JP2013212090A - ペット用サークル - Google Patents

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正人 小池
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Abstract

【課題】既存の部材を流用して間仕切り部材及び角部用固定具を安価に利用して、間仕切り部材を設置する際のコストの低廉化を図る。
【解決手段】左右の縦杆22と各縦杆22の上下両端を連結する上下の横杆23とからなる枠体20を備えた複数枚の柵部材2の互いに隣接し合う左右方向端21同士をサークル本体10の直線部11a〜11dにおいて直線部用固定具3により連結すると共に角部12において角部用固定具4により連結してペット用サークル1Aを構成する。各柵部材2の枠体20と同一の枠体50よりなる間仕切り部材5の一方の左右方向端51とサークル本体10の直線部11aにおいて互いに相隣なる一方の柵部材2における他方の柵部材2側の左右方向端21とを、互いの裏側辺212,512同士のみを突き合わせた状態で角部用固定具4により連結すると共に、当該双方の柵部材2の縦杆22同士を直線部用固定具3の縦杆用締結具34によって連結する。
【選択図】図2

Description

本発明は、犬などのペット用サークルに関し、詳しくは、サークル本体を間仕切りするようにしたものに係る。
近年、子犬等のペットを家屋内の一定の場所に入れておくために、ペット用サークルが用いられている。
このペット用サークルは、断面略矩形状の左右の縦杆とこれらの縦杆の上下両端同士を連結する断面略矩形状の横杆とを有する枠体を備えた複数枚の柵部材を真直ぐおよび/または直角に連結具により連結して構成され、そのサークル本体内にペットを収容するようにしている(特許文献1参照)。
特開2007−189938号公報
ところで、ペットサークルが複数の柵部材によって外郭のみが構成されているため、ペット用サークル内に複数のペットを収容する場合には、ペット同士が互いに接触しやすく、その接触によって不具合が生じることがある。具体的には、トイレで用便しているペットに対し他のペットが接触すると、用便に集中できなかったり、周囲を汚すおそれがある。また、睡眠中のペットに対し他のペットが接触すると、ペットの睡眠の邪魔となり、安眠の妨げとなりやすい。
また、ペット用サークル内に単数のペットを収容している場合においても、飼い主がペットのしつける上で、トイレの場所や睡眠場所又は食事場所をペットに認識させるのが難しく、ペットのしつけを効果的に行えない。
そこで、サークル本体内に間仕切り部材を設け、複数のペットを収容した際のペット同士の接触を緩和させるようにしたり、単数のペットを収容した際のペットのしつけを効果的に行えるようにすることが考えられる。しかし、間仕切り部材は柵部材と異なる規格外のものとなるため、間仕切り部材を新たに製作するに当たってコストが高くつく上、間仕切り部材を柵部材に連結するための専用の連結具も別途用意する必要があり、間仕切り部材を設置する際にコストが非常に高くつく。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、既存の部材を流用して間仕切り部材および連結具が安価に製作できるようにして、間仕切り部材を設置する際のコストの低廉化を図ることにある。
前記目的を達成するため、本発明では、断面略矩形状の左右の縦杆とこれらの縦杆の上下両端を連結する断面略矩形状の上下の横杆とからなる枠体を備えた複数枚の柵部材の互いに隣接し合う左右方向端同士を、平面視でのサークル本体の真直ぐな直線部及び直角な角部においてそれぞれ連結して構成されるペット用サークルを前提とする。そして、前記各柵部材のうち、前記サークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材を、互いの左右方向端同士の表裏両側辺をそれぞれ突き合わせた状態で直線部用固定具により連結する一方、前記サークル本体の角部において互いに相隣なる双方の柵部材を、互いの左右方向端同士の裏側辺のみを突き合わせた状態で角部用固定具により連結する。更に、前記各柵部材に、それぞれの枠体の表裏方向における隅部を当該各柵部材の表裏方向に貫通する表裏方向貫通孔を設けるとともに、前記各縦杆を左右方向に貫通する左右方向貫通孔を設ける。また、前記直線部用固定具に、前記サークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材の前記表裏方向貫通孔に対応する表裏方向対応孔を長手方向両端部に有する長尺材を当該双方の柵部材に亘って締結するように前記表裏方向貫通孔及び前記表裏方向対応孔にそれぞれ挿通される長尺材用締結具、並びに前記サークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材の縦杆同士を締結するように当該双方の柵部材の縦杆同士の前記左右方向貫通孔にそれぞれ挿通される縦杆用締結具のいずれか一方を備える。一方、前記角部用固定具に、前記サークル本体の角部において互いに相隣なる双方の柵部材の左右方向端同士の裏側辺に隣接する裏側面に対しそれぞれ半径面部が対面するように中心角度が90°の扇状に形成され、かつ前記表裏方向貫通孔に対応する対応穴を前記各半径面部に有する扇状連結部材と、この扇状連結部材を前記サークル本体の角部において互いに相隣なる双方の柵部材の枠体の裏側面に締結するように前記表裏方向貫通孔から前記対応穴にそれぞれ挿通される螺着部材と、を備える。加えて、前記サークル本体に、当該サークル本体内を間仕切りする間仕切り部材を設け、前記間仕切り部材に、前記表裏方向貫通孔及び前記左右方向貫通孔を有する前記各柵部材と同一の枠体を備える。そして、前記間仕切り部材の一方の左右方向端と前記サークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材のうちの一方の柵部材における他方の柵部材側の左右方向端とを、互いの裏側辺同士のみを突き合わせた状態で前記角部用固定具により連結するとともに、当該双方の柵部材の縦杆同士を前記縦杆用締結具によって連結することを特徴としている。
