JP2013205953A - 一筆書き図形方向検出装置 - Google Patents

一筆書き図形方向検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】一筆書き図形の方向を検出できる一筆書き図形方向検出装置を提供する。
【解決手段】認識領域100に描画された一筆書き図形の内部を塗りつぶした塗りつぶし一筆書き図形1000が生成される。認識領域100が、原点Pから放射状に延びる複数の線L1〜L4を境界線とした複数の小認識領域100A、100B、100Cおよび100Dに分割される。各小認識領域につき、塗りつぶし一筆書き図形の中の当該小認識領域に含まれる部分の面積が計算される。面積が最も広い小認識領域が選択される。選択された小認識領域が原点Pに対してどの方向に位置するかが、つまり、一筆書き図形が原点Pに対してどの方向に位置するかが検出される。
【選択図】図15

Description

本発明は、一筆書き図形の方向を検出できる一筆書き図形方向検出装置に関するものである。
近年では、カメラや赤外線センサが取り付けられた表示装置が多く登場し、リモコンのキー操作の代わりに、ジェスチャをすることで表示装置に表示されるコンテンツを制御する方式が多く登場している。そのジェスチャ操作の中で、ユーザに負担なく、かつ効率的に操作可能な一筆書きジェスチャ操作方式が提案されている(非特許文献1)。この方式はユーザによって描かれた一筆書き図形の形状と方向を識別し、その形状と方向によって一意にコマンドを決定する方式であり、そのコマンドに適したコンテンツの処理が行われ、その結果がスクリーンに表示される。
「大型ディスプレイ上のメニュー選択に適した カメラによる一筆書きジェスチャインタフェース」、青木良輔、 唐津豊、井原雅行、前田篤彦、渡部智樹、小林稔、鏡慎吾:第67回ヒューマンインタフェース学会研究会「コミュニケーション支援および一般(SIG-CE-02)」、2010年11月
非特許文献1の方向検出機能は、ジェスチャの開始から終了までに得られた、一筆書き図形を描いた指の各座標の重心を計算し、その重心とジェスチャ検知領域の角度を計算し、その角度に応じて方向を決定する手法を用いている。しかしながら、一筆書き図形の大きさ、形状、位置は人によって異なるため、上記手法では、ユーザが意図する一筆書き図形の方向を検出できない場合が生じる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、一筆書き図形の方向を検出できる一筆書き図形方向検出装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、ジェスチャで得た一筆書き図形の描画が開始および終了されたジェスチャ検知領域を含む認識領域に前記一筆書き図形が描画されている場合において前記一筆書き図形が前記認識領域内の原点に対してどの方向に位置するかを検出する一筆書き図形方向検出装置であって、前記一筆書き図形の内部を塗りつぶした塗りつぶし一筆書き図形を生成する塗りつぶし一筆書き図形生成部と、前記認識領域を、前記原点から放射状に延びる複数の線を境界線とした複数の小認識領域に分割する領域分割部と、前記各小認識領域につき、前記塗りつぶし一筆書き図形の中の当該小認識領域に含まれる部分の面積を計算する面積計算部と、前記面積が最も広い小認識領域を選択する領域選択部と、前記選択された小認識領域が前記原点に対してどの方向に位置するかを検出する方向検出部とを備えることを特徴とする一筆書き図形方向検出装置をもって解決手段とする。
一筆書き図形方向検出装置は、例えば、前記認識領域はマトリクス状に配置された複数のピクセルからなり、前記塗りつぶし一筆書き図形内の位置のピクセルのみが所定の状態を有する場合において、前記面積計算部は、前記各小認識領域につき、当該小認識領域の中の前記所定の状態を有するピクセルの数を計算し、前記領域選択部は、前記計算されたピクセルの数の中で最も多いピクセルの数に対応する小認識領域を選択する。
