JP2013222282A - レシート発行装置、およびレシート発行方法 - Google Patents

レシート発行装置、およびレシート発行方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レシート上に折り目を表すマークを施す場合、比較的重要な買上合計等の清算情報、バーコードに折り目が入ることがある。
【解決手段】ロール状の用紙に、一取引毎に、取引情報を印刷して、レシートを発行するレシート発行装置3において、一取引で発行されるレシートの長さRが所定の長さT1以上である場合に、前記レシートの後端P0側から所定の間隔T1をおいて、折り目を表すマークP1,P2を施す。
【選択図】図2

Description

本発明は、レシートを発行するキャッシュレジスターに関し、特にレシートの印刷に関する。
従来、発行されるレシートの長さが長い場合であっても、財布に容易に収容できる長さに折りたたむために、レシート上に、所定の間隔で折り目のマークを施すレシート発行装置が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−36760号公報
しかしながら、レシート発行装置では、レシートの上端から折り目を表すマークを所定の間隔で施すため、レシート上の後方に印刷される、比較的重要な買上合計等の清算情報、返品時に必要となる決済のシリアル番号を表すバーコードに折り目が入るという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)ロール状の用紙に、一取引毎に、取引情報を印刷して、レシートを発行するレシート発行装置であって、一取引で発行されるレシートが所定の長さ以上である場合に、前記レシートの後端側から所定の間隔をおいて、折り目を表すマークを施す手段を備えたことを特徴とするレシート発行装置。
この構成によれば、レシートの後端側を基準に折り目の位置が定まるため、レシート上の後方に印刷される、比較的重要な買上合計等の清算情報、返品時に必要となる決済のシリアル番号を表すバーコードに折り目が入ってしまうことを防止できるという効果を得ることができる。
(適用例2)上記レシート発行装置において、一取引毎に、取引情報が印刷されたレシートを切断するカッターを有し、前記折り目を表すマークは、切断されるレシートの後端の位置から所定の間隔で施されることを特徴とするレシート発行装置。
この構成によれば、一取引毎にカッターによって切断されるレシートの後端側を基準に折り目の位置が定まるため、レシート上の後方に印刷される、比較的重要な買上合計等の清算情報、返品時に必要となる決済のシリアル番号を表すバーコードに折り目が入ってしまうことを防止できるという効果を得ることができる。
(適用例3)上記レシート発行装置において、前記折り目を表すマークを施す手段は、所定の間隔ごとに、前記折り目を表すマークを印刷する印刷手段であり、当該印刷手段は、一取引毎に、店舗のロゴ、買上商品の詳細の情報、清算情報の順に印刷を行うことを特徴とするレシート発行装置。
この構成によれば、折り目を表すマークを、レシートに取引情報を印刷する印刷手段によって、マークするため、装置を簡便に構成可能である。
(適用例4)上記レシート発行装置において、前記印刷手段は、谷折りを表すマークと、山折りを表すマークを交互に印刷することを特徴とするレシート発行装置。
この構成によれば、山折りを表すマークと、谷折りを表すマークを交互に印刷されるため、レシートを受け取った顧客が、レシートを折りたたみやすいという効果を得ることができる。
(適用例5)ロール状の用紙に、一取引毎に、取引情報を印刷して、レシートを発行するレシート発行方法であって、一取引で発行されるレシートが所定の長さ以上である場合に、前記レシートの後端側から所定の間隔をおいて、折り目を表すマークを施すことを特徴とするレシート発行方法。
この方法によれば、レシートの後端側を基準に折り目の位置が定まるため、レシート上の後方に印刷される、比較的重要な買上合計等の清算情報、返品時に必要となる決済のシリアル番号を表すバーコードに折り目が入ってしまうことを防止できるという効果を得ることができる。
本発明を適用したレシート発行装置の実施の形態例に係る概略構成図。 プリンターにおけるレシート印刷を説明するための図。 レシート発行処理の処理手順を例示したフローチャート。 プリントデータの展開処理の手順を例示したフローチャート。 レシートに折り目マークを挿入する処理手順を例示したフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
