JP2013188051A - 電力供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両からの給電をユーザの操作によって緊急停止する。
【解決手段】V2Hスタンド400は、入力部402に入力された電力を出力部404から出力する。V2Hスタンド400は、入力部402と出力部404とを電気的に接続するリレー406と、リレー406と出力部404と繋ぐ電力線に接続されるC1コンデンサ411ならびにC2コンデンサ412と、ユーザによって操作されると、C1コンデンサ411およびC2コンデンサ412を電力線から電気的に遮断する緊急停止スイッチ420と、C1コンデンサ411から電力が供給されている間リレー406を閉じさせるトランジスタ430と、緊急停止スイッチ420がユーザによって操作されると、C2コンデンサ412から供給される電力によって作動して放電停止要求信号を車両に送信する通信装置440とを備える。C1コンデンサ411は、放電停止信号が送信されるまでの時間よりも長く電荷を保持する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電力供給装置に関し、特に、車両に搭載されたバッテリから放電された電力を車両の外部に対して供給する電力供給装置に関する。
環境に配慮した車両として、蓄電装置(たとえば二次電池やキャパシタなど)を搭載し、蓄電装置に蓄えられた電力から生じる駆動力を用いて走行する車両が注目されている。このような車両には、たとえば電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池車などが含まれる。そして、これらの車両に搭載される蓄電装置を発電効率の高い商用電源などの車両外部の電源(以下、単に「外部電源」とも称する。)により充電(以下、単に「外部充電」とも称する。)する技術が提案されている。
このような外部充電が可能な車両の利用方法の1つとして、特開平11−178234号公報(特許文献1)に記載されているように、非常時などに車両から逆に住宅側へ電力を供給し、住宅用電気機器の使用を可能にすることも検討されている。特開平11−178234号公報においては、充放電器を介して車両から住宅へ給電される。
特開平11−178234号公報
ところで、車両から住宅へ電力を供給する際の安全性を高める1つの方法として、給電を強制的に停止するための機能を実装することが好ましい。特開平11−178234号公報においては、車両から住宅への給電を強制的に停止するための技術についての開示は十分にはなされていない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両からの給電をユーザ操作によって強制的に停止するための好適な技術を提供することである。
ある実施例において、電力供給装置は、車両に搭載されたバッテリから入力部に入力された電力を、車両の外部に対して出力部から出力する。電力供給装置は、入力部と出力部とを電気的に接続する第1の接続部と、第1の接続部と出力部と繋ぐ電力線に接続される第1のコンデンサならびに第2のコンデンサと、ユーザによって操作されると、第1のコンデンサおよび第2のコンデンサを電力線から電気的に遮断する第2の接続部と、第1のコンデンサから電力が供給されている間、第1の接続部に、入力部と出力部とが電気的に接続された状態を維持させる維持部と、第2の接続部がユーザによって操作されると、第2のコンデンサから供給される電力によって作動して、バッテリからの放電を停止させる信号を車両に送信する送信部とを備える。第1のコンデンサは、第1のコンデンサおよび第2のコンデンサが電力線から電気的に遮断されてから送信部が信号を送信するまでの時間よりも長く電荷を保持する。第1の接続部は、第1のコンデンサから維持部への給電が停止すると、入力部と出力部とを遮断する。
この構成によると、給電を緊急停止すべく第2の接続部がユーザによって操作されると、送信部が第2のコンデンサから供給された電力で作動することによって、バッテリからの放電を停止させる信号を車両に送信することができる。また、時間の経過とともに第1のコンデンサの電圧が低下することによって、最終的には電力供給装置において車両を電気的に遮断できる。このとき、車両を電気的に遮断する前に、バッテリからの放電を停止させる信号を車両に送信することができる。よって、車両においてバッテリからの放電を停止させてから電力供給装置内における給電経路を遮断できる。そのため、給電経路が遮断された状態で車両から放電するような状態を回避できる。よって安全性を高めることができる。
別の実施例において、第1の接続部は、第2のコンデンサから電力が供給されると、バッテリと電力供給装置とを電気的に接続した状態を維持する。維持部は、第1のコンデンサから電力が供給されている間、第2のコンデンサから放電された電力を第1の接続部に供給する。
この構成によると、第1のコンデンサは送信部ならびに第1の接続部の電源としては用いられず、第1の接続部を駆動する時期を定めるためだけに用いられるため、設計通りの速度で第1のコンデンサの電荷を低下させ易い。よって、第1の接続部の動作時期を高い精度で制御できる。
別の実施例において、第2のコンデンサは、第1のコンデンサおよび第2のコンデンサが電力線から電気的に遮断された後、第1のコンデンサよりも長く電荷を保持する。
