JP2013205923A - 納入情報指定方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】原材料の特性または顧客側の納入制約を考慮した納入計画または納入スケジュールの立案を可能とする納入情報指定方法およびシステムを提供する。
【解決手段】納入情報指定システムにおいて、サプライヤから回答される納期情報に基づいて納入計画または納入スケジュールを調整する際に、サプライヤから回答された納期情報をサプライヤからの回答納期情報に登録し、アイテムマスタ等に登録されている供給重要度区分を参照して納入品毎に供給優先度を抽出し、この供給優先度に応じて納入制約条件を変更し、在庫を保持できる納期を算出してサプライヤへ提示し、供給優先度に応じた要求納期をサプライヤに指定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、納入情報指定技術に関し、特に、サプライヤ(供給元)から回答される納期情報に基づいて納入計画または納入スケジュールを調整するための納入情報指定方法およびシステムに関する。より詳細には、生産計画や生産スケジュールの変動が大きく、かつ、各サプライヤから供給される製品の原材料の納入特性が異なるために、各サプライヤから供給される製品の原材料の納入予定日が変動しやすい製品の原材料の納期を設定するのに好適な納入情報指定方法とシステムに関する。
従来、製造業が生産する製品の原材料の納入は、原材料を必要とする顧客が、原材料を供給するサプライヤに対して注文を出す際に、数量と納期、あるいは納入場所を指定し、サプライヤはその注文に従って原材料を納めるという形態が主流である。そのため、顧客はサプライヤに対して、数量、納期、納入場所を提示し、サプライヤは提示された要求納入情報を基に引き受けが可能な納入情報を回答することが要求されている。
そこで、顧客の要求納期に対して、サプライヤの引き受けが可能な納期を算出するための技術が提案されている。例えば、特開2003−85346号公報(特許文献1)では、生産計画または生産スケジュールにより求められた納入予定日に基づいて、納入することが可能な期間の幅を納期推奨期間として算出する納期推奨期間算出手順を有する製品売買方法およびシステムを開示している。
特開2003−85346号公報
上記の特許文献1に開示された技術を用いることで、顧客から要求された注文に対して、生産設備稼働状況などの変動要因を考慮して、要求納期に対する納入可能期間を納期推奨期間として算出または回答することで、より実態に即した納期情報を提供することが可能である。
しかし、顧客の視点から見ると、サプライヤより提供された納期情報には、生産する製品の特性または原材料の特性または顧客側の納入制約が考慮されておらず、各サプライヤより提供された納期情報に基づいて納入スケジュールを調整する際に、生産する製品の特性または原材料の特性または顧客側の納入制約を考慮して納入計画または納入スケジュールを調整することはできていない。
そこで、本発明は、このような従来技術では考慮されていない課題に鑑みてなされたものであり、その代表的な目的は、原材料の特性または顧客側の納入制約を考慮した納入計画または納入スケジュールの立案を可能とする納入情報指定方法およびシステムを提供することである。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的な納入情報指定方法は、コンピュータシステムの情報処理により、サプライヤから回答される納期情報に基づいて納入計画または納入スケジュールを調整する納入情報指定方法である。前記納入情報指定方法は、前記サプライヤから回答された納期情報をデータベースに登録し、前記サプライヤから回答された納期情報に基づいて、前記データベースに登録されている供給重要度区分を参照して納入品毎に供給優先度を抽出し、前記供給優先度に応じて納入制約条件を変更し、在庫を保持できる納期を算出して前記サプライヤへ提示し、前記供給優先度に応じた要求納期を前記サプライヤに指定することを特徴とする。
また、代表的な納入情報指定システムは、コンピュータシステムを用いて、サプライヤから回答される納期情報に基づいて納入計画または納入スケジュールを調整する納入情報指定システムである。前記納入情報指定システムは、前記サプライヤから回答された納期情報を登録すると共に、供給重要度区分を登録するデータベースと、前記サプライヤから回答された納期情報に基づいて、前記供給重要度区分を参照して納入品毎に供給優先度を抽出し、前記供給優先度に応じて納入制約条件を変更し、在庫を保持できる納期を算出して前記サプライヤへ提示し、前記供給優先度に応じた要求納期を前記サプライヤに指定する納入情報指定処理部とを有することを特徴とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、代表的な効果は、原材料の特性または顧客側の納入制約を考慮した納入計画または納入スケジュールの立案を可能とする納入情報指定方法およびシステムを提供することができる。
