JP2013198015A - 撮像装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より広い距離の範囲にわたって高精細な再構成画像を得ること。
【解決手段】撮像装置1は、撮像素子33と、被写体からの光を撮像素子33の方向に集光するメインレンズ31と、撮像素子33とメインレンズ31との間に配置され、メインレンズ31を透過した光を撮像素子33に結像させる、焦点距離の異なる複数種類のマイクロレンズから構成されるマイクロレンズアレイ32と、撮像された被写体の距離の指定を受け付けたことに応じて、当該距離に基づいて、撮像素子33において複数のマイクロレンズによって結像された画像ごとの重み付けを行い、一の撮像画像を構成させるCPU11と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年、入射光線の方向分布(direction distribution)についての情報を取り込む撮像装置であるプレノプティックカメラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このプレノプティックカメラは、従来の撮像レンズであるメインレンズと撮像素子との間に、複数の極小レンズ(以下、「マイクロレンズ」と呼ぶ)を格子状に配置することで構成されたマイクロレンズアレイが配置されている。
マイクロレンズアレイを構成する個々のマイクロレンズは、メインレンズによって集光された光を、その到達した角度に応じて、撮像素子内の複数の画素に集光する。プレノプティックカメラは、個々のマイクロレンズによって撮像素子内の個々の画素に集光された像(以下、「サブイメージ」と呼ぶ)を合成することにより、撮像画像(以下、「ライトフィールド画像」と呼ぶ)を生成する。
ライトフィールド画像は、このように従来のメインレンズのみならず、マイクロレンズアレイを介して入射された光により生成される。すなわち、ライトフィールド画像は、従来の撮像画像にも含まれていた2次元の空間情報の他に、従来の撮像画像には含まれていなかった情報として、撮像素子からみて何れの方向から到達した光線なのかを示す2次元の方向情報を有している。
プレノプティックカメラは、このような2次元の方向情報を利用して、ライトフィールド画像の撮像後に、当該ライトフィールド画像のデータを用いて、撮像時に任意の距離だけ前方に離間していた面の像を再構成することができる。すなわち、プレノプティックカメラは、所定距離で焦点をあわせずにライトフィールド画像を撮像した場合であっても、その撮像後に、当該ライトフィールド画像のデータを用いることで、当該所定距離で合焦して撮像したような画像(以下、「再構成画像」と呼ぶ)のデータを自在に作り出すことができる。
具体的には、プレノプティックカメラは、任意の距離にある面の1点を注目点に設定し、当該注目点からの光がメインレンズ及びマイクロレンズアレイを介して撮像素子内の何れの画素に分配されるのかを算出する。
ここで、例えば、撮像素子の各画素が、ライトフィールド画像を構成する各画素に対応しているとすると、プレノプティックカメラは、ライトフィールド画像を構成する各画素のうち、当該注目点からの光が分配される1以上の画素の画素値の加算平均を算出する。この算出された値が、再構成画像における、注目点に対応する画素の画素値となる。このようにして、再構成画像の注目点に対応する画素が再構成される。
プレノプティックカメラは、任意の距離にある面の各点に対応する各画素(再構成画像を構成する各画素)のそれぞれを注目点に順次設定し、上述の一連の処理を繰り返すことで、再構成画像のデータ(再構成画像の各画素の画素値の集合体)を生成する。
特表2009−532993号公報
ところで、従来のプレノプティックカメラでは、図14に示すように、1種類のマイクロレンズでマイクロレンズアレイを構成しており、この1種類のマイクロレンズによって全焦点範囲に対応することとしている。このため、被写体との距離及びマイクロレンズの焦点距離の値によっては、このマイクロレンズのボケ(マイクロレンズブラー)が大きくなってしまい、撮像されたライトフィールド画像から高精細な再構成画像を生成する際の妨げとなる。
また、プレノプティックカメラを薄型化する場合には、メインレンズとマイクロレンズアレイとの距離を近づける必要がある。しかしながら、メインレンズとマイクロレンズアレイとの距離を近づけた場合、メインレンズと、被写体との距離の変化に対するマイクロレンズブラーの大きさの変化が大きくなってしまう。