JP2013200797A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの意図しないボタン操作の発生を防止可能な入力装置を提供する。
【解決手段】第1信号線22a〜dに接続される第1電極20a〜dと、第2信号線22e〜gに接続される第2電極20e〜gとを有するボタンを複数備える入力装置において、複数のボタンは、互いに隣接して配置され、隣接する2のボタン各々の第1電極は、同一の第1信号線で接続され、隣接する2のボタンのうち、一方のボタンの第1電極と、他方のボタンの第2電極とは隣り合わない。つまり、隣接する2のボタンでは、互いのボタンの第1電極、若しくは、第2電極が隣り合う。このため、入力媒体が2つのボタンの間に接近した場合には、2個の第1電極若しくは、2個の第2電極が反応するが、2個の第1電極若しくは、2個の第2電極では、ボタン操作は行われない。これにより、ユーザーの意図しないボタン操作の発生を防止することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の入力ボタンを有する入力装置に関する。
複数の入力ボタンを有する入力装置には、静電容量方式のタッチパネルがある。静電容量方式のタッチパネルは、入力媒体の入力ボタンへの接近又は接触による静電容量の変化を利用して、ボタン操作を行うものであり、入力ボタン毎に電極が設けられている。電極には、出力値を出力するための信号線が接続されており、入力ボタンの数が増えると、信号線の数も増える傾向にある。ただし、信号線の配線等を考慮すると、信号線の数は少ないことが好ましい。
このようなことに鑑みて、下記特許文献に記載された入力装置では、2種類の電極、例えば、第1電極と第2電極とによって1の入力ボタンが構成され、隣り合う入力ボタンの第1電極が同一の信号線に接続されている。これにより、信号線の数を少なくすることが可能となっている。尚、2種類の電極によって1の入力ボタンが構成された入力装置では、静電容量の変化した第1電極と第2電極との組み合わせを利用して、ボタン操作が行われている。
特開昭60−75927号公報
上記特許文献1に記載の入力装置では、第1電極と第2電極との組み合わせを利用して、ボタン操作を行うことで、信号線の数を減らすことが可能となっている。しかしながら、信号線の数が減ると、第1電極と第2電極との組み合わせ数も減るため、ユーザーの意図しないボタン操作が行われる虞がある。詳しくは、入力媒体が隣接する2つの入力ボタンの間に接近した場合に、2つの入力ボタンの一方が操作されたと判定される場合がある。これは、後に詳しく説明するが、1の入力ボタンの第1電極と第2電極との組み合わせが、1のボタンの第1電極と該1のボタンに隣接するボタンの第2電極との組み合わせと同じ場合があるため、上記誤操作が生じるのである。
本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、信号線の数を減らすとともに、ユーザーの意図しないボタン操作の発生を防止することが可能な入力装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に記載の入力装置は、複数の入力ボタンを有する入力装置であって、前記入力ボタンは、第1信号線に接続され、入力媒体の接近又は接触により、当該入力媒体と自身との間で発生する静電容量に基づく出力値を前記第1信号線に出力する第1電極部と、前記第1信号線とは異なる第2信号線に接続され、入力媒体の接近又は接触により、当該入力媒体と自身との間で発生する静電容量に基づく出力値を前記第2信号線に出力する第2電極部と、を有し、前記第1信号線及び前記第2信号線に接続される制御部と、前記入力ボタンと、当該入力ボタンが有する前記第1電極部に接続される第1信号線と、当該入力ボタンが有する前記第2電極部に接続される第2信号線とが対応付けられたボタン特定情報を記憶する記憶部と、を備え、前記制御部は、前記第1信号線及び前記第2信号線から前記出力値を受け付けた場合、前記ボタン特定情報に基づいて、前記第1信号線及び前記第2信号線に対応付けられた入力ボタンに対する入力を受け付け、前記複数の入力ボタンは、互いに隣接して配置されており、前記複数の入力ボタンのうち、互いに隣接する2の入力ボタン各々が有する前記第1電極部は、同一の前記第1信号線で接続され、前記互いに隣接する2の入力ボタンのうち、一方の入力ボタンが有する前記第1電極部と、他方の入力ボタンが有する前記第2電極部とが隣り合わないことを特徴とする。
本発明の入力装置では、入力ボタンが第1電極と第2電極とによって構成されており、第1電極と第2電極との組み合わせを利用して、ボタン操作が行われている。これにより、信号線の数を減らすことが可能となっている。また、互いに隣接する2の入力ボタンのうち、一方の入力ボタンの第1電極と、他方の入力ボタンの第2電極とは隣り合っていない。つまり、互いに隣接する2の入力ボタンでは、互いの入力ボタンの第1電極、若しくは、第2電極が隣り合っている。このため、入力媒体が2つの入力ボタンの間に接近した場合には、2個の第1電極若しくは、2個の第2電極が反応する。しかし、ボタン操作は、第1電極と第2電極との組み合わせを利用して行われるため、2個の第1電極若しくは、2個の第2電極の反応では、ボタン操作は行われない。このように、本発明の入力装置によれば、入力媒体が2つの入力ボタンの間に接近した場合のボタン操作を防止することが可能となり、ユーザーの意図しないボタン操作の発生を防止することが可能となる。
また、請求項2に記載の入力装置では、複数の入力ボタンが第1方向に配列している。これにより、横一列、若しくは、縦一列に配列された複数の入力ボタンを有する入力装置において、信号線の数を減らすとともに、ユーザーの意図しないボタン操作の発生を防止することが可能となる。
また、請求項3に記載の入力装置では、複数の入力ボタンが、第1方向に平行に複数配列するとともに、第1方向に交わる第2方向に平行に複数配列する。これにより、マトリクス状に配列された複数の入力ボタンを有する入力装置において、信号線の数を減らすとともに、ユーザーの意図しないボタン操作の発生を防止することが可能となる。
また、請求項4に記載の入力装置では、第1方向に配列する1列の入力ボタンの第1電極が接続される第1信号線と、該1列の入力ボタンの隣の列の入力ボタンの第1電極が接続される第1信号線とは、異なる。さらに、第2方向に配列する1列の入力ボタンの第2電極が接続される第2信号線と、該1列の入力ボタンの隣の列の入力ボタンの第2電極が接続される第2信号線とは、異なる。これにより、複数の入力ボタン毎に、第1電極と第2電極との組み合わせを異ならせるとともに、信号線の数を少なくすることが可能となる。
また、請求項5に記載の入力装置では、第1信号線は、1の群として制御部に接続され、第2信号線は、第1信号線の群とは異なる1の群として制御部に接続される。これにより、第1信号線と第2信号線との混線を防止することが可能となる。
また、請求項6に記載の入力装置では、第1信号線は、基板の一方の面上に配線され、
第2信号線は、基板の他方の面上に配線される。これにより、第1信号線と第2信号線との混線を防止することが可能となる。
また、請求項7に記載の入力装置では、1の入力ボタンの第1電極及び第2電極の少なくとも一方が、2以上に分割されている。電極の面積が大きすぎると、入力媒体が小さい場合に、1個の電極しか反応せずに、適切にボタン操作が行われない虞がある。一方、請求項7に記載の入力装置では、電極が分割されることで、1の入力ボタンの各電極の面積を小さくすることが可能となり、小さな入力媒体であっても適切に2個の電極を反応させることが可能となる。
また、請求項8に記載の入力装置では、第1電極及び第2電極の形状が三角形とされている。これにより、互いに三角形とされた第1電極と第2電極とによって、矩形の入力ボタンを構成することが可能となり、比較的大きな接触領域を有する入力ボタンを実現することが可能となる。
また、請求項9に記載の入力装置では、入力ボタンを表すボタン画像が、長手形状とされている。長手形状のボタン画像では、入力媒体がボタン画像の中央部に接近せずに、端部に接近する場合がある。このため、請求項9に記載の入力装置では、第1電極及び第2電極が、ボタン画像の長手方向に延びる長手形状とされ、互いの長手方向の辺が向かい合う状態で配置される。これにより、入力媒体がボタン画像の端部に接近する場合であっても、第1電極と第2電極とが適切に反応し、適切なボタン操作を行うことが可能となる。
また、請求項10に記載の入力装置では、互いに隣接する2の入力ボタンでは、互いの入力ボタンの第1電極、若しくは、第2電極が隣り合っている。これにより、請求項1に記載の入力装置と同じ効果を得ることが可能となる。
複合機10の斜視図である。 タッチパネル14を模式的に示す図である。 第1実施形態の基板18を模式的に示す図である。 第1電極のセンサ値と第2電極のセンサ値とタッチボタンとの対応関係を示す表である。 ボタン操作を行うためのフローチャートである。 変形例の基板30を模式的に示す図である。 図3に示す基板18の表面を模式的に示す図である。 図3に示す基板18の裏面を模式的に示す図である。 第2実施形態の基板50を模式的に示す図である。 第3実施形態の基板60を模式的に示す図である。 第4実施形態の基板70を模式的に示す図である。 第5実施形態の基板80を模式的に示す図である。 第6実施形態の基板90を模式的に示す図である。 第7実施形態の基板100を模式的に示す図である。 第8実施形態の基板110を模式的に示す図である。
