JP2013196418A - 個体識別装置、個体識別方法、プログラム - Google Patents

個体識別装置、個体識別方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像撮影時のゴミ付着等の外的要因や、撮影機器に起因するノイズ等の内的要因により、画像に乱れが生じた場合であっても、安定して個々の物品の個体識別を行うことが可能な個体識別装置等を提供する。
【解決手段】個体識別装置2は、一の対象特徴点を特定し(S11)、複数の基準特徴点に対して、基準特徴量と対象特徴量との一致数の最大値を算出する(S12)。次に、個体識別装置2は、一致数の最大値が閾値以上か否かを判定する(S13)。個体識別装置2は、一致数の最大値が閾値以上の場合(S13のYes)、照合結果を一致とする(S14)。一方、個体識別装置2は、一致数の最大値が閾値未満の場合(S13のNo)、照合結果を不一致とする(S15)。
【選択図】図7

Description

本発明は、所定の絵柄が付与されている物品や、所定の特性を有する微小細粒(タガント)が付与されている物品の個体識別を行う個体識別装置等に関するものである。
従来から、工業製品や商品パッケージ等には製造番号が付与され、製造管理や物流管理に利用されている。製造番号は物品の所定位置に文字或いはバーコード等の符号として印字される。また、証明書等の公的証書や商品券等の有価証券に対し、偽造防止や真正性認証を目的としてシリアルナンバーが印字されている。しかし、製造管理や物流管理を目的として個体識別のための製造番号を付与する場合は、明確に視認或いは機械識別を行うことを目的としているため、明示的に印字されることが多く、特にバーコードや2次元コードの形式で付与される場合は本来の製品等の意匠性を損なうことがあった。また、偽造防止を目的とした場合、文字やバーコード等の印字は容易に偽造・変造される恐れがあり、その効果は不十分であった。
また近年では、個体識別の手段として、ICタグを用いて個別IDを付与する方法が提案されている。ICタグは書換え困難かつユニークなIDを各々付与することができ、非接触で読取可能なことから製品等の基材裏面、もしくは内部にICタグを設けることにより個体識別が可能となる。しかし、ICタグは単価が高く普及しにくいという問題があった。これらの問題に対し、例えば特許文献1では、真の個体の表面のランダムな特徴と判定対象の個体の表面の特徴とを、比較対象とする領域を移動しながら比較照合を繰り返すことにより、真偽を判定する方法について提案されている。この例では、特徴量として紙の透明度(紙を形成する繊維質材料の絡み具合等に起因する明暗パターン)をスキャナ等で読み取って比較するものである。
しかしながら、上述の特許文献1の手法では、個体表面がランダムな特徴を有する場合に適用可能なものであり、個体表面の特徴が少ない物品の個体識別には適用できなかった。また、真偽判定の精度を向上するために、物品の表面基材を特徴的なものに交換したり、或いは表面に特殊な加工を施したりすると、意匠性が損なわれたり、製造コスト増大につながる恐れがあった。そこで、物品に容易に付与でき、かつ普及した技術を利用しつつも、高い精度で個体識別や真偽判定を行えるようにすることが望まれている。
そこで、本願の発明者らは、特許文献2に記載の個体識別装置等を発明している。特許文献2に記載の個体識別装置は、基準とする物品に付与された印刷部を光学的に読み取った基準画像データに二値化処理等の画像処理を施して特徴点を抽出し、基準特徴点データとして記憶する。また、識別対象の物品に付与された印刷部についても同様の手法で画像を読み取り、同様の画像処理を施して特徴点を抽出する。そして、抽出された対象物特徴点データと記憶されている基準特徴点データとを比較することにより、識別対象の物品と基準物品とが同一個体であるか否かを判別する。特に、特許文献2では、各特徴点の絶対位置や、各特徴点と隣接するn個の特徴点との相対距離を比較の為の特徴量として算出している。
特許第4103826号公報 特願2011−077193号公報
