JP2013203993A - 液晶ポリエステル樹脂組成物及び成形体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の液晶ポリエステル樹脂組成物は、液晶ポリエステル樹脂と、酸化チタンを主成分とし、アンチモン、ニッケル、クロム、鉄、亜鉛、モリブデン、バリウム、及びタングステンから選ばれる1種又は2種以上の金属元素を含んで構成される複合金属酸化物からなる黄色系顔料と、を含有する液晶ポリエステル樹脂組成物であって、前記黄色系顔料の粒子表面が、アルミニウム、ケイ素、及びジルコニウムから選ばれる少なくとも一種の元素の含水酸化物又は酸化物で被覆されていることを特徴とする。
【選択図】なし
Description
これらの成形体では、他の外観部品との色調の調整やデザインの点から、調色を要求されることが多い。
また、例えば、特許文献3には、液晶ポリエステルに意匠性やデザイン性を付与する目的で、液晶ポリエステルと、無機焼成顔料とを配合してなる液晶ポリエステル樹脂組成物が開示されている。
前記黄色系顔料の粒子表面が、アルミニウム、ケイ素、及びジルコニウムから選ばれる少なくとも一種の元素の含水酸化物又は酸化物で被覆されていることを特徴とする。
本発明の液晶ポリエステル樹脂組成物は、さらに、酸化チタン、群青、及びカーボンブラックから選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましい。
本発明の液晶ポリエステル樹脂組成物は、液晶ポリエステル樹脂と、
酸化チタンを主成分とし、アンチモン、ニッケル、クロム、鉄、亜鉛、モリブデン、バリウム、及びタングステンから選ばれる1種又は2種以上の金属元素を含んで構成される複合金属酸化物からなる黄色系顔料と、を含有する液晶ポリエステル樹脂組成物であって、
前記黄色系顔料の粒子表面が、アルミニウム、ケイ素、及びジルコニウムから選ばれる少なくとも一種の元素の含水酸化物又は酸化物で被覆されている。
先ず、原料樹脂としての液晶ポリエステルについて説明する。
原料樹脂としての液晶ポリエステルは、溶融状態で液晶性を示す液晶ポリエステル樹脂であり、450℃以下の温度で溶融するものであることが好ましい。
液晶ポリエステルは、液晶ポリエステルアミドであってもよいし、液晶ポリエステルエーテルであってもよいし、液晶ポリエステルカーボネートであってもよいし、液晶ポリエステルイミドであってもよい。液晶ポリエステルは、原料モノマーとして芳香族化合物のみを用いてなる全芳香族液晶ポリエステルであることが好ましい。
ここで、芳香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオール、芳香族ヒドロキシアミン、及び芳香族ジアミンとして、それぞれ独立に、その一部又は全部に代えて、その重合可能な誘導体を用いてもよい。
(1)−O−Ar1−CO−
(2)−CO−Ar2−CO−
(3)−X−Ar3−Y−
(式中、Ar1は、フェニレン基、ナフチレン基又はビフェニリレン基を表す。Ar2及びAr3は、それぞれ独立に、フェニレン基、ナフチレン基、ビフェニリレン基又は下記一般式(4)で表される基を表す。X及びYは、それぞれ独立に、酸素原子又はイミノ基(−NH−)を表す。前記Ar1、Ar2及びAr3中の一つ以上の水素原子は、それぞれ独立に、ハロゲン原子、アルキル基又はアリール基で置換されていてもよい。)
(4)−Ar4−Z−Ar5−
(式中、Ar4及びAr5は、それぞれ独立に、フェニレン基又はナフチレン基を表す。Zは、酸素原子、硫黄原子、カルボニル基、スルホニル基又はアルキリデン基を表す。)
Ar1、Ar2及びAr3中のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、n−ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、n−オクチル基及びn−デシル基が挙げられ、その炭素数は、1〜10であることが好ましい。
Ar1、Ar2及びAr3中のアリール基としては、フェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、1−ナフチル基及び2−ナフチル基が挙げられ、その炭素数は、6〜20であることが好ましい。
Ar1、Ar2及びAr3中の一つ以上の水素原子がこれらの基で置換されている場合、その置換数は、Ar1、Ar2又はAr3を構成する基毎に、それぞれ独立に2個以下であることが好ましく、1個以下であることがより好ましい。
