JP2013201595A - 電話装置 - Google Patents

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JP2013201595A JP2012068547A JP2012068547A JP2013201595A JP 2013201595 A JP2013201595 A JP 2013201595A JP 2012068547 A JP2012068547 A JP 2012068547A JP 2012068547 A JP2012068547 A JP 2012068547A JP 2013201595 A JP2013201595 A JP 2013201595A
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Shinji Takuno
慎二 宅野
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Abstract

【課題】簡単な構成によって子機の照明部が点灯・消灯を行う電話装置を提供することを目的とする。
【解決手段】親機と子機とからなる電話装置であり、前記子機は、ACアダプタから与えられる直流電圧が印加されている状態から印加されていない状態へ変化すると、留守番電話機能が有効か否かの判定を行い、有効ではないと判定すると、前記親機に対して無線信号の送信を行い、前記親機から返答の信号を受信しなければ照明部を点灯する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電話装置の子機が備える照明部を点灯制御する機能に関する。
従来より、親機と子機とが無線接続可能なコードレス電話装置の子機の機能として、停電状態になると自動的に子機のライト(以下「照明部」という)を点灯させて、懐中電灯の代わりに使用することができるコードレス電話装置の子機が開示されている。
特開2010−93355号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている子機の照明部を点灯する懐中電灯の機能では、例えば、昼間の周囲が明るく懐中電灯機能が不要な場合に、利用者が必要としていないにも関わらず無条件に子機の照明部が点灯してしまい、子機のバッテリーの電力が消耗してしまうといったことが懸念される。また、利用者の留守中に、仮に子機の照明部が点灯した場合、帰宅した利用者が消灯操作を行わない限り、子機の照明部が消灯しないことになり、子機のバッテリーの電力が消耗してしまうという問題も存在する。更に、利用者が点灯してしまった子機の照明部を消灯させる必要があるため、利用者にとっては無駄な消灯の操作を行わせることになってしまうという煩わしさが残ってしまう。
本発明は上記の問題点を解消することを課題とし、利用者が特に意識することなく、また簡単な構成によって子機の照明部の点灯・消灯を行うことが可能な電話装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、親機と子機とからなる電話装置であり、前記子機は、ACアダプタから与えられる直流電圧が印加されている状態から印加されていない状態へ変化すると、留守番電話機能が有効か否かの判定を行い、有効ではないと判定すると、前記親機に対して無線信号の送信を行い、前記親機から返答の信号を受信しなければ照明部を点灯することを特徴とする。
また、本願の請求項2にかかる発明は、本願の請求項1にかかる発明であって、前記子機は、前記照明部を点灯しているとき、前記ACアダプタから与えられる直流電圧が印加さていない状態から印加されている状態へ変化すると、前記照明部を消灯することを特徴とする。
本発明においては、無条件に子機の照明部が点灯してしまい、子機の電源部に内蔵されたバッテリーの電力が消耗してしまうといった事態を回避することを可能とする。また、停電復帰後には電話装置に通電がなされることで自動的に子機の照明部を消灯するため、バッテリーの電力消費を抑制することが出来る。このように、利用者は特に意識することなく、子機の懐中電灯機能を使用することが可能となる。
本発明を適用した実施例であるIPテレビ電話装置の全体図である。 本発明を適用した実施例であるIPテレビ電話装置の親機のブロック図である。 本発明を適用した実施例であるIPテレビ電話装置の子機のブロック図である。 本発明の実施例におけるIPテレビ電話装置の子機を用いて点灯動作を行う際のフロー図である。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術的思想を具体化するための電話装置を例示するものであって、本発明をこの電話装置に特定することを意図するものではなく、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって定められるものである。
