JP2013190341A - 尿検査装置、管理装置、医療システム、実施条件決定方法、及びプログラム - Google Patents

尿検査装置、管理装置、医療システム、実施条件決定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】尿検査装置、それに用いられる管理装置、医療システム、尿検査実施方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】尿検査装置10を用いる。尿検査装置10は、尿定性検査を実行する尿定性検査実行部と、尿沈査検査を実行する尿沈査検査実行部と、検査対象者の血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つに基づいて、尿定性検査の実施項目の種類、及び尿沈査検査の実行の有無を決定する、管理部13とを、備えている。管理部13は、血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、検査対象者の推定糸球体透過量を求め、求めた推定糸球体透過量に基づいて、尿定性検査の実施項目の種類、及び尿沈査検査の実行の有無を決定する、のが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、尿検査装置、それに用いられる管理装置、医療システム、尿検査の実施条件決定方法、及びプログラムに関する。
医療機関では、患者に対して、生化学検査、尿検査といった種々の検査が、専用の装置を用いて行われている。例えば、生化学検査としては、クレアチニンの血中濃度を測定するクレアチニン検査、及びシスタチンCの血中濃度を測定する血液化学検査が知られている。
クレアチニンは、筋肉中に含まれるクレアチンの分解によって生成されたものであり、通常、腎臓で濾過されて尿中に排泄される。しかし、クレアチニンは、腎機能が衰えると尿中に排泄されずに、血液中にたまっていくことから、クレアチニンの血中濃度は、腎機能を反映する指標として利用されている。例えば、特許文献1は、クレアチニン濃度を測定する生化学検査装置の一例を開示している。
また、シスタチンCは、血清タンパク質のひとつであり、システインプロテアーゼインヒビターとして、生体内で働いている。シスタチンCは、低分子であって、腎糸球体を自由に通過できる物質であり、その血中濃度は、GFRの低下に伴って上昇する。このため、シスタチンCの血中濃度(以下「シスタチンC値」と表記する。)は、腎機能障害の早期診断のための腎機能診断指標として利用されている。
更に、腎臓の能力は、単位時間当たりに、腎臓の全ての糸球体によって濾過される血漿量によって表される。この血漿量は、糸球体濾過量(GFR:Glomerular Filtration Rate)と呼ばれている。但し、実際のGFRの算出は困難であることから、通常は、生化学検査から得られたクレアチニンの血中濃度又はシスタチンC値と、患者の性別とに基づいて、推定糸球体濾過量(eGFR)が算出されている。なお、eGFRの算出においては、必要に応じて患者の年齢も用いられる。
また、尿検査としては、尿定性検査と尿沈査検査とが知られている。このうち、尿定性検査は、試験紙を用いて、尿の比重、pH、尿中の液体成分、例えば、蛋白、潜血、クレアチニン、アルブミン等を定性的に調べる検査である。尿沈査検査は、尿中の有形成分、例えば、バクテリア、赤血球、白血球、尿円柱などの存在を光学的に調査する検査である。更に、このような尿検査の結果と上述したeGFRとの間には、一定の相関関係があることが知られている。
また、例えば、特許文献2は、顕微鏡を介してサンプルを撮影し、得られた画像に基づいて、データ処理を行って尿沈査検査を行う尿検査装置の一例を開示している。更に、特許文献3は、尿定性検査と尿沈査検査との両方の検査を一台の装置で連続的に行う尿検査装置を開示している。
そして、医療機関においては、各種検査装置によって得られた患者の検査データは、サーバ装置に送信され、サーバ装置によって、患者毎に管理される。医師等の医療従事者は、サーバ装置から取得したデータに基づいて、判断を行なう。
特開2004−226277号公報 特開平6−138120号公報 特開平9−127125号公報
ところで、上述したように、尿検査の結果と上述したeGFRとの間には、一定の相関関係があることから、尿検査において、患者の血中のクレアチニン濃度を取得できれば、eGFRを求めることができ、これにより、尿検査の効率化を図ることができると考えられる。例えば、eGFRの値によっては、尿定性検査の項目を減らしたり、尿沈査検査そのものを省いたり、することができる。
しかしながら、従来からの尿検査装置では、eGFRは用いられておらず、検査効率の向上は困難である。また、従来からの医療機関のシステムは、生化学検査装置で取得したデータを、尿検査装置に送信できるように構成されておらず、この点からも、検査効率の向上は困難である。
本発明の目的は、上記問題を解消し、尿検査における検査効率の向上を図り得る、尿検査装置、それに用いられる管理装置、医療システム、尿検査の実施条件決定方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明における尿検査装置は、尿定性検査及び尿沈査検査を実行する尿検査装置であって、検査対象者の血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つに基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、管理部を、備えている、ことを特徴とする。上記の特徴により、本発明によれば、検査対象者のクレアニン濃度を用いて、どのような尿検査を実行すべきかを判断できるので、尿検査における検査効率の向上を図ることができる。
