JP2013215541A - トイレットペーパー収納兼交換用ボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】面倒なロール式トイレットペーパーの収納、交換を容易にしたもので、一般家庭用として使用できる以外に業務用としても使用できるトイレットペーパー収納兼交換用ボックスを提供する。
【解決手段】上下に積み重ねた状態で複数のロールペーパーを収納するロールペーパー収納ボックス1とロールペーパーRPの新旧交換を行うメカボックス2とによって構成されたトイレットペーパー収納兼交換用ボックスで、メカボックス2に操作用ハンドル6cを有するペーパーカッター、リレーストッパー、リレーバー、キャッチプレート、親指形センターノブ、パイロットバー、リレーリンク等を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】上下に積み重ねた状態で複数のロールペーパーを収納するロールペーパー収納ボックス1とロールペーパーRPの新旧交換を行うメカボックス2とによって構成されたトイレットペーパー収納兼交換用ボックスで、メカボックス2に操作用ハンドル6cを有するペーパーカッター、リレーストッパー、リレーバー、キャッチプレート、親指形センターノブ、パイロットバー、リレーリンク等を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、トイレットペーパーの収納及び自動交換を容易にしたトイレットペーパー収納兼交換用ボックスに関するものである。
日頃、毎日、トイレにお世話になっている人は、日本人だけでなく外国人も同じである。1日のうち、1、2度は利用しているものと考える。大メーカーが今の時代に合わせて、お尻をお湯で洗ってくれる便器を開発したことは全く素晴らしいことである。
しかし、日本中全部の家庭に行き渡るとは思えない。やがてその時代が来るでしょうが。日本人ほどきれい好きな民族は世界にそれほどいない。
日本の家庭では、玄関、居間、トイレ、風呂場、キッチンは、その宅の文化であると云われている。何かの都合で立ち寄った宅でトイレを借りるとよい気分になれない場合がある。それは、ロールペーパーが窓枠に転がっている。眼の届かぬ所に落ちている。しかも埃をかぶっている。そのような状況を見てどうにかならないものかと思案し、そこで開発したのがこの発明のトイレットペーパー収納兼交換用ボックスである。
これなら5、6個のロールペーパーが収納され、窓付きで確実に在庫が確認でき、超衛生的、しかもワンタッチ機能で空芯と新ロールのチェンジが一瞬にして終えることができる。世界各国では、ロールの寸法に違いがあるが、その国に合わせれば、使用可能である。
しかし、日本中全部の家庭に行き渡るとは思えない。やがてその時代が来るでしょうが。日本人ほどきれい好きな民族は世界にそれほどいない。
日本の家庭では、玄関、居間、トイレ、風呂場、キッチンは、その宅の文化であると云われている。何かの都合で立ち寄った宅でトイレを借りるとよい気分になれない場合がある。それは、ロールペーパーが窓枠に転がっている。眼の届かぬ所に落ちている。しかも埃をかぶっている。そのような状況を見てどうにかならないものかと思案し、そこで開発したのがこの発明のトイレットペーパー収納兼交換用ボックスである。
これなら5、6個のロールペーパーが収納され、窓付きで確実に在庫が確認でき、超衛生的、しかもワンタッチ機能で空芯と新ロールのチェンジが一瞬にして終えることができる。世界各国では、ロールの寸法に違いがあるが、その国に合わせれば、使用可能である。
面倒なロール式トイレットペーパーの収納、交換を容易にしたもので、一般家庭用として使用できる以外に業務用としても使用できるものである。
本発明は、上下に積み重ねた状態で複数のロールペーパーを収納するロールペーパー収納ボックス1とロールペーパーRPの新旧交換を行うメカボックス2とによって構成されたトイレットペーパー収納兼交換用ボックスで、リレーストッパー3、キャッチプレート9、親指形センターノブ8、操作用ハンドル6c、リレーバー4、パイロットバー7、リレーリンク5等を備えたものである。
本発明によれば、上記背景技術で述べた諸々の効果が期待できると共に、使用済み空芯と新ロールペーパーとの交換を一動作で簡単容易に行うことができる効果がある。
また、数個のロール式トイレットペーパーを収納でき、一般家庭での使用のほか、例えばホテルや旅館などで業務用として使用できるものである。また、業務用として使用した場合、一旦ロールペーパー収納ボックス内に収納されたロール式トイレットペーパーは、手では簡単に取り出すことができず、トイレットペーパーの盗難防止の機能が働くものである。
また、数個のロール式トイレットペーパーを収納でき、一般家庭での使用のほか、例えばホテルや旅館などで業務用として使用できるものである。また、業務用として使用した場合、一旦ロールペーパー収納ボックス内に収納されたロール式トイレットペーパーは、手では簡単に取り出すことができず、トイレットペーパーの盗難防止の機能が働くものである。
本発明のトイレットペーパー収納兼交換用ボックスは、ペーパーカッター操作用ハンドル6cの引き下げ操作と戻し操作の一連の操作でワンタッチ式に新旧ロールペーパーRPの交換が行えるものである。
実施例の説明に先だって基本構成とその動作を説明する。
この発明のトイレットペーパー収納兼交換用ボックスは、上下に積み重ねた状態で複数のロールペーパーを収納するロールペーパー収納ボックス1とロールペーパーRPの新旧交換を行うメカボックス2とによって構成されたトイレットペーパー用ホルダーにおいて、ロールペーパーRPをカットする機能を有するペーパーカッター兼カバー6bと、このカバー6bに設けた操作用ハンドル6cと、カバー6bを支持するペーパーカッター支持腕6aなどで構成され、この操作用ハンドル6cの操作で引き下げ又は引き戻し自在に前記メカボックス2の両側壁に支軸6sで支持されたペーパーカッター6、前記メカボックス2の上部位置両側に揺動自在に設けられ、前記ロールペーパー収納ボックス1内においてロールペーパーRPを積み重ね保持し且つ適宜落下させる一対のリレーストッパー3、前記メカボックス2の上部位置両側に跨って揺動自在に設けられ、前記リレーストッパー3を作動させるリレーバー4、前記メカボックス2の下部位置両側に出入自在に設けられ、使用に供するため落下してきた最下段のロールペーパーRP1を一時的に受け止め保持(S6)する一対のキャッチプレート9、前記メカボックス2の下部位置両側に出入自在に設けられ、前記キャッチプレート9で一時的に受け止められたロールペーパーRP1の中空芯体内にローペーパーRPを持ち上げながら進入し(S7)、進入後ロールペーパーRP1を回動自在に保持する親指形センターノブ8、前記ペーパーカッター6の支軸6sに前記ペーパーカッター6と連動するよう連結され、親指形センターノブ側の端部に第1駆動ローラー8rを有し、またキャッチプレート側の端部に第2駆動ローラー9rを有し、前記リレーストッパー3、前記親指形センターノブ8、前記キャッチプレート9を適宜駆動するパイロットバー7、及びこのパイロットバー7と前記リレーバー4間に設けられ、このリレーバー4を適宜揺動させるリレーリンク5を備え、
