JP2013196739A - Rom装置及びその故障検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビット干渉のテスト時間を短縮可能な技術を提供する。
【解決手段】ROM装置は、テスト対象アドレスの非反転アドレスを出力するアドレス制御部2110と、複数のROMセルを備え、非反転アドレスのROMセルのデータを出力するメモリ部2130と、当該データを反転した反転データを出力するデータ選択部900と、反転データを記憶する出力記憶部1000とを具備する。アドレス制御部2110は反転アドレスを出力し、メモリ部2130は反転アドレスのROMセルのデータを出力し、データ選択部900は当該データを出力しない。アドレス制御部2110は非反転アドレスを出力し、メモリ部2130は非反転アドレスのROMセルのデータを出力し、データ選択部900は当該データを非反転データとして出力し、出力記憶部1000は非反転データを記憶する。非反転データはアドレスの期待値と比較される。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置に関し、例えばROM装置又はROM装置を内蔵した半導体装置に好適に利用できるものである。
半導体装置では、故障検査が行われている。近年、ROM(Read Only Memory)を含む半導体装置では、ROMの容量の増加や高密度化に伴い、隣接するビット線の配線間容量の影響が顕著になってきている。そのため、故障検査として、ROMにおいてビット干渉のテストが行われるようになってきている。ビット干渉とは、隣接する配線(例示:ビット線)の配線間容量の影響による遅延故障を指す。配線間容量の影響による遅延故障をテストするには、以下の工程が必要である。まず、アドレス側のテストとして、アドレスを全ビット反転させた状態から、テスト対象アドレスにアクセスし、ROMからの出力データが遅延なく正常に読み出せるか否かを確認する工程が必要である。同様に、データ側のテストとして、テスト対象アドレスに格納されているデータのビット反転したデータを出力した状態から、テスト対象アドレスにアクセスし、ROMからの出力データが遅延なく正常に読み出せるか否かを確認する工程が必要である。しかし、このアドレスおよびデータのビット干渉をテストする場合、工程が増えるためテスト時間が増加する。そのため、出荷検査時のテスト時間の削減要求が高まっている。
半導体装置の故障検査の従来技術としては、例えば、特開昭63−161600号公報に、論理LSI用組み込みテスト回路が開示されている。この論理LSI用組み込みテスト回路は、第1の手段と、第2の手段と、第3の手段とを備えている。第1の手段は、RAM及びROMを内蔵する論理LSIにおいて、ROMの各アドレスの内容を順次読み出す。第2の手段は、上記ROMのアクセスしたアドレスと同一のRAMのアドレスに上記の読み出した内容を順次書き込む。第3の手段は、上記の書き込んだRAMの内容を順次読み出し、その値と上記のROMから読み出した同一アドレスの内容とが一致するか否かによってRAMの良否を判定する。
特開昭63−161600号公報
一般的なROMのアドレス側のビット干渉及びデータ側のビット干渉のテストを行う場合、以下の動作が必要になる。まず、1回目に、アドレス側のテストとして、検査したいアドレスの反転アドレスにアクセスして、そのアドレスからの出力データが遅延なく正常に読み出せるか否かを検査する。次に、2回目に、アドレス側のテストとして、検査したいアドレスにアクセスして、そのアドレスからの出力データが遅延なく正常に読み出せるか否かを検査する。続いて、3回目に、データ側のテストとして、検査したいアドレスに格納されているデータをビット反転したデータが格納されているアドレスにアクセスして、そのアドレスからの出力データが遅延なく正常に読み出せるか否かを検査する。その後、4回目に、データ側のテストとして、検査したいデータが格納されているアドレスにアクセスして、そのアドレスからの出力データが遅延なく正常に読み出せるか否かを検査する。
上記テストのうちの前の2回は、一つのアドレスのアドレス用配線(例示:アドレスバス)のビット干渉の確認のためである。反転したアドレスにアクセスして検査した後に、非反転のアドレスにアクセスして検査することにより、アドレス用配線の配線間容量の充放電が最も大きくなるようにしている。すなわち、アドレス用配線に最も過酷な充放電の条件を与えた場合に遅延故障が発生するか否かを検査している。それによりアドレス用配線におけるビット干渉の確認を的確に行うことができる。同様に、上記テストのうちの後の2回は、一つのデータ用配線(例示:データバス)のビット干渉の確認のためである。ビット反転したデータが格納されているアドレスにアクセスして検査した後、ビット反転していないデータが格納されているアドレスにアクセスして検査することにより、データ用配線の配線間容量の充放電が最も大きくなるようにしている。すなわち、データ用配線に最も過酷な充放電の条件を与えた場合に遅延故障が発生するか否かを検査している。