図1は、本発明を適用したレシート発行装置の実施の形態例に係る概略構成図である。図1に示すプリンター3が本実施の形態例に係るレシート発行装置であり、当該プリンター3は、用紙(ロール紙)の搬送路上に位置する印字ヘッド33により、店舗ロゴ、取引情報の印刷を行い、レシートを発行するものであり、発行されるレシートの長さが所定の長さより大きい場合に、発行後のレシートを顧客が簡単に折りたたむことができるように、折り目の目安となるマークをレシート上に施すものである。
図1に示すように、本実施の形態例では、プリンター3は、POSシステムの一装置として店舗等に設置され、キャッシャーとして機能するPOS端末2からの要求に応じてレシートを印刷する。
POSサーバー1は、コンピューターシステムで構成され、図1には一つしか示していないが複数のPOS端末2と接続され、それらPOS端末2の管理とPOS端末2から取得される各種データの集計、管理等の処理を実行する。
POS端末2は、店舗等の各レジに設置され、コンピューターで構成される本体、キーボード、バーコードリーダー、ディスプレイ等で構成される。本体には、各種処理を実行するPOSアプリケーション、プリンター3用のドライバー等が備えられ、それらに従ってデータ処理が実行される。レシートを出力する際には、当該POS端末2からレシート用の印刷データ(印刷ジョブ)がプリンター3に送信される。なお、ここでは、当該印刷データは、所定のプリンターコントロールコマンドで表現される。
プリンター3は、POS端末2と接続されるレシート印刷用のプリンターであり、POS端末2の傍に設置される。また、プリンター3は、ここでは、ラインヘッドを備えるサーマルプリンターである。
本プリンター3は、図1に示す各部を備え、受信バッファー31は、上記POS端末2から送信される印刷データ(以下、単にコマンドと呼ぶ)を一時的に格納するデータ記憶部であり、RAMで構成される。
コマンド解析部32は、受信バッファー31に受信されたコマンドを順次解析し、その解析結果に基づいて各部に指示を出す部分である。キャラクタージェネレーター34は、コマンド解析部32の指示に従って文字の画像を生成する部分である。具体的には、文字フォントを保持しており、コマンド解析部32から指示された文字コードに対応するフォントデータを出力する。バーコードジェネレーター35は、コマンド解析部32の指示に従ってバーコードの画像を生成する部分である。具体的には、コマンド解析部32から指示される数字に対応するバーコードを生成して出力する。
また、ロゴ等記憶部36は、レシートの先頭に印刷する店舗のロゴなど、予め定められた画像のデータ(イメージデータ)を識別可能に保持し、コマンド解析部32からの指示に対応するデータを読み出して出力する部分である。当該ロゴ等記憶部36には、NVRAM(不揮発性メモリー)が備えられ、当該メモリー内に、上記店舗ロゴ、レシートに印刷する広告やクーポン用の画像が記憶される。
データ展開部37は、用紙に印刷される画像のビットマップデータを生成する部分である。すなわち、上述したキャラクタージェネレーター34、バーコードジェネレーター35、及びロゴ等記憶部36から出力される各画像オブジェクトのデータを画素毎のデータに展開する。
なお、コマンド解析部32、キャラクタージェネレーター34、バーコードジェネレーター35、ロゴ等記憶部36、データ展開部37、後述する折り目マーク挿入部38は、CPU、RAM、ROM等によって構成され、ROMに格納されるプログラムに従ってCPUが動作することにより各種の処理が実行される。
プリントバッファー39は、上記データ展開部37により展開されたビットマップデータを保持する部分であり、RAMで構成される。また、プリンター3は印刷を実行する部分として、印字ヘッド33を備え、用紙上に印刷を行う。上記印字ヘッド33は、発熱素子(抵抗体)を備えたラインヘッドであり、プラテンローラー(不図示)に当接するように加圧され、印字ヘッド33とプラテンローラー間を搬送される用紙に印刷を行う。
折り目マーク挿入部38は、データ展開部37により展開され、プリントバッファー39に保持されたビットマップデータをもとに、発行されるレシートの長さを算出し、当該レシートの長さが所定の長さ以上であるときに、レシートを印刷する前に、折り目の目安となるマークを所定の間隔で挿入する。
また、プリンター3は、用紙のハンドリング装置として、ロール紙の収容部(不図示)、上述したプラテンローラー、当該プラテンローラーを回転させる搬送モーター46、当該モーターの制御部(モーター制御部)44、用紙を切断するオートカッター45、当該カッターの制御部(カッター制御部)43、プリンター3の筺体に開口された用紙の排出口(不図示)等を備えている。
