JP2013201863A - システム、電子機器及び充電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】受電効率が高い場所に誘導することができるシステム、電子機器及び充電器を提供すること。
【解決手段】電磁波を介して電力を送電する充電器100、及び充電器100から電力を受電するスマートフォン1を含み、充電器100は、第1領域Rを有する所定面を備え、スマートフォン1は、第1領域Rに配置された場合、所定効率以上で受電されるシステムであって、スマートフォン1は、カメラ13と、カメラ13によって撮像された充電器100の画像に基づいて、自身の第1領域Rに対する相対位置を算出するコントローラ10と、コントローラ10によって算出された相対位置に関する情報を報知するディスプレイ2Aを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、非接触通信機能を有するシステム、電子機器及び充電器に関する。
スマートフォンに非接触充電を行う機能を持たせて、充電器との間で非接触充電を行う方式が提案されている。
特開2008−206297号公報
ところで、非接触充電においては、充電器上の適当な場所にスマートフォンを載置すれば良いのではなく、充電効率(受電効率)が高くなる場所にスマートフォンを載置する必要がある。
本発明は、受電効率が高い場所に誘導することができるシステム、電子機器及び充電器を提供することを目的とする。
本発明に係るシステムは、1つの態様において、電磁波を介して電力を送電する充電器、及び前記充電器から電力を受電する電子機器を含み、前記充電器は、第1領域を有する所定面を備え、前記電子機器は、前記第1領域に配置された場合、所定効率以上で受電されるシステムであって、前記電子機器は、撮像部と、当該撮像部によって撮像された前記充電器の画像に基づいて、自身の前記第1領域に対する相対位置を算出する制御部と、当該制御部によって算出された前記相対位置に関する情報を報知する報知部と、を備える。
また、本発明に係るシステムでは、前記報知部は、表示部であり、前記制御部は、前記充電器から電磁波を受電する受電部が配置されている位置に基づく照準画像と、前記算出した前記相対位置に基づく目標画像を前記表示部に表示する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記制御部は、前記照準画像と同じ形状をした前記目標画像を前記表示部に表示する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記充電器には、電磁波を送信するコイルの位置を示すマークが表示されており、前記制御部は、前記撮像部によって撮像した前記マークに基づいて、前記相対位置を算出する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記充電器には、電磁波を送信するコイルの位置を示すマークと、当該マークを中心にして1つ、又は一定間隔で複数の円が表示されており、前記制御部は、前記撮像部によって撮像した前記円に基づいて、前記相対位置を算出する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記充電器には、電磁波を送信するコイルの位置を示す位置画像が表示されており、前記制御部は、前記撮像部によって撮像した前記位置画像に基づいて、前記相対位置を算出する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記制御部は、充電開始の操作を検出した場合、前記撮像部によって撮像された前記充電器の画像に基づいて、前記相対位置を算出し、前記照準画像と前記目標画像を前記表示部に表示する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記制御部は、前記電子機器が前記充電器に配置された場合、前記表示部に対する前記照準画像と前記目標画像の表示を終了する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記制御部は、充電部により充電池に対して行う充電が所定の受電効率以上である場合、前記表示部に対する前記照準画像と前記目標画像の表示を終了する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記制御部は、前記電子機器が前記充電器に対して所定の距離以下に近接した場合、前記表示部に対する前記照準画像と前記目標画像の表示を終了する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記制御部は、前記撮像部により撮像された画像に基づくコントラスト検出方式又は位相差検出方式により前記所定の距離を検出する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記制御部は、前記表示部に対する前記照準画像と前記目標画像の表示を終了した後、充電部による充電池に対する受電効率が前記受電効率以下になった場合、再度、前記照準画像と前記目標画像を前記表示部に表示する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記制御部は、前記充電器の配置情報を取得し、当該配置情報に基づいて、前記電子機器が前記充電器に対して所定の距離以下に近接した場合、前記撮像部によって前記充電器の画像を撮像し、当該画像に基づいて、前記相対位置を算出し、前記照準画像と前記目標画像を前記表示部に表示する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記充電器は、信号を出力する通信部を備え、前記制御部は、前記通信部から出力されている前記信号を検出することにより、前記電子機器が前記充電器に対して所定の距離以下に近接した場合、前記撮像部によって前記充電器の画像を撮像し、当該画像に基づいて、前記相対位置を算出し、前記照準画像と前記目標画像を前記表示部に表示する構成でも良い。
また、本発明に係るシステムでは、前記制御部は、充電池の残量が所定の値以下であって、かつ前記電子機器が前記充電器に対して所定の距離以下に近接した場合、充電を促すメッセージを前記表示部に表示する構成でも良い。
本発明に係る電子機器は、1つの態様において、充電器から電力を受電する電子機器であって、撮像部と、当該撮像部によって撮像された前記充電器の画像に基づいて、自身の第1領域に対する相対位置を算出する制御部と、当該制御部によって算出された前記相対位置に関する情報を報知する報知部と、を備える。
本発明に係る充電器は、1つの態様において、第1領域を有する所定面を備え、撮像部を備える電子機器が当該第1領域に配置された場合、電磁波を介して当該電子機器に所定効率以上で送電する充電器であって、前記第1領域と当該電子機器との相対位置を前記電子機器が算出するために、前記撮像部によって撮像するマーク又は位置画像が表示されている。
本発明によれば、受電効率が高い場所に誘導することができる。
図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す正面図である。 図3は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す背面図である。 図4は、ホーム画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るスマートフォンの機能を示すブロック図である。 図6は、誘導システムの構成を示す図である。 図7は、照準画像をディスプレイに表示する際の動作の流れについての説明に供する図である。 図8は、充電器が映っている場所と、受電部が配置されている場所のずれ量を計算する際の動作の流れについての説明に供する図である。 図9は、目標画像をディスプレイに表示する際の動作の流れについての説明に供する図である。 図10は、照準画像と目標画像が重なったときの説明に供する図である。 図11は、充電器に表示されているコイルの位置を示すマークについての説明に供する図である。 図12は、電磁波を送信するコイルの位置を示すマークと、当該マークを中心にして一定間隔で複数の円を充電器に表示する例についての説明に供する図である。 図13は、円の一部を解析して、コイルの位置を算出する例についての説明に供する図である。 図14は、充電器に表示されている画像に基づいて、コイルの位置を算出する例についての説明に供する図である。 図15は、充電器に表示されている画像に基づいて、コイルの位置を算出する例についての説明に供する図である。 図16は、スマートフォンを充電器の受電効率が高い場所に誘導する第1の方法についての説明に供するフローチャートである。 図17は、スマートフォンを充電器の受電効率が高い場所に誘導する第2の方法についての説明に供するフローチャートである。 図18は、スマートフォンを充電器の受電効率が高い場所に誘導する第3の方法についての説明に供するフローチャートである。 図19は、充電器の構成を示す図である。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明する。
