JP2013214982A - アドレス情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 IPv6アドレスを示すアドレス情報に含まれるユーザが認識すべき部分を、ユーザが認識し易いように表示すること。
【解決手段】 管理装置は、IPv6アドレスを示すアドレス情報206,226,246を取得する。管理装置は、アドレス情報206,226,246のプレフィックス部210,230,250が符号108に置換された表示用アドレス情報260,270,280を生成してもよい。また、管理装置は、アドレス情報206,226,246のプレフィックス部210,230,250が省略された表示用アドレス情報を生成してもよい。また、管理装置は、アドレス情報206,226,246の共通部分が置換又は省略された表示用アドレス情報を生成してもよい。
【選択図】 図5

Description

本発明は、IPv6(Internet Protocol version 6)で利用されるIPv6アドレスを示すアドレス情報を表示するための技術に関する。
例えば、特許文献1に開示されているように、IPv6アドレスを示すアドレス情報は、16進数の32個の値(128ビットの値)で表示される。アドレス情報は、通常、8個のブロックに区切って表示される。即ち、1個のブロックは、16進数の4個の値を含む。特許文献1の技術では、所定の条件下において、アドレス情報を32個よりも少ない個数の値で表示する。例えば、1個のブロックに含まれる4個の値の全てが「ゼロ」である場合に、そのブロックを省略して表示する。
特開2006−106881号公報 特開2008−67235号公報 特開2004−64492号公報
上述したように、IPv6アドレスを示すアドレス情報は多くの値(32個の値)で表示されるために、アドレス情報を見る者(以下では「ユーザ」と呼ぶ)がアドレス情報を認識し難い。アドレス情報の中のユーザが認識すべき部分を、ユーザが認識し易いように表示するための技術が必要である。
IPv6アドレスを示すアドレス情報は、通常、プレフィックス部を含む。例えば、ユーザが、プレフィックス部以外の特定の部分を認識することを望む場合がある。このような特定の部分をユーザが認識し易いように表示するために、以下のアドレス情報提供装置を採用してもよい。このアドレス情報提供装置は、IPv6アドレスを示すアドレス情報を取得する取得部と、アドレス情報から表示用アドレス情報を生成する生成部と、表示用アドレス情報を表示デバイスに供給する供給部と、を備える。生成部は、アドレス情報のプレフィックス部が特定の符号に置換された表示用アドレス情報を生成してもよい。この構成によると、ユーザは、上記の特定の符号と、他の部分(プレフィックス部以外の部分)と、を容易に区別し得る。このために、ユーザは、プレフィックス部以外の特定の部分を容易に認識し得る。
なお、上記のIPv6アドレスは、ユニキャストアドレス(Unicast address)であってもよいし、エニキャストアドレス(Anycast address)であってもよいし、マルチキャストアドレス(Multicast address)であってもよい。ユニキャストアドレスは、通常、集約可能グローバルユニキャストアドレス(Aggregatable global unicast address)と、リンクローカルユニキャストアドレス(Link-local unicast address)と、ユニークローカルユニキャストアドレス(Unique local unicast address)と、に分類される。上記のIPv6アドレスは、上記の3つのユニキャストアドレスのいずれであってもよい。
また、取得部は、アドレス情報提供装置に割り当てられているIPv6アドレスを取得してもよいし、外部装置に割り当てられているIPv6アドレスを取得してもよい。即ち、上記の技術は、アドレス情報提供装置のIPv6アドレスを表示するための技術にも利用することができるし、アドレス情報提供装置以外の外部装置のIPv6アドレスを表示するための技術にも利用することができる。
また、アドレス情報のプレフィックス部(例えば前半の64ビット部分)以外の部分を、例えば、インターフェイス部(例えば後半の64ビット部分)と呼んでもよい。上記の技術では、インターフェイス部が置換されるのか否かは特に限定されない。例えば、生成部は、インターフェイス部の一部を上記の特定の符号以外の符号に置換してもよいし、プレフィックス部とインターフェイス部の一部とをまとめて上記の特定の符号に置換してもよい。また、上記の特定の符号は、例えば、特定の文字列と言い換えてもよい。この場合、特定の文字列は、1つの文字のみによって構成されてもよい。特定の文字列の文字数は、アドレス情報のプレフィックス部の値の個数(例えば16個)よりも少なくてもよい。また、上記の表示デバイスは、アドレス情報提供装置自身が備えていてもよいし、アドレス情報提供装置以外の外部装置が備えていてもよい。
生成部は、アドレス情報のプレフィックス部がユーザによって設定された上記の特定の符号に置換された表示用アドレス情報を生成してもよい。この構成によると、ユーザは、例えば、自身が認識し易い符号を上記の特定の符号として設定することができる。この場合、ユーザは、上記の特定の符号と、他の部分と、を容易に区別して認識することができる。
生成部は、アドレス情報のプレフィックス部の値がユーザによって設定された特定の値に一致する場合に、アドレス情報のプレフィックス部が上記の特定の符号に置換された表示用アドレス情報を生成してもよい。この構成によると、ユーザは、上記の特定の符号に置換されるべきプレフィックス部の値を設定することができる。なお、生成部は、アドレス情報のプレフィックス部の値がユーザによって設定された上記の特定の値に一致しない場合に、アドレス情報のプレフィックス部が上記の特定の符号に置換されていない無置換の表示用アドレス情報を生成してもよい。なお、上記の無置換の表示用アドレス情報は、アドレス情報の全ての値を含んでいてもよいし、アドレス情報の一部の値(例えば前半部分の値)のみを含んでいてもよい。
取得部は、複数のアドレス情報を取得してもよい。この場合、生成部は、複数のアドレス情報のそれぞれのプレフィックス部が上記の特定の符号に置換された複数の表示用アドレス情報を、複数のアドレス情報から生成してもよい。生成部は、さらに、複数の表示用アドレス情報を含む画像データであって、複数の表示用アドレス情報が、各表示用アドレス情報が表わす2以上の符号が配列される第1の方向に直交する第2の方向に沿って並んで表示されるように、構成されている画像データを生成してもよい。この場合、供給部は、画像データを表示デバイスに供給してもよい。この構成によると、並んで表示される複数の表示用アドレス情報の間で上記の特定の符号が共通することになる。このために、ユーザは、複数の表示用アドレス情報の間で共通する上記の特定の符号がプレフィックス部であることを容易に認識することができ、この結果、プレフィックス部以外の特定の部分を容易に認識することができる。
上記の特定の符号は、16進数で使用される符号以外の符号を含んでいてもよい。
生成部は、アドレス情報のプレフィックス部が省略された表示用アドレス情報を、アドレス情報から生成してもよい。この構成によると、プレフィックス部が省略されるために、ユーザは、プレフィックス部以外の特定の部分を容易に認識することができる。
生成部は、アドレス情報のプレフィックス部の値がユーザによって設定された特定の値に一致する場合に、アドレス情報のプレフィックス部が省略された表示用アドレス情報を生成してもよい。この構成によると、ユーザは、省略されるべきプレフィックス部の値を設定することができる。なお、生成部は、アドレス情報のプレフィックス部の値がユーザによって設定された上記の特定の値に一致しない場合に、アドレス情報のプレフィックス部が省略されていない無省略の表示用アドレス情報を生成してもよい。なお、上記の無省略の表示用アドレス情報は、アドレス情報の全ての値を含んでいてもよいし、アドレス情報の一部の値(例えば前半部分の値)のみを含んでいてもよい。