繰返し単位(3)は、液晶ポリエステルの溶融粘度が低くなり易いという観点から、X及びYがそれぞれ酸素原子であること、すなわち、所定の芳香族ジオールに由来する繰返し単位を有することが好ましく、繰返し単位(3)中、X及びYのみが酸素原子であることがより好ましい。
繰返し単位(3)の含有量は、液晶ポリエステルを構成する全繰返し単位の合計量に対して、35モル%以下が好ましく、10〜35モル%がより好ましく、15〜30モル%が特に好ましく、17.5〜27.5モル%が最も好ましい。
繰返し単位(2)の含有量と繰返し単位(3)の含有量との割合は、[繰返し単位(2)の含有量]/[繰返し単位(3)の含有量](モル/モル)で表して、0.9/1〜1/0.9が好ましく、0.95/1〜1/0.95がより好ましく、0.98/1〜1/0.98が特に好ましい。
ここで、芳香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族ジカルボン酸、及び芳香族ジオールは、それぞれ独立に、その一部又は全部に代えて、その重合可能な誘導体が用いられてもよい。
また、流動開始温度が低過ぎると、耐熱性が不十分となる可能性がある。
本発明において用いられる黄色系顔料は、酸化チタンを主成分とし、アンチモン、ニッケル、クロム、鉄、亜鉛、モリブデン、バリウム、及びタングステンから選ばれる1種又は2種以上の金属元素を含んで構成される複合金属酸化物である。なお、本明細書において、主成分とは、材質の全成分の質量に対してその成分の含有量が50質量%以上(好ましくは70質量%以上)であることをいう。
即ち、本発明において用いられる複合金属酸化物は、主成分として酸化チタンを50〜95質量%含有し、副成分としてアンチモン、ニッケル、クロム、鉄、亜鉛、モリブデン、バリウム、及びタングステンから選ばれる1種又は2種以上の金属の酸化物を5〜50質量%含有することが好ましい。
副成分として用いられる金属酸化物の原料としては、アンチモン、ニッケル、クロム、鉄、亜鉛、モリブデン、バリウム、及びタングステンから選ばれる1種又は2種以上の金属元素の酸化物または水酸化物を好ましく用いることができる。また、中和や加水分解により酸化物、水酸化物を生成する塩化物、硫酸塩、金属酸塩のいずれかを用いてもよい。
中でも、ルチル型酸化チタン(TiO2)の結晶格子の中にニッケルおよびアンチモン原子を熱拡散させて得られるものが好ましい。
本発明で用いられる黄色系顔料は、その粒子表面がアルミニウム、ケイ素、及びジルコニウムから選ばれる少なくとも一種の元素の含水酸化物又は酸化物で被覆されているものである。
黄色系顔料の粒子表面に、これらの含水酸化物又は酸化物を被覆する方法としては、黄色系顔料と、アルミニウム、ケイ素、及びジルコニウムから選ばれる少なくとも一種の元素を含有する化合物を含む表面処理剤とを、水又は有機溶剤中に分散させ湿式処理する方法;黄色系顔料と、アルミニウム、ケイ素、及びジルコニウムから選ばれる少なくとも一種の元素を含有する化合物を含む表面処理剤とを、スーパーミキサー,ヘンシルミキサー等により乾式処理する方法が挙げられる。
これらの中でも、得られる黄色系顔料の表面がより均一に表面処理されることから、湿式処理が好ましい。
ここで、アルミニウムを含有する化合物を含む表面処理剤としては、アルミン酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム等が挙げられる。ケイ素を含有する化合物を含む表面処理剤としては、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、四塩化ケイ素等が挙げられる。ジルコニウムを含む表面処理剤としては、硫酸ジルコニウム、塩化ジルコニウム等が挙げられる。
次いで、この水性スラリーをフィルタープレス、ドラムフィルター等を用いて濾過し、さらに洗浄して、残存する表面処理剤を洗い流す。
次いで、バンドドライヤー、噴霧乾燥機等で乾燥した後、電気炉又は回転型焼成炉等を用いて焼成する。焼成後は、適宜粉砕等を行って、黄色系顔料を製造することができる。
本発明で用いられる黄色系顔料の体積平均粒径は、例えば、黄色系顔料の外観を走査形電子顕微鏡(SEM)で測定し、得られたSEM写真を画像解析装置(例えば株式会社ニレコ社製「ルーゼックスIIIU」)を用いて、一次粒子の各粒径区間における粒子量(%)をプロットして分布曲線を求め、その累積した分布曲線より、累積度50%(平均粒径)で求められる。
