JP2013210235A - 気圧高度計、位置計測システム、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

気圧高度計、位置計測システム、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】航法測位データと気圧データの双方を用いて高度を計測する際に、移動体を長期間静止させることなく、良好な状態の測位高度を高度に反映させること。
【解決手段】本気圧高度計1は、気圧センサー20と、航法測位データ受信部10と、気圧変化量に基づき高度変化量を演算する高度変化量演算部34と、航法測位データに基づき移動体の測位高度を演算する測位高度演算部32と、測位高度と高度変化量に基づき高度を演算する高度演算部36と、前記測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する測位高度変動判定部35と、前記高度演算部36は、前記測位高度の変動が前記所定の条件を満たしていると判定された場合には、前記測位高度に基づいて前記高度を校正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、気圧高度計、位置計測システム、プログラム及び記録媒体に関する。
移動体の位置を検出するシステムとして、航法衛星(例えばGPS(Global Positioning System)衛星等の人工衛星)からの航法測位データに基づいて高度を計測するシステムや、気圧センサーの気圧の変化から垂直方向の位置の変化を測定するシステム等が知られている。
航法測位データからは測位高度(絶対高度)を得ることができるが、測定誤差が大きく、受信電波が安定する開けた場所でしか正確な情報を得ることができなかった。一方気圧センサーの測定した気圧の変化から算出された相対高度は変動誤差が小さく測定環境の影響を受けにくいという利点はあるが、絶対高度ではないため基準高度の校正が必要である。気圧センサーの測定結果を用いる場合には、長時間測定時には気象変動の影響による誤差が大きくなるという課題があった。
このように航法測位データと気圧センサーはお互いに一長一短であるため、双方の利点を利用できるようにハイブリッド型の高度計が開発されている。
特開2011−122996号公報
しかし、ハイブリッド型の高度計では、測位高度と気圧高度を別々に測定、表示を行い、ユーザーが手動で測位高度を元に気圧高度を校正する方式が一般的である。また測位高度による自動校正を行う場合には、機器を長期間静止させなければならず、利便性に欠けるという問題点があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、航法測位データと気圧データの双方を用いて高度を計測する際に、移動体を長期間静止させることなく、良好な状態の測位高度を高度に反映させることが可能な気圧高度計、位置計測システム、プログラム及び記録媒体を提供することができる。
(1)本発明は、気圧センサーと、航法衛星から送信される航法測位データを受信する航法測位データ受信部と、気圧センサーが測定した気圧の気圧変化量に基づき高度変化量を演算する高度変化量演算部と、前記航法測位データに基づき移動体の絶対高度である測位高度を演算する測位高度演算部と、前記測位高度と前記高度変化量に基づき高度を演算する高度演算部と、前記測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する測位高度変動判定部と、を含み、
前記高度演算部は、前記測位高度の変動が前記所定の条件を満たしていると判定された場合には、前記測位高度に基づいて前記高度を校正高度する気圧高度計に関する。
また本発明は上記気圧高度計を含む位置計測システムに関する。
また本発明は、気圧センサーが計測した気圧と、航法衛星から受信した航法測位データを用いて高度を演算するプログラムであって、気圧センサーが測定した気圧の気圧変化量に基づき高度変化量を演算する高度変化量演算部と、前記航法測位データに基づき移動体の絶対高度である測位高度を演算する測位高度演算部と、前記測位高度と前記高度変化量に基づき高度を演算する高度演算部と、前記測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する測位高度変動判定部と、してコンピューターを機能させ、前記高度演算部は、
前記測位高度の変動が前記所定の条件を満たしていると判定された場合には、前記測位高度に基づいて前記高度を校正するプログラムに関する。