以上のようにROMのアドレス側(アドレス用配線)のビット干渉及びデータ側(データ用配線)のビット干渉のテストを行う場合、上記4回のアクセスが必要である。そのため、ビット干渉のテスト時間分だけテスト時間が長くなる。その結果、コストの増加や製造期間の長期化が発生している。ビット干渉のテスト時間を短縮可能な技術が望まれる。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、ROM装置及び故障検出方法は、ROMセルのデータを反転して(データ用配線に)出力し、そのROMセルのアドレスを反転して(アドレス用配線に)出力する。その後に、(そのアドレス用配線に)非反転で出力されたそのROMセルのそのアドレスに基づいて、(そのデータ用配線に)非反転でそのROMセルのそのデータを出力し、その出力されたデータの値を期待値と比較してその適否を確認する。
上記実施の形態により、ビット干渉のテスト時間を短縮することが可能となる
図1は、実施の形態に係る半導体装置の一例を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係るROM装置の一例を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係るROM装置の動作を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態に係るROM装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図5は、実施の形態に係るROM装置の変形例を示すブロック図である。
以下、実施の形態に係る半導体装置について説明する。図1は、実施の形態に係る半導体装置の一例を示すブロック図である。半導体装置2000は、ROM(Read Only Memory)装置2100、RAM(Random Access Memory)装置2200、及び論理回路2300を備えている。
ROM装置2100は、複数のROMセルを備えるメモリであり、ROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)などに例示され、その詳細は後述される。RAM装置2200は、複数のRAMセルを備えるメモリであり、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)、MRAM(Magnetic RAM)、ReRAM(Resistance RAM)などに例示される。論理回路(Logic回路)2300は、ROM装置2100及びRAM装置2200の少なくとも一方を用いて論理演算を行う。本実施の形態のROM装置2100は、このような半導体装置に混載されていても良いし、単独のROM装置であっても良い。
この半導体装置2000においても、後述されるような実施の形態に係るROM装置2100と同様の効果を得ることができる。
次に、実施の形態に係るROM装置について説明する。図2は、実施の形態に係るROM装置の一例を示すブロック図である。ROM装置2100は、アドレス制御部2110と、メモリ部2130と、データ選択部900と、動作制御部2120と、出力ラッチ(出力記憶部)1000と、圧縮回路1100とを具備している。ROM装置2100には、テスト時にテスタ3000が接続される。
アドレス制御部2110は、テスト対象のアドレス(A)を反転しない非反転アドレス(AD)又は反転した反転アドレス(AD)をメモリ部2130へ出力する。メモリ部2130は、複数のROMセル(700)を備え、非反転アドレス(AD)又は反転アドレス(AD)に対応するROMセル(700)のデータ(SD)及びデータの反転値(SDB)をデータ選択部900へ出力する。データ選択部900は、アドレス制御部2110の出力が非反転アドレス(AD)の場合には、メモリ部2130から出力されたデータ(SD)及び反転値(SDB)のうちのいずれか一方を非反転データ(D)とし、他方を反転データ(DB)として出力ラッチ1000へ出力する。一方、データ選択部900は、アドレス制御部2110の出力が反転アドレス(AD)の場合には、メモリ部2130から出力されたデータ(SD)及び反転値(SDB)を入力されるが、それらを出力ラッチ1000へは出力しない。動作制御部2120は、アドレス制御部2110、メモリ部2130及びデータ選択部900の動作を制御する。出力ラッチ(出力記憶部)1000は、非反転データ(D)及び反転データ(DB)を記憶して、非反転データ(D)を出力する。圧縮回路1100は、テスト対象の複数のアドレス(A)について出力ラッチ1000から出力される非反転データ(D)を圧縮して、検査結果の圧縮データとして出力する。それにより、ROM装置2100に接続された外部のテスタ3000は、非反転データ(D)の圧縮データ(AOUT)を、予め準備した正しい圧縮データ(AOUT)の期待値と比較して、ROM装置2100の検査を行う。
次に、ROM装置2100の詳細について説明する。ここで、アドレス制御部2110は、アドレスカウンタ100とアドレス反転制御部300とを備えている。メモリ部2130は、アドレスラッチ400とアドレスデコーダ600とROMアレイ700とセンスアンプ800とを備えている。動作制御部2120は、制御カウンタ200と、制御部500とを備えている。
制御カウンタ200は、クロックCLKに同期して、0〜2までカウントするカウンタである。制御カウンタ200は、そのカウント値を示す制御カウンタ値CCを、CC[1:0]を介して、アドレスカウンタ100、アドレス反転制御部300及び制御部500に出力する。
アドレスカウンタ100は、制御カウンタ値CC=2の時、クロックCLKに同期して、アドレスAをインクリメントする。そして、A[7:0]を介して、そのアドレスAをアドレス反転制御部300に出力する。