また、前記間仕切り部材を複数枚用い、これらの間仕切り部材を、前記双方の柵部材のうちの一方の柵部材に一方の左右方向端が連結された前記間仕切り部材の他方の左右方向端に対し、前記直線部用固定具及び前記角部用固定具により最後の間仕切り部材まで続けて連結して、前記サークル本体内を迷路状又は通路状に間仕切りしていてもよい。
また、前記各間仕切り部材のうちの最後に連結された間仕切り部材の他方の左右方向端を、前記双方の柵部材とは前記サークル本体の周方向に離れた他の双方の柵部材のうちの一方の柵部材における他方の柵部材側の左右方向端に対し前記角部用固定具により直角に連結して、前記サークル本体内に間仕切りされた空間を複数枚の間仕切り部材により画成していてもよい。
また、前記間仕切り部材に、その枠体内を不透明又は半透明に目隠しするパネル材を備えていてもよい。
また、前記サークル本体を家屋内に設置し、当該サークル本体の各柵部材のうちの少なくとも前記家屋内の壁面に沿って配置される柵部材に、その枠体内を不透明又は半透明に目隠しするパネル材を備えていてもよい。
また、前記各柵部材のうちの少なくとも1枚の柵部材を、前記左右の縦杆とこれらの縦杆の上下両端のうちの少なくとも下端を連結する前記横杆とこれらの各杆により形成された出入口を開閉する扉とを備えた出入口用柵部材に置換していてもよい。
更に、前記各間仕切り部材のうちの少なくとも1枚の間仕切り部材を、前記左右の縦杆とこれらの縦杆の上下両端のうちの少なくとも下端を連結する前記横杆とこれらの各杆により形成された出入口を開閉する扉とを備えた出入口用間仕切り部材に置換していてもよ
以上、要するに、表裏方向貫通孔および左右方向貫通孔を有する各柵部材と同一の枠体を備えた間仕切り部材を用いることで、各柵部材を流用してこれと同一の枠体からなる間仕切り部材が製作される。そして、間仕切り部材の一方の左右方向端とサークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材のうちの一方の柵部材における他方の柵部材側の左右方向端とを、互いの裏側辺同士のみを突き合わせた状態で前記角部用固定具により連結している。これにより、同一の枠体よりなる各柵部材を流用した間仕切り部材によって、各柵部材の枠体を共有した間仕切り部材を製作する際のコストを低く抑えることができる。その上、間仕切り部材を柵部材に連結するための専用の連結具が不要となり、サークル本体の角部において柵部材の左右方向端同士を連結する角部用固定具をそのまま用いて間仕切り部材を柵部材に連結することができる。よって、間仕切り部材を設置する際のコストを低く抑えることができる。
また、複数枚の間仕切り部材を、双方の柵部材のうちの一方の柵部材に一方の左右方向端が連結された間仕切り部材の他方の左右方向端に対し直線部用固定具及び角部用固定具により最後の間仕切り部材まで続けて連結して、サークル本体内を迷路状又は通路状に間仕切りすることで、サークル本体内を複数枚の間仕切り部材によって広範囲に間仕切って、複数収容した際のペット同士の接触を効率よく緩和することができる一方、単数収容した際のペットのしつけを効果的に行うことができる。
また、各間仕切り部材のうちの最後に連結された間仕切り部材の他方の左右方向端をサークル本体の周方向に離れた他の双方の柵部材のうちの一方の柵部材における他方の柵部材側の左右方向端に角部用固定具により直角に連結して、サークル本体内に間仕切りされた空間を複数枚の間仕切り部材により画成することで、サークル本体内の所望する位置で空間を画成でき、用途に応じてペット同士の接触を確実に防止することができる一方、単数収容した際のペットのしつけをより効果的に行うことができる。
また、前記間仕切り部材の枠体内をパネル材で目隠しすることで、サークル本体内を間仕切る間仕切り部材によって視野に入れたくないトイレなどの部位が目隠しされ、視野に入れたくない部位でのペットの所作を効率よく隠すことができる。
また、サークル本体の各柵部材のうちの少なくとも家屋内の壁面に沿って配置される柵部材の枠体内をパネル材で目隠しすることで、家屋内の壁面がパネル材によって保護され、家屋内の壁面を清浄に保つことができる。
また、サークル本体の各柵部材のうちの少なくとも1枚の柵部材を、左右の縦杆とこの各縦杆の上下両端のうちの少なくとも下端を連結する横杆とで形成した出入口を開閉する扉を備えた出入口用柵部材に置換することで、サークル本体内からのペットの出し入れを円滑に行うことができる。
更に、サークル本体内に空間を画成する複数枚の間仕切り部材のうちの少なくとも一枚の間仕切り部材を、左右の縦杆とこの各縦杆の上下両端のうちの少なくとも下端を連結する横杆とで形成した出入口を開閉する扉を備えた出入口用間仕切り部材に置換することで、間仕切り部材により画成された空間からのペットの出入りを円滑に行うことができる上、ペットの行動範囲を空間内とサークル本体内とに簡単に切り換えることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るペット用サークルの平面図である。 図1のペット用サークルの斜視図である。 図2のペット用サークルのサークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材の左右方向端同士を連結する直線部用固定具の分解斜視図である。 図2のペット用サークルのサークル本体の角部において互いに相隣なる双方の柵部材の左右方向端同士を連結する角部用固定具の分解斜視図である。 図4の角部用固定部により連結される柵部材の左右方向端同士を斜め下方から見た斜視図である。 