JP2013198892A - ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】水を吐出させるときと流体混入水を吐出させるときとの切換えの繁雑さを解消することができるノズルを提供すること、を課題とする。
【解決手段】容器101内の流体を水に混入させて流体混入水とし、流体混入水を吐出するように構成されるノズル1であって、水が流入する流入部2と、流入部2から流入した水の流れを絞って水の流速を増加させて流速が増加した水を下流側に流出する絞り部3と、絞り部3から下流側へ流出する水に流体が混入されて流体混入水となるように容器101内の流体をノズル1内に導入するものであり、ノズル1内に導入された流体の流路を開閉可能に構成される流体導入部4と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、水に流体を混入させて流体混入水とし、流体混入水を吐出するノズルの技術に関する。
従来、水が流入する流入部と、流入部から流入した水の流れを絞って水の流速を増加させてこれを流出する絞り部と、を具備するノズルの技術は公知となっている(特許文献1参照)。
前記ノズルは、蛇口やホース等の水の流出口に接続されて、例えば、壁、天井、浴槽、金属製部材、樹脂製部材、建造物、動物、植物、または、人体等の対象物に、水を吐出するように用いられる。
また、ノズルには、気体または液体等の流体(気体または液体)が溜められる容器に接続されて、絞り部から下流側へ流出する水に容器内の流体が混入されて当該流体が混入された水(流体混入水)として、これを吐出するものがある。
前記流体には、例えば、洗浄液、先髪剤、消毒剤、塗料、髪染剤、消毒液、液体若しくは気体の炭酸ガス、または、液体若しくは気体の酸素等、がある。
特開昭52−94513号公報
しかしながら、前記ノズルでは、絞り部から下流側へ水が流出すると、容器内の流体が自動的にノズル内に導入されて当該水に流体が混入されることとなる。
このため、前記ノズルでは、水を吐出させるとき(水に流体を混入させたくないとき)には容器をノズルから取外し、水に流体を混入させたいとき(流体混入水を吐出させるとき)には前記取外した容器をノズルに取付ける、等の作業を要する。
このように前記ノズルでは、容器の取付けまたは取外し作業を要し、水を吐出させるときと流体混入水を吐出させるときとの切換えが繁雑なものであった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、水を吐出させるときと流体混入水を吐出させるときとの切換えの繁雑さを解消することができるノズルを提供すること、を課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、容器内の流体を水に混入させて流体混入水とし、前記流体混入水を吐出するように構成されるノズルであって、前記水が流入する流入部と、前記流入部から流入した水の流れを絞って前記水の流速を増加させて、前記流速が増加した水を下流側に流出する絞り部と、前記絞り部から下流側へ流出する水に前記流体が混入されて前記流体混入水となるように前記容器内の流体を前記ノズル内に導入するものであり、前記ノズル内に導入された流体の流路を開閉可能に構成される流体導入部と、を具備するものである。
請求項2においては、前記絞り部から下流側へ流出する水、または、前記流体混入水に気泡が混入するように前記ノズル内に空気を導入する空気導入部を具備し、前記空気導入部によって前記水または前記流体混入水に気泡を混入させて、前記気泡が混入された前記水または前記気泡が混入された前記流体混入水を吐出するものである。
請求項3においては、前記絞り部への水の流入の遮断を断続的に行う断続的遮断部を具備し、前記断続的遮断部において前記絞り部への水の流入の遮断を断続的に行うことにより、前記絞り部から流出する水の水流を断続的なものに変化させて、脈動するような水または流体混入水を吐出するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、水を吐出させるときと流体混入水を吐出させるときとの切換えの繁雑さを解消することができる。
本発明の第一実施形態に係るノズルの全体的な構成を示した正面図。 同じく断面図。 同じく拡大断面図。 本発明の第一実施形態に係るノズルの絞り部材を示した底面図。 本発明の第一実施形態に係るノズルの一部拡大断面図。 同じく一部拡大断面図。 本発明の第一実施形態に係るノズルの全体的な構成を示した断面図。 同じく断面図。 本発明の第二実施形態に係るノズルの全体的な構成を示した断面図。 同じく断面図。 同じく断面図。 本発明の第三実施形態に係るノズルの全体的な構成を示した断面図。 同じく拡大断面図。 同じく一部拡大断面図。 本発明の第三実施形態に係るノズルにおける空気導入量調節弁の動作を示した図。 本発明の第三実施形態に係るノズルの全体的な構成を示した一部拡大断面図。 同じく一部拡大断面図。 同じく一部拡大断面図。 本発明の第四実施形態に係るノズルの全体的な構成を示した断面図。 本発明の第五実施形態に係るノズルの全体的な構成を示した断面図。 同じく一部拡大断面図。 同じく一部拡大断面図。 本発明の第六実施形態に係るノズルとシャワーヘッドとを示した斜視図。 同じくノズルにおける空気導入量調節弁を分解した状態を示した斜視図。 同じくノズルにおける空気導入量調節弁を示した断面図。 同じくノズルにおける空気導入量調節弁を示した斜視図。 同じくノズルにおける空気導入量調節弁を示した斜視図。 同じくノズルにおける空気導入量調節弁を示した斜視図。 同じくノズルとシャワーヘッドとを示した斜視図。 同じくノズルとシャワーヘッドとを示した斜視図。 本発明の第七実施形態に係るノズルとシャワーヘッドとを分解した状態を示した斜視図。 同じくノズルとシャワーヘッドとを示した斜視図。 同じくノズルにおける空気導入量調節弁を示した断面図。 同じくノズルとシャワーヘッドとを示した斜視図。 同じくノズルとシャワーヘッドとを示した斜視図。
次に、本発明の第一実施形態に係るノズル1について、図1から図8を用いて説明する。
ノズル1は、図1乃至図3に示すように、水の流出口100と、流体(液体または気体)が溜められる容器101と、にそれぞれ接続されて用いられる。
ノズル1は、水の流出口100からノズル1内に流入した水の流速を増加させ、前記水に容器101内の流体を混入させて流体混入水とし、前記流体混入水を吐出するように構成される。
ノズル1は、例えば、壁、天井、浴槽、金属製部材、樹脂製部材、建造物、動物、植物、または、人体等の対象物に、流体混入水を吐出するように用いられる。
容器101は、容器本体102と蓋体103とを備え、容器本体102内部に流体が溜められるように構成される。
流体には、例えば、洗浄液、先髪剤、消毒剤、塗料、髪染剤、消毒液、液体若しくは気体の炭酸ガス、または、液体若しくは気体の酸素等、の液体または気体がある。
ノズル1は、水流入部2と、絞り部3と、流体導入部4と、吐出口5と、を備える。
ノズル1の水流入部2は、水の流出口100に接続されて、当該水の流出口100(例えば、蛇口やホース)からの水がノズル1内に流入するように構成される。
ノズル1の絞り部3は、水流入部2からノズル1内に流入した水の流れを絞って水の流速を増加させるように構成される。ノズル1は、絞り部3から下流側へ流出する水の流速が、絞り部3の上流側の水の流速よりも増加するように構成される。絞り部3は、前記流速が増加した水を下流側に流出するように構成される。
絞り部3は、水流入部2よりも下流側に配置される。
ノズル1の流体導入部4は、絞り部3から下流側へ流出する水に容器101内の流体がノズル1内において混入するように、容器101(ノズル1外)からノズル1内(絞り部3の下流側部分近傍)に流体を導入する。流体導入部4は、絞り部3から下流側へ流出する水に容器101内の流体が混入されて流体混入水となるように、容器101内の流体をノズル1内に導入する。
ノズル1の流体導入部4は、その流体流路と容器101(容器本体102)内とが連通するように構成される。
流体導入部4は、ノズル1を操作する者によって操作することによって、流体流路を開閉可能に構成される。
流体導入部4の流体流路とは、ノズル1内に導入された流体の流路であり、容器101(ノズル1外)からノズル1内に導入された流体が絞り部3から下流側へ流出する水に混入されるまで(絞り部3の下流側近傍まで)流通するノズル1内における流体の流路を示す。
そして、ノズル1の流体導入部4は、流体流路を開放した状態では、絞り部3から下流側へ流出する水の水流によって流体が吸引されることにより、ノズル1内に流体を導入するように構成される。
また、流体導入部4は、流体流路を閉鎖した状態では、絞り部3から下流側へ流出する水の水流によって流体が吸引されず、ノズル1内に流体を導入しないように構成される。
このようにして、ノズル1は、流体導入部4の流体流路が開放された状態では、流体導入部4によって容器101内の流体をノズル1内に導入させて絞り部3から下流側へ流出する水に流体を混入させて、絞り部3から下流側へ流出する水を流体混入水とするように構成される。
また、ノズル1は、流体導入部4の流体流路が閉鎖された状態では、流体導入部4によって容器101内の流体をノズル1内に導入させず、絞り部3から下流側へ流出する水に流体を混入させないように構成される。
ノズル1の吐出口5は、水または流体混入水を吐出するものである。
このようにして、ノズル1は、流体導入部4の流体流路が開放された状態では、水流入部2からノズル1内に流入して絞り部3から下流側へ流出する水に流体を混入させて流体混入水とし、当該流体混入水を吐出口5から吐出するように構成される。
また、ノズル1は、流体導入部4の流体流路が閉鎖された状態では、絞り部3から下流側へ流出する水に流体を混入させずに、当該水を吐出口5から吐出するように構成される。
以上のように、ノズル1は、その流体流路を開閉可能に構成される流体導入部4を具備する。そして、ノズル1では、流体導入部4において流体流路を開閉することによって水に流体を混入させる時機を決定することができる。
このため、ノズル1では、容器101をノズル1から取外す作業を要さずに水に流体が混入しないようにすることができ、また、前記取外した容器101をノズル1に取付ける作業を要さずに水に流体を混入させることができる。つまり、ノズル1では、水を吐出させるとき(水に流体を混入させたくないとき)には容器101をノズル1から取外し、流体混入水を吐出させるとき(水に流体を混入させたいとき)に前記取外した容器101をノズル1に取付ける、等の作業を要さない。
したがって、ノズル1によれば、水を吐出させるときと流体混入水を吐出させるときとの切換え(容器101の取付けまたは取外し作業)の繁雑さを解消することができる。
また、ノズル1は、断続的遮断部6を具備する。
ノズル1の断続的遮断部6は、絞り部3の開放と閉鎖とを絞り部3の上流側において順次行って、絞り部3への水の流入の遮断を断続的に行うように構成される。
ノズル1では、断続的遮断部6において絞り部3への水の流入の遮断を断続的に行うことにより、絞り部3から流出する水の水流を断続的なものに変化させる。
そして、ノズル1では、絞り部3から流出する水の水流を断続的なものに変化させて、ノズル1の吐出口5から吐出する水または流体混入水の水流を断続的なものに変化させる。
このようにして、ノズル1は、その吐出口5から脈動するような水または流体混入水を吐出する。
断続的遮断部6を具備するノズル1は、例えば、前記脈動するような水または流体混入水を吐出口5から対象物に吐出することによって当該対象物を洗浄すること、に用いられる。
ノズル1から脈動するような水または流体混入水が吐出された対象物は、水または流体混入水の水勢に加えて、水または流体混入水が脈動することによって生じる振動によって、洗浄されることとなる。
このため、ノズル1では、脈動しない水または流体混入水よりも、水または流体混入水の洗浄効果を向上させることができる。
さらに、ノズル1は、空気導入部7を具備する。
ノズル1の空気導入部7は、ノズル1内において絞り部3から下流側へ流出する水または流体混入水に気泡が混入するように、ノズル1外からノズル1内(絞り部3の下流側部分近傍)に空気を導入するように構成される。
ノズル1の空気導入部7における空気の入口は、ノズル1の外側(外側の面)に形成される。空気導入部7における空気の出口は、ノズル1内における絞り部3の下流側部分近傍に形成される。空気導入部7は、空気導入部7における空気の入口から流入して空気導入部7における空気の出口から流出した空気が、ノズル1内に導入されるように構成される。
空気導入部7は、絞り部3から下流側へ流出する水の水流によって空気が吸引されることにより、ノズル1内に空気を導入するように構成される。
ノズル1は、流体導入部4によって流体流路が開放された状態では、空気導入部7によってノズル1内に空気が導入されて、流体混入水に気泡が混入するように、構成される。
ノズル1は、流体導入部4によって流体流路が閉鎖された状態では、空気導入部7によってノズル1内に空気が導入されて、流体が混入されない水(絞り部3から下流側へ流出する水)に気泡が混入するように、構成される。
このようにして、ノズル1は、空気導入部7によってノズル1内に空気を導入させて、ノズル1内において流体が混入されない水、または、流体混入水に気泡を混入する。
そして、ノズル1は、気泡が混入された水または気泡が混入された流体混入水をその吐出口5から吐出する。
空気導入部7を具備するノズル1は、例えば、前記気泡が混入された水または流体混入水を吐出口5から対象物に吐出することによって当該対象物を洗浄すること、に用いられる。