本発明の一実施の形態である納入情報指定方法の一例を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である納入情報指定システムのハードウェア構成の一例を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である納入情報指定システムのデータの流れの一例を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である納入情報指定システムの処理の流れの一例を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である納入情報指定システムにおいて、アイテムマスタの一例を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である納入情報指定システムにおいて、納入場所制約マスタの一例を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である納入情報指定システムにおいて、サプライヤからの回答納期情報の一例を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である納入情報指定システムにおいて、在庫テーブルの一例を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である納入情報指定システムにおいて、在庫推移予測の一例を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である納入情報指定システムにおいて、YYYY年MM月DD日の納入リストの一例を説明するための図である。
以下の実施の形態においては、便宜上その必要があるときは、複数の実施の形態またはセクションに分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
[本発明の実施の形態の概要]
本発明の実施の形態である納入情報指定方法(一例として、()内に対応する構成要素、符号などを付記)は、コンピュータシステムの情報処理により、サプライヤから回答される納期情報に基づいて納入計画または納入スケジュールを調整する納入情報指定方法である。前記納入情報指定方法は、前記サプライヤから回答された納期情報をデータベース(サプライヤからの回答納期情報302)に登録し、前記サプライヤから回答された納期情報に基づいて、前記データベース(アイテムマスタ306等)に登録されている供給重要度区分を参照して納入品毎に供給優先度を抽出し、前記供給優先度に応じて納入制約条件を変更し、在庫を保持できる納期を算出して前記サプライヤへ提示し(YYYY年MM月DD日の納入リスト1001)、前記供給優先度に応じた要求納期を前記サプライヤに指定する(納入情報指定処理部308)ことを特徴とする。
本発明の実施の形態である納入情報指定システム(一例として、()内に対応する構成要素、符号などを付記)は、コンピュータシステムを用いて、サプライヤから回答される納期情報に基づいて納入計画または納入スケジュールを調整する納入情報指定システムである。前記納入情報指定システムは、前記サプライヤから回答された納期情報を登録すると共に、供給重要度区分を登録するデータベース(サプライヤからの回答納期情報302、アイテムマスタ306等)と、前記サプライヤから回答された納期情報に基づいて、前記供給重要度区分を参照して納入品毎に供給優先度を抽出し、前記供給優先度に応じて納入制約条件を変更し、在庫を保持できる納期を算出して前記サプライヤへ提示し(YYYY年MM月DD日の納入リスト1001)、前記供給優先度に応じた要求納期を前記サプライヤに指定する納入情報指定処理部(納入情報指定処理部308)とを有することを特徴とする。
上述した本発明の実施の形態の概要に基づいた本発明の一実施の形態を、以下において図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
[本発明の一実施の形態]
本発明の一実施の形態である納入情報指定方法およびシステムについて、図1〜図10を用いて説明する。本実施の形態では、ネットワーク、またはその他通信媒体を介して、顧客−各サプライヤ間で納入情報を調整する場合の納入情報指定方法およびシステムの例を説明する。
<納入情報指定方法>
図1を用いて、本実施の形態である納入情報指定方法について説明する。図1は、この納入情報指定方法の一例を説明するための図である。図1においては、各サプライヤが供給する原材料の推奨納入情報を顧客に提示し、顧客が提示された情報に基づいて納入情報を指定し、各サプライヤへ発注する場合の納入情報指定方法を示す。
