JP2013204343A - 鉄筋篭建込方法及び仮固定装置 - Google Patents

鉄筋篭建込方法及び仮固定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013204343A
JP2013204343A JP2012075839A JP2012075839A JP2013204343A JP 2013204343 A JP2013204343 A JP 2013204343A JP 2012075839 A JP2012075839 A JP 2012075839A JP 2012075839 A JP2012075839 A JP 2012075839A JP 2013204343 A JP2013204343 A JP 2013204343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bars
core
bar
outer peripheral
reinforcement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012075839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5914095B2 (ja
Inventor
Takashi Goto
孝 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tekko Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tekko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Tekko Co Ltd filed Critical Tokyo Tekko Co Ltd
Priority to JP2012075839A priority Critical patent/JP5914095B2/ja
Priority to KR1020130034648A priority patent/KR102079398B1/ko
Publication of JP2013204343A publication Critical patent/JP2013204343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5914095B2 publication Critical patent/JP5914095B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C5/00Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
    • E04C5/16Auxiliary parts for reinforcements, e.g. connectors, spacers, stirrups
    • E04C5/162Connectors or means for connecting parts for reinforcements
    • E04C5/163Connectors or means for connecting parts for reinforcements the reinforcements running in one single direction
    • E04C5/165Coaxial connection by means of sleeves
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C5/00Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
    • E04C5/01Reinforcing elements of metal, e.g. with non-structural coatings
    • E04C5/06Reinforcing elements of metal, e.g. with non-structural coatings of high bending resistance, i.e. of essentially three-dimensional extent, e.g. lattice girders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B7/00Connections of rods or tubes, e.g. of non-circular section, mutually, including resilient connections
    • F16B7/18Connections of rods or tubes, e.g. of non-circular section, mutually, including resilient connections using screw-thread elements
    • F16B7/182Connections of rods or tubes, e.g. of non-circular section, mutually, including resilient connections using screw-thread elements for coaxial connections of two rods or tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)

Abstract

【課題】鉄筋コンクリート構造物の柱における建て込み済みの第1鉄筋篭の上方に第2鉄筋篭を建て込む際、外周筋が芯筋接合の邪魔にならないようにする。
【解決手段】第1鉄筋篭10の第1外周筋11と第2鉄筋篭20の第2外周筋21との間の距離を、第1鉄筋篭10の第1芯筋12と第2鉄筋篭20の第2芯筋22との間の距離より大きくした状態で、第2鉄筋篭20を第1鉄筋篭10の上方に吊り下げる。次に、第1、第2芯筋12,22どうしを芯筋接合手段40を介して接合する。その後、第1、第2外周筋11,21どうしを外周筋接合手段30を介して接合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄筋コンクリート構造物の柱の鉄筋を構成する鉄筋篭を建て込む方法、及び該方法に用いる仮固定装置に関する。
この種の鉄筋篭は、複数の外周筋及び芯筋、並びに剪断補強筋を有している。各外周筋及び芯筋は、鉛直に延びて、柱の主筋を構成する。複数の外周筋は、柱の周方向に互いに離れて配置される。これら外周筋の内側に芯筋が配置されている。剪断補強筋は、複数の外周筋の周りに巻かれている。この鉄筋篭が、工場などで先組みされて、鉄筋コンクリート構造物の施工現場に搬入される。そして、下側の鉄筋篭から順次上方に継ぎ足されるように建て込まれる。継ぎ足すべき鉄筋篭は、クレーン等で吊り下げた状態で、建て込み済みの鉄筋篭の上方に配置する。そして、これら上下の鉄筋篭の対応する外周筋どうし、及び対応する芯筋どうしを継手等を用いて接合する。
実開昭53−95515号公報
鉄筋篭の建て込みにおいて、上下の鉄筋篭の芯筋どうしを接合するのは、外周筋が邪魔で、作業しにくかった。
上記問題点を解決するために、本発明に係る鉄筋建込方法は、鉄筋コンクリート構造物の柱を構築する際に、建て込み済みの第1鉄筋篭の上方に第2鉄筋篭を建て込む鉄筋篭建込方法であって、
前記第1鉄筋篭の周方向に互いに離れて配置された複数の第1外周筋と、前記第2鉄筋篭の周方向に互いに離れて配置された複数の第2外周筋とにおける、互いに対応するものどうし間の距離を、前記第1鉄筋篭の前記第1外周筋より内側の第1芯筋と前記第2鉄筋篭の前記第2外周筋より内側の第2芯筋との間の距離より大きくした状態で、前記第2鉄筋篭を前記第1鉄筋篭の上方に吊り下げ、
次に、前記第1、第2芯筋どうしを芯筋接合手段を介して接合し、
その後、前記対応する第1、第2外周筋どうしを外周筋接合手段を介して接合することを特徴とする。