ノズル1から気泡が混入された水または流体混入水が吐出された対象物は、水または流体混入水の水勢、または、水または流体混入水が脈動することによって生じる振動に加えて、水または流体混入水に混入される気泡によっても洗浄されることとなる。
このため、ノズル1では、気泡が混入されない水または流体混入水よりも、水または流体混入水の洗浄効果を向上させることができる。
次に、ノズル1の具体的構成について説明する。
ノズル1は、図1乃至図3に示すように、ノズル本体1aと、弁部材1bと、を具備し、管部材110および接続管120を介して容器101に接続される。
ノズル1のノズル本体1aは、全体的に略筒状に形成せれる。ノズル本体1aは、接続部材10と、水流方向変換部材20と、絞り部材30と、回転体40と、上流側筒部材50と、下流側筒部材55と、を備える。
ノズル1におけるノズル本体1aの接続部材10は、略筒状に形成される。
ノズル本体1aの接続部材10は、蛇口で構成される水の流出口100に接続されて、当該水の流出口100から流出する水がその内部に流入するように構成される。ノズル本体1aの接続部材10は、ノズル1の水流入部2として構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの接続部材10は、固定リング11と、固定ブッシュ12と、パッキン13と、固定ナット14と、を有して構成される。
ノズル本体1a(ノズル1)の水の流出口100への接続は、接続部材10の固定リング11に水の流出口100を嵌挿し、固定リング11の外側に固定ブッシュ12を配置し、固定リング11の下流側(固定リング11と水流方向変換部材20との間)にパッキン13を配置し、絞り部材30に係合させた固定ナット14をパッキン13の外側に配置し、固定ブッシュ12の外周面に形成される雄ネジと固定ナット14の内周面に形成される雌ネジとを螺合させることにより行われる。
ノズル1におけるノズル本体1aの水流方向変換部材20は、接続部材10の下流側に配置される。
ノズル本体1aの水流方向変換部材20は、接続部材10から流出する水の水流方向を変換するものである。
ノズル本体1aの水流方向変換部材20は、その上流側端部が開口され、下流側端部に底部を有して、有底略筒状に形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの水流方向変換部材20は、その上流側端部にフランジ22が形成されて構成される。ノズル本体1aの水流方向変換部材20におけるフランジ22は、側方に突出するように形成される。
ノズル本体1aの水流方向変換部材20は凸部23を有する。ノズル本体1aの水流方向変換部材20における凸部23は、底部の中央部から下流側に突出するように形成される。
ノズル本体1aの水流方向変換部材20は、その下流側部(フランジ22よりも下流側の部分)が絞り部材30の上流側端部の開口から絞り部材30内に嵌挿可能に構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの水流方向変換部材20は、二個の貫通孔24・24を有する。
ノズル本体1aの水流方向変換部材20における貫通孔24は、周方向に180度位相をずらすようにして(水流方向変換部材20の軸心を中心に対向する位置に)、その上下中途部(上流側部と下流側部との間)にそれぞれ形成される。ノズル本体1aの水流方向変換部材20における貫通孔24は、水流方向変換部材20における中途部の外周面から内周面に(半径方向に)貫通するように、それぞれ形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの水流方向変換部材20は、切欠き25を有する。
ノズル本体1aの水流方向変換部材20における切欠き25は、周方向に180度位相をずらすようにして(水流方向変換部材20の軸心を中心に対向する位置に)それぞれ形成される。ノズル本体1aの水流方向変換部材20における切欠き25は、底部の下流側の面および中途部の外周面が切欠かれるように形成される。ノズル本体1aの水流方向変換部材20における切欠き25は、その底部から、二個の貫通孔24・24のうち一方の貫通孔24に亘るように形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの絞り部材30は、水流方向変換部材20の下流側に配置される。
ノズル本体1aの絞り部材30は、その上流側端部が開口するとともに下流側端部に底部を有して、有底略筒状に形成される。
ノズル本体1aの絞り部材30における上流側端部には、フランジ32が形成される。ノズル本体1aの絞り部材30におけるフランジ32は、側方に突出するように形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの絞り部材30は、凹部33を有する。ノズル本体1aの絞り部材30における凹部33は、底部の上流側の面の中央部に形成される。ノズル1の絞り部材30における凹部33は、底部の上流側の面が略半球状に凹むように形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの絞り部材30は、複数個の絞り孔34・34・・・を有する。
ノズル本体1aの絞り部材30における絞り孔34は、ノズル1内に流入した水の流れを絞って水の流速を増加させるものである。ノズル本体1aの絞り部材30の絞り孔34(複数個の絞り孔34)で、ノズル1の絞り部3が構成される。
ノズル本体1aの絞り部材30における絞り孔34は、絞り部材30内から絞り部材30外に底部を貫通するように形成される。ノズル本体1aの絞り部材30における絞り孔34は、上流側の開口が凹部33に開口するように形成される。ノズル本体1aの絞り部材30の絞り孔34は、周方向に60度ずつ位相をずらして形成される(図4参照)。
ノズル本体1aの絞り部材30の絞り孔34は、当該絞り孔34におけるそれぞれの下流側の開口から流出する三本の水流がノズル1の軸心方向に平行に流出するようにそれぞれ形成される。
なお、ノズル本体1aの絞り部材30における絞り孔34の数は、三個であることに限定するものではない。
ノズル1におけるノズル本体1aの絞り部材30は、切欠き37を有する。
ノズル本体1aの絞り部材30における切欠き37は、周方向に180度ずつ位相をずらすようにして(絞り部材30の軸心を中心にして対向するような位置に)、それぞれ形成される。ノズル本体1aの絞り部材30における切欠き37は、フランジ32を含むその外周面の一部が上端部から下端部に亘って絞り部材30の軸心方向に沿って切欠かれるように、それぞれ形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの絞り部材30は、拡散体38を有する。
ノズル本体1aの絞り部材30における拡散体38は、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34から流出する水(または流体混入水)の水勢を弱めるとともに、当該水を拡散させるものである。
ノズル本体1aの絞り部材30における拡散体38は、絞り部材30の底部の中央部(絞り孔34よりも中央側)から下流側に突出するように配置される。ノズル本体1aの絞り部材30における拡散体38は、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34から流出する水が当接するように配置される。
ノズル本体1aの絞り部材30における拡散体38は、略円錐状に形成される。ノズル本体1aの絞り部材30における拡散体38は、下流側にいくに従って末広がりのテーパ状に形成される。
ノズル本体1aの絞り部材30における拡散体38は、その下流側端が絞り孔34よりも外側に位置するように、形成される。ノズル本体1aの絞り部材30における拡散体38は、その上流側の斜面が絞り部材30の絞り孔34から流出する水の流出方向の延長線上に位置するように、形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの回転体40は、絞り部材30内に配置される。
ノズル本体1aの回転体40は、絞り部材30の絞り孔34(絞り部3)の上流側の開口の閉鎖と開放とを隣接する絞り孔34ごとに順次行うように回転することによって、絞り孔34(絞り部3)への水の流入の遮断を断続的に行うものである。ノズル本体1aの回転体40は、断続的遮断部6として構成される。
ノズル本体1aの回転体40は、棒状の部材の軸心方向中央部に円盤状の部材が互いの軸心を一致させて設けられたような形状に構成される。ノズル本体1aの回転体40における棒状部分の両端部は、それぞれ半球状に構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの上流側筒部材50は、接続部材10の下流側に配置されるとともに、絞り部材30のフランジ32より下流側部分の外側に配置される。
ノズル本体1aの上流側筒部材50は、その上流側端部および下流側端部が開口する全体的に略円筒状に形成される。
ノズル本体1aの上流側筒部材50は、その上下中途部(上流側部と下流側部との間)から下流側端部にいくに従って次第に縮径されて、上流側端部の開口の内径が下流側端部の開口の内径よりも大きくなるように形成されて、構成される。
ノズル本体1aの上流側筒部材50は、その上流側部内に、絞り部材30におけるフランジ32よりも下流側の部分を配置可能に構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの上流側筒部材50は、導入孔51を有する。
ノズル本体1aの上流側筒部材50の導入孔51は、容器101からの流体が導入される孔である。ノズル本体1aの上流側筒部材50の導入孔51は、弁部材1bをノズル本体1aに取付け可能に構成される。
ノズル本体1aの上流側筒部材50の導入孔51は、その上流側部の外面から内面に貫通するように形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの下流側筒部材55は、上流側筒部材50の下流側に配置される。
ノズル本体1aの下流側筒部材55は、その上流側端部および下流側端部が開口する全体的に略円筒状に形成される。
ノズル本体1aの下流側筒部材55は、その上下中央部から上流側部分が上流側筒部材50の下流側端部に嵌挿可能に形成される。
ノズル本体1aの下流側筒部材55は、その上下中央部から下流側部分の内径がその上流側部分の内径に比べて小さくなるように形成されて、構成される。
ノズル本体1aの下流側筒部材55の下流側端部の開口は、ノズル1の吐出口5として構成される。
そして、ノズル1におけるノズル本体1aは、接続部材10のパッキン13の下流側端が水流方向変換部材20の上流側端に当接ようにして接続部材10と水流方向変換部材20とが配置されて、構成される。
ノズル本体1aの接続部材10と水流方向変換部材20とが配置された状態では、接続部材10内と水流方向変換部材20内とが連通した状態となる。
ノズル本体1aは、接続部材10の下流側端部の開口から流出した水が、水流方向変換部材20の上流側端部の開口から水流方向変換部材20内に流入するように、構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aは、その絞り部材30内の上流側部内に、絞り部材30の上流側端部の開口から水流方向変換部材20におけるフランジ22よりも下流側の部分が嵌挿されて構成される。
ノズル本体1aの水流方向変換部材20が絞り部材30に嵌挿された状態では、水流方向変換部材20の貫通孔24および切欠き25を介して、水流方向変換部材20内と絞り部材30内とが連通した状態となる。
ノズル本体1aは、水流方向変換部材20の上流側端部の開口から流入した水が、その貫通孔24および切欠き25を通って絞り部材30内に流入して、絞り部材30の絞り孔34におけるそれぞれの下流側の開口から流出するように、構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aは、回転体40がその棒状部分の軸心を傾斜させるようにして絞り部材30内に配置されて、構成される。
ノズル本体1aは、回転体40が、棒状部分の一端部41(上流側部)を他端部42(下流側部)よりも外周側に向けて水流方向変換部材20の凸部23の外側に配置させるとともに、棒状部分の他端部42を絞り部材30の凹部33に位置させるようにして配置されて、構成される。
ノズル本体1aは、回転体40が棒状部分の軸心の傾斜する向きを変えて回転可能に配置されて、構成される。
ノズル本体1aは、棒状部分の他端部42が絞り部材30の凹部33に位置した状態で棒状部分の一端部41が絞り部材30の内周面に沿って水流方向変換部材20の凸部23の周りを移動するように回転可能に回転体40が配置されて、構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aは、上流側筒部材50内に、上流側筒部材50の上流側端部の開口から絞り部材30におけるフランジ32よりも下流側の部分が嵌挿されて構成される。前記ノズル本体1aの上流側筒部材50に絞り部材30が嵌挿された状態では、上流側筒部材50の内周面と絞り部材30の切欠き37が形成されていない部分の外周面とが当接した状態となるが、上流側筒部材50の内周面と絞り部材30の切欠き37が形成される部分の外面との間には空間が形成される。
