JP2013206277A - 入退室管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通行許可者が携帯する発信タグからの電波を検出している間は、発信タグを携帯していない非通行許可者が通行しても警報が発報されず、通行許可者が非通行許可者の不正通行に気づかないという課題があった。
【解決手段】入退室管理サーバ1は、通行が制限される特定方向へ通行する通行許可者が携帯する発信タグ2の個数が、通行方向検知センサ11により検知された当該特定方向へ通行する通行人の数よりも少ない場合に、発信タグ2に一次警報を表示させるので、非通行許可者による不正通行のおそれがあることを通行許可者に気づかせることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、施設内において、通行が許可されていない者による不正通行を、通行許可者に対して通知する入退室管理システムに関するものである。
施設内における不正通行を防ぐため、通行が禁じられている出入口を通行する者を光学的に検知し、また、当該出入口を通行することが許可されている通行許可者が携帯する発信タグからの電波を検知する要介護患者出入監視システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような要介護患者出入監視システムでは、通行人の通行が光学的に検知されるとともに、発信タグからの電波についても検知される場合は、通行許可者たる介護者による通行であるとして警報を発しない。一方、通行人の通行が光学的に検知され、発信タグからの電波については検知されない場合は、発信タグを携帯した非通行許可者たる要介護者による通行であると判断し、警報が発される。
特開2008−139982号公報
しかしながら、従来のような要介護患者出入監視システムにおいては、発信タグからの電波を検出している間は、発信タグを携帯していない要介護者が通行しても警報は発報されず、介護者が要介護者の不正通行に気づかない場合があるといった課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、非通行許可者による不正通行のおそれがあることを通行許可者に知らせることができる。
本発明に係る入退室管理システムは、通行が制限された出入口を所定方向に通行する通行人の数を検知する通行人数検知装置と、前記通行人のうち、前記所定方向への通行が許可された通行許可者が携帯する発信タグの有無を検出する発信タグ検出装置と、前記発信タグ検出装置の検出結果に基づき前記所定方向へ通行した前記通行許可者が携帯する前記発信タグの数を算出し、算出した前記発信タグの数が前記通行方向検知装置により検知された前記通行人の数よりも少ない場合には、前記発信タグに第1の警報を発報させるための指示信号を送信する入退室管理サーバとを備えることを特徴とする。
本発明の入退室管理システムにおいては、通行が制限される方向へ通行する通行許可者が携帯する発信タグの個数が、当該制限方向へ通行する全ての通行人の数よりも少ない場合に、通行許可者に対して一次警報を表示させるので、非通行許可者による不正通行のおそれがあることを通行許可者に知らせることができる。
実施の形態1に係る入退室管理システムの構成図。 実施の形態1に係る各装置の出入口付近の設置例を示す図。 実施の形態1に係る送信信号20の構造を示す図。 実施の形態1に係る応答信号24の構造を示す図。 実施の形態1に係る応答通知信号30の構造を示す図。 実施の形態1に係る一次警報指示信号40の構造を示す図。 実施の形態1に係る通行方向通知信号50の構造を示す図。 実施の形態1に係る入退室管理サーバ1の構成図。 実施の形態1に係るRFID送信アンテナ特定手段104の構成図。 実施の形態1に係る動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る一次警報処理を示すフローチャート。 実施の形態2に係る入退室管理システムの構成図。
実施の形態1.
