JP2013207984A - 車輌案内情報提供装置、車輌誘導装置及び車輌誘導システム - Google Patents

車輌案内情報提供装置、車輌誘導装置及び車輌誘導システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013207984A
JP2013207984A JP2012076693A JP2012076693A JP2013207984A JP 2013207984 A JP2013207984 A JP 2013207984A JP 2012076693 A JP2012076693 A JP 2012076693A JP 2012076693 A JP2012076693 A JP 2012076693A JP 2013207984 A JP2013207984 A JP 2013207984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
vehicle
area
steering angle
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012076693A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Asaoka
則明 朝岡
Takeshi Nishio
剛 西尾
Osamu Ohashi
修 大橋
Takashi Yoshida
崇 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012076693A priority Critical patent/JP2013207984A/ja
Publication of JP2013207984A publication Critical patent/JP2013207984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】受電部と給電部との位置合わせの案内を簡易な構造により行うとともに、受電部と給電部との位置合わせの際の運転者の負担を軽減すること。
【解決手段】センサ部104は、給電部140の周囲に設けられる。給電側制御部103は、センサ部104の全部または一部のエリアを起動させ、起動させたエリアが車輌150の車輪により踏まれたことを検出する。給電側通信部101は、車輪の操舵角情報を取得するとともに、起動させたエリアが車輪により踏まれた検出の結果を通知する。給電側制御部103は、給電側通信部101により取得した操舵角情報が示す操舵角に応じて、エリアを起動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車輌案内情報提供装置、車輌誘導装置及び車輌誘導システムに関する。
電気自動車等の蓄電池に蓄えた電力を動力源として走行する車輌では、車輌を駐車場に停めた際等の車輌の停車中において、給電装置を用いて蓄電池を充電する必要がある。従来の電磁誘導方式の非接触の給電装置としては、地面に設置されている給電部が、車輌に搭載されている受電部に給電するものが知られている。給電部は、例えば駐車スペース等の車輌が停止する位置の路面側に設けられている。一方、受電部は、車輌の底面の、地面に設置された給電部と対向する位置に設けられている。
上記の非接触充電システムでは、受電部と給電部との位置を精度良く合わせないと、充電効率の低下、または漏洩磁界若しくは不要輻射の増大を招く。従来、受電部と給電部との位置合わせの精度を向上させる方法として、以下の方法が知られている。
即ち、従来は、給電部の給電コイルの位置を動かすことにより受電部と給電部との位置合わせを行う方法が知られている(例えば、特許文献1)。
また、充電システムにおける位置合わせではないが、コ字状の金属本体により車を定位置に案内するもの(例えば、特許文献2)、及び乗り上げた車輪の進行方向を乗入部に向けて修正するための傾斜部を設けることにより位置合わせを行うもの(例えば、特許文献3)も知られている。
特開平9−215211号公報 実開平2−149066号公報 特開平6−341245号公報
しかしながら、特許文献1においては、給電コイルを可動させるための可動部を設ける必要があるので、構造が複雑になるとともに製造コストが増大するという問題がある。
また、特許文献2、及び特許文献3を充電システムに適用した場合においては、車を目標停車位置に停車させるためには、目標停車位置まで車を直進させる必要がある。従って、車を何度も前後に移動させて車輪を直進方向に向ける必要があり、位置合わせに伴う運転者の負担が増大するという問題がある。
本発明の目的は、可動部を設ける必要をなくすることにより、受電部と給電部との位置合わせの案内を簡易な構造により行うことができるとともに、受電部と給電部との位置合わせの際に常に車輌を直進させる必要がないので、受電部と給電部との位置合わせの際の運転者の負担を軽減することができる車輌案内情報提供装置、車輌誘導装置及び車輌誘導システムを提供することである。
本発明の車輌案内情報提供装置は、受電部を有する車輌を前記受電部と給電部とが対向する位置まで案内するための情報を前記車輌に提供する車輌案内情報提供装置であって、前記給電部の周囲に設けられるセンサ部と、前記センサ部の全部または一部のエリアを起動させ、前記起動させたエリアが前記車輌の車輪により踏まれたことを検出する検出部と、前記車輪の操舵角情報を取得するとともに、前記起動させたエリアが前記車輪により踏まれたことを前記検出部により検出した場合に前記車輌に前記検出の結果を通知する給電側通信部と、を有し、前記検出部は、前記給電側通信部により取得した前記操舵角情報が示す操舵角に応じて、前記エリアを起動させる構成を採る。
本発明の車輌誘導装置は、車輌の受電部と給電部とが対向する位置へ前記車輌を誘導する車輌誘導装置であって、前記給電部の周囲に設けられるセンサ部の前記車輌の車輪により踏まれたエリアのエリア情報を取得する取得部と、前記車輪の操舵角を検出する操舵角検出部と、前記操舵角と前記センサ部における有効な前記エリアとを対応付けたテーブルを記憶する記憶手段と、前記テーブルを参照して、前記操舵角検出部により検出した操舵角に対応付けられている前記エリアを選択する制御部と、前記取得部により取得した前記エリア情報に前記制御部により選択した前記エリアが含まれている場合に、前記エリアが前記車輪により踏まれたことを報知する報知部と、を有する構成を採る。
本発明の車輌誘導システムは、車輌誘導装置と車輌案内情報提供装置とを有する車輌誘導システムであって、前記車輌案内情報提供装置は、給電部の周囲に設けられるセンサ部と、前記車輌の車輪により踏まれた前記センサ部のエリアを検出する検出部と、前記検出部により検出した前記エリアのエリア情報を送信する送信部と、を有し、前記車輌誘導装置は、前記送信部により送信された前記エリア情報を取得する取得部と、前記車輪の操舵角を検出する操舵角検出部と、前記操舵角と前記センサ部における有効な前記エリアとを対応付けたテーブルを記憶する記憶手段と、前記テーブルを参照して、前記操舵角検出部により検出した操舵角に対応付けられている前記エリアを選択する制御部と、前記取得部により取得した前記エリア情報に前記制御部により選択した前記エリアが含まれている場合に、前記エリアが前記車輪により踏まれたことを報知する報知部と、を有する構成を採る。
本発明によれば、可動部を設ける必要をなくすることにより、受電部と給電部との位置合わせの案内を簡易な構造により行うことができるとともに、受電部と給電部との位置合わせの際に常に車輌を直進させる必要がないので、受電部と給電部との位置合わせの際の運転者の負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態1における充電システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるセンサ部の平面図 本発明の実施の形態1における操舵角がα°(α≠0)である場合の充電システムの平面図 本発明の実施の形態1における操舵角がβ°(α<β)である場合の充電システムの平面図 本発明の実施の形態1における操舵角が0°である場合の充電システムの平面図 本発明の実施の形態1における記憶部に記憶しているテーブルを示す図 本発明の実施の形態1におけるセンサ部における起動エリアの設定方法を示す図 本発明の実施の形態1における車輌が給電を受ける位置に停車した際の充電システムの平面図 本発明の実施の形態2における充電システムの平面図 本発明の実施の形態3における充電システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4における充電システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における充電システムの平面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
<充電システムの構成>
