JP2013211768A - 電力供給器 - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄な受電端子を備える必要がなくなり、電力供給器の小型化を図ることが可能となる、電力供給器を提供すること。
【解決手段】電力供給器1は、第1の同軸ケーブルを介して受信した信号を、第1の同軸ケーブルとは異なる第2の同軸ケーブルを介して伝送すると共に、商用電源から受電した電力を第1の同軸ケーブル又は第2の同軸ケーブルを介して電子機器に供給する電力供給器1であって、第1の同軸ケーブルから信号の入力を受ける第1の信号端子13と、第1の信号端子13から入力された信号を第2の同軸ケーブルに出力する第2の信号端子14と、商用電源から電力を受電する受電端子15と、設置壁に対して受電端子15の配置位置を変更可能に、電力供給器1を設置壁に取り付けるための取付片31と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力供給器に関する。
従来から、センター装置から複数の住戸等に対して放送信号を伝送するためのCATVシステムにおいて、センター装置から送信された放送信号を伝送ラインを介して各住戸に供給している。この伝送ラインには、増幅器等の各種の電子機器が配置されていると共に、この電子機器に電力を供給する電力供給器が配置されている(特許文献1参照)。
この電力供給器は、概略的には、伝送ラインを構成する同軸ケーブルから信号の入力を受ける入力端子と、入力された信号を伝送ラインを構成する同軸ケーブルに出力する出力端子と、商用電源から受電した電力を受電する受電端子とを備えて構成されている。この受電端子としては、具体的には、第1の受電端子と第2の受電端子とが設けられており、これら第1の受電端子と第2の受電端子とは、電力供給器の筐体の側面のうち、相互に対向する2つの側面に設けられている。このため、設置対象(例えば壁面等)に対して電力供給器を固定した状態において、この電力供給器の向きを変更することなく、第1の受電端子と第2の受電端子とのいずれか一方に商用電源からの電源ケーブルを固定することで、電力供給器に対する電源ケーブルの接続方向を決定することができる。従って、電力供給器の設置状況に応じて、電力供給器に対する電源ケーブルの接続方向を容易に変更することが可能になる。このように接続された電源ケーブルを介して供給された電力は、電力供給器の入力端子又は出力端子に接続された同軸ケーブルを介して、電子機器に供給される。
特開平6−189451号公報
しかしながら、従来の電力供給器については、構造面に関して改善の余地があった。例えば、第1の受電端子又は第2の受電端子の一方と電源ケーブルとが接続されると、第1の受電端子又は第2の受電端子の他方は空き端子となり無駄となっており、このような無駄な端子を設けなければならない分だけ、電力供給器の製造コストが増大する。また、従来の電力供給器は、第1の受電端子と第2の受電端子とを備えていたため、機器全体が大型化してしまう。
このような問題を解消するためには、第1の受電端子又は第2の受電端子の一方を単に省略することも考えられるが、このような省略を行った場合には、電力供給器に対する電源ケーブルの接続方向が一方向に固定されてしまうため、電力供給器の設置状況に応じて、電力供給器に対する電源ケーブルの接続方向を変更することが困難になり、電力供給器の設置性が低下するという別の問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電力供給器の設置性を維持しつつ、電力供給器の製造コストを低減することができると共に、電力供給器の小型化を図ることが可能となる、電力供給器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の電力供給器は、第1の同軸ケーブルを介して受信した信号を、前記第1の同軸ケーブルとは異なる第2の同軸ケーブルを介して伝送すると共に、商用電源から受電した電力を前記第1の同軸ケーブル又は前記第2の同軸ケーブルを介して電子機器に供給する電力供給器であって、前記第1の同軸ケーブルから前記信号の入力を受ける入力端子と、前記入力端子から入力された前記信号を前記第2の同軸ケーブルに出力する出力端子と、前記商用電源から電力を受電する受電端子と、設置対象に対して前記受電端子の配置位置を変更可能に、当該電力供給器を当該設置対象に取り付けるための取付手段と、を備えている。
