JP2013210001A - 転がり軸受用保持器の製造方法及び保持器並びに転がり軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】厳しい使用条件にあっても破損しない保持器を提供し、もって過酷な使用に耐える玉軸受を提供する。
【解決手段】転動体として玉を用いる転がり軸受に用いる保持器であって、平坦部10と半円状の玉保持部が円周方向に交互に形成された2つの環状部材4a,4bを対向させて組み合わせ、対向する玉保持部により形成されたポケット部に玉を保持する波形保持器において、対向する環状部材の互いに接する平坦部を超音波溶接により接合することを特徴とする波形保持器の製造方法。また、上記の方法により製造した波形保持器を有する転がり軸受。
【選択図】図2
【解決手段】転動体として玉を用いる転がり軸受に用いる保持器であって、平坦部10と半円状の玉保持部が円周方向に交互に形成された2つの環状部材4a,4bを対向させて組み合わせ、対向する玉保持部により形成されたポケット部に玉を保持する波形保持器において、対向する環状部材の互いに接する平坦部を超音波溶接により接合することを特徴とする波形保持器の製造方法。また、上記の方法により製造した波形保持器を有する転がり軸受。
【選択図】図2
Description
本発明は深溝玉軸受に用いる保持器に関する。
図1に示すように一般的な転がり軸受は、外周面に内輪軌道面2aを有する内輪2と、内周面に外輪軌道面1aを有する外輪1と、前記内輪軌道面と前記外輪軌道面との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、前記複数の転動体を円周方向に略等間隔で保持する保持器を備える。上記の転動体が玉3である場合を特に玉軸受9と呼び、サイズや種類が豊富に揃っていることから、工業製品に広く利用されている。
玉軸受9に使用されている保持器には、合成樹脂の溶融成形にて製造される冠形保持器の他に、SPCC材などの低炭素鋼板をプレス成形加工することにより製造される波形保持器4が知られてる。
波形保持器4は、円周方向等間隔に玉保持部5を形成した2枚の環状部材4a、4bを、一方の玉保持部5と他方の玉保持部5とがポケット6を形成するように対向させ、平坦部7をリベット8で締結して製作する。前記ポケット6に玉3を配置したこの保持器4は、内輪2と外輪1との間の環状空間に配置される。環状部材4a、4bは一般的には金属板をプレス加工して製造されている。
通常、環状部材4a、4bはプレス加工や平坦部7への穴開け加工を行った後、リベット8を挿した状態まで部品メーカーにて製作し、軸受メーカーの組み立て工程に持ち込まれるが、運搬中に振動や衝撃が環状部品4a、4bに加わると、リベット8が脱落したり、曲がることがある。このような不良品は軸受けの組み立て工程を停止させ、いわゆるチョコ停の原因となる。
また近年、転がり軸受は高速回転化するなど使用条件が厳しくなってきている。高速回転時に発生する玉3や保持器4の過大な遠心力や、急激な加減速に起因する玉3の進み遅れによって、保持器4にはポケット部6を押し広げようとする力が加わり、リベット8には引っ張り荷重が繰り返し負荷される。このためリベット8が破損し、破片が玉3や軌道面1a、2aを傷付けることがある。
この問題に対しては、例えば特許文献1では平坦部7をレーザ溶接によって接合する発明が提案されている。また特許文献2に記載された発明では平坦部7に設けた係止爪によって2個の環状部品4a、4bを係合した上で係止爪を溶接している。
しかしながら、特許文献1の発明で用いられるレーザ溶接は平坦部7を1箇所ずつ溶接するので生産速度が遅くなるという問題がある。生産速度を上げるためにはレーザ発振装置を複数台設置する必要があるが、これらの装置は非常に高価であるため著しいコスト増を招く。また特許文献2の発明では係止爪の曲げ工程と溶接工程が必要なため、現状の保持器製造工程よりも工程数が増えるという問題がある。
本発明の目的は上記の問題を解決することにあり、厳しい使用条件にあっても破損しない保持器を提供し、もって過酷な使用に耐える玉軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
