JP2013210502A - 光学パネルおよび表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学パネルに対面する位置に像を再生することができる表示装置を提供する。
【解決手段】光学パネル20は、一方の側から入射する元像からの光の進行方向を変えて他方の側へ透過し、他方の側へ像を表示する。光学パネル20は、互いに平行な反射面36,46を各々が有した複数の光透過部35,45をそれぞれ含む第1光学シート30および第2光学シート40を有する。第1および第2光学シートは、光透過部の配列方向が交差するように配置されている。配列方向に沿った光透過部の幅は、他方の側の端部において一方の側の端部よりも広くなっている。反射面は、光学パネルの法線方向に対して傾斜している。
【選択図】図3

Description

一方の側から入射する元像からの光の進行方向を変えて他方の側へ透過し、他方の側へ像を表示するための光学パネル、及び、この光学パネルを有した表示装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、一方の側から入射する元像からの光の進行方向を変えて他方の側へ透過し、他方の側へ像を表示する装置が知られている。特許文献1に開示された光学結像装置は、並列配列された帯状の反射部を多数有した光制御パネルを二つ有している。各制御パネルにおいて、多数の光反射部は、反射面がパネルの法線方向と平行となるよう、配置されている。二枚の光制御パネルは、光反射部の配列方向が直交するようにして、重ねられている。
特開2011−81309号公報
特許文献1の光学結像装置によれば、各光制御パネルの光反射部にて立体モデルからの光を反射することにより、光制御パネルのパネル面を中心として立体モデルと面対称な位置に、当該立体モデルの像を結像することができる。そして、特許文献1では、光学パネルの法線方向に沿うように配列された光反射部の間から、元像が直接観察されることを防止するため、元像は、光学パネルの法線方向に沿って光学パネルに対面しない位置に配置されている。この結果、再生像は、光学パネルの法線方向に沿って光学パネルに対面しない位置に再生される。
しかしながら、再生像が光学パネル上ではなく光学パネルの斜め上にしか観察され得ないと、表示装置の光学パネルおよび表示装置を配置する上での制約が生じてしまい、優れた意匠性を有する表示装置を種々の用途に適用することが困難となってしまう。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、光学パネルに対面する位置に像を再生することができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明による第1の光学パネルは、
一方の側から入射する元像からの光の進行方向を変えて他方の側へ透過し、他方の側へ像を表示するための光学パネルにおいて、
前記一方の側から入射する元像からの光を反射する複数の第1反射面であって、互いに平行となるようにして第1配列方向に配列された複数の第1反射面と、
前記複数の第1反射面の他方の側に設けられ、前記第1反射面で反射された元像からの光を反射する複数の第2反射面であって、互いに平行となるようにして、第1配列方向と交差する第2配列方向に配列された複数の第2反射面と、を含み、
前記第1反射面は、前記光学パネルの法線方向に対して傾斜して前記他方の側を向いており、前記第2反射面は、前記光学パネルの法線方向に対して傾斜して前記他方の側を向いている、光学パネル。
本発明による第1の光学パネルが、前記複数の第1反射面を有する第1光学シートと、前記第1光学シートの他方の側へ配置され、前記複数の第2反射面を有する第2光学シートと、を備えるようにしてもよい。
本発明による第2の光学パネルは、
一方の側から入射する元像からの光の進行方向を変えて他方の側へ透過し、他方の側へ像を表示するための光学パネルであって、
第1配列方向に配列された複数の第1光透過部であって、前記一方の側から入射する元像からの光を反射する互いに平行な第1反射面を各々が有した複数の第1光透過部を、含む第1光学シートと、
前記第1光学シートの他方の側へ配置された第2光学シートであって、前記第1配列方向と交差する第2配列方向に配列され、前記第1光学シートを透過した元像からの光を反射する互いに平行な第2反射面を各々が有した複数の第2光透過部を、含む第2光学シートと、を備え、
前記第1反射面は、前記光学パネルの法線方向に対して傾斜して前記他方の側を向いており、前記第2反射面は、前記光学パネルの法線方向に対して傾斜して前記他方の側を向いている。
本発明による第2の光学パネルにおいて、前記第1配列方向に沿った前記第1光透過部の幅は、前記一方の側の端部において前記他方の側の端部よりも狭く、前記第2配列方向に沿った前記第2光透過部の幅は、前記一方の側の端部において前記他方の側の端部よりも狭くなっていてもよい。