前記各リレーストッパー3には、前記リレーバー4の揺動によって、前記メカボックス2にあけた上部小窓2uに出入りしてロールペーパーRPを保持し且つ適宜落下させる一対の上部保持爪3aと、前記メカボックス2にあけた下部小窓2dに出入りしてロールペーパーRPを保持し且つ適宜落下させる一対の下部保持爪3bとをそれぞれ設け、前記各親指形センターノブ8には、前記第1駆動ローラー8rによる押圧によって作動する、傾斜角のある親指形センターノブ側シーソ舌片部8aと親指形センターノブ背面壁部8bを形成し、前記各キャッチプレート9には、前記第2駆動ローラー9rによる押圧によって作動する、傾斜角のあるキャッチプレート側シーソ舌片部9aとキャッチプレート背面壁部9bを形成し、
前記操作用ハンドル6cの引き下げ操作による前記パイロットバー7の正回動時に、
前記第2駆動ローラー9rにより前記キャッチプレート背面壁部9bを押圧して前記キャッチプレート9を閉じると共に、やや遅れて前記第1駆動ローラー8rにより前記親指形センターノブ側シーソ舌片部8aを押圧して前記親指形センターノブ8を開くことによって前記親指形センターノブ8からロールペーパー中空芯体(空芯)Paを落下させ(S4)、ロールペーパー中空芯体(空芯)Paの落下後、前記パイロットバー7→前記リレーリンク5→前記リレーバー4の順に伝達される動力伝達機構の駆動力で前記リレーストッパー3の上部保持爪3aと下部保持爪3bを作動させて下部保持爪3bで保持されていたロールペーパーRP1を落下させ且つ落下したロールペーパーRP1を前記キャッチプレート9で一時的に保持すると共に上部保持爪3aでロールペーパーRP2を一時的に保持(S6)し、
続いて、操作用ハンドル6cの引き戻し操作による前記パイロットバー7の逆回動時に、
前記パイロットバー7→前記リレーリンク5→前記リレーバー4の動力伝達機構の駆動力が解除され、且つ前記リレーリンク5が降下することによって上部保持爪3aが開くと共に下部保持爪3bが閉じ上部保持爪3aで保持されていたロールペーパーRP2を落下させると共に落下したロールペーパーRP2を下部保持爪3bで保持し、
更に操作用ハンドル6cの引き戻し操作が進む過程で、前記第2駆動ローラー9rにより前記キャッチプレート側シーソ舌片部9aを押圧して前記キャッチプレート9を開くと共に前記第1駆動ローラー8rにより前記親指形センターノブ背面壁部8bを押圧して前記親指形センターノブ8を閉じ、ロールペーパーRP2の中空芯体内に前記親指形センターノブ8を進入させて一連の操作を完了し、ロールペーパーRP1を使用可能な状態に保持するようにしたものである。
実施例の説明に先だって基本構成とその動作を説明する。
この発明のトイレットペーパー収納兼交換用ボックスは、上下に積み重ねた状態で複数のロールペーパーを収納するロールペーパー収納ボックス1とロールペーパーRPの新旧交換を行うメカボックス2とによって構成されたトイレットペーパー用ホルダーにおいて、ロールペーパーRPをカットする機能を有するペーパーカッター兼カバー6bと、このカバー6bに設けた操作用ハンドル6cと、カバー6bを支持するペーパーカッター支持腕6aなどで構成され、この操作用ハンドル6cの操作で引き下げ又は引き戻し自在に前記メカボックス2の両側壁に支軸6sで支持されたペーパーカッター6、前記メカボックス2の上部位置両側に揺動自在に設けられ、前記ロールペーパー収納ボックス1内においてロールペーパーRPを積み重ね保持し且つ適宜落下させる一対のリレーストッパー3、前記メカボックス2の上部位置両側に跨って揺動自在に設けられ、前記リレーストッパー3を作動させるリレーバー4、前記メカボックス2の下部位置両側に出入自在に設けられ、使用に供するため落下してきた最下段のロールペーパーRP1を一時的に受け止め保持(S6)する一対のキャッチプレート9、前記メカボックス2の下部位置両側に出入自在に設けられ、前記キャッチプレート9で一時的に受け止められたロールペーパーRP1の中空芯体内にローペーパーRPを持ち上げながら進入し(S7)、進入後ロールペーパーRP1を回動自在に保持する親指形センターノブ8、前記ペーパーカッター6の支軸6sに前記ペーパーカッター6と連動するよう連結され、親指形センターノブ側の端部に第1駆動ローラー8rを有し、またキャッチプレート側の端部に第2駆動ローラー9rを有し、前記リレーストッパー3、前記親指形センターノブ8、前記キャッチプレート9を適宜駆動するパイロットバー7、及びこのパイロットバー7と前記リレーバー4間に設けられ、このリレーバー4を適宜揺動させるリレーリンク5を備え、
前記各リレーストッパー3には、前記リレーバー4の揺動によって、前記メカボックス2にあけた上部小窓2uに出入りしてロールペーパーRPを保持し且つ適宜落下させる一対の上部保持爪3aと、前記メカボックス2にあけた下部小窓2dに出入りしてロールペーパーRPを保持し且つ適宜落下させる一対の下部保持爪3bとをそれぞれ設け、前記各親指形センターノブ8には、前記第1駆動ローラー8rによる押圧によって作動する、傾斜角のある親指形センターノブ側シーソ舌片部8aと親指形センターノブ背面壁部8bを形成し、前記各キャッチプレート9には、前記第2駆動ローラー9rによる押圧によって作動する、傾斜角のあるキャッチプレート側シーソ舌片部9aとキャッチプレート背面壁部9bを形成し、
前記操作用ハンドル6cの引き下げ操作による前記パイロットバー7の正回動時に、
