JP2013211216A - 光源モジュール及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】出射面に断面形状を有する場合に、光が入射する端面の対向端部の両側に発生する光漏れを抑制して、輝度分布の不均一化を図り得る光源モジュール及び液晶表示装置を提供する。
【解決手段】光源モジュール10には、導光板20の出射面に複数の筋状の凹凸形状体が形成されている。導光板20の中心線Aにおける光路変換部の配設密度の分布は、導光板縦幅V/9ラインBにおける光路変換部の配設密度の分布に比べて、導光板20の導光板横幅W/9ラインDとの各交点S3・S4の配設密度に対する導光板横幅Wにおける中央である中心点S1・点S2の配設密度の比が大きい。つまり、中心点S1の配設密度/点S3の配設密度>点S2の配設密度/点S4の配設密度となっている。
【選択図】図1
【解決手段】光源モジュール10には、導光板20の出射面に複数の筋状の凹凸形状体が形成されている。導光板20の中心線Aにおける光路変換部の配設密度の分布は、導光板縦幅V/9ラインBにおける光路変換部の配設密度の分布に比べて、導光板20の導光板横幅W/9ラインDとの各交点S3・S4の配設密度に対する導光板横幅Wにおける中央である中心点S1・点S2の配設密度の比が大きい。つまり、中心点S1の配設密度/点S3の配設密度>点S2の配設密度/点S4の配設密度となっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、光源からの光を導光板によって面状に出射させるサイドエッジ(サイドライトともいう)型導光板を備えた光源モジュール及び液晶表示装置に関するものであり、詳細には、出射面に複数の筋状の凹凸形状が形成された導光板を用いた場合の輝度分布の不均一化防止に関する。
近年、液晶表示装置においては、薄型化を図るために、光源からの光を導光板によって面状に出射させるサイドエッジ型導光板を備えたバックライトが多用されている。
このようなサイドエッジ型導光板として、例えば特許文献1に開示された液晶表示装置が知られている。上記特許文献1の液晶表示装置100では、図12に示すように、導光体110が出射面に断面略V字状の複数の三角プリズムアレイ111からなる光路変換部である光拡散パターンを有し、出射面と対向する光反射面に主光線の進行方向と交差する方向に沿って複数の断面略V字の反射シート120を有している。これにより、導光体110内に導入された光は反射シート120及び三角プリズムアレイ111により拡散及び反射を繰り返し、輝度バランスと輝度ピークとが自在に調整された明るい表示画面が得られるようになっている。
一般的に、液晶表示装置においては中央部分の輝度を高くし、画面の端部に向かうにつれて輝度をなだらかに低下させる。すなわち、中心部分にピークを有する山形の輝度分布にすることによって、自然な品位に感じることができる。これは、ブラウン管を用いた表示装置が中央部分の輝度が高くなるような分布を有しており、視聴者はブラウン管の輝度分布に慣れていることに起因する。このため、画面中央部に帯状に輝度が高いような分布は違和感を抱くことになり、品位としては劣ることになる。
ところで、上記従来の特許文献1に開示された液晶表示装置100のように出射面に断面形状を有する導光体110では、LED出射光の直進性が高いため、入射面に対して平行な方向への光の拡がりを抑えることができる。
しかしながら、LEDが均一配置されている場合には、導光体の中心部分の輝度を上げるために光路変換部のパターン密度を相対的に上げると、中央領域では光取り出しが十分行われるため入光面の対向端面での光漏れは少ないが、本実施の形態の説明図である図9(a)(b)に示すように、両端領域では中央領域に対して光路変換部のパターン密度が低いために光取り出しが十分ではなく漏れ光が発生する。この結果、輝度分布が乱れるという問題点を有している。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、出射面に断面形状を有する場合に、光が入射する端面の対向端部の両側に発生する光漏れを抑制して、輝度分布の不均一化を図り得る光源モジュール及び液晶表示装置を提供することにある。
本発明の光源モジュールは、上記の課題を解決するために、対向する一対の端面の一方から該端面に垂直な方向に入射した光を出射面から出射する導光板と、上記導光板に光を入射する複数の光源と、上記導光板における光の出射面とは反対側の面に該導光板の内部にて導光される光を取り出すための複数の光路変換部とを備えた光源モジュールにおいて、上記導光板の出射面には、上記光が入射する端面に垂直な方向に沿った複数の筋状の凹凸形状が形成されていると共に、上記導光板における上記光が入射する端面に平行な中心線における上記複数の光路変換部における配設密度の分布は、上記導光板における上記光が入射する端面に平行であって、かつ該光が入射する端面に垂直な方向の導光板縦幅Vにおける該光が入射する端面からの距離が導光板縦幅V/9の点を通る導光板縦幅V/9ラインにおける複数の光路変換部の配設密度の分布に比べて、導光板の端面に平行な方向の導光板横幅Wにおける各端部からの距離が導光板横幅W/9の点を通る導光板横幅W/9ラインとの各交点の配設密度に対する導光板横幅Wにおける中央の配設密度の比が大きいことを特徴としている。
上記の発明によれば、光源モジュールは、対向する一対の端面の一方から該端面に垂直な方向に入射した光を出射面から出射する導光板と、上記導光板に光を入射する複数の光源と、上記導光板における光の出射面とは反対側の面に該導光板の内部にて導光される光を取り出すための複数の光路変換部とを備えている。そして、導光板の出射面には、上記光が入射する端面に垂直な方向に沿った複数の筋状の凹凸形状が形成されている。