また本発明は、コンピューターに読み取り可能であって、上記プログラムを記憶した情報記憶媒体に関する。
本発明によれば測位高度データのデータ変動状態を判定して、データが変動している状態でないと判定された場合に、測位高度データに基づいて高度を校正するので、移動体が長期間静止していなくても、良好な状態の測位高度を高度に反映させることができる。
(2)この気圧高度計、位置計測システム、プログラム及び記録媒体において、前記測位高度変動判定部は、演算された測位高度データ群から時系列に測位データをピックアップして判定対象データ群とし、前記判定対象データ群について前記測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する測位高度変動判定処理を、前記判定対象データ群を更新しながら周期的に行い、前記高度演算部は、判定対象データ群の前記測位高度の変動が前記所定の条件を満たしていると判定された場合には、当該判定対象データ群の前記測位高度に基づいて前記高度を校正し、高度変化量に基づき高度を周期的に更新してもよい。
(3)この気圧高度計、位置計測システム、プログラム及び記録媒体において、前記測位高度変動判定部は、第1の周期で測位高度変動判定処理を行い、前記高度変化量演算部は、第1の周期より短い第2の周期で、高度変化量を演算し、前記高度演算部は、第2の周期で、高度変化量に基づき高度を更新してもよい。
(4)この気圧高度計、位置計測システム、プログラム及び記録媒体において、前記高度演算部は、判定対象データ群について測位高度の変動が所定の条件を満たしていると判定された場合には、当該判定対象データ群の測位高度の平均値、又は配列の中央の値、又は最多値で高度を校正してもよい。
(5)この気圧高度計、位置計測システム、プログラム及び記録媒体において、前記測位高度変動判定部は、判定対象データ群の測位高度の分散を演算し、分散と所与の閾値を比較して測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。
(6)この気圧高度計、位置計測システム、プログラム及び記録媒体において、前記高度判定部は、航法測位データを受信した捕捉衛星数が所定数に満たない場合には、測位高度に基づく高度校正を行わないようにしてもよい。
このようにすると、高度が不正確な測位高度により校正されることを防止できる。
本実施形態の気圧高度計の機能ブロック図。 本実施形態の位置計測システムの構成例を示す図。 測位高度の変動状態について説明するための図。 時刻tiにおける測位高度diの例を示す表。 測位高度による高度の校正と高度変化量による高度の補正例を示す図。 気圧高度計において、測位高度で高度を校正する処理の流れを示すフローチャート。 気圧高度計において、高度変化量で高度を補正する処理の流れを示すフローチャート。 本実施形態の位置計測システムの構成例を示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.気圧高度計の特徴
図1は、本実施形態の気圧高度計の機能ブロック図である。
本実施形態の気圧高度計1は、移動体に取り付けられ、又は移動体が携帯し、移動体の周囲の気圧を計測する気圧センサー20と、航法衛星から送信される航法測位データを受信する航法測位データ受信部10と、気圧センサー20が測定した気圧の気圧変化量に基づき高度変化量を演算する高度変化量演算部34と、航法測位データに基づき移動体の絶対高度である測位高度を演算する測位高度演算部32と、測位高度と高度変化量に基づき高度を演算する高度演算部36と、測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する測位高度変動判定部35を含む。高度演算部36は、前記測位高度の変動が所定の条件を満たしていると判定された場合には、前記測位高度に基づいて高度を校正(キャリブレーション)する。
測位高度変動判定部35は、演算された測位高度データ群から時系列に測位データ(より最新のデータを)をピックアップして判定対象データ群とし、判定対象データ群について測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する測位高度変動判定処理を、判定対象データ群を(より最新のデータに)更新しながら周期的に行ってもよい。 高度演算部36は、判定対象データ群の前記測位高度の変動が前記所定の条件を満たしていると判定された場合には、当該判定対象データ群の前記測位高度に基づいて前記高度を校正し、高度変化量に基づき高度を周期的に更新してもよい。
