JP2013206062A - シミュレーション装置、シミュレーション方法、および、シミュレーションプログラム - Google Patents

シミュレーション装置、シミュレーション方法、および、シミュレーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】センサの検知結果に応じた制御のシミュレーションを実現すること。
【解決手段】制御プログラムにしたがって、仮想空間において機械に対応する仮想機械を動かせるための指令値が計算され(ステップS316,ステップS317)、計算された指令値にしたがった仮想機械の動きが計算され(ステップS318)、計算された仮想機械の動きによって、仮想機械の状態が、機械のセンサの検知条件に対応する仮想検知条件を満たす状態となったか否かが判断され(ステップS319,ステップS112,ステップS113,ステップS121)、満たすと判断された仮想検知条件に応じて、指令値が計算される(ステップS122,ステップS321,ステップS322,ステップS316,ステップS317)。
【選択図】図4

Description

この発明は、シミュレーション装置、シミュレーション方法、および、シミュレーションプログラムに関し、特に、対象物を扱う機械の動きを制御するコントローラにおいて実行される制御プログラムのシミュレーションを実行するのに適したシミュレーション装置、シミュレーション方法、および、シミュレーションプログラムに関する。
従来、制御プログラムにしたがった制御のシミュレーションをするものがあった(たとえば、特許文献1、特許文献2、および、特許文献3)。
特開2003−118981号公報 特開2007−90479号公報 特開2010−108292号公報
しかし、このような従来技術においては、機械の所定の状態を検知するセンサをシミュレーションしていなかったため、センサの検知結果に応じた制御をシミュレーションすることはできなかった。
この発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、その目的の1つは、センサの検知結果に応じた制御のシミュレーションを実現することが可能なシミュレーション装置、シミュレーション方法、および、シミュレーションプログラムを提供することである。
上述の目的を達成するために、この発明のある局面によれば、シミュレーション装置は、機械の動きを制御するコントローラにおいて実行される制御プログラムのシミュレーションを実行する制御部を有する装置である。
制御部は、制御プログラムにしたがって、仮想空間において機械に対応する仮想機械を動かせるための指令値を計算する第1の計算部と、第1の計算部によって計算された指令値にしたがった仮想機械の動きを計算する第2の計算部と、第2の計算部によって計算された仮想機械の動きによって、仮想機械の状態が、機械のセンサの検知条件に対応する仮想検知条件を満たす状態となったか否かを判断する検知部とを含む。第1の計算部は、検知部によって満たすと判断された仮想検知条件に応じて、指令値を計算する。
好ましくは、第1の計算部、第2の計算部、および、検知部は、同一の時間軸にしたがって、それぞれ、指令値、仮想機械の動き、および、仮想検知条件を満たす状態となったか否かを判断する。
好ましくは、制御部は、さらに、シミュレーションを一時停止させる操作を受付ける操作受付部と、操作受付部によって一時停止させる操作が受付けられた場合、シミュレーションを一時停止させる動作制御部とを備える。
さらに好ましくは、制御部は、さらに、操作受付部によって一時停止させる操作が受付けられた場合、仮想機械の状態を示す情報を表示する表示制御部を備える。
この発明の他の局面によれば、シミュレーション方法は、機械の動きを制御するコントローラにおいて実行される制御プログラムのシミュレーションを実行する制御部を有するシミュレーション装置で行なわれる方法である。
シミュレーション方法は、制御部が、制御プログラムにしたがって、仮想空間において機械に対応する仮想機械を動かせるための指令値を計算する第1のステップと、第1のステップで計算された指令値にしたがった仮想機械の動きを計算する第2のステップと、第2のステップで計算された仮想機械の動きによって、仮想機械の状態が、機械のセンサの検知条件に対応する仮想検知条件を満たす状態となったか否かを判断する検知ステップとを含む。第1のステップは、検知ステップで満たすと判断された仮想検知条件に応じて、指令値を計算するステップを含む。
この発明のさらに他の局面によれば、シミュレーションプログラムは、機械の動きを制御するコントローラにおいて実行される制御プログラムのシミュレーションを実行する制御部を有するシミュレーション装置で実行されるプログラムである。
シミュレーションプログラムは、制御プログラムにしたがって、仮想空間において機械に対応する仮想機械を動かせるための指令値を計算する第1のステップと、第1のステップで計算された指令値にしたがった仮想機械の動きを計算する第2のステップと、第2のステップで計算された仮想機械の動きによって、仮想機械の状態が、機械のセンサの検知条件に対応する仮想検知条件を満たす状態となったか否かを判断する検知ステップとを制御部に実行させる。第1のステップは、検知ステップで満たすと判断された仮想検知条件に応じて、指令値を計算するステップを含む。