このように、導光板の出射面に、光が入射する端面に垂直な方向に沿った複数の筋状の凹凸形状が形成されている場合には、光源の出射光における直進性が高いため、入射面に対して平行な方向への光の拡がりを抑えることができる。
しかしながら、光源が均一配置されている場合には、導光板の中心部分の輝度を上げるために光路変換部のパターン密度を相対的に上げると、中央領域では光取り出しが十分行われるため光が入射する端面の対向端部での光漏れは少ないが、両側端領域では中央領域に対してパターン密度が低いために光取り出しが十分ではなく漏れ光が発生する。この結果、輝度分布が乱れるという問題点を有している。
そこで、本発明では、導光板における光が入射する端面に平行な中心線における上記複数の光路変換部における配設密度の分布は、上記導光板における上記光が入射する端面に平行であって、かつ該光が入射する端面に垂直な方向の導光板縦幅Vにおける該光が入射する端面からの距離が導光板縦幅V/9の点を通る導光板縦幅V/9ラインにおける複数の光路変換部の配設密度の分布に比べて、導光板の端面に平行な方向の導光板横幅Wにおける各端部からの距離が導光板横幅W/9の点を通る導光板横幅W/9ラインとの各交点の配設密度に対する導光板横幅Wにおける中央の配設密度の比が大きくなっている。
これにより、導光板における光が入射する端面の両端部側である導光板横幅W/9ラインと光源の近傍である導光板縦幅V/9ラインとの交点の光路変換部における配設密度が、凹凸形状が形成されていない従来の導光板に比べて高くなる。
この結果、導光板の両端部側である導光板横幅W/9ラインにおいて、光が入射する端面からその対向端面までにより多くの光を取り出すことができる。また、光路変換部による拡散効果によって、直進性の効果を弱くすることができる。さらに、導光板横幅Wにおける中央にまで端部の光源からの光線を導光させて出射させることができるので、導光板の中央の輝度アップにも繋がる。
したがって、出射面に断面形状を有する場合に、光が入射する端面の対向端部の両側に発生する光漏れを抑制して、輝度分布の不均一化を図り得る光源モジュールを提供することができる。
本発明の光源モジュールでは、前記導光板における前記光が入射する端面に平行な中心線における複数の光路変換部における配設密度の分布は、前記導光板横幅Wにおける中央が端部よりも高配設密度となっていると共に、上記導光板の前記導光板縦幅V/9ラインにおける複数の光路変換部の配設密度の分布は、上記導光板の導光板横幅Wにおける中央が端部よりも低配設密度となっていることが好ましい。
これにより、導光板における前記光が入射する端面に平行な中心線における複数の光路変換部における配設密度の分布は、前記導光板横幅Wにおける中央が端部よりも高配設密度となっているので、導光板の中心領域の輝度を高めることができる。
また、導光板の前記導光板縦幅V/9ラインにおける複数の光路変換部の配設密度の分布は、導光板の導光板横幅Wにおける中央が端部よりも低配設密度となっている。このため、導光板横幅Wにおける中央にまで、端部の光源からの光線を導光させて出射させることができる。この結果、導光板の中央の輝度をさらに高めることができる。
本発明の光源モジュールでは、前記導光板における前記光が入射する端面に垂直な中心線における前記複数の光路変換部における配設密度の分布は、上記導光板の前記導光板横幅W/9ラインにおける複数の光路変換部における配設密度の分布に比べて、該導光板の前記導光板縦幅Vにおける中央が高配設密度となっていることが好ましい。
これにより、導光板の中心領域の輝度を高めることができる。
本発明の光源モジュールでは、前記導光板における光が入射する端面に垂直な中心線における前記複数の光路変換部における配設密度の分布は、上記導光板の前記導光板横幅W/9ラインにおける複数の光路変換部における配設密度の分布に比べて、前記光が入射する端面の近傍が低配設密度となっていることが好ましい。
これにより、光路変換部による拡散効果によって、直進性の効果を弱くすることができる。また、導光板横幅Wにおける中央にまで端部の光源からの光線を導光させて出射させることができるので、導光板の中央の輝度アップにも繋がる。
本発明の光源モジュールでは、前記導光板における前記光が入射する端面に垂直な中心線における該導光板の出射面における輝度の分布は、上記導光板の前記導光板横幅Wにおける各端部からの距離が導光板横幅W/9の点を通る導光板横幅W/9ラインにおける該導光板の出射面における輝度の分布に比べて、該導光板の前記導光板縦幅Vにおける中央の輝度が高くなっていることが好ましい。
これにより、導光板の中心領域の輝度を確実に高めることができる。
本発明の光源モジュールでは、前記導光板における光が入射する端面に垂直な中心線における該導光板の出射面における輝度の分布は、上記導光板の前記導光板横幅W/9ラインにおける該導光板の出射面における輝度の分布に比べて、前記光が入射する端面の近傍の輝度が低くなっていることが好ましい。
これにより、前記光が入射する端面の近傍では、側端部の方が中央よりも輝度が高くなっている。このため、導光板の4隅の光取り出しを向上させ、導光板の端面から漏れる光
を低減することことができる。また、導光板における光が入射する端面に垂直な中心線における輝度分布の山形のピークを導光板横幅W/9ラインの山形のピークよりも急峻に維持しておくことにより、導光板20における中心点の輝度の低下を防止することができる。
を低減することことができる。また、導光板における光が入射する端面に垂直な中心線における輝度分布の山形のピークを導光板横幅W/9ラインの山形のピークよりも急峻に維持しておくことにより、導光板20における中心点の輝度の低下を防止することができる。