また、請求項2に記載の電力供給器は、請求項1に記載の電力供給器において、前記取付手段が、当該電力供給器における当該取付手段と接続される側面の中心に対して対称となる2つの位置のいずれか一方に選択的に固定されるように、前記取付手段を当該電力供給器に対して接続可能としている。
また、請求項3に記載の電力供給器は、請求項2に記載の電力供給器において、当該電力供給器の側面上に、前記取付手段を当該電力供給器に接続するための突起部を一対設け、前記一対の突起部を、当該電力供給器における前記突起部が設けられている側面の中心に対して対称となるように配置し、前記取付手段が前記一対の突起部の相互間に配置された前記設置対象を押圧するように、前記取付手段を当該電力供給器に対して接続可能としている。
また、請求項4に記載の電力供給器は、請求項2又は3に記載の電力供給器において、前記取付手段を前記電力供給器に固定する固定部を、前記受電端子の配置位置の変更パターン数に応じて複数備え、前記複数の固定部を、アース端子としている。
請求項1に記載の電力供給器によれば、電力供給器の設置性を維持しつつ、無駄な受電端子を備える必要がなくなる。そのため、従来の電力供給器に比べて、電力供給器の製造コストを低減することができると共に、電力供給器を小型化することができる。
また、請求項2に記載の電力供給器によれば、取付手段を電力供給器における当該取付手段と接続される側面の中心に対して対称となる2つの位置のいずれか一方に固定するだけで、設置対象に対する受電端子の配置変更を行うことができるので、設置対象に対する受電端子の配置変更を容易に行うことができる。
また、請求項3に記載の電力供給器によれば、例えば、設置対象がメッセンジャワイヤの場合でも、一対の突起部の相互間にメッセンジャワイヤを配置して押圧することで、電力供給器をメッセンジャワイヤに吊るした状態で取り付けることができ、状況に応じた設置対象に対する電力供給器の取り付けが可能となる。
また、請求項4に記載の電力供給器によれば、取付手段の固定に使用していない方の固定部を用いてアースを行うことができるので、取付手段の固定に使用している固定部を用いてアースを行う場合に比べて、電力供給器の取り付け構造を安定化させることができると共に、電力供給器のアースを安定化させることができる。
設置壁に取り付けられた電力供給器を示す斜視図である。 電力供給器を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。 図2(c)のA−A矢視断面図である。 電力供給器の分解斜視図である。 取付片を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図である。 設置壁に取り付けられた電力供給器を示す図であり、(a)図示右側から左側に向けて電源ケーブルが敷設されている状況を示す図であり、(b)図示左側から右側に向けて電源ケーブルが敷設されている状況を示す図である。 メッセンジャワイヤに取り付けられた電力供給器を示す図であり、(a)図示右側から左側に向けて電源ケーブルが敷設されている状況を示す図であり、(b)図示左側から右側に向けて電源ケーブルが敷設されている状況を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(構成)
本実施の形態に係る電力供給器の適用対象としては、センター装置から複数の住戸に対して放送信号を伝送するためのCATVシステムにおいて、センター装置から送信された信号を各住戸に送信するための伝送ラインに配置された電力供給器であって、当該伝送ラインに配置された増幅器等の各種の電子機器に対して電力を供給する電力供給器に適用した場合を例として説明を行う。また、この電力供給器が設置される場所は任意であり、この電力供給器を住戸の屋外や屋内に設置することができるが、以下では、住戸の屋外に設置された電力供給器に適用した場合を例として説明を行う。また、電力供給器の設置対象の種類や構造は任意であるが、以下では、設置対象が壁である場合(以下、当該壁を「設置壁」と称する)と、設置対象がメッセンジャワイヤである場合とについて説明する。
