JP2013202586A - 逆浸透処理装置 - Google Patents

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Kazu Akazaki
和 赤崎
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Abstract

【課題】RO装置の膜状態や原水水質に応じて運転条件を広い範囲で調整することができると共に、ポンプ動力費を低減することも可能な逆浸透処理装置を提供する。
【解決手段】第1のポンプ1の送出水が第1の逆浸透膜装置3に通水され、該第1の逆浸透膜装置3の膜透過水が第2の逆浸透膜装置5に通水される。第2のポンプ4を迂回するようにバルブ8付きのバイパスライン7が設けられている。第1の逆浸透膜装置3の膜透過水が該第2のポンプ4を経て第2の逆浸透膜装置5に通水される第1の流路選択と、バイパスライン7を経て第2の逆浸透膜装置5に通水される第2の流路選択とを流量計10の検出流量に基づいて切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、逆浸透膜装置(以下、RO装置ということがある。)を用いて水処理を行う装置に係り、特にRO装置を多段に設置した逆浸透処理装置に関する。
RO装置によって排水処理、海水淡水化処理、純水(超純水を包含する)製造等を行う場合、RO装置を多段に設置し、各段のRO装置の流入側にポンプを設置することがある。例えば、特許文献1の図3には、ポンプ及びRO装置をそれぞれ3段設置した純水製造方法及び装置が記載されている。特許文献2には、ポンプ及びRO装置を2段設置した海水淡水化方法が記載されている。
特開2008−161818 特開2006−122787
ポンプ及びRO装置を多段に、例えば2段に設置した場合でも、原水の水質が良好であること等に起因して第1段RO装置の透過水量(フラックス)が大きいときには、第2段目のポンプによって昇圧しなくても第2段RO装置に十分に通水することができる。ところが、この場合、第2段RO装置の手前に設置された第2段目のポンプの通水圧損が影響し、第2段RO装置のフラックスが十分に大きくならないことがある。ただし、第2段目のポンプを設置しない場合には、第2段RO装置に膜汚染が生じたときには第2段RO装置のフラックスを十分に確保できないことになる。
本発明は、RO装置の膜状態や原水水質に応じて運転条件を広い範囲で調整することができると共に、ポンプ動力費を低減することも可能な逆浸透処理装置を提供することを目的とする。
本発明の逆浸透処理装置は、第1のポンプの送出水が第1の逆浸透膜装置に通水され、該第1の逆浸透膜装置の膜透過水が第2のポンプによって昇圧されて第2の逆浸透膜装置に通水される逆浸透処理装置において、該第2のポンプを迂回するバイパスラインが設けられると共に、第1の逆浸透膜装置の膜透過水が該第2のポンプを経て第2の逆浸透膜装置に通水される第1の流路選択と、第1の逆浸透膜装置の膜透過水が該バイパスラインを経て第2の逆浸透膜装置に通水される第2の流路選択とを切り替える流路選択手段が設けられていることを特徴とするものである。
本発明では、第2の逆浸透膜装置の透過水量又は膜透過差圧の検知手段と、該検知手段の検知結果に応じて第1の流路選択と第2の流路選択とを切り替える制御手段とを更に備えてもよい。
本発明の逆浸透処理装置では、原水の水質が良好な場合や、第1のRO装置の膜汚染が少ない場合などには、第2のポンプを停止し、第1のRO装置の透過水を第2のポンプをバイパスさせて第2のRO装置に通水することができる。これにより、ポンプ動力費を低減することができる。
第2のRO装置の透過水量が低下したときや、膜透過差圧が上昇したときには、第1のRO装置の透過水を第2のポンプで昇圧して第2のRO装置に通水することにより、第2のRO装置の透過水量を確保することができる。
このように、本発明によれば、逆浸透処理装置の運転条件を広い範囲にわたって調節することができる。
なお、本発明の逆浸透処理装置は、各種工程からの排水が混合した総合排水の逆浸透膜処理に好適であるが、海水淡水化や純水製造など各種の分野でも用いることができる。
実施の形態に係る逆浸透処理装置のフロー図である。 比較例に係る逆浸透処理装置のフロー図である。
以下、図1を参照して実施の形態について説明する。
総合排水などの原水は、ポンプ1及び給水圧調整用バルブ2を経て第1のRO装置3に通水される。逆浸透膜3aを透過しなかった濃縮水はブローライン3bによって濃縮水処理工程(図示略)に送られる。逆浸透膜3aの透過水は、ポンプ4を経て、又はバイパスライン7を経て第2のRO装置5に通水される。逆浸透膜5aの透過水は、処理水ライン6を経て取り出される。膜5aを透過しなかった濃縮水は、リターンライン5bを経て第1のポンプ1の上流側に返送される。
