JP2013218553A - Cadデータ変換システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】道路または河川の平面図、縦断図及び横断図の2次元CADデータから3次元CADデータを生成し、道路等の3次元形状を、熟練を要することなく容易に把握可能にするCADデータ変換システム及びプログラムを提供することを課題としている。
【解決手段】道路等の平面図、縦断図、横断図の2次元CADデータとに基づいて、CADデータを生成するデータ生成手段14を備えたCADデータ変換システムであって、平面図の縮尺を取得するとともに平面図に関する基準点の情報を取得する平面図情報処理手段22と、縦断図の縮尺を取得するとともに対象物の高さ情報を取得する縦断図情報処理手段23と、横断図の縮尺を取得するとともに上記取得した各基準点における対象物の断面形状の情報を取得する横断図情報処理手段24とを備え、データ生成手段14は、前記3つの2次元CADデータを、対象物の3次元情報が含まれる3次元CADデータに変換する。
【選択図】図2

Description

本発明は、道路又は河川からなる対象物の3つの2次元CADデータを、別のCADデータに変換するCADデータ変換システム及びプログラムに関する。
道路又は河川からなる対象物の工事施工用の図面設計をコンピュータによって行う場合、対象物の平面図、縦断図及び横断図等の2次元CADデータを作成することが一般的であるが、この平面図、縦断図、横断図等の2次元CADデータの図面から対象物の3次元形状を把握するためには、相当の熟練が必要であり、工事に従事する者全員が工事を着工する前や工事の途中で施工対象物の全体像を容易に把握することは困難であった。
そこで、対象物の平面図と縦断図と横断図から、平面図に示された対象物形状と縦断図に示された対象物形状と横断図に示された対象物形状とが位置合せされた状態で一括表示される別のCADデータを生成し、この一括表示されたCADデータの図面によって対象物の形状把握を容易にする特許文献1に記載のデータ変換システムが従来公知となっている。
特開2003−97297号公報
しかし、上記文献では、道路または河川からなる対象物の平面図、縦断図及び横断図を位置合せして一括表示するのみで、CADデータ自体は2次元であり、2次元の図面から対象物の3次元的形状を把握する必要があることには変わりなく、工事に従事する者全員が施工対象物の全体像を容易に把握するには、まだ不十分なものであった。
本発明では、道路または河川の平面図、縦断図及び横断図の2次元CADデータから3次元CADデータを生成し、施工対象物である道路または河川の3次元形状を、熟練を要することなく容易に把握可能にするCADデータ変換システム及びプログラムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明は、第1に、道路又は河川からなる対象物の平面形状を示した平面図の2次元CADデータと、対象物の全長方向における高さを断面形状で示した縦断図の2次元CADデータと、対象物上の異なる位置に配置された複数の基準点における断面形状をそれぞれ示した横断図の2次元CADデータとに基づいて、別のCADデータを生成するデータ生成手段14と、データ生成手段14で生成されたCADデータを保持するメモリ3とを備えたCADデータ変換システムであって、平面図の縮尺を取得するとともに横断図に関する基準点の情報を取得する平面図情報処理手段22と、縦断図の縮尺を取得するとともに対象物の高さ情報を取得する縦断図情報処理手段23と、横断図の縮尺を取得するとともに上記取得した各基準点における対象物の断面形状の情報を取得する横断図情報処理手段24とを備え、データ生成手段14は、上記取得された縮尺に基づいて、平面図、縦断図及び横断図の縮尺を揃えるとともに、隣合う基準点の各組に対し、隣合う2つの基準点の平面位置及び高さと、該2つの基準点のそれぞれの断面形状とに基づいて該基準点間の3次元情報を生成することにより、前記3つの2次元CADデータを、対象物の3次元情報が含まれる3次元CADデータに変換することを特徴としている。
第2に、2次元CADデータから必要な情報を識別する識別手段16を備え、該識別手段16は、2次元CADデータの情報の種類を示す文字情報又は記号情報に基づいて情報の識別を行うように構成され、平面図情報処理手段22、縦断図情報処理手段23、又横断図情報処理手段24は、識別手段16を介して情報取得を行うことを特徴としている。
第3に、記憶装置4を備え、文字情報を端的に表現又は別に表現したキーワードを予め記憶装置4に記憶し、該識別手段16は、記憶装置4に記憶されたキーワードを用いて、2次元CADデータの文字情報を識別することを特徴としている。