本発明の実施の形態1における充電システム10の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態における充電システム10の構成を示すブロック図である。
充電システム10は、車輌案内情報提供装置100と、給電部140と、車輌150とから構成されている。
車輌案内情報提供装置100は、給電部140と車輌150の受電部155とが対向する位置まで車輌150を誘導するための情報を車輌誘導装置170に提供する。なお、車輌案内情報提供装置100の構成の詳細については後述する。
給電部140は、地表から露出するように地面上に設置もしくは埋設されている。給電部140は、例えば駐車スペース等に設けられ、車輌150の駐車中に受電部155に対して給電する。
車輌150は、受電部155と、蓄電池156と、車輌誘導装置170とを有している。車輌150は、蓄電池156を動力源として走行する。車輌150は、HEV(Hybrid Electric Vehicle)、PEV(Plug-in Electric Vehicle)またはEV(Electric Vehicle)といった蓄電池156の電力で走行する自動車である。車輌150は、車輪160a、160b、160c、160d(図1において、車輪160b、160dは省略)を有している。
受電部155は、車輌150の底面に設けられている。受電部155は、給電部140に対向する受電コイル(図示省略)を用いた電磁誘導により、給電部140から非接触で給電され、蓄電池156に電力を供給することにより蓄電池156を充電する。
蓄電池156は、受電部155により供給される電力を蓄える。
車輌誘導装置170は、受電部155と給電部140とが対向する位置まで車輌150を誘導する。なお、車輌誘導装置170の構成の詳細については後述する。
<車輌案内情報提供装置の構成>
本発明の実施の形態1に係る車輌案内情報提供装置100の構成について、図1を用いて説明する。
車輌案内情報提供装置100は、給電側通信部101と、記憶部102と、給電側制御部103と、センサ部104とを有している。
給電側通信部101は、車輌側通信部154からの給電開始信号または給電停止信号を受信する。給電側通信部101は、受信した給電開始信号または給電停止信号を給電側制御部103に出力する。給電側通信部101は、車輌150の車輪160a、160b、160c、160dの操舵角を示す操舵角情報を車輌側通信部154から受信した場合には、操舵角情報を給電側制御部103に出力する。給電側通信部101は、車輪160a、160b、160c、160dによりセンサ部104が踏まれた検出結果が給電側制御部103から入力した場合に、検出結果を通知する通知信号を生成し、生成した通知信号を車輌側通信部154に対して送信する。
記憶部102は、操舵角とセンサ部104における起動させるエリア(以下、「起動エリア」と記載する)の情報とを対応付けたテーブルを記憶している。なお、記憶部102に記憶しているテーブルについては後述する。
給電側制御部103は、給電側通信部101から給電開始信号が入力した際に、給電部140及びセンサ部104を起動させる制御を行う。給電側制御部103は、給電側通信部101から給電停止信号が入力した際に、給電部140及びセンサ部104を停止させる制御を行う。
給電側制御部103は、センサ部104の全部または一部のエリアを起動させ、起動エリアが車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれたことを検出する。この際、給電側制御部103は、給電側通信部101から入力した操舵角情報の操舵角に応じて、起動エリアを変更する。
具体的には、給電側制御部103は、記憶部102に記憶しているテーブルを参照して、操舵角情報が示す操舵角に対応付けられている起動エリアの情報を選択する。そして、給電側制御部103は、選択した起動エリアの情報に基づいて、センサ部104を起動する。
給電側制御部103は、センサ部104の起動エリアが車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれたことを検出した際に、検出結果を給電側通信部101に出力する。具体的には、給電側制御部103は、センサ部104から入力した起動エリアで生じた電圧が閾値以上の場合に、起動エリアが車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれたことを検出する。
給電部140は、受電部155に給電する際に非接触状態で受電部155と対向する。給電部140は、受電部155と対向する給電コイル(図示省略)を用いた電磁誘導により、受電部155に給電する。
センサ部104は、地表から露出した状態で、地面上に設置または埋設されている。センサ部104は、給電部140の周囲に配置されている。センサ部104は、給電側制御部103の制御に従って、起動または停止する。センサ部104は、給電側制御部103の制御に従って、全部または一部のエリアを起動する。センサ部104は、起動エリアが車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれた際に、所定の電圧を給電側制御部103に出力する。センサ部104は、例えば圧力センサである。また、センサ部104は、圧力センサとして、重量を計測することができる重量センサを用いてもよい。なお、センサ部104の構成の詳細については後述する。
<車輌誘導装置の構成>
本発明の実施の形態1における車輌誘導装置170の構成について、図1を用いて説明する。
車輌誘導装置170は、操舵角センサ151と、車輌側制御部152と、表示部153と、車輌側通信部154とを有する。
操舵角センサ151は、車輌側制御部152の制御に従って、車輌150の車輪160a、160b、160c、160dの操舵角を検出し、検出結果を車輌側通信部154に出力する。
車輌側制御部152は、給電部140と受電部155とが対向する位置まで車輌150を誘導する指示を表示部153から受けた際に、車輪160a、160b、160c、160dの操舵角を検出するように操舵角センサ151を制御する。車輌側制御部152は、車輪160a、160b、160c、160dによりセンサ部104の起動エリアが踏まれたことを通知する通知信号を受信したことを車輌側通信部154から知らされた際に、車輪160a、160bの操舵角を変更する必要があることを表示部153に表示させる制御を行う。
車輌側制御部152は、表示部153から充電開始指示が入力した場合に、車輌側通信部154及び受電部155に対して、充電に伴う各種処理を開始するように制御する。車輌側制御部152は、表示部153から充電停止指示が入力した場合に、車輌側通信部154及び受電部155に対して、充電停止に伴う各種処理を開始するように制御する。
表示部153は、車輌側制御部152の制御に従って、車輪160a、160b、160c、160dの操舵角を変更する必要があることを表示する。表示部153は、給電部140と受電部155とが対向する位置まで車輌150を誘導する指示、充電開始の指示、または充電停止の指示を外部から受け付けるメニュ画面を表示する。表示部153は、メニュ画面により外部から受けた上記の各種の指示を、車輌側制御部152に出力する。
車輌側通信部154は、操舵角センサ151から操舵角情報が入力した際に、操舵角情報を含む信号を生成して給電側通信部101に送信する。車輌側通信部154は、車輌側制御部152の制御に従って、充電開始信号または充電停止信号を生成し、生成した充電開始信号または充電停止信号を給電側通信部101に送信する。
<センサ部の構成>
本発明の実施の形態1におけるセンサ部104の構成について、図2及び図3を用いて説明する。
図2は、センサ部104bの平面図である。図3は、操舵角がα°(α≠0)である場合の充電システム10の平面図である。なお、センサ部104aは、給電部140に対して対称である以外は図2と同一構成である。
センサ部104aは、図3に示すように、平面視四角形状であり、筐体201に接する長辺202aと、筐体201に接する短辺203aと、長辺204aと、短辺205aとを有している。長辺202aは、短辺203a側が筐体201と接している。センサ部104aは、車輌150の移動方向に平行な直進方向S1かつ給電部140から離れる方向(以下、「第1の方向」と記載する)に延設されているとともに、第1の方向において給電部140よりも突出するように設けられている。ここで、直進方向S1とは、給電を受けた車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角が0°の際の車輌150の進行方向である。
また、センサ部104bは、図3に示すように、平面視四角形状であり、筐体201に接する長辺202bと、筐体201に接する短辺203bと、長辺204bと、短辺205bとを有している。長辺202bは、短辺203b側が筐体201と接している。センサ部104bは、車輌150の直進方向S1において、給電部140よりも突出するように設けられている。