間仕切り部材を連結する一方の柵部材と他方の柵部材との縦杆同士を縦杆用締結具によって連結している状態を示す横断平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るペット用サークルの平面図である。 第2の実施の形態の変形例に係るペット用サークルの平面図である。 図8のペット用サークルの斜視図である。 第2の実施の形態のその他の変形例に係るペット用サークルの平面図である。 第2の実施の形態のその他の変形例に係るペット用サークルの平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るペット用サークルの平面図である。 図12のペット用サークルの斜視図である。 第3の実施の形態の変形例に係るペット用サークルの平面図である。 第3の実施の形態のその他の変形例に係るペット用サークルの平面図である。 第3の実施の形態のその他の変形例に係るペット用サークルの平面図である。 第3の実施の形態のその他の変形例に係るペット用サークルの平面図である。 図17のペット用サークルの斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係るペット用サークルの平面図である。 図19のペット用サークルの斜視図である。 第4の実施の形態の変形例に係るペット用サークルの平面図である。 本発明の第5の実施の形態に係るペット用サークルの平面図である。 図22のペット用サークルの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付した図面により詳細に説明する。
先ず、図1は本発明の実施の形態に係るペット用サークルの斜視図、図2はペット用サークルの斜視図、図3はサークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材の左右方向端同士を連結する直線部用固定具の分解斜視図、図4はサークル本体の角部において互いに相隣なる双方の柵部材の左右方向端同士を連結する角部用固定具の分解斜視図、図5は角部用固定部により連結される柵部材の左右方向端同士を斜め下方から見た斜視図、図6は間仕切り部材を連結する一方の柵部材と他方の柵部材とを縦杆用締結具によって連結している状態を示す横断平面図をそれぞれ示している。
図1及び図2において符号1Aで示すペット用サークルは、木製の枠体20を備えた複数枚の柵部材2,2,…の互いに隣接し合う左右方向端21,21同士を、平面視で見てサークル本体10Aの真直ぐな直線部11及び直角に折れ曲がる角部12においてそれぞれ連結して略矩形枠状に構成される。枠体20は、断面略矩形状の左右の縦杆22,22と、これらの縦杆22,22の互いに向き合う対向面220,220の上下両端をそれぞれ連結する断面略矩形状の上下の横杆23,23と、からなる。また、サークル本体10Aは、縦方向(図1では上下方向)に2枚の柵部材2,2を直線状に連結した直線部11a,11bと、横方向(図1では左右方向)に3枚の柵部材2,2,2を直線状に連結した直線部11c,11dとからなり、それぞれの直線部11a〜11dの柵部材2の左右方向端21,21同士が角部12において直角に連結されている。そして、枠体20には、横杆23,23間を左右方向所定間隔置き(例えば5〜7cm置き)に上下方向に連結する柵棒体24,24,…が設けられている。このサークル本体10Aは家屋内に設置されている。
また、図3に示すように、各柵部材2のうち、サークル本体10の直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2は、その隣接し合う左右方向端21,21同士の表裏両側辺211,212をそれぞれ突き合わせた状態で直線部用固定具3により連結されている。一方、図4に示すように、サークル本体10Aの角部12において互いに相隣なる双方の柵部材2,2は、その隣接し合う左右方向端21,21同士の裏側辺212,212のみを突き合わせた状態で角部用固定具4により連結されている。
前記各柵部材2の枠体20の表裏方向における四隅(隅部)には、上下の横杆23,23の左右両端を当該各柵部材2の表裏方向(図3では手前奥方向)に貫通する表裏方向貫通孔25が設けられているとともに、各縦杆22の上下両端部をそれぞれ左右方向(図3では左右方向)に貫通する左右方向貫通孔26が設けられている。
直線部用固定具3は、サークル本体10Aの直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2の互いの左右方向端21の表裏方向貫通孔25に対応する表裏方向対応孔31,31を長手方向両端部に有する合成樹脂製の長尺材32を有し、かつこの長尺材32を当該双方の柵部材2,2に亘って締結するように表裏方向貫通孔25及び表裏方向対応孔31にそれぞれ挿通される長尺材用締結具33、又はサークル本体10Aの直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2の縦杆22同士を締結するように当該縦杆22同士の左右方向貫通孔26,26にそれぞれ挿通される縦杆用締結具34のいずれかを備えている。この長尺材用締結具33及び縦杆用締結具34は、長さ方向一端に回転操作用フランジ351を備えた螺子軸352と、長さ方向一端に回転操作用フランジ353を有し、かつ螺子軸352を螺合可能とする螺子筒354とをそれぞれ備えている。そして、長尺材用締結具33は、サークル本体10Aの直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2の互いの左右方向端21の表裏方向貫通孔25に対し長尺材32の左右方向両端部の表裏方向対応孔31,31を対応させた状態で、各表裏方向対応孔31から螺子軸352を挿通し、各表裏方向貫通孔25から挿通した螺子筒354に螺合することで、当該双方の柵部材2,2に亘って長尺材32を締結している。縦杆用締結具34による締結については後述する。
