JP2013212744A - スライド式カップホルダ - Google Patents

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隆次 新田
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Abstract

【課題】使用勝手を損なうといった不具合を生じさせることなく、部品点数の少数化ならびに構造の合理化を図り、製造コストを従来よりも低減することが可能なスライド式カップホルダを提供する。
【解決手段】スライド式カップホルダHのドア部3は、スライド体2とは別体に形成されて、回転可能に支持され、かつ弾発力付与手段6から弾発力を受けて一方向に回転するように付勢されており、カップ受け部4にカップCが載せられたときには、ドア部3の一部が弾発力をもってカップの側面に当接可能であるとともに、スライド体2が収容部10に収容されたときには、収容部10の前面開口部10aの周縁の固定部位12に対して、ドア部3の一部が弾発力をもって当接する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえば乗用車の車内などに取り付けられ、カップ(飲料容器)を保持するのに用いられるスライド式カップホルダに関する。
スライド式カップホルダは、前面が開口した所定の収容部にスライド収容可能とされたスライド体を備えており、このスライド体に、カップ受け部や、ドア部が設けられた構成とされている場合が多い。ドア部は、スライド体を収容部に収容させた際に、収容部の前面開口部を塞ぐための部分である。このようなカップホルダでは、カップ受け部を用いたカップの支持状態を安定させることが望まれる。そこで、従来では、カップ受け部上にカップが載せられた際にこのカップの水平方向の位置ずれを防止するためのカップ押さえ部材を設ける手段も適宜採用されている(たとえば、特許文献1を参照)。
また、スライド式カップホルダは、その操作性が良好であることも要請される。そこで、従来においては、いわゆるプッシュ方式のものがある。このプッシュ方式では、スライド体が収容部に収容されている状態において、ドア部を押すと、バネを利用した所定の機構の動作に基づき、スライド体が収容部の手前側に適当量だけ突出するように構成されている。スライド体がこのように突出すると、スライド体の引き出し操作が容易となる。
しかしながら、従来においては、次に述べるように、未だ改善の余地があった。
すなわち、スライド式カップホルダの使い勝手を良好にすべく、前記したカップ押さえ部材を設け、さらには前記したプッシュ方式を採用した場合、スライド式カップホルダ全体の部品点数が多くなり、全体構造も複雑化する。その結果、全体の製造コストが高くなる不具合を生じる。
特開平08−192669号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、使用勝手を損なうといった不具合を生じさせることなく、部品点数の少数化ならびに構造の合理化を図り、製造コストを従来よりも低減することが可能なスライド式カップホルダを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供されるスライド式カップホルダは、前面開口部を有する収容部にスライド収容させることが可能なスライド体と、このスライド体に設けられ、かつこのスライド体を前記収容部に収容させたときに前記収容部の前面開口部を塞ぐドア部と、前記スライド体のうち、前記ドア部よりも奥部側の配置に設けられたカップ受け部と、前記スライド体を前記収容部に収容させたときには、前記スライド体が前記収容部の手前側に退出することを規制する退出規制状態となり、かつこの退出規制状態において前記スライド体が奥部側に押されたときには、前記スライド体が手前側に退出すことを許容するスライド体用の移動規制手段と、を備えている、スライド式カップホルダであって、前記ドア部は、前記スライド体とは別体に形成されて、回転可能に支持され、かつ弾発力付与手段から弾
発力を受けて一方向に回転するように付勢されており、前記カップ受け部にカップが載せられたときには、前記ドア部の一部が弾発力をもって前記カップの側面に当接可能であるとともに、前記スライド体が前記収容部に収容されたときには、前記収容部の前面開口部の周縁の固定部位に対して、前記ドア部の一部が弾発力をもって当接するように構成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
まず、ドア部は、カップ受け部上にカップが載せられた際には、カップの側面に弾発力をもって当接し、その位置決めを図るためのカップ押さえ部材としての役割を果たす。加えて、ドア部に付与されている弾発力は、収容部に収容された状態にあるスライド体を収容部の手前側に退出させるための付勢力として働かせることもできる。すなわち、スライド体が収容部に収容されている際に、ドア部の一部が所定の固定部位に対して弾発力をもって当接すると、その反作用として、スライド体を収容部の手前側に退出させようとする力を発生させることができる。したがって、スライド体用の移動規制手段によってスライド体が収容部の手前側に退出することが規制されている状態を解除すると、前記した反作用の力を利用して、スライド体を収容部の手前側に積極的に退出させることが可能となる。このようなことから、本発明によれば、スライド式カップホルダの使い勝手が大きく損なわれるといった不具合はない。
