JP2013206429A - 商品販売データ処理装置及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態の商品販売データ処理装置12は、操作パネル63上に配置され、所定の商品単価を一つのキーで入力可能な複数の固定単価入力キー71〜74を備えている。そして、表示制御手段は、各固定単価入力キー71〜74にそれぞれ対応する複数の商品販売個数表示欄AR1〜AR4を、表示画面上で複数の固定単価入力キー71〜74の並びと同並びに配置して表示する。
【選択図】図8
Description
このため、いわゆる100円ショップ等の多数の均一単価商品を扱う店舗においては、繁忙時間帯などには、コードスキャナの読み取りが滞るの防止するため、単価と、商品販売個数と、を手入力して決済処理を行うことが日常的に行われているが、正確な入力がなされているのかを確認するのが困難であった。
そして、表示制御手段は、各固定単価入力キーにそれぞれ対応する複数の商品販売個数表示欄を、表示画面上で複数の固定単価入力キーの並びと同並びに配置して表示する。
図1は、第1実施形態のチェックアウトシステムの平面説明図である。
チェックアウトシステム10は、商品販売データ処理システムとして構成されており、大別すると、決済処理を行うためのPOS端末ユニット11と、このPOS端末ユニット11に図示しない通信ネットワークを介して接続された商品データ入力端末装置12A、12Bと、商品データ入力端末装置12A、12Bにケーブル接続され、商品データ入力端末装置12A、12Bと共働してコードシンボルとしてのバーコードを読み取るバーコードスキャナ13A、13Bと、買い物かご14A、14Bが載置されるU字形状のレジ台16と、を備えている。
以下の説明において、商品データ入力端末装置12A、12Bをそれぞれ区別する必要がない場合には、商品データ入力端末装置12と標記するものとする。同様に、バーコードスキャナ13A、13Bについても、バーコードスキャナ13と標記するものとする。
上記配置において、各レーンに並んだ顧客C1、C2は、買い物かご14A、14Bに自己が入れた商品(群)G1、G2の販売作業の流れの方向である方向LA、LBに沿って進むこととなる。
これにより、例えば、チェッカ店員CK1は、チェックアウトシステム10における商品登録作業に余裕がある場合には、商品(群)G1を構成している商品のそれぞれのバーコードをバーコードスキャナ13Aにより読み取らせ、商品(群)G1を構成している全ての商品の読み取りが完了すると、決済指示を行うとともに、顧客C1の入金額を入力する。また、チェッカ店員CK2も同様の作業を行う。
図4は、バーコードスキャナにケーブル接続されている状態の商品データ入力装置を客用ディスプレイ側から見た場合の外観斜視図である。
また、図5は、商品データ入力装置を操作者用ディスプレイ側から見た場合の外観斜視図である。
商品データ入力端末装置12は、側面視三角形状を有しており、一方の傾斜面に操作者用ディスプレイ61と、操作パネル部63が配置され、他方の傾斜面に客用ディスプレイ62が配置されている。
図6は、商品データ入力端末装置の概要構成ブロック図である。
商品データ入力端末装置12は、商品データ入力端末装置12全体を制御するCPU81と、各種データを一時的に格納し、ワークエリアとして用いられるRAM82と、CPU81の制御プログラムが格納されたROM83と、計時処理などを行うためのタイマ84と、操作パネル部63を構成するキーボード85の制御をCPU81の制御下で行うキーボードコントローラ86と、バーコードスキャナ13の制御をCPU81の制御下で行うスキャナコントローラ87と、操作者用ディスプレイ61の制御をCPU81の制御下で行う第1表示コントローラ88と、客用ディスプレイ62の制御をCPU81の制御下で行う第2表示コントローラ89と、図示しない通信ネットワーク(有線LAN、無線LAN等)を介して通信を行う通信インタフェース(I/F)90と、商品データ入力端末装置12の各部を通信可能に接続するバス91と、を備えている。
図5は、POS端末ユニットの外観斜視図である。