以下図面を用いて本発明の実施の形態1を説明する。図1は実施の形態1に係る入退室管理システムの構成図である。図2は実施の形態1に係る各装置の出入口付近の設置例を示す図である。図3は実施の形態1に係る送信信号20の構造を示す図である。図4は実施の形態1に係る応答信号24の構造を示す図である。図5は実施の形態1に係る応答通知信号30の構造を示す図である。図6は実施の形態1に係る一次警報指示信号40の構造を示す図である。図7は実施の形態1に係る通行方向通知信号50の構造を示す図である。図8は実施の形態1に係る入退室管理サーバ1の構成図である。図9は実施の形態1に係るRFID送信アンテナ特定手段104の構成図である。図10は実施の形態1に係る動作を示すフローチャートである。図11は実施の形態1に係る一次警報処理を示すフローチャートである。
図1に示すように、実施の形態1における入退室管理システムにおいては、入退室管理サーバ1と、RFID(Radio Frequency IDentification)送信アンテナ9と、RFID受信アンテナ10と、通行方向検知センサ(通行人数検知装置)11とが、ネットワーク12を介して接続される。また、施設内において特定の方向への通行が制限された出入口への通行を許可された通行許可者(以下、単にスタッフと表す。)は、発信タグ、例えばRFIDタグ2を携帯する。ここで、通行が制限された特定の方向への通行を、制限方向への通行と定義する。
入退室管理サーバ1は、出入口を通行する人の管理と通過履歴保存を行う。入退室管理サーバ1は、扉の開閉錠を外部機器に指示し、また、通行が許可されていない非通行許可者(以下、単に非スタッフと表す。)が不正通行を行おうとした場合には外部の発報機器に発報指示を行う。入退室管理サーバ1の詳細構成については後述する。
RFID送信アンテナ9は、出入口の入側および出側の両方にそれぞれ設置され、RFIDタグ2を検知するためのRFID検知電波5、または、RFIDタグ2に対して一次警報(第1の警報)を通知するための一次警報通知電波7をRFIDタグ2に出力する。
RFIDタグ2は、一次警報受信通知部3と一次警報解除ボタン4とを有する。RFIDタグ2は、RFID送信アンテナ9からのRFIDタグ検知電波5を受信すると、RFIDタグ検知電波5を受信したことを通知するためのRFID応答電波6を出力する。RFIDタグ2の一次警報受信通知部3は、RFID送信アンテナ9からの一次警報通知電波7を受信すると音、光を発し、または振動する。つまり、一次警報受信通知部3に対し、一次警報を発報させる。そうすることにより、一次警報受信通知部3は、当該RFIDタグ2を携帯する者に対し、一次警報通知電波7を受信したことを通知する。RFIDタグ2を携帯する者が一次警報解除ボタン4を押すと、RFIDタグ2は一次警報の解除を通知するための一次警報解除電波8を出力する。
RFID受信アンテナ(発信タグ検出装置)10は、出入口の入側または出側のいずれかに設置され、RFIDタグ2からのRFIDタグ応答電波6または一次警報解除電波8を受信する。受信アンテナ10は、RFIDタグ応答電波6または一次警報解除電波8を受信すると、後述する応答通知信号30を入退室管理サーバ1に送信する。ここで、一次警報解除電波8を受信した場合の応答通知信号を解除通知信号と定義する。
通行方向検知センサ11は、出入口の入側または出側のいずれかに設置され、出入口を通行する通行人の数と、通行方向とを検知する。通行方向検知センサ11は、例えば複数配置した光学的通行検知センサ等が該当し、通行人の通過を検知した時間差を用いることによって通行人の通行方向がわかる。他には、通行方向検知センサ11は、床下に配置した圧力センサが該当し、通行に伴う圧力の変化により通行方向がわかる。また、通行方向検知センサ11は、センサに限らず、出入口付近に設置された監視カメラであってもよく、その場合、監視カメラによって撮像された画像を解析することによって通行人数及び通行方向を求めることができる。
図2を用いて出入口付近の機器配置例について説明する。図2の例では、出入口のうち、施設内が出側、施設外が入側である。RFIDタグ2を携帯しない非スタッフは、入側から出側方向については単独での通行が許可され、出側から入側方向については単独での通行が許可されていない。つまり、出側から入側方向が制限方向であり、非スタッフは、スタッフの付き添いがある場合にのみ出側から入側方向への通行が可能である。
RFID送信アンテナ9は、出入口の入側及び出側の両方に設置されており、出入口の入側または出側の一方に設置されたものを第1のRFID送信アンテナ9、出入口の入側または出側の他方に設置されたものを第2のRFID送信アンテナ9とする。図2の破線で示される範囲のうち、RFIDタグ検知電波到達範囲13(入側)は、出入口の入側に設置されたRFID送信アンテナ9から送信されるRFIDタグ検知電波5及び一次警報通知電波7の到達範囲である。RFIDタグ2を携帯するスタッフは、RFIDタグ検知電波到達範囲13(入側)に入るとRFIDタグ検知電波5及び一次警報通知電波7が受信可能となる。RFIDタグ検知電波到達範囲13(出側)についても同様である。