本発明による第1または第2の光学パネルにおいて、
前記第1光学シートは、隣り合う二つの前記第1光透過部の間に、前記第1光透過部よりも低屈折率の樹脂を用いて形成された、第1低屈折率部を、さらに有し、
前記第2光学シートは、隣り合う二つの前記第2光透過部の間に、前記第2光透過部よりも低屈折率の樹脂を用いて形成された、第2低屈折率部を、さらに有するようにしてもよい。
本発明による第1または第2の光学パネルにおいて、前記低屈折率部の前記樹脂中に、光吸収性を有した粒子が分散されていてもよい。
本発明による第1または第2の光学パネルにおいて、前記第1配列方向に沿った前記第1光透過部の幅は、前記他方の側から前記一方の側へ向けて狭くなるようにのみ変化し、前記第2配列方向に沿った前記第2光透過部の幅は、前記他方の側から前記一方の側へ向けて狭くなるようにのみ変化するようにしてもよい。
本発明による第1または第2の光学パネルにおいて、前記第1配列方向に沿った前記第1光透過部の幅は、前記他方の側から前記一方の側へ向けて狭くなるように変化し続け、前記第2配列方向に沿った前記第2光透過部の幅は、前記他方の側から前記一方の側へ向けて狭くなるように変化し続けるようにしてもよい。
本発明による第1または第2の光学パネルにおいて、前記第1光透過部は、前記第1光学シートへの法線方向および前記第1配列方向の両方に平行な前記第1光学シートの断面において、台形形状となっており、前記第2光透過部は、前記第2光学シートへの法線方向および前記第2配列方向の両方に平行な前記第2光学シートの断面において、台形形状となっていてもよい。
本発明による第1または第2の光学パネルにおいて、前記第1光透過部がなす前記台形形状の一つの側辺であって、当該第1光透過部の前記第1反射面に対向する面に対応する側辺は、当該台形形状の上底および下底と直交し、前記第2光透過部がなす前記台形形状の一つの側辺であって、当該第2光透過部の前記第2反射面に対向する面に対応する側辺は、当該台形形状の上底および下底と直交するようにしてもよい。
本発明による表示装置は、上述した本発明による第1および第2の光学パネルのいずれかを備える。
本発明による表示装置において、元像は、前記光学パネルの法線方向に沿って前記光学パネルと対面する位置からずれた位置に配置されてもよい。
本発明によれば、光学パネルに対面する位置に像を再生することができる。これにより、表示装置の設置に関する制約を緩和して、表示装置を種々の用途に幅広く適用することが可能となる。
図1は、本発明の一実施の形態を説明するための図であって、表示装置を示す斜視図である。 図2は、図1の表示装置を示す縦断面図である。 図3は、図1の表示装置に組み込まれた光学パネルを示す部分斜視図である。 図4は、図3の光学パネルに組み込まれた光学シートを、その法線方向および光透過部の配列方向の両方に沿った断面において、示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1〜図4は、本発明による一実施の形態を説明するための図である。このうち、図1および図2は、表示装置を示す斜視図および縦断面図である。図3は、表示装置に組み込まれた光学パネルを示す部分斜視図である。図4は、光学パネルに組み込まれた光学シートを示す断面図である。
図1および図2に示すように、表示装置10は、一方の側から入射する元像(元となる像)91からの光の進行方向を変えて他方の側へ透過させる光学パネル20と、光学パネル20を支持するケーシング15と、を有している。図示された表示装置10において、円錐形状の立体モデルが元像91としてケーシング15内に配置されている。したがって、図示する例においては、ケーシング15の内側が、光学パネル20の一方の側、すなわち入光側であって、ケーシングの外側が、光学パネル20の他方の側である。光学パネル20は、そのパネル面に平行な異なる二方向da,dbに元像91からの光を反射することによって、光学パネル20の他方の側、すなわち出光側に実像である元像91と同一の再生像、言い換えると虚像92を結像する。
ケーシング15は、箱状に形成されており、前面15aに光学パネル20を支持している。ケーシング15の前面15aは、例えば90°だけ、底面15bに対して傾斜している。図1に示された例では、表示面となる前面15aが垂直方向に延びている。元像91となる物体(円錐)は、ケーシング15内において、光学パネル20のパネル面への法線方向ndに沿って当該光学パネル20に対面しない位置に配置されている。一方、詳しくは後述するように、光学パネル20によって結像される虚像92は、光学パネル20のパネル面への法線方向ndに沿って光学パネル20に対面する位置に再生され得るようになっている。