POS端末ユニット11は、その最上部に、タッチパネルが設けられた液晶ディスプレイ等として構成されたタッチパネルディスプレイ21と、サーマルプリンタなどとして構成されるとともに、タッチパネルディスプレイ21の脚部を兼ねたプリンタ22と、ICカード(ICクレジットカード、ICプリペイドカード等)の読み書きを行うためのICカードリーダ/ライタ(ICカードR/W)23と、図1中、左側のレーンでチェックアウトを行う顧客用の各種情報を表示する第1客用ディスプレイ24Aと、クレジットカードの暗証番号を入力する左側のレーンでチェックアウトを行う顧客用の暗証番号ピンパッド25Aと、決済店員CAが左側のレーンでチェックアウトを行う顧客に対する釣銭を置くための釣銭トレイ(コイン皿)26Aと、図1中、右側のレーンでチェックアウトを行う顧客用の各種情報を表示する第2客用ディスプレイ24Bと、クレジットカードの暗証番号を入力する右側のレーンでチェックアウトを行う顧客用の暗証番号ピンパッド25Bと、決済店員CAが右側のレーンでチェックアウトを行う顧客に対する釣銭を置くための釣銭トレイ(コイン皿)26Bと、を備えている。ここで、釣銭トレイ26Aは、第1客用ディスプレイ24A及び暗証番号ピンパッド25Aを載置するための小型テーブル26A1と一体に形成されている。同様に釣銭トレイ26Bは、第2客用ディスプレイ24B及び暗証番号ピンパッド25Bを載置するための小型テーブル26B1と一体に形成されている。
さらに釣銭機ユニットの下方には、貨幣を収納するためのドロワ30や、POS端末ユニット11全体を制御するためのPOS制御部31が設けられている。
ここで、POS端末ユニット11を構成する各部は、ラック32の天板上に載置され、あるいはラック32内に収納されている。
図6は、POS制御部の概要構成ブロック図である。
POS制御部31は、POS制御部31全体を制御するCPU41と、各種データを一時的に格納し、ワークエリアとして用いられるRAM42と、CPU41の制御プログラムが格納されたROM43と、計時処理などを行うためのタイマ44と、商品コードデータベース等の大容量のデータを記憶する外部記憶装置としてハードディスクドライブ装置(HDD)45と、このハードディスクドライブ装置45の制御をCPU41の制御下で行うHDDコントローラ46と、タッチパネルディスプレイ21を構成するタッチパネル49の制御をCPU41の制御下で行うパネルコントローラ48と、タッチパネルディスプレイ21を構成する操作者用ディスプレイ50の制御をCPU41の制御下で行う第1表示コントローラ51と、を備えている。
以下の説明においては、いわゆる100円ショップ等の均一商品単価の商品を多く取り扱う店舗においてチェックアウト処理を行う場合を例として説明する。
まず、チェッカ店員CK1側の処理について説明する。
チェッカ店員CK1は、顧客C1が買い物かご14Aに購入しようとしている商品(群)G1をレジ台16に載置した場合には、レーンが空いているような場合には、商品(群)G1を構成している各商品のバーコードをバーコードスキャナ13により読み取らせることにより、各商品の商品コードを取得する購入商品登録操作を行う(ステップS11)。
具体的には、主として操作パネル部63のテンキー部64及び第1固定数値入力キー71〜第4固定数値入力キー74を用いて入力を行う。
すなわち、単価毎に商品個数をテンキー部64で入力し、第1固定数値入力キー71〜第4固定数値入力キー74で単価を入力することにより、商品登録操作を行う。
続いて商品データ入力端末装置12AのCPU81は、操作者であるチェッカ店員CK1により、商品登録操作の終了を意味する現計キー68の操作である現計確定操作がなされたか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別において、現計確定操作がなされた場合には(ステップS12;Yes)、CPU81は、それまでに入力された購入対象の商品(の単価)及び個数から単価毎の合計金額及び全商品の合計金額を算出し、第1表示コントローラ88を制御して、それらの情報を操作者用ディスプレイ61に表示する。同様にCPU81は、第2表示コントローラ89を制御して単価毎の合計金額及び全商品の合計金額を客用ディスプレイ62に表示する(ステップS13)。
図8は、操作者用ディスプレイの表示状態の説明図である。
図8に示すように、操作者用ディスプレイ61の表示画面には、固定単価入力キーとして機能する第1固定数値入力キー71〜第4固定数値入力キー74にそれぞれ対応する複数の商品販売個数表示欄AR1〜AR4が設けられている。
さらに操作者用ディスプレイ61の表示画面には、商品販売合計する及び合計金額を表示する合計表示欄AR5と、入金金額を表示する入金金額欄AR6と、釣銭額を表示する釣銭金額表示欄AR7と、が設けられている。