図1は、本発明の実施例にかかる電話装置10の全体構成を示す図である。本実施例の電話装置10は、所謂IPテレビ電話装置といわれものであり、インターネット回線等に接続された電話装置の親機20と、無線通信機能を介してこの親機20と接続される子機40を有してなる。
次に、前記電話装置10について、本来の電話機能としての回路構成を説明する。図2は、前記親機20の構成を示すブロック図である。
親機20は、制御部21、回線接続部22、表示部23、操作部24、メモリ部25、カメラ部26、ACアダプタ27、電源部28、送信部30、受信部31、周波数シンセサイザー32、送受信アンテナ33、受話器34などを備えて構成されている。
制御部21は、マイクロプロセッサを中心に構成され、一般的なコンピュータ装置と同様にROM、フラッシュメモリなどのメモリ機能を備えており、このメモリに格納されている各種制御プログラムを読み出して処理を担う。特にIP電話装置として用いるため、SIPサーバ(図示せず)との通信の制御や、音声データ、映像データ、画像データをパケットに分割して送信するための処理や、受信したパケットを正しい順序に並べ替える処理などを担う。
回線接続部22は、IP電話網や公衆電話交換網やLANなどの回線を親機10と接続するためのものである。
表示部23は、液晶パネル等から構成される表示ユニットであり、制御部21からの制御信号に応じて、電話帳データである電話番号、通話時間や、通話料金などのテキストデータ等の適宜の表示を行う。またテレビ電話の際には、相手方から回線接続部22を介して送られてきた画像データを再生したり、相手方の電話番号や着信中である旨が表示されたりする。なお、IPテレビ電話装置10のような場合、この表示部23は相手方の画像が表示されるので、7インチ程度の比較的大きなものが用いられる。
操作部24は、数字や文字の入力などを行うためのテンキー、発呼および通話の開始などを操作するための通話キー、通話の終了などを操作するための終話キー、電話帳の検索・登録を行うための電話帳キー、その他の各種モードを設定するための操作を行うためのモード設定キー(例えば、留守番電話モード設定キー)等から構成される。この留守番電話モード設定キ―は、押下される毎で留守番電話機能の有効(オン)無効(オフ)がなさ
れ、その設定は子機40へ送信される。尚、表示部23の表示ユニットに例えばタッチパネルなどの入力の機能を搭載し、表示部23を操作部24として用いることも可能である。
メモリ部25は、例えばフラッシュメモリによって構成され、氏名と電話番号とを対で複数格納可能な電話帳機能や、着信履歴や発信履歴を格納する機能等を有している。
電源部28は、ACアダプタ27から所定の直流電圧を受けて、各回路構成要素に電源を供給する。
カメラ部26は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子などで構成されており、カメラ部26を介して動画あるいは静止画を撮影することができる。これら撮影した画像データは、テレビ電話の際には相手方へ送られることになり、相手方の電話機にて表示されることになる。
送信部30と受信部31は、送受信アンテナ33を介して子機40との間に無線通信による通話リンクを確立させて、信号の送受信を行う。また、周波数シンセサイザー32は、当該子機との無線通信のための信号発振を担い、制御部21からの制御信号によって、送信部30と受信部31の送受信周波数を適宜切り換える。親機20は一定の時間間隔で親機20の現在の状態を示す状態通知情報を子機40に通知する。例えば、親機20が回線保留中か否か、あるいは留守電応答中か否かなど親機20の状態を示す状態通知情報が子機40aに送信される。なお、留守電応答中とは、着信後自動的に回線接続して用件を録音し、録音動作が終了するまでの間をいう。
受話器34は、通話用のスピーカ(SP)とマイク(MIC)とで構成される。スピーカ(SP)は、図示しない制御部21内の音声信号処理部で生成された電気信号を増幅して音声として出力する。マイク(MIC)は、音声を電気信号に増幅変換して制御部21内の音声信号処理部に出力する。
次に、図3を参照しつつ、前記子機40の電話機能としての構成を説明する。
子機40は、制御部41、表示部42、操作部43、メモリ部44、電源部45、充電部46、ACアダプタ47、送信部48、受信部49、周波数シンセサイザー50、送受信アンテナ51、レシーバ52、時計部53、照明部55等を備えて構成されている。これらの構成は基本的な機能は親機20と変わらず、親機と異なる構成のみ以下に説明する。