ノズル本体1aは、接続部材10の固定ナット14の下流側端に上流側筒部材50の上流側端を当接ようにして接続部材10と上流側筒部材50とが配置され、接続部材10と上流側筒部材50とが固定されて、構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aは、上流側筒部材50の下流側端部内に下流側筒部材55の上下中央部から上流側部分が嵌挿されて、構成される。
ノズル本体1aは、その下流側筒部材55の上下中央部から下流側部分が絞り部材30の拡散体38よりも下流側に位置するように、絞り部材30と下流側筒部材55とが配置されて、構成される。
ノズル1における弁部材1bは、ノズル1の流体導入部4の一部として構成される。
弁部材1bは、容器101(ノズル1外)からノズル1内(絞り部3の下流側部分近傍)に流体を導入するように構成されるとともに、ノズル1の流体流路を開閉可能に構成される。
弁部材1bは、ノズル本体1aの上流側筒部材50の側方から突出するように取付けられる。また、弁部材1bは、容器101に接続される。
弁部材1bは、図2、図3、図5、または、図6に示すように、ケース60と、弁体64と、操作体66と、付勢体69と、を有して構成される。
ノズル1における弁部材1bのケース60は、略筒状に形成される。
弁部材1bのケース60は、その軸心方向一端部(下流側部)がノズル本体1aの上流側筒部材50の導入孔51に嵌挿可能に、構成される。
弁部材1bのケース60は、弁体64が着座する弁座61を有する。弁部材1bのケース60の弁座61は、ケース60の軸心方向の中途部の内面から内側に突出するように形成される。
弁部材1bのケース60は、接続孔62を有する。弁部材1bのケース60の接続孔62は、弁座61よりも上流側において、その外面から内面に貫通するように形成される。
ノズル1における弁部材1bの弁体64は、ケース60内に配置される。
弁部材1bの弁体64は、棒状の部材であり、その一端部(下流側部)がケース60の弁座61に着座可能に拡径され、その外面にOリングが設けられて構成される。
弁部材1bの弁体64は、貫通孔65を有する。弁部材1bの弁体64の貫通孔65は、軸心方向に沿ってその一端から他端に貫通するように形成される。
ノズル1における弁部材1bの操作体66は、ケース60の弁座61への弁体64の着座または離座を操作するものである。
弁部材1bの操作体66は、棒状の部材であり、その一端部(下流側部)がケース60内において弁体64の他端部(上流側部)に固定され、その他端部にフランジ67が形成されて構成される。弁部材1bの操作体66におけるフランジ67は、側方に突出するように形成される。
弁部材1bの操作体66は、ケース60の軸心方向他端側の開口よりもケース60の軸心方向の外側(側方)に、フランジ67が位置するように配置される。
ノズル1における弁部材1bの操作体66は、貫通孔68を有する。
弁部材1bの操作体66の貫通孔68は、軸心方向に沿ってその一端(弁体64側)から他端(フランジ67側)に貫通するように形成される。
弁部材1bの操作体66の貫通孔68は、その他端側の開口68aがフランジ67の外側の面に形成される。弁部材1bの操作体66の貫通孔68は、その他端側の開口68aがフランジ67の中央部に位置するように形成される。
弁部材1bの操作体66の貫通孔68は、その他端側の開口68aが大人の指の腹よりも小さく(例えば、その直径が3mm以上1cm以下の程度の大きさに)開口するように形成される。
ノズル1における弁部材1bの付勢体69は、コイルバネで構成され、操作体66(および操作体66に固定される弁体64)を、ケース60の軸心方向他端側に付勢するように構成される。
このように構成されるノズル1の弁部材1bは、弁体64の貫通孔65と操作体66の貫通孔68とが連通するように構成される。
また、このように構成されるノズル1の弁部材1bは、付勢体69によって付勢される弁体64がケース60の弁座61に着座するように構成される。このように弁部材1bのケース60の弁座61に弁体64が着座した状態では、ケース60内における弁座61よりも上流側の空間と下流側の空間とが弁体64によって閉鎖された状態となる。
弁部材1bは、ノズル1を操作する者が付勢体69の付勢力に反してケース60の軸心方向一端側に操作体66を押込むことによって、ケース60の弁座61から弁体64が離座するように構成される。このように弁部材1bのケース60の弁座61から弁体64が離座した状態では、ケース60内における弁座61よりも上流側の空間と下流側の空間と連通した状態となる。
ノズル1は、ノズル本体1aの上流側筒部材50の導入孔51に弁部材1bのケース60の一端部が嵌挿されて、ノズル本体1aと弁部材1bとが一体的に構成される。
このとき、ノズル1では、弁部材1bのケース60の一端がノズル本体1aの絞り部材30の外面に当接しないように、ノズル本体1aの上流側筒部材50の導入孔51に弁部材1bのケース60が嵌挿される。
以上のように構成されるノズル1は、管部材110および接続管120を介して容器101に接続される。
このとき、管部材110の一端側の開口に嵌挿される接続管120が、ノズル1における弁部材1bのケース60の接続孔62に嵌挿され、管部材110の他端側の開口に嵌挿される接続管120が、容器101の容器本体102の底部に形成される接続孔104に嵌挿される。
ノズル1では、弁部材1bのケース60の接続孔62、弁部材1bのケース60内、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間は、ノズル1の流体流路として構成される。
弁部材1bの弁体64がケース60の弁座61に着座した状態では、ノズル1の流体流路が閉鎖された状態となる(図5参照)。
弁部材1bの操作体66を押込んでケース60の弁座61から離座した状態では、ノズル1の流体流路が開放された状態となる(図6参照)。
このようにして、弁部材1b(流体導入部4)は、ノズル1の流体流路を開閉可能に構成される。
ノズル1では、弁部材1bの操作体66の貫通孔68、弁部材1bの弁体64の貫通孔65、弁部材1bのケース60内(ケース60の弁座61よりも下流側の部分)、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間は、ノズル1の空気導入部7として構成される。
弁部材1bの操作体66の貫通孔68の他端側の開口68aは、ノズル1の空気導入部7における空気の入口として構成される。
ノズル本体1aの絞り部材30の切欠き37の下流側部分は、ノズル1の空気導入部7における空気の出口として構成される。
つまり、ノズル1の空気導入部7では、空気が、弁部材1bにおける操作体66の貫通孔68の他端側の開口68aから流入し、ノズル本体1aにおける絞り部材30の切欠き37の下流側部分から流出するように構成される。
このように容器101に接続されたノズル1では、ノズル本体1aの接続部材10(水流入部2)からノズル本体1a内に流入した水は、水流方向変換部材20内に流入する。
ノズル本体1aの水流方向変換部材20内に流入した水は、その貫通孔24および切欠き25を通り、絞り部材30内に流入する。
ノズル本体1aの絞り部材30内に流入した水は、絞り部材30の絞り孔34(絞り部3)におけるそれぞれの下流側の開口から流出する。
このとき、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34におけるそれぞれの下流側の開口から流出する水は、その流速が増加されて流出される。
そして、弁部材1bの弁体64がケース60の弁座61に着座してノズル1の流体流路が閉鎖された状態では、容器101内の流体は、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34から流出する水の水流に吸引されず、絞り部材30の絞り孔34におけるそれぞれの下流側の開口から流出する水に混入されない。
弁部材1bの操作体66を押込んでケース60の弁座61から離座してノズル1の流体流路が開放された状態では、容器101内の流体は、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34から流出する水の水流によって吸引されて、絞り部材30の絞り孔34におけるそれぞれの下流側の開口から流出する水に混入される。
以上のように、ノズル1は、その流体流路を開閉可能に構成される弁部材1b(流体導入部4)を具備する。そして、ノズル1では、弁部材1b(流体導入部4)において流体流路を開閉することによって水に流体を混入させる時機を決定することができる。
つまり、ノズル1では、容器101をノズル1から取外す作業を要さずに、水に流体を混入させないようにすることができ、また、前記取外した容器101をノズル1に取付ける作業を要さずに、水に流体を混入させることができる。
したがって、ノズル1によれば、水に、流体を混入させ、また、流体を混入させるときの繁雑さを解消することができる。
また、ノズル1では、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34から流出する水の水流によって空気導入部7における空気の出口(ノズル本体1aの絞り部材30の切欠き37の下流側部分)から空気が吸引されて、当該流出する水に気泡が混入される。
このようにして、ノズル1は、ノズル1内に空気を導入させて流体が混入されない水、または、流体が混入された流体混入水に、気泡が混入するように構成される。
そして、ノズル1は、気泡が混入された水または流体混入水を、ノズル本体1aにおける下流側筒部材55の下流側端部の開口(吐出口5)から吐出する。
空気導入部7を具備するノズル1では、気泡が混入されない水または流体混入水よりも、水または流体混入水の洗浄効果を向上させることができる。
また、ノズル1は、空気導入部7と流体流路とが、一部(ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間)で共通するように構成される。
このため、ノズル1では、流体流路が開放された状態で、空気導入部7における空気の入口(弁部材1bの操作体66の貫通孔68の他端側の開口68a)を閉鎖すると、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34から流出する水の水流に吸引される流体の量が増加し、当該水に混入する流体の量を増加させることができる。
このように、ノズル1では、空気導入部7における空気の入口を閉鎖または開放することによって、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34から流出する水に混入する流体の量を調節することができる。
ノズル1では、空気導入部7における空気の入口(操作体66における貫通孔68の他端側の開口68a)が、弁部材1bの操作体66におけるフランジ67の外側の面に形成される。
このため、ノズル1では、空気導入部7における空気の入口を(例えば指で)閉鎖した状態で、流体流路を開放する動作(操作体66を押込む動作)を、容易に行うことができる。
ノズル1では、空気導入部7における空気の入口(操作体66における貫通孔68の他端側の開口68a)が、弁部材1bの操作体66におけるフランジ67の中央部に位置するように形成される。
このため、ノズル1では、弁部材1bの操作体66におけるフランジ67の縁部に(例えば、指で)触れることにより、空気導入部7における空気の入口に触れずに、操作体66を押込む動作を行うことができる。
したがって、ノズル1によれば、空気の入口を開放した状態で、流体流路を開放する動作(操作体66を押込む動作)を、容易に行うことができる。
ノズル1では、ノズル本体1aにおける絞り部材30が拡散体38を有するため、ノズル1の軸心方向に絞り部材30の絞り孔34(絞り部3)から流出する水(または混合流体)は、絞り部材30の拡散体38に当接することとなる。
そして、ノズル1では、絞り部材30における拡散体38に、絞り部材30の絞り孔34から流出する水が当接することによって当該水の水勢が弱められることとなる。
もっとも、ノズル1では、絞り部材30の絞り孔34から流出した直後の水(水の流出口100から流入した水)の水勢は弱められておらず、絞り部材30の絞り孔34から下流側へ流出する水の空気の吸引力は低下しない。
このため、絞り部材30の絞り孔34から流出した水(水勢が弱められていない水)の水流によって確実に流体を吸引させて、当該水に確実に流体を混入させることができる。また、ノズル1では、絞り部材30の絞り孔34から流出した水(水勢が弱められていない水)の水流によって確実に空気を吸引させて、当該水に確実に空気を混入させることができる。
以上のようにして、ノズル1では、水に混入される流体の量、および、水に混入される気泡の量が減少することを防止しつつ、水勢を弱めて流体混入水を吐出することができ、流体混入水が吐出される対象が損傷することを防止することができる。
また、ノズル1は、ノズル本体1aにおける下流側筒部材55の上下中央部から下流側部分が絞り部材30の拡散体38よりも下流側に位置するように、絞り部材30と下流側筒部材55とが配置されて、構成される。ノズル本体1aの下流側筒部材55は、前記絞り部材30の拡散体38に当接して拡散した水(流体混入水)が、ノズル本体1aの内周面(内面)に当接するように配置される。
このようにして、ノズル1は、ノズル本体1aにおける絞り部材30の拡散体38に当接して拡散した水(流体混入水)が、下流側筒部材55の内周面(内面)に当接して下流側筒部材55の下流側端部の開口(ノズル1の吐出口5)から吐出されるように、構成される。
