JP2013206068A - 表示装置、携帯端末、表示方法および表示プログラム - Google Patents

表示装置、携帯端末、表示方法および表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所望のウェブページへ遷移する操作の手間を軽減することができる表示装置を提供する。
【解決手段】ウェブページを表示するための表示部13と、前記ウェブページにおけるリンクが設定されている表示対象の表示位置を示すウェブページ定義情報を取得する情報取得部11と、前記ウェブページ定義情報から、前記表示対象のリンク用表示対象リストを生成するリスト生成部19と、前記表示部13に表示領域を生成し、前記リンク用表示対象リストを当該表示領域に表示させる表示制御部17と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェブページを表示する表示装置、この表示装置を備えた携帯端末およびウェブページを表示する表示方法および表示プログラムに関し、特に、ウェブページを表示するに際して、画面に表示されないウェブページの部分の情報の視認性の改善に関する。
近年、携帯端末においてウェブページを閲覧する機会が増えてきている。携帯端末は、十分な表示領域を持たないことが多いため、ウェブページに記述された文章や画像を表示するために様々な技術が提案されている。
例えば、表示領域の範囲内に文章や画像を収めるために、ウェブページに記述された文章に対して表示領域に収まる文字数ごとに改行を挿入したり、画像の解像度を低く変更したりする技術がある(例えば、特許文献1参照)
特開2003−311006号公報
ニュース記事を集めたポータルサイト等では、記事のタイトルとその記事の冒頭部分の文章の組が多く掲載される。記事のタイトルには、記事の続きの文章が記載されたウェブページへ遷移するためのリンクが設定されている。ユーザは、通常、興味のある記事のみを閲覧しようとするため、まず、このリンクが設定されたタイトルを拾い読みするという行動をとる。
表示領域が限られた状況においては、これらのタイトルのすべてが表示領域に表示されているわけではないため、このようなウェブページを閲覧する際、ユーザは、ウェブページをスクロールする操作をして所望の記事のタイトルを探す必要があり、手間がかかるという問題がある。
特許文献1に開示された技術では、ウェブページに記述された文章や画像を画面から切れないように表示することはできるが、上述した問題を解決することはできない。
そこで、本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、所望のウェブページへ遷移する操作の手間を軽減することができる表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、ウェブページを表示するための表示部と、前記ウェブページにおけるリンクが設定されている表示対象の表示位置を示すウェブページ定義情報を取得する情報取得部と、前記ウェブページ定義情報から、前記表示対象のリンク用表示対象リストを生成するリスト生成部と、前記表示部に表示領域を生成し、前記リンク用表示対象リストを当該表示領域に表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする。
上記構成を備える本発明に係る表示装置によれば、所望のウェブページへ遷移する操作の手間を軽減することができる。
実施の形態に係る携帯電話機の機能構成図である。 表示装置1が表示するウェブページの一例を示す図である。 表示装置1の表示部13における第2表示領域102の一例を示す図である。 表示装置1が表示するウェブページのHTML情報50の一例を示す図である。 表示装置1の表示制御部17がHTML情報50の構文解析の結果生成する表示位置関係情報51の一例を示す図である。 表示装置1のリスト生成部19が生成するリンク用表示対象リスト30の一例を示す図である。 表示装置1の表示処理を示すフローチャートである。 リスト生成部19のリスト生成処理を示すフローチャートである。 表示装置1のリンク用表示対象リスト30の表示条件を説明するための図である。 変形例に係る表示装置において、リンク用表示対象リスト30が表示されている起点ページから他のウェブページへ遷移したときの様子を示す図である。 ページ内リンクを用いた表示処理を説明するための図である。
以下、本発明に係る表示装置の実施の形態としての携帯電話機について図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付する。
≪実施の形態≫
<構成>
まず、携帯電話機1000の構成について図1を参照して説明する。
図1は、実施の形態に係る携帯電話機1000の機能構成図である。
携帯電話機1000は、ウェブページを表示することが可能な携帯電話機であり、図1に示すように、表示装置1および通信部500を備える。
通信部500は、通信ネットワークを介して、図示しないウェブサーバからHTML情報(ウェブページ定義情報)50を受信するものである。通信部500は、アンテナを介して基地局との間で電波の送受信を行う回路であり、受信信号を復調して情報取得部11へ伝達する機能と、情報取得部11から受領した送信信号を変調して送信する機能を有する。
表示装置1は、情報取得部11、入力部12、表示部13、記憶部14および制御演算部20を備える。
情報取得部11は、HTML情報50を取得するものである。ここでは、情報取得部11は、通信部500が受信したHTML情報50を取得する。また、情報取得部11は、取得したHTML情報50を表示制御部17へ渡す。