第4に、平面図情報処理手段22、縦断図情報処理手段23、又横断図情報処理手段24は、実際の距離情報が取得されている2点間の図面上での距離を求めることにより、図面上の距離と実際の距離との比率である縮尺を算出することを特徴としている。
第5に、平面図情報処理手段22、縦断図情報処理手段23、又横断図情報処理手段24は、実際の距離情報が取得されている2点の組合せを変更して、縮尺の算出を複数回行い、算出された複数の縮尺の算出値から頻度の高い値を、該図面の縮尺値として採用する
ことを特徴としている。
第6に、前記平面図情報処理手段22は、平面図から対象物の幅方向の中心を通る中心線を取得し、データ生成手段14は、隣合う基準点の各組に対し、2つの基準点間の中心線も利用して該2つの基準点間の3次元情報を生成することを特徴としている。
第7に、前記縦断図情報処理手段23は、縦断図の2次元CADデータから、対象物のカーブに関する情報であるカーブ情報を取得し、データ生成手段14は、上記カーブ情報から対象物の平面図における中心線のカーブ部分を生成することを特徴としている。
第8に、平面図情報処理手段22は、取得された点のうち、中心線上に位置する点のみを基準点として採用することを特徴としている。
第9に、前記縦断図情報処理手段23は、対象物が道路の場合、縦断図から道のカーブ部分の拡幅又は片勾配を取得することを特徴としている。
第10に、メモリ3及び記憶装置4を備えたコンピュータに、請求項1乃至9の何れかに記載のCADデータ変換システムを実行させることを特徴としている。
上記構成によれば、道路又は河川からなる対象物の平面図、縦断図及び横断図の2次元CADデータから、平面図の縮尺を取得するとともに横断図に関する基準点の情報を取得し、縦断図の縮尺を取得するとともに対象物の高さ情報を取得し、横断図の縮尺を取得するとともに上記取得した各基準点における対象物の断面形状の情報を取得し、これにより取得した情報に基づいて、データ生成手段によって対象物の3次元CADデータを生成できるため、この3次元CADデータによって、対象物の3次元形状を、熟練を要することなく容易に把握することができる。
また、2次元CADデータから必要な情報を識別する識別手段を備え、該識別手段は、2次元CADデータの情報の種類を示す文字情報又は記号情報に基づいて情報の識別を行うように構成され、平面図情報処理手段、縦断図情報処理手段、又横断図情報処理手段は、識別手段を介して情報取得を行えば、必要な情報を正確且つ迅速に取得することができる。
また、文字情報を端的に表現又は別に表現したキーワードを予め記憶装置に記憶し、該識別手段は、記憶装置に記憶されたキーワードを用いて、2次元CADデータの文字情報を識別すれば、表現の若干異なる文字情報もキーワードによって識別可能になるため、より確実に文字情報等を識別することができる。
なお、平面図情報処理手段、縦断図情報処理手段、又横断図情報処理手段は、実際の距離情報が取得されている2点間の図面上での距離を求めることにより、図面上の距離と実際の距離との比率である縮尺を算出すれば、様々な種類の2次元CADデータから縮尺値を取得可能になるため、汎用性が向上する。
さらに、平面図情報処理手段、縦断図情報処理手段、又横断図情報処理手段は、実際の距離情報が取得されている2点の組合せを変更して、縮尺の算出を複数回行い、算出された複数の縮尺の算出値から頻度の高い値を、該図面の縮尺値として採用すれば、より正確な縮尺値を得ることができる。
また、前記平面図情報処理手段は、平面図から対象物の幅方向の中心を通る中心線を取得し、データ生成手段は、隣合う基準点の各組に対し、2つの基準点間の中心線も利用して該2つの基準点間の3次元情報を生成すれば、より正確に対象物の3次元CADデータを生成できる。
また、前記縦断図情報処理手段は、縦断図の2次元CADデータから、対象物のカーブに関する情報であるカーブ情報を取得し、データ生成手段は、上記カーブ情報から対象物の平面図における中心線のカーブ部分を生成すれば、正確なカーブ形状を表す3次元CADデータを生成できる。
なお、平面図情報処理手段は、取得された点のうち、中心線上に位置する点のみを基準点として採用すれば、より確実に基準点を取得できる。
さらに、前記縦断図情報処理手段は、対象物が道路の場合、縦断図から道のカーブ部分の拡幅又は片勾配を取得するものによれば、より正確且つ詳細な3次元CADデータを生成できる。