アドレス反転制御部300は、制御カウンタ値CCがCC=0又は2の時、アドレスAを選択アドレスADとして、AD[7:0]を介してアドレスラッチ400に出力する。また、制御カウンタ値CCがCC=1の時、アドレスAのビット反転した値を選択アドレスADとして、AD[7:0]を介してアドレスラッチ400に出力する。
制御部500は、クロックCLKをトリガにして、非同期にメモリを制御するアドレスラッチ信号ASをアドレスラッチ400に、ワード制御信号WSをアドレスデコーダ600に、プリチャージ制御信号PGをROMアレイ700とセンスアンプ800に、センスアンプ制御信号SASWをセンスアンプ800にそれぞれ出力する。アドレスラッチ信号AS、ワード制御信号WS、プリチャージ制御信号PG及びセンスアンプ制御信号SASWの動作とタイミングは、一般的なメモリの動作とタイミングと同様のため、その説明は省略する。
制御部500は、更に、クロックCLKをトリガにして、出力反転ラッチ制御信号SW2Cと出力非反転ラッチ制御信号SW2Dをデータ選択部900に出力する。出力反転ラッチ制御信号SW2Cは、制御カウンタ値CC=0のとき、一般的なメモリの出力ラッチのタイミングでHighとなる。また、出力非反転ラッチ制御信号SW2Dは、制御カウンタ値CC=2のとき、一般的なメモリの出力ラッチのタイミングでHighとなる。
アドレスラッチ400は、アドレスラッチ信号ASがHighの時、選択アドレスADを記憶する。そして、そのメモリアドレスADDを、ADD[7:0]を介してアドレスデコーダ600に出力する。
アドレスデコーダ600は、ワード制御信号WSがHighの時、メモリアドレスADD[7:0]の値に対応する示すワード線WD[7:0]をHighにしてROMアレイ700に出力する。
ROMアレイ700は、行列状に並んだ複数のROMセルを備えている。例えば、ROMアレイ700は、X方向に延びる複数のワード線WDと、Y方向に延びる複数のセルデータ線対(CD/CDB)と、複数のワード線WDと複数のセルデータ線対(CD/CDB)の交点の各々に対応する位置に設けられた複数のROMセルとを備えている。ROMアレイ700は、ワード線WD[7:0]に対応するROMセルに記憶されているデータを、セルデータ線CD[7:0]の電位としてセンスアンプ800に出力する。また、ROMアレイ700は、ワード線WD[7:0]に対応するROMセルに記憶されているデータの反転値を、反転セルデータ線CDB[7:0]の電位としてセンスアンプ800に出力する。また、ROMアレイ700は、プリチャージ制御信号PGがLowのとき、セルデータ線CD[7:0]と反転セルデータ線CDB[7:0]をHighにする。
なお、この図の例では、一本のワード線WD上に並んだ8ビット(ワード線方向に並んだ8個のROMセル)のデータを、1ビットにつき1組のセルデータ線対(CD/CDB)で読み出す例を示している。ただし、分かり易さのために、セルデータ線CD及び反転セルデータ線CDBは、それぞれまとめてセルデータ線CD[7:0]及び反転セルデータ線CDB[7:0]として記載されている。センスアンプデータ線SD[7:0]及び反転センスアンプデータ線SDB[7:0]、データ線D[7:0]及び反転データ線DB[7:0]についても同様である。
センスアンプ800は、センスアンプ制御信号SASWがLowのとき、センスアンプデータ線SD[7:0]と反転センスアンプデータ線SDB[7:0]をHighにする。また、センスアンプ800は、センスアンプ制御信号SASWがHighの時、セルデータ線CD[7:0]と反転セルデータ線CDB[7:0]の値をそれぞれセンスアンプデータ線SD[7:0]と反転センスアンプデータ線SDB[7:0]に増幅し供給して、データ選択部900に出力する。
データ選択部900は、出力反転ラッチ制御信号SW2CがHighのとき、センスアンプデータ線SD[7:0]の値を反転データ線DB[7:0]に供給し、反転センスアンプデータ線SDB[7:0]の値をデータ線D[7:0]に供給する。また、出力非反転ラッチ制御信号SW2DがHighのとき、センスアンプデータ線SD[7:0]の値をデータ線D[7:0]に供給し、反転センスアンプデータ線SDB[7:0]の値を反転データ線DB[7:0]に供給する。
出力ラッチ1000は、データ線D[7:0]と反転データ線DB[7:0]から供給された値を記憶する。そして、データ線D[7:0]と同じ論理を出力OUT[7:0]へ出力する。この出力OUT[7:0]は、圧縮回路1100に接続される。
圧縮回路1100は、クロックCLKのタイミングでOUT[7:0]の値を圧縮回路1100で演算し、圧縮値AOUTを出力する。OUT[7:0]の値を圧縮することで、テスタ3000へ出力するデータ量を低減できる。その結果、データ転送にかかる時間が減少すること、及び、期待値と比較するデータ量が少ないので期待値との比較時間が減少すること、などによりテスト期間を短縮できる。
なお、本実施の形態では、ビット干渉の検査対象は以下のとおりである。アドレス用配線のビット干渉については、アドレス反転制御部300からアドレスデコーダ600までのAD[7:0]及びADD[7:0]が検査対象である。また、データ用配線のビット干渉については、データ選択部900から出力ラッチ1000までのデータ線D[7:0]及び反転データ線DB[7:0]が検査対象である。
次に、実施の形態に係るROM装置の動作について説明する。図3は、実施の形態に係るROM装置の動作を示すフローチャートである。
ステップS100:
アドレス反転制御部300は、制御カウンタ200から出力された制御カウンタ値CCの判定を行う。そして、アドレス反転制御部300は、制御カウンタ値CC=0のとき、ステップS1000を実行する。また、制御カウンタ値CC=1のとき、ステップS2000を実行する。制御カウンタ値CC=2のとき、ステップS3000を実行する。
ステップS1000:
アドレス反転制御部300は、制御カウンタ値CC=0に基づいて、アドレスA[7:0]からの入力を非反転で選択アドレスAD[7:0]に出力する。
ステップS1100:
センスアンプ800は、選択アドレスAD[7:0]から出力されているアドレスに対応するメモリセルに記憶されている値を、センスアンプデータ線SD[7:0]に出力する。また、選択アドレスAD[7:0]から出力されているアドレスに対応するメモリセルに記憶されている値の反転値を、反転センスアンプデータ線SDB[7:0]に出力する。
すなわち、アドレスラッチ400は、制御部500からのアドレスラッチ信号ASがHighであることに応答して、選択アドレスAD[7:0]からの入力をメモリアドレスADD[7:0]に出力する。アドレスデコーダ600は、制御部500からのワード制御信号WSがHighであることに応答して、メモリアドレスADD[7:0]の値に対応する示すワード線WD[7:0]をHighにしてROMアレイ700に出力する。ROMアレイ700は、ワード線WD[7:0]に対応するROMセルに記憶されているデータを、セルデータ線CD[7:0]の電位としてセンスアンプ800に出力する。また、ROMアレイ700は、ワード線WD[7:0]に対応するROMセルに記憶されているデータの反転値を、反転セルデータ線CDB[7:0]の電位としてセンスアンプ800に出力する。センスアンプ800は、制御部500からのセンスアンプ制御信号SASWがHighであることに応答して、セルデータ線CD[7:0]と反転セルデータ線CDB[7:0]の値をそれぞれセンスアンプデータ線SD[7:0]と反転センスアンプデータ線SDB[7:0]に供給する。
ステップS1200:
データ選択部900は、制御部500からの出力反転ラッチ制御信号SW2CがHighであることに応答して、センスアンプデータ線SD[7:0]と反転センスアンプデータ線SDB[7:0]に出力された値を反転して出力ラッチ1000に出力する。すなわち、センスアンプデータ線SD[7:0]の値を反転データ線DB[7:0]を介して出力ラッチ1000に出力し、反転センスアンプデータ線SDB[7:0]の値をデータ線D[7:0]を介して出力ラッチ1000に出力する。出力ラッチ1000は、供給されたデータを記憶する。そして、データ線D[7:0]の値をOUT[7:0]を介して圧縮回路1100へ出力する。圧縮回路1100は、その値を圧縮して格納する。
以上のステップS1000〜S1200により、アドレス用配線及びデータ用配線において、アドレス非反転及びデータ反転の状態が生成される。
ステップS200:
制御カウンタ200は、制御カウンタ値CCをインクリメントする。この場合、制御カウンタ値CCは1になる。
ステップS2000:
アドレス反転制御部300は、制御カウンタ値CC=1に基づいて、アドレスA[7:0]からの入力を反転して選択アドレスAD[7:0]に出力する。
ステップS2100:
センスアンプ800は、選択アドレスAD[7:0]から出力されているアドレスに対応するメモリセルに記憶されている値をセンスアンプデータ線SD[7:0]と反転センスアンプデータ線SDB[7:0]に出力する。しかし、このとき出力反転ラッチ制御信号SW2C及び出力非反転ラッチ制御信号SW2DのいずれもがLowとなる。そのため、これらの値はデータ選択部900を介して出力ラッチ1000や圧縮回路1100に出力されることはない。
以上のステップS2000〜S2100により、アドレス用配線及びデータ用配線において、アドレス反転及びデータ反転(S1200から継続)の状態が生成される。
ステップS200:
制御カウンタ200は、制御カウンタ値CCをインクリメントする。この場合、制御カウンタ値CCは2になる。
ステップS3000:
アドレス反転制御部300は、制御カウンタ値CC=2に基づいて、アドレスA[7:0]からの入力を非反転で選択アドレスAD[7:0]に出力する。
ステップS3100:
センスアンプ800は、選択アドレスAD[7:0]から出力されているアドレスに対応するメモリセルに記憶されている値を、センスアンプデータ線SD[7:0]に出力する。また、選択アドレスAD[7:0]から出力されているアドレスに対応するメモリセルに記憶されている値の反転値を、反転センスアンプデータ線SDB[7:0]に出力する。
ステップS3200:
データ選択部900は、制御部500からの出力非反転ラッチ制御信号SW2DがHighであることに応答して、センスアンプデータ線SD[7:0]と反転センスアンプデータ線SDB[7:0]に出力された値を非反転で出力ラッチ1000に出力する。すなわち、センスアンプデータ線SD[7:0]の値をデータ線D[7:0]を介して出力ラッチ1000に出力し、反転センスアンプデータ線SDB[7:0]の値を反転データ線DB[7:0]を介して出力ラッチに出力する。出力ラッチ1000は、供給されたデータを記憶する。そして、データ線D[7:0]の値をOUT[7:0]を介して圧縮回路1100へ出力する。圧縮回路1100は、その値を圧縮して格納する。
以上のステップS3000〜S3200により、アドレス用配線及びデータ用配線において、アドレス非反転及びデータ非反転の状態が生成される。