また、上記本発明における尿検査装置は、前記管理部が、前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、前記検査対象者の推定糸球体透過量を求め、求めた前記推定糸球体透過量に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、態様であるのが好ましい。この場合は、検査対象者の推定糸球体透過量を用いることができるので、より確実に、尿検査における検査効率の向上を図ることができる。
更に、上記態様においては、前記管理部が、まず、前記推定糸球体透過量と予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、前記尿定性検査の実施項目の種類を決定し、その後、実行された前記尿定性検査の結果と前記推定糸球体透過量とに基づいて、前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、のが好ましい。この場合は、尿定性検査が優先して実行されるので、より検査効率の向上が図られる。
上記目的を達成するため、本発明における管理装置は、尿定性検査を実行する尿定性検査装置と、尿沈査検査を実行する尿沈査検査装置とを管理する管理装置であって、検査対象者の血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つに基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、管理部を、備えている、ことを特徴とする。
上記本発明における管理装置は、前記管理部が、前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、前記検査対象者の推定糸球体透過量を求め、求めた前記推定糸球体透過量に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、態様であるのが好ましい。
上記態様においては、前記管理部が、まず、前記推定糸球体透過量と予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、前記尿定性検査の実施項目の種類を決定し、その後、実行された前記尿定性検査の結果と前記推定糸球体透過量とに基づいて、前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、のが好ましい。
上記目的を達成するため、本発明における医療システムは、管理サーバと、血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つを測定する生化学検査装置と、尿定性検査及び尿沈査検査を実行する尿検査装置とを備え、前記管理サーバは、前記生化学検査装置によって測定された前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを取得すると、取得した値を前記尿検査装置に送信し、前記尿検査装置は、送信されてきた値に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、ことを特徴とする。
上記本発明における医療システムは、前記尿検査装置が、前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、前記検査対象者の推定糸球体透過量を求め、求めた前記推定糸球体透過量に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、態様であるのが好ましい。
上記態様においては、前記尿検査装置が、まず、前記推定糸球体透過量と予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、前記尿定性検査の実施項目の種類を決定し、その後、実行された前記尿定性検査の結果と前記推定糸球体透過量とに基づいて、前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、のが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明における実施条件決定方法は、尿定性検査及び尿沈査検査の実施に必要な条件を決定するための方法であって、(a)検査対象者の血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つに基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、ステップを有している、ことを特徴とする。
上記本発明における実施条件決定方法は、(b)前記(a)のステップの実行前に、前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、前記検査対象者の推定糸球体透過量を求める、ステップを更に有し、前記(a)のステップにおいて、求めた前記推定糸球体透過量に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、態様であるのが好ましい。
上記態様においては、前記(a)のステップにおいて、まず、前記推定糸球体透過量と予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、前記尿定性検査の実施項目の種類を決定し、その後、実行された前記尿定性検査の結果と前記推定糸球体透過量とに基づいて、前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、のが好ましい。