本発明を適用したCADデータ変換システムを搭載したコンピュータの構成を示す概略図である。 本CADデータ変換システムの構成を示すブロック図である。 道路又は河川の一方又は両方からなる対象物の2次元CADデータの平面図である。 道路又は河川の一方又は両方からなる対象物の2次元CADデータの縦断図である。 道路又は河川の一方又は両方からなる対象物の2次元CADデータの横断図である。 本発明を適用したCADデータ変換システムによって生成される3次元CADデータの斜視図である。 図3の部分拡大図である。 図4の部分拡大図である。 図5の部分拡大図である。 共通の縮尺取得処理のフロー図である。 平面図縮尺取得処理のフロー図である。 平面図情報抽出処理のフロー図である。 縦断図縮尺取得処理のフロー図である。 縦断図情報抽出処理のフロー図である。 平面形状の取得処理のフロー図である。 縦断形状の取得処理のフロー図である。 拡幅、片勾配の取得処理のフロー図である。 横断図縮尺取得処理のフロー図である。 横断図情報抽出処理のフロー図である。 3次元CADデータ生成手段のフロー図である。
図1は、本発明を適用したCADデータ変換システムを搭載したコンピュータの構成を示す概略図であり、図2は、本CADデータ変換システムの構成を示すブロック図である。図示するコンピュータ1は、CADデータ変換プログラムをインストールすることによって、CADデータ変換システムを搭載している。
コンピュータ1は、マイコン等で構成される制御部(CPU)2と、一時的なデータを格納(保持)するとともに制御部2から高速アクセス可能なメモリ(RAM)3と、各種情報を永続的又は長期的に記憶保持なHDDやSSD等からなる記憶装置4と、データのやり取りをインターネット等の通信を介して行うネットワークインターフェース(N/I)6と、キーボードやマウスやタッチパネル等からなる入力装置7と、メモリ3又は記憶装置4に記憶・保持されているCADデータ等のデータを画面出力等する出力部8と、メモリ3又は記憶装置4に記憶・保持されているCADデータ等のデータをフロッピディスクやCD−ROM等の情報記録媒体に記憶出力する外部記憶装置9と、メモリ3又は記憶装置4に記憶・保持されているCADデータの図面を紙媒体に印刷する印刷機(プリンタ)11とを備えている。
図3乃至図5は、道路又は河川の一方又は両方からなる対象物の2次元CADデータの平面図、縦断図及び横断図であり、図6は、本発明を適用したCADデータ変換システムによって生成される3次元CADデータの斜視図であり、図7乃至図9は、図3乃至図5の部分拡大図である。道路又は河川(対象物)の平面形状を示した平面図の2次元CADデータと、対象物の全長方向における高さを断面形状(縦断形状)で示した縦断図の2次元CADデータと、対象物上の全長方向に沿って所定間隔毎に配置された複数の測点(基準点)において、対象物の全長方向に対して垂直な面で切断(横断)した場合の切断面(横断面)を示した横断図の2次元CADデータとに基づいて、対象物の3次元CADデータを生成するように構成されている。
生成された3次元のCADデータの図面は、対象物の3次元情報を有し、任意の視点から対象物及びその周囲の地表面の形状を確認することができるため、その対象物の施工に関係する者が熟練を要することなく容易に対象物の工事前や工事途中の全体像を把握できる。
次に、図1及び図2に基づいてCADデータ変換システムの構成を詳述する。
本CADデータ変換システムは、対象物の平面図、縦断図及び横断図が個別に示された3つの2次元CADデータを、記憶装置4から直接又はネットワークインターフェース6を介して他のコンピュータ等から入力する入力手段12と、入力された3つの2次元CADデータから3次元CADデータを生成するための情報を抽出・取得する情報処理部13と、該情報処理部13で取得された情報に基づいて対象物の3次元CADデータを生成する3次元データ生成手段(データ生成手段)14と、生成した3次元CADデータをネットワークインターフェース6、出力部8、外部記憶装置9又は印刷機11に出力する出力手段15とを備えている。ちなみに、CADデータ変換プログラムの実行中、入力された2次元CADデータ、取得された情報、抽出された情報、記憶装置4から読込んだデータ及び3次元データ生成手段14によって生成された3次元CADデータは、常時メモリ3上に展開保持されている。
また、本CADデータ変換システムは、入力手段12によって入力された2次元CADデータを情報処理部13へ入力できる他、この2次元CADデータを記憶装置4に記憶させることもできる。くわえて、該記憶装置4に記憶された2次元CADデータを、入力手段12を介して、情報処理部13へ入力することができるように構成されている。
さらに、記憶装置4は、情報処理部13によって抽出・取得された3次元CADデータを生成するための情報を記憶させることができるように構成されており、これに対応して記憶装置4に記憶された3次元CADデータを生成するための情報を用いて、3次元データ生成手段14を実行させることができるように構成されている。
また、記憶装置4には、情報処理部13において所望の情報を抽出するための識別手段16を実行するための識別文字情報17と、識別記号情報18とが記憶されている。これにより、該識別手段16は、情報処理部13で解析中の2次元CADデータ内から所望の情報を取得できるように構成されている。
