JP2013219448A - プロジェクター、プロジェクターシステム及び投射方法 - Google Patents

プロジェクター、プロジェクターシステム及び投射方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数台のプロジェクターを用いて投射を行う場合に、プロジェクター1台で投射を行う場合と異なる特別な操作をユーザーにさせることなく、複数台のプロジェクターの対応する端子に入力されている映像信号に応じた投射をそれぞれさせる。
【解決手段】プロジェクターMは、外部装置から映像信号の入力を受け付ける複数の入力端子と、複数の入力端子のうち、映像信号が入力されている一の入力端子を特定する端子特定部11と、プロジェクターSが有する複数の入力端子のうち、端子特定部11により特定された一の入力端子に対応する入力端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせるための命令をプロジェクターSに送信する命令送信部12と、一の入力端子に入力されている映像信号に応じた投射を行う投射部14とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数台で合わせて用いられるプロジェクターに関する。
プロジェクターから投射される映像の明るさ及び鮮明さを向上させる技術として、複数台のプロジェクターを用いたスタック投射が知られている。スタック投射では、例えば、2台のプロジェクターが上下に重ねて設置され、同じ映像を1つのスクリーンに重ねて投射する。特許文献1には、映像制御装置が第1の映像信号および第2の映像信号を第1プロジェクターおよび第2プロジェクターにそれぞれ供給しスタック投射を行うことが記載されている。
特開2011−033805号公報
プロジェクターは、パーソナルコンピューターまたはDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤーなどの種類の異なる外部装置から用途に応じた映像信号を取得する。そのため、プロジェクターは、一般的に複数種類の外部装置と接続するための端子を複数備える。このような、複数種類の外部装置がプロジェクターの端子に接続されている場合、ユーザーはいずれの端子から映像信号の入力がされているのかを把握し、端子を選択する操作を行う。スタック投射においては、複数台のプロジェクターそれぞれについて適切な端子を選択する手間が生じる。ユーザーが端子の選択を誤ると、異なる映像がスクリーンに重ねて投射され映像が乱れる場合がある。そこで、本発明は、プロジェクター1台で投射を行う場合と異なる特別な操作をユーザーにさせることなく、複数台のプロジェクターの対応する端子に入力されている映像信号に応じた投射をそれぞれさせることを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、外部装置から映像信号の入力を受け付ける複数の端子と、前記複数の端子のうち、映像信号が入力されている一の端子を特定する端子特定手段と、他のプロジェクターが有する複数の端子のうち、前記端子特定手段により特定された一の端子に対応する端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせるための命令を前記他のプロジェクターに送信する命令送信手段と、前記一の端子に入力されている映像信号に応じた投射を行う投射部とを有するプロジェクターを提供する。このプロジェクターによれば、複数台のプロジェクターを用いて投射を行う場合に、プロジェクター1台で投射を行う場合と異なる特別な操作をユーザーにさせることなく、複数台のプロジェクターの対応する端子に入力されている映像信号に応じた投射をそれぞれさせることができる。
好ましい態様において、前記命令は、前記他のプロジェクターに、前記対応する端子への映像信号の入力の有無を判定させ、前記命令に対する応答であって、前記映像信号の入力の有無を示す判定結果を前記他のプロジェクターから受信する受信手段と、前記受信手段が受信した判定結果に応じて、前記投射部による投射を制御する投射制御手段とを有することを特徴とする。このプロジェクターによれば、他のプロジェクターの対応する端子への映像信号の入力の有無に応じて、映像信号に応じた投射を制御することができる。
別の好ましい態様において、前記判定結果が、前記映像信号の入力が有ることを示している場合、前記投射制御手段は、前記投射部に前記一の端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせることを特徴とする。このプロジェクターによれば、1台のプロジェクターのみが映像信号に応じた投射を行うことを防止できる。
また、別の好ましい態様において、前記判定結果は、前記対応する端子に入力されている映像信号の特性を示す情報を含んでおり、前記特性が前記一の端子に入力されている映像信号の特性と対応する場合、前記投射制御手段は、前記投射部に前記一の端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせることを特徴とする。このプロジェクターによれば、映像信号の特性が対応しない場合に、映像信号に応じた投射が行われることを防止できる。
さらに別の好ましい態様において、前記対応する端子に入力されている映像信号の特性が前記一の端子に入力されている映像信号の特性と対応しない場合、前記投射制御手段は、前記投射部にエラーを示す画面の投射を行わせることを特徴とする。このプロジェクターによれば、映像信号の特性が対応していないことをユーザーに知らせることができる。