図1に示す納入情報指定方法において、顧客110で生産する製品(X)106は、原材料(A)101、原材料(B)102、原材料(C)103、原材料(D)104、原材料(E)105を原材料として生産される。これらの原材料は、サプライヤ(1)107から原材料(A)101と原材料(B)102、サプライヤ(2)108から原材料(C)103と原材料(D)104、サプライヤ(3)109から原材料(E)105がそれぞれ供給される。各サプライヤ(1)107,(2)108,(3)109は原材料の納期、数量を含む推奨納入情報を顧客110へ提示し、当該顧客110はサプライヤ(1)107,(2)108,(3)109から提示された推奨納入情報の内容を確認し、サプライヤ(1)107,(2)108,(3)109へ納期、数量、納入場所を含む納入情報を指定し、当該注文を受け付ける受注処理手順を行う。
<納入情報指定システム>
図2を用いて、上述した納入情報指定方法を実現するための納入情報指定システムについて説明する。図2は、この納入情報指定システムのハードウェア構成の一例を説明するための図である。図2においては、顧客−各サプライヤ間で納入情報を調整する場合の納入情報指定方法を実現するための納入情報指定システムのハードウェア構成を示す。
図2に示す納入情報指定システムのハードウェア構成は、各サプライヤ(1)107,(2)108,(3)109側の各サプライヤコンピュータ201と、顧客110側の顧客コンピュータサーバ203、生産管理システムのデータベース204、設備監視制御サーバ205、プロセスコントロールステーション206、およびプログラマブルロジックコントローラ207などから構成される。顧客コンピュータサーバ203には、生産管理システムのデータベース204が接続されている。プログラマブルロジックコントローラ207には、バルブ208、ポンプ209、タンク210が接続されている。
各サプライヤ(1)107,(2)108,(3)109側の各サプライヤコンピュータ201と、顧客110側の顧客コンピュータサーバ203との間は、ネットワーク202を介して接続されている。顧客コンピュータサーバ203と設備監視制御サーバ205とは、生産管理システム情報ネットワーク211に接続されている。設備監視制御サーバ205とプロセスコントロールステーション206とは、設備監視制御システム情報ネットワーク212に接続されている。プロセスコントロールステーション206とプログラマブルロジックコントローラ207とは、制御ネットワーク213に接続されている。
この納入情報指定システムのハードウェア構成において、各サプライヤ(1)107,(2)108,(3)109は各サプライヤコンピュータ201に推奨納入情報を入力し、各サプライヤコンピュータ201に入力された推奨納入情報はネットワーク202を介して顧客コンピュータサーバ203へ送信される。顧客コンピュータサーバ203は、生産管理システム(図3で後述の310)のデータベース204に登録された原材料の納入に関わるマスタと在庫情報だけでなく、生産管理システム情報ネットワーク211を介して設備監視制御サーバ205と接続され、プログラマブルロジックコントローラ207、プロセスコントロールステーション206によって収集されたバルブ208、ポンプ209、タンク210などの設備稼働情報を設備監視制御システム情報ネットワーク212、制御ネットワーク213を介して取得し、納入情報の設定を行う。
<納入情報指定システムのデータの流れ>
図3を用いて、上述した納入情報指定システムのデータの流れについて説明する。図3は、この納入情報指定システムのデータの流れの一例を説明するための図である。図3においては、納入情報の設定に際して顧客により考慮される情報と、それらにより設定される納入情報の流れを示す。
図3において、生産管理システム310は顧客コンピュータサーバ203上に構築され、設備監視制御システム311は設備監視制御サーバ205上に構築される。生産計画301、サプライヤからの回答納期情報302、在庫テーブル303、倉庫容量マスタ304、納入場所制約マスタ305、および、アイテムマスタ306の各データは、顧客コンピュータサーバ203のデータベース上に登録される。納入情報指定処理部308は、顧客コンピュータサーバ203上にCPUにより実行されるソフトウェアにより実現される。設備稼働307のデータは、設備監視制御サーバ205のデータベース上に登録される。
サプライヤが供給する原材料は、各納入場所(1),(2),(3)に対してトラック309で搬送される。