ここで所定の条件は、測位高度が変動している状態(高度変化や通信不良があると考えられる状態)なのか、変動が所定基準以下の状態(高度変化や通信不良がないと考えられる状態)なのかを判定するための条件であり、例えば測位高度自体、又は測位高度の変化を示す値(例えば前後のデータの差分でもよいし平均値や代表値に対する変位でもよい)の平均と所定の基準値との比較結果について規定した条件でもよいし、測位高度のばらつきを示す値(分散(標本分散でもよいし、不変分散でもよい)や標準偏差等)と所定の基準値との比較結果についての条件でもよい。
また測位高度変動判定部35は、第1の周期で測位高度変動判定処理を行い、高度変化量演算部34は、第1の周期より短い第2の周期で、高度変化量を演算し、高度演算部36は、第2の周期で、高度変化量に基づき高度を更新してもよい。第1の周期は例えば1分から5分、第2の周期は例えば1秒程度でもよい。
また高度演算部36は、判定対象データ群について測位高度の変動が所定の条件を満たしていると判定された場合には、当該判定対象データ群の測位高度の平均値、又は配列の中央の値、又は最多値で高度を校正してもよい。
また測位高度変動判定部35は、判定対象データ群の測位高度の分散を演算し、分散と所与の閾値を比較して測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。
分散は、標本分散でもよいし、不変分散でもよい。標本分散は、標本が標本平均からどれだけ散らばっているかを示す指標である。
また高度判定部36は、航法測位データを受信した捕捉衛星数が所定数に満たない場合には、測位高度に基づく高度校正を行わないようにしてもよい。捕捉衛星数が少ないと、移動体の正確な位置を演算することができない。移動体の正確な位置を演算するために4つ以上の捕捉衛星があることが好ましい。従って捕捉衛星数が4つに満たない場合には、測位高度に基づく高度校正を行わないようにしてもよい。
2.気圧高度計の構成
図2は、本実施形態の気圧高度計の具体例の構成を示す図である。
本実施形態の気圧高度計1は、図2の構成要素(各部)の一部を省略したり、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
図2に示すように、本実施形態の気圧高度計1は、航法測位データ受信部10、気圧センサー20、処理部30、操作部40、記憶部50、記録媒体60、表示部70、通信部80を含んで構成されている。
操作部40は、操作キーやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号を処理部30に出力する。
記憶部50は、処理部30が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。
通信部80はアンテナ等を含み、他の通信機器との通信を行う。
航法測位データ受信部10は、航法衛星(例えばGPS衛星等の人工衛星)から送信される電波信号を受信し、当該電波信号に重畳されている航法衛星の軌道(位置)情報や時刻情報などを含む航法メッセージを復調する処理を行う。
気圧センサー20は、移動体の周囲の気圧を測定するもので、真空に保たれた空盒(くうごう)が周囲気圧に反応し動き、針を動作させて周囲の気圧を示す構成でもよい。この様な構成によれば空盒周囲の圧力が低下する(高度が上がる)と、空盒が膨張しその動きが、増幅ギアを介して指針に伝えられ指針が動き、空盒周囲の圧力が上昇する(高度が下がる)と空盒が収縮しその動きが指針を動かして、飛行物体の周囲の気圧を測定することができる。
気圧センサー20としては、圧力の変化を振動子の周波数の変化として捉える周波数変化型、圧力の変化を静電容量の変化として捉える静電容量型、圧力の変化をピエゾ抵抗の抵抗値の変化として捉えるピエゾ抵抗型などのセンサーを適用することができる。
気圧センサー20は、秒オーダーの周期でリアルタイムに気象を計測し、計測された気圧データは、リアルタイムに処理部30に送信される。
また、記憶部50は、処理部30の作業領域として用いられ、操作部40から入力されたデータ、記録媒体60から読み出されたプログラムやデータ、処理部30が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶するためにも使用される。
処理部30は、記憶部50や記録媒体60に記憶されているプログラムに従って、各種の計算処理や制御処理を行う。具体的には、処理部30は、航法測位データや気圧データ等を受け取って各種の計算処理を行う。また、処理部30は、操作部40からの操作信号に応じた各種の処理、表示部70に各種の情報を表示させる処理等を行う。