しかしながら、特許文献2のように、各特徴点の特徴量を1つだけ定義し、その特徴量を比較するという手法では、認識精度が低下することがあった。例えば、画像撮影時のゴミ付着等の外的要因や、撮影機器に起因するノイズ等の内的要因により、画像に乱れが生じた場合、特徴点の位置ずれや、偽特徴点(例えば、ゴミやノイズに由来する特徴点)が含まれてしまうことがある。特許文献2に記載の特徴量では、一つの特徴点に対し一つの特徴量だけを比較し、特徴点の一致又は不一致を判定するため、個体識別の判定精度が低下してしまう。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、画像撮影時のゴミ付着等の外的要因や、撮影機器に起因するノイズ等の内的要因により、画像に乱れが生じた場合であっても、安定して個々の物品の個体識別を行うことが可能な個体識別装置等を提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、基準物品を光学的に読み取ることによって得られる基準画像に対して所定の画像処理を施すことにより抽出される複数の基準特徴点ごとの基準特徴量を入力する入力手段と、識別対象の物品を前記基準画像と同様の手法で読み取ることによって得られる対象画像に対して前記所定の画像処理と同様の画像処理を施し、複数の対象特徴点を抽出し、前記対象特徴点ごとの対象特徴量を算出する特徴量算出手段と、前記基準特徴量と前記対象特徴量とを比較することによって、前記基準特徴点と前記対象特徴点とが一致するか否かを照合する照合手段と、前記照合手段の結果に基づいて、前記識別対象の物品と前記基準物品とが同一個体であるか否かを識別する識別手段と、を備え、前記入力手段は、前記基準特徴点ごとに、複数の前記基準特徴量を入力し、前記特徴量算出手段は、前記対象特徴点ごとに、複数の前記対象特徴量を算出し、前記照合手段は、複数の前記基準特徴量と複数の前記対象特徴量とを比較することを特徴とする個体識別装置である。第1の発明によって、画像に乱れが生じた場合であっても、安定して個体識別を行うことが可能となる。
前記照合手段は、前記対象特徴点ごとに、複数の前記基準特徴点に対して、前記基準特徴量と前記対象特徴量との一致数の最大値を算出し、前記一致数の最大値が閾値以上の場合には前記基準特徴点と前記対象特徴点とが一致と判定することが望ましい。これによって、偽特徴点が含まれていても、偽特徴点に大きく影響を受けることなく、安定して個体識別を行うことが可能となる。
また、前記入力手段は、前記基準特徴点ごとに、所定の順位条件に従って整列される複数の前記基準特徴量を入力し、前記特徴量算出手段は、前記対象特徴点ごとに、前記所定の順位条件と同様の順位条件に従って整列される複数の前記対象特徴量を算出し、前記照合手段は、同一の順位同士の前記基準特徴量と複数の前記対象特徴量とを比較することが望ましい。これによって、精度良く個体識別を行うことが可能となる。
第2の発明は、コンピュータが、基準物品を光学的に読み取ることによって得られる基準画像に対して所定の画像処理を施すことにより抽出される複数の基準特徴点ごとの基準特徴量を入力する入力ステップと、識別対象の物品を前記基準画像と同様の手法で読み取ることによって得られる対象画像に対して前記所定の画像処理と同様の画像処理を施し、複数の対象特徴点を抽出し、前記対象特徴点ごとの対象特徴量を算出する特徴量算出ステップと、前記基準特徴量と前記対象特徴量とを比較することによって、前記基準特徴点と前記対象特徴点とが一致するか否かを照合する照合ステップと、前記照合ステップの結果に基づいて、前記識別対象の物品と前記基準物品とが同一個体であるか否かを識別する識別ステップと、を実行し、前記入力ステップは、前記基準特徴点ごとに、複数の前記基準特徴量を入力し、前記特徴量算出ステップは、前記対象特徴点ごとに、複数の前記対象特徴量を算出し、前記照合ステップは、複数の前記基準特徴量と複数の前記対象特徴量とを比較することを特徴とする個体識別方法である。第2の発明によって、画像に乱れが生じた場合であっても、安定して個体識別を行うことが可能となる。