一方、図5にも示すように、角部用固定具4は、中心角度が90°の扇状に形成された扇状連結部材41と、この扇状連結部材41をサークル本体10Aの角部12において互いに相隣なる双方の柵部材2,2の縦杆22の枠体20の裏側面221の上下両端に締結する螺着部材42とを備えている。扇状連結部材41は、サークル本体10Aの角部12において互いに相隣なる双方の柵部材2,2の互いの左右方向端21,21同士の裏側辺212に隣接する裏側面221(縦杆22の裏側面221)に対しそれぞれ対面する半径面部411,411を有し、この各半径面部411には表裏方向貫通孔25に対応する対応穴412が設けられている。また、螺着部材42は、軸材の側部にねじ孔431を有するナット43と、このナット43のねじ孔431に螺着されるねじ44とを備えている。更に、扇状連結部材41の一側面413には、ナット43を収納するナット収納穴414,414が設けられ、この各ナット収納穴414は、各半径面部411の対応穴412に対して直交している。
各ナット43は、扇状連結部材41のナット収納穴414の径よりやや小さい径の金属軸材からなり、この軸部材の頭部には+状の溝432が形成されている。そして、角部用固定具4は、角部12において互いに相隣なる双方の柵部材2,2の互いに隣接する左右方向端21,21の表裏方向貫通孔25に対し扇状連結部材41の各半径面部411の対応穴412を対応させた状態で、各ナット収納穴414にナット43を収納してから、表裏方向貫通孔25を介して対応穴412に挿通させたねじ44をナット43のねじ孔431に螺着することで、当該双方の柵部材2,2に扇状連結部材41を締結している。このとき、各ナット43の頭部をその溝432に装填したドライバーなどにより回転させることで、対応穴412にねじ孔431を合致させて当該ねじ孔431に対するねじ44の螺着を可能にしている。この場合、ねじ44は、各横杆23の表裏方向貫通孔25及び対応穴412を介してナット43のねじ孔431に螺着可能な長さに設定されている。
そして、図6にも示すように、サークル本体10Aには、当該サークル本体10内の一部をトイレとして間仕切りする間仕切り部材5が設けられている。この間仕切り部材5は、各柵部材2の表裏方向貫通孔25および左右方向貫通孔26と同一の表裏方向貫通孔55および左右方向貫通孔56を有する枠体50を備えている。この枠体50は、断面略矩形状の左右の縦杆52,52と、これらの縦杆52,52の互いに向き合う対向面520,520の上下両端をそれぞれ連結する断面略矩形状の上下の横杆53,53と、からなる。また、間仕切り部材5には、その枠体50内を不透明に目隠しする木製のパネル材54が取り付けられている。なお、パネル材54としては、合成樹脂などにより成形されたパネル材が適用されていてもよい。
間仕切り部材5は、サークル本体10Aの直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2に取り付けられている。この間仕切り部材5を取り付けるに当たり、該当するサークル本体10の直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2同士を連結していた長尺材用締結具33及び長尺材32は取り外されている。そして、間仕切り部材5は、その左右方向端51,51のうちの一方の左右方向端51の表側辺511又は裏側辺512とサークル本体10Aの直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2の他方の柵部材2側の左右方向端の裏側辺212とのみを突き合わせた状態で、当該一方の柵部材2に対し角部用固定具4によって連結されている。具体的には、角部用固定具4は、直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2の左右方向端21の裏側面221の表裏方向貫通孔25、及び間仕切り部材5の一方の左右方向端51の表裏方向貫通孔55に対し扇状連結部材41の各半径面部411の対応穴412を対応させた状態で、各ナット収納穴414にナット43を収納してから、表裏方向貫通孔25,55を介して対応穴412に挿通させたねじ44をナット43のねじ孔431に螺着することで、当該一方の柵部材2及び間仕切り部材5に扇状連結部材41を締結している。
また、間仕切り部材5を角部用固定具4により連結した一方の柵部材2とこれと相隣なる他方の柵部材2とは、互いの縦杆22同士の左右方向貫通孔26,26にそれぞれ挿通される縦杆用締結具34によって締結されている。具体的には、縦杆用締結具34は、サークル本体10Aの直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2の縦杆22同士の左右方向貫通孔26,26を対応させた状態で、一方の左右方向貫通孔26から螺子軸352を挿通し、他方の左右方向貫通孔26から挿通した螺子筒354に螺合することで、当該双方の柵部材2,2の縦杆22同士を締結している。
更に、図1及び図2に示すように、サークル本体10Aの1つの角部12において互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2が、左右の縦杆62,62とこれらの縦杆62の下端を連結する横杆63とこれらの各杆62,63により形成された出入口68を開閉する扉69とを備えた出入口用柵部材6に置換されている。この出入口用柵部材6は、その各縦杆62が柵部材2及び間仕切り部材5の各縦杆22,52よりも幅広(例えば2倍の左右方向幅)に形成され、当該各縦杆62の上下両端部に表裏方向貫通孔65を備えている。また、扉69は、枠体60を構成する一方の縦杆62にヒンジ金具(図示せず)を介して揺動自由に支持されている。なお、図1及び図2における符号61は出入口用柵部材6の左右方向端(縦杆62の左右方向端)である。