最初に、電力供給器の基本構成について説明する。図1は、設置壁に取り付けられた電力供給器を示す斜視図である。図2は、電力供給器を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。図3は、図2(c)のA−A矢視断面図である。図4は、電力供給器の分解斜視図である。なお、以下の説明においては、図1のX方向を左右方向(又は幅方向)、図1のY方向を上下方向(又は高さ方向)、図1のZ方向を前後方向とする。
電力供給器1は、図1〜図4に示すように、筐体10の内部に、回路基板20を収容して構成されている。また、この電力供給器1の外部には、取付部30が取り付けられる。なお、以下では、必要に応じて、伝送ラインを構成する同軸ケーブルのうち、電力供給器1よりも図示しないセンター装置側に位置する同軸ケーブルを「第1の同軸ケーブル」と称し、電力供給器1よりも図示しない住戸側に位置する同軸ケーブルを「第2の同軸ケーブル」と称する。
(構成−筐体)
筐体10は、電力供給器1の構造体であり、回路基板20を外部から保護する保護手段であり、ベース部11と、カバー部12とを備える。
ベース部11は、上面を開放した略箱形状体であり、例えばアルミダイキャストにて形成されている。また、このベース部11は、第1の信号端子13と、第2の信号端子14と、受電端子15と、分配用コネクタ16a、16b、16c、16dとを備えている。
第1の信号端子13は、当該第1の信号端子13に第1の同軸ケーブルが接続されている場合には、第1の同軸ケーブルから信号の入力を受ける入力端子であると共に、当該第1の信号端子13に第2の同軸ケーブルが接続されている場合には、第2の信号端子14に入力された信号を第2の同軸ケーブルに出力する出力端子である。具体的には、図2(a)〜(c)に示すように、第1の信号端子13は、ベース部11におけるX方向の一方の側面に設けられた開口11aに挿入されており、ベース部11に対して固定具等によって接続されている。
第2の信号端子14は、当該第2の信号端子14に第1の同軸ケーブルが接続されている場合には、第1の同軸ケーブルから信号の入力を受ける入力端子であると共に、当該第2の信号端子14に第2の同軸ケーブルが接続されている場合には、第1の信号端子13に入力された信号を第2の同軸ケーブルに出力する出力端子である。具体的には、図2(a)〜(c)に示すように、第2の信号端子14は、ベース部11におけるX方向の他方の側面に設けられた開口11bであって、開口11aと対向する位置に配置された開口11bに挿入されており、ベース部11に対して固定具等によって接続されている。
受電端子15は、商用電源(図示省略)から電源ケーブル(図示省略)を介して電力を受電するための端子である。具体的には、図2(b)、(d)に示すように、受電端子15は、ベース部11におけるX方向の一方の側面に設けられた開口11cに挿入されており、ベース部11に対して固定具等によって接続されている。より具体的には、受電端子15は、第1の信号端子13とZ方向に沿って並設されている。
分配用コネクタ16a、16b、16c、16dは、第1の同軸ケーブルが接続された例えば第1の信号端子13から入力された信号を、第1の同軸ケーブル及び第2の同軸ケーブル以外の他の同軸ケーブル(図示省略)に分配するためのコネクタである。具体的には、図2(d)に示すように、分配用コネクタ16a、16b、16c、16dは、当該分配用コネクタ16a、16b、16c、16dの差込口が閉じられた状態で、ベース部11の底面に配置されている。そのため、上記他の同軸ケーブルへの分配を行う際には、ベース部11の下面における分配用コネクタ16a、16b、16c、16dの差込口に対応する部分をねじ切りすることによって、上記他の同軸ケーブルをベース部11に接続することが可能となる。このような構成により、この電力供給器1は、第1の信号端子13に第1の同軸ケーブルが接続され、第2の信号端子14に第2の同軸ケーブルが接続され、分配用コネクタ16a、16b、16c、16dの少なくとも一つに他の同軸ケーブルが接続されている場合には、分岐器や分配器として使用されることが可能となる。
