JP2013215975A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 直前に電源の供給が遮断された場合に、再供給された際は、画像形成装置の各部の起動処理を行うことなく、電力の供給を指示するスイッチの状態を正常な状態に復帰する。
【解決手段】
アプリケーションを実行して画像形成処理を行う画像形成装置において、電力の供給状態をオフ状態からオン状態へ変化させる指示を受け付けた場合、不揮発性記憶手段に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されているかどうかを判断する。ここで、不揮発性記憶手段に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されていないと判断された場合は、指示手段の状態をオン状態からオフ状態へ変更する。そして、指示手段の状態をオン状態からオフ状態へ変更した後、各部に供給する電力を遮断する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
近年、MFPに代表される画像形成装置では、通常利用時の電力消費が増大する傾向にある。さらに、起動時には定着器の温度調整など、電力消費の多い処理が集中している。よって、一つの建物内にて、画像形成装置を多数導入している場合に、もし画像形成装置が一斉に起動した場合は、一時的に電力消費が急激に増加することになる。
ところで、稼働中の画像形成装置が停電などにより、スイッチをOFFすることなく停止した場合、停電復旧時にはスイッチがONとなっているため、利用者が一切の操作をすること無く、電源が入ってしまう。このような状況にて、一つの建物内にて、画像形成装置を多数導入している場合は、一斉に画像形成装置が起動し、一時的な電力消費が急激に増加する。
従来の手法としては、前回の終了処理が異常であった場合に、情報処理装置にて通常の起動処理を行わない方法がある。例えば、異常な終了処理が一定回数を超過した際に、通常の起動処理を行わず購入時の状態に戻すリカバリ処理を行う(特許文献1参照)。
特開2006−215905号公報
しかしながら、前述の一時的な電力消費の急激な増加を避けるためには、前回の終了処理が正常であったかを判定し、そうでなかった場合は、電力消費の多い処理を行う前に、画像形成装置を正常に終了する必要がある。また、停電時は、再度の停電および停電復旧が発生することが多いため、画像形成装置のスイッチをOFFしておくことも重要である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、直前に電源の供給が遮断された場合に、再供給された際は、画像形成装置の各部の起動処理を行うことなく、電力の供給を指示するスイッチの状態を正常な状態に復帰できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
アプリケーションを実行して画像形成処理を行う画像形成装置であって、供給手段より画像形成装置の各部への電力供給を指示する指示手段と、前記供給手段が各部に供給する電力を遮断する遮断手段と、前記遮断手段により電力の供給が正常に遮断されたことを示す情報を記憶する不揮発性記憶手段と、前記指示手段による電力の供給状態をオフ状態からオン状態へ変化させる指示を受け付けた場合、前記不揮発性記憶手段に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されているかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段が前記不揮発性記憶手段に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されていないと判断された場合は、前記指示手段の状態をオン状態からオフ状態へ変更する変更手段と、を備え、前記指示手段の状態をオン状態からオフ状態へ変更した後、前記遮断手段により前記供給手段が各部に供給する電力を遮断することを特徴とする。
本発明によれば、直前に電源の供給が遮断された場合に、再供給された際は、画像形成装置の各部の起動処理を行うことなく、電力の供給を指示するスイッチの状態を正常な状態に復帰できる。
本実施形態を示す画像形成装置を含む画像形成システムの一例を示す図である。 図1に示したコントローラの構成を説明するブロック図である。 図1に示した画像形成装置における電源と電源スイッチの構成を示す図である。 図1に示したコントローラに関わる電源制御回路例を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置にて動作するソフトウェアの階層構造を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置を含む画像形成システムの一例を示す図である。本例は、画像形成装置が複合画像処理機能を備えるMFPで構成される場合を示すが、プリンタ装置、ファクシミリ装置等であっても本発明を適用可能である。