本発明の液晶表示装置は、上記の課題を解決するために、前記記載の光源モジュールを備えていることを特徴としている。
上記の発明によれば、出射面に断面形状を有する場合に、光が入射する端面の対向端部に発生する光漏れを抑制して、輝度分布の不均一化を図り得る光源モジュールを備えた液晶表示装置を提供することができる。
本発明の光源モジュールは、以上のように、導光板の出射面には、光が入射する端面に垂直な方向に沿った複数の筋状の凹凸形状が形成されていると共に、上記導光板における上記光が入射する端面に平行な中心線における上記複数の光路変換部における配設密度の分布は、上記導光板における上記光が入射する端面に平行であって、かつ該光が入射する端面に垂直な方向の導光板縦幅Vにおける該光が入射する端面からの距離が導光板縦幅V/9の点を通る導光板縦幅V/9ラインにおける複数の光路変換部の配設密度の分布に比べて、導光板の端面に平行な方向の導光板横幅Wにおける各端部からの距離が導光板横幅W/9の点を通る導光板横幅W/9ラインとの各交点の配設密度に対する導光板横幅Wにおける中央の配設密度の比が大きいものである。
また、本発明の液晶表示装置は、以上のように、前記記載の光源モジュールを備えているものである。
それゆえ、出射面に断面形状を有する場合に、光が入射する端面の対向端部の両側に発生する光漏れを抑制して、輝度分布の不均一化を図り得る光源モジュール及び液晶表示装置を提供するという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1〜図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
(液晶表示装置の構成)
最初に、本実施の形態の光源モジュールを備えた液晶表示装置の全体構成について、図2及び図3に基づいて説明する。図2は、本実施の形態の光源モジュールを備えた液晶表示装置の構成を示す分解斜視図である。また、図3は液晶表示装置の構成を示す要部断面図である。
最初に、本実施の形態の光源モジュールを備えた液晶表示装置の全体構成について、図2及び図3に基づいて説明する。図2は、本実施の形態の光源モジュールを備えた液晶表示装置の構成を示す分解斜視図である。また、図3は液晶表示装置の構成を示す要部断面図である。
本実施の形態の光源モジュール10を備えた液晶表示装置1は、図2に示すように、後ろから順に、シャーシ2、光源モジュール10、液晶パネル3、ベゼル4にて構成されており、光源モジュール10は、反射シート11、導光板20、下拡散シート17及び上拡散シート18を備えている。尚、下拡散シート17及び上拡散シート18の構成は一例であり、例えば、所謂マイクロレンズシートを用いても構わない。
上記光源モジュール10の導光板20における一対の端面20a・20aにおけるいずれか一方の端面20aの側方には、図3に示すように、光源としてのLED12、LED基板13、及びリフレクタ14を備えた光源ユニット15が設けられている。また、導光板20における光の出射面20bとは反対側の面としての下面20cには、該導光板20の内部にて導光される光を取り出すための複数の光路変換部16が設けられている。この光路変換部16は、例えば、マイクロプリズム、マイクロレンズ又は拡散材を含有したインクの印刷による散乱体からなっている。
これによって、LED12からの光を導光板20における一方の端面20aに入射させ、該光が導光板20の内部を全反射しながら導光し、導光板20の下面20cに設けられた複数の光路変換部16によって全反射条件が崩れて、導光板20の出射面20bから下拡散シート17及び上拡散シート18を通して液晶パネル3に光を照射するようになっている。
したがって、本実施の形態の光源モジュール10は、サイドエッジ(サイドライトともいう)方式を採用している。尚、導光板20からは出射面20b以外からの面からも光は出射する。しかし、導光板20の出射面20b及びLED12が配置される面以外の面には反射シート11が配置され、再度導光板20に入射するようになっているため、殆どの光は出射面20bから出射される。尚、ここでは、光源ユニット15は、導光板20における例えば長手方向に沿う一対の端面20aの一方のみに設けられている。ただし、必ずしもこれに限らず、光源ユニット15は、導光板20における短手方向に沿う一対の端面20aのいずれか一方に設けられていてもよい。
(光源モジュールの構成)
本実施の形態の光源モジュール10における導光板20は、図4に示すように、出射面20bの形状が、光源ユニット15における複数の上記LED12の光が入射する端面20aに垂直な方向に沿った複数の筋状の凹凸形状体Tとなっている。具体的には、複数の筋状の凹凸形状体Tは、断面円弧状の曲面にて構成された曲面構造体が複数並んで構成されている。この凹凸形状体T…は、例えば、導光板20の短手方向に沿って筋状のパターンとして形成されている。すなわち、導光板20は、光の出射面20bに、短手方向に平行に稜線を有する曲面で構成された凹凸形状体Tを複数有している。この凹凸形状体Tは、導光板20の出射面20b自体に形成された構造体であり、導光板20に該導光板20とは別の部材として設けられたものではない。