これは、別の見方をすれば、第1固定数値入力キー71〜第4固定数値入力キー74は、操作パネル部63上で矩形形状の表示画面のいずれか一つの辺である、図8中、下辺に沿って横並びに配置され、表示制御手段として機能するCPU81及び第1表示コントローラ88は、商品販売個数表示欄AR1〜AR4を操作者用ディスプレイ61の表示画面上で下辺に沿って横並びに配置して表示していることとなる。
このとき、商品販売個数表示欄AR1〜AR4の配置順は固定単価入力キーとして機能する第1固定数値入力キー71〜第4固定数値入力キー74の配置順と、同じとなっているため、確実に操作者は、対応関係を把握できるようになっている。
また、より好ましくは、固定単価入力キーとして機能する第1固定数値入力キー71〜第4固定数値入力キー74は、操作者用ディスプレイ61の表示画面の一辺の長さ内に外形が収まるようにするのがよい。これにより、確実に表示画面上の表示で対応関係を把握することができるからである。
これにより、商品データ入力端末装置12AのCPU81は、通信インタフェース90を制御してPOS端末ユニット11との間の通信処理を行う(ステップS15)。具体的には、ステップS11の購入商品登録操作において、購入商品の商品コードが取得されている場合には、自己を特定する情報ととともに、商品コード及び当該商品コードに対応する商品の購入個数を商品コード単位でPOS端末ユニット11に送信するとともに、入金額をPOS端末ユニット11に送信する。
そして、商品データ入力端末装置12AのCPU81は、図示しない通信ネットワークを介してPOS端末ユニット11から処理受付通知がなされたか否かを判別する(ステップS16)。
ステップS16の判別において、POS端末ユニット11から処理受付通知がなされた場合には(ステップS16;Yes)、当該購入商品登録操作に関する処理は終了したので、次の購入商品登録操作まで待機状態となるべく、処理を終了する。
図9は、POS端末ユニットのPOS制御部の概要処理フローチャートである。
まず、POS制御部31のCPU41は、通信インタフェース57を介して、商品データ入力端末装置12を特定する情報に加えて商品コード及び当該商品コードに対応する商品の購入個数を商品コード単位で受信するとともに、入金額が通知された場合、あるいは、商品データ入力端末装置12を特定する情報に加えて商品単価と、購入商品数と、を対応づけた情報を受信するとともに、入金額が通知された場合には、通信インタフェース57及び図示しない通信ネットワークを介して、当該商品データ入力端末装置12に対して、処理受付通知を送信する(ステップS21)。
ステップS23の判別において、釣銭がない場合には(ステップS23;No)、処理をステップS25に移行する。
ステップS25の判別において、出金コマンドリストに出金コマンドが登録されていない場合には(ステップS25;No)、CPU41は、処理をステップS21に移行して、以下、同様の処理を行う。
次に釣銭機コントローラ53は、受け皿に釣銭の残りがあるか否かを判別する(ステップS27)。ここで、受け皿に釣銭の残りの有無については、光学センサなどにより検出している。
ステップS27の判別において、受け皿に釣銭の残りがない場合には(ステップS27;No)、釣銭機コントローラ53は、出金コマンドを釣銭機ユニット52に実行させ、出金コマンドに対応する金額の釣銭(硬貨及び必要に応じて紙幣)を払い出す(ステップS28)。
そして、CPU41は、釣銭の出金対象の商品データ入力端末装置12を特定し(ステップS31)、第1表示コントローラ51を制御して、タッチパネルディスプレイ21を構成している操作者用ディスプレイ50の当該特定した商品データ入力端末装置12(例えば、商品データ入力端末装置12A)の決済表示画面を他の商品データ入力端末装置12(例えば、商品データ入力端末装置12B)の決済表示画面と比較して強調する表示を行う(ステップS32)。
タッチパネルディスプレイ21の表示画面上には、商品データ入力端末装置12Aに対応する決済表示画面92と、商品データ入力端末装置12Bに対応する決済表示画面93と、が表示されている。
このように本実施形態によれば、釣銭機ユニット52を複数の商品データ入力端末装置12A、12Bで共用している場合でも、釣銭の引き渡し先(払い出し先)を誤ることなく、正確に処理することが可能となる。
また逆に非強調表示を行っている決済表示画面93側を白黒表示し、決済表示画面92をカラー表示のままとすることにより、相対的に強調表示とすることも可能である。