更に、上記目的を達成するため、本発明におけるプログラムは、尿定性検査と尿沈査検査との実施を、コンピュータによって管理するためのプログラムであって、前記コンピュータに、(a)検査対象者の血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つに基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、ステップを実行させることを特徴とする。
上記本発明におけるプログラムは、(b)前記(a)のステップの実行前に、前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、前記検査対象者の推定糸球体透過量を求める、ステップを、更に前記コンピュータに実行させ、前記(a)のステップにおいて、求めた前記推定糸球体透過量に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、態様であるのが好ましい。
上記態様においては、前記(a)のステップにおいて、まず、前記推定糸球体透過量と予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、前記尿定性検査の実施項目の種類を決定し、その後、実行された前記尿定性検査の結果と前記推定糸球体透過量とに基づいて、前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、のが好ましい。
以上のように本発明によれば、尿検査における検査効率の向上を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態1における尿検査装置及び医療システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1における尿検査装置の動作を示すフロー図である。 図3は、本発明の実施の形態1における尿検査装置及び医療システムの変形例の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態2における尿検査装置及び医療システムの構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の実施の形態2における尿検査装置の動作を示すフロー図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における、尿検査装置、医療システム、実施条件決定方法、及びプログラムについて、図1及び図2を参照しながら説明する。
[装置構成及びシステム構成]
最初に、本実施の形態1における尿検査装置及び医療システムの構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における尿検査装置及び医療システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態1における医療システム100は、管理サーバ30と、生化学検査装置21と、尿定性検査及び尿沈査検査を実行する尿検査装置10とを備えている。生化学検査装置21は、血中のクレアチニン濃度、及び血中のシスタチンCの濃度(シスタチンC値)のうち少なくとも1つを測定する。
本実施の形態1では、生化学検査装置21は、それを管理する管理装置22に接続され、管理装置22と共に、生化学検査システム20を構成している。生化学検査装置21は、検査対象者の血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つを測定すると、測定データを、管理装置22に送信する。管理装置22は、生化学検査装置21から送信されてきた測定データを、ネットワーク40を介して、管理サーバ30に送信する。
管理サーバ30は、生化学検査装置21によって測定された血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つを取得すると、取得した値を尿検査装置10に送信する。尿検査装置10は、尿定性検査を実行する尿定性検査実行部11と、尿沈査検査を実行する尿沈査検査実行部12と、管理部13とを備えている。
管理部13は、送信されてきた値に基づいて、尿定性検査の実施項目の種類、及び尿沈査検査の実行の有無を決定する。本実施の形態1では、管理部13は、まず、送信されてきた値を用いて、検査対象者の推定糸球体透過量(以下、「eGFR」と表記する。)を求める。
なお、送信されてきた値がクレアチン濃度である場合は、eGFRを求めるためには、クレアチン濃度に加えて、検査対象者の年齢及び性別も必要となる。よって、この場合は、管理部13は、クレアチン濃度に加えて、検査対象者の年齢及び性別も用いて、eGFRを求める。
次に、管理部13は、求めたeGFRに基づいて、尿定性検査の実施項目の種類、及び尿沈査検査の実行の有無を決定する。
具体的には、管理部13は、eGFRを求めると、eGFRと予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、尿定性検査の実施項目の種類を決定する。そして、管理部13は、実行された尿定性検査の結果とeGFRとに基づいて、尿沈査検査の実行の有無を決定する。
このように、本実施の形態1では、尿検査において、検査対象者のeGFRを用いることができるので、eGFRの値に基づいて、尿定性検査の項目を減らしたり、尿沈査検査そのものを省いたりできる。従って、本実施の形態1によれば、尿検査における検査効率の向上を図ることができる。
本実施の形態1において、尿定性検査実行部11は、一般的な尿定性検査装置と同様の構成部品を備えているのが良い。構成部品としては、例えば、検体を試験セルに分注するための分注ユニット、各種試験紙を自動的に供給するための供給ユニット、処理済みの試験紙の色を特定するための光学ユニット、光学ユニットからの出力データに基づいて判定を行なう演算ユニット等が挙げられる。