これによって、第1、第2芯筋どうしを接合する際、第1、第2外周筋どうしの間が空いているから、これら第1、第2外周筋に邪魔されることなく、第1、第2芯筋の接合作業を簡易に行うことができる。
ここで、第2鉄筋籠は、一般に、クレーン等の吊り揚げ手段を用いて、第1鉄筋籠の上方に吊り下げ状態で配置される。そのため、第1、第2芯筋どうしを接合するまでの間、吊り下げ状態の第2鉄筋籠が揺れやすい。そうすると、第1、第2外周筋どうし間がいくら空いていても、第1、第2芯筋どうしの接合作業がし難くなる。
そこで、前記複数の第1、第2外周筋から選択した一部の互いに対応する第1、第2外周筋どうしを仮固定又は先に接合したうえで、前記第1、第2芯筋どうしの接合を行なうことが好ましい。これによって、第1、第2芯筋どうしを接合する際、第2鉄筋篭が揺れるのを抑制又は防止できる。これによって、第1、第2芯筋どうしの接合作業を一層容易に行うことができる。複数の第1、第2外周筋のうち一部のものだけを選択して仮固定又は先接合することで、これら仮固定又は先接合された第1、第2外周筋が、第1、第2芯筋どうしの接合作業の邪魔になるのを回避できる。
前記選択した第1、第2外周筋どうしを仮固定装置にて仮固定したうえで、前記第1、第2芯筋どうしの接合を行ない、その後、前記仮固定装置を撤去したうえで、前記第1、第2外周筋どうしの接合を行なうことが好ましい。これによって、第1、第2芯筋どうしを接合する際、第2鉄筋篭が揺れるのを抑制又は防止できる。よって、第1、第2芯筋どうしの接合作業を一層容易に行うことができる。
前記第1、第2外周筋の外周に雄ネジ山が形成されており、前記外周筋接合手段が、内周に雌メジ山を有する筒状の外周筋継手を含むことが好ましい。前記仮固定装置として、内周に雌ネジ山を有する筒状の仮固定継手と、外周に雄ネジ山を有する棒材とを用意し、前記仮固定時には、前記選択した第1、第2外周筋の一方と、前記仮固定継手と、前記棒材と、前記外周筋継手と、前記選択した第1、第2外周筋の他方とを、一列に連なるようにネジ結合し、前記第1、第2芯筋どうしの連結後、前記仮固定継手と前記一方の外周筋とのネジ結合を解除し、かつ前記外周筋継手と前記棒材とのネジ結合を解除することが好ましい。これによって、第1、第2外周筋どうしの仮固定を、ねじ回し操作によって簡単に行なうことができる。また、第1、第2芯筋どうしの接合を、ねじ回し操作によって簡単に行なうことができる。さらには、仮固定の解除をねじ回し操作によって簡単に行なうことができる。そして、仮固定装置を撤去した後、外周筋継手をねじ回し操作することによって、第1、第2外周筋どうしを外周筋継手を介して簡単に接合できる。前記外周筋継手は、第1、第2外周筋を仮固定する際の第2の仮固定継手として用いることができる。前記第2鉄筋篭の吊り下げに先立って、前記外周筋継手を第2外周筋の下端部又は第1外周筋の上端部に取り付けておくことで、仮固定操作を効率的に行なうことができる。
また、本発明に係る仮固定装置は、前記第1外周筋に着脱可能な第1連結部と、前記第2外周筋に着脱可能な第2連結部とを含むことを特徴とする。これによって、第1、第2外周筋どうしを簡単に仮固定でき、第1、第2芯筋の接合後は、前記仮固定を簡単に解除できる。
前記第1連結部と前記第2連結部とは、前記第1、第2外周筋の軸方向に沿って接近離間可能であることが好ましい。これによって、仮固定の際は、対応する第1、第2外周筋どうし間の距離を正確に定めなくても、これら第1、第2外周筋を確実に仮固定できる。また、仮固定を解除する際は、第1、第2連結部間の距離を縮めることで、仮固定装置を第1、第2外周筋どうし間から簡単に撤去できる。
前記第1、第2連結部の一方が、内周に雌ネジ山を有する筒状の仮固定継手であり、前記第1、第2連結部の他方が、外周に雄ネジ山を有して前記仮固定継手とネジ結合される棒材であることが好ましい。この場合、前記第1、第2外周筋の外周に雄ネジ山が形成されており、前記外周筋接合手段が、内周に雌メジ山を有する筒状の外周筋継手を含むことが好ましい。これによって、前記仮固定継手を第1、第2外周筋の一方とをネジ結合できる。また、前記棒材を前記外周筋継手にネジ結合でき、さらには前記外周筋継手を第1、第2外周筋の他方とネジ結合することで、外周筋継手を介して棒材と第1、第2外周筋の他方とを連結できる。仮固定継手と棒材のねじ込み量を調節することで、第1、第2連結部を接近離間させることができる。
本発明によれば、第1、第2鉄筋篭の芯筋どうしを、外周筋に邪魔されることなく接合することができる。これによって、鉄筋篭の建て込み作業を容易化できる。
図1は、本発明の第1実施形態を示し、鉄筋コンクリート構造部の柱の鉄筋篭建込体の正面図である。 図2は、図1のII−II線に沿う、上記鉄筋篭建込体の第1鉄筋篭の平面断面図である。 図3は、第1実施形態における鉄筋篭建込方法を示し、図3(a)は、第2鉄筋篭を吊り揚げた状態(吊り工程)の正面図であり、図3(b)は、第2鉄筋篭を第1鉄筋篭の上方に配置した状態(上方配置工程)の正面図であり、図3(c)は、第1、第2芯筋どうしを接合した状態(芯筋接合工程)の正面図であり、図3(d)は、第1、第2外周筋どうしを接合した状態(外周筋接合工程)の正面図である。 図4は、本発明の第2実施形態に係る仮固定装置の縦断面図である。 図5は、第2実施形態における鉄筋篭建込方法を示し、図5(a)は、第2鉄筋篭を吊り揚げた状態(吊り工程)の正面図であり、図5(b)は、第2鉄筋篭を第1鉄筋篭の上方に配置した状態(上方配置工程)の正面図であり、図5(c)は、選択した一部の第1、第2外周筋どうしを仮固定した状態(仮固定工程)を示す、図6のVc−Vc線に沿う正面図である。 図6は、図5(c)のVI−VI線に沿う平面断面図である。 図7は、第2実施形態における鉄筋篭建込方法を示し、図7(a)は、第1、第2芯筋どうしを接合した状態(芯筋接合工程)の正面図であり、図7(b)は、仮固定装置を撤去する状態(撤去工程)の正面図であり、図7(c)は、第1、第2外周筋どうしを接合した状態(外周筋接合工程)の正面図である。 図8は、第3実施形態における鉄筋篭建込方法を示し、図8(a)は、第2鉄筋篭を吊り揚げた状態(吊り工程)の正面図であり、図8(b)は、第2鉄筋篭を第1鉄筋篭の上方に配置した状態(上方配置工程)の正面図であり、図8(c)は、選択した一部の第1、第2外周筋どうしを仮固定した状態(仮固定工程)を示す正面図である。 図9は、図8(a)のIX−IX線に沿う平面断面図である。 図10は、第3実施形態における鉄筋篭建込方法を示し、図10(a)は、第1、第2芯筋どうしを接合した状態(芯筋接合工程)の正面図であり、図10(b)は、仮固定装置を撤去する状態(撤去工程)の正面図であり、図10(c)は、第1、第2外周筋どうしを接合した状態(外周筋接合工程)の正面図である。 図11は、第4実施形態における鉄筋篭建込方法を示し、図11(a)は、第2鉄筋篭を吊り揚げた状態(吊り工程)の正面図であり、図11(b)は、第2鉄筋篭を第1鉄筋篭の上方に配置した状態(上方配置工程)の正面図であり、図11(c)は、選択した一部の第1、第2外周筋どうしを仮固定した状態(仮固定工程)を示す正面図である。 図12は、図11(b)のXII−XII線に沿う平面断面図である。 図13は、第4実施形態における鉄筋篭建込方法を示し、図13(a)は、第1、第2芯筋どうしを接合した状態(芯筋接合工程)の正面図であり、図13(b)は、仮固定装置を撤去する状態(撤去工程)の正面図であり、図13(c)は、第1、第2外周筋どうしを接合した状態(外周筋接合工程)の正面図である。 図14は、第5実施形態における鉄筋篭建込方法を示し、図14(a)は、第2鉄筋篭を吊り揚げた状態(吊り工程)の正面図であり、図14(b)は、第2鉄筋篭を第1鉄筋篭の上方に配置した状態(上方配置工程)の正面図であり、図14(c)は、選択した一部の第1、第2外周筋どうしを先に接合した状態(先接合工程)を示す正面図である。 図15は、第5実施形態における鉄筋篭建込方法を示し、図15(a)は、第1、第2芯筋どうしを接合した状態(芯筋接合工程)の正面図であり、図15(b)は、第1、第2外周筋どうしを接合した状態(外周筋接合工程)の正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