第3の発明は、コンピュータを、基準物品を光学的に読み取ることによって得られる基準画像に対して所定の画像処理を施すことにより抽出される複数の基準特徴点ごとの基準特徴量を入力する入力手段と、識別対象の物品を前記基準画像と同様の手法で読み取ることによって得られる対象画像に対して前記所定の画像処理と同様の画像処理を施し、複数の対象特徴点を抽出し、前記対象特徴点ごとの対象特徴量を算出する特徴量算出手段と、前記基準特徴量と前記対象特徴量とを比較することによって、前記基準特徴点と前記対象特徴点とが一致するか否かを照合する照合手段と、前記照合手段の結果に基づいて、前記識別対象の物品と前記基準物品とが同一個体であるか否かを識別する識別手段と、を備え、前記入力手段は、前記基準特徴点ごとに、複数の前記基準特徴量を入力し、前記特徴量算出手段は、前記対象特徴点ごとに、複数の前記対象特徴量を算出し、前記照合手段は、複数の前記基準特徴量と複数の前記対象特徴量とを比較する個体識別装置として機能させるためのプログラムである。第3の発明のプログラムを汎用のコンピュータにインストールすることによって、第1の発明の個体識別装置を得ることができるとともに、第2の発明の個体識別方法を実行することができる。
本発明により、画像撮影時のゴミ付着等の外的要因や、撮影機器に起因するノイズ等の内的要因により、画像に乱れが生じた場合であっても、安定して個々の物品の個体識別を行うことが可能な個体識別装置等を提供することができる。
個体識別システムの概要を示す図 基準特徴量データの一例を示す図 基準画像の一例を示す図 個体識別処理の流れを示すフローチャート 対象画像の一例を示す図 対象特徴量データの一例を示す図 照合処理の詳細を示すフローチャート 照合データの一例を示す図
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明の実施形態に係る物品は、絵柄が付与されていても良いし、所定の特性を有する微小細粒(以下、「タガント」(taggant:追跡用添加物)という。)がランダムに散布されていたりしても良い。但し、絵柄やタガントの分布状態は、物品ごとに異なるものとする。
図1は、個体識別システムの概要を示す図である。図1に示すように、個体識別システム100は、例えば、物品1、個体識別装置2、光学読取装置3、光源4を備える。
物品1は、基材11、タガント分布部12などを備える。タガント分布部12は、基材11の面(表面でも裏面でも良い。)の一部に設けられる。タガントとは、基材11とは異なる反射性を有する微細物質である。タガント分布部12は、印刷インクにタガントを混入して基材11に印刷を施したり、粘着剤等にタガントを混入して塗布したりすることによって、物品1の基材11に設けられる。タガントはランダムな位置に配置されるため、後述する特徴点抽出処理によりタガントを特徴点として抽出することによって、物品1の個体識別が可能となる。
タガントは、ルーペで拡大すると、その形状や表面の光学的特徴を視認できる大きさ(数μm〜数百μm程度)の微細な細粒である。タガントは、例えば、金属片や、反射性金属層を有するもの、誘電率が異なる薄膜を多層にコートしたもの(多層薄膜)、図光回折構造体層を有するもの、所定の照射光に対して特定の反射特性を有する反射層を有するもの等を採用することができる。タガントの形状は任意としてよい。タガントの生成方法は公知である為、説明を省略する。
物品1は、タガント分布部12に代えて、物品1(個体)ごとに異なる絵柄を有しても良い。後述する特徴点抽出処理において、タガントや絵柄の特徴点を抽出することによって、物品1の個体識別が可能となる。混乱を避ける為に、以下では、物品1にタガントが散布されているものとして説明する。
個体識別装置2は、制御部21、記憶部22、表示部23、入力部24、I/O25などを備える。
制御部21は、CPU、ROM、RAMなどから構成される。CPUは、記憶部22、ROM、記憶媒体などに格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、各装置を駆動制御し、個体識別装置2が行う後述する処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、個体識別装置2のブートプログラムやBIOSなどのプログラム、データなどを恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部22、ROM、記憶媒体などからロードしたプログラム、データなどを一時的に保持するとともに、制御部21が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