本実施の形態の光源モジュール10における導光板20は、図4に示すように、出射面20bの形状が、光源ユニット15における複数の上記LED12の光が入射する端面20aに垂直な方向に沿った複数の筋状の凹凸形状体Tとなっている。具体的には、複数の筋状の凹凸形状体Tは、断面円弧状の曲面にて構成された曲面構造体が複数並んで構成されている。この凹凸形状体T…は、例えば、導光板20の短手方向に沿って筋状のパターンとして形成されている。すなわち、導光板20は、光の出射面20bに、短手方向に平行に稜線を有する曲面で構成された凹凸形状体Tを複数有している。この凹凸形状体Tは、導光板20の出射面20b自体に形成された構造体であり、導光板20に該導光板20とは別の部材として設けられたものではない。
上記複数の筋状の凹凸形状体T…を有する出射面20bを備えた導光板20においては、図5に示すように、光路変換部16にて散乱された光は、凹凸形状体Tによって、出射光が凹凸形状体Tの中央側に屈折する。このため、凹凸形状体Tにより側方への光の拡がりを抑えることができ、出射光の直進性を向上させることができる。つまり、導光板20から出射された光束は集光される。この結果、液晶パネル3における画面全体の平均輝度を向上させることができるというメリットを有するものとなっている。
ところで、従来の平面からなる出射面を有する導光板の場合には、下拡散シート17と上拡散シート18との間にプリズムシートを設けることによってこの出射光の直進性を増大させる機能を確保していた。しかし、本実施の形態の光源モジュール10では、導光板20に複数の凹凸形状体Tを設けることによって、プリズムシートを設けた場合よりも、液晶パネル3における画面全体の平均輝度を向上させることが可能となっている。このため、本実施の形態の光源モジュール10では、プリズムシートを設けていない。ただし、必ずしもこれに限らず、プリズムシートを設けることは可能である。
ここで、このような出射光の直進性を向上させるためには、図5に示すように、導光板20の垂直な方向の高さをHとし、凹凸形状体T同士のピッチをPとしたときのアスペクト比H/Pは、
0.1<H/P<0.5
を満たす関係を有していることが好ましい。アスペクト比H/Pを0.1〜0.5の範囲に設定することにより、光の干渉による変動を小さくすることができ、光源モジュール10の特性変動を抑えることができるためである。
0.1<H/P<0.5
を満たす関係を有していることが好ましい。アスペクト比H/Pを0.1〜0.5の範囲に設定することにより、光の干渉による変動を小さくすることができ、光源モジュール10の特性変動を抑えることができるためである。
このような効果を持たせるための凹凸形状体Tの具体的な形状は、図6(a)に示すように、断面半円形となっていることが好ましい。この場合、垂直に立ち上がった垂直光Aから浅い角度で導光する光Cまで、様々な入射角度に対して効率的に光を取り出し、出射面から光を出射させることができる。また、導光板20の厚さが同じである場合、図6(a)に示された形状は、後述するプリズム形状よりも大きな断面積を確保し易い。その結果、導光板20の出射面20bに出射面に断面半円形の凹凸形状体Tが形成された構成では、LED12からの光の入射面での光結合効率が高く、光漏れが起き難い。このような形状は、導光板20を押し出し成形することにより形成することができる。
ここで、凹凸形状体Tの構造は、必ずしも、図6(a)に示す断面半円形でなく、図6(b)(c)(d)に示す形状とすることも可能である。
図6(b)に示す凹凸形状体Tは、導光板20の出射面20bに頂角90°のプリズムが形成されたものからなっている。この場合、垂直光Aは、全反射条件を崩さず戻り光となってしまう。また、浅い角度で導光する光Cについては、全反射条件が崩れ一旦出射面から出射する。しかし、再度、隣のプリズムに入射してしまい導光板20内に戻ってしま
う。
う。
図6(c)に示す凹凸形状体Tは、導光板20の出射面に頂角5°のプリズムが形成されたものからなっている。この場合、垂直光A及び浅い角度で導光する光Cは、いずれも全反射条件が崩れ出射面から出射される。しかし、これらの光が隣のプリズムに再入射する確率が増加する。
したがって、図6(b)(c)のように、導光板20の出射面20bにプリズムが形成された場合、導光板20内に光を閉じ込めるために導光板20から光を出射させる効率が低下してしまう場合がある。
また、図6(d)に示す凹凸形状体Tは、導光板20の出射面20bに対し窪んだ凹シリンダ面を有する構造となっている。この場合、垂直光Aが全反射により戻り光になることがない。このため、図6(d)に示す凹凸形状体Tは、図6(b)(c)に示された構成と比較して、効率的に導光板20から光を出射させることが可能である。
(輝度分布の不均一化対策)
上述した複数の筋状の凹凸形状体T…を有する出射面20bを備えた導光板20を用いた光源モジュール10においては、出射光の直進性が向上するので、液晶パネル3における画面全体の平均輝度を向上させることができるというメリットを有している。しかしながら、逆に、複数の筋状の凹凸形状体T…を有する出射面20bを備えた導光板20を用いたことによる輝度分布の不均一化が発生するという新たな課題が発生する。
上述した複数の筋状の凹凸形状体T…を有する出射面20bを備えた導光板20を用いた光源モジュール10においては、出射光の直進性が向上するので、液晶パネル3における画面全体の平均輝度を向上させることができるというメリットを有している。しかしながら、逆に、複数の筋状の凹凸形状体T…を有する出射面20bを備えた導光板20を用いたことによる輝度分布の不均一化が発生するという新たな課題が発生する。
すなわち、前述したように、本来、テレビ等の液晶表示装置1は、液晶パネル3における画面中央の輝度が高く、端部側になるほど輝度が下がっているようになっているのが、見易いとされている。
したがって、サイドエッジ(サイドライトともいう)方式を採用する光源モジュールにおいて、LED12の配設ピッチを均一にした場合においては、平面からなる出射面を有する従来の導光板では、光路変換部の配設密度を導光板の下面における中央が高くなるようにパターン配置している。