まず、生産管理システム310の納入情報指定処理部308は、生産量や生産品目を指定することで生産計画301を立案する。生産計画301の立案により生産品目が決定すると、生産管理システム310の納入情報指定処理部308は、生産品目のレシピ312を参照し、生産に使用する設備情報、原材料の使用予定量を求める。また、生産管理システム310は、データベースに、在庫量を管理する在庫テーブル303、納入した原材料を保管するための倉庫の容量を登録する倉庫容量マスタ304、各納入場所にある物理的制約と時間的制約を登録する納入場所制約マスタ305、各原材料の標準サプライヤと供給重要度区分と安全在庫量と標準納入場所と発注点を登録するアイテムマスタ306を備えており、当該原材料の在庫量や特性もしくは制約を管理する。この特性もしくは制約の管理には、これらの条件に限らず、例えばトラック309の積載量や、サプライヤの特約事項(納期指定厳守やオンタイム厳守)などの条件を追加することも可能である。
そして、生産管理システム310の納入情報指定処理部308は、アイテムマスタ306にて設定された供給重要度毎に納入情報設定方法を変更させて、上述より得られる特性、もしくは制約に応じた各原材料の納入計画を立案し、納入計画立案画面を表示する。その後、生産管理システム310の納入情報指定処理部308は、人手による納入計画の調整機能を提供し、人手による納入計画の調整後、生産管理システム310の納入情報指定処理部308にて設定された納入情報を、図2のネットワーク202を通じて各サプライヤコンピュータ201へ送信し、各サプライヤ(1)107,(2)108,(3)109は指定された納入情報に従って、納入品をトラック309に積載して搬送し、指定された納入場所(1),(2),(3)へ納品する。
<納入情報指定システムの処理の流れ>
図4〜図10を用いて、上述した図3を参照しながら、上述した納入情報指定システムの処理の流れについて説明する。
始めに、図5〜図10を用いて、生産管理システム310のデータベースに登録されるデータと、生産管理システム310の納入情報指定処理部308の処理によるデータについて説明する。それぞれ、図5はアイテムマスタ306、図6は納入場所制約マスタ305、図7はサプライヤからの回答納期情報302、図8は在庫テーブル303、図9は在庫推移予測901、図10はYYYY年MM月DD日の納入リスト1001の一例を説明するための図である。
図5に示すように、アイテムマスタ306には、原材料コード501、原材料名502、供給重要度区分503、安全在庫量504、標準納入場所505、標準サプライヤ506、発注点507の各フィールドが設けられ、各フィールドに各データが登録されている。図5の例では、原材料コード501として01〜05、原材料名502として原材料(A)〜(E)、供給重要度区分503としてオンタイムと納期指定と納期未指定、安全在庫量504として10kgと5kg、標準納入場所505として納入場所(1),(2)、標準サプライヤ506としてサプライヤ(1)〜(3)、発注点507として0と5と15が、それぞれ登録されている。
図6に示すように、納入場所制約マスタ305には、納入場所601、単位時間当り納入可能量602の各フィールドが設けられ、各フィールドに各データが登録されている。図6の例では、納入場所601として納入場所(1),(2)、単位時間当り納入可能量602として20kgと15kgが、それぞれ登録されている。
図7に示すように、サプライヤからの回答納期情報302には、原材料コード701、原材料名702、サプライヤ名703、回答納期704、回答数量705の各フィールドが設けられ、各フィールドに各データが登録されている。図7の例では、原材料コード701として01〜05、原材料名702として原材料(A)〜(E)、サプライヤ名703としてサプライヤ(1)〜(3)、回答納期704としてYYYY/MM/DD7:00〜18:00と7:00〜12:00と13:00〜18:00、回答数量705として10が、それぞれ登録されている。
図8に示すように、在庫テーブル303には、原材料コード801、原材料名802、在庫量803の各フィールドが設けられ、各フィールドに各データが登録されている。図8の例では、原材料コード801として01〜05、原材料名802として原材料(A)〜(E)、在庫量803として10kgと5kgと20kgが、それぞれ登録されている。
図9に示すように、在庫推移予測901には、原材料名902、7:00〜9:30期間903、9:30〜12:00期間904、13:00〜15:30期間905、15:30〜18:00期間906の各フィールドが設けられ、各フィールドに各データが登録されている。図9の例では、原材料名902として原材料(A)〜(E)、7:00〜9:30期間903として10と5と20、9:30〜12:00期間904として0と8と4と5と20、13:00〜15:30期間905として−10と6と3と0と20、15:30〜18:00期間906として−20と4と2と−5と15が、それぞれ登録されている。