部22は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御部21が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)などが格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述する処理を個体識別装置2に実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部21により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
表示部23は、液晶パネルなどのディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携して個体識別装置2のビデオ機能を実現するための論理回路など(ビデオアダプタなど)を有する。入力部24は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、テンキーなどの入力装置を有する。入力部24を介して、個体識別装置2に対して、操作指示、動作指示、データ入力などを行うことができる。尚、表示部23及び入力部24は、タッチパネルディスプレイのように、一体となっていても良い。
I/O25は、個体識別装置2に周辺機器(例えば、光学読取装置3などの外部記憶装置、プリンタ(不図示)、ネットワーク機器(不図示))を接続するためのポートや送受信機である。個体識別装置2は、I/O25を介して周辺機器とのデータの送受信を行う。I/O25の一例としては、USB、IEEE1394、RS−232Cなどのポートや、記憶媒体を読み書きするためのドライブ装置や、無線LAN機器や、Bluetooth(登録商標)送受信機などがある。周辺機器との接続形態は、有線、無線を問わない。
光学読取装置3は、スキャナ、CCDカメラ等であり、画像を光学的に読取り、画像データとして取得する装置である。光学読取装置3は、I/O25を介して個体識別装置2に接続される。光学読取装置3は、読み取った画像データを個体識別装置2の制御部21に出力する。個体識別装置2の制御部21は、取得した画像データをRAMまたは記憶部22の所定のメモリ領域に記憶する。
光源4は、撮影対象とする物品1を撮影する際に、物品1に対して所定の方向から光を照射する。物品1と光学読取装置3と光源4との位置関係は、予め定義されている。
前述の説明では、個体識別装置2及び光学読取装置3を別体としたが、両者が一体であっても良い。個体識別装置2及び光学読取装置3が一体となる装置の例は、カメラ付きのノートPC、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末などが考えられる。尚、携帯電話端末やスマートフォンなどは、撮影時に端末を固定することが難しいなど、撮影条件が悪くなることも考えられる。しかしながら、本発明の実施の形態に係る個体識別処理によれば、撮影位置の位置ずれやノイズの映り込みが発生しても、精度良く個体識別を行うことができる。
以下、「基準」とは、個体識別処理において基準となる照合元のことを意味する。基準画像は、個体識別処理において基準となる照合先の画像である。これに対して、「対象」とは、個体識別処理において識別対象となる照合先のことを意味する。対象画像は、個体識別処理において識別対象となる照合先の画像である。以下、基準画像に係る特徴点及び特徴量は、基準特徴点及び基準特徴量と表記する。また、対象画像に係る特徴点及び特徴量は、対象特徴点及び対象特徴量と表記する。更に、基準特徴点及び対象特徴点を区別しない場合には、単に「特徴点」と表記する。同様に、基準特徴量及び対象特徴量を区別しない場合には、単に「特徴量」と表記する。
図2は、基準特徴量データの一例を示す図である。基準特徴量データ30は、基準特徴点31、第1基準近傍点32、第2基準近傍点33、第3基準近傍点34、第4基準近傍点35、第5基準近傍点36、基準特徴量37などのデータ項目を有する。
