JP2013207622A - キャリブレーション装置及びキャリブレーション方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラの設置に関するパラメータを容易に取得する。
【解決手段】車両用装置においては、まず、ユーザによりカメラ座標系においてカメラの実際の光軸の方向を調製する操作がなされ、カメラ座標系におけるカメラの実際の光軸の方向を示す第1パラメータが取得される。そして、第1パラメータが、車両1を基準とするワールド座標におけるカメラの実際の方向を示す第2パラメータに変換される。そして、この第2パラメータに基づいて、カメラの設置に関する誤差の調整がなされる。このため、カメラ座標系でパラメータを調整、取得すればよいため、カメラの設置に関するパラメータを容易に取得することができる。
【選択図】図2
【解決手段】車両用装置においては、まず、ユーザによりカメラ座標系においてカメラの実際の光軸の方向を調製する操作がなされ、カメラ座標系におけるカメラの実際の光軸の方向を示す第1パラメータが取得される。そして、第1パラメータが、車両1を基準とするワールド座標におけるカメラの実際の方向を示す第2パラメータに変換される。そして、この第2パラメータに基づいて、カメラの設置に関する誤差の調整がなされる。このため、カメラ座標系でパラメータを調整、取得すればよいため、カメラの設置に関するパラメータを容易に取得することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両に搭載されたカメラの設定に関するパラメータを取得する技術に関する。
従来より、自動車等の車両に搭載したカメラにより車両周辺を撮影し、得られた画像をディスプレイに表示する車両用装置が知られている。このような装置を用いることで、車両の乗員は、車両内から車両周辺の様子を把握することができる。
このようなカメラを車両に設置する際、設置したカメラの光軸と設計上のカメラの光軸との間に、わずかな誤差を生じる場合がある。光軸に誤差が生じると、画像中の被写体の像をディスプレイの適正な位置に表示できず、乗員は車両周辺の様子を正確に把握することができない。
光軸の誤差を解消するため、車両用装置は、カメラを車両に設置後、カメラの設置に関するパラメータを取得するキャリブレーション処理を行っている。このキャリブレーション処理は、カメラで光軸補正用の標識を撮影し、撮影した画像に含まれる標識の位置を指定することで、カメラの光軸の方向を示すパラメータを取得する処理である。
一般に、キャリブレーション処理では、図14に示すように、車両Vを基準とする三次元の座標系であるワールド座標系におけるパラメータが取得される。また、かかる処理においては、光軸AXを中心に図14を拡大した図15に示すように、カメラCの光軸に係る3つの回転角度であるPan角、Tilt角、Roll角を順次回転させることで、標識の位置を指定する。なお、Pan角及びTilt角を順次回転させた結果、Z軸と光軸AXが一致した場合に、Roll角は光軸AXを中心に回転する。
関連する技術を開示した文献として、下記の特許文献1がある。
ところで近年、複数のカメラで得られた画像を用い、仮想視点から見た車両周辺の様子を示す合成画像を生成する技術が普及している。この合成画像の生成では、車両近傍の画像を必要とするため、カメラを車両の比較的下方向へ向けて設置している。カメラを下方向へ向けて設置すると、カメラの光軸AXの俯角が比較的大きくなり、車両の鉛直方向の座標軸Zwとカメラの光軸AXとが接近することとなる。
カメラのPan角の回転範囲は、車両の鉛直方向の座標軸に接近するにつれ小さくなる。ただし、座標軸Zwとカメラの光軸AXとが接近することにより、Pan角の回転範囲が小さくなっても、Tilt角の回転範囲は異なることがない。このため、Pan角とTilt角とを同じ角度だけ回転させた場合であっても、Pan角の回転に基づく光軸AXの座標上の移動距離とTilt角の回転に基づく光軸の座標上の移動距離とに相違が生じることとなる。すなわち、Pan角の回転に基づく移動距離は、Tilt角の回転に基づく移動距離と比較して極端に小さくなる。この場合、ディスプレイに表示される標識の位置を指定する場合の、各回転角度の調整、特にPan角の角度調整の操作が困難となり、パラメータを適切に取得することが難しかった。