例えば、一筆書き図形方向検出装置は、前記原点から螺旋状線を描く過程で、前記各小認識領域につき、当該螺旋状線の位置にあり且つ前記所定の状態を有するピクセルの数を計算し、前記ピクセルの数の増加傾向の低さに応じて小認識領域を選択候補から除外する
例えば、一筆書き図形方向検出装置は、前記認識領域から前記一筆書き図形に接する直線で囲まれた領域を抽出し、当該領域を前記認識領域として扱う。
本発明によれば、一筆書き図形の内部を塗りつぶした塗りつぶし一筆書き図形を生成し、認識領域を、原点から放射状に延びる複数の線を境界線とした複数の小認識領域に分割し、各小認識領域につき、塗りつぶし一筆書き図形の中の当該小認識領域に含まれる部分の面積を計算し、面積が最も広い小認識領域を選択し、選択された小認識領域が原点に対してどの方向に位置するかを検出するので、つまり一筆書き図形が原点に対してどの方向に位置するかを検出することができる。
本実施の形態に係る一筆書き図形方向検出装置を含む情報処理装置の利用形態を示す図である。 情報処理装置1の概略構成を示す機能ブロック図である。 一筆書き図形蓄積部32に予め記憶された一筆書き図形の一例を示す図である。 操作内容蓄積部33の構成を説明するための図である。 コンテンツ蓄積部34の構成を説明するための図である。 リアルタイム処理発生部10、カメラ画像取得部20および一筆書き図形検出オンオフ切替部41の動作を示すフローチャートである。 画像を模式的に例示した図である。 一筆書き図形検出オンオフ切替部41の動作(S7)の流れを示すフローチャートである。 一筆書き図形検出部42が停止状態から動作状態になる場合の画像の変化の一例を示す図である。 一筆書き図形検出部42が動作状態から停止状態になる場合の画像の変化の一例を示す図である。 一筆書き図形検出部42の動作を示すフローチャートである。 ジェスチャによる一筆書き図形が描画される様子を示す図である。 一筆書き図形方向検出部423の概略構成を示す機能ブロック図である。 一筆書き図形方向検出部423の動作(S47)の第1例を示すフローチャートである。 第1例における動作を説明するための図である。 一筆書き図形方向検出部423の動作(S47)の第2例を示すフローチャートである。 第2例における動作を説明するための図である。 小認識領域の絞りこみに関する別な方法を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る一筆書き図形方向検出装置を含む情報処理装置の利用形態を示す図である。
情報処理装置1は、例えば、発光するLED60を指に付けたユーザUがジェスチャで描いた一筆書き図形をカメラ2で撮像し、一筆書き図形に基づいて選択したコンテンツ(画像や映像など)を表示装置3(テレビジョン受像器など)に表示する装置であり、カメラ2と表示装置3に対し、接続ケーブルなどで接続されている。
図2は、情報処理装置1の概略構成を示す機能ブロック図である。
情報処理装置1は、リアルタイム処理発生部10、カメラ画像取得部20、データベース30、一筆書き図形検出部40および表示処理部50を備える。
データベース30は、カメラ画像蓄積部31、一筆書き図形蓄積部32、操作内容蓄積部33、コンテンツ蓄積部34および指位置蓄積部35を備える。
一筆書き図形検出部40は、一筆書き図形検出オンオフ切替部41および一筆書き図形検出部42を備える。
一筆書き図形検出オンオフ切替部41は、指位置検出部411および一筆書き図形検出オンオフ切替部412を備える。
一筆書き図形検出部42は、一筆書き図形入力判断部421、一筆書き図形検出部422および一筆書き図形方向検出部423を備える。一筆書き図形方向検出部423の構成については後述する。
図3は、一筆書き図形蓄積部32に予め記憶された一筆書き図形の一例を示す図である。
一筆書き図形蓄積部32には、図3(a)〜(l)に示すような複数の一筆書き図形のデータが記憶されている。
図4は、操作内容蓄積部33の構成を説明するための図である。
操作内容蓄積部33は、複数(複数種)のコマンド(命令)を含み、各コマンドには、そのコマンドを発生させる際に生成すべき一筆書き図形の形状の特徴を示す形状ID、ならびに、所定の原点(詳しくは後述する)に対してその一筆書き図形が位置すべき方向を示す方向IDが対応づけられている。