なお、本明細書において、「パネル」、「シート」、「フィルム」、「板」等の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。したがって、例えば、「シート」はフィルムや板とも呼ばれ得るような部材も含む概念である。一具体例として、「光学シート」には、「光学フィルム」と呼ばれる部材も含まれる。
また、本明細書において、「シート面(フィルム面、板面、パネル面)」とは、対象となるシート状の部材を全体的かつ大局的に見た場合において対象となるシート状部材の平面方向と一致する面のことを指す。
さらに、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、「平行」、「直交」、「対称」、「台形」等の用語については、厳密な意味に縛られることなく、同様の光学的機能を期待し得る程度の誤差を含めて解釈することとする。
以下、光学パネル20の構成および作用効果についてさらに詳述していく。図3に示すように光学パネル20は、第1光学シート30と、第1光学シート30の他方の側、すなわち出光側に配置された第2光学シート40と、を有している。図示された例では、第1光学シート30のシート面および第2光学シート40のシート面が互いに平行となるように、第1光学シート30および第2光学シート40が配置されている。結果として、光学パネルのパネル面、第1光学シート30のシート面および第2光学シート40のシート面は、互いに平行となっている。また、光学パネルのパネル面への法線方向nd、第1光学シート30のシート面への法線方向nd、および、第2光学シート40のシート面への法線方向ndは、互いに平行となっている。
第1光学シート30は、シート状の第1基部31と、第1基部31上に配列された第1光透過部35と、を有しており、第2光学シート40は、シート状の第2基部41と、第2基部41上に配列された第2光透過部45と、を有している。以下において光学シート30,40についてさらに詳述するが、以下の説明において、「第1」および「第2」との用語を用いることなく30番台と40番台の符号を列記して説明する場合、例えば「光学シート30,40」、「基部31,41」、「光透過部35,45」との用語を用いて説明する場合には、第1光学シート30および第2光学シート40の双方に当てはまる説明である。とりわけ図示された本実施の形態では、第1光学シート30および第2光学シート40が互いに同一に構成されている。そして、図4に示された光学シートは、第1光学シート30および第2光学シート40の両方に該当し得る。
基部31,41は、光透過部35,45を支持する層であり、適度な強度および適度な透明性を有するように、適宜構成される。一例として、基部31,41の厚さを20μm〜200μmとすることができ、このような基部31,41として、例えば、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用いることができる。二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムは、適度な透明性と、紫外線照射処理や加熱処理等に対する耐久性と、を有している点で、基部31,41としての適用に好適である。
図3に示すように、光透過部35,45は、基部31,41の一方の側の面(入光側面)上に、当該面と平行な配列方向da,dbに沿って、配列されている。光透過部35,45は、その配列方向da,dbと交差する方向であって基部31,41の一方の側の面と平行な方向に、線状に延びている。とりわけ図示する例においては、光透過部35,45は、配列方向da,dbと直交する方向に直線状に延びている。光透過部35,45は、基部31,41上に隙間無く配列されていてもよいし、図4に示すように、隙間をあけて基部31,41上に配列されていてもよい。
第1光学シート30の各第1光透過部35は、一方の側から入射する元像91からの光を反射する第1反射面36を有しており、第2光学シート40の各第2光透過部45は、一方の側から入射する元像91からの光を反射する第2反射面46を有している。第1光学シート30に含まれる多数の第1光透過部35の間において、第1反射面36は互いに平行となっている。また、第2光学シート40に含まれる多数の第2光透過部45の間において、第2反射面46は互いに平行となっている。
図3によく示されているように、第1光学シート30および第2光学シートは、第1光透過部35の配列方向daと第2光透過部45の配列方向dbとが交差するようにして、互いに重ねて配置されている。とりわけ、本実施の形態では、第1光透過部35の配列方向daと第2光透過部45の配列方向dbとが直交するようにして、第1光学シート30および第2光学シート40が互いに対して位置決めされている。