図1において、1は画像形成装置で、原稿から光学的に画像を読み取りデジタル画像に変換するスキャナ装置2、デジタル画像を紙デバイスに出力するプリンタ装置4等から構成される。
5は操作部で、表示装置を伴い本装置の操作を行なう。6はハードディスクで、デジタル画像や制御プログラム等を記憶する。7はFAX装置で、電話回線等にデジタル画像を送信または受信する。3はコントローラで、スキャナ装置2、プリンタ装置4、操作部5、FAX装置7を総括的に制御する。コントローラ3は、上記各デバイスと接続され各モジュールに指示を出す事により画像形成装置1上でジョブを実行することが可能に構成されている。
画像形成装置1は、コントローラ3が備えるネットワークコントローラがLAN8経由でコンピュータ9からデジタル画像の入出力、ジョブの発行や機器の指示等も行なうことが可能である。
スキャナ装置2は、自動的に原稿束を自動的に逐次入れ替えることが可能な原稿給紙ユニット21を備える。また、スキャナ装置2は、原稿を光学スキャンしデジタル画像に変換する事が可能なスキャナユニット22から成り、変換された画像データはコントローラ3に送信される。
プリンタ装置4は、紙束から一枚ずつ逐次給紙可能な給紙ユニット42、給紙した紙に画像データを印刷するためのマーキングユニット41、印刷後の紙を排紙するための排紙ユニット43から成る。
画像形成装置1は多彩なジョブ処理のために以下の機能処理を実行可能である。一例を以下に記載する。
・複写機能
スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク(HDD)6に記録し、同時にプリンタ装置4を使用して印刷を行なう。
・画像送信機能
スキャナ装置2から読み込んだ画像をLAN8を介してコンピュータ9に送信する。
・画像保存機能
スキャナ装置2から読み込んだ画像をHDD6に記録し、必要に応じて画像送信や画像印刷を行なう
・画像印刷機能
コンピュータ9から送信された例えばページ記述言語を解析し、プリンタ装置4で印刷する。
図2は、図1に示したコントローラ3の構成を説明するブロック図である。本図を用いて本発明を具体的に適用するモジュールであるコントローラ3について述べる。
図2において、コントローラ3はメインボード200と、サブボード220から構成される。
メインボード200は、いわゆる汎用的なCPUシステムであり、ボード全体を制御するCPU201、ブートプログラムが含まれるブートロム(BootRom)202、CPUがワークメモリとして使用するメモリ(Memory)203を備える。さらに、メインボード200は、外部バスとのブリッジ機能を持つバスコントローラ(BusController)204、電源断された場合でも消えない不揮発性メモリ(NonVolatileMemory)205、ストレージ装置を制御するディスクコントローラ(DiskController)206を備える。
さらに、メインボード200は、半導体デバイスで構成された比較的小容量なストレージ装置であるフラッシュディスク(FlashDisk)207、USBを制御することが可能なUSBコントローラ(USBContoroller)208等を備える。
メインボード200には外部に、USBメモリ(USBMemory)209、操作部5、ハードディスク装置(HDD)6等が接続される。
不揮発性メモリ(NonVolatileMemory)205では、電源断される前の情報を保存しておき、その情報を次回通電時に読み込むことが可能である。不揮発性メモリ205は、リセット回路601(図4)が電力の供給が正常に遮断されたことを示す情報を記憶する不揮発性記憶手段として用いられる。
サブボード220は、比較的小さな汎用CPUシステムと、画像処理ハードウエアから構成され、ボード全体を制御するCPU221、CPUがワークメモリとして使用するメモリ(Memory)223を備える。
さらに、サブボード220は、外部バスとのブリッジ機能を持つバスコントローラ(BusController)224、電源断された場合でも消えない不揮発性メモリ(NonVolatileMemory)225を備える。さらに、サブボード220は、リアルタイムデジタル画像処理を行なう画像処理プロセッサ(ImageProcessor)227とデバイスコントローラ(DeviceContoroller)226を備える。
スキャナ装置2と外部プリンタ装置は、デバイスコントローラ226を介してデジタル画像データの受け渡しを行なう。FAX装置7はCPU221が直接制御を行なう。