<第1実施形態>
図1〜図3は、本発明の第1実施形態を示したものである。図1に示すように、鉄筋コンクリート構造物の柱1の鉄筋は、鉄筋篭建込体2にて構成されている。鉄筋篭建込体2は、鉛直方向(上下)に一列に連なる複数の鉄筋篭を含む。以下、鉄筋篭建込体2における上下に隣接する2つの鉄筋篭のうち、下側の鉄筋篭を「第1鉄筋篭10」と称し、上側の鉄筋篭を「第2鉄筋篭20」と称す。
図1及び図2に示すように、第1鉄筋篭10は、複数(図2では12本)の第1外周筋11と、1又は複数(図2では4本)の第1芯筋12と、複数の第1剪断補強筋13を有している。第1外周筋11,11…は、それぞれ鉛直に延びるとともに、互いに柱1の周方向に離れて配置されている。これら第1外周筋11の内側に、第1芯筋12が鉛直に延びるようにして配置されている。これら第1外周筋11及び第1芯筋12は、柱1の主筋を構成する。以下、第1外周筋11及び第1芯筋12を総称して「主筋11,12」と称す。図2に示すように、主筋11,12は、全体として平面視で格子点状に配列されている。
各主筋11,12は、ネジ状(螺旋状)のフシ(突起)11a,12aを有する異形鉄筋にて構成されている。すなわち、第1外周筋11の外周には、雄ネジ山11aが形成されている。雄ネジ山11aは、第1外周筋11の周方向に180度離れた2つの領域に、一定のピッチで、第1外周筋11の全長にわたって設けられている。第1外周筋11の外周における上記2つのネジ形成領域間の部分は、ほぼ平らな平坦部11bになっている。図1の二点鎖線に示すように、一方のネジ形成領域の雄ネジ山11aを平坦部11bへ仮想的に延長すると、該仮想の雄ネジ山11axが他方のネジ形成領域の雄ネジ山11aに連続する。同様に、第1芯筋12の外周の180度離れた2つの領域には雄ネジ山12aが形成されている。これら2つのネジ形成領域の間が平坦部12bになっている。雄ネジ山11a,12aによって、主筋11,12のコンクリートに対する付着力を高めることができる。
第1剪断補強筋13,13…は、主筋11,12の周りに環状に巻かれるとともに、互いに主筋11,12の軸方向(鉛直方向)に離れて配置されている。
第2鉄筋篭20は、第1鉄筋篭10と実質的に同じ構造になっている。詳述すると、第2鉄筋篭20は、複数(ここでは12本)の第2外周筋21と、1又は複数(ここでは4本)の第2芯筋22と、複数の第2剪断補強筋23を有している。第2外周筋21,21,…は、それぞれ鉛直に延びるとともに、互いに柱1の周方向に離れて配置されている。これら第2外周筋21の内側に、第2芯筋22が鉛直に延びるようにして配置されている。これら第2外周筋21及び第2芯筋22は、柱1の主筋を構成する。以下、第2外周筋21及び第2芯筋22を総称して「主筋21,22」と称す。主筋21,22は、全体として平面視で格子点状に配列されている。
各主筋21,22は、ネジ状(螺旋状)のフシ(突起)21a,22aを有する異形鉄筋にて構成されている。すなわち、第2外周筋21の外周の180度離れた2つの領域には雄ネジ山21aが形成されている。これら2つのネジ形成領域の間が平坦部21bになっている。第2芯筋22の外周の180度離れた2つの領域には雄ネジ山22aが形成されている。これら2つのネジ形成領域の間が平坦部22bになっている。雄ネジ山21a,22aによって、主筋21,22のコンクリートに対する付着力を高めることができる。
第2剪断補強筋23は,23,…は、主筋21,22の周りに環状に巻かれるとともに、互いに主筋21,22の軸方向(鉛直方向)に離れて配置されている。
図1に示すように、第1鉄筋篭10の第1外周筋11と、第2鉄筋篭20の第2外周筋21とは、一対一に対応している。対応する外周筋11,21どうしが、外周筋接合手段30を介して一直線に接合されている。外周筋接合手段30は、外周筋継手31と、一対のロックナット32,33とを備えている。外周筋継手31は、筒状になっている。外周筋継手31の内周には、雌ネジ山31aが形成されている。外周筋継手31の例えば中央部にはグラウト孔31cが形成されている。グラウト孔31cは、外周筋継手31の外周から内周に貫通している。
外周筋継手31は、対応する外周筋11,21間に跨るように配置されている。外周筋継手31の下側部分の内部に第1外周筋11の上端部が差し入れられ、ネジ山31a,11aどうしが噛み合わされている。外周筋継手31の上側部分の内部に第2外周筋21の下端部が差し入れられ、ネジ山31a,21aどうしが噛み合わされている。詳細な図示は省略するが、雌ネジ山31aと雄ネジ山11a,21aとの間には、軸方向に十分な(例えば数mm程度の)余裕が設定されている。外周筋継手31の内周と外周筋11,21との間には、グラウト(図示省略)がグラウト孔31cを通して充填されて固化されている。
第1外周筋11にはロックナット32がねじ込まれている。このロックナット32が、外周筋継手31の下端部に締め付けられている。第2外周筋21にはロックナット33がねじ込まれている。このロックナット33が、外周筋継手31の上端部に締め付けられている。上記グラウトの充填固化及びロックナット32,33の締め付けによって、対応する外周筋11,21どうしが、引っ張り力を確実に伝達可能に連結されている。
同様にして、第1鉄筋篭10の第1芯筋12と、第2鉄筋篭20の第2芯筋22とは、一対一に対応している。対応する芯筋12,22どうしが、芯筋接合手段40を介して一直線に接合されている。芯筋接合手段40は、芯筋継手41と、一対のロックナット42,43とを備えている。芯筋継手41は、筒状になっている。芯筋継手41の内周には、雌ネジ山41aが形成されている。芯筋継手41の例えば中央部にはグラウト孔41cが形成されている。グラウト孔41cは、芯筋継手41の外周から内周に貫通している。
芯筋継手41は、対応する芯筋12,22間に跨るように配置されている。芯筋継手41の下側部分の内部に第1芯筋12の上端部が差し入れられ、ネジ山41a,12aどうしが噛み合わされている。芯筋継手41の上側部分の内部に第2芯筋22の下端部が差し入れられ、ネジ山41a,22aどうしが噛み合わされている。詳細な図示は省略するが、雌ネジ山41aと雄ネジ山12a,22aとの間には、軸方向に十分な(例えば数mm程度の)余裕が設定されている。芯筋継手41の内周と芯筋12,22との間には、グラウト(図示省略)がグラウト孔41cを通して充填されて固化されている。
第1芯筋12にはロックナット42がねじ込まれている。このロックナット42が、芯筋継手41の下端部に締め付けられている。第2芯筋22にはロックナット43がねじ込まれている。このロックナット43が、芯筋継手41の上端部に締め付けられている。上記グラウトの充填固化及びロックナット42,43の締め付けによって、対応する芯筋12,22どうしが、引っ張り力を確実に伝達可能に連結されている。
ひいては、鉄筋篭建込体2の主筋11,12,21,22が、柱1の引っ張り強度を確実に担うことができる。
上記の鉄筋篭建込体2は、次のようにして構築される。
各鉄筋篭10,20は、工場などで先組みして、鉄筋コンクリート構造物の施工現場に搬入する。施工現場において先組みを行なってもよい。そして、建て込み済みの第1鉄筋篭10の上方に第2鉄筋篭20を継ぎ足すようにして、複数の鉄筋籠を下段から順次建て込む。
第2鉄筋篭20の建て込み方法を更に詳述する。
[前工程]
第2鉄筋篭20の先組みの際に、第2芯筋22を第2外周筋21及び第2剪断補強筋23に対して軸方向(上下)に移動可能にしておく。具体的には、第2外周筋21と第2剪断補強筋23とは、しっかりと結束する一方、第2芯筋22と第2剪断補強筋23とは、緩く結束するか、または結束しないことにする。
なお、これに代えて、第2芯筋22と第2剪断補強筋23をしっかりと結束する一方、第2外周筋21と第2剪断補強筋23を緩く結束するか、結束しないことにしてもよい。