ステップS33の判別において、釣銭機ユニット52の受け皿から釣銭が全て取られていない場合には(ステップS33;No)、CPU41は、待機状態となる。なお、この待機状態において、第1表示コントローラ51を制御して、操作者用ディスプレイ50に釣銭取り出しを促す表示を行うようにしてもよい。
本実施形態の商品販売データ処理装置で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の商品販売データ処理装置の制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
11 POS端末ユニット
12 商品データ入力端末装置
12A〜12D 商品データ入力端末装置(商品販売データ処理装置)
13、13A、13B バーコードスキャナ
16 レジ台
21 タッチパネルディスプレイ
22 プリンタ
27 小銭投入部
28 釣銭払出部(受け皿)
29 紙幣投入・払出部(受け皿)
30 ドロワ
31 POS制御部
32 ラック
61 操作者用ディスプレイ
62 客用ディスプレイ
63 操作パネル部
71 第1固定数値入力キー
72 第2固定数値入力キー
73 第3固定数値入力キー
74 第4固定数値入力キー
75 ファンクションキー部
92 決済表示画面
93 決済表示画面
101 レーン番号表示領域
102 購入点数表示領域
103 購入合計金額表示領域
110 チェックアウトシステム
111 POS端末ユニット
112 レジ台
121〜124 決済表示画面
AR1〜AR4 商品販売個数表示欄
Claims (6)
- 操作パネル上に配置され、所定の商品単価を一つのキーで入力可能な複数の固定単価入力キーと、
前記各固定単価入力キーにそれぞれ対応する複数の商品販売個数表示欄を、表示画面上で複数の前記固定単価入力キーの並びと同並びに配置して表示する表示制御手段と、
を備えた商品販売データ処理装置。 - 複数の前記固定単価入力キーは、前記操作パネル上で矩形形状の前記表示画面のいずれか一つの辺に沿って横並びに配置され、
前記表示制御手段は、複数の商品販売個数表示欄を前記表示画面上で前記辺に沿って横並びに配置して表示する、
請求項1記載の商品販売データ処理装置。 - 前記固定単価入力キーは、前記辺の長さ内に外形が収まるようにされている、
請求項2記載の商品販売データ処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記商品販売個数表示欄の配置順を前記固定単価入力キーの配置順と、同じとした、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の商品販売データ処理装置。 - 前記固定単価入力キーは、一列に配置されている、
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の商品販売データ処理装置。 - 操作パネル上に配置され、所定の商品単価を一つのキーで入力可能な複数の固定単価入力キーを備えた商品販売データ処理装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記記各固定単価入力キーにそれぞれ対応する複数の商品販売個数表示欄を、表示画面上で複数の前記固定単価入力キーの並びと同並びに配置するための表示位置を予め記憶する記憶手段と、
前記記憶手段を参照して、前記複数の商品販売個数表示欄を、表示画面上で複数の前記固定単価入力キーの並びと同並びに配置して表示する表示制御手段と、
して機能させる制御プログラム。
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JP2015153030A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | 東芝テック株式会社 | 金銭授受ユニットおよび商品販売データ処理ユニット |
JP2019057086A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | 株式会社寺岡精工 | 商品販売データ管理装置、商品販売データ管理システム及びプログラム |
Citations (2)
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JP2002352320A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Toru Watanabe | 卓上簡易型合計機 |
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