<第1実施形態>
図1に、本願に係る第1実施形態として例示される複合機10の斜視図を示す。複合機10は、ファクシミリ機能,プリンタ機能,スキャナ機能,コピー機能等の種々の機能を有している。複合機10の上面の前側の中央部には、表示パネル12が設けられており、複合機10の上記各種機能を表示する。表示パネル12の左側には、タッチパネル14が設けられており、複合機10は、タッチパネル14からの操作入力に基づいて、上記種々の機能を実行する。また、タッチパネル14の左側には、機械式の主電源スイッチ16が設けられている。
タッチパネル14は、静電容量方式のタッチパネルであり、複数の電極が配設された基板(図3参照)18と、基板を覆う透明のトップコート(図示省略)とを有している。トップコートには、数字等の記号が記されており、記された記号と対向する位置に電極が配設されている。電極と記号とによって、タッチボタンが構成されており、ユーザーがタッチボタンに指を接触、若しくは、接近させることで、ボタン入力が行われる。
タッチパネル14は、図2(a)に示すように、テンキー配列の12個のタッチボタンと、縦1列に配列された3個のタッチボタンとによって構成されている。テンキー配列の12個のタッチボタンは、0〜9の数字若しくは記号(*,♯)を入力するためのものであり、縦1列に配列された3個のタッチボタンは、複合機10に各種の機能を実行させるためのものである。
また、トップコートと電極との間には、発光部材(図示省略)が挟まれている。発光部材の近傍には、LED(図示省略)が配設されており、LEDの点灯により、発光部材が発光する。これにより、複数のタッチボタンのうちの必要なもののみをタッチパネル14に表示することが可能となっている。
詳しくは、例えば、全てのタッチボタンに対応するLEDが点灯されることで、図2(a)に示すように、全てのタッチボタンが表示される。また、縦1列に配列された3個のタッチボタンのうちの「×」の記号のタッチボタンが必要無い場合には、「×」の記号のタッチボタンに対応するLEDが消灯されることで、図2(b)に示すように、「×」の記号のタッチボタンが非表示とされる。さらに、テンキー配列の12個のタッチボタンも必要無い場合には、テンキー配列の12個のタッチボタンに対応するLEDも消灯されることで、図2(c)に示すように、テンキー配列の12個のタッチボタンも非表示とされる。これにより、必要のないタッチボタンへの誤入力を防止することが可能となる。
ここで、タッチパネル14の基板18について具体的に説明する。ただし、テンキー配列の12個のタッチボタンと、縦1列に配列された3個のタッチボタンとは、構造が似ていることから、テンキー配列の12個のタッチボタンの基板18についてのみ説明する。
タッチパネル14の基板18には、図3に示すように、複数の電極20と、各電極20に接続される複数の信号線22と、各信号線22からの出力値が入力されるIC24とによって構成されている。各電極20は、直角二等辺三角形の形状とされている。2個の電極20が、互いの斜辺を対向させた状態で配置されており、2個の電極20によって、1個のタッチボタンのタッチエリアが形成されている。つまり、テンキー配列の12個のタッチボタンの基板18では、24個の電極20によって、12個のタッチボタンのタッチエリアが形成されている。なお、タッチエリアは正方形の形状とされている。
12個のタッチエリアは、3列×4行で配列されている。基板18を覆うトップコートには、12個のタッチエリアに対向する位置に0〜9の数字及び2個の記号(*,♯)が、電話型のテンキー配列に従って記されている。従って、最も上の行では、左側のタッチエリアが「1」の数字に、真ん中のタッチエリアが「2」の数字に、右側のタッチエリアが「3」の数字に、それぞれ、対応している。上から2番目の行では、左側のタッチエリアが「4」の数字に、真ん中のタッチエリアが「5」の数字に、右側のタッチエリアが「6」の数字に、それぞれ、対応している。上から3番目の行では、左側のタッチエリアが「7」の数字に、真ん中のタッチエリアが「8」の数字に、右側のタッチエリアが「9」の数字に、それぞれ、対応している。最も下の行では、左側のタッチエリアが「*」の記号に、真ん中のタッチエリアが「0」の数字に、右側のタッチエリアが「♯」の記号に、それぞれ、対応している。尚、「「x」の数字・記号に対応するタッチエリア」のことを、「「x」のタッチエリア」と記載する場合がある。
また、1個のタッチエリアを構成する2個の電極20は、隣り合う2個のタッチエリアで対称となるように配設されている。具体的には、例えば、「1」のタッチエリアでは、2個の電極20の一方は、直角二等辺三角形の直角が左下に位置するように配設され、他方は、直角二等辺三角形の直角が右上に位置するように配設されている。一方、「1」のタッチエリアの右側に位置する「2」のタッチエリア及び、「1」のタッチエリアの下側に位置する「4」のタッチエリアでは、2個の電極20の一方は、直角二等辺三角形の直角が右下に位置するように配設され、他方は、直角二等辺三角形の直角が左上に位置するように配設されている。
また、各電極20は、タッチエリアの配列方向に延びるように配線された各信号線22に接続されている。各信号線22は、タッチエリアの各配列方向に対応して配線されており、タッチエリアの3つの列と4つの行とに対応して配線されている。つまり、基板18には、7本の信号線22が配線されている。
尚、7本の信号線22を区別する際には、最も上の行のタッチエリアに対応する信号線22を、信号線22aと、上から2番目の行のタッチエリアに対応する信号線22を、信号線22bと、上から3番目の行のタッチエリアに対応する信号線22を、信号線22cと、最も下の行のタッチエリアに対応する信号線22を、信号線22dと、それぞれ、記載し、最も左の列のタッチエリアに対応する信号線22を、信号線22eと、真ん中の列のタッチエリアに対応する信号線22を、信号線22fと、最も右の列のタッチエリアに対応する信号線22を、信号線22gと、それぞれ、記載する場合がある。
各信号線22は、対応する列、若しくは行に位置するタッチエリアの2個の電極20の一方に接続されている。つまり、タッチエリアの各行に対応する各信号線22a〜22dは、各行に位置する3個のタッチエリアの各々の電極20に接続され、タッチエリアの各列に対応する各信号線22e〜22gは、各列に位置する4個のタッチエリアの各々の電極20に接続されている。
信号線22と電極20とは、特定の接続パターンに従って、接続されている。ここで、特定の接続パターンについて、説明する。まず、タッチエリアの各行に対応する各信号線22a〜22dが接続される電極20を第1電極と定義し、タッチエリアの各列に対応する各信号線22e〜22gが接続される電極20を第2電極と定義する。タッチエリアの各行に対応する各信号線22a〜22dは、1のタッチエリアの第1電極と、該1のタッチエリアと各信号線22a〜22dの延びる方向において隣接するタッチエリアの第2電極とが隣り合わないように、第1電極に接続される。一方、タッチエリアの各列に対応する各信号線22e〜22gは、1のタッチエリアの第2電極と、該1のタッチエリアと各信号線22e〜22gの延びる方向において隣接するタッチエリアの第1電極とが隣り合わないように、第2電極に接続される。
具体的に、最も上の行のタッチエリアに対応する信号線22aについて説明する。信号線22aは、「1」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極20と、「2」のタッチエリアの右斜め下方に配設された電極20と、「3」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極20とに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極20は、信号線22eに、「2」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極20は、信号線22fに、「3」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極20は、信号線22gに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの信号線22aに接続された電極20(第1電極)は、「2」のタッチエリアの信号線22fに接続された電極20(第2電極)と隣り合っていない。「2」のタッチエリアの信号線22aに接続された電極20(第1電極)は、「3」のタッチエリアの信号線22gに接続された電極20(第2電極)と隣り合っていない。なお、各信号線22a〜22gに接続される電極20を、電極20a〜20gと記載する場合がある。