この場合、平面からなる出射面を有する従来の導光板では、図7(a)に示すように、導光板の端面から入射したLEDからの光は、放射状に広がりながら導光板の内部を伝搬される。この結果、図7(b)に示すように、導光板の側面からの光漏れが多くなる。
したがって、平面からなる出射面を有する従来の導光板では、導光板の側面からの光漏れを考慮して、例えば、LEDの配設密度を大きくして、つまりLEDの配設ピッチを小さくして画面中央の輝度が高くなるようにしている。
しかしながら、LEDの配設ピッチを小さくすることによりLEDの配設密度を大きくしたものを、複数の筋状の凹凸形状体T…を有する出射面20bを備えた導光板20に適用すると、図8(a)に示すように、導光板20の端面から入射した光源ユニット15の上記LED12からの光は直進性が高いために、図8(b)に示すように、導光板20の側面からの導光板の側面からの光漏れが少なくなる。つまり、凹凸形状体Tにより、光線が閉じ込められるので、側面に到達する光線が少なくなる。この結果、導光板20における側面近傍の出射面20bの輝度が高くなり、液晶パネル3における画面中央の輝度が高く、かつ端部側になるほど輝度が下がるという輝度分布の理想系が崩れる。
この場合に、液晶パネル3における画面中央の輝度を高くするために、単に、導光板2
0の画面中央の光路変換部16を増加すると、図9(a)(b)に示すように、側面からの光漏れが多くなり、画面端部Sが明るくなるので、輝度分布が乱れるという課題が発生する。すなわち、図9(b)に示すように、LED光が直進性を有しているので、導光板20の両側端のLED光は中央領域の輝度に殆ど関与していない。また、導光板20の両側端部領域と中央領域との光取り出しの比率は、各領域の光路変換部16の平均パターン密度にほぼ比例する。さらに、中央を一番輝度が高く、両側端で低くする輝度分布を作製する場合は、両側端領域では取り出されない光が確実に漏れ光となる。
0の画面中央の光路変換部16を増加すると、図9(a)(b)に示すように、側面からの光漏れが多くなり、画面端部Sが明るくなるので、輝度分布が乱れるという課題が発生する。すなわち、図9(b)に示すように、LED光が直進性を有しているので、導光板20の両側端のLED光は中央領域の輝度に殆ど関与していない。また、導光板20の両側端部領域と中央領域との光取り出しの比率は、各領域の光路変換部16の平均パターン密度にほぼ比例する。さらに、中央を一番輝度が高く、両側端で低くする輝度分布を作製する場合は、両側端領域では取り出されない光が確実に漏れ光となる。
上記光漏れを防止するために、例えば、光漏れを遮光テープ等で塞ぐことが可能であるが、LED光束に対する効率が低下する。また、LEDの個別制御を行うことによって、導光板20の両端の入光光束を下げるという方法を採ることは可能であるが、コストアップの要因となる。すなわち、エネルギーの有効利用、効率的な利用という精神に反することになる。
光漏れを解決するために詳細に検討すると、出射面20bに凹凸形状体Tを有する導光板20では直進性があるために、出射面20bのA領域の輝度分布をつくるために必要な光束はA領域の後述する導光板縦幅Vの方向に沿うLED12による光であり、B領域の輝度分布をつくるために必要な光束は導光板縦幅Vの方向に沿うLED12による光である。この結果、A領域に対してB領域の輝度を低くするためには、B領域における光路変換部16のパターン密度をA領域における光路変換部16のパターン密度に対して低くしなければならない。また、A領域の導光板縦幅Vの方向に沿うLED12による入光光束と導光板縦幅Vの方向に沿うLED12による入光光束とは等しいので、A領域とB領域とで取り出される光束は各領域における光路変換部16のパターン密度による。
そこで、本実施の形態の光源モジュール10では、LED12の配設ピッチを均一に維持した状態おいて、光路変換部16の配設密度の分布を以下のように工夫している。尚、LED12の配設ピッチは例えば10mmである。
本実施の形態の光源モジュール10における具体的な光路変換部16の配設密度の分布について、図1(a)(b)(c)、図10(a)(b)及び図11(a)(b)(c)に基づいて説明する。図1(a)は光源モジュール10の導光板20を示す平面図であり、図1(b)は導光板20の中心線A及び導光板縦幅V/9ラインBにおける光路変換部の配設密度分布を示すグラフであり、図1(c)は中心線C及び導光板横幅W/9ラインDにおける光路変換部の配設密度分布を示すグラフである。また、図10(a)は本実施の形態の光源モジュール10における凹凸形状体Tを有する導光板20の側端部に設けられたLED12からの入射光の拡散イメージを示す平面図であり、図10(b)は改善前の凹凸形状体Tを有する導光板20の側端部に設けられたLED12からの入射光の拡散イメージを示す平面図である。図11(a)は光源モジュール10の導光板20を示す平面図であり、図11(b)は導光板20の中心線A及び導光板縦幅V/9ラインBにおける導光板20の輝度分布を示すグラフであり、図11(c)は中心線C及び導光板横幅W/9ラインDにおける導光板20の輝度分布を示すグラフである。
ここで、以下の説明では、図1(a)において、導光板20におけるLED12側の端面20aに平行な方向の幅を導光板横幅Wとし、導光板20におけるLED12側の端面20aに垂直な方向の幅を導光板縦幅Vとする。また、導光板20における光が入射する端面20aに平行な中心線を中心線Aとし、導光板20における光が入射する端面20aに垂直な中心線を中心線Cとする。さらに、導光板縦幅VにおけるLED12の光が入射する端面20aからの距離が導光板縦幅V/9の点S4を通る線を導光板縦幅V/9ラインBとし、導光板20の導光板横幅Wにおける各端部からの距離が導光板横幅W/9の点S4を通る線を導光板横幅W/9ラインDとする。また、導光板20の中心線Aと中心線