センサ部104bは、図2に示すように、複数のセルn1〜n32に分割されており、給電側制御部103の制御に従って、セルn1〜n32の全部または一部を起動する。各セルn1〜n32は、互いに独立して起動または停止することが可能である。
例えば、給電側制御部103は、操舵角αの場合には、センサ部104bのセルn5、n9、n10、n13、n14、n17〜n19、n21〜n23、n25〜n27及びn29〜n31を起動させるとともに、センサ部104bのセルn1、n6、n11、n15、n20、n24、n28及びn32については一部を起動させる。これにより、給電側制御部103は、起動エリアe2(図3参照)を設定する。設定された起動エリアe2は、第1の方向に向かうに従って第1の方向と平行な給電部140を通る仮想直線Q1に近づくように、第1の方向に向かって徐々に幅狭となっている。ここで、仮想直線Q1は、給電部140の中心を通っているが、給電部140を通れば必ずしも給電部140の中心を通らなくてもよい。ただし、仮想直線Q1は、給電部140の中心を通ることが好ましい。
<センサ部における起動エリアの設定方法>
本発明の実施の形態1におけるセンサ部104の起動エリアの設定方法について、図3〜図7を用いて説明する。
図4は、操舵角がβ°(α<β)である場合の充電システム10の平面図である。図5は、操舵角が0°である場合の充電システム10の平面図である。図6は、記憶部102に記憶しているテーブルを示す図である。図7は、センサ部104bにおける起動エリアの設定方法を示す図である。
図6に示すように、記憶部102に記憶しているテーブルは、操舵角θとセンサ部104a、104bの長辺202a、202bにおける基準点B(図7参照)からの距離とを対応付けたものである。図6では、設定情報は、センサ部104a、104bの長辺202a、202bにおける基準点Bからの距離である。
給電側制御部103は、車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角に応じて、センサ部104の起動エリアe1〜e6を変更する。ここで、操舵角とは、図3及び図4に示すように、直線L1と直線L2とのなす角度である。直線L1は、平面視した際において、車輌150が現状の位置で直進する際の方向と平行かつ車輌150の中心Mを通る直線である。直線L2は、平面視した際において、車輪160a、160bの傾きと平行かつ中心Mを通る直線である。
給電側制御部103は、操舵角が15°以上かつ75°未満の場合に、センサ部104に対して、直進方向S1に向かって徐々に幅狭となる起動エリアe1〜e4を設定する制御を行う(図3及び図4参照)。一方、給電側制御部103は、操舵角が15°未満または75°以上の場合に、センサ部104に対して、全体を起動エリアe5、e6として設定する制御を行う(図5参照)。
具体的には、車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角θが15°以上かつ35°未満の場合(図6の(2)の場合)(θ=αの場合)、給電側制御部103は、センサ部104bの長辺202bにおける基準点Bからの長さQ(以下、「長さQ」と記載する)として、1050mmを選択する。給電側制御部103は、図7に示すように、センサ部104bに対して、長辺202bにおいて基準点Bから1050mm先の点P1と基準点Bとを結ぶ直線である長辺202bを第1の縁部h1bとし、点P1と開始点P0とを結ぶ直線T1を第2の縁部h2bとする起動エリアe2(図3参照)を設定する制御を行う。即ち、センサ部104bは、第1の縁部h1bと、第2の縁部h2bと、短辺203bとで囲まれた直角三角形のエリアを起動して起動エリアe2とする。給電側制御部103は、センサ部104aに対して、上記と同様の処理を行うことにより、第1の縁部h1aと、第2の縁部h2aと、短辺203aとで囲まれた直角三角形のエリアを起動エリアe1(図3参照)として設定する制御を行う。
また、車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角θが35°以上かつ55°未満の場合(図6の(3)の場合)(θ=βの場合)、給電側制御部103は、長さQとして、500mmを選択する。給電側制御部103は、図7に示すように、センサ部104bに対して、長辺202bにおいて基準点Bから500mm先の点P2と基準点Bとを結ぶ直線を第1の縁部h3bとし、点P1と開始点P0とを結ぶ直線T1を第2の縁部h4bとする起動エリアe4(図4参照)を設定する制御を行う。即ち、センサ部104bは、第1の縁部h3bと、第2の縁部h4bと、短辺203bとで囲まれた直角三角形のエリアを起動して起動エリアe4とする。給電側制御部103は、センサ部104aに対して、上記と同様の処理を行うことにより、第1の縁部h3aと、第2の縁部h4aと、短辺203aとで囲まれた直角三角形のエリアを起動エリアe3(図4参照)として設定する制御を行う。
起動エリアe1、e3は、車輪160a、160cと給電部140との間において、直進方向S1に向かって、直進する車輌150の車輪160a、160cの移動軌跡R3a(図5参照)から離れるように、徐々に幅狭となっている(図3参照)。また、起動エリアe2、e4は、車輪160b、160dと給電部140との間において、直進方向S1に向かって、直進する車輌150の車輪160b、160dの移動軌跡R3b(図5参照)から離れるように、徐々に幅狭となっている(図3参照)。
なお、車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角θが55°以上かつ75°未満の場合(図6の(4)の場合)、給電側制御部103は、センサ部104a及びセンサ部104bに対して、車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角θが15°以上かつ35°未満の場合、及び車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角θが35°以上かつ55°未満の場合と同様に起動エリアを設定する制御を行う。
また、車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角θが0°以上かつ15°未満の場合(図6の(1)の場合)、給電側制御部103は、全面ONを選択する。これにより、給電側制御部103は、センサ部104bに対して、全面を起動エリアe6(図5参照)として設定する制御を行う。即ち、センサ部104bは、長辺202bと、短辺203bと、長辺204bと、短辺205bとで囲まれた長方形のエリアを起動して起動エリアe6とする。給電側制御部103は、センサ部104aに対して、上記と同様の処理を行うことにより、起動エリアe5(図5参照)を設定する制御を行う。
また、車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角θが75°以上かつ90°未満の場合(図6の(5)の場合)、給電側制御部103は、全面OFFを選択する。この際、給電側制御部103は、センサ部104a及びセンサ部104bに対して、起動エリアを設定しないように制御を行う。
上記の起動エリアを設定する際には、センサ部104は、第2の縁部h2a、h2b、h4a、h4bが通過するセルについては一部のみを起動する。ただし、センサ部104における処理を簡素化するために、第2の縁部h2a、h2b、h4a、h4bが通過するセル全体を起動してもよい。例えば、給電側制御部103は、センサ部104bに対して、セルn1、n5、n6、n9〜n11、n13〜n15、n17〜n32を起動させて起動エリアe2を設定する制御を行う。この場合、センサ部104bを構成するセルを細分化することにより、第2の縁部h2a、h2b、h4a、h4bを限りなく直線に近づけることが可能である。
図6に示すテーブルは、一例であり、操舵角θの図6に示す範囲以外の範囲で、長さQを設定することができる。ここで、長さQにおける全面ONと対応付ける操舵角θは、車輌150の運転者がハンドル操作を意図的に修正しなくても、所定の給電効率(例えば、70%)を得られる程度に給電部140と受電部155との位置合わせが可能な範囲に設定される。長さQにおける全面ONと対応付ける操舵角θの範囲は、好ましくは0°以上15°未満である。
図6に示すテーブルの操舵角θは絶対値を示している。例えば、図3において、中心Mに対して、時計回りの回転を「+」とすると、操舵角αは−15≦α<−35となる。従って、車輌150が、進行方向S1に対して、左側から後退して進入してくる場合、操舵角はマイナス「−」になり、進行方向S1に対して、右側から後退して進入してくる場合、操舵角はプラス「+」になる。
