JP2013189976A - タービン段間シールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】タービン段間シールシステムを提供すること。
【解決手段】システムは複数段タービンを含む。複数段タービンは、第1のタービン段と第2のタービン段の間で軸方向に延びる段間シールを有する。段間シールは、上流着座アームから下流着座アームまで延びる上部本体を有する。上流および下流の着座アームは、複数段タービンの半径方向に沿った段間シールの移動を抑制するように設計される。段間シールは着座端からフック端まで延びる下部本体も有する。着座端は段間シールの半径方向に沿った移動を抑制するように設計される。フック端は下部本体のベースに対して横方向に延びる突起を有する。フック端は、複数段タービンの半径方向および軸方向に沿った段間シールの移動を抑制するように設計される。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示する主題は、ガスタービンに関し、より具体的には、ガスタービン内の段間シールに関する。
一般に、ガスタービンエンジンは、圧縮空気と燃料の混合物を燃焼させて、高温の燃焼ガスを生成する。燃焼ガスは、1つまたは複数のタービン段を通って流れ、負荷装置、および/または圧縮機のための動力を生成することができる。段間に圧力降下が発生することがあり、それによって、意図されない通路を通る燃焼ガスなど液体の漏れ流れが生じる可能性がある。段間にシールを配置して、段間の流体の漏れを低減することができる。残念ながら、シールの形状によって、タービンの段間に必要とされる間隔が増大する可能性がある。さらに、シールの形状により、タービンの内部構成要素へのアクセスがさらに難しくなるおそれがある。また、シールにシールの軸方向および半径方向の適切な位置合わせを確保するためのスペーサなど追加の構成要素が必要になることもある。
米国特許出願公開第2010/0178160号公報
タービン段間シールシステムを提供する。
出願当初に特許請求されている発明の範囲と同等の幾つかの実施形態の概要を以下に述べる。こうした実施形態は、特許請求する本発明の範囲を限定するものではなく、こうした実施形態は本発明の可能な形態の簡単な概要を単に提供するものである。実際、本発明は、以下に述べる実施形態と同様、または異なることもある様々な形態を包含することができる。
第1の実施形態によれば、システムは複数段タービンを含む。複数段タービンは、第1のタービン段と第2のタービン段の間で軸方向に延びる段間シールを有する。段間シールは、上流着座アームから下流着座アームまで延びる上部本体を有する。上流および下流の着座アームは、複数段タービンの半径方向に沿った段間シールの移動を抑制するように設計される。段間シールは着座端からフック端まで延びる下部本体も有する。着座端は段間シールの半径方向に沿った移動を抑制するように設計される。フック端は下部本体のベースに対して横方向に延びる突起を有する。フック端は、複数段タービンの半径方向および軸方向に沿った段間シールの移動を抑制するように設計される。
第2の実施形態によれば、システムは段間タービンシールを含む。段間タービンシールは断面形状を有する。断面形状は、実質的に線形のシール部分を有する上部本体を含む。実質的に線形のシール部分は上流着座アームから下流着座アームまで延びる。断面形状は、上流着座端および下流フック端を有する下部本体も含む。下流フック端は上部本体の下流着座端に向かって延びる突起を有する。さらに、上部本体のシール部分は下部本体の反対側のシール部分の側部上に配置された複数のシール歯を含む。
第3の実施形態によれば、方法は、段間シールの上部本体の上流着座アーム、上部本体の下流着座アーム、段間シールの下部本体の着座端、および下部本体のフック端を使用して複数段タービンの段間シールを半径方向に拘束することを含む。この方法は、下部本体のフック端を使用して段間シールを軸方向に拘束することも含む。
本発明の上記その他の特徴、態様、および利点は、添付の図面を参照して、以下の詳細な説明を読めば、より良く理解されるであろう。図面では、図面を通して、同様の記号は同様の部分を示す。
本技法の態様によるタービンシールを使用することができるガスタービンエンジンの一実施形態を示す概略流れ図である。 本技法の態様による長手方向軸に沿って切り取られた図1のガスタービンエンジンの一実施形態を示す側断面図である。 本技法の態様によるタービン段間の段間シールの一実施形態を示す図2のガスタービンエンジンを示す部分側断面図である。 本技法の態様による図3の段間シールの一実施形態を示す斜視図である。 本技法の態様による周方向に隣接する段間シールの一実施形態を示す側面図である。 本技法の態様による段間シールの一実施形態を示す斜視図である。 本技法の態様による段間シールの一実施形態を示す斜視図である。 本技法の態様による段間シールの一実施形態を示す斜視図である。 本技法の態様による段間シールの一実施形態を示す斜視図である。 本技法の態様による段間シールの一実施形態を示す斜視図である。
本発明の1つまたは複数の特定の実施形態を以下に記載する。これらの実施形態の簡潔な説明を行うため、実際の実施態様の全ての特徴を本明細書に記載することはできない。理解されるように、こうした実際の実施態様の開発を行う際は全て、どの工学または設計のプロジェクトでも同様に、開発者の特定の目的を達成するため、実施によって変わる可能性があるシステム関連およびビジネス関連の制約に従うなど、幾つかの実施態様に特有の決定を行わなければならない。さらに、理解されるように、こうした開発努力は複雑かつ時間を要するものであるが、それにもかかわらずその開発努力は、本開示の恩恵を有する当業者が、設計、製作、および製造を行うという日常的な仕事であろう。