RFID受信アンテナ10は、出入口に設置される。図2では図示しないが、所定の範囲においてRFIDタグ2からのRFID応答電波6または一次警報解除電波8を受信する。
通行方向検知センサ11は、出入口の出側に設置されており、出側から入側方向への通行人の通過及び入側から出側方向への通行人の通過を検知する。図2の例では出入口の出側に設置されているが、このような設置例に限らず、例えば入側方向に設置されてもよく、複数台設置されていてもよい。また、通行方向検知センサ11が光学的通行検知センサのような構成の場合、通行路を挟む形で設置されてもよい。
図3乃至図7を用いて信号の構造について説明する。
図3に示す送信信号20は、RFIDタグ検知電波5または一次警報通知電波7に含まれる信号であり、電波種類21、送信元アンテナID22、及び受信対象タグID23を含む構成である。電波種類21は、電波の種類がRFIDタグ検知電波5、一次警報通知電波7、RFIDタグ応答電波6、または一次警報解除電波8であるかを区別するためのフラグである。送信元アンテナID22は、RFID送信アンテナ9がRFIDタグ検知電波5または一次警報通知電波7を送信する際に自アンテナから送信したことを示すために格納するアンテナIDである。受信対象タグID23は、入退室管理サーバ1の指示によりRFID送信アンテナ9が一次警報通知電波7を送信する際に受信対象のタグIDを限定するために格納するタグIDである。
図4に示す応答信号24は、RFIDタグ応答電波6または一次警報解除電波8に含まれる信号であり、電波種類21、送信元アンテナID22、及び応答タグID25を含む構成である。電波種類21及び送信元アンテナID22は上述の通りである。応答タグID25は、RFIDタグ2がRFIDタグ応答電波6または一次警報解除電波8を送信する際に、自タグから送信されたことを示すために格納するタグIDである。
図5に示す応答通知信号30は、RFIDタグ2からRFIDタグ応答電波6または一次警報解除電波8を受信、すなわち応答信号24を受信したRFID受信アンテナ10が、入退室管理サーバ1に対して応答信号を受信したことを通知するための信号であり、信号種類31、送信元アンテナID22、応答タグID25、及び受信アンテナID32とを含む構成である。信号種類31は、入退室管理サーバ1と他機器が通信する信号の種類を示すフラグである。送信元アンテナID22及び応答タグID25は上述の通りである。受信アンテナID32は、応答通知信号を送るRFID受信アンテナ10のアンテナIDである。
図6に示す一次警報指示信号40は、入退室管理サーバ1が、RFIDタグ2に対して一次警報信号を送信するようRFID送信アンテナ9に指示する信号であり、信号種類31、送信元アンテナID22、及び受信対象タグID23とを含む構成である。信号種類31、送信元アンテナID22、受信対象タグID23は上述の通りである。
図7に示す通行方向通知信号50は、通行方向検知センサ11が入退室管理サーバ1に対して検知した通行方向通知を通知するための信号であり、信号種類31、センサID51、通行人数52、及び通行方向リスト53とを含む構成である。信号種類31は上述の通りである。センサID51は,通行方向の検知をおこなった通行方向検知センサ11のセンサIDである。通行人数52は、通行方向検知センサ11が検知した通行人数である。通行方向リスト53は、通行方向検知センサ11が検知した人数分の通行方向のリストである。
次に、図8を用いて入退室管理サーバ1の詳細構成について説明する。
入退室管理サーバ1は、応答通知信号受信手段101と、応答通知信号情報記憶手段102と、通行方向通知信号受信手段103と、RFID送信アンテナ特定手段104と、配置情報記憶手段105と、一次警報指示判定手段106と、発報指示手段107と、一次警報指示手段108と、一次警報解除数算出手段(警報解除数算出手段)109と、発報判定手段110とを備える。
応答通知信号受信手段(解除通知信号受信手段)101は、RFID受信アンテナ10から応答通知信号30を受信する。応答通知信号受信手段101は、受信した応答通知信号30に関する情報を応答通知信号情報記憶手段102に送信する。応答通知信号情報記憶手段102は受信時刻についての情報も併せて記憶する。応答通知信号受信手段101が受信した応答通知信号30が特に解除通知信号であった場合、応答通知信号受信手段101は、解除通知信号に関する情報を一次警報解除数算出手段109に送信する。
通行方向通知信号受信手段103は、通行方向検知センサ11からの通行方向通知信号50を受信し、通行方向通知信号50に関する情報をRFID送信アンテナ特定手段104に送信する。また、通行方向通知信号受信手段103は、当該通行方向通知信号50の送信元の通行方向検知センサ11を特定し、制限方向への通行人の数Npを算出する。