基準特徴点31は、特徴点抽出処理によって抽出される特徴点である。図1に示す例であれば、タガント分布部12に散布されるタガントの位置を示す座標である。例えば、個体識別装置2は、輪郭抽出処理によって各タガントの輪郭を抽出し、抽出される輪郭によって各タガントの領域を特定し、特定される領域の重心座標を、タガントの位置を示す座標とする。
第1基準近傍点32は、特定の基準特徴点31から見て、1番目に近い特徴点である。同様に、第2基準近傍点33、第3基準近傍点34、第4基準近傍点35、及び第5基準近傍点36は、特定の基準特徴点31から見て、それぞれ、2番目、3番目、4番目、5番目に近い特徴点である。図2に示す例では、近傍点の数は「5個」としたが、特に限定されるものではない。
基準特徴量37は、特定の基準特徴点31に係る特徴量である。特徴量は、特徴点と近傍点との位置関係に基づく値である。特徴量の具体例は、図3を参照しながら後述する。
ここで、基準特徴量データ30の生成処理について説明する。基準特徴量データ30の生成処理は、例えば、物品1が市場に流通する前に行う。光学読取装置3が物品1(基準物品)のタガント分布部12を光学的に読み取り、個体識別装置2の制御部21に基準画像として出力すると、個体識別装置2の制御部21は、入力される基準画像に対して所定の画像処理を施し、複数の基準特徴点31を抽出する。そして、個体識別装置2の制御部21は、基準特徴点31ごとに、第1基準近傍点32〜第5基準近傍点36(近傍点も特徴点である。)との位置関係に基づく複数の基準特徴量37を算出する。そして、個体識別装置2の制御部21は、図2に例示する基準特徴量データ30のように、物品1の基準特徴点31ごとに、第1基準近傍点32〜第5基準近傍点36及び複数の基準特徴量37を記憶部22に記憶する。但し、個体識別装置2の制御部21は、予め基準特徴量データ30を記憶するだけでなく、図4に示す個体識別処理の直前に、基準特徴量データ30を入力しても良い。入力の形態としては、I/O25を介して別の装置や媒体から入力したり、ユーザが入力部24を介して入力したりすることが考えられる。
図3は、基準画像の一例を示す図である。基準画像40は、基準特徴量データ30の生成処理に用いられる画像である。図3の例では、A〜Gの7個の特徴量が含まれている。
ここで、特徴量の具体例について説明する。図3では、基準特徴点Aに係る基準特徴量を算出する例を示している。図2に示すように、基準特徴点Aに係る第1基準近傍点〜第5基準近傍点は、それぞれ、C、D、B、G、Eである。個体識別装置2の制御部21は、基準特徴点A及び第1基準近傍点Cを結ぶ線分と、基準特徴点A及び第2基準近傍点Dを結ぶ線分とのなす角度を1番目の基準特徴量θ 1として算出する。第3基準近傍点B〜第5基準近傍点Eに対しても同様に、個体識別装置2の制御部21は、基準特徴点A及び第1基準近傍点Cを結ぶ線分と、基準特徴点A及び第3基準近傍点B〜第5基準近傍点Eを結ぶ線分とのなす角度を2番目の基準特徴量θ 2〜4番目の基準特徴量θ 4として算出する。
このように、個体識別装置2の制御部21は、特定の基準特徴点31と、5つの第1基準近傍点32〜第5基準近傍点36との位置関係によって、4つの基準特徴量37を算出することができる。「角度」による定義の場合、画像の拡大、縮小及び回転に対してロバスト性がある。但し、特徴量の定義は特に限定されるものではなく、特徴点と近傍点との位置関係に基づく値であれば良い。特徴量の他の例としては、「角度」による定義の他、「距離」、「面積」などが挙げられる。また、複数の特徴量を定義して、複数の特徴量を用いても良い。
図4は、個体識別処理の流れを示すフローチャートである。図4に示す個体識別処理は、例えば、物品1が市場に流通した後、物品1の真贋判定を行う場合などに行われる。個体識別装置2の制御部21は、図4に示す個体識別処理を開始する前に、記憶部22、I/025を介する別の装置や媒体、或いは入力部24から、基準特徴量データ30を入力しておく。ここで、個体識別装置2の制御部21は、基準特徴点ごとに、所定の順位条件に従って整列される複数の基準特徴量を入力する。所定の順位条件とは、例えば、第1基準近傍点32〜第5基準近傍点36を決めるときの距離に基づく順序である。所定の順位条件は、距離に基づく順序の他に、色相、明度、彩度などの色情報に基づく順序や、特定の基準特徴点31から見て時計回りの順序などが考えられる。