したがって、本実施の形態では、表裏方向貫通孔25および左右方向貫通孔26を有する各柵部材2の枠体20と同一の枠体50を備えた間仕切り部材5を用い、この間仕切り部材5の枠体50内をパネル材54によって不透明に目隠しすることで、各柵部材2を流用してこの枠体20と同一の枠体50からなる間仕切り部材5が製作される。そして、間仕切り部材5の一方の左右方向端51とサークル本体10Aの直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2における他方の柵部材2側の左右方向端21とを、互いの裏側辺512,212同士のみを突き合わせた状態で角部用固定具4により連結している。これにより、同一の枠体50よりなる各柵部材2を流用した間仕切り部材5にパネル材54を用いて枠体50内を目隠しすることで、各柵部材2の枠体20を共有した間仕切り部材5を製作する際のコストを低く抑えることができる。その上、間仕切り部材5を柵部材2に連結するための専用の連結具が不要となり、サークル本体10Aの角部12において柵部材2の左右方向端21,21同士を連結する角部用固定具4をそのまま用いて間仕切り部材5を柵部材2に連結することができる。よって、間仕切り部材5を設置する際のコストを低く抑えることができる。
また、サークル本体10Aの1つの角部12において互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2が出入口用柵部材6に置換されているので、サークル本体10A内からのペットの出し入れを円滑に行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を図7に基づいて説明する。
この実施の形態では、2枚の間仕切り部材5,5を用いてサークル本体10A内を間仕切りしている。なお、第1の実施の形態と同一の部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施の形態では、図7に示すように、直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2に一方の左右方向端51が連結された間仕切り部材5の他方の左右方向端51に対し2枚目の間仕切り部材5の一方の左右方向端51が直線部用固定具3により真直ぐに連結されて、ペット用サークル1Aのサークル本体10A内を通路状に間仕切りしている。具体的には、直線部用固定具3としては、長尺材用締結具33が適用され、この長尺材用締結具33は、互いに相隣なる双方の間仕切り部材5,5の表裏方向貫通孔55に対し長尺材32の左右方向両端部の表裏方向対応孔31,31を対応させた状態で、各表裏方向対応孔31から螺子軸352を挿通し、各表裏方向貫通孔55から挿通した螺子筒354に螺合することで、当該双方の間仕切り部材5,5に亘って長尺材32を締結している。
この場合、2枚の間仕切り部材5,5を、直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2に一方の左右方向端51が連結された間仕切り部材5の他方の左右方向端51に直線部用固定具3(長尺材32)により真直ぐに連結して、サークル本体10A内を通路状に間仕切りすることで、サークル本体10A内を2枚の間仕切り部材5,5により広範囲に間仕切って、複数収容した際のペット同士の接触を効率よく緩和させることができる一方、単数収容した際のペットのしつけを効果的に行うことができる。その上、トイレで用を足す際のペットの所作を効率よく隠すことができる。
なお、前記第2の実施の形態では、2枚の間仕切り部材5,5によりサークル本体10A内を間仕切ったが、図8及び図9に示すように、ペット用サークル1Bのサークル本体10Bを、縦方向(図8では上下方向)に3枚の柵部材2,2,2を直線状に連結した直線部11a,11bと、横方向(図8では左右方向)に3枚の柵部材2,2,2を直線状に連結した直線部11c,11dとのそれぞれの直線部11a〜11dの柵部材2の左右方向端21,21同士を角部12において直角に連結して略正方形状に構成するとともに、3枚の間仕切り部材5,5,5を用い、この3枚の間仕切り部材5,5,5を、直線部11aにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2に一方の左右方向端51が連結された間仕切り部材5の他方の左右方向端51に対し、角部用固定具4(扇状連結部材41)により最後の3枚目の間仕切り部材5まで直角に続けて連結して、サークル本体10B内を迷路状に間仕切りしていてもよい。この場合、サークル本体10B内を3枚の間仕切り部材5,5,5によってより広範囲に間仕切って、複数収容した際のペット同士の接触をより効率よく緩和させることができる一方、単数収容した際のペットのしつけを効果的に行うことができる。その上、トイレで用を足す際のペットの所作をより効率よく隠すことが可能となる。
また、図10に示すように、3枚の間仕切り部材5,5,5を用い、この3枚の間仕切り部材5,5,5のうちの2枚の間仕切り部材5,5を、直線部11cにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2に一方の左右方向端51が連結された間仕切り部材5の他方の左右方向端51に対し角部用固定具4(扇状連結部材41)により直角に続けて連結するとともに、最後の間仕切り部材5を、サークル本体10Bの周方向に離れた直線部11bにおいて互いに相隣なる他の双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2の左右方向端21に対し角部用固定具4により直角に続けて連結して、サークル本体10B内を3枚の間仕切り部材5,5,5により迷路状に間仕切りしてもよい。この場合においても、複数収容した際のペット同士の接触をより効率よく緩和させることができる一方、単数収容した際のペットのしつけを効果的に行うことができる。その上、トイレで用を足す際のペットの所作をより効率よく隠すことが可能となる。