また、本実施の形態1において、尿沈査検査実行部12は、一般的な尿沈査検査装置と同様の構成部品を備えているのが良い。構成部品としては、例えば、検体を試験セルに分注するための分注ユニット、試験セルへの設定波長の光の照射する光源ユニット、試験セルからの反射光、散乱光を受光する受光ユニット、受光ユニットからの出力データに基づいて判定を行なう演算ユニット、顕微鏡検査を実行するための顕微鏡ユニット等が挙げられる。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態1における尿検査装置10の動作について図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態1における尿検査装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1を参酌する。また、本実施の形態1では、尿検査装置10を動作させることによって、実施条件決定方法、即ち、尿定性検査及び尿沈査検査の実施に必要な条件を決定するための方法が実施される。よって、本実施の形態1における実施条件決定方法の説明は、以下の尿検査装置10の動作説明に代える。
図2に示すように、まず、尿検査装置10の管理部13は、管理サーバ30から、特定の検査対象者についての尿の検査オーダを取得し(ステップS1)、続いて、検査オーダの対象となった検査対象者の血中のクレアチニン濃度、更には必要な情報を取得する(ステップS2)。
本実施の形態1では、ステップS2において、尿検査装置10の管理部13は、管理サーバ30から、検査対象者の血中クレアチニン濃度の代わりに、シスタチンC値を取得しても良い。なお、この場合シスタチンC値からeGFRが算出されるが、eGFRの値は年齢及び性別の影響を受けないため、検査対象者の情報の取得は省略される。
次に、管理部13は、ステップS2においてクレアチニン濃度を取得している場合は、クレアチニン濃度、検査対象者の年齢及び性別に基づいて、eGFRを算出する(ステップS3)。また、管理部13は、ステップS2において、シスタチンC値を取得している場合は、これのみを用いてeGFRを算出する。なお、ステップS3におけるeGFRの算出は、既存の算出式等を用いて行なうことができる。
次に、管理部13は、ステップS1で取得した尿の検査オーダにおいて、尿定性検査がオーダされているかどうかを判定する(ステップS4)。ステップS4の判定の結果、尿定性検査がオーダされている場合は、管理部13は、後述するステップS10以降を実行する。
ステップS4の判定の結果、尿定性検査がオーダされていない場合は、管理部13は、尿定性検査実行部11に、尿定性検査が実施されないことを通知する(ステップS5)。そして、ステップS5の実行後、管理部13は、尿沈査検査がオーダされているかどうかを判定する(ステップS6)。
ステップS6の判定の結果、尿沈査検査がオーダされている場合は、管理部13は、後述するステップS15以降を実行する。一方、ステップS6の判定の結果、尿沈査検査がオーダされていない場合は、管理部13は、尿沈査検査実行部12に、尿沈査検査が実施されないことを通知する(ステップS7)。そして、ステップS7の実行後、管理部13は、顕微鏡検査がオーダされているかどうかを判定する(ステップS8)。
ステップS8の判定の結果、顕微鏡検査がオーダされていない場合は、管理部13は、尿沈査検査実行部12に対して、顕微鏡検査がオーダされていないことを通知する(ステップS9)。一方、ステップS8の判定の結果、顕微鏡検査がオーダされている場合は、管理部13は、尿沈査検査実行部12に対して、顕微鏡検査の実施を指示する(ステップS19)。ステップS9及びS19の実行後、管理具13における処理は終了する。
次に、ステップS10以降について説明する。ステップS4において、尿定性検査がオーダされている場合、管理部13は、ステップS3で算出したeGFRが、基準範囲A、基準範囲B、及び基準範囲Cのいずれに属しているかを判定する(ステップS10)。
ステップS10の判定の結果、eGFRが基準範囲C内である場合は、管理部13は、ステップS5を実行し、尿定性検査実行部11に、尿定性検査が実施されないことを通知する。なお、本実施の形態1において、基準範囲Cは、eGFRが異常であり、尿定性検査を実行できないと判断される範囲に設定されている。
また、ステップS10の判定の結果、eGFRが基準範囲A内である場合は、管理部13は、尿定性検査実行部11に対して、試験紙Aを用いた定性検査の実施を指示する(ステップS11)。その後、管理部13は、尿定性検査実行部11から、試験紙Aを用いた定性検査の結果を取得する(ステップS12)。
更に、ステップS10の判定の結果、eGFRが基準範囲B内である場合は、管理部13は、尿定性検査実行部11に対して、試験紙Bを用いた定性検査の実施を指示する(ステップS13)。その後、管理部13は、尿定性検査実行部11から、試験紙Bを用いた定性検査の結果を取得する(ステップS12)。
次に、ステップS12の実行後、管理部13は、尿沈査検査の実施が必要であるかどうかを、予め設定された基準に基づいて判定する(ステップS14)。ステップS14の判定で用いられる基準としては、「尿潜血が(+)以上、尿蛋白が(−)の時に沈査検査を実行する。」、「尿蛋白、尿糖、尿潜血のいずれかが陽性の時に沈査検査を実行する。」等が挙げられる。
ステップS14の判定の結果、尿沈査検査の実施が必要でない場合は、管理部13は、上述したステップS6を実行して、尿沈査検査がオーダされているかどうかを判定する。一方、ステップS14の判定の結果、尿沈査検査の実施が必要である場合は、管理部13は、ステップS3で算出したeGFRが、基準範囲D及び基準範囲Eのいずれに属しているかを判定する(ステップS15)。