図5は、コンテンツ蓄積部34の構成を説明するための図である。
コンテンツ蓄積部34は、複数(複数種)のコンテンツ(画像や映像のデータ)を含み、各コンテンツには、そのコンテンツを表示させる際に発生させるべきコマンドが対応づけられている。
(情報処理装置1の動作)
図6は、リアルタイム処理発生部10、カメラ画像取得部20および一筆書き図形検出オンオフ切替部41の動作を示すフローチャートである。
リアルタイム処理発生部10は、時間計測を開始し、経過時間Tが例えば16m秒を超えたか否かを逐次判定し(S1)、経過時間Tが16m秒を超えたなら、経過時間Tを0に戻し(S3)、カメラ画像取得部20を動作させる。
これにより、カメラ画像取得部20は、カメラ2を制御し、ユーザUを撮像させる(S5)。カメラ画像取得部20は、カメラ2により得た画像をカメラ画像蓄積部31に記憶させる。
次に、一筆書き図形検出オンオフ切替部41が動作(S7)し、その後、制御はステップS1に戻る。
図7は、画像を模式的に例示した図である。画像には、LED60が映っている。ユーザUが指でジェスチャを行うと、LED60が軌跡を描き、これにより一筆書き図形が生成される。なお、このような画像は、カメラ2でなく、赤外線センサによっても得ることができるので、カメラ2を赤外線センサに置き換えてもよい。
図8は、一筆書き図形検出オンオフ切替部41の動作(S7)の流れを示すフローチャートである。
まず、指位置検出部411が、カメラ画像蓄積部31から画像を読み出し、画像から指(例えばLED)の検出を試みる(S11)。
次に、一筆書き図形検出オンオフ切替部412が、一筆書き図形検出部42が動作状態(オン)であるか否かを判定する(S13)。
一筆書き図形検出オンオフ切替部412は、一筆書き図形検出部42が動作状態であるなら、画像から指が検出されたか否かを判定する(S15)。
一筆書き図形検出オンオフ切替部412は、指が検出されたのなら処理を終える一方、指が検出されなかったなら、一筆書き図形検出部42を停止状態(オフ)にし(S17)、ジェスチャ検知領域を削除し(S19)、ジェスチャ開始領域を作成し(S21)、処理を終える。
一筆書き図形検出オンオフ切替部412は、一筆書き図形検出部42が停止状態であるなら、ジェスチャ開始領域内に指があるか否かを判定する(S23)。
一筆書き図形検出オンオフ切替部412は、ジェスチャ開始領域内に指がないなら処理を終える一方、ジェスチャ開始領域内に指があるなら、一筆書き図形検出部42を動作状態にし(S25)、ジェスチャ開始領域を削除し(S27)、ジェスチャ検知領域を作成し(S29)、処理を終える。
図9は、一筆書き図形検出部42が停止状態から動作状態になる場合の画像の変化の一例を示す図である。
認識領域100は、情報処理装置1内のメモリに作成され、ここでは、カメラ2の視野領域に一致するようになっている。
一筆書き図形検出部42が動作していない場合、認識領域100の中心には例えば円形のジェスチャ開始領域200が作成されている。そして、画像の変化の過程で、指Fがジェスチャ開始領域200に進入したなら、一筆書き図形検出部42が動作状態になり、ジェスチャ開始領域200が削除され、認識領域100の中心に、例えばジェスチャ開始領域200より大きい円形のジェスチャ検知領域300が作成される。
つまり、ユーザUは、指Fをジェスチャ開始領域200に進入させ、それからジェスチャを開始するようになっている。
図10は、一筆書き図形検出部42が動作状態から停止状態になる場合の画像の変化の一例を示す図である。
画像の変化の過程で、指Fが認識領域100に存在しなくなったら、一筆書き図形検出部42が停止状態になり、ジェスチャ検知領域300が削除され、認識領域100の中心に、ジェスチャ開始領域200が作成される。
つまり、ユーザUは、指Fを認識領域100の外側に移動させ、これにより、ジェスチャを終了するようになっている。
図11は、一筆書き図形検出部42の動作を示すフローチャートである。
図8のステップS25で動作状態になった一筆書き図形検出部42では、画像が記憶されるごとに以下の処理を行う。