例えば、メインレンズと被写体との距離が無限遠の場合には、マイクロレンズブラーが十分に小さいものの、当該距離が無限遠から近づくに従ってマイクロレンズブラーが大きくなってしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より広い距離の範囲にわたって高精細な再構成画像を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の撮像装置は、撮像素子と、被写体からの光を前記撮像素子の方向に集光するメインレンズと、前記撮像素子と前記メインレンズとの間に配置され、前記メインレンズを透過した光を前記撮像素子に結像させる、焦点距離の異なる複数種類のマイクロレンズから構成されるマイクロレンズアレイと、撮像された被写体の距離の指定を受け付けたことに応じて、当該距離に基づいて、前記撮像素子において前記複数のマイクロレンズによって結像された画像ごとの重み付けを行い、一の撮像画像を構成させる画像処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、より広い距離の範囲にわたって高精細な再構成画像を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 上記撮像装置を構成する撮像部における光学系の構成例を示す模式図である。 上記撮像装置を構成するマイクロレンズアレイの正面図である。 上記撮像装置を構成するマイクロレンズアレイを用いた場合のサブイメージの例を示す図である。 上記撮像装置において、注目点からの光が撮像素子内の画素に分配される様子を説明する図である。 上記撮像装置を構成するメインレンズと再構成面との距離がDaの場合の処理を説明する図である。 上記撮像装置を構成するメインレンズと再構成面との距離がDevである場合の処理を説明する図である。 上記撮像装置を構成するメインレンズと再構成面との距離がDbである場合の処理を説明する図である。 上記撮像装置を構成するメインレンズと再構成面との距離と、重み付け値との関係の一例を示すグラフである。 上記撮像装置を構成するメインレンズと再構成面との距離と、重み付け値との関係の他の一例を示すグラフである。 上記撮像装置における再構成処理の流れを示すフローチャートである。 上記撮像装置におけるマイクロレンズアレイを4種類のマイクロレンズにより構成した場合のマイクロレンズの配置例である。 上記撮像装置におけるマイクロレンズアレイを3種類のマイクロレンズにより構成した場合の各マイクロレンズに対応する重み付け値の関係を示すグラフである。 従来のプレノプティックカメラを構成する撮像部における光学系の構成例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、撮像部16と、入力部17と、出力部18と、記憶部19と、通信部20と、ドライブ21と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部19からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上で必要なデータ等が適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。また、このバス14には入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、撮像部16、入力部17、出力部18、記憶部19、通信部20及びドライブ21が接続されている。
撮像部16は、メインレンズ31と、マイクロレンズアレイ32と、撮像素子33と、を備えている。撮像部16の詳細については、図2を参照して詳述する。
入力部17は、図示せぬシャッタ釦や、メインレンズ31と後述の再構成面との距離を決定するための操作釦等の各種釦により構成され、ユーザの指示操作に応じた各種情報を入力する。
出力部18は、モニタやスピーカ等により構成され、各種画像や各種音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、後述するライトフィールド画像や再構成画像等、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ21には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア22が適宜装着される。ドライブ21によってリムーバブルメディア22から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部19にインストールされる。また、リムーバブルメディア22は、記憶部19に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部19と同様に記憶することができる。
以下、撮像部16を構成するメインレンズ31、マイクロレンズアレイ32、及び撮像素子33についてより詳細に説明する。
図2は、撮像部16における光学系の構成例を示す模式図である。
図2に示されるように、撮像部16を構成する各要素として、被写体に近い順に、メインレンズ31、マイクロレンズアレイ32及び撮像素子33が配置されている。
メインレンズ31は、被写体からの光を撮像素子33の方向に集光する。
マイクロレンズアレイ32は、上述したように、メインレンズ31と撮像素子33との間に配置され、メインレンズ31を透過した光を撮像素子33に結像させる。