本発明は、このような課題に鑑み、カメラの設置に関するパラメータを容易に取得可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、車両に搭載されたカメラの設置に関するパラメータを取得するキャリブレーション装置であって、前記カメラの仮定の光軸を基準とするカメラ座標系において調整された、実際の光軸の方向を示す第1パラメータを取得する取得手段と、前記第1パラメータを、前記車両を基準とするワールド座標系における実際の光軸の方向を示す第2パラメータに変換する変換手段と、を備える。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のキャリブレーション装置において、前記カメラの実際の光軸の方向は、前記ワールド座標系において、水平方向とは異なる。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載のキャリブレーション装置において、前記カメラの実際の光軸の方向は、前記ワールド座標系において、前記水平方向と鉛直方向とでは、前記鉛直方向に近い。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のキャリブレーション装置において、前記ワールド座標系は、前記車両の進行方向を基準とする。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のキャリブレーション装置において、前記カメラ座標系は、前記カメラの設計上の光軸を基準とする。
また、請求項7の発明は、車両に搭載されたカメラの設置に関するパラメータを取得するキャリブレーション方法であって、(a)前記カメラの仮定の光軸を基準とするカメラ座標系において調整された、実際の光軸の方向を示す第1パラメータを取得する工程と、(b)前記第1パラメータを、前記車両を基準とするワールド座標系における実際の光軸の方向を示す第2パラメータに変換する工程と、を備える。
請求項1ないし6の発明によれば、カメラ座標系において調整された第1パラメータを取得し、その第1パラメータをワールド座標系における第2パラメータに変換する。したがって、カメラ座標系でパラメータを調整すればよいため、カメラの設置に関するパラメータを容易に取得することができる。
また、特に請求項2の発明によれば、カメラの光軸がワールド座標系において水平方向より鉛直下方向に向いている場合においても、カメラの設置に関するパラメータを容易に取得することができる。
また、特に請求項3の発明によれば、カメラの実際の光軸の方向が鉛直方向に近い場合においても、カメラの設置に関する設置パラメータを容易に取得することができる。
また、特に請求項4の発明によれば、車両の進行方向を基準とするパラメータを容易に取得することができる。
また、特に請求項5の発明によれば、カメラ座標系がカメラの設計上の光軸を基準とするため、カメラ座標系の第1パラメータをワールド座標系の第2パラメータに容易に変換できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
<1.構成>
図1は、本実施の形態に係るキャリブレーションシステム10の概要を示す図である。
図1は、本実施の形態に係るキャリブレーションシステム10の概要を示す図である。
キャリブレーションシステム10は、車両(本実施の形態では自動車)1に搭載される複数のカメラ2(2F,2R,2L,2B)、キャリブレーション処理を実行する車両用装置3、及び車両1の外部に配置される4つの標識VEを備えている。キャリブレーションシステム10は、車両の生産工場等においてカメラ2が車両1に搭載された際に発生する設置上の誤差(光軸の設計上の位置に対する誤差)を補正するため、カメラの設置に関するパラメータを取得するシステムである。
キャリブレーション処理の実行は、図1に示すように、車両1を所定位置に停車させた状態で行われる。このように車両1が所定位置に停車された状態において、車両1を基準とする三次元直交座標系であるワールド座標系(Xw,Yw,Zw)が設定される。具体的には、車両1の進行方向に沿って座標軸Yw、車両1の左右方向に沿って座標軸Xw、鉛直方向に沿って座標軸Zwがそれぞれ設定される。車両1が停車される床面における平面視で車両1の中央となる位置が、ワールド座標系の原点Owとされる。
また、本実施の形態では、このワールド座標系の他に、カメラを基準とする三次元直交座標系であるカメラ座標系(Xc,Yc,Zc)が用いられる。ワールド座標系とカメラ座標系との立体的関係を図2に示す。カメラ座標系は、設計上の光軸などのカメラの仮定の光軸を基準として設定される。具合的には、カメラの設計上の光軸の方向に沿って座標軸Zcが設定され、この座標軸Zcに直交する平面上に互いに直交する2つの座標軸Xc、Ycが設定される。なお、カメラ座標系の各座標軸はワールド座標系の各座標軸に対して平行とは限らないが、ワールド座標系におけるカメラ座標系の各座標軸の方向は既知とされる。