本発明の様々な実施形態の要素を導入する場合、冠詞「a」、「an」、「the」、および「said」は、その要素が1つまたは複数存在することを指すものとする。用語「comprising(備える、含む)」、「including(含む)」、および「having(有する)」は、包括的なものとし、列挙した要素以外の追加の要素があってもよいことを指す。
本開示は、タービン段間の流体の漏れを低減するために使用することができる段間タービンシールシステムを対象とする。段間シールシステムは、スペーサホイールなど追加の構成要素を使用せずに段間の間隙をシールする特徴を含む。幾つかの実施形態によれば、段間シールシステムを、中間ロータ支持部を使用せずに、タービンのロータで支持することができる。さらに、段間シールシステムは、段間シールシステムの半径方向の変位の可能性または大きさを低減する複数の着座端を含むことができる。また、段間シールシステムは、段間シールシステムの半径方向および軸方向の変位の可能性または大きさを低減するフック端を含むことができる。さらに、段間シールシステムは、タービンのロータの間隔を低減することができる。
図1は、以下に詳細に記載するように、段間シールを使用することができるガスタービンエンジン12を含む例示のシステム10のブロック図である。幾つかの実施形態では、システム10は、航空機、船艇、機関車、発電システム、またはその組み合わせを含むことができる。図で示したガスタービンエンジン12は、空気取入れセクション16、圧縮機18、燃焼器セクション20、タービン22、および排気セクション24を含む。タービン22は、圧縮機18に軸26によって結合される。
矢印で示したように、空気は、吸気セクション16を通ってガスタービンエンジン12に入り、圧縮機18内に流れ、圧縮機18は空気が燃焼器セクション20に入る前に空気を圧縮する。図で示した燃焼器セクション20は、圧縮機18とタービン22の間で軸26周りに同心または環状に配置された燃焼器ハウジング28を含む。圧縮機18からの圧縮空気は燃焼器30に入り、燃焼器30内で圧縮空気が燃料と混合され、燃焼して、タービン22を駆動することができる。
高温の燃焼ガスは、燃焼器セクション20からタービン22を通って流れ、軸26を介して圧縮機18を駆動する。たとえば、燃焼ガスは、タービン22内のタービンロータブレードに動力を与えて、軸26を回転させることができる。タービン22を通って流れた後、高温の燃焼ガスはガスタービンエンジン12から排気セクション24を通って出ることができる。以下で論じるように、タービン22は、複数の段間シールを含むことができ、段間シールは、高温燃焼ガスのタービン22の段間の漏れを低減し、ロータホイールなどタービン22の回転構成要素の間隔を低減することができる。本明細書で示す論議を通して1組の軸を参照する。こうした軸は、円筒形座標系、ならびに、軸方向11、半径方向13、および周方向15の点に基づく。
図2は、長手方向軸32に沿って切り取られた図1のガスタービンエンジン12の一実施形態を示す側断面図である。図で示したように、ガスタービン22は、3つの別個の段34を含むが、ガスタービン22は任意の数の段34を含むことができる。各段34は、軸26(図1)に回転可能に取り付けることができるロータホイール38に結合された1組のブレード36を含む。ブレード36は、ロータホイール38から半径方向に外側に延び、タービン22を通る高温燃焼ガスの通路内に部分的に配置される。以下でより詳細に記載するように、段間シール42は段34の間に軸方向に延び、隣接するロータホイール38によって支持される。以下で論じるように、段間シール42は、支持のための隣接するホイール38周りに嵌る着座アームおよびフック端を含むことができる。段間シール42を、隣接するホイール38の間隔を低減するように設計することができる。さらに、段間シール42は、段34の冷却を向上させることができる。ガスタービン22は3段のタービンとして図で示されているが、本明細書に記載した段間シール42を任意の数の段および軸を有する任意の適したタイプのタービンに使用することができる。たとえば、段間シール42を、単一段のガスタービンに、低圧タービン、および高圧タービン、または蒸気タービンを含む二重タービンシステムに含むことができる。さらに、本明細書に記載の段間シール42を、図1で示した圧縮機18など、回転圧縮機で使用することもできる。段間シール42を、限定的ではないが、ニッケル基合金など、様々な高温合金から作製することができる。
図1に関して上述したように、空気は、空気取入れセクション16を通って入り、圧縮機18によって圧縮される。圧縮機18からの圧縮空気は、次いで、燃焼器セクション20内に向けられ、燃焼器セクション20で圧縮空気が燃料と混合される。圧縮空気と燃料の混合物は燃焼器セクション20内で燃焼されて、高温、高圧の燃焼ガスが生成され、タービン22内のトルクの生成に使用される。具体的には、燃焼ガスはブレード36に動力を与えて、ロータホイール38を回転させる。幾つかの実施形態では、圧力降下がタービン22の各段34で発生することがあり、それによって意図されない通路を通るガス漏れ流れが起こる可能性がある。たとえば、高温の燃焼ガスがタービンホイール38の間の段間の容積内に漏れることがあり、それによってタービンの構成要素に熱応力が加えられるおそれがある。幾つかの実施形態では、圧縮機18から流れる、または他の源から供給される排気によって段間の容積を冷却することができる。しかし、高温の燃焼ガスの段間の容積内への流入は冷却効果を弱める可能性がある。したがって、幾つかの実施形態では、段間シール42を隣接するロータホイール38の間に配置して、段間の容積を高温の燃焼ガスからシールし、包囲することができる。さらに、幾つかの実施形態では、段間シール42を、冷却流体を段間の容積に向け、または段間の容積からブレード36に向けるように構成することができる。