なお、本図はブロック図であり簡略化している。例えばCPU201、CPU221等にはチップセット、バスブリッジ、クロックジェネレータ等のCPU周辺ハードウェアが多数含まれているが、説明の粒度的に不必要であるため簡略化記載しており、このブロック構成が本発明を制限するものではない。
コントローラ3の動作について、紙デバイスによる画像複写を例に説明する。
利用者が操作部5から画像複写を指示すると、CPU201がCPU221を介してスキャナ装置2に画像読み取り命令を送る。スキャナ装置2は紙原稿を光学スキャンしデジタル画像データに変換してデバイスコントローラ226を介して画像処理プロセッサ227に入力する。画像処理プロセッサはCPU221を介してメモリ223にDMA転送を行いデジタル画像データの一時保存を行なう。
CPU201はデジタル画像データがメモリ223に一定量もしくは全て入ったことが確認できると、CPU221を介してプリンタ装置4に画像出力指示を出す。CPU221は画像処理プロセッサ227にメモリ223の画像データの位置を教え、プリンタ装置4からの同期信号に従ってメモリ223上の画像データは画像処理プロセッサとデバイスコントローラ226を介してプリンタ装置4に送信され、プリンタ装置4にて紙デバイスにデジタル画像データが印刷される。
複数部印刷を行なう場合、CPU201がメモリ223の画像データをハードディスク6に対して保存を行い、2部目以降はスキャナ装置2から画像をもらわずともプリンタ装置4に画像を送ることが可能である。
図3は、図1に示した画像形成装置1における電源と電源スイッチの構成を示す図である。
図3の(A)において、301はトグル型の省電力/電源スイッチであり、ON/OFFの状態のどちらか一方の状態をメカ的に保持し続けるスイッチである。操作者はON/OFFのいずれか側に倒す事で状態を入力する。また、内部にソレノイドを有しており、ソレノイドに電圧を加えることで磁力を発生させ、省電力/電源スイッチ301のON/OFF状態を変化させることができる。省電力/電源スイッチ301は、オン状態またはオフ状態をトグルするスイッチとして機能する。
302は電源ユニットで、AC−DCコンバータ303を備え、AC電源入力部304から入力される商用電源を、各部に対応づけられたDC電源に変換する。300はプリンタ装置4に対してDC電源を供給する電源ケーブルである。306、312はそれぞれ、コントローラ3、スキャナ装置2に対して電源を供給する電源ケーブルである。
307はトグル型の省電力/電源スイッチ301の状態をコントローラに通知するラインである。308はAC−DCコンバータの出力を制御することの可能な電源リモート信号である。
図3の(B)は、省電力/電源スイッチ301に関係する、電源ユニット302とコントローラ3の一部分を詳細に示したものである。
図3の(B)において、310はソレノイドであり、これに通電することで、省電力/電源スイッチ301の近傍に磁力を発生することができ、さらには、省電力/電源スイッチ301のON/OFF状態を変化させることができる。
311はCPLD(Complex Programmable Logic Device )であり、信号線309を介してソレノイド310へ接続されている。つまり、CPLD311からの指示でソレノイド310の駆動を制御可能に構成されている。これにより、CPLD 5の状態を変化させることにより、省電力/電源スイッチ301のON/OFF状態を変化させることができる。なお、本実施形態ではソレノイド310の駆動制御にCPLD311を用いたが、状態を変化させることで、他の装置を通電させることが可能なデバイスであれば、CPLDに限定するものではない。
もちろん、操作者はトグル型の省電力/電源スイッチ301を操作することで装置をON/OFFすることも可能である。
この省電力/電源スイッチ301はON時にAC−DCコンバータに接続されており電源の通電状態を制御することができる。
また、OFF時はコントローラ3がシステムのシャットダウンが完了するまでの電源ケーブル306からの供給を停止してはならない。つまり、ライン307を介して省電力/電源スイッチの状態をコントローラ3に通知し、シャットダウンが完了後にライン307を介して通知される電源リモート信号を用いて電源ケーブル306からの電力供給をOFFにするようになっている。
これらの説明はシャットダウンが必要な一般的な機器が持っている電源構成となる。
図4は、図1に示したコントローラ3に関わる電源制御回路例を示すブロック図である。本例では、リセット回路周辺に注目した回路例を示す。
図4において、601はリセット回路で、メインボード200上に設けられている。602はBIOS(Basic Input/Output System)で、メインボード200上のH/Wの基本的な部分を制御する。603は専用H/Wロジックで、本システムの電源制御を監視する。ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の場合、小さなCPUシステム等でも良い。604はリセット回路で、サブボード220上に設けられている。605はハードウエア群(H/W)で、各ボード毎に設けられている。