また、車輌150の操舵角θがマイナス「−」の場合は、センサ部104bを起動させるのは必須であるが、センサ部104aを起動するのは必須ではない。これより、消費電力を低減することを優先する場合には、センサ部104aを全面に渡ってOFFとし、早期に走行軌跡R1a、R1bからのズレを検知したい場合には、センサ部104aの全部または一部をONとすることができる。なお、操舵角θにおけるプラス「+」とマイナス「−」との判別ができない場合には、センサ部104aとセンサ部104bとの両方を起動する必要がある。
<給電部と受電部とが対向する位置までの車輌の誘導方法>
本発明の実施の形態1における給電部140と受電部155とが対向する位置までの車輌150の誘導方法について、図3〜図5を用いて説明する。
図3に示すように、車輌150は、車輪160a及び車輪160bにおける操舵角α°(15≦α<35)で給電部140に接近する場合、受電部155と給電部140との位置を精度よく合わせるためには、車輪160cが破線で示すR1aを経由するとともに、車輪160dが破線で示す軌跡R1bを経由する必要がある。この場合、車輪160cが軌跡R1aから外れるか、または車輪160dが軌跡R1bから外れた際には、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部104aの起動エリアe1またはセンサ部104bの起動エリアe2に乗り上げる。そして、給電側制御部103は、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部104aの起動エリアe1に乗り上げた際に、車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことを検出する。または、給電側制御部103は、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部104bの起動エリアe2に乗り上げた際に、車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことを検出する。
また、図4に示すように、車輌150は、車輪160a及び車輪160bにおける操舵角β°(35≦β<55)で給電部140に接近する場合、受電部155と給電部140との位置を精度よく合わせるためには、車輪160cが破線で示す軌跡R2aを経由するとともに、車輪160dが破線で示す軌跡R2bを経由する必要がある。この場合、車輪160cが軌跡R2aから外れるか、または車輪160dが軌跡R2bから外れた際には、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部104aの起動エリアe3またはセンサ部104bの起動エリアe4に乗り上げる。そして、給電側制御部103は、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部104aの起動エリアe3に乗り上げた際に、車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことを検出する。または、給電側制御部103は、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部104bの起動エリアe4に乗り上げた際に、車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことを検出する。
また、図5に示すように、車輌150は、車輪160a及び車輪160bにおける操舵角0°で給電部140に接近する場合、受電部155と給電部140との位置を精度よく合わせるためには、車輪160cが破線で示す軌跡R3aを経由するとともに、車輪160dが破線で示す軌跡R3bを経由する必要がある。この場合、車輪160cが軌跡R3aを外れるか、または車輪160dが軌跡R3bから外れた際には、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部104aの起動エリアe5またはセンサ部104bの起動エリアe6に乗り上げる。そして、給電側制御部103は、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部104aの起動エリアe5に乗り上げた際に、車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことを検出する。または、給電側制御部103は、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部104bの起動エリアe6に乗り上げた際に、車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことを検出する。
車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つによりセンサ部104aまたはセンサ部104bが踏まれたことを給電側制御部103において検出することにより、給電側通信部101は、これを通知する通知信号を送信する。車輌側通信部154は、この通知信号を給電側通信部101から受信し、表示部153は、報知を行う。表示部153における報知方法としては、例えばこのままの操舵角では蓄電池156に充電できない旨のメッセージを表示する。
車輌150の運転者は、表示部153における報知により、車輪160cが軌跡R1a、R2a、R3aから外れているか、または車輪160dが軌跡R1b、R2b、R3bから外れていることを認識することができる。従って、車輌150の運転者は、ハンドルを操作して車輪160cを軌跡R1a、R2a、R3a上に戻すとともに、車輪160dを軌跡R1b、R2b、R3b上に戻すことができる。
図8は、車輌150が給電を受ける位置に停車した際の充電システム10の平面図である。
上記方法による車輌150の誘導により、図8に示すように、受電部155と給電部140とを精度よく位置合わせすることができる。
<本実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、可動部を設ける必要をなくすることにより、受電部と給電部との位置合わせの案内を簡易な構造により行うことができるとともに、受電部と給電部との位置合わせの際に常に車輌を直進させる必要がないので、受電部と給電部との位置合わせの際の運転者の負担を軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、センサ部において起動エリア以外のエリアを起動しないので、省電力にすることができる。
<本実施の形態の変形例>
本実施の形態において、起動エリアの第2の縁部を直線にしたが、本発明はこれに限らず、第2の縁部を直進方向S1に対して円弧状にしてもよい。この際、センサ部の各セルの大きさをさらに細分化することにより、第2の縁部を実質的に円弧状にすることができる。これにより、第2の縁部を車輪の移動軌跡に沿わせることができるので、車輌をスムースに誘導することができる。
また、本実施の形態において、車輪の操舵角が所定の範囲内の場合に、直角三角形の起動エリアを設定したが、本発明はこれに限らず、二等辺三角形、正三角形または台形等の任意の形状の起動エリアを可変にて設定することができる。
(実施の形態2)
<センサ部の構成>
本発明の実施の形態2におけるセンサ部900の構成について、図9を用いて説明する。図9は、本実施の形態における充電システム50の平面図である。
センサ部900aは、図9に示すように、平面視四角形状であり、筐体201に接する長辺901aと、短辺902aと、長辺903aと、短辺904aとを有している。長辺901aは、中央部分が筐体201と接している。センサ部900aは、図2と同様に、複数のセルにより構成されている。センサ部900aにおける起動エリアは、操舵角情報に応じて、起動するセルを給電側制御部103で選択することにより変更される。センサ部900aは、車輌150の直進方向S1において、給電部140よりも突出するように設けられている。また、センサ部900aは、直進方向S1と反対方向S2において、給電部140よりも突出するように設けられている。ここで、反対方向S2とは、給電を受けた車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角が0°の際の車輌150の進行方向であって、直進方向S1と反対の方向である。
センサ部900bは、図9に示すように、平面視四角形状であり、筐体201に接する長辺901bと、短辺902bと、長辺903bと、短辺904bとを有している。長辺901bは、中央部分が筐体201と接している。センサ部900bは、図2と同様に、複数のセルにより構成されている。センサ部900bにおける起動エリアは、操舵角情報に応じて、起動するセルを給電側制御部103で選択することにより変更される。センサ部900bは、第1の方向に延設されているとともに、第1の方向において給電部140よりも突出するように設けられている。また、センサ部900bは、反対方向S2かつ給電部140から離れる方向(以下、「第2の方向」と記載する)に延設されているとともに、第2の方向において給電部140よりも突出するように設けられている。