更に、図11に示すように、ペット用サークル1Cのサークル本体10Cを、縦方向(図11では上下方向)に7枚の柵部材2,2,…を直線状に連結した直線部11a,11bと、横方向(図11では左右方向)に6枚の柵部材2,2,…を直線状に連結した直線部11c,11dとのそれぞれの直線部11a〜11dの柵部材2の左右方向端21,21同士を角部12において直角に連結して矩形状に構成するとともに、数十枚の間仕切り部材5,5,…を用い、これらの間仕切り部材5,5,…を、直線部11a〜11dにおいて互いに相隣なるサークル本体10Cの周方向複数箇所の双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2に一方の左右方向端51を連結した間仕切り部材5の他方の左右方向端51に対し直線部用固定具3(長尺材32)により真直ぐ、または角部用固定具4(扇状連結部材41)により直角に最後の間仕切り部材5まで続けて連結して、サークル本体10C内を数十枚の間仕切り部材5,5,…により迷路状に間仕切りしてもよい。また、サークル本体10Cの直線部11aの一側端(図11では上端)の柵部材2及び直線部11dの一側端(図11では右端)の柵部材2は、それぞれ出入口用柵部材6に置換されている。この場合には、複数収容した際のペット同士の接触をさらに効率よく緩和させることが可能となる一方、単数収容した際のペットのしつけを効果的に行うことができる。その上、トイレで用を足す際のペットの所作をよりさらに効率よく隠すことが可能となる。加えて、ペットの遊び場として有効利用することも可能となる。
次に、本発明の第3の実施の形態を図12及び図13に基づいて説明する。
この実施の形態では、2枚の間仕切り部材5,5を用いてサークル本体10D内を間仕切りして空間を画成している。なお、第1の実施の形態と同一の部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施の形態では、図12及び図13に示すように、ペット用サークル1Dは、縦方向(図12では上下方向)に2枚の柵部材2,2を直線状に連結した直線部11a,11bと、横方向(図12では左右方向)に2枚の柵部材2,2を直線状に連結した直線部11c,11dとからなり、それぞれの直線部11a〜11dの柵部材2の左右方向端21,21同士が角部12において直角に連結されて略正方形状のサークル本体10Dを構成している。そして、サークル本体10Dの直線部11b,11cは家屋内の壁面(図示せず)に沿って設置されている。この壁面に沿って配置される直線部11b,11cの柵部材2,2,…は、その枠体20内を不透明に目隠しするパネル材54を備えている。なお、パネル材54としては、合成樹脂などにより成形されたパネル材が適用されていてもよい。
直線部11bにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2に一方の左右方向端51が連結された間仕切り部材5の他方の左右方向端51に対し2枚目の間仕切り部材5の一方の左右方向端51が角部用固定具4(扇状連結部材41)により直角に連結されている。この2枚目の間仕切り部材5の他方の左右方向端51は、直線部11bの各柵部材とはサークル本体10Dの周方向に離れた直線部11cの双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2(図12では右側の柵部材2)における他方の柵部材2側(図12では左側)の左右方向端21に対し角部用固定具4により直角に連結されて、サークル本体10D内に間仕切りされた空間Aを2枚の間仕切り部材5,5により画成している。このとき、直線部11b,11cにおいてそれぞれ間仕切り部材5を角部用固定具4により連結した柵部材2,2同士は、互いの縦杆22同士の左右方向貫通孔26,26にそれぞれ挿通される縦杆用締結具34によって締結されている。
直線部11cの一方の柵部材2に連結された2枚目の間仕切り部材5は、左右の縦杆72,72とこれらの縦杆72の下端を連結する横杆73とこれらの各杆72,73により形成された出入口78を開閉する扉79とを備えた出入口用間仕切り部材7に置換されている。この出入口用間仕切り部材7は、その各縦杆72が柵部材2及び間仕切り部材5の各縦杆22,52よりも幅広(例えば2倍程度の左右方向幅)に形成され、当該各縦杆72の上下両端部に表裏方向貫通孔75を備えている。また、扉79は、枠体70を構成する一方の縦杆72にヒンジ金具(図示せず)を介して揺動自由に支持されている。なお、図12及び図13における符号71は出入口用間仕切り部材7の左右方向端(縦杆72の左右方向端)である。そして、直線部11a,11cにおいて互いに相隣なる柵部材2,2の左右方向端21同士を連結する直線部用固定具3としては、長尺材用締結具33が適用されている。一方、直線部11b,11dにおいて互いに相隣なる柵部材2,2の左右方向端21同士を連結する直線部用固定具3としては、縦杆用締結具34が適用されている。また、出入口用間仕切り部材7には、その枠体70内を不透明に目隠しする木製のパネル材74が取り付けられている。
この場合、2枚の間仕切り部材5,5のうちの最後に連結された2枚目の間仕切り部材5の他方の左右方向端51を、1枚目の間仕切り部材5が連結された直線部11bの柵部材2とはサークル本体10Dの周方向に離れた直線部11cの一方の柵部材2に角部用固定具4により直角に連結して、サークル本体10D内に間仕切りされた空間Aを2枚の間仕切り部材5,5により画成することで、サークル本体10D内でのペットの行動範囲を空間Aで制限しつつ、トイレで用を足す際のペットの所作を効率よく隠すことができる。