車両用装置3は、予め取得されているカメラ2の設計上の光軸の方向に基づいてカメラ座標系を設定し、このカメラ座標系におけるカメラ2の実際の光軸の方向を示す第1パラメータを取得する。そして、車両用装置3は、このカメラ座標系における第1パラメータを、ワールド座標系におけるカメラ2の実際の光軸の方向を示す第2パラメータに変換する。この第2パラメータは、カメラ2の設置の誤差を補正するために利用される。なお、これら第1,第2パラメータは、カメラ2の光軸に係る3つの回転角度であるRoll角、Tilt角、及びPan角を含んでいる。
車両用装置3は、キャリブレーション処理で得られたワールド座標系における第2パラメータを利用してカメラ2の設置上の誤差の調整を行いつつ、カメラ2で得られた複数の画像を合成して仮想視点からみた車両1の周辺の様子を示す合成画像を生成する。このように、キャリブレーション処理で得られた第2パラメータを利用することで、車両用装置3は画像の合成を適正に行うことができる。
サイドカメラ2R及び2Lは車両1の左右のサイドミラー内にそれぞれ配置され、フロントカメラ2F及びバックカメラ2Bは車両1の前方及び後方にそれぞれ設置される。サイドカメラ2R及び2Lは、光軸が比較的下方(例えば、光軸の俯角が60°以上)に向くように設置される。すなわち、カメラ2R及び2Lの実際の光軸の方向は、車両1を基準とするワールド座標系において、水平方向とは異なり、さらに水平方向と鉛直方向とでは鉛直方向に近い方向である。これにより、カメラ2R及び2Lにより取得された画像に基づき車両周辺の合成画像を生成すると、合成画像に車両1の近傍の被写体を含む画像を含めることができる。このようにカメラ2R及び2Lの実際の光軸の方向が、鉛直下方向に近くなるよう設置された場合には、ユーザは車両1に近い障害物等を合成画像により判別することが出来る。
標識VEは、図3に示すような鉄板やプラスチック板等による衝立形状であり、主面にはキャリブレーションの基準となる調整用マークCMが形成される。また、標識VEは、車両工場や整備場等のキャリブレーション処理を実行する作業場の床面において、車両1の左前方、右前方、左後方、右後方にそれぞれ配置される。標識VEの寸法は、カメラ2の分解能やキャリブレーション装置が備える画像処理機能の性能、標識の配置位置等に応じ、精度良くキャリブレーションが行えるように適切に定められる。例えば、標識VEが車両1の前方1〜2m、側方1.5m程度に配置される場合には、標識VEは30〜35cm四方、調整用マークCMは20〜25cm四方を利用すればよい。図1に示す例では、2つの標識VEは床上に車両の主軸に対して左右対称に配置される。また、標識VEは、カメラ2の視野範囲内において少なくとも2箇所に配置される。
図4は、複数のカメラ2と車両用装置3との構成を示す図である。カメラ2と車両用装置3とは相互に接続されている。
カメラ2は、フロントカメラ2F、バックカメラ2B、左サイドカメラ2L、及び右サイドカメラ2Rを含み、レンズと撮像素子とをそれぞれ備える。またカメラ2はそれぞれ、車両用装置3とは別に、車両1の適位置に配置され、車両1周辺の異なる方向を撮影し、取得した画像を車両用装置3に送信する。
図5は、カメラ2F,2B,2L,2Rが撮影する方向を示す図である。フロントカメラ2Fは、車両1の前端の左右中央の近傍に設けられ、その光軸2Faは車両1の前方(直進方向)に向けられる。バックカメラ2Bは、車両1の後端の左右中央の近傍に設けられ、その光軸2Baは車両1の後方(直進方向の逆方向)に向けられる。左サイドカメラ2Lは車両1の左側のサイドミラーLに設けられ、その光軸2Laは車両1の左側方(直進方向の直交方向)かつ鉛直下方向に向けられる。また、右サイドカメラ2Rは車両1の右側のサイドミラーRに設けられ、その光軸2Raは車両1の右側方(直進方向の直交方向)かつ鉛直下方向に向けられる。
カメラ2F,2B,2L,2Rのレンズには、魚眼レンズ等の広角レンズが採用され、画角αは180度以上となる。このため、4つのカメラ2F,2B,2L,2Rを利用することで、車両1の全周囲を撮影することが可能となる。
車両用装置3についてさらに説明する。車両用装置3は、ディスプレイ36、操作部35、画像取得部32、画像合成部33、記憶部34、及び制御部31を備える。
ディスプレイ36は、例えば、液晶パネル等を備えた薄型の表示装置であり、各種の情報や画像を表示する。ディスプレイ36は、その画面がユーザから視認可能なように、車両1内のインストルメントパネル等に配置される。