また、図3(a)に示すように、第2鉄筋篭20のための吊り治具50を用意する。吊り治具50は、例えば第2鉄筋篭20の上端部に被さる板形状になっている。吊り治具50の主筋21,22と対応する複数箇所には、挿通孔51が形成されている。各挿通孔51に、対応する主筋21,22の上端部を挿通する。そして、各主筋21,22の吊り治具50よりも上側の部分に、ナット52(ストッパ)をねじ込む。ナット52は、挿通孔51より大径である。このとき、第2外周筋21のナット52を第2芯筋22のナット52よりも深くねじ込むことで、第2外周筋21の最上端からナット52までの距離を、第2芯筋22の最上端からナット52までの距離より大きくする。
第2鉄筋篭20の各主筋21,22の下端部には、ナット33,43及び継手31,41を順次ねじ込む。
図3(b)に示すように、建て込み済みの第1鉄筋篭10の主筋11,12の上端部は、互いにほぼ同一高さに揃えられている。これら主筋11,12の上端部には、それぞれナット32,42をねじ込む。
[吊り工程]
図3(a)に示すように、吊り治具50には、クレーン(図示省略)の吊りロープ3を連結する。そして、上記クレーンで吊り治具50を水平に吊り揚げる。すると、第2鉄筋篭20の各主筋21,22がほぼ鉛直になるとともに、第2外周筋21のナット52が吊り治具50に引っ掛かり、更に第2芯筋22が第2外周筋21に対して降下して、第2芯筋22のナット52が吊り治具50に引っ掛かる。これらの引っ掛かりによって、主筋21,22ひいては第2鉄筋篭20が、吊り治具50から吊り下げられた状態で支持される。このとき、第2外周筋21のナット52が第2芯筋22のナット52よりも深くねじ込まれている分だけ、第2外周筋21が第2芯筋22よりも上方にずれて位置する。ひいては、第2外周筋21の下端部が、第2芯筋22の下端部よりも高所に位置する。
[上方配置工程]
図3(b)に示すように、さらに上記クレーンを操作して、上記吊り揚げた第2鉄筋篭20を、建て込み済みの第1鉄筋篭10の上方に配置する。そして、第1鉄筋篭10と第2鉄筋篭20の互いに対応する外周筋11,21どうし、及び互いに対応する芯筋12,22どうしをそれぞれ上下に対向させる。このとき、互いに対応する外周筋11,21どうし間の距離Lが、互いに対応する芯筋12,22どうし間の距離Lよりも大きくなる(L>L)。
[芯筋接合工程]
次に、図3(c)に示すように、対応する芯筋12,22どうしを、芯筋接合手段40を介して接合する。詳しくは、第2芯筋22の下端部の芯筋継手41を下降方向に回して、芯筋継手41の下側の約半分を第1芯筋12の上端部の外周にねじ込むことで、芯筋継手41を第2芯筋22から第1芯筋12に跨らせる。そして、上下一対のロックナット43,42をそれぞれ芯筋継手41に向けて締め付ける。このとき、第1外周筋11の上端部と第2外周筋21の下端部の間が大きく空いているから、外周筋11,21に邪魔されることなく、芯筋12,22の接合作業を簡易に行うことができる。
[外周筋接合作業]
次に、図3(d)に示すように、上記クレーンを操作して、吊り治具50を下降させる。すると、第2芯筋22は、そのままの高さに留まる一方、第2外周筋21及び第2剪断補強筋23は、吊り治具50と一体に降下する。これによって、第2外周筋21と第2芯筋22とを、互いにほぼ同じ高さに揃える。続いて、対応する外周筋11,21どうしを、外周筋接合手段30を介して接合する。詳しくは、第2外周筋21の下端部の外周筋継手31を下降方向に回して、外周筋継手31の下側の約半分を第1外周筋11の上端部の外周にねじ込むことで、外周筋継手31を第2外周筋21から第1外周筋11に跨らせる。そして、上下一対のロックナット33,32をそれぞれ外周筋継手31に向けて締め付ける。このようにして、第2鉄筋篭20を第1鉄筋篭10の上方に建て込むことができる。
[後工程]
その後、ナット52を各主筋21,22の上端部から外す。そして、上記クレーンを操作して、吊り治具50を、主筋21,22よりも上昇させることで第2鉄筋篭20から外す。
[次段の鉄筋籠の継ぎ足し工程]
次いで、上記第2鉄筋篭20を、建て込み済みの鉄筋籠とし、その上方に新たな鉄筋籠を上記と同様の手順で建て込む。これを反復することによって、柱1の鉄筋篭建込体2を構築できる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を簡略化する。
<第2実施形態>
図4〜図7は、本発明の第2実施形態を示したものである。図4に示すように、第2実施形態では、第2鉄筋篭20の建て込みに際して、仮固定装置60を用いる。仮固定装置60は、仮固定継手61(第1連結部)と、棒材62(第2連結部)を備えている。仮固定継手61は、筒状になっている。仮固定継手61の内周には、雌ネジ山61aが形成されている。
棒材62は、短い直線状になっている。棒材62は、主筋11,12,21,22よりもかなり短い点を除き、主筋11,12,21,22と同じ形状の異形鉄筋にて構成されている。すなわち、棒材62の外周の180度離れた2つの領域には、雄ネジ山62aが形成されている。これら2つのネジ形成領域間の棒材62の外周は、平坦部62bになっている。
図4では、仮固定継手61が棒材62より短いが、これら部材61,62が同程度の長さであってもよく、仮固定継手61が棒材62より長くてもよい。
棒材62の下端部が、仮固定継手61の上側部分にねじ込まれている。このねじ込み量によって、仮固定装置60全体の軸長を調節できる。なお、詳細な図示は省略するが、仮固定継手61の雌ネジ山61aと棒材62の雄ネジ山62aとの間には、軸方向に充分な(例えば数mm程度の)余裕が設けられている。
第2実施形態において、建て込み済みの第1鉄筋篭10の上方に第2鉄筋篭20を建て込む方法を説明する。
[前工程]
第2鉄筋篭20を先組みする際、第1実施形態(図3)と同様に、第2剪断補強筋23の結束度合いを加減することで、第2芯筋22を第2外周筋21に対して軸方向(上下)に移動可能にしておく。詳しくは、第2外周筋21と第2剪断補強筋23とは、しっかりと結束する一方、第2芯筋22と第2剪断補強筋23とは、緩く結束するか、または結束しないことにする。なお、これに代えて、第2芯筋22と第2剪断補強筋23をしっかりと結束する一方、第2外周筋21と第2剪断補強筋23を緩く結束するか、結束しないことにしてもよい。
また、図5(a)に示すように、各主筋21,22の上端部を吊り治具50の挿通孔51に通し、かつナット52を各主筋21,22の吊り治具50よりも上側の部分にねじ込む。このとき、第2外周筋21のナット52を第2芯筋22のナット52よりも深くねじ込むことで、第2外周筋21の最上端からナット52までの距離を、第2芯筋22の最上端からナット52までの距離より大きくする。
第2鉄筋篭20の各主筋21,22の下端部には、ナット33,43及び継手31,41を順次ねじ込む。
建て込み済みの第1鉄筋篭10の主筋11,12の上端部には、それぞれナット32,42をねじ込む。
[吊り工程]
図5(a)に示すように、クレーンで吊り治具50を水平に吊り揚げる。すると、第2鉄筋篭20の各主筋21,22がほぼ鉛直になるとともに、第2外周筋21のナット52が吊り治具50に引っ掛かり、更に第2芯筋22が第2外周筋21に対して降下して、第2芯筋22のナット52が吊り治具50に引っ掛かる。これらの引っ掛かりによって、主筋21,22ひいては第2鉄筋篭20が、吊り治具50から吊り下げられた状態で支持される。このとき、第2外周筋21のナット52が第2芯筋22のナット52よりも深くねじ込まれている分だけ、第2外周筋21が第2芯筋22よりも上方にずれて位置する。ひいては、第2外周筋21の下端部が、第2芯筋22の下端部よりも高所に位置する。
[上方配置工程]
図5(b)に示すように、さらに上記クレーンを操作して、上記吊り揚げた第2鉄筋篭20を、建て込み済みの第1鉄筋篭10の上方に配置する。そして、第1鉄筋篭10と第2鉄筋篭20の互いに対応する外周筋11,21どうし、及び互いに対応する芯筋12,22どうしをそれぞれ上下に対向させる。このとき、互いに対応する外周筋11,21どうし間の距離Lが、互いに対応する芯筋12,22どうし間の距離Lよりも大きくなる(L>L)。
[仮固定工程]