また、最も左の列のタッチエリアに対応する信号線22eについて説明する。信号線22eは、「1」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極20eと、「4」のタッチエリアの右斜め下方に配設された電極20eと、「7」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極20eと、「*」のタッチエリアの右斜め下方に配設された電極20eとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極20aは、信号線22aに、「4」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極20bは、信号線22bに、「7」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極20cは、信号線22cに、「*」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極20dは、信号線22dに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極20e(第2電極)は、「4」のタッチエリアの電極20b(第1電極)と隣り合っていない。「4」のタッチエリアの電極20e(第2電極)は、「7」のタッチエリアの電極20c(第1電極)と隣り合っていない。「7」のタッチエリアの電極20e(第2電極)は、「*」のタッチエリアの電極20d(第1電極)と隣り合っていない。
上述したように、各信号線22a〜22gが各電極20a〜20gに接続されており、1個のタッチエリアには、異なる2本の信号線22に接続された2個の電極が配設されている。各電極20は、ユーザーの指等の入力媒体の接近により、静電容量の変化に依拠して、接続されている信号線22にセンサ値を出力する。このため、入力媒体が1つのタッチエリアに接近すると、2個の電極20が、異なる2本の信号線22にセンサ値を出力する。このため、入力媒体が1つのタッチエリアに接近すると、2種類のセンサ値が、IC24に入力される。そして、IC24によって、入力された2種類のセンサ値に基づいて、何れのタッチエリアが押下されたかが判定される。つまり、0〜9の数字若しくは記号(*,♯)の何れのタッチボタンが押下されたかが判定される。
具体的には、図4に示す組み合わせの2種類のセンサ値がIC24に入力された場合に、その2種類のセンサ値に対応するタッチボタンが押下されたと判定される。ちなみに、図に示すSEN00〜SEN06は、それぞれ電極20a〜20gから出力されたセンサ値を意味しており、例えば、SEN00及びSEN04のセンサ値が入力された場合、つまり、電極20a及び電極20eからセンサ値が出力された場合には、「1」のタッチボタンが押下されたと判定される。
<タッチボタンの判定処理>
以下に、図5に示すフローを用いて、何れのタッチボタンが押下されたかを判定するための処理について説明する。S100において、IC24は、電極からのセンシングを開始する。そして、S102において、IC24は、2個以上のセンサ値が閾値を超えたか否かを判断する。2個以上のセンサ値が閾値を超えた場合(S102:YES)には、S104に進む。一方、2個以上のセンサ値が閾値を超えていない場合(S102:NO)には、S102の処理が繰り返される。
S104において、IC24は、3個以上のセンサ値が閾値を超えたか否かを判断する。3個以上のセンサ値が閾値を超えた場合(S104:YES)には、S106に進む。S106において、IC24は、全てのセンサ値が閾値以下となっているか否かを判断する。全てのセンサ値が閾値以下となっている場合(S106:YES)には、S100に戻る。一方、全てのセンサ値が閾値以下となっていない場合(S106:NO)には、S106の処理が繰り返される。
一方、S104において3個以上のセンサ値が閾値を超えていない場合(S104:NO)には、S108に進む。S108において、IC24は、センサ値の組み合わせが無効であるか否かを判断する。具体的には、センサ値の組み合わせが、図4に示す表に存在するか否かを判断する。センサ値の組み合わせが無効である場合(S108:YES)には、S110に進む。
S110において、IC24は、全てのセンサ値が閾値以下となっているか否かを判断する。全てのセンサ値が閾値以下となっている場合(S110:YES)には、S100に戻る。一方、全てのセンサ値が閾値以下となっていない場合(S110:NO)には、S110の処理が繰り返される。全てのセンサ値が閾値以下となっている場合は、例えば、ユーザが指を離した状態である。
一方、S108においてセンサ値の組み合わせが有効である場合(S108:NO)には、S112に進む。S112において、IC24は、現在の本体の状態に対して有効なボタンがタッチされたか否かを判断する。具体的には、テンキー配列の12個のタッチボタンへの入力が許容されているか否かを判断する。つまり、IC24は、図2(a)に示すように、テンキー配列の12個のタッチボタンが表示されている場合、タッチボタンへの入力が許容されていると判断し、図2(c)に示すように、テンキー配列の12個のタッチボタンが表示されていない場合、タッチボタンへの入力が許容されていないと判断する。有効なボタンがタッチされていない場合(S112:NO)には、S114に進む。
S114において、IC24は、全てのセンサ値が閾値以下となっているか否かを判断する。全てのセンサ値が閾値以下となっている場合(S114:YES)には、S100に戻る。一方、全てのセンサ値が閾値以下となっていない場合(S114:NO)には、S114の処理が繰り返される。
一方、S112において有効なボタンがタッチされた場合(S112:YES)には、S116に進む。S116において、IC24は、センサ値の組み合わせに応じたボタン操作を行う。そして、フローを終了する。
<第1実施形態のタッチパネル14の基板18と他のタッチパネルの基板との比較>
第1実施形態の基板18では、上述した特定の接続パターンに従って、信号線22と電極20とが接続されている。一方、上述した特定の接続パターンとは異なる接続パターンに従って、信号線と電極とが接続された基板30を、比較例として、図6に示す。比較例の基板30は、電極の配設パターンと接続パターンを除き、基板18と略同様の構成であるため、基板18と同様の機能の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
変形例の基板30でも、各電極32は、直角二等辺三角形の形状とされている。2個の電極32は、互いの斜辺を対向させた状態で配置されており、2個の電極32によって、1個のタッチボタンのタッチエリアが形成されている。ただし、基板30では、1個のタッチエリアを構成する2個の電極32は、隣り合う2個のタッチエリアで対称となるように配設されておらず、全てのタッチエリアで同じ配設パターンとされている。具体的には、全てのタッチエリアの各々で、2個の電極32の一方は、直角二等辺三角形の直角が左下に位置するように配設され、他方は、直角二等辺三角形の直角が右上に位置するように配設されている。
信号線22と電極32とは、以下に説明する接続パターンに従って、接続されている。まず、タッチエリアの各行に対応する各信号線22a〜22dが接続される電極32を第1電極と定義し、タッチエリアの各列に対応する各信号線22e〜22gが接続される電極32を第2電極と定義する。タッチエリアの各行に対応する各信号線22a〜22dは、1のタッチエリアの第1電極と、該1のタッチエリアと各信号線22a〜22dの延びる方向において隣接するタッチエリアの第2電極とが隣り合うように、第1電極に接続される。一方、タッチエリアの各列に対応する各信号線22e〜22gは、1のタッチエリアの第2電極と、該1のタッチエリアと各信号線22e〜22gの延びる方向において隣接するタッチエリアの第1電極とが隣り合うように、第2電極に接続される。
具体的に、最も上の行のタッチエリアに対応する信号線22aについて説明する。信号線22aは、「1」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極32aと、「2」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極32aと、「3」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極32aとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極32eは、信号線22eに、「2」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極32fは、信号線22fに、「3」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極32gは、信号線22gに、それぞれ、接続されている。
このため、「2」のタッチエリアの電極32a(第1電極)は、「1」のタッチエリアの電極32e(第2電極)と隣り合っている。「3」のタッチエリアの電極32a(第1電極)は、「2」のタッチエリアの電極32f(第2電極)と隣り合っている。
また、最も左の列のタッチエリアに対応する信号線22eについて説明する。信号線22eは、「1」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極32eと、「4」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極32eと、「7」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極32eと、「*」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極32eとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極32aは、信号線22aに、「4」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極32bは、信号線22bに、「7」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極32cは、信号線22cに、「*」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極32dは、信号線22dに、それぞれ、接続されている。