また、設定される起動エリアは、第1の方向に向かうに従って仮想直線Q1に近づくように、第1の方向に向かって徐々に幅狭となっているとともに、第2の方向に向かうに従って仮想直線Q1に近づくように、第2の方向に向かって徐々に幅狭となっている。
なお、センサ部900a、900bにおける上記以外の構成は、上記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
<センサ部における起動エリアの設定方法>
本発明の実施の形態2におけるセンサ部における起動エリアの設定方法について、図9を用いて説明する。
給電側制御部103は、車輌150の車輪160a及び車輪160bの操舵角に応じて、センサ部900aの起動エリアe7及びセンサ部900bの起動エリアe8を変更する。
給電側制御部103は、操舵角が15°以上かつ75°未満の場合に、センサ部900aに対して、直進方向S1に向かって徐々に幅狭となる起動エリアe7を設定する制御を行う。給電側制御部103は、操舵角が15°以上かつ75°未満の場合に、センサ部900bに対して、直進方向S1に向かって徐々に幅狭となるとともに、反対方向S2に向かって徐々に幅狭となる起動エリアe8を設定する制御を行う。一方、給電側制御部103は、操舵角が15°未満または75°以上の場合に、センサ部900bに対して、車輌150の移動方向と平行な方向における全面を起動エリアとして設定する制御を行う。
センサ部900aは、上記実施の形態1と同様の方法により、第1の縁部h11aと、第2の縁部h12aと、第3の縁部h13aとで囲まれた二等辺三角形のエリアのうち下側の直角三角形のエリアを起動して起動エリアe7とする。センサ部900bは、上記実施の形態1と同様の方法により、第1の縁部h11bと、第2の縁部h12bと、第3の縁部h13bとで囲まれた二等辺三角形のエリアのうち下側の直角三角形のエリアを起動して起動エリアe8とする。
起動エリアe7は、車輪160b、160dと給電部140との間において、反対方向S2に向かって、直進する車輌150の車輪160b、160dの移動軌跡(図示省略)から離れるように、徐々に幅狭となっている(図9参照)。
起動エリアe8は、車輪160b、160dと給電部140との間において、反対方向S2に向かって、直進する車輌150の車輪160b、160dの移動軌跡(図示省略)から離れるように、徐々に幅狭となっている(図9参照)。
車輌150が、直進方向S1側から後退して給電部140に接近し、かつ反対方向S2側から前進して給電部140に接近することを想定する場合には、給電側制御部103は、直進方向S2に向かって幅狭となるエリアが車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれたことを検出する際の解像度を、直進方向S1に向かって幅狭となるエリアが車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれたことを検出する際の解像度よりも大きくしてもよい。
ここで、給電側制御部103は、第1の縁部h11aと、第2の縁部h12aと、第3の縁部h13aとで囲まれた二等辺三角形のエリア全体と、第1の縁部h11bと、第2の縁部h12bと、第3の縁部h13bとで囲まれた二等辺三角形のエリア全体とを起動させることができるが、これに代えて、下記のエリアを起動させてもよい。即ち、車輌150が直進方向S1に対して左側から後退により接近する場合には、第1の縁部h11aと、第2の縁部h12aと、第3の縁部h13aとで囲まれた二等辺三角形のエリアの上半分の直角三角形のエリアのみを起動することができる。また、車輌150が直進方向S1に対して右側から後退により接近する場合には、第1の縁部h11bと、第2の縁部h12bと、第3の縁部h13bとで囲まれた二等辺三角形のエリアの上半分の直角三角形のエリアのみを起動することができる。また、車輌150が直進方向S2に対して左側から前進により接近する場合には、第1の縁部h11aと、第2の縁部h12aと、第3の縁部h13aとで囲まれた二等辺三角形のエリアの下半分の直角三角形のエリアのみを起動することができる。また、車輌150が直進方向S2に対して右側から前進により接近する場合には、第1の縁部h11bと、第2の縁部h12bと、第3の縁部h13bとで囲まれた二等辺三角形のエリアの下半分の直角三角形のエリアのみを起動することができる。
第1の縁部h11aと、第2の縁部h12aと、第3の縁部h13aとで囲まれた二等辺三角形のエリア、または第1の縁部h11bと、第2の縁部h12bと、第3の縁部h13bとで囲まれた二等辺三角形のエリアの一部を起動する場合には、給電側制御部103は、前進駐車または後退駐車を区別する情報(例えば、車輌150のシフトポジションの情報)を車輌150より取得して各エリアを起動させる。
<給電部と受電部とが対向する位置までの車輌の誘導方法>
本発明の実施の形態3における給電部140と受電部155とが対向する位置までの車輌150の誘導方法について、図9を用いて説明する。
図9に示すように、車輌150が方向S2に対して斜めから給電部140に接近する際には、車輪160aは破線で示す軌跡R4aを経由するとともに、車輪160bは破線で示す軌跡R4bを経由する必要がある。この際、車輪160aが軌跡R4aから外れるか、または車輪160bが軌跡R4bから外れた場合には、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部900aの起動エリアe7またはセンサ部900bの起動エリアe8に乗り上げる。そして、給電側制御部103は、車輪160a、車輪160b、車輪160c及び車輪160dの少なくとも1つがセンサ部900aの起動エリアe7に乗り上げた際に、車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことを検出する。または、給電側制御部103は、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部900bの起動エリアe8に乗り上げた際に、車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことを検出する。
上記の検出により、車輌側通信部154は、センサ部900の起動エリアが車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことの通知を給電側通信部101から受信し、表示部153は、報知を行う。表示部153における報知方法としては、例えばこのままの操舵角では蓄電池156に充電できない旨のメッセージを表示する。
車輌150の運転者は、表示部153における報知により、車輪160aが軌跡R4aから外れていること、または車輪160bが軌跡R4bから外れていることを認識することができる。従って、車輌150の運転者は、ハンドルを操作して車輪160aを軌跡R4a上に戻すとともに、車輪160bを軌跡R4b上に戻すことができる。
なお、車輌150が給電を受ける位置に停車した状態は図8と同様であるので、その説明を省略する。また、車輌150が直進方向S1側から給電部140に接近する際の車輌の誘導方法は、上記の実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
<本実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、互いに反対方向である二方向に向かって給電部より突出するセンサ部を設けることにより、前進または後退の車輌の駐車方法に寄らずに、上記の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、第1の方向に延設されるセンサ部のエリアが踏まれたことを検出する際の解像度を、第2の方向に延設されるセンサ部のエリアが踏まれたことを検出する際の解像度よりも大きくした場合には、前進と後退との双方により給電部に接近する車輌を確実に誘導することができる。
<本実施の形態の変形例>
本実施の形態において、直進方向S1側から後退により給電部140に接近し、反対方向S2側から前進により給電部140に接近したが、本発明はこれに限らず、直進方向S1側及び反対方向S2側の双方から前進により給電部140に接近してもよいし、直進方向S1側及び反対方向S2側の双方から後退により給電部140に接近するようにしてもよい。また、直進方向S1側から前進により給電部140に接近し、反対方向S2側から後退により給電部140に接近するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、起動エリアの第2の縁部を直線にしたが、本発明はこれに限らず、第2の縁部を直進方向S1に対して円弧状にしてもよい。この際、センサ部の各セルの大きさをさらに細分化することにより、第2の縁部を実質的に円弧状にすることができる。これにより、第2の縁部を車輪の移動軌跡に沿わせることができるので、車輌をスムースに誘導することができる。