図3は、マイクロレンズアレイ32の正面図である。
図3に示されているように、マイクロレンズアレイ32は、2種類のマイクロレンズ32A、32Bとから構成されている。これらマイクロレンズ32A、32Bは、それぞれ焦点距離が異なる微小レンズであり、交互に配置されている。なお、図2及び図3では、一列に7個のマイクロレンズが配置されているが、説明の便宜のために簡略化した構成を示しており、実際には、より多くのマイクロレンズを配置することができる。
マイクロレンズアレイ32を構成する複数のマイクロレンズ32A、32Bは、メインレンズ31を介して入射されてくる光を集光し、撮像素子33の上にサブイメージを結像させる。これにより、撮像素子33では、これらの複数のサブイメージの集合体であるライトフィールド画像が生成される。
撮像素子33は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。撮像素子33には、メインレンズ31からマイクロレンズアレイ32を介して被写体像が入射される。撮像素子33は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号として図示せぬAFE(Analog Front End)に順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を施す。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、ライトフィールド画像のデータとしてAFEからCPU11(図1)等に適宜提供される。
また、図2には、メインレンズ31の中心との距離がDaの位置に設けられた光源Laからメインレンズ31方向に光を照射した場合の光線の様子(図2に示される実線)と、メインレンズ31の中心との距離がDbの位置に設けられた光源Lbからメインレンズ31方向に光を照射した場合の光線の様子(図2に示される破線)とが示されている。
図2に示されるように、光源Laから光を照射した場合、マイクロレンズ32Aによって集光された光が、撮像素子33の面で結像する。他方、マイクロレンズ32Bによって集光された光は、撮像素子33の面よりも後方の面S2で結像する。このため、マイクロレンズ32Bにより撮像素子33に結像されるサブイメージでは、ボケ(マイクロレンズブラー)が発生した状態となる。
また、光源Lbから光を照射した場合、マイクロレンズ32Bによって集光された光が撮像素子33の面で結像する。他方、マイクロレンズ32Aによって集光された光は、撮像素子33の面よりも前方の面S1で結像する。このため、マイクロレンズ32Aにより撮像素子33に結像されるサブイメージでは、マイクロレンズブラーが発生した状態となる。
図4は、マイクロレンズアレイ32を用いた場合のサブイメージの例を示す図である。図4には、メインレンズ31に近い順に、透明な平面板P1、P2及びP3が配置されている場合のサブイメージI1、I2、I3及びI4が示されている。
ここで、平面板P1、P2及びP3には、それぞれ、同じ色(例えば、黒色)で、文字「A」、「B」及び「C」が表示されているものとする。
サブイメージI1及びI3は、マイクロレンズ32Bによって結像されたイメージである。マイクロレンズ32Bは、マイクロレンズ32Aに比べて焦点距離が長いため、ここでは、メインレンズ31から最も距離が遠い平面板P3に表示されている文字「C」にピントが合う。この結果として、サブイメージI1及びI3では、文字「C」が他の文字に比べて鮮明に表示される。
他方、サブイメージI2及びI4は、マイクロレンズ32Aによって結像されたイメージである。マイクロレンズ32Aは、マイクロレンズ32Bに比べて焦点距離が短いため、ここでは、メインレンズ31から最も距離が近い平面板P1に表示されている文字「A」にピントが合う。この結果として、サブイメージI2及びI4では、文字「A」が他の文字に比べて鮮明に表示される。
また、サブイメージI1〜I4では、それぞれの文字が異なる位置に表示されている。これは、各マイクロレンズが、異なる位置に配置され、対象物(ここでは、文字「A」、「B」、「C」)に対する視差が生じるためである。
ここで、撮像装置1が、ライトフィールド画像のデータから、再構成画像のデータを生成する場合を考える。この場合、撮像装置1のCPU11は、画像構成部として機能する。以下、CPU11による再構成画像のデータを生成する処理を、再構成処理と呼ぶ。
具体的には、撮像装置1のCPU11は、入力部17において、メインレンズ31と再構成対象の面(以下、再構成面と呼ぶ。)との距離を指定する操作を受け付けたことに応じて、当該再構成面の1つの画素を注目点に設定する。そして、CPU11は、当該注目点からの光がメインレンズ31及びマイクロレンズアレイ32を介して撮像素子33内の何れの画素に分配されるのかを算出する。
図5は、注目点からの光が撮像素子33内の画素に分配される様子を説明する図である。