ステップS15の判定の結果、eGFRが基準範囲D内である場合は、管理部13は、ステップS7を実行し、尿沈査検査実行部12に、尿沈査検査が実施されないことを通知する。一方、ステップS15の判定の結果、eGFRが基準範囲E内である場合は、管理部13は、尿沈査検査実行部12に対して、尿沈査検査の実施を指示する(ステップS16)。その後、管理部13は、尿沈査検査実行部12から、尿沈査検査の結果を取得する(ステップS17)。
次に、ステップS17の実行後、管理部13は、ステップS17で得られた尿沈査検査の結果に基づいて、顕微鏡検査の実施が必要かどうかを判定する(ステップS18)。例えば、管理部13は、特定の項目の結果が、基準値を超えているかどうかを判定し、越えている場合に顕微鏡検査が必要と判定し、越えていない場合に顕微鏡検査が不必要と判定する。
ステップS18の判定の結果、顕微鏡検査が必要でないと判定する場合は、管理部13は、上述したステップS8を実行する。一方、ステップS18の判定の結果、顕微鏡検査が必要であると判定する場合は、管理部13は、上述したステップS19を実行して、尿沈査検査実行部12に対して、顕微鏡検査の実施を指示する。
また、本実施の形態1におけるプログラムは、尿検査装置10が備えるコンピュータに、図2に示すステップS1〜S19を実行させるプログラムであれば良い。この場合、プログラムを実行することによって、コンピュータは、管理部13として機能することになる。
[変形例]
また、本実施の形態1では、図3に示すように、尿検査装置10の代わりに、尿検査システム50を用いることができる。図3は、本発明の実施の形態1における尿検査装置及び医療システムの変形例の構成を示すブロック図である。
図3に示すように尿検査システム50は、尿定性検査装置51と、尿沈査検査装置52と、管理装置53とを備えている。尿定性検査装置51は、一般的な尿定性検査装置と同様に、検体を試験セルに分注するための分注ユニット、各種試験紙を自動的に供給するための供給ユニット、処理済みの試験紙の色を特定するための光学ユニット、光学ユニットからの出力データに基づいて判定を行なう演算ユニット等を備えている。図3において、尿定性検査装置51を構成する各ユニットの図示は省略している。
また、尿沈査検査装置52は、一般的な尿沈査検査装置と同様に、検体を試験セルに分注するための分注ユニット、試験セルへの設定波長の光の照射する光源ユニット、試験セルからの反射光、散乱光を受光する受光ユニット、受光ユニットからの出力データに基づいて判定を行なう演算ユニット、顕微鏡検査を実行するための顕微鏡ユニット等を備えている。図3においては、尿沈査検査装置52を構成する各ユニットの図示も省略している。
管理装置53は、図1及び図2に示した管理部13と同様の機能を備えている。本実施の形態1では、管理装置53は、コンピュータに、図2に示すステップS1〜S19を実行させるプログラムをインストールし、これを実行することによって構築される。
以上のように本実施の形態1では、生化学検査で取得された血中のクレアチニン濃度又はシスタチンC値からeGFRが求められ、そして、求められたeGFRに基づいて、尿定性検査の実施項目の種類、尿沈査検査の実行の有無が決定される。このため、尿検査における検査効率の向上が図られる。
また、尿定性検査及び尿沈査検査の結果は、eGFRの値から、ある程度予想できる(非特許文献1参照)。このため、本実施の形態1において、図1に示す管理部13又は図3に示す管理装置53は、eGFRと、尿定性検査及び尿沈査検査の結果とを比較し、尿定性検査及び尿沈査検査の結果が、eGFRから予想される範囲内にあるかどうかを判定しても良い。
そして、管理部13又は管理装置53は、尿定性検査及び尿沈査検査の結果が、eGFRから予想される範囲内にない場合は、更に、警告を出力しても良い。このような態様とした場合は、尿定性検査及び尿沈査検査の結果に異常が生じていた場合に、迅速に、それを検知できるので、検査品質の向上が図られることになる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における、尿検査装置、医療システム、実施条件決定方法、及びプログラムについて、図4及び図5を参照しながら説明する。
[装置構成及びシステム構成]
最初に、本実施の形態2における尿検査装置及び医療システムの構成について図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態2における尿検査装置及び医療システムの構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施の形態2における医療システム101は、生化学検査システム20と、管理サーバ31と、尿検査装置60とを備えている。このうち、生化学検査システム20は、実施の形態1において図1に示した生化学検査システム20と同一のシステムである。
管理サーバ31は、実施の形態1において図1に示した管理サーバ30と同様に、生化学検査装置21によって測定された血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つを取得すると、取得した値を尿検査装置10に送信する。
但し、本実施の形態2においては、管理サーバ31は、更に、取得した値を、検査対象者の履歴情報として、データベース32に格納する。これにより、検査対象者の過去のデータ(クレアチニン濃度、シスタチンC値)の取得が可能となる。
また、尿検査装置60は、尿定性検査を実行する尿定性検査実行部61と、尿沈査検査を実行する尿沈査検査実行部62と、管理部63とを備えている。このうち、尿定性検査実行部61及び尿沈査検査実行部62は、それぞれ、実施の形態1において図1に示した尿定性検査実行部11及び尿沈査検査実行部12と同様に構成され、同様に機能する。