まず、一筆書き図形入力判断部421は、画像において、ジェスチャ検知領域内に指があるか否かを判定する(S41)。
一筆書き図形入力判断部421は、ジェスチャ検知領域に進入した指がジェスチャ検知領域から出た場合(指がジェスチャ検知領域にない場合)、ジェスチャが開始されたことになるので、ジェスチャが行われているか否かを示すジェスチャフラグを「TRUE(真)」に設定し(S43)、処理を終える。
一方、一筆書き図形入力判断部421は、ジェスチャ検知領域に指がある場合は、ジェスチャフラグが「TRUE」か否かを判定する(S45)。
一筆書き図形入力判断部421は、ジェスチャフラグが「TRUE」の場合、ジェスチャ検知領域になかった指がジェスチャ検知領域に進入したことになるので、つまり、ジェスチャ(一筆書き)が終了したことになるので、一筆書き図形検出部422および一筆書き図形方向検出部423を動作させる(S47)。
一筆書き図形入力判断部421は、ジェスチャフラグが「FALSE(偽)」の場合、ジェスチャ検知領域にあった指が依然としてジェスチャ検知領域にあることになるので、一筆書き図形検出部422および一筆書き図形方向検出部423を動作させることなく、処理を終了させる。
また、一筆書き図形入力判断部421は、一筆書き図形検出部422および一筆書き図形方向検出部423の動作(S47)が終了したなら、ジェスチャは既に終わっているので、ジェスチャフラグを「FALSE(偽)」に設定し(S49)、処理を終える。
図12は、ジェスチャによる一筆書き図形が描画される様子を示す図である。
ジェスチャ検知領域300にあった指Fは、一筆書き図形を描くべく、ジェスチャ検知領域300を出る。このときジェスチャフラグが「TRUE」になる。そして、指Fは、一筆書き図形の描画を終えるべく、ジェスチャ検知領域300に進入する。このときジェスチャフラグが「FALSE」になる。一筆書き図形はこのように描画される。
ジェスチャフラグが「TRUE」の間は、指位置蓄積部35には、画像ごとに指の位置と画像の取得時刻が記憶される。
また、図11のステップS47では、一筆書き図形検出部422が、指位置蓄積部35に記憶された指の位置の変化に基づいて、指により描画された一筆書き図形の形状を検出する。
図13は、一筆書き図形方向検出部423の概略構成を示す機能ブロック図である。
一筆書き図形方向検出部423は、一筆書き図形方向検出装置とも称し、上記のように、ジェスチャで得た一筆書き図形の描画が開始および終了されたジェスチャ検知領域を含む認識領域に一筆書き図形が描画されている場合において、この一筆書き図形が認識領域内の原点に対してどの方向に位置するかを検出するものである。
一筆書き図形方向検出部423は、一筆書き図形の内部を塗りつぶした図形(以下、「塗りつぶし一筆書き図形」という)を生成する塗りつぶし一筆書き図形生成部4231と、認識領域100を、原点から放射状に延びる複数の線を境界線とした複数の小認識領域に分割する領域分割部4232と、各小認識領域につき、塗りつぶし一筆書き図形の中の当該小認識領域に含まれる部分の面積を計算する面積計算部4233と、計算された面積が最も広い小認識領域を選択する領域選択部4234と、選択された小認識領域が原点に対してどの方向に位置するかを検出する方向検出部4235とを備える。
図14は、一筆書き図形方向検出部423の動作(S47)の第1例を示すフローチャートである。図15は、この第1例における動作を説明するための図である。
まず、塗りつぶし一筆書き図形生成部4231は、認識領域に描画された一筆書き図形(一筆書き図形検出部422により検出された図形)の内部を塗りつぶした塗りつぶし一筆書き図形を生成する(S51)。図15に示すように、認識領域100に描画された一筆書き図形が「円」の場合、内部を塗りつぶした塗りつぶし一筆書き図形1000が生成される。
次に、領域分割部4232が、認識領域100を、原点Pから放射状に延びる複数の線L1〜L4を境界線とした複数の小認識領域100A、100B、100Cおよび100Dに分割する(S53)。