次に、図5(c)に示すように、第1、第2鉄筋篭10,20の互いに対応する第1、第2外周筋11,21の中から一部の外周筋11,21を選択し、これら選択した対応外周筋11,21どうしを仮固定装置60にて仮固定する。好ましくは、図6に示すように、鉄筋篭10,20の四隅の外周筋11E,21Eを選択して、第2外周筋21Eの下端部を第1外周筋11Eの上端部に仮固定装置60を介して仮固定する。詳しくは、仮固定継手61を下降方向に回して、その下端部を第1外周筋11Eの上端部の外周にねじ込むことで、仮固定継手61を棒材62から第1外周筋11Eに跨らせる。仮固定継手61は、一方の外周筋11と着脱可能に連結される「第1連結部」を構成する。また、第2外周筋21Eの下端部の外周筋継手31を下降方向に回して、該外周筋継手31の下側部分を棒材62の上端部の外周にねじ込むことで、外周筋継手31を第2外周筋21Eから棒材62に跨らせる。棒材62は、外周筋継手31を介して他方の外周筋21と着脱可能に連結される「第2連結部」を構成する。要するに、第2外周筋21Eと、外周筋継手31と、棒材62と、仮固定継手61と、第1外周筋11Eとを上下に一列に連なるようにネジ結合する。これによって、吊り下げ状態の第2鉄筋篭20の揺れを抑制又は防止できる。
上記仮固定工程では、ロックナット32,33を締め付ける必要は無い。
また、上述した前工程において、仮固定装置60を第1外周筋11Eの上端部に予め取り付けておき、仮固定工程では第2外周筋21Eと仮固定装置60との連結だけを行なうことにしてもよい。若しくは、前工程において、仮固定装置60を第2外周筋21Eの下端部に予め取り付けておき、仮固定工程では第1外周筋11Eと仮固定装置60との連結だけを行なうことにしてもよい。
[芯筋接合工程]
次に、図7(a)に示すように、対応する芯筋12,22どうしを、芯筋接合手段40を介して接合する。すなわち、第2芯筋22の下端部の芯筋継手41を下降方向に回して、芯筋継手41の下側の約半分を第1芯筋12の上端部の外周にねじ込むことで、芯筋継手41を第2芯筋22から第1芯筋12に跨らせる。そして、上下一対のロックナット42,43をそれぞれ芯筋継手41に向けて締め付ける。このとき、四隅以外の対応する外周筋11,21間が大きく空いているから、外周筋11,21に邪魔されることなく、芯筋12,22の接合作業を簡易に行うことができる。しかも、第2鉄筋篭20が仮固定されることで揺れが抑制又は防止されているから、芯筋12,22の上記接合作業を一層容易に行うことができる。複数の外周筋11,21のうち四隅(一部)の外周筋11E,21Eだけを選択して仮固定装置60にて仮固定することで、仮固定装置60が芯筋12,22どうしの接合作業の邪魔になるのを回避できる。
[撤去工程]
次に、図7(b)に示すように、仮固定装置60を撤去する。詳しくは、第2外周筋21Eの外周筋継手31を上昇方向に回すことで、該外周筋継手31と棒材62とのネジ結合を解除する。かつ、仮固定継手61を上昇方向に回すことで、仮固定継手61と第1外周筋11Eとのネジ結合を解除する。これによって、仮固定装置60全体の軸長(棒材62の上端部から仮固定継手61の下端部まで長さ)が、第2外周筋21Eの下端部と第1外周筋11Eの上端部間の距離より短くなる。したがって、仮固定装置60を外周筋21E,11E間から簡単に撤去することができる。
[外周筋接合作業]
次に、図7(c)に示すように、上記クレーンを操作して、吊り治具50を下降させる。すると、第2芯筋22は、そのままの高さに留まる一方、第2外周筋21及び第2剪断補強筋23は、吊り治具50と一体に降下する。これによって、第2外周筋21と第2芯筋22とを、互いにほぼ同じ高さに揃える。続いて、対応する各外周筋11,21どうし(上記選択した外周筋11E,21Eどうしを含む)を、外周筋接合手段30を介して接合する。すなわち、第2外周筋21の下端部の外周筋継手31を下降方向に回して、外周筋継手31の下側の約半分を第1外周筋11の上端部の外周にねじ込むことで、外周筋継手31を第2外周筋21から第1外周筋11に跨らせる。そして、上下一対のロックナット32,33をそれぞれ外周筋継手31に向けて締め付ける。このようにして、第2鉄筋篭20を第1鉄筋篭10の上方に建て込むことができる。
[後工程]
その後、ナット52を各主筋21,22の上端部から外す。そして、上記クレーンを操作して、吊り治具50を、主筋21,22よりも上昇させることで第2鉄筋篭20から外す。
[次段の鉄筋籠の継ぎ足し工程]
次いで、上記第2鉄筋篭20を、建て込み済みの鉄筋籠とし、その上方に新たな鉄筋籠を上記と同様の手順で建て込む。これを反復することによって、柱の鉄筋篭建込体2を構築できる。
<第3実施形態>
図8〜図10は、本発明の第3実施形態を示したものである。図8(a)に示すように、第3実施形態では、吊り治具50にクランプ53が設けられている。このクランプ53で第2外周筋21の上端部を把持する。吊り治具50に挿通孔51を形成する必要は無い。
また、図9に示すように、板状の引掛部材54を用意する。引掛部材54の面積は、第2鉄筋篭20全体の断面より小さく、かつ第2鉄筋篭20の芯筋配置領域の断面よりは大きい。引掛部材54には、複数の挿通孔55が形成されている。これら挿通孔55は、第2芯筋22と一対一に対応している。各第2芯筋22の上端部を対応する挿通孔55に通す。各第2芯筋22の挿通孔55より上側の部分には、ナット52をねじ込む。ナット52は、挿通孔55より大径である。
第3実施形態において、図8(a)に示すように、クレーンにて吊り治具50を水平に吊り揚げると(吊り工程)、第2外周筋21がクランプ53から吊り下げられた状態で支持される。また、図8(a)の二点鎖線及び図9に示すように、引掛部材54が、第2外周筋21に結束された第2剪断補強筋23のうち、最上部かつ第2芯筋22の傍を通る中子筋23C(剪断補強筋)に引っ掛かって水平に支持される。さらに、第2芯筋22が第2外周筋21に対して降下して、ナット52が引掛部材54に引っ掛かる。この引っ掛かりによって、第2芯筋22が、吊り下げ状態で支持される。このとき、第2芯筋22の下端が第2外周筋21の下端より下に位置する。したがって、図8(b)に示すように、第2鉄筋篭20を第1鉄筋篭10の上方に配置すれば、外周筋21,11どうし間の距離が芯筋22,12どうし間の距離より大きくなる(上方配置工程)。
次いで、図8(c)に示すように、四隅(選択した一部)の外周筋21E,11Eどうしを仮固定装置60にて仮固定する(仮固定工程)。これによって、第2鉄筋篭20の揺れを抑制又は防止できる。
続いて、図10(a)に示すように、対応する芯筋22,12どうしを芯筋接合手段40にて接合する(芯筋接合工程)。このとき、四隅以外の対応する外周筋11,21間が大きく空いているから、外周筋11,21に邪魔されることなく、芯筋12,22の接合作業を簡易に行うことができる。しかも、第2鉄筋篭20が仮固定されることで揺れが抑制又は防止されているから、芯筋12,22の上記接合作業を一層容易に行うことができる。複数の外周筋11,21のうち四隅(一部)の外周筋11E,21Eだけを選択して仮固定装置60にて仮固定することで、仮固定装置60が、芯筋12,22どうしの接合作業の邪魔になるのを回避できる。
次に、図10(b)に示すように、仮固定装置60を撤去する(撤去工程)。
次に、図10(c)に示すように、吊り治具50を下降させて、第2外周筋21を下げ、対応する外周筋21,11どうしを外周筋接合手段30にて接合する(外周筋接合工程)。
<第4実施形態>
図11〜図13は、本発明の第4実施形態を示したものである。図11(a)及び図12に示すように、第4実施形態では、第2鉄筋篭20の先組みの際に、複数(図12では4つ)の第2芯筋22の中間部に補助フープ筋26(剪断補強筋)を巻き付ける。第2芯筋22と補助フープ筋26とはきつく結束する。補助フープ筋26は、第2外周筋21より内側に在り、第2外周筋21から切り離されている。第2外周筋21と第2芯筋22とは、既述の実施形態と同様に、結束度合いを加減することによって、軸方向に相対移動可能にする。
また、引掛棒56を用意する。引掛棒56は、第2鉄筋篭20の一辺の長さより少し大きな鋼材にて構成されている。この引掛棒56を、第2鉄筋篭20の軸線と直交する方向に向けて、第2鉄筋篭20における補助フープ筋26よりも下側の部分に差し込む。この実施形態では、第2鉄筋篭20の最下段の第2剪断補強筋23とその直ぐ上の第2剪断補強筋23との間に、引掛棒56を差し入れ、最下段の第2剪断補強筋23に引掛棒56の両端部を載せる。