Cとの交点を中心点S1とし、中心線Cと導光板縦幅V/9ラインBとの交点を点S2とし、中心線Aと導光板横幅W/9ラインDとの交点を点S3とする。また、中心点S1、点S2、点S3、点S4における光路変換部16の配設密度とは、各中心点S1、点S2、点S3、点S4を含む周辺領域での光路変換部16の被覆率をいう。
Cとの交点を中心点S1とし、中心線Cと導光板縦幅V/9ラインBとの交点を点S2とし、中心線Aと導光板横幅W/9ラインDとの交点を点S3とする。また、中心点S1、点S2、点S3、点S4における光路変換部16の配設密度とは、各中心点S1、点S2、点S3、点S4を含む周辺領域での光路変換部16の被覆率をいう。
尚、本実施の形態では、図1(b)において枠囲いしている導光板横幅Wの両側末端部は、入射光量が低下するため、光路変換部16のパターン密度を増やしており、この部分は、比較対照とならない。すなわち、本実施の形態での比較対照は、端部の輝度低下の影響が殆どない導光板横幅W/9離れた位置を導光板20の中央との比較に用いる。
図1(b)に示すように、本実施の形態の光源モジュール10においては導光板20における中心線Aにおける複数の光路変換部16における配設密度の分布は、導光板20の導光板縦幅V/9ラインBにおける複数の光路変換部16の配設密度の分布に比べて、導光板横幅W/9ラインDとの各交点S3・S4の配設密度に対する導光板横幅Wにおける中央の配設密度の比が大きくなっている。数式で表すと、
中心点S1の配設密度/点S3の配設密度>点S2の配設密度/点S4の配設密度
となっている。
中心点S1の配設密度/点S3の配設密度>点S2の配設密度/点S4の配設密度
となっている。
これにより、導光板20における光が入射する端面20aの両端部側である導光板横幅W/9ラインDとLED12の近傍である導光板縦幅V/9ラインBとの交点つまり点S4の光路変換部16における配設密度が、凹凸形状体Tが形成されていない従来の導光板に比べて高くなる。
この結果、導光板20の両端部側である導光板横幅W/9ラインDにおいて、光が入射する端面からその対向端面までにより多くの光を取り出すことができる。また、光路変換部16による拡散効果によって、直進性の効果を弱くすることができる。すなわち、図10(b)に示すように、改善前の凹凸形状体を有する導光板の側端部に設けられたLEDからの入射光の拡散イメージにおいては、直進性が高いので、LED12の光が入射する端面20aとは対向する端面20a近傍から光漏れが発生していた。これに対して、改善後は、図10(a)に示すように、直進性が緩和され、これによって、光漏れの発生が抑制される。
さらに、図10(a)に示すように、導光板横幅Wにおける中央にまで端部のLED12からの光線を導光させて出射させることができるので、導光板20の中央の輝度アップにも繋がる。
すなわち、出射面20bに凹凸形状体Tを有する導光板20における直進性の効果は、輝度分布と最大取出しとを両立できないという問題を引き起こしていた。これにより、凹凸形状体Tを有する導光板20における従来の設計手法では、両端部の光路変換部16のターン密度分布は、図10(b)に示す形となるところを、図10(a)に示すように、敢えて、LED12の入光部近傍における光路変換部16のパターン密度を上げる。
この結果、図11(a)(b)に示すように、導光板20の輝度分布も光路変換部16の分布と同様な傾向を示すものとして現れる。これにより、全体の取出しを確保又はさらに向上させつつ、導光板20の画面全体の品位を上げることが可能になる。したがって、図9(c)に示すように、光漏れがなくなり、かつ画面品位も大幅に向上した輝度分布を得ることができる。また、導光板20の全体での輝度のバランスも向上するものとなる。
それゆえ、出射面20bに凹凸形状体Tを有する場合に、光が入射する端面20aの対向端部の両側に発生する光漏れを抑制して、輝度分布の不均一化を図り得る光源モジュー
ル10を提供することができる。
ル10を提供することができる。
また、本実施の形態では、図1(b)に示すように、本実施の形態では、導光板20における中心線Aにおける光路変換部16の配設密度の分布は、導光板横幅Wにおける中央が端部よりも高配設密度となっている。さらに、導光板20の導光板縦幅V/9ラインBにおける光路変換部16の配設密度の分布は、導光板20の導光板横幅Wにおける中央が端部よりも低配設密度となっている。
これらを数式で表すと、
中心点S1の配設密度>点S3の配設密度 かつ点S2の配設密度<点S4の配設密度となっている。
中心点S1の配設密度>点S3の配設密度 かつ点S2の配設密度<点S4の配設密度となっている。
これにより、導光板20における中心線Aにおける光路変換部16における配設密度の分布は、導光板横幅Wにおける中央が端部よりも高配設密度となっているので、導光板20の中心点S1の領域の輝度を高めることができる。
また、本実施の形態の光源モジュール10では、図1(c)に示すように、導光板20の中心線Cにおける光路変換部16の配設密度の分布は、導光板20の導光板横幅W/9ラインDにおける光路変換部16の配設密度の分布に比べて、導光板20の導光板縦幅Vにおける中央が高配設密度となっている。数式で表すと、
中心点S1の配設密度>点S3の配設密度
となっている。これにより、導光板20の中心点S1の領域の輝度を高めることができる。