このため、「4」のタッチエリアの電極32e(第2電極)は、「1」のタッチエリアの電極32a(第1電極)と隣り合っている。「7」のタッチエリアの電極32e(第2電極)は、「4」のタッチエリアの電極32b(第1電極)と隣り合っている。「*」のタッチエリアの電極32e(第2電極)は、「7」のタッチエリアの電極32c(第1電極)と隣り合っている。
比較例の基板30でも、入力媒体が1つのタッチエリアに接近すると、2個の電極32が、異なる2本の信号線22にセンサ値を出力し、2種類のセンサ値に基づいて、ボタン操作が行われる。しかしながら、基板30では、ユーザーの意図しないボタン操作が行われる虞がある。詳しくは、入力媒体が2つのタッチエリアの間に接近した場合に、その2つのタッチエリアの一方にタッチされたと判定され、ユーザーの意図しないボタン操作が行われる虞がある。以下に、ユーザーの意図しないボタン操作が行われる理由について説明する。
例えば、入力媒体が、「1」のタッチエリアと「2」のタッチエリアとの間に接近した場合には、「1」のタッチエリアの電極32eと「2」のタッチエリアの電極32aとからセンサ値が出力される。このため、IC24には、SEN00及びSEN04のセンサ値が入力される。このセンサ値の組み合わせは、図4に示すように、「1」のタッチボタンに対応しており、入力媒体が、「1」のタッチエリアと「2」のタッチエリアとの間に接近したにも関わらず、「1」のタッチボタンが押下されたと判定される。これは、図6から解るように、「1」のタッチボタンのタッチエリアが、電極32aと電極32eとによって構成されているためである。
また、例えば、入力媒体が、「1」のタッチエリアと「4」のタッチエリアとの間に接近した場合には、「1」のタッチエリアの電極32aと「4」のタッチエリアの電極32eとからセンサ値が出力される。このため、IC24には、SEN00及びSEN04のセンサ値が入力される。このセンサ値の組み合わせは、図4に示すように、「1」のタッチボタンに対応しており、入力媒体が、「1」のタッチエリアと「4」のタッチエリアとの間に接近したにも関わらず、「1」のタッチボタンが押下されたと判定される。これは、図6から解るように、「1」のタッチボタンのタッチエリアが、電極32aと電極32eとによって構成されているためである。
一方、第1実施形態の基板18において、入力媒体が2つのタッチエリアの間に接近した場合について検証してみる。例えば、入力媒体が、「1」のタッチエリアと「2」のタッチエリアとの間に接近した場合には、図3から解るように、「1」のタッチエリアの電極20eと「2」のタッチエリアの電極20fとからセンサ値が出力される。このため、IC24には、SEN04及びSEN05のセンサ値が入力される。このセンサ値の組み合わせは、図4に示す表には存在していない。2種類のセンサ値の組み合わせが存在していない場合には、図5に示すフローのS108での処理のように、ボタン操作は行われない。
また、例えば、入力媒体が、「1」のタッチエリアと「4」のタッチエリアとの間に接近した場合には、「1」のタッチエリアの電極20aと「4」のタッチエリアの電極20bとからセンサ値が出力される。このため、IC24には、SEN00及びSEN01のセンサ値が入力される。このセンサ値の組み合わせは、図4に示す表には存在しておらず、ボタン操作は行われない。
これは、基板18において、タッチエリアの各行に対応する各信号線22a〜22dが、1のタッチエリアの第1電極と、該1のタッチエリアと各信号線22a〜22dの延びる方向において隣接するタッチエリアの第2電極とが隣り合わないように、第1電極に接続されているためである。また、タッチエリアの各列に対応する各信号線22e〜22gが、1のタッチエリアの第2電極と、該1のタッチエリアと各信号線22e〜22gの延びる方向において隣接するタッチエリアの第1電極とが隣り合わないように、第2電極に接続されるためである。
このことを別の言い方に言い換えれば、各信号線22a〜22dの延びる方向において隣接する2つのタッチエリアの間で、第1電極同士若しくは、第2電極同士が隣り合うように、各信号線22a〜22dが第1電極に接続されているためである。このような接続により、入力媒体が2つのタッチエリアの間に接近した場合には、2個の第1電極若しくは、2個の第2電極からセンサ値が出力される。しかし、1個のタッチエリアは、第1電極と第2電極とから構成されており、2個の第1電極若しくは、2個の第2電極によるセンサ値の組み合わせは存在していない。このため、基板18では、入力媒体が2つのタッチエリアの間に接近した場合のボタン操作を無効にすることが可能となっている。
また、図3では、基板18の一方の面に各電極20,信号線22,IC24が配設されているように示されているが、この図は、上記説明を行うためのものであり、基板18の表面と裏面とを考慮することなく示されている。実際の基板18では、図7に示すように、基板18の表面に、各電極20が配設されるとともに、信号線22e〜22gの一部が配線されている。一方、図8に示すように、基板18の裏面に、IC24が配設されるとともに、信号線22a〜22dおよび信号線22e〜22gの一部が配線されている。
ちなみに、図8には、電極20が示されているが、これは、電極20と信号線22との位置関係を解りやすくするためである。つまり、図8に示されている電極20は、基板18の表面に配設された電極20の透過図である。なお、裏面に配線されている信号線22と表面に配設されている電極20とは、基板18に形成された表面と裏面とを接続する貫通穴(図示省略)を介して接続される。
このように、各行のタッチエリアに対応する信号線22a〜22dが基板18の一方の面に配線され、各列のタッチエリアに対応する信号線22e〜22gの一部が基板18の他方の面に配線されることで、信号線22a〜22dと信号線22e〜22gとの混線を防止することが可能となっている。
また、図8に示すように、各行のタッチエリアに対応する信号線22a〜22dは、1の群として、IC24に接続されており、各列のタッチエリアに対応する信号線22e〜22gは、該群とは異なる群として、IC24に接続されている。これによっても、信号線22a〜22dと信号線22e〜22gとの混線を防止することが可能となっている。
<第2実施形態>
第2実施形態の基板50について、図9を用いて説明する。第2実施形態の基板50は、接続パターンを除き、上述の比較例の基板30と略同様の構成であるため、基板30と同様の機能の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
第2実施形態の基板50でも、第1実施形態の基板18と同じ接続パターンに従って、信号線22と電極52とが、接続されている。具体的に、最も上の行のタッチエリアに対応する信号線22aについて説明する。信号線22aは、「1」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極52aと、「2」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極52aと、「3」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極52aとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極52eは、信号線22eに、「2」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極52fは、信号線22fに、「3」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極52gは、信号線22gに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極52a(第1電極)は、「2」のタッチエリアの電極52f(第2電極)と隣り合っていない。「2」のタッチエリアの電極52a(第1電極)は、「3」のタッチエリアの電極52g(第2電極)と隣り合っていない。
また、最も左の列のタッチエリアに対応する信号線22eについて説明する。信号線22eは、「1」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極52eと、「4」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極52eと、「7」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極52eと、「*」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極52eとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極52aは、信号線22aに、「4」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極52bは、信号線22bに、「7」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極52cは、信号線22cに、「*」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極52dは、信号線22dに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極52e(第2電極)は、「4」のタッチエリアの電極52b(第1電極)と隣り合っていない。「4」のタッチエリアの電極52e(第2電極)は、「7」のタッチエリアの電極52c(第1電極)と隣り合っていない。「7」のタッチエリアの電極52e(第2電極)は、「*」のタッチエリアの電極52d(第1電極)と隣り合っていない。
