JP2013198273A - 回転体およびそれを用いた回転灯、散光式警光灯 - Google Patents
回転体およびそれを用いた回転灯、散光式警光灯 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013198273A JP2013198273A JP2012062543A JP2012062543A JP2013198273A JP 2013198273 A JP2013198273 A JP 2013198273A JP 2012062543 A JP2012062543 A JP 2012062543A JP 2012062543 A JP2012062543 A JP 2012062543A JP 2013198273 A JP2013198273 A JP 2013198273A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation
- holding member
- drive motor
- detector
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
【解決手段】回転保持部材11が回転している状態で起動・停止スイッチ26によって停止信号が入力された時点で、回転保持部材11の回転速度が閾値以下であり、かつ被検知体23が検知器24の検知位置に到達したときに、駆動モータ13の回転を停止させるようにし(C,D)、回転保持部材11が停止状態のときに、被検知体23が検知器24の検知位置から離れて回転しないように駆動モータ13に待機電力を供給する(A)。
【選択図】図9
Description
また高分解能のエンコーダを利用することで、高精度な位置検出が可能な駆動モータの位置決め装置が公表されている。この位置決め装置は、検出した位置から目標停止位置までの位置偏差を演算し、演算した位置偏差に基づいて指令回転速度を生成し、位置偏差及び生成した指令回転速度の値に基づいてPI制御を実行する。
本発明は、かかる実情に鑑み、正確な回転位置決めが可能であるとともに、外部からの振動に耐えることができる回転体およびそれを用いた回転灯、散光式警光灯を提供しようとするものである。
待機処理部が駆動モータに待機電力を供給しているときに、外部からの振動などにより、回転保持部材の被検知体が検知器の検知位置から回転して離れたときに、被検知体が検知器の検知位置に到達するまで駆動モータを制御する回転処理部をさらに備える構成であれば、駆動モータが停止位置から移動しても、少なくとも一周回転または逆回転させて、初期位置に自動的に戻すことができる。
また本発明の回転灯および散光式警光灯は、前述した回転体を採用した構成を有する。
図1Aは、本発明の実施形態に係る散光式警光灯の平面図であり、図1Bは、図1Aに示す散光式警光灯の正面図である。
散光式警光灯1は、一方向に長い基台4と、基台4の上に配置されている複数、例えば4つのユニットとしての回転灯5と、基台4の上に配置されており回転灯5からの光を反射する複数の反射部材6と、透光性のグローブ7とを有している。グローブ7は、基台4の上面と、4つの回転灯5と、複数の反射部材6とを覆っている。各反射部材6は、反射面を形成している。
図2,図3を参照して、反射鏡9には、予め定められた光源位置P0と、この光源位置P0に配置された光源8からの光が反射される方向である、第1及び第2の照射方向D1,D2とが設定されている。第1及び第2の照射方向D1,D2は、互いに平行であり且つ互いに逆向きの方向である。上述の光源位置P0に配置された光源8から放射された光が、反射鏡9により第1及び第2の照射方向D1,D2に反射されるようになっている。
図2,図3を参照して、反射鏡9が回転中心軸線14の周りに駆動モータ13により回転させることにより、反射鏡9による反射光の向きが水平面内で回転する。これにより、回転体5は、光を、前後左右の全周に向けて回転しながら放光する。
光源8は、固定保持部材11に設けられた回路基板の導体部分に、電気的に接続されるとともに支持されている。LEDは、光を最も強く発する方向としての光軸を有している。この光軸が支軸16の中心軸線と一致し、光が上向きに発するようにされている。なお、複数のLEDが互いに近接して、光源位置P0の近傍に配置されていてもよい。
制御処理部25には、回転灯5の回転を起動・停止するための起動・停止スイッチ26、回転速度(角速度)を手動設定するための回転速度設定スイッチ27、被検知体23の存在を検知する検知器24、回転保持部材12の回転速度を計測する回転速度計測部28、駆動モータ13に三相駆動信号を供給することにより駆動モータ13を回転駆動するドライバ回路29が接続されている。