(実施形態)
図1から図3を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の外観について説明する。図1から図3に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、カメラ13をバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、外部インターフェイス14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号又は図形等を表示する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーンディスプレイ2に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ2に接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式で良い。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bがタッチスクリーンディスプレイ2に対する接触を検出する指、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触位置、接触時間又は接触回数に基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーンディスプレイ2に対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
タッチは、タッチスクリーンディスプレイ2(例えば、表面)に指が接触するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2に指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。ロングタッチとは、タッチスクリーンディスプレイ2に指が一定時間以上接触するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2に指が一定時間以上接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
リリースは、指がタッチスクリーンディスプレイ2から離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーンディスプレイ2から離れるジェスチャをリリースとして判別する。スワイプは、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
タップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。ダブルタップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
ロングタップは、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。ドラッグは、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
フリックは、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が画面の上方向へ移動する上フリック、指が画面の下方向へ移動する下フリック、指が画面の右方向へ移動する右フリック、指が画面の左方向へ移動する左フリック等を含む。
ピンチインは、複数の指が互いに近付く方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が互いに近付く方向にスワイプするジェスチャをピンチインとして判別する。ピンチアウトは、複数の指が互いに遠ざかる方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が互いに遠ざかる方向にスワイプするジェスチャをピンチアウトとして判別する。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。したがって、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されている画面に応じて異なる。
図4を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示される画面の例について説明する。図4は、ホーム画面の一例を示している。ホーム画面は、デスクトップ、又は待受画面と呼ばれることもある。ホーム画面は、ディスプレイ2Aに表示される。ホーム画面は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションのうち、どのアプリケーションを実行するかを利用者に選択させる画面である。スマートフォン1は、ホーム画面で選択されたアプリケーションをフォアグランドで実行する。フォアグランドで実行されるアプリケーションの画面は、ディスプレイ2Aに表示される。
スマートフォン1は、ホーム画面にアイコンを配置することができる。図4に示すホーム画面40には、複数のアイコン50が配置されている。それぞれのアイコン50は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションと予め対応付けられている。スマートフォン1は、アイコン50に対するジェスチャを検出すると、そのアイコン50に対応付けられているアプリケーションを実行する。例えば、スマートフォン1は、メールアプリケーションに対応付けられたアイコン50に対するタップを検出すると、メールアプリケーションを実行する。ここで、スマートフォン1は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2に対するアイコン50の表示位置(領域)に対応する位置(領域)へのジェスチャを、アイコン50に対応付けられたアプリケーションの実行命令であると解釈する。
アイコン50は、画像と文字列を含む。アイコン50は、画像に代えて、記号又は図形を含んでも良い。アイコン50は、画像又は文字列のいずれか一方を含まなくても良い。アイコン50は、所定の規則に従って配置される。アイコン50の背後には、壁紙41が表示される。壁紙は、フォトスクリーン又はバックスクリーンと呼ばれることもある。スマートフォン1は、任意の画像を壁紙41として用いることができる。画像は、例えば、利用者の設定に従って任意の画像が壁紙41として決定される。
スマートフォン1は、ホーム画面の数を増減することができる。スマートフォン1は、例えば、ホーム画面の数を利用者による設定に従って決定する。スマートフォン1は、ホーム画面を表示する場合、ホーム画面の数が複数であっても、それらのうちから選択された1つをディスプレイ2Aに表示する。
スマートフォン1は、ホーム画面上に、1つ又は複数のロケータを表示する。ロケータの数は、ホーム画面の数と一致する。ロケータは、現在表示されているホーム画面の位置を示す。現在表示されているホーム画面に対応するロケータは、他のロケータと異なる態様で表示される。
図4に示す例では、4つのロケータ51が表示されている。これは、ホーム画面40の数が4つであることを示す。また、図4に示す例では、左から2番目のシンボルが他のシンボルと異なる態様で表示されている。これは、左から2番目のホーム画面が現在表示されていることを示している。