前記第2駆動ローラー9rにより前記キャッチプレート背面壁部9bを押圧して前記キャッチプレート9を閉じると共に、やや遅れて前記第1駆動ローラー8rにより前記親指形センターノブ側シーソ舌片部8aを押圧して前記親指形センターノブ8を開くことによって前記親指形センターノブ8からロールペーパー中空芯体(空芯)Paを落下させ(S4)、ロールペーパー中空芯体(空芯)Paの落下後、前記パイロットバー7→前記リレーリンク5→前記リレーバー4の順に伝達される動力伝達機構の駆動力で前記リレーストッパー3の上部保持爪3aと下部保持爪3bを作動させて下部保持爪3bで保持されていたロールペーパーRP1を落下させ且つ落下したロールペーパーRP1を前記キャッチプレート9で一時的に保持すると共に上部保持爪3aでロールペーパーRP2を一時的に保持(S6)し、
続いて、操作用ハンドル6cの引き戻し操作による前記パイロットバー7の逆回動時に、
前記パイロットバー7→前記リレーリンク5→前記リレーバー4の動力伝達機構の駆動力が解除され、且つ前記リレーリンク5が降下することによって上部保持爪3aが開くと共に下部保持爪3bが閉じ上部保持爪3aで保持されていたロールペーパーRP2を落下させると共に落下したロールペーパーRP2を下部保持爪3bで保持し、
更に操作用ハンドル6cの引き戻し操作が進む過程で、前記第2駆動ローラー9rにより前記キャッチプレート側シーソ舌片部9aを押圧して前記キャッチプレート9を開くと共に前記第1駆動ローラー8rにより前記親指形センターノブ背面壁部8bを押圧して前記親指形センターノブ8を閉じ、ロールペーパーRP2の中空芯体内に前記親指形センターノブ8を進入させて一連の操作を完了し、ロールペーパーRP1を使用可能な状態に保持するようにしたものである。
以下、各図面にもとづいてこの発明の一実施例を説明する。
この実施例1にかかるトイレットペーパー収納兼交換用ボックスは、ロールペーパー収納ボックス(ストッカーという)1とロールペーパーメカボックス(メカボックスという)2とによって構成されている。
ストッカー1には、例えば5個(RP1〜RP5)のロールペーパーRPが収納できる。又、ストッカー1には、ロールペーパーRPを1個づつ、開閉蓋1aを開けて上から放り込むペーパー補充口1bが設けられている。
ストッカー1は、メカボックス2の上に積み重ねた状態で取り付けられている。
開閉蓋1aを開け、ペーパー補充口1bからストッカー1内に放り込まれた1個目のロールペーパーRP1は、ストッカー1内を通過して後記リレーストッパー3の下部保持爪3bでキャッチされ止る(図5(a)参照)。
2個目以降のロールペーパーRP(RP1〜RP5)は、その上に重なり順次止まる(図1(a)参照)。
ストッカー1には、例えば5個(RP1〜RP5)のロールペーパーRPが収納できる。又、ストッカー1には、ロールペーパーRPを1個づつ、開閉蓋1aを開けて上から放り込むペーパー補充口1bが設けられている。
ストッカー1は、メカボックス2の上に積み重ねた状態で取り付けられている。
開閉蓋1aを開け、ペーパー補充口1bからストッカー1内に放り込まれた1個目のロールペーパーRP1は、ストッカー1内を通過して後記リレーストッパー3の下部保持爪3bでキャッチされ止る(図5(a)参照)。
2個目以降のロールペーパーRP(RP1〜RP5)は、その上に重なり順次止まる(図1(a)参照)。
メカボックス2には、使用済みになったロールペーパー中空芯体(空芯)Paと新ロールペーパーとの交換を操作用ハンドル6cの一操作で簡単に行うことができるロールペーパー交換機構が内蔵されている。
この交換機構は、操作用ハンドル6cの付いたペーパーカッター6、リレーストッパー3、コの字形のリレーバー4、リレーリンク5、パイロットバー7、親指形のセンターノブ8、キャッチプレート9、キャッチプレートサブ10などの主要部材で構成されている(図1〜図8参照)。
この交換機構は、操作用ハンドル6cの付いたペーパーカッター6、リレーストッパー3、コの字形のリレーバー4、リレーリンク5、パイロットバー7、親指形のセンターノブ8、キャッチプレート9、キャッチプレートサブ10などの主要部材で構成されている(図1〜図8参照)。
なお、ペーパーカッター6は、通常は用便時にロールペーパーRPをカットするために使用されるものであるが、ロールペーパー交換機構の一部として次の部材、すなわち刃部を有するペーパーカッター兼カバー6b、ペーパーカッター支持腕6a、この支持腕6aを回動自在に支持するペーパーカッター支軸6s、この支軸6sの支軸穴(ペーパーカッター支軸の支軸穴)、操作用ハンドル6cなどを備えている(図2、図3(c)、図6(a)、図7(a)参照)。
操作用ハンドル6cの引き下げ操作と戻し操作の一連の操作は、後述するようにすべての機構の駆動源になっている。
操作用ハンドル6cの引き下げ操作時に、ロールペーパー中空芯体(空芯)Paの落下と、次いで新ロールペーパーRP1の落下とキャッチプレート9、10によるキャッチが行われる。
また、操作用ハンドル6cの戻し操作時に、親指形センターノブ8による新ロールペーパーRP1のセットが行われる。
操作用ハンドル6cの引き下げ操作時に、ロールペーパー中空芯体(空芯)Paの落下と、次いで新ロールペーパーRP1の落下とキャッチプレート9、10によるキャッチが行われる。
また、操作用ハンドル6cの戻し操作時に、親指形センターノブ8による新ロールペーパーRP1のセットが行われる。
ロールペーパーRPの落下機構の説明
まず、リレーストッパー3によるロールペーパーRPの落下機構について説明する。
この落下機構は、垂直方向に積み重ねられた状態で収納されたロールペーパーRP1〜RP5のうち、最下段の1個のみを下方へ落とす機構である。
このロールペーパーRPの落下機構は、リレーストッパー3、コの字形のリレーバー4、リレーリンク5などで構成されている(図2〜図5参照)。
まず、リレーストッパー3によるロールペーパーRPの落下機構について説明する。
この落下機構は、垂直方向に積み重ねられた状態で収納されたロールペーパーRP1〜RP5のうち、最下段の1個のみを下方へ落とす機構である。
このロールペーパーRPの落下機構は、リレーストッパー3、コの字形のリレーバー4、リレーリンク5などで構成されている(図2〜図5参照)。
図2〜5においてリレーストッパー3の本体は、正面から見るとΣ形状、側面から見るとX形状で、その中央部の支軸3sを支点にしてシーソー状に揺動する。