制御処理部25は、回転保持部材12が回転している状態で起動・停止スイッチ26によって停止操作がなされた後に、回転保持部材12の回転速度が閾値以下であり、かつ被検知体23が検知器24の検知位置に到達したときに、駆動モータ13の回転を停止させるように制御する。それとともに、回転保持部材12が停止状態のときに、被検知体23が検知器24の検知位置から回転して離れないように駆動モータに待機電力を供給する待機処理部としての機能を実現する。この制御処理部25の機能は、ソフトウェアプログラム、「低速回転の閾値」などを記憶するROM25a、作業用メモリであるRAM25bと接続され、演算処理機能を有するマイクロコンピュータによって実現される。
図5は、全体の電源が投入された後の回転灯5の回転駆動処理の流れを示すフローチャートであり、電源投入後「動作モード」をWAIT(待機処理)モードにする(ステップV1)。そして所定周期1でメインルーチンを繰り返して走らせる(ステップV2)。「所定周期1」とは例えば1μs(マイクロ秒)〜32μsである。
図7は、メインルーチンを説明するためのフローチャートである。まず回転灯5の起動・停止スイッチ26の状態を確認して(ステップS1)、ONされたならば現在の動作モードを調べる(ステップS2)。WAITモードであればステップS3に進み、駆動モータ13の起動処理を行い、動作モードをOPERATING(回転処理)モードへ切り替える(ステップS4)。その後、次の周期のメインルーチンで、現在の動作モードがOPERATINGモードであればステップS5に進み、回転速度設定スイッチ27で設定されている回転速度を読み込んで、回転保持部材12が当該回転速度(角速度)で回転するよう、駆動モータ13を回転させる(ステップS6;これを通常回転処理という)。
被検知体23が検知器24の検知位置に到達していなければ、制御処理部25は、駆動モータ13を低速又は低トルクで回転させるためのゲート駆動電圧パルス信号をドライバ回路29に供給して(ステップS11)、駆動モータ13を低速回転させる(ステップS12)。この回転処理を「低回転処理」という。
図8は、ステップS9の「停止動作」の処理を説明するためのフローチャートである。まずROM25aに記憶されている低速回転の閾値を読み込む(ステップT1)。駆動モータ13の回転速度がこの閾値を超えていれば(ステップT2のNO)、駆動モータ13に供給するゲート駆動電圧パルス信号のデューティ幅を短くして(ステップT3)、あるいは周波数を低くして、低回転処理を行う(ステップT4)。これにより、回転速度を徐々に下げていく。
次に回転保持部材12の被検知体23が検知器24の検知位置に、所定時間以上停止しているかどうかを確認する(ステップT10)。この確認は、回転保持部材12がいったん停止したものの、車両に加えられる振動などで再び滑り回転し始めることを想定して行うものである。
図9は、以上のフローチャートに現れた各動作モード(回転処理、停止処理及び待機処理中)におけるゲート駆動電圧パルス信号の波形図である。図9(a)は動作モードから動作モードへの時系列の変遷を表し、図9(b)〜(c)はそれぞれ各相のゲート駆動電圧パルス信号の波形を表す。図9(d)は駆動モータ13の各処理状態を表す。また、図10は駆動モータ13における、ロータ22の停止・回転状態とステータ21の各磁極の帯磁状態を示す模式図である。
まず全体の電源が投入される時点で、回転保持部材12の被検知体23は、検知器24の検知位置に到達しているものとする。全体の電源が投入されたことに応じて、図5を用いて説明したように動作モードがWAITモードに初期化される(図9(a)の期間A)。この時点でまだ起動・停止スイッチ26がオンされていなければ、図7のステップS13で述べたとおり、待機のための所定のデューティ幅、所定の周波数のゲート駆動電圧パルス信号が、一相のみ、ドライバ回路29に供給される。図9(b)のWAITモードの“U”の波形がこれを示している。このようにU相にのみ、待機のための所定のデューティ幅、所定の周波数のゲート駆動電圧パルス信号が印加されることにより、ステータ21の各磁極の状態は、図10(a)に示すように、U極がS極になり、それに対向するマイナスU極がN極になり、ロータ22の永久磁石を引っ張り合うようになる。ただし、U相のゲート駆動電圧は、所定のデューティ幅のパルス信号なので、直流電圧を印加する場合(図9(b)の期間D)と比べて非常に弱い電力で回転保持部材12を停止させ続けることが出来る。ロータ22の永久磁石を引っ張り合う力は直流電圧の場合(図9(b)の期間D)と比べて弱いが、回転体や設置車両等に強い振動が加えられない限り、回転保持部材12が回転してしまうことはない。すなわち、「所定のデューティ幅」はこのように回転保持部材12の被検知体23が検知器24の検知位置に、強い振動が加えられない限り、停止し続けるような値に選択すると良い。「所定のデューティ幅」が長くなると、回転保持部材12を停止させる力は強くなるが、駆動モータ13に加えられる電力は増大する。「所定のデューティ幅」が短いと、駆動モータ13に加えられる電力は低減するが、回転保持部材12を停止させる力は弱くなる。
この状態で起動・停止スイッチ26がオンされると、動作モードがOPERATINGモードに切り替わり(ステップS4)、通常回転処理が行われる(ステップS6)。図9(b)〜(d)の期間Bの“U,V,W”の波形がこれらを示している。ステータ21の各磁極の状態は、図10(b)に示すように、各磁界が矢印方向に移動していき、これに応じてロータ22を回転させる。