また、複数のIPv6アドレスを示す複数のアドレス情報が存在し、複数のアドレス情報の間で共通する共通部分が存在する場合に、ユーザが、各アドレス情報の共通部分以外の特定の部分(即ち共通しない部分)を認識することを望む場合がある。このような特定の部分をユーザが認識し易いように表示するために、以下のアドレス情報提供装置を採用してもよい。このアドレス情報提供装置は、複数のIPv6アドレスを示す複数のアドレス情報を取得する取得部と、複数のアドレス情報から複数の表示用アドレス情報を生成する生成部と、複数の表示用アドレス情報を表示デバイスに供給する供給部と、を備える。生成部は、複数のアドレス情報の間で共通する共通部分が存在する場合に、複数のアドレス情報のそれぞれの共通部分が第1の特定の符号に置換された複数の表示用アドレス情報を生成してもよい。この構成によると、ユーザは、上記の第1の特定の符号と、他の部分(共通部分以外の部分)と、を容易に区別し得る。このために、ユーザは、共通部分以外の特定の部分を容易に認識し得る。なお、共通部分の全部が上記の第1の特定の符号に置換されてもよいし、共通部分の一部が上記の第1の特定の符号に置換されてもよい。
生成部は、複数のアドレス情報の間で共通する共通部分が存在する場合に、複数のアドレス情報のそれぞれの共通部分が省略された複数の表示用アドレス情報を、複数のアドレス情報から生成してもよい。この構成によると、共通部分が省略されるために、ユーザは、共通部分以外の特定の部分を容易に認識することができる。なお、共通部分の全部が省略されてもよいし、共通部分の一部が省略されてもよい。後者の場合、例えば、表示デバイスの表示画面(より具体的には表示用アドレス情報を表示するための表示領域)の大きさに応じて、共通部分のうちの省略されるべき部分が決定されてもよい。
複数のアドレス情報のそれぞれは、1番目のブロックからN番目(Nは2以上の整数)のブロックまでのN個のブロックを含んでいてもよい。生成部は、M番目(Mは1からNまでの各整数)のブロックの値が複数のアドレス情報の間で共通するのか否かを判断してもよい。共通部分は、複数のアドレス情報の間で共通すると判断されるブロックを含んでいてもよい。なお、各ブロックは、複数個のビットで構成されることが好ましい。この構成によると、1個のブロックを単位として(例えば16ビット毎に)、複数のアドレス情報の間に共通部分が存在するのか否かを判断することができる。
また、複数のアドレス情報の間で共通すると判断される連続する2個以上のブロックが存在する場合に、生成部は、複数のアドレス情報のそれぞれの共通部分が置換又は省略された複数の表示用アドレス情報を生成してもよい。複数のアドレス情報の間で共通すると判断される連続する2個以上のブロックが存在しない場合に、生成部は、複数のアドレス情報のそれぞれの共通部分が置換又は省略されていない無変換の複数の表示用アドレス情報を生成してもよい。
なお、複数のアドレス情報のそれぞれは、1番目の値から32番目の値までの32個の16進数の値(即ち1個の値は4ビットの値である)を含んでいてもよい。生成部は、L番目(Lは1から32までの各整数)の値が複数のアドレス情報の間で共通するのか否かを判断してもよい。共通部分は、複数のアドレス情報の間で共通すると判断される値を含んでいてもよい。この構成によると、16進数の1個の値を単位として(即ち4ビット毎に)、複数のアドレス情報の間に共通部分が存在するのか否かを判断することができる。なお、この構成では、4ビットが1つのブロックに相当すると考えることもできる。
なお、生成部は、複数のアドレス情報の間で共通する第1の共通部分と第2の共通部分とが存在する場合に、複数のアドレス情報のそれぞれの第1の共通部分が置換又は省略されているとともに、複数のアドレス情報のそれぞれの第2の共通部分が置換又は省略されている複数の表示用アドレス情報を生成してもよい。この場合、2つの共通部分が共に置換されてもよいし、2つの共通部分が共に省略されてもよいし、2つの共通部分の一方が置換されて他方が省略されてもよい。
生成部は、複数のアドレス情報の間でプレフィックス部が共通しているのか否かに関わらず、複数のアドレス情報のそれぞれのプレフィックス部が第2の特定の符号にさらに置換された複数の表示用アドレス情報を生成してもよい。この場合、共通部分は、複数のアドレス情報のそれぞれのインターフェイス部に含まれる。なお、この構成は、共通部分が第1の特定の符号に置換されるとともにプレフィックス部が第2の特定の符号に置換される第1の構成であってもよいし、共通部分が省略されるとともにプレフィックス部が第2の特定の符号に置換される第2の構成であってもよい。
生成部は、複数のアドレス情報の間でプレフィックス部が共通しているのか否かに関わらず、複数のアドレス情報のそれぞれのプレフィックス部がさらに省略された複数の表示用アドレス情報を生成してもよい。この場合、共通部分は、複数のアドレス情報のそれぞれのインターフェイス部に含まれる。なお、この構成は、共通部分が第1の特定の符号に置換されるとともにプレフィックス部が省略される第1の構成であってもよいし、共通部分が省略されるとともにプレフィックス部が省略される第2の構成であってもよい。
生成部は、さらに、複数の表示用アドレス情報を含む画像データであって、複数の表示用アドレス情報が、各表示用アドレス情報が表わす2以上の符号が配列される第1の方向に直交する第2の方向に沿って並んで表示されるように、構成されている画像データを生成してもよい。供給部は、画像データを表示デバイスに供給してもよい。
なお、上記のアドレス情報提供装置を実現するための制御方法も新規で有用である。また、IPv6アドレスを示すアドレス情報(もしくは複数のアドレス情報)を取得する取得処理と、アドレス情報から上記の表示用アドレス情報(もしくは上記の複数の表示用アドレス情報)を生成する生成処理と、表示用アドレス情報を表示デバイスに供給する供給処理と、をアドレス情報提供装置に搭載されるコンピュータに実行させるコンピュータプログラムも新規で有用である。
通信システムの構成の一例を示す。 複数のモードを説明するための図を示す。 複数のモードを説明するための図を示す。 管理装置が実行する処理のフローチャートを示す。 プレフィックス部を置換するモードを説明するための図を示す。 ユーザによって設定された値に一致するプレフィックス部を置換するモードを説明するための図を示す。 プレフィックス部を省略するモードを説明するための図を示す。 ユーザによって設定された値に一致するプレフィックス部を省略するモードを説明するための図を示す。 共通部分を置換するモードを説明するための図を示す。 共通部分を置換するモードと共通部分を省略するモードとを説明するための図を示す。 第1の組合せモードと第2の組合せモードとを説明するための図を示す。 第3の組合せモードと第4の組合せモードとを説明するための図を示す。
(システムの構成)
図面を参照して実施例を説明する。図1は、本実施例の通信システム2の概略図を示す。通信システム2は、LAN4と、複数の管理装置10,80と、複数のプリンタ50,60,70と、を備える。各デバイス10,50〜80は、LAN4に接続されている。各デバイス10,50〜80は、LAN4を介して、相互に通信可能である。
(管理装置の構成)
続いて、管理装置10の構成について説明する。管理装置80は、管理装置10と同様の構成を有する。管理装置10は、複数のプリンタ50〜70を管理する管理者(以下では「ユーザ」と呼ぶ)によって利用される。管理装置10は、複数のプリンタ50〜70から情報を取得して表示する。管理装置10は、制御部12と表示部14とネットワークインターフェイス16と操作部18と記憶部20とを備える。制御部12は、記憶部20に記憶されているプログラム22〜30に従って処理を実行する。表示部14は、様々な情報を表示する。ネットワークインターフェイス16は、LAN4に接続されている。操作部18は、キーボードとマウスとによって構成される。ユーザは、操作部18を操作することによって、様々な指示を管理装置10に入力することができる。
記憶部20は、複数のプログラム22〜30を格納する。モード設定プログラム22は、後述する複数のモードの中から1つのモードをユーザに選択させる処理を実行するためのプログラムである。このプログラムに従って、IPv6アドレスを表示するためのモードが管理装置10に設定される。情報取得プログラム24は、複数のプリンタ50〜70から情報を取得するためのプログラムである。表示用画像データ生成プログラム26は、複数のプリンタ50〜70から取得された情報を含む表示用画像データを生成するためのプログラムである。プログラム30は、上記の各プログラム22〜28以外のプログラム(例えばOSプログラム)である。