さらに別の好ましい態様において、前記端子特定手段は、上記いずれかのプロジェクターの電源が入れられたときに前記一の端子を特定することを特徴とする。このプロジェクターによれば、ユーザーが、映像信号が入力されている一の端子を特定するための操作をしなくても、当該一の端子が特定される。
さらに別の好ましい態様において、前記端子特定手段が、前記電源が入れられたときに前記一の端子を特定できない場合、前記端子特定手段は、ユーザーにより選択された端子を前記一の端子として特定することを特徴とする。このプロジェクターによれば、電源が入れられた後に一の端子に映像信号の入力が開始された場合であっても、当該一の端子が特定される。
また、本発明は、第1のプロジェクターと、第2のプロジェクターとを有し、前記第1のプロジェクターは、外部装置から映像信号の入力を受け付ける複数の端子と、前記複数の端子のうち、映像信号が入力されている一の端子を特定する端子特定手段と、前記第2のプロジェクターが有する複数の端子のうち、前記端子特定手段により特定された一の端子に対応する端子への映像信号の入力の有無を判定させ、当該端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせるための命令を前記第2のプロジェクターに送信する命令送信手段と、前記一の端子に入力されている映像信号に応じた投射を行う投射部とを備え、前記第2のプロジェクターは、前記命令を受けて、前記対応する端子への映像信号の入力の有無を判定する判定手段と、前記映像信号の入力の有無を示す判定結果を前記第1のプロジェクターに送信する結果送信手段とを備えるプロジェクターシステムを提供する。このプロジェクターシステムによれば、複数台のプロジェクターを用いて投射を行う場合に、プロジェクター1台で投射を行う場合と異なる特別な操作をユーザーにさせることなく、複数台のプロジェクターの対応する端子に入力されている映像信号に応じた投射をそれぞれさせることができる。
また、本発明は、プロジェクターを用いた投射方法であって、外部装置から映像信号の入力を受け付ける複数の端子のうち、映像信号が入力されている一の端子を特定するステップと、他のプロジェクターが有する複数の端子のうち、前記一の端子に対応する端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせるための命令を前記他のプロジェクターに送信するステップと、前記一の端子に入力されている映像信号に応じた投射を行うステップとを有する投射方法を提供する。この投射方法によれば、複数台のプロジェクターを用いて投射を行う場合に、プロジェクター1台で投射を行う場合と異なる特別な操作をユーザーにさせることなく、複数台のプロジェクターの対応する端子に入力されている映像信号に応じた投射をそれぞれさせることができる。
プロジェクターシステムの全体構成を示す図。 プロジェクターMの機能的構成を示すブロック図。 プロジェクターSの機能的構成を示すブロック図。 プロジェクターのハードウェア構成を示すブロック図。 プロジェクターの背面を例示する図。 プロジェクターMとプロジェクターSと外部装置との接続例を示す図。 プロジェクターシステムにおいて実行される処理を示すシーケンスチャート。 プロジェクターMの処理を示すフローチャート。 端子選択画面の一例を示す図。 プロジェクターSの処理を示すフローチャート。 プロジェクターMの処理を示すフローチャート。 エラー画面の一例を示す図。 プロジェクターSの処理を示すフローチャート。
図1は、本発明の一実施形態に係るプロジェクターシステム1の全体構成を示す図である。プロジェクターシステム1は、2台のプロジェクターを用いて投射を行うシステムである。プロジェクターシステム1は、プロジェクターM、プロジェクターS及びスクリーンSCを有する。プロジェクターM(第1のプロジェクターの一例)とプロジェクターS(第2のプロジェクターの一例)は、入力されている映像信号に応じた画像ImをスクリーンSCに投射する装置である。スクリーンSCは、プロジェクターM及びプロジェクターSから投射される画像を映し出す平面である。図1において、プロジェクターMとプロジェクターSは、スタック投射を行う。スタック投射とは、重ねて設置された複数台のプロジェクターが、一つのスクリーンに映像を重ねて投射することをいう。すなわち、プロジェクターMとプロジェクターSは、一台の外部装置(図示省略)から入力されている同じ映像信号に応じた画像をスクリーンSCに重ねて投射する。2台のプロジェクターから同じ映像信号に応じた画像が複合画像として投射されることによって、一台で投射するよりも明るく鮮明な画像がスクリーンSCに映し出される。
プロジェクターMは、プロジェクターSにコマンドを送り、プロジェクターSを制御するマスタープロジェクターである。プロジェクターMは、複合画像の基準となるマスター画像を投射する。プロジェクターSは、プロジェクターMにより制御されるスレーブプロジェクターである。プロジェクターSは、マスター画像と同期したスレーブ画像を投射する。このような、マスタースレーブ型の2台のプロジェクターの主従関係は、初期設定で予め決められている。プロジェクターMとプロジェクターSとは図示せぬ通信ケーブルを介して電気的に接続されている。プロジェクターMとプロジェクターSは、上下に重ねられた状態で、例えば、プロジェクターシステム1が利用される空間の天井または台の上に設置される。プロジェクターMとプロジェクターSには、パーソナルコンピューターまたはDVDプレーヤーなどの外部装置から映像信号が入力される。プロジェクターMとプロジェクターSは、外部装置から映像信号の入力をそれぞれ受け付ける複数の入力端子を有する。