また、管理部63も、実施の形態1において図1に示した管理部13と同様に構成されており、同様に機能する。但し、本実施の形態2においては、管理部63は、管理サーバ31を介してデータベース32を検索する機能も備えている。
即ち、本実施の形態2においては、血液検査の実行順位が尿検査の後になっている場合のように、検査対象者に対して血液検査が未だ実行されていない状態にあるときに、管理部63は、データベース32にアクセスする。そして、管理部63は、検査対象者の履歴情報を検索し、データベース32から、検査対象者の過去のデータ(クレアチニン濃度、シスタチンC値)を取得し、過去のデータを用いて、検査対象者のeGFRを求めることができる。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態2における尿検査装置60の動作について図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態2における尿検査装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図4を参酌する。また、本実施の形態2でも、尿検査装置50を動作させることによって、実施条件決定方法が実施される。よって、本実施の形態2における実施条件決定方法の説明は、以下の尿検査装置60の動作説明に代える。
図5に示すように、まず、尿検査装置60の管理部63は、管理サーバ31から、特定の検査対象者についての尿の検査オーダを取得する(ステップS21)。ステップS21は、実施の形態1において図2に示したステップS1と同様のステップである。
続いて、管理部63は、管理サーバ31にアクセスし、今回の尿検査に付随する血液検査が生化学装置21によって既に実行されているかどうかを判定する(ステップS22)。
ステップS22の判定の結果、血液検査が実行されていない場合、例えば、血液検査の実行順位が尿検査の後になっている場合は、管理部63は、データベース32にアクセスし、そこに格納されている検査対象者の過去のデータ(クレアチニン濃度、シスタチンC値)を取得する(ステップS23)。
一方、ステップS22の判定の結果、血液検査が実行されている場合は、管理部63は、管理サーバ31から、直前に実行された血液検査で得られたクレアチン濃度又はシスタチンC値を取得する(ステップS24)。なお、管理サーバ31は、クレアチン濃度を取得する場合は、更に、検査対象の情報(年齢、性別等)も取得する。ステップS24は、実施の形態1において図2に示したステップS2と同様のステップである。
次に、ステップS23又はS24の実行後、管理部63は、取得したデータを用いて、eGFRを算出し(ステップS25)、更に、ステップS26〜S41を実行する。ステップS25〜S41は、実施の形態1において図2に示したステップS3〜S19と同様のステップである。
このように、本実施の形態2では、尿検査の直前に血液検査が実行されていない場合であっても、eGFRの値を算出することができるので、よりいっそう、尿検査における検査効率の向上が図られる。
また、本実施の形態2においても、実施の形態1の変形例と同様に、尿検査システムが構築されていても良い。この場合、管理装置は、図4及び図5に示した管理部63と同様の機能を備えている。本実施の形態2では、管理装置は、コンピュータに、図5に示すステップS21〜S41を実行させるプログラムをインストールし、これを実行することによって構築される。
以上のように、本発明によれば、尿検査における検査効率の向上を図ることができる。本発明は、尿検査の分野、更には、医療機関における医療システムの分野に有用である。
10 尿検査装置
11 尿定性検査実行部
12 尿沈査検査実行部
13 管理部
20 生化学検査システム
21 生化学検査装置21
22 管理装置
30 管理サーバ
40 ネットワーク
50 尿検査システム
51 尿定性検査装置
52 尿沈査検査装置
53 管理装置

Claims (15)

  1. 尿定性検査及び尿沈査検査を実行する尿検査装置であって、
    検査対象者の血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つに基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、管理部を、備えている、ことを特徴とする尿検査装置。
  2. 前記管理部が、前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、前記検査対象者の推定糸球体透過量を求め、求めた前記推定糸球体透過量に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、
    請求項1に記載の尿検査装置。
  3. 前記管理部が、
    まず、前記推定糸球体透過量と予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、前記尿定性検査の実施項目の種類を決定し、
    その後、実行された前記尿定性検査の結果と前記推定糸球体透過量とに基づいて、前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、請求項2に記載の尿検査装置。
  4. 尿定性検査を実行する尿定性検査装置と、尿沈査検査を実行する尿沈査検査装置とを管理する管理装置であって、
    検査対象者の血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つに基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、管理部を、備えている、ことを特徴とする管理装置。