入力部12は、ユーザが指示を入力するものであり、例えば、静電容量方式のタッチセンサ等である。
表示部13は、制御演算部20または表示制御部17からの指示を受けてウェブページを表示するためのものであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成される。また、表示部13は、前述したように、ウェブブラウザ等のアプリケーション・ソフトウェアにより情報を表示する第1表示領域101および第2表示領域102を有する。
記憶部14は、リンク用表示対象リスト30および語句情報40を記憶するメモリ領域である。
制御演算部20は、表示装置1の各機能部を制御するものであり、表示制御部17、受付部18およびリスト生成部19を備える。なお、制御演算部20は、プロセッサおよびメモリを含んで構成されており、制御演算部20の各機能部は、メモリに記憶されているプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。
表示制御部17は、表示部13におけるウェブページの表示を制御するものである。表示制御部17は、情報取得部11からHTML情報50を受け取り、このHTML情報50の解析を行う。この解析の結果、表示制御部17は、表示位置関係情報51(図5参照)を生成し、表示部13の第1表示領域101(図2参照)にウェブページを表示させる。また、表示制御部17は、リンク用表示対象リスト30を表示および非表示にする条件を保持し、これらの条件を満足するか否かを判断する。表示制御部17は、表示条件を満足する場合は、表示部13に第2表示領域102(図3参照)を生成し、この第2表示領域102にリンク用表示対象リスト30を表示させ、非表示条件を満足する場合は、第2表示領域102を消去する。すなわち、リンク用表示対象リスト30も消去される。
受付部18は、入力部12からユーザの指示を受け付け、表示制御部17へ渡すものである。ユーザの指示は、リンク操作、ウェブブラウザの戻る機能を実行する操作、スクロール操作等である。また、受付部18は、これらの操作を受け付けた旨や、ウェブページを表示する要求であるウェブページ表示要求およびスクロール行数等を表示制御部17に渡す。
リスト生成部19は、表示制御部17がHTML情報50を解析した結果生成する表示位置関係情報51(図5参照)を参照して、リンクが設定されている表示対象を所定のアルゴリズム(詳細は後述)を用いて抽出し、リンク用表示対象リスト30を生成するものである。また、リスト生成部19は、表示位置関係情報51を参照して、抽出したリンクが設定されている表示対象が第1表示領域101に表示されているか否かを判断し、第1表示領域101に表示されるものを除外して、リンク用表示対象リスト30を生成する。
<概要>
図2は、実施の形態に係る携帯電話機(携帯端末)1000が表示するウェブページの一例を示す図である。
図2に示すように、第1表示領域101は、携帯電話機1000のウェブブラウザがウェブページを表示する領域であり、実線で示している。この第1表示領域101は、携帯電話機1000の表示部で表示可能な最大のサイズになるよう予め設定されているものとする。また、第1表示領域101は、400×500ピクセルの大きさで固定されているものとする。
ウェブページA100は、文字情報や画像情報等から構成されるウェブページであり、点線で示している。また、ウェブページA100は、他のウェブページへ遷移するためのリンクを含んでおり、この例では、「ウェブページBへのリンク」100b、「ウェブページCへのリンク」100c、… 、「ウェブページGへのリンク」100gを含んでいる。ウェブページA100は、ウェブページの記述言語であるHTML(HyperText Markup Language)により記述され、400(水平)×1000(垂直)ピクセルの大きさであるものとする。なお、本明細書において、表示対象とは、ウェブページに表示される文字情報や画像情報等をいう。リンクが設定されている表示対象とは、リンク先のURL(Uniform Resource Locator)とリンク先のウェブページへ遷移するための操作機構と表示対象とが対応付けられた表示対象をいう。ユーザは、リンクが設定されている表示対象(以下、単に「リンク」ともいう。)を指でタップする等して、他のウェブページへ遷移する操作(以下、「リンク操作」という。)をすることができる。
図2に示すように、ウェブページA100は、第1表示領域101にすべて表示されるわけではなく、第1表示領域101の範囲内のみ表示される。第1表示領域101の大きさよりも、ウェブページA100の大きさが大きいため、ウェブページをスクロールすることができるようになる。ウェブページA100をスクロールすると、ウェブページA100が第1表示領域101に表示される部分を所定のピクセル分だけ下にずらすことができる。したがって、図2に例示する状態において、第1表示領域101に表示されていない、「ウェブページEへのリンク」100e、「ウェブページFへのリンク」100fおよび「ウェブページGへのリンク」100gを、第1表示領域101に表示させることができる。ウェブページをスクロールする操作(以下、「スクロール操作」という。)は、例えば、スクロールする操作に対応付けられたキーを押下することや、指で画面をフリックすること等により行う。
図3は、実施の形態に係る携帯電話機1000の第2表示領域102の一例を示す図である。