図3は、2つの隣接するタービン段34の間の段間シール42の一実施形態を示すガスタービンエンジン12の部分側断面図である。段間シール42は、上流ロータホイール43から下流ロータホイール44まで長手方向にわたる。さらに、段間シール42は、ロータキャビティ47内でノズル46と軸26の間に半径方向に配置される。図3で示したように、ロータキャビティ47はスペーサ構成要素(たとえば、中間ロータ支持部)によって閉塞されない。したがって、中間ロータ支持部を含むタービン22と比較して、ロータの内部構成要素にさらに容易にアクセスすることができる。また、段間シール42を上流と下流のロータホイール43、44によって全体的に半径方向に支持することができる。上記のように、段間シール42はロータホイール43、44の間の意図されない通路を通る熱ガスの漏れを低減するように位置付けられる。図3で示した段間シール42は、上部本体48および下部本体50を含む。概して、上部本体48は、主にロータキャビティ47を熱ガスから隔離するシール機能を果たし、下部本体50は主に、段間シール42の軸方向11および半径方向13の移動を低減し、または阻止する。
図3で示したように、幾つかの実施形態では、上部本体48は、シール歯62、上流着座アーム64、および下流着座アーム66を含む。上部本体48は、上流着座アーム64から下流着座アーム66まで延びる。上流着座アーム64は、タービンバケット82から軸方向に延びる上部の半径方向の支持部68上に担持される。上流着座アーム64は、上部の半径方向の支持部68と共に、段間シール42のガスタービンエンジン12の軸26に向かう半径方向の移動の可能性または大きさを低減する。下流着座アーム66は、タービンバケット86から軸方向に延びる上部の半径方向の支持部70上で同様に担持される。同様に、下流着座アーム66は、上部の半径方向の支持部70と共に、段間シール42のガスタービンエンジン12の軸26に向かう半径方向の移動の可能性または大きさを低減する。幾つかの実施形態では、着座アーム64、66は下部本体50に対して可撓性でもよい。したがって、ガスタービンエンジン12が動作する場合、着座アーム64、66は段間シール42の半径方向13に沿った移動を抑制することができる。
図3で示したように、下部本体50は、上流着座端72および下流フック端74を含む。下部本体50は上流着座端から下流フック端74まで長手方向に延びる。上流着座端72は下流ロータホイール43から軸方向に延びる下部の半径方向の支持部76に配置される。上流着座端72は、下部の半径方向の支持部76と共に、段間シール42のガスタービンエンジン12の軸26から離れる半径方向の移動の可能性または大きさを低減する。したがって、上流着座端72は、段間シール42の半径方向13に沿った移動を抑制することができる。下流フック端74は、下流ロータホイール44から軸方向に延びるフック支持部78に近接するように配置される。下流フック端74は、フック支持部78(たとえば、下部支持部)と共に、段間シール42の軸方向および半径方向の移動の可能性または大きさを低減する。したがって、下流フック端74は、段間シール42の半径方向13および軸方向11に沿った移動を抑制することができる。概して、段間シール42の上流側は上流ロータホイール43に半径方向に取り付けられ、段間シール42の下流側はフック支持部78によって軸方向かつ半径方向に拘束される。他の実施形態では、下部本体50は、上流ロータホイール43から延びるフック支持部に近接するように配置されたフック端を含むことができる。さらに、他の実施形態では、下部本体50は、複数のフック支持部(たとえば、上流に1つと下流に1つ)に配置された複数のフック端を含むことができ、それによって、段間シール42の軸方向および半径方向の移動の可能性または大きさをさらに低減することができる。
ガスタービンエンジン12が動作する場合、熱ガスはタービン22を通って流れ、全般的に矢印80で示した通路を通ることができる。より具体的には、熱ガスは、先ず、上流ロータホイール43に取り付けられた上流タービンバケット82、ノズル46を横切り、第2に、下流ロータホイール44に取り付けられた下流タービンバケット86を横切って流れることができる。しかし、熱ガスの一部が、矢印88で示した通路に沿ってロータキャビティ47に向かって取り込まれる可能性がある。取り込まれた熱ガスを、上流タービンバケット82とノズル46の間の領域90に収集することができる。熱ガスの一部は、ノズル46を横切り、矢印92で示した通路に沿って漏れる可能性がある。熱ガスの漏れはガスタービン12の効率を低減するおそれがある。したがって、本明細書に記載した段間シール42は、矢印92に沿った熱ガスの漏れを低減し、矢印80に沿った主な熱ガス流れを最大にする。
固定シール94はノズル46と段間シール42の間に半径方向に配置される。上部本体48のシール歯62は固定シール94の一部を形成することができる。固定シール94は矢印92に沿った熱ガスの漏れを阻止することができる。たとえば、幾つかの実施形態では、シール歯62は固定シール94と共にラビリンスシールを形成することができる。ラビリンスシールは熱ガス用の蛇行状通路を設けることができる。その結果、熱ガスは、矢印92ではなく、タービン22を通る矢印80に沿って周方向に優先的に流れることができる。ガスタービンエンジン12が動作する場合、熱ガスの一部を、矢印96で示した通路に沿ってロータキャビティ47に向けて取り込むこともできる。取り込まれたガスを下流タービンバケット86とノズル46の間の領域98に収集することができる。固定シール94は、下流領域98から上流領域90への熱ガスの漏れを低減することもできる。