電源部45は、充電式のバッテリーを内蔵し、子機40の各回路構成要素に電源を供給する。バッテリーには、充電部46より電力の供給を受け、電力を一時的に備蓄しておく。例えば充電式アルカリ電池やリチウムイオンバッテリ等が用いられる。
充電部46は、子機40が充電台(図示せず)に載置されている間、ACアダプタ47から与えられる直流電圧が印加されているか否かを検出し、電源部45のバッテリーの充電を行う。
送信部48と受信部49は、送受信アンテナ51を介して親機20との間に無線通信による通話リンクを確立させて、信号の送受信を行う。また、周波数シンセサイザー50は、当該親機20との無線通信のための信号発振を担い、制御部41からの制御信号によって、送信部48と受信部49の送受信周波数を切り換える。
親機20から一定の時間間隔で送信される状態通知情報を記憶するメモリ26に記憶され、必要に応じて制御部41により参照される。子機40は、この状態通知情報に基づいて、前記親機の状態を判別し、子機40からの発呼を制御する。例えば、親機20が回線保留中あるいは留守電応答中などの所定の状態にあるか否かを判別して子機40からの発呼を制限するなどの制御を行う。
時計部53は、子機40に内蔵された時計であり、表示部42へ日付を表示するためデータや、通話開始時刻及び通話終了時刻のデータを提供する。また所定の時間を計測するためのタイマーとしても機能する。
照明部55は、子機40の表面上端に設置された照明装置である。照明部55は通常運用時は点灯しない。照明部55が、所定の発光量で点灯した状態を懐中電灯の機能がオン(有効)となった状態とする。尚、照明部55には、少なくとも高輝度LED(図示せず)を含むように構成される。高輝度LEDは、LEDライト等に用いられる発光部材である。高輝度LEDの発光色は、照明用であるため白色光のLEDを用いられる。
次に前記電話装置を用いて子機の照明部を点灯させる際の動作を図4のフローチャートを用いて説明を行う。この処理フローについては、制御部41に格納された子機40の照明部55の点灯プログラムを実行することにより開始される。
まず、制御部41は、充電部46に直流電圧が印加されている状態(充電状態)から印加されていない状態(非充電状態)に変化したことを示す信号を検出すると、S2ステップへ処理を進める(S1ステップのYES)。充電部46にACアダプタ47から与えられる直流電圧の変化を検出しなければ、本処理を繰り返す(S1ステップのNO)。尚、充電状態から非充電状態に変わるのは、利用者が子機40を充電台から取上げる場合だけでなく、子機40を充電台に載置した状態で充電台から子機40へACアダプタ47から与えられる直流電圧(充電電圧)が印加されない場合、即ち、停電状態や子機が充電台から外れた状態(電源プラグ抜け)となったことが想定される場合である。
次に、制御部41は、夜間時間帯か否かの判定を行う(S2ステップ)。具体的には、例えば19時から翌日の5時までを夜間時間帯として利用者が予め設定しておき、時計部53から取得した現在時刻が、夜間時間帯に該当するか否かの比較を行う。この夜間時間帯とは、室内で活動するのであれば必ず室内の電灯をつける必要がある時刻のことである。つまり利用者は室内において何らかの活動をしようとすれば、室内の明かりをつけなければ暗くて動くことができない時刻である。夜間時間帯でなければ本処理のフローを終了して(S2ステップのNO)、夜間時間帯であれば、S3ステップへ処理を進める。
次に制御部41は、留守番電話の機能が有効か無効か否かの判定を行う(S3ステップ)。具体的には、利用者が室内にいる状態から外出する際に、親機20の操作部24の留守番電話モード設定キ―を押下することで留守番電話の機能が有効な状態になり、親機20の制御部21は、子機40に留守番電話の機能が有効であることを示す情報を送信し、子機40は、この留守番電話機能が有効であることを示す情報を受信することにより、子機40の制御部41は、留守番電話の機能が有効であることがわかる。そして、制御部41は、留守番電話の機能が有効な状態と判定すると本処理のフローを終了して(S3ステップのNO)、留守番電話の機能が無効な状態であると判定すると(S3ステップのYES)、S4ステップへ処理を進める。
次に制御部41は、送信部48を制御することで、子機40から親機20へ無線接続の開始を要求する信号を送信する(S4ステップ)。また、制御部41は所定時間(例えば
、5秒)のカウントを開始する。
次に制御部41は、S4ステップにおいてカウントを開始した所定時間内に、受信部49が親機20からの返答信号であるACK(Acknowledge)信号を受信したと判定するとS6ステップへ処理を進め(S5ステップのNO)、カウントを開始した所定時間内にACK信号を受信していないと,S7ステップへ処理を進める(S5ステップのYES)。