RFID送信アンテナ特定手段104は、RFID受信アンテナ10により検出された発信タグの有無についての検出結果に基づき、制限方向に通行する通行人が携帯するRFIDタグ2の数Nsを算出する。また、RFID送信アンテナ特定手段104は、通行方向通知信号受信手段103から送信された通行方向通知信号50に関する情報を一次警報指示判定手段106に送信する。
RFID送信アンテナ特定手段104は、対応RFID送信アンテナ特定手段1041と、RFIDタグ数算出手段1042とを有する。
対応RFID送信アンテナ特定手段1041は、通行方向通知信号50に関する情報に基づき、検知した通行方向検知センサ11が設置される出入口と同じ出入口に設置される入側及び出側のRFIDタグ送信アンテナ9を特定する。
具体的には、対応RFID送信アンテナ特定手段1041は、RFID送信アンテナ9のID22と通行方向検知センサ11のID51とが予め対応づけて記憶されている配置情報記憶手段105から、通行方向通知信号50に含まれるセンサID51に対応した入側及び出側のRFID送信アンテナ9のID9を得ることによりRFIDタグ送信アンテナ9を特定する。なお、対応RFID送信アンテナ特定手段1041は、対応するRFID送信アンテナ9が存在しない場合は、発報指示手段107に対し、対応RFID送信アンテナ9が存在しない旨を通知する。
RFIDタグ数算出手段1042は、応答通知信号情報記憶手段102を検索することにより、対応RFID送信アンテナ特定手段1041により特定された入側及び出側のRFID送信アンテナ9からのRFIDタグ検知電波5に対するRFIDタグ応答電波6に起因する応答通知信号30のうち、通行方向通知信号50の受信時刻に近い時刻に受信した応答通知信号30を特定する。なお、ここで特定される応答通知信号30には、入側のRFID送信アンテナ9に応じた応答通知信号30と、出側のRFID送信アンテナ9に応じた応答通知信号30とが含まれる。
また、RFIDタグ数算出手段1042は、入側のRFID送信アンテナ9に対応する応答通知信号30の受信時刻と、出側のRFID送信アンテナ9に対応する応答通知信号30の受信時刻とを比較することにより、通行人が入側から出側方向へ通行したか、出側から入側方向へ通行したかを特定する。
例えば通行人が出側から入側へ通行した場合、出側のRFID送信アンテナ9に対応する応答通知信号30の受信時刻が、入側のRFID送信アンテナ9に対応する応答通知信号30の受信時刻よりも前となり、受信時刻の時間差を見ることにより出側から入側方向への通行があったと判断する。このようにしてRFIDタグ数算出手段1042は、出側から入側方向、つまり制限方向へ通行した通行人が携帯するRFIDタグ2の有無を把握し、応答通知信号30の数に基づき、RFIDタグ2の数を把握する。
一次警報指示判定手段106は、RFID送信アンテナ特定手段104から送信された通行方向通知信号50に関する情報に基づいて、制限方向に通行する通行人の数Npを把握する。具体的には、通行方向通知信号50に含まれる通行人数52及び通行方向リスト53を参照することにより制限方向に通行する通行人の数を得る。
また、一次警報指示判定手段106は、制限方向へ通行した通行人の数Npと、制限方向へ通行した通行人が携帯するRFIDタグ2の数Nsとを比較し、NpがNsよりも大きい場合、非通行許可者により通行があるかもしれないと判定し、一次警報指示手段108に対し一次警報を指示するよう通知する。また、一次警報指示判定手段106は、通行人の数Np及びRFIDタグ2の数Nsについての情報を発報判定手段110に送信する。
一次警報指示手段108は、一次警報指示判定手段106からの通知があると、RFID送信アンテナ9に対し、一次警報を発報するよう指示する信号を送信する。
一次警報解除数算出手段109は、応答通知信号受信手段101から解除通知信号に関する情報を受け取り、解除通知の数Ncを算出し、発報判定手段110に解除通知数についての情報を送信する。
発報判定手段(不正通行判定手段)110は、一次警報指示判定手段106から送信された通行人の数Npが、RFIDタグ2の数Nsと解除通知の数Ncとの和よりも大きい場合、制限方向に通行する通行人のうち、スタッフに付き添われていない非スタッフが存在すると判断し、発報指示手段107に発報を指示する。
発報指示手段107は、発報判定手段110からの指示、またはRFID送信アンテナ特定手段104から対応RFID送信アンテナ9が存在しない旨の通知を受けると外部の発報機器に対して警報(第2の警報)を発するよう指示するための信号を送信する。
次に、図1乃至図11を用いて実施の形態1の動作について説明する。
RFIDタグ2を携帯したスタッフ14、非スタッフ15、またはスタッフ14に付き添われた非スタッフ15が出入口を通行すると(ステップS1)、通行方向検知センサ11が通過した人数とそれぞれの通行方向を検知する。
通行方向検知センサ11は、通行方向通知信号50の信号種類31に通行方向通知であることを示すフラグを、センサID51に自センサのIDを、通行人数52に検知した通行人数を、通行方向リスト53に検知した人ごとの通行方向のリストを、それぞれ格納し、入退室管理サーバ1の通行方向通知信号受信手段103に送信する(ステップS2)。