この発明に従えば、センサの検知結果に応じた制御のシミュレーションを実現することが可能なシミュレーション装置、シミュレーション方法、および、シミュレーションプログラムを提供することができる。
この発明の実施の形態に従う制御システムの構成を説明する図である。 この発明の実施の形態に従うPCのハードウェア構成を説明する図である。 CPUがシミュレーションプログラムを実行することにより実現される機能ブロックを説明する図である。 第1の実施の形態におけるシミュレーションの制御の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態における機械の制御のシミュレーションの状況を示す図である。 第1の実施の形態における機械の制御の一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるセンサの変形例を示す図である。 第1の実施の形態における機械の変形例を示す図である。 第2の実施の形態における機械の例を示す図である。 第2の実施の形態における機械の初期位置を示す図である。 第3の実施の形態における機械の例を示す図である。 第4の実施の形態における機械の例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
[第1の実施の形態]
図1は、この発明の実施の形態に従う制御システムの構成を説明する図である。図1を参照して、この発明の実施の形態に従う制御システムは、サーバ2と、ネットワーク4と、PC(Personal Computer)6と、コントローラ14と、制御対象装置16とから構成されている。
サーバ2は、ネットワーク4を介してPC6と接続されている。PC6は、制御対象装置16を制御するコントローラ14と通信可能に接続されている。
PC6は、この発明の一実施形態におけるシミュレーション装置に相当する。PC6には、シミュレーションプログラムを含むコントローラサポートプログラム8がインストールされており、また、ユーザが作成した制御プログラム10が記憶されている。CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)12は、コントローラサポートプログラム8を格納している。PC6にインストールされているコントローラサポートプログラム8は、このCD−ROM12からインストールされたものである。
コントローラ14は、制御対象装置16の動きを制御する。この発明の実施の形態においては、コントローラ14として一例として、PLC(Programmable Logic Controller)が用いられる。すなわち、このPLCには、いわゆるモーションコントロール機能が備えられている。コントローラ14は、制御対象装置16に対する制御内容を規定する制御プログラム15を記憶している。コントローラ14は、制御周期ごとに制御プログラム15を一巡実行する。ここで、コントローラ14に記憶されている制御プログラム15は、PC6に記憶されている制御プログラム10をコピーしたコピーデータであり、PC6から送信されたものである。
制御対象装置16は、サーボモータ、ステッピングモータなどのモータ18およびモータを駆動するモータドライバ17を含む。
モータ18はモータドライバ17から駆動電流を供給される。モータドライバ17は、制御プログラム15を実行するコントローラ14から制御周期ごとに位置の指令値を与えられ、それに応じた駆動電流をモータ18に供給する。モータ18がサーボモータである場合、モータ18にはエンコーダが備えられており、モータ18の回転位置の実測値がエンコーダによって検出される。モータの回転位置の実測値は、モータドライバ17がフィードバック制御に利用する。
なお、上記においては、CD−ROM12を介して、PC6にシミュレーションプログラムをインストールする場合について説明したが、特にこれに限られず、サーバ2からネットワーク4を介してシミュレーションプログラムをPC6にダウンロードするようにしても良い。制御プログラムについても同様である。
図2は、この発明の実施の形態に従うPC6のハードウェア構成を説明する図である。図2を参照して、この発明の実施の形態に従うPC6は、処理手段であるCPU901と、記憶手段であるROM902、RAM903、およびHDD904と、データ読取部であるCD−ROM駆動装置908と、通信手段である通信IF909と、表示手段であるモニタ907と、入力手段であるキーボード905およびマウス906とを含む。なお、これらの部位は、内部バス910を介して互いに接続される。
HDD904は、典型的には不揮発性の磁気メモリであり、CD−ROM駆動装置908によりCD−ROM12から読取られたシミュレーションプログラムを格納する。また、制御プログラム15も格納している。
CPU901は、HDD904に格納されている、本実施の形態に従うコントローラサポートプログラム8をRAM903などに展開して実行する。
RAM903は、揮発性メモリであり、ワークメモリとして使用される。ROM902は、一般的に、オペレーティングシステム(OS:Operating System)等のプログラムを格納している。