この構成によると、電力供給装置において給電経路を電気的に遮断する時期を、第2のコンデンサではなく第1のコンデンサによって確実に制御できる。
車両、給電スタンドおよび家屋を示す図である。 車両の全体概略図である。 V2Hスタンドを示す図である。 リレーを閉じた状態のV2Hスタンドを示す図である。 緊急停止スイッチを操作したときのV2Hスタンドを示す図である。 C1コンデンサの電荷がゼロになったときのV2Hスタンドを示す図である。 車両およびV2Hスタンドにおいて実行される処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1を参照して、一例として、車両100には、充電スタンド200および家屋300を介して商用電源500から電力が供給される。本実施の形態においては、家屋300を介して商用電源500から供給される交流電流により車両の100のバッテリ110が充電される。家屋300に設置されたバッテリ(図示せず)から供給される直流電流によりバッテリ110を充電するようにしてもよい。
充電スタンド200は、充電ケーブル202、充電コネクタ204とを含む。充電ケーブル202の一端は充電スタンド200に接続され、他端には充電コネクタ204が設けられる。図1に示すように、充電コネクタ204は、車両に接続される。
充電コネクタ204が車両100に接続された状態において、充電スタンド200は、商用電源500から車両に電力を供給する。一例として、充電スタンド200は、家屋300の分電盤302に電気的に接続される。分電盤302は、商用電源500に接続される。
図2を参照して、車両100について説明する。車両100は、バッテリ110と、リレー112と、PCU(Power Control Unit)120と、モータジェネレータ130と、エンジン132と、減速機140と、駆動輪150とを備える。
バッテリ110は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などである。バッテリ110の代わりにキャパシタを用いてもよい。
バッテリ110は、リレー112を介してPCU120に接続される。バッテリ110は、車両100の駆動力を発生させるための電力をPCU120に供給する。また、バッテリ110は、モータジェネレータ130で発電された電力を蓄える。バッテリ110の電圧はたとえば200V程度である。
バッテリ110とPCU120との間のリレー112が開くことにより、バッテリ110が車両100の電気回路から遮断される。一方、リレー112が閉じることにより、バッテリ110が車両100の電気回路に接続され、バッテリ110への充電およびバッテリ110からの放電が可能になる。リレー112の開閉動作は、制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)160により制御される。
PCU120は、バッテリ110からの電源電圧を昇圧するためのコンバータや、コンバータにより昇圧された直流電力を、モータジェネレータ130を駆動するための交流電力に変換するためのインバータなどを含む。
モータジェネレータ130は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動モータである。モータジェネレータ130の出力トルクは、減速機140を介して駆動輪150に伝達される。モータジェネレータ130は、車両100の回生制動動作時には、駆動輪150の回転力によって発電することができる。発電電力は、PCU120によってバッテリ110の充電電力に変換される。PCU120はECU160によって制御される。
なお、図2においては、モータジェネレータが1つ設けられる構成が示されるが、モータジェネレータの数はこれに限定されず、モータジェネレータを複数設ける構成としてもよい。
エンジン132は、一例として周知の内燃機関である。本実施の形態において、エンジン132は、バッテリ110の残存容量(SOC:State Of Charge)がしきい値以下になると運転される。エンジン132を運転した場合、モータジェネレータ130に発電させることができる。
なお、エンジン132が搭載されていない車両に本願発明を適用してもよい。
車両100は、さらに、充電装置170と、インレット172とを備える。充電装置170は、商用電源500からの電力によってバッテリ110を充電するための装置である。充電装置170は、商用電源500から供給される交流電流を直流電流に変換するとともに、電圧を所望の電圧まで昇圧、もしくは降圧して、バッテリ110に供給する。充電装置170は、インレット172に接続される。
インレット172は、車両100の外表面に設けられる。インレット172には、充電ケーブル202の充電コネクタ204が接続される。したがって、インレット172は、商用電源500に、充電ケーブル202を介して接続される。
車両100は、さらに、放電装置180を備える。放電装置180は、車両100から車両100の外部の電子機器などに電力を供給するための装置である。一例として、放電装置180は、バッテリ110から放電された交流電流を直流電流に変換するとともに、電圧を所望の電圧まで昇圧、もしくは降圧する。一例として、バッテリ110から放電された電力は、インレット172から車外に向けて出力される。なお、インレット172とは別に設けられたアウトレットから電力を車外に向けて出力するようにしてもよい。