中心点S1の配設密度>点S3の配設密度
となっている。これにより、導光板20の中心点S1の領域の輝度を高めることができる。
また、本実施の形態の光源モジュール10では、図1(c)に示すように、導光板20における中心線Cにおける光路変換部16の配設密度の分布は、導光板20の導光板横幅W/9ラインDにおける光路変換部16の配設密度の分布に比べて、LED12の光が入射する端面20aの近傍が低配設密度となっている。数式で表すと、
点S2の配設密度<点S4の配設密度
となっている。これにより、光路変換部16による拡散効果によって、直進性の効果を弱くすることができる。また、導光板横幅Wにおける中央にまで端部のLED12からの光線を導光させて出射させることができるので、導光板20の中央つまり中心点S1の輝度アップにも繋がる。
点S2の配設密度<点S4の配設密度
となっている。これにより、光路変換部16による拡散効果によって、直進性の効果を弱くすることができる。また、導光板横幅Wにおける中央にまで端部のLED12からの光線を導光させて出射させることができるので、導光板20の中央つまり中心点S1の輝度アップにも繋がる。
次に、本実施の形態の光源モジュール10における導光板20の輝度分布について、図11(a)(b)(c)に基づいて説明する。
本実施の形態における導光板20の輝度分布は、導光板横幅W方向については、図11(a)(b)に示すように、前記図1(a)(b)に示す光路変換部16の配設密度の分布と同じ傾向を示している。
すなわち、図11(b)に示すように、導光板20における中心線Aにおける輝度分布は、導光板横幅Wにおける中央が端部よりも高輝度となっている。また、導光板20の導光板縦幅V/9ラインBにおける輝度分布は、導光板20の導光板横幅Wにおける中央が端部よりも低輝度となっている。
これらを数式で表すと、
中心点S1の輝度>点S3の輝度 かつ 点S2の輝度<点S4の輝度
となっている。
中心点S1の輝度>点S3の輝度 かつ 点S2の輝度<点S4の輝度
となっている。
この現象は、LED12の光の入射する端面20aでは、導光板20の内部を導光する光量が多いので、導光板縦幅V/9ラインBから導光板20の中心線Aまでは、輝度の分布は、光路変換部16の配設密度分布に比例すると考えられるためである。
次に、導光板縦幅V方向の輝度分布について説明する。従来、凹凸形状体Tを有する導光板20の輝度分布は、導光板20の中心線Cと導光板横幅W/9ラインDとは、互いに同じ輝度分布を有していた。
しかし、本実施の形態の光源モジュール10における導光板20の導光板縦幅V方向の輝度分布は、図11(a)(c)に示すように、山形のピークが、導光板横幅W方向において導光板20の中央から左右にいくに伴って緩やかになっている。これにより、導光板20の4隅の光取り出しを向上させ、導光板20の端面から漏れる光を低減することにより、輝度ムラを無くし、画面品位の改善を図るようになっている。
具体的には、図11(a)(c)に示すように、導光板20における中心線Cにおける導光板20の出射面20bにおける輝度の分布は、導光板20の導光板横幅W/9ラインDにおける導光板20の出射面20bにおける輝度の分布に比べて、導光板20の導光板縦幅Vにおける中央の輝度が高くなっている。数式で表すと、
中心点S1の輝度>点S3の輝度
となっている。これにより、導光板の中心領域の輝度を確実に高めることができる。
中心点S1の輝度>点S3の輝度
となっている。これにより、導光板の中心領域の輝度を確実に高めることができる。
また、図11(a)(c)に示すように、導光板20の中心線Cにおける導光板20の出射面20bにおける輝度の分布は、導光板20の導光板横幅W/9ラインDにおける導光板20の出射面20bにおける輝度の分布に比べて、LED12の光が入射する端面20aの近傍の輝度が低くなっている。数式で表すと、
点S2の輝度<点S4の輝度
となっている。
点S2の輝度<点S4の輝度
となっている。
これにより、LED12の光が入射する端面20aの近傍では、側端部である点S4の方が中央の点S4よりも輝度が高くなっている。このため、導光板20の4隅の光取り出しを向上させ、導光板20の端面20aから漏れる光を低減することことができる。また、導光板20の中心線Cにおける輝度分布の山形のピークを導光板横幅W/9ラインDの山形のピークよりも急峻に維持しておくことにより、中心点S1の輝度の低下を防止することができる。
また、本実施の形態の液晶表示装置1は、本実施の形態の光源モジュール10を備えている。これにより、出射面20bに凹凸形状体Tを有する場合に、LED12の光が入射する端面20aの対向端部に発生する光漏れを抑制して、輝度分布の不均一化を図り得る光源モジュール10を備えた液晶表示装置1を提供することができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、本実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、光源からの光を導光板によって面状に出射させるサイドエッジ(サイドライトともいう)型導光板を備えた光源モジュール及び液晶表示装置に関するものであり、例えば、バックライト等の光源モジュールに適用できると共に、液晶表示装置は例えばテレビ、タブレット、パソコンのモニター等の液晶表示装置に適用することが可能である。
1 液晶表示装置
3 液晶パネル
10 光源モジュール
12 LED(光源)
15 光源ユニット
16 光路変換部
17 下拡散シート
18 上拡散シート
20 導光板
20a 端面
20b 出射面
20c 下面(面)
T 凹凸形状体
A 中心線
B 導光板縦幅V/9ライン
C 中心線