第4実施形態において、図11(a)に示すように、第2外周筋21の上端部を第3実施形態(図8)と同様のクランプ53で把持した後、クレーンにて吊り治具50を水平に吊り揚げると(吊り工程)、第2外周筋21がクランプ53から吊り下げられた状態で支持される。また、図11(a)の二点鎖線及び図12に示すように、第2芯筋22が第2外周筋21に対して降下して、該第2芯筋22と一体の補助フープ筋26が引掛棒56に引っ掛かる。この引っ掛かりによって、第2芯筋22が支持される。このとき、第2芯筋22の下端が第2外周筋21の下端よりも下に位置する。したがって、図11(b)に示すように、第2鉄筋篭20を第1鉄筋篭10の上方に配置すれば、外周筋21,11どうし間の距離が芯筋22,12どうし間の距離より大きくなる(上方配置工程)。
次いで、図11(c)に示すように、四隅(選択した一部)の外周筋21E,11Eどうしを仮固定装置60にて仮固定する(仮固定工程)。これによって、第2鉄筋篭20の揺れを抑制又は防止できる。
続いて、図13(a)に示すように、対応する芯筋22,12どうしを芯筋接合手段40にて接合する(芯筋接合工程)。このとき、四隅以外の外周筋11,21間が大きく空いているから、外周筋11,21に邪魔されることなく、芯筋12,22の接合作業を簡易に行うことができる。しかも、第2鉄筋篭20が仮固定されることで揺れが抑制又は防止されているから、芯筋12,22の上記接合作業を一層容易に行うことができる。複数の外周筋11,21のうち四隅(一部)の外周筋11E,21Eだけを選択して仮固定装置60にて仮固定することで、仮固定装置60が、芯筋12,22どうしの接合作業の邪魔になるのを回避できる。
次に、図11(b)に示すように、仮固定装置60を撤去する(撤去工程)。また、引掛棒56を第2鉄筋篭20から引き抜いて撤去する。
次に、図11(c)に示すように、吊り治具50を下降させて、第2外周筋21を下げ、対応する外周筋21,11どうしを外周筋接合手段30にて接合する(外周筋接合工程)。
<第5実施形態>
図14及び図15は、本発明の第5実施形態を示したものである。図14(a)に示すように、第5実施形態では、第2鉄筋篭20の第2外周筋21の長さが第2芯筋22よりも短い。図15(b)に示すように、鉄筋篭10,20の対応する第1、第2外周筋11,21どうしは、中継筋71を介して連結されている。中継筋71は、第2芯筋22の長さと第2外周筋21の長さの差よりも少し短い。中継筋71は、好ましくは主筋11,21,12,22と同種の鉄筋にて構成され、その外周には雄ネジ山(図示省略)が形成されている。外周継手31を介して、第2外周筋21の下端部と中継筋71の上端部が接合されている。外周継手31の両端部にはロックナット33,73が締め込まれている。さらに、上記外周継手31と同じ構造の外周継手37を介して、中継筋71の下端部と第1外周筋11の上端部が接合されている。外周継手37の両端部にはロックナット72,32が締め込まれている。
前工程において、第2鉄筋篭20を先組みする際は、第2外周筋21及び第2芯筋22の上端部の高さを揃えることで、第2芯筋22の下端部を第2外周筋21の下端部よりも下方へ延出させる。また、第2剪断補強筋23を第2外周筋21及び第2芯筋22にしっかりと結束することで、第2鉄筋篭20の先組みの段階から、第2外周筋21と第2芯筋22とが自由に相対移動しないようにする。さらに、各第2外周筋21の下端部にはロックナット33と外周筋継手31を順次ねじ込み、かつ各第2芯筋22の下端部にはロックナット43と芯筋継手41を順次ねじ込む。さらには、建て込み済みの第1鉄筋篭10の各第1外周筋11の上端部に、ロックナット32と外周筋継手37を順次ねじ込む。第1芯筋12の上端部には、ロックナット42だけをねじ込んでおく。さらに、図14(b)に示すように、中継継手71の両端部には、ロックナット72,73をねじ込んでおく。
なお、外周筋継手37を、外周筋11に代えて、中継継手71にねじ込んでおくことにしてもよい。
図14(a)に示すように、第2鉄筋篭20を第1鉄筋篭10の上方に建て込む際は、第3実施形態(図8)と同様のクランプ53で第2外周筋21の上端部を把持した後、クレーンにて吊り治具50を吊り揚げる(吊り工程)。これによって、第2鉄筋篭20が、吊り治具50から吊り下げられた状態で支持される。このとき、第2外周筋21の長さと第2芯筋22の長さの差分だけ、第2芯筋22の下端が第2外周筋21の下端より下に位置する。したがって、図14(b)に示すように、第2鉄筋篭20を第1鉄筋篭10の上方に配置すれば(上方配置工程)、対応する外周筋21,11どうし間の距離が、対応する芯筋22,12どうし間の距離より大きくなる。
第5実施形態では、外周筋11,21によって接合時期が互いに異なる。図14(c)に示すように、鉄筋篭10,20の四隅(選択した一部)の外周筋11E,21Eについては、上記上方配置工程の後、かつ芯筋22,12の接合工程よりも先に接合する(先接合工程)。具体的には、中継筋71Eを、対応する外周筋21E,11Eどうし間に差し入れ、第2外周筋21Eと中継筋71Eと第1外周筋11Eを上下に一直線に並べる。続いて、第2外周筋21Eの外周筋継手31を下降方向に回して、第2外周筋21Eから中継筋71Eに跨らせる。また、第1外周筋11Eの外周筋継手37を上昇方向に回して、第1外周筋11Eから中継筋71Eに跨らせる。これによって、第2鉄筋篭20の揺れを抑制又は防止できる。
この段階では、第2外周筋21Eの外周筋継手31の両端にロックナット33,73を締め付ける必要はない。また、第1外周筋11Eの外周筋継手37の両端にロックナット72,32を締め付ける必要はない。したがって、外周筋21E,11Eは、仮固定の状態にある。先接合工程は、実質的に既述実施形態の仮固定工程に相当する。
なお、先接合工程において、第2外周筋21Eの外周筋継手31の両端にロックナット33,73を締め付けてもよい。また、第1外周筋11Eの外周筋継手37の両端にロックナット72,32を締め付けてもよい。
次に、図15(a)に示すように、対応する芯筋22,12どうしを芯筋接合手段40にて接合する(芯筋接合工程)。このとき、四隅以外の対応する外周筋11,21間が大きく空いているから、外周筋11,21に邪魔されることなく、芯筋12,22の接合作業を簡易に行うことができる。しかも、四隅の外周筋11E,21Eどうしが接合されていることで、第2鉄筋篭20の揺れが抑制又は防止されているから、芯筋12,22の上記接合作業を一層容易に行うことができる。複数の外周筋11,21のうち四隅(一部)の外周筋11E,21Eだけを選択して中継筋71Eにて先に接合(仮固定)することで、中継筋71Eが、芯筋12,22どうしの接合作業の邪魔になるのを回避できる。
次に、図15(b)に示すように、四隅以外の外周筋21,11どうしを、中継筋71を介して接合する(外周筋接合工程)。具体的には、中継筋71を、対応する外周筋21,11どうし間に差し入れ、第2外周筋21と中継筋71と第1外周筋11を上下に一直線に並べる。続いて、第2外周筋21の外周筋継手31を下降方向に回して、第2外周筋21から中継筋71に跨らせる。そして、四隅の第2外周筋21Eを含むすべての第2外周筋21の外周筋継手31の両端部にロックナット33,73を締め付ける。また、第1外周筋11の外周筋継手37を上昇方向に回して、第1外周筋11から中継筋71に跨らせる。そして、四隅の第1外周筋11Eを含むすべての第1外周筋11の外周筋継手37の両端部にロックナット72,32を締め付ける。
第5実施形態においては、本接合用の中継筋71Eを用いて、外周筋11E,21Eどうしを仮固定又は先接合するものであるから、仮固定装置の撤去工程は不要である。
本発明は、上記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、仮固定工程(先接合工程)では、四隅の外周筋11E,21Eのすべてを仮固定(先接合)する必要はなく、四隅のうち、1つ〜3つの隅の外周筋11E,21Eどうしだけを仮固定(先接合)してもよい。さらに、仮固定(先接合)する外周筋11,21は、鉄筋篭10,20の四隅のものに限られず、鉄筋篭10,20の各辺の中央寄りの外周筋10,20どうしを仮固定(先接合)してもよい。
