JP2013196097A - 対象物検出システムおよび対象物検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不審船を正しく検出できるようにすることを目的とする。
【解決手段】SAR衛星200は、複数の船舶が存在する監視海域の上空を飛行する監視時刻に監視海域を撮像して海域画像を取得する。静止衛星300は、位置情報を監視時刻に送信することを船舶の通信機に要求する位置情報要求を監視海域に向けて発信し、位置情報要求に応じる船舶101から監視時刻に送信される位置情報を通信位置情報として受信する。監視施設400の装置は、SAR衛星200によって取得された海域画像に基づいて監視時刻の監視海域に存在した複数の船舶それぞれの位置情報を画像位置情報として算出する。監視施設400の装置は、複数の船舶それぞれの画像位置情報と静止衛星300によって収集された船舶101の通信位置情報とを比較し、位置情報要求に応じない不審船102の位置情報を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、不審船を対象物として検出するための対象物検出システムおよび対象物検出方法に関するものである。
従来、違法漁船や不審船の取り締まりを目的として、衛星センサによって広域の海上を撮像して得られる画像が用いられている。周回衛星で得られた海上の画像には敵味方の船舶が写っており、CFAR(Constant False Alarm Rate)等の従来の船舶探知技術でこれら船舶を探知することができる。
一方、船舶は、安全航行を目的として自機の識別コード、位置および行き先等の情報をAIS(Automatic Identification System)やVMS(Vessel Monitoring System)の情報として常時発信する。そして、衛星や沿岸設備は、各船舶から発信されるAIS情報(またはVMSの情報。以下同様)をAIS受信機で収集する。AIS情報は味方の船舶(適法な船舶)からしか発信されないため、収集したAIS情報と敵味方の船舶が映った画像の情報とでマッチングを取ることにより、敵の船舶(違法な船舶)を検出することができる。
海上を撮像するために実用的な高分解能の画像センサを備えた監視衛星は全て周回衛星であり、従来のAIS衛星も周回衛星である。
このため、監視衛星で得られる海上の画像とAIS衛星で得られる船舶のAIS情報との同期性が低く、マッチング精度も低い。また、沿岸AISは広域をカバーすることができない。
さらに、優れた漁場を知られたくない漁船など、味方の船舶がAIS情報を発信しない場合も考えられる。
特開平09−035200号公報 特開2004−318561号公報 特開2004−347195号公報 特開2007−114093号公報 特開2007−292532号公報
M.Arii,"Maritime surveillance by ALOS series",ALOS2 workshop,Tokyo,Japan,Mar.2010. M.Arii,"Conceptual design for spaceborne ocean surveillance system based on radar scattering theory",C−SIGMA,Rome,Italy,Jun.2011. M.Arii,"Ship detection from full polarimetric SAR data at different incidence angles",Asia−Pacific Conference on Synthetic Aperture Radar(APSAR),Seoul,Korea,Sept.2011.
本発明は、例えば、不審船を正しく検出できるようにすることを目的とする。
本発明の対象物検出システムは、
複数の対象物が存在する特定地域を特定時間帯に撮像して地域画像を取得する地域撮像装置と、
前記特定時間帯の位置情報を要求する位置情報要求を前記特定地域に向けて発信し、前記複数の対象物のうち前記位置情報要求に応じる対象物から送信される前記特定時間帯の位置情報を通信位置情報として受信する位置情報収集装置と、
前記地域撮像装置によって取得される前記地域画像に基づいて前記特定時間帯の前記特定地域に存在する前記複数の対象物それぞれの位置情報を画像位置情報として算出し、前記複数の対象物それぞれの画像位置情報と前記位置情報収集装置によって収集された前記対象物の通信位置情報とを比較し、前記位置情報要求に応じない対象物の位置情報を特定する対象物検出装置とを備える。