さらに、固定シール94はロータキャビティ47を熱ガス流から隔離することができる。具体的には、領域90、98を段間シール42によってロータキャビティ47から隔離することができる。たとえば、バケット82の上部の半径方向の支持部68は、段間シール42の上部本体48の上流着座アーム64と共にシール100を形成する。シール100は、熱ガスがロータキャビティ47内に半径方向に漏れるのを低減することができる。さらに、バケット86の上部の半径方向の支持部70は段間シール42の上部本体48の下流着座アーム66と共にシール102を形成する。シール102も、熱ガスがロータキャビティ47内に半径方向に漏れるのを低減することができる。
幾つかの実施形態では、タービン22は、冷却および漏出空気を含んで、タービン22の内部構成要素を冷却することができる。冷却および漏出空気は、ロータキャビティ47を通って流れて、上流ロータホイール43、下流ロータホイール44、および段間シール42を冷却することができる。冷却および漏出空気をフック端74に供給することもできる。こうした実施形態では、シール94、100、102は熱ガス流路を冷却および漏出空気から隔離することもできる。
図4は、タービン22のロータの間隔を低減することができ、中間ロータ支持部が不要である、段間シール42の一実施形態の斜視図である。上記のように、段間シール42は、上部本体48および下部本体50を含む。図で示したように、上部本体48は実質的にT字型であり、下部本体50は実質的に三角形である。他の実施形態では、上部本体48および下部本体50の概ねの形状を変えることができる。たとえば、上部本体48は実質的に長方形でもよく、主本体50は実質的に円形でもよい。
図4で示した上部本体48は、実質的に線形のシール部分110、およびシール部分110に対して実質的に垂直の首部分112を含み、したがってT字型を形成する。シール部分110は、形状が実質的に長方形である。他の実施形態では、シール部分110は形状が幾分弓形でもよい。上記のように、シール部分110は、上流着座アーム64から下流着座アーム66まで軸方向に延びる。シール歯62はシール部分110から半径方向に外側に配置される。換言すれば、シール歯は、下部本体50の反対側のシール部分110の側部上で半径方向に外側に延びる。首部分112は、シール部分110と下部本体50の間に延びる。首部分112の長さは実施形態によって変えることができる。段間シール42の他の実施形態は首部分112を含まなくてもよい。たとえば、シール部分110を下部本体50に直接隣接するように配置することができ、首部分112を含まなくてもよい。
上記のように、下部本体50は着座端72およびフック端74を含む。フック端74は、下部本体50のベース116と共に縁部114を形成する。図で示したように、幾つかの実施形態では、縁部114は面取りされる。他の実施形態では、縁部114は、丸みを付けても、真直ぐでもよく、または他の適した形状を有することができる。フック端74は、ベース116に対して横方向に延びる突起118を含む。より具体的には、突起118は上部本体48の下流着座アーム66に向かって延びることができる。突起118は、下流ロータホイール44のフック支持部78に隣接する対応する溝119(図3)内に嵌合するように設計される。さらに、幾つかの実施形態では、突起118は面取り縁部120を含むことができる。他の実施形態では、突起118は、丸みを付けた縁部、または下流ロータホイール44のフック支持部78(図3)内に嵌合することができる他の適した形状を含むことができる。また、幾つかの実施形態では、突起118は、図で示したように、フック端74の全長にわたり延びることができる。他の実施形態では、突起118は、下流フック端74の長さの一部に沿って延びることができる。他の実施形態では、フック端74は、それぞれフック端74の一部に沿って延びる1、2、3、4、5、6などの複数の突起、またはそれより多くの突起を含むことができる。幾つかの実施形態では、こうした突起を一体構造としてフック端74と一体に形成することができる。
図で示したように、下部本体50は第1および第2の側部122、124を含み、第1の側部122は首部分112から上流着座端72まで延び、第2の側部124は首部分112から下流フック端74まで延びる。上記のように、ベース116は上流着座端72から下流フック端74まで(たとえば、第1の側部122から第2の側部124まで)延びる。したがって、下部本体50周りで側部122、124、およびベース116を概して三角形の構成に配置することができる。他の実施形態では、側部を概して円形、台形、または他の方法で多角形の構成に配置することができる。さらに、他の実施形態は異なる数の側部またはベースを有することができる。たとえば、段間シール42の下部本体50は、長方形構成で3つの側部および1つのベースを有することができる。また、側部122、124、およびベース116の形状は、実施形態によって変えることができる。たとえば、図4で示したように、側部122、124は概してカテナリ形状を有する。さらに、ベース116は、それぞれ上流着座端72および下流フック端74に近接する2つの実質的に真直ぐな領域126、128、ならびに実質的に真直ぐな領域126、128の間に配置された弓状領域130を含む。