操作部35は、ユーザの操作を受け付ける部材であり、タッチパネル及び操作ボタンを含んで構成される。タッチパネルはディスプレイ36の画面に重ねて設けられる。また、操作ボタンはディスプレイ36の画面の周囲に設けられる。ユーザが操作部35を操作すると、操作内容を示す信号が制御部31に入力される。
画像取得部32は、4つのカメラ2F,2B,2L,2Rでそれぞれ得られた画像を取得する。画像取得部32は、アナログの画像をデジタルの画像に変換する機能や、画像の明るさを調整する機能等基本的な画像処理機能を有する。画像取得部32は、取得した画像に所定の画像処理を行い、処理後の画像を画像合成部33及び制御部31に入力する。
画像合成部33は、例えば、各種の画像処理が可能なハードウェア回路である。画像合成部33は、複数のカメラ2でそれぞれ取得された複数の画像を用い、任意の仮想視点から見た車両1周辺の様子を示す合成画像を生成する。仮想視点から見た合成画像を生成する手法については後述する。
記憶部34は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部34は、設置パラメータ34a、プログラム34b及び設計データ34cなどを記憶している。設置パラメータ34aは、カメラ2F,2B,2L,2Rの実際の光軸の方向を示すデータであり、ワールド座標系におけるPan角、Tilt角、Roll角を含んでいる。この設置パラメータ34aは、上述したワールド座標系におけるカメラ2の実際の光軸の方向を示す第2パラメータに相当する。また、設計データ34cは、各カメラ2の設計上の光軸の方向(仮定の光軸の方向)を示すデータである。プログラム34bは、車両用装置3のファームウェアである。
制御部31は、車両用装置3の全体を統括的に制御するマイクロコンピュータである。制御部31は、CPU、RAM、及びROM等を備える。制御部31の各種機能は、記憶部34に記憶されたプログラム34bに従い、CPUが演算処理を行うことで実現される。図中に示す表示制御部31a、パラメータ取得部31b、座標系変換部31c、及び調整部31dは、CPUがプログラム34bに従い演算処理を行って実現される機能の一部である。
表示制御部31aは、ディスプレイ36の表示に係る各種の制御を行う。表示制御部31aは、例えば、ユーザの指示に従い、仮想視点からみた車両1の周辺の様子を示す合成画像をディスプレイ36に表示させる。
パラメータ取得部31bは、カメラ座標系において調整された、4つのカメラ2のそれぞれの実際の光軸の方向を示す第1パラメータを取得する。
座標系変換部31cは、パラメータ取得部31bにより取得された第1パラメータを、ワールド座標系におけるカメラ2の実際の光軸の方向を示す第2パラメータに変換する。この第2パラメータが、設計データ34cとして記憶部34に記憶される。
<2.合成画像の生成>
次に、画像合成部33が合成画像を生成する手法について説明する。図6は、画像合成部33が合成画像を生成する手法を説明する図である。
次に、画像合成部33が合成画像を生成する手法について説明する。図6は、画像合成部33が合成画像を生成する手法を説明する図である。
車両用装置3のフロントカメラ2F、バックカメラ2B、左サイドカメラ2L、及び、右サイドカメラ2Rのそれぞれで撮影が行われると、車両1の前方、後方、左側方及び右側方をそれぞれ示す4つの画像GF,GB,GL,GRが取得される。これら4つの画像GF,GB,GL,GRには、車両1の全周囲のデータが含まれている。
画像合成部33は、まず、これら4つの画像GF,GB,GL,GRに含まれるデータ(各画素の値)を、仮想的な三次元空間における立体曲面である投影面TSに投影する。投影面TSは、例えば略半球状(お椀形状)をしている。この投影面TSの中心部分(お椀の底部分)は、車両1が存在する位置として定められている。一方、投影面TSの他の部分は、画像GF,GB,GL,GRのいずれかと対応付けられており、画像合成部33は投影面TSのこの部分に画像に含まれるデータを投影する。
画像合成部33は、投影面TSにおいて車両1の前方に相当する領域に、フロントカメラ2Fの画像GFのデータを投影する。また、画像合成部33は、投影面TSにおいて車両1の後方に相当する領域に、バックカメラ2Bの画像GBのデータを投影する。さらに、画像合成部33は、投影面TSにおいて車両1の左側方に相当する領域に左サイドカメラ2Lの画像GLのデータを投影し、投影面TSにおいて車両1の右側方に相当する領域に右サイドカメラ2Rの画像GRのデータを投影する。