前記位置情報収集装置は、前記位置情報要求を前記特定時間帯に送信することにより、前記通信位置情報を前記特定時間帯に受信する。
前記地域撮像装置は、周回衛星に搭載される装置であり、
前記位置情報要求装置は、前記地域撮像装置を搭載した前記周回衛星が前記特定地域の上空を飛行する所定の時間帯を前記特定時間帯として前記位置情報要求を発信する。
前記位置情報要求装置は、前記特定地域の上空に少なくともいずれかの時間帯に存在する飛行体に搭載される装置である。
前記位置情報要求装置は、静止衛星、準天頂衛星、飛行船または気球に搭載される装置である。
本発明の対象物検出方法は、
地域撮像装置が、複数の対象物が存在する特定地域を特定時間帯に撮像して地域画像を取得し、
位置情報収集装置が、前記特定時間帯の位置情報を要求する位置情報要求を前記特定地域に向けて発信し、前記複数の対象物のうち前記位置情報要求に応じる対象物から送信される前記特定時間帯の位置情報を通信位置情報として受信し、
対象物検出装置が、前記地域撮像装置によって取得される前記地域画像に基づいて前記特定時間帯の前記特定地域に存在する前記複数の対象物それぞれの位置情報を画像位置情報として算出し、前記複数の対象物それぞれの画像位置情報と前記位置情報収集装置によって収集された前記対象物の通信位置情報とを比較し、前記位置情報要求に応じない対象物の位置情報を特定する。
本発明によれば、例えば、不審船を正しく検出できるようにすることを目的とする。
実施の形態1における敵味方判別システム100の構成図。 実施の形態1における敵味方判別システム100の機能構成図。 実施の形態1における敵味方判別システム100の敵味方判別方法を示すフローチャート。 実施の形態1における敵味方判別装置401のハードウェア資源の一例を示す図。
実施の形態1.
監視海域に存在する正当な船舶(味方の船舶)と不審な船舶(敵の船舶)とを判別するシステムについて説明する。但し、船舶は対象物の一例であり、船舶以外の対象物(例えば、建物のような静止体、または車両や航空機のような移動体)を判別しても構わない。
図1は、実施の形態1における敵味方判別システム100の構成図である。
実施の形態1における敵味方判別システム100の構成について、図1に基づいて説明する。
敵味方判別システム100(対象物検出システムの一例)は、監視海域を航行する権限を有する正当な船舶と監視海域を航行する権限が無い不当な船舶とを判別するシステムである。以下、正当な船舶を単に「船舶101」といい、不当な船舶を「不審船102」という。
図中の白丸は船舶101を表し、黒丸は不審船102を表している。
敵味方判別システム100は、SAR衛星200(地域撮像装置の一例)と、静止衛星300(位置情報収集装置の一例)と、監視施設400(対象物検出装置の一例)とを有する。
SAR衛星200は、画像センサとして用いられるSAR(Synthetic Aperture Radar)またはISAR(Inverse SAR)を備えた周回衛星(人工衛星)である。SAR衛星200は、所定の時間帯に監視海域の上空を飛行する。以下、SARまたはISARを「SAR」と呼ぶ。
但し、SAR衛星200の代わりに、SAR以外の画像センサ(例えば、光学カメラ)を備えた人工衛星またはその他の飛行体(例えば、飛行機)を用いても構わない。
静止衛星300は、監視海域の上空に位置する人工衛星である。但し、静止衛星300の代わりに、監視海域の上空に少なくともいずれかの時間帯に存在するその他の飛行体(例えば、成層圏等の高い高度から監視海域を飛行または滞空する準天頂衛星システムの準天頂衛星、気球、飛行船)を用いても構わない。準天頂衛星システムは、複数の準天頂衛星のうち少なくともいずれかの準天頂衛星が特定地域(例えば、日本)の上空に位置するシステムである。
監視施設400は、SAR衛星200および静止衛星300と無線通信する地上の施設(または装置)である。
船舶101は、GPS(Global Positioning System)受信機などの測位装置と、静止衛星300と所定の通信プロトコルで通信する所定の通信装置とを備える。以下、静止衛星300と通信する所定の通信装置を「船舶通信機」という。
不審船102は、正当な船舶ではないため、静止衛星300と通信するための船舶通信機を備えていない。
以下に、敵味方判別システム100の概要について、図1に基づいて説明する。
SAR衛星200は、監視海域の上空を飛行するときにSARによって監視海域を撮像する。以下、SAR衛星200からの撮像によって得られる監視海域の画像データを「海域画像」という。また、SAR衛星200が監視海域の上空を飛行する時間帯を「監視時間帯」といい、監視時間帯の特定の時刻を「監視時刻」という。