図2は、プロジェクターMの機能的構成を示すブロック図である。プロジェクターMは、映像取得部10、端子特定部11、命令送信部12、判定結果受信部13、投射部14、及び投射制御部15を有する。映像取得部10は、外部装置から映像信号を取得する。映像取得部10は、複数の入力端子から映像信号を取得する。端子特定部11(端子特定手段の一例)は、複数の入力端子のうち、映像信号が入力されている一の入力端子を特定する。命令送信部12(命令送信手段の一例)は、プロジェクターSが有する複数の入力端子のうち、端子特定部11により特定された一の入力端子に対応する入力端子への映像信号の入力の有無を判定させ、入力されている映像信号に応じた投射を行わせるための命令をプロジェクターSに送信する。映像信号に応じた投射は、例えば、映像信号が表す映像を投射することである。判定結果受信部13(受信手段の一例)は、命令に対する応答であって、映像信号の入力の有無を示す判定結果をプロジェクターSから受信する。投射部14は、一の入力端子に入力されている映像信号に応じた投射を行う。投射制御部15(投射制御手段の一例)は、判定結果受信部13が受信した判定結果に応じて、投射部14による投射を制御する。
図3は、プロジェクターSの機能的構成を示すブロック図である。プロジェクターSは、映像取得部20、命令受信部21、端子判定部22、判定結果送信部23、投射部24、及び投射制御部25を有する。映像取得部20は、外部装置から映像信号を取得する。映像取得部20は、複数の入力端子から映像信号を取得する。命令受信部21は、プロジェクターMから命令を受信する。端子判定部22(判定手段の一例)は、命令受信部21が命令を受信すると、プロジェクターSが有する複数の入力端子のうちプロジェクターMの一の入力端子に対応する入力端子への映像信号の入力の有無を判定する。判定結果送信部23(結果送信手段の一例)は、映像信号の入力の有無を示す判定結果をプロジェクターMに送信する。投射部24は、プロジェクターMの一の入力端子に対応するプロジェクターSの入力端子に入力されている映像信号に応じた投射を行う。投射制御部25は、投射部24による投射を制御する。
図4は、プロジェクターMのハードウェア構成を示すブロック図である。プロジェクターMは、MCU(Micro Control Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、映像信号レシーバー104、フレームレート変換回路105、パネル駆動回路106、液晶パネル107、通信部108、及び操作部109を有する。MCU101は、プログラムを実行することによりプロジェクターMの各部を制御する制御装置である。RAM102は、データを記憶する揮発性の記憶装置である。ROM103は、各種のプログラム及びデータを記憶した不揮発性の記憶装置である。
映像信号レシーバー104は、複数の入力端子を有し外部装置から映像信号を取得する。MCU101は、映像信号レシーバー104が取得した映像信号を、1フレームごとの画像としてRAM102に記憶する。フレームレート変換回路105は、1秒間における画像の表示切り替え回数が、プロジェクターMのフレームレートに合うように、映像信号のフレームレートを変換する。
MCU101は、RAM102に記憶された画像を、液晶パネル107の解像度に合わせて拡大又は縮小する。MCU101は、拡大又は縮小後の画像をRAM102に書き込む。パネル駆動回路106は、RAM102から読み出した画像に基いて、液晶パネル107を駆動するためのパネル駆動信号を生成する。パネル駆動回路106は、液晶パネル107にパネル駆動信号を出力する。液晶パネル107は、マトリクス状に配置された複数の画素を有する。液晶パネル107は、図示せぬ光源から放射された光の透過率を、パネル駆動信号に基いて画素毎に変調するライトバルブとして用いられる。液晶パネル107により変調された光は、図示せぬレンズにより拡大され、スクリーンSCに投射される。通信部108は、通信ケーブルを介してプロジェクターSと通信を行う。通信部108は、プロジェクターSに対して命令を送信し、プロジェクターSから応答を受信する。操作部109は、プロジェクターMに指示を入力するための各種キーを備える。ユーザーが操作部109を操作することにより、プロジェクターMに対する各種指示や各種設定が行われる。また、プロジェクターMとプロジェクターSとは、主従関係が設定されているため、プロジェクターSに対する各種指示や各種設定についても、操作部109を操作することにより行われる。なお、プロジェクターMに対する指示または設定は、図示せぬリモートコントロール装置により行われてもよい。
プロジェクターMにおいて、MCU101は、端子特定部11の一例である。MCU101により制御されている映像信号レシーバー104は、映像取得部10の一例である。MCU101により制御されている通信部108は、命令送信部12および判定結果受信部13の一例である。液晶パネル107および光源は、投射部14の一例である。MCU101により制御されているパネル駆動回路106は、投射制御部15の一例である。