4つの画像GF,GB,GL,GRのそれぞれにおいて、投影面TSに投影すべきデータを含む領域は、4つのカメラ2それぞれの設置誤差に応じて変化する。このため、画像合成部33は、記憶部34に記憶された4つのカメラ2それぞれの設置パラメータ34a(Pan角,Tilt角,Roll角)を用いて、画像GF,GB,GL,GRそれぞれの投影面TSに投影する領域を修正する。これにより、画像合成部33は実質的に、カメラ2の設置に関する誤差の調整を行う。
例えば、図7に示すフロントカメラ2Fで取得された画像GFを例に説明する。仮にフロントカメラ2Fに関して設置誤差がない場合は、投影面TSに投影すべきデータを含む領域はデフォルトの領域R1となる。通常はフロントカメラ2Fに関して設置誤差が存在することから、画像合成部33は、フロントカメラ2Fの設置パラメータ34aに基づいて、投影面TSに投影する領域を領域R1から領域R2に修正する。そして、画像合成部33は、この領域R2に含まれるデータを投影面TSに投影することになる。
図6に戻り、このように投影面TSの各部分のデータを決定すると、画像合成部33は、車両1の三次元形状を示すポリゴンのモデルを仮想的に構成する。この車両1のモデルは、投影面TSが設定される三次元空間において、車両1の位置と定められた略半球状の中心部分に配置される。
次に、画像合成部33は、三次元空間に対して仮想視点VPを設定する。画像合成部33は、三次元空間における任意の視点位置に任意の視野方向に向けて仮想視点VPを設定することができる。そして、画像合成部33は、投影面TSのうち、設定した仮想視点VPからみて所定の視野角に含まれる領域を画像として切り出す。また、画像合成部33は、設定した仮想視点VPに応じてポリゴンのモデルに関してレンダリングを行い、その結果となる二次元の車両像90を、切り出した画像に対して重畳する。これにより、画像合成部33は、仮想視点VPからみた車両1及び車両1の周辺の領域を示す合成画像CPを生成する。
例えば図に示すように、視点位置を車両1の直上、視野方向を直下とした仮想視点VPaを設定した場合には、車両1及び車両1の周辺の領域を俯瞰する合成画像CPaが生成される。また、視点位置を車両1の左後方、視野方向を車両1の前方とした仮想視点VPbを設定した場合には、車両1の左後方からその周辺全体を見渡すように、車両1及び車両1の周辺の領域を示す合成画像CPbが生成されることになる。
<3.キャリブレーション処理>
次に、キャリブレーション処理について説明する。以下の説明においては、代表的に、右サイドカメラ2Rに関する設置パラメータ34aを取得するキャリブレーション処理について説明する。図8は、キャリブレーション処理の流れを示す図である。この処理は、図1に示すように標識VEが予め配置された作業場の所定位置に車両1を停車させ、車両用装置3の操作部35にユーザが所定操作を行った場合に、制御部31の制御により実行される。
次に、キャリブレーション処理について説明する。以下の説明においては、代表的に、右サイドカメラ2Rに関する設置パラメータ34aを取得するキャリブレーション処理について説明する。図8は、キャリブレーション処理の流れを示す図である。この処理は、図1に示すように標識VEが予め配置された作業場の所定位置に車両1を停車させ、車両用装置3の操作部35にユーザが所定操作を行った場合に、制御部31の制御により実行される。
まず、カメラ2Rが、標識VEを含む車両1の周辺を撮影する(ステップS11)。これにより、車両1の右側方の画像が取得される。取得された画像には、図9に示すように、車両1の前後に配置された2つの標識VEの像が含まれる。取得された画像は、車両用装置3の画像取得部32を介して制御部31に入力される。カメラ2Rはサイドミラー下部に下方へ向けて設置されているため、取得された画像には車両1のボディー部が映り込む。また、画像の端部には2つの標識VEが映されている。なお、カメラ2Rは、魚眼レンズなどの広角レンズのため、画像に含まれる被写体は全体的に歪が生じている。
次に、パラメータ取得部31bは、カメラ2Rに係るカメラ座標系を設定する。具体的には、パラメータ取得部31bは、記憶部34から設計データ34cを読み出し、カメラ2Rの設計上の光軸の方向を取得する(ステップS12)。このカメラ2Rの設計上の光軸の方向は、カメラの形状、車両1への設置位置や向きを考慮して設計の段階で設定され、予め記憶部34に記憶される。そして、パラメータ取得部31bは、取得したカメラ2Rの設計上の光軸の方向に基づいて、カメラ座標系を設定する。ワールド座標系におけるカメラ2Rの設計上の光軸の方向は既知である。このため、ワールド座標系におけるカメラ座標系の各座標軸の方向は既知とされる。