通信IF909は、典型的にはイーサネット(登録商標)およびUSB(Universal Serial Bus)といった汎用的な通信プロトコルをサポートし、ネットワーク4を介してサーバ2との間でデータ通信を提供するとともに、コントローラ14との間でデータ通信を提供する。
モニタ907は、液晶表示装置、CRT(Cathode Ray Tube)、プラズマディスプレイ装置などで構成され、PC6による処理結果などを表示する。キーボード905は、ユーザによるキー入力を受付け、マウス906は、ユーザによるポインティング操作を受付ける。
図3は、CPU901がコントローラサポートプログラム8を実行することにより実現される機能ブロックを説明する図である。図3を参照して、ここでは、ユーザインタフェース部802と、表示データ作成部804と、シミュレーション部806と、制御プログラム記憶部808と、制御プログラム編集部810と、コントローラインタフェース部812とが示されている。
ユーザインタフェース部802は、PC6のモニタ907に表示するウインドウ画面の内容を作成し、また、キーボード905やマウス906によるユーザの操作を受け付ける部位である。
制御プログラム編集部810は、ユーザに制御プログラムの入力および編集を行わせる。制御プログラムを実行するためにコンパイルが必要である場合はコンパイルも行う。作成された制御プログラムは、コントローラインタフェース部812を介してコントローラ14に送られる。また、作成された制御プログラムは、HDD904の所定領域である制御プログラム記憶部808に格納される。また、制御プログラム編集部810は、コントローラインタフェース部812を介してコントローラ14に記憶されている制御プログラム15を読み出して編集することもできる。
シミュレーション部806は、コントローラ14のシミュレータである。シミュレーション部806は、制御プログラム記憶部808に記憶された制御プログラム10に従ってコントローラ14が制御プログラム15を実行する動作をシミュレートし、コントローラ14が制御周期ごとに出力するはずの位置の指令値を算出する。
また、シミュレーション部806は、外部からの信号が到来して制御プログラムの動作に影響を与える状態をシミュレートしたり、制御プログラム15の実行自体によってコントローラ14のメモリの記憶内容などのコントローラ14の内部状態が変化して、その変化が制御プログラム15の動作に影響を与える状態をシミュレートしたりすることができる。
また、シミュレーション部806は、ユーザインタフェース部802を介してシミュレーション実行に関するユーザの指示を受け付ける。すなわち、ユーザインタフェース部802は、シミュレーション部806に対するユーザの指示を受け付ける手段としても働く。
表示データ作成部804は、シミュレーション部806によって作成された実行結果データの時間的な変化を表示するための表示データを作成する。表示データ作成部804は、作成した表示データをユーザインタフェース部802に送ることによりPC6のモニタ907に表示データをグラフや文字の態様や3D表現の態様で表示する。
この実施の形態においては、実空間に対応する仮想的な空間である3D空間には、実空間の機械(たとえば、エアシリンダ)に対応する仮想機械(たとえば、仮想エアシリンダ)が配置される。
図3で示したシミュレーション部806は、3Dシミュレータと、機械制御シミュレータとを実行する。
3Dシミュレータは、データトレースで取得した結果に基づいて3D空間にオブジェクト(この実施の形態においては、仮想機械)を表示する。この実施の形態においては、3Dシミュレータは、仮想機械に設けられた仮想センサ(たとえば、エアシリンダのピストン位置を検出する位置センサ)の検出条件(たとえば、所定のピストン位置にピストンが存在といった条件)が成立したか否かを判断する。仮想センサは、実空間の機械のセンサに対応するものである。
機械制御シミュレータは、3D空間における仮想機械を制御する。具体的には、機械制御シミュレータは、仮想機械への制御の指令値を計算して、その指令値に対する仮想機械の動きを計算する。この実施の形態においては、機械制御シミュレータは、満たした検出条件に応じて、指令値を計算する。
3Dシミュレータおよび機械制御シミュレータの同期を取る手法としては、(1)機械制御シミュレータが計算された機械、ワークの状態を3Dシミュレータに送信し、(2)3Dシミュレータが、受信した機械、ワークを3D空間に表示し、(3)3Dシミュレータが、センサの検出条件が成立したか否かを判断し、検出条件が成立した場合は、その旨の情報を機械制御シミュレータに送信し、(4)機械制御シミュレータが、受信した情報に基づき、仮想機械を制御するといった連携を取ることによって同期を取る手法がある。
図4は、第1の実施の形態におけるシミュレーションの制御の流れを示すフローチャートである。図4を参照して、シミュレーション部806は、機械制御シミュレータを実行することによって、ステップS311で、ワークの初期位置を設定する。
次に、シミュレーション部806は、機械制御シミュレータを実行することによって、ステップS312で、制御プログラム15の実行を開始することによって、仮想機械の制御を開始する。