8 光源
11 固定保持部材
12 回転保持部材
13 駆動モータ
23 被検知体
24 検知器
25 制御処理部 (停止処理部、待機処理部、回転処理部、回転速度計測部)
26 起動・停止スイッチ(停止信号入力部)
Claims (7)
- 被検知体が配置された回転可能な回転保持部材と、
前記被検知体の存在を検知する検知器を備えた主体部と、
前記主体部に支持され、前記回転保持部材を回転させる駆動モータと、
外部からの停止信号を入力するための停止信号入力部と、
前記回転保持部材が回転している状態で前記停止信号入力部によって停止信号が入力された後に、前記被検知体が前記検知器の検知位置に到達したときに、駆動モータの回転を停止させるように制御する停止処理部と、
前記回転保持部材が停止状態のときに、前記被検知体が前記検知器の検知位置から回転して離れないように駆動モータに待機電力を供給する待機処理部とを備えることを特徴とする回転体。 - 前記待機処理部が駆動モータに待機電力を供給しているときに、前記回転保持部材の前記被検知体が前記検知器の検知位置から回転して離れたときに、前記被検知体が前記検知器の検知位置に到達するまで駆動モータの回転を回転させるように制御する回転処理部をさらに備える、請求項1に記載の回転体。
- 前記回転保持部材の回転速度を計測する回転速度計測部をさらに備え、
前記回転処理部は、
前記回転保持部材が回転している状態で前記停止信号入力部によって停止信号が入力された時点で、前記回転速度が閾値以下で、かつ前記被検知体が前記検知器の検知位置に到達していないときに、前記被検知体が前記検知器の検知位置に到達するまで駆動モータを回転させるように制御する、請求項2に記載の回転体。 - 前記回転保持部材の回転速度を計測する回転速度計測部をさらに備え、
前記回転処理部は、
前記回転保持部材が回転している状態で前記停止信号入力部によって停止信号が入力された時点で、前記回転速度が閾値を超えているとき、閾値以下になるまで駆動モータを回転させるように制御する、請求項3に記載の回転体。 - 前記駆動モータは直流ブラシレス駆動モータである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転体。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転体を採用した回転灯。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転体を採用した散光式警光灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012062543A JP2013198273A (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 回転体およびそれを用いた回転灯、散光式警光灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012062543A JP2013198273A (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 回転体およびそれを用いた回転灯、散光式警光灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013198273A true JP2013198273A (ja) | 2013-09-30 |
Family
ID=49396591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012062543A Pending JP2013198273A (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 回転体およびそれを用いた回転灯、散光式警光灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013198273A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6435152U (ja) * | 1987-08-28 | 1989-03-03 | ||
JPH04331498A (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ステッピングモータ駆動装置 |
JPH089680A (ja) * | 1994-04-20 | 1996-01-12 | Kokusan Denki Co Ltd | 直流ブラシレスモータ及びその停止方法 |
JP2001356820A (ja) * | 2000-06-16 | 2001-12-26 | Takaoki Takishita | モーターの停止位置制御装置および成形装置碓 |