また、リレーストッパー3は、メカボックス2の左右側壁に一対配置され、上部左右に2本の上部保持爪3aと、下部左右に2本の下部保持爪3bの計4本の爪を持ち、これらの保持爪はメカボックス2の両側壁に設けた計8個の上部小窓2u,下部小窓2dから内向きに突き出て、出入り自在、すなわち閉じたり開いたりの動作をする。
通常は、図5(a)のように下部保持爪3bが内向きに突き出て閉じた状態で全ロールペーパーRPを支持している。
また、リレーストッパー3は、メカボックス2の左右側壁に一対配置され、上部左右に2本の上部保持爪3aと、下部左右に2本の下部保持爪3bの計4本の爪を持ち、これらの保持爪はメカボックス2の両側壁に設けた計8個の上部小窓2u,下部小窓2dから内向きに突き出て、出入り自在、すなわち閉じたり開いたりの動作をする。
通常は、図5(a)のように下部保持爪3bが内向きに突き出て閉じた状態で全ロールペーパーRPを支持している。
なお、上下部保持爪3a、3b間、キャッチプレート9、キャッチプレートサブ10の間隔は、ロールペーパーRPの径とほぼ同じ寸法である。そして、当然上部左右の上部保持爪3aは、ロールペーパーRPを通過させるため常に開状態であり、下部左右の下部保持爪3bは、通過してきたロールペーパーRPを保持するため常に閉である。
リレーストッパー3ーの揺動は、コの字形のリレーバー4、リレーリンク5により行われる(図2−図5参照)。
コの字形のリレーバー4は、水平軸4sにより揺動自在にメカボックス2の側壁に軸支されている。コの字形のリレーバー4が水平軸4sを支点に回動すると、左右の腕部に設けたローラー(車輪状のもの)4rが上下に転動(揺動)し、このローラー4rがリレーストッパー3の上半部又は下半部を選択的に押圧するので、上部小窓2uと下部小窓2dにおいて上部保持爪3aと下部保持爪3bの出し入れが行われ、下部保持爪3bが外部へ出た時、すなわち開いた時、図5(b)のようにロールペーパーRPは落下する。
コの字形のリレーバー4は、水平軸4sにより揺動自在にメカボックス2の側壁に軸支されている。コの字形のリレーバー4が水平軸4sを支点に回動すると、左右の腕部に設けたローラー(車輪状のもの)4rが上下に転動(揺動)し、このローラー4rがリレーストッパー3の上半部又は下半部を選択的に押圧するので、上部小窓2uと下部小窓2dにおいて上部保持爪3aと下部保持爪3bの出し入れが行われ、下部保持爪3bが外部へ出た時、すなわち開いた時、図5(b)のようにロールペーパーRPは落下する。
このリレーバー4の上下揺動動作は、リレーリンク5の押し上げと下降動作により行われる。
リレーリンク5を上方へ押し上げる動作は、図8のように操作用ハンドル6cの引き下げ操作の最終段階の時点(図8の90度の手前)で、リレーリンク5の重り5wの連結ピン5pが後述するリレーリンク駆動用係合腕7bに係合しリレーリンク5の押し上げることにより行われる。
このリレーリンク5の上方への押し上げ動作により、上述のように下部保持爪3bが開き、図5(b)のようにロールペーパーRP1は落下し、上部保持爪3aが閉じロールペーパーRP2が上部保持爪3aにより保持される。
次に、操作用ハンドル6cを元の位置に戻す(図1(a)、図3(a)、図8参照)と、リレーリンク5は、リレーリンク5の自重とリレーリンク重り5wで下降作動し元の位置に戻る。
この時、下部保持爪3bが閉じ上部保持爪3aが開くので、ロールペーパーRP2が上部保持爪3aから落下し下部保持爪3bで保持され図12、13のS6からS7の状態(後述)になる。
リレーリンク5を上方へ押し上げる動作は、図8のように操作用ハンドル6cの引き下げ操作の最終段階の時点(図8の90度の手前)で、リレーリンク5の重り5wの連結ピン5pが後述するリレーリンク駆動用係合腕7bに係合しリレーリンク5の押し上げることにより行われる。
このリレーリンク5の上方への押し上げ動作により、上述のように下部保持爪3bが開き、図5(b)のようにロールペーパーRP1は落下し、上部保持爪3aが閉じロールペーパーRP2が上部保持爪3aにより保持される。
次に、操作用ハンドル6cを元の位置に戻す(図1(a)、図3(a)、図8参照)と、リレーリンク5は、リレーリンク5の自重とリレーリンク重り5wで下降作動し元の位置に戻る。
この時、下部保持爪3bが閉じ上部保持爪3aが開くので、ロールペーパーRP2が上部保持爪3aから落下し下部保持爪3bで保持され図12、13のS6からS7の状態(後述)になる。
一方、すでに下部保持爪3bから落下済みのロールペーパーRP1は、キャッチプレート9、キャッチプレートサブ10によって一旦キャッチされ(図5(b)、図12参照、後述)、更にメカボックス2の親指形センターノブ8にセットされ使用状態となる(親指形センターノブ8、キャッチプレート9の動作については後述する)。
新旧ロールペーパーのセット機構(構成)の説明
次に、リレーストッパー3ーの下部保持爪3bで受け止められていたロールペーパーRP1を、親指形センターノブ8にセットするまでのメカボックス2内の新旧ロールペーパーの交換機構を説明する(図2〜8参照)。なお、交換とは、ワンタッチでロールペーパーを使い切った紙芯ロールを落下させ、新しいロールと交換することである。
この機構は、上述したペーパーカッター6、左右一対のパイロットバー7、左右一対の親指形センターノブ8、左右一対のキャッチプレート9、キャッチプレートサブ10などで構成されている。
以下、上述したペーパーカッター6を含め、パイロットバー7、親指形センターノブ8、キャッチプレート9、キャッチプレートサブ10について順次説明する。
次に、リレーストッパー3ーの下部保持爪3bで受け止められていたロールペーパーRP1を、親指形センターノブ8にセットするまでのメカボックス2内の新旧ロールペーパーの交換機構を説明する(図2〜8参照)。なお、交換とは、ワンタッチでロールペーパーを使い切った紙芯ロールを落下させ、新しいロールと交換することである。
この機構は、上述したペーパーカッター6、左右一対のパイロットバー7、左右一対の親指形センターノブ8、左右一対のキャッチプレート9、キャッチプレートサブ10などで構成されている。
以下、上述したペーパーカッター6を含め、パイロットバー7、親指形センターノブ8、キャッチプレート9、キャッチプレートサブ10について順次説明する。