図3に示すように、第2表示領域102は、スクロール操作を行う必要があるというユーザの手間を軽減するためのもので、第1表示領域101に表示されていないリンクを表示する領域である。この第2表示領域102は、この実施の形態では、動的に生成される。例えば、いわゆるウィンドウである。この例では、第1表示領域101に表示されていない「ウェブページEへのリンク」100e、「ウェブページFへのリンク」100fおよび「ウェブページGへのリンク」100gが、第2表示領域102に表示される。これにより、リンクを早く参照したいユーザにとって、スクロール操作を行う手間を軽減することができる。
[HTML情報(ウェブページ定義情報)50]
次に、HTML情報(ウェブページ定義情報)50について説明する。
ウェブページ定義情報とは、ウェブページの構造を定義する情報である。この実施の形態では、ウェブページ定義情報は、例えば、HTML情報50である。
図4は、実施の形態に係る表示装置1が表示するウェブページA100のHTML情報50の一例を示す図である。
HTML情報50は、図4に示すように、HTMLの規則に従って記述されたテキストデータである。<h>要素50aは、見出しを定義するものである。<a>要素50b,50c,50d,50e,50fおよび50gは、リンクを定義するものである。その他、段落を定義する<p>要素、画像を定義する<img>要素等がある。なお、説明の便宜上、HTML情報50は、主要な構造のみを記載している。
[表示位置関係情報51]
次に、表示位置関係情報51について説明する。
図5は、実施の形態に係る表示装置1の表示制御部17がHTML情報50(図4参照)の構文解析の結果生成する表示位置関係情報51の一例を示す図である。
表示制御部17は、HTML情報50の解析を行って、表示位置関係情報51を生成する。
表示位置関係情報51は、ウェブページの構造の要素とその位置情報等を対応させたものであり、ウェブページを表示する際に用いられるものである。表示位置関係情報51の各データは、HTML情報50に含まれており、ウェブページにおける表示対象の表示位置関係を定義している。
表示位置関係情報51は、図5に示すように、要素511と、属性512と、位置情報513と、サイズ情報514と、文字情報515とを対応付けて構成される情報である。
要素511は、ウェブページの構造の要素を識別する情報である。なお、以下、例えば見出しを識別する情報を「見出し」と表記する。属性512は、要素511に付随する情報である。例えば、要素511が「リンク」である行の属性512は、リンク先を示すURLである。位置情報513は、ウェブページA100の左上を原点として水平方向右向きにx軸を、垂直方向下向きにy軸をとった場合の各要素のxy座標を示す情報であり、単位はピクセルである。例えば、要素511が「段落」である行の位置情報513は、「(10,30)」であり、x座標が「10」で、y座標が「30」である。サイズ情報514は、要素が占めるウェブページ上の領域の大きさを示す情報である。なお、要素511が「表示部分」である行のサイズ情報514は、ウェブブラウザがウェブページを表示する領域、つまり、第1表示領域101の大きさを示す情報である。ここでは、第1表示領域101の大きさは、400×500ピクセルで固定されているものとする。また、ウェブページA100の大きさが400×1000ピクセルの大きさであり、第1表示領域101よりも大きいため、ウェブページA100をスクロールすることができるようになる。なお、スクロール操作が行われると、要素511が「表示部分」である行の位置情報513の値が、スクロールされたピクセル分だけ変化する。文字情報515は、ウェブページに表示されるテキストデータである。
リスト生成部19は、この表示位置関係情報51により、リンクが設定されている表示対象が第1表示領域101に表示されているか否かを判断する。例えば、「ウェブページGへのリンク」の位置情報513は、「(10,800)」であり、要素511「表示部分」の位置情報513「(0,0)」およびサイズ情報514「400×500」を考慮すると、「ウェブページGへのリンク」は、第1表示領域101に表示されていないと判断される。なお、ウェブページA100のスクロール操作が行われると、要素511「表示部分」の位置情報513の値は、例えば、「(0,400)」となる。このとき、第1表示領域101は、左上の座標が(0,400)であり、右下の座標が(400,900)であるため、「ウェブページGへのリンク」は、第1表示領域101に表示されていると判断される。同時に、図5に例示する「ウェブページBへのリンク」「ウェブページCへのリンク」は、その位置情報513およびサイズ情報514より、第1表示領域101に表示されていないと判断される。
[リンク用表示対象リスト30]
次に、リンク用表示対象リスト30について説明する。
図6は、実施の形態に係る表示装置1のリスト生成部19が生成するリンク用表示対象リスト30の一例を示す図である。
リンク用表示対象リスト30は、HTML情報50に存在するリンクが設定されている表示対象のうち、第1表示領域101に表示されていないものを集めたものである。リスト生成部19は、表示位置関係情報51(図5参照)を参照し、「ウェブページEへのリンク」、「ウェブページFへのリンク」および「ウェブページGへのリンク」が、第1表示領域101に表示されていないと判断し、これらをそれぞれ「ウェブページEへのリンク」100e、「ウェブページFへのリンク」100fおよび「ウェブページGへのリンク」100gとして、リンク用表示対象リスト30を生成する。このリンク用表示対象リスト30は、記憶部14に記憶される。
[語句情報40]
次に、語句情報40について説明する。