ロール紙は、加圧当接される上記各印字ヘッド33とプラテンローラー間をプラテンローラーの回転によって排出口方向へ搬送され、その搬送中に上述した印字ヘッド33による印刷が実行され、レシートの後端が、オートカッター45の位置まで搬送され、当該オートカッター45によって切断されプリンター3から排出される。
以上説明したような構成を有する本プリンター3は、レシート発行の処理手順、特に、レシートに折り目の目安となるマークを入れる印刷方法に特徴があり、以下、その内容を具体的に説明する。まず、本プリンター3から発行されるレシートの印刷内容について説明する。
図2は、本プリンター3から発行されるレシートの一例を示した図である。図2は、用紙に印刷されたレシートを示しており、印刷される内容は、図示されるように、スタンプI0、明細I1、I2及びバーコードI3である。
スタンプI0は、店舗ロゴ等を含むレシートの先頭に印刷する店舗情報であり、取引情報に先立って印刷される各レシートに共通の情報である。このスタンプの印刷を指示するコマンドは、POS端末2から受信した時点では、一取引(一レシート)を表すコマンドの中で、印刷内容を指示するコマンドの中で最初に位置している。また、このスタンプの画像は、前述したロゴ等記憶部36及び/又はキャラクタージェネレーター34から出力される。
また、明細I1は、販売した各品物の名前と価格に関する明細であり、明細I2は、販売総額、支払金額、おつり等を示す明細である。これら明細I1、I2は、レシートの主要部分であり、当該部分の画像は、概ねキャラクタージェネレーター34から出力される。また、明細I2の後に印刷されるバーコードI3は、当該取引の取引IDを示しており、当該部分の画像は、バーコードジェネレーター35から出力される。これら明細とバーコードがレシートの取引情報に相当し、これらの印刷を指示するコマンドは、POS端末2から受信した時点で、一取引を表すコマンドの本例では、バーコードI3が印刷されたのち、所定の空白をおいて、オートカッター45によって用紙が切断され、一枚の長さRのレシートが発行される。このとき、レシートの長さRが、所定の長さ(T1、又はT1に若干量加えた値)のときに、レシートの後端P0を基準にして、所定の間隔T1でレシート上に、折り目の目安となるマークP1、P2が印刷される。
レシート上のマークの間隔T1は、レシートを折ったときに財布に収容されるのに好ましいサイズであり、具体的には12〜13cm程度にマークされる。本実施形態では、実線で印刷されたマークP1は、谷折りを示すマークであり、破線で印刷されたマークP2は、山折りを示すマークである。図示していないが、レシートの余白に、「実線で山折りしてください。」「破線で谷折りしてください。」等の説明・指示を印刷しておいてもよい。
このように、本実施形態では、レシートの後端P0を基準に、折り目を示すマークP1、P2をレシートに印刷するので、レシートの先端を基準にマークを入れる場合に比べ、比較的重要な明細I2、折り目を入れるのが好ましくないバーコードI3に、折り目が入ることがない。また、レシートの後端P0を基準に、最初に印刷されるのが、谷折りを示すマークP1であり、顧客がマークP1に従って、谷折りすれば、明細I2と、バーコードI3は、内側に折りたたまれることになる。感熱紙のレシートの場合、財布の中に収容しても、明細I2と、バーコードI3の文字が減色する度合いを低減できる。
次に、本プリンター3におけるレシート発行処理の具体的な内容について説明する。図3は、当該レシート発行処理の処理手順を例示したフローチャートである。ここでは、一取引分の処理について説明する。
まず、プリンター3は、POS端末2から送信される前述したコマンド(印刷データ)を受信するのを待ち(ステップS1のNo)、コマンドが受信されて受信バッファー31に格納されると(ステップS1のYes)、コマンド解析部32が順次受信バッファー31のコマンドを解析する(ステップS2)。
当該解析の結果、コマンド解析部32は、当該コマンドが印刷系のコマンドであるか否かを判断する(ステップS3)。ここで、印刷系のコマンドとは、前述したレシートへのスタンプ、明細、バーコード等の印刷を指示するコマンドを意味する。印刷系以外のコマンド、例えば、システムの起動後、最初に送信される各種初期設定のコマンドを受信した場合は、コマンド解析の最初の段階では、上記判断で印刷系のコマンドでないと判断され(ステップS3のNo)、処理がステップS5に移行する。