ここで説明する形態において、第1光学シート30は、隣り合う二つの第1光透過部35の間に配置された第1低屈折率部38を有し、第2光学シート40は、隣り合う二つの第2光透過部45の間に配置された第2低屈折率部48を有している。図3および図4に示すように、低屈折率部38,48は、基部31,41上に、光透過部38,48と隣接して、配列方向da,dbに光透過部38,48と交互に配列されている。また、低屈折率部38,48は、その配列方向da,dbと交差する方向であって基部31,41の一方の側の面と平行な方向に、線状に延びている。すなわち、低屈折率部38,48は、光透過部35,45と同様にストライプ配列にて、基部40上に配列されている。
第1低屈折率部38は、第1光透過部35よりも低屈折率の樹脂を用いて形成され、第1低屈折率部38と第1光透過部35との界面での反射、とりわけ屈折率差に起因した全反射を引き起こすことを意図されている。同様に、第2低屈折率部48は、第2光透過部45よりも低屈折率の樹脂を用いて形成され、第2低屈折率部48と第2光透過部45との界面での反射、とりわけ屈折率差に起因した全反射を引き起こすことを意図されている。
図4に示すように、本実施の形態では、第1光学シート30の第1低屈折率部38および第2光学シート40の第2低屈折率部48は、ともに、光透過部35,45よりも低屈折率の樹脂からなる主部39a,49aと、主部39a,49a中に分散され光吸収粒子39b,49bと、を含んでいる。光吸収粒子39b,49bは、可視光を吸収する機能を有した粒状物であり、これにより、光学シート30,40において、光透過部35,45と低屈折率部38,48との界面で反射せずに低屈折率部38,48内に入射した光を光吸収粒子39b,49bで吸収することができる。ここで説明した光学シート30,40では、このような光吸収粒子39b,49bの可視光吸収機能によって、表示される像のコントラストを向上させることができる。
次に、図4を参照しながら、光透過部35,45および低屈折率部38,48の断面形状について、説明する。図4は、光学シート30,40の光透過部35,45の配列方向da,dbおよび光学シート30,40の法線方向ndに沿った断面(光学シートの主切断面とも呼ぶ)において、光学シート30,40を示す図である。なお、ここで説明する光透過部35,45および低屈折率部38,48の断面形状は、その長手方向に沿って、言い換えるとその配列方向da,dbに直交する方向に沿って、一定となっている。
図4に示すように、第1光学シートの主切断面において、第1配列方向daに沿った第1光透過部35の幅W1は、一方の側(入光側)の端部において他方の側(出光側)の端部よりも狭くなっており、第2光学シートの主切断面において、第2配列方向dbに沿った第2光透過部45の幅W2は、一方の側の端部において他方の側の端部よりも狭くなっている。すなわち、入光側端部における第1光透過部35の幅W1aは、出光側端部における第1光透過部35の幅W1bよりも狭くなっており、入光側端部における第2光透過部45の幅W2aは、出光側端部における第2光透過部45の幅W2bよりも狭くなっている。
とりわけ、図4に示した例では、第1配列方向daに沿った第1光透過部35の幅W1は、他方の側(出光側)から一方の側(入光側)へ向けて狭くなるようにのみ変化し、広くなるように変化することはない。同様に、第2配列方向dbに沿った第2光透過部45の幅W2は、他方の側(出光側)から一方の側(入光側)へ向けて狭くなるようにのみ変化し、広くなるように変化することはない。また、図4に示した例では、第1配列方向daに沿った第1光透過部35の幅W1は、他方の側(出光側)から一方の側(入光側)へ向けて狭くなるように変化し続け、第2配列方向dbに沿った第2光透過部45の幅W2は、他方の側(出光側)から一方の側(入光側)へ向けて狭くなるように変化し続けている。
さらに、図4に示した例では、第1光透過部35の一方の側から他方の側へ伸びる面は、第1光学シートの主切断面において、直線状に形成されており、第2光透過部45の一方の側から他方の側へ伸びる面は、第2光学シートの主切断面において、直線状に形成されている。さらに、図4に示すように、第1光透過部35は、第1光学シートの主切断面において、台形形状となっており、第2光透過部45は、第2光学シートの主切断面において、台形形状となっている。光透過部35,45の断面形状をなす台形形状は、幅狭の上底が光学シートの一方の側の面30a,40aをなすように配置され、幅広の下底が他方の側に配置されている。
そして、本実施の形態では、第1光学シートの主切断面において、第1光透過部35の一方の側から他方の側へ延びる二つの面36,37のうちの一方によって、元像91からの光を反射して像92を他方の側へ結像する第1反射面36が構成されている。同様に、第2光学シートの主切断面において、第2光透過部45の一方の側から他方の側へ延びる二つの面46,47のうちの一方によって、元像91からの光を反射して像92を他方の側へ結像する第2反射面46が構成されている。