カバー部12は、ベース部11の上面を略覆うものである。具体的には、カバー部12は、下面を開放した略箱形状体(より具体的には、ベース部11よりも高さが低く、かつ、ベース部11よりも平面形状が大きい、略箱形状体)であり、アルミダイキャストにて形成されている。また、このカバー部12は、ベース部11の上面を略覆うように配置され、ベース部11に対して固定具等によって固定されている。
また、図4に示すように、このカバー部12の上面には、突起部17a、17b(これら突起部17a、17bは、相互に区別する必要がない場合には「突起部17」と総称する)が設けられている。突起部17a、17bは、後述する取付片31を電力供給器1に接続するためのものであり、カバー部12と一体に形成されている。また、各突起部17には、上方に開放するネジ穴17cが設けられている。このネジ穴17cは、後述する取付片31を突起部17に接続する際に、後述する固定ネジ33を突起部17に固定するための穴である。ここで、カバー部12に対するこれら突起部17a、17bの配置位置については、設置対象Wに対する受電端子15の配置変更のパターンに応じて、後述する取付片31を、突起部17a、17bのいずれか一方に選択的に固定できるように決定されている。例えば、カバー部12の上面の中心に対して対称(より具体的には、カバー部12の上面の中心を通る中立軸であって、X方向に沿った中立軸に対して対称)となるように配置されている。このような構成により、例えば、図1に示すように、図示右側から左側に向けて電源ケーブルを敷設する場合には、後述する取付片31を突起部17aに固定し、あるいは、図示左側から右側に向けて電源ケーブルを敷設する場合には、後述する取付片31を突起部17bに固定することを、選択的に行うことができる。
(構成−回路基板)
回路基板20は、電力供給器1の各種機能を実現するための電気回路(図示省略)が実装された基板である。この回路基板20には、交流電流を変圧及び整流等して直流に変換する整流部(図示省略)等、従来の電力供給器1に用いられるものと同様の公知の電気部品が実装されている。また、図3に示すように、この回路基板20は、筐体10内部の下方側に配置されており、筐体10に対してネジや固定具等によって固定されている。そして、この回路基板20は、第1の信号端子13、第2の信号端子14、受電端子15、及び分配用コネクタ16a、16b、16c、16dとそれぞれ電気的に接続されている。
(構成−取付部)
取付部30は、設置対象Wに対して電力供給器1を取り付けるための取り付け手段である。図4に示すように、この取付部30は、カバー部12の上面に配置されており、取付片31と、固定ネジ33a、33b(なお、固定ネジ33a、33bは、相互に区別する必要がない場合には「固定ネジ33」と総称する)とを備えている。なお、図4には、アース線の端部に固定される端子であって、アース線を取付部30に接続するためのアース接続片32を示す。
(構成−取付部−取付片)
図5は、取付片31を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図である。取付片31は、電力供給器1を設置対象Wに取り付けるための取付手段である。具体的には、図5に示すように、取付片31は、側面形状が略L字状の板状体であり、鋼材等にて形成されている。具体的には、取付片31は、Z方向に沿った平板状の底辺31aと、Y方向に沿った平板状の側辺31bとを、相互に略直交するように組み合わせて構成されている。これら底辺31aと側辺31bは、相互に別体に形成された後で相互に溶接等にて接続されてもよく、あるいは一枚の平板を折り曲げることでこれら底辺31aと側辺31bを形成してもよい。