図5において、レンズの中心位置から光軸方向に延びた直線Lと、再構成面Srとが交差する点を中心位置とし、この中心位置から距離xだけ上方に離れた位置にある点を注目点Pとする。以下、この注目点Pからマイクロレンズ32Bを構成する一のマイクロレンズ32Bsに入射した光が撮像素子33内の画素に分配される様子について説明する。
図5における各距離を以下のように定義する。
a1:メインレンズ31と再構成面Srとの距離
b1:メインレンズ31と、メインレンズ31の結像面Siとの距離
c1:メインレンズ31と、マイクロレンズアレイ32との距離
a2:メインレンズ31の結像面Siと、マイクロレンズアレイ32との距離
c2:マイクロレンズアレイ32と、撮像素子33との距離
d:直線Lと、マイクロレンズ32Bsの中心位置との距離
x’:メインレンズ31の焦点と、直線Lとの距離
x’’:撮像素子33上において分配された光が到達する位置と、直線Lとの距離
なお、メインレンズ31の焦点距離をfMLとする。また、図5において下線を引いた要素である距離x、a1、c1、c2、dは、予め定められている。なお、上記した各距離は、最短距離を示すものとする。
この場合、予め定められていない距離であるb1、a2、x’、及びx’’は、レンズの公式を用いて、以下の(1)〜(4)式で示される。
Figure 2013198015
Figure 2013198015
Figure 2013198015
Figure 2013198015
上記(4)式により、注目点Pからマイクロレンズ32Bsに入射した光は、撮像素子33内の距離x’’に対応する画素に分配される。
そして、CPU11は、注目点Pに対して、各マイクロレンズによって分配される画素の位置を算出し、これらの位置の画素値の加算平均を算出することにより、注目点Pの画素値を決定する。
撮像装置1のCPU11は、再構成画像の各画素を注目点に設定して、上記の演算を実行することにより、再構成画像のデータを生成する。ここで、CPU11は、注目点Pからの光が分配された画素値の加算平均を算出する場合に、入力部17により指定された距離(再構成面Srからメインレンズ31までの距離)に基づいて、撮像素子33において複数のマイクロレンズ32A、32Bによって結像された画像ごとの重み付けを行い、一の撮像画像を構成する。
以下に、図6〜図8を参照しながら、複数のマイクロレンズ32A、32Bによって結像された画像ごとの重み付けを行う処理についてより詳細に説明する。
図6は、メインレンズ31と再構成面Srとの距離がDaの場合の処理を説明する図である。図7は、メインレンズ31と再構成面Srとの距離がDevである場合の処理を説明する図である。図8は、メインレンズ31と再構成面Srとの距離がDbである場合の処理を説明する図である。ここで、Devは、Daよりも大きく、Dbよりも小さい値であるものとする。また、図6〜図8では、レンズの中心位置から光軸方向に延びた直線と、再構成面Srとが交差する位置を注目点Pとして説明を行う。
図6において、注目点Pから照射される光は、メインレンズ31において屈折し、マイクロレンズアレイ32に入射する。この場合、マイクロレンズアレイ32において、この光が入射する領域は、図6のマイクロレンズアレイ32の正面図に示される領域Aaとなる。この領域Aaに対応するマイクロレンズによって結像されたサブイメージに含まれる画素が、加算平均を行う対象の画素となる。そこで、CPU11は、この領域Aaに対応するマイクロレンズによって結像されたサブイメージに含まれる画素の値(画素値)に重み付け値を乗算して重み付けを行い、重み付けされた画素値の加算平均を算出する。
具体的には、CPU11は、メインレンズ31と再構成面Srとの距離がDaの場合、領域Aaに対応するマイクロレンズ32Aによって結像されるサブイメージの領域に対応する画素の重み付け値を1.0とする。また、CPU11は、メインレンズ31と再構成面Srとの距離がDaの場合、領域Aaに対応するマイクロレンズ32Bによって結像されるサブイメージの領域に対応する画素の重み付け値を0とする。
距離がDaの場合、焦点距離の短いマイクロレンズ32Aによって集光された光は、図6に示されるように、撮像素子33の面で結像する。他方、焦点距離の長いマイクロレンズ32Bによって集光された光は、撮像素子33よりも後方の面S3で結像するため、撮像素子33に結像されるサブイメージではマイクロレンズブラーが発生する。この場合において、撮像装置1は、マイクロレンズブラーが発生する光に対応する画素の重み付け値を、撮像素子33の面で結像する光に対応する画素の重み付け値に比べて低くして再構成画像を生成するので、再構成画像を高精細なものとすることができる。
図7において、注目点Pから照射される光は、メインレンズ31において屈折し、マイクロレンズアレイ32に入射する。この場合、マイクロレンズアレイ32において、この領域Aevは、図6に示される領域Aaより広い領域となる。CPU11は、この領域Aevに対応するマイクロレンズによって結像されたサブイメージの領域に含まれる画素の画素値に重み付け値を乗算して重み付けを行い、重み付けされた画素値の加算平均を算出する。