図4に示すように、第1光透過部35がなす台形形状の第1反射面36に対応する一つの側辺は、光学パネル20のパネル面への法線方向(本例では、第1光学シート30のシート面への法線方向)に対して傾斜しており、第2光透過部45がなす台形形状の第2反射面46に対応する一つの側辺は、光学パネル20のパネル面への法線方向(本例では、第2光学シート40のシート面への法線方向)に対して傾斜している。すなわち、第1光透過部35の第1反射面36は、光学パネル20のパネル面への法線方向(本例では、第1光学シートのシート面への法線方向)に対して傾斜しており、第2光透過部45の第2反射面46は、光学パネル20のパネル面への法線方向(本例では、第2光学シート40のシート面への法線方向)に対して傾斜している。
なお、厳密には、第1反射面36は、第1光透過部35と第1低屈折率部38との界面によって構成され、且つ、後述するように、第1光透過部35の側からこの界面に入射する光を反射する。すなわち、第1反射面36は、第1光透過部35と第1低屈折率部38とによって画成される界面のうちの第1光透過部35側の面となる。そして、この第1反射面36は、光学パネル20のパネル面への法線方向に対して傾斜し、且つ、一方の側ではなく他方の側へ向いている。同様に、厳密には、第2反射面46は、第2光透過部45と第2低屈折率部48との界面によって構成され、且つ、後述するように、第2光透過部45の側からこの界面に入射する光を反射する。すなわち、第2反射面46は、第2光透過部45と第2低屈折率部48とによって画成される界面のうちの第2光透過部45側の面となる。そして、この第2反射面46は、光学パネル20のパネル面への法線方向に対して傾斜し、且つ、一方の側ではなく他方の側へ向いている。
一方、図4に示すように、第1光透過部35がなす台形形状の一つの側辺であって、当該第1光透過部35の第1反射面36に対向する対向面37に対応する側辺は、当該台形形状の上底および下底と直交し、第2光透過部45がなす台形形状の一つの側辺であって、当該第2光透過部45の第2反射面46に対向する対向面47に対応する側辺は、当該台形形状の上底および下底と直交している。すなわち、第1光透過部35の第1対向面37は、光学パネル20のパネル面への法線方向(本例では、第1光学シートのシート面への法線方向)と平行に延び、第2光透過部45の第2対向面47は、光学パネル20のパネル面への法線方向(本例では、第2光学シート40のシート面への法線方向)と平行に延びている。
ところで、図示された例においては、隣り合う二つの光透過部35,45は、配列方向da,dbに沿って隙間をあけて配置されている。このため、隣り合う二つの光透過部35,45に設けられた低屈折率部38,48は、光学シートの主切断面において、四角形形状、とりわけ、台形形状となっている。低屈折率部38,48の断面形状をなす台形形状は、幅狭の上底が他方の側に配置され、幅広の下底が光学シート30,40の一方の側の面30a,40aをなすように配置されている。すなわち、光透過部35,45の断面形状をなす台形形状の上底と、低屈折率部38,48の断面形状をなす台形形状の下底と、によって、光学シート30,40の一方の側の面(入光側面)30a,40aを形成している。一方、光学シート30,40の他方の側の面(出光側面)30b,40bは、基部31,41によって形成されている。この結果、各光学シート30,40は、非常に取り扱い易い、二つの平行な主面を有したシート状の光学部材として構成されている。
ただし、このような例に限られず、隣り合う二つの光透過部35,45が、配列方向da,dbに沿って隣接して配置されていてもよい。この例によれば、隣り合う二つの光透過部35,45に設けられた低屈折率部38,48は、光学シートの主切断面において、三角形形状、とりわけ、直角三角形形状となる。このような例においても、光学シート30,40が、二つの平行な主面を有したシート状の光学部材として構成され得る。
また、本件発明らが鋭意実験を行ったところ、第1光学シートの主切断面において、第1配列方向daに沿った第1光透過部35の他方の側の端部(出光側端部)における幅W1bと、第1配列方向daに沿った第1光透過部35の一方の側の端部(入光側端部)における幅W1aと、第1光学シートへの法線方向ndに沿った第1光透過部35の高さH1とが、四捨五入によって少数第1位までの数値で評価した際に、次の関係を満たすことが好ましいことが知見された。
2.0 ≦ H1/W1b ≦ 5.0
1.5 ≦ W1b/W1a ≦ 3.5
同様に、第2光学シートの主切断面において、第2配列方向dbに沿った第2光透過部45の他方の側の端部(出光側端部)における幅W2bと、第2配列方向dbに沿った第2光透過部45の一方の側の端部(入光側端部)における幅W2aと、第2光学シートへの法線方向ndに沿った第2光透過部45の高さH2とが、四捨五入によって少数第1位までの数値で評価した際に、次の関係を満たすことが好ましいことが知見された。