前記入力手段12は、ファイル名に記載された文字要素を読取ることにより、平面図、縦断図、又は横断図であるかを判別して自動的に2次元CADファイルを読込むことができる。具体的には、所定の領域にあるファイルについて、ファイル名に「PL」や「平面」を含んでいる場合には平面図の2次元CADデータであると判別し、ファイル名に「PF」や「縦断」を含んでいる場合には縦断図の2次元CADデータであると判別し、ファイル名に「CS」や「横断」を含んでいる場合には横断図の2次元CADデータであると判別することにより、自動的に平面図、縦断図及び横断図を読込む構成とすることができる。なお、各2次元CAD図面は、キーボードやマウス等の入力装置7を操作し、メモリ3、記憶装置4、外部記憶装置9又はネットワーク上にあるファイルを適宜選択することによっても入力することができる。
前記識別手段16は、記憶装置4に2次元CADデータの情報の種類を示す識別文字情報17及び識別記号情報18が予め記憶されており、識別手段16の文字識別処理及び記号識別処理によって、2次元CADデータから取得する情報に対応する文字情報及び記号情報を抽出し、所望の情報を取得することができる。
このとき、記憶装置4に登録された識別文字情報17は、取得するデータに関する文字情報について、より端的に表現した文字情報や、同じ意味の別の呼称について、複数のキーワードを識別文字情報17として記憶装置4に登録しておき、所望の情報を抽出する際の、検索漏れを防止することができる。また、識別記号情報18についても同様に、記号情報に複数の表現方法がある場合には、それらの記号についても識別記号情報18として記憶させることができる。
なお、記憶装置4に記憶させる識別文字情報17や、識別記号情報18は、利用者側から随時追加・変更を行うことができるため、呼び方が複数あるようなデータであっても確実に所望のデータを抽出・取得でき、より汎用性の高いものとなっている。
次に、図2,図10乃至図19に基づいて、情報処理部13の処理フローについて説明する。前記情報処理部13は、まず、3次元CADデータを生成するための情報を平面図から抽出・取得する平面図情報処理手段22を実行し、その次に3次元CADデータを生成するための情報を縦断図から抽出・取得する縦断図情報処理手段23を実行し、その次に3次元CADデータを生成するための情報を横断図から抽出・取得するための横断図情報処理手段24を実行するように構成されている。
より具体的には、図2に示すように、平面図情報処理手段22は、平面図縮尺取得処理26によって平面図の縮尺を取得し、その後、平面図情報抽出処理27によって道路の中心線上に並べて配置された複数の測点の座標データ等を取得する。縦断図情報処理手段23は、縦断図縮尺取得処理28によって縦断図の垂直方向の縮尺と水平方向の縮尺とを取得し、その後、縦断図情報抽出処理29によって道路のカーブ情報、道路の高さ情報及び拡幅・片勾配の情報等を取得する。横断図情報処理手段24は、横断図縮尺取得処理31によって横断図の縮尺を取得し、その後、横断図情報抽出処理32によって各測点における道路幅方向の断面形状(計画高の断面形状)を特定する値を取得する。
なお、平面図縮尺取得処理26と、縦断図縮尺取得処理28と、横断図縮尺取得処理31とは、まず、共通の縮尺取得処理が実行され、該処理で縮尺が取得できなかった場合に各処理固有の縮尺取得処理が実行される構成となっている。以下、各処理フローについて説明する。
図10は、共通の縮尺取得処理のフロー図である。共通の縮尺取得処理が開始されるとステップS11に進む。ステップS11では、CADデータに予め縮尺値が設定されているか否かの検出が行われる。CADデータに縮尺値が設定されている場合には、ステップS14に進み、CADデータに設定された縮尺値を取得し、その後リターンする。一方で、CADデータに縮尺値が設定されていない場合には、ステップS12に進む。
ステップS12では、2次元CADデータの枠周囲にある図面表題欄を認識し、前記認識手段により縮尺を示す「1:」又は「1/」が含まれる文字情報があるか否かが検出される。図面表題欄に縮尺を示す文字情報が検出された場合には、ステップS14に進み、検出された文字情報に記載された値を縮尺値として取得し、その後リターンする。一方で、縮尺を示す「1:」又は「1/」に相当する文字情報が検出されなかった場合には、ステップS13に進む。
ステップS13では、2次元CADデータ中に縮尺を示す「1:」又は「1/」が含まれる文字情報があるか否かが検出される。該文字情報が検出された場合には、ステップS14に進み、検出された文字情報に記載された値を縮尺値として取得し、その後リターンする。一方で、「1:」又は「1/」に相当する文字情報が検出されなかった場合には、縮尺を取得することなくリターンする。