転動体として玉を用いる転がり軸受に用いる保持器であって、平坦部7と半円状の玉保持部5が円周方向に交互に形成された2つの環状部材4a、4bを対向させて組み合わせ、対向する玉保持部5により形成されたポケット部6に玉3を保持する波形保持器4において、対向する環状部材4a、4bの互いに接する平坦部7を超音波溶接により接合することを特徴とする波形保持器4の製造方法により、従来よりも強度の高い保持器を提供する。また、上記の方法により製造した波形保持器4を有する転がり軸受を提供する。
従来のリベット接合方式と比較して、平坦部7にリベット穴が無いことや、リベット8の断面積よりも溶接箇所の断面積を大きくできるので波形保持器4の強度が向上する。また、リベット8を使わないのでリベット穴加工やリベット8を穴に挿す工程が不要となり、製造コストが低下する上、使用中にリベット8が折損して異物となって軸受を傷つけるという問題も解消される。
特許文献1に記載されているレーザ溶接による保持器製造方法と比較すると、レーザ溶接では1箇所ずつ溶接しなければならないが、超音波溶接であれば多数の箇所を同時に溶接できるので生産速度が高く、また溶接時にスパッタ等が発生しないので軸受内部の清浄度を高く保つことができる。
以下、本発明について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明における第1の実施形態を図2に示す。第1の実施形態に係る玉軸受の波形保持器4は2つの環状部材4a、4bからなる。環状部材4a、4bは、SPCC等の金属材料をプレス加工して製造され、半円状の玉保持部5が円周方向に等間隔に形成され、各玉保持部5の間には平坦部7が形成されている。通常、保持器を組み込む工程は玉の等間隔配置を崩さないよう、内外輪を水平にした状態で行う。軸受に組み込む際は、2つの環状部材の各玉保持部5がポケット部6を形成するように対向させて組み合わされ、互いに接する平坦部7を超音波溶接により接合する。尚、図2においては本来は外部からは見えない合わせ面10の近傍を表示するため、外輪1、内輪2及び玉3を図示していない。
本発明における第1の実施形態を図2に示す。第1の実施形態に係る玉軸受の波形保持器4は2つの環状部材4a、4bからなる。環状部材4a、4bは、SPCC等の金属材料をプレス加工して製造され、半円状の玉保持部5が円周方向に等間隔に形成され、各玉保持部5の間には平坦部7が形成されている。通常、保持器を組み込む工程は玉の等間隔配置を崩さないよう、内外輪を水平にした状態で行う。軸受に組み込む際は、2つの環状部材の各玉保持部5がポケット部6を形成するように対向させて組み合わされ、互いに接する平坦部7を超音波溶接により接合する。尚、図2においては本来は外部からは見えない合わせ面10の近傍を表示するため、外輪1、内輪2及び玉3を図示していない。
玉軸受の組み立て工程における波形保持器4の組み込みは、玉3を内外輪1、2に組み込み、玉3を等間隔に配置させた後に行うのが一般的である。所定数の玉3を内外輪1、2の間の空間に組み込む工程、及び組み込まれた玉3を等間隔に配置させる工程を経た軸受に、玉保持部5と軸受内の玉3との位置関係を合致させた状態で上下から環状部材4a、4bを接近させ、互いの平坦部7を密着させる。
環状部材4a、4bが平坦部7において接した状態で、下からは受け金具(以下、「アンビル11」と呼ぶ)、上からは振動側金具(以下、「ホーン12」と呼ぶ)を押し付けて平坦部7を加圧し、図示しない超音波発信器がホーン12を1万5千Hz〜3万Hzの周波数で振動させる。この時、平坦部7の合わせ面10には面に垂直な方向に圧力が負荷されつつ、面に平行な振動が加わる。そのため合わせ面10では弾性変形及び塑性変形が生じて酸化膜等の不純物が飛散し、清浄な金属面が現れる。さらに温度が上昇し、合わせ面10の金属原子が拡散することにより両者が一体化する。
2個の環状部材4a、4bの接合においては、両者の玉保持部5の位置を正確に合わせる必要がある。仮に位置がズレた状態で接合した場合、玉保持部5と玉3の間に過剰な摩擦力が発生して軸受トルクが増加する。そこで、環状部材同士の位置を正確に合わせるために環状部材4a、4bには平坦部7の上面(アンビル11またはホーン12と接する面)に位置決めのための窪み13を設け(図3参照)、アンビル11の上面及びホーン12の下面には平坦部7の窪み13に対応した形状及び位置の突起14、15を設ける(図4、図5参照)。