2.0 ≦ H2/W2b ≦ 5.0
1.5 ≦ W2b/W2a ≦ 3.5
以上の関係が満たされるように光透過部35,45が設計される場合には、像92を再生する光の透過率を十分な値とすることができ、さらに、光透過部35,45を含む光学シート30,40を賦型により安価に作製することができる。
以上のような構成からなる光学シート30,40は、一例として、つぎのようにして製造され得る。
まず、光透過部35,45は、硬化することによって光透過部35,45を構成するようになる光透過部構成組成物、例えば、電子線、紫外線等の電離放射線により硬化する特徴を有したエポキシアクリレートプレポリマー等を用いて、作製され得る。具体的には、低屈折率部38,48の構成(配置、形状等)に対応した凸部を有する型ロール、言い換えると、光透過部35,45の構成(配置、形状等)に対応した凹部を有する型ロールを準備する。当該型ロールとニップロールとの間に基部31,41をなすようになる基材シートを送り込み、該基材シートの送り込みに合わせて、光透過部構成組成物を型ロールと基材シートとの間に供給する。その後、基材シート上に供給された未硬化状態で液状の光透過部構成組成物が型ロールの凹部に充填されるように、型ロールおよびニップロールで該光透過部構成組成物を押圧する。このとき、型ロールの凹部の深さより厚くなるように、すなわち、型ロールと基材シートとが接触しないように、光透過部構成組成物を基材シート上に供給しておくことによって、光透過部35,45と一体的に形成されるシート状部が基材シートとともに、基部31,41を形成するようになる。このようにして基材シートと型ロールとの間に未硬化で液状の光透過部構成組成物を充填した後、電離放射線を照射して該光透過部構成組成物を硬化(固化)させることによって光透過部35,45を形成することができる。
次に、低屈折率部38,48は、硬化することによって主部39a,49aをなすようになる電離放射線により硬化する特徴を有したウレタンアクリレートプレポリマー等と、例えばカーボンブラック等を含む光吸収粒子39b,49bと、を含んだ未硬化で液状の低屈折率部構成組成物を用いて、作製され得る。まず、先に形成された光透過部35,45上に低屈折率部構成組成物を供給する。その後、隣り合う光透過部35,45の間に形成された溝、すなわち、型ロールの凸部に対応していた部分の内部に、ドクターブレードを用いながら、低屈折率部構成組成物を充填しつつ、該溝外に溢出した余剰分の低屈折率部構成組成物を掻き落としていく。その後、光透過部35,45の間の低屈折率部構成組成物に電離放射線を照射して硬化させることにより、低屈折率部38,48が形成される。これにより、基部31,41と、基部上にストライプ状に配列された光透過部35,45および低屈折率部38,48と、を有する光学シート30,40が作製される。
次に、以上のように構成された表示装置10、光学パネル20および光学シート30,40の作用効果について説明する。
図1および図2に示すように、ケーシング15に支持された光学パネル20の一方の側(入光側)に、表示対象となる元となる像、すなわち元像91が配置される。図1および図2に示された例においては、円錐が元像91として、ケーシング15内に配置されている。図3に示すように、元像91からの光は、光学パネル20へ一方の側から入射し、進行方向を変化させて光学パネル20を透過し、他方の側へ像92を形成するようになる。
元像91からの光は、光学パネル20の一方の側に配置された第1光学シート30へ入射する。第1光学シート30は、第1配列方向daに配列された多数の第1光透過部35を有し、各第1光透過部35は互いに平行な第1反射面36を有している。第1光学シート30の第1反射面36は、第1反射面36と平行な面で鏡面反射された像を形成するように、元像91からの光を反射する。第1反射面36は、第1配列方向daに直交する方向に延びていることから、図4に示すように、第1光学シート30は、第1光学シートの主切断面において第1反射面36に直交するようになる面を中心として面対称となる位置に像を再生するように、元像91からの光を反射する。なお、上述したように、各第1反射面36は、第1光学シート30の法線方向、言い換えると光学パネル20の法線方向ndに対して傾斜しており、且つ、他方の側(出光側)を向いている。
また、第1光学シート30の他方の側(出光側)には、第2光学シート40が配置されている。第2光学シート40は、第2配列方向dbに配列された多数の第2光透過部46を有し、各第2光透過部46は互いに平行な第2反射面46を有している。第2光学シート40の第2反射面46は、第2反射面46と平行な面で鏡面反射された像を形成するように、第1反射面36で反射された後の元像91からの光を反射する。第2反射面46は、第2配列方向dbに直交する方向に延びていることから、図4に示すように、第2光学シート40は、第2光学シートの主切断面において第2反射面46に直交するようになる面を中心として面対称となる位置に像を再生するように、第1反射面36で反射された後の元像91からの正規光を反射する。なお、上述したように、各第2反射面46は、第2光学シート40の法線方向、言い換えると光学パネル20の法線方向ndに対して傾斜しており、且つ、他方の側(出光側)を向いている。