具体的には、CPU11は、メインレンズ31と再構成面Srとの距離がDevの場合、領域Aevに対応するマイクロレンズ32A、32Bによって結像されるサブイメージに含まれる画素の重み付け値を0.5とする。
各マイクロレンズ32Aによって集光された光は撮像素子33よりも前方の面S4で結像し、各マイクロレンズ32Bによって集光された光は撮像素子33よりも後方の面S5で結像する。この場合において、撮像装置1は、それぞれの各マイクロレンズ32A、32Bに対応する画素の重み付け値をそれぞれ半分にして加算平均することにより、再構成画像を高精細なものとすることができる。
図8において、注目点Pから照射される光は、メインレンズ31において屈折し、マイクロレンズアレイ32に入射する。この場合、マイクロレンズアレイ32において、この光が入射する領域は、図8のマイクロレンズアレイ32の正面図に示される領域Abとなる。この領域Abは、図7に示される領域Aevより広い領域となる。CPU11は、この領域Abに対応するマイクロレンズによって結像されたサブイメージの領域に含まれる画素の画素値に重み付け値を乗算して重み付けを行い、重み付けされた画素値の加算平均を算出する。
具体的には、CPU11は、メインレンズ31と再構成面Srとの距離がDbの場合、領域Abに対応するマイクロレンズ32Aによって結像されるサブイメージの領域に含まれる画素の重み付け値を0とする。また、CPU11は、メインレンズ31と再構成面Srとの距離がDbの場合、領域Abに対応するマイクロレンズ32Bによって結像されるサブイメージの領域に含まれる画素の重み付け値を1.0とする。
距離がDbの場合、焦点距離の短いマイクロレンズ32Aによって集光された光は、図8に示されるように、撮像素子33よりも前方の面S6で結像するため、撮像素子33に結像されるサブイメージではマイクロレンズブラーが発生する。他方、焦点距離の長いマイクロレンズ32Bによって集光された光は、撮像素子33の面で結像する。この場合において、撮像装置1は、マイクロレンズブラーが発生する光に対応する画素の重み付け値を、撮像素子33の面で結像する光に対応する画素の重み付け値に比べて低くして再構成画像を生成するので、再構成画像を高精細なものとすることができる。
図9は、マイクロレンズ32A、32Bの重み付け値の関係を示すグラフである。
図9では、横軸がメインレンズ31と再構成面Srとの距離であり、縦軸が、マイクロレンズにより結像された像に対応する位置における画素の重み付け値である。また、図9では、マイクロレンズ32Aに対応する画素の重み付け値Vaを破線、マイクロレンズ32Bに対応する画素の重み付け値Vbを実線で示している。
図9から示されるように、距離がDaの場合、Vaは1であり、Vbは0である。また、距離がDbの場合、Vaは0であり、Vbは1である。よって、DaとDbとの間の任意の距離をDxとすると、Va及びVbは、それぞれ、以下の(5)、(6)式で表される。
Figure 2013198015
Figure 2013198015
すなわち、撮像装置1は、入力部17により距離Dxを受け付けると、(5)、(6)式に基づいて、Va及びVbを決定する。
なお、撮像装置1は、図9に示される重み付け値の関係から、マイクロレンズ32Aに対応する画素の重み付け値とマイクロレンズ32Bに対応する画素の重み付け値とを決定するようにしたが、これに限らず、図10に示すように、各画素の重み付け値を変化させるようにしてもよい。すなわち、距離DxがDaからD1の場合、Vaを1、Vbを0とし、距離DxがD2からDbの場合、Vaを0、Vbを1とする。また、距離DxがD1からD2の場合、(7)、(8)式に基づいてVa及びVbを算出する。
Figure 2013198015
Figure 2013198015
このようにすることで、2種類のマイクロレンズ32A、32Bに対応する重み付け値が、0となる距離の範囲が増加するので、2種類のマイクロレンズ32A、32Bのそれぞれによって結像された像に対応する画素を用いて演算を行うケースを減少させて、処理負荷を軽減させることができる。
続いて、CPU11による再構成処理の流れについて説明する。図11は、再構成処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS11において、CPU11は、ライトフィールド画像のデータを取得する。
ステップS12において、入力部17により、メインレンズ31と再構成面との距離を指定する操作を受け付け、メインレンズ31から、指定された距離前方の位置にある面を再構成面として設定する。
ステップS13において、CPU11は、再構成面を構成する一の画素を、注目点Pに設定する。なお、CPU11は、再構成面を構成する一の画素を、注目点Pに設定する場合、未だ注目点Pに設定されていない画素を注目点Pに設定するものとする。