表示制御部31aは、ステップS11で取得した画像のうち、調整用マークCMを含む2つの標識VEの周辺を各々拡大した画像PCを生成し、各画像PCにカーソルCAを合成して合成画像をディスプレイ36に表示させる(ステップS13)。ステップS13で表示制御部31aにより作成される合成画像は、ユーザが調整用マークCMとカーソルCAとを合致させて、画像中の調整用マークCMの位置を指定するために用いる調整画面となる。図10は、この調整画面DSの一例を示す図である。かかる調整画面DSには、カーソルCAを移動させるためのカーソル移動ボタンDC、及びカーソルCAの移動を完了させた場合にユーザにより操作される完了ボタンCCも併せて表示される。
調整画面DSが表示されると、ユーザは、調整用マークCMの像の位置にカーソルCAを合致させるよう、カーソル移動ボタンDCを操作する(ステップS14)。ユーザによりカーソル移動ボタンDCが1回操作される度に、カメラ座標系におけるカメラ2Rの光軸AXの方向を示す第1パラメータとなるPan角、Tilt角、Roll角が0.5[°]づつ変化する。すなわち、図11に示すようなユーザによるカーソルCAを調整用マークCMに一致させる処理は、図12に示すカメラ座標系にて行われる。
カメラ座標系では、カメラ2Rの設計上の光軸に沿って座標軸Zcが設定され、この座標軸Zcに直交するように座標軸Xc及び座標軸Ycが設定されている。図12を拡大した図13に示すように、座標軸Zcを軸とした回転角度がPan角、座標軸Ycを軸とした回転角度がTilt角、座標軸Xcを軸とした回転角度がRoll角となる。
このようなカメラ座標系においてカメラ2Rの光軸AXの方向の調整(すなわち、第1パラメータの取得)を行うことで、ワールド座標系において光軸の調整を行う場合のように、鉛直方向に沿った座標軸Zwとカメラの光軸AXとが接近することがない。したがって、Pan角の回転範囲がTilt角の回転範囲に比較して極端に小さくなることがない。このため、Pan角とTilt角とを同じ角度だけ回転させた場合に、Pan角の回転に基づく光軸AXの座標上の移動距離と、Tilt角の回転に基づく光軸AXの座標上の移動距離とをほぼ一致させることができる。このため、ディスプレイに表示される調整用マークCMの位置を指定する際の、各回転角度の調整の操作が容易となり、第1パラメータを適切かつ容易に取得することができる。
なお、従来のように、車両1を基準としたワールド座標系において、カーソルCAの移動を行う場合には、ユーザによるカーソル移動ボタンDCの操作によるカーソルCAの移動方向は、カメラ2により撮影された画像中における上下左右と一致しない。このため、ユーザは調整用マークCMの像の位置にカーソルCAを合わすことが困難であった。カメラ2により撮影されてディスプレイに表示される画像は、カメラ座標系における空間の画像だからである。
ユーザが調整用マークCMにカーソルCAを合致させる場合、図10に示すように、調整用マークCMを含む画像近傍を拡大した画像PCがディスプレイ36の画面DSに表示される。また、このディスプレイ36の画面DSには、上下左右の4方向をそれぞれ示す4つのカーソル移動ボタンDCと、完了ボタンCCとが表示される。画像PCのサイズは、例えば縦300×横300ドットである。ユーザは、このようなディスプレイ36の画面を参照し、調整用マークCMにカーソルCAを合わせることになる。例えば、図11に示すように、調整用マークCMとカーソルCAとの位置が合致していない場合は、カーソル移動ボタンDCを操作してカーソルCAを移動させ、調整用マークCMとカーソルCAとの位置が合致するよう操作する。調整用マークCMとカーソルCAとの位置が合致した場合には、ユーザは完了ボタンCCを操作して、操作が終了した旨を制御部31へ送信する。
なお、カーソルCAは四角形の破線で示される。カーソルCAの縦線及び横線の長さは、調整用マークCMの縦線及び横線の長さよりも、やや大きく形成される。例えば、調整用マークCMの像の直径が24ドットとなるように設計した場合であれば、カーソルCAの縦線及び横線の長さは30ドットに設定すればよい。
前述のように、カメラ座標系におけるカメラ2Rの実際の光軸AXの方向を示す第1パラメータは、カメラ座標系でのPan角,Tilt角,Roll角(以下、総称して「ローカル角」という。)を含んでいる。パラメータ取得部31bは、ユーザの操作ごとに、このローカル角の値を加算又は減算する(ステップS15)。ローカル角は、キャリブレーション処理の実行前は0[°]が設定され、ユーザによるカーソル移動ボタンDCの操作回数により、その値が加算又は減算される。すなわち、カーソル移動ボタンDCが1回操作される度に、Pan角,Tilt角,Roll角のいずれかが0.5[°]づつ加算又は減算される。パラメータ取得部31bが、このようにローカル角を調整することで、調整用マークCMとカーソルCAとの相対的な位置が変更される。