また、本実施の形態において、車輪の操舵角が所定の範囲内の場合に、直角三角形の起動エリアを設定したが、本発明はこれに限らず、二等辺三角形、正三角形または台形等の任意の形状の起動エリアを可変にて設定することができる。
(実施の形態3)
<充電システムの構成>
本発明の実施の形態3における充電システム70の構成について、図10を用いて説明する。図10は、本実施の形態における充電システム70の構成を示すブロック図である。
図10に示す充電システム70は、図1に示す実施の形態1に係る充電システム10に対して、表示部1001を追加し、車輌案内情報提供装置100の代わりに車輌案内情報提供装置1000を有する。なお、図10において、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
車輌案内情報提供装置1000は、給電側通信部101と、記憶部102と、給電側制御部103と、センサ部104と、表示部1001とを有している。
車輌案内情報提供装置1000は、給電部140と車輌150の受電部155とが対向する位置まで車輌150を誘導するための情報を車輌誘導装置170に提供する。
<車輌案内情報提供装置の構成>
本発明の実施の形態3に係る車輌案内情報提供装置1000の構成について、図1を用いて説明する。なお、図10において、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
給電側制御部103は、センサ部104の起動エリアが車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれたことを検出した際に、車輪160a、160bの操舵角を変更する必要があることを表示部1001に表示させる制御を行う。なお、給電側制御部103の上記以外の構成及び動作は上記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
表示部1001は、給電側制御部103の制御に従って、車輪160a、160bの操舵角を変更する必要があることを表示する。
なお、本実施の形態における給電部と受電部とが対向する位置までの車輌の誘導方法は、上記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
<本実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、可動部を設ける必要をなくすることにより、受電部と給電部との位置合わせの案内を簡易な構造により行うことができるとともに、受電部と給電部との位置合わせの際に常に車輌を直進させる必要がないので、受電部と給電部との位置合わせの際の運転者の負担を軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、センサ部において起動エリア以外のエリアを起動しないので、省電力にすることができる。
<本実施の形態の変形例>
本実施の形態において、起動エリアの第2の縁部を直線にしたが、本発明はこれに限らず、第2の縁部を直進方向S1に対して円弧状にしてもよい。この際、センサ部の各セルの大きさをさらに細分化することにより、第2の縁部を実質的に円弧状にすることができる。これにより、第2の縁部を車輪の移動軌跡に沿わせることができるので、車輌をスムースに誘導することができる。
また、本実施の形態において、車輪の操舵角が所定の範囲内の場合に、直角三角形の起動エリアを設定したが、本発明はこれに限らず、二等辺三角形、正三角形または台形等の任意の形状の起動エリアを可変にて設定することができる。
(実施の形態4)
<充電システムの構成>
本発明の実施の形態4における充電システム80の構成について、図11を用いて説明する。図11は、本実施の形態における充電システム80の構成を示すブロック図である。
図11に示す充電システム80は、図1に示す実施の形態1に係る充電システム10に対して、記憶部102を除き、記憶部1151を追加し、給電側制御部103の代わりに給電側制御部1101を有し、車輌側制御部152の代わりに車輌側制御部1152を有する。なお、図11において、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
充電システム80は、給電部140と、車輌150と、車輌案内情報提供装置1100とから構成されている。
車輌案内情報提供装置1100は、給電部140と車輌150の受電部155とが対向する位置まで車輌150を誘導するための情報を車輌誘導装置1170に提供する。なお、車輌案内情報提供装置1100の構成の詳細については後述する。
車輌150は、受電部155と、蓄電池156と、車輌誘導装置1170とを有している。
受電部155は、車輌150の底面に設けられている。受電部155は、給電部140と対向する受電コイル(図示省略)を用いた電磁誘導により、給電部140から非接触で給電され、蓄電池156に電力を供給することにより蓄電池156を充電する。
車輌誘導装置1170は、受電部155と給電部140とが対向する位置まで車輌150を誘導する。なお、車輌誘導装置1170の構成の詳細については後述する。
<車輌案内情報提供装置の構成>
本発明の実施の形態4に係る車輌案内情報提供装置1100の構成について、図11を用いて説明する。
車輌案内情報提供装置1100は、給電側通信部101と、センサ部104と、給電側制御部1101とを有している。
給電側通信部101は、車輌側通信部154からの給電開始信号または給電停止信号を受信する。給電側通信部101は、車輪160a、160b、160c、160dによりセンサ部104が踏まれたエリアの検出結果が給電側制御部1101から入力した場合に、検出結果を通知する通知信号を生成し、生成した通知信号を車輌側通信部154に対して送信する。
給電側制御部1101は、給電側通信部101から給電開始信号が入力した際に、給電部140及びセンサ部104を起動させる制御を行う。給電側制御部1101は、給電側通信部101から給電停止信号が入力した際に、給電部140及びセンサ部104を停止させる制御を行う。
給電側制御部1101は、センサ部104の全部のエリアを起動させ、車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれたエリアを検出する。
給電側制御部1101は、センサ部104の車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれたエリアを検出した際に、検出結果を給電側通信部101に出力する。具体的には、給電側制御部1101は、電圧が閾値以上のエリアを車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれたエリアとして検出する。
センサ部104は、給電側制御部1101の制御に従って、起動または停止する。センサ部104は、給電側制御部1101の制御に従って、全部のエリアを起動する。センサ部104は、所定のエリアが車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれた際に、所定の電圧を給電側制御部1101に出力する。
<車輌誘導装置の構成>
本発明の実施の形態4における車輌誘導装置1170の構成について、図11を用いて説明する。
車輌誘導装置1170は、操舵角センサ151と、表示部153と、記憶部1151と、車輌側制御部1152と、車輌側通信部154とを有する。
操舵角センサ151は、車輌側制御部1152の制御に従って、車輌150の車輪160a、160cの操舵角を検出し、検出結果を車輌側通信部154に出力する。
記憶部1151は、操舵角とセンサ部104のエリアとを対応付けたテーブルを記憶している。なお、センサ部104におけるエリアは図2と同様であるので、その説明を省略する。
車輌側制御部1152は、給電部140と受電部155とが対向する位置まで車輌150を誘導する指示を表示部153から受けた際に、車輪160a、160bの操舵角を検出するように操舵角センサ151を制御する。車輌側制御部1152は、車輪160a、160b、160c、160dにより踏まれたエリアの検出結果が車輌側通信部154から入力した際に、入力した検出結果と、操舵角センサ151から取得した操舵角情報とを用いて、記憶部1151に記憶しているテーブルを参照して、車輪160a、160bの操舵角を変更する必要があるか否かを判定する。具体的には、車輌側制御部1152は、記憶部102に記憶しているテーブルを参照して、操舵角情報が示す操舵角に対応付けられているエリアを選択する。車輌側制御部1152は、選択したエリアが検出結果の示すエリアに含まれているか否かを判定する。車輌側制御部1152は、選択したエリアが検出結果の示すエリアに含まれている場合には、車輪160a、160b、160c、160dの操舵角を変更する必要があることを報知するように表示部153を制御する。車輌側制御部1152は、選択したエリアが検出結果の示すエリアに含まれていない場合には、何も制御を行わない。