プロジェクターSは、MCU201、RAM202、ROM203、映像信号レシーバー204、フレームレート変換回路205、パネル駆動回路206、液晶パネル207、通信部208、及び操作部209を有する。なお、プロジェクターシステム1において、操作部209の操作は行われない。MCU201は、端子判定部22の一例である。MCU201により制御されている映像信号レシーバー204は、映像取得部20の一例である。MCU201により制御されている通信部208は、命令受信部21および判定結果送信部13の一例である。液晶パネル207および光源は、投射部24の一例である。MCU201により制御されているパネル駆動回路206は、投射制御部25の一例である。
図5は、プロジェクターMおよびプロジェクターSの背面を例示する図である。プロジェクターMおよびプロジェクターSの背面には、例えば、RJ−45端子110、S端子111、RCA端子112、USB(Universal Serial Bus)端子113(Aタイプ113a及びBタイプ113b)、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子114、D−sub(D-subminiature)端子115など複数の端子が備えられている。複数の端子のうち一部は、外部装置から映像信号の入力を受け付ける入力端子である。複数の入力端子の中から、外部装置の規格に対応する入力端子が外部装置との接続に用いられる。プロジェクターMおよびプロジェクターSの背面には、また、入力されている映像信号と同じ映像信号を出力するモニター出力端子116が備えられている。
図6は、プロジェクターシステム1において、プロジェクターMとプロジェクターSと外部装置との接続例を示す図である。ここでは、外部装置として、ビデオプレーヤー3、DVDプレーヤー4、及びパーソナルコンピューター6がプロジェクターMとプロジェクターSとに接続される例を示す。プロジェクターMとプロジェクターSとは、USBケーブル120を介して接続される。具体的には、プロジェクターMのUSB端子113aとプロジェクターSのUSB端子113bとがUSBケーブル120により接続される。USBケーブル120を介して、命令および応答の送受信が行われる。
図6の例では、ビデオプレーヤー3は、複数のRCA端子を有する。この場合、ビデオプレーヤー3は、RCAケーブル30を介してプロジェクターMおよびプロジェクターSのRCA端子112にそれぞれ接続される。DVDプレーヤー4は、単一のHDMI端子を有する。この場合、DVDプレーヤー4は、HDMIケーブル40を介してHDMIスプリッター5のHDMI端子と接続される。HDMIスプリッター5は、1入力2出力の分配器であり、DVDプレーヤー4が出力した映像信号をプロジェクターMおよびプロジェクターSに分配する。HDMIスプリッター5は、HDMIケーブル40を介してプロジェクターMおよびプロジェクターSのHDMI端子114とそれぞれ接続される。パーソナルコンピューター6は、D−subケーブル50を介してプロジェクターMのD−sub端子115に接続される。また、プロジェクターMのモニター出力端子116とプロジェクターSのD−sub端子115がD−subケーブル51で接続される。この場合、パーソナルコンピューター6から出力された映像信号は、まずプロジェクターMに入力される。次に、この映像信号はプロジェクターMのモニター出力端子116から出力され、プロジェクターSに入力される。
ユーザーが入力端子を手動で選択するプロジェクターシステムにおいて、以下のような状況を考える。ユーザーはDVDプレーヤー4に対してDVDの再生操作を行い、映像信号がDVDプレーヤー4からプロジェクターMおよびプロジェクターSに入力されている。これとは別に、ユーザーは、パーソナルコンピューター6において映像の再生も行っている。パーソナルコンピューター6で再生された映像は、映像信号としてプロジェクターMおよびプロジェクターSに入力されている。ユーザーは、DVDプレーヤー4で再生される映像を、スクリーンSCで視聴しようとしている。ユーザーは、操作部109またはリモートコントロール装置を操作して、映像信号の入力が行われている入力端子の選択を、プロジェクターMおよびプロジェクターSの各々に対して行う。この状況で、仮に、ユーザーがプロジェクターMに対してHDMI端子114を選択し、プロジェクターSに対してD−sub端子115を選択した場合を考える。すなわち、ユーザーがプロジェクターSの入力端子の選択操作を誤ってしまった場合を考える。この場合、HDMI端子114に入力される映像信号と、D−sub端子115に入力される映像信号とは異なっているため、2つの異なる映像がスクリーンに重ねて投射され映像が乱れることになる。これに対し、プロジェクターシステム1は、複数台のプロジェクターで投射を行う場合特有の操作をユーザーにさせることなく、対応する端子に入力された映像信号を複数台のプロジェクターにそれぞれ投射させるシステムである。