図10に示すように、YYYY年MM月DD日の納入リスト1001には、納入場所1002、納入時間1003、7:00〜9:30期間1004、9:30〜12:00期間1005、13:00〜15:30期間1006、15:30〜18:00期間1007、納入品および数量1008の各フィールドが設けられ、各フィールドに各データが登録されている。図10の例では、納入場所1002として納入場所(1),(2)がそれぞれ登録されている。納入場所(1)については、7:00〜9:30期間1004としてサプライヤ(1)と原材料(A)と20kg、13:00〜15:30期間1006としてサプライヤ(1)と原材料(A)と20kg、15:30〜18:00期間1007としてサプライヤ(3)と原材料(E)と10kgが、それぞれ登録されている。納入場所(2)については、7:00〜9:30期間1004としてサプライヤ(2)と原材料(C)と10kg、9:30〜12:00期間1005としてサプライヤ(2)と原材料(D)と15kg、15:30〜18:00期間1007としてサプライヤ(1)と原材料(B)と10kgが、それぞれ登録されている。
続いて、図4を用いて、上述した図5〜図8などを参照しながら、納入情報指定システムの処理の流れについて説明する。図4は、この納入情報指定システムの処理の流れの一例を説明するための図である。
まず、生産計画立案処理S401にて、前述の顧客コンピュータサーバ203で管理される生産管理システム310は、ある一定期間の生産計画301を立案する。
さらに、製造所要量算出処理S402にて、生産管理システム310は、立案された生産計画301を、上記一定期間よりも短い時間単位に分割し、各製品のレシピ312をもとに各期間毎の製造に際する所要量を求めることで、原材料使用予定量、製造に使用する生産設備使用予定ラインを推定する。
その後、生産管理システム310は、オンタイム供給品抽出処理S403にて、データベースに格納された製造計画から、原材料コードをキー情報として、アイテムマスタ(図5)の供給重要度区分503を抽出することで、供給優先度が高く設定(優先度:高)されたオンタイム供給が必要な原材料を抽出し、オンタイム供給品発注処理S404にて、在庫推移予測(図9)と在庫推移予測から算出される単位時間当りの原材料使用量をもとに、各時間で供給が滞らないように納入限界ラインを設定し、各納入場所の単位時間当りの処理能力と保管倉庫容量を超えないように、かつ先詰めで納入日時、納入量を決定する。
例えば、図9に示す例の場合、供給優先度が高く設定された原材料(A)の在庫が0となり、在庫が不足する9:30〜12:00期間より以前に納入しなければならないことから、7:00〜9:30期間を限界ラインに設定する。さらに、アイテムマスタ(図5)の標準納入場所505から原材料(A)が納入場所(1)に納入されることがわかり、納入場所制約マスタ(図6)の納入場所(1)の単位時間当り納入可能量から、原材料(A)が単位時間当りに最大で20kgの納入が限界であることがわかる。
即ち、上述で決定した限界ラインの7:00〜9:30期間において最大納入量の20kgの納入が行われるが、7:00〜9:30期間の納入を考慮したとしても、15:30〜18:00期間にて再度、原材料(A)の在庫が0となり、在庫不足が発生する15:30〜18:00期間以前に納入しなければならないことから、15:30〜18:00期間も限界ラインに設定する。
また、他の(優先度:高)に設定された原材料(D)も同様に、在庫が0となる13:00〜15:30期間より以前の9:30〜12:00期間を限界ラインに設定し、9:30〜12:00期間に納入場所(2)の単位時間当り納入可能量の15kgを納入する。
オンタイム供給品の納入情報が決定すると、次に、生産管理システム310は、データベース内の製造計画の中から、納期指定品抽出処理S405にて、上記の次に優先度が高く設定(優先度:中)された、サプライヤからの推奨納期の明示があり、納入日時に制限がある原材料を抽出し、納期指定品発注処理S406にて、単位時間当りの原材料使用量と在庫量をもとに、安全在庫量を下回る日時を算出することで納入限界ラインを設定し、各納入場所の単位時間当り処理能力と保管倉庫容量を超えないように、かつ、前述の優先度が高く設定された原材料の納入日時と重ならないように、かつ指定日時内になるように納入日時、納入量を決定する。
例えば、図9に示す例の場合、アイテムマスタ(図5)の供給重要度区分503により上記(優先度:中)に設定(納期指定)された原材料(C)は、サプライヤからの回答納期情報(図7)の回答納期704にて7:00〜12:00までの期間で10kgの納入が可能であることが回答されており、かつ、在庫推移予測(図9)より、9:30〜12:00までの期間に、原材料(C)の安全在庫である5kgを下回ることが予測されている。即ち、9:30〜12:00までの期間に原材料(C)を納入させたいが、その時間帯の納入場所(2)では既に上位供給優先度の原材料(D)が15kg納入されることになっている。