一方、RFID送信アンテナ9は、RFIDタグを検知するためのRFIDタグ検知電波5を定期的に送信している。RFIDタグ検知電波5では、送信信号20において、電波種類21にRFIDタグ検知電波であることを示すフラグを、送信元アンテナID22に自アンテナのアンテナIDを、受信対象タグID23には全てのタグを対象にすることを示す特殊タグIDを、それぞれ格納する。
通行人にスタッフ14が含まれるとした場合、RFIDタグ2を携帯したスタッフ14が出入口に接近しRFIDタグ検知電波到達範囲13に入ると、RFIDタグ2を検知し、RFIDタグ2はRFIDタグ検知電波5を受信する(ステップS3)。図2に示すように、入側のRFID送信アンテナ9と出側のRFID送信アンテナ9はずらして設置されているため、出入口に入側から接近した場合には入側のRFIDタグ検知電波到達範囲13に先に入り、出入口に出側から接近した場合には出側のRFIDタグ検知電波到達範囲13に先に入ることになる。
RFIDタグ検知電波5を受信したRFIDタグ2は、RFIDタグ応答電波6を送信する。RFIDタグ応答電波6では、応答信号24において、電波種類21にRFIDタグ応答電波であることを示すフラグを、送信元アンテナID22に受信したRFIDタグ検知電波5に含まれていた送信信号20中の送信元アンテナID22を、応答タグID25に自タグのタグIDを、それぞれ格納する。
RFIDタグ応答電波6を受信した出入口近傍のRFID受信アンテナ10は、ネットワーク12経由で、応答通知信号30を入退室管理サーバ1の応答通知信号受信手段101に送信する。スタッフ14が出入口に入側から接近した場合には入側のRFID送信アンテナ9に対応する応答通知信号30を送信し、その後出側のRFID送信アンテナ9に対応する応答通知信号30を送信する(ステップS4、S5)。スタッフが出入口に出側から接近した場合には逆になる。
RFIDタグ2から送信される応答電波通知信号30には、信号種類31には応答電波通知であることを示すフラグが、送信元アンテナID22と応答タグID25にはRFIDタグ応答電波6に含まれていた応答信号24中の送信元アンテナIDと応答タグIDが、受信アンテナID32には自アンテナのアンテナIDが、それぞれ格納される。
次に入退室管理サーバ1の処理の流れについて説明する。
通行方向検知センサ11から通行方向通知信号50を受信した入退室管理サーバ1の通行方向通知信号受信手段103は、通行方向通知信号50に含まれる通行方向リスト53から通行が制限される特定方向に通過した人の人数Npを算出する(ステップS6)。また、通行方向通知信号受信手段103は、センサID51から該通行方向検知センサ11のセンサIDを得て、送信元の通行方向検知センサ11の位置を特定する。
次に、予め入退室管理サーバ1の配置情報記憶手段105に登録されている機器の配置データから、該通行方向検知センサ11と同じ出入口に配置されたRFID送信アンテナ9の出側のアンテナIDと入側のアンテナIDを得る。そして、RFID送信アンテナ特定手段104は、該通行方向検知センサ11に対応するRFID送信アンテナ9を特定する(ステップS7)。
次に、RFID送信アンテナ特定手段104は、あらかじめ定められた選択対象時刻の閾値をΔTsとすると、通行方向通知信号50を受信した時刻±ΔTsの間にRFID受信アンテナ10から受信した応答電波通知信号30の中から、出側のアンテナIDまたは入側のアンテナIDが送信元アンテナID22として含まれるものを、応答通知信号情報記憶手段102から全て選択する。
RFID送信アンテナ特定手段104は、該当する応答電波通知信号30が無い場合は(ステップS8−No)、スタッフの通行が無かったと判断する。つまり、RFID送信アンテナ特定手段104は、通行方向検知センサ11で検知された、特定方向へ通行した全ての通行人は非スタッフであると判断し、発報指示手段107から発報指示信号が送信される(ステップS8−1)。
一方、該当する応答電波通知信号30があった場合は(ステップS8−Yes)、RFID送信アンテナ特定手段104は、該応答電波通知信号30の受信時刻と、該応答電波通知信号30に含まれる応答タグID25と、送信元アンテナID22とから、同一の応答タグID25が出側のRFIDタグ検知電波到達範囲13から入側のRFIDタグ検知電波到達範囲13の順に入ったか、入側のRFIDタグ検知電波到達範囲13から出側のRFIDタグ検知電波到達範囲13の順に入ったかを判断する。つまりRFID送信アンテナ特定手段104は、出側のRFIDタグ検知電波到達範囲13から入側のRFIDタグ検知電波到達範囲13の順に入ったと判断した応答タグID25を選択し、選択された該応答タグID25の数(RFIDタグ2の数)Nsを算出する(ステップS9)。
一次警報指示判定手段106は、RFIDタグの数Nsが通行人の数Npよりも小さくない場合(ステップS10−No)、例えばNsとNpとが等しい場合、非スタッフによる通行はなかったと判定し、一次警報指示手段108は発報を行わない(ステップS10−1)。NsがNpよりも大きい場合については、一次警報指示判定手段106は機器の配置やシステム故障が生じていると判定し、入退室管理サーバ1はシステムエラーを発する(ステップS10−1)。