以下、車両100から車両100の外部へ給電するための構成7について説明する。図3を参照して、たとえば災害が発生した後などにおいて、車両100は、V2H(Vehicle to Home)スタンド400を介して家屋300の電気機器304に対して電力を供給する。なお、V2Hスタンド400を車両100の外部に設置する代わりに車両100に内蔵させたり、家屋300の敷地内あるいは屋内に設置してもよい。V2Hスタンド400は、特許請求の範囲に記載の電力供給装置に相当する。
V2Hスタンド400の入力部402は、ケーブル等を介して車両100のインレット172に接続される。同様に、V2Hスタンド400の出力部404は、ケーブル等を介して家屋300の分電盤302に接続される。V2Hスタンド400は、車両100に搭載されたバッテリ110から入力部402に入力された電力を、車両100の外部の家屋300に対して出力部404から出力する。
V2Hスタンド400は、リレー406と、C1コンデンサ411ならびにC2コンデンサ412と、緊急停止スイッチ420と、トランジスタ430と、通信装置440とを備える。
リレー406は、たとえばユーザによって操作されると、入力部402と出力部404とを電気的に接続する。また、リレー406は、C2コンデンサ412から電力が供給されると、入力部402と出力部404とを電気的に接続した状態を維持する。さらに、リレー406は、C2コンデンサ412からの給電が停止すると、例えばスプリングの付勢力によって入力部402と出力部404とを電気的に遮断した状態に戻る。リレー406が特許請求の範囲に記載の第1の接続部に相当する。
C1コンデンサ411ならびにC2コンデンサ412は、整流回路450を介して、リレー406と出力部404とを繋ぐ電力線408に接続される。
緊急停止スイッチ420は、通常は閉じており、C1コンデンサ411ならびにC2コンデンサ412を電力線408に電気的に接続する。一方、緊急停止スイッチ420は、ユーザによって操作されると、C1コンデンサ411ならびにC2コンデンサ412を電力線408から電気的に遮断する。緊急停止スイッチ420は、特許請求の範囲に記載の第2の接続部に相当する。
なお、本実施の形態において、C2コンデンサ412は、C1コンデンサ411およびC2コンデンサ412が電力線408から電気的に遮断された後、C1コンデンサ411よりも長く電荷を保持するように構成される。
C1コンデンサ411の正極はトランジスタ430のベースに接続されており、C2コンデンサ412の正極はリレー406のコイルを介してトランジスタ430のコレクタに接続されている。従って、C1コンデンサ411からトランジスタ430のベースに電力が供給されると、C2コンデンサ412から放電された電力が、リレー406のコイルを通過し得る。その結果、トランジスタ430は、C1コンデンサ411から電力が供給されている間、C2コンデンサ412から放電された電力をリレー406に供給する。したがって、トランジスタ430は、C1コンデンサ411からの給電が停止されると、C2コンデンサ412からリレー406への給電を停止する。ここで、リレー406は、C2コンデンサ412からの給電が停止すると入力部402と出力部404とを電気的に遮断するため、結果として、リレー406は、C1コンデンサ411からトランジスタ430への給電が停止すると、入力部402と出力部404とを電気的に遮断する。
また、リレー406は、C2コンデンサ412から電力が供給されると、入力部402と出力部404とを電気的に接続した状態を維持するため、結果として、トランジスタ430は、C1コンデンサ411から電力が供給されている間、リレー406に、入力部402と出力部404とを電気的に接続した状態を維持させる。トランジスタ430は、特許請求の範囲に記載の維持部に相当する。
C1コンデンサ411およびC2コンデンサ412の電圧は、図示せぬ電圧センサにより検知され、電圧を示す信号は、通信装置440を介して車両100のECU160に送信される。
また、C1コンデンサ411からトランジスタ430のベースへの給電は、たとえばC1コンデンサ411の正極とトランジスタ430のベースとの間に設けられた図示せぬスイッチを開くことにより、意図的に停止することもできる。
通信装置440は、車両100との間で種々の情報を送受信するための装置である。特に、本実施の形態において、通信装置440は、緊急停止スイッチ420がユーザによって操作されると、C2コンデンサ412から供給される電力によって作動して、バッテリ110からの放電を停止させる放電停止要求信号を車両100に送信する。通信装置440は、無線通信あるいは有線通信などの任意を方法によって放電停止要求信号を車両100に送信する。通信装置440は、特許請求の範囲に記載の送信部に相当する。
一例として、車両100のECU160が通信装置440から放電停止要求信号を受信すると、ECU160は車両100のリレー112を開き、放電装置180を停止させる。なお、放電停止要求信号に起因する処理はこれらに限定されない。