語句情報40は、リンク用表示対象リスト30を生成する際に用いられるものであり、リスト生成部19は、リンクが設定されている表示対象の文字情報の中に、この語句情報40に登録されている語句を含むリンクが設定されている表示対象のみをリンク用表示対象リスト30として生成する。登録されている語句は、リンク用表示対象リスト30として第2表示領域102に表示する価値が高い語句であり、例えば、固有名詞、キーワード等である。これらの語句は、予め外部のサーバに登録されており、携帯電話機1000は、このサーバから新しい情報を取り込んで、語句情報40とし、記憶部14に記憶する。
<動作>
以下、上記構成を備え、上記データを取り扱う表示装置1の動作について、図7(構成は適宜図1)を参照して説明する。
図7は、実施の形態に係る表示装置1の表示処理を示すフローチャートである。
この処理は、受付部18がユーザからの指示により、ウェブページ表示要求を受け付けた時に開始される。
図7のフローチャートに示すように、ステップS11において、情報取得部11は、HTML情報50を取得する。
ステップS12において、表示制御部17は、ウェブページA100を第1表示領域101に表示させる。
ステップS13において、表示制御部17は、ウェブページAが起点ページとして登録されているか否かを判断する。起点ページとは、リンク用表示対象リストを生成する対象であるウェブページである。ユーザは、予め起点ページのURLを登録しておくものとする。
ウェブページAが起点ページとして登録されている場合は(ステップS13・Yes)、ステップS14において、表示制御部17は、リスト表示設定値がONであるか否かを判断する。リスト表示設定値とは、リンク用表示対象リストを表示するリンク用表示対象リスト表示モードを開始するか否かを決定するためのフラグであり、ユーザにより予め設定されている。リスト表示設定値がONである場合は、リンク用表示対象リストを表示するリンク用表示対象リスト表示モードを開始する。リスト表示設定値がOFFである場合は、常にリンク用表示対象リストを表示しない。
リスト表示設定値がONである場合は(ステップS14・Yes)、ステップS15において、制御演算部20は、終了操作を受け付けたか否かを判断する。終了操作とは、ウェブブラウザを終了する操作やウェブページを表示しているウィンドウを閉じる操作をいう。
終了操作を受け付けていない場合は(ステップS15・No)、ステップS16において、表示制御部17は、リンク用表示対象リストの表示条件が満足されているか否かを判断する。ここで、表示条件とは、ユーザにとって第2表示領域102にリンク用表示対象リストが表示されれば有用であるような状況を判断するための条件である。例えば、ユーザが目的のリンクを探しているという状況であるか否かを判断するための条件を設定する。ここでは、表示条件は、起点ページから他のウェブページへ遷移してから30秒の間に、起点ページに2回以上戻ったこととする。このようにすることで、ユーザが起点ページにおける他のリンクを探している状況であると判断する。
表示条件が満足されている場合は(ステップS16・Yes)、ステップS17において、リスト生成部19は、リスト生成処理を行い、リンク用表示対象リスト30を生成する。
ステップS18において、表示制御部17は、第2表示領域102を生成する。
ステップS19において、表示制御部17は、リンク用表示対象リスト30を第2表示領域102に表示する。
ステップS20において、表示制御部17は、起点ページから他のウェブページに遷移したか否かを判断する。
他のウェブページに遷移していない場合は(ステップS20・No)、表示装置1は、ステップS15に戻って処理を続ける。他のウェブページに遷移した場合は(ステップS20・Yes)、ステップS22において、表示制御部17は、ステップS18で生成した第2表示領域102を消去する。すなわち、第2表示領域102に表示されていたリンク用表示対象リスト30も消去される。
一方、ステップS16において、表示条件が満足されていない場合は(ステップS16・No)、ステップS21において、表示制御部17は、非表示条件が満足されているか否かを判断する。ここで、非表示条件とは、第2表示領域102が生成されてリンク用表示対象リストが表示されればユーザにとって問題があるような状況を判断するための条件である。例えば、第1表示領域101の一部を隠すように第2表示領域102が生成されると、第1表示領域101に表示された表示対象をユーザが閲覧するときに問題がある。よって、第1表示領域101に表示された表示対象をユーザが閲覧しているという状況であるか否かを判断するための条件を設定する。ここでは、非表示条件は、リンク用表示対象リスト30を表示してから10秒の間に、他のウェブページへの遷移が1回もされないこととする。このようにすることで、第1表示領域101に表示された表示対象をユーザが閲覧している状況であると判断する。
非表示条件が満足されている場合は(ステップS21・Yes)、ステップS22において、表示制御部17は、第2表示領域102を消去する。すなわち、表示制御部17は、リンク用表示対象リスト30が第2表示領域102に表示されているときは、第2表示領域を消去し、第2表示領域102が生成されていないときは、その状態を維持する。その後、表示装置1は、ステップS15に戻って処理を続ける。
なお、表示条件および非表示条件を満足しない場合は(ステップS16・No→ステップS21・No)、表示装置1は、ステップS15、ステップS16およびステップS21の判断を繰り返し行う。
また、(i)ステップS13において、起点ページとして登録されていない場合(ステップS13・No)、(ii)ステップS14において、リスト表示設定値がONである場合(ステップS14・No)および(iii)ステップS15において、終了操作を受け付けた場合(ステップS15・Yes)は、表示装置1は、表示処理を終了する。