特に、本実施形態では、処理部30は、測位高度演算部32、高度変化量演算部34、測位高度変動判定部35、高度演算部36、通信制御部38を含む。ただし、本実施形態の処理部22は、これらの一部の構成(要素)を省略したり、他の構成(要素)を追加した構成としてもよい。測位高度演算部32、高度変化量演算部34、測位高度変動判定部35、高度演算部36については図1の各機能と同様であるので、その説明を省略する。
通信制御部38は、他の通信機器(例えばサーバーや航法衛星等の人工衛星)との通信を行う際の通信制御を行う。通信制御部38は、通信部80を介して所定の通信ネットワークに接続されたサーバー等とのデータ通信を制御する処理を行ってもよい。
記録媒体60は、コンピューターが読み取り可能な記録媒体であり、特に本実施形態では、コンピューターを上記の各部として機能させるための気圧高度計のプログラムが記憶されている。そして、本実施形態の処理部30は、記録媒体60に記憶されているプログラムを実行することで、測位高度演算部32、高度変化量演算部34、測位高度変動判定部35、高度演算部36、通信制御部38としてコンピューターを機能させる。あるいは、通信部80等を介して有線又は無線の通信ネットワークに接続されたサーバーからプログラムを受信し、受信したプログラムを記憶部50や記録媒体60に記憶して当該気圧高度計のプログラムを実行するようにしてもよい。また測位高度演算部32、高度変化量演算部34、測位高度変動判定部35、高度演算部36、通信制御部38の少なくとも一部をハードウェア(専用回路)で実現してもよい。
なお、記録媒体60は、例えば、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、メモリー(ROM、フラッシュメモリーなど)により実現することができる。
表示部70は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される表示装置であり、処理部30から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。
3.高度の演算手法
次に本実施の形態の高度の演算手法について説明する。
GPSデータ(航法測位データの一例)に基づき位置を演算する場合には、複数のGPS衛星から、所定の間隔又は不定期にGPSデータ(航法メッセージ信号)を受信する。GPSデータにはGPS衛星の位置(緯度、経度、高度)と時刻情報等を含む。GPSデータとして少なくとも4つのGPS衛星の位置情報を得ることで位置計測システムの絶対位置を演算することができる。
本実施の形態では、第1の周期で演算された測位高度データ群から時系列に測位データ(より最新のデータを)をピックアップして判定対象データ群とし、判定対象データ群について測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する測位高度変動判定処理を行い、判定対象データ群について測位高度の変動が所定の条件を満たしていると判定された場合には、当該判定対象データ群の測位高度に基づいて高度を校正(キャリブレーション)し、第2の周期で、気圧センサーが測定した気圧を用いて演算した高度変化量に基づき高度を周期的に更新する。
図3は、航法測位データに基づき演算された測位高度の変動状態について説明するための図である。図3の横軸は時刻、縦軸は測位高度である。図4は、時刻tiにおける測位高度diの例を示す表である。また図5は、測位高度による高度高度の校正と高度変化量による高度の補正例を示す図である。
図3の330は移動体が移動した経路の実際の高度軌跡である。移動体は時刻t0からt20までは、高さ100mの平地を移動しており、時刻t20からt30にかけて高さ100mの地点から高さ109mの地点まで移動し、その後時刻t35から時刻t40にかけて高さ100の地点まで移動し、時刻t40から時刻t50まで高さ100の平地を移動している。
d1、d2、d3,・・・は移動体に付随して移動する気圧高度系がGPS衛星(航法衛星の一例)から受信したGPSデータ(航法測位データの一例)に基づき求めた測位高度であるとする。同図に示すようにGPS衛星から受信したGPSデータに基づき求めた測位高度330は、必ずしも移動体の高度軌跡を正確に反映しているわけではない。GPS衛星から受信状態が良くないと誤差を含んだ測位高度が得られる。