このように、第2実施形態の基板50でも、第1実施形態の基板18と同様の接続パターンに従って、信号線22と電極52とが接続されることで、基板18と同様の効果を得ることが可能となっている。
<第3実施形態>
第3実施形態の基板60について、図10を用いて説明する。第3実施形態の基板60は、電極の形状,接続パターンを除き、第1実施形態の基板18と略同様の構成であるため、基板18と同様の機能の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
第3実施形態の基板60では、2個の直角三角形の電極62と1個の二等辺三角形の電極62とによって、1個のタッチエリアが形成されている。詳しくは、1個の直角三角形の電極62の斜辺と二等辺三角形の電極62の等辺の一方の辺とを対向させ、二等辺三角形の電極62の等辺の他方の辺と別の1個の直角三角形の電極62の斜辺とを対向させた状態で、3個の電極62が配設されている。
また、1個のタッチエリアを構成する3個の電極62は、隣り合う2個のタッチエリアで対称となるように配設されている。具体的には、例えば、「1」のタッチエリアでは、2個の直角三角形の電極62の一方は、直角が左上に位置し、他方は、直角が左下に位置するように配設されている。また、二等辺三角形の電極62は、各等辺が、2個の直角三角形の電極62の斜辺に対向するように配設されている。一方、「1」のタッチエリアの右側に位置する「2」のタッチエリアでは、2個の直角三角形の電極62の一方は、直角が右上に位置し、他方は、直角が右下に位置するように配設されている。また、二等辺三角形の電極62は、各等辺が、2個の直角三角形の電極62の斜辺に対向するように配設されている。
また、第3実施形態の基板60でも、第1実施形態の基板18と同じ接続パターンに従って、信号線22と電極62とが、接続されている。具体的に、最も上の行のタッチエリアに対応する信号線22aについて説明する。信号線22aは、「1」のタッチエリアの右側に配設された電極62aと、「2」のタッチエリアの左側に配設された電極62aと、「3」のタッチエリアの右側に配設された電極62aとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの左側に配設された2個の電極62eは、信号線22eに、「2」のタッチエリアの右側に配設された2個の電極62fは、信号線22fに、「3」のタッチエリアの左側に配設された2個の電極62gは、信号線22gに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極62a(第1電極)は、「2」のタッチエリアの2個の電極62f(第2電極)と隣り合っていない。「2」のタッチエリアの電極62a(第1電極)は、「3」のタッチエリアの2個の電極62g(第2電極)と隣り合っていない。
また、最も左の列のタッチエリアに対応する信号線22eについて説明する。信号線22eは、「1」のタッチエリアの左側に配設された2個の電極62eと、「4」のタッチエリアの左側に配設された2個の電極62eと、「7」のタッチエリアの左側に配設された2個の電極62eと、「*」のタッチエリアの左側に配設された2個の電極62eとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの右側に配設された電極62aは、信号線22aに、「4」のタッチエリアの右側に配設された電極62bは、信号線22bに、「7」のタッチエリアの右側に配設された電極62cは、信号線22cに、「*」のタッチエリアの右側に配設された電極62dは、信号線22dに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの2個の電極62e(第2電極)は、「4」のタッチエリアの電極62b(第1電極)と隣り合っていない。「4」のタッチエリアの2個の電極62e(第2電極)は、「7」のタッチエリアの電極62c(第1電極)と隣り合っていない。「7」のタッチエリアの2個の電極62e(第2電極)は、「*」のタッチエリアの電極62d(第1電極)と隣り合っていない。
このように、第3実施形態の基板60でも、第1実施形態の基板18と同様の接続パターンに従って、信号線22と電極62とが接続されることで、基板18と同様の効果を得ることが可能となっている。
さらに、第3実施形態の基板60では、1個のタッチエリアを形成する第2電極が、2個の電極62e〜62gに分割されており、1個のタッチエリアが3個の電極によって形成される。これにより、1個のタッチエリアを形成する各電極62の面積を小さくすることが可能となり、小さな入力媒体であっても適切に2個の電極を反応させることが可能となる。これは、電極の面積が大きすぎると、入力媒体が小さい場合には、1個の電極しか反応しないためである。
<第4実施形態>
第4実施形態の基板70について、図11を用いて説明する。第4実施形態の基板70は、電極の形状,接続パターンを除き、第1実施形態の基板18と略同様の構成であるため、基板18と同様の機能の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
第4実施形態の基板70では、1個のタッチエリアが、4個の直角三角形の電極72によって形成されており、正方形の形状とされている。詳しくは、4個の直角三角形の電極72が、互いの斜辺を対抗させた状態で配設されている。
また、第4実施形態の基板70でも、第1実施形態の基板18と同じ接続パターンに従って、信号線22と電極72とが、接続されている。具体的に、最も上の行のタッチエリアに対応する信号線22aについて説明する。信号線22aは、「1」のタッチエリアの右側と左側とに配設された2個の電極72aと、「2」のタッチエリアの右側と左側とに配設された2個の電極72aと、「3」のタッチエリアの右側と左側とに配設された2個の電極72aとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの上側と下側とに配設された2個の電極72eは、信号線22eに、「2」のタッチエリアの上側と下側とに配設された2個の電極72fは、信号線22fに、「3」のタッチエリアの上側と下側とに配設された2個の電極72gは、信号線22gに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極72a(第1電極)は、「2」のタッチエリアの電極72f(第2電極)と隣り合っていない。「2」のタッチエリアの電極72a(第1電極)は、「3」のタッチエリアの電極72g(第2電極)と隣り合っていない。
また、最も左の列のタッチエリアに対応する信号線22eについて説明する。信号線22eは、「1」のタッチエリアの上側と下側とに配設された2個の電極72eと、「4」のタッチエリアの上側と下側とに配設された2個の電極72eと、「7」のタッチエリアの上側と下側とに配設された2個の電極72eと、「*」のタッチエリアの上側と下側とに配設された2個の電極72eとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの右側と左側とに配設された2個の電極72aは、信号線22aに、「4」のタッチエリアの右側と左側とに配設された電極72bは、信号線22bに、「7」のタッチエリアの右側と左側とに配設された電極72cは、信号線22cに、「*」のタッチエリアの右側と左側とに配設された電極72dは、信号線22dに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極72e(第2電極)は、「4」のタッチエリアの電極72b(第1電極)と隣り合っていない。「4」のタッチエリアの電極72e(第2電極)は、「7」のタッチエリアの電極72c(第1電極)と隣り合っていない。「7」のタッチエリアの電極72e(第2電極)は、「*」のタッチエリアの電極72d(第1電極)と隣り合っていない。
このように、第4実施形態の基板70でも、第1実施形態の基板18と同様の接続パターンに従って、信号線22と電極72とが接続されることで、基板18と同様の効果を得ることが可能となっている。また、1個のタッチエリアが4個の電極によって形成されることで、小さな入力媒体であっても適切に2個の電極を反応させることが可能となっている。
<第5実施形態>
第5実施形態の基板80について、図12を用いて説明する。第5実施形態の基板80は、電極の形状,接続パターンを除き、第1実施形態の基板18と略同様の構成であるため、基板18と同様の機能の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