D 導光板横幅W/9ライン
S1 中心点
S2 点
S3 点
S4 点
V 導光板縦幅
W 導光板横幅
3 液晶パネル
10 光源モジュール
12 LED(光源)
15 光源ユニット
16 光路変換部
17 下拡散シート
18 上拡散シート
20 導光板
20a 端面
20b 出射面
20c 下面(面)
T 凹凸形状体
A 中心線
B 導光板縦幅V/9ライン
C 中心線
D 導光板横幅W/9ライン
S1 中心点
S2 点
S3 点
S4 点
V 導光板縦幅
W 導光板横幅
Claims (7)
- 対向する一対の端面の少なくとも一方から該端面に垂直な方向に入射した光を出射面から出射する導光板と、上記導光板に光を入射する複数の光源と、上記導光板における光の出射面とは反対側の面に該導光板の内部にて導光される光を取り出すための複数の光路変換部とを備えた光源モジュールにおいて、
上記導光板の出射面には、上記光が入射する端面に垂直な方向に沿った複数の筋状の凹凸形状が形成されていると共に、
上記導光板における上記光が入射する端面に平行な中心線における上記複数の光路変換部における配設密度の分布は、
上記導光板における上記光が入射する端面に平行であって、かつ該光が入射する端面に垂直な方向の導光板縦幅Vにおける該光が入射する端面からの距離が導光板縦幅V/9の点を通る導光板縦幅V/9ラインにおける複数の光路変換部の配設密度の分布に比べて、導光板の端面に平行な方向の導光板横幅Wにおける各端部からの距離が導光板横幅W/9の点を通る導光板横幅W/9ラインとの各交点の配設密度に対する導光板横幅Wにおける中央の配設密度の比が大きいことを特徴とする光源モジュール。 - 前記導光板における前記光が入射する端面に平行な中心線における複数の光路変換部における配設密度の分布は、前記導光板横幅Wにおける中央が端部よりも高配設密度となっていると共に、
上記導光板の前記導光板縦幅V/9ラインにおける複数の光路変換部の配設密度の分布は、上記導光板の導光板横幅Wにおける中央が端部よりも低配設密度となっていることを特徴とする請求項1記載の光源モジュール。 - 前記導光板における前記光が入射する端面に垂直な中心線における前記複数の光路変換部における配設密度の分布は、
上記導光板の前記導光板横幅W/9ラインにおける複数の光路変換部における配設密度の分布に比べて、該導光板の前記導光板縦幅Vにおける中央が高配設密度となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の光源モジュール。 - 前記導光板における光が入射する端面に垂直な中心線における前記複数の光路変換部における配設密度の分布は、
上記導光板の前記導光板横幅W/9ラインにおける複数の光路変換部における配設密度の分布に比べて、前記光が入射する端面の近傍が低配設密度となっていることを特徴とする請求項3記載の光源モジュール。 - 前記導光板における前記光が入射する端面に垂直な中心線における該導光板の出射面における輝度の分布は、
上記導光板の前記導光板横幅Wにおける各端部からの距離が導光板横幅W/9の点を通る導光板横幅W/9ラインにおける該導光板の出射面における輝度の分布に比べて、該導光板の前記導光板縦幅Vにおける中央の輝度が高くなっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光源モジュール。 - 前記導光板における光が入射する端面に垂直な中心線における該導光板の出射面における輝度の分布は、
上記導光板の前記導光板横幅W/9ラインにおける該導光板の出射面における輝度の分布に比べて、前記光が入射する端面の近傍の輝度が低くなっていることを特徴とする請求項5記載の光源モジュール。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光源モジュールを備えていることを特徴とする液
晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012081951A JP2013211216A (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 光源モジュール及び液晶表示装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012081951A JP2013211216A (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 光源モジュール及び液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2013211216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113064231A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-07-02 | 深圳市康冠科技股份有限公司 | 一种导光板上网点分布设计方法、系统及相关设备 |
-
2012
- 2012-03-30 JP JP2012081951A patent/JP2013211216A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113064231A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-07-02 | 深圳市康冠科技股份有限公司 | 一种导光板上网点分布设计方法、系统及相关设备 |
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