記憶部20は、さらに、設定情報記憶領域32とワーク領域38とを有する。設定情報記憶領域32は、ユーザによって選択されたモードを示す選択モード情報34と、ユーザによって設定された様々な情報(後述のユーザ設定符号108、ユーザ設定プレフィックス118等)を示すユーザ設定情報36と、を記憶する。ワーク領域38は、制御部12が処理を実行する過程で生成又は取得される情報を記憶する。本実施例では、ワーク領域38は、複数のプリンタ50〜70から取得される複数のアドレス情報40と、複数のアドレス情報40から生成される複数の表示用アドレス情報42と、複数の表示用アドレス情報42から生成される画像データ44と、を記憶する。
(IPv6アドレスを表示するための複数のモード)
続いて、図2及び図3を参照しながら、IPv6アドレスを表示するための複数のモードについて説明する。最上位の6つのモードは、無変換モード100と、プレフィックス部置換モード102と、プレフィックス部省略モード128と、共通部分置換モード140と、共通部分省略モード152と、組合せモード154と、を含む。無変換モード100は、IPv6アドレスを示すアドレス情報を変換せずに(後述の置換又は省略を行なわずに)表示するためのモードである。
プレフィックス部置換モード102は、アドレス情報のプレフィックス部を特定の符号に置換するモードである。プレフィックス部置換モード102の下位モードとして、置換対象設定無モード104と、置換対象設定有モード114と、が存在する。置換対象設定無モード104は、置換されるべきプレフィックス部の値がユーザによって設定されないモードである。置換対象設定無モード104の下位モードとして、符号設定有モード106と、符号設定無モード110と、が存在する。符号設定有モード106は、プレフィックス部の置換後の符号であるユーザ設定符号108(「LAN」)がユーザによって設定されるモードである。なお、16進数で利用される符号(0〜9、a〜f)のみならず、16進数で利用される符号以外の符号(例えば「g」以降のアルファベット、漢字、平仮名、片仮名、その他の符号)も、ユーザ設定符号108として設定することができる。例えば、図2では、ユーザ設定符号108として「LAN」が設定されている。この例では、「L」と「N」は、16進数で利用されない符号である。符号設定無モード110は、プレフィックス部の置換後の符号がユーザによって設定されないモードである。従って、符号設定無モード110では、予め決められている符号112(「PRE」)が利用される。また、置換対象設定有モード114は、置換されるべきプレフィックス部の値がユーザによって設定されるモードである。置換対象設定有モード114では、ユーザは、複数の組合せ情報116,122を設定することができる。各組合せ情報116,122は、置換されるべきプレフィックス部の値(第1のユーザ設定プレフィックス118、第2のユーザ設定プレフィックス124)と、置換後の符号(第1のユーザ設定符号120(「LAN1」)、第2のユーザ設定符号126(「LAN2」))と、が対応づけられた情報である。
プレフィックス部省略モード128は、アドレス情報のプレフィックス部を省略するモードである。プレフィックス部省略モード128の下位モードとして、省略対象設定無モード130と、省略対象設定有モード132と、が存在する。省略対象設定無モード130は、省略されるべきプレフィックス部の値がユーザによって設定されないモードである。省略対象設定有モード132は、省略されるべきプレフィックス部の値がユーザによって設定されるモードである。省略対象設定有モード132では、ユーザは、省略されるべき複数のプレフィックス部の値(第1のユーザ設定プレフィックス134、第2のユーザ設定プレフィックス136)を設定することができる。
図3に示される共通部分置換モード140は、複数のアドレス情報の間で共通する共通部分を特定の符号に置換するモードである。共通部分置換モード140の下位モードとして、符号設定有モード142と、符号設定無モード148と、が存在する。符号設定有モード142は、共通部分の置換後の符号がユーザによって設定されるモードである。符号設定有モード142では、ユーザは、複数の置換後の符号(第1のユーザ設定符号144(「LAN1」)、第2のユーザ設定符号146(「LAN2」))を設定することができる。符号設定無モード148は、共通部分の置換後の符号がユーザによって設定されないモードである。従って、符号設定無モード148では、予め決められている符号150(「PRE」)が利用される。
共通部分省略モード152は、複数のアドレス情報の間で共通する共通部分を省略するモードである。また、組合せモード154は、プレフィックス部置換モード102とプレフィックス部省略モード128のうちの1つと、共通部分置換モード140と共通部分省略モード152のうちの1つと、の組合せのモードである。従って、組合せモード154の下位モードとして、4つの組合せモード156〜162が存在する。
(管理装置が実行する処理)
続いて、管理装置10の制御部12が実行する処理について説明する。ユーザは、操作部18(図1参照)に対して第1の操作を加えることによって、モード設定プログラム22を起動させることができる。制御部12は、モード設定プログラム22に従って、以下の処理を実行する。制御部12(図1参照)は、まず、最上位の6つのモード100,102,128,140,152,154を示す情報を表示部14(図1参照)に表示させる。ユーザは、操作部18を操作することによって、6つのモード100等の中から1つのモードを選択することができる。ユーザによって選択されたモードの下位モードが存在する場合には、制御部12は、その下位モードを示す情報を表示部14に表示させる。ユーザは、操作部18を操作することによって、1つの下位モードを選択することができる。さらに下位モードが存在する場合には、情報の表示と選択とがさらに行なわれる。最終的には、複数(13個)のモード100,106,110,114,130,132,142,148,152,156〜162の中から1つのモードがユーザによって選択される。ユーザによって最終的に選択された1つのモードにおいて、ユーザ設定符号(例えば図2の108)及び/又はユーザ設定プレフィックス(例えば図2の118)をユーザが設定する必要がある場合には、ユーザは、操作部18を操作することによって、ユーザ設定符号及び/又はユーザ設定プレフィックスを入力する。次いで、制御部12は、設定情報記憶領域32(図1参照)の記憶内容を更新する。これにより、ユーザによって最終的に選択された1つのモードを示す情報が、選択モード情報34として記憶される。また、ユーザによって入力されたユーザ設定符号及び/又はユーザ設定プレフィックスが、ユーザ設定情報36として記憶される。
続いて、制御部12がアドレス情報を取得して表示する処理について説明する。図4は、この処理のフローチャートを示す。なお、ユーザは、操作部18(図1参照)に対しての第2の操作を加えることによって、プログラム24〜28を起動することができる。制御部12は、プログラム24〜28に従って、図4に示される処理を実行する。
制御部12は、複数のプリンタ50〜70のそれぞれにリクエストを送信する(S10)。上記のリクエストは、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)のGetコマンドであってもよい。複数のプリンタ50〜70のそれぞれは、リクエストに応じて、自身が有する様々な情報を含む組合せ情報200,220,240(図5(a)参照))を管理装置10に送信する。これにより、制御部12は、複数のプリンタ50〜70のそれぞれから組合せ情報200,220,240を取得する(S12)。
