JP2013187802A - センサ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バイト数やビット数の増加を最小限に抑えて、複数バイトを一パケットと確実に認識して情報伝送できるセンサ装置を提供する。
【解決手段】複数のデータバイト14を一パケット11としてセンサ10の測定値デジタル情報をマイコン12に伝送するセンサ装置において、各パケット11a,11bは、前記各データバイト14の同じビット位置に、隣接する前記パケット11相互で異なる状態となるチェックビット13を有し、マイコン12は、一パケット11として認識した前記各データバイト14の前記チェックビット13の状態が全て同じであるときに一パケット11を正常に受信したと判定する。
【選択図】図3
【解決手段】複数のデータバイト14を一パケット11としてセンサ10の測定値デジタル情報をマイコン12に伝送するセンサ装置において、各パケット11a,11bは、前記各データバイト14の同じビット位置に、隣接する前記パケット11相互で異なる状態となるチェックビット13を有し、マイコン12は、一パケット11として認識した前記各データバイト14の前記チェックビット13の状態が全て同じであるときに一パケット11を正常に受信したと判定する。
【選択図】図3
Description
本発明は、パケットでデジタル情報を伝送するセンサ装置に関する。
圧力センサ等からマイコンへ測定値を非同期デジタル信号で伝送するとき、パケットの伝送方式が用いられる。一のパケットは複数のデータバイト(例えば4データバイト)で構成され、一のデータバイトはデータを先頭のスタートビットと末尾のストップビットで挟んだ構成である。マイコンがスタートビットを検出すると、出力ボーレートと同じボーレートでデータビットを受信し、ストップビットを受信すると一データバイト受信を認識する。通常、電源投入後、マイコンは最初のバイトのスタートビットを認識すると、そこから所定のデータバイト数(例えば4データバイト)毎に一パケットと認識し、一式のデータとして処理を実施する。
ところが、マイコンが誤ってパケットの途中データバイトからデータを受信した場合には、本来のものとは異なる他の複数データバイト(例えば4データバイト)を一パケットと認識することにより、間違ったデータで処理を行うことになる。
このような問題に対応するものとして、ミラーデータを用いて一パケットが正しいかチェックしたり、複数ビットを用いてバイトの順序を認識できるようにしたりする技術がある(例えば、特許文献1参照)。また、スタートビットとストップビットに代えたビットを設けてバイト毎にIDを付与するようにした技術もある。
しかしながら、ミラーデータを用いる技術によれば、バイト数が増加するのみならず、複数ビットを用いてもデータ部分に順序が認識できるビットをさらに複数挿入する必要があるので、ビット数又はバイト数の増加が危惧される。また、バイト毎にIDを付与する技術によれば、各バイト毎に複数のビットが必要となり、バイト数が増えるに従ってビットが増加することになる。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、バイト数やビット数の増加を最小限に抑えて、複数バイトを一パケットと確実に認識してデジタル情報を伝送することができるセンサ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、複数のデータバイト(14)を一パケット(11)としてセンサ(10)の測定値デジタル情報をマイコン(12)に伝送するセンサ装置において、各パケット(11a,11b)は、前記各データバイト(14)の同じビット位置に、隣接する前記パケット(11)相互で異なる状態となるチェックビット(13)を有し、マイコン(12)は、一パケット(11)として認識した前記各データバイト(14)の前記チェックビット(13)の状態が全て同じであるときに一パケット(11)を正常に受信したと判定することを特徴とする。
この構成によれば、各データバイト(14)の同じビット位置に、隣接する前記パケット(11)相互で異なる状態となるチェックビット(13)が付与され、マイコン(12)は、一パケット(11)として認識した前記各データバイト(14)の前記チェックビット(13)の状態が全て同じであるときに一パケット(11)を正常に受信したと判定するので、一ビットを追加するのみでパケットの受信異常を検出することができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
図1に示す圧力センサ10は、車両のブレーキ系統などに用いられる油圧センサである。圧力センサ10は、マイコン12へ非同期デジタル信号をパケット11として出力する。
図2に示すように、パケット11は、8ビット程度で一バイトとしたデータをスタートビットSTとストップビットSPにより挟んで一組としたものを複数組(例示では四組)収容した構成を有する。
一パケット11の伝送に要する時間はTミリ秒(通常1ミリ秒位)であり、Tミリ秒の間隔で多量のパケットがマイコン12からの要求に依らず圧力センサ10から一方的にマイコン12へ伝送される。これが非同期デジタル伝送である。
マイコン12は、スタートビットSTを受信すると、出力ボーレートと同じボーレートで受信し、ストップビットSPを受信すると一バイト受信を認識する。
通常、電源投入後、最初のバイトのスタートビットを認識すると、そこから所定のバイト数(例えば4バイト)毎に一パケットと認識し、一つのデータとして処理を実施する。
図3は本発明のセンサ装置におけるデジタル情報の伝送方式を示すデジタル信号の構成図である。各データバイト14は、その任意の特定ビット箇所にチェックビット13を有する。図3には、データバイト14の先頭にチェックビット13を設定した例を示す。また、チェックビット13はデータバイト14の末尾であってもよい。チェックビット13は、データバイト14の先頭又は末尾であることが、マイコン12の演算処理上有利である。