下側の第1鉄筋篭10の第1外周筋11の上端部を第1芯筋12の上端部より下に位置させることで、外周筋11,21どうし間の距離が芯筋12,22どうし間の距離より大きくなるようにしてもよい。
仮固定工程において、仮固定装置60の姿勢を第2〜第4実施形態とは上下逆さまにして、棒材62を外周筋継手31を介して第1外周筋11と連結し、仮固定継手61を第2外周筋21と連結してもよい。この場合、棒材62が「第1連結部」を構成し、仮固定継手61が「第2連結部」を構成する。また、この場合、前工程において、外周筋継手31を第1外周筋11の上端部に取り付けておくことが好ましい。
仮固定装置は、必ずしもネジ部材61,62である必要は無い。例えば、仮固定装置の第1連結部が、第1外周筋11を解放可能に把持する第1クランプであってもよい。第2連結部が、第2外周筋21を解放可能に把持する第2クランプであってもよい。さらに、仮固定装置が、軸線を上下に向けた棒状の本体を有し、前記本体の下端部に前記第1クランプが設けられ、前記本体の上端部に前記第2クランプが設けられていてもよい。
本発明は、建築・土木構造物の構築に適用可能である。
1 柱
2 鉄筋篭建込体
3 クレーンの吊りロープ
10 第1鉄筋篭
11 第1外周筋
11E 四隅の(選択された)第1外周筋
11a 雄ネジ山
11b 平坦部
12 第1芯筋
12a 雄ネジ山
12b 平坦部
13 第1剪断補強筋
20 第2鉄筋篭
21 第2外周筋
21E 四隅の(選択された)第2外周筋
21a 雄ネジ山
21b 平坦部
22 第2芯筋
22a 雄ネジ山
22b 平坦部
23 第2剪断補強筋
23C 中子筋
26 補助フープ筋
30 外周筋接合手段
31 外周筋継手
31a 雌ネジ山
31c グラウト孔
32 下ロックナット
33 上ロックナット
37 外周筋継手
40 芯筋接合手段
41 芯筋継手
41a 雌ネジ山
41c グラウト孔
42 下ロックナット
43 上ロックナット
50 吊り治具
51 挿通孔
52 ナット(ストッパ)
53 クランプ
54 引掛部材
55 挿通孔
56 引掛棒
60 仮固定装置
61 仮固定継手(第1連結部)
61a 雌ネジ山
62 棒材(第2連結部)
62a 雄ネジ山
62b 平坦部
71 中継筋
71E 選択した中継ぎ筋

Claims (7)

  1. 鉄筋コンクリート構造物の柱を構築する際に、建て込み済みの第1鉄筋篭の上方に第2鉄筋篭を建て込む鉄筋篭建込方法であって、
    前記第1鉄筋篭の周方向に互いに離れて配置された複数の第1外周筋と、前記第2鉄筋篭の周方向に互いに離れて配置された複数の第2外周筋とにおける、互いに対応するものどうし間の距離を、前記第1鉄筋篭の前記第1外周筋より内側の第1芯筋と前記第2鉄筋篭の前記第2外周筋より内側の第2芯筋との間の距離より大きくした状態で、前記第2鉄筋篭を前記第1鉄筋篭の上方に吊り下げ、
    次に、前記第1、第2芯筋どうしを芯筋接合手段を介して接合し、
    その後、前記対応する第1、第2外周筋どうしを外周筋接合手段を介して接合することを特徴とする鉄筋篭建込方法。
  2. 前記複数の第1、第2外周筋から選択した一部の互いに対応する第1、第2外周筋どうしを仮固定又は先に接合したうえで、前記第1、第2芯筋どうしの接合を行なうことを特徴とする請求項1に記載の鉄筋篭建込方法。
  3. 前記選択した第1、第2外周筋どうしを仮固定装置にて仮固定したうえで、前記第1、第2芯筋どうしの接合を行ない、その後、前記仮固定装置を撤去したうえで、前記第1、第2外周筋どうしの接合を行なうことを特徴とする請求項2に記載の鉄筋篭建込方法。
  4. 前記第1、第2外周筋の外周に雄ネジ山が形成されており、前記外周筋接合手段が、内周に雌メジ山を有する筒状の外周筋継手を含み、
    前記仮固定装置として、内周に雌ネジ山を有する筒状の仮固定継手と、外周に雄ネジ山を有する棒材とを用意し、
    前記仮固定時には、前記選択した第1、第2外周筋の一方と、前記仮固定継手と、前記棒材と、前記外周筋継手と、前記選択した第1、第2外周筋の他方とを、一列に連なるようにネジ結合し、前記第1、第2芯筋どうしの連結後、前記仮固定継手と前記一方の外周筋とのネジ結合を解除し、かつ前記外周筋継手と前記棒材とのネジ結合を解除することを特徴とする請求項3に記載の鉄筋篭建込方法。
  5. 請求項3に記載の仮固定装置であって、前記第1外周筋に着脱可能な第1連結部と、前記第2外周筋に着脱可能な第2連結部とを含むことを特徴とする仮固定装置。
  6. 前記第1連結部と前記第2連結部とが、前記第1、第2外周筋の軸方向に沿って接近離間可能であることを特徴とする請求項5に記載の仮固定装置。
  7. 前記第1、第2連結部の一方が、内周に雌ネジ山を有する筒状の仮固定継手であり、前記第1、第2連結部の他方が、外周に雄ネジ山を有して前記仮固定継手とネジ結合される棒材であることを特徴とする請求項5又は6に記載の仮固定装置。
JP2012075839A 2012-03-29 2012-03-29 鉄筋篭建込方法 Active JP5914095B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012075839A JP5914095B2 (ja) 2012-03-29 2012-03-29 鉄筋篭建込方法
KR1020130034648A KR102079398B1 (ko) 2012-03-29 2013-03-29 철근 다발 조립 방법 및 임시 고정 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012075839A JP5914095B2 (ja) 2012-03-29 2012-03-29 鉄筋篭建込方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013204343A true JP2013204343A (ja) 2013-10-07
JP5914095B2 JP5914095B2 (ja) 2016-05-11

Family

ID=49523731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012075839A Active JP5914095B2 (ja) 2012-03-29 2012-03-29 鉄筋篭建込方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5914095B2 (ja)
KR (1) KR102079398B1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016084620A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 大谷製鉄株式会社 機械式継手、及び鉄筋継手工法
CN109930725A (zh) * 2019-04-10 2019-06-25 中建七局第二建筑有限公司 一种钢网箱无梁空心楼盖施工工艺方法
JP2019167689A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 五洋建設株式会社 柱梁接合構造の構築工法および柱梁接合構造
CN113235826A (zh) * 2021-05-19 2021-08-10 中建桥梁有限公司 一种钢筋丝接安装定位方法
CN113714437A (zh) * 2021-08-11 2021-11-30 中国一冶集团有限公司 一种钢筋笼制作装置及钢筋笼制作对接方法
JP2022036882A (ja) * 2020-08-24 2022-03-08 文財 江 柱中柱組付型拘束の接合構造

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102160937B1 (ko) * 2017-12-22 2020-09-29 대한특수금속 주식회사 나사형 철근을 이용한 선조립 공법의 철근 체결 장치 및 방법