静止衛星300は、位置情報の要求を監視時刻に監視海域の各船舶101に向けて発信する。
各船舶101の船舶通信機は、静止衛星300から位置情報の要求を受信し、測位装置によって測位された位置情報を静止衛星300へ送信する。以下、各船舶101から静止衛星300へ送信される位置情報を「通信位置情報」という。不審船102は、船舶通信機を持たないため、位置情報を監視時刻に静止衛星300へ送信しない。
SAR衛星200は海域画像を監視施設400に送信し、静止衛星300は各船舶101の通信位置情報を監視施設400に送信する。
監視施設400は、SAR衛星200から海域画像を受信し、静止衛星300から各船舶101の通信位置情報を受信する。
監視施設400は、海域画像に基づいて船舶101および不審船102の位置情報を算出する。以下、海域画像に基づいて算出する位置情報を「画像位置情報」という。
監視施設400は、画像位置情報と通信位置情報とを比較し、不審船102の位置情報を特定する。
図2は、実施の形態1における敵味方判別システム100の機能構成図である。
実施の形態1における敵味方判別システム100の機能構成について、図2に基づいて説明する。
SAR衛星200は、SAR、無線通信装置(以上、図示省略)、海域撮像装置201などを備える。
海域撮像装置201(地域撮像装置の一例)は、海域撮像部210と、海域画像送信部220と、撮像装置記憶部290とを備える。
海域撮像部210(地域撮像部の一例)は、SARを用いて監視時間帯に監視海域を撮像し、海域画像291を取得する。
海域画像送信部220(地域画像送信部の一例)は、海域撮像部210によって取得される海域画像291を無線通信装置を用いて監視施設400へ送信する。
撮像装置記憶部290は、海域撮像装置201で使用するデータを記憶する。例えば、撮像装置記憶部290は、海域撮像部210によって取得される海域画像291を記憶する。
静止衛星300は、無線通信装置(図示省略)、目標情報収集装置301などを備える。
目標情報収集装置301(位置情報収集装置の一例)は、目標情報収集部310と、目標情報送信部320と、収集装置記憶部390とを備える。
目標情報収集部310(位置情報収集部の一例)は、無線通信装置を用いて次のような通信を行う。目標情報収集部310は、目標情報要求を監視時刻に監視海域に向けて発信し、監視海域の各船舶101から応答される目標情報を受信する。目標情報要求は、船舶101の船舶通信機に対して位置情報(通信位置情報)を含んだ目標情報を監視時間帯に送信することを要求するデータである。例えば、目標情報収集部310は、SAR衛星200の周回軌道を表す軌道情報(SAR軌道情報499)を監視施設400から受信し、受信した軌道情報に基づいて監視時刻を算出する。
目標情報送信部320(位置情報送信部の一例)は、目標情報収集部310が各船舶101から受信した目標情報391を無線通信装置を用いて監視施設400へ送信する。
収集装置記憶部390(要求装置記憶部の一例)は、目標情報収集装置301で使用するデータを記憶する。例えば、収集装置記憶部390は、目標情報収集部310が受信した各目標情報391を記憶する。
監視施設400は、無線通信装置(図示省略)、敵味方判別装置401などを備える。
敵味方判別装置401(対象物検出装置の一例)は、監視通信部410、海域画像処理部420、敵味方判別部430および判別装置記憶部490を備える。
監視通信部410(地域画像受信部、位置情報受信部の一例)は、無線通信装置を用いて次のような通信を行う。監視通信部410は、SAR衛星200から送信される海域画像291を受信する。監視通信部410は、静止衛星300から送信される各目標情報391を受信する。
海域画像処理部420(画像位置情報生成部の一例)は、海域画像291を画像処理して検出情報491を生成する。検出情報491は、監視海域に存在する船舶101および不審船102それぞれの位置情報(画像位置情報)を含んだデータである。
敵味方判別部430(対象物検出部の一例)は、各検出情報491に含まれる位置情報と各目標情報391に含まれる位置情報とを比較し、敵味方判別情報492を生成する。敵味方判別情報492は、各検出情報491に含まれる位置情報のうち不審船102の位置情報を特定したデータである。
判別装置記憶部490(検出装置記憶部の一例)は、敵味方判別装置401で使用するデータを記憶する。例えば、判別装置記憶部490は、監視通信部410が受信した海域画像291および目標情報391、海域画像処理部420が生成した検出情報491、敵味方判別部430が生成した敵味方判別情報492、SAR衛星200の周回軌道を表すSAR軌道情報499などを記憶する。