実質的に真直ぐな領域126、128はシール部分110に対して概して平行である。図で示したように、弓状領域130は概してカテナリ形状を有することもできる。他の実施形態では、ベース116は、実質的に真直ぐな領域と弓状領域の異なる組み合わせを含んで、異なる形状を形成することができる。さらに、側部122、124、およびベース116の形状を変えることができ、たとえば、放物線状、楕円形、真直ぐ、湾曲、または他の適した形状でもよい。また、形状は側部122、124、およびベース116の中で変えることができる。たとえば、第1の側部122が真直ぐでもよく、第2の側部124が放物線状でもよく、ベース116が楕円形でもよい。しかし、幾つかの実施形態では、段間シール42が、上流と下流のロータホイール43、44の間で生成される半径方向および軸方向の力を支持することができるようにするには、典型的には、段間シール42の上部本体48と下部本体50の両方が、半径方向13に概して対称でもよい。
図4で示した下部本体50は、ベース140、第1の側部142、および第2の側部144を含む中空領域136も含む。ベース140の形状はベース116の形状に概して対応し、第1の側部142の形状は第1の側部122の形状に概して対応し、第2の側部144の形状は第2の側部124の形状に概して対応する。したがって、側部142、144、およびベース140は概してカテナリ形状を有することができる。他の実施形態では、側部142、144、およびベース140の形状を変えることができる。たとえば、第1の側部142が真直ぐでもよく、第1の側部142が放物線状でもよく、ベース140が円形でもよい。しかし、やはり、段間シール42が、上流と下流のロータホイール43、44の間で生成される半径方向および軸方向の力を支持することができるようにするには、典型的には、段間シール42の上部本体48と下部本体50の両方が半径方向13に概して対称でもよい。
さらに、幾つかの実施形態では、側部142、144、およびベース140の形状は、側部122、124、およびベース116の形状に対応しなくてもよい。図で示したように、中空領域136周りで側部142、144、およびベース140は三角形構成に配置される。他の実施形態では、側部142、144、およびベース140の配置を変えることができる。たとえば、中空領域136の側部およびベースを円形、または台形の形状に配置することができる。さらに、幾つかの実施形態は異なる数の中空領域136を含むことができる。たとえば、段間シール42は、1、2、3、4、5、6、またはそれより多い中空領域136を含むことができる。実際、幾つかの実施形態では、段間シール42は中空領域136を含まなくてもよい。
理解されるように、上部本体48および下部本体50の形状および構造は、実施形態によって大きく変えることができる。追加の実施形態について図6から11に関して以下でさらに論じる。図6から11で示した上部本体48および下部本体50の代替形状は、一例として提供するものであり、限定的ではないことが意図される。さらに、理解されるように、図3および4に関して上述した設計考察は図6から11で示した実施形態に適用することができる。
図5は、3つの実質的に同一の隣接する、側部122に面する図4の段間シール42の側面図である。図5は、隣接する段間シール42のセクションを共に取り付けて、ガスタービンエンジン12の隣接する段間のシールを形成する方法を示している。3つの段間シール42は、シールアセンブリ152の一部を形成することができる。シールアセンブリ152は、ガスタービンエンジン12の軸26周りに360度のリングを形成するように、互いに隣接して配置された複数の段間シール42を含むことができる。さらに、隣接する段間シール42の断面形状は、図で示したように、同様の位置で衝合することができる。シールアセンブリ152を形成する段間シール42の数は、約2から100、または10から80、あるいは42から50にわたることができる。図で示したように、それぞれ段間シール42は周方向15に弓状である。幾つかの実施形態では、間隙154が隣接する段間シール42の間に存在することができる。したがって、シールアセンブリ152は、段間シール42の間の間隙154内に配置された外側シール156および内側シール158を含むことができる。図で示したように、外側シール156を段間シール42の上部本体48の間に配置することができる。外側シール156は上流着座アーム64から下流着座アーム66まで延びる。内側シール158を段間シール42の下部本体50の間に配置することができる。内側シール158は上流着座端72から下流フック端74まで延びる。外側シール156および内側シール158は間隙154を通る半径方向のガス漏れの可能性または影響を低減することができる。さらに、幾つかの実施形態では、軸方向のスロット160を段間シール42内に形成して、外側シール156および内側シール158を収容することができる。幾つかの実施形態では、外側シール156および/または内側シール158を段間シール42の異なる領域に沿って配置することができる。さらに、シールアセンブリ152は、異なる数、または異なる構成の外側シール156および/または内側シール158を含むことができる。たとえば、シールアセンブリ152は、それぞれ隣接する対の段間シール42の間に配置された1、2、3、4、またはそれより多くの外側シール156を含むことができる。また、幾つかの実施形態では、シールアセンブリ152は内側シール158を含まなくてもよい。