図5(a)は、組合せ情報200,220,240の一例を示す。プリンタ50からの組合せ情報200は、プリンタ50のノード名204と、プリンタ50に割り当てられているIPv6アドレスを示すアドレス情報206と、他の情報214と、を含む。本実施例のアドレス情報206は、集約可能グローバルユニキャストアドレスである。アドレス情報206は、8個のブロック208a〜208hを含む。1個のブロック(例えば208a)は、4個の16進数の値を含む。従って、アドレス情報206は、合計で32個の16進数の値、換言すれば、128ビットの値(即ち128個の2進数の値)を含む。1個の16進数の値は、4ビットの値(4個の2進数の値)で表わされる。従って、1個のブロックは、16ビットの値を含む。アドレス情報206のうち、前半の64ビットの値(16個の32進数の値)は、プレフィックス部210と呼ばれる。また、後半の64ビットの値(16個の32進数の値)は、インターフェイス部212と呼ばれる。なお、組合せ情報200に含まれる他の情報214は、例えば、プリンタ50のステータス情報、プリンタ50に設定されている種々の設定情報等である。
プリンタ60,70からの組合せ情報220,240は、組合せ情報200と同様の構成を有する。即ち、組合せ情報220は、プリンタ60のノード名224と、プリンタ60のIPv6アドレスを示すアドレス情報226と、他の情報234と、を含む。また、組合せ情報240は、プリンタ70のノード名244と、プリンタ70のIPv6アドレスを示すアドレス情報246と、他の情報254と、を含む。アドレス情報226,246のそれぞれは、プレフィックス部230,250とインターフェイス部232,252とを含む。
なお、図5では、アドレス情報206,226,246の連続する2つのブロック208a等の間にコロン「:」が示されているが、実際には、アドレス情報206,226,246は、32個の値のみを含んでおり、コロンを含んでいない。後述する表示用アドレス情報260,270,280がコロンを含むために、それに合わせて、アドレス情報206,226,246にコロンを示している。図6以降でも同様である。
図4のS14では、制御部12は、設定情報記憶領域32(図1参照)に記憶されている選択モード情報34とユーザ設定情報36とを読み込む。次いで、制御部12は、選択モード情報34とユーザ設定情報36とに従って、組合せ情報200,220,240に含まれる複数のアドレス情報206,226,246から、複数の表示用アドレス情報260,270,280(図5(b)参照)を生成する。即ち、制御部12は、上記の13個のモードの中からユーザによって選択された1個のモードに応じて、S14の処理を実行する。モード毎の詳しい処理の内容については、後で説明する。なお、S14の処理は、複数のアドレス情報206,226,246を、複数の表示用アドレス情報260,270,280に変換する処理と言うこともできる。
次いで、制御部12は、複数の表示用アドレス情報260,270,280を含む画像データ290(図5(c)参照)を生成する(S16)。画像データ290は、予め決められているテーブルを表わす画像である。このテーブルは、ノード名を示す欄292と、IPv6アドレスを示す欄294と、他の情報を示す欄296と、を含む。制御部12は、ノード名を示す欄292に、組合せ情報200,220,240に含まれるノード名204,224,244を書き込む。また、制御部12は、IPv6アドレスを示す欄294に、S16で生成された複数の表示用アドレス情報260,270,280を書き込む。さらに、制御部12は、他の情報を示す欄296に、組合せ情報200,220,240に含まれる他の情報214,234,254(図5(c)では図示省略)を書き込む。これにより、画像データ290が完成する。図5(c)から明らかなように、複数の表示用アドレス情報260,270,280は、各表示用アドレス情報260,270,280が表わす複数の符号(例えば「LAN:beef:beff:feef:0001」)が並ぶ方向(図5(c)の左右方向)に直交する方向(図5(c)の上下方向)に沿って並んでいる。制御部12は、画像データ290を表示部14に供給(送信)する(S18)。これにより、画像データ290が表わす画像が表示部14に表示される。
(1)無変換モード100
続いて、各モードに応じて実行される図4のS14の処理の内容について詳しく説明する。まず、図5を参照しながら、無変換モード100(図2参照)が設定されている場合の処理について説明する。制御部12は、まず、複数の組合せ情報200,220,240の中から、複数のアドレス情報206,226,246を特定する。次いで、制御部12は、複数のアドレス情報206,226,246から複数の表示用アドレス情報(図示省略)を生成する。制御部12は、1つのアドレス情報200の連続する2個のブロックの間にコロンを挿入する。即ち、制御部12は、1つのアドレス情報200に7個のコロンを挿入することによって、1つの表示用アドレス情報(図示省略)を生成する。制御部12は、後述する置換又は省略を行なわない。従って、ここで生成される表示用アドレス情報は、アドレス情報200に含まれる32個の値の全てを含む。制御部12は、アドレス情報200の場合と同様に、他のアドレス情報226,246のそれぞれから表示用アドレス情報を生成する。なお、以下の他のモード106等においても、表示用アドレス情報は、コロンを含む。表示用アドレス情報を生成する際にコロンを挿入する点については、無変換モード100の場合と同様であるために、以下では説明を省略する。
(2)符号設定有モード106
図5を参照しながら、符号設定有モード106(図2参照)が設定されている場合の図4のS14の処理について説明する。制御部12は、まず、ユーザ設定情報36(図1参照)を読み込むことによって、ユーザ設定符号108(図2参照)を特定する。本実施例では、ユーザ設定符号108は、「LAN」である。次いで、制御部12は、アドレス情報206のプレフィックス部210の全ての値をユーザ設定符号108(「LAN」)に置換することによって、表示用アドレス情報260を生成する。制御部12は、アドレス情報206のインターフェイス部212を置換しない。制御部12は、アドレス情報206の場合と同様に、他のアドレス情報226,246のプレフィックス部230,250をユーザ設定符号108(「LAN」)に置換することによって、表示用アドレス情報270,280を生成する。
(3)符号設定無モード110
図5を参照しながら、符号設定無モード110(図2参照)が設定されている場合の処理について説明する。制御部12は、例えば、表示用画像データ生成プログラム26(図1参照)において予め決められている符号112(図2参照)を特定する。本実施例では、符号112は、「PRE」である。次いで、制御部12は、アドレス情報206,226,246のそれぞれのプレフィックス部210,230,250を符号112(「PRE」)に置換することによって、複数の表示用アドレス情報(図示省略)を生成する。ここで生成される複数の表示用アドレス情報は、図5(b)及び(c)の複数の表示用アドレス情報260,270,280において、「LAN」が「PRE」に変更されたものである。
(4)置換対象設定有モード114
図6を参照しながら、置換対象設定有モード114(図2参照)が設定されている場合の図4のS14の処理について説明する。図6(a)は、複数のアドレス情報306,326,346を示す。図6(b)は、置換対象設定有モード114によって複数のアドレス情報306,326,346から生成される複数の表示用アドレス情報360,370,380を含む画像データ390を示す。制御部12は、まず、ユーザ設定情報36(図1参照)を読み込むことによって、1つの組合せ情報116(図2参照)を特定する。制御部12は、さらに、組合せ情報116に含まれる第1のユーザ設定プレフィックス118を特定する。次いで、制御部12は、複数のアドレス情報306,326,346のそれぞれのプレフィックス部310,330,350の値が、第1のユーザ設定プレフィックス118の値に一致するのか否かを判断する。本実施例では、アドレス情報306のプレフィックス部310の値が、第1のユーザ設定プレフィックス118の値に一致する。この場合、制御部12は、アドレス情報306のプレフィックス部310を、組合せ情報116に含まれる第1のユーザ設定符号120(「LAN1」)に置換することによって、表示用アドレス情報360を生成する。
次いで、制御部12は、他の組合せ情報122(図2参照)を特定し、組合せ情報122に含まれる第2のユーザ設定プレフィックス124を特定する。制御部12は、残りの複数のアドレス情報326,346のそれぞれのプレフィックス部330,350の値が、第2のユーザ設定プレフィックス124の値に一致するのか否かを判断する。本実施例では、アドレス情報326のプレフィックス部330の値が、第2のユーザ設定プレフィックス124の値に一致する。この場合、制御部12は、アドレス情報326のプレフィックス部330を、組合せ情報122に含まれる第2のユーザ設定符号126(「LAN2」)に置換することによって、表示用アドレス情報370を生成する。