ここで、底辺31aのZ方向の長さは、少なくとも、突起部17a、17bのいずれか一方から、カバー部12のX方向に沿った2つの側面のうち、当該突起部17a、17bのいずれか一方に近い側の側面に至る長さとなるように、決定されている。また、底辺31aのX方向に沿った幅は、少なくとも、突起部17a、17bの幅以上の幅となるように決定されている。従って、底辺31aの長手方向の一方の端部を突起部17a、17bのいずれか一方に位置させた状態において、当該一方の端部によって突起部17a、17bのいずれか一方を覆うことができると共に、この状態においては、底辺31aの長手方向の他方の端部が上記カバー部12の側面に位置し、側辺31bを設置壁に取り付けることが可能になる。ただし、底辺31aのZ方向の長さを、カバー部12の側面よりもさらに外側に突出させるような長さとしてもよい。
さらに、底辺31aのZ方向の長さは、当該底辺31aの長手方向の一方の端部により、突起部17a、17bの相互間に形成された空間部を覆うことができる程度の長さとする。このことにより、設置対象Wがメッセンジャワイヤである場合に、このメッセンジャワイヤを突起部17a、17bの相互間に挿通させた状態において、底辺31aの長手方向の一方の端部によって、メッセンジャワイヤを覆うことができる。特に、底辺31aのZ方向に沿った両側辺31bには、Y方向に沿って下がる垂下辺31cが一体に形成されているため、この垂下辺31cによってメッセンジャワイヤを押圧することができる。
また、底辺31aは、開口31dを備えて構成されている。開口31dは、取付片31を固定ネジ33に接続する際に、固定ネジ33を突起部17に連通するための貫通孔である。この開口31dは、略円形状の孔部であり、固定ネジ33の頭部は挿通不能であるが固定ネジ33の本体部を挿通可能な内径で形成されている。
一方、側辺31bのY方向の長さは、後述する開口31eが形成可能となる限りにおいて、任意の長さとされている。また、側辺31bのX方向に沿った幅は、底辺31aのX方向に沿った幅とほぼ同じとなるように決定されている。この側辺31bは、開口31eを備えて構成されている。この開口31eは、電力供給器1を設置壁に固定する際に、当該設置壁にねじ込まれた固定ネジNを係止させるための貫通孔である。この開口31eは、ダルマ形状の孔部であり、固定ネジNの頭部を挿通可能な径の大径部と、この大径部に対して上方に設けられたものであって固定ネジNの頭部は挿通不能であるが固定ネジNの本体部を挿通可能な内径の小径部とを、相互に連通させて構成されている。
(構成−取付部−固定ネジ)
固定ネジ33a、33bは、取付片31と突起部17とを固定するための固定部である。具体的には、図4に示すように、固定ネジ33aは、取付片31の開口31dを介して突起部17aのネジ穴17cに挿入され、当該突起部17aに対して螺合される。この固定ネジ33の具体的な構成は任意であるが、取付片31と接続されていない固定ネジ33をアース端子とするために、例えば公知の鋼製ネジ等を用いることができる。すなわち、固定ネジ33bを介して突起部17との間にアース接続片32を挟持することで、このアース接続片32に接続された図示しないアース線を介したアースを行うことが可能となる。このように、取付片31の固定に使用していない固定ネジ33を有効に活用することができるので、取付片31の固定に使用している固定ネジを用いてアースを行う場合に比べて、電力供給器の取り付け構造を安定化させることができると共に、電力供給器のアースを安定化させることができる。
(取り付け方法)
次に、このように構成された電力供給器1の取り付け方法について説明する。この電力供給器1の取り付け状態としては、図6に示すように、電力供給器1が、鉛直方向に略沿った設置対象Wである設置壁に掛けられた状態である「設置壁掛け状態」と、図7に示すように、電力供給器1が、X方向に略沿った設置対象Wであるメッセンジャワイヤに吊るされた状態である「ワイヤ吊り状態」との2つの方法に区分けされる。さらに、取り付け方法には、図6(a)と図7(a)に示すように、「図示右側から左側に向けて電源ケーブルが敷設されている場合の取り付け方法(右電源パターン)」と、図6(b)と図7(b)に示すように、「図示左側から右側に向けて電源ケーブルが敷設されている場合の取り付け方法(左電源パターン)」との2つの方法に区分けされる。
(取り付け方法−設置壁掛け状態−右電源パターン)