図7は、プロジェクターシステム1において実行される処理の概要を示すシーケンスチャートである。以下の処理は、プロジェクターシステム1が複数台の外部装置と接続された状態で、プロジェクターMおよびプロジェクターSの電源が入れられたことを契機として開始される。ステップS1において、プロジェクターMは、複数の入力端子の中から、外部装置から映像信号の入力が行われている一の入力端子を特定する。プロジェクターMは、プロジェクターSが有する複数の入力端子のうち、プロジェクターMにおいて特定された一の入力端子に対応する入力端子に映像信号の入力が有るか判定させる命令を、プロジェクターSに送信する。ステップS2において、プロジェクターSは、対応する入力端子への映像信号の入力の有無を判定する。プロジェクターSは、命令に対する応答として判定結果をプロジェクターMに送信する。ステップS3において、プロジェクターMおよびプロジェクターSは、判定結果に応じた投射を行う。以下、ステップS1〜S3の各ステップの動作を具体的に説明する。
図8は、ステップS1におけるプロジェクターMの処理を示すフローチャートである。ステップS11において、MCU101は、複数の入力端子の中から、外部装置から映像信号の入力が行われている一の入力端子を特定するための動作(以下、ソースサーチという。)を開始する。MCU101は、複数の入力端子各々について、映像信号の入力の有無を順番に判断していく。MCU101は、複数の入力端子の中から対象となる入力端子を、予め定められた順番で1つずつ特定する。特定される順番は、ROM103に記憶されており、例えば、HDMI端子114、D−sub端子115、RCA端子112、USB端子113・・・と続く順番である。以下では、ソースサーチにより特定された端子を「特定端子」という。複数の入力端子に映像信号が入力されている場合には、順位の高い入力端子が特定端子となる。MCU101は、特定端子の有無をRAM102に記憶する。具体的には、MCU101は、RAM102に記憶されたフラグを書き換える。フラグの初期値は「0」である。特定端子がある場合、MCU101は、フラグの値を「1」に書き換える。フラグにおいて、「1」は特定端子があることを、「0」は特定端子が無いことを示している。MCU101は、また、特定端子がある場合、特定端子の種類を示す情報をRAM102に記憶する。最後の入力端子の判断を終えた時点で、特定端子が無い場合、フラグの値は「0」のままである。
ステップS12において、MCU101は、特定端子が見つかったか否か判断する。MCU101は、RAM102からフラグの値を読み出して、特定端子が見つかったか否か判断する。特定端子が見つかった場合(ステップS12:YES)、MCU101は、処理をステップS16に移行する。特定端子が見つかっていない場合(ステップS12:NO)、MCU101は、処理をステップS13に移行する。
ステップS13において、MCU101は、ユーザーに入力端子を選択させるための画面(以下、端子選択画面という。)の投射を行う。MCU101は、ROM103から端子選択画面を読み出し、スクリーンSCに投射する。
図9は、端子選択画面の一例を示す図である。端子選択画面には、ユーザーに入力端子の選択を促すメッセージが含まれている。図9に示す例では、端子選択画面はオンスクリーンディスプレイとして機能し、入力端子の種類を表すボタンを表示する。
ステップS13において、端子選択画面が投射される状況としては、例えば、以下の3通りの状況が考えられる。
(A)ソースサーチが行われている時点で、外部装置から映像信号が出力されていない。
(B)外部装置の出力端子とプロジェクターMの入力端子とがケーブルで接続されていない。
(C)ケーブル自体が故障している。
端子選択画面が投射されたら、ユーザーは、(A)から(C)について確認することにより、外部装置からプロジェクターMに対して映像信号の入力が行われている状態にする。ユーザーは、プロジェクターMに対して映像信号の入力が行われていることを確認した後、操作部109またはリモートコントロール装置を操作して、映像信号の入力が行われている一の入力端子を選択する。図9の例において、ユーザーはリモートコントロール装置でD−sub端子115を選択している。
再び図8を参照する。ステップS14において、MCU101は、入力端子が選択されたか否かを判断する。具体的には、MCU101は、選択された入力端子の種類を示す情報を操作部109またはリモートコントロール装置から取得することにより、入力端子が選択されたと判断する。入力端子が選択された場合(ステップS14:YES)、MCU101は、処理をステップS15に移行する。入力端子が選択されていない場合(ステップS14:NO)、MCU101は、入力端子が選択されるまで処理を待機する。
ステップS15において、MCU101は、選択された入力端子の情報をRAM102に記憶する。端子選択画面でユーザーに選択された入力端子は、特定端子として扱われる。MCU101は、ステップS11における処理と同様に、フラグの値を「0」から「1」に書き換える。MCU101は、また、選択された入力端子の種類を示す情報をRAM102に記憶する。ステップS16において、MCU101は、プロジェクターSが有する複数の入力端子のうち、特定端子に対応する入力端子(以下、対応端子という。)に映像信号の入力が有るか判定させる判定命令を、プロジェクターSに送信する。プロジェクターSのハードウェア構成は、プロジェクターMのハードウェア構成と同じであるため、対応端子は、特定端子と同じ種類の端子である。MCU101は、RAM102から特定端子の種類を示す情報を読み出して判定命令をプロジェクターSに送信する。