KR102490532B1 (ko) * 2021-07-20 2023-01-20 한국건설기술연구원 로봇 기반 교각 원격시공용 선조립 철근망 및 이를 이용한 로봇 기반 교각 원격시공방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771117A (ja) * 1993-06-30 1995-03-14 Mitsui Constr Co Ltd 鉄筋の建込み方法及び、該建込み方法において使用される吊下げ治具及び、案内器具
JPH084299A (ja) * 1994-06-17 1996-01-09 Shimizu Corp 鉄筋コンクリート柱の構築方法
JPH08218638A (ja) * 1995-02-10 1996-08-27 Mitsui Constr Co Ltd 吊下げ治具及び、該吊下げ治具を用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ治具に用いる鉄筋揺動防止治具
JPH08270223A (ja) * 1995-04-03 1996-10-15 Fujikou:Kk 多層鉄筋構造体及びその接合方法
JPH08319694A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Tokyo Tekko Co Ltd 先組柱鉄筋篭の建て込み方法
JPH09175772A (ja) * 1995-12-27 1997-07-08 Maeda Corp 先組柱筋の吊り上げ装置
JP2011174277A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Akira Fukuda 長さ調整用ねじ式鉄筋継手およびその製造方法並びに継手付き鉄筋構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5395515A (en) 1977-02-02 1978-08-21 Kokusai Electric Co Ltd Audio frequency multiplex channel filter
JP6023514B2 (ja) * 2012-08-30 2016-11-09 キユーピー株式会社 組成物の製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771117A (ja) * 1993-06-30 1995-03-14 Mitsui Constr Co Ltd 鉄筋の建込み方法及び、該建込み方法において使用される吊下げ治具及び、案内器具
JPH084299A (ja) * 1994-06-17 1996-01-09 Shimizu Corp 鉄筋コンクリート柱の構築方法
JPH08218638A (ja) * 1995-02-10 1996-08-27 Mitsui Constr Co Ltd 吊下げ治具及び、該吊下げ治具を用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ治具に用いる鉄筋揺動防止治具
JPH08270223A (ja) * 1995-04-03 1996-10-15 Fujikou:Kk 多層鉄筋構造体及びその接合方法
JPH08319694A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Tokyo Tekko Co Ltd 先組柱鉄筋篭の建て込み方法
JPH09175772A (ja) * 1995-12-27 1997-07-08 Maeda Corp 先組柱筋の吊り上げ装置
JP2011174277A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Akira Fukuda 長さ調整用ねじ式鉄筋継手およびその製造方法並びに継手付き鉄筋構造

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016084620A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 大谷製鉄株式会社 機械式継手、及び鉄筋継手工法
JP2019167689A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 五洋建設株式会社 柱梁接合構造の構築工法および柱梁接合構造
JP6997657B2 (ja) 2018-03-22 2022-01-17 五洋建設株式会社 柱梁接合構造の構築工法および柱梁接合構造
CN109930725A (zh) * 2019-04-10 2019-06-25 中建七局第二建筑有限公司 一种钢网箱无梁空心楼盖施工工艺方法
JP2022036882A (ja) * 2020-08-24 2022-03-08 文財 江 柱中柱組付型拘束の接合構造
JP7157401B2 (ja) 2020-08-24 2022-10-20 文財 江 柱中柱組付型拘束の接合構造
CN113235826A (zh) * 2021-05-19 2021-08-10 中建桥梁有限公司 一种钢筋丝接安装定位方法
CN113714437A (zh) * 2021-08-11 2021-11-30 中国一冶集团有限公司 一种钢筋笼制作装置及钢筋笼制作对接方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR102079398B1 (ko) 2020-02-19
JP5914095B2 (ja) 2016-05-11
KR20130111457A (ko) 2013-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5914095B2 (ja) 鉄筋篭建込方法
US9267287B1 (en) Pre-fabricated threaded bar assemblies
JP5584744B2 (ja) 吊り具装置、鉄筋籠の天端位置決め治具、鉄筋籠の吊り上げ方法、及び鉄筋籠の建込方法
CN101979791B (zh) 环梁、环形牛腿柱劲性连接节点的施工方法
KR101759546B1 (ko) 철근망 조립 방법
KR101457114B1 (ko) 철근망의 선조립 공법
KR20110115349A (ko) 프리캐스트 콘크리트 셸을 이용한 피어캡부 설치구조 및 이의 시공방법
CN105586867A (zh) 超长超重钢筋笼的安装方法
CN108915153A (zh) 装配式混凝土叠合柱安装方法及系统
TWI656263B (zh) 承重柱結構及使用該結構之廠房
JP6374474B2 (ja) 鉄筋網組立方法
JP5993203B2 (ja) 鉄筋コンクリート造躯体の構築工法及びrc造構造躯体
JP6518510B2 (ja) 孔部形成治具、および制振間柱構造の構築方法
JP3962320B2 (ja) 充填型鋼管鉄筋コンクリート柱の施工方法
JP3158383U (ja) 躯体配筋組立用治具
JP6362141B2 (ja) 鉄筋籠用の補強枠、フープ筋、およびそれらを用いた鉄筋籠
TWM529721U (zh) 預組鋼筋籠
CN103882994B (zh) 环梁钢筋连接结构及环梁施工方法
JP2009221763A (ja) 鉄筋組立装置及び鉄筋組立方法
JP3683615B2 (ja) 先組柱鉄筋篭の建て込み方法
JP5712507B2 (ja) 建物の解体工法
JP2019138137A (ja) Cft柱とrc柱の接合構造
JP3437168B2 (ja) 鉄筋の組立方法
JP5764079B2 (ja) 吊上げ装置
CN110510503A (zh) 一种空腔柱吊装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5914095

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250