次に制御部41は、送信部48と受信部49を制御することにより親機20と子機40との間で無線接続を開始させる。また、親機20側は、制御部21が送信部30と受信部49を制御することにより回線を接続させると共に、子機40と無線接続状態にする。これ以降、子機40側で電話番号が入力されると、入力された電話番号は親機20を介して回線へ送出され、ダイヤル発信が行われる。
一方、制御部41は、S7ステップにおいて、照明部55を点灯させる。制御部41は照明部55を点灯させることで、子機40の懐中電灯機能を有効(オン)状態にする。この状態では、照明部55の高輝度LEDの点灯が継続する。
照明部55の点灯後に、例えば、停電状態から復旧することで、制御部41は、充電部46から、非充電状態から充電状態へと変化したことを示す信号を検出すると(S8ステップのYES)、照明部55を消灯させる(S9ステップ)。または、制御部41は、操作部43からの所定のキー操作を検出すると照明部55を消灯させる構成としても良い。この照明部55が点灯から消灯に変化した時点で、懐中電灯機能を無効(オフ)状態として、本処理を終了する。
尚、S2ステップにおいて、予め夜間時間帯の設定を利用者が行うことについて触れたが、この時刻は、特に夜間に限られるものではなく、利用者が任意の時間帯(所定の時間帯)を設定してもよい。
上述した子機の点灯動作について、夜間時間帯に停電になってしまったケースと子機の照明部が点灯後、停電が復旧して電話装置へ通電された場合について説明する。
利用者は、操作部43を操作して、子機の照明部55が点灯する時間帯を予め設定しておく。尚、ここでは夜間時間帯として、午後6時から翌日の午前6時までを設定登録しているものとする。夜間時間帯を設定登録した子機40を充電台に置いた状態で、午後9時に停電になったとする。制御部41は、充電部46においてACアダプタ47から与えられる直流電圧が印加されている状態(充電状態)から印加されていない状態(非充電状態)に変化したことを示す信号を検出すると(S1ステップのYES)、時計部53から現在時刻を取得して、現在時刻が夜間時刻帯に相当するものであると判定する(S2ステップ)。次に、制御部41は、留守番電話の機能が有効か否かを判定する(S3ステップ)。制御部41は、留守番電話の機能が無効(オフ)状態と判定すると(S3ステップのNO)、親機20へ無線接続の開始を要求する信号を送信する(S4ステップ)。制御部41は、所定時間内にACK信号を受信しなければ(S5ステップのYES)、子機の照明部55を点灯させることで、懐中電灯の機能を有効にする(S7ステップ)。
続いて、子機の照明部が点灯後に停電状態から復旧して電話装置へ通電された場合について説明する。
例えば、午後10時に停電状態から復旧すると、制御部41は、充電部46にACアダプタ47から与えられる直流電圧が印加されていない状態(非充電状態)から印加されて
いる状態(充電状態)に変化したことを示す信号を検出する(S8ステップ)。この時、制御部41は、照明部55を制御して照明部55を消灯させて(S9ステップ)、本処理を終了する。もしくは、利用者が操作部43からの所定のキー操作を行うことで、照明部55の点灯をオフにする操作を検出することで懐中電灯の機能を終了することも可能である。
このように、本発明では、利用者が必要としていないにも関わらず無条件に子機の照明部が点灯してしまい、子機のバッテリーの電力が消耗してしまうといった事態を回避することを可能とする。
10 電話装置
20 親機
40 子機
55 照明部

Claims (2)

  1. 親機と子機とからなる電話装置であり、
    前記子機は、ACアダプタから与えられる直流電圧が印加されている状態から印加されていない状態へ変化すると、留守番電話機能が有効か否かの判定を行い、有効ではないと判定すると、前記親機に対して無線信号の送信を行い、前記親機から返答の信号を受信しなければ照明部を点灯することを特徴とする電話装置。
  2. 前記子機は、前記照明部を点灯しているとき、前記ACアダプタから与えられる直流電圧が印加さていない状態から印加されている状態へ変化すると、前記照明部を消灯することを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015122570A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 シャープ株式会社 通信システム
JP2017098770A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 オンキヨー株式会社 電話機

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