図3は、実施の形態1における敵味方判別システム100の敵味方判別方法を示すフローチャートである。
実施の形態1における敵味方判別システム100の敵味方判別方法(対象物検出方法の一例)について、図3に基づいて説明する。
S110において、静止衛星300の目標情報収集部310は、監視時刻に目標情報要求を監視海域に向けて発信する。但し、目標情報収集部310は、監視時刻(応答時刻)を指定した目標情報要求を定期的にまたは監視時間帯前の所定時刻に発信してもよい。
例えば、目標情報収集部310は、SAR衛星200の周回軌道(飛行時刻、飛行位置など)を表すSAR軌道情報499を監視施設400の敵味方判別装置401から受信し、SAR衛星200が監視海域の上空を飛行する監視時間帯および監視時刻をSAR軌道情報499と監視海域の位置情報とに基づいて算出する。この場合、監視海域の位置情報は収集装置記憶部390に予め記憶しておく。但し、目標情報収集部310は、監視施設400の敵味方判別装置401からSAR軌道情報499の代わりに監視時間帯または監視時刻を受信してもよい。
S110の後、S120に進む。
S120において、監視海域に存在する船舶101の船舶通信機は、静止衛星300から発信された目標情報要求を受信し、船舶101の監視時刻の目標情報391を生成し、生成した目標情報391を静止衛星300へ送信する。このとき、船舶通信機は、監視時刻から所定時間(監視時間帯)内に目標情報391を静止衛星300へ送信するものとする。
目標情報391は、船舶101の測位装置によって測位された監視時刻の位置情報(三次元の座標値)を含んだデータである。船舶通信機は、船舶101の登録情報(国籍、識別コードなど)や、船舶101の速度計および方位計によって計測される速度ベクトルなどを目標情報391に含めてもよい。また、船舶通信機は、目標情報391に含める登録情報から一部の情報(識別コード)を除いてもよい。例えば、目標情報391に識別コードを含めないことで、船舶101の匿名性を担保することができる。
このとき、不審船102は、静止衛星300と通信するための船舶通信機を備えていないため、目標情報要求を静止衛星300から受信して監視時刻の目標情報を静止衛星300へ送信することができない。
S120の後、S130に進む。
S130において、静止衛星300の目標情報収集部310は、監視海域の各船舶101から送信された監視時刻の目標情報391を受信する。
S130の後、S140に進む。
S140において、静止衛星300の目標情報送信部320は、目標情報収集部310によって受信された各船舶101の目標情報391を監視施設400へ送信する。
S140の後、S310に進む。
S210において、SAR衛星200の海域撮像部210は、SARを用いて監視時間帯に監視海域を撮像して海域画像291を取得する。
例えば、海域撮像部210は、SAR軌道情報499に基づいてSAR衛星200が監視海域の上空を飛行する監視時間帯を算出し、算出した監視時間帯に地上(監視海域)の撮像を行う。また、海域撮像部210は、監視施設400から監視時間帯を受信しても構わない。
S210の後、S220に進む。
S220において、SAR衛星200の海域画像送信部220は、海域撮像部210によって取得された海域画像291を監視施設400へ送信する。
S220の後、S310に進む。
但し、海域撮像部210および海域画像送信部220はSARによる撮像およびSAR画像(海域画像291を含む)の送信をし続けて、監視施設400の敵味方判別装置401がSAR画像の中から監視時間帯に撮像された海域画像291を選択してもよい。
S310において、監視施設400の監視通信部410は、S140で静止衛星300から送信された各船舶101の目標情報391を受信する。
さらに、監視通信部410は、S220でSAR衛星200から送信された海域画像291を受信する。
S310の後、S320に進む。
S320において、監視施設400の海域画像処理部420は、海域画像291を画像処理し、海域画像291に映った船舶毎に検出情報491を生成する。検出情報491は、船舶(船舶101または不審船102)の位置情報(三次元の座標値)を含んだデータである。
例えば、海域画像処理部420は、以下のように検出情報491を生成する。
海域画像処理部420は、SAR軌道情報499と監視時間帯とに基づいて監視海域の範囲(三次元の座標値)を算出する。但し、監視海域の所定範囲を予め記憶しておいても構わない。