一方、ドア部が前記したような機能を発揮する結果、ドア部とは別個に、カップ押さえ部材を設ける必要はない。また、スライド体を収容部の手前側に退出させるための弾力力を付与するための手段についても、別途設ける必要はない。したがって、部品点数の削減、ならびに構造の簡素化を図り、スライド式カップホルダの製造コストを従来よりも低減することが可能である。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
(a)は、本発明に係るスライド式カップホルダの一例を示す概略側面断面図であり、(b)は、スライド体を手前側に引き出してカップを保持させる状態の概略平面断面図であり、(c)は、(b)の概略側面断面図である。 図1に示すスライド式カップホルダに用いられているカム機構を示す平面断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示すスライド式カップホルダHは、前面開口部10aを形成しているケース1、ドア部3ならびにカップ受け部4が取り付けられたスライド体2、およびカム機構5を具備している。また、後述するように、ドア部3を回転付勢させるためのバネ6(本発明でいう弾発力付与手段の一例)も具備している。ケース1、ドア部3、カップ受け部4、およびスライド体2は、いずれも樹脂製である。
ケース1は、前面開口部10aが形成された略直方体状であり、このケース1の内部は、スライド体2を収容させるための収容部10(本発明でいう収容部の一例)に相当する。図面では、スライド体2がケース1内において上下高さ方向において支持されていない状態に示されているが、実際には、ケース1にはスライド体2をスライド可能に支持する支持部が設けられている。このことにより、スライド体2は、図1(b),(c)に示すように、収容部10の手前側に引き出された状態と、同図(a)に示すように、収容部10に収容された状態とに設定可能である。このスライド体2の前部には、左右幅方向(同
図(b)の上下方向)に間隔を隔てた一対の側壁部20が設けられている。これら一対の側壁部20の相互間の位置に、カップ受け部4が設けられ、かつカップCが配置される。
カップ受け部4は、軸部48を介してスライド体2の側壁部20に回転可能に取り付けられており、ドア部3よりも奥部側に位置している。図1(c)に示すように、カップ受け部4は、カップCの底部支持用および側面支持用の支持部40,41を有している。図1(c)に示す状態からスライド体2を奥部側に押すと、カップ受け部4がケース1の前部に当接して回転し、水平姿勢に近づく。このことにより、カップ受け部4を収容部10に配置させることができる。なお、図1(a)の状態からスライド体2を手前側に引き出した際には、カップ受け部4は自重により回転し、図1(c)に示す姿勢となる。
ドア部3は、スライド体2の一対の側壁部20に軸部28を介して回転可能に設けられている。このドア部3は、収容部10の前面開口部10aを塞ぐことが可能な形状およびサイズに形成されているが、このドア部3の下部30は奥部側に突出した形態とされている。このドア部3は、バネ6の弾発力によって、矢印Naで示す方向、すなわち下部30が奥部側に変位する回転方向に弾発付勢されている。バネ6は、たとえば金属製の捩じりコイルバネであり、その一端が側壁部20に止着または当接し、かつ他端がドア部3に止着または当接していることによりドア部3に回転力を付与する。
ドア部3は、バネ6によって前記したように弾発付勢されているために、図1(c)に示すように、カップ受け部4上に載置されたカップCの側面に対し、ドア部3の下部30が弾発力をもって当接可能である。一方、ケース1の前部には、スライド体2を収容部10に収容させた際にドア部3の下部30が当接するフランジ部12(本発明でいう前面開口部の周縁の固定部位の一例に相当)が設けられている。
カム機構5は、スライド体2の移動規制を図るための機構であり、たとえばハート型カム溝50aが形成されたカム50と(図2も参照)、スライド体2に取り付けられたピン状のカムフォロア51とを組み合わせたものである。このカム機構5では、スライド体2が収容部10から引き出された状態から収容部10に押し込まれると、カムフォロア51は、図2の矢印N1〜N5の経路で進行し、カム溝50aの凹部50a'に係入させることができる。この係入作用により、カムフォロア51、ひいてはスライド体2が手前側へ移動することは阻止された状態となる。この状態において、スライド体2が奥部側に押されると、カムフォロア51は、矢印N6〜N8の経路で進行し、スライド体2を手前側へ移動させることが可能となる。
次に、前記したスライド式カップホルダHの作用について説明する。