このため、ノズル1では、ノズル本体1aにおける絞り部材30の拡散体38に当接して拡散した水(流体混入水)を、その吐出範囲を広げた状態で洗浄対象に向けて吐出することができる。
したがって、ノズル1によれば、水に混入される流体の量、および、水に混入される気泡の量が減少することを防止しつつ、水勢を弱めるとともに吐出範囲が広がった流体混入水を、確実に対象に流体混入水を吐出することができる。
また、ノズル1では、ノズル本体1aの水流方向変換部材20の貫通孔24と切欠き25とを通った水流は、その水流方向がノズル本体1a内への水の流入方向(ノズル本体1aの軸方向)から周方向(反時計周り)となり、螺旋状の水流となって絞り部材30内に流入する。
ノズル本体1aの回転体40は、絞り部材30内において、前記水流方向変換部材20によって水流方向が変換されて螺旋状の水流を回転体40の円盤状部分で受けることによって、回転するように構成される。
ノズル本体1aでは、回転体40が回転して、その棒状部分の他端部42が絞り部材30における絞り孔34の上流側の開口上に位置したときに、当該棒状部分の他端部42で当該絞り部材30における絞り孔34の上流側の開口を閉鎖する。
ノズル本体1aでは、回転体40がさらに回転して、前記絞り部材30の絞り孔34の上流側の開口を通過したときに、当該絞り孔34の上流側の開口を開放する。
ノズル1におけるノズル本体1aは、回転体40が回転することによって、回転体40の棒状部分の他端部42で絞り部材30における絞り孔34の上流側の開口の閉鎖と開放とを隣接する絞り孔34ごとに順次行うように構成される。
このようにして、ノズル本体1aは、回転体40が回転することによって、絞り部材30における絞り孔34への水の流入の遮断を断続的に行うように構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aは、回転体40が回転することによって、絞り部材30における複数個の絞り孔34(絞り部3)のうち水が流入する絞り孔34を断続的に変更して、絞り孔34の下流側の開口から脈動するような水を流出しするように構成される。
そして、ノズル本体1aは、前記脈動するような水を吐出口5から吐出するように構成される。
また、ノズル本体1aは、前記脈動するような水に、流体導入部4から導入された流体を混入して、前記脈動するような水を脈動するような混合流体としてこれを吐出するように構成される。
また、ノズル本体1aは、前記脈動するような水に、空気導入部7から導入された空気を混入して、これを吐出するように構成される。
このようにして、ノズル1では、これから脈動するような水または流体混入水が吐出された対象物は、水または流体混入水の水勢に加えて、水または流体混入水が脈動することによって生じる振動によって、洗浄されることとなる。
このため、ノズル1では、脈動しない水または流体混入水よりも、水または流体混入水の洗浄効果を向上させることができる。
なお、図7に示すように、ノズル1における弁部材1bのケース60は、ノズル本体1aの上流側筒部材50のから側方に突出するとともに上方に湾曲するような形状(側面視略L字状)に形成されてもよい。
このとき、ノズル1の弁部材1bの操作体66は、そのフランジ67がケース60よりも上方に位置するように配置される。
ノズル1は、管部材110および接続管120を介して容器101に接続される。
このとき、管部材110の一端側に連接管121を介して接続される接続管120が、ノズル1における弁部材1bのケース60の接続孔62に嵌挿され、管部材110の他端側の一部が、容器101の容器本体102の上方から容器本体102内に配置される。
また、図8に示すように、ノズル1におけるノズル本体1aの接続部材10は、ホースで構成される水の流出口100に接続されるように構成してもよい。
このとき、ノズル本体1aの接続部材10は、その上流側端部および下流側端部が開口する略円筒状に形成される。
ノズル本体1aは、接続部材10の下流側端が、水流方向変換部材20の上流側端および上流側筒部材50の上流側端に当接するようにして、接続部材10と水流方向変換部材20と上流側筒部材50とが配置されて、構成される。ノズル本体1aは、接続部材10と上流側筒部材50とが固定されて構成される。
ノズル本体1aの上流側筒部材50は、その導入孔51の周囲から側方に突出するように、弁部材1bを支持する支持壁52が設けられて構成される。弁部材1bのケース60は、その軸心方向一端部(下流側部)がノズル本体1aの上流側筒部材50の支持壁52に嵌挿可能に、構成される。
ノズル1は、ノズル本体1aの上流側筒部材50の支持壁52に弁部材1bのケース60の一端部が嵌挿される。
次に、本発明の第二実施形態に係るノズル1について、図9乃至図11を用いて説明する。
なお、第二実施形態に係るノズル1の説明は、第一実施形態に係るノズル1と同様の構成の部分については適宜省略し、第一実施形態に係るノズル1の構成と異なる部分を中心に説明する。
ノズル1は、図9に示すように、ノズル1と容器101とが一体的に構成される。
このとき、例えば、容器101は、容器本体102と蓋体103とを備えて構成される。容器101は、容器本体102は、その底部から下方に突出する突出部105を有する。
そして、ノズル1は、容器101がノズル1に直接接続されて構成される。ノズル1は、容器101の容器本体102の突出部105が弁部材1bのケース60の接続孔62に嵌挿されて、容器101と接続される。
なお、ノズル1におけるノズル本体1aの上流側筒部材50は、その導入孔51の周囲から側方に突出するように、支持壁52が設けられて構成される。
弁部材1bのケース60は、その軸心方向一端部(下流側部)がノズル本体1aの上流側筒部材50の支持壁52に嵌挿可能に、構成される。
ノズル1は、ノズル本体1aの上流側筒部材50の支持壁52に弁部材1bのケース60の一端部が嵌挿されて、ノズル1(ノズル本体1a)と弁部材1bとが一体的に構成される。
ノズル1では、弁部材1bのケース60内、ノズル本体1aの上流側筒部材50の支持壁52内、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間が、ノズル1の流体流路として構成される。
このように構成することにより、ノズル1に容器101を接続する部品点数を低減して、ノズル1をコンパクトに構成することができる。
また、ノズル1は、図10に示すように、管部材110を介して容器101と一体的に構成してもよい。
このとき、例えば、容器101の接続孔104は、蓋体103に形成される。
そして、ノズル1は、管部材110の一端側がノズル1における弁部材1bのケース60の接続孔62に嵌挿されるとともに、管部材110の他端側が容器101の蓋体103の接続孔104から容器101内に嵌挿されて、管部材110を介して容器101と一体的に構成される。
また、ノズル1は、図11に示すように、ノズル1におけるノズル本体1aの接続部材10がホースで構成される水の流出口100に接続されるように構成してもよい。
このとき、例えば、容器101の接続孔104は、容器本体102の側部における底部近傍に形成される。
そして、ノズル1は、接続管120の一端側がノズル1における弁部材1bのケース60の接続孔62に嵌挿されるとともに、接続管120の他端側が容器101の容器本体102の接続孔104に嵌挿されて、接続管120を介して容器101と一体的に構成される。
次に、本発明の第三実施形態に係るノズル1について、図12乃至図18を用いて説明する。
なお、第三実施形態に係るノズル1の説明は、第一実施形態または第二実施形態に係るノズル1と同様の構成の部分については適宜省略し、第一実施形態または第二実施形態に係るノズル1の構成と異なる部分を中心に説明する。
ノズル1は、図12または図13に示すように、空気導入部7における空気の入口を複数個(二個)備える。
ノズル1におけるノズル本体1aの上流側筒部材50は、貫通孔53を有する。
ノズル本体1aの上流側筒部材50の貫通孔53は、その上流側部の外面から内面に貫通するように形成される。
ノズル本体1aの上流側筒部材50の貫通孔53は、その導入孔51と周方向に180度位相をずらすようにして(上流側筒部材50の軸心を中心に対向する位置に)形成される。
ノズル本体1aの上流側筒部材50の貫通孔53は、その外側の開口53aが大人の指の腹よりも小さく(例えば、その直径が3mm以上1cm以下の程度の大きさに)開口するように形成される。
ノズル1では、弁部材1bの操作体66の貫通孔68、弁部材1bの弁体64の貫通孔65、弁部材1bのケース60内(ケース60の弁座61よりも下流側の部分)、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間の他に、ノズル本体1aの上流側筒部材50の貫通孔53、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間が、ノズル1の空気導入部7として構成される。
ノズル1は、前記二個の空気導入部7が、一部(ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間)で共通するように構成される。
ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53aは、弁部材1bにおける操作体66の貫通孔68の他端側の開口68aの他に、ノズル1の空気導入部7における空気の入口として構成される。
このため、ノズル1では、流体流路が開放された状態で、空気導入部7における空気の入口(ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53a、または、弁部材1bにおける操作体66の貫通孔68の他端側の開口68a)を閉鎖すると、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34から流出する水の水流に吸引される流体の量が増加し、当該水に混入する流体の量を増加させることができる。
そして、ノズル1では、二個の空気導入部7における空気の入口を閉鎖または開放することによって、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34から流出する水に混入する流体の量の調節を微細に行うことができる。
また、ノズル1は、二個の空気導入部7における空気の入口(ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53aと、弁部材1bにおける操作体66の貫通孔68の他端側の開口68a)が、周方向に180度位相をずらすようにして(上流側筒部材50の軸心を中心に対向する位置に)それぞれ配置されて、構成される。
このため、ノズル1によれば、二個の空気導入部7における空気の入口を(例えば親指と人差し指で)閉鎖した状態で、流体流路を開放する動作(操作体66を押込む動作)を、容易に行うことができる。また、ノズル1によれば、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53a(空気導入部7における空気の入口)を閉鎖した状態で、流体流路を開放する動作(操作体66を押込む動作)を、容易に行うことができる。
ノズル1は、図14または図15に示すように、空気導入量調節弁70を備えて構成してもよい。
空気導入量調節弁70は、空気導入部7における空気の入口からノズル1内に導入される空気の量を調節するための弁である。
空気導入量調節弁70は、ノズル本体1aに設けられる。空気導入量調節弁70は、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50から側方に突出するようにして配置される。
ノズル1における空気導入量調節弁70は、内壁部材71と、外壁部材73と、を有して構成される。
ノズル1における空気導入量調節弁70の内壁部材71は、略円筒状に形成されるとともに、外面から内面に貫通するように形成される貫通孔72を有して構成される。
空気導入量調節弁70の内壁部材71は、一端側の開口部が、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53に嵌挿されて、上流側筒部材50から側方に突出するようにして配置される。
ノズル1における空気導入量調節弁70の外壁部材73は、内壁部材71を覆うように内壁部材71の外側に配置される。
空気導入量調節弁70の外壁部材73は、略円有底筒状に形成されるとともに、外面から内面に貫通するように形成される貫通孔74を有して構成される。
空気導入量調節弁70の外壁部材73は、その内径が、内壁部材71の外径と略同一に形成される。
空気導入量調節弁70の外壁部材73は、その開口側(底部と逆側)から内壁部材71を嵌挿するようにして、上流側筒部材50から側方に突出するようにして配置される。
空気導入量調節弁70の外壁部材73は、このように配置された状態で、その貫通孔74が内壁部材71の貫通孔72の位置と一致するように構成される。
空気導入量調節弁70の外壁部材73は、このように配置された状態で、その突出する方向に対して周方向に回転可能に構成される。
ノズル1は、空気導入量調節弁70の外壁部材73を回転させて、外壁部材73の貫通孔74と内壁部材71の貫通孔72とを重なるようにすることにより、外壁部材73の貫通孔74と内壁部材71の貫通孔72とが連通するように、構成される。