なお、同期型のH/Wは、リセット回路601からのリセット指示により内部状態をリセットするため、同期型で組まれたH/W回路は電源ON後電力が各チップに供給された後にリセット回路601,604が各H/Wをリセットする必要がある。
また、複数のH/Wチップは主従関係を持つため、リセットシーケンスを設計し、順次リセットを掛けていく事になる。そのため一般的には本実施形態のように一つのボードに一つのリセット回路を持ち、各々のボード内のリセット動作を各リセット回路が行うことになる。
メインボード200のシステムは特に本装置で主となるボードであり、電源監視H/W手段603を有する。これはライン307からの省電力/電源スイッチ301の状態を入力する。308電源リモート線を用いてメインボード200における電源供給を制御することが出来る等の機能を有する。
CPU201が正常に動作出来る場合、CPU201の指示に従いシステムにリセットを掛けることが可能である。また、CPU201に電源が供給されていない状態ではライン307の入力から電源リモート信号308を制御してコントローラ3の電源を投入したりすることが出来る。
BIOS602は低レベルのH/W制御ライブラリ等が含まれているものである。一般的にはIBM互換機の互換性確保のためのものである。
図5は、図1に示した画像形成装置1にて動作するソフトウェアの階層構造を示す図である。本実施形態に示す画像形成装置は、後述する各アプリケーションを実行して画像形成処理を行う。
図5において、BIOS602は、画像形成装置の起動時の最初に実行されるソフトウェアであり、低レベルのH/Wの初期化などを行う。
続いて実行されるのは、ブートローダ501である。ここで、ブートローダ501は、H/Wの初期化を行うとともに、HDD6に格納されたオペレーティングシステム502を、Memory203にロードする。
その後、オペレーティングシステム502が起動する。これにより、メモリ管理やデバイスドライバが動作するようになり、アプリケーションが実行できる状態となる。その後、必要に応じたアプリケーション群が起動する。
上記アプリケーション群には、
コピーを行うためのCOPYアプリ503
FAX装置7の制御を行うFAXアプリ504
操作部5に含まれる表示装置に、グラフィックユーザインターフェースを表示するUIアプリ505、
プリンタ装置4の初期化と制御や、プリンタ装置4に含まれるエンジン部分の温度調節を行うプリンタ制御部アプリ506、
スキャナ装置2の初期化と制御を行うスキャナ制御アプリ507等が含まれる。
図6は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、前回シャットダウン処理の結果に応じた、画像形成装置の起動動作例に対応する。なお、各ステップは、HDD6もしくはFlash Disk 207に格納されたプログラムに従って、画像形成装置1のコントローラ3内のCPU201が実行することによって実現される。以下、省電力/電源スイッチ301による電力の供給状態をオフ状態からオン状態へ変化させる指示を受け付けた場合、不揮発性メモリ205に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されているかどうかを判断して、省電力/電源スイッチ301の状態をオン状態からオフ状態へ変更する処理を詳述する。
また、本例では、起動時に必要な情報を作成/参照を行うため、不揮発性メモリ205にread/writeのアクセスを行う。
S400では、電源の入っていない画像形成装置1に対して、省電力/電源スイッチ301が、OFFからONに変更される。
S410では、オペレーティングシステム起動までの段階にて、不揮発性メモリ205を参照し、前回のシャットダウン処理が正常に行われたかを識別する。正常に行われた場合は、S420の処理に移り、そうでない場合は、S480の処理に移る。
次に、S420では、画像形成装置1の各種アプリケーションを起動する。ここでは、図5に示したアプリケーション全てを起動する。よって、定着器の温度調節のように、電力消費の多い処理もここに含まれる。
次に、S430では、画像形成装置1が利用可能な状態となる。その後、通常のシャットダウンさせる場合、ユーザは、省電力/電源スイッチをオフ指示する。そこで、S440では、省電力/電源スイッチ301が、ON状態からOFF状態に変更されたかを判断する。ここで、正常にOFF指示へ変更されたとCPU201が判断した場合は、S450に移り、そうでないと判断した場合は、再度S440に戻る。