スマートフォン1は、ホーム画面を表示中に特定のジェスチャを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を切り替える。例えば、スマートフォン1は、右フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ左のホーム画面に切り替える。また、スマートフォン1は、左フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ右のホーム画面に切り替える。
ディスプレイ2Aの上端には、領域42が設けられている。領域42には、充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。スマートフォン1は、領域42に、現在時刻、天気の情報、実行中のアプリケーション、通信システムの種別、電話のステータス、装置のモード、装置に生じたイベント等を表示しても良い。このように、領域42は、利用者に対して各種の通知を行うために用いられる。領域42は、ホーム画面40とは別の画面でも設けられることがある。領域42が設けられる位置は、ディスプレイ2Aの上端に限られない。
なお、図4に示したホーム画面40は、一例であり、各種の要素の形態、各種の要素の配置、ホーム画面40の数、及びホーム画面40での各種の操作の仕方等は上記の説明の通りでなくても良い。
図5は、スマートフォン1の構成を示すブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、カメラ12及び13と、外部インターフェイス14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、回転検出センサ17とを有する。
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、ジェスチャを検出する。
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタンに対する操作を検出する。ボタンに対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
例えば、ボタン3A〜3Cは、ホームボタン、バックボタン又はメニューボタンである。例えば、ボタン3Dは、スマートフォン1のパワーオン/オフボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねても良い。例えば、ボタン3E及び3Fは、音量ボタンである。
照度センサ4は、照度を検出する。例えば、照度とは、光の強さ、明るさ、輝度等である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によって行われる通信方式は、無線通信規格である。例えば、無線通信規格として、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。例えば、セルラーフォンの通信規格としては、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA、CDMA2000、PDC、GSM(登録商標)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。例えば、無線通信規格として、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)(登録商標)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA、NFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていても良い。
レシーバ7は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。なお、スマートフォン1は、レシーバ7に加えて、スピーカをさらに有しても良い。スマートフォン1は、レシーバ7に代えて、スピーカをさらに有しても良い。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。また、ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスを含んで良い。また、ストレージ9は、複数の種類の記憶デバイスを含んで良い。また、ストレージ9は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んで良い。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに所定の画面を表示させ、タッチスクリーン2Bによって検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は記憶媒体を介してストレージ9にインストールされても良い。
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、メールアプリケーション9B、ブラウザアプリケーション9C、設定データ9Zを記憶する。メールアプリケーション9Bは、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等のための電子メール機能を提供する。ブラウザアプリケーション9Cは、WEBページを表示するためのWEBブラウジング機能を提供する。テーブル9Dは、キーアサインテーブル等の各種テーブルが格納されている。配置パターンデータベース9Eは、ディスプレイ2Aに表示されるアイコン等の配置パターンが格納されている。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定機能を提供する。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を行う機能が含まれる。なお、制御プログラム9Aが提供する機能は、メールアプリケーション9B等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。
コントローラ10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。コントローラ10は、通信ユニット6等の他の構成要素が統合されたSoC(System−on−a−chip)等の集積回路であっても良い。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、ディスプレイ2A及び通信ユニット6等を制御することによって各種機能を実現する。コントローラ10は、タッチスクリーン2B、ボタン3、加速度センサ15等の各種検出部の検出結果に応じて、制御を変更することもある。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を実行する。
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
外部インターフェイス14は、他の装置が接続される端子である。外部インターフェイス14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト)、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であっても良い。外部インターフェイス14は、Dockコネクタのような専用に設計された端子でも良い。外部インターフェイス14に接続される装置には、例えば、外部ストレージ、スピーカ、通信装置が含まれる。
加速度センサ15は、スマートフォン1に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。回転検出センサ17は、スマートフォン1の回転を検出する。加速度センサ15、方位センサ16及び回転検出センサ17の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
このように構成されるスマートフォン1は、受電効率が高い場所に誘導することができる誘導システム200に利用される。以下に、具体的な構成について説明する。