次に、図8を参照して、リスト生成処理について説明する。
図8は、リスト生成部19のリスト生成処理を示すフローチャートである。
ステップS71において、リスト生成部19は、表示位置関係情報51(図5参照)を参照して、要素511が「リンク」である行をすべて抽出する。
ステップS72において、リスト生成部19は、表示位置関係情報51(図5参照)を参照して、抽出した行ごとに、リンクが設定されている表示対象が第1表示領域101に表示されているか否かを判断する。
リンクが設定されている表示対象が第1表示領域101に表示されていない場合は(ステップS72・No)、ステップS73において、リスト生成部19は、リンクが設定されている表示対象をリンク用表示対象リストに入れる。
一方、リンクが設定されている表示対象が第1表示領域101に表示されている場合は(ステップS72・Yes)、リスト生成部19は、当該リンクが設定されている表示対象をリンク用表示対象リストには入れない。
リスト生成部19は、ステップS72の判断を抽出した行ごとに繰り返し行う。
ステップS74において、リスト生成部19は、リンク用表示対象リスト30を記憶部14に記憶させ、リスト生成処理を終了させる。
次に、図9を参照して、ウェブページの遷移とリンク用表示対象リスト30が表示される様子について説明する。
図9は、実施の形態に係る表示装置1のリンク用表示対象リスト30の表示条件を説明するための図である。
まず、第1表示領域101が起点ページであるウェブページAの一部を表示しているとする。「B____ 」は、ウェブページBへのリンクを表している。表示条件は、起点ページから他のウェブページへ遷移してから30秒の間に、起点ページに2回以上戻ったこととする。
ユーザは、ウェブページBへのリンクをタップし(ステップS31)、表示制御部17は、第1表示領域101にウェブページBを表示させるとともに、計時を開始する。次に、ユーザは、ウェブブラウザの戻る機能を実行し(ステップS32)、表示制御部17は、第1表示領域101にウェブページAを表示させるとともに、ステップS31の遷移から起点ページに戻った回数を「1」とする。次に、ユーザは、ウェブページCへのリンクをタップし(ステップS33)、表示制御部17は、第1表示領域101にウェブページCを表示させる。次に、ユーザは、ウェブブラウザの戻る機能を実行し(ステップS34)、表示制御部17は、第1表示領域101にウェブページAを表示させるとともに、ステップS31の遷移から起点ページに戻った回数を「2」とする。このとき、表示制御部17は、ステップS31の遷移から30秒を経過していなければ、第2表示領域102を生成し、ウェブページAから生成したリンク用表示対象リスト30を当該第2表示領域102に表示させる。続いて、ユーザは、リンク用表示対象リスト30に含まれるウェブページFへのリンクをタップし(ステップS35)、表示制御部17は、第1表示領域101にウェブページFを表示させるとともに、第2表示領域102を消去する。ユーザは、ウェブブラウザの戻る機能を実行し(ステップS36)、表示制御部17は、第1表示領域101にウェブページAを表示させるとともに、ステップS33の遷移から30秒を経過していなければ、第2表示領域102を生成し、ウェブページAから生成したリンク用表示対象リスト30を当該第2表示領域102に表示させる。
以上の動作により、ユーザがウェブページを閲覧する際、ウェブページに設定されているリンクが機器に表示されていない場合でも、そのリンク先のウェブページへ遷移する操作の手間を軽減することができる。例えば、タイトルにリンクが設定されたニュース記事を集めたポータルサイト等では、別のニュース記事により早くアクセスすることができる。
また、表示条件または非表示条件を設定することで、第1表示領域101に表示された表示対象をユーザが閲覧するときに、生成された第2表示領域102が第1表示領域101に表示された表示対象を隠してしまうという問題を回避できる。
≪変形例≫
上述の実施の形態では、リンク用表示対象リスト30が表示されている起点ページから他のウェブページへ遷移したときに、第2表示領域102を消去してリンク用表示対象リスト30を非表示にすることを一例として説明したが、以下では、リンク用表示対象リスト30が表示されている起点ページから他のウェブページへ遷移したときにおいても、起点ページのリンク用表示対象リスト30を表示し続けるように替えた一変形例を簡単に説明する。
図10は、変形例に係る表示装置において、リンク用表示対象リストが表示されている起点ページから他のウェブページへ遷移したときの様子を示す図である。
変形例に係る表示装置は、上述の表示装置1の表示制御部17およびリスト生成部19の機能を変更したものである。
リスト生成部19Aは、表示位置関係情報51を参照して、抽出したリンクが設定されている表示対象が第1表示領域101に表示されているか否かにかかわらず、リンク用表示対象リスト31を生成するものである。
表示制御部17Aは、リンク用表示対象リスト31が表示されている起点ページから他のウェブページへ遷移したときにおいても、起点ページのリンク用表示対象リスト31を表示し続けるものである。
図10左図に示すように、リンク用表示対象リスト31には、第1表示領域101に表示されている「ウェブページBへのリンク」、「ウェブページCへのリンク」および「ウェブページDへのリンク」が含まれている。また、表示制御部17Aは、起点ページであるウェブページAからウェブページBへ遷移したときは、ウェブページBを第1表示領域101に表示させるとともに、ウェブページAのリンク用表示対象リスト31を第2表示領域102に表示させる(右図)。