第5実施形態の基板80では、2個の半円形状の電極82によって、1個のタッチエリアが形成されている。詳しくは、2個の電極82が、互いの直径部を対向させた状態で配置されており、2個の電極82によって、1個の円状のタッチエリアが形成されている。
また、1個のタッチエリアを構成する2個の電極82は、隣り合う2個のタッチエリアで対称となるように配設されている。第5実施形態において、1個のタッチエリアを形成する2個の電極82は、第1実施形態において1個のタッチエリアを構成する直角二等辺三角形の2個の電極20各々の直角部分を丸くして半円形状を形成するように配設されている。具体的には、例えば、「1」のタッチエリアでは、2個の電極82の一方は、それの直径部が左斜め上方を向いた状態で配設され、他方は、それの直径部が右斜め下方を向いた状態で配設されている。一方、「1」のタッチエリアの右側に位置する「2」のタッチエリア及び、「1」のタッチエリアの下側に位置する「4」のタッチエリアでは、2個の電極82の一方は、それの直径部が右斜め上方を向いた状態で配設され、他方は、それの直径部が左斜め下方を向いた状態で配設されている。
また、第5実施形態の基板80でも、第1実施形態の基板18と同じ接続パターンに従って、信号線22と電極82とが、接続されている。具体的に、最も上の行のタッチエリアに対応する信号線22aについて説明する。信号線22aは、「1」のタッチエリアの右斜め下方に配設された電極82aと、「2」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極82aと、「3」のタッチエリアの右斜め下方に配設された電極82aとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極82eは、信号線22eに、「2」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極82fは、信号線22fに、「3」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極82gは、信号線22gに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極82a(第1電極)は、「2」のタッチエリアの電極82f(第2電極)と隣り合っていない。「2」のタッチエリアの電極82a(第1電極)は、「3」のタッチエリアの電極82g(第2電極)と隣り合っていない。
また、最も左の列のタッチエリアに対応する信号線22eについて説明する。信号線22eは、「1」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極82eと、「4」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極82eと、「7」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極82eと、「*」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極82eとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの右斜め下方に配設された電極82aは、信号線22aに、「4」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極82bは、信号線22bに、「7」のタッチエリアの右斜め下方に配設された電極82cは、信号線22cに、「*」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極82dは、信号線22dに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極82e(第2電極)は、「4」のタッチエリアの電極82b(第1電極)と隣り合っていない。「4」のタッチエリアの電極82e(第2電極)は、「7」のタッチエリアの電極82c(第1電極)と隣り合っていない。「7」のタッチエリアの電極82e(第2電極)は、「*」のタッチエリアの電極82d(第1電極)と隣り合っていない。
このように、第5実施形態の基板80でも、第1実施形態の基板18と同様の接続パターンに従って、信号線22と電極82とが接続されることで、基板18と同様の効果を得ることが可能となっている。
<第6実施形態>
第6実施形態の基板90について、図13を用いて説明する。第6実施形態の基板90は、電極の形状,接続パターンを除き、第1実施形態の基板18と略同様の構成であるため、基板18と同様の機能の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
第6実施形態の基板90では、2個の矩形の電極92によって、1個のタッチエリアが形成されている。詳しくは、2個の電極92が、互いの長辺を対向させた状態で配置されており、2個の電極92によって、1個の正方形のタッチエリアが形成されている。
また、1個のタッチエリアを構成する2個の電極92の配設パターンは、全てのタッチエリアで同じとされている。具体的には、全てのタッチエリアの各々で、2個の電極92が、互いの長辺が左右方向を向くとともに、互いの長辺が対抗する状態で配設されている。
また、第6実施形態の基板90でも、第1実施形態の基板18と同じ接続パターンに従って、信号線22と電極92とが、接続されている。具体的に、最も上の行のタッチエリアに対応する信号線22aについて説明する。信号線22aは、「1」のタッチエリアの左側に配設された電極92aと、「2」のタッチエリアの右側に配設された電極92aと、「3」のタッチエリアの左側に配設された電極92aとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの右側に配設された電極92eは、信号線22eに、「2」のタッチエリアの左側に配設された電極92fは、信号線22fに、「3」のタッチエリアの右側に配設された電極92gは、信号線22gに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極92a(第1電極)は、「2」のタッチエリアの電極92f(第2電極)と隣り合っていない。「2」のタッチエリアの電極92a(第1電極)は、「3」のタッチエリアの電極92g(第2電極)と隣り合っていない。
また、最も左の列のタッチエリアに対応する信号線22eについて説明する。信号線22eは、「1」のタッチエリアの右側に配設された電極92eと、「4」のタッチエリアの右側に配設された電極92eと、「7」のタッチエリアの右側に配設された電極92eと、「*」のタッチエリアの右側に配設された電極92eとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの左側に配設された電極92aは、信号線22aに、「4」のタッチエリアの左側に配設された電極92bは、信号線22bに、「7」のタッチエリアの左側に配設された電極92cは、信号線22cに、「*」のタッチエリアの左側に配設された電極92dは、信号線22dに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極92e(第2電極)は、「4」のタッチエリアの電極92b(第1電極)と隣り合っていない。「4」のタッチエリアの電極92e(第2電極)は、「7」のタッチエリアの電極92c(第1電極)と隣り合っていない。「7」のタッチエリアの電極92e(第2電極)は、「*」のタッチエリアの電極92d(第1電極)と隣り合っていない。
このように、第6実施形態の基板90でも、第1実施形態の基板18と同様の接続パターンに従って、信号線22と電極92とが接続されることで、基板18と同様の効果を得ることが可能となっている。
<第7実施形態>
第7実施形態の基板100について、図14を用いて説明する。第7実施形態の基板100は、電極の形状,トップコートに記された記号,接続パターンを除き、第1実施形態の基板18と略同様の構成であるため、基板18と同様の機能の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
第7実施形態の基板100では、2個の矩形の電極102によって、1個のタッチエリアが形成されている。詳しくは、2個の電極102が、互いの長辺を対向させた状態で配置されており、2個の電極102によって、1個の矩形のタッチエリアが形成されている。
基板100を覆うトップコートには、タッチエリアに対向する位置に数字,文字等が、携帯電話(スマートフォン)型のテンキー配列に従って記されている。携帯電話(スマートフォン)型のテンキー配列では、0〜9の数字及び記号(*,♯)の右隣にひらがな,アルファベット等が記されており、タッチボタンは横長形状となっている。基板100のタッチエリアは、矩形とされており、長辺が左右方向に平行となるように、2個の電極102が配設されている。このため、基板100のタッチエリアは、横長形状のタッチボタンに適した形状となっている。