次に、S450では、電源監視H/W603からリセット回路601を駆動して、通常のシャットダウン処理を行う。そして、S460では、CPU201はシャットダウン処理が正常終了した旨を、メインボード200内の不揮発性メモリ205に記録する。S470では、画像形成装置1が電源OFF状態となり、本処理を終了する。
一方、S480では、前回シャットダウン処理が正常に終了していないため、ソレノイド310により省電力/電源スイッチ301をON状態からOFF状態に変更し、シャットダウン処理を行うS450の処理に移る。具体的には、ソレノイド310を駆動して省電力/電源スイッチ301のOFF部側を引きつけることで省電力/電源スイッチ301をON状態からOFF状態に変更する。なお、駆動方法は、一例であって、他の部材でON状態を引き上げとする構成の場合には、ソレノイド310の駆動は、引き上げる操作となる。
これにより、省電力/電源スイッチ301と画像形成装置1の電源状態の整合性を取ることが可能となる。
このフローにて、S460の処理に至る前に、停電などの原因によりシャットダウン処理が行われない、もしくはシャットダウン処理が異常終了した場合は、不揮発性メモリ205にシャットダウン処理が正常終了した旨が記録されない。この場合、次回省電力/電源スイッチ301をOFFからONに変更した際、かならず、S480の処理を通ることで、電力消費の多い起動処理を行わず画像形成装置1を停止し、スイッチもOFFすることができる。
〔第2実施形態〕
本実施形態については、図1、図2、図3、図4、図5、図7を用いて説明する。
本実施形態では、画像形成装置にて、前回シャットダウン処理が正常に終了しなかった際に、直ちにシャットダウンを行うのではなく、操作部5上の表示装置にて、前回シャットダウンが異常のため、電源を切る旨を出力する場合である。
このとき、操作部5の表示装置への出力はUIアプリ505が行い、かつ、UIアプリ505の起動に先立ち、定着器の温度調節など、電力消費の多い処理は一切行わない。
これにより、もし前回シャットダウン処理が正常に終了しなかった画像形成装置に対し電源の再投入が行われ、その際に利用者が表示装置を監視していたとしても、そのまま起動処理が行われず電源が切られる理由が把握できるようになる。その他については第1実施形態と同様である。
図7は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、前回シャットダウン処理の結果に応じた、画像形成装置の起動動作例に対応する。なお、各ステップは、HDD6もしくはFlash Disk 207に格納されたプログラムに従って、画像形成装置1のコントローラ3内のCPU201が実行することによって実現される。
また、起動時に必要な情報を作成/参照を行うため、不揮発性メモリ205にread/writeのアクセスを行う。
S700では、電源の入っていない画像形成装置1に対して、省電力/電源スイッチ301が、OFF状態からON状態に変更される。
S702では、オペレーティングシステム起動後、UIアプリ505の起動を行う。これにより、操作部5上の表示装置に文字列や画像を出力可能となる。
S710では、不揮発性メモリ205を参照し、前回のシャットダウン処理が正常に行われたかを判断する。正常に行われたと判断した場合は、S720の処理に移り、そうでないと判断した場合は、S780の処理に移る。
S720では、画像形成装置1の残りの各種アプリケーションを起動する。ここでは、図5に示した、UIアプリ505を除くアプリケーション全てを起動する。よって、定着機の温度調節のように、電力消費の多い処理もここに含まれる。
S730では、画像形成装置1が利用可能な状態となる。S740では、CPU201が省電力/電源スイッチがON状態からOFF状態に変更されたかを識別し、変更されたとCPU201が判断した場合は、S750に移り、そうでないと判断した場合は、再度S740に戻る。
S750では、電源監視H/W603からリセット回路601を駆動して、通常のシャットダウン処理を行う。S760では、CPU201は、シャットダウン処理が正常終了した旨を、不揮発性メモリ205に記録する。S770では、画像形成装置1が電源OFF状態となる。
S780では、操作部5上の表示装置に、前回シャットダウンが異常のため、電源を切る旨を表示する。
これにより、表示装置を監視している利用者が、その後で行われるシャットダウン処理が行われる理由が把握できるようになる。
S782では、前回シャットダウン処理が正常に終了していないため、ソレノイドにより省電力/電源スイッチ301をON状態からOFF状態に変更し、シャットダウン処理を行うS750の処理に移る。
これにより、省電力/電源スイッチ301と画像形成装置1の電源状態の整合性を取ることが可能となる。つまり、電源が正常に遮断された場合と、停電等の突発的な遮断が実行された後の電源投入時とを識別して、正常に遮断した場合には、エンジン部の消費電力が高い部材(定着器を含む)への電力供給を開始することなく、シャットダウン処理を実行させる。このように、シャットダウンが正常に実行されない場合における、省電力/電源スイッチ301の状態とシャットダウン状態との整合処理を低電力状態で完了できる。