図4に示すように、光学読取装置3が、識別対象の物品1を基準画像40と同様の手法で読み取り、個体識別装置2の制御部21に対象画像として出力すると、個体識別装置2の制御部21は、対象画像に対して、基準画像40に対する所定の画像処理と同様の画像処理を施し、複数の対象特徴点を抽出する(S1)。
図5は、対象画像の一例を示す図である。図3の基準画像40及び図5の対象画像50を比較すると、対象画像50の撮影位置が右にずれており、偽特徴点(ノイズ)Hが抽出されている。本発明の目的は、この偽特徴点Hの影響を軽減し、精度の向上を図ることである。
図4の説明に戻る。個体識別装置2の制御部21は、特徴量算出処理を行う(S2)。特徴量算出処理では、個体識別装置2の制御部21は、S1において抽出される対象特徴点ごとに、第1対象近傍点〜第5対象近傍点との位置関係に基づく対象特徴量を算出する。ここで、個体識別装置2の制御部21は、対象特徴点ごとに、基準特徴量を入力するときの所定の順位条件と同様の順位条件に従って整列される複数の対象特徴量を算出する。
図5では、対象特徴点Aに係る対象特徴量を算出する例を示している。対象特徴点Aに係る第1対象近傍点〜第5対象近傍点は、それぞれ、C、D、B、G、Hである。個体識別装置2の制御部21は、対象特徴点A及び第1対象近傍点Cを結ぶ線分と、対象特徴点A及び第2対象近傍点Dを結ぶ線分とのなす角度を1番目の対象特徴量θ1として算出する。第3対象近傍点B〜第5対象近傍点Hに対しても同様に、個体識別装置2の制御部21は、対象特徴点A及び第1対象近傍点Cを結ぶ線分と、対象特徴点A及び第3対象近傍点B〜第5対象近傍点Hを結ぶ線分とのなす角度を2番目の対象特徴量θ2〜4番目の対象特徴量θ4として算出する。尚、特徴量の定義は特に限定されるものではないが、基準特徴量の算出時と同様とする。
図6は、対象特徴量データの一例を示す図である。対象特徴量データ60は、対象特徴点61、第1対象近傍点62、第2対象近傍点63、第3対象近傍点64、第4対象近傍点65、第5対象近傍点66、対象特徴量67などのデータ項目を有する。
対象特徴点61は、S1の特徴点抽出処理によって抽出される特徴点である。第1対象近傍点62〜第5対象近傍点66は、特定の対象特徴点61から見て、それぞれ、1番目〜5番目に近い特徴点である。対象特徴量67は、特定の対象特徴点61に係る特徴量である。
図6において、対象特徴点61〜第5対象近傍点66のデータ項目の中で、点線の矩形によって囲まれている点は、偽特徴点(ノイズ)である。また、対象特徴量67のデータ項目の中で、点線の矩形によって囲まれている対象特徴量は、偽特徴点を用いて算出される対象特徴量である。偽特徴点を用いて算出される対象特徴量は、基準特徴量と一致しない。
図4の説明に戻る。個体識別装置2の制御部21は、照合処理を行う(S3)。照合処理では、個体識別装置2の制御部21は、S2における特徴量算出処理によって算出される対象特徴量と、事前に入力される基準特徴量とを照合し、対象特徴点と基準特徴点とが一致するか否かを判定する。ここで、個体識別装置2の制御部21は、前述の順位条件に従って、同一の順位同士の基準特徴量と複数の対象特徴量とを比較する。
図7は、照合処理の詳細を示すフローチャートである。図7に示すように、個体識別装置2の制御部21は、一の対象特徴点を特定し(S11)、複数の基準特徴点に対して、基準特徴量と対象特徴量との一致数の最大値を算出する(S12)。
図2及び図6の例を参照しながら、S12の詳細を説明する。個体識別装置2の制御部21は、例えば、S1において「A」を特定すると、複数の基準特徴点「A〜G」に対して、「A〜G」の基準特徴量37と「A」の対象特徴量67との一致数を算出する。一致判定では、基準特徴量37と対象特徴量67との差が一定の誤差の範囲内であれば、一致と判定する。
「A」の基準特徴量37と「A」の対象特徴量67との比較結果は、「θ 4」と偽特徴点Hを用いて算出される「θ4」とが不一致であり、それ以外は一致する。一方、「B〜G」の基準特徴量37と「A」の対象特徴量67との比較結果は、偶然の一致を除き、不一致となる。従って、一致数が最大となる基準特徴点は「A」であり、その一致数は「3」である。個体識別装置2の制御部21は、それ以外の対象特徴量「B〜G」に対しても同様に、基準特徴量と対象特徴量との一致数の最大値を算出する。