測位高度の値の変動が少ない、言い換えれば測位高度データd1、d2、d3,・・・のばらつきが少ない状態の時は、移動体が平地を移動していてGPS衛星との通信状態がよい場合又は移動体が停止していてGPS衛星との通信状態がよい場合である可能性が極めて高い。従って本実施の形態では測位高度データd1、d2、d3,・・・の変動の状態を判定する。そして変動が所定の基準以下であると判定した場合に測位高度を用いて高度の校正を行う。
測位高度データd1、d2、d3,・・・の変動状態の判定例について説明する。
測位高度データd1、d2、d3は、時刻t1,t2、t3、・・・において得られたデータである。この様に時系列に得られた測位高度データd1、d2、d3,・・・を用いて、所定の周期l1で、期間K1、K2、K3、・・・の測位高度を判定対象データ群としてピックアップして、測位高度の変動状態を判定する。期間K1、K2、K3、・・・の時間の長さkはl1と同じでも良いし、k>l1でもよい。ここではl1が5分、kが10分である場合を例に取り説明するが、これに限られるものではない。
n個のデータx1,x2、x3、・・なる標本があって、xhをそのデータの相加平均(算術平均と同義)とした場合に、(xi−xh)の相加平均(算術平均と同義)が分散(ここでは標本分散)sであり、以下の式で表される。
Figure 2013210235
ここで期間K1(時刻t1〜t10)の測位高度の分散(ここでは標本分散)を求めると、0.2となる。例えば判定対象データ群の分散が所定の基準値2より小さい場合に、判定対象データ群について測位高度の変動が所定の条件を満たしていると判定する場合には、期間K1の分散0.2<基準値2なので、期間K1の測位高度の変動が所定の条件を満たしていると判定できる。このような場合には、図5の410−1に示すように期間K1の測位高度d1〜d10の平均値である100で、時刻t10の高度OH(t10)を校正してもよい。
また期間K2(時刻t6〜t15)の分散(ここでは標本分散)を求めると、1.5となる。上記と同様に期間K2の測位高度の変動を判定すると期間K2の分散1.5<基準値2なので、期間K2の測位高度の変動が所定の条件を満たしていると判定できる。このような場合には、図5の410−2に示すように期間K2の測位高度d6〜d15の平均値である100で、時刻t15の高度OH(t15)を校正してもよい。
また期間K3(時刻t11〜t20)の分散(ここでは標本分散)を求めると、2.8となる。上記と同様に期間K3の測位高度の変動を判定すると期間K3の分散2.8>基準値2なので、期間K3の測位高度の変動は所定の条件を満たしていないと判定できる。このような場合には、期間K3の測位高度d16〜d25を用いた高度の校正は行わない。
また時刻t20〜時刻t40までは、移動体が移動した経路の実際の高度軌跡自体が変化しているため、測位高度も変化する。この様に高低差を伴う移動経路を含む期間K4からK8では分散の値が大きくなり、測位高度の変動は所定の条件を満たしていないと判定される。このような場合には、期間K4〜K8の測位高度d16〜d45を用いた高度の校正は行わない。
なお期間K9ではまた平地移動になっているので、期間K9(時刻t40〜t50)の分散(ここでは標本分散)を求めると、1.5となる。上記と同様に期間K2の測位高度の変動を判定すると期間K9の分散0.2<基準値2なので、期間K9の測位高度の変動が所定の条件を満たしていると判定できる。このような場合には、図5の410−3に示すように期間K9の測位高度d40〜d50の平均値である100で、時刻t50の高度OH(t50)を校正してもよい。
なお上記実施の形態では分散として標本分散を用いたが、不変分散をもちいてもよい。n個のデータx1,x2、x3、・・なる標本があって、xhをそのデータの相加平均を(xi−xh)とした時に、不変分散uの式は以下の式で表される。
Figure 2013210235
なお上記実施の形態では、判定対象データ群について測位高度の変動が所定の条件を満たしていると判定された場合には、当該判定対象データ群の平均値を用いて高度を校正する場合を例にとり説明したが、これに限られず判定対象データ群の配列の中央の値、又は最多値で高度を校正する校正でもよい。
図5に示すように、高度変化量に基づき高度を更新する周期l2(第2の周期)は測位高度による高度を校正する周期l1(第1の周期)より短く設定してもよい。
時刻t10で、測位高度により校正された高度OHは、その後t11〜t14まで周期l2で高度変化量に基づく高度の更新が行われる。具体的には、高度変化量を高度に加算する更新処理を行うようにしてもよい。時刻t11〜t14の間は平地であるので誤差を無視すれば高度変化量は0となる。