車輌側制御部1152は、表示部153から充電開始指示が入力した場合に、車輌側通信部154及び受電部155に対して、充電に伴う各種処理を開始するように制御する。車輌側制御部1152は、表示部153から充電停止指示が入力した場合に、車輌側通信部154及び受電部155に対して、充電停止に伴う各種処理を開始するように制御する。
表示部153は、車輌側制御部1152の制御に従って、車輪160a、160b、160c、160dの操舵角を変更する必要があることを表示する。
車輌側通信部154は、車輌側制御部1152の制御に従って、充電開始信号または充電停止信号を生成し、生成した充電開始信号または充電停止信号を給電側通信部101に送信する。
なお、本実施の形態におけるセンサ部104の構成及び給電部140と受電部155とが対向する位置までの車輌150の誘導方法は、センサ部104の全てのエリアを起動する以外は上記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
<本実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、可動部を設ける必要をなくすることにより、受電部と給電部との位置合わせの案内を簡易な構造により行うことができるとともに、受電部と給電部との位置合わせの際に常に車輌を直進させる必要がないので、受電部と給電部との位置合わせの際の運転者の負担を軽減することができる。
(実施の形態5)
本実施の形態における充電システム及び車輌案内情報提供装置は、センサ部104の代わりにセンサ部1201を有する以外は図1と同一構成であるので、その説明を省略する。また、本実施の形態のセンサ部における起動エリアの設定方法は上記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
<センサ部の構成>
本発明の実施の形態5におけるセンサ部1201の構成について、図12を用いて説明する。図12は、本実施の形態に係る充電システム90の平面図である。
図12に示す充電システム90は、図1〜図5に示す実施の形態1に係る充電システム10に対して、センサ部104の代わりにセンサ部1201を有する。なお、図12において、図1〜図5と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
センサ部1201aは、図12に示すように、平面視四角形状であり、長辺1202aと、短辺1203aと、長辺1204aと、短辺1205aとを有している。センサ部1201aは、第1の方向に延設されているとともに、第1の方向において給電部140よりも突出するように設けられている。
また、センサ部1201bは、図12に示すように、平面視四角形状であり、長辺1202bと、短辺1203bと、長辺1204bと、短辺1205bとを有している。センサ部1201bは、車輌150の直進方向S1において、給電部140よりも突出するように設けられている。
<給電部と受電部とが対向する位置までの車輌の誘導方法>
本発明の実施の形態1における給電部140と受電部155とが対向する位置までの車輌150の誘導方法について、図12を用いて説明する。
図12に示すように、車輌150は、車輪160a及び車輪160bにおける操舵角α°(15≦α<35)で給電部140に接近する場合、受電部155と給電部140との位置を精度よく合わせるためには、車輪160cが破線で示すR5aを経由するとともに、車輪160dが破線で示す軌跡R5bを経由する必要がある。この場合、車輪160cが軌跡R5aから外れるか、または車輪160dが軌跡R5bから外れた際には、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部1201aの起動エリアe9またはセンサ部1201bの起動エリアe10に乗り上げる。そして、給電側制御部103は、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部1201aの起動エリアe9に乗り上げた際に、車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことを検出する。または、給電側制御部103は、車輪160a、160b、160c、160dの少なくとも1つがセンサ部1201bの起動エリアe10に乗り上げた際に、車輪160a、車輪160b、車輪160cまたは車輪160dにより踏まれたことを検出する。
ここで、操舵角αは絶対値を示している。例えば、図12において、中心Mに対して、時計回りの回転を「+」とすると、操舵角αは−15≦α<−35となる。従って、車輌150が、進行方向S1に対して、左側から後退して進入してくる場合、操舵角はマイナス「−」になり、進行方向S1に対して、右側から後退して進入してくる場合、操舵角はプラス「+」になる。
また、車輌150の操舵角αがマイナス「−」の場合は、センサ部1201aを起動させるのは必須であるが、センサ部1201bを起動するのは必須ではない。これより、消費電力を低減することを優先する場合には、センサ部1201bを全面に渡ってOFFとし、早期に走行軌跡R5a、R5bからのズレを検知したい場合には、センサ部1201bの全部または一部をONとすることができる。なお、操舵角αにおけるプラス「+」とマイナス「−」との判別ができない場合には、センサ部1201aとセンサ部1201bとの両方を起動する必要がある。
なお、本実施の形態における上記以外の車輌の誘導方法は上記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
<全ての実施の形態に共通の変形例>
上記実施の形態1〜実施の形態5において、一対のセンサ部の両方で車輪により踏まれたことを検出したが、本発明はこれに限らず、一対のセンサ部のうちの一方のみで車輪により踏まれたことを検出してもよい。
また、上記実施の形態1〜実施の形態5において、表示部により報知したが、本発明はこれに限らず、音声等の表示以外の方法により報知してもよい。
また、上記実施の形態1〜実施の形態5において、車輌の直進方向または直進方向と反対方向において給電部よりも突出するようにセンサ部を設けたが、本発明はこれに限らず、車輌の移動方向と平行な方向であって給電部から離れる一方向において給電部よりも突出するようにセンサ部を設けることができる。
また、上記実施の形態1〜実施の形態5において、前輪の操舵角を検出したが、本発明はこれに限らず、後輪の操舵角を検出してもよい。
また、上記実施の形態1〜実施の形態5において、センサ部の長辺における基準点からの長さをテーブルより選択したが、本発明はこれに限らず、セル番号をテーブルより選択する方法等の任意の方法を用いることができる。
本発明にかかる車輌案内情報提供装置、車輌誘導装置及び車輌誘導システムは、車輌に設けられた受電部に非接触で給電するのに好適である。
10 充電システム
100 車輌案内情報提供装置
101 給電側通信部
102 記憶部
103 給電側制御部
104 センサ部
140 給電部
150 車輌
151 操舵角センサ
152 車輌側制御部
153 表示部
154 車輌側通信部
155 受電部
156 蓄電池
170 車輌誘導装置

Claims (9)

  1. 受電部を有する車輌を前記受電部と給電部とが対向する位置まで案内するための情報を前記車輌に提供する車輌案内情報提供装置であって、
    前記給電部の周囲に設けられるセンサ部と、
    前記センサ部の全部または一部のエリアを起動させ、前記起動させたエリアが前記車輌の車輪により踏まれたことを検出する検出部と、
    前記車輪の操舵角情報を取得するとともに、前記起動させたエリアが前記車輪により踏まれたことを前記検出部により検出した場合に前記車輌に前記検出の結果を通知する給電側通信部と、
    を有し、
    前記検出部は、
    前記給電側通信部により取得した前記操舵角情報が示す操舵角に応じて、前記エリアを起動させる
    車輌案内情報提供装置。
  2. 前記センサ部は、
    前記車輌の移動方向に平行な前記給電部から離れる第1の方向に延設され、
    前記検出部は、
    前記操舵角情報が示す操舵角が所定範囲の角度の場合に、前記第1の方向に向かうに従って前記第1の方向と平行な前記給電部を通る仮想直線に近づくように前記第1の方向に向かって徐々に幅狭となる前記エリアを起動させる
    請求項1記載の車輌案内情報提供装置。
  3. 前記センサ部は、
    前記第1の方向と反対方向である前記給電部から離れる第2の方向に延設され、
    前記検出部は、
    前記操舵角情報が示す操舵角が所定範囲の角度の場合に、前記第2の方向に向かうに従って前記仮想直線に近づくように前記第2の方向に向かって徐々に幅狭となる前記エリアを起動させる
    請求項2記載の車輌案内情報提供装置。
  4. 前記検出部は、
    前記第1の方向に延設される前記センサ部の前記エリアの前記検出における解像度を、前記第2の方向に延設される前記センサ部の前記エリアの前記検出における解像度よりも大きくする