次に、個体識別装置2の制御部21は、一致数の最大値が閾値以上か否かを判定する(S13)。特徴量の数が4個であれば、閾値は、例えば「3」とする。
個体識別装置2の制御部21は、一致数の最大値が閾値以上の場合(S13のYes)、照合結果を一致とする(S14)。一方、個体識別装置2の制御部21は、一致数の最大値が閾値未満の場合(S13のNo)、照合結果を不一致とする(S15)。
次に、個体識別装置2の制御部21は、全ての対象特徴点が処理済か否かを判定する(S16)。処理済ではない場合(S16のNo)、個体識別装置2の制御部21は、S11から処理を繰り返す。処理済の場合(S16のYes)、個体識別装置2の制御部21は、処理を終了する。
図8は、照合データの一例を示す図である。照合データ70は、基準特徴点71、対象特徴点72、基準特徴量73、対象特徴量74、一致数の最大値75、照合結果76などのデータ項目を有する。
基準特徴点71は、予め入力される。対象特徴点72は、S1において抽出される。基準特徴量73は、予め入力される。対象特徴量74は、S2において算出される。一致数の最大値75は、S12において算出される。照合結果76は、S13〜S15における結果である。
照合処理は、前述の通り、同一の順位同士の基準特徴量と複数の対象特徴量とを比較する。例えば、基準特徴点31が「A」の基準特徴量37と、対象特徴点61が「A」の対象特徴量67とを照合する場合、「θ 1」と「θ1」、「θ 2」と「θ2」、「θ 3」と「θ3」、「θ 4」と「θ4」、とを比較する。
図8の例では、対象特徴点72が「A〜G」については、一致数の最大値75が「3」又は「4」であることから、照合結果76が全て「○」(一致)となっている。特に、対象特徴点72が「A、D、G」については、偽特徴点Hを用いて算出される対象特徴量74が含まれるものの、複数の特徴量を照合することによって、一部の偽特徴点に影響されることなく、正しい照合結果が得られている。一方、対象特徴点72が「H」については、一致数の最大値75が「0」であることから、照合結果76が「×」(不一致)となっている。このように、「H」は偽特徴点として除外できている。
図4の説明に戻る。個体識別装置2の制御部21は、S3における照合処理の結果に基づいて個体識別を行い、識別結果を出力する(S4)。個体識別装置2の制御部21は、例えば、照合結果が「○」(一致)である特徴点の数が、一定数以上である場合、識別対象の物品1を真の物品と識別する。
以上の通り、本実施の形態に係る個体識別装置は、基準特徴点ごとに複数の基準特徴量を入力し、対象特徴点ごとに複数の対象特徴量を算出し、複数の基準特徴量と複数の対象特徴量とを比較することによって、基準特徴点と対象特徴点とが一致するか否かを照合する。これによって、画像撮影時のゴミ付着等の外的要因や、撮影機器に起因するノイズ等の内的要因により、画像に乱れが生じた場合であっても、安定して個々の物品の個体識別を行うことが可能となる。
また、個体識別装置は、対象特徴点ごとに、複数の基準特徴点に対して、基準特徴量と対象特徴量との一致数の最大値を算出し、一致数の最大値が閾値以上の場合には基準特徴点と対象特徴点とが一致と判定する。これによって、偽特徴点が含まれていても、偽特徴点に大きく影響を受けることなく、安定して個体識別を行うことが可能となる。
また、個体識別装置は、基準特徴点ごとに、所定の順位条件に従って整列される複数の基準特徴量を入力し、対象特徴点ごとに所定の順位条件と同様の順位条件に従って整列される複数の対象特徴量を算出し、同一の順位同士の基準特徴量と複数の対象特徴量とを比較する。これによって、精度良く個体識別を行うことが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る個体識別装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………物品
2………個体識別装置
3………光学読取装置
4………光源
30………基準特徴量データ
40………基準画像
50………対象画像
60………対象特徴量データ
70………照合データ
100………個体識別システム

Claims (5)

  1. 基準物品を光学的に読み取ることによって得られる基準画像に対して所定の画像処理を施すことにより抽出される複数の基準特徴点ごとの基準特徴量を入力する入力手段と、