図6は、タービン22のロータの間隔を低減することができ、中間ロータ支持部が不要な段間シール42の他の実施形態の斜視図である。段間シール42は、上部本体48および下部本体50を含む。図で示したように、上部本体48は形状が実質的に長方形であり、下部本体50は形状が実質的に三角形である。上部本体48は、実質的に線形のシール部分110を含み、シール部分110は形状が実質的に長方形であり、上流着座アーム64から下流着座アーム66まで延びる。さらに、シール部分110はシール歯62を含む。図で示したように、段間シール42は、図3および4で示した実施形態の首部分112を含まない。代わりに、シール部分110は、下部本体50に直接隣接するように配置される。
下部本体50は、ベース116、第1の側部122、および第2の側部124を含む。ベース116は、実質的に真直ぐな部分126、128、および実質的に真直ぐな部分126、128の間に延びる弓状領域130を含む複合形状を有する。第1の側部122はシール部分110から上流着座端72に近接する実質的に真直ぐな部分126まで延び、第2の側部124はシール部分110から下流フック端74に近接する実質的に真直ぐな部分128まで延びる。実質的に真直ぐな部分128は下流フック端74と共に縁部114を形成する。図で示したように、幾つかの実施形態では、縁部114に丸みを付けることができる。やはり図で示したように、側部122、124は概して弓形状を有する。段間シール42は、ベース140、第1の側部142、および第2の側部144を含む中空領域136も含む。幾つかの実施形態では、ベース140の形状はベース116の弓状領域130の形状に概して対応する。さらに、第1の側部142の形状は第1の側部122の形状に概して対応し、第2の側部144の形状は第2の側部124の形状に概して対応する。したがって、側部142、144、およびベース140は概して弓形状を有することができる。
図7は、タービン22のロータの間隔を低減することができ、中間ロータ支持部が不要な段間シール42の他の実施形態の斜視図である。段間シール42は、上部本体48および下部本体50を含む。図で示したように、上部本体48は形状が実質的に長方形であり、下部本体50は形状が実質的に弓状である。上部本体48は、シール部分110を含む。図で示したように、段間シール42は図3および4で示した実施形態の首部分112を含まない。代わりに、シール部分110は下部本体50に直接隣接するように配置される。主本体50は、ベース116、第1の側部122、および第2の側部124を含む。図で示した実施形態では、ベース116は、実質的に真直ぐな部分126、128、および実質的に真直ぐな部分126、128の間に延びる実質的に弓状部分130を含む複合形状を有する。図で示したように、弓状部分130は実質的に真直ぐな部分126、128の上に延びる。第1の側部122は、シール部分110から上流着座端72に近接する実質的に真直ぐな部分126まで延びる実質的に真直ぐな形状を有する。第2の側部124は、シール部分110から下流フック端74に近接する実質的に真直ぐな部分128まで延びる複合形状を有する。より具体的には、第2の側部124は、第1の実質的に真直ぐな部分161、第1の実質的に真直ぐな部分161から延びる弓状部分162、および弓状部分162から延びる第2の実質的に真直ぐな部分164を含む。他の実施形態では、第2の側部124は真直ぐな部分と弓状部分の異なる組み合わせを含むことができる。第2の実質的に真直ぐな部分164は突起118に対して概ね平行である。他の実施形態では、第2の実質的に真直ぐな部分164は突起118に対して横方向でもよい。凹部166は、第2の実質的に真直ぐな部分164と突起118の間に延びる。凹部166を、下流フック支持部78を収容するように設計することができる(図3)。特に、下部本体50は中空領域136を含まない。むしろ、下部本体50は、主に、第1および第2の側部122、124、およびそれぞれ上流着座端72、ならびに下流フック端74を含む実質的に真直ぐな部分126、128からなる。
図8は、タービン22のロータの間隔を低減することができ、中間ロータ支持部が不要な段間シール42の他の実施形態の斜視図である。図8で示した段間シール42は、段間シール42がシール部分110と第1の側部122と第2の側部124の間の首部分を含むこと以外は、図7で示した段間シール42と実質的に同様である。より具体的には、段間シール42は上部本体48および下部本体50を含む。図で示したように、上部本体48は形状が実質的に長方形であり、下部本体50は形状が実質的に弓状である。上部本体48は、シール部分110、およびシール部分110と下部本体50の間に延びる首部分112を含む。下部本体50は、ベース116、第1の側部122、および第2の側部124を含む。さらに、図7で示した実施形態と同様に、下部本体50は中空領域136を含まない。むしろ、第1および第2の側部122、124は弓形状を有する。側部122、124の曲率は、実施に固有でもよく、実施形態によって変えることができる。
図9は、タービン22のロータの間隔を低減することができ、中間ロータ支持部が不要な段間シール42の他の実施形態の斜視図である。図9で示した段間シール42は、ベース116が、上流着座端72および下流フック端74にそれぞれが近接する実質的に真直ぐな部分126、128から延びる実質的に真直ぐな部分であること以外は、図7で示した段間シール42と実質的に同様である。より具体的には、段間シール42は上部本体48および下部本体50を含む。上部本体48は首部分112を含まない。しかし、下部本体50は、ベース116および中空領域136を含む。図で示したように、ベース116は上流着座端72と下流フック端74の間で実質的に真直ぐである。したがって、ベース116は、実質的に真直ぐな端部126、128の間の(たとえば、図7および8で示したような)実質的に弓状の部分130を含まない。中空領域136のベース140も実質的に真直ぐであり、ベース116の形状に概して従うことができる。