時刻t15で、再び測位高度により校正された高度OHは、その後t16〜t49まで周期l2で高度変化量に基づく高度の更新が行われる。時刻t16〜t20の間は平地であるので誤差を無視すれば高度変化量は0となる。また時刻t21〜t30の間は上りであるので誤差を無視すれば高度変化量は毎分+1mとなる。従って時刻t21〜t30の間は高度OHに、毎分+1が加算される更新処理が行われる。時刻t31〜t35の間は平地であるので誤差を無視すれば高度変化量は0となる。また時刻t36〜t40の間は下りであるので誤差を無視すれば高度変化量は毎分−2mとなる。従って時刻t36〜t400の間は高度OHに、毎分−2が加算される更新処理(毎分2を減算する更新処理)が行われる。その後、時刻t41〜t50の間は平地であるので誤差を無視すれば高度変化量は0となる。
この様に本実施の形態では、測位高度の変動が所定の基準より小さい状態(例えば移動体が平地を移動していてGPS衛星との通信状態がよい場合又は移動体が停止していてGPS衛星との通信状態がよい場合)である時刻t10、t15、t50では、測位高度による高度の校正(キャリブレーション)を行い、t11〜t14、t16〜t49の間は毎分間隔で高度変化量で高度を更新する処理を行う。
なお上記実施の形態では、第1の周期が5分、第2の周期が1分である場合を例に取り説明したがこれに限られない。第1の周期は例えば1秒から10分の間(好ましくは1分から5分の間)で適宜設定してもよい。また第2の周期は、第1の周期より短い間隔(好ましくは1秒から1分の間)で適宜設定してもよい。
4.本実施の形態の処理
図6は、気圧高度計において、測位高度で高度を校正する処理の流れを示すフローチャートである。
航法衛星から受信した航法測位データを時系列に記憶領域に蓄積する(ステップS10)。航法測位データに基づき移動体の絶対高度である測位高度を演算する(ステップS20)。第1の周期の期限が到来したら以下の処理を行う(ステップS30)
演算された測位高度データ群から時系列に測位データ(より最新のデータを)をピックアップして判定対象データ群とする(ステップS40)。次に判定対象データ群について測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS50)。
判定対象データ群の所定の条件を満たしている場合には(ステップS60)、判定対象データ群の測位高度に基づいて当該周期の絶対高度を決定する(ステップS70)。そして航法測位データを受信した捕捉衛星が所定数以上である場合に(ステップS80)、決定した当該周期の絶対高度に基づいて高度を校正する(ステップS90)。処理終了でなければ(ステップS100でN)、ステップS10に戻り、ステップS10からS100の処理を繰り返す。
図7は、気圧高度計において、高度変化量で高度を補正する処理の流れを示すフローチャートである。
気圧センサーの測定した気圧データを時系列に記憶領域に蓄積する(ステップS110)。第2の周期の期限が到来したら以下の処理を行う(ステップS120)。気圧センサーの測定した気圧の気圧変化量に基づき当該周期の高度変化量を演算する(ステップS130)。演算した高度変化量で高度を更新する(ステップS140)。処理終了でなければ(ステップS150でN)、ステップS110に戻り、ステップS110からS1500の処理を繰り返す。
5.位置計測システムの構成
図8は、本実施形態の位置計測システムの具体例の構成を示す図である。
本実施形態の位置計測システム1は、図8の構成要素(各部)の一部を省略したり、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
図8に示すように、本実施形態の位置計測システム100は、航法測位データ受信部110、気圧センサー120、処理部130、操作部140、記憶部150、記録媒体160、表示部170、通信部180、加速度センサー190、ジャイロセンサー192を含んで構成されている。
操作部140は、操作キーやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号を処理部130に出力する。
記憶部150は、処理部130が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。
通信部180はアンテナ等を含み、他の通信機器との通信を行う。
