカバーにより形成されるヘッド本体に、当該本体を貫通してその両端部が当該ヘッド本体外に突出して保持される所望長さの刈払いコードを有し、前記ヘッド本体を回転駆動させることにより前記刈払いコードにより草等が刈り払いされる、コード収納リール非内蔵型の刈払い機用ロータリカッタにおいて、前記ケースの内部中央に上下動可能に組込まれ、かつ前記ケースとの間に介在させた弾性体により常時カバー側に押圧力を付与されて弾性支持された押圧体を備え、該押圧体にはコード挿通用ガイド孔が径方向に設けられ、前記押圧体をケース方向に引込んでコード挿通用ガイド孔と、ヘッド本体に設けられたコード出入口とを対向位置させて刈払いコードを当該ヘッド本体に挿通した状態で、前記押圧体を開放すると、前記弾性体により前記押圧体がカバー方向に押込まれて前記コード挿通用ガイド孔と前記コード出入口が上下方向に位置ずれすることによりコードが屈曲保持される仕組みとなしたことを特徴とする刈払い機用ロータリカッタ。
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