また、家屋内の壁面に沿って配置される直線部11b,11cの柵部材2,2,…の枠体20内がパネル材54によって不透明に目隠しされているので、家屋内の壁面がパネル材54によって保護され、家屋内の壁面を清浄に保つことができる。
更に、2枚目の間仕切り部材5が出入口用間仕切り部材7に置換されているので、間仕切り部材5,5により画成された空間A内からのペットの出入りを円滑に行うことができる上、ペットの行動範囲を空間A内とサークル本体10D内とに簡単に切り換えることができる。
なお、前記第3の実施の形態では、サークル本体10A内に2枚の間仕切り部材5,5によって空間Aを間仕切ったが、図14に示すように、サークル本体10A内に3枚の間仕切り部材5〜5によって間仕切った空間Aが画成されていてもよい。この場合、各間仕切り部材5のうちの1枚の間仕切り部材が出入口用間仕切り部材7に置換されている。
また、図15に示すように、サークル本体10A内に3枚の間仕切り部材5〜5によって間仕切った空間Bが画成されていてもよい。この場合、各間仕切り部材5のうちの1枚の間仕切り部材が出入口用間仕切り部材7に置換されている。
また、図16に示すように、サークル本体10B内の中央部に5枚の間仕切り部材5〜5によって間仕切った空間Aが画成されていてもよい。この場合、空間Aの周囲を構成する4枚の間仕切り部材5〜5のうちの1枚の間仕切り部材が出入口用間仕切り部材7に置換されている。
更に、図17及び図18に示すように、ペット用サークル1Eのサークル本体10Eを、縦方向(図17では上下方向)に1枚ずつ配置した柵部材2と、横方向(図17では左右方向)に直線状に連結した4枚の柵部材2,2,2からなる直線部11c,11dとの左右方向端21,21同士を角部12において直角に連結して略長方形状に構成し、直線部11dの一側端(図17では右端)の柵部材を出入口用柵部材6に置換するとともに、直線部11d及び直線部11cの他側端(図17では左端)の柵部材2,2の一側端となる左右方向端21同士にそれぞれ連結して空間Aを画成する1枚の間仕切り部材が、出入口用間仕切り部材7に置換されていてもよい。
次に、本発明の第4の実施の形態を図19及び図20に基づいて説明する。
この実施の形態では、間仕切り部材として既存の柵部材2を用いてサークル本体10A内を間仕切りしている。なお、第1の実施の形態と同一の部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施の形態では、図19及び図20に示すように、ペット用サークル1Dは、縦方向(図19では上下方向)に2枚の柵部材2,2を直線状に連結した直線部11a,11bと、横方向(図19では左右方向)に3枚の柵部材2,2,2を直線状に連結した直線部11c,11dとからなる。そして、横方向の一方(図19では上側)の直線部11cにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2(図19では右端の柵部材2)に対し間仕切り部材としての柵部材2が角部用固定具4(扇状連結部材41)により直角に連結されている。
この場合には、柵部材2により間仕切りした部位にトイレを設置すれば、トイレでの用便に集中できて周囲を汚すおそれが解消される一方、ベットを設置すれば、睡眠中のペットが睡眠に集中できて安眠が促進される。これにより、複数収容した際のペット同士の接触を円滑に緩和することが可能となる一方、単数収容した際のペットのしつけを効果的に行うことが可能となる。しかも、各柵部材2の柵棒体24を介してペットの所作が素通しで確認でき、ペットの所作を安心して見守ることが可能となる。
なお、図21に示すように、横方向の一方(図19では上側)の直線部11cにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2のそれぞれに対し間仕切り部材としての柵部材2を角部用固定具4(扇状連結部材41)により直角に連結し、当該一方の直線部11c側においてそれぞれ柵部材2により間仕切りしたトイレ及びベットを設置していてもよい。この場合には、トイレでの用便に集中できて周囲を汚すおそれが解消され、ベットを設置すれば、睡眠中のペットが睡眠に集中できて安眠が促進され、複数収容したペット同士の接触を効果的に緩和することが可能となる一方、単数収容した際のペットのしつけを効果的に行うことが可能となる。
次に、本発明の第5の実施の形態を図22及び図23に基づいて説明する。
この実施の形態では、既存の柵部材2よりも横方向の長さが略1.5倍長い柵部材8を用いてサークル本体10Fを略矩形枠状に構成している。なお、第1の実施の形態と同一の部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施の形態では、図22及び図23に示すように、ペット用サークル1Fのサークル本体10Fは、縦方向(図22では上下方向)に1枚の柵部材8よりなる直線部11a,11bと、横方向(図22では左右方向)に3枚の柵部材2,2,2を直線状に連結した直線部11c,11dとからなる。そして、横方向の一方(図22では上側)の直線部11cにおいて互いに相隣なる双方の柵部材2,2のうちの一方の柵部材2(図22では右端の柵部材2)に対し間仕切り部材としての柵部材2が角部用固定具4(扇状連結部材41)により直角に連結されている。
直線部11a,11bの柵部材8の枠体80は、断面略矩形状の左右の縦杆82,82と、これらの縦杆82,82の上下両端をそれぞれ連結する断面略矩形状の上下の横杆83,83と、からなる。また、枠体80には、横杆83,83間を左右方向所定間隔置き(例えば5〜7cm置き)に上下方向に連結する柵棒体84,84,…が設けられている。
この場合、横方向の長さが柵部材2よりも略1.5倍長い柵部材8を縦方向の直線部11a,11bに用いることで、より広い要求に応じたペット用サークル1Fを提供することが可能となる。
1A〜1F ペット用サークル
10A〜10F サークル本体
11a〜11d 直線部