誘導システム200は、図6に示すように、充電器100と、スマートフォン1とを備えている。また、誘導システム200は、電磁誘導方式により充電器100からスマートフォン1へ無線で電力を送信する非接触充電(ワイヤレス給電)を行う機能を有している。なお、給電方式は、電磁誘導方式に限られず、電波受信方式又は共鳴方式等を採用しても良い。
充電器100は、第1領域Rを有する所定面を備え、電磁波を送信することによって第1領域Rに配されたスマートフォン1(電子機器)を受電する。所定面とは、充電器100の表面をいう。充電器100は、線材を円形状又は角形状に複数回らせん状に巻いたコイル101を内部に備えている。充電器100は、当該コイル101から磁界を出力させている。
スマートフォン1は、図5に示すように、受電部60と、充電池61と、充電部62と、を備える。受電部60は、充電器100から電磁波を受電する。受電部60は、線材を円形状又は角形状に複数回らせん状に巻いたコイルにより構成されている。充電部62は、受電部60で受電した電磁波に基づく起電力で充電池61に充電を行う。
具体的には、充電器100から磁界が出力されている状態でスマートフォン1を近接させると、電磁誘導によって受電部60に起電力が発生する。充電部62は、受電部60で発生した起電力により充電池61に充電を行う。なお、充電部62には、電圧を整流する整流回路と安定化回路が備わっていても良い。
また、充電部62は、第1領域Rに受電部60が対向配置された場合に所定効率以上で充電を行う。
なお、本願発明における受電効率は、[スマートフォン1が受電した電力値]÷[充電器100から送電される電力値]という式にて算出される。
「スマートフォン1が受電した電力値」は、例えば、受電部60が受電した電力の電力値、受電部60が電力を受電した場合における、スマートフォン1の充電池61の端子にて計測される電力値、又は受電部60における電力損失が加味された電力値等であれば良い。
また、「充電器100から送電される電力値」は、例えば、コイルCから発せられる電磁波の電力値、スマートフォン1から充電器100に対して送電を要求する電力値等であれば良い。
そして、「スマートフォン1が受電した電力値」の内の一つの電力値、「充電器100から送電される電力値」の内の一つの電力値がそれぞれ選択されることによって、受電効率は、算出される。
また、電力値でなくとも、電圧値又は電流値が用いられても良い。
ところで、充電部62は、受電部60が第1領域Rに対向配置されないと、所定効率以上での充電(受電)が困難となる。したがって、受電部60と第1領域Rとが対向配置されるように誘導する必要がある。
カメラ13は、通常、法線方向を中心に所定の撮像範囲の被写体を撮像する。筐体内において、カメラ13を取り囲むようにして受電部60が配置されているのであれば、以下のような方法によって、受電部60と第1領域Rとを対向配置するように誘導することができる。
ワイヤレス給電により受電を行う際に、カメラ13を起動し、ディスプレイ2Aにカメラ13の撮像画像を表示し、撮像画像の中心位置(カメラ13の法線方向の位置)に充電器100が写るように誘導すれば良い。
一方、本実施例のように、筐体内において、カメラ13が配置されている場所と、受電部60が配置されている場所が異なる場合には、上述の方法ではうまく誘導ができない。
そこで、スマートフォン1は、以下のような構成によって受電効率が高い場所に誘導する。
スマートフォン1は、上述したように、カメラ13(撮像部)と、コントローラ10(制御部)と、を備えている。コントローラ10は、当該カメラ13によって撮像された充電器100の画像(例えば、充電器100の外観の画像)に基づいて、受電部60の充電器100の位置に対する相対位置を算出する。なお、コントローラ10は、カメラ13によって撮像された画像に基づいて、画像認識技術を利用して充電器100を認識する。例えば、コントローラ10は、カメラ13によって撮像された画像に対して、特徴抽出を行い、充電器100の標準パターンと比較して、所定の一致率が得られるか否かによって充電器100の認識を行う。
このようにして、誘導システム200は、受電部60の第1領域Rの位置に対する相対位置、すなわち、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的な第1領域Rの位置を算出するので、例えば、当該算出した相対的な充電器100の位置をディスプレイ2Aに表示することにより、受電効率が高い場所に誘導することができる。
スマートフォン1は、上述したように、ディスプレイ2A(表示部)を備える。コントローラ10は、受電部60が配置されている位置に基づく照準画像と、算出した充電器100の位置に対する相対位置に基づく目標画像をディスプレイ2Aに表示する構成でも良い。
具体的には、コントローラ10は、図7に示すように、照準画像Aをディスプレイ2Aの中心に表示する。なお、照準画像Aは、ディスプレイ2Aの中心位置に固定表示されるものとし、スマートフォン1を動かしても中心位置から動かないものとする。照準画像Aが表示される位置は、ディスプレイ2Aの中心に限られない。カメラ13は、図7に示すように、法線nを中心にして、所定の撮像範囲aにある被写体を撮像する。
また、設計段階において、カメラ13と受電部60がスマートフォン1のどこに配置されているかは既知なので、カメラ13が配置されている場所と、受電部60が配置されている場所をストレージ9に記憶しておく。
コントローラ10は、カメラ13によって撮像された充電器100の画像に基づいて、充電器100が照準画像Aに対してどの位置に映っているかを計算する。図7に示す例では、コントローラ10は、照準画像Aの中心付近に充電器100が映っていることを計算により求める。
コントローラ10は、計算により求めた充電器100が映っている場所と、受電部60が配置されている場所のずれ量L1を計算する(図8を参照)。なお、本実施例では、コントローラ10は、ずれ量L1を計算する場合に充電器100が含まれている画像をディスプレイ2Aに表示しないものとするが、これに限られない。コントローラ10は、ずれ量L1に基づいて、照準画像AからL1だけずれた場所に目標画像Bを表示する(図9を参照)。
ユーザは、誘導指示にしたがって、照準画像Aを目標画像Bに重なるようにスマートフォン1を移動する。照準画像Aが目標画像Bに重なると、受電部60は、第1領域Rと対向する(図10を参照)。このようにして、スマートフォン1は、照準画像Aが目標画像Bに重なる位置に載置することにより、受電効率が高い場所で受電を行うことができる。なお、スマートフォン1は、照準画像Aと目標画像Bを表示すると共に、照準画像Aが目標画像Bに重なるように誘導するメッセージを表示しても良い。
また、目標画像Bは、スマートフォン1と充電器100の距離に応じて大きさが変化する構成でも良い。例えば、コントローラ10は、スマートフォン1が充電器100から離れるほど、目標画像Bを小さく表示し、スマートフォン1が充電器100に近づくほど、目標画像Bを大きく表示する。
また、コントローラ10は、加速度センサ15又は回転検出センサ17等を利用し、スマートフォン1の移動量を管理し、スマートフォン1を正しい位置へと誘導する構成でも良い。
このようにして、誘導システム200は、照準画像Aを目標画像Bに重なるように誘導するので、筐体内において、カメラ13が配置されている場所と、受電部60が配置されている場所が異なっていても、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導することができる。
なお、図7、8、9及び10では、説明の便宜上、カメラ13と受電部60を模式的に透過して示している。
なお、前述した誘導は、表示だけではなく、例えば、音等によって報知されても良い。
コントローラ10は、所定の色が施された多角形を照準画像Aとして生成し、所定の色とは異なる色を施した多角形を目標画像Bとして生成して、照準画像Aと目標画像Bをディスプレイ2Aに表示する構成でも良い。
このような構成によれば、誘導システム200は、視覚的に分かりやすく照準画像Aを目標画像Bに重なるように誘導することができる。