また、第7実施形態の基板100でも、第1実施形態の基板18と同じ接続パターンに従って、信号線22と電極102とが、接続されている。具体的に、最も上の行のタッチエリアに対応する信号線22aについて説明する。信号線22aは、「1」のタッチエリアの上側に配設された電極102aと、「2」のタッチエリアの上側に配設された電極102aと、「3」のタッチエリアの上側に配設された電極102aとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの下側に配設された電極102eは、信号線22eに、「2」のタッチエリアの下側に配設された電極102fは、信号線22fに、「3」のタッチエリアの下側に配設された電極102gは、信号線22gに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極102a(第1電極)は、「2」のタッチエリアの電極102f(第2電極)と隣り合っていない。「2」のタッチエリアの電極102a(第1電極)は、「3」のタッチエリアの電極102g(第2電極)と隣り合っていない。
また、最も左の列のタッチエリアに対応する信号線22eについて説明する。信号線22eは、「1」のタッチエリアの下側に配設された電極102eと、「4」のタッチエリアの上側に配設された電極102eと、「7」のタッチエリアの下側に配設された電極102eと、「*」のタッチエリアの上側に配設された電極102eとに接続されている。一方、「1」のタッチエリアの上側に配設された電極102aは、信号線22aに、「4」のタッチエリアの下側に配設された電極102bは、信号線22bに、「7」のタッチエリアの上側に配設された電極102cは、信号線22cに、「*」のタッチエリアの下側に配設された電極102dは、信号線22dに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極102e(第2電極)は、「4」のタッチエリアの電極102b(第1電極)と隣り合っていない。「4」のタッチエリアの電極102e(第2電極)は、「7」のタッチエリアの電極102c(第1電極)と隣り合っていない。「7」のタッチエリアの電極102e(第2電極)は、「*」のタッチエリアの電極102d(第1電極)と隣り合っていない。
このように、第7実施形態の基板100でも、第1実施形態の基板18と同様の接続パターンに従って、信号線22と電極102とが接続されることで、基板18と同様の効果を得ることが可能となっている。
さらに、基板100では、図14に示すように、携帯電話(スマートフォン)型のテンキー配列に従った文字配列とされており、タッチボタンが横長形状とされている。一般に、ユーザはタッチボタンの文字や数字が記された位置をタッチする可能性が高いため、横長形状のタッチボタンでは、入力媒体がタッチボタンの中央部に接近せずに、右端若しくは左端に接近する場合がある。このようなことに鑑みて、基板100では、タッチエリアを形成する2個の電極102が横長形状とされている。これにより、入力媒体がタッチボタンの右端若しくは左端に接近する場合であっても、2個の電極102が適切に反応するようになっている。
<第8実施形態>
第8実施形態の基板110について、図15を用いて説明する。第8実施形態の基板110は、電極の形状,接続パターンを除き、第1実施形態の基板18と略同様の構成であるため、基板18と同様の機能の構成要素については、同じ符号を用いて説明を省略あるいは簡略に行うものとする。
第8実施形態の基板110では、3個の扇形状の電極112によって、1個のタッチエリアが形成されている。詳しくは、3個の電極112が、互いの中心角を対向させた状態で配置されており、3個の電極112によって、1個の円状のタッチエリアが形成されている。
また、1個のタッチエリアを構成する3個の電極112は、上下方向で隣り合う2個のタッチエリアで対称となるように配設されている。具体的には、例えば、「1」のタッチエリアでは、3個の扇形状の電極112の1つは、中心角が真上に位置するように配設されている。また、残りの2つの電極112は、中心角が真上に位置する電極112の半径部と自身の半径部とが向かい合うように配設されている。一方、「1」のタッチエリアの下側に位置する「4」のタッチエリアでは、3個の扇形状の電極112の1つは、中心角が真下に位置するように配設されている。また、残りの2つの電極112は、中心角が真下に位置する電極112の半径部と自身の半径部とが向かい合うように配設されている。
また、第8実施形態の基板110では、1個のタッチエリアが3個の電極112によって構成されており、1個のタッチエリアに3本の信号線22が接続されているが、第1実施形態の基板18と同じ接続パターンに従って、信号線22と電極112とが、接続されている。
具体的に、最も上の行のタッチエリアに対応する信号線22aについて説明する。信号線22aは、「1」のタッチエリアの下方に配設された電極112aと、「2」のタッチエリアの下方に配設された電極112aと、「3」のタッチエリアの下方に配設された電極112aとに接続されている。また、「1」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極112eは、信号線22eに、「1」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極112fは、信号線22fにそれぞれ、接続されている。また、「2」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極112fは、信号線22fに、「2」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極112gは、信号線22gにそれぞれ、接続されている。また、「3」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極112gは、信号線22gに、「3」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極112eは、信号線22eにそれぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極112a(第1電極)は、「2」のタッチエリアの電極112f、112g(第2電極)と隣り合っていない。「2」のタッチエリアの電極112a(第1電極)は、「3」のタッチエリアの電極112e、112g(第2電極)と隣り合っていない。
また、最も左の列のタッチエリアに対応する信号線22eについて説明する。信号線22eは、「1」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極112eと、「4」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極112eと、「7」のタッチエリアの左斜め上方に配設された電極112eと、「*」のタッチエリアの左斜め下方に配設された電極112eとに接続されている。また、信号線22fは、「1」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極112fと、「4」のタッチエリアの右斜め下方に配設された電極112fと、「7」のタッチエリアの右斜め上方に配設された電極112fと、「*」のタッチエリアの右斜め下方に配設された電極112fとに接続されている。また、「1」のタッチエリアの下方に配設された電極112aは、信号線22aに、「4」のタッチエリアの上方に配設された電極112bは、信号線22bに、「7」のタッチエリアの下方に配設された電極112cは、信号線22cに、「*」のタッチエリアの上方に配設された電極112dは、信号線22dに、それぞれ、接続されている。
このため、「1」のタッチエリアの電極112e、112f(第2電極)は、「4」のタッチエリアの電極112b(第1電極)と隣り合っていない。「4」のタッチエリアの電極112e、112f(第2電極)は、「7」のタッチエリアの電極112c(第1電極)と隣り合っていない。「7」のタッチエリアの電極112e、112f(第2電極)は、「*」のタッチエリアの電極112d(第1電極)と隣り合っていない。
このように、第8実施形態の基板110でも、第1実施形態の基板18と同様の接続パターンに従って、信号線22と電極112とが接続されることで、1個のタッチエリアに3本の信号線22が接続されていても、基板18と同様の効果を得ることが可能となっている。
また、例えば、上記第8実施形態の基板110の接続パターンを少し変更しても、基板18と同様の効果を得ることが可能となっている。例えば、「1」のタッチエリアの各電極112と信号線22との接続は、変更せずに、「2」のタッチエリアの各電極112と信号線22との接続が、変更された場合について考える。具体的には、「2」のタッチエリアの下方に電極112fが、「2」のタッチエリアの左斜め上方に電極112aが、「2」のタッチエリアの右斜め上方に電極112gが配設され、電極112fが信号線22fに、電極112aが信号線22aに、電極112gが信号線22gに接続された場合について考える。
まず、この場合には、1個のタッチエリアに3本の信号線22が接続されていることから、上記第1電極及び第2電極に加えて、第3電極というものを定義する。第3電極は、1個のタッチエリアを構成する第1電極及び第2電極以外の電極であり、それら第1電極と第2電極と第3電極とによって、1個のタッチエリアが構成される。また、第3電極は、第1電極以外の2の電極112のうち、隣接するタッチエリアを構成する1の電極112と同一の信号線22に接続される電極である。
このため、「1」のタッチエリアの電極112aは第1電極と、電極112eは第2電極と、電極112fは第3電極と定義される。これにより、「2」のタッチエリアの電極112a(第1電極)は、「1」のタッチエリアの電極112f(第3電極)と隣り合うが、「1」のタッチエリアの電極112e(第2電極)と隣り合っていない。このように、上記第8実施形態の基板110の接続パターンを少し変更しても、基板18と同様の効果を得ることが可能となっている。