黄色系顔料の体積平均粒子径は、0.01μm以上1μm未満であることが好ましい。
体積平均粒径が0.01μm以上の場合には、得られる成形品が黄色に着色されるために多量の黄色系顔料を必要としない点で好ましい。
体積平均粒径が1μm未満の場合には、液晶ポリエステル樹脂組成物における黄色系顔料の分散性がよく、発色がよい点で好ましい。
本発明の液晶ポリエステル組成物は、このように表面処理された黄色系顔料を含有することにより、流動性に優れている。
酸化チタンは、樹脂充填剤として市販されているものを使用することができる。なお、酸化チタンと呼称されて樹脂充填剤として市販されているものはそのまま使用することができ、企図せず含有される不純物を排除するものではない。また、酸化チタンは後述するような表面処理が施されたものも使用可能である。
本発明に用いられる群青は二酸化珪素、アルミナ、酸化ナトリウム、結合イオウを主成分とし、不純物として硫酸ナトリウム、酸化第二鉄、遊離イオウ等を含有する合成青色無機顔料であることが好ましい。群青の分子構造は、例えば、Na8(Al6Si6O24)S(2〜4)が挙げられる。
本発明に用いられるカーボンブラックは、炭素主体の微粒子成分であり、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、ランプブラック等が挙げられる。
本発明の組成物におけるカーボンブラックの含有量は、液晶ポリエステル100重量部に対して、0.001〜5質量部が好ましく、0.01〜3質量部がより好ましい。カーボンブラックの含有量があまり少ないと、黒色の度合いが不十分になり、あまり多いと、機械的強度が低下し易くなる。
本発明に用いられるその他の着色材としては、酸化鉄(弁柄);コバルト−クロム−アルミニウム系、チタン−コバルト系、亜鉛−コバルト系等のコバルト系緑色顔料;酸化クロム系等のクロム系緑色顔料;フタロシアニンブルー等が挙げられる。
本発明の液晶ポリエステル組成物が含有していてもよい充填材は、繊維状充填材であってもよいし、板状充填材であってもよいし、繊維状及び板状以外で、球状その他の粒状充填材であってもよい。繊維状充填剤は、平均繊維径が5〜20μmかつ繊維長500μm以下であることが好ましい。
充填材の含有量は、液晶ポリエステル100質量部に対して5〜200質量部であることが好ましく、5〜100質量部がより好ましく、10〜80質量部が特に好ましい。
本発明の液晶ポリエステル組成物が含有していてもよい添加剤の例としては、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、界面活性剤および難燃剤が挙げられる。添加剤の含有量は、液晶ポリエステル100質量部に対して、通常0〜5質量部であることが望ましい。
液晶ポリエステル以外の樹脂の例としては、ポリプロピレン、ポリアミド、液晶ポリエステル以外のポリエステル、ポリスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルケトン、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエーテルイミド等の液晶ポリエステル以外の熱可塑性樹脂;及びフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シアネート樹脂等の熱硬化性樹脂が挙げられる。液晶ポリエステル以外の樹脂の含有量は、液晶ポリエステル100質量部に対して、通常0〜20質量部であることが望ましい。
押出機としては、シリンダーと、シリンダー内に配置された1本以上のスクリュウと、シリンダーに設けられた1箇所以上の供給口とを有するものが、好ましく用いられ、さらにシリンダーに設けられた1箇所以上のベント部を有するものが、より好ましく用いられる。
本発明の成形体は、上述した本発明の液晶ポリエステル組成物を射出成形してなるものである。
液晶ポリエステルの流動開始温度は、(株)島津製作所製の流動特性評価装置「フローテスターCFT−500型」を用いて測定した。粉末状の試料約2gを内径1mm、長さ10mmのダイスを取り付けた毛細管型レオメーターに充填し、9.8MPa(100kgf/cm2)の荷重下において昇温速度4℃/分で液晶ポリエステルをノズルから押し出すときに、溶融粘度が4800Pa・s(48000ポアズ)を示す温度を流動開始温度とした。