本実施の形態において、C1コンデンサ411は、C1コンデンサ411ならびにC2コンデンサ412が電力線408から電気的に遮断されてから通信装置440が放電停止要求信号を送信するまでの時間よりも長く電荷を保持するように構成される。
以下、V2Hスタンド400の動作について説明する。車両100からの給電を開始する前においては、図3に示されるようにリレー406は開かれ、緊急停止スイッチ420は閉じた状態で維持される。この状態から、車両100からの給電を開始するすべく、ユーザがボタン等を操作すると、図4に示されるようにリレー406が閉じられ、V2Hスタンド400の入力部402と出力部404とが電気的に接続される。この状態で車両100のバッテリ110からの放電が開始されると、入力部402と出力部404とを通った電力が家屋300に供給される。なお、図4中の太線の矢印は、電流の向きを示す。
図4に示す状態においては、C1コンデンサ411ならびにC2コンデンサ412にも電力が供給されることにより、C1コンデンサ411ならびにC2コンデンサ412が帯電する。そして、トランジスタ430のベースに電力が供給された結果、リレー406のコイルに電力が供給される。そのため、ユーザがリレー406を操作するためのボタン等から手を離した後も、リレー406が閉じられた状態が維持される。よって、車両100から家屋300への給電が継続される。
車両100から家屋300へ給電されているとき、何らかの理由によりユーザが緊急停止スイッチ420を操作すると、図5に示されるように、緊急停止スイッチ420が開かれ、C1コンデンサ411ならびにC2コンデンサ412が電力線408から電気的に遮断される。
このとき、通信装置440はC2コンデンサ412から供給される電力によって作動し、緊急停止スイッチ420がユーザによって操作されたことを検知して、バッテリ110からの放電を停止させる放電停止要求信号を車両100に送信する。車両100のECU160は、放電停止要求信号を受信すると、車両100のリレー112を開いてバッテリ110を電気回路から遮断するとともに、放電装置180を停止させる。その結果、バッテリ110からの放電が停止される。
また、図5に示す状態においては、C1コンデンサ411からトランジスタ430のベースに電力が供給され、その結果C2コンデンサ412からリレー406のコイルに電力が供給される。そのため、リレー406が閉じられた状態が維持される。
図6を参照して、C1コンデンサ411が保持する電荷がゼロになると、C2コンデンサ412の電荷が残っていたとしても、トランジスタ430のベースへの給電が停止された結果としてリレー406のコイルへの給電が停止される。そのため、リレー406がスプリングの付勢力によって開き、V2Hスタンド400の入力部402と出力部404とが電気的に遮断される。よって、車両100から家屋300への給電の停止処理が完了する。
ここで、C1コンデンサ411は、C1コンデンサ411ならびにC2コンデンサ412が電力線408から電気的に遮断されてから通信装置440が放電停止要求信号を送信するまでの時間よりも長く電荷を保持するため、結果として、放電停止要求信号が送信された後にC1コンデンサ411からトランジスタ430のベースへの給電が停止される。そのため、先に車両100においてバッテリ110からの放電を停止した後に、V2Hスタンド400における給電経路を遮断できる。そのため、給電経路が遮断された状態で車両100から放電するような状態を回避できる。よって安全性を高めることができる。
また、C1コンデンサ411は通信装置440ならびにリレー406の電源としては用いられず、リレー406を開閉する時期を定めるためだけに用いられるため、設計通りの速度でC1コンデンサ411の電荷を低下させ易い。よって、リレー406の開閉時期を高い精度で制御できる。
なお、C2コンデンサ412の電荷がゼロになった場合もリレー406を開いて給電経路を遮断できるが、本実施の形態において、C2コンデンサ412は、C1コンデンサ411およびC2コンデンサ412が電力線408から電気的に遮断された後、C1コンデンサ411よりも長く電荷を保持するため、C2コンデンサ412ではなく、C1コンデンサ411によって、V2Hスタンド400において給電経路を電気的に遮断する時期を確実に制御できる。
以下、図7を参照して、本実施の形態において車両100ならびにV2Hスタンド400において実行される処理について説明する。
ステップ(以下ステップをSと略す)100にて、緊急停止スイッチ420が操作されたか否かが判断される。緊急停止スイッチ420が操作されると(S100にてYES)、上述したように、V2Hスタンド400の通信装置440から車両100のECU160に放電停止要求信号が送信される。また、緊急停止スイッチ420が操作されると(S100にてYES)、S102にて、C2コンデンサ412の電圧が所定のしきい値以上であるか否かが判断される。
C2コンデンサ412の電圧が所定のしきい値よりも低いと(S102にてNO)、S104にて、ECU160が、車両100のリレー112を開くなどの処理を実行して、バッテリ110からの放電を強制的に停止する。その後、C1コンデンサ411の電荷がゼロになれば、S106にてリレー406が開かれ、V2Hスタンド400における給電経路が遮断される。