図10は、タービン22のロータの間隔を低減することができ、中間ロータ支持部が不要な段間シール42の他の実施形態の斜視図である。図10で示した段間シール42は、段間シール42がシール部分110からベース116までの中央支持部174を含むこと以外は、図9で示した段間シール42と実質的に同様である。より具体的には、段間シール42は上部本体48および下部本体50を含む。上部本体48は首部分112を含まない。しかし、下部本体50は、第1および第2の側部122、124、ならびにベース116を含む。図で示したように、ベース116は上流着座端72と下流フック端74の間で実質的に真直ぐである。図10で示した実施形態では、下部本体50は2つの中空領域170、172を含む。図で示したように、中空領域170、172は中央支持部174周りで概ね対称である。中央支持部174は実質的に真直ぐであり、シール部分110から段間シール42のベース116まで垂直に延びる。中央支持部174は、中空領域170、172の間で段間シール42の中心に近接するように配置される。
第1の中空領域170は、第1の側部176、第2の側部178、およびベース180を含む。図で示したように、第1の側部176は、第1の側部122の形状と僅かに異なる弓形状を有する。第2の側部178は実質的に真直ぐであり、中央支持部174の形状に従うことができる。ベース180も実質的に真直ぐであり、ベース116の形状に概して対応することができる。理解されるように、側部176、178、およびベース180の形状は実施形態によって変えることができる。第2の中空領域172は、第1の側部182、第2の側部184、およびベース186を含む。第1の側部182は、第2の側部124の形状と僅かに異なる弓形状を有する。第2の側部184は実質的に真直ぐであり、中央支持部174の形状に従うことができる。ベース186も実質的に真直ぐであり、ベース116の形状に概して対応することができる。図で示したように、ベース180、186、第1の側部176、182、第2の側部178、184は中央支持部174周りで対称である。他の実施形態では、中空領域170、172は、中空領域170、172が中央支持部174周りで対称でないように異なる形状を有することができる。
開示した実施形態の技術的効果は、タービン段間の半径方向の漏れを低減するシールシステムを含むものである。段間シールシステムは、シールシステムの半径方向の変位の可能性または大きさを低減することができる複数の着座アームを含むことができる。さらに、段間シールシステムは、シールシステムの半径方向および軸方向の変位の可能性または大きさを低減することができるフック端を含むことができる。段間シールシステムは、タービンのロータホイールの間隔を低減することができる。また、段間シールは中間ロータ支持部が不要である。段間シールの形状はタービンの内部構成要素にアクセスしやすくすることができる。
本書は、最良の形態を含めて本発明を開示し、また当業者が誰でも、任意の装置またはシステムを製作し、使用し、任意の組み込まれた方法を実行することを含めて、本発明を実施することができるように例を使用している。本発明の特許性のある範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が思いつく他の例を含むことができる。こうした他の例は、特許請求の範囲の文言と相違しない構造的要素を有する場合、または特許請求の範囲の文言と実質的に相違しない等価の構造的要素を含む場合に、特許請求の範囲内に包含されるものとする。
10 システム
11 軸方向
12 ガスタービンエンジン
13 半径方向
15 周方向
16 空気取入れセクション
18 圧縮機
20 燃焼器セクション
22 タービン
24 排気セクション
26 ノズル
28 燃焼器ハウジング
30 燃焼器
32 長手方向軸
34 段
36 ブレード
38 ロータホイール
42 段間シール
43 上流ロータホイール
44 下流ロータホイール
46 ノズル
47 ロータキャビティ
48 上部本体
50 下部本体
62 シール歯
64 上流着座アーム
66 下流着座アーム
68 上部の半径方向の支持部
70 上部の半径方向の支持部
72 上流着座端
74 下流フック端部
76 下部の半径方向の支持部
78 フック支持部
80 矢印
82 上流タービンバケット
86 タービンバケット
88 矢印
90 領域
92 矢印
94 固定シール
96 矢印
98 領域
100 シール
102 シール
110 シール部分
112 首部分
114 縁部
116 ベース
118 突起
119 対応する溝
120 面取り縁部
122 第1の側部
124 第2の側部
126 真直ぐな領域
128 真直ぐな領域
130 弓状領域
136 中空領域
140 ベース
142 第1の側部
144 第2の側部
152 シールアセンブリ
154 間隙
156 外側シール
158 内側シール
160 軸方向のスロット
161 真直ぐな部分
162 弓状部分
164 真直ぐな部分
166 凹部
170 中空領域
172 中空領域
174 中央支持部
176 第1の側部
178 第2の側部
180 ベース
182 第1の側部
184 第2の側部
186 ベース

Claims (20)

  1. 複数段タービンを備えるシステムであって、
    前記複数段タービンが、第1のタービン段と第2のタービン段の間で軸方向に延びる段間シールを備え、前記段間シールが、