ノズル1は、空気導入量調節弁70の内部が、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53を介して、上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間に連通するように、構成される。
このため、ノズル1では、空気導入量調節弁70の外壁部材73を回転させて、外壁部材73の貫通孔74と内壁部材71の貫通孔72とが連通した状態では、当該外壁部材73の貫通孔74および内壁部材71の貫通孔72を介して、空気導入量調節弁70内に空気が導入されることとなる(図15参照)。ノズル1では、前記空気導入量調節弁70内に導入された空気が、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53a(空気導入部7における空気の入口)から、ノズル1内に導入されることとなる。
そして、ノズル1は、空気導入量調節弁70の外壁部材73を回転させて、外壁部材73の貫通孔74と内壁部材71の貫通孔72とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくできるように、構成される(図15参照)。ノズル1は、外壁部材73の貫通孔74と内壁部材71の貫通孔72とが重なる部分の大きさを大きくして空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を増加させ、外壁部材73の貫通孔74と内壁部材71の貫通孔72とが重なる部分の大きさを小さくして空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を減少するように構成される。
このように、ノズル1では、空気導入量調節弁70の外壁部材73の貫通孔74と内壁部材71の貫通孔72とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくして、当該外壁部材73の貫通孔74および内壁部材71の貫通孔72を介して空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を増減させることができる。
つまり、ノズル1では、空気導入量調節弁70の外壁部材73の貫通孔74と内壁部材71の貫通孔72とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくして、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53a(空気導入部7における空気の入口)から、ノズル1内に導入される空気の量を増減させることができる。
したがって、ノズル1によれば、空気導入量調節弁70によって、空気導入部7における空気の入口(ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53a)からノズル1内に導入される空気の量の調節を微細に行うことができる。
ノズル1における空気導入量調節弁70は、図16乃至図18に示すように、雌ネジ部材75と、雄ネジ部材77と、を有して構成してもよい。
ノズル1における空気導入量調節弁70の雌ネジ部材75は、略円筒状に形成されて構成される。空気導入量調節弁70の雌ネジ部材75は、その軸心方向の中途部の内面から内側に突出するように形成される便座を有して構成される。
空気導入量調節弁70の雌ネジ部材75は、一端側の開口部が、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53に嵌挿されて、上流側筒部材50から側方に突出するようにして配置される。
空気導入量調節弁70の雌ネジ部材75は、その弁座76よりも他端側の内面に雌ネジが形成されて構成される。
ノズル1における空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77は、略円有底筒状に形成されて構成される。空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77の底部側(開口側と逆側)の外面は、雌ネジ部材75の弁座76に着座可能な弁体78として構成される。
空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77は、弁座76の開口側近傍に、外面から内面に貫通するように形成される貫通孔79を有して構成される。
空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77は、その外面に雄ネジが形成されて、雌ネジ部材75の雌ネジに螺合可能に構成される。
空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77は、雌ネジ部材75に螺合されることにより、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50から側方に突出するようにして配置される。
ノズル1は、空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77の弁体78が雌ネジ部材75の弁座76に着座していない状態では、雄ネジ部材77の貫通孔79を介して、雌ネジ部材75内と雄ネジ部材77内と連通するように、構成される(図17参照)。
ノズル1は、空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77の弁体78が雌ネジ部材75の弁座76に着座していない状態では、空気導入量調節弁70内(雌ネジ部材75内および雄ネジ部材77内)が、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53を介して、上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間に連通するように、構成される。
ノズル1における空気導入量調節弁70の雌ネジ部材75内と雄ネジ部材77内と連通した状態では、雄ネジ部材77の開口(底部と逆側)を介して、空気導入量調節弁70内に空気が導入されることとなる。そして、ノズル1では、前記空気導入量調節弁70内に導入された空気が、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53a(空気導入部7における空気の入口)から、ノズル1内に導入されることとなる。
ノズル1は、空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77を雌ネジ部に螺合させていき、雄ネジ部材77の弁体78が雌ネジ部材75の弁座76に着座した状態では、雌ネジ部と雄ネジ部内とが連通しないように構成される(図18参照)。
ノズル1における空気導入量調節弁70の雌ネジ部材75内と雄ネジ部材77内と連通しない状態では、空気導入量調節弁70内に空気が導入されず、ノズル1内に空気が導入されることとなる。
そして、ノズル1は、空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77を雌ネジ部材75に螺合させて、雄ネジ部材77の弁体78と雌ネジ部材75の弁座76との間隔を広くまたは狭くできるように、構成される。ノズル1は、雄ネジ部材77の弁体78と雌ネジ部材75の弁座76との間隔を広くして空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を増加させ、雄ネジ部材77の弁体78と雌ネジ部材75の弁座76との間隔を狭くして空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を減少するように構成される。
このように、ノズル1では、空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77の弁体78と雌ネジ部材75の弁座76との間隔を広くまたは狭くして、空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を増減させることができる。
つまり、ノズル1では、空気導入量調節弁70の雄ネジ部材77の弁体78と雌ネジ部材75の弁座76との間隔を広くまたは狭くして、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53a(空気導入部7における空気の入口)から、ノズル1内に導入される空気の量を増減させることができる。
したがって、ノズル1によれば、空気導入量調節弁70によって、空気導入部7における空気の入口(ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53a)からノズル1内に導入される空気の量の調節を微細に行うことができる。
次に、本発明の第四実施形態に係るノズル1について、図19を用いて説明する。
なお、第四実施形態に係るノズル1の説明は、第一実施形態乃至第三実施形態に係るノズル1と同様の構成の部分については適宜省略し、第一実施形態乃至第三実施形態に係るノズル1の構成と異なる部分を中心に説明する。
ノズル1は、図19に示すように、空気導入量調節弁70を複数個(二個)備える。
ノズル1では、空気導入量調節弁70が、上流側空気導入量調節弁80と、下流側空気導入量調節弁90と、で構成される。
ノズル1は、ノズル本体1aと容器101との間に、空気導入量調節弁70が配置されて構成される。ノズル1の空気導入量調節弁70は、上流側空気導入量調節弁80と下流側空気導入量調節弁90とで構成される。
ノズル1では、弁部材1bのケース60の接続孔62が、空気導入量調節弁70からノズル1内に空気が導入される空気の入口の開口(空気導入部7における空気の入口)として構成される。
ノズル1における下流側空気導入量調節弁90は、下流側内壁部材91と、下流側外壁部材93と、を有して構成される。
ノズル1における下流側空気導入量調節弁90の下流側内壁部材91は、略円筒状に形成されるとともに、その上部において外面から内面に貫通するように形成される貫通孔92と、その下部において外面から内面に貫通するように形成される接続孔95と、を有して構成される。
ノズル1における下流側空気導入量調節弁90の下流側外壁部材93は、下流側内壁部材91を覆うように下流側内壁部材91の外側に配置される。
下流側空気導入量調節弁90の下流側外壁部材93は、略円有底筒状に形成されるとともに、外面から内面に貫通するように形成される貫通孔94を有して構成される。
下流側空気導入量調節弁90の下流側外壁部材93は、その内径が、下流側内壁部材91の外径と略同一に形成される。
下流側空気導入量調節弁90の下流側外壁部材93は、その開口側(底部と逆側)から下流側内壁部材91を嵌挿するようにして配置される。
下流側空気導入量調節弁90の下流側外壁部材93は、このように配置された状態で、その貫通孔94が下流側内壁部材91の貫通孔92の位置と一致するように構成される。
下流側空気導入量調節弁90の下流側外壁部材93は、このように配置された状態で、周方向に回転可能に構成される。
ノズル1の下流側空気導入量調節弁90は、下流側外壁部材93を回転させて、下流側外壁部材93の貫通孔94と下流側内壁部材91の貫通孔92とを重なるようにすることにより、下流側外壁部材93の貫通孔94と下流側内壁部材91の貫通孔92とが連通するように、構成される。
ノズル1では、下流側管部材111の一端側の開口に嵌挿される接続管120が弁部材1bのケース60の接続孔62に嵌挿され、下流側管部材111の他端側の開口部が、下流側空気導入量調節弁90における下流側内壁部材91の下方の開口に嵌挿される。
このようにして、ノズル1は、下流側空気導入量調節弁90内が、下流側管部材111、接続管120、および、弁部材1bのケース60内を介して、上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間に連通するように構成される。
ノズル1における上流側空気導入量調節弁80は、上流側内壁部材81と、上流側外壁部材84と、を有して構成される。
ノズル1における上流側空気導入量調節弁80の上流側内壁部材81は、略円筒状に形成されるとともに、外面から内面に貫通するように形成される貫通孔82を有して構成される。
ノズル1における上流側空気導入量調節弁80の上流側外壁部材84は、上流側内壁部材81を覆うように上流側内壁部材81の外側に配置される。
上流側空気導入量調節弁80の上流側外壁部材84は、略円有底筒状に形成されるとともに、外面から内面に貫通するように形成される貫通孔84を有して構成される。
上流側空気導入量調節弁80の上流側外壁部材84は、その内径が、上流側内壁部材81の外径と略同一に形成される。
上流側空気導入量調節弁80の上流側外壁部材84は、その開口側(底部と逆側)から上流側内壁部材81を嵌挿するようにして配置される。
上流側空気導入量調節弁80の上流側外壁部材84は、このように配置された状態で、その貫通孔84が上流側内壁部材81の貫通孔82の位置と一致するように構成される。
上流側空気導入量調節弁80の上流側外壁部材84は、このように配置された状態で、周方向に回転可能に構成される。
ノズル1の上流側空気導入量調節弁80は、上流側外壁部材84を回転させて、上流側外壁部材84の貫通孔84と上流側内壁部材81の貫通孔82とを重なるようにすることにより、上流側外壁部材84の貫通孔84と上流側内壁部材81の貫通孔82とが連通するように、構成される。
ノズル1では、上流側空気導入量調節弁80における上流側内壁部材81が、上流側管部材112の一端側(上方側)の開口部に、互いの内部が連通するように設けられる。ノズル1では、上流側管部材112の他端側(下方側)の開口部が、容器101の容器本体102の上方から容器本体102内に配置される。