アンビル11とホーン12の位置及びそれらと等間隔に配置された玉3の位置は予め正確に合わせておく。アンビル11の突起14が下側の環状部材4bの窪み13に収まることで環状部材4bは位置決めされ、この状態で軸受の内外輪間の空間に下方から挿入する。また、上方から上側の環状部材4aを、下側の環状部材4bと概ね位置を合わせた状態で内外輪間の空間に挿入する。環状部材4aは内外輪の間の空間に落下する過程において玉保持部5が玉3によって位置を規制され、2個の環状部材4a、4bはほぼ正確に位置決めされる。
ホーン12が下降して上側の環状部材4aの平坦部7に接する際に、ホーン12下面の突起15が環状部材4aの窪み13に収まることで2個の環状部材4a、4bを最終的に位置決めする(図6参照)。ホーン12はさらに下降して平坦部7を加圧し、図示しない超音波発信器により合わせ面10を高い周波数で振動させ、合わせ面10を超音波溶接して上下の環状部材4a、4bを接合する。
(第2の実施形態)
本発明における第2の実施形態を図7に示す。環状部材4a、4bの平坦部7の外径側に位置決めのための切り欠き16を設ける。アンビル12の上面の外径側に柱状の突起17を設け(図8参照)、環状部材4a、4bの切り欠き16に該突起17を収めることで環状部材4a、4bの位置を合わせる(図9参照)。
本発明における第2の実施形態を図7に示す。環状部材4a、4bの平坦部7の外径側に位置決めのための切り欠き16を設ける。アンビル12の上面の外径側に柱状の突起17を設け(図8参照)、環状部材4a、4bの切り欠き16に該突起17を収めることで環状部材4a、4bの位置を合わせる(図9参照)。
アンビル11の突起17が下側の環状部材4bの切り欠き17に収まることで環状部材4bが位置決めされ、この状態で軸受の内外輪間の空間に下方から挿入する。その後、上方から上側の環状部材4aを、環状部材4bと概ね位置合わせした状態で内外輪間の空間に挿入する。上側の環状部材4aに設けた切り欠き17にアンビル11の突起17が収まり、環状部材4a、4bの互いの位置が合った状態になる。この状態で超音波溶接を行い、環状部材4a、4bを接合する。
(第3の実施形態)
本発明における第3の実施形態を図10にしめす。環状部材4a、4bの平坦部7の内径側に位置決めのための切り欠き18を設ける。アンビル11の上面の内径側に柱状の突起19を設け、環状部材4a、4bの切り欠き18に該突起19を収めることで2個の環状部材の位置を合わせる(図11参照)。環状部材4a、4bの位置合わせや接合の過程は第2の実施形態を同様である。
本発明における第3の実施形態を図10にしめす。環状部材4a、4bの平坦部7の内径側に位置決めのための切り欠き18を設ける。アンビル11の上面の内径側に柱状の突起19を設け、環状部材4a、4bの切り欠き18に該突起19を収めることで2個の環状部材の位置を合わせる(図11参照)。環状部材4a、4bの位置合わせや接合の過程は第2の実施形態を同様である。
(第4の実施形態)
本発明における第4の実施形態を図12に示す。環状部材4a、4bの平坦部7に位置決めのための貫通穴20を設ける。アンビル11の上面及びホーン12の下面には貫通穴20に対応する形状の突起21、22を対応する位置に設け(図13、図14参照)、それぞれの突起が環状部材4a、4bの貫通穴に収まることで2個の環状部材4a、4bの位置を合わせる(図15参照)。環状部材4a、4bの位置合わせや接合の過程は第2の実施形態を同様である。
本発明における第4の実施形態を図12に示す。環状部材4a、4bの平坦部7に位置決めのための貫通穴20を設ける。アンビル11の上面及びホーン12の下面には貫通穴20に対応する形状の突起21、22を対応する位置に設け(図13、図14参照)、それぞれの突起が環状部材4a、4bの貫通穴に収まることで2個の環状部材4a、4bの位置を合わせる(図15参照)。環状部材4a、4bの位置合わせや接合の過程は第2の実施形態を同様である。
上記の全ての実施形態において、超音波溶接時のホーン12の振動方向は保持器の円周方向とするのが好ましい。円周方向に振動させた場合、2個の環状部材4a、4bの相対位置に振幅相当のズレが生じる可能性があるが、ホーン12の先端の振幅は20μm程度であり、保持器の性能に影響を与えるものではない。
レーザ溶接とは異なり、超音波溶接では全てのホーン12を一体構造物とし、1台の超音波発信器で振動させることができるため、装置コストの低減と生産速度の向上が可能となる。また、波形保持器4の大きさや材質によっては、超音波発信器をホーン12それぞれに設けても良い。