ステップS313では、シミュレーションを一時停止する操作がユーザインタフェース部802から受付けられたか否かを判断する。受付けられていないと判断した場合(ステップS313でNOと判断した場合)、シミュレーション部806は、実行する処理をステップS316の処理に進める。
一方、一時停止する操作が受付けられたと判断した場合(ステップS313でYESと判断した場合)、シミュレーション部806は、ステップS314で、シミュレーションを一時停止させて、機械の状態を表現するための変数などのトレース結果などをPC6のモニタ907に表示するための情報をユーザインタフェース部802に受け渡す。
そして、一時停止を解除する操作がユーザインタフェース部802から受付けられたか否かを判断する。受付けられていないと判断した場合(ステップS315でNOと判断した場合)、シミュレーション部806は、ステップS315の処理を繰返す。
一方、一時停止を解除する操作が受付けられたと判断した場合(ステップS315でYESと判断した場合)、ステップS316で、シミュレーション部806は、後述するステップS322で変更されるセンサの状態に基づき、シーケンス制御を実行する。ステップS317では、シミュレーション部806は、センサの状態に基づいて、モーション制御を実行する。
そして、シミュレーション部806は、ステップS318で、モーション制御の結果としての機械およびワークの状態を計算し、ステップS319で、計算した機械およびワークの状態を、3Dシミュレータに送信する。
次いで、シミュレーション部806は、3Dシミュレータを実行することによって、ステップS112で、機械制御シミュレータから送信された機械およびワークの状態を受信し、ステップS113で、受信した状態の機械およびワークを、モニタ907の3D空間に表示させるために、必要な実行結果データが表示データ作成部804に受け渡される。
次に、シミュレーション部806は、ステップS121で、センサの検知を変更する条件が成立したか否かを判断する。たとえば、エアシリンダの場合、ピストンの位置を検知するセンサについて、ピストンの位置が、センサの検知位置に存在するようになったことで、センサの検知をオン状態に変更する条件が成立したと判断する。また、ピストンの位置が、センサの検知位置に存在しなくなったことで、センサの検知をオフ状態に変更する条件が成立したと判断する。
このように、3Dシミュレータによって機械の部分の位置を特定することができるので、センサの検知を変更する条件が成立したか否かを判断することができる。
センサ検知変更条件が成立したと判断した場合(ステップS121でYESと判断した場合)、シミュレーション部806は、ステップS122で、センサ検知変更となったセンサの識別情報およびどのように変更になったかを示す変更内容情報を、機械制御シミュレータに送信する。
ステップS122の後、および、センサ検知変更条件が成立していないと判断した場合(ステップS121でNOと判断した場合)、シミュレーション部806は、実行する処理をステップS112の処理に戻す。
シミュレーション部806は、機械制御シミュレータを実行することによって、ステップS321で、センサ識別情報および変更内容情報を含むセンサ情報を3Dシミュレータから受信したか否かを判断する。
センサ情報を受信したと判断した場合(ステップS321でYESと判断した場合)、シミュレーション部806は、センサ情報に含まれるセンサ識別情報で示されるセンサのセンサ状態を、センサ情報に含まれる変更内容情報で示される内容に変更する。
ステップS322の後、および、センサ情報を受信していないと判断した場合(ステップS321でNOと判断した場合)、シミュレーション部806は、実行する処理をステップS313の処理に戻す。
仮想機械が単動型エアシリンダ610である場合、仮想機械を定義する設定項目は、エア供給口にエア圧が加圧されているか否かを示すブール型の変数a、単動型エアシリンダ610のストロークを示す定数b、および、単動型エアシリンダのタイプ(押出型または引込型)を示す定数cである。なお、ブール型の変数は、「真(true)」および「偽(false)」の2種類の値を取る。
定数bおよび定数cは、仮想機械である単動型エアシリンダ610を選定する際に決定される。変数aは、シミュレーションの実行とともに値を変える。
図5は、第1の実施の形態における機械の制御のシミュレーションの状況を示す図である。図5を参照して、ここでは、単動型エアシリンダ610のタイプを示す定数cが、押出型を示す値であることとする。時間が2msのときに、単動型エアシリンダ610のエア供給口(図で矢印で示している部分)にエア圧が加圧されるような制御が行なわれると、押出型であるので、変数aが「真」となり、単動型エアシリンダ610の状態が、ピストンが定数bで示されるストロークいっぱいまで伸びきった状態となる。
また、時間が128msのときに、単動型エアシリンダ610のエア供給口のエア圧が開放される制御が行なわれると、変数aが「偽」となり、単動型エアシリンダ610の状態が、ピストンが縮みきった状態となる。再度、時間が258msのときに、単動型エアシリンダ610のエア供給口のエア圧が加圧される制御が行なわれ、変数aが「真」となり、単動型エアシリンダ610の状態が、いっぱいまで伸びきった状態となる。