まず、カップ受け部4の支持部40上にカップCを載せた場合には、既述したように、バネ6の弾発力を利用してドア部3の下部30をカップCの側面に当接させることができる。このことにより、カップCの側面が、ドア部3の下部30とカップ受け部4の支持部41とによって適度な弾発力で挟まれることとなり、カップCを安定させた状態で保持することが可能となる。
次いで、スライド体2を収容部10に収容させた際には、ドア部3の下部30がケース1のフランジ部12にバネ6の弾発力をもって当接するために、その反作用として、スライド体2を手前側に付勢させる力を生じさせることができる。スライド体2が収容部10に収容されている際には、カムフォロア51は、図2で示したカム溝50aの凹部50a'に係入した状態にあるが、前記した反作用の力は、カムフォロア51が凹部50a'に係入した状態を維持させる力として役立つ。このような状態において、ドア部3の上部側を押して、前記したバネ力に抗してスライド体2を奥部側に押し込み、カムフォロア51を凹
部50a'から脱出させると、スライド体2は、前記した反作用の力によって手前側に退出する。したがって、スライド体2を適切に引き出すことが可能となる。前記のバネ力が比較的弱い場合には、スライド体2の前記の退出距離は短いものの、ドア部3が前面開口部10aよりも手前側に移動すれば、この部分に指を掛けるなどして、スライド体2を引き出す操作を簡単に行なうことが可能である。
このように、本実施形態では、バネ6によって弾発付勢されたドア部3は、カップCを押さえるための部材としての役割を果たすとともに、収容部10に収容された状態のスライド体2をプッシュ方式によって手前側に退出させるための機構としての役割も果たす。したがって、その構成は合理的であって、スライド式カップホルダHの部品点数を少なくして製造コストの低減化を図りつつ、使い勝手を良好なものとすることができる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係るスライド式カップホルダの各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
本発明でいう「収容部」は、必ずしも単体品として形成された樹脂製ケースを用いて構成されていなくてもよく、たとえばスライド体をスライド可能に支持する複数の部材を組み合わせて構成してもよい。また、収容部の前面開口部は、たとえば車両の内装パネルを利用して形成されていてもよい。したがって、本発明の「収容部の前面開口部の周縁の固定部位」(ドア部の一部が当接する箇所)は、内装パネルの一部であってもよい。
上述の実施形態では、ドア部の下部を突出した状態としてカップの側面に当接させているが、下部を突出状態とすることなくカップの側面に当接させることも可能である。また、余り実用的ではないが、ドア部の下部に代えて、ドア部の中間寄りの部分、あるいは上部をカップの側面に当接させる構成も可能である。ドア部を付勢するための弾発力付与手段としては、捩じりコイルバネ以外のバネ、あるいはその他の弾性部材を用いることが可能である。スライド体用の移動規制手段としては、ハート型カム溝とは異なる構成のカム機構、あるいはカム機構以外の機構を用いることもできる。
H スライド式カップホルダ
C カップ
1 ケース
2 スライド体
3 ドア部
4 カップ受け部
5 カム機構(スライド体用の移動規制手段)
6 バネ(弾発力付与手段)
10 収容部
10a 前面開口部
12 フランジ部(固定部位)
30 ドア部の下部(ドア部の一部)

Claims (1)

  1. 前面開口部を有する収容部にスライド収容させることが可能なスライド体と、
    このスライド体に設けられ、かつこのスライド体を前記収容部に収容させたときに前記収容部の前面開口部を塞ぐドア部と、
    前記スライド体のうち、前記ドア部よりも奥部側の配置に設けられたカップ受け部と、
    前記スライド体を前記収容部に収容させたときには、前記スライド体が前記収容部の手前側に退出することを規制する退出規制状態となり、かつこの退出規制状態において前記スライド体が奥部側に押されたときには、前記スライド体が手前側に退出すことを許容するスライド体用の移動規制手段と、
    を備えている、スライド式カップホルダであって、
    前記ドア部は、前記スライド体とは別体に形成されて、回転可能に支持され、かつ弾発力付与手段から弾発力を受けて一方向に回転するように付勢されており、
    前記カップ受け部にカップが載せられたときには、前記ドア部の一部が弾発力をもって前記カップの側面に当接可能であるとともに、前記スライド体が前記収容部に収容されたときには、前記収容部の前面開口部の周縁の固定部位に対して、前記ドア部の一部が弾発力をもって当接するように構成されていることを特徴とする、スライド式カップホルダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016011073A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 朝日電装株式会社 フットレスト

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