  5. 前記管理部が、前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、前記検査対象者の推定糸球体透過量を求め、求めた前記推定糸球体透過量に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、
    請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記管理部が、
    まず、前記推定糸球体透過量と予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、前記尿定性検査の実施項目の種類を決定し、
    その後、実行された前記尿定性検査の結果と前記推定糸球体透過量とに基づいて、前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、請求項5に記載の管理装置。
  7. 管理サーバと、血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つを測定する生化学検査装置と、尿定性検査及び尿沈査検査を実行する尿検査装置とを備え、
    前記管理サーバは、前記生化学検査装置によって測定された前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを取得すると、取得した値を前記尿検査装置に送信し、
    前記尿検査装置は、送信されてきた値に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、
    ことを特徴とする医療システム。
  8. 前記尿検査装置が、前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、前記検査対象者の推定糸球体透過量を求め、求めた前記推定糸球体透過量に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、
    請求項7に記載の医療システム。
  9. 前記尿検査装置が、
    まず、前記推定糸球体透過量と予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、前記尿定性検査の実施項目の種類を決定し、
    その後、実行された前記尿定性検査の結果と前記推定糸球体透過量とに基づいて、前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、請求項8に記載の医療システム。
  10. 尿定性検査及び尿沈査検査の実施に必要な条件を決定するための方法であって、
    (a)検査対象者の血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つに基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、ステップを有している、ことを特徴とする実施条件決定方法。
  11. (b)前記(a)のステップの実行前に、前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、前記検査対象者の推定糸球体透過量を求める、ステップを更に有し、
    前記(a)のステップにおいて、求めた前記推定糸球体透過量に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、
    請求項10に記載の尿検査実施方法。
  12. 前記(a)のステップにおいて、
    まず、前記推定糸球体透過量と予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、前記尿定性検査の実施項目の種類を決定し、
    その後、実行された前記尿定性検査の結果と前記推定糸球体透過量とに基づいて、前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、請求項11に記載の尿検査実施方法。
  13. 尿定性検査と尿沈査検査との実施を、コンピュータによって管理するためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    (a)検査対象者の血中のクレアチニン濃度及びシスタチンC値のうち少なくとも1つに基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、ステップを実行させるプログラム。
  14. (b)前記(a)のステップの実行前に、前記クレアチニン濃度及び前記シスタチンC値のうち少なくとも1つを用いて、前記検査対象者の推定糸球体透過量を求める、ステップを、更に前記コンピュータに実行させ、
    前記(a)のステップにおいて、求めた前記推定糸球体透過量に基づいて、前記尿定性検査の実施項目の種類、及び前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、
    請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記(a)のステップにおいて、
    まず、前記推定糸球体透過量と予め設定された閾値とを比較し、比較結果に応じて、前記尿定性検査の実施項目の種類を決定し、
    その後、実行された前記尿定性検査の結果と前記推定糸球体透過量とに基づいて、前記尿沈査検査の実行の有無を決定する、請求項14に記載のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105277723A (zh) * 2015-11-26 2016-01-27 北京大学第一医院 一种肾小球滤过率的检测系统

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