図6は、第1の実施の形態における機械の制御の一例を示す図である。図6を参照して、単動型エアシリンダ610A,610Bには、それぞれ、単動型エアシリンダ610A,610Bのピストンが伸びきった状態を検知するセンサ611A,611Bが設けられている。
たとえば、制御プログラム615に従って、単動型エアシリンダ610Aのピストンが伸びきったことを条件として、単動型エアシリンダ610Bのピストンを伸ばす制御をする場合について考える。
従来のシミュレーションの場合は、このセンサ611A,611Bによる検知をシミュレーションすることができなかった。この実施の形態においては、図4のステップ121,ステップS122で示したように、センサ611A,611Bの検知変更条件が成立した場合(ここでは、センサ611Aのピストンが伸びきって、その状態がセンサ611Aによって検知されたという検知変更条件が成立した場合)、3Dシミュレータによって、そのセンサの識別情報(たとえば、センサ611Aを特定するために予め割振られる番号)および変更内容情報(たとえば、単動型エアシリンダ610Aの変数aが「偽」から「真」になったこと)が、機械制御シミュレータに送信される。
そして、機械制御シミュレータでは、受信したセンサ状態に基づきシーケンス制御およびモーション制御が行なわれる(たとえば、単動型エアシリンダ610Aのピストンが伸びきったとのセンサ611Aの検知結果に基づき単動型エアシリンダ610Bのピストンを伸ばす制御が行なわれる)。
このように、3Dシミュレータがセンサ611Aによる検知をシミュレーションできるようにしたので、センサ611Aの検知結果に基づいた制御のシミュレーションを行なうことができる。
図6で示した単動型エアシリンダ610A,610Bにおいては、センサ611A,611Bは、それぞれ、単動型エアシリンダ610A,610Bのピストンが伸びきった状態を検知するようにした。
図7は、第1の実施の形態におけるセンサの変形例を示す図である。図7を参照して、図6で説明したものに限定されず、単動型エアシリンダ610Cのセンサ611Cは、図7で示すような、ピストンが伸びきった状態と縮みきった状態との間の位置にある状態を検知するものであってもよい。また、縮みきった状態を検知するものであってもよい。
図8は、第1の実施の形態における機械の変形例を示す図である。図8を参照して、図5および図6で説明した押出型に限定されず、単動型エアシリンダ610Dは、図8で示すような引込型であってもよい。この場合、単動型エアシリンダのタイプ(押出型または引込型)を示す定数cは、引込型を示す値に設定される。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態においては、単動型エアシリンダのシミュレーションを行なう場合の例を説明した。第2の実施の形態においては、複動型エアシリンダのシミュレーションを行なう場合の例を説明する。
図9は、第2の実施の形態における機械の例を示す図である。図9を参照して、仮想機械が複動型エアシリンダ620Aである場合、仮想機械を定義する設定項目は、ピストンと反対側のエア供給口にエア圧が加圧されているか否かを示すブール型の変数d、ピストン側のエア供給口にエア圧が加圧されているか否かを示すブール型の変数e、複動型エアシリンダ620Aのストロークを示す定数f、および、複動型エアシリンダ620Aの初期位置を示す定数gである。
定数fおよび定数gは、仮想機械である複動型エアシリンダ620Aを選定する際に決定される。変数dおよび変数eは、シミュレーションの実行とともに値を変える。センサ621Aは、ピストンの伸びきった状態を検知する。
複動型エアシリンダ620Aのピストンと反対側のエア供給口にエア圧が加圧されるとともに、ピストン側のエア供給口のエア圧が開放されるような制御が行なわれると、変数dおよび変数eは、それぞれ、「真」および「偽」となり、複動型エアシリンダ620Aの状態が、ピストンが定数fで示されるストロークいっぱいまで伸びきった状態となる。
複動型エアシリンダ620Aのピストン側のエア供給口にエア圧が加圧されるとともに、ピストンと反対側のエア供給口のエア圧が開放されるような制御が行なわれると、変数dおよび変数eは、それぞれ、「偽」および「真」となり、複動型エアシリンダ620Aの状態が、ピストンが縮みきった状態となる。
第1の実施の形態の単動型エアシリンダ610と同様、第2の実施の形態の複動型エアシリンダ620Aにおいても、3Dシミュレータがセンサ621Aによる検知をシミュレーションできるようにしたので、センサ621Aの検知結果に基づいた制御のシミュレーションを行なうことができる。
図10は、第2の実施の形態における機械の初期位置を示す図である。図10を参照して、第2の実施の形態においては、複動型エアシリンダ620Aの初期位置を示す定数gを設けるようにしたので、図10(A)で示すようなピストンを完全に引込んだ状態、図10(B)で示すようなピストンが途中まで押出された状態、および、図10(C)で示すようなピストンが完全に押出された状態などの様々な初期位置を設定することができる。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態および第2の実施の形態においては、機械がエアシリンダである場合のシミュレーションを行なう例を説明した。第3の実施の形態においては、機械がボールねじである場合のシミュレーションを行なう例を説明する。