充電器100の所定面には、電磁波を送信するコイル101の位置を示すマークが表示されている構成でも良い。コントローラ10は、カメラ13によって撮像したマークに基づいて、受電部60のマークの位置に基づいて前述した相対位置を算出する。
具体的には、充電器100は、図11に示すように、内蔵されているコイル101の位置を示すマークM1が表面に印刷されている。
コントローラ10は、カメラ13により撮像された画像内にマークM1が含まれているか否かを判断し、含まれていると判断した場合には、マークM1に基づいて、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的な充電器100の位置を計算する。例えば、コントローラ10は、カメラ13によって撮像された画像に対して、特徴抽出を行い、マークM1の標準パターンと比較して、所定の一致率が得られるか否かによってマークM1の認識を行う。
このような構成の場合には、コントローラ10は、マークM1に基づいて目標画像を生成する。
したがって、誘導システム200は、マークM1に基づいて生成した目標画像が照準画像に重なるように誘導するので、筐体内において、カメラ13が配置されている場所と、受電部60が配置されている場所が異なっていても、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導することができる。
また、充電器100は、図11に示すように、コイル101の位置を示すマークM1と共に、位置決めマークM2も表示する構成でも良い。このような構成では、コントローラ10は、マークM2に基づいて、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的な充電器100の位置を計算し、目標画像を生成する。なお、図11(b)に示す例では、位置決めマークM2に基づいて生成された目標画像Bが照準画像Aに重なるように、スマートフォン1を右方向に移動させると、受電部60の直下にマークM1が重なることになる。
また、コントローラ10は、加速度センサ15又は回転検出センサ17等を利用し、スマートフォン1の移動量を管理し、スマートフォン1を正しい位置へと誘導する構成でも良い。
ところで、スマートフォン1に搭載されるカメラの性能は、種々あり、画角(撮像範囲)が広くないものも存在する。撮像範囲が狭い場合には、充電器100との間の距離を大きくとらないと、受電部60の位置に対応する場所に直接、照準画像を表示することが困難になる。一方、スマートフォン1と充電器100との間の距離が遠すぎると受電部60が電磁波を受信することが困難となる。
そこで、充電器100の所定面には、図12に示すように、電磁波を送信するコイル101の位置を示すマークM1と、当該マークM1を中心にして1つの円、又は一定間隔で複数の円を表示する。コントローラ10は、カメラ13によって撮像した円に基づいて、前述した相対位置を算出する。この構成の場合には、スマートフォン1は、マークM1又は円を認識することによって、コイル101の位置を算出することができる。なお、図12には、マークM1を中心にして同心円状に一定間隔で複数の円が表示されている例を示した。
具体的には、コントローラ10は、図13(a)に示すように、カメラ13で撮像した画像を解析し、円の一部を認識した場合には、円との交点から充電器100に内蔵されているコイル101の位置を算出する。そして、コントローラ10は、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的なコイル101の位置を算出し、目標画像をディスプレイ2Aに表示する。
また、コントローラ10は、図13(b)に示すように、カメラ13で円又は円弧を撮像し、撮像した円弧上の3点に基づいて、円の中心(外心)を求める。この円の中心は、充電器100に内蔵されているコイル101の位置になる。そして、コントローラ10は、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的なコイル101の位置を算出し、目標画像をディスプレイ2Aに表示する。
また、充電器100の所定面には、図14(a)に示すように、電磁波を送信するコイル101の位置を示すマークM1と、マークM1を中心にして1つの円と、放射状に描かれた複数の直線を表示する構成でも良い。例えば、カメラ13によって、図14(a)に示す、領域Xを撮像したものとする。領域Xには、二本の直線が円の一部と交差している様子が含まれている。コントローラ10は、カメラ13で撮像した画像を解析し、充電器100に内蔵されているコイル101の位置を算出する。そして、コントローラ10は、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的なコイル101(第1領域R)の位置である相対位置を算出し、目標画像をディスプレイ2Aに表示する。この構成の場合には、スマートフォン1は、マークM1、又は二本の直線が円の一部と交差している部分を認識することによって、コイル101の位置を算出することができる。
また、充電器100の所定面には、図14(b)に示すように、電磁波を送信するコイル101の位置を示すマークM1と、二次元コードCを表示する構成でも良い。なお、この二次元コードCには、充電器100に内蔵されているコイル101がどこにあるのかを示す情報が含まれている。具体的には、カメラ13によって、二次元コードCを読み取る。コントローラ10は、読み取った二次元コードCを解析し、充電器100に内蔵されているコイル101の位置を認識する。そして、コントローラ10は、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的なコイル101の位置を算出し、目標画像をディスプレイ2Aに表示する。この構成の場合には、スマートフォン1は、マークM1、又は二次元コードCを認識することによって、コイル101の位置を算出することができる。
このようにして、誘導システム200は、撮像範囲が狭いカメラであっても、充電器100から出力される電磁波を受信することができる距離において、照準画像と目標画像を表示して、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導することができる。
また、コントローラ10は、スマートフォン1と充電器100との高さ方向の距離を測定し、高さ方向も含めて、受電効率が高い場所に誘導する構成でも良い。この場合には、コントローラ10は、スマートフォン1がマークM1から離れるほど、目標画像を小さく表示し、スマートフォン1がマークM1に近づくほど、目標画像を大きく表示する。
また、高さ方向の距離は、カメラ13により測定する方法、又は、同心円のサイズを予め定められた半径で描いておくことによって撮像画像から算出することができる。
充電器100の所定面には、電磁波を送信するコイル101の位置を示す位置画像が表示されている構成でも良い。コントローラ10は、カメラ13によって撮像した位置画像に基づいて、受電部60のコイル101の位置(第1領域Rの位置)に対する相対位置を算出する。
具体的には、充電器100の所定面には、図15(a)に示すように、位置画像としての文字情報Dが表示されている。なお、文字情報Dには、充電器100に内蔵されているコイル101がどこにあるのかを示す情報が含まれている。さらに、文字情報Dには、充電器100に内蔵されているコイル101の使用可又は不可の情報、送信電力の上限値の情報、故障情報、干渉情報等が含まれていても良い。この場合には、スマートフォン1は、これらの情報を活用することができる。また、本実施例では、充電器100の所定面には、文字情報Dのみが表示され、コイル101は表示されないものとするが、これに限られない。
カメラ13によって、文字情報Dを読み取る。コントローラ10は、読み取った文字情報Dを解析し、充電器100に内蔵されているコイル101の位置を認識する。そして、コントローラ10は、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的なコイル101の位置を算出し、目標画像をディスプレイ2Aに表示する。この構成の場合には、スマートフォン1は、文字情報Dを認識することによって、コイル101の位置(第1領域Rの位置)を算出することができる。