また、納入場所制約マスタ(図6)より納入場所(2)の単位時間当り納入可能量が15kgであり、原材料(C)を10kg納入することが不可能であることがわかる。そのため、原材料(C)はその他の時間帯に納入しなければならないが、9:30〜12:00の期間は、原材料(C)の安全在庫を下回る限界ラインであるため、その期間よりも前に納入しなければならない。以上の判断を行い、原材料(C)を7:00〜9:30の期間で納入場所(2)に10kgを割り付ける。また、他の(優先度:中)に設定された原材料(E)も同様の処理となる。
最後に、生産管理システム310は、納期未指定品抽出処理S407にて、製造計画の中から、サプライヤからの推奨納期の明示がなく、納入日時に制限を持たない優先度が低い設定(優先度:低)の原材料(例えば原材料(B))を、原材料コードをキー情報として抽出し、納期未指定品発注処理S408にて、単位時間当りの原材料使用量と在庫量をもとに、安全在庫量を下回る日時を算出することで納入限界ラインを設定し、各納入場所の単位時間当り処理能力と保管倉庫容量を超えないように、かつ、上記オンタイム供給品と納入日時の制限がある原材料の納入と重ならないように納入日時、納入量を決定する。
上記各々の優先度にて発注処理が完了すると、生産管理システム310は、納入計画一覧画面表示処理S409にて、図10に示すような、各サプライヤの納入時間が割り付けられた納入リスト1001を出力し、納入日時手動設定品設定処理S410にて、上記処理で納入場所が各サプライヤに割り付いていない時間の有効活用として、社内移動品などの納入日時に融通が利く納入日時手動設定品の設定を行うための機能を提供する。上記処理にて納入日時の手動調整が完了すると、納入計画登録処理S411にて納入計画が登録される。
なお、生産計画に変更がある場合は、生産計画変更判断処理S412にて判断して、生産計画立案処理S401へ処理が戻る。この生産計画立案処理S401では生産計画301を修正し、それ以降は上記と同様の処理が行われる。
以上の処理を経て、生産管理システム310は供給優先度に応じたサプライヤへの要求納期を出力し、ネットワーク202を通じてサプライヤコンピュータ201へ送信する。
<本実施の形態の効果>
以上説明したように、本実施の形態である納入情報指定方法およびシステムによれば、納入情報指定システムが、サプライヤからの回答納期情報302、アイテムマスタ306等を登録するデータベースと、供給優先度に応じた要求納期をサプライヤに指定する納入情報指定処理部308などを有することで、サプライヤから回答される納期情報に基づいて納入計画または納入スケジュールを調整する際に、サプライヤから回答された納期情報をサプライヤからの回答納期情報302に登録し、サプライヤからの回答納期情報302に基づいて、アイテムマスタ306等に登録されている供給重要度区分を参照して納入品毎に供給優先度を抽出し、この供給優先度に応じて納入制約条件を変更し、在庫を保持できる納期を算出してサプライヤへYYYY年MM月DD日の納入リスト1001を提示し、供給優先度に応じた要求納期をサプライヤに指定することができる。この結果、原材料の特性または顧客側の納入制約を考慮した納入計画または納入スケジュールの立案が可能となる。
さらに好適には、供給重要度区分として、優先度が高い順に、オンタイムの納入品と、納入日時の制限がある納期指定の納入品と、納入日時の制限がない納期未指定の納入品とを有することで、納入品毎の供給優先度を優先度が高い順に抽出することができる。
また、納入制約条件として、サプライヤと、納入場所と、納入時間と、納入品と、納入数量とを有することで、納入場所と納入時間とに対応させて、サプライヤの納入品と納入数量とを変更することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の納入情報指定技術は、特に、サプライヤから回答される納期情報に基づいて納入計画または納入スケジュールを調整するための納入情報指定方法およびシステムに利用可能である。より詳細には、生産計画や生産スケジュールの変動が大きく、かつ、各サプライヤから供給される製品の原材料の納入特性が異なるために、各サプライヤから供給される製品の原材料の納入予定日が変動しやすい製品の原材料の納期を設定するのに好適な納入情報指定方法とシステムである。
101…原材料(A)、102…原材料(B)、103…原材料(C)、104…原材料(D)、105…原材料(E)、106…製品(X)、107…サプライヤ(1)、108…サプライヤ(2)、109…サプライヤ(3)、110…顧客、
201…サプライヤコンピュータ、202…ネットワーク、203…顧客コンピュータサーバ、204…データベース、205…設備監視制御サーバ、206…プロセスコントロールステーション、207…プログラマブルロジックコントローラ、208…バルブ、209…ポンプ、210…タンク、211…生産管理システム情報ネットワーク、212…設備監視制御システム情報ネットワーク、213…制御ネットワーク、
301…生産計画、302…サプライヤからの回答納期情報、303…在庫テーブル、304…倉庫容量マスタ、305…納入場所制約マスタ、306…アイテムマスタ、307…設備稼働、308…納入情報指定処理部、309…トラック、310…生産管理システム、311…設備監視制御システム、312…レシピ、