ペーパーカッター6は、上述したように、ペーパーカッター兼カバー6b、ペーパーカッター支軸6s、ペーパーカッター支持腕6aを有し、用便時にロールペーパーをカットするほか各種の機構の動作源となっている。
図7、図8において、床面から見て120度位置にセットされたペーパーカッター6の操作が全ての機能の駆動源になる。
ロールペーパーRP1のセッティングに当たり、操作用ハンドル6cを、図8に示すように120度の位置から半円形に90度近くまで引き下げる。
操作用ハンドル6cを、引き下げることによって全ての機構が可動し、簡単にロールペーパーRPが交換できる。
そして、ペーパーカッター6の駆動力は、後述するようにパイロットバー7の第1駆動ローラー8rから親指形センターノブ8へ、また、パイロットバー7の第2駆動ローラー9rからキャッチプレート9へ伝達される。
ロールペーパーRP1のセッティングに当たり、操作用ハンドル6cを、図8に示すように120度の位置から半円形に90度近くまで引き下げる。
操作用ハンドル6cを、引き下げることによって全ての機構が可動し、簡単にロールペーパーRPが交換できる。
そして、ペーパーカッター6の駆動力は、後述するようにパイロットバー7の第1駆動ローラー8rから親指形センターノブ8へ、また、パイロットバー7の第2駆動ローラー9rからキャッチプレート9へ伝達される。
パイロットバー7は、ペーパーカッター支軸6sと嵌合し且つパイロットバー自体を支持するパイロットバー中空軸7sと、上述したリレーリンク駆動用係合腕7bと、後述のように親指形センターノブ側を押圧する第1駆動ローラー8rと、キャッチプレート側を押圧する第2駆動ローラー9rなどを備えている。
パイロットバー7は、操作用ハンドル6cの引き下げ操作と戻す操作により反時計方向又は時計方向に回動(反時計方向の場合はペーパーカッター支軸6sの正回動、時計方向の場合は逆回動)し、それに伴って第1駆動ローラー8rと第2駆動ローラー9rも反時計方向又は時計方向に回動しながら、後述するように親指形センターノブ8及びキャッチプレート9を押圧しロールペーパーRPの交換を行う。
なお、図8に示すようにパイロットバー中空軸7sに対する第1駆動ローラー8rと第2駆動ローラー9rの取付距離(回動半径)は、動作の都合上A<Bの関係に設計されている。
パイロットバー7は、操作用ハンドル6cの引き下げ操作と戻す操作により反時計方向又は時計方向に回動(反時計方向の場合はペーパーカッター支軸6sの正回動、時計方向の場合は逆回動)し、それに伴って第1駆動ローラー8rと第2駆動ローラー9rも反時計方向又は時計方向に回動しながら、後述するように親指形センターノブ8及びキャッチプレート9を押圧しロールペーパーRPの交換を行う。
なお、図8に示すようにパイロットバー中空軸7sに対する第1駆動ローラー8rと第2駆動ローラー9rの取付距離(回動半径)は、動作の都合上A<Bの関係に設計されている。
親指形センターノブ8は、センターノブ支軸8sによってメカボックス2の側壁に揺動自在に軸支され、その上半部には傾斜角を有する親指形センターノブ側シーソ舌片部8aが形成されている。そして、この親指形センターノブ側シーソ舌片部8aと、下半部に形成された親指形センターノブ背面壁部8bとは、第1駆動ローラー8rの転動で押圧され親指形センターノブ8全体を揺動させる。
この揺動により親指形センターノブ8は、センターノブ支軸8sを支点に親指形センターノブ貫通開口8uを出入りし、閉じたり開いたりする。
この揺動により親指形センターノブ8は、センターノブ支軸8sを支点に親指形センターノブ貫通開口8uを出入りし、閉じたり開いたりする。
また、キャッチプレート9は、キャッチプレート支軸9sによってメカボックス2の側壁に揺動自在に軸支され、その上半部に傾斜角を有するキャッチプレート側シーソ舌片部9aが形成されている。そして、このキャッチプレート側シーソ舌片部9aと、下半部に形成されたキャッチプレート背面壁部9bとは、第2駆動ローラー9rの転動で押圧されキャッチプレート9全体を揺動させる。
この揺動によりキャッチプレート9は、キャッチプレート支軸9sを支点にキャッチプレート貫通開口9uを出入し、閉じたり開いたりする。
また、キャッチプレート9は、補助具として固定式のキャッチプレートサブ10を有している。
この揺動によりキャッチプレート9は、キャッチプレート支軸9sを支点にキャッチプレート貫通開口9uを出入し、閉じたり開いたりする。
また、キャッチプレート9は、補助具として固定式のキャッチプレートサブ10を有している。
センターノブ支軸8sとキャッチプレート支軸9sの左右メカ収納室2L、2Rに対する取り付け位置は、図7に示すようにずらせてある。
この両支軸8sと9sの取り付け位置をずらせることにより第1駆動ローラー8rの転動によってシーソ舌片部8aが押圧される時期と、第2駆動ローラー9rの転動によってシーソ舌片部9aが押圧される時期がずれるようなされている。
これによって、後述のようにロールペーパー中空芯体(空芯)Paを落下させる時、キャッチプレート9が早めに閉じる動作を開始し、親指形センターノブ8はやや遅れて引っ込み(開く)動作を開始する。
この両支軸8sと9sの取り付け位置をずらせることにより第1駆動ローラー8rの転動によってシーソ舌片部8aが押圧される時期と、第2駆動ローラー9rの転動によってシーソ舌片部9aが押圧される時期がずれるようなされている。
これによって、後述のようにロールペーパー中空芯体(空芯)Paを落下させる時、キャッチプレート9が早めに閉じる動作を開始し、親指形センターノブ8はやや遅れて引っ込み(開く)動作を開始する。
それでは、実施例1のロールペーパーRP1の交換動作を、図9のフローチートと図10〜図13のステップ図を中心にその他の関係図を参照しながら説明する。
(1)まず、説明の便宜上、ロールペーパーRPが使用済みとなった中空芯体(空芯)Paの落下から説明を開始する。
(2)ステップS1(図10のステップS1参照)。
ステップS1の状態の時、ロールペーパーRP1は、図5(a)で示すようにリレーストッパーの下部保持爪3bで保持されている。
また、この時、親指形センターノブ8には、ロールペーパー中空芯体(空芯)Paが保持されている。
(1)まず、説明の便宜上、ロールペーパーRPが使用済みとなった中空芯体(空芯)Paの落下から説明を開始する。