ステップS5では、解析したコマンドがカットコマンドであるか否かが判断される。当該カットコマンドは、用紙をオートカッター45で切断することを指示するものであり、一取引の終了宣言を意味する。すなわち、当該コマンドは、通常、一取引におけるレシートの発行において受信するコマンドの最後のコマンドになる。コマンドが初期設定に係るもの、又はプリンター3の例えば用紙の有無等をステータスの回答要求に係るものであるときは、カットコマンドではないと判断され(ステップS5のNo)、当該コマンドに従った所定の処理がなされた後、処理がステップS9に移行する。
ステップS9では、受信バッファー31に未処理のコマンドがないか判断され、未処理のコマンドがない場合は、データ受信待ちの状態(ステップS1)に戻る(ステップS9のYes)。未だ処理していない印刷系コマンド等が受信バッファーされている場合(ステップS9のNo)、処理がステップS2に戻り、次のコマンドが解析される。
次に、ステップS3に戻って、上述した初期設定コマンド又はステータスの回答要求コマンドの処理が終了すると、通常は、次に受信される、前述したスタンプの印刷系コマンドが解析されることになるので、印刷系コマンドであると判断され(ステップS3のYes)、プリントデータの展開処理が実行される(ステップS4)。
図4は、当該展開処理の処理手順を例示したフローチャートである。当該処理では、まず、解析した印刷系コマンドが、スタンプに係るものであるか、明細に係るものか、それとも、バーコードに係るものであるかが、コマンド解析部32によって判断される(ステップS10、S12、及びS14)。スタンプに係るものである場合には(ステップS10のYes)、コマンド解析部32は、当該スタンプの展開処理を指示し、データ展開部37がロゴ等記憶部36等から出力されるデータをビットマップデータに展開し、展開後のデータがプリントバッファー39に保持される(ステップS11)。
一方、コマンドが明細に係るものである場合には(ステップS12のYes)、明細が通常文字で構成されているので、前述したキャラクタージェネレーター34によって出力されるフォントのデータが、データ展開部37によってビットマップデータに展開され、展開後のデータが、プリントバッファー39上に、前述のスタンプを表すビットマップデータに引き続き、保持される(ステップS13)。
また、コマンドがバーコードに係るものである場合には(ステップS14のYes)、前述したバーコードジェネレーター35によって出力されるバーコードのデータが、データ展開部37によってビットマップデータに展開され、展開後のデータがプリントバッファー39上に、前述の明細を表すビットマップデータに引き続き、保持される(ステップS15)。
このようにして、印刷系コマンドの処理が終了すると、図2に示すレシート全体のビットマップデータが、プリントバッファー39上に展開され、保持される。前述したように、POS端末2から一取引の最後に送信されるのは、カットコマンドであり、カットコマンドがコマンド解析部32によって解析されると(ステップS3のNo及びステップS5のYes)、処理がステップS6に移行する。
ステップS6では、発行されるレシートの長さRを算出し、レシートの長さが所定の長さ以上の場合に、プリントバッファー39内に展開されたレシートの画像を表すビットマップデータ上に、折り目マークP1、P2を挿入する処理を実行する。
図5は、展開処理されたレシート全体のビットマップデータに折り目マークを施す処理手順を例示したフローチャートである。まず、ステップS16では、挿入されるマークの位置を示す変数Yに、n×T1(n=1)が代入される。ここで、T1は、レシート上に施されるマークの間隔である。
ステップS17で、変数Yがレシートの長さR以上であれば、即ちレシートの長さが挿入されるマークの間隔Rより短い場合(ステップS17のYes)、レシートにマークを施すことなく、レシートの印刷を行い(図3のステップS7)、印刷された用紙を切断(ステップS8)することにより、一取引分のレシート発行処理を終了する。
一方、ステップS17で、変数Yがレシートの長さR未満であれば、即ちレシートの長さが挿入されるマークの間隔Rより長い場合(ステップS17のNo)、ステップS18に移行し、パラメーターnの値が奇数であれば、変数Yの位置(発行されるレシートの後端からn×T1)に実線を挿入する(ステップS18のYes及びステップS19)。n=1の場合は、レシートの後端からT1の位置に該当する、プリントバッファー39を構成するRAM上のアドレスに、実線を表すデータが挿入されることになる。