一方、C2コンデンサ412の電圧が所定のしきい値以上である場合(S102にてYES)、V2Hスタンド400には多くの情報を車両100との間で送受信するために通信装置440を動作させるのに十分な電力が残っていると考えられる。したがって、この場合、車両100と通信装置440との間で種々の情報が送受信されて、以下の処理が実行される。
S108にて、ECU160が、エンジン132を運転することによって発電しているか否かを判断する。発電中であると(S108にてYES)、S110にてエンジン132が停止される。
また、S110にて、ECU160が、バッテリ110から放電中であるか否かを判断する。放電中でない場合(S112にてNO)、S114にて、ECU160が、緊急停止スイッチ420が操作されたときにエンジン100が運転されていたか、ならびに、車両100からの放電が停止されていたか等の情報を記憶する。
さらに、S116にて、車両100のECU160が、車両100のリレー112を開いてバッテリ110を車両100の電気回路から遮断するとともに、放電装置180を停止させる。
その後、S118にて、V2Hスタンド400においてC1コンデンサ411からトランジスタ430への給電が停止される。その結果、リレー406が開かれ、V2Hスタンド400の入力部402と出力部404とが電気的に遮断される。
また、S120にて、ECU160が、緊急停止スイッチ420が操作されたたときにエンジン100が運転されていたか、ならびに、バッテリ100から放電されていたか等の情報を記憶する。
以上のように、本実施の形態によれば、車両100からの給電を緊急停止すべく緊急停止スイッチ420がユーザによって操作されると、通信装置440がC2コンデンサ412から供給された電力で作動することによって、バッテリ110からの放電を停止させる放電停止要求信号を車両に送信することができる。また、時間の経過とともにC1コンデンサ411の電圧が低下することによって、最終的にはV2Hスタンド400における給電経路を電気的に遮断できる。このとき、給電経路を遮断する前に、放電停止要求信号を車両に送信することができる。よって、車両100においてバッテリ110からの放電を停止させてからV2Hスタンド400内における給電経路を遮断できる。そのため、給電経路が遮断された状態で車両100から放電するような状態を回避できる。よって安全性を高めることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 車両、110 バッテリ、112 リレー、130 モータジェネレータ、132 エンジン、140 減速機、150 駆動輪、160 ECU、170 充電装置、172 インレット、180 放電装置、200 充電スタンド、202 充電ケーブル、204 充電コネクタ、300 家屋、302 分電盤、304 電気機器、400 V2Hスタンド、402 入力部、404 出力部、406 リレー、408 電力線、411,412 コンデンサ、420 緊急停止スイッチ、430 トランジスタ、440 通信装置、450 整流回路、500 商用電源。

Claims (3)

  1. 車両に搭載されたバッテリから入力部に入力された電力を、前記車両の外部に対して出力部から出力する電力供給装置であって、
    前記入力部と前記出力部とを電気的に接続する第1の接続部と、
    前記第1の接続部と前記出力部と繋ぐ電力線に接続される第1のコンデンサならびに第2のコンデンサと、
    ユーザによって操作されると、前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサを前記電力線から電気的に遮断する第2の接続部と、
    前記第1のコンデンサから電力が供給されている間、前記第1の接続部に、前記入力部と前記出力部とが電気的に接続された状態を維持させる維持部と、
    前記第2の接続部が前記ユーザによって操作されると、前記第2のコンデンサから供給される電力によって作動して、前記バッテリからの放電を停止させる信号を前記車両に送信する送信部とを備え、
    前記第1のコンデンサは、前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサが前記電力線から電気的に遮断されてから前記送信部が前記信号を送信するまでの時間よりも長く電荷を保持し、
    前記第1の接続部は、前記第1のコンデンサから前記維持部への給電が停止すると、前記入力部と前記出力部とを遮断する、電力供給装置。
  2. 前記第1の接続部は、前記第2のコンデンサから電力が供給されると、前記バッテリと前記電力供給装置とを電気的に接続した状態を維持し、
    前記維持部は、前記第1のコンデンサから電力が供給されている間、前記第2のコンデンサから放電された電力を前記第1の接続部に供給する、請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 前記第2のコンデンサは、前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサが前記電力線から電気的に遮断された後、前記第2のコンデンサは、前記第1のコンデンサよりも長く電荷を保持する、請求項2に記載の電力供給装置。
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