ステップS3300:
ROM装置2100に外部接続されたテスタ3000は、全てのアドレスに対してデータの読み出しテストが終了したかを判定する。すなわち、テスタ3000は、アドレスカウンタ100の値を監視しており、全てのアドレスについて読み出しテストが終了したとき(S3300:Yes)、テストを終了する。また、全てのアドレスの読み出しテストが未終了のときステップS3400へ遷移する。
ステップS3400:
全てのアドレスについて読み出しテストが終了していないので(S3300:No)、アドレスカウンタ100は、アドレスA[7:0]の値をインクリメントする。
ステップS200:
制御カウンタ200は、制御カウンタ値CCをインクリメントする。制御カウンタ200は0〜2までカウントするカウンタであるため、この場合、インクリメントすると制御カウンタ値CCは0になる。以下同様である。
ステップS3300において、全てのアドレスについて読み出しテストが終了した場合(S3300:Yes)、テスタ3000は、圧縮回路1100から圧縮値AOUTを読み出し、事前に準備した正しい圧縮値AOUTの期待値と比較する。このとき、ROM装置2100が故障して、出力ラッチ1000から不正な値が出力されると、全アドレス読み出しテスト終了後の圧縮値AOUTが期待値と不一致となる。その場合、テスタ3000は、検査対象のROM装置2100が故障していると判定する。
なお、上記の圧縮回路1100は、圧縮値AOUTとして、ステップS1200の出力値及びステップS3200の出力値の両方を用いている。しかし、本実施の形態はこの例に限定されるものではなく、S3200の出力値だけを圧縮値AOUTとして用いても良い。すなわち、テスタ3000が期待値と比較する値として、S3200の出力値の圧縮値のみとしても良い。その場合、圧縮回路1100が圧縮すべき出力値のデータ量がステップS1200の出力値のデータ量分だけ減少するので、圧縮回路1100の容量を小さくすることができる。
図4は、実施の形態に係るROM装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。この図は、図3のフローチャートに従い、一例として、アドレスA[7:0]=0x01についてのテストを行っているタイミングチャートである。(a)はクロックCLKである。(b)は制御カウンタCC[1:0]である。(c)はアドレスA[7:0]である。(d)は選択アドレスAD[7:0]である。(e)はセンスアンプデータ線SD[7:0]である。(f)は反転センスアンプデータ線SDB[7:0]である。(g)は出力反転ラッチ制御信号SW2Cである。(h)は出力非反転ラッチ制御信号SW2Dである。(i)はデータ線D[7:0]である。(j)は反転データ線DB[7:0]である。(k)は出力OUT[7:0]である。
時刻T1:
時刻T1のCLKの立ち上がりタイミングで、制御カウンタ値CC=0になり、アドレスカウンタ100はA[7:0]=0x01を出力し、アドレス反転制御部300はAD[7:0]=0x01を出力する(ステップS1000)。
ROMアレイ700及びセンスアンプ800は、AD[7:0]=ADD[7:0]=0x01に応答して、SD[7:0]=0x03、SDB[7:0]=0xFCを出力する(ステップS1100)。
時刻T11:
時刻T11のタイミングで、データ選択部900は、SW2C=Highの間に、SD[7:0]=0x03、SDB[7:0]=0xFCを反転したD[7:0]=0xFC、DB[7:0]=0x03を出力する。出力ラッチ1000は、このD[7:0]=0xFC、DB[7:0]=0x03を記憶する(ステップS1200)。この時、出力ラッチ1000は、OUT[7:0]として、D[7:0]と同じ論理の0xFCを出力する。つまりアドレス0x01に格納されているデータ0x03の全ビット反転した値が、OUTから出力される。
時刻T2:
時刻T2のCLKの立ち上がりタイミングで、制御カウンタ値CC=1になり、アドレスカウンタ100はA[7:0]=0x01を出力し、アドレス反転制御部300はA[7:0]=0x01を反転したAD[7:0]=0xFEを出力する(ステップS2000)。つまり入力したアドレスAが、全ビット反転されてアドレスラッチ400に入力される。
ROMアレイ700及びセンスアンプ800は、AD[7:0]=ADD[7:0]=0xFEに応答して、SD[7:0]=0xAA、SDB[7:0]=0x55を出力する(ステップS2100)。
データ選択部900は、時刻T2〜時刻T3の間ではSW2C、SW2D=Lowであるため、D[7:0]及びDB[7:0]は変化せず、OUT[7:0]も変化しない。
時刻T3:
時刻T3のCLKの立ち上がりタイミングで、制御カウンタ値CC=2になり、アドレスカウンタ100はA[7:0]=0x01を出力し、アドレス反転制御部300はAD[7:0]=0x01を出力する(ステップS3000)。つまりAD[7:0]は、アドレスAの全ビット反転した0xFE(ステップS2000)から、全ビット反転して0x01になる。
ROMアレイ700及びセンスアンプ800は、AD[7:0]=ADD[7:0]=0x01に応答して、SD[7:0]=0x03、SDB[7:0]=0xFCを出力する(ステップS3100)。
時刻T31:
時刻T31のタイミングで、データ選択部900は、SW2D=Highの間に、SD[7:0]=0x03、SDB[7:0]=0xFCを反転しないD[7:0]=0x03、DB[7:0]=0xFCを出力する。出力ラッチ1000は、このD[7:0]=0x03、DB[7:0]=0xFCを記憶する(ステップS3200)。この時、出力ラッチ1000は、OUT[7:0]として、D[7:0]と同じ論理の0x03を出力する。つまりアドレス0x01に格納されているデータ0x03(ステップS2200)の全ビット反転した値0xFCから、全ビット反転した値0x03がOUTから出力される。以下、時刻T4〜T6、T7〜T9、…以降も同様である。
以上のようにして、実施の形態に係るROM装置が動作する。
上記実施の形態では、1アドレスのアドレス用配線及びデータ用配線のビット干渉の確認のために必要な4回のアクセスが、3回に削減できる。そのため、テスト時間を短縮することが可能となる。その理由は以下に示すとおりである。
上記実施の形態では、3回のアクセス、すなわち以下に示す第1の動作〜第3の動作を実行している。第1の動作では、テスト対象のアドレスを反転せずに(アドレス用配線を介して)出力し、そのアドレスで読み出したデータを反転して(データ用配線を介して)出力し、一時記憶する。第2の動作では、テスト対象のアドレスを反転して(同一のアドレス用配線を介して)出力する。ただし、その反転したアドレスで読み出したデータについては(同一のデータ用配線を介して)出力されないので、第1の動作における反転したデータが出力された状態が(同一のデータ用配線上に)維持される。第3の動作では、テスト対象のアドレスを反転せずに(同一のアドレス用配線を介して)出力し、そのアドレスで読み出したデータを反転せずに(同一のデータ用配線を介して)出力し、一時記憶する。
その結果、第1の動作と第2の動作とが終了した段階で、ROM装置内に一時記憶されているアドレス及びデータ(アドレス用配線及びデータ用配線)を、テスト対象のアドレス及びデータの両者が反転した値にすることができる。すなわち、2回のアクセスでアドレスとデータの両方を反転した状態にすることが出来る。この状態で第3の動作を実行すれば、反転状態のアドレスから非反転状態のアドレスとすることができ、かつ、反転状態のデータから非反転状態のデータとすることができる。すなわち、3回目のアクセスで非反転のアドレスにアクセスし非反転のデータを確認することが出来る。このとき、第3の動作では、アドレス用配線の配線間容量の充放電が最も大きくなり、かつ、データ用配線の配線間容量の充放電が最も大きくなっている。従って、アドレス用配線に最も過酷な充放電の条件を与えた場合に遅延故障が発生するか否かを検査し、かつ、データ用配線に最も過酷な充放電の条件を与えた場合に遅延故障が発生するか否かを検査することができる。
このように、本実施の形態では、第1のダミー動作と第2のダミー動作に基づいて、第3の動作を実行することで、アドレス用配線におけるビット干渉の確認と、データ用配線のビット干渉の確認とを同時に確認することができる。
従来方法では、テスト対象のアドレス及びデータが両方とも反転状態にすることが出来ず、アドレスの反転、アドレスの非反転、データの反転、データの非反転を確認するそれぞれのアクセスが必要であったため、4回のアクセスが必要であった。本実施の形態では、上述のようにその回数を3回に削減できる。そのため、テスト時間を短縮することができ、コストの低減や製造期間の短縮が可能となる。
なお、上記実施の形態では、分かり易さのために、センスアンプ800よりも外側にデータ選択部900が設けられている。その結果、データ用配線のビット干渉については、データ選択部900から出力ラッチ1000までのデータ線D[7:0]及び反転データ線DB[7:0]について検査している。しかし、上記実施の形態はその例に限定されるものではなく、以下の変形例が考えられる。
図5は、実施の形態に係るROM装置の変形例を示すブロック図である。
第1の変形例として、図に示されるように、データ選択部900Aを、センスアンプ800とROMアレイ700との間に設けることも可能である。その場合、データ選択部900Aからセンスアンプ800を経由して出力ラッチ1000までの、セルデータ線CD[7:0]と反転セルデータ線CDB[7:0]、データ線D[7:0]と反転データ線DB[7:0]、及び、センスアンプデータ線SD[7:0]と反転センスアンプデータ線SDB[7:0]について、データ用配線のビット干渉を検査することができる。ただし、その場合、データ選択部900Aは、ROMセルのデータがセルデータ線CDと反転セルデータ線CDB上に現れてからセンスアンプ800がオンになるまでの間に、反転又は非反転をする必要がある。
また、第2の変形例として、図に示されるように、データ選択部900Bを、ROMアレイ700内におけるセルデータ線対CD/CDBの途中に設けることも可能である。例えば、ワード線WDの所定の本数毎に一つのデータ選択部900Bを設けることが考えられる。その場合、データ選択部900Bから、ROMアレイ700の残りの領域及びセンスアンプ800を経由し、出力ラッチ1000までの、データ用配線のビット干渉を検査することができる。すなわち、その範囲のセルデータ線CD[7:0]と反転セルデータ線CDB[7:0]、データ線D[7:0]と反転データ線DB[7:0]、及び、センスアンプデータ線SD[7:0]と反転センスアンプデータ線SDB[7:0]について、ビット干渉を検査することができる。ただし、その場合、検査においては、テスト対象のアドレスに対応して、データの読み出しで選択されるワード線WDよりもセンスアンプ800側であって最近接となるデータ選択部900が非反転又は反転に用いられる。それよりも更にセンスアンプ800側のデータ選択部900Bは、単に非反転とする。また、データ選択部900Bは、ROMセルのデータがセルデータ線CDと反転セルデータ線CDB上に現れてからセンスアンプ800がオンになるまでの間に、反転又は非反転をする必要がある。