ちなみに、ステップS11に記載のCADデータに設定されている縮尺値とは、例えばSXFファイルの場合における部分図の倍率や、DWGファイルの場合におけるビューポートの倍率等を認識することにより行う。
図11は、平面図縮尺取得処理のフロー図である。平面図縮尺取得処理26による処理が開始されるとステップS21に進む。ステップS21では、上述の共通の縮尺取得処理を実行し、ステップS22に進み、共通の縮尺取得処理によって縮尺が取得されたか否かの検出が行われる。縮尺が取得されている場合には、平面図縮尺取得処理26の処理フローが終了となる一方で、縮尺が取得されなかった場合には、ステップS23に進む。
ステップS23では、平面図の内枠の形状を認識するとともに、該内枠の周囲に存在する数値を含む文字情報を認識し、ステップS24に進む。ステップS24では、認識された文字情報のうち、文字列の描画方向が同一であるとともに上下方向に隣接し、y座標の文字情報を含む文字情報を2点抽出し(図7を参照)、ステップS25に進む。
ステップS25では、抽出した2つの文字列の図面上の距離を取得し、ステップS26に進む。ステップS26では、抽出した2つの文字情報から座標値を取得するとともに、座標値の差を算出し、ステップS27に進む。ステップS27では、抽出した2点間の座標値の差と、図面上の長さとを用いて平面図の縮尺を取得し、平面図縮尺取得処理26の処理フローが終了する。
なお、上記の縮尺の取得手段のステップS24以降について、文字列の描画方向が同一な中で左右方向に隣接するx座標の文字情報を含む文字情報を2点抽出し、同様の処理を行うことで縮尺を得る構成としても良い。
ちなみに、ステップS24〜S27による平面図の縮尺の取得を、任意の他の座標の組合せを用いて複数回行い、算出された縮尺値のうち、最も高い頻度で算出された値を平面図の縮尺として採用する構成としても良い。なお、複数回算出した値の平均値を平面図の縮尺として採用しても良い。
図12は、平面図情報抽出処理のフロー図である。平面図情報抽出処理27による処理が開始されるとステップS31に進む。ステップS31では、道路中心線を構成する平面線形の記号情報を認識して、ステップS32に進む。ステップS32では、識別手段16により測点を構成する記号情報及び文字情報をすべて検出し、ステップS33に進む。
ステップS33では、検出された点のうちの1つの位置が、道路中心線の上に配置されているか否かを解析し、検出された点が道路中心線上にあった場合には、ステップS34に進み、検出された点を測点と特定して、座標値を取得した後に、ステップS35に進む。その一方で、検出された点が道路中心線上になかった場合には、ステップS33から直接ステップS35に進む。
ステップS35では、ステップS32で検出されたすべての点について、まだ道路中心線上にあるか否かの判定がされていない点が残っている場合には、ステップS33に戻る。その一方で、検出されたすべての点で、道路中心線上にあるか否かの判定が行われた場合には、平面図情報抽出処理27の処理フローを終了する。
図13は、縦断図縮尺取得処理のフロー図である。縦断図縮尺取得処理28による処理が開始されるとステップS41に進む。ステップS41では、上述の共通の縮尺取得処理を実行して、ステップS42に進み、共通の縮尺取得処理によって縮尺が取得されたか否かの検出が行われる。縮尺が取得されている場合には、縦断図縮尺取得処理28の処理フローが終了となる一方で、縮尺が取得されなかった場合には、ステップS43に進む。
ステップS43では、縦断図下側の縦断表の帯列の中から追加距離の帯列の位置を認識して、ステップS44に進む。ステップS44では、追加距離の帯列中の文字情報から任意に2つを抽出して、ステップS45に進む。なお、文字情報の組の選び方は追加距離を示す文字情報の組合せであれば方法はなんでも良い。
ステップS45では、抽出した2つの文字情報の図面上の距離を取得し、ステップS46に進み、ステップS46では、抽出した2つの文字情報に含まれる数値の差を算出し、ステップS47に進む。
また、ステップS47では、抽出した2点間の追加距離の差と、図面上の長さとを用いて縦断図の水平方向の縮尺を取得し、ステップS48に進む。なお、得られた水平方向の縮尺値は、整数部1桁目を四捨五入しても良い。
ステップS48では、縦断図左端側の目盛の位置を認識し、ステップS49に進み、ステップS49では、認識した目盛の文字情報について上下に隣接する2つの文字情報を抽出し(図8を参照)、ステップS50に進む。なお、隣接していなくても上下方向に配置された目盛の文字情報であれば適用できる。
ステップS50では、抽出した2つの文字情報の図面上の距離を取得し、ステップS51に進む。ステップS51では、抽出した2つの目盛の数値の差を算出し、ステップS52に進む。
ステップS52では、抽出した2点間の目盛の数値の差と、図面上の長さとを用いて縦断図の鉛直方向の縮尺を取得し、縦断図縮尺取得処理28の処理フローを終了する。なお、得られた鉛直方向の縮尺値は、整数部1桁目を四捨五入しても良い。