(2)ステップS1(図10のステップS1参照)。
ステップS1の状態の時、ロールペーパーRP1は、図5(a)で示すようにリレーストッパーの下部保持爪3bで保持されている。
また、この時、親指形センターノブ8には、ロールペーパー中空芯体(空芯)Paが保持されている。
(3)ステップS2(図10のステップS2参照)。
この状態で、操作用ハンドル6cを引き始めると、この操作が駆動源となって、パイロットバー7、親指形センターノブ8、キャッチプレート9、リレーリンク5、リレーバー4、リレーストッパー3が所定の手順で動作を開始する。
すなわち、操作用ハンドル6cの引き下げ操作で、パイロットバー7が、図7(b)の位置から図8の矢印H方向(反時計方向)、図10ステップS2の矢印方向(反時計方向)に回動を開始する。
この状態で、操作用ハンドル6cを引き始めると、この操作が駆動源となって、パイロットバー7、親指形センターノブ8、キャッチプレート9、リレーリンク5、リレーバー4、リレーストッパー3が所定の手順で動作を開始する。
すなわち、操作用ハンドル6cの引き下げ操作で、パイロットバー7が、図7(b)の位置から図8の矢印H方向(反時計方向)、図10ステップS2の矢印方向(反時計方向)に回動を開始する。
(4)ステップS3→ステップS4(図11参照)。
パイロットバー7が回動をはじめると、親指形センターノブ8側シーソ舌片部8aが、パイロットバー7の第1駆動ローラー8rで押圧され、親指形センターノブ8が図11ステップS4に示すように外部へ出て開かれるので、使用済みロールペーパー中空芯体(空芯)Paの支持が解かれ、ロールペーパー中空芯体(空芯)Paは落下する。
この第1駆動ローラー8rの押圧動作よりやや早めに、第2駆動ローラー9rが、図8に示すようにキャッチプレート背面壁部9bを押圧するので、キャッチプレート9は内部へ進入して閉じられロールペーパーRPを受け止める態勢、すなわち、キャッチプレート9は図11ステップS4の状態になる。
この時、ロールペーパーRP1は、まだリレーストッパーの下部保持爪3bで保持されている。(図11参照)
このように、キャッチプレート9と親指形センターノブ8は、第1駆動ローラー8rでシーソ舌片部8aを押圧し、第2駆動ローラー9rでキャッチプレート背面壁部9bを押圧することにより時間差を設けて追従動作させるものである。
パイロットバー7が回動をはじめると、親指形センターノブ8側シーソ舌片部8aが、パイロットバー7の第1駆動ローラー8rで押圧され、親指形センターノブ8が図11ステップS4に示すように外部へ出て開かれるので、使用済みロールペーパー中空芯体(空芯)Paの支持が解かれ、ロールペーパー中空芯体(空芯)Paは落下する。
この第1駆動ローラー8rの押圧動作よりやや早めに、第2駆動ローラー9rが、図8に示すようにキャッチプレート背面壁部9bを押圧するので、キャッチプレート9は内部へ進入して閉じられロールペーパーRPを受け止める態勢、すなわち、キャッチプレート9は図11ステップS4の状態になる。
この時、ロールペーパーRP1は、まだリレーストッパーの下部保持爪3bで保持されている。(図11参照)
このように、キャッチプレート9と親指形センターノブ8は、第1駆動ローラー8rでシーソ舌片部8aを押圧し、第2駆動ローラー9rでキャッチプレート背面壁部9bを押圧することにより時間差を設けて追従動作させるものである。
(5)ステップS5→ステップS6(図12参照)
ロールペーパー中空芯体(空芯)Paが落下後、ペーパーカッター6を更に引き、図8においてパイロットバー7が例えば80度になった時、リレーリンク5を押し上げる。このリレーリンク5の上方への押し上げ動作は、段落番号0017、0022で説明したようにリレーリンク5の重り5wの連結ピン5pに係合したリレーリンク駆動用係合腕7bにより行われる。
このリレーリンク5の押し上げ動作により、図5(b)のようにリレーバー4が上向きに揺動しリレーバー4の駆動用ローラー4rでリレーストッパー3の上側を押すことにより上部保持爪3aが上部小窓2u内に押し込まれ、下部保持爪3bが開き図5(b)で示すように外側へ移動するので下部保持爪3bによるロールペーパーRP1の保持が解かれロールペーパーRP1は落下する。
ロールペーパー中空芯体(空芯)Paが落下後、ペーパーカッター6を更に引き、図8においてパイロットバー7が例えば80度になった時、リレーリンク5を押し上げる。このリレーリンク5の上方への押し上げ動作は、段落番号0017、0022で説明したようにリレーリンク5の重り5wの連結ピン5pに係合したリレーリンク駆動用係合腕7bにより行われる。
このリレーリンク5の押し上げ動作により、図5(b)のようにリレーバー4が上向きに揺動しリレーバー4の駆動用ローラー4rでリレーストッパー3の上側を押すことにより上部保持爪3aが上部小窓2u内に押し込まれ、下部保持爪3bが開き図5(b)で示すように外側へ移動するので下部保持爪3bによるロールペーパーRP1の保持が解かれロールペーパーRP1は落下する。
(6)ロールペーパーRP1は、図12ステップS5のように、キャッチプレート9、10に向かって落下し、図12のステップS6のようにキャッチプレート9、10で一旦受け止められる。
(7)ここで、キャッチプレート9とキャッチプレートサブ10でネットのように一旦受け止められたロールペーパーRP1は、親指形センターノブ8に回動自在に使用可能な状態にセットするため、次の操作が行われる。
(8)ステップS7→ステップS8(図13参照)
この操作は、図13のステップS7,S8のように操作用ハンドル6cを引き戻すことにより行われる。
(7)ここで、キャッチプレート9とキャッチプレートサブ10でネットのように一旦受け止められたロールペーパーRP1は、親指形センターノブ8に回動自在に使用可能な状態にセットするため、次の操作が行われる。
(8)ステップS7→ステップS8(図13参照)
この操作は、図13のステップS7,S8のように操作用ハンドル6cを引き戻すことにより行われる。
(9)操作用ハンドル6cを引き戻すと、
第1駆動ローラー8rが親指形センターノブ背面壁部8bを押圧するので、親指形センターノブ8は内側に戻りはじめ、その時親指形センターノブ8はロールペーパーRP1の中空芯体を持ち上げながら中空芯体内に進入するので、ロールペーパーRP1は、閉じられた親指形センターノブ8で保持され使用可能な状態となる。