航法測位データ受信部110は、航法衛星(例えばGPS衛星等の人工衛星)から送信される電波信号を受信し、当該電波信号に重畳されている航法衛星の軌道(位置)情報や時刻情報などを含む航法メッセージを復調する処理を行う。
気圧センサー120は、ユーザーの周囲の気圧を測定するもので、真空に保たれた空盒(くうごう)が周囲気圧に反応し動き、針を動作させて周囲の気圧を示す構成でもよい。この様な構成によれば空盒周囲の圧力が低下する(高度が上がる)と、空盒が膨張しその動きが、増幅ギアを介して指針に伝えられ指針が動き、空盒周囲の圧力が上昇する(高度が下がる)と空盒が収縮しその動きが指針を動かして、飛行物体の周囲の気圧を測定することができる。
気圧センサー120としては、圧力の変化を振動子の周波数の変化として捉える周波数変化型、圧力の変化を静電容量の変化として捉える静電容量型、圧力の変化をピエゾ抵抗の抵抗値の変化として捉えるピエゾ抵抗型などのセンサーを適用することができる。
気圧センサー120は、秒オーダーの周期でリアルタイムに気象を計測し、計測された気圧データは、リアルタイムに処理部130に送信される。
加速度センサー190は移動体の変位加速度(例えば3軸の変位加速度でもよい)を測定して加速度データとして処理部130に送信してもよい。
ジャイロセンサー192は移動体の回転速度又は角速度(例えば3軸の回転速度又は角速度でもよい)を測定して角速度データとして処理部130に送信してもよい。
また、記憶部150は、処理部130の作業領域として用いられ、操作部140から入力されたデータ、記録媒体160から読み出されたプログラムやデータ、処理部130が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶するためにも使用される。
処理部130は、記憶部150や記録媒体160に記憶されているプログラムに従って、各種の計算処理や制御処理を行う。具体的には、処理部130は、航法測位データや気圧データや加速度データや角速度データを受け取って各種の計算処理を行う。また、処理部130は、操作部140からの操作信号に応じた各種の処理、表示部170に各種の情報を表示させる処理等を行う。
特に、本実施形態では、処理部130は、測位高度演算部132、高度変化量演算部134、測位高度変動判定部135、高度演算部136、通信制御部138を含む。ただし、本実施形態の処理部130は、これらの一部の構成(要素)を省略したり、他の構成(要素)を追加した構成としてもよい。測位高度演算部132、高度変化量演算部134、測位高度変動判定部135、高度演算部136については図1の各機能と同様であるので、その説明を省略する。
通信制御部138は、他の通信機器(例えばサーバーや航法衛星等の人工衛星)との通信を行う際の通信制御を行う。通信制御部138は、通信部180を介して所定の通信ネットワークに接続されたサーバー等とのデータ通信を制御する処理を行ってもよい。
記録媒体160は、コンピューターが読み取り可能な記録媒体であり、特に本実施形態では、コンピューターを上記の各部として機能させるための気圧高度計のプログラムが記憶されている。そして、本実施形態の処理部130は、記録媒体160に記憶されているプログラムを実行することで、測位高度演算部132、高度変化量演算部134、測位高度変動判定部135、高度演算部136、通信制御部138としてコンピューターを機能させる。あるいは、通信部180等を介して有線又は無線の通信ネットワークに接続されたサーバーからプログラムを受信し、受信したプログラムを記憶部150や記録媒体160に記憶して当該位置計測システムのプログラムを実行するようにしてもよい。また測位高度演算部132、高度変化量演算部134、測位高度変動判定部135、高度演算部136、通信制御部138の少なくとも一部をハードウェア(専用回路)で実現してもよい。
なお、記録媒体160は、例えば、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、メモリー(ROM、フラッシュメモリーなど)により実現することができる。