海域画像処理部420は、海域画像291から船舶が映っている画素範囲(海域画像291内の座標値)を特定する。例えば、海域画像処理部420は、画素の輝度が周囲(海面)より所定の輝度閾値以上明るい部分を船舶が映っている画素範囲として特定する。
海域画像処理部420は、監視海域の範囲と船舶の画素範囲とに基づいて船舶の位置情報(三次元の座標値)を算出する。
海域画像処理部420は、船舶の位置情報(三次元の座標値)を含んだデータを検出情報491として生成する。
S320の後、S330に進む。
S330において、監視施設400の敵味方判別部430は、各検出情報491に含まれる位置情報と各目標情報391に含まれる位置情報とを比較し、敵味方判別情報492を生成する。敵味方判別部430は、生成した敵味方判別情報492を出力装置(例えば、ディスプレイ)に出力する。
敵味方判別情報492は、各検出情報491に含まれる位置情報のうち不審船102の位置情報を特定するデータである。
例えば、敵味方判別情報492は、船舶101の位置情報を除いて不審船102の位置情報を含んだデータである。
但し、敵味方判別情報492は、船舶101の位置情報と不審船102の位置情報とを含んでも構わない。この場合、敵味方判別情報492は、位置情報毎に船舶101と不審船102とのいずれの位置情報であるかを判別するための判別情報(例えば、「0」は船舶101、「1」は不審船102)を含む。
このとき、敵味方判別部430は、以下のようなマッチング処理によって、不審船102の位置情報を判定する。
例えば、敵味方判別部430は、各検出情報491に含まれる位置情報のうち、いずれかの目標情報391と同じ位置情報(所定の誤差範囲内の位置情報を含む)を船舶101の位置情報として判定する。つまり、敵味方判別部430は、各検出情報491に含まれる位置情報のうち、いずれの目標情報391とも異なる位置情報を不審船102の位置情報として判定する。
例えば、敵味方判別部430は、検出情報491に含まれる位置情報と目標情報391に含まれる位置情報とを座標値の近い順に組み合わせ、余った検出情報491に含まれる位置情報を不審船102の位置情報として判定する。
敵味方判別部430は、位置情報と速度ベクトルとを比較して不審船102を判別してもよい。
この場合、監視通信部410は位置情報と速度ベクトルとを含んだ目標情報391を各船舶101から目標情報収集装置301を介して受信する(S310)。
また、海域画像処理部420は海域画像291に基づいて船舶の速度ベクトル(画像速度ベクトル)を算出し、船舶の速度ベクトルを含んだ検出情報491を生成する(S320)。例えば、海域画像291(SAR画像)に基づいて速度ベクトルを算出する方法として、特許文献4、5に開示されている方法を用いることができる。
敵味方判別部430は、「位置情報」を「位置情報および速度ベクトル」に置き換えて上記のマッチング処理を行い、不審船102の位置情報および速度ベクトルを特定する敵味方判別情報492を生成する(S330)。
S330により、敵味方判別方法の処理は終了する。
図4は、実施の形態1における敵味方判別装置401のハードウェア資源の一例を示す図である。
図4において、敵味方判別装置401(コンピュータの一例)は、CPU901(Central Processing Unit)を備えている。CPU901は、バス902を介してROM903、RAM904、通信ボード905(通信装置)、ディスプレイ911(表示装置)、キーボード912、マウス913、ドライブ914、磁気ディスク装置920などのハードウェアデバイスと接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。ドライブ914は、FD(Flexible Disk Drive)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの記憶媒体を読み書きする装置である。
ROM903、RAM904、磁気ディスク装置920およびドライブ914は記憶装置の一例である。キーボード912、マウス913および通信ボード905は入力装置の一例である。ディスプレイ911および通信ボード905は出力装置の一例である。
通信ボード905は、有線または無線で、LAN(Local Area Network)、インターネット、電話回線などの通信網に接続している。
磁気ディスク装置920には、OS921(オペレーティングシステム)、プログラム群922、ファイル群923が記憶されている。