一パケット11a内のチェックビット13は、0又は1の一方で全て同一の状態とし(図示では0)、そのパケット11aに隣接して続くパケット11bのチェックビット13は、0又は1の他方で全て同一の状態とする(図示では1)。そのため、連続するパケット11のチェックビット13同士は常に異なる状態となる。
このように構成したパケット11aの途中、例えば3−1バイト目から受信してしまった場合、パケット11aの3−1からパケット11bの2−2までの4バイトが一パケットと認識される。しかしながら、このときのチェックビット13の状態は”0,0,1,1”となり、全て同一の状態ではないので、マイコン12はこのパケットが正しいパケットではないとして異常検出することができる。
1−1バイト目から受信した場合は、認識された一パケットのチェックビット13の状態は”0,0,0,0”となり、全てのチェックビット13が同じ状態となるので正常な受信が行われたと判定される。
また、2−1バイト目から受信した場合は、認識された一パケットのチェックビット13の状態は”0,0,0,1”となり、異常検出される。
さらに、3−1バイト目から受信した場合、及び、4−1バイト目から受信した場合は、認識された一パケットのチェックビット13の状態はそれぞれ、”0,0,1,1”、 ”0,1,1,1”となり、いずれも異常検出される。
したがって、データバイト14の先頭バイト以外の途中バイトから受信した場合には、チェックビット13の状態は全て同一の状態とはならず異常検出可能である。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態のセンサ装置によれば、各データバイト14の同じビット位置に、隣接する前記パケット11相互で異なる状態となるチェックビット13が付与され、マイコン12は、一パケット11として認識した前記各データバイト14の前記チェックビット13の状態が全て同じであるときに一パケット11を正常に受信したと判定するので、一ビットを追加するのみでパケットの受信異常を検出することができるという優れた効果を奏する。
なお、本発明は、当業者の知識に基づいて様々な変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものを含む。また、前記変更等を加えた実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りいずれも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
例えば、上述の実施態様では車両のブレーキ系統などに用いられる圧力センサを例示したが、加速度センサなどのセンサでも実施可能である。
10 圧力センサ
11,11a,11b パケット
12 マイコン
13 チェックビット
14 データバイト
11,11a,11b パケット
12 マイコン
13 チェックビット
14 データバイト
Claims (2)
- 複数のデータバイト(14)を一パケット(11)としてセンサ(10)の測定値デジタル情報をマイコン(12)に伝送するセンサ装置において、
各パケット(11a,11b)は、前記各データバイト(14)の同じビット位置に、隣接する前記パケット(11)相互で異なる状態となるチェックビット(13)を有し、
マイコン(12)は、一パケット(11)として認識した前記各データバイト(14)の前記チェックビット(13)の状態が全て同じであるときに一パケット(11)を正常に受信したと判定することを特徴とするセンサ装置。 - 前記チェックビット(13)は、各データバイト(14)の先頭又は末尾に設けられることを特徴とする請求項1に記載のセンサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012052738A JP2013187802A (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012052738A JP2013187802A (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | センサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013187802A true JP2013187802A (ja) | 2013-09-19 |
Family
ID=49388857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012052738A Pending JP2013187802A (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | センサ装置 |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110493809A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-11-22 | 惠州Tcl移动通信有限公司 | 移动终端及其通信数据异常检测方法、计算机可读介质 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0440123A (ja) * | 1990-06-06 | 1992-02-10 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 画像データ伝送方式 |
WO2000014483A1 (fr) * | 1998-09-02 | 2000-03-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Detecteur de position |
JP2004034828A (ja) * | 2002-07-03 | 2004-02-05 | Denso Corp | 乗員保護装置の起動システム |
-
2012
- 2012-03-09 JP JP2012052738A patent/JP2013187802A/ja active Pending
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