このフローにて、S760の処理に至る前に、停電などの原因によりシャットダウン処理が行われない、もしくはシャットダウン処理が異常終了した場合は、不揮発性メモリにシャットダウン処理が正常終了した旨が記録されない。
この場合、次回省電力/電源スイッチ301をOFFからONに変更した際、かならず、S782の処理を通ることで、電力消費の多い起動処理を行わず画像形成装置1を停止し、スイッチもOFFすることができる。
さらに、もし前回シャットダウン処理が正常に終了しなかった画像形成装置1に対し電源の再投入が行われ、その際に利用者が表示装置を監視していたとしても、そのまま起動処理が行われず電源が切られる理由が把握できるようになる。
〔第3実施形態〕
本発明の目的は前述した実施例の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOperating System(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
1 画像形成装置
3 コントローラ

Claims (6)

  1. アプリケーションを実行して画像形成処理を行う画像形成装置であって、
    供給手段より画像形成装置の各部への電力供給を指示する指示手段と、
    前記供給手段が各部に供給する電力を遮断する遮断手段と、
    前記遮断手段により電力の供給が正常に遮断されたことを示す情報を記憶する不揮発性記憶手段と、
    前記指示手段による電力の供給状態をオフ状態からオン状態へ変化させる指示を受け付けた場合、前記不揮発性記憶手段に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されているかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記不揮発性記憶手段に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されていないと判断された場合は、前記指示手段の状態をオン状態からオフ状態へ変更する変更手段と、を備え、
    前記指示手段の状態をオン状態からオフ状態へ変更した後、前記遮断手段により前記供給手段が各部に供給する電力を遮断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記指示手段は、オン状態またはオフ状態をトグルするスイッチであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記判断手段が前記不揮発性記憶手段に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されていないと判断された場合は、前記供給手段が各部に供給する電力を遮断する旨を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記判断手段が前記不揮発性記憶手段に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されていないと判断された場合は、前記アプリケーションを実行する前に、前記指示手段の状態をオン状態からオフ状態へ変更することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. アプリケーションを実行して画像形成処理を行う画像形成装置の制御方法であって、
    供給手段より画像形成装置の各部への電力供給を指示する指示工程と、
    前記供給手段が各部に供給する電力を遮断する遮断工程と、
    前記遮断工程により電力の供給が正常に遮断されたことを示す情報を不揮発性記憶手段に記録する記録工程と、
    前記指示工程による電力の供給状態をオフ状態からオン状態へ変化させる指示を受け付けた場合、前記不揮発性記憶手段に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されているかどうかを判断する判断工程と、
    前記判断工程が前記不揮発性記憶手段に電力が正常に遮断されたことを示す情報が記憶されていないと判断された場合は、前記指示工程の状態をオン状態からオフ状態へ変更する変更工程と、を備え、
    前記指示工程が状態をオン状態からオフ状態へ変更した後、前記遮断工程により前記供給手段が各部に供給する電力を遮断することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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