JP2013203172A - 車両用シート - Google Patents

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洋志 溝端
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Abstract

【課題】座面部の側部に座面部から突出してサイドサポートを備える車両用シートにおいて、サイドサポートを座面上方から押されると撓み、シート座面上の内側から外側に向けて押されても側方に撓まないようにすることにより、サイドサポート本来の機能を維持しつつ、サイドサポートが乗員の乗降動作を妨げないようにする。
【解決手段】サイドサポートは、座面上方からの押圧力(矢印2)により突出高さを低くするように弾性変形可能に構成され、且つ、サイドサポートは、常態ではサイドサポートの形状を保持する保持部材41を備え、該保持部材41は、サイドサポートの座面上方からの押圧力(矢印2)に対しては突出高さを低くするように移動され、サイドサポートの座面部に着座した乗員側からの押圧力(矢印1)に対しては移動されないように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、座面部の側部に座面部から突出してサイドサポートを備える車両用シートに関する。
車両用シートにおいては、着座乗員のホールド性を良くするため、シートクッション及びシートバックの両側部にサイドサポートが形成されている。サイドサポートは、シートクッション及びシートバックの両側部の座面からの高さを高くすることにより形成されている。しかし、サイドサポートは乗員の車両からの乗降性を悪化させる問題がある。即ち、サイドサポートが乗降時の乗員の横方向への移動の妨げになる。
そこで、サイドサポートを成すシートクッションの両側部の内、乗降性に影響を与えるドア側部のサイドフレームを部分的に伸縮可能部材によって構成する提案がされている(下記特許文献1参照)。この提案のシートでは、乗員の乗降時、シートクッションの両側部の内、ドア側部が乗員によって押圧されると、伸縮可能部材が伸びることによってサイドサポートのドア側部が撓んで乗員の乗降動作を妨げないようになる。
実開平7−25850号公報
しかし、上記特許文献1の技術では、サイドサポートを成すシートクッションの両側部の内、ドア側部が乗員によって押圧されて撓むように構成されているため、サイドサポートとしての乗員のサポート性も不十分になる問題がある。
このような問題に鑑み本発明の課題は、サイドサポートを座面上方から押されると撓み、シート座面上の内側から外側に向けて押されても側方に撓まないようにすることにより、サイドサポート本来の機能を維持しつつ、サイドサポートが乗員の乗降動作を妨げないようにすることにある。
本発明の第1発明は、座面部の側部に座面部から突出してサイドサポートを備える車両用シートであって、前記サイドサポートは、座面上方からの押圧力により突出高さを低くするように弾性変形可能に構成され、且つ、前記サイドサポートは、常態ではサイドサポートの形状を保持する保持部材を備え、該保持部材は、前記サイドサポートの座面上方からの押圧力に対しては突出高さを低くするように移動され、前記サイドサポートの前記座面部に着座した乗員側からの押圧力に対しては移動されないように構成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、保持部材は、サイドサポートの座面上方からの押圧力に対しては移動されるため、乗員の乗降時、サイドサポートが乗員によって座面上方から押されると撓んで、サイドサポートが乗降動作を妨げることを抑制することができる。一方、保持部材は、サイドサポートの座面部に着座した乗員側からの押圧力に対しては移動されないため、サイドサポートが座面部に着座した乗員側から押されても側方に撓まないようにされ、乗員のサポート性を維持することができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記保持部材は、前記サイドサポートの突出方向に延びる棒状体から成り、該棒状体は、前記サイドサポートの突出側端で、前記サイドサポートを成すクッションパッドと一体に固定され、前記突出側端より反突出側で、シートフレームに対して前記突出方向に移動自在に支持され、前記シートフレームは、前記座面部に着座した乗員側から前記サイドサポートへの押圧力によって、前記棒状部材が押圧方向に移動しないように支持していることを特徴とする。
第2発明によれば、棒状体をクッションパッドの成形時にサイドサポートを成す部分に一体化し、棒状体のクッションパッドから露出する部分をシートフレームに支持させることで保持部材が構成されるため、簡単な構成で第1発明と同様の作用効果を達成することができる。
本発明の第1実施形態の斜視図である。 上記第1実施形態の主要部を拡大して示す斜視図である。 上記第1実施形態の主要部の拡大部分断面正面図である。 本発明の第2実施形態の主要部の部分断面正面図である。