次に、面積計算部4233が、各小認識領域につき、塗りつぶし一筆書き図形の中の当該小認識領域に含まれる部分の面積を計算する(S55)。
ここでは、面積計算部4233は、例えば、認識領域100がマトリクス状に配置された複数のピクセルからなり、塗りつぶし一筆書き図形内の位置のピクセルのみが所定の状態を有する、例えば、黒を示す値「1」と白を示す「0」の内の「1」を有する場合、各小認識領域につき、当該小認識領域の中の当該状態を有する(値「1」を有する)ピクセルの数を計算する。
図15の例の場合、小認識領域100A、100B、100Cおよび100Dのピクセル数や面積は、20:1:0:1のような割合となる。
次に、領域選択部4234が、計算された面積が最も広い小認識領域を選択する(S57)。
ここでは、領域選択部4234は、計算されたピクセルの数の中で最も多いピクセルの数に対応する小認識領域を選択する。図15の例の場合、小認識領域100Aが選択される。
次に、方向検出部4235が、選択された小認識領域が原点Pに対してどの方向に位置するかを検出し、つまり、一筆書き図形が原点Pに対してどの方向に位置するかを検出し(S59)、処理を終える。図15の例の場合、一筆書き図形は、原点Pに対して小認識領域100Aの方向つまり、上方向に位置することが検出される。
図16は、一筆書き図形方向検出部423の動作(S47)の第2例を示すフローチャートである。図17は、この第2例における動作を説明するための図である。
まず、塗りつぶし一筆書き図形生成部4231は、第1例と同様、認識領域100に描画された一筆書き図形の内部を塗りつぶした塗りつぶし一筆書き図形を生成する(S51)。図17に示すように、認識領域100に描画された一筆書き図形が「円」の場合、内部を塗りつぶした塗りつぶし一筆書き図形1000が生成される。
次に、領域分割部4232が、認識領域100から一筆書き図形100に接する直線で囲まれた領域100’を抽出する(S52)。
次に、領域分割部4232が、図17に示すように、領域100’を第1例の認識領域として扱い、つまり、領域100’を原点Pから放射状に延びる複数の線L1〜L4を境界線とした複数の小認識領域100A、100Bおよび100Dに分割する(S53)。これ以降の動作は、第1例と同様なので省略するが、本例では、領域100’を抽出したことで、図17に示すように、場合によっては、選択候補の小認識領域が3個に絞られることがあり、方向検出が迅速に行える。
図18は、小認識領域の絞りこみに関する別な方法を説明するための図である。
一筆書き図形方向検出部423は、原点Pから螺旋状線Rを描き、その過程で、各小認識領域100A〜100Dにつき、当該螺旋状線の位置にあり且つ所定の状態を有する(例えば値「1」を有する)ピクセルの数を計算し、ピクセルの数の増加傾向の低さに応じて小認識領域を選択候補から除外すればよい。
図18の例の場合、小認識領域100Cについては、他の小認識領域に比べて、螺旋状線Rの位置にあり且つ所定の状態を有する(例えば値「1」を有する)ピクセルの数の増加傾向が低いので、選択候補から除外される。よって、方向検出を迅速に行うことができる。
こうして、一筆書き図形の形状と方向が検出されたら、図2の指位置蓄積部35に記憶された指の位置と画像の取得時刻が消去される。そして、表示処理部50は、操作内容蓄積部33から、検出された一筆書き図形の形状と同じ形状に対応する形状IDおよび検出された方向と同じ方向に対応する方向IDに対応づけられたコマンドを読み出す。そして、表示処理部50は、コンテンツ蓄積部34から、コマンドに対応づけられたコンテンツ(画像や映像のデータ)を読み出し、コンテンツを表示装置3に送信し、表示させる。
したがって、本実施の形態に係る一筆書き図形方向検出装置(423)によれば、一筆書き図形の内部を塗りつぶした塗りつぶし一筆書き図形を生成し、認識領域を、原点から放射状に延びる複数の線を境界線とした複数の小認識領域に分割し、各小認識領域につき、塗りつぶし一筆書き図形の中の当該小認識領域に含まれる部分の面積を計算し、面積が最も広い小認識領域を選択し、選択された小認識領域が原点に対してどの方向に位置するかを検出するので、つまり一筆書き図形が原点に対してどの方向に位置するかを検出することができる。