また、充電器100の所定面には、図15(b)に示すように、位置画像としての認識マークEと二次元コードFが表示されている。また、本実施例では、充電器100の所定面には、認識マークEと二次元コードFが表示され、コイル101は表示されないものとするが、これに限られない。
カメラ13によって、認識マークEと二次元コードFを読み取る。コントローラ10は、読み取った認識マークEと二次元コードFを解析し、充電器100に内蔵されているコイル101の位置(第1領域Rの位置)を認識する。そして、コントローラ10は、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的なコイル101の位置を算出し、目標画像をディスプレイ2Aに表示する。この構成の場合には、スマートフォン1は、認識マークEと二次元コードFを認識することによって、コイル101の位置を算出することができる。
また、充電器100の所定面には、図15(c)に示すように、位置画像としての絵柄Gが表示されている。また、本実施例では、充電器100の所定面には、絵柄Gが表示され、コイル101は表示されないものとするが、これに限られない。本実施例では、コイル101に近い順に、所定の間隔で、三角の絵柄、四角の絵柄及び丸の絵柄が表示されているものとする。また、ストレージ9には、絵柄とコイル101の位置関係が規定されているテーブルが格納されているものとする。
カメラ13によって、絵柄Gを読み取る。コントローラ10は、読み取った絵柄Gを解析し、ストレージ9に格納されているテーブルを参照して、コイル101の位置を認識する。そして、コントローラ10は、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的なコイル101の位置を算出し、目標画像をディスプレイ2Aに表示する。この構成の場合には、スマートフォン1は、絵柄Gを認識することによって、コイル101の位置を算出することができる。
なお、コントローラ10は、上述の構成に限らず、他の構成によってコイル101の位置(第1領域Rの位置)を算出しても良い。例えば、絵柄の中に異なる数字を表しておき、絵柄の種類と数字によって、コイル101の位置を算出しても良いし、絵柄の中に違った印を混ぜておき、その印を基準点として、そこから移動した量(例えば、丸が右から左に流れる数等)でコイル101の位置を算出しても良い。
このようにして、誘導システム200は、充電器100の所定面に電磁波を送信するコイル101の位置を示す位置画像に基づくコイル101の位置から、受電部60が配置されている位置を基準とした相対的なコイル101の位置を算出し、目標画像をディスプレイ2Aに表示することができるので、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導することができる。
コントローラ10は、充電開始の操作を検出した場合、カメラ13によって撮像された充電器100の画像に基づいて、受電部60の充電器100の位置に対する相対位置を算出し、照準画像と目標画像をディスプレイ2Aに表示する構成でも良い。
また、コントローラ10は、充電終了の操作を検出した場合、ディスプレイ2Aに対する照準画像と目標画像の表示を終了する構成でも良い。
また、コントローラ10は、充電部62により充電池61に対して行う充電が所定の受電効率以上である場合、ディスプレイ2Aに対する照準画像と目標画像の表示を終了する構成でも良い。
また、コントローラ10は、スマートフォン1が充電器100に対して所定の距離以下に近接した場合、ディスプレイ2Aに対する照準画像と目標画像の表示を終了する構成でも良い。
また、コントローラ10は、ディスプレイ2Aに対する照準画像と目標画像の表示を終了した後、充電部62による充電池61に対する受電効率が所定の受電効率以下になった場合、再度、照準画像と目標画像をディスプレイ2Aに表示する構成でも良い。
ここで、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導する第1の方法について、図16に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下では、ユーザは、スマートフォン1を充電器100に近接させて、受電を行おうとしているものとする。
ステップST1において、コントローラ10は、ユーザによる充電開始の操作を検出した場合に、誘導モードを起動する。具体的には、ユーザは、ホーム画面に表示されている非接触充電(ワイヤレス給電)を行うための誘導モードを起動するためのアイコンに対して所定のジェスチャ(例えば、タップ)を行う。コントローラ10は、当該アイコンに対するジェスチャを検出すると、誘導モードを起動する。誘導モードとは、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導するモードをいう。
ステップST2において、コントローラ10は、誘導モードの遷移を表示する。具体的には、コントローラ10は、照準画像と目標画像をディスプレイ2Aに表示する。ユーザは、照準画像を目標画像に重なるようにスマートフォン1を移動する。
ステップST3において、コントローラ10は、ユーザによる充電器100への対向配置を検出すると、誘導モードの遷移を非表示にする。具体的には、コントローラ10は、目標画像と照準画像の表示を終了する。
このようにして、誘導システム200は、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導することができる。
また、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導する第2の方法について、図17に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下では、ユーザは、スマートフォン1を充電器100に近接させて、受電を行おうとしているものとする。
ステップST11において、コントローラ10は、ユーザによる充電開始の操作を検出した場合に、誘導モードを起動する。具体的には、ユーザは、ホーム画面に表示されている非接触充電(ワイヤレス給電)を行うための誘導モードを起動するためのアイコンに対して所定のジェスチャ(例えば、タップ)を行う。コントローラ10は、当該アイコンに対するジェスチャを検出すると、誘導モードを起動する。
ステップST12において、コントローラ10は、誘導モードの遷移を表示する。具体的には、コントローラ10は、照準画像と目標画像をディスプレイ2Aに表示する。ユーザは、照準画像を目標画像に重なるようにスマートフォン1を移動する。
ステップST13において、コントローラ10は、充電池61に対する受電効率を確認し、所定の受電効率以上で受電されているかどうかを判断する。所定の受電効率以上で受電が行われていると判断した場合(Yes)には、ステップST14に進み、所定の受電効率以上で受電が行われていないと判断した場合(No)には、所定の間隔で、ステップST13を繰り返す。
ステップST14において、コントローラ10は、誘導モードの遷移を非表示にする。具体的には、コントローラ10は、目標画像と照準画像の表示を終了する。なお、本実施例では、目標画像と照準画像の表示が終了した場合には、ユーザは、スマートフォン1をそのまま充電器100に載置することを想定している。
ステップST15において、コントローラ10は、所定のタイミングで、充電池61に対する受電効率を確認し、所定の受電効率以上で受電されているかどうかを判断する。所定の受電効率以上で受電が行われていると判断した場合(Yes)には、ステップST16に進み、所定の受電効率以上で受電が行われていないと判断した場合(No)には、ステップST12に戻る。
これは、スマートフォン1を充電器100に載置した後に、何らかの要因(例えば、意図せずにスマートフォン1に触れてしまう等)によって、受電効率の高い場所から低い場所にスマートフォン1がずれてしまった場合を想定している。よって、受電効率の高い場所から低い場所にスマートフォン1がずれてしまった場合、すなわち、所定の受電効率以上で受電が行われていないと判断した場合には、ステップST12に戻り、再度、誘導モードの遷移が表示される。