ステップS14において、CPU11は、一のマイクロレンズから光が分配される画素を算出する。すなわち、CPU11は、マイクロレンズアレイ32を構成するマイクロレンズから一のマイクロレンズを選択し、ステップS13において設定された注目点Pから選択されたマイクロレンズに入射した光が、撮像素子33に分配される位置を算出する。そして、CPU11は、算出された位置に存在する画素を、分配される画素として決定する。なお、CPU11は、一のマイクロレンズを選択する場合、未だ選択されていないマイクロレンズを選択するものとする。
ステップS15において、CPU11は、ステップS12で指定された距離に基づいて選択された画素の重み付け値を決定する。
ステップS16において、CPU11は、分配される画素が全て特定したか否か、すなわち、全てのマイクロレンズについて、分配される画素の位置を算出する処理が行われたか否かを判定する。CPU11は、この判定がYESの場合、ステップS17に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS14に処理を移す。
ステップS17において、CPU11は、注目点Pからの光が分配される画素の画素値について、ステップS15において決定された重み付け値を乗算し、その後、重み付けされた画素値の加算平均を算出する。
ステップS18において、CPU11は、再構成面を構成する画素が全てが注目点に設定されたか否かを判定する。CPU11は、この判定がYESの場合、ステップS19に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS13に処理を移す。
ステップS19において、CPU11は、再構成画像を表示出力する。
以上、本実施形態の撮像装置1の構成及び処理について説明した。
本実施形態においては、撮像装置1は、撮像素子33と、被写体からの光を撮像素子33の方向に集光するメインレンズ31と、撮像素子33とメインレンズ31との間に配置され、メインレンズ31を透過した光を撮像素子33に結像させる、焦点距離の異なる複数種類のマイクロレンズ32A、32Bから構成されるマイクロレンズアレイ32と、撮像された被写体の距離の指定を受け付けたことに応じて、当該距離に基づいて、撮像素子33において複数のマイクロレンズ32A、32Bによって結像された画像ごとの重み付けを行い、一の撮像画像を構成させるCPU11と、を備える。
例えば、撮像装置1は、マイクロレンズ32A、32Bのうち、撮像素子との焦点距離が合わないことによりマイクロレンズブラーが大きくなる像に対応する画像の画素値について、再構成画像への影響度合いを抑制することにより、高精細な再構成画像を生成することができる。また、撮像装置1を薄型化するために、メインレンズ31とマイクロレンズアレイ32との距離を近づけた場合であっても、このマイクロレンズアレイ32を構成するマイクロレンズを焦点距離が相対的に短いマイクロレンズと、焦点距離の相対的に長いマイクロレンズとによって構成し、距離に応じて、それぞれのマイクロレンズにより結像された画像の重み付けを行うことによって、被写体との距離の変化に関わらずマイクロレンズブラーを抑制することができる。よって、撮像装置1は、従来のプレノプレティックカメラに比べて、より広い距離の範囲にわたって高精細な再構成画像を得ることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態では、2種類のマイクロレンズ32A、32Bによりマイクロレンズアレイ32を構成することとしたが、特にこれに限定されない。例えば、マイクロレンズアレイ32を構成するマイクロレンズの種類を3種類以上とするようにしてもよい。図12は、4種類のマイクロレンズによりマイクロレンズアレイを構成した場合の、マイクロレンズの配置例である。
また、マイクロレンズアレイ32を構成するマイクロレンズの種類を3種類以上にした場合、各マイクロレンズの重み付け値を適宜変更するようにしてもよい。図13は、3種類のマイクロレンズによりマイクロレンズアレイを構成した場合の、マイクロレンズに対応する重み付け値の関係を示す例である。
例えば、上述の実施形態では、再構成画像のデータを生成する際に用いられるライトフィールド画像のデータは、撮像装置1自身により撮像されたものが採用されたが、特にこれに限定されない。
すなわち、撮像装置1は、別の撮像装置1又は従来の別のプレノプティックカメラにより撮像されたライトフィールド画像のデータを用いて、再構成画像のデータを生成するようにしてもよい。