    請求項3記載の車輌案内情報提供装置。
  5. 前記センサ部は、
    前記車輌の移動方向に平行な前記給電部から離れる第1の方向において前記給電部よりも突出する
    請求項1記載の車輌案内情報提供装置。
  6. 前記センサ部は、
    前記車輌の移動方向に平行な前記給電部から離れる第1の方向に延設され、
    前記検出部は、
    前記操舵角情報が示す操舵角が所定範囲の角度の場合に、前記第1の方向に向かうに従って前記第1の方向と平行な前記給電部を通る仮想直線から遠ざかるように前記第1の方向に向かって徐々に幅狭となる前記エリアを起動させる
    請求項1記載の車輌案内情報提供装置。
  7. 請求項1記載の車輌案内情報提供装置から取得した情報を用いて前記給電部と前記受電部とが対向する位置へ前記車輌を誘導する車輌誘導装置であって、
    前記車輪の操舵角を検出する操舵角検出部と、
    前記操舵角検出部により検出した操舵角を示す前記操舵角情報を前記給電装置に送信するとともに、前記給電側通信部から前記検出の結果を受信する受電側通信部と、
    前記受電側通信部により前記検出の結果を受信した際に前記起動させたエリアが前記車輪により踏まれたことを報知する報知部と、
    を有する車輌誘導装置。
  8. 車輌の受電部と給電部とが対向する位置へ前記車輌を誘導する車輌誘導装置であって、
    前記給電部の周囲に設けられるセンサ部の前記車輌の車輪により踏まれたエリアのエリア情報を取得する取得部と、
    前記車輪の操舵角を検出する操舵角検出部と、
    前記操舵角と前記センサ部における有効な前記エリアとを対応付けたテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記テーブルを参照して、前記操舵角検出部により検出した操舵角に対応付けられている前記エリアを選択する制御部と、
    前記取得部により取得した前記エリア情報に前記制御部により選択した前記エリアが含まれている場合に、前記エリアが前記車輪により踏まれたことを報知する報知部と、
    を有する車輌誘導装置。
  9. 車輌誘導装置と車輌案内情報提供装置とを有する車輌誘導システムであって、
    前記車輌案内情報提供装置は、
    給電部の周囲に設けられるセンサ部と、
    前記車輌の車輪により踏まれた前記センサ部のエリアを検出する検出部と、
    前記検出部により検出した前記エリアのエリア情報を送信する送信部と、
    を有し、
    前記車輌誘導装置は、
    前記送信部により送信された前記エリア情報を取得する取得部と、
    前記車輪の操舵角を検出する操舵角検出部と、
    前記操舵角と前記センサ部における有効な前記エリアとを対応付けたテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記テーブルを参照して、前記操舵角検出部により検出した操舵角に対応付けられている前記エリアを選択する制御部と、
    前記取得部により取得した前記エリア情報に前記制御部により選択した前記エリアが含まれている場合に、前記エリアが前記車輪により踏まれたことを報知する報知部と、
    を有する
    車輌誘導システム。
JP2012076693A 2012-03-29 2012-03-29 車輌案内情報提供装置、車輌誘導装置及び車輌誘導システム Pending JP2013207984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012076693A JP2013207984A (ja) 2012-03-29 2012-03-29 車輌案内情報提供装置、車輌誘導装置及び車輌誘導システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012076693A JP2013207984A (ja) 2012-03-29 2012-03-29 車輌案内情報提供装置、車輌誘導装置及び車輌誘導システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013207984A true JP2013207984A (ja) 2013-10-07

Family

ID=49526575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012076693A Pending JP2013207984A (ja) 2012-03-29 2012-03-29 車輌案内情報提供装置、車輌誘導装置及び車輌誘導システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013207984A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105270471A (zh) * 2014-06-11 2016-01-27 大众汽车有限公司 车辆关于能量介质装载装置的定位
WO2019078306A1 (ja) * 2017-10-19 2019-04-25 株式会社Ihi コイル装置
US10340743B2 (en) 2014-10-28 2019-07-02 Ihi Corporation Power transmission device, power transmission method, and wireless power transfer system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105270471A (zh) * 2014-06-11 2016-01-27 大众汽车有限公司 车辆关于能量介质装载装置的定位
CN110979455A (zh) * 2014-06-11 2020-04-10 大众汽车有限公司 车辆关于能量介质装载装置的定位
US10340743B2 (en) 2014-10-28 2019-07-02 Ihi Corporation Power transmission device, power transmission method, and wireless power transfer system
WO2019078306A1 (ja) * 2017-10-19 2019-04-25 株式会社Ihi コイル装置
US11325485B2 (en) 2017-10-19 2022-05-10 Ihi Corporation Coil device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5509883B2 (ja) 車両用無線充電装置
JP4442517B2 (ja) 非接触給電装置及び自律移動装置用給電システム
JP5923724B2 (ja) 車輌案内装置
JP2013207999A (ja) 車輌案内装置、車輌案内情報提供装置及び車輌案内方法
JP6427873B2 (ja) 駐車支援装置及びシステム
US8463536B2 (en) Devices, methods, and programs that provide vehicle guidance for power reception
US20100161217A1 (en) Devices, methods, and programs that provide vehicle guidance for power reception
WO2014199499A1 (ja) 車両給電システム
JP2012157167A (ja) 車載電源装置、路側電源装置、路車間電力伝送システム
JP2014075876A (ja) コイル間相対位置の調整装置と方法
JP2013207984A (ja) 車輌案内情報提供装置、車輌誘導装置及び車輌誘導システム
JP2012210008A (ja) 車載用表示装置
JP5845921B2 (ja) 移動車両給電システム
CN107206909B (zh) 停车辅助装置以及停车辅助方法
JP2015104161A (ja) 非接触送電装置および非接触電力伝送システム
JP5138083B1 (ja) 給電装置
CN115605818A (zh) 通过导线导航机器人割草机的方法
KR20130033210A (ko) 비접촉식 충전기의 코어 위치 제어 장치 및 그 방법
KR20120078593A (ko) 전기자동차의 능동형 집전장치 및 그 제어방법
JP2016211210A (ja) 駐車設備システム
JP6123081B2 (ja) 自動給電システム、自動給電装置および自律移動システム
CN116324337A (zh) 通过航位推算导航机器人割草机
JP2012208599A (ja) 駐車支援装置
JP6354565B2 (ja) 受電装置
JP7026493B2 (ja) 車両

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150225