上記の各変形例においても、図1に記載の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
加えて、検査できるデータ用配線の範囲が広がるので、検査の精度をより向上させることができる。
また、上記実施の形態では、出力データを出力ラッチ1000に格納し、更に圧縮回路1100で圧縮している。しかし、上記実施の形態はその例に限定されるものではなく、以下の変形例が考えられる。
第3の変形例として、出力ラッチ1000の出力OUTを、圧縮回路1100で圧縮せずに、そのままテスタ3000に出力することも可能である。それにより、直ちに検査結果を得ることができる。
また、第4の変形例として、データ線Dの出力データを、出力ラッチ1000や圧縮回路1100を介さずに、そのままテスタ3000に出力することも可能である。それにより、直ちに検査結果を得ることができる。
上記の実施の形態や実施例の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限定されない。
(付記1)
テスト対象のアドレス(A)を反転しない非反転アドレス(AD)を出力するアドレス制御部(2110)と、
複数のROMセル(700)を備え、前記非反転アドレス(AD)に対応するROMセル(700)のデータ(SD)を出力するメモリ部(2130)と、
当該データ(SD)を反転した反転データ(D)を出力するデータ選択部(900)と、
前記反転データ(D)を記憶する出力記憶部(1000)と
を具備し、
前記アドレス制御部(2110)は、更に、前記アドレス(A)を反転した反転アドレス(AD)を出力し、
前記メモリ部(2130)は、更に、前記反転アドレス(AD)に対応するROMセル(700)のデータ(SD)を出力し、
前記データ選択部(900)は、更に、当該データ(SD)を出力せず、
前記アドレス制御部(2110)は、更に、前記非反転アドレス(AD)を出力し、
前記メモリ部(2130)は、更に、前記非反転アドレス(AD)に対応するROMセル(700)のデータ(SD)を出力し、
前記データ選択部(900)は、更に、当該データ(SD)を非反転データ(D)として出力し、
前記出力記憶部(1000)は、更に、前記非反転データ(D)を記憶し、
前記非反転データ(D(OUT))が、前記アドレス(A)のデータの期待値と比較される
ROM装置。
(付記2)
付記1に記載のROM装置において、
前記アドレス制御部(2110)は、
前記アドレス(A)を生成するアドレスカウンタ部(100)と、
前記アドレス(A)に基づいて前記非反転アドレス(AD)又は前記反転アドレス(AD)を出力するアドレス反転制御部(300)と
を備え、
前記メモリ部(2130)は、
前記非反転アドレス(AD)又は前記反転アドレス(AD)を記憶するアドレスラッチ部(400)と、
前記非反転アドレス(AD)又は前記反転アドレス(AD)に対応するワード線(WS)を制御するアドレスデコーダ(600)と、
前記複数のROMセル(700)と、前記ワード線と、セルデータ線(CD)とを備えるROMアレイ(700)と、
前記ROMセル(700)の出力データ信号としての前記セルデータ線(CD)の電圧を、前記データ(SD)として出力するセンスアンプ(800)と
を備える
ROM装置。
(付記3)
付記1又は2に記載のROM装置において、
複数の前記アドレスについて、前記出力記憶部(1000)から出力される複数の前記非反転データ(D)を圧縮して、出力する圧縮回路(1100)を更に具備し、
前記圧縮値(AOUT)が、前記アドレス(A)のデータの期待値の圧縮値と比較される
ROM装置。
(付記4)
付記1乃至3のいずれか一項に記載のROM装置において、
前記データ選択部(900a/900b)は、前記メモリ部(2130)の内部に設けられている
ROM装置。
(付記5)
付記1乃至4のいずれか一項に記載のROM装置において、
前記アドレス制御部(2110)は、前記非反転アドレス(AD)及び前記反転アドレス(AD)を同一のアドレス用配線を介して前記メモリ部(2130)へ出力し、
前記データ選択部(900)は、前記反転データ(D)及び前記非反転データ(D)を同一のデータ用配線を介して前記出力記憶部(1000)へ出力する
ROM装置。
(付記6)
付記2に記載のROM装置において、
クロックに同期して制御カウンタ値(CC)を出力する制御カウンタ部(200)と、
前記制御カウンタ値(CC)に基づいて、前記メモリ部(2130)を制御する第1制御信号(AS、WS、PG、SASW)を出力し、前記データ選択部(900)を制御する第2制御信号(SW2C、SW2D)を出力する制御部(500)と
を更に具備し、
前記アドレスカウンタ部(100)は、前記制御カウンタ値(CC)に基づいて前記アドレス(A)を生成し、
前記アドレス反転制御部(300)は、前記制御カウンタ値(CC)に基づいて前記非反転アドレス(AD)又は前記反転アドレス(AD)を出力し、
前記メモリ部(2130)は、前記第1制御信号(AS、WS、PG、SASW)に基づいて、前記非反転アドレス(AD)又は前記反転アドレス(AD)に対応するROMセル(700)のデータ(SD)を出力し、