図11は、第3の実施の形態における機械の例を示す図である。図11を参照して、仮想機械がボールねじ631である場合、制御プログラム635に従って、ボールねじ631のスクリュー軸が回転させられるように制御されることによって、可動部632が左右に動かされる。
そして、終端センサ633,634の位置まで可動部632が来ると、終端センサ633,634によって、可動部632が終端まで来たことが検知される。
図5のステップS121が実行されることで、シミュレーション部806は、終端センサ633,634について、可動部632が終端の位置に達したことで、終端センサ633,634の検知をオン状態に変更する条件が成立したと判断する。また、可動部632が、終端に存在しなくなったことで、終端センサ633,634の検知をオフ状態に変更する条件が成立したと判断する。
これにより、3Dシミュレータが終端センサ633,634による検知をシミュレーションできるようにしたので、制御プログラム635によって、終端センサ633,634の検知結果に基づいた制御のシミュレーションを行なうことができる。たとえば、終端センサ633,634の検知がオン状態に変更された場合に、アラームを出すように制御したり、可動部632を原点に復帰させる命令を実行したりできる。
[第4の実施の形態]
第1の実施の形態および第2の実施の形態においては、機械がエアシリンダである場合のシミュレーションを行なう例を説明した。第4の実施の形態においては、機械がロボットアームである場合のシミュレーションを行なう例を説明する。
図12は、第4の実施の形態における機械の例を示す図である。図12を参照して、仮想機械がロボットアーム650A,650Bである場合、制御プログラム655に従って、ロボットアーム650A,650Bが制御されることによって、ロボットアーム650A,650Bが動かされる。
そして、ロボットアーム650A,650Bが互いに衝突すると、衝突検知センサ651A,651Bによって、衝突が検知される。
図5のステップS121が実行されることで、シミュレーション部806は、衝突検知センサ651A,651Bについて、ロボットアーム650A,650Bが互いに衝突する位置関係になったことで、衝突検知センサ651A,651Bの検知をオン状態に変更する条件が成立したと判断する。また、互いに衝突する位置関係でなくなったことで、衝突検知センサ651A,651Bの検知をオフ状態に変更する条件が成立したと判断する。
これにより、3Dシミュレータが衝突検知センサ651A,651Bによる検知をシミュレーションできるようにしたので、制御プログラム655によって、衝突検知センサ651A,651Bの検知結果に基づいた制御のシミュレーションを行なうことができる。たとえば、衝突検知センサ651A,651Bの検知がオン状態に変更された場合に、緊急停止信号をオン状態にして、ロボットアーム650A,650Bを停止させる制御を行なうことができる。
[まとめ]
(1) 以上説明したように、上述した実施の形態に係るシミュレーション装置(たとえば、PC6)は、機械(たとえば、3D空間の単動型エアシリンダ610,610A〜610D、複動型エアシリンダ620A、ボールねじ631、ロボットアーム650A,650Bに対応する実空間の機械)の動きを制御するコントローラ(たとえば、コントローラ14)において実行される制御プログラム(たとえば、制御プログラム10,15,615,635,655)のシミュレーションを実行する制御部(たとえば、CPU901)を有する装置である。
制御部は、第1の計算部と、第2の計算部と、検知部とを含む。第1の計算部は、制御プログラムにしたがって、仮想空間(たとえば、3D空間)において機械に対応する仮想機械(たとえば、単動型エアシリンダ610,610A〜610D、複動型エアシリンダ620A、ボールねじ631、ロボットアーム650A,650B)を動かせるための指令値を計算する部分である(たとえば、図4のステップS316,ステップS317が実行されることでCPU901に形成される部分である)。
第2の計算部は、第1の計算部によって計算された指令値にしたがった仮想機械の動きを計算する部分である(たとえば、図4のステップS318が実行されることでCPU901に形成される部分である)。
検知部は、第2の計算部によって計算された仮想機械の動きによって、仮想機械の状態が、機械のセンサの検知条件に対応する仮想検知条件を満たす状態となったか否かを判断する部分である(たとえば、図4のステップS319,ステップS112,ステップS113,ステップS121が実行されることでCPU901に形成される部分である)。
第1の計算部は、検知部によって満たすと判断された仮想検知条件に応じて、指令値を計算する(たとえば、図4のステップS122,ステップS321,ステップS322,ステップS316,ステップS317が実行されることでCPU901に形成される部分である)。