図14は、縦断図情報抽出処理のフロー図である。縦断図情報抽出処理29が開始されるとステップS61に進む。ステップS61では、道路のカーブ情報を取得する、道路のカーブ情報を取得する平面形状の取得処理を実行し、その後、ステップS62に進む。ステップS62では、道路の起伏形状を取得する縦断形状の取得処理を実行し、ステップS63に進む。ステップS63では、道路の拡幅、片勾配の取得処理を実行し、縦断図情報抽出処理29の処理フローを終了する。
なお、図15乃至図17に基づき、縦断図情報抽出処理29における、平面形状の取得処理、縦断形状の取得処理、拡幅、片勾配の取得処理の処理フローについて、以下に説明する。
図15は、平面形状の取得処理のフロー図である。平面形状の取得処理が開始されるとステップS71に進む。ステップS71では、縦断図に配置された縦断表の位置を認識し、ステップS72に進む。ステップS72では、縦断表の中から測点名称と、追加距離と、平面線形曲率図の帯列の位置を認識して、ステップS73に進む。
ステップS73では、平面線形曲率図の折れ線を認識するとともに、該折れ線の屈曲箇所である変化点を取得し、ステップS74に進む。ステップS74では、変化点における測点の名称と、追加処理の数値とを取得し、ステップS75に進む。ステップS75では、平面線形曲率図の帯列から曲線半径、緩和曲線パラメータ等を取得することにより、カーブの種類を認識して、その後リターンする。
図16は、縦断形状の取得処理のフロー図である。縦断形状の取得処理が開始されると、ステップS81に進む。ステップS81では、縦断図に配置された縦断表の位置を認識し、ステップS82に進む。ステップS82では、縦断表の中から測点名称と、追加距離と、計画高と、勾配の帯列の位置を認識して、ステップS83に進む。
ステップS83では、勾配の帯列の折れ線を認識することにより、縦断形状の変化点を取得するとともに、変化点における計画高の値と、縦断曲線長の値とを取得し、ステップS84に進む。ステップS84では、縦断形状の変化点における測点名称と、追加距離の数値とを取得し、その後リターンする。
なお、縦断曲線長は、変化点における計画高の記載箇所の上方側に記載される文字情報から抽出・取得する。図4及び図8に示される縦断図では、識別手段16により、「VCL」の文字情報を検出することにより、縦断曲線長の情報を取得できる。
図17は、拡幅、片勾配の取得処理のフロー図である。拡幅、片勾配の取得処理が開始されると、ステップS91に進む。ステップS91では、縦断図に配置された縦断表の位置を認識し、ステップS92に進む。ステップS92では、縦断表の中から測点名称と、追加距離と、拡幅と、片勾配の帯列の位置を認識して、ステップS93に進む。
ステップS93では、拡幅及び片勾配の帯列の折れ線から拡幅及び片勾配の変化点をそれぞれ取得し、ステップS94に進む。ステップS94では、拡幅、片勾配の変化点における測点名称と、追加距離の数値とをそれぞれ取得し、ステップS95に進む。
ステップS95では、隣接した変化点の間のΔx、Δyの数値を算出して取得し、ステップS96に進む。ステップS96では、拡幅及び片勾配の帯列から拡幅と片勾配の数値を取得し、その後リターンする。
図18は、横断図縮尺取得処理のフロー図である。横断図縮尺取得処理31による処理が開始されるとステップS101に進む。ステップS101では、上述の共通の縮尺取得処理を実行し、ステップS102に進み、共通の縮尺取得処理によって縮尺が取得されたか否かの検出が行われる。縮尺が取得されている場合には、横断図縮尺取得処理31の処理フローが終了となる一方で、縮尺が取得されなかった場合には、ステップS103に進む。
ステップS103では、横断図に付された任意の寸法線を抽出し、ステップS104に進む。ステップS104では、認識された寸法線の両矢印の間の図面上の距離を取得し、ステップS105に進む。
ステップS105では、抽出した寸法線の記号内にある文字情報から寸法長さの数値を取得し、ステップS106に進む。ステップS106では、抽出した寸法線の寸法長さの数値と、寸法線の図面上の長さとを用いて横断図の縮尺を取得し、横断図縮尺取得処理31を終了する。なお、得られた縮尺値は、整数部1桁目を四捨五入しても良い。
ちなみに、ステップS103〜S106による寸法線を用いた横断図の縮尺の取得を、任意の他の寸法線を用いて複数回行い、算出された縮尺値のうち、最も高い頻度で算出された値を横断図の縮尺として採用する構成としても良い。なお、複数回算出した値の平均値を横断図の縮尺として採用しても良い。