    上流着座アームから下流着座アームまで延び、前記上流着座アームおよび下流着座アームが、前記複数段タービンの半径方向に沿った前記段間シールの移動を抑制するように構成されている、上部本体と、
    着座端からフック端まで延びる下部本体であって、前記着座端が、前記半径方向に沿った前記段間シールの移動を抑制するように構成され、前記フック端が、前記下部本体のベースに対して横方向に延びる突起を備え、前記フック端が、前記複数段タービンの前記半径方向および軸方向に沿った記段間シールの移動を抑制するように構成されている、下部本体とを備える、システム。
  2. 前記上流着座アームが前記第1のタービン段の第1のバケットから軸方向に延びる上部支持部によって半径方向に拘束され、前記着座端が前記第1のタービン段の第1のロータホイールから軸方向に延びる下部支持部によって半径方向に拘束される、請求項1記載のシステム。
  3. 前記下流着座アームが前記第2のタービン段の第2のバケットから軸方向に延びる上部支持部によって半径方向に拘束され、前記フック端が前記第2のタービン段の第2のロータホイールから軸方向に延びる下部支持部によって半径方向に拘束される、請求項1記載のシステム。
  4. 前記フック端の前記突起が、前記第2のロータホイールの前記下部支持部に隣接する対応する溝内に嵌合するように構成されている、請求項3記載のシステム。
  5. 前記上部本体が、前記上流および下流の着座アームから延びる実質的に線形のシール部分を備える、請求項1記載のシステム。
  6. 前記実質的に線形のシール部分が、前記下部本体の反対側の前記シール部分の側部上の複数のシール歯を備える、請求項5記載のシステム。
  7. 前記段間シールが、前記第1および第2のタービン段のロータホイールによって全体的に半径方向に支持される、請求項1記載のシステム。
  8. 断面形状を有する段間タービンシールを備えるシステムであって、
    前記段間タービンシールが、
    上流着座アームから下流着座アームまで延びる実質的に線形のシール部分を備える上部本体と、
    上流着座端および下流フック端を備え、前記下流フック端が、概して前記上部本体の前記下流着座アームに向かって延びる突起を含む、下部本体とを備え、
    前記上部本体の前記シール部分が、前記下部本体の反対側の前記シール部分の側部上に配置された複数のシール歯を含む、システム。
  9. 前記段間タービンシールが他の実質的に同一の段間タービンシールにガスタービンの軸周りで周方向に取り付けられて、隣接する段間タービンシールの前記断面形状が同様の位置で衝合するように構成されている、請求項8記載のシステム。
  10. 前記上流着座アームが第1のタービン段の第1のバケットから軸方向に延びる上部支持部によって半径方向に拘束されるように構成され、前記上流着座アームが前記第1のタービン段の第1のロータホイールから軸方向に延びる下部支持部によって半径方向に拘束されるように構成されている、請求項8記載のシステム。
  11. 前記下流着座アームが、第2のタービン段の第2のバケットから軸方向に延びる上部支持部によって半径方向に拘束されるように構成され、前記下流フック端が、前記第2のタービン段の第2のロータ支持部から軸方向に延びる下部支持部によって半径方向に拘束されるように構成されている、請求項10記載のシステム。
  12. 前記フック端の前記突起が、前記第2のロータホイールの前記下部支持部に隣接する対応する溝内に嵌合するように構成されている、請求項11記載のシステム。
  13. 前記上部本体が、前記シール部分から前記下部本体に向かって垂直に延びる首部分を備え、前記下部本体が、前記首部分から前記上流着座端まで延びる第1の湾曲した側部および前記首部分から前記下流フック端まで延びる第2の湾曲した側部を備える、請求項8記載のシステム。
  14. 前記下部本体が、前記上流着座端から前記下流フック端まで延びるベースを備える、請求項13記載のシステム。
  15. 前記下部本体が、前記シール部分から前記上流着座端に近接する第1の実質的に真直ぐな部分まで延びる第1の湾曲した側部と、前記シール部分から前記下流フック端に近接する第2の実質的に真直ぐな部分まで延びる第2の湾曲した側部とを備え、前記第1および第2の実質的に真直ぐな部分が、前記シール部分に対して概して平行である、請求項8記載のシステム。
  16. 前記下部本体が、前記第1の湾曲した側部から前記第2の湾曲した側部まで延びる弓状ベースを備える、請求項15記載のシステム。
  17. 前記下部本体が、前記第1の実質的に真直ぐな部分から前記第2の実質的に真直ぐな部分まで延びる実質的に線形のベースを備える、請求項15記載のシステム。
  18. 前記下部本体が、前記シール部分から前記実質的に線形のベースまで垂直に延びる中央支持部を備える、請求項17記載のシステム。
  19. 前記下部本体が、
    前記第1の実質的に真直ぐな部分1から前記第2の実質的に真直ぐな部分まで延びる弓状ベースと、
    前記実質的に線形のベースから前記弓状ベースまで垂直に延びる複数の等間隔で配置された壁とを備える、請求項18記載のシステム。
  20. 段間シールの上部本体の上流着座アーム、前記上部本体の下流着座アーム、前記段間シールの下部本体の着座端、および前記下部本体のフック端を使用して複数段タービンの前記段間シールを半径方向に拘束するステップと、
    前記下部本体の前記フック端を使用して前記段間シールを軸方向に拘束するステップと
    を含む方法。
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