S401…生産計画立案処理、S402…製造所要量算出処理、S403…オンタイム供給品抽出処理、S404…オンタイム供給品発注処理、S405…納期指定品抽出処理、S406…納期指定品発注処理、S407…納期未指定品抽出処理、S408…納期未指定品発注処理、S409…納入計画一覧画面表示処理、S410…納入日時手動設定品設定処理、S411…納入計画登録処理、S412…生産計画変更判断処理、
501…原材料コード、502…原材料名、503…供給重要度区分、504…安全在庫量、505…標準納入場所、506…標準サプライヤ、507…発注点、
601…納入場所、602…単位時間当り納入可能量、
701…原材料コード、702…原材料名、703…サプライヤ名、704…回答納期、705…回答数量、
801…原材料コード、802…原材料名、803…在庫量、
901…在庫推移予測、902…原材料名、903…7:00〜9:30期間、904…9:30〜12:00期間、905…13:00〜15:30期間、906…15:30〜18:00期間、
1001…YYYY年MM月DD日の納入リスト、1002…納入場所、1003…納入時間、1004…7:00〜9:30期間、1005…9:30〜12:00期間、1006…13:00〜15:30期間、1007…15:30〜18:00期間、1008…納入品および数量。

Claims (6)

  1. コンピュータシステムの情報処理により、サプライヤから回答される納期情報に基づいて納入計画または納入スケジュールを調整する納入情報指定方法であって、
    前記サプライヤから回答された納期情報をデータベースに登録し、
    前記サプライヤから回答された納期情報に基づいて、前記データベースに登録されている供給重要度区分を参照して納入品毎に供給優先度を抽出し、
    前記供給優先度に応じて納入制約条件を変更し、
    在庫を保持できる納期を算出して前記サプライヤへ提示し、
    前記供給優先度に応じた要求納期を前記サプライヤに指定することを特徴とする納入情報指定方法。
  2. 請求項1に記載の納入情報指定方法において、
    前記供給重要度区分として、優先度が高い順に、オンタイムの納入品と、納入日時の制限がある納期指定の納入品と、納入日時の制限がない納期未指定の納入品とを有し、前記納入品毎の供給優先度を優先度が高い順に抽出することを特徴とする納入情報指定方法。
  3. 請求項1に記載の納入情報指定方法において、
    前記納入制約条件として、サプライヤと、納入場所と、納入時間と、納入品と、納入数量とを有し、前記納入場所と前記納入時間とに対応させて、前記サプライヤの前記納入品と前記納入数量とを変更することを特徴とする納入情報指定方法。
  4. コンピュータシステムを用いて、サプライヤから回答される納期情報に基づいて納入計画または納入スケジュールを調整する納入情報指定システムであって、
    前記サプライヤから回答された納期情報を登録すると共に、供給重要度区分を登録するデータベースと、
    前記サプライヤから回答された納期情報に基づいて、前記供給重要度区分を参照して納入品毎に供給優先度を抽出し、前記供給優先度に応じて納入制約条件を変更し、在庫を保持できる納期を算出して前記サプライヤへ提示し、前記供給優先度に応じた要求納期を前記サプライヤに指定する納入情報指定処理部とを有することを特徴とする納入情報指定システム。
  5. 請求項4に記載の納入情報指定システムにおいて、
    前記供給重要度区分として、優先度が高い順に、オンタイムの納入品と、納入日時の制限がある納期指定の納入品と、納入日時の制限がない納期未指定の納入品とを有し、前記納入品毎の供給優先度を優先度が高い順に抽出することを特徴とする納入情報指定システム。
  6. 請求項4に記載の納入情報指定システムにおいて、
    前記納入制約条件として、サプライヤと、納入場所と、納入時間と、納入品と、納入数量とを有し、前記納入場所と前記納入時間とに対応させて、前記サプライヤの前記納入品と前記納入数量とを変更することを特徴とする納入情報指定システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014153740A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Mitsubishi Electric Corp データ処理装置及びプログラム
JP2021034004A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 株式会社日立製作所 注文を処理して応答する方法

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