制御部12は、ユーザ設定情報36(図1参照)に他の組合せ情報がさらに記憶されている場合には、上記の2つの組合せ情報116,122の場合と同様の処理を実行する。本実施例では、アドレス情報346のプレフィックス部350は、いずれの組合せ情報116,122に含まれるユーザ設定プレフィックス118,124にも一致しない。この場合、制御部12は、アドレス情報346のプレフィックス部350が置換されていない表示用アドレス情報380を生成する。
(5)省略対象設定無モード130
図7を参照しながら、省略対象設定無モード130(図2参照)が設定されている場合の図4のS14の処理について説明する。図7(a)は、複数のアドレス情報406,426,446を示す。図7(b)は、省略対象設定無モード130によって複数のアドレス情報406,426,446から生成される複数の表示用アドレス情報460,470,480を含む画像データ490を示す。制御部12は、アドレス情報406のプレフィックス部410の全ての値を省略することによって、表示用アドレス情報460を生成する。制御部12は、アドレス情報406のインターフェイス部412を省略しない。図7(b)に示されるように、表示用アドレス情報460は、プレフィックス部410が省略されたことを示す符号498を含む。なお、表示用アドレス情報460は、プレフィックス部410が省略されたものであるが、プレフィックス部410が符号498(「...」)に置換されたものと言うこともできる。制御部12は、アドレス情報406の場合と同様に、他のアドレス情報426,446のプレフィックス部430,450を省略することによって、表示用アドレス情報470,480を生成する。
(6)省略対象設定有モード132
図8を参照しながら、省略対象設定有モード132(図2参照)が設定されている場合の図4のS14の処理について説明する。図8(a)は、複数のアドレス情報506,526,546を示す。図8(b)は、省略対象設定有モード132によって複数のアドレス情報506,526,546から生成される複数の表示用アドレス情報560,570,580を含む画像データ590を示す。制御部12は、まず、ユーザ設定情報36(図1参照)を読み込むことによって、第1のユーザ設定プレフィックス134(図2参照)を特定する。次いで、制御部12は、複数のアドレス情報506,526,546のそれぞれのプレフィックス部510,530,550の値が、第1のユーザ設定プレフィックス134の値に一致するのか否かを判断する。本実施例では、アドレス情報506のプレフィックス部510の値が、第1のユーザ設定プレフィックス134の値に一致する。この場合、制御部12は、アドレス情報506のプレフィックス部510を省略することによって、表示用アドレス情報560を生成する。
次いで、制御部12は、第2のユーザ設定プレフィックス136(図2参照)を特定する。制御部12は、残りの複数のアドレス情報526,546のそれぞれのプレフィックス部530,550の値が、第2のユーザ設定プレフィックス136の値に一致するのか否かを判断する。本実施例では、アドレス情報526のプレフィックス部530の値が、第2のユーザ設定プレフィックス136の値に一致する。この場合、制御部12は、アドレス情報526のプレフィックス部530を省略することによって、表示用アドレス情報570を生成する。
制御部12は、ユーザ設定情報36(図1参照)に他のユーザ設定プレフィックスがさらに記憶されている場合には、上記のユーザ設定プレフィックス134,136の場合と同様の処理を実行する。本実施例では、アドレス情報546のプレフィックス部550は、いずれのユーザ設定プレフィックス134,136にも一致しない。この場合、制御部12は、アドレス情報546のプレフィックス部550が省略されていない表示用アドレス情報580を生成する。
(7)符号設定無モード148
図9を参照しながら、符号設定無モード148(図3参照)が設定されている場合の図4のS14の処理について説明する。図9(a)は、複数のアドレス情報606,626,646を示す。図9(b)は、符号設定無モード148によって複数のアドレス情報606,626,646から生成される複数の表示用アドレス情報660a,670a,680aを含む画像データ690aを示す。制御部12は、例えば、予め決められている符号150(図3参照)を特定する。本実施例では、符号150は、「PRE」である。次いで、制御部12は、複数のアドレス情報606,626,646の間で1番目のブロックの値が共通するのか否かを判断する。本実施例では、いずれのアドレス情報606,626,646においても、1番目のブロックは、「aaaa」である。従って、制御部12は、1番目のブロックの値が共通すると判断する。なお、以下では、共通すると判断された1個のブロックのことを「共通ブロック」と呼ぶ。同様に、制御部12は、複数のアドレス情報606,626,646の間で2番目以降の各ブロックの値が共通するのか否かを判断する。本実施例では、1番目のブロック(「aaaa」)から7番目のブロック(「feef」)の各ブロックの値が共通し、8番目のブロックの値が共通しない。即ち、1番目〜7番目の各ブロックが共通ブロックである。
次いで、制御部12は、複数のアドレス情報606,626,646の間で2個以上の連続する共通ブロックが存在するのか否かを判断する(以下では「連続ブロック判断処理」と呼ぶ)。上述したように、本実施例では、1番目〜7番目の各ブロックが共通ブロックであるために、制御部12は、連続ブロック判断処理で肯定的に判断する。連続ブロック判断処理で肯定的に判断された場合には、制御部12は、連続する共通ブロック(1番目〜7番目の各ブロック)の全ての値を符号150(「PRE」)に置換する。即ち、制御部12は、複数のアドレス情報606,626,646のそれぞれの共通部分610,630,650を符号150で置換することによって、複数の表示用アドレス情報660a,670a,680aを生成する。なお、制御部12は、共通ブロック以外のブロック(8番目のブロック)を置換しない。
一方において、例えば、1個の共通ブロックしか存在しない場合には、制御部12は、連続ブロック判断処理で否定的に判断する。また、例えば、2個以上の共通ブロックが存在するが、連続する2個以上の共通ブロックが存在しない場合も、制御部12は、連続ブロック判断処理で否定的に判断する。連続ブロック判断処理で否定的に判断された場合には、制御部12は、連続しない1個以上の共通ブロックが置換されていない複数の表示用アドレス情報(図示省略)を生成する。
(8)符号設定有モード142
図10を参照しながら、符号設定有モード142(図3参照)が設定されている場合の図4のS14の処理について説明する。図10(a)は、複数のアドレス情報706,726,746を示す。図10(b)は、符号設定有モード142によって複数のアドレス情報706,726,746から生成される複数の表示用アドレス情報760a,770a,780aを含む画像データ790aを示す。制御部12は、まず、ユーザ設定情報36(図1参照)を読み込むことによって、第1のユーザ設定符号144と第2のユーザ設定符号146(図3参照)とを特定する。本実施例では、ユーザ設定符号144,146は、それぞれ、「LAN1」、「LAN2」である。次いで、制御部12は、上記の符号設定無モード148の場合と同様に、複数のアドレス情報706,726,746の間で各ブロックの値が共通するのか否かを判断する。本実施例では、1番目のブロック(「aaaa」)から3番目のブロック(「cccc」)の各ブロックが共通ブロックであり、4番目のブロックが共通せず、5番目のブロック(「beef」)から7番目のブロック(「feef」)の各ブロックが共通ブロックであり、8番目のブロックが共通しない。