最初に、設置壁掛け状態の取り付け方法のうち、右電源パターンの取り付け方法について説明する。図6(a)に示すように、取付片31の底辺31aによって突起部17aが覆われ(より具体的には、底辺31aの開口31dが突起部17aのネジ穴17cと対応するように)、且つ、取付片31の側辺31bがカバー部12の上面の後端部側に配置されるように、取付片31をカバー部12の上面に配置する。次いで、固定ネジ33aを、底辺31aの開口31dを介して突起部17aのネジ穴17cに挿入して締め付けることによって、取付片31を固定ネジ33aに介して突起部17aに固定する。
次に、アース接続片32をカバー部12の上面に配置し、このアース接続片32を固定ネジ33bを介して突起部17bに固定する。続いて、設置壁にねじ込まれ固定ネジNの頭部を、側辺31bの開口31eの大径部に挿通させた後、小径部に挿通させることにより、取付片31に固定ネジNを係止する。これにより、図6(a)に示すように、電力供給器1が設置壁に掛けられた状態で、電力供給器1を設置壁に取り付けることができると共に、図示右側から左側に向けて電源ケーブルを敷設することができる。
続いて、第1の信号端子13に第1の同軸ケーブルを接続すると共に、第2の信号端子14に第2の同軸ケーブルを接続する。また、受電端子15に電源ケーブルを接続する。これにより、第1の同軸ケーブルから第1の信号端子13に入力された信号が、第2の信号端子14によって第2の同軸ケーブルに出力されると共に、受電端子15によって受電された電力が第1の信号端子13又は第2の信号端子14から送電される。
(取り付け方法−設置壁掛け状態−左電源パターン)
次に、設置壁掛け状態の取り付け方法のうち、左電源パターンの取り付け方法について説明する。図6(b)に示すように、取付片31の底辺31aによって突起部17bが覆われ(より具体的には、底辺31aの開口31dが突起部17bのネジ穴17cと対応するように)、且つ、取付片31の側辺31bがカバー部12の上面の後端部側に配置されるように、取付片31をカバー部12の上面に配置する。次いで、固定ネジ33bを、底辺31aの開口31dを介して突起部17bのネジ穴17cに挿入して締め付けることによって、取付片31を固定ネジ33bを介して突起部17bに固定する。
次に、アース接続片32をカバー部12の上面に配置し、このアース接続片32を固定ネジ33aを介して突起部17aに固定する。続いて、設置壁にねじ込まれ固定ネジNの頭部を、側辺31bの開口31eの大径部に挿通させた後、小径部に挿通させることにより、取付片31に固定ネジNを係止する。これにより、図6(b)に示すように、電力供給器1が設置壁に掛けられた状態で、電力供給器1を設置壁に取り付けることができると共に、図示左側から右側に向けて電源ケーブルを敷設することができる。
続いて、第2の信号端子14に第1の同軸ケーブルを接続すると共に、第1の信号端子13に第2の同軸ケーブルを接続する。また、受電端子15に電源ケーブルを接続する。これにより、第1の同軸ケーブルから第2の信号端子14に入力された信号が、第1の信号端子13によって第2の同軸ケーブルに出力されると共に、受電端子15によって受電された電力が第1の信号端子13又は第2の信号端子14から送電される。
(取り付け方法−ワイヤ吊り状態−右電源パターン)
次に、ワイヤ吊り状態の取り付け方法のうち、右電源パターンの取り付け方法について説明する。図7(a)に示すように、受電端子15が図示右側に位置するように、筐体10をメッセンジャワイヤに配置して、突起部17a、17bの相互間にメッセンジャワイヤを挿通する。
次に、取付片31の底辺31aによってメッセンジャワイヤが覆われ、且つ、この底辺31aによって突起部17aが覆われるように(より具体的には、底辺31aの開口31dが突起部17aのネジ穴17cと対応するように)、取付片31をカバー部12の上面に配置する。そして、固定ネジ33aを、底辺31aの開口31dを介して突起部17aのネジ穴17cに挿入して締め付けることによって、取付片31の垂下辺31cによるメッセンジャワイヤへの押圧を利用して、取付片31をメッセンジャワイヤに接続すると共に、取付片31を固定ネジ33aを介して突起部17aに固定する。これにより、図7(a)に示すように、電力供給器1がメッセンジャワイヤに吊るされた状態で、電力供給器1をメッセンジャワイヤに取り付けることができると共に、図示右側から左側に向けて電源ケーブルを敷設することができる。