前記データ選択部(900)は、前記第2制御信号(SW2C、SW2D)に基づいて、前記反転データ(D)又は前記非反転データ(D)を出力する、又は、出力しない
ROM装置。
(付記7)
付記1乃至6のいずれか一項に記載のROM装置(2100)と、
前記ROM装置(2100)を用いて論理演算を行う論理回路(2300)と
を備える
半導体装置。
(付記8)
テスト対象のアドレス(A)を反転しない非反転アドレス(AD)でROMセル(700)のデータ(CD)を読み出し、当該データを反転した反転データ(DB)を出力記憶部(1000)へ出力するステップと、
前記アドレス(A)を反転した反転アドレス(AD)でROMセル(700)のデータを読み出し、当該データ及びその反転データ(DB)を前記出力記憶部(1000)へ出力しないステップと、
前記非反転アドレス(AD)でROMセル(700)のデータを読み出し、当該データを反転しない非反転データ(D)を前記出力記憶部(1000)へ出力するステップと
前記出力記憶部(1000)から出力される前記非反転データ(D)を、前記アドレス(A)のデータの期待値と比較するステップと
を具備する
故障検出方法。
(付記9)
付記1又は2に記載のROM装置において、
前記期待値と比較するステップは、
前記非反転データ(D)の圧縮値(AOUT)を、前記アドレス(A)のデータの期待値の圧縮値と比較するステップを備える
故障検出方法。
(付記10)
付記8又は9に記載の故障検出方法において、
前記非反転アドレス(AD)及び前記反転アドレス(AD)は、同一のアドレス用配線を介して出力され、
前記反転データ(D)及び前記非反転データ(D)は、同一のデータ用配線を介して前記出力記憶部(1000)へ出力される
故障検出方法。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
100 アドレスカウンタ
200 制御カウンタ
300 アドレス反転制御部
400 アドレスラッチ
500 制御部
600 アドレスデコーダ
700 ROMアレイ
800 センスアンプ
900 データ選択部
1000 出力ラッチ
1100 圧縮回路
2000 半導体装置
2100 ROM装置
2110 アドレス制御部
2120 動作制御部
2130 メモリ部
2200 RAM装置
2300 論理回路
3000 テスタ

Claims (5)

  1. テスト対象のアドレスを反転しない非反転アドレスを出力するアドレス制御部と、
    複数のROMセルを備え、前記非反転アドレスに対応するROMセルのデータを出力するメモリ部と、
    当該データを反転した反転データを出力するデータ選択部と、
    前記反転データを記憶する出力記憶部と
    を具備し、
    前記アドレス制御部は、更に、前記アドレスを反転した反転アドレスを出力し、
    前記メモリ部は、更に、前記反転アドレスに対応するROMセルのデータを出力し、
    前記データ選択部は、更に、当該データを出力せず、
    前記アドレス制御部は、更に、前記非反転アドレスを出力し、
    前記メモリ部は、更に、前記非反転アドレスに対応するROMセルのデータを出力し、
    前記データ選択部は、更に、当該データを非反転データとして出力し、
    前記出力記憶部は、更に、前記非反転データを記憶し、
    前記非反転データが、前記アドレスのデータの期待値と比較される
    ROM装置。
  2. 請求項1に記載のROM装置において、
    前記アドレス制御部は、
    前記アドレスを生成するアドレスカウンタ部と、
    前記アドレスに基づいて前記非反転アドレス又は前記反転アドレスを出力するアドレス反転制御部と
    を備え、
    前記メモリ部は、
    前記非反転アドレス又は前記反転アドレスを記憶するアドレスラッチ部と、
    前記非反転アドレス又は前記反転アドレスに対応するワード線を制御するアドレスデコーダと、
    前記複数のROMセルと、前記ワード線と、セルデータ線とを備えるROMアレイと、
    前記ROMセルの出力データ信号としての前記セルデータ線の電圧を、前記データとして出力するセンスアンプと
    を備える
    ROM装置。
  3. 請求項1に記載のROM装置において、
    前記データ選択部は、前記メモリ部の内部に設けられている
    ROM装置。
  4. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のROM装置と、
    前記ROM装置を用いて論理演算を行う論理回路と
    を備える
    半導体装置。
  5. テスト対象のアドレスを反転しない非反転アドレスでROMセルのデータを読み出し、当該データを反転した反転データを出力記憶部へ出力するステップと、
    前記アドレスを反転した反転アドレスでROMセルのデータを読み出し、当該データ及びその反転データを前記出力記憶部へ出力しないステップと、
    前記非反転アドレスでROMセルのデータを読み出し、当該データを反転しない非反転データを前記出力記憶部へ出力するステップと
    前記出力記憶部から出力される前記非反転データを、前記アドレスのデータの期待値と比較するステップと
    を具備する
    故障検出方法。
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