次いで、制御部12は、上記の連続ブロック判断処理を実行する。上述したように、1番目〜3番目の各ブロックが共通ブロックであり、しかも、5番目〜7番目の各ブロックも共通ブロックである。このために、制御部12は、連続ブロック判断処理で肯定的に判断する。本実施例では、連続する共通ブロックが2組存在する。制御部12は、1組目の連続する共通ブロック(1番目〜3番目の各ブロック)の全ての値を第1のユーザ設定符号144(「LAN1」)に置換するとともに、2組目の連続する共通ブロック(5番目〜7番目の各ブロック)の全ての値を第2のユーザ設定符号146(「LAN2」)に置換する。即ち、制御部12は、複数のアドレス情報706,726,746のそれぞれの第1の共通部分710,730,750を第1のユーザ設定符号144(「LAN1」)に置換するとともに、第2の共通部分712,732,752を第2のユーザ設定符号146(「LAN2」)に置換する。これにより、複数の表示用アドレス情報760a,770a,780aが生成される。その他の点については、符号設定無モード148の場合と同様である。
(9)共通部分省略モード152
図10を参照しながら、共通部分省略モード152(図3参照)が設定されている場合の図4のS14の処理について説明する。図10(c)は、共通部分省略モード152によって複数のアドレス情報706,726,746から生成される複数の表示用アドレス情報760b,770b,780bを含む画像データ790bを示す。制御部12は、上記の符号設定有モード142及び符号設定無モード148の場合と同様に、共通ブロックの有無の判断処理と連続ブロック判断処理とを実行する。連続ブロック判断処理で肯定的に判断された場合には、制御部12は、1組目の連続する共通ブロック(1番目〜3番目の各ブロック)の全ての値を省略するとともに、2組目の連続する共通ブロック(5番目〜7番目の各ブロック)の全ての値を省略する。即ち、制御部12は、複数のアドレス情報706,726,746のそれぞれの第1の共通部分710,730,750を省略するとともに、第2の共通部分712,732,752を省略する。これにより、複数の表示用アドレス情報760b,770b,780bが生成される。また、連続ブロック判断処理で否定的に判断された場合、制御部12は、仮に、共通ブロックが存在する場合であっても、共通ブロックを省略しない。
(組合せモード156〜162に共通する説明)
続いて、図11及び図12を参照しながら、各組合せモード156〜162(図3参照)が設定されている場合の図4のS14の処理について説明する。図11(a)は、複数のアドレス情報806,826,846を示す。いずれの組合せモード156〜162であっても、制御部12は、複数のアドレス情報806,826,846のそれぞれのプレフィックス部810,830,850以外の部分(即ちインターフェイス部)について、共通ブロックの有無の判断処理と連続ブロック判断処理とを実行する。本実施例では、5番目〜7番目の各ブロックが共通ブロックである。このために、制御部12は、連続ブロック判断処理で肯定的に判断する。
(10)第1の組合せモード156
第1の組合せモード156では、プレフィックス部が置換されるとともに、共通部分が置換される。第1の組合せモード156において、連続ブロック判断処理で肯定的に判断された場合には、制御部12は、複数のアドレス情報806,826,846のそれぞれのプレフィックス部810,830,850を予め決められている符号(「PRE」)に置換するとともに、共通部分812,832,852を予め決められている符号(「LAN」)で置換する。これにより、図11(b)に示されるように、複数の表示用アドレス情報860a,870a,880aが生成される。なお、連続ブロック判断処理で否定的に判断された場合には、制御部12は、プレフィックス部810,830,850以外の部分を置換しない。
(11)第2の組合せモード158
第2の組合せモード158では、プレフィックス部が置換されるとともに、共通部分が省略される。第2の組合せモード158において、連続ブロック判断処理で肯定的に判断された場合には、制御部12は、複数のアドレス情報806,826,846のそれぞれのプレフィックス部810,830,850を予め決められている符号(「PRE」)に置換するとともに、共通部分812,832,852を省略する。これにより、図11(c)に示されるように、複数の表示用アドレス情報860b,870b,880bが生成される。なお、連続ブロック判断処理で否定的に判断された場合には、制御部12は、プレフィックス部810,830,850以外の部分を省略しない。
(12)第3の組合せモード160
第3の組合せモード160では、プレフィックス部が省略されるとともに、共通部分が置換される。第3の組合せモード160において、連続ブロック判断処理で肯定的に判断された場合には、制御部12は、複数のアドレス情報806,826,846のそれぞれのプレフィックス部810,830,850を省略するとともに、共通部分812,832,852を予め決められている符号「LAN」に置換する。これにより、図12(a)に示されるように、複数の表示用アドレス情報860c,870c,880cが生成される。その他の点について、第1及び第2の組合せモード156,158の場合と同様である。
(13)第4の組合せモード162
第4の組合せモード162では、プレフィックス部が省略されるとともに、共通部分が省略される。第4の組合せモード162において、連続ブロック判断処理で肯定的に判断された場合には、制御部12は、複数のアドレス情報806,826,846のそれぞれのプレフィックス部810,830,850を省略するとともに、共通部分812,832,852を省略する。これにより、図12(b)に示されるように、複数の表示用アドレス情報860d,870d,880dが生成される。なお、表示用アドレス情報860d等は、プレフィックス部810等が省略されたことを示す符号892aと、共通部分812等が省略されたことを示す符号892bと、を含む。その他の点について、上記の第1及び第2の組合せモード156,158の場合と同様である。
本実施例の通信システム2について詳しく説明した。図5及び図6に示されるように、符号設定有モード106、符号設定無モード110、及び、置換対象設定有モード114では、アドレス情報206等のプレフィックス部210等が、ユーザによって設定されたユーザ設定符号108,120,126(「LAN」等)又は予め決められた符号112(「PRE」)に置換される。ユーザは、表示用アドレス情報260,360等において、置換後の符号108等と、インターフェイス部212,232,252,312,332,352と、を容易に区別し得る。このために、ユーザは、インターフェイス部212等を容易に認識し得る。
特に、符号設定有モード106では、ユーザは、自身が認識し易い符号をユーザ設定符号108(「LAN」)として設定することができる。この場合、ユーザは、ユーザ設定符号108を容易に認識することができる。この結果、ユーザは、ユーザ設定符号108とインターフェイス部212等とを容易に区別することができ、インターフェイス部212等を容易に認識することができる。
また、ユーザは、1つ以上の任意の個数の符号をユーザ設定符号108として設定することができる。例えば、ユーザは、プレフィックス部の値の個数である16個よりも少ない個数の符号(例えば「LAN」の場合は3個の符号)をユーザ設定符号108として設定することができる。また、本実施例では、予め決められている符号112(図2参照)は、プレフィックス部の値の個数よりも少ない個数の符号(例えば「PRE」の場合は3個の符号)である。置換後の符号108,112が比較的に少ない個数の符号によって構成される場合、ユーザは、置換後の符号108,112を容易に認識することができる。この結果、ユーザは、置換後の符号108,112とインターフェイス部212等とを容易に区別することができ、インターフェイス部212等を容易に認識することができる。しかも、この場合、オリジナルのアドレス情報206等を変換しない場合と比べて、個々の表示用アドレス情報260等の長さ(図5(c)の左右方向の長さ)が短くなる。例えば、表示部14の表示可能領域の大きさが比較的に小さい場合であっても、表示部14は、個々の表示用アドレス情報260等の全ての符号を表示することができる。