図1は、乗用車用シートの助手席シートに本発明を適用した第1実施形態を示し、シート1は、シートバック2とシートクッション3とを有し、シートバック2とシートクッション3は、それぞれ着座面の両側にサイドサポート21、31を備えている。サイドサポート21、31は、周知のように、シートバック2及びシートクッション3の各着座面から前方及び上方に突出して形成され、乗員の体が車両幅方向に慣性力を受けても体が着座面上で滑らないようにホールド性を良くしている。図1において、矢印Fは車両前方向を示し、矢印Lは車両左方向を示す。図2〜4においても同様である。
第1実施形態では、シートクッション3のサイドサポート31のうち、車両の乗降用ドア(不図示)側(図1において手前側)のサイドサポート31内に、本発明において特有の構成である保持部材41が図2、3に示されるように設けられている。
保持部材41は、逆U字状に屈曲形成された棒状体であり、シートクッション3を成すサイドフレーム32に固定されたブラケット42により固定されている。
シートクッション3は、周知のように、車両幅方向の両側に配置されたサイドフレーム32を、車両前方のクッションパネル33と車両後方のパイプ34とにより結合して一体化されて成る。サイドフレーム32の上下両縁部には、補強用のリブ321、322がそれぞれ形成され、各リブ321、322はサイドフレーム32の一般面から車両幅方向の外側に突出して形成されている。
一対のサイドフレーム32のうち、車両の乗降用ドア(不図示)側(図2において手前側)のサイドフレーム32の上側のリブ321には、車両前方から見てL字形状に屈曲形成されたブラケット42が溶接固定されている。ブラケット42はL字形状の一辺部が車両幅方向外側に突出され、その突出辺部に上述の保持部材41を成す棒状体が貫通して支持されている。ブラケット42の上側のリブ321に対する固定位置は、シートクッション3の車両前後方向の中央部よりやや前方であり、ブラケット42が固定される部分のリブ321は車両幅方向への突出量が僅かに少なくなるように凹まされ、この凹部にブラケット42が固定されている。
保持部材41を成す棒状体の上辺部412は、図3に示されるように、シートクッション3のサイドサポート31を形成しているクッションパッド36内に一体成形されている。具体的には、クッションパッド36の成形時に保持部材41を成す棒状体の上辺部412をインサート材としてクッションパッド36をインサート成形している。後述のように、保持部材41は上辺部412のみがクッションパッド36と一体とされ、上辺部412より下側部位はクッションパッド36に対して相対移動可能とする必要があるため、クッションパッド36のインサート成形後に上辺部412の下側部位とクッションパッド36との結合状態を強制的に切離している。例えば、保持部材41の下側部位がクッションパッド36の下側に突出して成形された状態で、保持部材41の周りのクッションパッド36を保持部材41の突出方向に沿って圧縮変形させることにより、保持部材41の周りに形成され、一体化されたクッションパッド36を保持部材41に対して剥離させる。
保持部材41の一対の側辺部411は、ブラケット42の貫通孔421を貫通し、側辺部411の下端部はサイドフレーム32の下側のリブ322の外側に対向している。
以上の構成により、シートクッション3のサイドサポート31に対応するクッションパッド36が上方から押圧されて、下方へ図3の矢印2のように圧縮変形されると、保持部材41の上辺部412も、図3の破線で示されるように、クッションパッド36と共に下方へ移動される。このとき、保持部材41の側辺部411も、図3の破線で示されるように、下方へ移動される。
一方、シートクッション3のサイドサポート31に対応するクッションパッド36が、車両乗員によって、図3の矢印1のように車両幅方向の外側に押圧されると、保持部材41は上述のようには移動されず、車両乗員を受け止めてサイドサポート31の本来の機能を維持することができる。
このように、保持部材41は、サイドサポート31の座面上方からの押圧力に対してはクッションパッド36と共に移動されるため、乗員の乗降時、サイドサポート31が乗員によってP3からP4で示すように座面上方から押されるとクッションパッド36は撓んで、サイドサポート31が乗員の乗降動作を妨げることを抑制することができる。
一方、保持部材41は、サイドサポート31の座面部に着座した乗員側からの押圧力に対しては移動されないため、サイドサポート31が座面部に着座した乗員側によりP1からP2で示すように押されても側方に撓まないようにされ、乗員のサポート性を維持することができる。