(10)一方、操作用ハンドル6cの引き戻しにより、押し上げられていたリレーリンク5は自重で降下する。
リレーリンク5の降下により、図13ステップS7、S8のように、リレーバー駆動用ローラー4rがリレーストッパー3の下側を押すことにより上部保持爪3aが外側へ移動して開き下部保持爪3bが下部保持爪の出入り下部小窓2d内に押し込まれて閉じるので、その間に降下してきたロールペーパーRP2はタイミングよく下部保持爪3bで保持される。
第1駆動ローラー8rが親指形センターノブ背面壁部8bを押圧するので、親指形センターノブ8は内側に戻りはじめ、その時親指形センターノブ8はロールペーパーRP1の中空芯体を持ち上げながら中空芯体内に進入するので、ロールペーパーRP1は、閉じられた親指形センターノブ8で保持され使用可能な状態となる。
(10)一方、操作用ハンドル6cの引き戻しにより、押し上げられていたリレーリンク5は自重で降下する。
リレーリンク5の降下により、図13ステップS7、S8のように、リレーバー駆動用ローラー4rがリレーストッパー3の下側を押すことにより上部保持爪3aが外側へ移動して開き下部保持爪3bが下部保持爪の出入り下部小窓2d内に押し込まれて閉じるので、その間に降下してきたロールペーパーRP2はタイミングよく下部保持爪3bで保持される。
(11)パイロットバー7の第1駆動ローラー8r、第2駆動ローラー9rが反時計方向又は時計方向に90度廻ることによって親指形センターノブ8を閉じたり開いたり、キャッププレート9が閉じたり開いたりし、親指形センターノブ8とキャッププレート9は互いにやや遅れながら作動する。
ステップS8では、キャッププレート9が外側に開いた状態、親指形センターノブ8を閉じた状態になり、ステップ1と同じ状態となる。
ステップS8では、キャッププレート9が外側に開いた状態、親指形センターノブ8を閉じた状態になり、ステップ1と同じ状態となる。
1 ロールペーパー収納ボックス(ストッカー)
1a 開閉蓋
1b ペーパー補充口
2 ロールペーパーメカボックス(メカボックス)
2L ロールペーパーメカボックスの左側メカ収納室
2R ロールペーパーメカボックスの右側メカ収納室
2u 上部保持爪の出入り上部小窓
2d 下部保持爪の出入り下部小窓
3 リレーストッパー
3a リレーストッパーの一対の上部保持爪
3b リレーストッパーの一対の下部保持爪
3s リレーストッパー支軸
4 コの字形リレーバー
4r リレーバー駆動用ローラー
4s 水平軸
5 リレーリンク
5w リレーリンクの重り
5p リレーリンクの重りの連結ピン
6 ペーパーカッター
6a ペーパーカッター支持腕
6b ペーパーカッター兼カバー
6c ペーパーカッター(操作用ハンドル)
6s ペーパーカッターの支軸
6sr ペーパーカッター支軸固定穴
7 パイロットバー
7b リレーリンク駆動腕
7s パイロットバー中空軸
8 親指形センターノブ
8a 親指形センターノブ側シーソ舌片部(傾斜状舌片)
8b 親指形センターノブ背面壁部(親指形センターノブ下半部の垂直状舌片)
8r 親指形センターノブ側の第1駆動ローラー
8s センターノブ支軸
8u 親指形センターノブ貫通開口
9 キャッチプレート
9a キャッチプレート側シーソ舌片部(傾斜状舌片)
9b キャッチプレート背面壁部(キャッチプレート下半部の垂直状舌片)
9r キャッチプレート側の第2駆動ローラー
9s キャッチプレート支軸
9u キャッチプレート貫通開口
10 キャッチプレートサブ
RP(RP1〜RP5) ロールペーパー
Pa ロールペーパー中空芯体(空芯)
W ストッカーの透視長窓。
1a 開閉蓋
1b ペーパー補充口
2 ロールペーパーメカボックス(メカボックス)
2L ロールペーパーメカボックスの左側メカ収納室
2R ロールペーパーメカボックスの右側メカ収納室
2u 上部保持爪の出入り上部小窓
2d 下部保持爪の出入り下部小窓
3 リレーストッパー
3a リレーストッパーの一対の上部保持爪
3b リレーストッパーの一対の下部保持爪
3s リレーストッパー支軸
4 コの字形リレーバー
4r リレーバー駆動用ローラー
4s 水平軸
5 リレーリンク
5w リレーリンクの重り
5p リレーリンクの重りの連結ピン
6 ペーパーカッター
6a ペーパーカッター支持腕
6b ペーパーカッター兼カバー
6c ペーパーカッター(操作用ハンドル)
6s ペーパーカッターの支軸
6sr ペーパーカッター支軸固定穴
7 パイロットバー
7b リレーリンク駆動腕
7s パイロットバー中空軸
8 親指形センターノブ
8a 親指形センターノブ側シーソ舌片部(傾斜状舌片)
8b 親指形センターノブ背面壁部(親指形センターノブ下半部の垂直状舌片)
8r 親指形センターノブ側の第1駆動ローラー
8s センターノブ支軸
8u 親指形センターノブ貫通開口
9 キャッチプレート
9a キャッチプレート側シーソ舌片部(傾斜状舌片)
9b キャッチプレート背面壁部(キャッチプレート下半部の垂直状舌片)
9r キャッチプレート側の第2駆動ローラー
9s キャッチプレート支軸
9u キャッチプレート貫通開口
10 キャッチプレートサブ
RP(RP1〜RP5) ロールペーパー
Pa ロールペーパー中空芯体(空芯)
W ストッカーの透視長窓。
Claims (1)
- 上下に積み重ねた状態で複数のロールペーパーを収納するロールペーパー収納ボックスとロールペーパーRPの新旧交換を行うメカボックスとによって構成されたトイレットペーパー用ホルダーにおいて、