12 角部
2 柵部材
20 枠体
21 左右方向端
211 表側辺
212 裏側辺
22 縦杆
221 裏側面
23 横杆
25 表裏方向貫通孔
26 左右方向貫通孔
3 直線部用固定具
31 表裏方向対応孔
32 長尺材
33 長尺材用締結具
34 縦杆用締結具
4 角部用固定具
41 扇状連結部材
411 半径面部
412 対応穴
42 螺着部材
5 間仕切り部材
50 枠体
51 左右方向端
54 パネル材
55 表裏方向貫通孔
56 左右方向貫通孔
6 出入口用柵部材
62 縦杆
63 横杆
68 出入口
69 扉
7 出入口用間仕切り部材
72 縦杆
73 横杆
78 出入口
79 扉
8 柵部材
82 縦杆
83 横杆
A,B 空間

Claims (7)

  1. 断面略矩形状の左右の縦杆とこれらの縦杆の上下両端を連結する断面略矩形状の上下の横杆とからなる枠体を備えた複数枚の柵部材の互いに隣接し合う左右方向端同士を、平面視でのサークル本体の真直ぐな直線部及び直角な角部においてそれぞれ連結して構成されるペット用サークルであって、
    前記各柵部材のうち、前記サークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材は、互いの左右方向端同士の表裏両側辺をそれぞれ突き合わせた状態で直線部用固定具により連結されている一方、前記サークル本体の角部において互いに相隣なる双方の柵部材は、互いの左右方向端同士の裏側辺のみを突き合わせた状態で角部用固定具により連結され、
    前記各柵部材には、それぞれの枠体の表裏方向における隅部を当該各柵部材の表裏方向に貫通する表裏方向貫通孔が設けられているとともに、前記各縦杆を左右方向に貫通する左右方向貫通孔が設けられ、
    前記直線部用固定具は、前記サークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材の前記表裏方向貫通孔に対応する表裏方向対応孔を長手方向両端部に有する長尺材を当該双方の柵部材に亘って締結するように前記表裏方向貫通孔及び前記表裏方向対応孔にそれぞれ挿通される長尺材用締結具、並びに前記サークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材の縦杆同士を締結するように当該双方の柵部材の縦杆同士の前記左右方向貫通孔にそれぞれ挿通される縦杆用締結具のいずれか一方を備えている一方、
    前記角部用固定具は、前記サークル本体の角部において互いに相隣なる双方の柵部材の左右方向端同士の裏側辺に隣接する裏側面に対しそれぞれ半径面部が対面するように中心角度が90°の扇状に形成され、かつ前記表裏方向貫通孔に対応する対応穴を前記各半径面部に有する扇状連結部材と、この扇状連結部材を前記サークル本体の角部において互いに相隣なる双方の柵部材の枠体の裏側面に締結するように前記表裏方向貫通孔から前記対応穴にそれぞれ挿通される螺着部材と、を備えており、
    前記サークル本体には、当該サークル本体内を間仕切りする間仕切り部材が設けられ、
    前記間仕切り部材は、前記表裏方向貫通孔及び前記左右方向貫通孔を有する前記各柵部材と同一の枠体を備えていて、
    前記間仕切り部材の一方の左右方向端と前記サークル本体の直線部において互いに相隣なる双方の柵部材のうちの一方の柵部材における他方の柵部材側の左右方向端とが、互いの裏側辺同士のみを突き合わせた状態で前記角部用固定具により連結されているとともに、当該双方の柵部材の縦杆同士が前記縦杆用締結具によって連結されていることを特徴とするペット用サークル。
  2. 前記間仕切り部材は複数枚用いられ、
    これらの間仕切り部材は、前記双方の柵部材のうちの一方の柵部材に一方の左右方向端が連結された前記間仕切り部材の他方の左右方向端に対し、前記直線部用固定具及び前記角部用固定具により最後の間仕切り部材まで続けて連結して、前記サークル本体内を迷路状又は通路状に間仕切りしている請求項1に記載のペット用サークル。
  3. 前記各間仕切り部材のうちの最後に連結された間仕切り部材の他方の左右方向端は、前記双方の柵部材とは前記サークル本体の周方向に離れた他の双方の柵部材のうちの一方の柵部材における他方の柵部材側の左右方向端に対し前記角部用固定具により直角に連結されて、前記サークル本体内に間仕切りされた空間を複数枚の間仕切り部材により画成している請求項2に記載のペット用サークル。
  4. 前記間仕切り部材は、その枠体内を不透明又は半透明に目隠しするパネル材を備えている請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のペット用サークル。
  5. 前記サークル本体は家屋内に設置され、当該サークル本体の各柵部材のうちの少なくとも前記家屋内の壁面に沿って配置される柵部材は、その枠体内を不透明又は半透明に目隠しするパネル材を備えている請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のペット用サークル。
  6. 前記各柵部材のうちの少なくとも1枚の柵部材は、前記左右の縦杆とこれらの縦杆の上下両端のうちの少なくとも下端を連結する前記横杆とこれらの各杆により形成された出入口を開閉する扉とを備えた出入口用柵部材に置換されている請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のペット用サークル。
  7. 前記各間仕切り部材のうちの少なくとも1枚の間仕切り部材は、前記左右の縦杆とこれらの縦杆の上下両端のうちの少なくとも下端を連結する前記横杆とこれらの各杆により形成された出入口を開閉する扉とを備えた出入口用間仕切り部材に置換されている請求項2〜請求項6のいずれか1つに記載のペット用サークル。
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