図10は、ステップS2におけるプロジェクターSの処理を示すフローチャートである。ステップS21において、通信部208は、判定命令を受信する。MCU201は、判定命令に含まれる特定端子の種類を示す情報をRAM202に記憶する。ステップS22において、MCU201は、対応端子への映像信号の入力の有無を判定する。MCU201は、特定端子の種類を示す情報をRAM202から読み出し、特定端子と同じ種類の入力端子について判定を行う。MCU201は、対応端子への映像信号の入力の有無をRAM202にフラグとして記憶する。フラグの初期値は「0」であり、対応端子に映像信号の入力がある場合、MCU201は、フラグの値を「1」に書き換える。MCU201は、また、対応端子に映像信号の入力がある場合、当該映像信号の特性を示す情報(以下、特性情報という。)をRAM202に記憶する。特性情報は、映像信号を他の映像信号と区別するための情報である。ここでは、MCU201は、特性情報として、映像信号のアスペクト比、解像度および色域を記憶する。対応端子に映像信号の入力がない場合、フラグの値は「0」のままである。対応端子に映像信号の入力がない場合の例としては、外部装置の出力端子とプロジェクターSの対応端子とがケーブルで接続されていない場合やケーブルが故障している場合が考えられる。
ステップS23において、MCU201は、対応端子に映像信号の入力が有るか否かを判断する。MCU201は、RAM202からフラグの値を読み出して、対応端子に映像信号の入力が有るか否か判断する。対応端子に映像信号の入力がある場合(ステップS23:YES)、MCU201は、処理をステップS24に移行する。対応端子に映像信号の入力が無い場合(ステップS23:NO)、MCU201は、処理をステップS25に移行する。
ステップS24において、MCU201は、対応端子に映像信号の入力があることを示す信号(以下、サポート信号という。)をプロジェクターMに送信する。サポート信号には、特性情報が含まれる。MCU201は、RAM202から特性情報を読み出してサポート信号をプロジェクターMに送信する。ステップS25において、MCU201は、対応端子に映像信号の入力が無いことを示す信号(以下、非サポート信号という。)をプロジェクターMに送信する。ステップS24またはステップS25により、対応端子への映像信号の入力の有無を示す判定結果がプロジェクターMに送信される。
図11は、ステップS3におけるプロジェクターMの処理を示すフローチャートである。ステップS31において、通信部108は、判定結果(サポート信号または非サポート信号)を受信する。MCU101は、判定結果をRAM102に記憶する。ステップS32において、MCU101は、判定結果がサポート信号か否か判断する。判定結果がサポート信号である場合(ステップS32:YES)、MCU101は、処理をステップS33に移行する。判定結果がサポート信号でない場合(ステップS32:NO)、MCU101は、処理をステップS34に移行する。
ステップS33において、MCU101は、対応端子に入力されている映像信号の特性と特定端子に入力されている映像信号の特性とが対応するか否か判断する。具体的には、MCU101は、特定端子に入力されている映像信号の特性を識別し、当該映像信号の特性情報をRAM102に記憶する。MCU101は、RAM102から特定端子の特性情報と、対応端子の特性情報とを読み出して、2つの特性が対応しているか判断する。2つの特性が対応している場合(ステップS33:YES)、MCU101は、処理をステップS35に移行する。2つの特性が対応していない場合(ステップS33:NO)、MCU101は、処理をステップS34に移行する。なお、2つの特性が対応していない場合の例としては、例えば、以下の3通りの状況が考えられる。
(D)特定端子に接続されている外部装置と対応端子に接続されている外部装置とが別の装置であって、特定端子と対応端子に異なる映像信号がそれぞれ入力されている。
(E)外部装置(またはスプリッター)の故障により、プロジェクターMとプロジェクターSとで判別された特性情報が異なっている。
(F)プロジェクターSの故障により、特性情報が正確に判別されていない。
ステップS34において、MCU101は、エラーを示す画面(以下、エラー画面という。)の投射を行う。MCU101は、ROM103からエラー画面を読み出し、スクリーンSCに投射する。
図12は、エラー画面の一例を示す図である。エラー画面には、スタック投射が不能である旨のメッセージが含まれる。MCU101は、エラー画面を投射することにより、特定端子に入力されている映像信号と同じ映像信号がプロジェクターSの対応端子に入力されていないことをユーザーに通知する。エラー画面が投射された場合、ユーザーは、(D)から(F)について確認することにより、対応端子に入力されている映像信号の特性と、特定端子に入力されている映像信号の特性とを対応させる。エラー画面が投射されることにより、例えば特定端子と対応端子に異なる映像信号がそれぞれ入力されている場合に、2つの異なる映像がスクリーンに重ねて投射され映像が乱れることが防止される。また、エラー画面が投射されることにより、ユーザーがケーブルの接続忘れに気がつくこと、または、ケーブル、外部装置、若しくはプロジェクターSの故障を発見することが容易になる。
再び図11を参照する。ステップS35において、MCU101は、対応端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせるための投射命令を、プロジェクターSに送信する。ステップS36において、MCU101は、特定端子に入力されている映像信号に応じた投射を行う。