一次警報指示判定手段106は、RFIDタグの数Nsが通行人の数Npよりも小さい場合(ステップS10−Yes)、通行方向通知信号受信手段103が通行方向通知信号50を受信した時刻の前後ΔTsの間に、スタッフ及び非スタッフによる出側から入側方向への通行、つまり制限方向への通行があったものと判定し、一次警報処理(ステップS11)に移行する。
以下、図10を用いて一次警報処理の動作について説明する。
一次警報指示手段108は、スタッフ及び非スタッフが通行した出入口の出側または入側に設置されるRFID送信アンテナ9に対して一次警報指示信号40を送信する(ステップS11−1)。
一次警報指示信号40の信号種類31には一次警報指示を示すフラグが、送信元アンテナID22にはRFID送信アンテナ9のアンテナIDが、受信対象タグID23には該応答タグID25が、それぞれ格納される。複数の応答タグID25が対象である場合は同数の一次警報指示信号40を送信する。
一次警報指示信号40を受信したRFID送信アンテナ9は、一次警報通知電波7を送信する(ステップS11−2)。一次警報通知電波7に含まれる送信信号20には、電波種類21に一次警報通知電波7であることを示すフラグが、送信元アンテナID22に自アンテナのアンテナIDが、受信対象タグID23には該一次警報指示信号40に含まれていた受信対象タグID23が、それぞれ格納される。
一次警報通知電波7を受信したRFIDタグ2は、格納された受信対象タグID23が自タグのタグIDと一致する場合、一次警報受信通知部3を動作させて一次警報を表示し、該RFIDタグ2を携帯するスタッフ14に一次警報通知の受信を知らせる(ステップS11−3)。
一次警報の受信を知ったスタッフは、非スタッフに付き添っている場合には一次警報解除ボタン4を押す。一次警報解除がなされた場合(ステップS11−4−Yes)、RFIDタグ2は一次警報解除電波8を送信する(ステップS11−6)。一次警報解除電波8に含まれる応答信号24では、電波種類21に一次警報解除電波であることを示すフラグが、送信元アンテナID22に該一次警報通知電波7に含まれていた送信元アンテナID22が、応答タグID25に自タグのタグIDが、それぞれ格納される。
一次警報解除電波8を受信したRFID受信アンテナ10は、応答通知信号(解除通知信号)30を入退室管理サーバ1に送信する。該応答通知信号30では、信号種類31に一次警報解除であることを示すフラグが、送信元アンテナID22に該一次警報解除電波8に含まれていた送信元アンテナID22が、応答タグID25に該一次警報解除電波8に含まれていた応答タグID25が、受信アンテナID32に自アンテナのアンテナIDが、それぞれ格納される。応答通知信号30を受信した応答通知信号受信手段101は、応答通知信号30に関する情報を一次警報解除数算出手段109に送信する。一次警報解除数算出手段109は、当該応答通知信号30に関する情報を受け取り、一次警報解除があったとしてカウントする(ステップS11−7)。
一方、一次警報の受信を知ったスタッフのうち、非スタッフに付き添っていない者については、一次警報解除を行わないので(ステップS11−4−No)、一次警報解除数算出手段109により一次警報解除がカウントされない(ステップS11−5)。
一次警報指示手段108が一次警報指示信号40を送信した時刻をTiとし、予め設定された一次警報解除待ち時間閾値をΔTcとすると、一次警報解除数算出手段109は、Ti+ΔTcの時刻まで、一次警報解除を表す応答通知信号30の受信を待つ。所定時間が経過し(ステップS11−8−Yes)、時刻Ti+ΔTcになると、一次警報解除数算出手段109は一次警報解除のカウントを中止し、一次警報解除数Ncを算出する(ステップS11−9)。以上により一次警報処理は終了する。
図9に戻って説明を続ける。
発報判定手段110には、一次警報解除数算出手段109により算出された一次警報解除数Ncと、通行が制限された特定方向への通行人の数Npと、通行が制限された特定方向への通行人が携帯するRFIDタグ2の数Nsとが入力される。
ここでNpがNsとNcの和よりも大きい値ではない場合(ステップS12−No)、例えばNpがNsとNcの和と等しい場合、特定方向へ通行した非スタッフは全てスタッフにより付き添われていると判定し、発報指示手段107は発報を指示しない(ステップS13)。
一方、NpがNsとNcの和よりも大きい場合(ステップS12−Yes)、特定方向へ通行した非スタッフの中に、スタッフに付き添われていない非スタッフがいると判定し、発報指示手段107に対しその旨を通知する。発報判定手段110からの通知を受けた発報指示手段107は、外部の発報機器に対し、発報指示を行い、発報される(ステップS14)。