<変形例>
本実施形態の基板18等では、複数のタッチボタンがマトリクス状に配置されているが、この態様に限られない。例えば、縦1列に配置されてもよく、横1列に配置されてもよい。また、直線状に配列される必要はなく、曲線、凸凹状に配列されてもよい。
また、本実施形態の基板18等では、第1電極と第2電極とで形成されるタッチボタンエリアの形状は、正方形、円形、矩形とされているが、この態様に限られない。例えば、三角形、五角形等の多角形、星形、ハート形等、種々の形状とすることが可能である。
また、本実施形態の基板18等では、複数のタッチボタンの各行の配列方向と各列の配列方向とは、直交しているが、この態様に限られず、斜めに交差していてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
タッチパネル14は入力装置の一例である。タッチボタンは入力ボタンの一例である。基板18、50、60、70、80、90、100、110は基板の一例である。信号線22a〜22dは第1信号線の一例である。信号線22e〜22gは第2信号線の一例である。電極20a〜20d、52a〜52d、62a〜62d、72a〜72d、82a〜82d、92a〜92d、102a〜102d、112a〜112dは、第1電極部の一例である。電極20e〜20g、52e〜52g、62e〜62g、72e〜72g、82e〜82g、92e〜92g、102e〜102g、112e〜112gは、第2電極部の一例である。IC24は、制御部及び記憶部の一例である。トップコートはトップコートの一例である。トップコートに記された数字、記号等はボタン画像の一例である。複数のタッチボタンの各行の配列方向は、第1方向の一例である。複数のタッチボタンの各列の配列方向は、第2方向の一例である。図4に相当する情報はボタン特定情報の一例である。
14:タッチパネル、18:基板、20:電極、22:信号線、24:IC、50:基板、52:電極、60:基板、62:電極、70:基板、72:電極、80:基板、82:電極、90:基板、92:電極、100:基板、102:電極、110:基板、112:電極

Claims (10)

  1. 複数の入力ボタンを有する入力装置であって、
    前記入力ボタンは、
    第1信号線に接続され、入力媒体の接近又は接触により、当該入力媒体と自身との間で発生する静電容量に基づく出力値を前記第1信号線に出力する第1電極部と、
    前記第1信号線とは異なる第2信号線に接続され、入力媒体の接近又は接触により、当該入力媒体と自身との間で発生する静電容量に基づく出力値を前記第2信号線に出力する第2電極部と、
    を有し、
    前記第1信号線及び前記第2信号線に接続される制御部と、
    前記入力ボタンと、当該入力ボタンが有する前記第1電極部に接続される第1信号線と、当該入力ボタンが有する前記第2電極部に接続される第2信号線とが対応付けられたボタン特定情報を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1信号線及び前記第2信号線から前記出力値を受け付けた場合、前記ボタン特定情報に基づいて、前記第1信号線及び前記第2信号線に対応付けられた入力ボタンに対する入力を受け付け、
    前記複数の入力ボタンは、互いに隣接して配置されており、
    前記複数の入力ボタンのうち、互いに隣接する2の入力ボタン各々が有する前記第1電極部は、同一の前記第1信号線で接続され、
    前記互いに隣接する2の入力ボタンのうち、一方の入力ボタンが有する前記第1電極部と、他方の入力ボタンが有する前記第2電極部とが隣り合わないことを特徴とする入力装置。
  2. 前記複数の入力ボタンは、第1方向に配列し、
    前記複数の入力ボタンのうち、前記第1方向において互いに隣接する2の入力ボタン各々が有する前記第1電極部は、同一の前記第1信号線で接続され、
    前記第1方向において前記互いに隣接する2の入力ボタンのうち、一方の入力ボタンが有する前記第1電極部と、他方の入力ボタンが有する前記第2電極部とが隣り合わないことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記複数の入力ボタンは、前記第1方向に平行に複数配列するとともに、前記第1方向に交わる方向である第2方向にも平行に複数配列し、
    前記複数の入力ボタンのうち、前記第2方向において互いに隣接する2の入力ボタン各々が有する前記第2電極部は、同一の前記第2信号線で接続され、
    前記第2方向において前記互いに隣接する2の入力ボタンのうち、一方の入力ボタンが有する前記第1電極部と、他方の入力ボタンが有する前記第2電極部とが隣り合わないことを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記複数の入力ボタンのうち、前記第1方向に配列する1列の入力ボタン各々が有する前記第1電極部は、同一の前記第1信号線で接続され、
    前記第1方向に配列する1列の入力ボタンが有する前記第1電極部が接続される前記第1信号線と、該1列の入力ボタンの隣の列の入力ボタンが有する前記第1電極部が接続される前記第1信号線とは、異なり、
    前記複数の入力ボタンのうち、前記第2方向に配列する1列の入力ボタン各々が有する前記第2電極部は、同一の前記第2信号線で接続され、
    前記第2方向に配列する1列の入力ボタンが有する前記第2電極部が接続される前記第2信号線と、該1列の入力ボタンの隣の列の入力ボタンが有する前記第2電極部が接続される前記第2信号線とは、異なることを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
  5. 前記第1方向に配列する各列の入力ボタンが有する前記第1電極部が接続される前記第1信号線は、1の群として前記制御部に接続され、
    前記第2方向に配列する各列の入力ボタンが有する前記第2電極部が接続される前記第2信号線は、前記第1電極部が接続される前記第1信号線の群とは異なる1の群として前記制御部に接続されることを特徴とする請求項3または4に記載の入力装置。
  6. 前記第1方向に配列する各列の入力ボタンが有する前記第1電極部が接続される前記第1信号線は、基板の一方の面上に配線され、
    前記第2方向に配列する各列の入力ボタンが有する前記第2電極部が接続される前記第2信号線は、基板の他方の面上に配線されることを特徴とする請求項3ないし5の何れか1項に記載の入力装置。
  7. 1の入力ボタンが有する前記第1電極部及び前記第2電極部の少なくとも一方は、2以上に分割されていることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の入力装置。
  8. 前記第1電極部及び前記第2電極部の形状が、三角形であることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の入力装置。
  9. 前記第1電極部及び前記第2電極部が配置される基板を覆うとともに、前記複数の入力ボタンに対向する位置に複数のボタン画像が描画された透明のトップコートを備え、
    前記ボタン画像が、長手形状とされており、
    前記第1電極部及び前記第2電極部が、前記ボタン画像の長手方向に延びる長手形状とされ、互いの長手方向の辺が向かい合う状態で配置されることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の入力装置。
  10. 複数の入力ボタンを有する入力装置であって、
    前記入力ボタンは、
    第1信号線に接続され、入力媒体の接近又は接触により、当該入力媒体と自身との間で発生する静電容量に基づく出力値を前記第1信号線に出力する第1電極部と、
    前記第1電極部に隣接する位置に配置されており、前記第1信号線とは異なる第2信号線に接続され、入力媒体の接近又は接触により、当該入力媒体と自身との間で発生する静電容量に基づく出力値を前記第2信号線に出力する第2電極部と、
    を有し、
    前記第1信号線及び前記第2信号線に接続される制御部と、
    前記入力ボタンと、当該入力ボタンが有する前記第1電極部に接続される第1信号線と、当該入力ボタンが有する前記第2電極部に接続される第2信号線とが対応付けられたボタン特定情報を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1信号線及び前記第2信号線から前記出力値を受け付けた場合、前記ボタン特定情報に基づいて、前記第1信号線及び前記第2信号線に対応付けられた入力ボタンに対する入力を受け付け、
    前記複数の入力ボタンは、互いに隣接して配置されており、
    前記複数の入力ボタンのうち、互いに隣接する2の入力ボタン各々が有する前記第1電極部は、同一の前記第1信号線で接続され、
    前記互いに隣接する2の入力ボタンのうち、一方の入力ボタンが有する前記第1電極部と、他方の入力ボタンが有する前記第1電極部とが隣り合う、又は、一方の入力ボタンが有する前記第2電極部と、他方の入力ボタンが有する前記第2電極部とが隣り合うように配置されることを特徴とする入力装置。
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