上流側管部材112は、その中途から分岐する分岐部を有して構成される。
そして、ノズル1では、上流側管部材112の分岐部の開口部が、下流側空気導入量調節弁90の下流側内壁部材91の接続孔95に嵌挿される。
このようにして、ノズル1は、上流側空気導入量調節弁80内が、上流側管部材112を介して容器101内および上流側空気導入量調節弁80内に連通し、上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間に連通するように構成される。
このため、ノズル1では、下流側空気導入量調節弁90の下流側外壁部材93を回転させて、下流側外壁部材93の貫通孔94と下流側内壁部材91の貫通孔92とが連通した状態では、当該下流側外壁部材93の貫通孔94および下流側内壁部材91の貫通孔92を介して、下流側空気導入量調節弁90内に空気が導入されることとなる。ノズル1では、前記下流側空気導入量調節弁90内に導入された空気が、弁部材1bのケース60の接続孔62(空気導入部7における空気の入口)から、ノズル1内に導入されることとなる。
また、ノズル1では、上流側空気導入量調節弁80の上流側外壁部材84を回転させて、上流側外壁部材84の貫通孔84と上流側内壁部材81の貫通孔82とが連通した状態では、当該上流側外壁部材84の貫通孔84および上流側内壁部材81の貫通孔82を介して、上流側空気導入量調節弁80内に空気が導入されることとなる。ノズル1では、前記上流側空気導入量調節弁80内に導入された空気が、弁部材1bのケース60の接続孔62(空気導入部7における空気の入口)から、ノズル1内に導入されることとなる。
そして、ノズル1は、下流側空気導入量調節弁90の下流側外壁部材93を回転させて、下流側外壁部材93の貫通孔94と下流側内壁部材91の貫通孔92とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくできるように、構成される。ノズル1は、下流側外壁部材93の貫通孔94と下流側内壁部材91の貫通孔92とが重なる部分の大きさを大きくして下流側空気導入量調節弁90内に導入される空気の量を増加させ、下流側外壁部材93の貫通孔94と下流側内壁部材91の貫通孔92とが重なる部分の大きさを小さくして下流側空気導入量調節弁90内に導入される空気の量を減少するように構成される。
ノズル1は、上流側空気導入量調節弁80の上流側外壁部材84を回転させて、上流側外壁部材84の貫通孔84と上流側内壁部材81の貫通孔82とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくできるように、構成される。ノズル1は、上流側外壁部材84の貫通孔84と上流側内壁部材81の貫通孔82とが重なる部分の大きさを大きくして上流側空気導入量調節弁80内に導入される空気の量を増加させ、上流側外壁部材84の貫通孔84と上流側内壁部材81の貫通孔82とが重なる部分の大きさを小さくして上流側空気導入量調節弁80内に導入される空気の量を減少するように構成される。
このように、ノズル1では、下流側空気導入量調節弁90の下流側外壁部材93の貫通孔94と下流側内壁部材91の貫通孔92とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくして、当該下流側外壁部材93の貫通孔94および下流側内壁部材91の貫通孔92を介して下流側空気導入量調節弁90内に導入される空気の量を増減させることができる。
つまり、ノズル1では、下流側空気導入量調節弁90の下流側外壁部材93の貫通孔94と下流側内壁部材91の貫通孔92とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくして、弁部材1bのケース60の接続孔62(空気導入部7における空気の入口)から、ノズル1内に導入される空気の量を増減させることができる。
また、ノズル1では、上流側空気導入量調節弁80の上流側外壁部材84の貫通孔84と上流側内壁部材81の貫通孔82とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくして、当該上流側外壁部材84の貫通孔84および上流側内壁部材81の貫通孔82を介して上流側空気導入量調節弁80内に導入される空気の量を増減させることができる。
つまり、ノズル1では、上流側空気導入量調節弁80の上流側外壁部材84の貫通孔84と上流側内壁部材81の貫通孔82とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくして、弁部材1bのケース60の接続孔62(空気導入部7における空気の入口)から、ノズル1内に導入される空気の量を増減させることができる。
したがって、ノズル1によれば、上流側空気導入量調節弁80または下流側空気導入量調節弁90によって、空気導入部7における空気の入口(弁部材1bのケース60の接続孔62)からノズル1内に導入される空気の量の調節を微細に行うことができる。
次に、本発明の第五実施形態に係るノズル1について、図20乃至図22を用いて説明する。
なお、第五実施形態に係るノズル1の説明は、第一実施形態乃至第四実施形態に係るノズル1と同様の構成の部分については適宜省略し、第一実施形態乃至第四実施形態に係るノズル1の構成と異なる部分を中心に説明する。
ノズル1は、図20乃至図22に示すように、弁部材1bと容器101とが一体的に構成される。ノズル1は、容器101を備えて構成される。
ノズル1の弁部材1bは、ケース60と、弁体64と、操作体66と、付勢体69と、を有して構成される。
ノズル1における弁部材1bのケース60は、その軸心方向一端部(下流側部)がノズル本体1aの上流側筒部材50の支持壁52に嵌挿可能に、構成される。
弁部材1bのケース60は、その軸心方向一端部(下流側部)の内径が、他の部分の内径に比べて拡径されて形成される。
弁部材1bのケース60の弁座61は、ケース60内における軸心方向一端部(下流側部)と他の部分との境界部分で構成される。ケース60内における軸心方向一端部と他の部分との境界部分は、下流側に行くに従って拡径されるように形成される。
弁部材1bのケース60は、貫通孔63を有する。
弁部材1bのケース60の貫通孔63は、ケース60の弁座61の直上において、ケース60の外面から内面に貫通するように形成される。
ノズル1における容器101は、容器本体102を有して構成される。
容器101の容器本体102は、弁部材1bにおけるケース60に固定される。
容器101の容器本体102は、弁部材1bにおけるケース60の軸心方向他端から軸心方向一端部と他の部分との境界部分の外面を囲むように配置される。
容器101の容器本体102は、その内面とケース60の外面とで構成される空間と弁部材1bのケース60の貫通孔63とが連通するように、配置される。
容器101の容器本体102は、その内面とケース60の外面とで構成される空間内に流体を溜めることができるように構成される。
このようにして、ノズル1の弁部材1bと容器101とが一体的に構成される。
ノズル1は、ノズル本体1aの上流側筒部材50の支持壁52に弁部材1bのケース60の一端部が嵌挿されて、ノズル1(ノズル本体1a)と弁部材1bとが一体的に構成される。
ノズル1では、弁部材1bのケース60の貫通孔63、弁部材1bのケース60内、ノズル本体1aの上流側筒部材50の支持壁52内、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間が、ノズル1の流体流路として構成される。
このように弁部材1bと容器101とを一体的に構成することにより、ノズル1と容器101とを接続するための管部材110が不要となり、ノズル1の回りに管部材110が配置されることの繁雑さを解消することができる。
また、ノズル1は、空気導入量調節弁70を有して構成される。
ノズル1の空気導入量調節弁70は、容器101に配置される。ノズル1の空気導入量調節弁70は、容器101の容器本体102が有する106と、外壁部材108とで構成される。
ノズル1における容器101の容器本体102の内壁部106は、その上流側の外面から上方に突出するように形成されるとともに、その外面から内面に貫通するように形成される貫通孔107を有して構成される。
ノズル1における空気導入量調節弁70の外壁部材108は、容器本体102の内壁部106を覆うように容器本体102の内壁部106の外側に配置される。
空気導入量調節弁70の外壁部材108は、その内径が、容器本体102の内壁部106の外径と略同一に形成される。
空気導入量調節弁70の外壁部材108は、その開口側(底部と逆側)から容器本体102の内壁部106を嵌挿するようにして、容器本体102から上方に突出するようにして配置される。
空気導入量調節弁70の外壁部材108は、このように配置された状態で、その貫通孔109が容器本体102の内壁部106の貫通孔107の位置と一致するように構成される。
空気導入量調節弁70の外壁部材108は、このように配置された状態で、その突出する方向に対して周方向に回転可能に構成される。
ノズル1は、空気導入量調節弁70の外壁部材108を回転させて、外壁部材108の貫通孔109と容器本体102の内壁部106の貫通孔107とを重なるようにすることにより、外壁部材108の貫通孔109と容器本体102の内壁部106の貫通孔107とが連通するように、構成される。
ノズル1は、空気導入量調節弁70内が、容器本体102の内面と弁部材1bのケース60の外面とで構成される空間、弁部材1bのケース60の貫通孔63、弁部材1bのケース60内、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の支持壁52内を介して、上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間に連通するように、構成される。
このため、ノズル1では、空気導入量調節弁70の外壁部材108を回転させて、外壁部材108の貫通孔109と容器本体102の内壁部106の貫通孔107とが連通した状態では、当該外壁部材108の貫通孔109および容器本体102の内壁部106の貫通孔107を介して、空気導入量調節弁70内に空気が導入されることとなる。ノズル1では、前記空気導入量調節弁70内に導入された空気が、容器本体102の内面と弁部材1bのケース60の外面とで構成される空間、弁部材1bのケース60の貫通孔63、弁部材1bのケース60内、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の支持壁52内を介して、上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53a(空気導入部7における空気の入口)から、ノズル1内に導入されることとなる。
そして、ノズル1は、空気導入量調節弁70の外壁部材108を回転させて、外壁部材108の貫通孔109と容器本体102の内壁部106の貫通孔107とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくできるように、構成される。ノズル1は、外壁部材108の貫通孔109と容器本体102の内壁部106の貫通孔107とが重なる部分の大きさを大きくして空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を増加させ、外壁部材108の貫通孔109と容器本体102の内壁部106の貫通孔107とが重なる部分の大きさを小さくして空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を減少するように構成される。
次に、本発明の第六実施形態に係るノズル1について、図23乃至図30を用いて説明する。
なお、第六実施形態に係るノズル1の説明は、第一実施形態乃至第五実施形態に係るノズル1と同様の構成の部分については適宜省略し、第一実施形態乃至第五実施形態に係るノズル1の構成と異なる部分を中心に説明する。
ノズル1は、水流入部2と、絞り部3と、流体導入部4と、吐出口5と、断続的遮断部6と、空気導入部7と、を備える。
ノズル1は、図23に示すように、ノズル本体1aを具備し、容器101に接続されるように構成される。
ノズル本体1aは、シャワーヘッド8で構成される水の流出口100に取付けられて構成される。
シャワーヘッド8は、ヘッド部8aの吐出面8bから水(シャワー水)を吐出するように構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの容器101は、容器本体102と、管部材113と、備えて構成される。
ノズル本体1aは、容器101の管部材113を介して容器本体102に取付けられて、容器101と一体的に構成される。
容器101の容器本体102は、略円柱状に構成される。
容器101の容器本体102は、その天部から上方に突出する突出部102aを有する。
容器101は、管部材113が容器101の容器本体102の突出部102aに着脱可能に固定されて構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの上流側筒部材50は、導入孔51と貫通孔53とを有する。
ノズル本体1aは、容器101の管部材113の一端がノズル本体1aの上流側筒部材50の導入孔51に嵌挿され、管部材113の他端が容器本体102の突出部102aの開口から挿入されて容器本体102内に配置されて、容器101に取付けられる。