例えば、特定方向へ通行するスタッフ14が5人、非スタッフ15の数が3人であり、全ての非スタッフ15がスタッフ14に付き添われているとした場合、Npの値は8、Nsの値は5となり、Ncの値は3となるので、NsとNcの和は8となり、Npの値と等しく、発報はされない。非スタッフ15のうち1人がスタッフ14に付き添われていなかった場合、Np及びNsの値はそれぞれ8、5となるが、5人のスタッフ14のうち一次警報解除を行うスタッフ14は2人であるので、NsとNcの和は7となり、Npの値8よりも小さくなるので、発報がなされる。
なお、スタッフ14が複数の非スタッフ15に付き添って通行する場合においては、例えばスタッフ14は、RFIDタグ2の一次警報解除ボタンを複数回操作すればよい。1例として、特定方向へ通行するスタッフ14が2人で、各スタッフ14に非スタッフ15がそれぞれ3人ずつ付き添われているとした場合、Npの値は8、Nsの値は2となる。ここで、各スタッフ14は3人ずつ非スタッフ15に付き添っているので、Ncの値は3×2で6となる。そのため、NsとNcの和は8となり、Npの値と等しくなるので、警報は発報されない。
以上のように、本実施の形態においては、通行が制限された出入口の特定の方向へ通行するスタッフ14が携帯するRFIDタグ2の個数が、当該制限方向へ通行するスタッフ及び非スタッフの全人数よりも少ない場合に、スタッフ14が携帯するRFIDタグ2に一次警報を表示させるので、スタッフ14に対して非スタッフ15による不正通行のおそれがあることを即座に気づかせることができる。
また、非スタッフがスタッフに付き添われて通行するような場合においては、スタッフがRFIDタグ2の一次警報解除ボタンを操作することにより、発報装置による発報が行われないようにすることが可能となる。
また、実際に非スタッフ15による不正通行、すなわち非スタッフ15単独での制限方向への通行があった場合は、スタッフ14による一次警報解除ボタンの操作がなされないので、発報装置による発報を確実に実施することが可能となる。
なお、これまで出入口の特定の方向(出側から入側の方向)について通行が制限されるものとして説明を行ったが、必ずしも出入口の一方向についてのみ通行が制限されなくてもよく、出入口の両方向について通行が制限される場合についても本発明を適用できる。つまり、出側から入側の方向に加え、入側から出側の方向に対しても本発明を適用できる。
実施の形態2.
以下図面を用いて本発明の実施の形態2について説明する。図12は実施の形態2に係る入退室管理システムの構成図である。実施の形態1の入退室管理システムの構成に相当する部分には図1と同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態2の入退室管理システムは、図12に示すように、付き添いスケジュール入力端末(スケジュール入力端末)16がネットワーク12を介して入退室管理サーバ1、RFID送信アンテナ9、RFID受信アンテナ10、及び通行方向検知センサ11と接続されている。
付き添いスケジュール入力端末16は、所定の日時において、スタッフ14が予め非スタッフ15に付き添って制限方向への通行がわかっている場合に、その通行スケジュール情報を入力するものである。具体的には、スタッフ14は自身が携帯するRFIDタグ2のタグIDと、通行する出入口と、通行時間帯を入力する。そして、入退室管理サーバ1は、前もって付き添いスケジュール入力端末16にアクセスし、スタッフ14に入力された情報を保有する。
事前に入力された通行時間帯において、非スタッフ15がスタッフ14に付き添われて、事前に入力された出入口を通行すると、スタッフ14が携帯するRFIDタグ2がRFID送信アンテナ9からのRFIDタグ検知電波5を受信し、RFID応答電波6をRFID受信アンテナ10に送信する。
RFIDタグ応答電波6を受信したRFID受信アンテナ10は、応答通知信号30を入退室管理サーバ1の応答通知信号受信手段101に送信する。
応答通知信号受信手段101は、受信した応答通知信号30の送信元アンテナID22及び応答タグID25を確認する。送信元アンテナID22に基づき、予めスタッフ14に入力された出入口に設置されたRFID送信アンテナ9に起因する応答通知信号30であり、かつ、応答タグID25に基づき、RFIDタグ応答電波6を送信したRFIDタグ2が、予めスタッフ14に入力されたRFIDタグ2であった場合、応答通知信号受信手段101は、一次警報指示手段108に対して一次警報指示信号を送信しないよう制御信号を送信する。また、応答通知信号受信手段101は、一次警報解除数算出手段109に対して、Ncに1を加算するよう指示する信号を送信する。
以上のように、本発明の実施の形態2によれば、予め非スタッフ15がスタッフ14に付き添われて制限方向へ通行することがわかっている場合に、通行スケジュールを付き添いスケジュール入力端末15に入力しておくことにより、一次警報処理を行わないようにすることができる。
そのため、スタッフ14が非スタッフ15に付き添って制限方向を通行した場合に一次警報が表示されず、スタッフ14は一次警報解除を行う必要がなくなるので、スタッフ14の負担を削減できる。