第1のRO装置3の透過水量を検知するように第1の流量計9が設けられると共に、第2のRO装置5の透過水量を検知するように処理水ライン6に流量計10が設置されており、各々の検知信号が制御器11に入力される。前記第2のポンプ4の発停と、前記バイパスライン7に設けられたバルブ8の開閉とが該制御器11によって制御される。
この図1の逆浸透処理装置においては、原水の水質が良好であったり、第1のRO装置3の逆浸透膜3aの膜汚染が少ないこと等により、第1のRO装置3からの透過水量が十分に多く、また透過水圧も高く、この透過水をそのまま第2のRO装置5に給水したときでも第2のRO装置5の透過水量が多くなるときには、第2のポンプ4を停止(OFF)し、バルブ8を開とする。これにより、第1のRO装置3の透過水は第2のポンプ4をバイパスし、バイパスライン7を介して第2のRO装置5に供給される。この場合、ポンプ4を停止するので、その分だけポンプ動力コストを低減することができる。
第2のRO装置5の透過水量が所定値aよりも少なくなったときには、バルブ8を閉とし、ポンプ4を作動(ON)させる。これにより、第1のRO装置3の透過水がポンプ4で昇圧されて第2のRO装置5に給水されるので、第2のRO装置5の透過水量が多くなり、十分な量の処理水を得ることができる。このようにして、逆浸透処理装置の運転条件を広い範囲にわたって調節することができる。第2のRO装置5の透過水量が所定値b以下となったときには、第2のRO装置5の膜洗浄又は交換を行う。
なお、その後、膜洗浄又は第2のRO装置5の交換を行うことにより、第2のRO装置5の透過水量が所定値aよりも多くなったときには、再度ポンプ4を停止し、バルブ8を開とする。
第1のRO装置3の透過水量が設定値よりも少なくなったときには、第1のRO装置3の膜洗浄を行うか、又は第1のRO装置3を交換する。第1のRO装置3の透過水量が十分に多いが第2のRO装置5の透過水量が少ないときには第2のRO装置5の洗浄又は交換を行う。第1及び第2のRO装置3,5のいずれも透過水量が少ないときには、双方のRO装置3,5の洗浄又は交換を行う。
上記実施の形態では、第2のRO装置5の透過水量に応じてポンプ4の発停及びバルブ8の開閉を制御しているが、第2のRO装置5の膜透過差圧を検知し、この検知結果に応じてポンプ4の発停及びバルブ8の開閉を制御してもよい。この場合も、膜透過差圧が所定値よりも高くなったときには、バルブ8を閉、ポンプ4をONとし、その後、膜洗浄又は第2のRO装置5の交換を行うことにより、膜透過差圧が所定値よりも低くなったときには、バルブ8を開、ポンプ4をOFFとする。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記以外の態様とされてもよい。例えば、ポンプ及びRO装置は3段以上設置されてもよい。
1 第1のポンプ
3 第1のRO装置
4 第2のポンプ
5 第2のRO装置
9,10 流量計
11 制御器

Claims (2)

  1. 第1のポンプの送出水が第1の逆浸透膜装置に通水され、該第1の逆浸透膜装置の膜透過水が第2のポンプによって昇圧されて第2の逆浸透膜装置に通水される逆浸透処理装置において、
    該第2のポンプを迂回するバイパスラインが設けられると共に、
    第1の逆浸透膜装置の膜透過水が該第2のポンプを経て第2の逆浸透膜装置に通水される第1の流路選択と、第1の逆浸透膜装置の膜透過水が該バイパスラインを経て第2の逆浸透膜装置に通水される第2の流路選択とを切り替える流路選択手段が設けられていることを特徴とする逆浸透処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記第2の逆浸透膜装置の透過水量又は膜透過差圧の検知手段と、
    該検知手段の検知結果に応じて第1の流路選択と第2の流路選択とを切り替える制御手段と
    を備えたことを特徴とする逆浸透処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016030945A1 (ja) * 2014-08-25 2016-03-03 三菱重工業株式会社 水処理装置、及びその運転方法
CN111661900A (zh) * 2020-06-03 2020-09-15 厦门嘉戎技术股份有限公司 一种用于高盐废水的低压高倍浓缩的系统及方法

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