続いて、アース接続片32をカバー部12の上面に配置し、このアース接続片32を固定ネジ33bを介して突起部17bに固定する。次いで、第1の信号端子13に第1の同軸ケーブルを接続すると共に、第2の信号端子14に第2の同軸ケーブルを接続する。また、受電端子15に電源ケーブルを接続する。
(取り付け方法−ワイヤ吊り状態−左電源パターン)
次に、ワイヤ吊り状態の取り付け方法のうち、左電源パターンの取り付け方法について説明する。図7(b)に示すように、受電端子15が図示左側に位置するように、筐体10をメッセンジャワイヤに配置して、突起部17a、17bの相互間にメッセンジャワイヤを挿通する。
次に、取付片31の底辺31aによってメッセンジャワイヤが覆われ、且つ、取付片31の底辺31aによって突起部17bが覆われるように(より具体的には、取付片31の底辺31aの開口31dが突起部17bのネジ穴17cと対応するように)、取付片31をカバー部12の上面に配置する。そして、固定ネジ33bを、取付片31の底辺31aの開口31dを介して突起部17bのネジ穴17cに挿入して締め付けることによって、取付片31の垂下辺31cによるメッセンジャワイヤへの押圧を利用して、取付片31をメッセンジャワイヤに接続すると共に、取付片31を固定ネジ33bを介して突起部17bに固定する。これにより、図7(b)に示すように、電力供給器1がメッセンジャワイヤに吊るされた状態で、電力供給器1をメッセンジャワイヤに取り付けることができると共に、図示左側から右側に向けて電源ケーブルを敷設することができる。
続いて、アース接続片32をカバー部12の上面に配置し、このアース接続片32を固定ネジ33aを介して突起部17aに固定する。次いで、第2の信号端子14に第1の同軸ケーブルを接続すると共に、第1の信号端子13に第2の同軸ケーブルを接続する。また、受電端子15に電源ケーブルを接続する。
(効果)
このように本実施の形態によれば、設置対象Wに対して受電端子15の配置位置を変更可能に、電力供給器1を設置対象Wに取り付けるための取付片31を備えたので、電力供給器1の設置性を維持しつつ、無駄な受電端子15を備える必要がなくなる。そのため、従来の電力供給器に比べて、電力供給器1の製造コストを低減することができると共に、電力供給器1を小型化することができる。
また、取付片31が、カバー部12の上面において、当該カバー部12の上面の中心に対して対称となるように配置された突起部17a、17bのいずれか一方に選択的に固定されるように、取付片31を電力供給器1に対して接続可能としたので、取付片31を突起部17a、17bのいずれか一方に固定するだけで、設置対象Wに対する受電端子15の配置変更を行うことができるので、設置対象Wに対する受電端子15の配置変更を容易に行うことができる。
また、取付片31が突起部17a、17bの相互間に配置された設置対象Wを押圧するように、取付片31を電力供給器1に対して接続可能としたので、例えば、設置対象Wがメッセンジャワイヤの場合でも、突起部17a、17bの相互間にメッセンジャワイヤを配置して押圧することで、電力供給器1をメッセンジャワイヤに吊るした状態で取り付けることができ、状況に応じた設置対象Wに対する電力供給器1の取り付けが可能となる。
また、受電端子15の配置位置の変更パターン数に応じて、取付片31と突起部17を固定する固定ネジ33a、33bを備え、これら固定ネジ33a、33bを、アース端子としたので、取付片31の固定に使用していない方の固定ネジ33を用いてアースを行うことができるので、取付片31の固定に使用している固定部33を用いてアースを行う場合に比べて、電力供給器1の取り付け構造を安定化させることができると共に、電力供給器1のアースを安定化させることができる。
〔各実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(受電端子の配置ついて)