1 入退室管理サーバ、2 RFIDタグ、3 一次警報受信通知部、4 一次警報解除ボタン、5 RFIDタグ検知電波、6 RFIDタグ応答電波、7 一次警報通知電波、8 一次警報解除電波、9 RFID送信アンテナ、10 RFID受信アンテナ、11 通行方向検知センサ、12 ネットワーク、13 RFIDタグ検知電波到達範囲(入側)、14 スタッフ、15 非スタッフ、16 付き添いスケジュール入力端末、20 送信信号、21 電波種類、22 送信元アンテナID、23 受信対象タグID、24 応答信号、25 応答タグID、30 応答通知信号、31 信号種類、32 受信アンテナID、40 一次警報指示信号、50 通行方向通知信号、51 センサID、52 通行人数、53 通行方向リスト、101 応答通知信号受信手段、102 応答通知信号情報記憶手段、103 通行方向通知信号受信手段、104 RFID送信アンテナ特定手段、105 配置情報記憶手段、106 一次警報指示判定手段、107 発報指示手段、108 一次警報指示手段、109 一次警報解除数算出手段、110 発報判定手段

Claims (6)

  1. 通行が制限された出入口を所定方向に通行する通行人の数を検知する通行人数検知装置と、
    前記通行人のうち、前記所定方向への通行が許可された通行許可者が携帯する発信タグの有無を検出する発信タグ検出装置と、
    前記発信タグ検出装置の検出結果に基づき前記所定方向へ通行した前記通行許可者が携帯する前記発信タグの数を算出し、算出した前記発信タグの数が前記通行人数検知装置により検知された前記通行人の数よりも少ない場合には、前記発信タグに第1の警報を発報させるための指示信号を送信する入退室管理サーバとを備えたことを特徴とする入退室管理システム。
  2. 前記発信タグ検出装置は、前記第1の警報が前記通行許可者により解除された場合に、解除されたことを通知するための解除通知信号を送信し、
    前記入退室管理サーバは、
    前記解除通知信号を受信する解除通知信号受信手段と、
    前記解除通知信号に基づき前記第1の警報の解除数を算出する警報解除数算出手段と、
    前記警報解除数算出手段により算出された前記解除数と前記発信タグの数との和が前記通行人数検知装置により検知された前記通行人の数よりも少ない場合に不正通行があったと判定する不正通行判定手段と、
    前記不正通行判定手段により不正通行があったと判定された場合に、外部に設置された警報発報装置に対し第2の警報の発報を指示する発報指示手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。
  3. 前記不正通行判定手段は、前記警報解除数算出手段により算出された前記解除数と前記発信タグの数との和が前記通行人数検知装置により検知された前記通行人の数と等しい場合に不正通行がなかったと判定し、
    前記発報指示手段は、前記不正通行判定手段により不正通行がなかったと判定された場合に、前記警報発報装置に対し前記第2の警報の発報を行わないよう指示することを特徴とする請求項2に記載の入退室管理システム。
  4. 前記出入口の入側または出側の一方に設置され前記発信タグに対しタグを検知するためのタグ検知電波を出力する第1の送信アンテナと、
    前記出入口の入側または出側の他方に設置され前記発信タグに対し前記タグ検知電波を出力する第2の送信アンテナとを備え、
    前記発信タグ検出装置は前記発信タグからの応答電波を受信すると、受信したことを通知する応答通知信号を前記入退室管理サーバに送信し、
    前記入退室管理サーバは、
    前記第1の送信アンテナから出力されたタグ検知電波に対応する前記応答通知信号の受信時刻と前記第2の送信アンテナから出力されたタグ検知電波に対応する前記応答通知信号の受信時刻とに基づき、前記発信タグ検出装置で検出された前記発信タグが、前記所定方向へ通行する前記通行許可者が携帯する前記発信タグであるか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の入退室管理システム。
  5. 前記通行許可者が前記所定方向に通行する時間帯及び前記通行許可者が携帯する前記発信タグについての情報が入力されるスケジュール入力端末を備え、
    前記入退室管理サーバは、前記スケジュール入力端末に入力された前記情報に基づき、前記入力された前記時間帯において前記入力された前記発信タグを携帯する前記通行許可者による通行があった場合に、前記発信タグに前記第1の警報を表示させるための前記指示信号を送信しないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の入退室管理システム。
  6. 前記出入口は特定方向への通行のみ制限され、前記所定方向は前記特定方向であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の入退室管理システム。
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