また、ユーザは、16進数の符号以外の符号(図5の例では「LAN」のうちの「L」及び「N」)をユーザ設定符号108として設定することができる。また、本実施例では、予め決められている符号112(「PRE」)は、16進数の符号以外の符号を含む。ユーザは、16進数で利用されない符号を含む置換後の符号108,112と、16進数で利用される符号のみを含むインターフェイス部212等と、を容易に区別することができ、インターフェイス部212等を容易に認識することができる。
図5(c)に示されるように、置換後の符号108,112が共通する複数の表示用アドレス情報260等が並んで表示される。このために、ユーザは、複数の表示用アドレス情報260等の間で共通する置換後の符号108,112がプレフィックス部に相当することを容易に認識することができる。この結果、ユーザは、置換後の符号108,112とインターフェイス部212等とを容易に区別することができ、インターフェイス部212等を容易に認識することができる。
また、図7及び図8に示されるように、省略対象設定無モード130及び省略対象設定有モード132では、アドレス情報406等のプレフィックス部410等が省略される。このために、ユーザは、表示用アドレス情報460,560等において、インターフェイス部412,432,452,512,532,552を容易に認識することができる。
図6及び図8に示されるように、置換対象設定有モード114及び省略対象設定有モード132では、ユーザは、置換又は省略されるべきプレフィックス部の値を設定することができる。ユーザの意図に応じて、プレフィックス部を置換又は省略することができる。
図9及び図10に示されるように、符号設定無モード148及び符号設定有モード142では、複数のアドレス情報606等のそれぞれの共通部分610等が、予め決められている符号150(「PRE」)又はユーザ設定符号144,146(「LAN1」、「LAN2」)に置換される。ユーザは、表示用アドレス情報660a,760a等から、置換後の符号144,146,150と、共通部分以外の部分と、を容易に区別し得る。このために、ユーザは、複数のアドレス情報606等の間で共通しない部分を容易に認識し得る。
図10(c)に示されるように、共通部分省略モード152では、複数のアドレス情報706等のそれぞれの共通部分710等が省略される。このために、ユーザは、複数のアドレス情報706等の間で共通しない部分を容易に認識し得る。
また、図11及び図12に示されるように、複数の組合せモード156〜162では、プレフィックス部の置換又は省略と、共通部分の置換又は省略と、が行なわれる。組合せモード156〜162によると、上記の他のモードの様々な利点を得ることができる。
以上の説明から明らかなように、図4のS10及びS12の処理、S14及びS16の処理、S18の処理が、それぞれ、本発明の取得部、生成部、供給部が実行する処理の一例である。また、図2の符号108,112,120,126が特定の符号の一例であり、図2のユーザ設定プレフィックス118,124,134,136が特定の値の一例である。図3の符号144,146,150、図11の「PRE」が、それぞれ、第1の特定の符号、第2の特定の符号の一例である。
上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(1)符号設定有モード106の変形例
図5に示される符号設定有モード106では、制御部12は、アドレス情報206等のプレフィックス部210等の一部の値のみをユーザ設定符号108(「LAN」)に置換してもよい。また、制御部12は、アドレス情報206等のプレフィックス部210等の全ての値と、インターフェイス部212等の一部の値と、をまとめてユーザ設定符号108(「LAN」)に置換してもよい。なお、符号設定無モード110においても、本変形例を採用することができる。
(2)置換対象設定有モード114の変形例
図6(b)に示されるように、上記の実施例の置換対象設定有モード114では、制御部12は、オリジナルのアドレス情報346の全ての値を含む表示用アドレス情報380を生成する。しかしながら、制御部12は、アドレス情報346の全ての値を含まない表示用アドレス情報を生成してもよい。例えば、制御部12は、アドレス情報346の最後の所定ビットの部分が省略されている表示用アドレス情報を生成してもよい。なお、省略部分の範囲は、例えば、表示部14の表示可能領域の大きさに応じて決定されてもよい。なお、図8に示される省略対象設定有モード132の表示用アドレス情報580においても、本変形例を採用することができる。
(3)省略対象設定無モード130の変形例
図7に示される省略対象設定無モード130では、制御部12は、符号498を含まない表示用アドレス情報460等を生成してもよい。また、制御部12は、アドレス情報406等のプレフィックス部410等の一部の値のみを省略してもよい。また、制御部12は、プレフィックス部410等のみならず、インターフェイス部412等の一部を省略してもよい。
(4)符号設定無モード148の変形例
図9に示される符号設定無モード148では、制御部12は、共通部分610等の一部のみを「PRE」に置換してもよい。また、制御部12は、連続する2個以上の共通ブロックが存在しなくても、1個の共通ブロックが存在する場合に、その共通ブロックを「PRE」に置換してもよい。また、制御部12は、複数のアドレス情報606等の間で共通部分が存在するのか否かの判断を、ブロック単位ではなく、16進数の1個の値(即ち4ビット)を単位として行なってもよい。例えば、制御部12は、複数のアドレス情報606等の間で1番目の値(「a」)が共通するのか否かを判断し、同様に、2番目以降の値のそれぞれについて共通するのか否かを判断してもよい。図9(a)の複数のアドレス情報606等は、1〜31番目の値が共通しており、32番目の値(「1」等)が共通していない。この場合、図9(c)に示されるように、制御部12は、複数のアドレス情報606等のそれぞれの共通部分612,632,652を「PRE」で置換することによって、複数の表示用アドレス情報660b,670b,680bを含む画像データ690bを生成してもよい。
(5)符号設定有モード142の変形例
図10(b)に示される符号設定有モード142では、制御部12は、第1の共通部分710等と第2の共通部分712等とを同じ符号で置換してもよい。また、制御部12は、第1の共通部分710等と第2の共通部分712等とのうちの一方のみを置換してもよい。また、符号設定有モード142は、上記の符号設定無モード148等の他のモードの置換に関する実施例及び変形例を採用することができる。
(6)共通部分省略モード152の変形例
図10(c)に示される共通部分省略モード152では、制御部12は、第1の共通部分710等と第2の共通部分712等との全てを省略しなくてもよい。例えば、制御部12は、一方の共通部分のみを省略してもよい。また、例えば、制御部12は、一方の共通部分の一部のみを省略してもよい。なお、省略部分の範囲は、例えば、表示部14の表示可能領域の大きさに応じて決定されてもよい。また、共通部分省略モード152は、他のモードの省略に関する実施例及び変形例を採用することができる。
(7)組合せモード156〜162の変形例
図11及び図12に示される第1〜第3の組合せモード156〜160では、予め決められた符号「PRE」又は「LAN」に置換されずに、ユーザ設定符号に置換されてもよい。なお、図11(b)において、「PRE」と「LAN」との間にコロンが挿入されてもよいし、「LAN」と8番目のブロック(例えば「0001」等)との間にコロンが挿入されてもよい。同様に、図12(a)において、「LAN」と8番目のブロック(例えば「0001」等)との間にコロンが挿入されてもよい。なお、第1〜第4の組合せモード156〜162においても、他のモードの置換及び省略に関する実施例及び変形例を採用することができる。
(8)上記の実施例の技術は、複数の表示用アドレス情報を表示する技術のみならず、1つの表示用アドレス情報のみを表示する技術にも適用できる。
(9)上記の実施例の各モードにおいて、表示用アドレス情報が表示部14(図1参照)に表示されている状態で、ユーザによって操作部18(図1参照)に所定の操作が実行された場合に、制御部12は、その表示用アドレス情報のオリジナルのアドレス情報(置換前又は省略前のアドレス情報)を表示部14に表示させてもよい。この構成によると、ユーザは、オリジナルのアドレス情報を見ることができる。また、例えば、無変換モード100以外のモードが設定されている場合であっても、図4のS14の処理において置換又は省略を必ずしも実行する必要はない。例えば、制御部12は、表示部14における画像データ290等を表示すべき表示領域が所定サイズよりも小さい場合には、図4のS14の処理において置換又は省略を実行し、表示領域が上記の所定サイズよりも大きい場合には、図4のS14の処理において置換又は省略を実行しなくてもよい。