プログラム群922には、実施の形態において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが含まれる。プログラムは、CPU901により読み出され実行される。すなわち、プログラムは、「〜部」としてコンピュータを機能させるものであり、また「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
ファイル群923には、実施の形態において説明する「〜部」で使用される各種データ(入力、出力、判定結果、計算結果、処理結果など)が含まれる。
実施の形態において構成図およびフローチャートに含まれている矢印は主としてデータや信号の入出力を示す。
フローチャートなどに基づいて説明する実施の形態の処理はCPU901、記憶装置、入力装置、出力装置などのハードウェアを用いて実行される。
実施の形態において「〜部」として説明するものは「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ファームウェア、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの組み合わせのいずれで実装されても構わない。
海域撮像装置201および目標情報収集装置301は、敵味方判別装置401と同様に、CPU901や記憶装置などのハードウェアを備える。
実施の形態1において、例えば、以下のような敵味方判別システム100について説明した。
敵味方判別システム100は、従来の周回衛星によるAIS受信機ではなく、静止軌道や準天頂軌道等の定点観測を可能にする送受信機(例えば、静止衛星300の通信装置)を備え、味方の船舶(船舶101)には定点観測の送受信機と通信可能な送受信機(船舶通信機)を配布しておく。これらは、自機の位置を含む目標情報(目標情報391)を送信できるものとする。
定点観測の送受信機は目標情報を収集するためにトリガ情報(目標情報要求)を各船舶に送信し、各船舶はトリガ情報を受信後に目標情報を発信する。すなわち、敵味方判別システム100は、任意の時刻(例えば、監視時刻)に目標情報を収集することができる。
敵味方判別システム100は、周回衛星(SAR衛星200)で取得した画像(海域画像291)に対して画像撮像時の目標情報を収集できるため、画像と目標情報との高精度なマッチング処理によって敵(不審船102)を検出することができる。
味方の船舶使用者に対して目標情報を収集する時刻(監視時刻)を所定の通信方法(無線、電子メール、電話、郵便など)によって周知してもよい。これにより、味方の船舶使用者は以下のような対応を取ることができる。
例えば、味方の漁師は、周知された時刻前後の時間帯だけ漁場を変えたり、周知された時刻前後の時間帯を避けて漁業を行ったりすることにより、秘密にしたい良質な漁場の特定を防ぐことができる。
味方の船舶に配布する送受信機の偽造や盗難が起こった場合、偽造または盗難された送受信機を特定するための目標情報の収集時刻を味方の船舶使用者に対して所定の通信方法によって周知するとよい。これにより、味方の船舶使用者は、周知された収集時刻前に送受信機のスイッチをオフにすることができる。
そして、周知した収集時刻に目標情報の収集を行うことにより、収集された目標情報によって特定される船舶が偽造または盗難された送受信機を搭載した敵の船舶であることを特定することができる。このとき、画像は不要である。
実施の形態1で説明した敵味方判別システム100は、以下のような構成にしても構わない。
(1)SAR衛星200は、地球を周回する周回衛星ではなく、静止衛星、準天頂衛星または気球など、監視海域の上空を飛行する飛行体であっても構わない。
(2)海域撮像装置201と目標情報収集装置301とを同一の飛行体に備えても構わない。
(3)静止衛星300(または他の飛行体。以下同様)に敵味方判別装置401の機能(海域画像処理部420、敵味方判別部430)を備えて静止衛星300で不審船102を判別しても構わない。監視施設400のコンピュータは不審船102の位置情報を示す敵味方判別情報492を静止衛星300から受信する。
実施の形態1において、例えば、以下のような対象物検出システムについて説明した。以下、括弧内に実施の形態1で用いた名称を記す。
対象物検出システム(敵味方判別システム100)は、地域撮像装置(SAR衛星200)と、位置情報収集装置(静止衛星300)と、対象物検出装置(監視施設400)とを備える。
地域撮像装置は、複数の対象物(船舶101および不審船102)が存在する特定地域(監視海域)を特定時間帯(監視時間帯)に撮像して地域画像(海域画像291)を取得する。