これにより、ユーザは、ウェブページBからウェブブラウザの戻る機能を実行せずとも、ウェブページAに設定されたリンクを参照することができ、ウェブページAに設定されたリンク先のウェブページへより早く遷移することができる。例えば、タイトルにリンクが設定されたニュース記事を集めたポータルサイト等では、別のニュース記事により早くアクセスすることができる。
≪補足≫
以上、本発明に係る表示装置を、実施の形態および変形例に基づいて説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。例えば、以下のように変形することも可能であり、本発明は上述した実施の形態および変形例で示した通りの表示装置に限らない。
(1)実施の形態および変形例では、リンク用表示対象リスト30に含まれるリンクをタップすると、他のウェブページへ遷移するとして説明したが、これらに限るものではない。例えば、リンク用表示対象リスト30に含まれるリンクをタップすると、他のウェブページへ遷移するのではなく、起点ページの当該リンクの表示位置へジャンプするようにしてもよい。
例えば図11に示すように、ユーザが第2表示領域102に表示された「ウェブページEへのリンク」100eをタップすると(左図)、起点ページであるウェブページAの「ウェブページEへのリンク」100eの表示位置へジャンプする(右図)。
これにより、ユーザは、第1表示領域101に表示された「ウェブページEへのリンク」100eの周辺の情報を参照することができ、「ウェブページEへのリンク」100eがどのようなリンクであるかを確認することができる。
(2)実施の形態および変形例では、リンク用表示対象リスト30およびリンク用表示対象リスト31に含まれるリンクは、起点ページに設定されているリンクをすべて抽出するように説明したが、記憶部14に記憶された語句情報40を用いて、この語句情報40に登録された語句を含むリンクのみを抽出するようにしてもよい。また、所定の文字サイズ以上の文字サイズであるリンクのみを抽出するようにしてもよい。
これにより、ユーザにとって重要なリンクのみをリンク用表示対象リストとすることができる。
また、要素内容のすべての文字情報をリンク用表示対象リスト30およびリンク用表示対象リスト31に表示するように説明したが、要素内容のすべての文字情報ではなく、語句情報40に登録された語句を優先して表示するようにしてもよい。例えば、語句情報40に「ウェブページE」が登録されており、「へ」、「の」および「リンク」が登録されていない場合、「ウェブページEへのリンク」100eについては、「ウェブページE」のみをリンク用表示対象リスト30に表示することとしてもよい。また、「ウェブページEへのリンク」100eのうち、文字情報の先頭から所定の文字数を切り出して、例えば、「ウェブページEへの・・」のようにリンク用表示対象リスト30に表示してもよい。
これにより、表示領域が限られた第2表示領域においても、リンクを適切に表示することができる。
あるいは、「ウェブページEへのリンク」100eの周辺の表示対象も同時に抽出し、この表示対象を、「ウェブページEへのリンク」とともに、リンク用表示対象リスト30に表示することとしてもよい。例えば、「ウェブページEへのリンク」100eの1行前の文字情報や、1行後の文字情報等を同時に抽出する。
これにより、ユーザは、「ウェブページEへのリンク」100eの周辺の情報を参照することができ、「ウェブページEへのリンク」100eがどのようなリンクであるかを確認することができる。
(3)実施の形態および変形例では、第2表示領域102は、いわゆるウィンドウであるとして説明したが、第2表示領域102は、ユーザが第1表示領域101に表示されていないリンクを参照するという目的に適う形態であれば、位置や形状は限定されない。例えば、2画面を有するような機器においては、第1画面を第1表示領域101とし、第2画面を第2表示領域102としてもよい。この場合、リンク用表示対象リストを表示しないときは、第2表示領域102には第1表示領域101に表示されるウェブページの続き等を表示すればよい。また、第2表示領域102は、第1表示領域101の空いたスペースに埋め込んだ領域としてもよい。
(4)実施の形態および変形例では、携帯電話機1000が通信機能を持つ通信部500を備えるように説明したが、表示装置1が通信機能を備え、通信ネットワークを介して、HTML情報50を取得することとしてもよい。
(5)実施の形態および変形例では、ユーザが起点ページを予め登録することとして説明したが、ユーザが何度も戻ったウェブページを検出して、当該ウェブページを起点ページと判断し、当該ウェブページからリンク用表示対象リストを生成するようにしてもよい。
(6)実施の形態および変形例では、リンク用表示対象リスト30の表示条件は、起点ページから他のウェブページへ遷移してから30秒の間に、起点ページに2回以上戻ったこととして説明した。この他に例えば、最初にスクロール操作を実行してから5秒の間に、さらに20行分以上スクロール操作が実行されたこととしてもよい。このようにすることでも、ユーザが起点ページにおける他のリンクを探している状況であると判断できる。
なお、ユーザの要求時に随時、リンク用表示対象リストを表示することとしてもよい。
(7)実施の形態および変形例では、ユーザは、リンクを指でタップして、他のウェブページへ遷移する操作をすることができるとして説明したが、リンクをマウスでクリックすることや、リンクに対応付けられたキーを押下すること等して、他のウェブページへ遷移する操作をすることができることとしてもよい。