また、各小認識領域につき、小認識領域の中の所定の状態を有するピクセルの数を計算し、計算されたピクセルの数の中で最も多いピクセルの数に対応する小認識領域を選択するので、一筆書き図形が原点に対してどの方向に位置するかを検出することができる。
また、原点から螺旋状線を描く過程で、各小認識領域につき、螺旋状線の位置にあり且つ所定の状態を有するピクセルの数を計算し、ピクセルの数の増加傾向の低さに応じて小認識領域を選択候補から除外するので、方向検出を迅速に行うことができる。
また、認識領域から一筆書き図形に接する直線で囲まれた領域を抽出し、当該領域を認識領域として扱うので、方向検出を迅速に行うことができる。
なお、本実施の形態に係る一筆書き図形方向検出装置(423)としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1 情報処理装置
2 カメラ
3 表示装置
10 リアルタイム処理発生部
20 カメラ画像取得部
30 データベース
31 カメラ画像蓄積部
32 一筆書き図形蓄積部
33 操作内容蓄積部
34 コンテンツ蓄積部
35 指位置蓄積部
40 一筆書き図形検出部
41 一筆書き図形検出オンオフ切替部
42 一筆書き図形検出部
50 表示処理部
100 認識領域
100’ 一筆書き図形100に接する直線で囲まれた領域
100A〜100D 小認識領域
200 ジェスチャ開始領域
300 ジェスチャ検知領域
411 指位置検出部
412 一筆書き図形検出オンオフ切替部
421 一筆書き図形入力判断部
422 一筆書き図形検出部
423 一筆書き図形方向検出部
4231 塗りつぶし一筆書き図形生成部
4232 領域分割部
4233 面積計算部
4234 領域選択部
4235 方向検出部

Claims (4)

  1. ジェスチャで得た一筆書き図形の描画が開始および終了されたジェスチャ検知領域を含む認識領域に前記一筆書き図形が描画されている場合において前記一筆書き図形が前記認識領域内の原点に対してどの方向に位置するかを検出する一筆書き図形方向検出装置であって、
    前記一筆書き図形の内部を塗りつぶした塗りつぶし一筆書き図形を生成する塗りつぶし一筆書き図形生成部と、
    前記認識領域を、前記原点から放射状に延びる複数の線を境界線とした複数の小認識領域に分割する領域分割部と、
    前記各小認識領域につき、前記塗りつぶし一筆書き図形の中の当該小認識領域に含まれる部分の面積を計算する面積計算部と、
    前記面積が最も広い小認識領域を選択する領域選択部と、
    前記選択された小認識領域が前記原点に対してどの方向に位置するかを検出する方向検出部と
    を備えることを特徴とする一筆書き図形方向検出装置。
  2. 前記認識領域はマトリクス状に配置された複数のピクセルからなり、前記塗りつぶし一筆書き図形内の位置のピクセルのみが所定の状態を有する場合において、
    前記面積計算部は、前記各小認識領域につき、当該小認識領域の中の前記所定の状態を有するピクセルの数を計算し、
    前記領域選択部は、前記計算されたピクセルの数の中で最も多いピクセルの数に対応する小認識領域を選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の一筆書き図形方向検出装置。
  3. 前記原点から螺旋状線を描く過程で、前記各小認識領域につき、当該螺旋状線の位置にあり且つ前記所定の状態を有するピクセルの数を計算し、前記ピクセルの数の増加傾向の低さに応じて小認識領域を選択候補から除外する
    ことを特徴とする請求項2記載の一筆書き図形方向検出装置。
  4. 前記認識領域から前記一筆書き図形に接する直線で囲まれた領域を抽出し、当該領域を前記認識領域として扱う
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の一筆書き図形方向検出装置。
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