ロールペーパーRPをカットする機能を有するペーパーカッター兼カバーと、このカバーに設けた操作用ハンドルと、前記カバーを支持するペーパーカッター支持腕で構成され、この操作用ハンドルの操作で引き下げ又は引き戻し自在に前記メカボックスの両側壁に軸支されたペーパーカッター、前記メカボックスの上部位置両側にそれぞれ揺動自在に設けられ、前記ロールペーパー収納ボックス内においてロールペーパーRPを保持し且つ適宜落下させる一対のリレーストッパー、前記メカボックスの上部位置両側に跨って揺動自在に設けられ、前記リレーストッパーを作動させるリレーバー、前記メカボックスの下部位置両側にそれぞれ出入自在に設けられ、使用に供するため落下してきた最下段のロールペーパーRP1を一時的に受け止め保持する一対のキャッチプレート、前記メカボックスの下部位置両側にそれぞれ出入自在に設けられ、前記キャッチプレートで一時的に受け止められたロールペーパーRP1の中空芯体内にローペーパーRP1を持ち上げながら進入しその進入後ロールペーパーRP1を回動自在に保持する一対の親指形センターノブ、前記ペーパーカッターの軸支部両端にそれぞれ前記ペーパーカッターと連動するよう連結され、親指形センターノブ側の端部に第1駆動ローラーを有し、またキャッチプレート側の端部に第2駆動ローラーを有し、前記リレーストッパーと、前記親指形センターノブと、前記キャッチプレートを適宜駆動する一対のパイロットバー、及びこのパイロットバーと前記リレーバー間に設けられ、このリレーバーを適宜揺動させるリレーリンクを備え、
前記各リレーストッパーには、前記リレーバーの揺動によって、前記メカボックスにあけた上部小窓に出入りしてロールペーパーRPを保持し且つ適宜落下させる一対の上部保持爪と、前記メカボックスにあけた下部小窓に出入りしてロールペーパーRPを保持し且つ適宜落下させる一対の下部保持爪とをそれぞれ設け、
前記各親指形センターノブには、前記第1駆動ローラーによる押圧によって作動する傾斜状親指形センターノブ側シーソ舌片部と親指形センターノブ背面壁部を形成し、
前記各キャッチプレートには、前記第2駆動ローラーによる押圧によって作動する傾斜状キャッチプレート側シーソ舌片部とキャッチプレート背面壁部を形成し、
前記操作用ハンドルの引き下げ操作による前記パイロットバーの正回動時に、
前記第2駆動ローラーにより前記キャッチプレート背面壁部を押圧して前記キャッチプレートを閉じると共に、やや遅れて前記第1駆動ローラーにより前記親指形センターノブ側シーソ舌片部を押圧して前記親指形センターノブを開くことによって前記親指形センターノブからロールペーパー中空芯体(空芯)Paを落下させ、ロールペーパー中空芯体(空芯)Paの落下後、前記パイロットバー・前記リレーリンク・前記リレーバーの順に伝達される駆動力で前記リレーストッパーの上部保持爪と下部保持爪を作動させて下部保持爪で保持されていたロールペーパーRP1を落下させ且つ落下したロールペーパーRP1を前記キャッチプレートで一時的に保持すると共に上部保持爪でロールペーパーRP2を一時的に保持し、
続いて、操作用ハンドルの引き戻し操作による前記パイロットバーの逆回動時に、
前記パイロットバー・前記リレーリンク5・前記リレーバーの動力伝達機構の駆動力が解除され、且つ前記リレーリンクが降下することによって上部保持爪が開くと共に下部保持爪が閉じ上部保持爪で保持されていたロールペーパーRP2を落下させると共に落下したロールペーパーRP2を下部保持爪で保持し、更に操作用ハンドルの引き戻し操作が進む過程で、前記第2駆動ローラーにより前記キャッチプレート側シーソ舌片部を押圧して前記キャッチプレートを開くと共に前記第1駆動ローラーにより前記親指形センターノブ背面壁部を押圧して前記親指形センターノブを閉じ、ロールペーパーRP2の中空芯体内に前記親指形センターノブを進入させて一連の操作を完了し、ロールペーパーRP1を使用可能状態に保持することを特徴とするトイレットペーパー収納兼交換用ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012104912A JP2013215541A (ja) | 2012-04-10 | 2012-04-10 | トイレットペーパー収納兼交換用ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012104912A JP2013215541A (ja) | 2012-04-10 | 2012-04-10 | トイレットペーパー収納兼交換用ボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013215541A true JP2013215541A (ja) | 2013-10-24 |
Family
ID=49588407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012104912A Pending JP2013215541A (ja) | 2012-04-10 | 2012-04-10 | トイレットペーパー収納兼交換用ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013215541A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019024612A (ja) * | 2017-07-26 | 2019-02-21 | 康行 福田 | ロール紙ホルダ |
KR102344566B1 (ko) * | 2020-08-11 | 2021-12-28 | 강원대학교산학협력단 | 다수의 두루마리 휴지가 수납되는 화장실용 휴지걸이 |
KR20220020095A (ko) * | 2020-08-11 | 2022-02-18 | 강원대학교산학협력단 | 휴지의 적재가 가능한 화장실용 휴지걸이 |
-
2012
- 2012-04-10 JP JP2012104912A patent/JP2013215541A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019024612A (ja) * | 2017-07-26 | 2019-02-21 | 康行 福田 | ロール紙ホルダ |
KR102344566B1 (ko) * | 2020-08-11 | 2021-12-28 | 강원대학교산학협력단 | 다수의 두루마리 휴지가 수납되는 화장실용 휴지걸이 |
KR20220020095A (ko) * | 2020-08-11 | 2022-02-18 | 강원대학교산학협력단 | 휴지의 적재가 가능한 화장실용 휴지걸이 |
KR102379411B1 (ko) * | 2020-08-11 | 2022-03-25 | 강원대학교산학협력단 | 휴지의 적재가 가능한 화장실용 휴지걸이 |
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