(8)実施の形態および変形例に係る表示装置1に、上記(1)〜(7)の一部または全部の変形を組み合わせて適用してもよい。
(9)以下、さらに本発明の一実施形態に係る表示装置の構成およびその変形例と各効果について説明する。
(a)本発明の一実施形態に係る表示装置は、ウェブページを表示するための表示部と、前記ウェブページにおけるリンクが設定されている表示対象の表示位置を示すウェブページ定義情報を取得する情報取得部と、前記ウェブページ定義情報から、前記表示対象のリンク用表示対象リストを生成するリスト生成部と、前記表示部に表示領域を生成し、前記リンク用表示対象リストを当該表示領域に表示させる表示制御部と、を備える。
この表示装置は、ウェブページに設定されたリンクを抽出して、まとめて表示するので、ユーザがウェブページを閲覧する際、所望のウェブページへ遷移するまでの操作の手間を軽減することができる。
(b)また、前記リンク用表示対象リストは、リンクが設定されている表示対象であって、前記ウェブページのうち前記表示部に表示されていない部分に設定されている表示対象を集めたものであることとしてもよい。
この表示装置は、第1表示領域に表示されていないリンクを第2表示領域に表示するので、ユーザがウェブページを閲覧する際、所望のウェブページが表示部に表示されていない場合に、所望のウェブページへ遷移するまでの操作の手間を軽減することができる。
(c)また、ウェブページ間を遷移する操作を受け付ける第1の受付部を備え、前記表示制御部は、リンク先のウェブページへ遷移する操作と当該操作の後に再びリンク元のウェブページへ遷移する操作との組を所定の時間内に所定の回数以上前記受付部が受け付けたことを条件として、前記表示領域に前記リンク用表示対象リストを表示させることとしてもよい。
この表示装置は、ユーザが他のウェブページへ遷移し、起点ページに何度も戻っていることを検出して、ユーザが目的のリンクを探しているという状況であると判断したことを条件として第2表示領域を生成してリンク用表示対象リストを表示させるので、リンクを早く参照したいというユーザの要望により適切に応えることができる。また、第1表示領域に表示された表示対象をユーザが閲覧するときに、生成された第2表示領域が第1表示領域に表示された表示対象を隠してしまうという問題を回避できる。
(d)また、ウェブページをスクロールする操作を受け付ける第2の受付部を備え、前記表示制御部は、所定の時間内に所定の行数以上ウェブページをスクロールする操作を前記受付部が受け付けたことを条件として、前記表示領域に前記リンク用表示対象リストを表示させることとしてもよい。
この表示装置は、ユーザが起点ページのスクロール操作を連続して行っていることを検出して、ユーザが目的のリンクを探しているという状況であると判断したことを条件として第2表示領域を生成してリンク用表示対象リストを表示させるので、リンクを早く参照したいというユーザの要望により適切に応えることができる。また、第1表示領域に表示された表示対象をユーザが閲覧するときに、生成された第2表示領域が第1表示領域に表示された表示対象を隠してしまうという問題を回避できる。
(e)また、前記表示制御部は、ウェブページ間を遷移する操作を所定の時間内に所定の回数以下しか前記受付部が受け付けなかったことを条件として、前記表示領域を消去することとしてもよい。
この表示装置は、ユーザが起点ページにおいて所定の時間、他のウェブページへ遷移していないことを検出して、第1表示領域に表示された表示対象をユーザが閲覧しているという状況であると判断したことを条件として第2表示領域を消去するので、第1表示領域に表示された表示対象を閲覧したいというユーザの要望により適切に応えることができる。すなわち、第2表示領域が第1表示領域に重畳して生成されるときは、第2表示領域が消去されることで、第1表示領域を快適に閲覧することができる。
(f)また、ウェブページを表示するための表示部と、前記ウェブページにおけるリンクが設定されている表示対象の表示位置を示すウェブページ定義情報を取得する情報取得部と、前記ウェブページ定義情報からリンクが設定されている表示対象のリンク用表示対象リストを生成するリスト生成部と、前記表示部に表示領域を生成し、前記リンク用表示対象リストを当該表示領域に表示させ、リンク先のウェブページへ遷移する操作を前記受付部が受け付けた場合に、リンク元のウェブページから生成した前記リンク用表示対象リストを前記表示領域に表示させることとしてもよい。
この表示装置は、起点ページのリンク用表示対象リストが表示された場合に、ユーザが他のウェブページへ遷移したときにおいても、起点ページから生成したリンク用表示対象リストがそのまま表示されるので、ユーザは、ウェブブラウザの戻る機能を実行せずとも、起点ページに設定されたリンクを参照することができ、起点ページに設定されたリンク先のウェブページへより早く遷移することができる。
(g)また、所定の語句を記憶する記憶部を備え、前記リスト生成部は、リンクが設定されている表示対象のうち、前記記憶部に記憶された所定の語句を含む表示対象を抽出して前記リンク用表示対象リストを生成することとしてもよい。
この表示装置によれば、ユーザにとって重要なリンクのみをリンク用表示対象リストとするため、ユーザは、効率よく所望のリンクを参照することができる。
(h)また、前記リスト生成部は、リンクが設定されている表示対象のうち、表示文字サイズが所定のサイズ以上の表示対象を抽出して前記リンク用表示対象リストを生成することとしてもよい。