表示部170は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される表示装置であり、処理部130から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1 気圧高度計、10 航法測位データ受信部、20 気圧センサー、30 処理部、32 高度変化量演算部、34 測位高度演算部、35 測位高度変動判定部、36 高度演算部、38 通信制御部、40 操作部、50 記憶部、60 記録媒体、70 表示部、80 通信部、100 位置計測システム、110 航法測位データ受信部、120 気圧センサー、130 処理部、132 高度変化量演算部、134 測位高度演算部、135 測位高度変動判定部、136 高度演算部、138 通信制御部、140 操作部、150 記憶部、160 記録媒体、170 表示部、180 通信部、190 加速度センサー、192 ジャイロセンサー

Claims (9)

  1. 気圧センサーと、
    航法衛星から送信される航法測位データを受信する航法測位データ受信部と、
    前記気圧センサーが測定した気圧の気圧変化量に基づき高度変化量を演算する高度変化量演算部と、
    前記航法測位データに基づき移動体の絶対高度である測位高度を演算する測位高度演算部と、
    前記測位高度と前記高度変化量に基づき高度を演算する高度演算部と、
    前記測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する測位高度変動判定部と
    を含み、
    前記高度演算部は、
    前記測位高度の変動が前記所定の条件を満たしていると判定された場合には、前記測位高度に基づいて前記高度を校正高度することを特徴とする気圧高度計。
  2. 請求項1において、
    前記測位高度変動判定部は、
    演算された測位高度データ群から時系列に測位データをピックアップして判定対象データ群とし、前記判定対象データ群について前記測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する測位高度変動判定処理を、前記判定対象データ群を更新しながら周期的に行い、
    前記高度演算部は、
    判定対象データ群の前記測位高度の変動が前記所定の条件を満たしていると判定された場合には、当該判定対象データ群の前記測位高度に基づいて前記高度を校正し、高度変化量に基づき高度を周期的に更新することを特徴とする気圧高気圧高度計。
  3. 請求項2において
    前記測位高度変動判定部は、
    第1の周期で測位高度変動判定処理を行い、
    前記高度変化量演算部は、
    第1の周期より短い第2の周期で、前記高度変化量を演算し、
    前記高度演算部は、
    第2の周期で、高度変化量に基づき前記高度を更新する気圧高度計。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記高度演算部は、
    判定対象データ群について前記測位高度の変動が前記所定の条件を満たしていると判定された場合には、当該判定対象データ群の前記測位高度の平均値、又は配列の中央の値、又は最多値で前記高度を校正する気圧高度計。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記測位高度変動判定部は、
    前記判定対象データ群の前記測位高度の分散を演算し、分散と所与の閾値を比較して測前記位高度の変動が前記所定の条件を満たすか否かを判定する気圧高度計。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記高度判定部は、
    前記航法測位データを受信した捕捉衛星数が所定数に満たない場合には、前記測位高度に基づく高度校正を行わない気圧高度計。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の高度気圧計を含む位置計測システム。
  8. 気圧センサーが計測した気圧と、航法衛星から受信した航法測位データを用いて高度を演算するプログラムであって、
    前記気圧センサーが測定した気圧の気圧変化量に基づき高度変化量を演算する高度変化量演算部と、
    前記航法測位データに基づき移動体の絶対高度である測位高度を演算する測位高度演算部と、
    前記測位高度と前記高度変化量に基づき高度を演算する高度演算部と、
    前記測位高度の変動が所定の条件を満たすか否かを判定する測位高度変動判定部と、してコンピューターを機能させ、
    前記高度演算部は、
    前記測位高度の変動が前記所定の条件を満たしていると判定された場合には、前記測位高度に基づいて前記高度を校正するプログラム。
  9. 請求項8に記載されたプログラムが記憶されている記録媒体。
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