図19は、横断図情報抽出処理のフロー図である。横断図情報抽出処理32による処理が開始されるとステップS111に進む。ステップS111では、横断図から既に特定された測点名称の文字情報を認識し、ステップS112に進む。ステップS112では、認識された測点名称の下方側に位置する計画高及び現況地盤高の文字情報を認識し、その数値を取得し、ステップS113に進む。
ステップS113では、測点名称の下方側に配置された道路中心線(センターライン)の記号情報を認識するとともに、文字情報から標高基準値及びその標高基準線を認識し、ステップS114に進む。ステップS114では、道路中心線、標高基準値、標高基準線を用いて、道路中心線上における計画高の高さ位置と、現況地盤高の高さ位置を特定し、ステップS115に進む。
ステップS115では、道路中心線上の計画高の位置を通過する折れ線を検索するとともに、検出された折れ線に連結している記号情報及び文字情報から測点における計画断面形状を取得する。道路中心線上の現況高さ位置を通過する折れ線についても同様に記号情報及び文字情報から現況断面形状を取得し、ステップS116に進む。
ステップS116では、平面図等から検出されたすべて測点について断面形状(計画断面形状及び現況断面形状)を取得できていない場合には、ステップS111に戻り、未検出の測点での断面形状の取得を開始する。その一方で、すべての測点において断面形状を取得した場合には、横断図情報抽出処理32の処理フローを終了する。
なお、横断図情報抽出処理32により抽出・取得した計画断面形状は、道路中心上であって且つ計画高位置である特定点から、計画断面形状を形成する折れ線の変化位置までのΔx、Δyの数値を計算して取得しているため、測点における道路の中心とその標高位置とがわかれば、その測点における計画断面形状が再現できるような値が取得されるように構成されている。なお、現況断面形状についても同様である。
ちなみに、図9に示した横断図の例の場合では、測点名称(No.13)下方側の「GH」が現況地盤高であり、「FH」が計画高となっており、「DL」が標高基準値を表しており、前記識別手段16に基づいてこれらの情報を抽出・取得する。
次に、図20に基づいて前記3次元データ生成手段14について説明する。
3次元データ生成手段14は、上述の各縮尺取得処理によって取得された縮尺に基づいて、平面図、縦断図及び横断図の縮尺を揃えるとともに、平面図情報抽出処理27、縦断図情報抽出処理29、横断図情報抽出処理32により抽出された各抽出データに基づいて、道路の3次元CADデータを生成することができる。言い換えると、道路の平面図、縦断図、横断図を示した3つの2次元CADデータを、道路の3次元情報が含まれる3次元CADデータに変換することができる。以下、具体的に説明する。
図20は、3次元CADデータ生成手段のフロー図である。3次元CADデータ生成手段14の処理が開始されると、ステップS121に進む。ステップS121では、平面図、縦断図及び横断図で取得された縮尺値を比較し、縮尺の値が異なる図面データがある場合には、縮尺を揃える処理を行い、ステップS122に進む。
ステップS122では、平面図から取得した測点の座標と、道路中心線の形状とから道路の平面線形の形状を生成し、この道路の平面線形に対して、縦断図から取得したカーブ情報である曲線半径及び、緩和曲線パラメータを用いて道路の平面線形のカーブ形状を特定し、ステップS123に進む。これによりカーブ形状について、図3に示した道路のように、曲線→緩和(クロソイド)曲線→曲線と順次変化する形状も正確に構成することができる。
ステップS123では、縦断図から取得した標高値と、縦断形状の勾配の値と、縦断曲線長の値とを、適用することによって道路の平面線形に沿って縦断線形の形状を生成し、ステップS124に進む。これにより、道路の形状を3次元的に表現することができる。
ステップS124では、縦断図から取得した拡幅の数値と、その変化点の位置より、道路の緩和曲線内側(あるいは両側)に拡幅を形成する。また、同様にして縦断図から取得した片勾配の値に基づいて、路面全体を曲線の内側に傾けた形状となるように生成し、ステップS125に進む。これによりカーブ時の遠心力を低減させる片勾配の形状も考慮した道路形状を表す3次元CADデータを生成できる。
ステップS125では、これまでの処理により道路の平面線形の形状が特定されるとともに、各測点での道路中心点と、その計画高(標高値)が特定されるため、横断図から取得した各測点での断面形状により、各測点での断面形状を生成し、ステップS126に進む。
ステップS126では、各測点間において、平面線形の形状に沿って計画断面形状を補間することにより、道路の全長方向に沿って断面形状を形成する。以上の情報を反映させた3次元CADデータを生成した後、3次元生成手段14の処理フローを終了する。
以上より、本CAD変換システムによって、平面図、縦断図、横断図の3つの2次元CADデータから、対象物の3次元情報が含まれる3次元CADデータに容易に変換することができる。また、これにより生成された3次元CADデータに基づいた形状を、出力部8により画面出力等することによって、施工対象物の3次元形状を容易に把握できる。