図4は、本発明の第2実施形態を示し、この実施形態が上述の第1実施形態と相違する点は、サイドサポート31が座面部に着座した乗員側から押圧力を受けたときに、その押圧力に上下方向のベクトル成分が含まれていても、サイドサポート31が下方に撓まないように改良している。具体的には、ブラケット42の貫通孔422を、第1実施形態に比べて僅かに大きくし、つまり貫通孔422内で保持部材41の側辺部413が車両幅方向外側に僅かに移動できるようにされ、側辺部413の貫通孔422に対応する部分の車両幅方向外側に切欠部414が形成されている。貫通孔422が第1実施形態に比べて僅かに大きくされている理由は、サイドサポート31が座面上方から押圧されたとき、保持部材41の側辺部413の切欠部414が貫通孔422の縁部に意に反して係合してサイドサポート31が圧縮変形されることが妨げられないようにするためである。
また、保持部材41の側辺部413は、サイドサポート31に乗員側から押圧力を受けていない自由状態では、サイドフレーム32の下側のリブ322から離間するように配置されている。しかも、リブ322の車両幅方向外側下部には突部43がリブ322に溶接固定されており、保持部材41の側辺部413の下端部は、サイドサポート31に乗員側から押圧力を受けていない自由状態では、突部43の側方上部に位置している。保持部材41の側辺部413がリブ322から離間して配置されている理由は、貫通孔422が第1実施形態に比べて僅かに大きくされている理由と同様に、サイドサポート31が座面上方から押圧されたとき、保持部材41の下端部が突部43に意に反して係合してサイドサポート31が圧縮変形されることが妨げられないようにするためである。
第2実施形態によれば、保持部材41は、クッションパッド36を介してサイドサポート31の座面上方から押圧されたときは、第1実施形態の場合と同様に、クッションパッド36の上部が下方に撓むのに合わせて下方に移動される。
一方、保持部材41は、サイドサポート31の座面部に着座した乗員側から押圧されると、クッションパッド36の上部と共に、保持部材の上辺部412も図4のL方向に移動して、保持部材41の側辺部413の切欠部414がブラケット42の貫通孔422の縁部に係合する。また、側辺部413の下端部がリブ322の突部43に係合する。
そのため、サイドサポート31が座面部に着座した乗員側から押圧力を受けたときに、その押圧力に上下方向のベクトル成分が含まれていても、保持部材41は下方へ移動することを阻止され、サイドサポート31が下方に撓まないようにされている。従って、乗員のサポート性を維持することができる。
ここで、保持部材41の側辺部413の切欠部414と、リブ322に固定された突部43とは、いずれか一方のみを設けるようにしても同様の機能を達成することができる。
本発明は、上記実施形態で説明した外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.保持部材は、サイドサポートを成すクッションパッドに内蔵されたコイル状のばね体で構成しても良い。その場合、ばね体は、サイドサポートの突出方向に圧縮され、同突出方向に互いに嵌合された一対の有低筒体内に挿入されて成る。そして、ばね体は、サイドサポートの座面上方からの押圧力に対しては筒体を介して圧縮変形されて、筒体同士の嵌合量を多くさせ、サイドサポートの座面部に着座した乗員側からの押圧力に対しては、その押圧力を筒体で受けて、ばね体を変形させないように構成される。
2.上記各実施形態では、シートクッションのサイドサポートの例について説明したが、シートバックのサイドサポートに適用しても良い。
1 シート
2 シートバック
21 サイドサポート
3 シートクッション
31 サイドサポート
32 サイドフレーム
36 クッションパッド
41 保持部材
42 ブラケット

Claims (2)

  1. 座面部の側部に座面部から突出してサイドサポートを備える車両用シートであって、
    前記サイドサポートは、座面上方からの押圧力により突出高さを低くするように弾性変形可能に構成され、
    且つ、前記サイドサポートは、常態ではサイドサポートの形状を保持する保持部材を備え、
    該保持部材は、前記サイドサポートの座面上方からの押圧力に対しては突出高さを低くするように移動され、前記サイドサポートの前記座面部に着座した乗員側からの押圧力に対しては移動されないように構成されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1において、
    前記保持部材は、前記サイドサポートの突出方向に延びる棒状体から成り、
    該棒状体は、前記サイドサポートの突出側端で、前記サイドサポートを成すクッションパッドと一体に固定され、前記突出側端より反突出側で、シートフレームに対して前記突出方向に移動自在に支持され、
    前記シートフレームは、前記座面部に着座した乗員側から前記サイドサポートへの押圧力によって、前記棒状部材が押圧方向に移動しないように支持していることを特徴とする車両用シート。
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