JP2006288109A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Ckd Corp | サーボモータ制御装置 |
JP2010028949A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Oriental Motor Co Ltd | ステッピングモータ駆動制御装置 |
-
2012
- 2012-03-19 JP JP2012062543A patent/JP2013198273A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6435152U (ja) * | 1987-08-28 | 1989-03-03 | ||
JPH04331498A (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ステッピングモータ駆動装置 |
JPH089680A (ja) * | 1994-04-20 | 1996-01-12 | Kokusan Denki Co Ltd | 直流ブラシレスモータ及びその停止方法 |
JP2001356820A (ja) * | 2000-06-16 | 2001-12-26 | Takaoki Takishita | モーターの停止位置制御装置および成形装置碓 |
JP2006288109A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Ckd Corp | サーボモータ制御装置 |
JP2010028949A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Oriental Motor Co Ltd | ステッピングモータ駆動制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9281729B2 (en) | Motor unit | |
US8278853B2 (en) | Brushless motor control apparatus, brushless motor and control method of brushless motor | |
JP6565783B2 (ja) | シフトレンジ制御装置 | |
JP2009147778A (ja) | パルス信号発生装置、回転機、制御装置およびパワーウィンド制御装置 | |
JP5831766B2 (ja) | 制御装置、および、これを用いたシフトバイワイヤシステム | |
EP2797210A1 (en) | Motor, motor system, and motor encoder | |
WO2016056471A1 (ja) | チューブラモータ、ブラシレスモータの制御方法、ブレーキ付きモータ | |
US10177638B2 (en) | Rotor position encoder for an electronically commutated electric machine having a reference encoder | |
JP6057036B2 (ja) | モータ及びモータ用エンコーダ | |
KR20150039312A (ko) | 모터 | |
JP2017204933A (ja) | モータ制御装置 | |
JP5610419B2 (ja) | モータ駆動回路及びそれを備えたモータ | |
JP6204210B2 (ja) | モータユニット、減速機構付モータ、およびスライドドア自動開閉装置 | |
JP2005219710A (ja) | サンルーフ駆動装置 | |
JP6474706B2 (ja) | シフト装置及びシフト装置の異常検知方法 | |
JP2013198273A (ja) | 回転体およびそれを用いた回転灯、散光式警光灯 | |
KR102368821B1 (ko) | 전원 모드에 따른 위치 검출 장치 및 이를 이용한 모터 장치 | |
JP2012120423A (ja) | 電動機 | |
KR20120102235A (ko) | 스텝 액츄에이터 | |
JPH10249760A (ja) | 産業用ロボット | |
JP2005229698A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2009273292A (ja) | ブラシレスモータ | |
CN208986778U (zh) | 解角器固定机构及其马达 | |
JP2001327140A (ja) | マイクロサーボモータユニット | |
JP2010146518A (ja) | 無人搬送車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150730 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160331 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161006 |