本発明によれば、環状部材の合わせ面を超音波溶接すること保持器を形成するため、リベットや保持器の一部を折り曲げるなどの加締め工程を省略でき、軸受の組立工程を簡略化することができる。また、リベット穴加工やリベット加締め、爪加締めなどの加工により、部品強度の低下を招くクラックが発生しにくいという利点もある。さらに、溶接することで、保持器接合部の強度が向上し、合わせ面に隙間を発生させないため保持器ポケットの形状の崩れが少なく、ポケットと玉の隙間を適正に保つことができる。
上記各実施形態の保持器は、金属材料をプレス加工して製造されるが、合成樹脂を射出成形して保持器を製造してもよい。
1 外輪
1a 外輪軌道面
2 内輪
2a 内輪軌道面
3 転動体(玉)
4 保持器
4a、4b 環状部材
5 玉保持部
6 ポケット部
7 平坦部
8 リベット
9 深溝玉軸受
10 合わせ面
11 受け金具(アンビル)
12 振動側金具(ホーン)
13 窪み
14、15、17、19、21、22 突起
16、18 切り欠き
20 貫通穴
1a 外輪軌道面
2 内輪
2a 内輪軌道面
3 転動体(玉)
4 保持器
4a、4b 環状部材
5 玉保持部
6 ポケット部
7 平坦部
8 リベット
9 深溝玉軸受
10 合わせ面
11 受け金具(アンビル)
12 振動側金具(ホーン)
13 窪み
14、15、17、19、21、22 突起
16、18 切り欠き
20 貫通穴
Claims (6)
- 転動体として玉を用いる転がり軸受に用いる保持器であって、平坦部と半円状の玉保持部が円周方向に交互に形成された2つの環状部材を対向させて組み合わせ、対向する玉保持部により形成されたポケット部に玉を保持する波形保持器において、対向する環状部材の互いに接する平坦部を超音波溶接により接合することを特徴とする、波形保持器の製造方法。
- 転動体として玉を用いる転がり軸受に用いる保持器であって、平坦部と半円状の玉保持部が円周方向に交互に形成された2つの環状部材を対向させて組み合わせ、対向する玉保持部により形成されたポケット部に玉を保持する波形保持器において、平坦部の中央近傍であって環状部材同士の合わせ面となる面の反対側の表面に、位置決めのための窪みを設けたことを特徴とする、請求項1に記載した方法により製造された波形保持器。
- 転動体として玉を用いる転がり軸受に用いる保持器であって、平坦部と半円状の玉保持部が円周方向に交互に形成された2つの環状部材を対向させて組み合わせ、対向する玉保持部により形成されたポケット部に玉を保持する波形保持器において、平坦部の外周面に位置決めのための切り欠きを設けたことを特徴とする、請求項1に記載した方法により製造された波形保持器。
- 転動体として玉を用いる転がり軸受に用いる保持器であって、平坦部と半円状の玉保持部が円周方向に交互に形成された2つの環状部材を対向させて組み合わせ、対向する玉保持部により形成されたポケット部に玉を保持する波形保持器において、平坦部の内周面に位置決めのための切り欠きを設けたことを特徴とする、請求項1に記載した方法により製造された波形保持器。
- 転動体として玉を用いる転がり軸受に用いる保持器であって、平坦部と半円状の玉保持部が円周方向に交互に形成された2つの環状部材を対向させて組み合わせ、対向する玉保持部により形成されたポケット部に玉を保持する波形保持器において、平坦部の中央近傍に位置決めのための貫通穴を設けたことを特徴とする、請求項1に記載した方法により製造された波形保持器。
- 請求項2から請求項5までに記載した波形保持器のいずれか1つを有する転がり軸受。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103573824A (zh) * | 2013-10-14 | 2014-02-12 | 宋利涛 | 球轴承冲压保持架 |
CN111911536A (zh) * | 2019-05-08 | 2020-11-10 | 斯凯孚公司 | 用于滚动元件轴承的轴承保持架 |
CN112081819A (zh) * | 2020-10-15 | 2020-12-15 | 慈溪市新中天轴承有限公司 | 一种深沟球轴承及其制备工艺 |
CN113464555A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-10-01 | 人本股份有限公司 | 具有分体式保持架的深沟球轴承 |
-
2012
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