図1に示す製品部厚さ0.2mmのキャビティーを有する薄肉流動長測定金型を用い、射出成形機(ROBOSHOT S−2000i30B、ファナック(株)製 )で液晶ポリエステル樹脂組成物を350℃の測定温度で成形し、得られた成形品の長さ(流動長)を測定した(金型温度:120℃、射出速度:200mm/秒、射出圧力1000kg/cm2)。
なお、図1に示される寸法の単位はmmである。
攪拌装置、トルクメータ、窒素ガス導入管、温度計および還流冷却器を備えた反応器に、p−ヒドロキシ安息香酸994.5g(7.2モル)、4,4’−ジヒドロキシビフェニル446.9g(2.4モル)、テレフタル酸299.0g(1.8モル)、イソフタル酸99.7g(0.6モル)、及び無水酢酸1347.6g(13.2モル)を仕込み、1−メチルイミダゾール0.2gを添加し、反応器内を十分に窒素ガスで置換した。その後、窒素ガス気流下で室温から150℃まで30分かけて昇温し、同温度を保持して1時間還流させた。
次いで、1−メチルイミダゾール0.9gを加え、副生酢酸や未反応の無水酢酸を留去しながら、150℃から320℃まで2時間50分かけて昇温し、トルクの上昇が認められる時点を反応終了としてプレポリマーを得た。
攪拌装置、トルクメータ、窒素ガス導入管、温度計及び還流冷却器を備えた反応器に、p−ヒドロキシ安息香酸994.5g(7.2モル)、4,4’−ジヒドロキシビフェニル446.9g(2.4モル)、テレフタル酸239.2g(1.44モル)、イソフタル酸159.5g(0.96モル)及び無水酢酸1347.6g(13.2モル)を仕込み、1−メチルイミダゾール0.2gを添加し、反応器内を十分に窒素ガスで置換した。その後、窒素ガス気流下で室温から150℃まで30分かけて昇温し、同温度を保持して1時間還流させた。
次いで、1−メチルイミダゾール0.9gを加え、副生酢酸や未反応の無水酢酸を留去しながら、150℃から320℃まで2時間50分かけて昇温し、トルクの上昇が認められる時点を反応終了としてプレポリマーを得た。
上述の液晶ポリエステル1及び液晶ポリエステル2に対して、下記表1に示す配合比にてガラス繊維(CS03JAPx−1、オーウエンスコーニング(株)製)、タルク(X−50、日本タルク(株)製)、黄色系顔料(TIPAQUE TY−100(体積平均粒子径0.25μm、粒子表面をアルミニウムの含水酸化物又は酸化物で被覆したもの)、石原産業(株)製)、及びカーボンブラック(カーボンブラック #960、三菱化学(株)製)を配合した後、二軸押出機((株)池貝製の「PCM−30」)を用いて、液晶ポリエステル樹脂組成物を得た。
黄色系顔料(TIPAQUE TY−70、体積平均粒子径1.0μm、粒子表面被覆なし、石原産業(株)製)を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、液晶ポリエステル樹脂組成物を得た。
黄色系顔料を用いない以外は、実施例1と同様の方法で、液晶ポリエステル樹脂組成物を得た。
一方、粒子表面が被覆されていない黄色系顔料を含有する比較例1の液晶ポリエステル樹脂組成物、及び、黄色系顔料を含有しない比較例2の液晶ポリエステル樹脂組成物は、流動長が30mm未満であり、流動性に劣っていた。
本実施形態の液晶ポリエステル樹脂組成物は、流動性に優れていることが明らかである。
Claims (4)
- 液晶ポリエステル樹脂と、
酸化チタンを主成分とし、アンチモン、ニッケル、クロム、鉄、亜鉛、モリブデン、バリウム、及びタングステンから選ばれる1種又は2種以上の金属元素を含んで構成される複合金属酸化物からなる黄色系顔料と、を含有する液晶ポリエステル樹脂組成物であって、
前記黄色系顔料の粒子表面が、アルミニウム、ケイ素、及びジルコニウムから選ばれる少なくとも一種の元素の含水酸化物又は酸化物で被覆されていることを特徴とする液晶ポリエステル樹脂組成物。 - 前記黄色系顔料の体積平均粒子径が0.01μm以上1μm未満である請求項1記載の液晶ポリエステル樹脂組成物。
- さらに、酸化チタン、群青、及びカーボンブラックから選ばれる少なくとも1種を含有する請求項1又は2に記載の液晶ポリエステル樹脂組成物。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶ポリエステル樹脂組成物を射出成形してなることを特徴とする成形体。
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