ステップST16において、コントローラ10は、所定の時間が経過したかどうかを判断する。所定の時間が経過したと判断した場合(Yes)には、ステップST17に進み、所定の時間が経過していないと判断した場合(No)には、ステップST15に戻る。なお、本工程では、所定の時間が経過したかどうかの判断ではなく、充電池61の充電量が所定量以上かどうかを判断しても良い。
ステップST17において、コントローラ10は、受電を終了する。
このようにして、誘導システム200は、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導することができ、その後、受電効率が悪くなった場合に、再度、受電効率が高い場所に誘導することができる。
また、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導する第3の方法について、図18に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下では、ユーザは、スマートフォン1を充電器100に近接させて、受電を行おうとしているものとする。
ステップST21において、コントローラ10は、ユーザによる充電開始の操作を検出した場合に、誘導モードを起動する。具体的には、ユーザは、ホーム画面に表示されている非接触充電(ワイヤレス給電)を行うための誘導モードを起動するためのアイコンに対して所定のジェスチャ(例えば、タップ)を行う。コントローラ10は、当該アイコンに対するジェスチャを検出すると、誘導モードを起動する。
ステップST22において、コントローラ10は、誘導モードの遷移を表示する。具体的には、コントローラ10は、照準画像と目標画像をディスプレイ2Aに表示する。ユーザは、照準画像を目標画像に重なるようにスマートフォン1を移動する。
ステップST23において、コントローラ10は、予め定められている指定場所に移動したかどうかを判断する。指定場所に移動したと判断した場合(Yes)には、ステップST24に進み、指定場所に移動していないと判断した場合(No)には、本工程を繰り返す。指定場所とは、受電効率が高い場所をいう。例えば、コントローラ10は、照準画像と目標画像とが20パーセント以上重なった場合に、指定場所に移動したと判断する。
ステップST24において、コントローラ10は、誘導モードの遷移を非表示にする。具体的には、コントローラ10は、目標画像と照準画像の表示を終了する。なお、本実施例では、目標画像と照準画像の表示が終了した場合には、ユーザは、スマートフォン1をそのまま充電器100に載置することを想定している。
ステップST25において、コントローラ10は、所定のタイミングで、充電池61に対する受電効率を確認し、所定の受電効率以上で受電されているかどうかを判断する。所定の受電効率以上で受電が行われていると判断した場合(Yes)には、ステップST26に進み、所定の受電効率以上で受電が行われていないと判断した場合(No)には、ステップST22に戻る。
これは、スマートフォン1を充電器100に載置した後に、何らかの要因(例えば、意図せずにスマートフォン1に触れてしまう等)によって、受電効率の高い場所から低い場所にスマートフォン1がずれてしまった場合を想定している。よって、受電効率の高い場所から低い場所にスマートフォン1がずれてしまった場合、すなわち、所定の受電効率以上で受電が行われていないと判断した場合には、ステップST22に戻り、再度、誘導モードの遷移が表示される。
ステップST26において、コントローラ10は、所定の時間が経過したかどうかを判断する。所定の時間が経過したと判断した場合(Yes)には、ステップST27に進み、所定の時間が経過していないと判断した場合(No)には、ステップST25に戻る。なお、本工程では、所定の時間が経過したかどうかの判断ではなく、充電池61の充電量が所定量以上かどうかを判断しても良い。
ステップST27において、コントローラ10は、受電を終了する。
このようにして、誘導システム200は、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導することができ、その後、受電効率が悪くなった場合に、再度、受電効率が高い場所に誘導することができる。
また、コントローラ10は、スマートフォン1から充電器100の距離を測定し、水平方向と垂直方向を考慮して、受電効率が高い場所に誘導する構成でも良い。具体的には、コントローラ10は、カメラ13により撮像された画像に基づくコントラスト検出方式又は位相差検出方式により所定の距離を検出する。
コントローラ10は、スマートフォン1から充電器100までの距離が遠ざかるほど目標画像を小さく表示し、スマートフォンから充電器100までの距離が近づくほど目標画像を大きく表示する。
このようにして、誘導システム200は、三次元で、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導することができる。
コントローラ10は、充電器100の配置情報を通信ユニット6により取得し、当該配置情報に基づいて、スマートフォン1が充電器100に対して所定の距離以下に近接した場合、カメラ13によって充電器100の画像を撮像する。コントローラ10は、撮像した画像に基づいて、受電部60の充電器100の第1領域Rの位置に対する相対位置を算出し、照準画像と目標画像をディスプレイ2Aに表示する構成でも良い。
具体的には、コントローラ10は、通信ユニット6を介して所定のサーバから充電器100の配置情報を取得する。取得した配置情報には、一又は複数の充電器100が配置されている場所の情報(例えば、緯度と経度)が含まれている。
コントローラ10は、GPS取得部(不図示)から取得したGPS情報を参照し、配置情報に基づいて、スマートフォン1が充電器100に対して所定の距離以下に近接した場合、カメラ13によって充電器100の画像を撮像する。
コントローラ10は、撮像した画像に基づいて、受電部60の充電器100の位置に対する相対位置を算出し、照準画像と目標画像をディスプレイ2Aに表示する。
このようにして、誘導システム200は、配置情報に基づいて、スマートフォン1が充電器100に対して所定の距離以下に近接した場合、誘導モードに遷移するので、ユーザによる操作負担を軽減しつつ、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導することができる。
充電器100は、図19に示すように、連続的又は間欠的に信号を出力する通信部103を備える。通信部103は、所定の無線通信規格に準拠して通信を行う。所定の無線通信規格とは、例えば、WiMAX(登録商標)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA、NFC等である。
また、充電器100は、電源から供給された電力に基づいて送電を行う送電部102と、送電部102から送電されてきた電力を電磁波に変換して外部に出力するコイル101を備える。
コントローラ10は、通信部103から出力されている信号を通信ユニット6により検出することにより、スマートフォン1が充電器100に対して所定の距離以下に近接した場合、カメラ13によって充電器100の画像を撮像する。コントローラ10は、撮像した画像に基づいて、受電部60の充電器100の位置に対する相対位置を算出し、照準画像と目標画像をディスプレイ2Aに表示する。
例えば、スマートフォン1は、連続的又は間欠的に通信ユニット6を動作させて、充電器100と通信が可能な範囲内に入った場合に、自動的に誘導モードに遷移する。
このようにして、誘導システム200は、スマートフォン1と充電器100との間で無線通信を行って、スマートフォン1が充電器100に対して所定の距離以下に近接した場合、誘導モードに遷移するので、ユーザによる操作負担を軽減しつつ、スマートフォン1を充電器100の受電効率が高い場所に誘導することができる。
コントローラ10は、充電池61の残量が所定の値以下であって、スマートフォン1が充電器100に対して所定の距離以下に近接した場合、充電を促すメッセージをディスプレイ2Aに表示する構成でも良い。
このようにして、誘導システム200は、受電が必要なタイミングにおいて、スマートフォン1が充電器100に対して所定の距離以下に近接した場合、充電を促すメッセージをディスプレイ2Aに表示するので、電池切れの状態を回避することができる。