次に、制御部31は、ユーザによりディスプレイ36に表示された完了ボタンCCが操作されたか否か判断する(ステップS16)。ユーザがディスプレイ36に表示された完了ボタンCCを操作する場合は、カーソルCAと調整用マークCMが一致したと判断する場合である。一方、ユーザがディスプレイ36に表示された完了ボタンCCを操作していない場合は、カーソルCAと調整用マークCMが一致していない場合であり、ユーザがカーソル移動ボタンDCを再度操作することを意図している場合である。
ユーザにより完了ボタンCCが操作されていない場合(ステップS16でNo)は、処理は、ステップS13に戻り、表示制御部31aがステップ14で移動されたカーソル位置に基づき、合成画像を生成してディスプレイ36に再度表示させる。以下、ユーザにより完了ボタンCCが操作されるまで、ステップS13からステップS15が繰り返し実行される。
そして、最終的に、調整用マークCMとカーソルCAとの位置が合致した場合には、ユーザにより完了ボタンCCが操作される(ステップS16でYes)。パラメータ取得部31bは、この時点でのローカル角を、カメラ座標系におけるカメラ2Rの実際の光軸AXの方向を示す第1パラメータとして取得する。
次に、座標系変換部31cは、パラメータ取得部31bにより取得されたカメラ座標系の第1パラメータを、ワールド座標系におけるカメラ2の実際の光軸の方向を示す第2パラメータに変換する(ステップS17)。ワールド座標系におけるカメラ座標系の各座標軸の方向は既知であるため、このような座標変換の手法は周知の演算手法を採用できる。
例えば、次のような演算手法により座標変換を行うことができる。すなわち、カメラ座標系におけるカメラの実際の光軸の方向(第1パラメータ)をワールド座標系におけるPan角、Tilt角、Roll角の値(第2パラメータ)に変換する際、まず、ワールド座標系(Xw,Yw,Zw)について、ステップS15において加算又は減算されたローカル角に基づき、Zw軸(Pan角)を回転させる(回転後の座標系をXw',Yw',Zw'とする)。次に、回転後の座標系(Xw',Yw',Zw')についてXw'軸(Tilt角)を回転させる(回転後の座標系をXw'',Yw'',Zw''とする)。さらに、回転後の座標系(Xw'',Yw'',Zw'')についてZw''軸(Roll角)を回転させ(回転後の座標系をXw''',Yw''',Zw'''とする)る。第1パラメータのカメラ座標系(Xc,Yc,Zc)が、Xw'''、Yw'''、Zw'''と一致したとき、ワールド座標系におけるカメラの実際の光軸の方向は、回転により変化したPan角、Tilt角、Roll角の値で表すことができる。なお、各軸の回転量は、ステップS15において加算又は減算されたローカル角に基づいて定められる。
次に、制御部31は、ステップS17において変換された第2パラメータを、設置パラメータ34aとして、記憶部34に保存する(ステップS18)。これにより、キャリブレーション処理は終了する。
以上のように、車両用装置3においては、まず、ユーザによりカメラ座標系においてカメラ2の実際の光軸の方向を調整する操作がなされ、カメラ座標系におけるカメラ2の実際の光軸の方向を示す第1パラメータが取得される。そして、第1パラメータが、車両1を基準とするワールド座標におけるカメラ2の実際の方向を示す第2パラメータに変換される。そして、この第2パラメータに基づいて、カメラ2の設置に関する誤差の調整がなされる。このため、カメラ座標系でパラメータを調整、取得すればよいため、カメラの設置に関するパラメータを容易に取得することができる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような変形例について説明する。上記実施の形態及び以下で説明する形態を含む全ての形態は、適宜に組み合わせ可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような変形例について説明する。上記実施の形態及び以下で説明する形態を含む全ての形態は、適宜に組み合わせ可能である。