位置情報収集装置は、前記特定時間帯の位置情報を要求する位置情報要求(目標情報要求)を前記特定地域に向けて発信する。位置情報収集装置は、前記複数の対象物のうち前記位置情報要求に応じる対象物(船舶101)から送信される前記特定時間帯の位置情報を通信位置情報(目標情報391)として受信する。
対象物検出装置は、前記地域撮像装置によって取得される前記地域画像に基づいて前記特定時間帯の前記特定地域に存在する前記複数の対象物それぞれの位置情報を画像位置情報(検出情報491)として算出する。対象物検出装置は、前記複数の対象物それぞれの画像位置情報と前記位置情報収集装置によって収集された前記対象物の通信位置情報とを比較し、前記位置情報要求に応じない対象物(不審船102)の位置情報を特定する。
100 敵味方判別システム、101 船舶、102 不審船、200 SAR衛星、201 海域撮像装置、210 海域撮像部、220 海域画像送信部、290 撮像装置記憶部、291 海域画像、300 静止衛星、301 目標情報収集装置、310 目標情報収集部、320 目標情報送信部、390 収集装置記憶部、391 目標情報、400 監視施設、401 敵味方判別装置、410 監視通信部、420 海域画像処理部、430 敵味方判別部、490 判別装置記憶部、491 検出情報、492 敵味方判別情報、499 SAR軌道情報、901 CPU、902 バス、903 ROM、904 RAM、905 通信ボード、911 ディスプレイ、912 キーボード、913 マウス、914 ドライブ、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 プログラム群、923 ファイル群。

Claims (6)

  1. 複数の対象物が存在する特定地域を特定時間帯に撮像して地域画像を取得する地域撮像装置と、
    前記特定時間帯の位置情報を要求する位置情報要求を前記特定地域に向けて発信し、前記複数の対象物のうち前記位置情報要求に応じる対象物から送信される前記特定時間帯の位置情報を通信位置情報として受信する位置情報収集装置と、
    前記地域撮像装置によって取得される前記地域画像に基づいて前記特定時間帯の前記特定地域に存在する前記複数の対象物それぞれの位置情報を画像位置情報として算出し、前記複数の対象物それぞれの画像位置情報と前記位置情報収集装置によって収集された前記対象物の通信位置情報とを比較し、前記位置情報要求に応じない対象物の位置情報を特定する対象物検出装置と
    を備えることを特徴とする対象物検出システム。
  2. 前記位置情報収集装置は、前記位置情報要求を前記特定時間帯に送信することにより、前記通信位置情報を前記特定時間帯に受信する
    ことを特徴とする請求項1記載の対象物検出システム。
  3. 前記地域撮像装置は、周回衛星に搭載される装置であり、
    前記位置情報要求装置は、前記地域撮像装置を搭載した前記周回衛星が前記特定地域の上空を飛行する所定の時間帯を前記特定時間帯として前記位置情報要求を発信する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の対象物検出システム。
  4. 前記位置情報要求装置は、前記特定地域の上空に少なくともいずれかの時間帯に存在する飛行体に搭載される装置である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3いずれかに記載の対象物検出システム。
  5. 前記位置情報要求装置は、静止衛星、準天頂衛星、飛行船または気球に搭載される装置である
    ことを特徴とする請求項4記載の対象物検出システム。
  6. 地域撮像装置が、複数の対象物が存在する特定地域を特定時間帯に撮像して地域画像を取得し、
    位置情報収集装置が、前記特定時間帯の位置情報を要求する位置情報要求を前記特定地域に向けて発信し、前記複数の対象物のうち前記位置情報要求に応じる対象物から送信される前記特定時間帯の位置情報を通信位置情報として受信し、
    対象物検出装置が、前記地域撮像装置によって取得される前記地域画像に基づいて前記特定時間帯の前記特定地域に存在する前記複数の対象物それぞれの位置情報を画像位置情報として算出し、前記複数の対象物それぞれの画像位置情報と前記位置情報収集装置によって収集された前記対象物の通信位置情報とを比較し、前記位置情報要求に応じない対象物の位置情報を特定する
    ことを特徴とする対象物検出方法。
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