ノズル1では、ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間がノズル1の流体流路として構成される。
図23乃至図26に示すように、ノズル1におけるノズル本体1aの空気導入量調節弁70は、固定部材120と、回転部材121と、を備える。
ノズル1における空気導入量調節弁70の固定部材120は、円筒状に形成されるとともに、外面から内面に貫通するように形成される貫通孔122を有して構成される。
空気導入量調節弁70の固定部材120は、その軸心方向一端部がノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53に嵌挿されて、上流側筒部材50から側方に突出するように配置される。
ノズル1における空気導入量調節弁70の回転部材121は、略円筒状に形成される。
空気導入量調節弁70の回転部材121は、一端部の外径が固定部材120の内経と略同一に形成されて、一端部が固定部材120内に嵌挿可能に構成される。
空気導入量調節弁70の回転部材121は、一端部において外面から内面に貫通する貫通孔123を有して構成される。
空気導入量調節弁70の回転部材121は、他端側にフランジが形成されて構成される。
空気導入量調節弁70の回転部材121は、一端部が固定部材120の軸心方向他端部側から固定部材120内に嵌挿された状態で、フランジが固定部材120から側方に突出するように配置される。
空気導入量調節弁70の回転部材121は、このように配置された状態で、その貫通孔123の位置と固定部材120の貫通孔122の位置とが一致するように構成される。
空気導入量調節弁70の回転部材121は、このように配置された状態で、その突出する方向に対して周方向に回転可能に構成される。
空気導入量調節弁70の回転部材121は、その他端側の開口121aがフランジの外側の面に形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aは、空気導入量調節弁70の内部が、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53を介して、上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間に連通するように、構成される。
ノズル本体1aは、空気導入量調節弁70の回転部材121の他端側の開口121aを介して空気導入量調節弁70内に空気が導入されるように、構成される。
ノズル本体1aは、空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて、固定部材120の貫通孔122と回転部材121の貫通孔123とが重ならないようにすることにより、固定部材120の貫通孔122と回転部材121の貫通孔123とが連通しないように、構成される(図28または図29参照)。
ノズル本体1aは、空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて、固定部材120の貫通孔122と回転部材121の貫通孔123とを重なるようにすることにより、固定部材120の貫通孔122と回転部材121の貫通孔123とが連通するように、構成される(図28または図29参照)。
ノズル1におけるノズル本体1aでは、空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて、回転部材121の貫通孔123と固定部材120の貫通孔122とが連通してない状態では、回転部材121の他端側の開口121aを介して、空気導入量調節弁70内に空気が導入されることとなる。
また、ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて、回転部材121の貫通孔123と固定部材120の貫通孔122とが連通した状態では、当該回転部材121の貫通孔123と固定部材120の貫通孔122、および、回転部材121の他端側の開口121aを介して、空気導入量調節弁70内に空気が導入されることとなる。
ノズル1では、前記ノズル本体1aの空気導入量調節弁70内に導入された空気が、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53aから、ノズル本体1a内に導入されることとなる。
ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70(回転部材121および固定部材120)内、上流側筒部材50の貫通孔53、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間が、ノズル1の空気導入部7として構成される。
ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121の貫通孔123と固定部材120の貫通孔122、および、回転部材121の他端側の開口121aが、ノズル1内に空気が導入される空気の入口の開口(空気導入部7における空気の入口)として構成される。
そして、ノズル1におけるノズル本体1aは、空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて、回転部材121の貫通孔123と固定部材120の貫通孔122とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくできるように、構成される(図28または図29参照)。ノズル本体1aは、回転部材121の貫通孔123と固定部材120の貫通孔122とが重なる部分の大きさを大きくして空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を増加させ、回転部材121の貫通孔123と固定部材120の貫通孔122とが重なる部分の大きさを小さくして空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を減少させるように構成される。
このように、ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121の貫通孔123と固定部材120の貫通孔122とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくして、当該回転部材121の貫通孔123および固定部材120の貫通孔122を介して空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を増減させることができる。
つまり、ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121の貫通孔123と固定部材120の貫通孔122とが重なる部分の大きさを大きくまたは小さくして、ノズル本体1aにおける空気導入部7における空気の入口からノズル本体1a内に導入される空気の量を増減させることができる。
したがって、ノズル1によれば、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70によって、空気導入部7における空気の入口からノズル本体1a内に導入される空気の量の調節を微細に行うことができる。
ノズル1におけるノズル本体1aは、空気導入量調節弁70の回転部材121の他端側の開口121aを(例えば指で)閉鎖(一部を閉鎖)するようにして、回転部材121の他端側の開口121aを介して空気導入量調節弁70内に導入される空気の量を減少することができるように構成される(図29参照)。
したがって、ノズル1によれば、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70によって、空気導入部7における空気の入口からノズル本体1a内に導入される空気の量の調節を微細に行うことができる。
ノズル1におけるノズル本体1aは、の空気導入量調節弁70内(上流側筒部材50の貫通孔53)と、上流側筒部材50の導入孔51とは、上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間を介して、連通するように構成される。
このため、ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入部7における空気の入口(回転部材121の他端側の開口121a、および/または、空気導入量調節弁70の回転部材121の貫通孔123と固定部材120の貫通孔122)を閉鎖(または、一部閉鎖)すると、ノズル本体1aにおける絞り部材30の絞り孔34から流出する水の水流に吸引される流体の量が増加し、当該水に混入する流体の量を増加させることができる。
さらに、ノズル1におけるノズル本体1aは、空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて固定部材120の貫通孔122と回転部材121の貫通孔123とが重ならないようにし、且つ、回転部材121の他端側の開口121aを(例えば指で)閉鎖することにより、空気導入部7における空気の入口(ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の貫通孔53の外側の開口53a)からノズル本体1a内に空気が導入されないように構成される。
したがって、ノズル1によれば、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて固定部材120の貫通孔122と回転部材121の貫通孔123とが重ならないようにし、且つ、回転部材121の他端側の開口121aを(例えば指で)閉鎖することにより、絞り部材30の絞り孔34から流出する水に流体のみを混入させることができる。
ノズル1におけるノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121は、その他端側の開口121aがフランジの外側の面に形成されるとともに、大人の指の腹よりも小さく(例えば、その直径が3mm以上1cm以下の程度の大きさに)開口するように形成されて構成される。
このため、ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入部7における空気の入口(回転部材121の他端側の開口121a)を(例えば指で)閉鎖する動作を容易に行うことができる。
図23に示すように、ノズル1におけるノズル本体1aは、シャワーヘッド8の吐出面8bに固定して取付けられる。
ノズル本体1aは、シャワーヘッド8の吐出面8bの中央部に配置される。ノズル本体1aは、シャワーヘッド8の吐出面8bから突出するように配置される。
このように、水の流出口100がシャワーヘッド8で構成され、ノズル本体1aがシャワーヘッド8の吐出面8bに固定して取付けられるノズル1では、シャワー水とともに流体混入水を対象物に吐出することができる。
シャワーヘッド8は、吐出面8bにおける水を吐出する部分の大きさを変更(大きくまたは小さく)するための途水切換スイッチを備える。
シャワーヘッド8は、切換スイッチを操作することによって、吐出面8bの中央部のみから水(シャワー水)を吐出する場合と、吐出面8bの全体から水(シャワー水)を吐出する場合と、を切換スイッチによって切換えることができるように構成される。
そして、ノズル1では、シャワーヘッド8の切換スイッチを操作してシャワーヘッド8の吐出面8bの全体から水を吐出するようにした場合には、ノズル本体1aから水(流体混入水)が吐出されることに加えて、ノズル本体1aの周り(シャワーヘッド8の吐出面8bにおけるノズル本体1aが取付けられていない部分)からも水が吐出される(図30参照)。
また、ノズル1では、シャワーヘッド8の切換スイッチを操作してシャワーヘッド8の吐出面8bの中央部のみから水を吐出するようにした場合には、ノズル本体1aがシャワーヘッド8の吐出面8bの中央部に配置されることから、ノズル本体1aのみから水(流体混入水)が吐出される(図29参照)。
このように、シャワーヘッド8が吐出面8bにおける水を吐出する部分の大きさを変更するための切換スイッチを備えるため、ノズル1では、シャワーヘッド8の切換スイッチを操作して、シャワー水とともに流体混入水を対象物に吐出する場合と、または、流体混入水のみを対象物に吐出する場合と、を容易に切替えることができるものを、コンパクトに構成することができる。
なお、容器101は、容器本体102から管部材113を取外して、容器本体102の突出部102aから流体を補充することができるように構成される。
容器101は、容器本体102と管部材113とが一体的に構成されて、流体を補充することができないもので構成することもできる。
また、ノズル1は、弁部材1bを具備する構成とすることもできる。
次に、本発明の第七実施形態に係るノズル1について、図31乃至図35を用いて説明する。
なお、第七実施形態に係るノズル1の説明は、第一実施形態乃至第六実施形態に係るノズル1と同様の構成の部分については適宜省略し、第一実施形態乃至第五実施形態に係るノズル1の構成と異なる部分を中心に説明する。
ノズル1は、水流入部2と、絞り部3と、流体導入部4と、吐出口5と、断続的遮断部6と、空気導入部7と、を備える。
ノズル1は、図31または図32に示すように、ノズル本体1aと、上流側管部材114と、下流側管部材115と、を具備し、容器101に接続されるように構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aは、シャワーヘッド8で構成される水の流出口100に取付けられて構成される。