上記実施の形態では、カメラ座標系は、カメラの設計上の光軸を基準としていたが、カメラの演算上の光軸など他の仮定の光軸を基準に設定されてもよい。例えば、カメラの演算上の光軸は、キャリブレーション処理で取得された画像中に含まれる2つの調整用マークCMをパターンマッチングなどで自動的に認識し、認識された2つの調整用マークCM画像中の位置に基づいて導出することができる。このようなカメラの演算上の光軸のワールド座標系における方向も既知となるため、カメラ座標系の第1パラメータをワールド座標系の第2パラメータに変換することが可能である。
上記実施の形態では、調整用マークCMの像の位置を指定するためのカーソルCAは四角形と説明したが、カーソルCAはこの形状に限定されるものではない。カーソルCAは、四角形の頂点を示す点であってもよいし、四角形の対角線を示す線であってもよい。カーソルCAが調整用マークCMの位置を特定できる形状であれば、ユーザはカーソルCAを調整用マークCMの像の位置に合わせることができるからである。
また、上記実施の形態では、標識VEは板状体であるとしていたが、紙や布等であってもよい。また、調整用マークCMを作業場の床面に形成し、作業場の床面自体が標識VEとして機能してもよい。調整用マークCMの位置が判別できるものであればよい。
また、上記実施の形態では、プログラムに従ったCPUの演算処理によってソフトウェア的に各種の機能が実現されると説明したが、これら機能のうちの一部は電気的なハードウェア回路により実現されてもよい。また逆に、ハードウェア回路によって実現されるとした機能のうちの一部は、ソフトウェア的に実現されてもよい。
1 車両
2 カメラ
3 車両用装置
31 制御部
32 画像取得部
33 画像合成部
34 記憶部
35 操作部
36 ディスプレイ
2 カメラ
3 車両用装置
31 制御部
32 画像取得部
33 画像合成部
34 記憶部
35 操作部
36 ディスプレイ
Claims (6)
- 車両に搭載されたカメラの設置に関するパラメータを取得するキャリブレーション装置であって、
前記カメラの仮定の光軸を基準とするカメラ座標系において調整された、実際の光軸の方向を示す第1パラメータを取得する取得手段と、
前記第1パラメータを、前記車両を基準とするワールド座標系における実際の光軸の方向を示す第2パラメータに変換する変換手段と、
を備えることを特徴とするキャリブレーション装置。 - 請求項1に記載のキャリブレーション装置において、
前記カメラの実際の光軸の方向は、前記ワールド座標系において、水平方向とは異なることを特徴とするキャリブレーション装置。 - 請求項2に記載のキャリブレーション装置において、
前記カメラの実際の光軸の方向は、前記ワールド座標系において、前記水平方向と鉛直方向とでは、前記鉛直方向に近いことを特徴とするキャリブレーション装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のキャリブレーション装置において、
前記ワールド座標系は、前記車両の進行方向を基準とすることを特徴とするキャリブレーション装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載のキャリブレーション装置において、
前記カメラ座標系は、前記カメラの設計上の光軸を基準とすることを特徴とするキャリブレーション装置。 - 車両に搭載されたカメラの設置に関するパラメータを取得するキャリブレーション方法であって、
(a)前記カメラの仮定の光軸を基準とするカメラ座標系において調整された、実際の光軸の方向を示す第1パラメータを取得する工程と、
(b)前記第1パラメータを、前記車両を基準とするワールド座標系における実際の光軸の方向を示す第2パラメータに変換する工程と、
を備えることを特徴とするキャリブレーション方法。
Priority Applications (1)
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JP2012075540A JP2013207622A (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | キャリブレーション装置及びキャリブレーション方法 |
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-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012075540A patent/JP2013207622A/ja active Pending
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