このように、制御プログラムにしたがって、仮想空間において機械に対応する仮想機械を動かせるための指令値が計算され、計算された指令値にしたがった仮想機械の動きが計算され、計算された仮想機械の動きによって、仮想機械の状態が、機械のセンサの検知条件に対応する仮想検知条件を満たす状態となったか否かが判断され、満たすと判断された仮想検知条件に応じて、指令値が計算される。
これによれば、実空間の機械に対応する仮想空間における仮想機械が、実空間のセンサに対応する仮想空間のセンサによる検知結果に応じて制御される。このため、センサの検知結果に応じた制御のシミュレーションを実現することができる。
(2) また、第1の計算部、第2の計算部、および、検知部は、同一の時間軸にしたがって、それぞれ、指令値、仮想機械の動き、および、仮想検知条件を満たす状態となったか否かを判断する(たとえば、図4の機械制御シミュレータ、および、3Dシミュレータは、それぞれ、データをやり取りしながら、それぞれのループ処理を実行するので、それぞれのやり取りのタイミングで同期が取られ、共通の時間軸にしたがって動作する)。これによれば、同期性を持った統合シミュレーションを実現できる。
(3) また、制御部は、さらに、シミュレーションを一時停止させる操作を受付ける操作受付部(たとえば、図4のステップS313が実行されることでCPU901に形成される部分)と、操作受付部によって一時停止させる操作が受付けられた場合、シミュレーションを一時停止させる動作制御部(たとえば、図4のステップS314が実行されることでCPU901に形成される部分)とを備える。これによれば、センサの検知結果に応じたシミュレーションの制御をする場合であってもシミュレーションを一時停止させることができる。
(4) さらにまた、制御部は、さらに、操作受付部によって一時停止させる操作が受付けられた場合、仮想機械の状態を示す情報を表示する表示制御部(たとえば、図4のステップS314が実行されることでCPU901に形成される部分)を備える。これによれば、シミュレーションの一時停止中に、仮想機械の状態を示す情報を確認することによって制御プログラムをデバッグすることができる。
[変形例]
(1) 前述した実施の形態においては、図5で示したように、機械(たとえば、単動型エアシリンダ610)の部分の状態が、時間0msで瞬間的に、第1の状態から第2の状態に変化することとした(たとえば、ピストンが縮みきった状態から伸びきった状態に変化することとした)。しかし、これに限定されず、機械の部分の変化に要する時間(たとえば、ピストンの伸縮に要する時間)を加味してシミュレーションが行なわれるようにしてもよい。
また、この機械の部分の変化に要する時間を、固定的に設定できるようにしてもよいし、負荷などに応じて変化可能なように設定できるようにしてもよい。
(2) 前述した実施の形態においては、シミュレーション部806が実行するシミュレータが、3Dシミュレータ、および、機械制御シミュレータの2つに分かれている場合について説明した。
しかし、これに限定されず、これらの2つが統合されていてもよい。このようにすれば、それぞれのシミュレータ間でのデータのやり取りを行なわずに済むので、効率よくシミュレーションを実行することができる。
(3) 前述した実施の形態における機械の部分の位置を検知するセンサとしては、機械的な接触を検知することによって位置を検知するセンサであってもよいし、超音波、赤外線および光などで位置を検知するセンサであってもよい。
(4) 前述した実施の形態においては、シミュレーション装置の発明として説明した。しかし、これに限定されず、シミュレーション装置で行なわれるシミュレーション方法の発明として捉えることができるし、シミュレーション装置で実行されるシミュレーションプログラムの発明として捉えることができる。
(5) 前述した実施の形態においては、仮想センサは、実空間の機械のセンサに対応するものであることとした。たとえば、第1の実施の形態で示したように、仮想センサは、実空間の単動型エアシリンダ610A〜610Cのセンサ611A〜611Cである。また、第2の実施の形態で示したように、仮想センサは、実空間の複動型エアシリンダ620Aのセンサ621Aである。また、第3の実施の形態で示したように、仮想センサは、実空間のボールねじ631の終端センサ633,634である。また、第4の実施の形態で示したように、仮想センサは、ロボットアーム650A,650Bの衝突検知センサ651A,651Bである。
しかし、これに限定されず、仮想センサは、実空間の機械のセンサに対応しない、仮想空間である3D空間のみに存在するセンサであってもよい。たとえば、仮想センサは、ロボットアームのすべての外面の接触を検知できるセンサであってもよい。3Dシミュレータでは、3D空間で機械を表現しているので、機械同士の相対的な位置を計算することができる。この機械同士の相対的な距離が0の点が生じたか否かを判断することによって、機械同士の接触を検知することができる。
このような仮想センサに対応するセンサを実空間で実現することは現実的ではない。しかし、制御プログラムのシミュレーションにおいて機械同士の接触を検知するために仮想センサを設ければ、制御プログラムによる制御によって機械同士の接触が発生するか否かを検証することができる。
(6) 前述した第4の実施の形態においては、図12で示したように、ロボットアーム650A,650Bの衝突検知センサ651A,651Bが、それぞれ、アームの先端部に存在し、先端部の接触を検知可能であることとした。