上記実施の形態では、受電端子15は、ベース部11におけるX方向の一方の側面に配置されていると説明したが、これに限られない。例えば、受電端子15は、ベース部11におけるX方向の他方の側面に配置されてもよく、あるいは、ベース部11におけるZ方向の側面に配置されてもよい。
(突起部の配置について)
上記実施の形態では、突起部17a、17bは、カバー部12の上面におけるX方向に沿う中立軸に対して対称となるように配置されていると説明したが、例えば、カバー部12の上面におけるZ方向に沿う中立軸に対して対称となるように配置されてもよい。
(取付片について)
上記実施の形態では、取付片31は、側面形状が略L字状の板状体であると説明したが、これに限られず、例えば、取付片31は、側面形状が略コの字状、又は略フック状の板状体であってもよい。
(取り付け方法について)
上記実施の形態では、ワイヤ吊り状態の取り付け方法のうち、右電源パターンの取り付け方法において、取付片31の底辺31aの開口31dが突起部17aのネジ穴17cと対応するように、取付片31をカバー部12の上面に配置して、固定ネジ33aを介して突起部17aに固定すると説明したが、これに限られない。例えば、取付片31の底辺31aの開口31dが突起部17bのネジ穴17cと対応するように、取付片31をカバー部12の上面に配置して、固定ネジ33bを介して突起部17bに固定してもよい。
また、上記実施の形態では、ワイヤ吊り状態の取り付け方法のうち、左電源パターンの取り付け方法において、取付片31の底辺31aの開口31dが突起部17bのネジ穴17cと対応するように、取付片31をカバー部12の上面に配置して、固定ネジ33bを介して突起部17bに固定すると説明したが、これに限られない。例えば、取付片31の底辺31aの開口31dが突起部17aのネジ穴17cと対応するように、取付片31をカバー部12の上面に配置して、固定ネジ33aを介して突起部17aに固定してもよい。
1 電力供給器
10 筐体
11 ベース部
11a、11b、11c、31d、31e 開口
12 カバー部
13 第1の信号端子
14 第2の信号端
15 受電端子
16a、16b、16c、16d 分配用コネクタ
17、17a、17b 突起部
17c ネジ穴
20 回路基板
30 取付部
31 取付片
31a 底辺
31b 側辺
31c 垂下辺
32 アース接続片
33、33a、33b、N 固定ネジ
W 設置対象

Claims (4)

  1. 第1の同軸ケーブルを介して受信した信号を、前記第1の同軸ケーブルとは異なる第2の同軸ケーブルを介して伝送すると共に、商用電源から受電した電力を前記第1の同軸ケーブル又は前記第2の同軸ケーブルを介して電子機器に供給する電力供給器であって、
    前記第1の同軸ケーブルから前記信号の入力を受ける入力端子と、
    前記入力端子から入力された前記信号を前記第2の同軸ケーブルに出力する出力端子と、
    前記商用電源から電力を受電する受電端子と、
    設置対象に対して前記受電端子の配置位置を変更可能に、当該電力供給器を当該設置対象に取り付けるための取付手段と、
    を備える電力供給器。
  2. 前記取付手段が、当該電力供給器における当該取付手段と接続される側面の中心に対して対称となる2つの位置のいずれか一方に選択的に固定されるように、前記取付手段を当該電力供給器に対して接続可能とした、
    請求項1に記載の電力供給器。
  3. 当該電力供給器の側面上に、前記取付手段を当該電力供給器に接続するための突起部を一対設け、
    前記一対の突起部を、当該電力供給器における前記突起部が設けられている側面の中心に対して対称となるように配置し、
    前記取付手段が前記一対の突起部の相互間に配置された前記設置対象を押圧するように、前記取付手段を当該電力供給器に対して接続可能とした、
    請求項2に記載の電力供給器。
  4. 前記取付手段を前記電力供給器に固定する固定部を、前記受電端子の配置位置の変更パターン数に応じて複数備え、
    前記複数の固定部を、アース端子とした、
    請求項2又は3に記載の電力供給器。
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