(10)なお、上記の実施例の技術を利用して表示されるIPv6アドレスは、集約可能グローバルユニキャストアドレスに限られず、他のユニキャストアドレスであってもよい。例えば、リンクローカルユニキャストアドレスであってもよいし、ユニークローカルユニキャストアドレスであってもよい。これらのユニキャストアドレスでは、前半の64ビットがプレフィックス部であり、後半の64ビットがインターフェイス部である。また、上記の実施例の技術は、エニキャストアドレスを表示する場合に利用されてもよい。エニキャストアドレスでは、前半の64ビットがプレフィックス部である。さらに、上記の実施例の技術は、マルチキャストアドレスを表示する場合に利用されてもよい。マルチキャストアドレスでは、先頭の所定ビット(例えば8ビット)がプレフィックス部である。
(12)上記の実施例では、管理装置10は、自身以外の外部装置であるプリンタ50,60,70のIPv6アドレスを表示する。しかしながら、管理装置10は、上記の実施例の技術を利用して、自身のIPv6アドレスを表示してもよい。なお、管理装置10が表示用アドレス情報を表示しなくてもよく、管理装置10は、表示デバイスを備える他の装置(例えば管理装置80)に表示用アドレス情報を提供してもよい。また、管理装置10は、自身が作成した表示用アドレス情報を自身で表示するとともに、その表示用アドレス情報を管理装置80に提供してもよい。この場合、管理装置80は、図4に示される処理を実行しなくても、表示用アドレス情報を表示することができる。
(11)例えば、図5に示される画像データ290は、置換前のプレフィックス部210,230,250の値と、置換後のプレフィックス部の符号「LAN」と、の対応関係を示す情報を含んでいてもよい。即ち、画像データ290は、置換前のプレフィックス部の値「aaaa:bbbb:cccc:dddd」が「LAN」に置換されたことを示す情報を含んでいてもよい。同様に、他の画像データ390等も、置換前の値と置換後の符号との対応関係を示す情報(リスト)を含んでいてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、10,80:管理装置、12:制御部、50,60,70:プリンタ、206,226,246:アドレス情報、210,230,250:プレフィックス部、212,232,252:インターフェイス部、260,270,280:表示用アドレス情報

Claims (13)

  1. アドレス情報提供装置であって、
    IPv6アドレスを示すアドレス情報を取得する取得部と、
    前記アドレス情報のプレフィックス部が特定の符号に置換された表示用アドレス情報を、前記アドレス情報から生成する生成部と、
    前記表示用アドレス情報を表示デバイスに供給する供給部と、
    を備えるアドレス情報提供装置。
  2. 前記生成部は、前記アドレス情報の前記プレフィックス部がユーザによって設定された前記特定の符号に置換された前記表示用アドレス情報を生成する、請求項1に記載のアドレス情報提供装置。
  3. 前記生成部は、前記アドレス情報の前記プレフィックス部の値がユーザによって設定された特定の値に一致する場合に、前記アドレス情報の前記プレフィックス部が前記特定の符号に置換された前記表示用アドレス情報を生成する、請求項1又は2に記載のアドレス情報提供装置。
  4. 前記取得部は、複数の前記アドレス情報を取得し、
    前記生成部は、
    前記複数のアドレス情報のそれぞれのプレフィックス部が前記特定の符号に置換された複数の前記表示用アドレス情報を、前記複数のアドレス情報から生成して、
    さらに、前記複数の表示用アドレス情報を含む画像データであって、前記複数の表示用アドレス情報が、第1の方向に直交する第2の方向に沿って並んで表示されるように、構成されており、前記第1の方向は、各表示用アドレス情報によって表わされる2以上の符号が配列される方向である、前記画像データを生成し、
    前記供給部は、前記画像データを前記表示デバイスに供給する、請求項1から3のいずれか一項に記載のアドレス情報提供装置。
  5. 前記特定の符号は、16進数で使用される符号以外の符号を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のアドレス情報提供装置。
  6. アドレス情報提供装置であって、
    IPv6アドレスを示すアドレス情報を取得する取得部と、
    前記アドレス情報のプレフィックス部が省略された表示用アドレス情報を、前記アドレス情報から生成する生成部と、
    前記表示用アドレス情報を表示デバイスに供給する供給部と、
    を備えるアドレス情報提供装置。
  7. 前記生成部は、前記アドレス情報の前記プレフィックス部の値がユーザによって設定された特定の値に一致する場合に、前記アドレス情報の前記プレフィックス部が省略された前記表示用アドレス情報を生成する、請求項6に記載のアドレス情報提供装置。
  8. アドレス情報提供装置であって、
    複数のIPv6アドレスを示す複数のアドレス情報を取得する取得部と、
    前記複数のアドレス情報の間で共通する共通部分が存在する場合に、前記複数のアドレス情報のそれぞれの前記共通部分が第1の特定の符号に置換された複数の表示用アドレス情報を、前記複数のアドレス情報から生成する生成部と、
    前記複数の表示用アドレス情報を表示デバイスに供給する供給部と、
    を備えるアドレス情報提供装置。
  9. アドレス情報提供装置であって、
    複数のIPv6アドレスを示す複数のアドレス情報を取得する取得部と、
    前記複数のアドレス情報の間で共通する共通部分が存在する場合に、前記複数のアドレス情報のそれぞれの前記共通部分が省略された複数の表示用アドレス情報を、前記複数のアドレス情報から生成する生成部と、
    前記複数の表示用アドレス情報を表示デバイスに供給する供給部と、
    を備えるアドレス情報提供装置。
  10. 前記複数のアドレス情報のそれぞれは、1番目のブロックからN番目(前記Nは2以上の整数)のブロックまでの前記N個のブロックを含み、
    前記生成部は、M番目(前記Mは1から前記Nまでの各整数)のブロックの値が前記複数のアドレス情報の間で共通するのか否かを判断し、
    前記共通部分は、前記複数のアドレス情報の間で共通すると判断されるブロックを含む、請求項8又は9に記載のアドレス情報提供装置。
  11. 前記生成部は、前記複数のアドレス情報の間でプレフィックス部が共通しているのか否かに関わらず、前記複数のアドレス情報のそれぞれのプレフィックス部が第2の特定の符号にさらに置換された前記複数の表示用アドレス情報を生成し、
    前記共通部分は、前記複数のアドレス情報のそれぞれのインターフェイス部に含まれる、請求項8から10のいずれか1項に記載のアドレス情報提供装置。
  12. 前記生成部は、前記複数のアドレス情報の間でプレフィックス部が共通しているのか否かに関わらず、前記複数のアドレス情報のそれぞれのプレフィックス部がさらに省略された前記複数の表示用アドレス情報を生成し、
    前記共通部分は、前記複数のアドレス情報のそれぞれのインターフェイス部に含まれる、請求項8から10のいずれか1項に記載のアドレス情報提供装置。
  13. 前記生成部は、さらに、前記複数の表示用アドレス情報を含む画像データであって、前記複数の表示用アドレス情報が、第1の方向に直交する第2の方向に沿って並んで表示されるように、構成されており、前記第1の方向は、各表示用アドレス情報によって表わされる2以上の符号が配列される方向である、前記画像データを生成し、
    前記供給部は、前記画像データを前記表示デバイスに供給する、請求項8から12のいずれか1項に記載のアドレス情報提供装置。
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