ちなみに、本実施例の縦断図には記載されていなかった、視距等についての情報が入力される2次元CADデータに記載されている場合には、上述の例と同様にして該情報を3次元CADデータに反映させることができる。
3 メモリ
4 記憶装置
14 3次元データ生成手段(データ生成手段)
16 識別手段
17 識別文字情報(キーワード)
22 平面図情報処理手段
23 縦断図情報処理手段
24 横断図情報処理手段

Claims (10)

  1. 道路又は河川からなる対象物の平面形状を示した平面図の2次元CADデータと、対象物の全長方向における高さを断面形状で示した縦断図の2次元CADデータと、対象物上の異なる位置に配置された複数の基準点における断面形状をそれぞれ示した横断図の2次元CADデータとに基づいて、別のCADデータを生成するデータ生成手段(14)と、
    データ生成手段(14)で生成されたCADデータを保持するメモリ(3)とを備えたCADデータ変換システムであって、
    平面図の縮尺を取得するとともに平面図上の基準点の情報を取得する平面図情報処理手段(22)と、
    縦断図の縮尺を取得するとともに対象物の高さ情報を取得する縦断図情報処理手段(23)と、
    横断図の縮尺を取得するとともに上記取得した各基準点における対象物の断面形状の情報を取得する横断図情報処理手段(24)とを備え、
    データ生成手段(14)は、上記取得された縮尺に基づいて、平面図、縦断図及び横断図の縮尺を揃えるとともに、隣合う基準点の各組に対し、隣合う2つの基準点の平面位置及び高さと、該2つの基準点のそれぞれの断面形状とに基づいて該基準点間の3次元情報を生成することにより、前記3つの2次元CADデータを、対象物の3次元情報が含まれる3次元CADデータに変換する
    ことを特徴とするCADデータ変換システム。
  2. 2次元CADデータから必要な情報を識別する識別手段(16)を備え、
    該識別手段(16)は、2次元CADデータの情報の種類を示す文字情報又は記号情報に基づいて情報の識別を行うように構成され、
    平面図情報処理手段(22)、縦断図情報処理手段(23)、又は横断図情報処理手段(24)は、識別手段(16)を介して情報取得を行う
    請求項1に記載のCADデータ変換システム。
  3. 記憶装置(4)を備え、
    文字情報を端的に表現又は別に表現したキーワードを予め記憶装置(4)に記憶し、
    該識別手段(16)は、記憶装置(4)に記憶されたキーワードを用いて、2次元CADデータの文字情報を識別する、
    請求項2に記載のCADデータ変換システム。
  4. 平面図情報処理手段(22)、縦断図情報処理手段(23)、又は横断図情報処理手段(24)は、実際の距離情報が取得されている2点間の図面上での距離を求めることにより、図面上の距離と実際の距離との比率である縮尺を算出する
    請求項1乃至3の何れかに記載のCADデータ変換システム。
  5. 平面図情報処理手段(22)、縦断図情報処理手段(23)、又横断図情報処理手段(24)は、実際の距離情報が取得されている2点の組合せを変更して、縮尺の算出を複数回行い、算出された複数の縮尺の算出値から頻度の高い値を、該図面の縮尺値として採用する
    請求項4に記載のCADデータ変換システム。
  6. 前記平面図情報処理手段(22)は、平面図から対象物の幅方向の中心を通る中心線を取得し、
    データ生成手段(14)は、隣合う基準点の各組に対し、2つの基準点間の中心線も利用して該2つの基準点間の3次元情報を生成する
    請求項1乃至5の何れかに記載のCADデータ変換システム。
  7. 前記縦断図情報処理手段(23)は、縦断図の2次元CADデータから、対象物のカーブに関する情報であるカーブ情報を取得し、
    データ生成手段(14)は、上記カーブ情報から対象物の平面図における中心線のカーブ部分を生成する
    請求項6の何れかに記載のCADデータ変換システム。
  8. 平面図情報処理手段(22)は、取得された点のうち、中心線上に位置する点のみを基準点として採用する
    請求項6又は7の何れかに記載のCADデータ変換システム。
  9. 前記縦断図情報処理手段(23)は、対象物が道路の場合、縦断図から道のカーブ部分の拡幅又は片勾配を取得する請求項1乃至8の何れかに記載のCADデータ変換システム。
  10. メモリ(3)及び記憶装置(4)を備えたコンピュータに、請求項1乃至9の何れかに記載のCADデータ変換システムを実行させるCADデータ変換プログラム。
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