図13は、ステップS3におけるプロジェクターSの処理を示すフローチャートである。ステップS37において、通信部208は、プロジェクターMから投射命令を受信する。ステップS38において、MCU201は、対応端子に入力されている映像信号に応じた投射を行う。ステップS36とステップS38とにより、プロジェクターMとプロジェクターSとのスタック投射が実現される。プロジェクターMから投射命令を受信しない場合には、プロジェクターSは、映像信号に応じた投射を行わない。プロジェクターシステム1によれば、ユーザーがプロジェクターMとプロジェクターSのそれぞれについて入力端子の選択操作を行わなくても、2台のプロジェクターが対応する映像をそれぞれ投射することができる。
<変形例>
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下で説明する変形例のうち、2つ以上のものが組み合わされて用いられてもよい。
(1)プロジェクターMとプロジェクターSとが行う投射はスタック投射に限らない。プロジェクターMとプロジェクターSとは、ある映像の異なる部分を、スクリーンSC上の異なる領域にそれぞれ投射してもよい。この場合、ステップS36において、プロジェクターMは、特定端子に入力されている映像信号のうちある領域に対応する信号に応じた投射を行う。また、ステップS38において、プロジェクターSは、対応端子に入力されている映像信号のうち残りの領域に対応する信号に応じた投射を行う。また、別の例で、プロジェクターMとプロジェクターSとは3D映像を投射してもよい。例えば、プロジェクターMは右眼用画像を投射し、プロジェクターSは左眼用画面を投射してもよい。
(2)プロジェクターシステムにおいて、用いられるプロジェクターは2台である場合に限らない。プロジェクターシステムにおいては、3台またはそれ以上の数のプロジェクターが用いられてもよい。この場合、あるプロジェクターがマスタープロジェクターとして機能し、残りのプロジェクターはスレーブプロジェクターとして機能する。マスタープロジェクターは、複数台のスレーブプロジェクターそれぞれに対して判定命令または投射命令を送信する。複数台のスレーブプロジェクターは、それぞれの判定結果をマスタープロジェクターに対して送信する。
(3)エラー画面の投射は、プロジェクターM1台により行われる場合に限らない。エラー画面の投射は、プロジェクターMとプロジェクターSとにより行われてもよい。この場合、ステップS34の処理の前に、プロジェクターMは、エラー画面を投射させるための命令をプロジェクターSに送信する。命令を受けたプロジェクターSは、エラー画面をスクリーンSCに投射する。
(4)プロジェクターMおよびプロジェタクーSのハードウェア構成は、図4に示したものに限らない。例えば、プロジェクターMおよびプロジェクターSは、液晶パネル107に替えて、DMD(Digital Micromirror Device)を備えていてもよい。DMDは、チップの上に一辺が10数μmのミラーが複数配置されており、光源から放射された光を反射する。各ミラーは1画素に対応しており、各ミラーによる光の反射が個別に制御されることにより、スクリーンSCに映像が投射される。
また、プロジェクターMとプロジェタクーSのハードウェア構成は、同じである場合に限らない。プロジェクターMと協働し、且つ、対応端子を備えるプロジェクターであれば、プロジェクターSは、プロジェクターMと異なるハードウェア構成を有していてもよい。
(5)ソースサーチが開始されるタイミングは、プロジェクターMおよびプロジェクターSの電源が入れられたときに限らない。プロジェクターMは、例えば、ユーザーによる指示を受けてソースサーチを開始してもよい。この場合、ユーザーは操作部109またはリモートコントロール装置を操作して、プロジェクターMに対してソースサーチを開始させるための指示を行う。
(6)プロジェクターシステムにおける具体的処理は、実施形態に記載したものに限定されない。例えば、特性が対応するか否かの判断(ステップS33)は、省略されてもよい。この場合、プロジェクターMおよびプロジェクターSにおいて、特性情報の記憶は行われない。
別の例で、プロジェクターSは、対応端子に映像信号の入力が有ると判断した場合、ステップS24においてサポート信号をプロジェクターMに送信した後に、対応端子に入力されている映像信号に応じた投射をしてもよい。この場合、プロジェクターMによる投射命令の送信(ステップS35)および図13に示した処理は行われない。
さらに別の例で、プロジェクターMは、判定命令を送信する前に特性情報を記憶する処理を行ってもよい。
さらに別の例で、端子選択画面の投射が行われる処理(ステップS13)と並行して、ソースサーチが繰り返し行われてもよい。
(7)映像信号に応じた投射は、映像信号が表す映像をそのまま投射する場合に限らない。映像信号に応じた投射は、映像信号の内容に応じた投射をすることであってもよい。例えば、プロジェクターMおよびプロジェクターSは、映像信号が表す映像のアスペクト比を解析し、解析の結果に応じた投射を行ってもよい(例えば、レターボックスサイズの映像であれば上下の黒帯を投射しないように表示する)。また、プロジェクターMおよびプロジェクターSは、映像信号が表す映像のシーンを解析し、当該シーンに応じた画像処理を施した上で投射を行ってもよい。
(8)端子選択画面において、入力端子の種類を表すボタンは、実施形態に記載されたものに限らない。入力端子の種類は、「入力1」、「入力2」、…等のボタンで区別されてもよい。