この表示装置によれば、ユーザにとって重要なリンクのみをリンク用表示対象リストとするため、ユーザは、効率よく所望のリンクを参照することができる。
(10)表示制御部17、受付部18およびリスト生成部19は、表示装置1におけるコンピュータを当該機能として機能させる表示プログラムによって、動作する。また、実施の形態および変形例において説明した各機能部は、IC(Integrated Circuit)やLSI(Large Scale Integration)等のハードウェア回路で実現してもよい。
また、表示プログラムは、各種記録媒体または通信路を通じて流通等される。
(11)実施の形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係る表示装置は、所望のウェブページ、すなわち、リンク先のウェブページへ遷移するまでの操作の手間を軽減するものであり、ウェブページの表示を制御する表示装置等に有用である。
1 表示装置
11 情報取得部
12 入力部
13 表示部
14 記憶部
17 表示制御部
18 受付部
19 リスト生成部
30,31 リンク用表示対象リスト
40 語句情報
50 HTML情報(ウェブページ定義情報)
51 表示位置関係情報
101 第1表示領域
102 第2表示領域
1000 携帯電話機(携帯端末)

Claims (11)

  1. ウェブページを表示するための表示部と、
    前記ウェブページにおけるリンクが設定されている表示対象の表示位置を示すウェブページ定義情報を取得する情報取得部と、
    前記ウェブページ定義情報から、前記表示対象のリンク用表示対象リストを生成するリスト生成部と、
    前記表示部に表示領域を生成し、前記リンク用表示対象リストを当該表示領域に表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記リンク用表示対象リストは、リンクが設定されている表示対象であって、前記ウェブページのうち前記表示部に表示されていない部分に設定されている表示対象を集めたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. ウェブページ間を遷移する操作を受け付ける第1の受付部を備え、
    前記表示制御部は、リンク先のウェブページへ遷移する操作と当該操作の後に再びリンク元のウェブページへ遷移する操作との組を所定の時間内に所定の回数以上前記受付部が受け付けたことを条件として、前記表示領域に前記リンク用表示対象リストを表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. ウェブページをスクロールする操作を受け付ける第2の受付部を備え、
    前記表示制御部は、所定の時間内に所定の行数以上ウェブページをスクロールする操作を前記受付部が受け付けたことを条件として、前記表示領域に前記リンク用表示対象リストを表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記表示制御部は、ウェブページ間を遷移する操作を所定の時間内に所定の回数以下しか前記受付部が受け付けなかったことを条件として、前記表示領域を消去する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の表示装置。
  6. ウェブページを表示するための表示部と、
    前記ウェブページにおけるリンクが設定されている表示対象の表示位置を示すウェブページ定義情報を取得する情報取得部と、
    前記ウェブページ定義情報からリンクが設定されている表示対象のリンク用表示対象リストを生成するリスト生成部と、
    前記表示部に表示領域を生成し、前記リンク用表示対象リストを当該表示領域に表示させ、リンク先のウェブページへ遷移する操作を前記受付部が受け付けた場合に、リンク元のウェブページから生成した前記リンク用表示対象リストを前記表示領域に表示させる
    ことを特徴とする表示装置。
  7. 所定の語句を記憶する記憶部を備え、
    前記リスト生成部は、リンクが設定されている表示対象のうち、前記記憶部に記憶された所定の語句を含む表示対象を抽出して前記リンク用表示対象リストを生成する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記リスト生成部は、リンクが設定されている表示対象のうち、表示文字サイズが所定のサイズ以上の表示対象を抽出して前記リンク用表示対象リストを生成する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の表示装置を備える
    ことを特徴とする携帯端末。
  10. 表示部と、情報取得部と、リスト生成部と、表示制御部とを備える表示装置における表示方法であって、
    前記表示装置の表示部が、ウェブページを表示するための表示ステップと、
    前記表示装置の情報取得部が、前記ウェブページにおけるリンクが設定されている表示対象の表示位置を示すウェブページ定義情報を取得する情報取得ステップと、
    前記表示装置のリスト生成部が、前記ウェブページ定義情報から、前記表示対象のリンク用表示対象リストを生成するリスト生成ステップと、
    前記表示装置の表示制御部が、前記表示部に表示領域を生成し、前記リンク用表示対象リストを当該表示領域に表示させる表示制御ステップとを含む
    ことを特徴とする表示方法。
  11. 請求項10に記載した表示方法を前記表示装置におけるコンピュータに実行させるための表示プログラム。
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