換言すると、本発明は、撮像機能を有する撮像装置1のみならず、撮像機能を有しなくとも、一般的な画像処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。例えば、本発明は、パーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図1の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。すなわち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図1の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア22により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア22は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
撮像素子と、
被写体からの光を前記撮像素子の方向に集光するメインレンズと、
前記撮像素子と前記メインレンズとの間に配置され、前記メインレンズを透過した光を前記撮像素子に結像させる、焦点距離の異なる複数種類のマイクロレンズから構成されるマイクロレンズアレイと、
撮像された被写体の距離の指定を受け付けたことに応じて、当該距離に基づいて、前記撮像素子において前記複数のマイクロレンズによって結像された画像ごとの重み付けを行い、一の撮像画像を構成させる画像処理部と、を備えることを特徴とする撮像装置。
[付記2]
撮像素子と、被写体からの光を前記撮像素子の方向に集光するメインレンズと、前記撮像素子と前記メインレンズとの間に配置され、前記メインレンズを透過した光を前記撮像素子に結像させる、焦点距離の異なる複数種類のマイクロレンズから構成されるマイクロレンズアレイと、を備えた撮像装置が実行する画像処理方法であって、
撮像された被写体の距離の指定を受け付けたことに応じて、当該距離に基づいて、前記撮像素子において前記複数のマイクロレンズによって結像された画像ごとの重み付けを行い、一の撮像画像を構成させるステップを含むことを特徴とする画像処理方法。
[付記3]
撮像素子と、被写体からの光を前記撮像素子の方向に集光するメインレンズと、前記撮像素子と前記メインレンズとの間に配置され、前記メインレンズを透過した光を前記撮像素子に結像させる、焦点距離の異なる複数種類のマイクロレンズから構成されるマイクロレンズアレイと、を備えた撮像装置に実行させるプログラムであって、
撮像された被写体の距離の指定を受け付けたことに応じて、当該距離に基づいて、前記撮像素子において前記複数のマイクロレンズによって結像された画像ごとの重み付けを行い、一の撮像画像を構成させるステップを前記撮像装置に実行させることを特徴とするプログラム。
1・・・撮像装置、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・撮像部、17・・・入力部、18・・・出力部、19・・・記憶部、20・・・通信部、21・・・ドライブ、22・・・リムーバブルメディア、31・・・メインレンズ、32・・・マイクロレンズアレイ、32A,32B・・・マイクロレンズ、33・・・撮像素子

Claims (3)

  1. 撮像素子と、
    被写体からの光を前記撮像素子の方向に集光するメインレンズと、
    前記撮像素子と前記メインレンズとの間に配置され、前記メインレンズを透過した光を前記撮像素子に結像させる、焦点距離の異なる複数種類のマイクロレンズから構成されるマイクロレンズアレイと、
    撮像された被写体の距離の指定を受け付けたことに応じて、当該距離に基づいて、前記撮像素子において前記複数のマイクロレンズによって結像された画像ごとの重み付けを行い、一の撮像画像を構成させる画像処理部と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像素子と、被写体からの光を前記撮像素子の方向に集光するメインレンズと、前記撮像素子と前記メインレンズとの間に配置され、前記メインレンズを透過した光を前記撮像素子に結像させる、焦点距離の異なる複数種類のマイクロレンズから構成されるマイクロレンズアレイと、を備えた撮像装置が実行する画像処理方法であって、
    撮像された被写体の距離の指定を受け付けたことに応じて、当該距離に基づいて、前記撮像素子において前記複数のマイクロレンズによって結像された画像ごとの重み付けを行い、一の撮像画像を構成させるステップを含むことを特徴とする画像処理方法。
  3. 撮像素子と、被写体からの光を前記撮像素子の方向に集光するメインレンズと、前記撮像素子と前記メインレンズとの間に配置され、前記メインレンズを透過した光を前記撮像素子に結像させる、焦点距離の異なる複数種類のマイクロレンズから構成されるマイクロレンズアレイと、を備えた撮像装置に実行させるプログラムであって、
    撮像された被写体の距離の指定を受け付けたことに応じて、当該距離に基づいて、前記撮像素子において前記複数のマイクロレンズによって結像された画像ごとの重み付けを行い、一の撮像画像を構成させるステップを前記撮像装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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