1…プロジェクターシステム、10…映像取得部、11…端子特定部、12…命令送信部、13…判定結果受信部、14…投射部、15…投射制御部、20…映像取得部、21…命令受信部、22…端子判定部、23…判定結果送信部、24…投射部、25…投射制御部、101(201)…MCU、102(202)…RAM、103(203)…ROM、104(204)…映像信号レシーバー、105(205)…フレームレート変換回路、106(206)…パネル駆動回路、107(207)…液晶パネル、108(208)…通信部、109(209)…操作部、110…RJ−45端子、111…S端子、112…RCA端子、113…USB端子、114…HDMI端子、115…D−sub端子、116…モニター出力端子、3…ビデオプレーヤー、4…DVDプレーヤー、5…HDMIスプリッター、6…パーソナルコンピューター、120…USBケーブル、30…RCAケーブル、40…HDMIケーブル、50,51…D−subケーブル

Claims (9)

  1. 外部装置から映像信号の入力を受け付ける複数の端子と、
    前記複数の端子のうち、映像信号が入力されている一の端子を特定する端子特定手段と、
    他のプロジェクターが有する複数の端子のうち、前記端子特定手段により特定された一の端子に対応する端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせるための命令を前記他のプロジェクターに送信する命令送信手段と、
    前記一の端子に入力されている映像信号に応じた投射を行う投射部と
    を有するプロジェクター。
  2. 前記命令は、前記他のプロジェクターに、前記対応する端子への映像信号の入力の有無を判定させ、
    前記命令に対する応答であって、前記映像信号の入力の有無を示す判定結果を前記他のプロジェクターから受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した判定結果に応じて、前記投射部による投射を制御する投射制御手段と
    を有する請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記判定結果が、前記映像信号の入力が有ることを示している場合、前記投射制御手段は、前記投射部に前記一の端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせる
    ことを特徴とする請求項2に記載のプロジェクター。
  4. 前記判定結果は、前記対応する端子に入力されている映像信号の特性を示す情報を含んでおり、
    前記特性が前記一の端子に入力されている映像信号の特性と対応する場合、前記投射制御手段は、前記投射部に前記一の端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせる
    ことを特徴とする請求項3に記載のプロジェクター。
  5. 前記対応する端子に入力されている映像信号の特性が前記一の端子に入力されている映像信号の特性と対応しない場合、前記投射制御手段は、前記投射部にエラーを示す画面の投射を行わせる
    ことを特徴とする請求項4に記載のプロジェクター。
  6. 前記端子特定手段は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプロジェクターの電源が入れられたときに前記一の端子を特定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  7. 前記端子特定手段が、前記電源が入れられたときに前記一の端子を特定できない場合、前記端子特定手段は、ユーザーにより選択された端子を前記一の端子として特定する
    ことを特徴とする請求項6に記載のプロジェクター。
  8. 第1のプロジェクターと、
    第2のプロジェクターと
    を有し、
    前記第1のプロジェクターは、
    外部装置から映像信号の入力を受け付ける複数の端子と、
    前記複数の端子のうち、映像信号が入力されている一の端子を特定する端子特定手段と、
    前記第2のプロジェクターが有する複数の端子のうち、前記端子特定手段により特定された一の端子に対応する端子への映像信号の入力の有無を判定させ、当該端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせるための命令を前記第2のプロジェクターに送信する命令送信手段と、
    前記一の端子に入力されている映像信号に応じた投射を行う投射部と
    を備え、
    前記第2のプロジェクターは、
    前記命令を受けて、前記対応する端子への映像信号の入力の有無を判定する判定手段と、
    前記映像信号の入力の有無を示す判定結果を前記第1のプロジェクターに送信する結果送信手段と
    を備えるプロジェクターシステム。
  9. プロジェクターを用いた投射方法であって、
    外部装置から映像信号の入力を受け付ける複数の端子のうち、映像信号が入力されている一の端子を特定するステップと、
    他のプロジェクターが有する複数の端子のうち、前記一の端子に対応する端子に入力されている映像信号に応じた投射を行わせるための命令を前記他のプロジェクターに送信するステップと、
    前記一の端子に入力されている映像信号に応じた投射を行うステップと
    を有する投射方法。
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