    識別対象の物品を前記基準画像と同様の手法で読み取ることによって得られる対象画像に対して前記所定の画像処理と同様の画像処理を施し、複数の対象特徴点を抽出し、前記対象特徴点ごとの対象特徴量を算出する特徴量算出手段と、
    前記基準特徴量と前記対象特徴量とを比較することによって、前記基準特徴点と前記対象特徴点とが一致するか否かを照合する照合手段と、
    前記照合手段の結果に基づいて、前記識別対象の物品と前記基準物品とが同一個体であるか否かを識別する識別手段と、
    を備え、
    前記入力手段は、前記基準特徴点ごとに、複数の前記基準特徴量を入力し、
    前記特徴量算出手段は、前記対象特徴点ごとに、複数の前記対象特徴量を算出し、
    前記照合手段は、複数の前記基準特徴量と複数の前記対象特徴量とを比較する
    ことを特徴とする個体識別装置。
  2. 前記照合手段は、前記対象特徴点ごとに、複数の前記基準特徴点に対して、前記基準特徴量と前記対象特徴量との一致数の最大値を算出し、前記一致数の最大値が閾値以上の場合には前記基準特徴点と前記対象特徴点とが一致と判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の個体識別装置。
  3. 前記入力手段は、前記基準特徴点ごとに、所定の順位条件に従って整列される複数の前記基準特徴量を入力し、
    前記特徴量算出手段は、前記対象特徴点ごとに、前記所定の順位条件と同様の順位条件に従って整列される複数の前記対象特徴量を算出し、
    前記照合手段は、同一の順位同士の前記基準特徴量と複数の前記対象特徴量とを比較する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の個体識別装置。
  4. コンピュータが、
    基準物品を光学的に読み取ることによって得られる基準画像に対して所定の画像処理を施すことにより抽出される複数の基準特徴点ごとの基準特徴量を入力する入力ステップと、
    識別対象の物品を前記基準画像と同様の手法で読み取ることによって得られる対象画像に対して前記所定の画像処理と同様の画像処理を施し、複数の対象特徴点を抽出し、前記対象特徴点ごとの対象特徴量を算出する特徴量算出ステップと、
    前記基準特徴量と前記対象特徴量とを比較することによって、前記基準特徴点と前記対象特徴点とが一致するか否かを照合する照合ステップと、
    前記照合ステップの結果に基づいて、前記識別対象の物品と前記基準物品とが同一個体であるか否かを識別する識別ステップと、
    を実行し、
    前記入力ステップは、前記基準特徴点ごとに、複数の前記基準特徴量を入力し、
    前記特徴量算出ステップは、前記対象特徴点ごとに、複数の前記対象特徴量を算出し、
    前記照合ステップは、複数の前記基準特徴量と複数の前記対象特徴量とを比較する
    ことを特徴とする個体識別方法。
  5. コンピュータを、
    基準物品を光学的に読み取ることによって得られる基準画像に対して所定の画像処理を施すことにより抽出される複数の基準特徴点ごとの基準特徴量を入力する入力手段と、
    識別対象の物品を前記基準画像と同様の手法で読み取ることによって得られる対象画像に対して前記所定の画像処理と同様の画像処理を施し、複数の対象特徴点を抽出し、前記対象特徴点ごとの対象特徴量を算出する特徴量算出手段と、
    前記基準特徴量と前記対象特徴量とを比較することによって、前記基準特徴点と前記対象特徴点とが一致するか否かを照合する照合手段と、
    前記照合手段の結果に基づいて、前記識別対象の物品と前記基準物品とが同一個体であるか否かを識別する識別手段と、
    を備え、
    前記入力手段は、前記基準特徴点ごとに、複数の前記基準特徴量を入力し、
    前記特徴量算出手段は、前記対象特徴点ごとに、複数の前記対象特徴量を算出し、
    前記照合手段は、複数の前記基準特徴量と複数の前記対象特徴量とを比較する
    個体識別装置として機能させるためのプログラム。
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