シャワーヘッド8は、吐出面8bから水(シャワー水)を吐出するように構成される。
ノズル本体1aは、シャワーヘッド8の吐出面8bに固定して取付けられる。
ノズル1では、シャワーヘッド8のグリップ部8c内の空間が容器101として構成される。シャワーヘッド8のグリップ部8cは、中空状に形成されて、流体が溜められるように構成される。
シャワーヘッド8のグリップ部8cは、ヘッド部8aよりも上流側に配置される。
シャワーヘッド8は、ホース116の先端部がグリップ部8c内に挿入されてヘッド部8aに至るように配置されて、ホース116の先端部からヘッド部8a内に水が供給されるように構成される。
このように、流体が溜められる容器101がシャワーヘッド8のグリップ部8c内の空間で構成されるノズル1では、シャワー水とともに流体混入水を対象物に吐出することができるものをコンパクトに構成することができ、流体混入水を対象物に吐出する作業時のノズル1の操作性を向上させることができる。
シャワーヘッド8は、補充孔8eと、貫通孔8fと、を有する。
シャワーヘッド8の補充孔8dは、グリップ部8c内(容器101)に流体を補充するときに用いられる。
シャワーヘッド8の補充孔8dは、グリップ部8c外からグリップ部8c内に貫通するように形成される。
シャワーヘッド8の補充孔8dは、グリップ部8cの上部(吐出面8bと反対側)に形成される。シャワーヘッド8の補充孔8dは、グリップ部8cの下流側(ヘッド部8a側)に形成される。シャワーヘッド8の補充孔8dは、グリップ部8cにおけるグリップ部8cとヘッド部8aとの境界部分近傍に形成される。
シャワーヘッド8の貫通孔8fは、グリップ部8c外からグリップ部8c内に貫通するように形成される。
シャワーヘッド8の貫通孔8fは、グリップ部8cの下部(吐出面8b側)に形成される。シャワーヘッド8の貫通孔8fは、グリップ部8cの下流側(ヘッド部8a側)に形成される。シャワーヘッド8の貫通孔8fは、グリップ部8cにおけるグリップ部8cとヘッド部8aとの境界部分近傍に形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの上流側筒部材50は、導入孔51と貫通孔53とを有する。
図31乃至図33に示すように、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70は、固定部材124と、回転部材121と、を備える。
ノズル1におけるノズル本体1aの空気導入量調節弁70の固定部材124は、本体部125と、貫通孔126と、突出部127と、を有して構成される。
ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の固定部材124の本体部125は、円筒状に形成される。
ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の固定部材124の貫通孔126は、本体部125の外面から内面に貫通するように形成される。
ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の固定部材124の突出部127は、本体部125の中途部から軸心方向に対して交差する方向(上方)に突出するように形成される。
ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の固定部材124は、本体部125内と突出部127内とが連通するように構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121は、一端部が固定部材124の軸心方向他端部側から固定部材124内に嵌挿された状態で、フランジが固定部材124から側方に突出するように配置される。
ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121は、このように配置された状態で、その貫通孔123の位置と固定部材124の貫通孔126の位置とが一致するように構成される。
ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121は、このように配置された状態で、その突出する方向に対して周方向に回転可能に構成される。
ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121は、その他端側の開口121aがフランジの外側の面に形成される。
ノズル1におけるノズル本体1aは、空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて、固定部材124の貫通孔126と回転部材121の貫通孔123とが重ならないようにすることにより、固定部材124の貫通孔126と回転部材121の貫通孔123とが連通しないように、構成される。
ノズル本体1aは、空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて、固定部材124の貫通孔126と回転部材121の貫通孔123とを重なるようにすることにより、固定部材124の貫通孔126と回転部材121の貫通孔123とが連通するように、構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aの空気導入量調節弁70と容器101とが上流側管部材114を介して接続される。
上流側管部材114の一端部が空気導入量調節弁70の固定部材124の軸心方向一端部に嵌挿され、上流側管部材114の他端部がシャワーヘッド8の貫通孔8fを介して容器101(シャワーヘッド8のグリップ部8c)内に挿入されて容器101内(シャワーヘッド8のグリップ部8c内)に配置される。
ノズル本体1aの空気導入量調節弁70内と容器101内とが上流側管部材114を介して連通するように構成される。
ノズル本体1aの上流側筒部材50の導入孔51と空気導入量調節弁70とが下流側管部材115を介して接続される。
下流側管部材115の一端部が空気導入量調節弁70の固定部材124の突出部127に嵌挿され、下流側管部材115の他端部が上流側筒部材50の導入孔51に嵌挿される。
ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70内とノズル本体1a内とが下流側管部材115を介して連通するように構成される。
ノズル1では、上流側管部材114内、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70内(固定部材124内)、下流側管部材115内、上流側筒部材50の導入孔51、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間がノズル1の流体流路として構成される。
ノズル1におけるノズル本体1aでは、空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて、回転部材121の貫通孔123と固定部材124の貫通孔126とが連通してない状態では、回転部材121の他端側の開口121aを介して、空気導入量調節弁70内に空気が導入されることとなる。
また、ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121を回転させて、回転部材121の貫通孔123と固定部材124の貫通孔126とが連通した状態では、当該回転部材121の貫通孔123と固定部材124の貫通孔126、および、回転部材121の他端側の開口121aを介して、空気導入量調節弁70内に空気が導入されることとなる。
ノズル1では、前記ノズル本体1aの空気導入量調節弁70内に導入された空気が、ノズル本体1aにおける上流側筒部材50の導入孔51から、ノズル本体1a内に導入されることとなる。
ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70(回転部材121および固定部材124)内、下流側管部材115内、上流側筒部材50の導入孔51、および、ノズル本体1aの上流側筒部材50の内面と絞り部材30の外面との間の空間が、ノズル1の空気導入部7として構成される。
ノズル1では、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70の回転部材121の貫通孔123と固定部材124の貫通孔126、および、回転部材121の他端側の開口121aが、ノズル1内に空気が導入される空気の入口の開口(空気導入部7における空気の入口)として構成される。
ノズル1では、上流側管部材114は、他端がシャワーヘッド8のグリップ部8c内においてその上流側(ヘッド部8aと反対側)に位置するように配置される。
ノズル1では、上流側管部材114は、他端がシャワーヘッド8のグリップ部8c内においてその底部近傍に位置するように配置される。
このように、ノズル本体1aの空気導入量調節弁70内と容器101内とが上流側管部材114を介して連通するように構成され、上流側管部材114の他端がシャワーヘッド8のグリップ部8c内においてその底部近傍に位置するように上流側管部材114が配置されるノズル1では、シャワーヘッド8のグリップ部8c(容器101)内の流体が減少して少量になったときでも、上流側管部材114を介してシャワーヘッド8のグリップ部8c(容器101)内の流体をノズル本体1aに供給することができる。
ノズル1では、上流側管部材114は、他端がシャワーヘッド8のグリップ部8c内においてその下部側(吐出面8b側)に位置するように配置される。
このように、ノズル本体1aの上流側管部材114の他端がシャワーヘッド8のグリップ部8c内においてその下部側(吐出面8b側)に位置するように上流側管部材114が配置される、ノズル1では、シャワーヘッド8のグリップ部8c(容器101)内の流体が減少して少量になったときにシャワーヘッド8(シャワーヘッド8のヘッド部8aの吐出面8b)を前下方に傾斜させた場合でも、上流側管部材114を介してシャワーヘッド8のグリップ部8c(容器101)内の流体をノズル本体1aに供給することができる。
ノズル1におけるノズル本体1aの空気導入量調節弁70は、シャワーヘッド8の貫通孔8fの近傍に配置される。
ノズル本体1aの空気導入量調節弁70は、シャワーヘッド8のグリップ部8cの下部側(吐出面8b側)に配置される。
ノズル本体1aの空気導入量調節弁70は、シャワーヘッド8のグリップ部8cの下部から吐出面8b側方向に突出するように配置される。
このように、シャワーヘッド8のグリップ部8cの吐出面8b側において吐出面8b側方向に突出するようにノズル本体1aの空気導入量調節弁70が配置されるノズル1では、シャワーヘッド8のグリップ部8cを把持した側の手(当該手の人差し指)で、空気導入量調節弁70の回転部材121の他端側の開口121aを開閉する動作を行うことができ、流体混入水を対象物に吐出する作業時に、空気導入部7における空気の入口からノズル本体1a内に導入される空気の量を調節する動作を容易に行うことができる。
ノズル1では、シャワーヘッド8の切換スイッチを操作してシャワーヘッド8の吐出面8bの全体から水を吐出するようにした場合には、ノズル本体1aから水(流体混入水)が吐出されることに加えて、ノズル本体1aの周り(シャワーヘッド8の吐出面8bにおけるノズル本体1aが取付けられていない部分)からも水が吐出される(図35参照)。
また、ノズル1では、シャワーヘッド8の切換スイッチを操作してシャワーヘッド8の吐出面8bの中央部のみから水を吐出するようにした場合には、ノズル本体1aがシャワーヘッド8の吐出面8bの中央部に配置されることから、ノズル本体1aのみから水(流体混入水)が吐出される(図34参照)。
なお、ノズル1は、弁部材1bを具備する構成とすることもできる。
1 ノズル
1a ノズル本体
1b 弁部材
2 流入部
3 絞り部
4 流体導入部
5 吐出口
6 断続的遮断部
7 空気導入部
10 接続部材
20 水流方向変換部材
30 絞り部材
40 回転体
50 上流側筒部材
55 下流側筒部材
60 ケース
61 弁座
64 弁体
66 操作体
100 水の流出口
101 容器

Claims (3)

  1. 容器内の流体を水に混入させて流体混入水とし、前記流体混入水を吐出するように構成されるノズルであって、
    前記水が流入する流入部と、
    前記流入部から流入した水の流れを絞って前記水の流速を増加させて、前記流速が増加した水を下流側に流出する絞り部と、
    前記絞り部から下流側へ流出する水に前記流体が混入されて前記流体混入水となるように前記容器内の流体を前記ノズル内に導入するものであり、前記ノズル内に導入された流体の流路を開閉可能に構成される流体導入部と、
    を具備する、ノズル。
  2. 前記絞り部から下流側へ流出する水、または、前記流体混入水に気泡が混入するように前記ノズル内に空気を導入する空気導入部を具備し、
    前記空気導入部によって前記水または前記流体混入水に気泡を混入させて、前記気泡が混入された前記水または前記気泡が混入された前記流体混入水を吐出する、
    請求項1に記載のノズル。
  3. 前記絞り部への水の流入の遮断を断続的に行う断続的遮断部を具備し、
    前記断続的遮断部において前記絞り部への水の流入の遮断を断続的に行うことにより、前記絞り部から流出する水の水流を断続的なものに変化させて、脈動するような水または流体混入水を吐出する、請求項1または請求項2に記載のノズル。
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