しかし、これに限定されず、ロボットアームの所定部の接触を検知可能な衝突検知センサであればよく、ロボットアームの下腕部全体の接触を検知可能な衝突検知センサであってもよいし、ロボットアームの上腕部全体の接触を検知可能な衝突検知センサであってもよいし、ロボットアームの上腕部および下腕部の全体の接触を検知可能な衝突検知センサであってもよい。
(7) 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 サーバ、4 ネットワーク、8 コントローラサポートプログラム、10,15 制御プログラム、12 CD−ROM、14 コントローラ、16 制御対象装置、17 モータドライバ、18 モータ、610,610A〜610D 単動型エアシリンダ、611A〜611C,621A センサ、620A 複動型エアシリンダ、631 ボールねじ、632 可動部、633,634 終端センサ、650A,650B ロボットアーム、651A,651B 衝突検知センサ、802 ユーザインタフェース部、804 表示データ作成部、806 シミュレーション部、808 制御プログラム記憶部、810 制御プログラム編集部、812 コントローラインタフェース部、901 CPU、902 ROM、903 RAM、904 HDD、905 キーボード、906 マウス、907 モニタ、908 CD−ROM駆動装置、909 通信IF、910 内部バス。

Claims (6)

  1. 機械の動きを制御するコントローラにおいて実行される制御プログラムのシミュレーションを実行する制御部を有するシミュレーション装置であって、
    前記制御部は、
    前記制御プログラムにしたがって、仮想空間において前記機械に対応する仮想機械を動かせるための指令値を計算する第1の計算手段と、
    前記第1の計算手段によって計算された前記指令値にしたがった前記仮想機械の動きを計算する第2の計算手段と、
    前記第2の計算手段によって計算された前記仮想機械の動きによって、前記仮想機械の状態が、前記機械のセンサの検知条件に対応する仮想検知条件を満たす状態となったか否かを判断する検知手段とを含み、
    前記第1の計算手段は、前記検知手段によって満たすと判断された前記仮想検知条件に応じて、前記指令値を計算する、シミュレーション装置。
  2. 前記第1の計算手段、前記第2の計算手段、および、前記検知手段は、同一の時間軸にしたがって、それぞれ、前記指令値、前記仮想機械の動き、および、前記前記仮想検知条件を満たす状態となったか否かを判断する、請求項1に記載のシミュレーション装置。
  3. 前記制御部は、さらに、
    前記シミュレーションを一時停止させる操作を受付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段によって一時停止させる操作が受付けられた場合、前記シミュレーションを一時停止させる動作制御手段とを備える、請求項1に記載のシミュレーション装置。
  4. 前記制御部は、さらに、
    前記操作受付手段によって一時停止させる操作が受付けられた場合、前記仮想機械の状態を示す情報を表示する表示制御手段を備える、請求項3に記載のシミュレーション装置。
  5. 機械の動きを制御するコントローラにおいて実行される制御プログラムのシミュレーションを実行する制御部を有するシミュレーション装置で行なわれるシミュレーション方法であって、
    前記制御部が、
    前記制御プログラムにしたがって、仮想空間において前記機械に対応する仮想機械を動かせるための指令値を計算する第1のステップと、
    前記第1のステップで計算された前記指令値にしたがった前記仮想機械の動きを計算する第2のステップと、
    前記第2のステップで計算された前記仮想機械の動きによって、前記仮想機械の状態が、前記機械のセンサの検知条件に対応する仮想検知条件を満たす状態となったか否かを判断する検知ステップとを含み、
    前記第1のステップは、前記検知ステップで満たすと判断された前記仮想検知条件に応じて、前記指令値を計算するステップを含む、シミュレーション方法。
  6. 機械の動きを制御するコントローラにおいて実行される制御プログラムのシミュレーションを実行する制御部を有するシミュレーション装置で実行されるシミュレーションプログラムであって、
    前記制御プログラムにしたがって、仮想空間において前記機械に対応する仮想機械を動かせるための指令値を計算する第1のステップと、
    前記第1のステップで計算された前記指令値にしたがった前記仮想機械の動きを計算する第2のステップと、
    前記第2のステップで計算された前記仮想機械の動きによって、前記仮想機械の状態が、前記機械のセンサの検知条件に対応する仮想検知条件を満たす状態となったか否かを判断する検知ステップとを前記制御部に実行させ、
    前記第1のステップは、前記検知ステップで満たすと判断された前記仮想検知条件に応じて、前記指令値を計算するステップを含む、シミュレーションプログラム。
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