以上のようにして、元像91からの光を、第1光学シート30の第1反射面36および第2光学シート40の第2反射面46で反射することによって、第1反射面36および第2反射面46の向きと、光学パネル20に対する元像91の相対位置とに応じた位置および向きで、元像91と同様の寸法および形状を有した像92が再生されるようになる。実際の元像91からの光は、元像91の各位置から種々の方向に進み出て、光学パネル20に入射している。したがって、観察者は、表示装置10によって光学パネル20の他方の側に結象された象92を裸眼で三次元的に把握することができる。
なお、上述したように、各反射面36,46は、光学シート30,40の法線方向nd、言い換えると光学パネル20の法線方向ndに対して傾斜しており、且つ、他方の側(出光側)を向いている。したがって、観察される像92は、従来の表示装置のように、光学パネル20のパネル面を中心として元像91と面対称な位置に再生される訳ではない。図1および図2に示すように、光学パネル20のパネル面への法線方向ndに沿って光学パネル20に対面しない位置、すなわち、光学パネル20のパネル面への法線方向ndに沿って光学パネル20に対面する位置からずれた位置に元像91を配置しながら、且つ、光学パネル20のパネル面への法線方向ndに沿って光学パネル20に対面する位置、すなわち、光学パネル20の正面に像92を再生することができる。
これにより、観察者は、元像91そのものが光学パネル越しに直接観察されることを防止されながら、光学パネル20のパネル面への法線方向ndに沿って光学パネル20に対面する位置に再生された像92を裸眼で三次元的に観察することができる。このような表示装置10によれば、特開2011−81309号公報に開示された表示装置とは異なり、光学パネル20のパネル面への法線方向ndに沿って光学パネル20に対面する位置に像92を再生することができるので、表示装置10の設置に関する自由度が増す。これにより、優れた意匠性を有する表示装置10を、種々の用途に幅広く適用することが可能となる。
ところで、本実施の形態で説明した、光学シート30,40においては、光透過部35,45の間に低屈折率部38,48が設けられている。そして、この低屈折率部38,48は、可視光を吸収する機能を有した光吸収粒子39b,39bを含んでいる。このため、ケーシング15の外部からケーシング15の内部へ進む外部からの光を吸収する光が、この光吸収粒子39b,39bによって吸収され、外部からの光によって、ケーシング15内の元像91が特定の方向から照明されてしまうことを防止することができる。とりわけ、図4に示すように、光透過部35,45が隙間をあけて設けられている場合には、ケーシング15の外部からケーシング15の内部へ向けて進む外光L4aを極めて効果的に吸収することができる。これにより、ゴーストを形成するようになる元像91からの光の発生自体を効果的に抑制することができる。
以上のような本実施の形態によれば、第1配列方向daに沿った第1光透過部35の幅W1が、一方の側(入光側)の端部において他方の側(出光側)の端部よりも狭くなっており、第2配列方向dbに沿った第2光透過部45の幅W2が、一方の側(入光側)の端部において他方の側(出光側)の端部よりも狭くなっている。また、第1反射面36は光学パネル20の法線方向ndに対して傾斜して他方の側(出光側)を向いており、第2反射面46は光学パネル20の法線方向ndに対して傾斜して他方の側(出光側)を向いている。このため、観察者が、元像91そのものが光学パネル越しに直接観察することを回避しながら、光学パネル20のパネル面への法線方向ndに沿って光学パネル20に対面する位置に再生された像92を裸眼で三次元的に観察することが可能にもなる。このような表示装置10は、設置に関する制約が大幅に緩和され、種々の用途に幅広く適用され得る。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、変形の一例について説明する。
上述した実施の形態において、元像91が、実物のモデルからなる例を示したがこれに限られず、元像自体が映像として形成された像であってもよい。