なお、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、通信ユニット6による無線通信で他の装置からダウンロードされても良い。また、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な記憶媒体に記憶されていても良い。また、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、外部インターフェイス14に接続される読み取り装置が読み取り可能なCD、DVD、又はBlu−ray等の記憶媒体に記憶されていても良い。
また、図5に示したスマートフォン1の構成は一例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更して良い。例えば、ボタン3の数と種類は図5の例に限定されない。例えば、スマートフォン1は、画面に関する操作のためのボタンとして、ボタン3A〜3Cに代えて、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていても良い。また、スマートフォン1は、画面に関する操作のために、ボタンを1つだけ備えて良いし、ボタンを備えなくても良い。また、図5に示した例では、スマートフォン1が2つのカメラを備えることとしたが、スマートフォン1は、1つのカメラのみを備えても良いし、カメラを備えなくても良い。また、図5に示した例では、スマートフォン1が位置及び姿勢を検出するために3種類のセンサを備えることとしたが、スマートフォン1は、このうちいくつかのセンサを備えなくても良いし、位置及び姿勢を検出するための他の種類のセンサを備えても良い。また、照度センサ4と近接センサ5は、別体ではなく、単一のセンサにより構成されても良い。
本発明を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項に係る発明は、上記実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成を具現化するように構成されるべきである。
例えば、図5に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていても良いし、他のプログラムと結合されていても良い。
また、上記の実施形態では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。例えば、添付の請求項に係る装置は、モバイルフォン、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、又はゲーム機等の携帯電子機器であっても良い。また、添付の請求項に係る装置は、デスクトップパソコン、テレビ受像器等の据え置き型の電子機器であっても良い。
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B メールアプリケーション
9C ブラウザアプリケーション
9D テーブル
9E 配置パターンデータベース
9Z 設定データ
10 コントローラ
12、13 カメラ
14 外部インターフェイス
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 回転検出センサ
20 ハウジング
60 受電部
61 充電池
62 充電部
100 充電器
101 コイル
200 誘導システム

Claims (17)

  1. 電磁波を介して電力を送電する充電器、及び前記充電器から電力を受電する電子機器を含み、
    前記充電器は、第1領域を有する所定面を備え、
    前記電子機器は、前記第1領域に配置された場合、所定効率以上で受電されるシステムであって、
    前記電子機器は、
    撮像部と、
    当該撮像部によって撮像された前記充電器の画像に基づいて、自身の前記第1領域に対する相対位置を算出する制御部と、
    当該制御部によって算出された前記相対位置に関する情報を報知する報知部と、
    を備えるシステム。
  2. 前記報知部は、表示部であり、
    前記制御部は、前記充電器から電磁波を受電する受電部が配置されている位置に基づく照準画像と、前記算出した前記相対位置に基づく目標画像を前記表示部に表示する請求項1記載のシステム。
  3. 前記制御部は、前記照準画像と同じ形状をした前記目標画像を前記表示部に表示する請求項2記載のシステム。
  4. 前記充電器には、電磁波を送信するコイルの位置を示すマークが表示されており、
    前記制御部は、前記撮像部によって撮像した前記マークに基づいて、前記相対位置を算出する請求項1又は2記載のシステム。
  5. 前記充電器には、電磁波を送信するコイルの位置を示すマークと、当該マークを中心にして1つ、又は一定間隔で複数の円が表示されており、
    前記制御部は、前記撮像部によって撮像した前記円に基づいて、前記相対位置を算出する請求項1又は2記載のシステム。
  6. 前記充電器には、電磁波を送信するコイルの位置を示す位置画像が表示されており、
    前記制御部は、前記撮像部によって撮像した前記位置画像に基づいて、前記相対位置を算出する請求項1又は2記載のシステム。
  7. 前記制御部は、充電開始の操作を検出した場合、前記撮像部によって撮像された前記充電器の画像に基づいて、前記相対位置を算出し、前記照準画像と前記目標画像を前記表示部に表示する請求項2又は3記載のシステム。
  8. 前記制御部は、前記電子機器が前記充電器に配置された場合、前記表示部に対する前記照準画像と前記目標画像の表示を終了する請求項2又は3記載のシステム。
  9. 前記制御部は、充電部により充電池に対して行う充電が所定の受電効率以上である場合、前記表示部に対する前記照準画像と前記目標画像の表示を終了する請求項2又は3記載のシステム。
  10. 前記制御部は、前記電子機器が前記充電器に対して所定の距離以下に近接した場合、前記表示部に対する前記照準画像と前記目標画像の表示を終了する請求項2又は3記載のシステム。
  11. 前記制御部は、前記撮像部により撮像された画像に基づくコントラスト検出方式又は位相差検出方式により前記所定の距離を検出する請求項10記載のシステム。
  12. 前記制御部は、前記表示部に対する前記照準画像と前記目標画像の表示を終了した後、充電部による充電池に対する受電効率が前記受電効率以下になった場合、再度、前記照準画像と前記目標画像を前記表示部に表示する請求項8乃至10のいずれか一項に記載のシステム。
  13. 前記制御部は、前記充電器の配置情報を取得し、当該配置情報に基づいて、前記電子機器が前記充電器に対して所定の距離以下に近接した場合、前記撮像部によって前記充電器の画像を撮像し、当該画像に基づいて、前記相対位置を算出し、前記照準画像と前記目標画像を前記表示部に表示する請求項2又は3記載のシステム。
  14. 前記充電器は、信号を出力する通信部を備え、
    前記制御部は、前記通信部から出力されている前記信号を検出することにより、前記電子機器が前記充電器に対して所定の距離以下に近接した場合、前記撮像部によって前記充電器の画像を撮像し、当該画像に基づいて、前記相対位置を算出し、前記照準画像と前記目標画像を前記表示部に表示する請求項2又は3記載のシステム。
  15. 前記制御部は、充電池の残量が所定の値以下であって、かつ前記電子機器が前記充電器に対して所定の距離以下に近接した場合、充電を促すメッセージを前記表示部に表示する請求項13又は14に記載のシステム。
  16. 充電器から電力を受電する電子機器であって、
    撮像部と、
    当該撮像部によって撮像された前記充電器の画像に基づいて、自身の第1領域に対する相対位置を算出する制御部と、
    当該制御部によって算出された前記相対位置に関する情報を報知する報知部と、
    を備える電子機器。
  17. 第1領域を有する所定面を備え、撮像部を備える電子機器が当該第1領域に配置された場合、電磁波を介して当該電子機器に所定効率以上で送電する充電器であって、
    前記第1領域と当該電子機器との相対位置を前記電子機器が算出するために、前記撮像部によって撮像するマーク又は位置画像が表示されている充電器。
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