実線の挿入後、パラメーターnにn+1を代入し(ステップS21)、ステップS17に戻り、再び、レシートの長さとマークの位置を示す変数Yとを比較する(ステップS17)。図2に示すように、レシートの長さが、2×T1より長い場合、ステップS18に移行し、今回はnが偶数であるため、ステップS20に移行し、シートの後端から2×T1の位置に、今度は破線が挿入されることになる。このようにステップS18で、nの値が奇数か否か判断することにより、レシート上に、所定の間隔T1で、交互に谷折りを示す実線P1と、山折りを示す破線P2を挿入することになる。
挿入されるマークの位置を示す変数Yがレシートの長さR以上になると(ステップS17のYes)、折り目マークの挿入処理を終了する。図2に示す例では、レシートの下端から2番目に挿入されたマーク(破線)P2の位置からレシート上端までの距離T2が、T1より小さいので、3本目のマークが挿入されることはない。即ち、n=3のとき、ステップS17で、3本目のマークの位置を示すYの値が、レシートの長さR以上と判断され、折り目マークの挿入処理が終了する。その後、プリンター3は印刷処理を開始し、プリントバッファー39上のビットマップデータが順番に読み出されて印字ヘッド33に転送される。
印刷処理が開始されると、搬送モーター46が駆動して用紙が移動を開始し、同時に、印字ヘッド33による印刷が開始される。印刷されるデータの保存場所を示す先頭アドレスから順に、プリントバッファー39からビットマップデータが印字ヘッド33に転送され、印字ヘッド33により、レシート及び、レシートに施された折り目マークが印刷される(ステップS7)。
レシートの印刷が終了すると、印字ヘッド33による印刷は終了し、レシートの後端P0となる箇所が、オートカッター45の位置まで搬送され、その時点で搬送モーター46が停止されて用紙の搬送が停止する。
その後、オートカッター45による用紙の切断が実行され(ステップS8)、一取引によるレシートの発行処理が終了する。このように、発行されたレシートが所定の長さT1以上の場合には、折り目を示すマークP1、P2が施されたレシートが発行される。
なお、上記実施の形態例では、プリンター3がサーマルプリンターであったが、ラインヘッドを備えたインクジェットプリンターであってもよい。この場合にも印字ヘッドによるインクジェット方式の印刷により、同様のレシート印刷が可能である。また、インクジェットプリンターの場合には、折り目マークを施す位置のインク吐出量を周囲よりも少なくし、滲みを防止するようにしてもよい。
また、上記実施の形態例では、POS端末2とプリンター3が別体であったが、これらを一体とした装置においても本発明を適用することができる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
1…POSサーバー、2…POS端末、3…プリンター、31…受信バッファー、32…コマンド解析部、33…印字ヘッド、34…キャラクタージェネレーター、35…バーコードジェネレーター、36…ロゴ等記憶部、37…データ展開部、38…折り目マーク挿入部、39…プリントバッファー、43…カッター制御部、44…モーター制御部、45…オートカッター、46…搬送モーター。

Claims (5)

  1. ロール状の用紙に、一取引毎に、取引情報を印刷して、レシートを発行するレシート発行装置であって、一取引で発行されるレシートが所定の長さ以上である場合に、前記レシートの後端側から所定の間隔をおいて、折り目を表すマークを施す手段を備えたことを特徴とするレシート発行装置。
  2. 請求項1に記載のレシート発行装置において、一取引毎に、取引情報が印刷されたレシートを切断するカッターを有し、前記折り目を表すマークは、切断されるレシートの後端の位置から所定の間隔で施されることを特徴とするレシート発行装置。
  3. 請求項1または2に記載のレシート発行装置において、前記折り目を表すマークを施す手段は、所定の間隔ごとに、前記折り目を表すマークを印刷する印刷手段であり、当該印刷手段は、一取引毎に、店舗のロゴ、買上商品の詳細の情報、清算情報の順に印刷を行うことを特徴とするレシート発行装置。
  4. 請求項3に記載のレシート発行装置において、前記印刷手段は、谷折りを表すマークと、山折りを表すマークを交互に印刷することを特徴とするレシート発行装置。
  5. ロール状の用紙に、一取引毎に、取引情報を印刷して、レシートを発行するレシート発行方法であって、一取引で発行されるレシートが所定の長さ以上である場合に、前記レシートの後端側から所定の間隔をおいて、折り目を表すマークを施すことを特徴とするレシート発行方法。
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