また、上述した実施の形態において、光学パネル20が一つのみ表示装置10に設けられている例を示したが、これに限られず、二以上の光学パネル20が設けられていてもよい。このような変形例においては、第1の光学パネルが、元像91からの光によって第1の像を形成し、第2の光学パネルが、第1の像をなす光によって第2の像を形成するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態において、光学パネル20に含まれた第1光学シート30および第2光学シート40が同一に構成されている例を示したが、これに限られず、第1光学シート30および第2光学シート40が、寸法や形状等の構成において互いに異なっていてもよい。
さらに、上述した実施の形態において、光学シート30,40の低屈折率部38,48に、可視光を吸収する機能を有した光吸収粒子39a,49aが混入されている例を示したが、これに限られない。光吸収粒子39a,49aに代えて或いは光吸収粒子39a,49aに加えて、可視光を反射する機能を有した粒子が低屈折率部38,48に加えられてもよいし、低屈折率部38,48に粒子が混在されていなくてもよい。
さらに、上述した実施の形態において、光学シート30,40が低屈折率部38,48を有する例を示したが、これに限られず、低屈折率部38,48が設けられていなくてもよい。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 表示装置
15 ケーシング
20 光学パネル
30 第1光学シート
30a 一方の側の面、入光側面
30b 他方の側の面、出光側面
31 基部
35 第1光透過部
36 第1反射面
37 対向面
38 第1低屈折率部
39a 主部
39b 光吸収粒子
40 第2光学シート
40a 一方の側の面、入光側面
40b 他方の側の面、出光側面
41 基部
45 第2光透過部
46 第2反射面
47 対向面
48 第2低屈折率部
49a 主部
49b 光吸収粒子

Claims (8)

  1. 一方の側から入射する元像からの光の進行方向を変えて他方の側へ透過し、他方の側へ像を表示するための光学パネルにおいて、
    前記一方の側から入射する元像からの光を反射する複数の第1反射面であって、互いに平行となるようにして第1配列方向に配列された複数の第1反射面と、
    前記複数の第1反射面の他方の側に設けられ、前記第1反射面で反射された元像からの光を反射する複数の第2反射面であって、互いに平行となるようにして、第1配列方向と交差する第2配列方向に配列された複数の第2反射面と、を含み、
    前記第1反射面は、前記光学パネルの法線方向に対して傾斜して前記他方の側を向いており、前記第2反射面は、前記光学パネルの法線方向に対して傾斜して前記他方の側を向いている、光学パネル。
  2. 前記複数の第1反射面を有する第1光学シートと、
    前記第1光学シートの他方の側へ配置され、前記複数の第2反射面を有する第2光学シートと、を備える、請求項1に記載の光学パネル。
  3. 一方の側から入射する元像からの光の進行方向を変えて他方の側へ透過し、他方の側へ像を表示するための光学パネルにおいて、
    第1配列方向に配列された複数の第1光透過部であって、前記一方の側から入射する元像からの光を反射する互いに平行な第1反射面を各々が有した複数の第1光透過部を、含む第1光学シートと、
    前記第1光学シートの他方の側へ配置された第2光学シートであって、前記第1配列方向と交差する第2配列方向に配列され、前記第1光学シートを透過した元像からの光を反射する互いに平行な第2反射面を各々が有した複数の第2光透過部を、含む第2光学シートと、を備え、
    前記第1反射面は、前記光学パネルの法線方向に対して傾斜して前記他方の側を向いており、前記第2反射面は、前記光学パネルの法線方向に対して傾斜して前記他方の側を向いている、光学パネル。
  4. 前記第1配列方向に沿った前記第1光透過部の幅は、前記一方の側の端部において前記他方の側の端部よりも狭く、前記第2配列方向に沿った前記第2光透過部の幅は、前記一方の側の端部において前記他方の側の端部よりも狭くなっている、請求項3に記載の光学パネル。
  5. 前記第1光学シートは、隣り合う二つの前記第1光透過部の間に、前記第1光透過部よりも低屈折率の樹脂を用いて形成された、第1低屈折率部を、さらに有し、
    前記第2光学シートは、隣り合う二つの前記第2光透過部の間に、前記第2光透過部よりも低屈折率の樹脂を用いて形成された、第2低屈折率部を、さらに有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学パネル。
  6. 前記低屈折率部の前記樹脂中に、光吸収性を有した粒子が分散されている、請求項5に記載の光学パネル。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学パネルを備える、表示装置。
  8. 元像は、前記光学パネルの法線方向に沿って前記光学パネルと対面する位置からずれた位置に配置される、請求項7に記載の表示装置。
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